穂乃果「DVD鑑賞だよ」ことり「おわかりいただけだろうか」
真夏の夜はホラーですね。
希の思いつきで催されることになったDVD鑑賞会。それに巻き込まれる絵里達
盛り上がる彼女達に思わぬ恐怖が・・・
穂乃果 「たいくつだね」
海未 「唐突ですね」
穂乃果 「暑いね」
海未 「そうですね」
穂乃果 「暑いときはどうれすればいいかな?」
海未 「普通は窓を開けて、風通しを良くして空気を循環させれば良いと」
穂乃果 「初めにエアコンって発想が来ないところに悪意を感じるよ」
海未 「穂乃果、冷凍マグロで殴られてると痛いらしいですよ。きっと身も心もひんやり、あの世に行けますよ」
穂乃果 「ごめんなさい、穂乃果が言い過ぎました」
にこ 「何、2人で漫才してるのよ」
穂乃果 「にこちゃん、居たんだ」
にこ 「いたわよ、さっきから2人の他愛のない話、聞いてたわよ」
穂乃果 「暑いときどうしたらいい?」
にこ 「藪から棒ね」
にこ 「月並だけど、この時期怪談じゃない?」
穂乃果 「怪談!いいね!怪談やろう!」
にこ 「あ、食いついた」
花陽 「・・・」
ことり 「・・・」
凛 「・・・」
真姫 「・・・」
絵里 「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
穂乃果 「あーみんなの視線が痛い・・・」
希 「それなら、これ見る?」
海未 「DVDですか?」
タイトル「ほんとうにあった呪いのビデオ」
凛 「でかい釣り針にゃ」
真姫 「ほんと。穂乃果が一発で釣り上るわね」
花陽 「どんな話しなの?」
希 「簡単にいうと投稿されてきた心霊映像を紹介して、特に怪しい映像を検証をしていくんよ」
ことり 「面白いの?」
希 「うーんどうかな?人によってはおもろいと思うよ。一応、本物っていう前提やし・・・」
「本物!?」
穂乃果 「はい!はいはい!私見たい!」
希 「はい、穂乃果ちゃん決定」
花陽 「私、血とかは・・・」
希 「血は無いよ。あくまでも心霊映像だから」
ことり 「じゃ、私もみたい!」
希 「はい、ことりちゃんも決定」
海未 「それなら、私も」
希 「はい、海未ちゃん決定」
にこ 「そうね、少し興味あるし私も見るわ」
希 「ようこそ、にこっち」
凛 「ちょっと怖いけど凛も!」
希 「ウェルカム凛ちゃん」
花陽 「凛ちゃんが見るなら私も」
希 「花陽ちゃんも決定っと」
希 「後は真姫ちゃんとえりちだけやで?」
絵里 「・・・希、DVDを何処で見るの?部室は・・・」
希 「私の家でいいやん」
絵里 「でも私達は学生だから夜遅くまで・・・」
希 「60分しかないよ?」
希 「真姫ちゃんはどうする?」
真姫 「私は興味ないわ」
希 「まぁ、無理には誘わんよ」
にこ 「ははぁ~真姫は怖いんだぁー」
真姫 「なっ!」
凛 (にこちゃん、その釣り針もデカすぎるにゃ・・・)
花陽 (真姫ちゃんが回避する姿が想像できないよ・・・)
希 (タイミングといい、仕掛けといい、にこっち、釣り師やな)
にこ 「良いのよ真姫。希も無理に誘わないって。怖いのに無理しなくていいからね♡」
真姫 「はっ?そんなわけないでしょ!」
穂乃果 (もう少しだね)
海未 (わかりやすい煽りですよね)
ことり (にこちゃんの背中に大漁旗が見えるよ)
真姫 「いいわ!私も見る。いい?希!」
にこ (ニヤッ)
真姫を除いた全員 (ヒット!)
希 「もちろん、歓迎するよ♪~」
希 「あと、えりちだけだけどどうする?」
絵里 「・・・」
穂乃果 (迷ってるね)
海未 (無理もありませんが・・・)
希 「結局、えりち以外、皆来るみたいやから、えりちも来る?」
海未 (希、仕掛けましたね)
ことり (これって絵里ちゃんの逃げ道塞いだだけだよね?)
