2014-11-09 01:36:36 更新

概要

End∞Lessのメンバーということがバレかけている2人…


前書き

長くなっちゃいました。
文字化けが酷い。連絡しています。
あとの方にも書きましたが、ミューズ、とカタカナ表記にしました。


ミューズとは。


翔:皆さん。こんにちは♪


勇樹:今日はよろしく♪


いくらEnd∞Lessの衣装に着替えたからといって、いくら髪型を変えているからといって、いくらサングラスをかけているからといっても、もうバレてるだろう。が、やはり今はEnd∞Lessなのだ。


穂乃果:よ、よろしくお願いします…


海未:失礼ですがどこかでお会いしたことは…?


海未が疑うように聞く。


翔:初めて、じゃない?


勇樹:もしかしたらコンサートに来てくれたファンの子やったり?


海未:…


終斗:やっと来たか、2人とも。じゃ、僕たちもリハやらせてもらいますね♪


穂乃果:は、はい…


♪〜


9人side


花陽:これが生のEnd∞Less…


真姫:感動してる場合じゃないわ。どうするの?あれ。完璧に翔と勇樹じゃないの。


絵里:確かにそうよね…


海未:分かりましたか?穂乃果。


穂乃果:うん……でも、


希:さ、皆そこらへんにして、うちらは休憩しよ?


凛:緊張しっぱなしで疲れたにゃ〜。


海未:…そうですね…


End∞Less side


9人が暗い顔で舞台袖から出て行くのを尻目にインタビューに応じる。


A:どうして復活を…

B:なぜ音ノ木坂なのですか…


終斗:まぁまぁ1人ずつ…


ーーーー2時間後ーーーー


翔:やっべぇ、インタビュー長すぎだろ…


勇樹:さすがに2時間もトイレは怪しすぎる…かな?


ガチャ


翔:悪い!遅れた‼︎


海未:大丈夫ですよ。


え?


絵里:えぇ。


あれ?なんで?普通なら怒っても…


真姫:間に合ったからいいんじゃない?


どーしたんだよこいつら…


穂乃果:…さ、皆…時間だよ…


ーーーーーー

ーーーー

ーー


1番手 A-RISE


ツバサ:私たちA-RISEはもう一人メンバーを加えて、新メンバーとなりました。この4人で発表するの初……


舞台袖。終斗が出るのだからもう少し興奮してもいいのではないか、というぐらい9人は冷めきっている。




勇樹:お、おいおい、どうしたんだよ。皆…こんなテンションのままライブに行っても全然…


にこ:あんたねぇ…よくもそんな口…


ツバサ:あら、皆さん。次は皆さんの番ですよ♪期待していますからね。


穂乃果:はい…じゃ、じゃあ皆、テンション上げて行くよ。


11人:おー!


曲が流れる。暗い痛い冷たい視線を感じながら踊る。合宿のときとは違う。不安が確信に変わったような…そんな視線。


ライブ中は9人は作り笑顔で誤魔化していた。取材陣は全く感じていないみたいだが、皆笑うなんて雰囲気じゃない。


曲が終わる。ポーズを決めるとそそくさと9人が出て行く。後を追う。


翔:お、おい。さすがにあれはないんじゃないか?


勇樹:そうだぜ。End∞Lessに負けt


海未:じゃあ私たちを負かせて来てくださいよ。平様。勇様。


やはり…バレてたか…


終斗:じゃ、行こうか、2人とも♪


翔:…あぁ、すまんな。


勇樹:…悪い。


俺たちは再びステージに進んだ。前からは歓声、後ろからは泣きじゃくる声を聞きながら…


ーーーーーー

ーーーー

ーー



終斗:いや〜。久しぶりにしちゃ、良かったんじゃない?翔、勇樹。


3チームが終わり、舞台袖。終斗が9人に見せびらかせるように話かける。


翔:あぁ、睡眠時間が足りないのはキツかったが、ま、大丈夫だったな。


勇樹:で、終斗、これからの目標は?


終斗:ん?もちラブライブ優勝‼︎ってか2人とも皆に言ってなかったんだね。2人がEnd∞Lessだってこと。…じゃああの勝負のことは?


その言葉に穂乃果が元気なく反応する。


穂乃果:…勝負?


終斗:あちゃー。言ってないんだね…罪深い奴らだよ、ほんと。


穂乃果が立つ。つられるように他のメンバーも。


終斗:ま、詳しくは2人の口から話してあげたら?


翔:…あぁ。


俺と勇樹は終斗との勝負について9人に話す。End∞Lessを続けなければ、結果がどうであれ、音ノ木坂は廃校になること、かつ全力で終斗に挑むこと、そして、俺たちの全ての過去を…


絵里:…そんな、こと…


にこ:そんなこと、信じられると思ってるの⁉︎あんたたちは絶対き、裏切らないって……うっ、ひぐっ……


花陽・にこ・ことりは泣いてとても喋れる状態じゃない。


希:なんで、黙って掛け持ちしてたん?


希の目にも涙が浮かぶ。


終斗:だーかーらー…


真姫:あなたには聞いてない‼︎そこの2人に聞いてるのよ‼︎


翔:守るため…だ。


真姫:はぁ?何をよ。同じチームのメンバー泣かしといて何を守るのよ‼︎


勇樹:お前らだ‼︎


真姫:なっ、


勇樹:ミューズを結成したときまだ復活はしてなかった。だが終斗が復活を持ちかけてきた。メンバーが抜けるのは無し、と決まっていたから、条件は掛け持ちすること。それでEnd∞Lessとミューズで勝負し、終斗が勝ったら俺たちはミューズを脱退、End∞Lessとしてだけ活動する…その代わりミューズが勝ったらEnd∞Lessは解散…そんな俺たちだけの問題をお前らに…


穂乃果:なんで?なんで…なんで相談してくれなかったの⁉︎2人の相談ならどんな内容でも喜んで聞いた!私だけじゃない‼︎皆も!私たちが怒ってるのは掛け持ちしてたからじゃない!相談されないから‼︎信用されてないと思ったから‼︎仲間じゃないと思われてると思ったから‼︎‼︎

それに2人だけの問題じゃないよ!


終斗:2人を責めないでやってくれよ。2人だって音ノ木坂と君たちの笑顔を守るために…


穂乃果:2人のいないミューズに笑顔なんてないよ‼︎‼︎


穂乃果が目にためた涙を零す。


終斗:へぇ、じゃあどうする?僕から力ずくで奪う?


穂乃果:はい。終…いや、音羽終斗さん!私と勝負です‼︎


翔:お、おい!穂乃果…


穂乃果:私たちが勝ったらEnd∞Lessは解散、終斗さんが勝ったらどうにでもしてください。


勇樹:ちょ、それはいきなr


終斗:いいですね。まあルールはあまり変わって無いみたいですが、9人のやる気が違う…で、2人については?


穂乃果:両方とも本気でやってもらいます。本気でないと判断したら終斗さんの判断で好きなように…


終斗:ふふ、僕の言うことを本気で受けてくれる人がいるなんてね…望むところです。金を使った卑怯な真似はしませんから…おっと、契約に行かなきゃ…じゃ、僕はこれで。


後書き

次はリベンジ編、かな?


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