八幡「一色が俺にあざとさを見せてくる意味がわからない」
pixivに投稿したものをこちらでも公開しようと思い投稿しました!いろはす好きには是非見てほしいです。俺ガイルfesに参加しますので会った方よろしくお願いしますw
水曜日(奉仕部)
八幡「一色が俺にあざとさを見せてくる意味がわからない」
雪乃「この男は何を言っているのかしら…シスコンだとは知っていたけれどまさかペドフィリアまで兼ね備えていたとはね。悪い方向に関してはハイスペックね」
八幡「おい雪ノ下、せめてロリコンといえロリコンと。ペドフィリアとかより変態っぽくて嫌なんだけど。しかも一色はロリじゃねぇだろうが」
雪乃「なら訂正の必要は無いわねペド谷君?ペドフィリアは思春期の異性に対する好意を示す言葉だから問題はないわ」
八幡「はいはい、参りましたよ流石ですユキペディアさん」
雪乃「最初から素直に認めればいいのよ。チンパンジーにも満たないような知能で考えようとするからロクな反論も出来ないのよ。そもそもあなたのような存在が私のような人間と同じ空間に居れることだけでも感謝が絶えないというのにまったく敬意を感じないわね…(ry」キラキラ
八幡(うわぁ、無駄にいい笑顔で楽しそうに人を罵倒しておられる…流石は大魔王の妹だな)
雪乃「中身だけでもゴミのようなものなのに目まで腐っているなんt」
コンコン
雪乃「どうぞ」
八幡(切り替えが早すぎる)
ガチャッ
一色「せんぱーい、可愛い後輩が遊びにきましたよー」
八幡「可愛い後輩?どこだそいつは、もう後輩でもいいから養ってもらうために告白して振られるまである」
一色「振られちゃうんですか…でも可愛い後輩の私は振りませんよー?」
八幡「はいはい、あざといあざとい」
一色「可愛いのは否定しないんですねー」
八幡「まぁ可愛いからな…見た目だけは」
一色「もしかして告白のつもりですか?ごめんなさい気持ち悪いです特に目が…ほんとに無理です近寄らないで下さい」
八幡「また勝手に振られたし…なんかいつもより返しが酷い気がするんですが」
一色「そんなことないですよぉー」
キャピルンッ☆
八幡(なんなの?なんで一色まで毒舌になってんの?雪ノ下菌なの?比企谷菌と同じでバリア効かないの?ナニソレコワイ)
八幡「…なんか用があったんじゃないのか?」
一色「あ、そうだった!今度の日曜日にデートしましょうよ!」
八幡「は?」
ガラガラ
結衣「やっはろー!」
一色「だーかーらーデートですよっ!せんぱい!」
結衣「デート!?」
八幡(ガハマさんなんでこんなタイミングで来るのかなー空気読むのが得意だったはずなんだけどなー…はっ!もしかして空気を読んだうえで来たのか!?ガハマ恐ろしい子!!)
雪乃「私の聞き間違いでないのならデートと言ったのかしら?それともデッドを言い間違えてしまったのかしら?」
八幡「ナチュラルに死の宣告をしないでもらえませんかねぇ」
雪乃「あら?化けて出たのかしら?幽霊谷君」
八幡「勝手に殺すな。死んでるのは目だけだ」
結衣「やっぱり目は死んでるんだ…」
アハハ…
一色「じゃあ決まりですね!千葉駅に10時でいいですか?」
八幡「じゃあって今の会話のどこに俺が行く要素が入ってたんだよ」
一色「いいじゃないですかー、どうせ暇なんですからっ♪」
八幡「いやいや、めちゃくちゃ忙しいし?プリキュア見たり小町を見たり戸塚とか戸塚とか戸塚を想像したり!」
一色「ではさっきのとおりでよろしくお願いしますねー失礼しましたー」
ガラガラ
八幡(一色いつのまにあんなスルースキルを…やりおるな)
雪乃「こんな男とデートだなんて一色さんが可哀想だわ…」コメカミオサエ
八幡「誘ってきたのあっちだろうが。可哀想なのは俺だよ」
結衣「ヒッキー押しに弱すぎー」プンスカ
八幡(なんでこいつは怒ってんだよ勘違いするだろうが)
雪乃「もうそろそろいい時間だし終わりましょうか」
八幡「やっと終わったか。さぁ帰ろう!待ってろ小町今すぐに行くからな!」
結衣「でた…シスコン」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガチャッ
八幡「たでーまー」
オカエリー
八幡「おう小町。帰ったぞ」
小町「おかえりお兄ちゃん!およ?なんかいい事あった?」
八幡「は?なんで?」
小町「勘っ!」
八幡「い、いや?なんにも無いし?普通のぼっちライフだったし?」
八幡(なんでこいつはこんなに鋭いんだよ!将来絶対浮気バレるな…小町と結婚したら浮気なんてしないけどね!)