絵里 「希は何で、コワイDVDを借りてきたの?」
希 「退屈凌ぎにお店行ったら、たまたま見つけて」
絵里 「何で、学校に持ってきたの?校則違反よね?」
希 「帰りにお店に返そうと思って」
絵里 「だったら、もうDVD見てるんでしょ」
希 「タイミング合わなくて見れてないんよ」
絵里 「見てないのに返すの?」
希 「貸出期間が今日までだから」
絵里 「何でタイミングが合わなかったの?」
希 「1人で見るのも何かなって思ってん」
絵里 「何で学校に持って来たの?」
希 「えりち戻ってるよ」
絵里 「・・・」
希 「・・・」
絵里 「・・・」
希 「・・・」
希 「皆で見ようと思って」
絵里 「やっぱり、そうなんじゃない!」
希 「いやー穂乃果ちゃんが絶妙なタイミングで振ってくれて助かったわぁ♪~」
絵里 「ほぉ~のぉ~かぁ~!!!!!!!」
穂乃果 「えっ!、あたし?!」
希 「まぁ、えりち落ち着こう。コワイDVDは1人で震えながら見るより皆でワイワイ騒ぎながら見るのが面白いんよ」
希 「皆でお菓子を食べながら、皆で怖がりながら、悲鳴を上げながら」
希 「私だって、こんなん、1人で見たないよ。ほんとは2,3人ぐらいのつもりだったけど、いつの間にか8人や」
希 「それでもいや?」
希 「えりちが怖いんなら、無理には誘わんよ・・・」
絵里 「電気消さない?」
希 「消さんよ」
絵里 「驚かさない?」
希 「そんなんせんよ」
絵里 「意地悪しない?」
希 「なんもしないよ」
絵里 「・・・なら行く・・・」
絵里を除いた全員(何、このかわいい生き物・・・)
希 自宅
希 「しかし・・・皆、買い込んだな。60分しかないんよ?」
穂乃果 「ははは、つい」
海未 「ポテチ開けますけど、何味が良いですか?」
穂乃果 「私、のりしお」
ことり 「私、コンソメがいいな」
凛 「凛はバター醤油」
花陽 「ウーロン茶いる人は?」
にこ 「ちょうだーい」
希 「コップ足りてる?」
希 「じゃ、そろそろ始めるよー」
絵里 「希の隣がいい・・・」
希 「ええよ、えりち、おいで」
海未 「これがギャップ萌えってやつですね!」
ことり 「海未ちゃん、変だよ?」
上映スタート
海未 「すでに音が怖いのですが・・・」
真姫 「何かあっても責任はとらないですって」
にこ 「お祓い済ませてあるらしいから大丈夫じゃない」
絵里 「のぞ、のぞ、希、何かあるって、何があるのぉぉぉぉ・・・」
希 「えりち、落ち着こうな。まだ始まってないで」
穂乃果 「あ、はじまった」
ナレーター 「この投稿ビデオは・・・・」
ことり 「あ、この女の子かわいい♡」
凛 「幾つぐらいだろう?」
海未 「5歳ぐらいですかね?」
ことり 「嘘・・・鏡の中の女の子がこっち睨んでる・・・」
リピート
ナレーター「おわかりいただけただろうか」
凛 「うわ、ほんとにゃー」
花陽 「・・・」ガタガタ
穂乃果 「普通に怖いね・・・」
ナレーター 「この投稿者は・・・・」
真姫 「よく夜中にこんなところに行けるもんね」
にこ 「リア充爆ぜろ・・・」
花陽 「ひ、人が走ってきたー」
にこ 「普通の人でしょ」
真姫 「どこの真夜中に走りまわるが人がいるのよ」
海未 「皆、夜中に人が追いかけてくることの異常さに気づきましょう」
リピート
ナレーター「おわかりいただけただろうか」
穂乃果 「げ、この人、頭がない?!」
ことり 「うわー」
凛 「凛、間違いなく全力疾走にゃ」
真姫 「ここ廃病院なんでしょ・・・なんで夜に行くのよ・・・」
にこ 「ふん、リア充への天罰ね」
希 「えりち、お茶飲む?」
絵里 「・・・飲む」
ナレーター「この映像は・・・」
花陽 「今度はエレベーターの中だね」
にこ 「エレベーターって不気味よね」
希 「あーわかるわぁ」
にこ 「夜に人と乗り合わせるのが怖いよね」
穂乃果 「何も起こらないね」
海未 「何、言ってるんですか足元見て下さい」
ことり 「ひっ!赤ちゃんがいる!」
にこ 「何、最後の。幽霊のカメラ目線って」
穂乃果 「最後、わかりやすかったね」
ナレーター「この投稿映像は・・・」
穂乃果 「今度は何かな♪~」
