ここはどこだ?シーズン1 3話 (最終話)
友人のアルミンをジャンに侮辱され怒る中田。しかしジャンはなぜか中田の痛い過去を掘り返し挑発、これに中田は大激怒しジャンを殺そうとするがレイト、遠藤の説得にあい断念し連行されてしまう。遠藤は友人の中田を救うため奔走する…
前の続きです
これで終わりではありません
一同「…」
エレン「なぁ…」
遠藤「なんだ?」
エレン「なんか皆元気なくねぇか?」
アルミン「当たり前だよ中田があんな事をしたし人を殺してたんだから…」
遠藤「…おいジャン大丈夫か?」
ジャン「あ、ああ…」
遠藤「どうした?お前らしくもない。いつも見たいに悪口は言わないのか?」
ジャン「言えるわけねぇだろうが!!殺されかけたんだぞ!あの変人に!」
エレン「おいジャン元はと言えばてめぇが中田を挑発したのがわりぃんじゃねぇのか?」
ジャン「あ?なんだと?この死に急ぎ野郎?」
エレン「やんのか?このクソ憲兵が?」
ジャン「上等だ!表でやがれ!!」
エレン「へっ!中田や遠藤には負けるがてめぇには勝てる自身があるね!!」
アルミン「ちょっと二人共!」
ミカサ「やめなさい」
ライナー「おいおい!やめとけお前ら!」
ガヤガヤ
ドンガラガッシャン!!
遠藤が椅子を蹴りあげて静かになる…
エレン「遠藤…」
遠藤「すまん…すこし一人になりたい」スタスタ
ライナー「これでわかったろ辛いのはお前らだけじゃないケンカなんかしてる暇なんかねぇってことをな」
エレン「ち!」
ジャン「わーたよ」
遠藤「…」
回想
中田「これでやっと休める…」
遠藤「何が休めるだバカ野郎」
コンコン
遠藤「ん?」
ガチャ
キース「私だ」
遠藤「わざわざありがとうございます何しに?」
キース「うむ。少し貴様と世間話でもしないかと思ってな」
遠藤「教官がそんなことをする人とはおもえないのですが」
キース「よくわかってるではないかその通りだ」
遠藤「早速本題をゆって下さい」
キース「うむ。実はあやつのことなのだが」
遠藤「どうなるんです?」
キース「良くて一生独房の中、悪くて癖外追放か死罪だ」
遠藤「そんなに重くする必要が?」
キース「私も思った。しかしあ奴は人を殺しすぎた。いくら優秀でも人殺しは許されることではない」
遠藤「教官はあいつの価値をわかっていませんあいつがいればどれだけの戦力になると」
キース「だとしてもあれだけの事をしておいて許されることは無い赦されたとしてもあ奴はもう仲間と認識してもらうことは無い」
遠藤「あいつは仕方なくあんな事をしただけで何も悪くはありません」
キース「人殺しは悪くないと?」
遠藤「そういう事ではなく重要性です!あいつはただ巨人に対する感情が問題なだけで人に対する感情ではありません。あいつを戦場に放てば巨人ども次々と倒していくでしょう。そうすれば兵士も無駄に死にません!あいつはもう反省してます。」
キース「貴様の言うことはよくわかった。しかし我等がどれほど議論しようと決めるのは上だ諦めろ」
遠藤「教官!!」
遠藤「クソ!」
地下牢
中田「…」
ポタ、ポタ
キース「起きているか」
中田「何のようです」
キース「今しばらく開けてくれ」
牢番「はっ」
バタン
キース「さて…」
キース「今しがた遠藤訓練兵と話をしてきた」
中田「それで?」
キース「貴様を出したがっている」
中田「無駄なのに」
キース「ああ無駄だ貴様ほどの凶悪なものは見た事はない。死刑が当たり前だろう」
中田「そうですか。ならば仕方ありません」
キース「だがもしかすれば出られるかもしれん」
キース「だが可能性は低い。」
中田「俺ほどの奴をあなたは出したいのですか?」
