鳳翔「提督?」提督「はいはい」朝潮「おとーさん!」
鳳翔さんと朝潮ちゃんが大好きな提督の日常です
柱島泊地に着任した提督と、周囲の艦娘達の何気ない日常です。キャラ崩壊等もあると思いますが、そこも含めて楽しんでいただければ幸いです。
鳳翔「提督?こんな夜遅くにどうしたのですか?」
提督「おぉ鳳翔さん。いやいや書類をまとめるのが遅れてしまってね。悩んでても仕方がないからやってたんですよ」
鳳翔「そうだったのですか…でも今が何時かお分かりですか?」
提督「んー、ヒトハチマルマルくらい?」
鳳翔「はぁ…」ジトー
提督「え?何か呆れられる要素あったかい…?」アセアセ
鳳翔「提督。今はフタサンマルマル、11時ですよ?」
提督「あ、あちゃー…ま、まぁ今まとめ終わったからね、うん。」
鳳翔「無理はいけませんよ。一体何時から作業されていたのです?」
提督「あー、それはー、ね。」
鳳翔「隠し事はいけませんよ。」ジトー
提督「うっ…、まぁ大体ヒトロクマルマルくらいから、かなぁ…」
鳳翔「えぇ!?ご飯はどうしたんですか!」
提督「いやー…恥ずかしながら食べてない感じで…」
鳳翔「いつも駆逐艦の娘たちに三食きちんと食べなさい、なんて言っている提督がそれではいけませんよ?」
提督「あー、確かにね。それもそうだ…お腹も空いたし、何か作って貰ってもいいかな?」
鳳翔「もう、今からじゃ簡単なものしか作れませんよ?少し待っていて下さい」
提督「いや〜申し訳ないね」
鳳翔「私は構いませんが、提督は無理しすぎです。たまには私達を頼っていただけませんか?」
提督「今回は没頭しすぎていたね…次からは手伝ってもらうよ」
鳳翔「えぇ」ニッコリ
提督「わざわざ持って来てもらうのも悪いしね。すぐ片付けてお店に行くよ」
鳳翔「あら…すいませんね」
提督「いえいえ。作って貰えるだけありがたいよ…」
鳳翔「明日も忙しそうであれば、何か片手で食べられるものでも持って行きますね」
提督「お!楽しみだな〜」
鳳翔「提督は働き過ぎなんですから…まったくもう」
提督「あはは…まぁ君たちのためだからね。苦ではないさ」
鳳翔「それだから心配しているんです!」
提督「分かったよ、次からは心配掛けないようにするから…」
提督「いや、本当に申し訳ない…」
鳳翔「いえいえ。じゃあ作りますね♪」
提督「お願いします(なんだか楽しそうだな…)」
提督「そう言えば昼間は駆逐艦が騒がしかったけど、何かありましたか?」
鳳翔「あら、ご迷惑でしたか?」
提督「いえいえ。ただ少し気になったものですからね」
鳳翔「ふふふ。実は間宮さんが新しいお菓子を考えたそうで、その試食会だったんですよ♪」ニコニコ
提督「あぁ…そう言えば青葉がそんなことを書いていたような…」
鳳翔「今回は珍しく川内ちゃんも来ていましたよ?」
提督「ほぅ…川内が…いや、なんだか意外ですね〜」
鳳翔「みんな女の子としての生活を楽しんでいるようでなによりですね♪ 出来ましたよ〜」
提督「おぉ!空腹時にはたまらない香りですね…焼き魚ですか?」
鳳翔「えぇ。天龍さんと木曾さんが川で釣ってきてくれたんです!」
提督「それは…すごいけど奴らはどこを目指してるんだ…美味い!」
提督「ところで、」チラッ
鳳翔「あー、あはは…」チラッ