海未 「心霊映像に何をワクワクしてるんですか・・・」
凛 「かよちん、怖くない?」
花陽 「凛ちゃんがいるから大丈夫だよ」ニコ
希 「ホームパーティーみたいやね」
花陽 「楽しそうだけど何も映ってないね」
希 「そろそろ来るんとちゃう?」
海未 「人ですね。ベッドの下に」
にこ 「普通に幽霊より怖いんだけど・・・」
リピート
ナレーター「おわかりいただけただろうか」
海未 「普通に人の顔ですね」
にこ 「単なる不審者じゃない」
ことり 「でもぉ、あの隙間に人って入れるかな?」
凛 「幽霊ってはっきり見えすぎても怖くないにゃ」
絵里 「・・・」ギュウー
希 「よしよし」
穂乃果 「皆で見ると思った以上に盛り上がるね」
海未 「普通、1人で見ようと思いませんからね」
花陽 「1人じゃ絶対見れないけど、皆となら大丈夫だよ」
真姫 「お菓子も減り方が早いわ」
ことり 「つい、手が伸びるもんね」
穂乃果 「絵里ちゃん、大丈夫?」
絵里 「大丈夫よ・・・」
絵里を除いた全員(とても大丈夫には見えません・・・)
ナレーター「投稿者は・・・」
海未 「今度は絵馬のようですね」
希 「何処の神社やろ?」
真姫 「明治神宮ですって」
にこ 「普通、死ねなんて絵馬に書く?あくっ!?」
ことり 「ひっ!?」
真姫 「きゃっ!?」
凛 「!?」
花陽 「・・・」ヒシ
穂乃果 「うわっ!?」
海未 「・・・」ビク
希 「!?何、顔?」
絵里 「・・・」ポリポリ
リピート
ナレーター「おわかりいただけただろうか」
凛 「わー人の顔にゃー」
にこ 「カメラ、ガン見じゃないのよ!」
穂乃果 「絶妙なタイミングだね」
海未 「心臓に悪いです・・・」
真姫 「思わず声が出たわよ・・・」
ことり 「アップはやめてぇ~」
希 「油断してたなー」
花陽 「・・・」グス
絵里 「・・・」ポリポリ
希 「えりち、大丈夫やった?」
絵里 「・・・」ポリポリ
絵里 「・・・」ポリポリ
絵里を除いた全員(食に逃げたか・・・)
ナレーター 「我々の元に1本の投稿映像が送られてきた。その中身を確認した我々はそこに映し出された不可解な映像。
詳細を確認する為、投稿者に会うことになった」
ナレーター 「投稿者とは都内某所で会うことになった」
投稿者 「あの映像は友人が送ってくれた映像なんです。友人は都内の学校に通ってるんですけど・・・」
ナレーター 「我々が取材を進めていくと投稿された映像はある学園内で撮影されたものであることが判明した」
穂乃果 「ねぇ・・・これってうち学校に似てない?」
海未 「モザイクが入ってますから、よくわかりませんね」
にこ 「変なこと、言わないでよ・・・」
ナレーター 「我々は情報を得る為に近所に聞き込みを開始した」
穂乃果 「え、え?これって、うちの近所だよ!」
ことり 「映ってるの穂乃果ちゃんの家だね」
証言者A「そうだね・・・昔はこのあたりも・・・」
穂乃果 「おじさん!なにやってるの?」
ことり 「○○おじさんだよね?」
海未 「間違いないと思います」
証言者B「あんた達、このあたり嗅ぎまわってるそうだな・・・」
希 「・・・」
真姫 「希、どうかしたの?」
希 「大家さん・・・」
ナレーター 「取材を進めていく中、投稿された学院の不穏な噂を耳にした」
女子生徒A 「その学校に姉が通っているんですが・・・」
穂乃果 「・・・」ポカーン
海未ことり(どうみても雪穂(ちゃん)ですね)
ナレーター 「しかし我々の取材中、投稿者の○○さん(仮)が失踪してしまった」
花陽 「投稿者、いなくなっちゃたの?」
にこ 「なんかヤバい雰囲気ね」
凛 「zzzz」
ナレーター 「失踪した投稿者を行方を追う内に投稿者と親しい友人のバイトの先輩の知り合いに辿りついた」
海未 「それって知り合いっていうんですか?」
穂乃果 「遠いよ!」
投稿者の友人のバイトの先輩「あの学園のことは知ってるわ。最近は(ピー)が人気だから、有名になったわね
の知り合い あ、そこに最近、友達になった子がいるんだけどね、その子が(ピー)のリーダーをやってるの
最初はチッ、生意気とか思ったんだけど、実際に会ってみたら、何、天使?