キース「いいや出したくはないしかし、人類にとって貴様は貴重な兵士だ失うことは人類にとって痛い。釈放もされるかもしれんしかし貴様が、自分で壊した友情はどうやって直すか見ものだ。」
中田「…」
キース「上からは私からゆっておこう。勘違いをするな。これは遠藤訓練兵から頼まれたからしただけだ貴様なんぞどうでもいいではな」
中田「はぁ〜あんなこと言わなければ良かったな」
遠藤「頼む!あいつを許してやってくれ!」
訓練兵「無理に決まってんだろ!俺らを騙してバカにしやがった」
訓練兵「それに影で人を殺しまくったようなやつと仲良くなりたくもない」スタスタ
遠藤「ちょっと待てよ!」
ユミル「無理もねぇだろ」
遠藤「ユミル」
ユミル「結局こうなるんだよ早い段階であいつを追い出しとけばこうはならなかったんじゃねぇか?」
クリスタ「ちょっとユミルいいすぎだよ」
ユミル「本当のことだろ?自業自得だ」
遠藤「ユミル俺をあざ笑いに来たのか?」
ユミル「怒るなよ。あいつの為に頑張るお前に言うべきことを言おうとしてな」
遠藤「言うべきこと?」
ユミル「もう諦めろあいつはもうダメだ」
遠藤「何を根拠に?」
ユミル「10人以上殺しまくってジャンを殺そうとし他の訓練兵を殺すと脅してタダで済むと?
上は黙っちゃいねぇな死刑がいいとこだろうな良くて癖外追放だな」
遠藤「あいつをまた地獄にかえすってのか!」
ユミル「生きられる分いいだろ」
遠藤「てめぇ」
クリスタ「やめてよ二人とも!!」
遠藤「ダチを見捨てろとゆってんのか!」
ユミル「クズを見捨てて悪くねぇよ!」
遠藤「クズじゃねぇ!」
ユミル「言ってみろよクズじゃねぇことをよ!」
遠藤「てめぇにはわからねぇよ長年いたダチを見捨てられないことをな俺にとっちゃお前とクリスタみたいな関係だ」
ユミル「どこがたお前を脅してたじゃねぇか!」
遠藤「あれは冗談のつもりだ本人も言ってただろ!後で謝罪してきたマジのだ。」
ユミル「なぜ謝った?」
遠藤「お前らが後ろにいることに気がついてたからだ。」
ユミル「なに?」
クリスタ「なんで知っててあんなことを?」
遠藤「止めて欲しかったんだあいつは…」
遠藤「お前らが追い出そうとしてたのをあいつは喜んでた。自分を止めてくれる奴が居たから、それであいつは追い出される為わざとあんなことを言った。聞いただろ。」
ユミル「マジで言ったわけじゃ?」
遠藤「違う。あいつは俺を殺すと言ったが、あいつは絶対に俺を殺すつもりは無い」
クリスタ「どうして?」
遠藤「あいつは訓練兵になれたのは俺のおかげだ。あいつは心より感謝してたしかもなじむためにいろいろしてやった。毎日毎日感謝の言葉を俺に言いまくってた。」
遠藤「終いには俺は調査兵団に行くがお前は別の兵団に行って欲しい何故なら死んで欲しくないからだとか言ってた」
ユミル「…」
クリスタ「…」
遠藤「お前らがいつも、知ってるあいつは自分を偽ってたんだ。ホントのあいつは恩を仇で返すような男ではない。心優しい奴なんだ。素直じゃないだけだ頼む!皆を説得してくれ!あいつを見捨てないでくれ!この通りだ!」土下座
クリスタ「ちょっと遠藤!顔を上げて」
遠藤「頼む!クリスタ!見捨てないでやってくれあいつと仲良くなったらわかる。どれだけ皆の事を考えどれだけ優しい奴だか」
クリスタ「…」
ユミル「行くぞクリスタ」
クリスタ「えっでも…」
ユミル「いいから行くぞ!!」
遠藤「ユミル!!待ってくれ!」
ユミル「もう言うことは無い」スタスタ
クリスタ「遠藤!!私考えとくよ。なんとか行ける所までするから頑張ろう」スタスタ
ユミル「あいつに構うな」
クリスタ「ユミル!!」
遠藤「クソ…」地面を拳で殴る ガシ!
