μ'sと2人の少年 〜1〜 始まり
μ'sの9人の違う運命。どんな奇跡が起こるのか…
長編初です。
μ'sの9人→キャラ崩壊するかも
オリキャラ→自分の気分で変えます。
ラブライブの本編とかなりストーリー変えてます。
穂乃果:あったぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎
ことり:私も‼︎
海未:私もです!やりましたね!2人とも‼︎
穂乃果:翔は⁉︎
翔:ばーか。俺は先に特色で受かってんだよ。
穂乃果:あ、そうだったっけ?
ことり:そうだよ。穂乃果ちゃん。
海未:翔。いくら相手が穂乃果とはいえ軽く馬鹿なんて言ってはダメですよ。
翔:へ〜い。
穂乃果:海未ちゃんそれどーゆー意味⁉︎
海未:い、いや別にどうっていう意味じゃ…
ことり:ま、でもこれで5人みんな音ノ木坂だね♪
翔:あぁ〜。そういや勇樹も受かってたな。くればよかったのに。
海未:勇樹は忙しいのですよ。あなたと違って!
翔:別に俺だって暇だからここに来たわけじゃ…
穂乃果:そうだよ‼︎翔は穂乃果たちが心配だからついてきてくれたんだよ!ね!
翔:ま、まぁ…
ことり:2人とも、そろそろ合格通知もらいに行こ?
海未:そうですね。では翔。先に行って待っててください。
翔:へぇーい。
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俺の名前は高倉翔。穂乃果、ことり、海未とは幼なじみ?みたいな関係だ。
仲良くなったのは…まあ小さいときに遊んでたら知らない間、にな。
自慢じゃないが勉強はできる。模試も全国10位以内はキープしていたが特にやりたいことがないんで今年から特色で男子も募集することになった音ノ木坂に入ることにした。
なんでも入学希望者が少なくなっているらしい。
さっき話していた勇樹。本名は武田勇樹。こいつも幼なじみってほどじゃないが俺たちと仲がいい。
勇樹は元は奈良の出身だが何を思ったのか東京の小学校を受験し、小学校時代から1人暮らしをしているすごいやつだ。
まぁ、4人と俺の関係についてはこれから…
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海未:翔!行きますよ‼︎
翔:え、あ、あぁ。
そう、これからその5人で合格祝いのパーティをするのだ。そこで俺たちがどんな関係、どんな人間か分かるだろう…
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翔:で、なんで俺ん家なんだ。
勇樹:別にえーやんけ。お前1人暮らしやし。
翔:お前も1人暮らしだろーが‼︎
ことり:前から思ってたんだけど2人ってすごいよね。
翔 勇樹:は?俺らが?
穂乃果:うん!ほんとにすごいよ‼︎
だって翔はすごい賢いし、
勇樹くんだって7歳から1人暮らしだよ⁉︎穂乃果じゃ絶対無理だよぉ。
翔:別に勉強なんてやれば誰でも出来るだろ。
勇樹:1人暮らしだって慣れたら楽やしな!
海未:でも、2人の場合すごいの度合いが違うのですよ。
そう、この3人が言うように俺たち2人は他の学生とか少しと言わずありえないほど違っているのだが、この展開は慣れている。
穂乃果:なんで翔は推薦受けなかったの?
そう、俺、高倉翔と武田勇樹はあらゆる分野において他を寄せ付けないほどに秀でているがこういう場合は…
翔:だるかった。
と言って誤魔化し、こういう時は勇樹も
勇樹:別に趣味でやってただけやしなー、そこまで熱くなれへんかったし。
と、返す。2人での暗黙の了解みたいなものだ。
ことり:でも、趣味で世界で公演できるくらいになるまでいくってちょっと怖いな…
そう、この勇樹は1人暮らしをしながらピアノで世界を回りながら勉強し、音ノ木坂の入試でも俺の2番目に成績が良かった。全くこいつは…
翔:お前まじでなんでもできてこえーわ。
海未:翔に言われたら皮肉にしか聞こえません‼︎
翔:え、なんで?
ことり:なんでって、そりゃあ…
穂乃果:女子よりも料理うまいし
海未:大体のスポーツはそつなくこなすし
ことり:勉強できるし
勇樹:イケメンやからやろ。
翔:はぁ?ほら、そんな訳わかんないこと言ってないでとっとと帰れ!
