園田智代子

同級生で、アイドルで、彼女

初めての彼女とお城みたいな……なんて言われる建物でふたりきり

親には友達の家に泊まると伝えてある

園田と付き合って3ヶ月目の今日、俺は園田とセックスをする

下校中、園田といっしょにドラッグストアに行ってコンドームを買った

……見栄を張ってLサイズのやつを買った

そしてそのまま、そういうことをするためのホテルへ向かう

ホテルの入り口を前にして、心臓が破裂しそうなくらいに忙しくなる

……いざホテルに入ってみると、人がいない

エロいことをする場所だけあって、そういう配慮なのかな……

というか高校生同士だし、受付の人がいたら何か言われてたかもしれない

園田といっしょにパネルを見ながら部屋を選んで、いよいよ園田とするんだなって……お金はどこで払うんだろう？

とりあえず、園田とふたりで部屋まで行くと精算機があった

思ったより高い……けど、園田のためなら惜しくはない

「あの、えっと……ですね……」

……顔を赤くしてもじもじする園田がかわいい

「……泊まったり、とか……どう？」

園田の発言で宿泊に即決した

別に園田と一晩中したいとかじゃなくて、園田とお泊りできるのが嬉しかった

……正直に言うと園田と一晩中できたらいいなとも思ったけど、園田を性的な目だけで見たくないのも本心だった

無事に宿泊でチェックインに成功して、部屋に入って最初の光景はいきなりベッドに飛び込んではしゃぐ園田だった

「ベッドすごいよー！おっきい！！」

……なんて言ってた園田だったけど、足をばたばたと動かしてるせいで見えてしまった

黒だった

黒といえば大人のエロい色だと思ってた

園田がそんな大人の下着を履いてることに興奮して勃起してしまった

「あっ……もしかして見えてた、よね……？」

「粗末なものをお見せして申し訳ない……」

……勃起したのが園田にバレた

園田は粗末なんて言ってたが、時々チラっと見えてたおパンツより明らかに高いやつだと思った

ただ……園田の前で勃起したのが恥ずかしくて、逃げ込むようにお風呂へ向かった

シャワーを浴びて、入念に体を洗って……チンコは特に入念に洗った

……これから園田とするんだと思ったら、洗ってる最中に萎えてしまった

……あんまり園田を待たせるのも申し訳ないし、そろそろ出ないとな

脱衣場でパンツを履く……前に、萎えたせいで被った皮をまた剥いておくことにした

園田に包茎だと思われたくないし……

そして、パンツだけで園田のいる部屋へ戻る

「あ……つ、次！私！！シャワー！！」

……園田はカタコトで喋りながら浴室へ行ったが、ばっちり俺の股間を見てたのは気のせいじゃないと思う

園田もエロいことに興味とかあるんだな……なんて考えてると、シャワーの音が聞こえてきた

……今は園田がシャワーを浴びている

扉1枚向こうに裸の園田がいる……

意識すればするほど緊張感も高まってきて、色々と萎縮してしまう

……萎縮しすぎてせっかく皮を剥いてたのに包茎に逆戻りしてしまった

普段は園田のパンチラや透けブラですらガチガチに勃起してたのに、これからすることを考えたら緊張しすぎてぜんぜん勃たない……

……水音が止まった

……そろそろ園田が戻ってくる

園田も下着でだけで戻ってきたりしないかな……とか考えて、さっきの黒パンツとセットのブラを着けてる園田を妄想してしまう

……めちゃくちゃエロいのに勃たない

ひとりで焦ってる間に、とうとう園田が戻ってきた

「……お、おまたせ……？」

戻ってきた園田はバスタオルで前を隠しただけで、なにも身につけていなかった

「……私だけ裸じゃ恥ずかしいよ」

肌色しかない園田がエロすぎて心臓が破裂しそうなくらい興奮してるのに、相変わらず俺の股間は無反応……

それでも園田だけ裸なのは不公平だし……俺も、覚悟を決めてパンツを脱ぎ捨てた

「ぁ……」

園田はしばらく真っ赤な顔で俺の股間を見つめていた

……皮を被ったまま縮こまっているチンコを思いっきり凝視されるのは、恥ずかしすぎて死にそうだった

園田は俺の股間を見つめたまま、不意に自らの肌を隠していたバスタオルを落とした

園田の幼い顔立ちとは裏腹に大きい、とにかく大きい

下の毛もしっかり生えてた

……エロかった