中田「…」
牢番「おいお前何処を見ている?」
中田「空を…」
牢番「?」
中田「友が苦しんでいる。申し訳ない」
ガチャン!
牢番「こっこれは!」
牢番はそう言いひれ伏す
????「…」
中田「わかりました。わざわざありがとうございます」
ガチャン!
牢番「おいお前!!」
中田「良いんだ何も言うな」
牢番「しかし、」
中田「良い…当然の処遇だ」
遠藤「何を見てる?」
エレン「いやその、な…」
遠藤「俺を笑いに来たのか」
エレン「違うそうじゃねぇーよ」
遠藤「だったらなんだ」
エレン「俺も、お前と同じくあいつを助けてぇ」
遠藤「エレン!本当か!?」
エレン「ああ」
遠藤「何故だ?皆は嫌だと言ってるのに何故お前は?」
エレン「仲間だからだ。俺はあいつのやった行為は許せねぇ。でも一緒に訓練をして一緒に同じ飯を食って、笑いあった仲間を見捨てることはできねぇ!それにお前を見捨てる気は毛頭ない!!」
エレン「立てよ!皆を説得するぞ」
遠藤「エレン!」
エレン「なんだ?」
遠藤「恩に切る!ありがとう!お前は生涯の親友だ」
エレン「なっ!おめぇ」
遠藤「ほら!行くぞ」
エレン「ったく」
遠藤「でもよ。誰から説得する?」
エレン「うーん」
遠藤「やっぱり難しいよな〜」
エレン「あっ」
遠藤「どうした?」
エレン「心当たりが」
遠藤「誰だ!?」
アルミン「それで僕達に協力を」
エレン「頼むよ!アルミン、ミカサ」
アルミン「そうは言ってもねぇ…」
ミカサ「もうどうにもならない」
遠藤「頼むアルミン、ミカサ、わかってくれたらきっとエレンみたいに協力してくれるはずだ」
ミカサ「エレンあなたは 協力をしているの?」 エレン「ああ、頼むよ!ミカサ!見捨てられないんだ。だから…」
ミカサ「わかった協力する」
遠藤「ほんとうか!?」
ミカサ「けど勘違いしないでエレンに頼まれたからあなたのためじゃない」
エレン「おいミカサ!」
遠藤「良いんだ仲間さえ集まればなんでもいい残るはアルミンだ」
アルミン「…」
エレン「アルミン頼むよ!一緒に戦ってきた仲間だろ?見捨てんのかよ!」
アルミン「話だけは聞く。納得しなかったら仲間には入らない」
遠藤「わかった。じゃあ言うぞ…」
かくかくしかじか
アルミン「なるほどねそういう事だったんだ。それじゃあ僕も入れてもらおうかな」
遠藤「本当か!?」
エレン「助かるぜアルミン!!」
アルミン「けど僕達だけか言っても聞き入れてもらえないよ」
ミカサ「きっと門前払いされる」
エレン「じゃあどうする?」
遠藤「仲間を集めるしかない。なんとか説得し続けて牢から出す」
アルミン「そんなのが上手くいく?」
遠藤「方法はこれしかない大人数が直訴すれば聞き入れてもらえるかもしれん。訓練兵全員がな」
アルミン「これは骨が折れるね」
エレン「やるしかねぇおし!誰から説得する?」
遠藤「初めは親交の会った奴等からだ。まだ信じられないと思っている奴もいる。それとまだあいつを信じたいと思ってる奴もいるはずだそいつらを仲間には引き入れる」
アルミン「なるほど、仲間を少しづつ入れていってそれに引かれてどんどん仲間を増やしていくつもりだね」
遠藤「さすがアルミン頭がいい」
ミカサ「早速やりましょう」
エレン「誰からやる?」
遠藤「手は打ってある」
ミーナ「えっ?私?」
遠藤「そうだミーナお前あいつと仲良かったろ?」
ミーナ「うん…一応ね…」
遠藤「嫌いになったか?」
ミーナ「んん」首を横に振る
エレン「じゃあ俺らと一緒にあいつを助けようぜ」
