【R-18】提督と大和【艦これ】
R-18描写あり閲覧注意。 提督と大和がHするお話です。
【未完成】
稀に更新するとかしないとか
うふふっ…
ぼんやりとした意識の中で、妖しさを醸し出す忍び笑いが木霊する。
喜色を含む声色。
その出処を探るべく瞼を開き視線を動かすと、寄り添うようにこの身にしなだれ掛かる美しい女性が蠱惑(こわく)的な眼差しを浮かべ俺を見詰めていた。
どこかはっきりとしない朧げな視界。そこに映り込んだ存在に未だ夢の中を彷徨っているのだと理解する。
「提督…」
俺の隣に腰掛けていた女性はそう耳元で囁くと、濡れ色をまぶした吐息が甘い香りに微熱を乗せてじっとりと頬を撫で上げていった。
絡まる腕には女を主張する膨らみがしっかりと押し当てられ、その柔らかな感触を伝えてくる。
この豊満な肉体を使った暴力の前に、俺は道理の境界線を見失ったらしい。
高まる興奮に衝き動かされる色情が不義を働き、おもむろに彼女の唇を奪っていた。
しかも罪悪感を感じるどころか、道を踏み外したこの行為をいとも容易く受け入れてしまっている。
だがそれは獣欲を抑えきれずにいたのが、自分一人ではないからだろう。
先日、航空戦艦への改装を経て益々武威を輝かす大和が、普段であれば決して見せることのない媚態を示しているのだ。
うっとりとした表情を浮かべながら自ら進んで舌を絡ませてくる。
鼻先を擦り合わせ唇を食み続ければ、紡がれる微かな嬌声。
本能に突き動かされたかのように享楽にふける大和の姿。こんな都合の良い状況が現実に起こる筈がない。
俺は夢の狭間に漂うその感覚の中で、ただ欲望を満たしたいがために彼女の躰に手を伸ばしていった。
「んっ…♡」
服の上からでもその大きさを伺わせる胸へ指を這わせると、柔らかく沈み込んだ先端に伝わる、とくん、とくんと打ち鳴らされる彼女の鼓動。
この母性の塊とも言える魅惑的で大きな乳房。俺が抗えない衝動から水平服を手前でとめる金ボタンに指を掛けたその時だった。
「申し訳ありません。紅茶に何か入っていたみたいです…」
戸惑うように告げられた彼女の言葉。僅かにながら意識を取り戻した俺につい先程までの情景が蘇ってくる。
そうだ、これは現実だ。
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昼を過ぎたにも係わらず、食事を取らずに部屋から出る気配のない俺を気に掛けたのか、苦言を呈するために執務室を訪れた大和。
「提督。きちんと休息を取るのも大切なお勤めの一つですよ」
「大和には心配を掛けてばかりだな」
「そう思われるのであれば行動で示して下さい。提督は大和がお止めしなければいつまでもお仕事に夢中になってしまうのですから。さあ、こちらへ」
大和が不意に見せた愛いらしい振る舞い。ぷくりと頬を膨らませる仕草に思わず力が抜けてしまった俺は彼女の促すままにソファへと腰掛けた。
「すぐにご用意しますね」
持ち込んだカートから取り出した御盆をテーブルの上に置き準備を進める大和。その優美な所作に俺はいつも見惚れてしまうのだ。
「今日のお茶請けは初めて見るな」
「はい。昨日、顔を見せた武蔵からのお土産です」
「武蔵が立ち寄ったのは聞いている。久々に顔を見たかったが演習が重なるとはタイミングが悪かったな」
その言葉を聞いてくすりと笑う大和。
「武蔵も会いたがっていましたよ。一緒に紅茶の茶葉をもらったのでお飲み物はそちらを用意しました」
「であれば大和もどうだ。自分一人が休んで君を隣に立たせているのはどうにも気が引けてしまう」
「では、ご一緒させて頂きます」
俺が声を掛けるのは毎度の流れだ。彼女も誘われる事を最初から分かっているのだろう。手際良く準備が進められていった。
外は春を前にしたまだ肌寒い陽気だが、昼下がりの光が差し込む部屋は温もりに包まれている。
そんな穏やかなひとときを彩るふんわりと軽い口当たりのブッセは、一口噛めばバターの香りがとろけ出し幸せと共に広がっていく。そんな少し強い甘みをさっぱりとした紅茶で落ち着かせる至福の時間を堪能していった。
