2016-03-08 19:13:27 更新

概要

このssは多分丸という猫が鎮守府の艦娘たちを観察していくssです。

望月もちもち多分丸
ワレ望月ト接触セリ


同時進行でやってるss↓












吾輩は多聞丸である。多分丸という名前ではない



呉鎮守府にて、ある一匹の三毛猫が歩いていた。この猫の名前は〈多分丸〉、ここにいる一人の男がつけた名前である。





ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー

ーーーーー

ーー




吾輩は多聞丸である。多分丸などというふざけた名前ではない。



私は気が付いたら猫になっていた。猫になる前の記憶などは忘れてしまったが思い出そうとすると本能がそれを拒む。



しかし今日は暇だ、たまに構ってくれる憲兵の服を着た男はどうやら休暇をもらってどこかに遊びに行っているらしい。



全く、帝国軍人として恥ずべき行為である。・・・帝国軍人とは何だろうな。



たまにこういうことがあるから困る。・・・まぁ仕方がない、今日はほかのところに行くとしよう。



多分「ニャー」チリン



鈴が邪魔だな。音は心地よいが。





観察対象 其の壱 駆逐艦 時雨



駆逐艦寮 時雨の部屋



時雨「ふぅ。こんなものかな」



誰に説明する必要があるのかわからないが紹介しよう。彼女は時雨と呼ばれる少女だ。少し大人びているように見えるが実際は子供っぽい。

というより、あの葉巻野郎、もとい私を拾った男によく構ってもらっている。


しかし時雨という名前は男に付けるものだと思っていたのだが・・・変わった親もいるものだ。ふむ・・・構ってもらうために一声鳴いてみようか。



多分「ニャー」



時雨「ん?多分丸かい?珍しいね、君がこんなところに来るなんて」



仕方がないのだ時雨。普段構ってもらえる者がいないものでな。それよりこれは好機である。すかさず追撃を試みよう。



多分「ニャー」スリスリ



時雨「構ってほしいのかい?」



多分「ニャッ」



時雨「ふふ、いいよ。さぁおいで」ポンポン



ふふふふ、いい具合に釣れたな。これで暇にならない。



多分「ニャー」



時雨「可愛いなぁ・・・」ナデナデ



可愛いねぇ・・・どうせなら虎のように雄々しいと言われたいものだ。



時雨「・・・はあ、聞いてよ多分丸。なんというか最近あの人といるとどうも少しだけ不幸な目に遭い易くなるんだよね」



ふむ・・・人というのは不思議なものだ。人前では建前ばかりだが、私みたいな猫の前だと本心をさらけ出す。何故だろうか?しかしあの男・・・じゃなくあの葉巻野郎は何をしているんだ。



時雨「この前なんて、山城に追いかけられてたあの人にいきなり抱きかかえられて散々な目にもあったしなぁ・・・」



あの葉巻は何がしたいのやら。だが・・・眠い。



時雨「・・・本当にあの人には困ったものだよ・・・でも、なぜかいつの間にかあの人の近くに来たりしてるんだよね」



脈アリ・・・?時雨は無自覚なのだろうか。



時雨「そしてなんというか話してるととても楽しい気分になったりするし」



確信した。時雨よ、君は恋をしてるのだぞ。



時雨「何でだろうなぁ・・・」



ふむふむ・・・猫である私では意思疎通は無理だろうしな・・・寝よう



多分「・・・」グゥグゥ



時雨「ん・・・寝ちゃったか」



時雨「・・・あの人は不思議な人だよねぇ・・・」



「俺がどうしたって?」



時雨「えっ!い、いつから!?」



「さっきから。まあいいちょっとお前に用があるんだよ」



時雨「えっ、な、なんだい?」



「・・・忘れたわすまん。じゃ」



時雨「えっ!?ちょ、何なの?」



「すまんな時雨ー」



時雨「あっ・・・あの人本当物忘れ酷いなぁ」



・・・ついでに天然たらしという属性も付け加えとけ。



続く




キャラ紹介



多分丸  このssの主人公 三毛猫 ある男に拾われて以来呉鎮守府に住み着いた 結構過去に色々あったらしい  基本的に憲兵のところにいる



あの男  たまにちらりと出てくる予定の人。多分丸に色々とあだ名を付けられてる。実は作者の別作品の主人公だったり




観察対象 其の弐 戦艦 霧島




戦艦寮



霧島「・・・」ナデナデ



多分「ゴロゴロ・・・」



吾輩は多聞丸。また憲兵の男がいないから今はこの霧島と呼ばれる女性の横でくつろいでいる。

霧島は撫でるのが上手くて私は好きだ。



霧島「・・・はあ」



多分「ニャ?」



霧島「何でもないわ、多分丸」ナデナデ



多分丸ではない、多聞丸だ。しかし霧島よ、どうしたのだ?