ミーナ「助ける?どうやって?」
遠藤「仲間を徐々に増やしていって直訴する」
ミーナ「上手くいく?」
アルミン「これしかないんだ頼むよ!ミーナ彼は僕のせいであんなことになったんだ」
ミカサ「アルミンあなたは何も悪くない悪いのはすべてあの馬面よ」
エレン「そのとおりだあの馬面のせいでな」
ミーナ「わかった。協力する」
ジャン「…」チーン
遠藤「本当か?」
ミーナ「うん。一緒に居て悪くなかったしこれは誤解だと思ってるから」
遠藤「よしひとまず」
ミーナ「ちょっと待って、皆出てきて?」
ゾロゾロ
遠藤「おいミーナこいつらは?」
ミーナ「私と同じことを思ってた人らだよ」
遠藤「ホントか?」
コニー「ああ…正直言って驚きもしたし。怒りもあったけどさ。話聞いたらなんとなくわかるってかさ、俺バカだからさわからねぇけど。あいつはいい奴だと思う。本心で言ってないと思うんだ」
サシャ「そうですよ!悪い人なんかじゃないですよ!だって私にご飯沢山くれましたし」
ベルトルト「それは、少し違うんじゃないかな?」
ライナー「あいつもと言えば俺達の大切な仲間だ。放っておくわけにはいかねぇだろ」
アニ「私は別にどっちでもよかったんだけどミーナがね。」
ミーナ「アーニー?」
アニ「なにさ?」
ミーナ「…ホントは遠藤のためとは言えないもんね」ボソッ
アニ「あんたそれ言ったら蹴り殺すからね?」
ミーナ「ごっごめん!つい」
遠藤「まぁとにかくこれで…!?」
遠藤「お前!」
ユミル「んだよ?」
遠藤「お前まで参加してくれるのか?」
ユミル「ああ…してやるよ」
クリスタ「私がしたの」
遠藤「クリスタ!サンキュ!」
そう言い両手を握る
クリスタ「いやっその、困ってたから…//」
遠藤「恩に着る!!」
クリスタ「いやっいいから…//」
ユミル「おい!てめぇなにクリスタに触ってんだ…」
遠藤「ユミルも恩に着る!ありがとう」ギュッ
ユミル「なっ…おっおお//…」
一同「ザワザワ」
ミーナ「いいな…」羨む
アニ「ちっ」舌打ち
サシャ「ごはーん!」バカ
クリスタ「ユミルばっかり…」嫉妬
ミカサ「エレン、足元気をつけて」関心なし
エレン「うるせぇよ」
ライナー「天使の手を…握りやがった!俺もまだしてないのに!!」アホモ
ベルトルト「気持ちはわかるよ」同情
アルミン「どうしてあの2人ばっかり」超同情
ジャン「何やってんだ?」
一同「消えろ!馬面!」(遠藤以外)
ジャン「んだ!?てめぇら!」
遠藤「気にするなジャン。気がたってるだけだ。で何をしに?」
ジャン「お前らが意味もないことをしてるから、言いに来たんだよ」
エレン「何を?」
ジャン「あんなやつ助けても何の得にもならねぇよあんな変人、どうせ死ぬさ」
エレン「ジャンてめぇ!自分のせいでこうなってんのわからねぇのか?」
ジャン「わかるかよ。馬鹿」
エレン「んだと!?」
ライナー「よせ!ジャンに煽られてるのがわからねぇのか?」
ベルトルト「抑えて」
遠藤「確かにあいつが悪かったとも思う。しかしお前も悪いと俺は思う」
ジャン「はぁ?どこがだよ」
遠藤「お前はあいつじゃなくアルミンにたいして暴言を放ち、謝罪もしなかった。」
アルミン「…」
ジャン「それは悪かったと思うよけどよ」
エレン「まだ話してるだろうが黙れよ」
ジャン「ちっ!」
遠藤「ありがとうエレン。次いでにあいつの苦しい過去を知っておきながら、婚約者と村の人達の悪口を言い。このせいであの事件を引き起こした」
