おつかい穂乃果
短編です
穂乃果が絵里におつかいを頼まれます
某日 アイドル研究部 部室
海未 「穂乃果いますか?」
穂乃果「何?海未ちゃん?」
海未 「今、穂乃果1人ですか?丁度良かった。絵里が穂乃果におつかいを頼みたいそうです」
穂乃果「絵里ちゃんが?別にいいよ。で、穂乃果は何を買ってくればいいの?」
海未 「それで絵里からこんなものを預かってきました」ヨイッショ
穂乃果「箱?いるもの、いらないもの?何に使うの?」
海未 「私と二人でおつかいに必要なものを確認して欲しいそうです」
穂乃果「只のおつかいなのに?」
海未 「はい。絵里からの要望です」
穂乃果「そうか・・・でも、確認ってどうするの?」
海未 「穂乃果がおつかいに必要だと思う物を上げていって下さい。判断は私がします」
穂乃果「よくわからないけど、兎に角やってみよう」
穂乃果「まずは鞄」
海未 「それは必要ですね。でも、もっと大きな鞄を用意をして下さい。その程度の大きさでは数日分しか着替えが入りません」
穂乃果「着替え?着替えが必要なの?お買い物だよね?確か・・・」
海未 「次、いきましょう。穂乃果」
穂乃果「・・・」
穂乃果「じゃ、次はスマホ。これはネットみたり、連絡を取り合ったりするから必要だよね」
海未 「それはいりません。どうせ圏外ですから」
穂乃果「圏外!?おつかいってご近所じゃないの?穂乃果のおつかいって何処なの?」
海未 「穂乃果、次いきましょう」
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果のお話し聞いて」
穂乃果「そうだな・・・あ!生徒手帳なんてどうかな?やっぱり学生だし、身分証にもなるし」
海未 「それはいりません。身分証はこれがあります」
穂乃果「パスポート!?海外?穂乃果のおつかいって外国なの?海未ちゃん、穂乃果は何処におつかいに行くの?」
海未 「穂乃果、次です」
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果とお話ししよ?」
穂乃果「えーじゃこれは?靴。絶対必要だと思うけど・・・」
海未 「これは必要です」
穂乃果「ほっ」
海未 「ですが、森に入ったら、役に立ちませんのでこれも持って行って下さい」
穂乃果「森!?今、森に入ったらって言った?で、何、これは?」
海未 「雪上用のブーツです」
穂乃果「雪上って言ったよね!穂乃果、雪国に行くの?雪国ってどこ?」
海未 「これも絵里から穂乃果に渡して欲しいと」
穂乃果「絵里ちゃんは穂乃果に何をやらせたいの?え!?猟銃所持許可証?」
穂乃果「・・・」
海未 「・・・」
穂乃果「海未ちゃん・・・絵里ちゃんは穂乃果に何処におつかいに行って欲しいの?」
海未 「まず、ロシアへ飛んで下さい」
穂乃果「ロシア!?」
海未 「現地についたらガイドがいますから指示に従って下さい」
海未 「今、ロシアでは人食い熊が出現して懸賞金が掛けられてます。穂乃果は現地のハンター達といっしょに人食い熊を狩って下さい」
穂乃果「できるわけないよぉぉぉ!」
海未 「最悪、熊狩りは現地のハンターの任せて良いそうです」
海未 「熊を狩ったら、その肉を使って、熊ジャーキーを作って下さい」
穂乃果「熊ジャーキーなんてあるの?」
海未 「絵里の好物だそうです」
穂乃果「何で穂乃果がやらなきゃいけないの?」
海未 「穂乃果、絵里に何か言いませんでしたか?」
穂乃果「・・・・あ!」
穂乃果「たまには大自然で羽を伸ばしたいって・・・」
海未 「それです」
海未 「絵里からの伝言です
海未「おもいっきり羽を伸ばしてらっしゃい。熊ジャーキー、楽しみにしてるから」
穂乃果「♪~がんばれぇぇぇ!負けるなぁぁぁ!力の限り生きてやれぇぇぇ!・・・(ToT) 」
海未 「あなたが、絵里の背中に『わたしの♡ ほのか』なんて張り紙を貼るからぁぁ!」
穂乃果「ウケると思ったからぁぁぁ (T_T) 」
おわり
元ネタが昔から好きでいつかこの2人で書いてみたいと思ってました
ネタは幾つかあるので、要望があれば書いてみたいですね
お詫び
一部の読者様に続きがあると勘違いさせてしまいました。
この話はこれで終了です
『おつかい穂乃果』の続きは書くかもです
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