全てを平らげた俺が瞼を下ろし穏やかな陽射しに一息ついたところで、大和が再び紅茶を注いでくれている。
コトリと目の前にカップを置く音がした。
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「提督…」
再び俺を現実へと導く声。
「恋のまじないのいわれがある貴重な茶葉だから殿方と…。提督と飲むようにと別れ際に武蔵が言っていたんです」
そういうことか…。きっとこれは媚薬のたぐいだろう。
「大和の不注意からこんなことになってしまいましたが、その…お辛はくないですか?」
頭の中で事情を理解したところで、躰の内側から溢れ出す欲望が治まる気配はない。
目の前に存在する美しく端正な顔に豊満な躰。そんな彼女に見詰められるだけでも呼吸が荒くなっていくのを実感する。
「だめだ…。君を見ているだけでやましい思いが湧き上がってしまう。このままここに居ては自分を止められそうにない。大和は部屋に帰った方がいい」
その言葉を聞いて出口に向かう大和。
そうだ、それでいい。
少しづつ遠く離れていく足音を頼りにするのは、瞼を閉じていなければ劣情を抱いてしまうからだ。そんな時、ガチャリと音が鳴った。
思わず目を見開いた俺の瞳に映るのは、扉に内鍵を掛ける大和の後ろ姿。女性らしい丸みを帯びたヒップラインからスラリと伸びるカモシカのような足が艶かしい。
そして振り向きざまに大和が漏らした言葉に衝撃が走った。
「いえ、帰りません」
そう告げた彼女は再び俺の隣に腰掛け、そのままにじり寄るように間を詰めて密着すると、指を這わせて俺の全身をまさぐり始める。
「提督、とても窮屈そう…♡」
パンパンに膨れた逸物がズボンを押し上げテントを張っているのを見つけ嬉しそうに撫でる大和。
「や、やまと…」
「ウフッ♡ なんですか?」
「後は自分で処理をするつもりだ」
薬の影響がどれ程持続するのかは不明だが、射精寸前の勃起した興奮状態なら達するのは容易いはずだ。そんな俺が放った気力を振り絞ったなけなしの一言が結果的には仇となる。
「大和は提督のお役に立ちたいんです」
「くっ…」
「動いてはダメですよ…♡」
何とかこの場から逃げ出すために立ち上がろうとした俺を軽く押え付ける大和。彼女は艦娘最強の存在として名を馳せる大和型だ。艤装の力を借りるまでもなく太刀打ちなどできる筈もない。
「今、楽にして差し上げますね」
そう言って俺のズボンのファスナーを下ろしていく大和。
噛み合っていた金属がチリチリと音を立てながら押し開かれ、彼女の指に絡め取られた逸物が股間からにょきりと姿を見せる。
既に赤黒く怒張した肉棒はいつも以上に硬く反り返り、痛みにも似たドクン、ドクンと脈打つ感覚と共に、鈴口の先端からは先走りの汁が溢(あふ)れていた。
「御立派です♡」
カチカチになった男根を握り締めながら目尻を下げて嬉しそうに呟くと、絡めた指でゆっくりと扱き始める大和。
熱を帯びた肉棒にひんやり伝わる体温の心地の好さと五指の動き。自涜(じとく)とは比べ物にならない感覚に俺は呻きにも似た声を漏らしてしまう。
やがて鈴口の先端で膨らみ続けた先走りの珠が弾けると、重力に引かれた水玉が糸を垂らして落ちていく。
そう。それは一瞬の出来事だった。
「あぁ…、もったいない♡」
その言葉と共に舌を延ばして雫を受け止めた大和。そのまま彼女が俺の肉棒を咥え込む。
不意に訪れた湿り気を帯びた温かくて柔らかいモノに鬼頭が包まれる感覚。強烈な刺激に躰を硬直させた俺は頭を仰け反らせながらあっという間に精を吐き出していった。
ドピュッ、ドピュッ、と大量の白濁液が大和の口の中へと注がれていく。何度となく昇ってくる快感に頭の中が真っ白に染まっていた俺だが、一頻(ひとしき)りの射精を終えると呆けたように天井を見上げている自分に気が付くのだった。
Twitterアカウントの復旧はもう無理そう
データ移行できたらいいのにね
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