ジャン「だってよまさかあんなことになるとは」
ユミル「にしてもあれはだれでも怒んだろ」
エレン「確かに家族を殺されて後悔してるのに死んだ家族をバカにされたらだれでも怒る。俺はあいつほどじゃねぇがブチキレるな」
ミカサ「ジャンこれはあなたが悪い。あなたも加わるべき」
クリスタ「仲直りするにはこうするしかないよ」
ジャン「俺は仲直りする気なんかねぇ!」
マルコ「ジャン。悪いけど僕はこっち側に行くよ。僕はまだ信じたい」
ジャン「勝手にしろ!」
遠藤「ジャン。信じてるぞ」
ジャン「けっ」
中田「…」
牢番「おい中田ほんとにいいのか…」
中田「さっきからそればっかりだな。」
牢番「しかし。」
中田「いいんだ。何も言うな」
遠藤「助けるぞ!お前の使命。お前が果たすんだろ!」
エレン「結構集まったぞ、で何をするんだ?」
アルミン「確かに僕らはただ集まっただけだからね」
遠藤「これから教官に会う。教官に会ってあいつを出せって言う」
ミカサ「出すわけがない」
遠藤「かけるしかない」
ライナー「何があっても仲間は見捨てねぇ」
ベルトルト「もちろんだよ」
遠藤「よし行くか!」
コンコン
キース「なんだ?」
遠藤「教官今日は俺達訓練兵一同頼みごとがあって参りました」
キース「言わなくとも要件はわかっている」
キース「あの者を出せと言っているのだな?」
遠藤「その通りです」
キース「それはできぬ」
遠藤「なぜです?」
キース「あの者は殺人をしキルシュタイン訓練兵を殺害しようとした。これは許されることではない」
ミカサ「恐れながら教官、ジャンにも非があると思いますが」
エレン「そうだ!そもそもあいつがキレたのはジャンがアルミンを侮辱したからだ」
アルミン「彼が牢に入れられてるのは僕のせいです」
ライナー「いくらなんでも牢にぶち込むのはあんまりだと思うんだがな」
ベルトルト「かわいそうです!教官」
キース「貴様らがいくら言おうとも結果は変わらん。さっさと訓練をしろ」
遠藤「教官」
キース「なんだ?」
遠藤「奴を出さないのなら、俺達は訓練をしません。あなたの命令にはもう従いません」
キース「貴様その言葉取り返しがつかないぞ!意味が分かって言っているのか!」
遠藤「分かっているからこそ言っているのです」
キース「貴様、この私に歯向かう気か?」
遠藤「望むところです…」
キース「…」
エレン「教官お願いします出してください」
アルミン「もう十分反省してます!」
キース「…では1つ条件がある」
遠藤「何でしょう?」
キース「キルシュタイン訓練兵が許せば今回は不問としよう」
遠藤「そうですか!?」
キース「ただし…」
キース「キルシュタイン訓練兵が奴を許さなければ、あの者は処刑だ」
遠藤「なんですと!」
キース「昨日、憲兵団から資料が届いた、明日の夕時奴を処刑したいと、ただ判断は私に譲られている、自分で鍛え上げた訓練兵を好きに扱えとな」
遠藤「教官はどうするつもりで」
キース「今のところは奴を殺す気でいる」
遠藤「ジャンを説得できれば?」
キース「許す。訓練兵としてまた貴様らと過ごすことを許す」
遠藤「わかりました」
ジャン「…」スタスタ
遠藤「ジャン話がある」
ジャン「話すことなんかねぇよ」
遠藤「待て。少しだけでいい」
ジャン「嫌だっつってんだろ!」
遠藤「何をいらいらしてる?」
ジャン「てめぇらがやっても無駄なことしてるからだろうが」
遠藤「それが無駄じゃなくなった」
ジャン「あ?」
