ハッピーヴァレンタイン
バレンタインデーの横須賀鎮守府。
自分へのバレンタインチョコも作ったし、久しぶりに…
初めて会話文のみで構成してみたけど楽しい
夕張「アムロさん、どうぞ!」
アムロ「これは…チョコレートか?」
夕張「あれ? そっちではバレンタイン無かったんですか?」
アムロ「バレンタインデー自体は知っているさ。 しかしそれとチョコレートに一体何の関係が?」
夕張「え、バレンタインってチョコを渡す日じゃないんですか?」
アムロ「俺としては恋人同士で過ごしたり、主に男性側が女性にプレゼントを送る日という認識だが…」
夕張「恋びっ…!?///」
アムロ「こちらでは違うのか?」
夕張「…ギ」
アムロ「ぎ?」
夕張「ギニ゛ャ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛!?!?///」
アムロ「どうした夕張!?」
夕張「ああああの! 義理! 義理ですから!!///」
夕張「失礼しましたー!!///」ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
アムロ「どこに行くんだ夕張!!」
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アムロ「という事があったんだが…」
提督「…何をやっているんだアイツは。」┐(´д`)┌ヤレヤレ
アムロ「彼女には聞けなかったが、こちらのバレンタインデーは俺が考えているものとは違うのか?」
提督「こっちの世界…というより、日本の場合は少し違うな。」
提督「日本では女性から男性にチョコを贈る日というのが一般的な認識だ。」
提督「昔は思いを寄せる相手に贈っていたらしい。近年では普段お世話になっていたり友人として親しい男性相手に贈る義理チョコ、友人相手に贈る友チョコ、逆に男性から女性相手に贈る逆チョコなど、チョコレートに込められる意味は多岐にわたる。」
提督「少々雑な表現にはなってしまうが、要は親しい相手にチョコレートを渡す日だな。」
アムロ「つまり、日頃の感謝を込めたプレゼントということか。」
提督「そういうことだ。」
アムロ「しかし、何故チョコレートなんだ?」
提督「日本のお菓子メーカーがチョコレートの宣伝をする為にバレンタインデーを利用したら、それが浸透していったらしい。」
提督「“バレンタインデーは想い人にチョコレートをプレゼントしてみよう”…とな。」
アムロ「なるほど。 平和な日本らしくて実にいいじゃないか。」
提督「因みに、想いを寄せる相手に贈るチョコレートは本命チョコと呼ばれているぞ。」ニヤニヤ
アムロ「からかうなよハヤト。」ハハハ
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明石「で、逃げてきちゃったんだ?」アキレ
夕張「…///」プシュー
由良「でも頑張ったじゃない! ねっ?」
五月雨「そうです! 夕張さんはがんばりましたよ!」
夕張「そうかなぁ? 変だと思われなかったかなぁ?」
大井「ヘタレだとは思われたかもね。」ハッ
夕張「ぐふっ」_(┐「ε:)_
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神通「あの、コレを…」
克「神通さん?」
神通「あなたにはいつもお世話になっていますから。 よかったら食べてください。」ニコッ
克「!」
克「ありがとうございます! 大切に食べさせていただきます!///」
神通「フフッ。 他の方々にはナイショですよ?///」
世の提督達に幸あれ by作者
ほぼ1年ぶりの執筆がコチラ。
Twitterアカウントでログインできなくなったのが昨年5月。書きかけの作品たちへの別れを心のなかで済ませてようやく立ち直れました。
バレンタインを過ぎたって?
自分に作ったチョコを食べ終わるまではバレンタインデーなんですよ。
アムロ「エゴだよそれは」
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