2024-09-09 22:23:14 更新

概要

時雨が主人公で冬から始まり数多くの季節を堪能するお話です。

提督は一部セリフ有りかもしれません。
提督(台詞無し)を自分に当てはめてみたり。


前書き

この娘は重くはないのです。
糖分過多になるくらいな感じで

・クリスマス
・スキー場にて


時雨とクリスマス



「提督、クリスマスシーズンだね。メリークリスマス。…え、僕にプレゼントかい?…ありがとう♪」

「今ここで開けても良いかい?…え、駄目?……そう…でも、ありがとう」


「え?…どうしたの提督?…白露型のみんなを集めてほしい?…そう、わかった。それで…何をするの?……秘密?…うん、それじゃ」




「提督、クリスマスパーティー…楽しかったよ。ありがとう」

「……あっ、そうだった…提督…ちょっと待ってて」


「大丈夫、すぐに戻って来るから…」

「え?心配する必要はないだろって…?提督、まさか僕のこと…どうでもいいとか思っているのかい…?」


「…違う?…そう、なら…信頼してる証…?そ、そう…なら、良いけど。うん…ありがと」


「じゃあ、行ってくるね」





「はい、クリスマスプレゼント…わっ、提督…急に抱きついてこないでよ…」

「え?…嫌なのかって…?そんなわけ…ないじゃないか」


「勿論ここで開けちゃ駄目だからね…分かったかい?…そう、なら…良いんだけど」

「うん?…この僕に激励かい…?そんな大層なもんじゃ無いって?…そう、ありがとう…ん?…何だい?」


「これは…提督のコート?…夜は冷えるから…?これを僕にくれるのかい…?ありがとう…でも、良いの?これは予備だから大丈夫?

そう…なら、良いか」


「じゃ、また明日」



・・・


「ん?…夕立、どうしたんだい?ホラー番組を見る?…皆で?そう…良いけど、夜眠れなくなっても知らないよ?」



◆  ・・・フタサンマルハチー消灯及び就寝時間


コンコン


「…」


ギイィィィ


「…っ」

「て、提督…その、今夜は…一緒に寝ても…良い、かな」


「なぜって、聞かれても…えぇと…夕立に誘われてホラー番組を見たんだけど…明日が出撃の日なのは分かってたんだけど…」

「出撃の前日はコンディションに影響するから夜更かし駄目…?うん…分かってたんだけどさ…断りきれなくてね…あはは」


「なにか隠してるのは分かってる?…いや、気の所為じゃ…無いかな…え?僕が目を逸らすのは何かやましい事がある証拠だから…?

いや…そんなことは…え?どうせ断る気は無かっただろって…?うん…やっぱり提督には敵わないね。…ごめん」



「うん…おやすみなさい」



◆  ・・・マルロクサンマルー起床



『提督…何だい?僕にプレゼントかい?…指輪?この僕にかい?…ありがとう♪』


『提督、今夜は…二人で……』



・・・



「う…んぅ、誰だい…?僕の幸せの夢の…続きの邪魔をするの…は、っ!?…て、提督っ!?何で同じベットに…」


「あ、そっか…昨日は一緒に寝たんだっけ…ちょっと、恥ずかしいかな…」

「っ…何でも、何でもないよ…!?」


・・・


「うん…恥ずかしかったけど…いつかは、あの夢のように」



◆  ・・・ヒトナナマルマルー艦隊が哨戒より帰還


「艦隊が帰還したよ。…この勝利、僕の力なんて些細なものさ。この雨と…そう、提督のおかげだよ」

「わっ…提督、急に頭を撫でないでよ…ビックリするじゃないか…まぁ、悪くは無かったけど…」


「提督、アレを…夕日が、あんなに赤くて…。提督、綺麗で…そして何故だろう、少し、寂しいね。…提督?」

「提督も寒いの?…そう、流石に、冬にこの服装は寒いね……あ……提督の手も冷えてるね」

「うん、そうだね…早く執務室に戻って、暖炉で温まろう」



・・・



「提督?…どこへ行くの?…炬燵を出す?…そう、炬燵には蜜柑があるといいね。……あ…我儘だった?…ごめん」

「…別に気にしなくていい?…そう、提督は優しいね。いってらっしゃい」


「ふぅ…それにしても、今年は一段と寒いね…夕立にマフラーを貰って来ようかな…」



・・・



「提督、呼んだ?…炬燵を出すのを手伝ってほしい…?良いけど、艤装を展開してもいいかい?…あ…駄目だった…?」

「ただ支えてくれるだけでいい?…そう、よいしょ…やっぱり重たいね。…提督?…付いて来い?……うん、分かったけど。」


「これは…蜜柑かい?…わざわざ用意してくれなくても、良かったのに…でも…ありがとう」

「え?…用意してなきゃ駄々こねるだろって?…いや、提督…僕ももう子供じゃないんだからさ…流石に…駄々はこねないよ…」































時雨とスキー場



「提督、スキー場に行こう」


「急にどうして…だって?…えぇっとね、この…雑誌に乗ってたんだけど…ちょっと気になってね。」

「提督はスキー、したことあるの?…スノーボードなら?…そう…スノーボードは…興味無いかな…」


「って、提督!?そんなに悲しそうな顔をしないで!?」



「誰と行くつもりか…って?えぇと、白露型のみんなと………」







「……できたら、提督も…一緒に……なんて、わがままだったよね……ごめん………ぇ」



「スキーも少しかじったことがあるから、有給とって休もうか?……って…ぇ……良い、の…?」


「……っ!……ふふっ………ありがとう」




「もちろん…提督が、教えてくれるんだよね…?」



・・・



「……提督…すごいね。……一面真っ白だよ………あっ…こら、夕立…はしゃぎたいのは分かるけど、人がいっぱい居るから……」


「……行っちゃった…はぁ……全く、困った妹たちだよ。…ねぇ提督、提督もそう思う…よ、ね?」



「てっ…提督!?…どこに行ったの…?ま、まさか…雪に、埋もれたとか……いやいや…流石にそんな……って、あ…」


「…………提督……と、夕立、夕立を連れ戻しに行ったんだね。…良かったぁ……」


「え?そんなに慌ててどうしたのか?……って…な、何でも無いよ……さ、さぁ…それよりも提督、スキー、教えてよ。」



「まず、みんなが集まってから……って、みんな集まってると思うんだけど。」


「…白露がいない……って、ええ!?…白露!どこに行っちゃったの!?」



「ああ…白露、戻ってきたんだね……良かった。」



・・・




後書き

時雨は一番可愛い。異論は認める

なお、作者はここの提督同様、スキーはしたことがない模様


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Feb_102さんから
2023-12-30 21:35:27

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Feb_102さんから
2023-12-30 21:35:29

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: Feb_102 2023-12-30 21:35:24 ID: S:HiZQMs

うーん、平和ですねぇ

2: 白朱鷺admiral Mk2 2024-01-04 18:10:06 ID: S:h1EZ-N

一波乱、欲しくないですか?


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