浜風「守れなかった…」
この物語は乳風こと浜風が鎮守府に来て色々と成長する物語です
一部史実にもとずいて物語を展開していきます
※注意
・初投稿です!!
・批判、煽りオッケーです
浜風「守れなっかた...」
彼女の前に広がる景色は破壊された鎮守府だった...
深海棲艦が現れてから一年がたち
深海棲艦は僅か三か月で太平洋とインド洋の制海権、制空権を奪われた...
そして各地で空襲が始まり多大な被害が今も出ている...
一方、日本ではこれに対抗するため昔の大戦の意思を持つ兵器「艦娘」を開発した...
「艦娘」は深海棲艦に一定の戦果を残し「艦娘」の生産を開始した...
しかし深海棲艦の飛行場を破壊はいまだできていない...
浜風「そうですか...」
さきの空襲で舞鶴提督が殉職されたらしい。
憲兵「はい..」
憲兵「先ほど大本営から入電がありました」
浜風「何ですか?」
憲兵「移動命令です」
浜風「どこですか?」
憲兵「呉です。」
浜風「わかりました...」
何度目の移動命令なんだろうか...
浜風「荷物まとめないと」
私は兵舎に向かった...
浜風「...荷物まとめるひつようないかな」
目の前には壊れた兵舎らしきものがあった...
浜風「もう行こう...」
私が守れなかったものを見ると昔のことを思い出す...
浜風「金剛...大和...」
私は軍の車で駅に向かった...
駅についてから汽車を待っていると今朝から何も食べて無い事に気付いた。
私はさっき憲兵からもらったおにぎり二つと水を取り出し空きのベンチを見つけてそれを食べ始めた
浜風「味しないな...」
私はおにぎりを食べながらまわりを見た...
そこには汽車をまっている老婆がいた
その老婆の目のには光がないように見えた...
きっと私もおなじ目をしているんだろうな...とおもいつつ来た汽車に乗った。
浜風[...」
車両の中では物音ひとつ立ってない...
周りの乗客はみな駅で見た老婆のような眼をしていている...
そんなことを思っていると声をかけられた
???「隣いいかな」
私は戸惑ったが了解した
浜風「どうぞ...」
???「ありがとう」
黒の軍服を着た中年の男性だった
???「君はどこから来たの?」
初対面のなれなれしい・・・
浜風「舞鶴です・・・」
???「そっか・・・」
察したような顔を男性はした・・・
浜風「質問してもいいですか?」
???「答えられるものなら」
浜風「なんで私の隣に座ったのですか?」
私はまずそれがに気になった。席はほかにも空いてるのに・・・
???「君が可愛かったから」
即答した、この男は即答した。
浜風「なっ、なにを言ってるんですかあなたは!!」
???「あとおっぱ・・・んんん」
浜風「もういいです!!次の質問!!」
???「どうぞ」
浜風「あなたは何処の所属ですか?」
???「ああ、僕は呉だよ。今朝よびだされたんだ」
浜風「・・・」
~次は呉~呉~お出口は左側です~
???「そろそろ下りないと」
わたしは思った。こんな灰色の世界でこんなにも輝いている人を初めて見た・・・
浜風「私もここで降ります」
???「そっか、じゃあ一緒降りよう!」
それからこの男と一緒にでんしゃを降りた。
???「僕はここでむかえがくるから」
浜風「奇遇ですね。私もです」
たしかここでむかえがくるからと軍の人が言ってた気がする・・・
しばらくすると黒塗りの車が一台私たちの前に止まった。
「提督、待たせてすまない」
???「いいよ、気にしてない」
んん??私ききまちがいかな?いま提督って・・・
浜風「すいません?あなたここの提督何ですか?」
提督「そうだよ。僕がここの提督」
浜風「すいません。もう一回お願いします」
提督「ぼくがここの提督」
浜風「ええぇぇぇぇーーーーー」
提督「どうしたの急に?」
浜風「大丈夫です」
きづいたら長い黒髪でスタイルの良いスーツ姿の女性がいた。
長門「提督ごくろうだったな。あっお前は今日から着任する艦娘ではないか?」
提督「えっそうなのか?」
浜風「はい。駆逐艦「浜風」です」
提督「そうだったのか。これからよろしく」
そのとき提督から手がさしだされた。
私はその手をしっかり握って握手をした。
私たちは鎮守府にむかった。
車の中では大本営がどうのこうのだとか、お酒が飲みたいとか、提督の愚痴を聞かされた。
私はとても不思議だった。
たしか長門さんは連合艦隊旗艦を務めていた戦艦で私と同じ艦娘なはず・・・
なのにこんなに楽しそう・・・
提督「やっと着いた!!」
長門「わたしは車をかたずけるから先にいっててくれ」
提督「了解」
浜風「長門さん、ちょっといいですか?」
長門「どうした?」
浜風「どうして長門さんはこんなにも楽しそうなんですか?こんな世の中で」
長門「そうだな…提督がわたしを変えてくだっさたからだな...」
長門「浜風、お前はわたしの最期知っているか?」
浜風「いいえ、私は長門さんよりはやく沈んでしまったので...」
長門「そうか...わたしはとある実験に参加させられたのだよ…」
長門「体に穴を開けられ、とても眩しい光を見た。その光は体が溶けるくらい熱かった...」
長門「わたしはその時みんなを守れなかった罪
滅ぼしと思って沈んでいった...」
浜風「...」
長門「しかし今はわたしに別の光を見せって下さった提督を守るため日々鍛錬している!」
提督「浜風何かあったかぁー?」
長門「提督が呼んでいらっしゃるぞ」
浜風「すいません...ありがとうございます…」
私もいつかそんなふうに思える日がこればいいな…
提督「長門と何かあったか?」
浜風「ちょっと昔話をしてたんです…」
提督「...そうか」
私は提督室に挨拶に行った。
浜風「改めまして駆逐艦(浜風)着任しました。」
提督「ご苦労。このあとお前の歓迎会があるから食堂に19時に来るように!」
浜風「了解しました」
提督「あっ,これ渡すの忘れてた。」
浜風「なんですこれ?」
提督「浜風の部屋の場所とこの鎮守府の見取り図」
浜風「こんな大切な物渡すのわすれないでください」
提督「わるい」
私は提督室を出てた。
浜風「ここを見て回ろうかな…」
???「そこの駆逐艦!!」
浜風「あなたは?」
???「ああ,わたしは『磯風』だ!」
浜風「あなた磯風なの?」
磯風「だから磯風だと言っている」
私は心のそこから嬉しかった…
最後まで戦った戦友と会えて...
磯風「うわぁ!!急になんだ!」
私は磯風を抱き締めた。
磯風「そんなにわたしにあえて嬉しかったのか
?」
浜風「うん…」
私はしばらく磯風を抱き締めた。
浜風「ごめんなさい。もう落ち着いた」
磯風「びっくりしたぞ」
磯風「そうだ。浜風を案内しろと言われたんだ」
浜風「それじゃあお願いできる?」
磯風「わかった!」
私は磯風に連れられてマンションらしき建物に来た。
磯風「ここが艦娘の寮だ。」
浜風「艦娘専用の寮なの?」
磯風「そうだ」
私は艦娘専用の寮なんて初めて見た。
今まで普通の人のいる兵舎だったから...
浜風「ここにはどのくらいの艦娘がいるの?」
磯風「そうだな30人くらいだな」
30人...すごい数だ。
今まで1人で戦って来たから...
磯風「見取り図に書いてあるがここでは艦娘の建造ができるからまだまだ増えるぞ。」
浜風「あっ、ほんとだ」
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