海未「今日は休日ですが午後からは練習ですね。午前中に美容院に行ってしまいましょう。」
海未ちゃんが美容院へ...
そこから始まる物語です。
海未ちゃんとμ`sのお話。
海未「最近髪が伸びてきて気になります…」
海未「今日は休日ですが午後からは練習ですね…午前中に美容院に行ってしまいましょう。」
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美容師「今日はどんな感じで~?あ、この雑誌とかだとどれがいいっすかね~?
海未「え~…」
海未(あ、この方のロングヘアー素敵ですね..)
海未「こんな感じでお願いします」ユビサシ
美容院「分っかりましたぁ~」
チョキチョキ・・・・・
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穂乃果「ごっめ~ん、待った?」
にこ「しっかりしなさいよ、あんた集合時間ギリギリよ」
凛「また海未ちゃんにおこられちゃうにゃ~」
穂乃果「あれ、海未ちゃんは?」
花陽「そういえばまだだね」
絵里「海未が遅刻なんて珍しいわね?」
希「なんかあったんかな..?」
ジー
ことり「っん!?」ビクッ
サッ
真姫「急にどうしたのよ?」
ことり「今あそこに誰かいなかった?」
真姫「…さぁ?」
ことり「気のせいかな...」
ジー
ことり「誰っ!?」ビクッ
ジー
ことり「…」ジー
・・・ジー、サッ
ことり「凛ちゃん!」
凛「まかせるにゃ」ダダダダダッ
海未「はっ!?」ダッシュ
凛「待つにゃ~~」ダダダダダッ
凛「捕まえたにゃ」ダキッ
凛「…あれ、よく見たら海未ちゃん!?」
海未「い、いえ、わ、私は園田海未ではありません」
凛「凛まだ園田なんて言ってないにゃ」
海未「」
凛「というかなんで頭押さえてるにゃ?もしかして頭怪我したの?」
海未「いや、これは…」
凛「とにかくみんなの所いくにゃー」
海未「いや、待って、ちょ、引きずらないで、りん!」
ズルズルズル
花陽「あっ、凛ちゃん誰か捕まえてきた」
凛「海未ちゃんだったにゃ」
希「なんだ、海未ちゃんやったんか」
真姫「あそこで隠れて何してたのよ?」
海未「いや、あの」
凛「海未ちゃん頭怪我しちゃったんだって」
絵里「それは大変ね。すぐ手当てしないと」
ことり「ウミチャン、手当てするから頭見せて?」
海未「いや、あのっ」
凛「手をどけるにゃ~」ガシッ
海未「クッ」
凛「にゃ~~」ガシッ
海未「あっ」
バッ
海未「」
ことり「...え」
絵里「ハ、ハラショー…」
穂乃果「海未ちゃん、前髪…」チラッ
にこ「結構き、切ったのね」チラッ
花陽「な、なんていうか..」チラッ
真姫「に、似合ってるじゃない?」チラッ
希「イ、イメチェンいいやん?」チラッ
凛「ちょっと変じゃないかにゃ~?」
のぞにこえりほのことまきぱな「っ!?」
凛「ちょっと切りすぎっていうか、失敗?」
にこ「いや、アイドルとして素晴らしい個性よ、海未。サイコーよ」
凛「変に目立っちゃうにゃ」
希「前までの髪からのギャップ萌ってやつやね?」
凛「驚くだけじゃないかにゃ~?」
ことり「素敵だよ、ウミチャンかわいいっ」
凛「そーかにゃ~?」
花陽「そ、そうだよかわいいよ!A-RISEのツバサさんみたいだよ?とってもかわいい!」
凛「あの人もよくよく考えると変な髪にゃ笑」
海未「・・・やはり、変ですよね…」
希「全然そんなことないよー」ボーヨミ
海未「美容院に行ったんですが、私が指差したモデルさんの隣のモデルさんのようなカットにされて…まさかこんな事になるとは...もっとはっきりと伝えるべきでした…」ショボン
希(きっと三戸なつめとかクレッラップの子とかに間違われたんやろうな..ここは何が何でも似合ってるで押し通すしかないで…)チラッ
絵里 コクッ(希がこっちをチラッと見たわ。とりあえず頷いたけど、どういう意味?)チラッ
希(エリチ分かってるやろな?)チラッ
絵里 コクッ(これはどうするのが正解?むむむ…)
にこ(ちょっと穂乃果たちは何やってるのよ!?幼馴染なんだからはっきり言ってやりなさいよ?今言っちゃわないと後々きついのは目に見えてるわよ)チラッ
穂乃果 コクッ(にこちゃんのチラッはどういう意味だろ..思いっきりいじれって事かな?ムリムリそんなの。ここはことりちゃんが脳トロボイスで…)チラッ
ことり コクッ(そうだよね…こんなウミチャンみたら我慢できないよね///恥ずかしがるウミチャンなんて///穂乃果ちゃん大丈夫。今日は私の家親いないから3人で楽しも?///)ニヤ
穂乃果(笑った!?任せろって事?ことりちゃん頼んだよ)
花陽(うぅぅ…空気が重いです….ここは誰が行くのかな?やっぱり先輩だから3年生?それともリーダーだから穂乃果ちゃん?それともことりちゃん?花陽は絶対無いよね?後輩だし、第一そういうキャラじゃないし…凛ちゃんのせいだよこれ…)チラッ