隼鷹「うぇ…気持ち悪…」
ポーラ「う〜ん……」zzZ
那智「いい味付けだな」モグモグ
提督「あの飲兵衛共は、いつから?」
鳳翔「えーと….」
提督「鳳翔さん?隠し事はいけませんよ…?」
鳳翔「夕方の5時から…」
提督「お前ら5時から呑んでたのか!?」
隼鷹「んぁ…?」
ポーラ「うーん…?」
那智「ん?」キョトン
提督「隼鷹とポーラは部屋に戻れ…明日演習だぞ?」
鳳翔「ほらほらみなさん、立ってください?」
提督「那智、君もだぞ?そんな何を言われてるか分からないって顔でキョトンとしてもダメ。」
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提督「はぁ…腕は一流なんだがなぁ…」
鳳翔「まぁまぁ、彼女達も今の生活を楽しめているんですから良いじゃないですか♪」
提督「まぁ、そうですね。ポーラも艦隊の面々と仲良くやれているようで何よりです。」
鳳翔「えぇ…本当に。さて、明日も早いですから提督もお休みになってはいかがでしょう?」
提督「そうですね。鳳翔さんは片付けですか?」
鳳翔「えぇ、いくつかやることも残っていますし。終わり次第お部屋に行きますよ♪」
提督「私も迷惑を掛けてしまいましたからね。お手伝いしますよ」
鳳翔「あらあら…それじゃあ食器のお片づけから…」
提督「…」パチッ
鳳翔「…」スー、スー
提督「(まだ寝てる、か。起こさないように…)」ゴソゴソ
鳳翔「…ん…提督?」パチッ
提督「ありゃ。起こしちゃったか…おはようございます鳳翔さん」
鳳翔「おはようございます。随分とお早いんですね?」
提督「あぁ、今日は朝から片付けておきたい書類があるものですから」
鳳翔「あら。なら私もお手伝いしましょう♪」
提督「ありがたい申し出ですね…よろしくお願いします。」
鳳翔「私は貴方の秘書艦ですからね…それに、妻ですから♪」
提督「っ…/// なんだか、照れますね…」
鳳翔「ふふ♪まずは朝ごはんですね〜」
提督「ですね。じゃあ、行きましょうか」
鳳翔「あの娘達も待ってますから、ね」
川内「お?提督!おはよー」
提督「川内か。昨日は楽しかったか?」
川内「うっ…え、演習はちゃんとやってるよ…」
鳳翔「うふふ。怒ってるわけじゃないんですよ?」
神通「鳳翔さん、提督、おはようございます。勿論姉さんもそれは分かっていますよ」
提督「いやいや、てっきり甘い物を好まないのかと思ってたからな。わざわざ新作のスイーツ目当てで早起きするとは思わなかっただけだよ」
鳳翔「今度は私のほうでも何か出しましょうかね♪」
川内「本当!?」
提督「そうだな。今度鳳翔さんか間宮さんにでも頼んで何か作って貰うといい」
川内「そうしようかな!」
提督「それにしても那珂ちゃんはどこ行った?」
川内「リサイタルの準備らしいけど?」
提督「おいおい許可して…まぁいいか…」
鳳翔「朝から元気なのは良いことですね♪」
神通「後でよく言っておきます…」
鳳翔「いえいえ♪元気な歌声を聴くのは私達も癒されますから。頑張って、と伝えておいてください」
提督「さて、少し長くなってしまったが朝餉にしようか…」
川内「私達はまた後で向かうよ」
神通「那珂ちゃんを探してきます」
