提督「最近大淀の様子がおかしい」大淀「え?」大井「?」
【提督「何故か大淀は私を意識してくれない」大井「…は?」】
から1ヶ月経っております。
提督と大井が結婚し、大淀は正式(特例)に妹になりました。
そんな鎮守府の日常。
北上さん出ますよ~。
~執務室~
大淀「いきなりどうしたんですか?」
大井「今度はなんですか…また唐突に」
提督「いやさ、大淀とは兄妹になって、こうやって大井とは結婚して夫婦になったじゃん?」
大淀「そうですね、お兄ちゃん」ニッコリ
大井「け、結婚…結婚…ふふふふうふ//////」モジモジ
提督「…いや、もう1ヶ月経ったんだから慣れて」
大井「無理言わないでください!!だって私なんか眼中にないと思ってたのに…今は…ふ、ふふふふふふぅ/////」プシュー
提督大淀(なんだこの可愛い生き物は)
大井「…っ///コホンっ!!そ、それで提督はなんでそう思ったのですか…」
大淀「そうですよ?いくらお兄ちゃんの言うことでも少し傷つきますよ?」ホッペプクー
提督「いや、多分俺は悪くないと思うんだが…この前、俺が風呂に入ろうとしたらさ…」
………………………
…………………
………………
~浴室前~
提督「ふぅ、今日は早く終わったな。大井も今日は遠征出てるし、さっさと風呂入って寝るか~」ガラガラ(脱衣所ドア開け
大淀「お疲れ様ですお兄ちゃん♪」バスローブ姿←
提督「……………………………」
大淀「~?♪」ニッコリ
提督「…………」ガラガラ(そっと閉じ
大淀「え、ちょ」バタン
提督「あー…、落ち着け。今の時間は男性浴場…だな、札がある、そして俺は男。何も問題ないな、うん」ガラガラ
大淀「んもぅ、お兄ちゃんどうし」バタン
提督「…………………」
提督「…………………え?」
………………………………
…………………………
……………………
~執務室やで~
提督「とりあえず、その日はそのまま執務室に帰ったよ」
大淀「あれから1時間待っても来ないので流石に帰りましたよ…」ショボン
大井「うん、色々おかしいですねそれ」
大淀「え?」
大井提督「え?」
大淀「え、だって昨日北上さんに妹って何すればいいんでしょうかって相談したら、私は風呂で姉さんの背中洗ってるよーっておっしゃっていたので…」アセアセ
提督「………………大井」
大井「……北上さん、間違ってはいないけど…うん…」
大井「あのね、大淀さん。それは同性の兄弟や姉妹が行うことであって、大人の異性だとその…色々と問題が…ね?ちょっと耳を貸してください。そのゴニョゴニョ…」小声
大淀「は、はい!……あ、裸…///」
大井「……ね?」
大淀「ご、ごごごめんなさいお兄ちゃん!!/////」
提督「あ、あぁ…分かってくれればいいんだ」ニコ
大淀「は、はぃ…///」プシュー
大井(はぁ…ここで「大井と結婚してるし、気持ちは嬉しいけど」みたいなこと言えたらフォローになるし、私だって嬉しいのに…)ブツブツ
提督「…それにな?」
大淀大井「?」
提督「…よっと」大井を膝に乗せて
大井「んにゃあっ!?て、ててて提督ぅ…!?!?///」バタバタ
大淀「っ!?!?///」
提督「出来るんなら、俺の背中はコイツに一生守っててもらいたいんよ~、すまんね♪」頭ナデナデ
大淀「は、はい!よく分かりました///」
大井「…ぅ…ぁ…/////」
大淀(あ、大井さんが嬉し過ぎて悶絶してる…)
大井「…ちょ…やめぇ………///」←声になっていない
提督「ははは、疲れてたのかな?もたれかかって寝ちゃったな~可愛いやつ」ナデナデ
大井「」
大淀(あ、失神した…可愛い。)鼻血
提督「大淀、大井って可愛いよな」
大井「ふにゅー……」プシュー
大淀「はい、あの…ファンクラブ作っていいですか」鼻血拭い
提督「会長は俺な」
大淀「もちろんですともお兄ちゃん」
…………………………………………………………………
~執務室前にて~
北上様「…なんか。入りづらい…」←報告書持ってきた
北上「私やらかしたっぽいけど。まあ…大井っちが幸せならいっか!あはは♪」
北上「……………」
北上「てか、私の出番これだけかよっ!!」
チャンチャン♪
嘘は言ってない。
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