目の前にマイエンジェルがいるのよ。もうね!目をキラキラさせて、思わずに拉致ちゃって
最初はおどおどしたんだけど、慣れてくるとその子との距離が近くなって、こっちがドキドキ
したわよ。お持ち帰りして監禁しゃちゃおうかと考えたんだけど、流石に世間の目って
あるでしょ?だからその時は諦めたんだけど・・・
投稿者の友人のバイトの先輩「レッスン始めるよ、ツバサ」
の知り合いの友人①
投稿者の友人のバイトの先輩「何をやってる、ツバサ」
の知り合いの友人②
にこ 「今のって・・・」
花陽 「にこちゃん、その先は言わないで!」
凛 「監禁とか言ってなかったかにゃ・・・」
真姫 「ここのスタッフ、個人情報とか隠すつもりないわね・・・」
海未 「目にモザイク入れて、名前を隠しているのに、何故、最後に名前を出しているのでしょう」
ことり「もうワザとやっているにしか見えないね・・・」
穂乃果「これって、私のことだよね・・・?」
全員 「・・・」メソラシ
穂乃果「何か言って欲しいな・・・」
ナレーター 「取材を進めていく中、我々はある仮説を立てた。それは次の通りである」
ナレーター ① 数年前にある女子生徒が問題の学園に通学していた
② なんらか理由で女子生徒は命を落とした
③ 女子生徒の死は一部の地域の噂のみに留まった
④ しかし、女子生徒の怨念が今も残留し、投稿者に霊症を引き起こした
ナレーター 「なお、この女子生徒が学院内で自殺したことやいじめの事実は我々の取材で見つけることは
できなかったことを学院の名誉の為に付け加えておく」
ナレーター 「それでは投稿された映像をご覧頂こう、なお、この映像は視聴した者に霊症を引き起こす・・・」
にこ 「警告って出てんるだけど・・・」
花陽 「霊症を引き起こすって書いてあるんですが・・・」
海未 「あくまでも可能性ですよ・・・可能性」
ことり「そうだぁ~可能性感じたんだぁ~♪・・・」ボソリ
真姫 「悪い予感しかないわよ」
凛 「フラグにゃ」
希 「どうする?」
全員 「どうする?」
穂乃果 「何で私に聞くの?」
5
4
3
2
1
凛 「うわぁー始まったにゃー」
全員 「えっ!・・・」
穂乃果 「これって・・・」
ことり 「私達だよね?」
花陽 「これいつもの屋上ですよ」
凛 「でも、誰が撮ったの?」
海未 「いつ頃のでしょう?」
希 「9人いるから夏以降やね」
穂乃果 「じゃ、最近だね」
希 「随分と凝ったカメラワークやな」
穂乃果 「え、希ちゃんが隠れて撮ったんじゃないの?」
希 「レッスンしながらカメラを撮るなんて起用なことできんよ」
希 「仮に撮ったとしても皆の許可無く、友達に送らんよ」
真姫 「今、ノイズが・・・あ、また」
花陽 「ノイズが激しくなってきたよ」
凛 「あれ?女の子にゃ?」
ことり 「え?いつ来たの??」
にこ 「ウチの制服着てるから生徒じゃない?」
真姫 「おかしいわよ、あんな近くにいてなんで誰も気づいてないの?」
にこ 「というか、あの娘、何しようとしてんのよ!」
ことり 「え?柵に上がったよ!嘘!飛び降りるよ!!」
穂乃果 「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
全員 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
真姫 「おかしいわよ!あんなで近くで飛び降りて、誰も気づいてないの!」
海未 「・・・」
凛 「またノイズ・・・」
にこ 「ちょっと待って何か別なものが映ってない?」
ことり 「人かな?よく見えない」
全員 「何、これ?」
映ってる何か「・・・・」
映ってる何か「見てるの?」
映ってる何か ニヤ
映ってる何か「その顔、忘れない・・・」
END
全員「・・・」
全員「きっ!」
全員「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