小町「結衣さんに聞いてみよーっと」
八幡「あ!ちょ…」
小町「やっぱりなんかあったんだね?」
フフフー
八幡「お前、ハメやがったな!?」
小町「お兄ちゃんはちょろいですねー」
\ユーガッタメール/
小町「あ、メール返ってきた」
八幡「いつの間に送ったんだよ!」
八幡(こいつこういう時の行動力がすごすぎるだろ…)
小町「ふぅ~ん。いろはさんかぁあの人グイグイくるもんね!…結衣さんと雪乃さんもあのくらい積極的ならなぁ(ボソッ)」
八幡「んぁ?なんか言ったか?」
小町「なんでもないよーだ!それよか服装とか考えなきゃねー」
八幡「いつものでいいんじゃねーの?デートとか言ってただの買い物の荷物持ちさせられるだけなんだからよ」
小町「はぁ…ここまで鈍いと小町将来が心配だよ。とにかくちゃんとした服装で行くこと!いい?」
八幡「わーったよ。つか腹へったから飯食おうぜ」
小町「全くお兄ちゃんのせいでこっちが緊張するよ!」
八幡「すまんな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
日曜日
八幡(なんでこんなに時間経つの早いんだよ。デートの約束してから由比ヶ浜と雪ノ下の態度も素っ気ないし…俺絶対悪くないよね?全部一色のせいだ。コンパクトに畳んでリサイクルに出しちゃうぞ!いろはすだけに!)
八幡(つかあいつ遅くね?まだ1時間前だから仕方ないけどさ、べ、別に楽しみで早く来すぎたわけじゃないし?俺の中の紳士の部分が出ちゃっただけなんだからね!」
ママーナニアノヒトーミチャイケマセン!
八幡(やべっ、いつの間にか心の声出ちゃってたのか…)
アッ!イタイタ
一色「せんぱーい!」
八幡「おう」
一色「むぅ…それだけですかぁ?」プクー
八幡「は?」
一色「普通女の子の服装を褒めるもんですよー?特に私みたいな可愛い女の子なら尚更です!これ、デートの常識ですよ!」
八幡「いや、俺デートしたことないから知らないし。これだってどうせ荷物持ちさせられるんだろ?あとあざとい」
一色「やっぱり可愛いのは否定しないんですね」フフッ
八幡「くっ…このゆるふわビッチが」
一色「ところでどのくらい前から待ってたんですか?」クビカシゲ
八幡「お前ここぞとばかりにあざとさを出してくるな…1時間前からだ」
一色「えっ」
一色「そんなに楽しみだったんですか?てか1時間前とか正直きもいです無理ですごめんなさい」
八幡「なんで俺待っててあげたのに振られなきゃいけないんだよ。」
一色「どこ行きます?」
八幡「もはや振ることに何も感じないのかこいつは」
一色「いい加減うるs…はやく行きましょーよー」
八幡「もう隠す気ないよね?それ?…どこに行くんだ?」
一色「考えてなかったんですか!?デートに行くのに行くところ決めてないとかポイント低いです」
八幡「お前もポイント制なのかよ…小町といい一色といい俺はポイントカード持ってねえっての」
一色「はぁ…もういいですせんぱいに期待した私が馬鹿でした」
一色「まだお昼は早いですしカラオケでも行きませんか?」
八幡「カラオケか、別にいいけどよアニソンしか歌えねぇぞ?俺」
一色「え、せんぱい歌うんですか?」
八幡「なんでお前の歌をずっと聞かなきゃならんのだ。コンサートかっての」
一色「さぁさぁ行きますよー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ラーラーラ~♪
八幡「お前歌上手いんだな」
一色「まさか口説いてるんですか?無理ですごめんなさい。結構歌には自信あるんですよー?」