提督「くれぐれも無理はするなと言っておいてくれー」
鳳翔「では私は空母寮のみなさんを起こしてきますね?」
提督「よろしくお願いします。お先に間宮さんで待ってますね」
鳳翔「すぐに行きます♪」タタタッ
朝潮「お父さん!おはようございます!」タタタッ
提督「おぉ朝潮ちゃん、おはよう」
大井「あら提督?今いらっしゃったところですか?」カチャ
提督「あぁ、すぐに鳳翔さんも来るはずだ。」
北上「提督じゃ〜ん、ここ空いてるよ〜」ブンブン
大井「もう…北上さん?今持って行きますから落ち着いてください…」ハァ…
朝潮「北上さん、朝から楽しそうですね!」ニコニコ
提督「なんと言うか…大井、大変だな…」
大井「いえ…提督は何にします?」
提督「あぁ、鳳翔さんが来てからにするよ。」
北上「てーとくー」ブンブン
大井「北上さん!お水が倒れますから!!」ダッ
提督「…今日も北上ワールド全開だな…」
ガラッ
鳳翔「提督、お待たせしましたか?」ニコ
提督「ん?別に待ってはいないよ。朝潮ちゃんも来たことだし食べようか」ニコ
間宮「あら提督、おはようございます。昨夜はどうなされましたか?」カチャ
提督「あー、執務が長引いたもので…」
間宮「なるほど、そうでしたか…そう言えば」
提督「?」
間宮「朝潮ちゃん、お店が閉まるで待ってたんですよ。ちょっと寂しそうでしたよ?」ボソッ
提督「本当ですか!?朝潮ちゃん….後で埋め合わせしなきゃですね…」ボソッ
間宮「ええ、その方がよろしいかと。鳳翔さんがいればすぐに帰らせちゃったんでしょうが…」ボソボソ
提督「あ、お店が…」
鳳翔「どうしました?」
提督「あー、鳳翔さん。昨日朝潮ちゃんが待っていてくれたらしくて、結局遅くまで帰れなかったでしょう?」
鳳翔「あらあら…今夜は、」
提督「分かってますよ。遅れないようにしなきゃならないのは当然ですけど何か埋め合わせを…」
朝潮「お父さん!」タタタッ
提督「朝潮ちゃん…ごめんな…」ナデナデ
朝潮「?」ナデラレ
提督「あー、昨日一緒に夕ご飯食べられなかっただろ?」
鳳翔「私もお店が手一杯で…ごめんなさいね?」
朝潮「いえ!この朝潮は大丈夫です!お仕事頑張ってください!」
提督「朝潮ちゃん天使ィイイイ!!!」ナデナデナデ
朝潮「えへへ…」
鳳翔「今日は一緒に食べましょうね」ナデナデ
朝潮「本当ですか!」
ガラッ
間宮「いらっしゃいませ〜」
陸奥「あら?また提督の持病の発作ね?」
赤城「なんとも微笑ましいものですね」
加賀「えぇ、本当に…私も、撫でたい…」
陸奥「貴女って意外と子供好きなのよね…」
加賀「意外、かしら…?」
陸奥「まず初見で懐いてくれる子は稀でしょうね」
ガララッ
木曾「おはよう」
天龍「おはようさん。すげぇ腹減ったぜ…」
龍田「天龍ちゃんったら無茶苦茶な動きばっかりするから〜」
球磨「まぁ球磨たちもその変則的な動きに助けられたと言えなくもないクマ」
提督「っておうおう続々と集まってきたな…」
鳳翔「何になさいます?」
提督「鳳翔さんと同じ物で構いませんよ。朝潮ちゃんはどうする?」
朝潮「私も鳳翔さんと同じ物でお願いします!」
鳳翔「あらあら…そうですね…間宮さん、何かお勧めはありますか?」