穂乃果「何、何、今の??」ガタガタ
ことり「忘れないって、忘れないって・・・」 ガタガタ
にこ 「お、お、おおおおちつきなさい。ただの作りものよ」
海未 「あのー皆さん。お話したいことがあるんですが・・・」
真姫 「何よ!早く言いなさいよ!」ガタガタ
海未 「私達を撮ったのは誰なのか・・・ずっと考えていました」
ことり「誰かが隠し撮りしたんじゃないの?」
海未 「私も最初はそう考えていました」
海未 「ですが、それではおかしいのです」
海未 「映像を見るとカメラのアングルは多岐に亘っています」
海未 「普段、私達が使用している屋上を思い出して欲しいのです」
海未 「あそこは身を隠せる場所が極端に少なく、仮に隠れながら撮影した場合、右方、右後方の2点が限界です」
海未 「ですが映像を見ると前方(正面)、左方、左後方、後方の全てのアングルが確認できます」
海未 「真姫、正面を撮影する場合、カメラの位置は何処になりますか?」
真姫 「それは当然・・・あ!」
海未 「たぶん、皆も気づいたと思います。カメラの位置は正面になります」
海未 「普段、私と絵里は正面に立って指導する機会が多いですから」
海未 「撮影者は私達の左右か前になります」
海未 「仮に背面に回り込んだ場合、私達の背面とは・・・転落防止の柵があります」
海未 「当然ですが私達の背面に誰が回り込めば気配に気付きます」
海未 「ですが、最も重要なのは、身を隠していない撮影者に当日誰も気付かなかったのかという点です」
海未 「以上の点から言えることは」
海未 「あの映像が撮影された日、見えない誰かが私達の近くにずっといたということです・・・」
全員 「・・・」
希 「あ、えりち、えりちは大丈夫か!」
穂乃果「絵里ちゃん?絵里ちゃんは何処に行ったの!」
凛 「あ、これ!手紙があるよ!」
手紙 「もう無理!おうち帰る!! 絵里」
穂乃果「何時、帰ったのかな・・・」
希 「うちらが絵馬のやつ見てた時はまだ居ったから、それ以降やな」
穂乃果「じゃ絵里ちゃん、このこと知らないんだ・・・いいな・・・」
絵里を除く全員 「今日の勝ち組は絵里(ちゃん)だな・・・」
希 「皆、そろそろ帰る?」
全員 「・・・」
希 「今日、泊まりたい人」
全員 「はい!」
希 「じゃ、ピザでも取ろうか」
数日後 夕方 学院内
「あの・・・μ’sの高坂さんですよね?」
穂乃果「はい、高坂ですけど」
「よかったぁ、ファンなんです。応援してます」
穂乃果「ありがとう、ライブ見に来てね」
「・・・はい、なるべく行くようにします」
穂乃果「じゃ、握手」
「はい」
穂乃果「うわ、冷た!」
穂乃果「冷え症なの?」
「そんな感じです」
穂乃果「大変だね。じゃもういくね、ありがとう!」
「応援してます」
穂乃果「ありがとう!!」
「ずっと近くで応援してますね・・・顔は覚えましたから」
おわり?
おわりました。
当初予定していたものよりホラー要素が強くなりました
ご存じ方も多いと思いますが『ほん呪』の有名なエピソードの数点を抜粋してます
より臨場感を味わいたい方は本編もご覧になってみて下さい
まさかこれの二次があるとは思ってませんでした。
絵馬のは当時本気でびっくりした記憶があります。
こえーよ
こえーー、けど面白れーw
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全部観たことある映像だから想像しやすかった
あら、やだ。
こんな、小娘どもに私の愛しの彼を寝とられるなんて。
.......絶対に許さないわ。
このビッチ共を必ず一人残らず始末し・て・あ・げ・る❤
せいぜい、後に気を付けることね。
うふふ..........おーほっほーー
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↑はい?
※47
どうした?