見た瞬間に勃起した

「えっ、ぁ……すご……」

……園田は俺が勃起する一部始終を最初から最後まで見つめ続けてた

ちゃんとズル剥けになるのをアピールできて安心したせいか、緊張よりも興奮が勝ち始めた

ぶっちゃけ触らなくても射精しそうだった

園田に見られてお腹に張り付くくらい元気に勃起してる

見栄剥きなんて必要なかった

「ほんとに……しちゃうんだ……」

「や、優しくしてね……？」

……ふたりでベッドに座る

ついに、園田とのセックスが始まってしまった

買ってきたコンドームの箱を開けて……中に入ってたのは四角いアレじゃなくて、丸いやつだった

その丸いやつの中身……ついに、コンドームとの初対面

「……着けてみていい？」

……園田が乗り気なのがなんかエロい

園田にコンドームを着けてもらうことになったのはいいものの、お互い初めてで着け方がよくわからない……

丸まってる状態からくるくる下ろしていく……

合ってるはずなのに、亀頭で引っかかってそこから先に行けなかった

結局1個目は着けられないまま、2個目を開封することになった

2個目を使っての再挑戦は、さっき引っかかった亀頭を無事に越えることができた

いちばん太い部分を越えたからか、園田の手でコンドームがくるくると順調に下がっていく

コンドームが竿の半分まで下りてきた……ところで、園田に触られてるのが気持ちよくてやってしまった

びゅっ、びゅるっ、びゅっ、びゅっ……

「えっ、うそ……えっ……？」

……出てしまった

「出ちゃったねぇ、あはは……」

園田の手の中で射精するのは気持ちよかったし、突然のことに戸惑う園田はかわいかったけど……それ以上に暴発したのが恥ずかしくてしかたなかった

着ける途中で役目を終えてしまったコンドームを外すと、中には大量の精液……

「いっぱい出たねぇ……」

……園田も初めてなのに精液の量がわかるんだろうか？

とはいえ、俺もこんなに出したのは初めてだと思う

この量を園田の中に出せてたら気持ちよかっただろうな、なんて考えてしまった

……出したばかりなのに真上を向くほどに元気を取り戻した

「あっ……もう1回、できそう……？」

顔を赤くしながら聞く園田がかわいい

さっきと違って、園田とすることを考えるだけで勃起する

……ぶっちゃけ何回でもできそうだと思った

3個入りのコンドーム、最後の1個を開封した

もう失敗はできない

園田に触られてたらまた暴発する可能性があったし、今度は自分でコンドームを着けることにした

園田に見守られながら、コンドームをくるくると下ろしていく

3度目の正直でついに装着できた……はず

思ったより圧迫感がキツいし長さも足りてない気がするけど、着け方間違ってたりしないよな……？

……というか、今日は園田にめっちゃチンコ見られてる気がする

「えっ……ご、ごめん！そんなに見てな……」

「見てな……見て、ました……はい……」

……とにかく、装着することができたからにはついに園田との初体験……の、はずだった

俺は園田を押し倒して、そのまま挿入しようとした

……でも、入らなかった

園田の陰毛の下あたり……

ぬるぬるしてすこし凹んでる部分に押し当てて、擦り付けてみても……まったく入って行かなかった

園田のぬるぬるが出てるのはここだし、場所は合ってると思うけど……ぜんぜん入る気配がなかった

「……合ってる、から……もっと、こう……ぐいっと……やってみたり、とか……？」

……擦ってるのが気持ちいいのか、園田の雰囲気がエロい

俺だって園田に挿れたいし、園田の言う通りにしてみても……やっぱり滑って入らない

……ぬるぬる滑ってるの、全部園田のなんだよな

思いっきり園田に押し付けても、ぬるぬる滑って……

……気持ちよくて……我慢、できな……

びゅっ、びゅるっ、びゅっ……

「えっ……ぁ……出ちゃった……？」

……結局、園田に擦り付けてるだけで出てしまった

「でも、その……私も気持ちよかったよ！」

……気持ちよさそうにしてたし、園田の言ってることは嘘じゃないんだと思う

でも……コンドームを3個とも使い切って、俺は童貞卒業に失敗したのは変わらない

そう思っていたけど……

「……まだできたりとか、する……？」

「もう全部出しちゃったよね？……そのまま、いいよ」