八幡「じゃあ俺も歌うか」
プリッキュア!プリッキュア!マックスハーート!~♪
一色「歌はちょっとあれですけど結構上手いんですねー似合わないです」
八幡「いっつもプリキュア見ながら歌ってたからな。あと俺は基本高スペックだ」
一色「あー自分で言っちゃうあたりが残念ですけど生徒会の仕事も結構できてたし否定はできないですねーそうなるとやっぱり目が腐ってるのが惜しいですね」
八幡「おい褒めるのか罵倒するのかどっちかにしろよ!前半聞いててちょっと喜んだ俺の心を返せ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アリガトウゴザイマシター
一色「楽しかったですね!せんぱい!」
八幡「疲れた…」
一色「そろそろいい時間ですしお昼ご飯食べましょう!」
八幡「どこで食うの?サイゼ?それかサイゼ?まさかサイゼ!?」
一色「サイゼでいいですよもう」
一色「奢ってくださいね!」
八幡「あぁいいぞ」
一色「せんぱいのケチ!…え?いいんですか!?」
八幡「まぁ一応デートだしな、楽しくないわけでも…ない…し」
一色「え?なんですかぁ?聞こえないですぅ」クスクス
八幡「奢らないぞ」
一色「あー!ごめんなさい!嘘ですよ!聞こえてました!せんぱいは捻デレですねぇ」
八幡(なんで知らぬ間に捻デレ浸透してるんだよ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
イラッシャイマセー
一色「…あとはーこれとこれ!」
八幡「」
一色「せんぱいは頼まないんですか?」
八幡「じゃあミラノ風ドリアで」
一色「それだけですか?体壊しますよー」
八幡「誰のせいだと思ってんだ。てかお前頼みすぎなんだよ絶対食えねーだろ」
一色「私って結構食べれるんですよぉ」
八幡「さいですか」
オマタセシマシター
一色「おいしそー」キラキラ
八幡(まぁこの笑顔が見れたからいいか!…と普通なるところだがこいつの場合素か演技かわからんから素直に喜べない)
八幡「んじゃあ食べるか」
一色「はいせんぱい、あーん」
八幡「は?」
一色「はやく口あけてくださいよー」
八幡「なんでだよ!」
一色「じゃあいいですよ、今から号泣しますけどいいですか?」
八幡「おいやめろただでさえ低い社会的地位がどん底に落ちるから」
一色「あーん」
八幡「ぅあ、あーん」///
ヒョイッ パク
八幡「」
一色「あれれー?期待しちゃいましたー?」
八幡「」
一色「せんぱい?」
八幡「」
一色「じょ、冗談ですよ!あーん」
八幡「もういい…おうちかえる」グス
一色「えいっ!」
八幡「!?もごごっ」
一色「おいしいですかぁ?」
八幡「お前なぁ…まぁおいしいけど」
一色「良かったです!」ニコ
八幡(今の笑顔は素の笑顔だとわかった。こんないい顔できるなら普段からそうしてりゃいいのにな」
一色「こんな顔せんぱいの前でしかしたことないですよ」コソッ
八幡「そ、そうか」///
八幡(こういうところがずるいなコイツは)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
一色「服見たいです!」
八幡「わーったよ」
イラッシャイマセー
一色「これかわいー!あ!これもいいなぁー」キャッキャッ
八幡「楽しそうだなお前」
一色「せんぱいどうですか?似合います?」
(優しい色合いが一色の亜麻色の髪によく似合っている。正直すごく可愛い)
八幡「そうだなー世界一可愛いぞ?」
一色「言い過ぎですよーていうかなんでそっぽ向くんですかー?」
