絵里「μ's?」
絵里が記憶喪失になる話
初投稿です。
誤字脱字は見逃してください
ちょっと長いかも
あらすじ
μ`sは三年生が卒業し宣言通り解散。
しかし一、二年生がスクールアイドルは続けて
いた。
卒業した三年生も暇があれば顔を出していた。
そんなある日…
~絵里宅~
絵里「今日も疲れたわ…」
絵里「明日は空いてるわね」
絵里「あ、もしもし希?」
絵里「明日音ノ木坂行かない?」
絵里「ええ、分かったわ」ピッ
絵里「曲でも聞こうかしら」
何も知らず 笑うんだ毎日 忘れようと言い聞か
せて♪
絵里「ありふれた悲しみの果てね…」
絵里「…」
パタッ
Zzz...
~次の日~
絵里「…」
絵里「あら?」
ムクッ
絵里「もう朝ね…」
ピンポーン
絵里「誰かしら?」
ガチャ
希「絵里ち、おはよ」
絵里「おはよう希。どうしたの?」
希「え?絵里ちの方から音ノ木坂行こうって誘
ってきたやん」
絵里「音ノ木坂に?なんで?」
希「何でって絵里ち、寝ぼけてるん?」
絵里「そんなことないわよ」
希「穂乃果ちゃんたちに顔出しに行くんや
ろ?」
絵里「穂乃果?誰かしら?」
希「絵里ち?本当にどうしたん?」
絵里「?」
希「大変や…」
希「とにかく着替えてきなよ」
絵里「?分かったわ」
希「…」
~音ノ木坂にて~
ガチャ
希「来たよ~」
穂乃果「希ちゃん!」
絵里「何でこんなところに…」
穂乃果「絵里ちゃん!」
絵里「え?」
絵里(だ、誰かしら?なぜ私の事を知っている
のかしら?)
希「穂乃果ちゃん、ちょっといい?」
穂乃果「?」
海未「どうしたのですか?」
真姫「何かあったの?」
~希説明中~
一同「えぇぇぇ!?」
ことり「絵里ちゃんが記憶喪失?」
凛「じゃあ凛たちのこと覚えてないの?」
希「そうやね…」
花陽「原因は分かってないの?」
希「全く」
穂乃果「どうすれば…」
真姫「いつも通りにしてればいいんじゃな
い?」
ほのりんばな「え?」
真姫「いつも通りにしてれば思い出すかもしれ
ないじゃない」
希「そうやね!」
ことり「いいかも!」
穂乃果「じゃあ練習始めようか!」
絵里(私はどうしたらいいんだろう…)
~屋上にて~
海未「1,2,3,4,5,6,7,8…」
絵里「…」
希「どう?、絵里ち」
絵里「無理よ、思い出せない」
穂乃果「ふー休憩休憩」
希「お疲れみんな」
希「絵里ちも何か言ってあげな?」
絵里「え?えーと…」
絵里「お疲れ様?」
穂乃果「ありがと絵里ちゃん!」ダキツキ
絵里「わっ!、ちょ、ちょっと~」
真姫「こうしてるといつも通りだけどね…」
花陽「そうだね…」
海未「さあ、休憩は終了です。」
凛「え~凛もうちょっと休みたいにゃ~」
海未「駄目です、ライブも近いんですから」
花陽「凛ちゃんがんばろ?」
凛「分かったにゃ~」
海未(チョロい…)
絵里「…」
~帰り道~
希「今日も練習疲れたな~」
絵里「あなた何もしてないじゃない」
希「一緒にいるだけで疲れるんや」
絵里「…」
希「じゃあ何で行ったのかって顔しとるな」
絵里「い、いや、別に…」
希「嬉しいんよ」
絵里「え?」
希「孤立しかけてたウチや絵里ち、にこっち、
素直になれない真姫ちゃん、
自分に自信を持てなかった花陽ちゃんと凛ちゃ
ん、
いろんな人があの二年生三人に救われた。
μ`sを通して繋がった。それが形は違えど続い
てる。
それなら、応援したくなるやん?」
絵里「希…」
希「だから、疲れても行きたいって思うん
よ。」
絵里「私、絶対にみんなの事を思い出すわ。」
希「ウチも手伝うよ」
~翌日~
絵里「うーん、朝ね…」
ピンポーン
絵里「誰かしら?」
ガチャ
希「おはよ」
絵里「あら、希じゃない」
希「迎えにきたで~」
絵里「え?」
希「今日も行くんよ?」
絵里「わ、わかったわ。準備してくるわね。」
~移動中~
ガチャ
希「みんな、おはよ」
穂乃果「おはよー!」
絵里「今日も元気ね…」
穂乃果「それが穂乃果の取り柄だからね!」
絵里「でも朝よ?」
穂乃果「でもμ`sのためなら頑張れるんだ!」
海未「確かに朝早くても頑張っていますね」
穂乃果「だよね!」
ことり「うんうん!」
ああ、楽しそう…
本当にこのメンバーの中に私がいたのかしら…
希「絵里ち、どうしたん?」
絵里「え?い、いや、何でもないわ…」
希「…」
希(来週はにこっちも来る…。そこで真面目に
話し合ったほうがいいかもね…)
~翌週~
にこ「はあぁぁ?絵里が記憶喪失?」
希「そうなんよ…」
にこ「何があったのよ…」
絵里「私も分からないわ…」
希「今日はみんないるからちゃんと話し合った
ほうがいいかとおもったんよ」
にこ「そうね…」
にこ「本当に何も覚えてないの?」
絵里「ええ…」
にこ「何でよ!こんなこと二度とないのよ!?
