2016-09-02 19:14:38 更新

概要

A-RISEのまったり話。
ツバサが統堂家へお泊まり...


前書き

ツバサと英玲奈のカップリングをお楽しみください。
では。





Tel

英玲奈『つまり、私の家に泊まるというのか?...うん、いや親は今日は仕事でいない。あぁ、うん、...分かった...』


―――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――――



ツバサ「ねーねー」


英玲奈 カキカキ


ツバサ「ねーえーれーなー」


英玲奈 カキカキ


ツバサ ケシゴムポイ


英玲奈 ゴツッ


ツバサ ニヤー


英玲奈 カキカキ


ツバサ「トードーケテー セーツナサーニハー」


英玲奈 ギロッ


ツバサ「ナーマエヲー ツケヨォーカー スノーハレイション」


英玲奈「・・・はぁ。頼むから黙ってくれ」


ツバサ「せっかく泊まりに来てやったのにそれは無いでしょー?」


英玲奈「お前の試験がヤバいというから、私の家で勉強しに来ているのだろうが」


ツバサ「試験なんて何とかなるわよ。それよりm」


英玲奈「そう言って、前回何とかならなかったのを忘れたのか?」


ツバサ「赤点は取ってないわ」


英玲奈「ファンからしたらどうだ?憧れの、A-RISEの、カリスマ的なリーダーが、テストでぎりぎり赤点を取らなかったことに、喜ぶ姿は。」


ツバサ「誰にだって裏の顔はあるわよ」


英玲奈「我々スクールアイドルはそうもいかないだろう。基本的にはただの高校生だ。」


ツバサ「でも久々ね、英玲奈の家にお泊りなんて」


英玲奈「・・・。あぁそうだな」


ツバサ「まだまだ夜はこれから何だし、ちょっと休憩しましょ?」


英玲奈「お前は休憩するほどやっていないが、確かにそうだな」


英玲奈「お茶入れてくる」


ツバサ「私も行くー」


英玲奈「お茶入れるだけだぞ?」


ツバサ「いいのー」






ズズズズー


ツバサ「落ち着くわ」


英玲奈「やはり緑茶はいいな。心が和む」


ツバサ「ねぇ、英玲奈の部屋に何かヤバい物ないの?」


英玲奈「ブフッ!?いきなり何を聞くんだお前は」


ツバサ「英玲奈にだって裏の顔があるわよね~?」ニヤー


英玲奈「裏の顔も、ヤバい物もないぞ」


ツバサ「じゃあ探してもいい?」


英玲奈「好きにしろ」


ガサガサゴソゴソガラガラズリズリ・・・・


30分後


ツバサ「チッ」


英玲奈「だからないと言っただろう」


ツバサ「疲れた...汗かいちゃったわ」


英玲奈「そろそろ風呂に入るか」


ツバサ「うん」


英玲奈「先に入っていいぞ」


ツバサ「え?」


英玲奈「え?」


ツバサ「一緒じゃないの?」


英玲奈「一緒に入るのか?」


ツバサ「お泊まりに来たんだから一緒にお風呂はマストよー」


英玲奈「そういうものか?」


ツバサ「そうよ!!」


英玲奈「...ならばそうするか」


ツバサ「ワーイ、英玲奈とおっふろ~、英玲奈とおっふろ~」ピョンピョン


英玲奈「はしゃぎ過ぎだ、.はははっ」






チャポン


ツバえれ「フゥ~~」


ツバサ「極楽ね」


英玲奈「あぁ」


ツバサ バシャ


英玲奈「うぉっ!?」


ツバサ バシャバシャバシャ


英玲奈「くっ、この」バシャバシャバシャ


ツバサ バシャバシャバシャ


英玲奈 バシャバシャバシャ


ツバサ ピタ・・・


英玲奈 バシャバシャバシャ ピタ・・・


英玲奈「え?」


ツバサ「英玲奈もこういうことするのね」


英玲奈「っ...///・・・べ、別にいいだろう///」


ツバサ 二ヤー


英玲奈「...先に上がってる」スクッ


ツバサ「ダメに決まってるでしょ」ガシッ


ツバサ「卒業したらなかなか一緒にお風呂なんて入れないんだから」


英玲奈「...卒業できるのかも分からんくせに」


ツバサ「顔が赤~い」ヒャッヒャッヒャッ


英玲奈「調子に乗るな」バシャ


ツバサ「うわっ、やったわね、この貧乳!」バシャ


英玲奈「黙れ面白ヘアー」バシャ


バシャバシャバシャバシャ―――――――






英玲奈 カキカキ


ツバサ カキ カキ


ツバサ「ねぇ英玲奈、この問題は結局何を答えればいいの?」


英玲奈「問題文をよく読んでみろ」


ツバサ「よく読んで分からないって言ってるのー」


英玲奈「ったく、ほら、見せてみろ」


ココハコウデーアアデー コレガコウナッテー

トイウコトハ、コレハコウネ!