間宮「お勧めですか…そうですね〜無難に日替わりでどうでしょうか?朝採れたての野菜のサラダが付くんです♪」
鳳翔「あら!それは良いですね…では日替わりを3食分お願いします♪」
間宮「かしこまりました〜」
提督「それにしても朝から元気だなぁ…」
鳳翔「あらあら良いことじゃありませんか」ニコニコ
提督「まぁ元気が無いよりは良いですね。さて、いただきます。」ニコ
鳳翔・朝潮「いただきます」
提督「スクランブルエッグにトースト、新鮮野菜のサラダ…健康的な朝食って感じのメニューですね。」
鳳翔「このサラダは朝採れたてだそうです」ニコニコ
朝潮「美味しいですね!」ニパー
提督「朝潮ちゃん口にケチャップ付いてる」
鳳翔「あら。」フキフキ
朝潮「あっ…」
提督「お腹減ってるのは分かるけど落ち着いて食べよう、ね?」
朝潮「はい!」ニパー
北上「鳳翔さんにてーとくーおはよ〜」
鳳翔「あら北上さん。おはようございます」
提督「あまり大井に迷惑を掛けてやるなよ?おはよう。」
朝潮「…!…!おはようございます!」ゴクッ
北上「朝潮ちゃん喉詰まっちゃうよ?おはよ〜」
大井「北上さんったらいつの間に…提督、ご一緒しても?」ハァ…
提督「構わんよ」
鳳翔「ではどうぞこちらに…」
大井「あらすみません…」
鳳翔「いえいえ」
朝潮「北上さん!空いてますよ!」
北上「お!ありがとね♪」ニコ
朝潮「いえ!」ニパー
提督「北上達は何にしたんだ?」
北上「ほっけー」
大井「季節外れな気はしますけどね」
鳳翔「ホッケですか…今夜の御夕飯は煮魚でも良いかもしれませんね♪」
提督「良いですね〜手伝いますよ」
朝潮「私もお手伝いします!」フンス
陸奥「あら、今夜は提督夫妻の作るお夕飯なのかしら?」ニヤニヤ
提督「そうなるかもしれん。あとその呼び方は照れるから止してくれ…」///
北上「あはは( ̄▽ ̄)提督真っ赤だね〜」
鳳翔「あら…あらあらあら…」///
朝潮「ふふふ」
陸奥・北上・大井「(似た者同士だなぁ(ねぇ)…)」
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天龍「よーしお前ら遠征行くぞー」
響「了解した」
電「準備オーケーなのです!」
雷「大丈夫よ!」ゴソッ
暁「……」zzZ
天龍「響はその小脇に抱えた酒瓶を降ろせ。駆逐艦が呑むんじゃねえ!」
響「いや、だが…」オロオロ
天龍「響?」
響「うぅ…了解…」
龍田「電ちゃん?装備が演習用のままよ…?」
電「はっ!ありがとうなのです!」パタパタ
龍田「替えてらっしゃ〜い」
天龍「雷、お前もその馬鹿でかい荷物は一体なんだ…?」
雷「おもてなしセッ…」ゴソゴソッ
天龍「…遠征、だぞ?」
雷「…分かったわ…置いてくるわね…」
天龍「そう哀しそうな顔するなよ…たかが遠征だぜ…?」
龍田「暁ちゃ〜ん?レディはお目覚めの時間よ〜」
暁「はっ!寝、寝てないわ!今日はお日柄もよく、なのです!」///
龍田「おはよ」ニコ
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天龍「それじゃあ準備は出来たか?行くぜ?」
響「オーケーだ。」
雷「置いてきたわ!」
天龍「その袋は…まぁいい。出来たならもういいさ…」ハハハ...