それなのに何でよ!
忘れるなんて許さないわよ!」
絵里「分かってるわよ!だから必死に思い出そ
うとしてる!でも、でも…!」ボロボロ
真姫「もう、二人ともやめなさいよ」
海未「そうですよ。まずは落ち着きましょう」
にこ「そうね…言い過ぎたわ、ごめんね絵里」
絵里「いいのよにこ。私も悪かったわ」
全員「…」
希「とりあえず穂乃果ちゃんたちは練習した
ら?ライブが近いんやろ?」
穂乃果「う、うん…」
海未「そうですね…」
絵里(…)
~帰宅後~
絵里「…」
絵里「どうしたらいいのかしら…」
プルルル
絵里「…希?」
ピッ
絵里「もしもし?
うん、うん
えっ?
でも!
…
そうね…
分かったわ…
ピッ
絵里「…」
絵里「うう…」
~翌日~
ピンポーン
絵里「…はい」
ガチャ
希「おはよ」
絵里「おはよう…」
希「いこか」
絵里「ええ…」
~移動中~
ガチャ
希「おはようみんな」
花陽「おはよう二人とも。どうしたの?元気な
いね?」
絵里「ええ…」
希「話があるんや」
七人「?」
~説明中~
七人「ええー!?」
穂乃果「何で?」
凛「凛たちのこと、嫌いになっちゃったのかに
ゃ?」
絵里「違うの…」
にこ「じゃあなんで思い出すのを諦めるなんて
言うのよ!」
絵里「それはね…
昨日電話で希と話し合ったのよ、これからどう
するか。
そして、一つの答えを出した。確かに記憶は取
り戻したい。
私が無くした記憶はすばらしいものだったのか
もしれない。
でも、これ以上あなたたちの邪魔は出来ない。
あなたたちはライブも近い。
それに、記憶を無くしたのなら、また作ればい
い。
これから、このμ`sのみんなで。」
にこ「でも、でも…!
あなたが無くした記憶はそんなんじゃないわ
よ!
また作れるものじゃないのよ!
それくらいかけがえのないものだったのよ!」
ことり「そうだよ!
絵里ちゃんたちがいたときのμ`sの思い出はあ
の時だけのものだよ!」
凛「それにまたこの九人で思い出を作ったって
そんなんじゃ本当の思い出じゃないよ!」
穂乃果「私たちは大丈夫だよ!」
絵里「みんな…」
希「あなたたちはどう?」
うみまき「…」
海未「それを決めるのは、絵里自身なのではな
いでしょうか。」
ほのことにこ「えっ?」
真姫「私たちが三年が卒業してもアイドルを続
けるか迷っていたとき、絵里が言ったわよね」
海未「「それを決めるのは私たちじゃない」
と。」
全員「…」
穂乃果「…そうだね」
ことり「ホノカチャン!?」
海未「穂乃果…」
穂乃果「確かにあの時みたいにはいかないかも
しれないけど、
私たちが頑張れば絶対にいい思い出ができる
よ!
みんなでもう一回、今度は絶対に忘れないよう
に絵里ちゃんの記憶に刻み込んであげよう
よ!」
にこ「…そうね」
凛「やるにゃー!」
花陽「わ、私もがんばるね!」
希「ウチも手伝うよ」
海未「私も努力します。」
真姫「私もやるわよ」
ことり「穂乃果ちゃんがそう言うんならことり
も協力するよ!」
穂乃果「みんな…」
絵里「みんな、ありがとう。特に穂乃果」
穂乃果「そ、そんな~。穂乃果は別に何もして
ないよ~」
確かに私は大切な物を失ったのかもしれない。
それでも、この九人なら何でもできる気がす
る。
確証はないけど、そんな気がする。
だから私はこのまま生きていく。
いつか記憶が戻る、その時まで___
完
Bad endにしようかhappy endにしようか悩んでたらよくわかんなくなった…
このSSへのコメント