遠藤「お前が許せばあいつは牢から出られる。そして訓練兵としてまた俺達と一緒に歩む」
ジャン「おい待てよ正気か?あの野郎をだす?冗談じゃねぇ」
遠藤「ジャンお前がどう思ってるかは聞いていない。許すか。許さないかどっちだ」
ジャン「許さねぇに決まってんだろ。殺されかけたんだぞ」
遠藤「くだらん。」
ジャン「んだと?」
遠藤「実にくだらん。自分の事を棚に上げ全てあいつのせいにしているお前が実に器の小さい男だっていうことが今わかった」
ジャン「もういっぺん言ってみろ」
エレン「おいジャンこいつに手出してみろぶっ飛ばすぞ」
ジャン「んだと?やれるもんならやってみろ!」
遠藤「もういいエレン、ジャンは話がわかる奴だと思ってたが自分の感情のままに生きる野郎だとわかったんだこれ以上説得しても時間の無駄だ行くぞ」
エレン「クズ野郎が」
ジャン「…けっ」
遠藤「ジャンまだ間に合うもしあいつを許すんだったら明日夕方食堂に来い来るか来ないかは自分次第だ」
クリスタ「どうだった?」
遠藤「…」
首を横に振る
クリスタ「そっか…」
ユミル「だろうなあいつがそう簡単に首を縦に振るとは思わなかったけどな」
エレン「今からあいつの所へ行って無理矢理でも許すようにやってやる!」
アルミン「エレンそんなことしたら…」
遠藤「逆効果になるやめろ」
ミーナ「ジャンの性格だからこうなったら意地でも許さねぇ!って言うよ絶対」
ライナー「無駄に意地を貼るからなあいつ」
遠藤「仕方ないまた日を改めて説得しよう」
エレン「聞かねぇよやるしかねぇよ」
遠藤「エレン力でねじ伏せても本当にそいつは素直に従うと思うか?恨みだけが残る。その恨みはいつかお前を良くない方向へと導かせるぞ」
エレン「考えすぎだっつーの」
ミカサ「いいえ彼の言う通りねじ伏せるのは良くない」
エレン「何味方してんだよ」
ミカサ「エレンみっともないから」
エレン「お前な」
遠藤「痴話喧嘩は寄せよ見るに耐えん」
エレン「誰が痴話喧嘩だ!」
ミカサ「いえ痴話喧嘩よ」
エレン「お前な…」
遠藤「仲が良いのは良い事だぞ」
エレン「うるせぇ」
アルミン「それよりどうするのジャンは許そうともしないこのままじゃ…」
遠藤「説得するから待っててくれ」
エレン「俺も行く」
遠藤「いやお前は残ってくれさっきみたいにジャンが怒って逆効果になるかもしれない」
エレン「でもよ」
遠藤「エレン、残れ」
エレン「わかったよ」
遠藤「じゃあ行ってくる」
遠藤「ジャン頼むよ、うんと言ってくれるだけでいい」
ジャン「ふざけるんじゃねぇ誰が言うか」
遠藤「ジャンお前は見殺しにするのか」
ジャン「ふん。」
遠藤「お前は皆から嫌われてるんだぞ」
ジャン「知るかよ」
遠藤「いい加減にしろよ?このクソ野郎」
ジャン「んだよ?」
遠藤「黙ってたらいい気になりやがってこの馬面が大体てめぇがあいつに喧嘩ふっかけなきゃこうはなってないんだろうがてめぇにも責任っつのがあるんだぞコラ!」
遠藤「いいかお前のせいであいつが死んだらお前を殺す殺した後俺は自殺する」
ジャン「なっ」
ジャン「てめぇ本当に」
遠藤「本当だよだからジャン頼む。この通りだ」ペコリ
遠藤「そうならない為にどうか」
ジャン「本当に殺すのか?」
遠藤「したくないがそうする」
ジャン「わっわかったよ許す」
遠藤「ほんとうか?」
ジャン「ああ俺はまだ死にたくねぇし」
遠藤「ありがとう」
キース「そうか許したかよかろう牢から出そう」
中田「なんのようです?」
キース「釈放だでろ」
