【短編】提督と三日月 鉄血編
短編の読みきりになっています。
キャラ崩壊、呼称の違和感などあるかもしれませんが、それでもよければお願いします。
提督「三日月ってさぁ地味だよな」
三日月「いきなり酷いこと言いますね司令官」
提督「そこで三日月が目立つように案を考えてきたので発表します」
三日月「おおきなお世話ですよ・・・」
提督「そして、今回はアドバイザーをお呼びしております。どうぞお入りください」
望月「うぁー、面倒なことになったもんだよ全く」
三日月「何故もっちが・・・適当に聞いてるので始めてください」
提督「まず呼び方を変えます」
望月「んーまぁ印象は変わるよね」
提督「ミカっていいと思うんだ。他の艦と被らないし」
望月「流行に乗っかっていくんだな」
提督「何のことだ望月?」
望月「しらばっくれて・・・・三日月がもし旗艦を沈めたら、いくよ」セーノ
提督・望月「すげえよミカは!」ハハハハハ
三日月「何が面白いんでしょうか?」カキカキ
望月「寄せていくなら装備も変えないとな」
提督「メイスを既に要請さんにつくってもらっています!」
望月「うぁーアホだ、アホがいるよ」
提督「なかなか開発で出ないから、一から作ってもらった」
望月「何故開発で出ると思ったんだ・・・・まぁ、完成度はわりと高いねーやるじゃん」
三日月「近接武器って無茶言いますね」カキカキ
提督「本当はバルバトス建造したくて大型回したけど出なかった」
望月「何故出ると思ったんだ」
提督「資材の無駄だった。あの資材でメイス10本は作れた」
望月「三積み推奨なのになメイス」
提督「えっ!一本じゃだめなの?」
望月「あたりまえっしょ、よく投げるじゃんメイス」
提督「あー!忘れてた。直ぐに残りも作らないとな」
三日月「高射砲が足りてないと言うのに・・・」カキカキ
提督「性格はどうにかして変えてもらう」
望月「えっ、三日月じゃ無理じゃないか」
提督「敵艦全て滅ぼすまで止まらない性格に変えて、俺が戦争の無い世界へ連れて行ってやると催眠をかける」
望月「催眠って、司令官」ヒクワー
提督「機械いじり担当に任せれば作れそうだがな」
提督「そして俺は名前を改名してオルガと名乗る」
望月「あーいいんじゃない」
提督「オルガ・サブナック少尉」
望月「そっちかよ!」
提督・望月「ハハハハハ」
三日月「司令官。仕事終わったので先に上がりますね。行くよもっち」
提督「えっ?ちょっと待って、まだ提案の途中だぞ」
望月「そーだぞ三日月ってあれー」ズルズル
三日月「仕事しっかり終わらせてくださいね」
提督「え、なにこの山。提督に任せすぎじゃありませんか秘書官様」
三日月「何か問題でもありますか?」ニコ
提督「い、いえありません・・・」
三日月「では、失礼します」ガチャ
望月「じゃーなーしれいかん」ズルズル
望月「な、なぁ三日月怒ってる?」ズルズル
三日月「そんなには怒ってないよ」
望月「そんなにって・・・・」ズルズル
三日月「ところでもっちお願いがあるの」
望月「んぇ?」
後日
提督「それじゃあ出撃頼んだぞ」
三日月以下「はい!」
準備中
望月「一応持ってきたけど本当にやるの三日月」
三日月「ええ。実力見せてあげますよ」
望月「危険だとおもうけどなぁ」
ミカヅキ「強くなければ今まで生きてないよ」
望月「えっ・・・」
三日月「冗談だよもっち。行ってくるね」
望月「い、いってら~」
望月(何が三日月にここまでさせるんだろうか)
望月(先に結果から言っておこう。三日月はメイスを積んで出撃して暴走して帰ってきた。まぁ無責任な暴走じゃなくて随伴艦としっかり考えられた作戦だったけど、索敵前にメイスで突撃していくのはどうかと思う。そして相手の攻撃を全て回避してメイスで殴り続ける三日月は悪魔そのものに見えた)
帰港後
提督「お、おい三日月無茶するなよ!」
三日月「私の回避力があればあれぐらい余裕です」
提督「もしもの事があるだろ!」
ミカヅキ「もし沈んでも、後でまた会えますよ」
提督「み、三日月・・・」
三日月「それで次は何処で何を落とせばいいですか?北方ですか?南方ですか?」
提督「俺をからかっているのか?この前のことに対して怒ってるなら謝る。だから頼むから元に戻ってくれ」
三日月「あの頃の私にはもう戻れませんよ。深海棲艦を全て滅ぼす・・・・司令官が連れて行ってくれるって言ってくれた、だから私変わったんです。司令官あなただけ降りることは許しません。さぁ出撃命令を・・・」
提督「ヒェーーーーーーーー」
望月「なぁ三日月やりすぎたんじゃないの?」
三日月「私実は負けず嫌いなんです。最近司令官のイジリが多くてつい」
望月「負けず嫌いは知ってるけど、まさか夕張にまで根回ししてるとはな。本当に性格を変えたかのような夕張の演技ノリノリだったな」
三日月「最近司令官調子に乗っていましたからね。一度頭を冷やしてもらわないと」
望月「で、しっかり働けば元の三日月に戻せるかもしれませんと夕張に言われた司令官は今真面目にお仕事か。何で司令官が働いたら三日月が元に戻るんだよ・・・・」
三日月「しっかり働いているのは嬉しいけど、もうそろそろ戻ってあげないと可哀想だから行ってくるね」
望月「あーいってら~」
後日
望月「ようやく司令官も元に戻ったな」
三日月「まさかあそこまで落ち込むとは思ってなかったなぁ」
望月「真面目な三日月がああなったと思えば心にくるんじゃない?」
三日月「少しは悪かったなって思ってるよ私も」
望月「ふーん、だからクッキー焼いてきたわけね。1つもらい」モグモグ
三日月「こ、コラもっち勝手に食べて」モウ
コンコン
提督「戻ったぞ~」
三日月「お帰りなさい司令官」
望月「邪魔してるよ~」
提督「あー二日ぶりの司令室は良いなぁ・・・・そうだ!」
提督「唐突だが三日月。移動中アニメを見ていた俺は1つの不安を覚えた」
三日月「なんですか司令官」
提督「三日月ってさ友達少ないのではないかと」
三日月「」ピキ
提督「そこで俺が隣人部というものを作るから一緒に活動して友達を増やそう!」
望月(駄目だこの人)モグモグ
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