龍田「天龍ちゃんが遠い目をしているわ〜」
電「準備万端なのです!」
暁「おーけーよ…zzZ」
天龍「大丈夫か…?」
提督「君らはコントでもやっているのかい?」ハァ
鳳翔「元気一杯ですね」ニコニコ
天龍「やってねぇからな!?」
暁「そうよ!」
龍田「今夜から夜更かしは止めましょうね〜?」
暁「うぅ…」
響「無理することは無いさ」ニコ
電「暁ちゃんは立派なレディーなのです」ニコ
暁「そ、そうかしら?」
雷「えぇそうよ」ニコ
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~執務室にて~
提督「我が鎮守府に足りないのは何だと思う?」
長門「さあなんだろうな。」
陸奥「んー、火力?」
提督「君たちで間に合っている・・・」
鳳翔「では航空戦力でしょうか・」
提督「それもまた違う。正解は高速火力艦だ」
長門「ふむ。」←低速戦艦
陸奥「あらあら・・・」←低速戦艦
鳳翔「確かにそうですね・・・」←低速軽空母
提督「確かに駆逐艦の娘たちの夜戦火力は目を見張るものがあるな。主に朝潮ちゃん。」
長門「まあ確かにそうだな(親バカだ・・)」
陸奥「でも装甲が、ね・・・(親バカねぇ・・)」
鳳翔「ではどうするおつもりで?」
提督「久方ぶりに妖精さんを起こさねば」
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~工廠にて~
妖精さん‘s「シゴトカ...?」
提督「そういうこと。」
陸奥「じゃあ私が秘書艦になるわね」
鳳翔「すいませんがお願いしますね」
陸奥「気にしないで鳳翔さん。たまには駆逐艦の娘たちにも会ってきて」ニコ
鳳翔「ありがとうございます」ニコッ
提督「夜までには終わると思うから、今日はゆっくりと羽を伸ばしてきてださい」
陸奥「いってらしゃ~い」
提督「それじゃあ明石、頼むぞ」
明石「任せてください!私は見てるだけですから!」
提督「そうなんだよなあ…」
カーンカーン
41cm砲
提督「ええ…」
陸奥「私たちの艤装…」
提督「間に合ってるんだよなあ…」
陸奥「次いきましょ、次。」
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提督「一つ、聞いていいだろうか…」
陸奥「…いい、わよ」
提督「装備しか建造されないんだが…」
陸奥「まあ、みんな着任済みだもの…」
提督「資材がみるみる減っていって恐ろしいんだが…」
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提督「なあ。これで、これでラストにしようか。」
陸奥「まさか途中で艤装解体するほど着任しないとは思わなかったわね…」
提督「金剛型は四姉妹だったな…」
陸奥「そうね。高速戦艦、金剛型四姉妹。」
提督「四隻建造、やるかあ…」
陸奥「また資材集めの旅に出ることになりそうね」
提督「これも海域攻略のための重要な一歩だからな…」
カーンカーン・・・・・ドン!ドン!ドン!ドン!
〔タイマー: 4:10:00 ×4〕
提督「」
陸奥「」
妖精さん「バ-ナ-モッテコ-イ」
妖精さん2「アイサ-」
妖精さん3「イクゾ-」シュゴー×4
金剛「英国で産まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!」
比叡「金剛お姉さまの妹分、比叡です。経験を積んで、姉さまに少しでも近づきたいです!!」
榛名「高速戦艦、榛名、着任しました。あなたが提督なのね? よろしくお願い致します!」
霧島「マイク音量大丈夫…?チェック、1,2……。よし。はじめまして、私、霧島です。」
提督「・・・」ブルブル
榛名「提督…?」
金剛「テートクー?大丈夫ですカー?」
提督「よっしゃァアアらァアア!!!!ツモったァアア!!!!んんんん!!素晴らしい!!」
陸奥「あらあら…」ニヤニヤ
鳳翔「提督、そろそろ…あら?」
金剛「Oh!ホーショー!お久しぶりデース!!」
鳳翔「まあ金剛さん!比叡さんに榛名さん、それに霧島さんまで!」