霧島「・・・最近、司令はなんで私たち戦艦を出撃させないのかしら・・・」



多分「ニャァオ」ポフポフ



霧島「慰めてくれてありがとうね・・・はぁ」



ふむ・・・別に慰めてなどいないが・・・そういえば提督が色々ぼやいてたな、戦艦を出撃させるような海域がないし、演習だけやらしてもあいつら不満だろうなぁ・・・と。霧島よ、そうあまり考えるものでもないと私は思うぞ。



霧島「はぁ・・・業務ばかりだとどうも体がなまるのよねぇ」ゴキゴキ



・・・ん?



霧島「この前なんて、瓦割りした時は前だったら500枚余裕だったのに・・・今じゃあ300枚が限界なのよねぇ」



・・・この女・・・知的そうに見えたがかなりの脳筋の様だ。というより瓦を300枚も割るとは何者だ?怖くなってきた・・・!?



霧島「演習に行かせてもらえないものかしら・・・」



多分「ニャ、ニャァ」



霧島「ん?多分丸お腹でもすいたの?」



べ、別にそういうわけではない・・・というわけでもないな、何かくれないか霧島



霧島「ちょっとまっててね」スクッ



分かった。



多分「ニャー」チリン



ーーーーー

ーーー




霧島「これ、鳳翔さんからもらってきたものだけど」コトッ



多分「ニャ!?」



これは・・・!マグロか!?有り難い、久々に食べたいと思っていたのだ!



多分「ニャァ!」ガツガツ



霧島「ふふっ、いい食べっぷりね」ニコニコ



美味い!美味すぎるッッッ!!!すぐに食べきってしまいそうだ!!!



多分「ケフッ」



霧島「あらあら、もう食べたのね」



はっ!?もう食べてしまった!だが、満腹だな!



多分「ニャァオ」ゴロン



霧島「ん、もう眠くなるのね」



仕方がない、満腹になったら眠くな・・・る・・・



多分「グゥグゥ」



霧島「ふふふ、猫ってやっぱり可愛いわねえ」ナデナデ



霧島「全く・・・司令はいつになったら出撃させてくれるのかしらねぇ」



提督「霧島、明日出撃するぞ」コンコンコン



霧島「えっ!?司令!なぜこんなところに・・・って私が出撃するんですか?」



提督「あぁ、新海域のバシー島あたりで敵艦隊が何やら不穏な動きもしてるらしいしお前も鈍って来てるだろ?金剛型全員と瑞鶴翔鶴で編成して出撃するからな。後、旗艦はお前だ。詳しくは明日話すけど、準備しといてくれよ」



霧島「・・・はい!この艦隊の頭脳といわれた私にお任せ下さい!」



提督「おう!期待してるぜ!」




むむぅ・・・寝れないじゃないか・・・だが、良かったな霧島、出撃できて。私はここでのんびりしながら武運を願っておくよ。



多分「ファァー」チリン






続く




観察対象 其の参 駆逐艦 時津風




駆逐艦寮 時津風の部屋



時津風「多分丸ー眠いよねぇー」ググググ



多分「ニャー」グググググ



・・・最近は憲兵姿の男を見ないのだがどうしたのだろうか?


そして時津風、私はそこまで眠くない。頼むから服の中に私を入れようとしないでくれ。腹巻代わりにしようとしているのなら本当にしないでくれ。



時津風「ねぇー、私の中で寝ようよぉー」グイグイ



多分「ニャー!」タタミニツメタテナガラ



何故か意味深な言葉を言っているように聞こえるが気のせいだろう。というより、子供の割には力が強いぞこいつ!?ぐ、ぐぁああ!



多分「ニャ!?」バッ



時津風「つーかまーえた♡」ガチッ



多分「ニャー!ニャー!?」チリンチリン!



時津風「逃げようとしたって無駄だよー」



やめろ!!何故か自分の大切なものを失いそうだからやめろ!!ええい!こうなれば!



多分「シャァァァ!!」ガリッ



時津風「痛っ!」バッ



よし!拘束が解けた!逃げる!



多分「ニャァオ!!」ダッ



時津風「あ!逃がさないよー!」ダッ



ーーーーーー

ーーーー

ーー




鎮守府中庭



ダダダダダダダダ



多分「・・・!!」ダダダダダダ



時津風「待てー!」ダダダダダダダダ



ぐっ・・・思いのほか早いぞ・・・そろそろ体力が持たん!!かくなる上は!