八幡(見せられるわけねぇだろ!多分今俺の顔めっちゃ赤いぞ熱いし)///
一色「もしかして照れてますー?じゃあこれ買ってきますね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
一色「あ!せんぱい!ゲーセンですよゲーセン!」
八幡「見てみるか?」
一色「はい!ゲーセンってなんでこんなにワクワクするんですかね!」
八幡「まぁ一種のギャンブルみたいなところあるからな、少ない金でいいもん取れたり」
一色「もー、せんぱいは夢がないですねぇ目だけじゃなく頭も腐ってるんですか?」
八幡「目は腐ってるが頭は腐ってn」
一色「せんぱい!プリクラ撮りましょうよ!」
八幡「あ?人の話遮っといてなんだよ。そんなイケイケリアリアな筐体に近づきたくないんだが」
一色「いいじゃないですかーデートしてるんですから私達もイケイケリアリアの一員ですよぉ?」
八幡「わかった…撮りゃいいんだろ」
一色「やった!」
一色(もしかしたらイケメンなせんぱいが見れるかも?)
フレームヲエランデネ!
イクヨー? ハイ!チーズ
ウマクトレタネ!スキナヨウニカコウデキルヨ
一色(まずはせんぱいの目をー修正してーっとできた!何これ葉山先輩にも負けないくらいのイケメンがいる…目だけでこんなに変わるなんて他の人には見せられないな)///
八幡「いつまで加工してんだ?あんまし過ぎると別人になるぞー」
一色「別人になっちゃいました」
八幡「?え、これ俺なの?」
八幡(そこには紛れもなくイケメンが写っていた)
一色「このプリクラ誰かに見せちゃダメですよ?せんぱいと私だけの秘密です!」
八幡「見せねえよ、変な誤解されても困るしな」
一色「あーパンさんだー」
八幡(約束させといて聞いてねーし、ん?パンさん?)
一色「せんぱーいこれとってください」
八幡「雪ノ下がみたら血眼になるな」
一色「デート中に他の女性の話するのはダメですよー取ってくれなきゃ全校集会で名前呼びますから」
八幡「全校集会とかシャレにならんかなやめろ。ぼっちにとっては公開処刑だぞ」
ガタンッ!
一色「せんぱい!ありがとうございますぅ!」
八幡(あれから3000円使っちまったよ…パンさん重すぎるだろ)
一色「ふふふー」ニコニコ
八幡(こいつがたまに無意識でする笑顔が凶悪なくらい可愛いから質が悪いな)
一色「せんぱい?どうしたんですか?」
八幡「な、なんでもねぇよ。ほら行くぞ」
一色「あ!待ってくださいよーせんぱーい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
一色「せんぱいなんでこの時間に海にきたんですか?」
八幡「まぁ見てろ」
一色「これは…綺麗な夕日ですねー」
八幡「俺の知る限りここが一番夕日が綺麗に見える場所だ。俺の千葉愛なめるなよ?」
一色「こんなとこ知ってるってせんぱいには似合いませんね」クスクス
八幡「なぁ一色、なんでデートなんてしたかったんだ?」
一色「葉山先輩の練習台…いえ、本当はせんぱいが好きだからですかね」
八幡「ん?んんっ!?お前好きって言ったか!?」
一色「せんぱいキョドり方がキモいですよー」
一色「好きって言いましたよもちろんlikeじゃなくてloveですよっ♪」
八幡「お前葉山が好きだったんじゃねーのかよ」
一色「んー、好きだったのかよくわかんないです」
八幡「は?」
一色「前までの好きっていう感覚と今の好きっていう感覚が違うんですよねーなんだか今の好きの方が本物?っていう気がするんです」
八幡「お、おう…」
一色「ってことで付き合いましょう♪」