そのまま……？

コンドーム無しでってこと……だよな？

園田に、生で……

アイドルの園田智代子に生で入れられる……

……俺の童貞卒業と園田の処女を貰うのをコンドーム無しでするって考えたら、2回も出したばかりなのに勃起した

「……したい、ってことで……あってる？」

……またしても包茎からズル剥けになるのを園田に見られた

ついでに園田を押し倒すのも2回目になった

園田に勃起したものを押し付けて、擦り付けて……

……やっぱりぜんぜん入る気配もない

それでも園田が気持ちよさそうにしてるのを見てるだけでも興奮するし、ときどき園田がはにかんでくれるのも幸せだった

「んっ、ふぅ……っ……！」

園田に覆いかぶさって何度も擦り付けてるうちに、ついに……入った

先っぽだけとはいえ、ついに園田の中に俺のが……

そのままゆっくり押し込んでみても……園田にチンコを潰されるんじゃないかってくらい締め付けられて、なかなか奥に進めない

「……まだぜんぶ入ってないよね？」

……全部どころか、まだ亀頭しか入ってなかった

「さいごまで、したいから……おねがい……」

園田は苦しそうにしてたけど、やめたくなかった

頼まれたから……だけじゃなくて、俺だってどうしても最後までしたいのは同じだった

なるべく園田が痛くないように、とにかくゆっくり……

……何分かかったかわからないけど、やっと園田の奥まで挿入することができた

俺のチンコは3分の2くらいしか入ってないけど、もうこれ以上は入らないんだと思う

単純に園田のが小さいから挿入するのが難しかったんだと思う

……入ったはいいけど、やっぱり締め付けがすごい

チンコ潰れちゃうかもしれない……

「ぜんぶはいった……？」

……俺が園田の体に覆いかぶさってるから、園田の声が耳のすぐ側から聞こえる

「おっきいからたいへんだったねぇ……？」

俺が初めてなのに大きさとかわかるんだろうか？なんて思ったけど……

「……はじめてがきみでよかったなぁ」

びゅる……びゅるっ、びゅるっっ、びゅっ、びゅっ……びゅるっ……

園田の言葉を聞いた瞬間、出てしまった

絶対さっき出したのより濃いのが出てたと思う

3回目の射精なのに、なかなか精液が止まらなかった

快感が強烈すぎて、園田の中に出し切ってからも動けなかった

……というかチンコがぜんぜん萎えなくて、園田から抜けなかった

……そのままくっついてると、どちらからともなくキスをした

唇が触れあうだけなのに気持ちよくて、2度、3度と繰り返して、4度目からは俺と園田の舌が絡みあった

園田の舌が柔らかい、なんとなく甘い気がする

……あとめっちゃおっぱいが当たる、めちゃくちゃ柔らかい、大きい、髪の毛から良い匂いがする

びゅ……びゅる……びゅっ、ぴゅっ……びゅ……っ……

園田とキスしながら、幸せの絶頂で4回目の射精をした

……2回目の中出しだったのに、まだ出したいと思った

園田ともっとしたい……園田のことで頭がいっぱいだった

「いた……っ……」

園田から声が漏れた

無意識に腰が動いていたらしい

「動かなきゃ平気だから……ごめんね」

謝るのは俺のほうだった

園田にも気持ちよくなってほしいのに、つい夢中になって自分のことばっかり……

園田が痛くないように、ただ繋がったまま抱きあって……ときどきキスして、息継ぎして、またキスをする……

びゅっ、びゅっ……びゅる……

それだけなのに、勝手に精液が漏れるくらい気持ちよかった

射精しても園田と繋がったまま、抱き合ってキスし続けて……

びゅる……びゅっ……

……キスしてるうちに、また精液を漏らしてしまった

園田の痛いくらいの締め付けも、気がつけばただの快感になっていた

園田と何回もキスをして……時々さり気なく園田のおっぱいを触ったりして……

びゅ………………っ……

何度出してもうなにも出なくなったのに、またすぐに勃起する

……ぴゅる……っ…………っ……

……勝手にびくびくと体が震えてしまう

園田と繋がったまま触れ合ってるだけで、不意に気持ちよさの絶頂がくる

もう何回目かもわからない絶頂で、もうなにも出ないのに気持ちよかった

放課後から始まった園田との初体験だったけど、終わるころには空が明るくなり始めていた