イヤ、ソウジャナクテ――――――――






英玲奈 カキカキ...パタン


英玲奈「ふーー、そろそろ寝るか」


ツバサ「・・・疲れた」


英玲奈「お前にしてはだいぶ耐えたな」


ツバサ「なんだかんだ言って次の試験も何とかなりそうだわ」


英玲奈「日頃から適度に勉強しておけば焦る必要などないのだぞ?」


ツバサ「でも、勉強しなかったから英玲奈とお泊まりできたんじゃない?」


英玲奈「///ったく」


ツバサ「さ、寝ましょ」


英玲奈「まさかだが...一緒にか?」


ツバサ「え?」


英玲奈「え?」


ツバサ「英玲奈、一緒に寝たいって事?」


英玲奈「いや、そうじゃないけど..」


ツバサ「別々で寝るもんだと思ってたけど、英玲奈がそういうなら、私...///」


英玲奈「2人で風呂は平気なのに、2人で寝る事になぜ照れる」


ツバサ「さすがに2人で寝るのは///」


英玲奈「じゃあ、私はこっちで寝るからベッドを使ってくれ」


ツバサ「え?」


英玲奈「え?」


ツバサ「一緒に寝る感じじゃないの、今の感じは?」


英玲奈「お前は分からん奴だな・・・一緒に寝るか?」


ツバサ「イェッサー」






英玲奈「...狭い。あと、近い」


ツバサ「いいじゃんいいじゃん」


英玲奈「寝れる気がしないんだが」


ツバサ「こういう時は、気づいたら寝ちゃったーって感じでいいのよ」


英玲奈「私は早く寝たい」


ツバサ「寝させないわよ」


英玲奈「じゃあ寝ないでどうするんだ?」


ツバサ「ねぇ英玲奈」


英玲奈「ん?」


ツバサ「なんでそっち向いてるのよ」


英玲奈「向かい合えと?」


ツバサ「そのかわいいお顔を見せておくれ~」


ゴソゴソ グルッ


英玲奈「これでいいか?」


ツバサ「い、意外と近い///」


英玲奈「シングルベットに2人だからな」


ツバサ「しっかしこう近くで見ると、英玲奈の目の下のホクロは色っぽいわ~」


英玲奈「この距離で言われると...照れるな///」


ツバサ「ベストホクロニストだわ、英玲奈」


英玲奈「そんな賞があるのか」


ツバサ「今作った」


英玲奈「なんだ」


ツバサ「じゃあPresented by 綺羅ツバサって事であなたにこの賞を贈るわ」


英玲奈「嬉しい限りだ」


ツバサ「どうして英玲奈はそんなにオトナっぽくて色っぽいのかしらね」


英玲奈「さあな。こっちはどうしてお前がそんなに幼いのか聞きたい」


ツバサ「幼くない!」


英玲奈「身長」


ツバサ「これから成長期!そういう英玲奈も貧乳じゃない」


英玲奈「...ま、どれもこれも個性だな」


ツバサ「そうそう。アイドルやってるとホントそう思うわ」


英玲奈「そろそろ寝るぞ」ゴソゴソ グルッ


ツバサ「結局そっち向くのね」


英玲奈「あんな顔が近い状態では寝れん」


ツバサ「じゃあ背中にくっついていい?」


英玲奈「...あぁ」


ゴソゴソ


ツバサ「...英玲奈の匂いがする」


英玲奈「...うん」


ツバサ「英玲奈、また泊まりに来ていい?」


英玲奈「...あぁ」


ツバサ「今度はあんじゅも一緒に泊まりに来るわ」


英玲奈「それもいいかもな」


ツバサ「卒業までに私の家にも泊まりに来て」


英玲奈「...ツバサ」


ツバサ「なに?」


英玲奈「ふふっ、寂しいんだろ?」二ヤ


ツバサ「な、何ぎゃよ?」


英玲奈「ぎゃってなんだ、ぎゃって。...まぁ正直、私も寂しいな」


ツバサ「そうなの?」


英玲奈「あぁ。卒業しても3人でアイドルは続けるが、もうスクールアイドルではなくなる。それに、今まで見たいに毎日毎日一緒には入られない...やはり、

寂しい」


ツバサ「高校生活はほとんど一緒にいたわね」


英玲奈「そうだったな」


ツバサ「...楽しかったわ」