榛名「鳳翔さん!お久しぶりです。」
提督「さあ、ここで話してないで鎮守府を案内しようか」
比叡「着任早々申し訳ないんですけどお腹が…」
陸奥「食堂に行きましょうか…?」
鳳翔「安心してください」ニコッ
霧島「?」
鳳翔「駆逐艦の娘たちと着任のお祝いにご飯を作っていたんです」
陸奥「あらあら…お手伝いできなくてごめんなさいね…」
鳳翔「いえいえ。私も久しぶりにあの娘たちとおしゃべりできて楽しかったです」にこ
金剛「では行きマショー!!」
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『んさなみ の 型剛金 そこうよ』
朝潮「ようこそみなさん!」
龍田「よろしくね~?」
天龍「久々だな!これからよろしく頼むぜ!」
暁「暁よ、よろしく頼むわね!」
響「響だよ。привет」
提督「それめは遅れたが挨拶といこうか。我が艦隊へ、ようこそ!」
鳳翔「歓迎しますね♪」
金剛「これからよろしくお願いしマース!」
霧島「お願いしますね」
比叡「気合い!入れて!行きます!!」
榛名「よろしくお願い致します!」
朝潮「お父さん!」
提督「どうした朝潮ちゃん」
朝潮「金剛型のみなさんに鎮守府を案内したいと思うのですが!」
提督「うん、良いんじゃないかな。連れに北上でも連れて行ってやんな」
朝潮「了解しました!!」
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鳳翔「…良かったのですか?」
提督「…。何が、かな?」
鳳翔「提督……
北上さんがマンガ雑誌とお菓子を買い込んでいるのを見越してでしょう…?」
提督「バレた?まぁそうなんですけどね。北上は放っておくと引き篭もりと化しますから…」
鳳翔「あぁ…で、でも休日の過ごし方としては良いのでは?」
提督「その後夜更かしして翌朝から大井に負担が行くと思うと…」
鳳翔「あぁ…大井さん…」
提督「人一倍姉妹を思う大井だからこそですからね…」
鳳翔「とはいえ次回のお休みはゆっくりとさせてあげて下さいね…?」
提督「分かってますよ。まぁ北上も、駆逐艦の娘たちに頼まれると弱いですからね。なんだかんだで面倒見のいい娘ですから、大丈夫でしょう」
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北上「買い込んだマンガ…お菓子…。イイねぇ♪シビれるねぇ♪今日こそ1日部屋でゆっくりと…」
コンコン
『北上さん!金剛型のみなさんに鎮守府を案内しようと思うのですが!』
北上「!?朝潮ちゃんか。それで、私に何か用かな…?」
『おとーさんが北上さんも連れて行けと!』
北上「あぁああ!!」ガクッ
『大丈夫ですか!?』
北上「はぁ…うん。大丈夫。行こっか…(恨むよ提督ぅ…)」
ガチャッ
朝潮「行きましょ!北上さん!」ニコッ
北上「はいよ〜」
北上「(ま、この笑顔にゃ勝てないねぇ…)」ニコ
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金剛「Heyキタカミー!お久しぶりデース!」
北上「ははは〜一昨日会ったばかりだけどね〜」
榛名「休日に無理言ってすいません…」
霧島「今日はよろしくお願いします」
北上「ま、気にしないでよ。さーてどこから回るかねぇ…」
朝潮「間宮さんのところはどうでしょうか!!」キラキラ
比叡「間宮さんですか!?いいですね!」キラキラ
北上・榛名・霧島「(二人とも行きたいのね)」
金剛「ではマミヤ?に行きマショー!」
北上「あいよ〜んじゃ着いて来て〜」
北上「(ま、たまにはこんな休日も悪くないかね)」フフ
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【番外編: その頃大井っちは】
大井「…」zzZ
提督「お疲れさん」ボソッ
鳳翔「…」ニコニコ
提督「…」ナデ
大井「んん…」ゴロン
鳳翔「ふふ」ナデナデ