中田「釈放?死刑の間違いでは?」
キース「違うキルシュタインが貴様を許した牢から出ろ」
中田「ジャンが?なぜ」
キース「しらんとりあえず出ろ」
中田「…」
中田「…」スタスタ
エレン「おお!来たかこの野郎」
中田「いてぇよ」
アルミン「皆待ってるよ」
中田「あっ…」
一同「おかえり」
中田「あっみんなその…悪かった許して欲しい暴言ばっかり言って本当にごめん!」
ライナー「もうきにしてねぇよ」
ベルトルト「ほら顔を上げて」
コニー「むしろ本当の事言われて気にしすぎてたけどな」
サシャ「そうですよひどいです」
ユミル「お前らがバカなだけだろ」
クリスタ「コラ!ユミル」
ハッハッハっ
ジャン「よう」
中田「ジャンごめん」
ジャン「あやまんなよ俺も悪かったよ」
ジャン「それと礼ならこいつに言え」
遠藤「ようずっと牢で楽にしてやがって」
中田「全然楽じゃないけどね」
遠藤「とりあえず戻ってきてくれて嬉しいっす」
中田「よくジャンを説得できたな?」
ジャン「殺すと脅されてな」
中田「えっ?脅迫?」
遠藤「そうでもしないとうんと言わないからさ」
中田「ありがとうお前のおかげで出れたよまた借りができたな」
遠藤「おお返せよ必ずよ」
マルコ「良かったね遠藤。」
遠藤「ああマルコお前のおかげでもあるありがとう」
マルコ「いいよ。いいね遠藤は上位10名のひとりだもん憲兵団行けて…僕は行けないよ…」
遠藤「なぁマルコ俺は別に憲兵団に行きたくないんだ。」
マルコ「え?」
遠藤「だから俺と一緒にあいつの釈放を手伝ってくれたお礼に俺の代わりに憲兵団に行ってくれないか」
マルコ「何を言って」
遠藤「だからおまえは憲兵団に行きたい。俺は別に行きたくない。教官に頼んでマルコを成績上位10名の1人に」
マルコ「無理だよそんな」
遠藤「マルコの成績だと8位位だな」
遠藤「教官1つお願いあるのですが」
キース「なんだ?」
遠藤「俺を成績上位10名から外してください」
キース「ならん、何故だ?」
遠藤「俺は憲兵団に行きたくないのでマルコを成績上位10名のひとりにしていただきたいのですが」
キース「確かにポット訓練兵は上位10名に入れる実力はある」
キース「しかし入れなかったのが事実だ諦めろ」
マルコ「…」
遠藤「では…訓練兵をやめて開拓地に行かせていただきます」
キース「!!貴様一体何を言っているのかわかっているのか!」
エレン「おい遠藤何言ってんだよ」
アルミン「そうだよ何もそこまでしなくても」
遠藤「黙ってろ」
遠藤「憲兵団に行きたくありませんそれを行きたい奴に譲るだけです。しかとその者には死んで欲しくありません。確かに兵士は死を覚悟しなければなりません。しかし憲兵団は死の恐怖はありません。私は別に死んでも構いません。しかし友が死ぬのはもう見たくありません。何卒お願いいたします」
キース「…よかろう許可しよう」
マルコ「本当に!?」
キース「ただしポット訓練兵」
マルコ「はい」
キース「この恩を生涯忘れるな」
マルコ「はっ」
遠藤「ありがとうございます」
キース「これが最後だぞ」
遠藤「わかりました」
エレン「すげぇなあの教官を」
アルミン「本当だよ。いつも怖いあの教官を」
ミカサ「あなたは実にバカ」
マルコ「えっ遠藤」
遠藤「?」
マルコ「本当にありがとう!!憲兵団に行きたくてずっと努力してきたんだ遠藤のおかげで行けるよありがとう本当にありがとう!!」
遠藤「おう!!やって来い!」
夜…
中田「サーて、いよいよ明日は所属兵科を決める日だな」