英玲奈「あぁ、苦労も悔しさも散々味わったが、楽しかった」


ツバサ「あんじゅもきっとそう思ってるわね」


英玲奈「あぁ、ずっと一緒にいると言葉にしなくても伝わるようになってしまった」


ツバサ「英玲奈」


英玲奈「ん?」


ツバサ「私達3人は、ずーっと一緒よ」


英玲奈「...そうだな」


ツバサ「どっか弱気な感じね?」


英玲奈「そうか?」


ツバサ「大丈夫よ、私達の絆は何よりも強いんだから」


英玲奈「あぁ、当たり前だ」


ツバサ「それに、何かあったらこのリーダーに任せなさいっ」エッヘン


英玲奈「頼もしいな、さすが我らのリーダーだ」


ツバサ「リーダーは眠いわぁぁふぁぁあ」


英玲奈「ふふっ、おやすみ」


ツバサ「おやすみ」






チュンチュン(・8・)


英玲奈「....」


ツバサ「スピー...スピー...」


英玲奈「おい」


ツバサ「スピー...」


英玲奈「ツバサ、朝だ、起きろ」ユサユサ


ツバサ「んんぅ...ぅい?えへな?なんでここに?」


英玲奈「なんでもなにも、私の家だからだ」


ツバサ「ぁあ、お泊まりしたんだった、ふぁぁあ~」オヤスミー


英玲奈「二度寝するな」ユサユサ


ツバサ「なによー?」


英玲奈「お前の寝相のせいでこっちは寝不足だ」


ツバサ「あら、ごめんなさいねぇ ふぁあ~」


英玲奈「あの寝相でなぜ一緒に寝ると言い出したか...訳が分からない」


ツバサ「一緒に寝るって言ったのは英玲奈の方でしょ、んん~~」ノビー


英玲奈「私はそんなこと、いや、それよりも朝食を作るぞ。」


ツバサ「そっか、ご両親出払ってるんだっけ。何作るの?」


英玲奈「お米は炊いてあるから、味噌汁とか、目玉焼きとか、適当に作る」


ツバサ「できたら呼んで」


英玲奈「アホか」


ツバサ「はいはい、手伝うわよ」






ツバえれ「ごちそうさまでした」


ツバサ「あ、あんじゅからLINEきてる」



あんじゅ:『あんたらだけずるいから』

あんじゅ:『今日は練習休みにして』

あんじゅ:『3人で遊び行くことに決定しました~』

あんじゅ:『\(^o^)/』



英玲奈「どうするリーダー?」


ツバサ「たまにはこういうのもいいかもね」


英玲奈「ふふっ、同意見だ。だが帰ったら勉強しろよ?」


ツバサ「分かってるって。さ、出かける準備しなきゃ」


英玲奈「で、どこへ行く?」


ツバサ「どこへだって行けるわよ、3人一緒なら...」


英玲奈「あぁ...そうだな...どこへだって行こう...」



英玲奈「・・・いい感じのところ悪いが、自分の皿は自分で片付けろよ?」


ツバサ「えー、英玲奈やってよー」


英玲奈「自分のことは自分でやる」


ツバサ「ブ~ブ~」


英玲奈「はいはい」


ツバサ「ブ~~~ッ」


英玲奈「そうかそうか」



ピンポーン



英玲奈「はーい、おう、あんじゅ」


あんじゅ「迎え来ちゃった」


ツバサ「あんじゅー、英玲奈ったらひどいのよー」


あんじゅ「なになに、夜這いされたの?」


英玲奈「誰がするか、それより今日はどこ行く?」


あんじゅ「やっぱりアキバ?」


ツバサ「私もアキバがいい」


英玲奈「じゃあそろそろ準備して行くか」


ツバサ「よっし、リーダーに続きなさいっ!!」


えれあん「はいはい」


英玲奈「その前に食器の片付けだぞ」


ツバサ「えー」


あんじゅ「もう、早く行くわよ~」―――――――――――――――










後書き

読んでくれた人ほんと感謝です。
ちょっとツバサをバカキャラにしすぎちゃったかも笑

よかったらバンバン批評、コメントして下さい
(゜レ゜)v


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください