自分を大切にしない提督 「ヲマケ」
このssは本編の話が終わった後、登場するキャラ達のほのぼの日常を書いたものです
(まだ本編続いているけど)
また、このssは気分で書いてるので時々更新しますまたリクエストがあれば出来るだけ答えますので気軽に言ってください。
[chapter1:風邪]
=================鎮守府・執務室=========================================08:00
上崎「や、弥生大丈夫か?」
弥生「だ...大丈夫だよお、お兄ちゃん」
ここは上崎の鎮守府の執務室いつもなら弥生と上崎がイチャイチャしながら書類を片付けているのだか、今日は何時もと違った
上崎「嫌々大丈夫じゃ無いだろ」
弥生は顔を赤くしまた、体がだるそうに仕事を手伝っていた
弥生「大丈夫だって少し体がだるくて熱っぽいけど心配する事は無いよ」ゼェゼエ
と息をきらしながら彼女は言った
上崎「弥生命令だ今日は休め執務の手伝いは赤城や響に頼むから」
弥生「嫌です、夫が働いているのに妻の私が休むなんてまわりに示しがつきませんそ
れに」
上崎「それに?」
弥生「お兄ちゃんが浮気しないか心配」
上崎「弥生俺がお前一筋だと言うことは分かっているだろそれに体調が悪くて休むのを誰も非難しないだろ」
弥生「で、でも」
上崎「ハァなら今日は俺も休むよ」
弥生「そ、そんなことしたら仕事が終わらないんじゃ」
上崎「大丈夫だって特に重要な書類は無かったし次いでに妻の看病も
夫の役目だ」ニッコリ
弥生カオマッカ「そ、そんなこと言われたら休むしかないじゃないですか」
上崎「休め休め今日は1日俺が面倒を見てやるから」
そう言って上崎は弥生を抱き抱えた
弥生「な、ひ、一人で歩けるよ」カオマッカ
上崎「風邪でフラフラしている奴がなにいってるんだよそれに今日は俺に頼れ」
弥生「そ、そうだけどもっとやり方があるでしょ」カオマッカ
そう言っている彼女は上崎にお姫様抱っこをされていた
上崎「俺にとっては一番楽なんだよおんぶは背中痛いしそれにどうせ抱っこするなら 此方の方がいいかと」
弥生「そう、それならいいけど」カオマッカ(何時からお兄ちゃんは女の子の気持ちが分か るようになったんだろう?)
そんなことを考えてるうちに二人の部屋までお姫様抱っこで、運ばれている弥生だった
=========鎮守府・寝室==================================================08:20=
上崎「よっと」
寝室に着くと上崎は弥生をゆっくりとベットに寝かせた
弥生「ありがとう」
そうやって力なく言うと弥生は眠った
上崎「やっぱり無理してたんだな、もうお前だけの体じゃないと言うのに」
弥生のお腹には上崎と弥生の子供がすでに身籠っていたそれでも彼女は出撃をしようとしてたのでならせめてと上崎は産まれてくるまで秘書の仕事をしてもらうことにして今に至る
上崎「俺が二人を守んないとな」
そう呟くと上崎は弥生の頭を撫でた
上崎「おやすみ弥生」
そう言って彼は部屋を出て間宮さんにお粥を作ってもらいに行ったその後ちゃんと休んだ弥生は風邪も治り上崎が子供のことも考えてといったら反省して弥生は無理をしなくなった
chapter1 終わり
[chapter2:happybirthday ]
1つの部屋に鳴き声が響き渡る
赤ちゃん「オギヤーオギャー」
香菜「頑張ったね弥生ちゃん」
鳳翔「よく頑張りましたね弥生さん、元気な男の子が産まれましたよ」
そう言って彼女は弥生に産まれてきた子供を抱き抱えて見せた
弥生「この子が私とあの人の子供」ポロポロ
我が子の誕生に感激してか弥生は涙を流して子供を抱き締めた
大和「弥生よくやったな、しっかし子供が生まれると言うのに本部もひでえなあいつ を呼び出すなんて」
弥生「仕方がないですあの人は家族との時間を作るために軍をしばらく休むって言っ てましたから」
香菜「それでもこんな時に呼び出すなんてあんまりよ」
その頃上崎は
===========本部元帥部屋===============================================04:00==
上崎「元帥殿この度は何故私を呼び出したんですか?もししょうもない理由だったら
ぶったぎりますよ」ニッコリ
上崎は最愛の妻が苦しんで子供を産んでいるのに呼び出されてたちあうことができずにいてイライラしていた
元帥「まぁまぁ落ち着いて今回君を呼んだのは大事な話があるからだ」
上崎「大事な話?」
元帥「そう大事な話だ。単刀直入に言うと君を元帥にしたいと思っている」
上崎「!?」
元帥「驚くのも無理は無いだが君は元帥にふさわしいとわしは思っている」
上崎「何故私なのでしょうか?」
元帥「それはだな、君が誰よりも艦娘や人を大切にできると思ったからだよ」
上崎「俺はそんな大層な人間ではないです。だって俺は、自分を思ってくれていた友人を二回も殺したんですよ」
元帥「わしが思っているような人間では無いか、なら何故君は自分を傷つけてまで人や艦娘を救おうとする」
上崎「それは、友人の墓に誓ったから...」元帥「それは違うだろ!」
元帥「いくら誓っても己ばかり大切にする奴は自分の身を盾にしてまで他人を庇わん よ、それに今すぐになれとは言ってない」
上崎「それはどういう」
元帥「簡単な話じゃ家族との時間を過ごしてからでいいと言っておるんじゃ」
上崎「それだと俺が二度と戻らなかったらどうするんですか?」
元帥「無いだろうが、変わりにお前の友人の大和にやってもらいお前はその補佐をしてもらう」
大和の補佐は、上崎のプライド的に許せなかったし、元帥の考えも分からなくはなかったので上崎は
上崎「分かりました。いつになるかは分かりませんがそのお誘いお受けします」
元帥「うむ、なら早く嫁さんのもとへ行ってやれ」
上崎「はいわかってます」
上崎はそう言うと急いで弥生のいる鎮守府へ帰った
=========鎮守府==================================================05:00=======
上崎「子供は弥生は何処だ?」
大和「落ち着けこのバカ今は部屋で休んでいるから話すなら責めて後三時間は休ませ てやれ」
そう言って大和は興奮している上崎をなだめた
上崎「さすが、子供が二人いる奴は違うな」
大和「まあな」
そう言って大和はいつものように話した
大和「ちなみに産まれてきた子供は、お前に全く似ていない可愛い男の子だったぞ」
上崎「何か馬鹿にされているが今回は許してやろう」
上崎もいつものように返した
大和「しっかし俺達ももう父親になったんだな」
上崎「そうだな、だが、子供が大きくなる前にはこの戦争を終わらせたいな」
大和「だな我が子にこんな思いはさせたくないしな」
そんなことを話ながら彼らは時間を潰した
==============鎮守府・寝室=======================================08:00=======
上崎は時間になったので一旦大和との話をきり弥生のもとへ向かったそして部屋の前まで着くとドアをノックした
扉〈入ってもいいですよ
するとドアから入っても良いと声がしたので上崎はそっとドアを開けて入った
上崎「入るぞ」
弥生「お帰りなさい貴方」
いつもならお兄ちゃんと読呼んでくる弥生が、子供が産まれたからなのか貴方と呼んできたことに驚くも弥生が手に抱えている我が子を見るとどうでもよくなった
上崎「元気な男の子らしいな」
弥生「ええ、貴方に似たのかさっきまで元気に大声で泣いてましたから」
上崎「はは、元気なのはいいことだだが、顔は弥生に似て美形だな」
弥生「そうでも無いですよこの子の目は貴方にそっくりですから」
上崎「そうなのか、と、ところで名前は」
弥生「貴方が帰ってきてから決めようと思ったのでまだ決めてません」
上崎「そうかならとびっきりいい名前を着けてやらないとな」
弥生「そうですね」
上崎はこんな幸せを守るために自分の命をかけるつもりでいた
上崎「そうだな歩なんてどうだ」
弥生「歩ちなみにどうして?」
上崎「この子には戦争と全く関係のない世界を歩んでほしいからだ」
弥生「そうですね♪そのためにも私達が頑張らないと行けませんね」
上崎「そうだな、happybirthday歩」
こんな幸せが毎日続けるため上崎はこれからも戦い続けることを誓うのだった
chapter2 end
このSSへのコメント