凛(かよちんが困った顔してる!あっもしかしてお米が欲しいのかにゃ?でも凛おにぎりとか持ってきてないし…真姫ちゃんならなんとかなるかも)チラッ
真姫(はぁ!?なんである意味元凶の凛がこっちに頼るのよ?あんなズタボロに言ったんだから自分で何とかしなさいよ。)プイッ
凛(真姫ちゃん!?かよちんが困ってるのに知らん顔するなんて…許さない…)
海未「やはr」
凛「真姫ちゃんなんでそんなひどいことができるの?友達が苦しんでるのに見て見ぬふりをするのはひどいにゃ!!」シャー
真姫「はぁ?誰のせいでこうなってると思ってるの?あんたに怒られる筋合いはないわよっ!」
にこ「いや、凛の言う通りよ!はっきり言うことは言わなきゃ後々痛い目に合うわ」
花陽「でも、真姫ちゃんの言うことも分かるよ…凛ちゃんもちょっとは気を使わないと」
希「凛ちゃんは素直やけど、時と場合に応じてな?」
凛「なんで?大事な友達が困ってるんだよ?」
穂乃果「そうだよ、いじって笑い事にするのも友達の役目だよっ!」
希「いや、笑い事には絶対しちゃダメなシチュエーションや」
凛「穂乃果ちゃんひどいよ!」
にこ「見損なったわ…」
穂乃果「こっ、ことりちゃんはどうなの?」
ことり「うーん、笑い事っていうか、恥ずかしがってるウミチャンをいじめちゃったり///」
花陽「イジメチャウノ!?」
ことり「花陽ちゃんもそういうの好きなの?」
花陽「好きとかはないけど、ここは優しく...」
ことり「花陽ちゃん///」
花陽(なんで照れてるの?)
絵里「海未!!」
海未「..はい?」
希(動いた!!頼むでエリチ..)
絵里「もしかして、ここが秋原葉ってこと忘れたの?」
海未「…どういうことですか?」
絵里「私はこの街が好き。常に街が新しいものを取り入れて、常に変化をしているこの街にいると、何か新しいことを始めようとしても受け入れてくれる気がする。μ`sに入ってから私はこう思うようになったわ。あなたのその髪もきっと受け入れてくれるはずよ?」
海未「絵里…」
希(これは久々にかしこいやん!!ようやったでエリチ!!)
海未「まぁ、切ってしまったものは戻りませんし、私もこの髪を受け入れましょう」
希「一件落着やね」
凛「じゃあかよちん急いでご飯食べにいこ?」
花陽「いいけど急がなくても…」
ことり「ハノケチュン、夜待ってるからね?///」
穂乃果「夜..?もしかしてお泊りしていいの?」
ことり「3人でいっぱい楽しも?」
海未「私もですか」
ことり「今日はウミチャンが主役だよ///」
ほのうみ「..?」
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TV『前 髪 を 切 り す ぎ た ~♪』
海未「...!」
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海未「と、いう歌がありまして」
絵里「...で」
海未「絵里も前髪を切りましょう」チョキチョキ
絵里「無理に決まってるじゃない!」
海未「ここは秋原葉ですし」
絵里「確かに言ったけど無理に変化しなくても..」
海未「前髪切りすぎユニット作りませんか?」
絵里「イヤよ!」
海未「絵里の髪は素敵な金髪ですね」チョキチョキ
絵里「や、やめて、海未落ち着きなさい?」
海未(このような髪になってから学校では笑われ、街では後ろ指を指され、どれだけの恥をかいたでしょう。理屈が通っていないのは重々承知していますが、あの時偉そうに語って私を丸め込んだ絵里を道連れにする以外にこの無念は晴らせません)フフッ
海未「さぁ絵里覚悟を決めてください」
絵里「いやよ!ゼッタイいやよ!!」アトズサリ
海未「フフフッ」
絵里(こいつ目がいってる)
海未「はぁっ!!」ガバッ
キャ―――――――――――
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希「さぁみんな!続いては絵里ちゃんと海未ちゃんの新ユニットの登場やで!」
ワァ――キャ―――
希「それでは~~どうぞ!!」
ジャンジャン~~♪
マエガミ~キリスギテ~デアッタ~.....
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うみえり「みんなありがとーーー!!」
スタスタ
穂乃果「何だかんだで人気出たね」
花陽「アイドル界の新ジャンルデス!」
真姫「前髪切ってるファンもいたぐらいだものね」
希「ちょっと嫉妬しちゃうなー」
ことり「前髪切りすぎブームになるかもね」
海未「では」
絵里「みんなも」
のぞにこことほのまきりんぱな「絶対却下!!」
読んでくれた人ほんと感謝です。
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