八幡「もう一度聞くが本当に今のその気持ちが本物だって感じてるのか?」
一色「はい、せんぱいと一緒にいると素の自分でも素じゃない自分でも幸せなんですよね不思議です」
八幡「俺もお前と一緒にいると…なんだ?上手く言えねえけど居心地は悪くない…かな」///
一色「照れてるせんぱいキモいです!」
八幡「でもまだ俺は怖いんだよこの一歩を踏み出すことで周りや守りたかったもんが変わっちまうんじゃねーのかって」
一色「別に今すぐ返事しなくてもいいですよ?」
八幡「え?どういうことだ?」
一色「これからそんな迷いがなくなるくらいメロメロになるまでアタックしますんで!覚悟してくださいね?」
八幡「ま、前向きに考えときます…」
八幡(一色のあまりの積極的さについつい敬語になっちゃったじゃねぇか)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
一色「この辺でいいですよー」
八幡「そうか、気を付けて帰れよ」
一色「さよならせんぱい!大好きですよー」
八幡「はいはいあざといあざとい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
八幡「たでーまー」
小町「おかえりっお兄ちゃん!で、どうだったの?デートは?」
八幡「別に普通だよ普通」
小町「うーそだーだってお兄ちゃん顔赤いよ?」
八幡「え?まじ!?」
小町「ほーらやっぱりなんかあったんじゃん」クスクス
八幡「またハメられたよ…」
八幡(お兄ちゃん小町のせいで人間不信寸前だよ!)
小町「もしかして告白とか?一線超えちゃったり!?」
八幡「うっせもう寝ろ、俺は風呂入るから」
小町「じゃあ小町も一緒n」
八幡「そういうのいいから寝ろっての」
小町「ぶー」
カポーン
八幡(今日は色々ありすぎて頭パンクしそうだ。俺は告白されたのか?一色に?思い出しただけで顔熱くなってきた相当重症だなこれ、つかアタックって言ってたけど人前でしたりしないよね?社会的に殺されるからやめてほしい)
ガラガラ
八幡「寝るか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
小町「お兄ちゃん起きてー!」
ドーン!
八幡「ぐぉっ!?」
八幡「お兄ちゃんもっと優しく起こして欲しいn…」
小町「そんなのいいから早く支度してお兄ちゃん!」
八幡(なんであいつあんなにに急いでるんだ?いつもより早いくらいの時間なのに)
八幡「おーい小町行くぞー」
小町「すぐに追いつくから先に行っててー」
八幡「わかった」
八幡(死亡フラグみたいな事言ってたな)
ガチャッ
一色「あ、おはようございます!せんp」
バタン
ガチャッ
一色「ちょ、なんで閉めるんですか!?」
八幡「あぁーすまんすまんちょっとビックリしただけだ」
一色「可愛い後輩が迎えにきたんですからもっと喜んでください!」
八幡「はいはいすごく嬉しいよー」
一色「適当だなーまぁいいですけど、よいしょっと」
八幡「おいなんで俺のチャリの荷台に座ってんだよ。そこは小町専用だ」
一色「またシスコンですか…でも小町ちゃんには許可もらってるんでせんぱいに拒否権はありませんよー」
八幡「やっぱアイツ絡んでやがったか」
一色「ほらほら遅れちゃいますよー生徒会長が遅刻なんてしたら話題になっちゃいますねーしかもせんぱいと登校してるなんて知られたらー…」
八幡「もう脅しだろそれ…急ぐぞ」
一色「れっつごー!」
八幡(くそなんで抱きついてきてんだよ一色が近い近い近いいいいいい匂い!)