多分「ニャッ!」ピョン!



時津風「あっ!」



屋根の上だ!



時津風「逃がさなーい!」ピョーン



多分「!?」



こいつ!?屋根の上に飛んできただと!?化け物め!!



多分「ニャァアァァァ!!」ダダダダダ



時津風「待てー!」ダダダダダ



不幸なりぃぃぃぃ!!真に不幸なりぃぃぃ!!




10分後.....



多分「・・・」ムスー



時津風「えへへ~・・・あったか~い」スヤスヤ



・・・結局捕まってしまった。今現在、時津風の服の中だ。

しかし恐ろしいものだ、子供とは思えないくらいの身体能力で私を追いかけてきたのだから・・・最近の子供は面妖なものだ。



時津風「多分丸のなか・・・あったかいなりぃ・・・」



・・・仕方がない寝よう。一応快適でもあるしな。



多分「ニャー・・・」




続く





観察対象 其の肆 駆逐艦 暁



鎮守府中庭、ベンチの上



多分「グゥグゥ」



暁「・・・」ソワソワ



今日は快晴日和なり。そして暁は私を触りたがってるなり。

触りたければ触るといいのだが、なぜそんな躊躇しているのだ?



暁「い、一人前のレディとして・・・我慢しなきゃ・・・!」ソワソワ



・・・別に人がいるわけではなかろうに。それに、れでぃ・・・だったか?別にそこまで背伸びする必要もない。



暁「と、隣に座るだけならいいよね?」ポスン



ふむふむ、どうせなら撫でてくれないかね?背中の毛繕いは地面にこするだけだとどうも足りなくてな。



多分「ニャァ」ムクリ



暁「な、何?多分丸」



撫でてくれないか?本当に背中を撫でられるのは気持ちいい物でな。



暁「あ、ご、ごめんね。邪魔だったわね」すっ



・・・撫でてほしいのだが・・・仕方ない、膝の上にでも座ろう。



多分「ニャ」ポスン



暁「あっ・・・」



多分「・・・」ゴロゴロ



暁「か、可愛い・・・」



さぁ、これで撫でる気になっただろう?早く撫でるのだ!



暁「・・・・」ナデ



そうだ、その調子だ。



暁「・・・はっ!駄目駄目!一人前のレディとして・・・やっぱいいかな」ナデナデ



子供というのはちゃんと自分に素直でなければならないぞ暁。まだ子供の間に我慢をしすぎるというのは将来に毒だ。

というより・・・あそこの物陰ににいるのは・・・




長門「可愛い・・・」ハナジダラー


摩耶「暁・・・羨ましい」ジー


瑞鳳「多分丸・・・触ってみたいなぁ」ジー




・・・・・・・見なかったことにしよう。特にあのビックセブンのことに関しては。

しかし暁も撫でるのが上手いものだ。背中のあの独特の違和感が無くなったぞ。



多分「ニャァ・・・キモチイイ」



暁「!?」ビクッ



ん・・・何故か気持ちいいと言えたな?まぁいいか



暁「さ、さっき多分丸が気持ちいいって言ったような・・・?気のせい・・・よね?」ナデナデ



気のせいにしたほうがいいと思うが・・・まぁいいだろうに。あと、最近突っ込むのも面倒になってきたが、多分丸でない、多聞丸だ。



暁「ま、まあいいわよね、気持ちいいって言ってるんだから。もっと撫でてあげるわ多分丸」ナデナデ



多分「ニャー」ゴロゴロ



暁「~♪」ナデナデ



今日も今日とて猫日和。されどその猫猫にあらず・・・なぜか思いついたが・・・一眠りしてから近くの野良にでも感想を聞いてもらおうか。



多分「ファー」チリンチリン



暁「!?」




続く












[おまけ ]