中田「お前は決まったか?」
遠藤「いーや」
中田「馬鹿野郎」
遠藤「だってさ」
訓練兵1「おう遠藤お前はもう決まったのか?」
訓練兵2「どうせお前らそろって憲兵団だろ」
中田「いや俺は調査兵団だ」
遠藤「俺は…」
エレン「負けるからって諦めるのか?」
中田「?エレン?」
エレン「確かに人類はここまで敗北してきたそれは巨人に対して無知だったからだ負けはしたが戦いで得た情報は確実に次へと繋がる!俺達は何十万の犠牲で得た戦術の発達を放棄して大人しく巨人のエサになるのか!?冗談だろ!?俺は!!巨人を1匹残らず駆逐して狭い壁の中から出る!!これが俺の夢だ!まだ人類は完全に敗北した訳じゃない!!」スタスタ
アルミン「待ってよ!エレン」
中田「あいつ…」
遠藤「なぁお前俺の所属兵科教えてやろうか?」
訓練兵1「ああ」
遠藤「俺は調査兵団に入る!!」
END
シーズン2予告
遠藤「これでお前とも長い付き合いになるな」
中田「そうだな」
壁
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
巨人ゾロゾロ
遠藤「でもさ…」
ドーーーン!!!
遠藤「何の音だ!!!」
町民「あれを見ろ!!」
エレン「固定砲整備班!!戦闘開始!」
トーマス「壁が破られた…」
コニー「巨人が入って来るぞ!」
何故?壁が破られた?
町民「うわー!!!」
巨人バク
友の死
遠藤「!!!!!!マルコ!!!!!!」
友との誓い
エレン「お前と一緒に巨人を駆逐してえ!」
友の苛立ち
中田「ふざけるんじゃねぇ!!!!!!」
遠藤「お前がふざけんな!!!」
友の叫び
胸ぐら掴んで壁に叩きつける
ドン!!
遠藤「そんなことしても誰も喜ばんぞ!!」
新たな恋
レイト「中田さんは私のパートナーです付いていきますよどこまでも」
抱き締める
中田「必ず守るどこまでも付いてこい。愛してる」
守れるか?
遠藤「防衛ラインはそこだ」
巨人の侵略から
町民「うわ!!よせやめろ!!」
兵士「うわー!!!やめてください!」
同僚と
中田「いけ!!そこだ!!」
街を
指揮官「撤退だ!!!!!!引け!!」
友を
遠藤「よせ!!!!やめろ!!」
皆を
中田「お前がやらなけりゃ誰がやる?」
決意…
遠藤「俺がやればいいだけだろうが!!!」
仲間からの告白
クリスタ「遠藤が好きなの!」
サシャ「遠藤が、好きなんです」
アニ「…好き」
ユミル「そっその…好きだ」
ペトラ「好きなの!本当に!」
ミーナ「ありがとう好きだよ」
遠藤達は巨人から
巨人 ドシンドシン!!
逃げ切れるか!?
遠藤「逃げろ!」
自由へ
遠藤「お前の決意はどこに行った!!自分の決意を左胸に置け!生きろよ」
進撃せよ!!
遠藤「今だ!根絶やしにしてくれるわ!続けー!!!!!!!」
次は誰が死ぬ?
遠藤「すまん、ここまでだな…」
中田「遠藤!!!!!!」
シーズン2 近日執筆予定
閲覧ありがとうございました。
ここで一つお知らせが
機種変更するのでユーザー名が変わる可能性が…続きを書きますので。
ここはどこだ?シーズン2と多分検索してくれたら出ると思うので。ss投稿速報で書く予定なので安心してくださいまたお会いしましょー
希望があればコメント欄でお願いします。遠慮なさらずお願いします。
お疲れ様です!!!
続き気になります!
面白い!
続きお願いします
面白い!
続きお願いします!!
そして俺が足をつったのであった(いらねぇよその情報)