穂乃果:訳わかんないーとかやりたいことがないーって言ってるのに中学時代のトロフィーは残してるんだねぇ〜。
翔:わ、悪いかよ!捨てたらもったいないだろ⁉︎
もったいないのではなくこんなに大量のトロフィー…捨てたらそれだけで近所に「俺は何でもできる」感満載の嫌味なやつに思われてしまう。
ことり:でも、ほんとに多いよね〜
勇樹:えっとー、テニス全国2位、水泳全国ベスト8、全国ピアノコンクール最優秀賞!⁉︎お前ピアノもやってたんか⁉︎
翔:ま、まぁ…な。(押し入れの中にまだまだあるなんて言えないな。こりゃ)
海未:さぞちやほやされたでしょうね。
翔:ん?海未もちやほやされたいのか?
海未:な、わ、私は別にそんな意味で言ったわけじゃ…
頬を赤らめて海未は恥ずかしがる。こいつも弓道とかだとすごい集中力発揮するのになんで普段はこんなんなんだろう。
翔:ってかお前ら時間大丈夫か?
勇樹:あ、ほんまに時間やばいわ。もう10時過ぎてる。
翔:泊まり。だな。
海未:ふぇえ!⁉︎
海未がさっきより頬を赤らめる
勇樹:でも、俺と翔の家に3人を泊めるのはさすがに…あれだろ。
翔:…あれだな…
男子高校生としてのア レが
穂乃果:じゃあ穂乃果の家に泊まろーよ‼︎
ことり:別に私はいいけど…
海未:私も構いませんが…
勇樹:俺らもいいん?穂乃果?
穂乃果:うん!大丈夫だよ‼︎
それでいいのか。穂乃果よ…
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ー
翔:こうなるとは思ってたが…
勇樹:あぁ、やっぱり
時刻4:00
翔 勇樹:(寝れるわけねーだろ‼︎)
翔:(1人暮らしで大変だから人の家に泊まるとかあんまりしたこと無いのは勇樹も同じだと思うが…)
勇樹:(人の家。しかも女子の家ってこんなに緊張すんのか…知らんかった…)
しかも一時間に1度ぐらいのペースで誰かからの痛い視線を感じる。穂乃果の父さんか?
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チュンチュン
穂乃果:みんなおっはよー‼︎
ことり:おはよ♪穂乃果ちゃん
海未:おはようございます。翔と勇樹は随分早かったようですね。
翔:え…え?お、おれ?あぁ〜早かったっていうか…
勇樹:起きたの昨日の朝っていうか…
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勇樹:いやぁー、疲れたわー。
翔:まじで。もう今日帰ったらすぐ寝る。
あの後まだ遊ぶという穂乃果をなんとか説得して帰ってきた。
まあ夕方の4時までは遊んでいたのだが
翔:ってか勇樹。お前結構穂乃果に懐かれてるのな。
勇樹:ん?あぁ〜、ま、なんか気が合うっていうんかな?そんな感じ
翔:へぇ〜、ま、無事高校合格したし、2人ともやりたいこと見つけよーぜ。
勇樹:今は寝たい
翔:同意。
普通じゃない1日を過ごした俺たちは十字路に差し掛かった。
勇樹:じゃ、俺こっちだから。
翔:おう。じゃ、また。
勇樹:おう
穂乃果の家からの帰り道。途中までは勇樹と一緒。まあ、5人とも家が近いから帰り道が寂しいなんてことはないが…
翔:高校…ねぇ、何かあるのかねぇ…
勇樹:穂乃果、か……、あ‼︎
勇樹が急に大きな声を出す。そして猛ダッシュしてくる勇樹に思わず振り返る。
翔:ど、どーした?勇樹?
勇樹:おい翔、お前俺ら2人とあいつのこと、まだあいつら3人に言ってねーよな⁉︎
翔:え?あ、あぁ。言ってないな。
勇樹:う〜ん。ま、大丈夫やろ。いつか話せるよな。
翔:あぁ。じゃ、また。
勇樹:おう!
そう、俺たちはただ文武両道できてるだけの高校生じゃない…
次回:入学編
何かおかしなところがあればご連絡ください。
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