八幡「一色さんなんで抱きついてるんですかね?」
一色「抱きついてないですよ、ただ捕まってるだけです!自意識過剰で気持ち悪いです無理ですごめんなさい」
八幡「降りるか?」
一色「いやいやいや!冗談です!好きだから抱きついてるんです!」
八幡「」
一色「せんぱい?」
八幡(顔が赤くなってるから振り向けないなんて言えない///)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
八幡「はぁ~疲れた…」
一色「せんぱいひ弱ですねぇ」
結衣「あ!ヒッキーやっはろー!あれ?なんでいろはちゃんが後ろに乗ってるの?」
八幡(やべっ!おい一色なんか言い訳してくれ)コソッ
一色(任せてください!)コソッ
一色「付き合ってるので一緒に登校してるだけですよー」
八幡「お前何言ってんだ!こい」
一色「引っ張らないでくださいよー大胆ですねぇ」キャハッ♪
八幡「ほら1年あっちだろじゃあな」
一色「はーい」
キーンコーンカーンコーン
八幡(由比ヶ浜がすごく見てくる…怖いんですけど)
キーンコーンカーンコーン
八幡(昼休みかベストプレイスに行くか)
一色「せんぱいいますかー?」
八幡(来ると思ってたぜ!だが今の俺はステルスヒッキーだ悪いが逃げさせて貰おう)
戸部「いろはすじゃん!どしたん?隼人くん?」
一色「いや葉山先輩じゃなくてですねー…あ!せんぱいいた!」
八幡「げっ!」
八幡(ステルスヒッキーが効かない…だと!?)
一色「なんで逃げようとしてるんですかーお昼一緒に食べましょうよ」
八幡「やだ」
一色「ちょっとせんぱいどこ行くんですかー!」
戸部「ヒキタニくんかよマジっべーわ」
ッベーワ マジヤバクネ?
優美子「結衣、ヒキオいいの?」
結衣「別に…気に、してない、し」グスッ
優美子「ヒキオ許さないかんね」
ハアハア
八幡「久しぶりに全力で走ったな」
八幡(ふー、流石に男の全力ダッシュにはついてこれんだろ)
ドーーン!!!
八幡「ぐえっ!?」
一色「せんぱいみーつけた!」
八幡「お前なんでついてこれたんだよ」
一色「置いていかれましたけどこの辺かなーとわかったんですよ!愛ゆえに!」
八幡「つか教室に来るとか何考えてんだよ変な誤解招いたらどうすんだ」
一色「誤解じゃないんだからいいじゃないですかー」
スタスタ
一色「ちょっと!また逃げるんですか?」
八幡「ちげえよお前から逃げれないことはわかったからな購買でパン買ってくる」
一色「それなら心配ないですよ弁当作ってきたんで」
八幡「お前が弁当食う姿見て腹を満たせと?それなんてプレイだよ」
一色「違いますよ!その思考キモいです、ちゃんとせんぱいのもありますよ」
八幡「食えばいいんだろ」
一色「はい!あーん」
八幡「昼飯ぐらい自分で食わせてくれじゃなきゃ俺は食べないぞ」
一色「わかりましたよー」ブー
八幡「中身は…唐揚げに厚焼き玉子、ポテトサラダにハンバーグか」
八幡「普通に美味しそうだな。つーか意外だなお前のことだからてっきりハートの海苔とか入ってると思った」
一色「そんな見た目だけのものせんぱいにあげても意味ないじゃないですかー普通に美味しい料理が食べて欲しかったんですよ♪」
八幡「今ぐらい素直ならもっと可愛いのにな」ボソッ
一色「なにかいいました?」
八幡「いや、美味しいって言っただけだ」
一色「ほんとですか!いやーあんまり料理しないので自信無かったんですがそれなら良かったです」エヘヘ
八幡「///」
八幡「美味かったありがとうな」
一色「明日も作ってきますね!」
八幡「明日もかよ」
一色「毎日でもいいですよ?」
八幡「作ってきたんなら食わないことも…ない。もったいないしな」
一色「素直じゃないのはせんぱいの方じゃないですか」フフッ
キーンコーンカーンコーン
八幡(部活行くか…正直すごく行きたくないけど由比ヶ浜怖いし)
コンコン ドウゾ
八幡「おす」
雪乃「あらノックができるなんて優秀なチンパンジーね。どこの動物園から来たのかしら?」
八幡「由比ヶ浜は来てないのか?」
雪乃「ええ、まだ来てないわ。由比ヶ浜さんに対して卑猥な行為をしようとしているのなら考えを改めなさい」
八幡「考えてねぇから安心しろ」
結衣「やっはろー!」
雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さん」
結衣「ヒッキーもやっはろー!」
八幡「おう」
八幡(あれ?いつも通りだな、今日のは気のせいか?)