執務室のこたつでぐっすりと眠っていましたとさ。久々の休日を堪能した大井っちでしたが、寝起きの顔を提督に見られたと顔を真っ赤にして自室へ走り去ってしまったのはまた別のお話。
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提督「んん…んんん…来ない…」
鳳翔「提督?どうされました?」ニコニコ
提督「いやね、特殊海域で確認された娘でどうしても迎えたい娘がいまして。」
鳳翔「そうでしたか…その娘の名前はなんと言うのですか?」
提督「名を山風、といいます」
??「!?」
鳳翔「山風ちゃんですか…」チラッ
提督「?」
鳳翔「いえいえ。先ほど第1艦隊が帰還しまして」ニコニコ
提督「のようですね。今から迎えに行きますが…」
鳳翔「朝潮ちゃんが新たなお友達を連れてきたようなのです。」
提督「ふむ。お祝い事ですね?」
鳳翔「えぇ。今扉の前に来ているので、着任の挨拶でもと思いまして」ニコニコ
提督「?えぇ、ではそうましょうか。(んー?この流れどっかで見たぞ〜?)」
??「…」コンコン
提督「どうぞ(まさか、な。)」
??「…」ガチャッ
提督「!?」
山風「あたし…白露型駆逐艦……その八番艦。山風。いいよ……。別に。」
提督「…」パクパク
鳳翔「ふふふ」ニコニコ
提督「…」ガタッ
山風「!?」ビクッ
提督「よく来たね…山風ちゃん。待っていたよ…」
山風「ほ…」
提督「ほ?」
鳳翔「?」
山風「放っておいて…///」
提督「(なにこの娘すっごい可愛いんだけど」
鳳翔「提督?隠せてないですよ?」ニコ
提督「…」パチン
川内「ほいさ!」シュバッ
提督「相変わらず忍者みたいな身のこなしだな。川内、全艦に通達。今から新艦娘着任パーティを開催する」
川内「りょーかーい」ダッ
鳳翔「あらあら。台所が忙しくなりそうですね」ニコニコ
提督「私も手伝いますよ。
鳳翔「それでは、お先に失礼しますね♪」
提督「すぐ向かいます。さて、山風ちゃん。」
山風「か、構わないで…放っておいてくれて、いいのに…」
提督「そういうわけにもいかないんだよ。ここじゃあ恒例行事なんだ。顔合わせって意味でも、ね?」
山風「うん…分かった…」
提督「不安かい?」
山風「…」コクン
提督「きっと大丈夫。さぁ、行ってみよう」ニコ
山風「…///」ナデナデ
提督「あぁ可愛い。すっごい可愛い」
陸奥「提督も素が出なければ威厳があるんだけどねぇ…」
提督「おや陸奥。いつの間に」
陸奥「一応居たのよ?扉の前で盗み聞きしてただけ」フフッ
提督「相変わらず趣味が悪い」
陸奥「あら心外ね。お台所で待ってるわよ?鳳翔さん」ニコッ
提督「早めに行かないと夜までに間に合わんな…」
山風「てーとく…手を繋いで…ううん!なんでも…ない…」
提督「よし、じゃあ行こうか」ギュッ
山風「…!うん!」
陸奥「微笑ましいわね〜」
提督「陸奥?貴方は大量の食材の運搬係ですよ?」
陸奥「アナタ私のことを雑用係だと思ってないかしら!?」
提督「貴方だけが頼りなので」ニッコリ
陸奥「はぁ…別に構わないわよ。姉さんと金剛姉妹もかしら?」
提督「話が早くて助かります。お願いね」
陸奥「了解。厨房に運んでおくわ」
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どうもみなさんお久しぶりです、ぬか漬けです。長らく期間が開いてしまい申し訳なかったです。さて、今回は山風ちゃん回でございました。時期外れではありますが、山風ちゃん着任です。この娘本当に可愛い…朝潮ちゃんと山風ちゃんを娘として可愛がりたいものです^ ^
次回の更新も間が開くと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
残念ながら未完のSSとなります。恐らくこれから先、余程のことが無ければ更新はないと思われますのでご了承ください。
乙です。美味しそうな作者名に釣られて来てみました(笑)頑張って下さいませ!
微笑ましい日常ですね。(о´∀`о)
朝潮が可愛い件について!
ss頑張ってくださいね!ヽ(*´▽)ノ♪
とても微笑ましかった!
ほのぼのする