結衣「ねぇねぇゆきのん!今日の朝ね、ヒッキーといろはちゃんが一緒に登校してたんだよ!」
八幡「な!?」
雪乃「あなたもついに警察にお世話になるのね。待ちわびていたわ」
八幡「俺は悪くない」
雪乃「犯罪者はだいたいそのようなことを言うわその答えは肯定と捉えてもいいわよね?」
八幡「俺の話を聞け、俺が朝起きて家を出たら一色が居t」
ガラガラ
一色「せんぱーい!」
雪乃結衣「「あら(あ!)」」
八幡(お前ぇぇぇぇなんてタイミングで来ちゃってんだよぉぉぉぉ!)
雪乃「丁度よかったわ。今あなたと比企谷君の話をしていたの」
一色「私とせんぱいの?もしかして付き合ってることですか?」
雪乃結衣「「…」」
八幡(やりやがった…)
雪乃「い、一色さん。つ、付き合うというのは男女交際という意味かしら?」
一色「そうですよー」
八幡「おい、何がそうですよーだよ全然ちげーだろうが」
結衣「ヒッキー?」ニコニコ
雪乃「比企谷君?」ニコニコ
一色「あっ、生徒会の仕事忘れてました!」テヘペロ
八幡「あ、ちょ」
一色「さようならー」ガラガラ
八幡(後ろ向きたくない後ろ向きたくない後ろ向きたくない後ろ向きたくな…)
結衣「ヒッキー、私ともっと詳しくお話聞きたいなー」
雪乃「紅茶でもいかが?」
八幡「は、はい」ガクガクブルブル
完
え?ここで終わり?
短編に続きますのでしばしおまちを!
良いです。
まだ続くよね?
八幡「おーおー好き勝手やってくれなさる」「因果晒し!!!!」
真面目なことを言うと、ヒッキーがいろはすの素の部分が出たときに脳内で肯定的に捉える展開が続いているので、もう少し、あざとく甘え上手なところまで長所と理解しているニュアンスがあった方が、ヒッキーの人物像としてもいろはすがヒッキーに惹かれる理由としてもしっくり来ると思います。
八幡がちょろすぎる気がするけどにやにやできたからよし!
≫3
ありがとうございます!
≫4
続きの短編をすでにpixivで投稿しているのでこちらでも投稿する予定です!
≫6
初SSのためツッコミどころが多くてすみませんm(__)m適切なアドバイスありがとうございます!今後のSSに活かさせていただきます!
≫7
にやにやしていただけたなら嬉しいですw
期待
ベストプライスで笑った。なんなの?いいお値段なの?何か買いに行くの?
にやにやが止まらないです♪続き読みたいです!
≫13
すみませんでした!pixivの方でも指摘していただいたのに修正前の物を投稿してしまいましたf^_^;八幡らしいつっこみありがとうございますw
≫14
後日談をアップしましたのでよろしくお願いします!直接的な続きも要望が多かったので現在執筆中です!
面白い‼(*^^*)
始めの掛け合い、生徒会役員共のパクリじゃないですか!!
いいんだけど、ちょっと八幡ちょろすぎかな?あとテンポもうちょっとゆっくりでもいいかも
≫17
ありがとうございます!
≫18
生徒会役員共を調べてみたところ似たような掛け合いがありました。ですが今まで生徒会役員共という作品を見たことはなかったため偶然似てしまったということになりますね^^;
≫19
ご指摘ありがとうございます!初のSSのため自分で見直してみてもおかしな部分が多々あります^^;これからの作品では修正していけるよく頑張ります