野良《今日も今日とて猫日和。されどその猫猫にあらず・・・・》



多分《どうだ?野良殿》



野良《いや・・・全く訳分からん》



多分《ふむ・・・そうか。まぁ仕方がないか、思いつきだし》



野良《それよりも、野良と呼ぶのはやめてくれよ》



多分《ん?名前があるのか?》



野良《あるよ。宮部っていうんだ》



多分《宮部・・・?猫の割にはえらく人らしいな》



宮部《そういうあんただって多聞丸とかどっかの空母と一緒に沈んだような名前じゃないか》



多分《あまりそういう話はしないでくれ。頭が痛くなってくる。というかそういうお前だって礼儀正しい性格で零戦と一緒に特攻した熟練搭乗員みたいな名前じゃないか》



宮部《うっせぇ。引っ掻くぞ》



多分《格闘戦なら負ける気はしないが?》



宮部&多分《・・・・・》



多分《やはりやめておこう。怪我は病気の元だ》



宮部《確かにな。第一、仲のいいあんたと喧嘩しても何の得にもなりゃしねえ》



多分《いってくれるな。そうだ宮部殿、鳳翔殿のところに行って何か貰おうじゃないか》



宮部《あそこにゃ面倒なあいつがいるがまあいいか。行こうぜ》




今日も今日とて猫日和。二匹の猫は今宵も鳴く。





作者の後書き


どうも皆さんワッフルです。


ちょっと中二っぽく締めてみました。


多分、永遠の0知ってる人なら宮部って名前は知ってるはず。



それではアディオス!










観察対象 其の伍 軽巡 多摩&ちょっと球磨



多分「ニャー」



多摩「にゃあ」



多分「ニャァオ」



多摩「にゃふ」



多分「ナァァオ」



多摩「ふしゃああ」



言葉が理解できない。同じ猫語のはずだが・・・人間はいつもこんな感じで猫と話すのか?だとしたら大変なものだな。



球磨「た、多摩ちゃん、何をやっているクマ?」



多摩「多分丸との意思の疎通だにゃ」



全く意思疎通などできてないがな。ええい!猫語翻訳機はないのか!?球磨!翻訳機がないのならこいつの言葉を訳してくれないか!?



球磨「そ、そうなのかクマ」ヒキヒキ



多摩「にゃ?何で引いてるのにゃ?」



引いとる場合かぁっ!もどかしすぎるぞ!こんなに普段自分が喋ってる言葉が分からないなんて!



球磨「そりゃ・・・実の妹が大真面目に猫と意思疎通しようとしてるのを見てしまったら・・・」



多摩「別に大真面目じゃないにゃ。ただの興味本位ってやつにゃ」



球磨「な、ならいいクマ」



くそっ!意外に優秀な球磨ちゃんじゃないのか!?これじゃあ無能じゃないか!?



球磨「優秀といわれてもできることにも限度があるクマ」



多摩「にゃ?球磨ちゃん誰にいってるにゃ?」



球磨「何故か言いたくなったクマ」



多摩「ふぅーん」



・・・仕方がない、寝ようかな・・・



多分「ニャー」



多摩「にゃ?どうしたのにゃ?」



球磨「・・・用事思い出したから戻るクマ」



多摩「にゃあ、いってらっしゃいにゃ」



球磨「行ってくるクマー」バタム



・・・多摩と一緒にいなきゃならないのか



多分「ニャァァァ」



多摩「多分丸、眠いのかにゃ?」



多摩「だったら多摩の上で寝るといいにゃ」ポンポン



・・・お言葉に甘えよう



多分「ニャ」ポスン



多摩「お利口さんで可愛いにゃぁ」ナデナデ



一度ぐらいでいいから虎のように雄々しいと言ってもらいたいなぁ。



多分「ニャァ」



多摩「にゃあ」



多分「ニャァァフ」



多摩「にゃあお」



多分「グゥ」



多摩「お休みにゃあ」ナデナデ



実はこのやりとりが面倒だから狸寝入りならぬ猫寝入りをしている。



多摩「ふうむ・・・提督は最近多摩を出撃じゃなく、遠征や演習ばかり行かされてるのはなぜにゃんだろうにゃぁ・・・一応錬度は高いはずにゃのに」



今更なんだが、この鎮守府にいる子供や女性はどうも戦闘狂が多すぎるような気がするのだが・・・何故なのかわからないな。

まぁ、私は猫だ。こんなこと考えても仕方がない、猫は猫らしく自由にいるのが一番いい。



多摩「本当に凄く暇だにゃあ・・・」ゴロリン



多摩「にゃあ・・・多分丸、多摩も寝るにゃあ」スゥ



多分「ニャァ」



・・・まぁ、いつかお前が出撃する日も来るだろうな。お休み多摩。私も寝るよ。



多分「スゥ」



多摩「にゃぁ・・・」スゥスゥ



ガチャ 提督「多摩ー、今日はお前を出撃させ・・・って寝ちゃってるな・・・起こすのも悪いだろうし、ほかの子に任すか・・・」 



   バタン



・・・どうやら多摩が出撃できないのは微妙にタイミングが悪かったりするせいでもあるようだ。ドンマイってやつだろうか?



多分「ニャー・・・」チリン!





続く









リクエスト 宮部という猫と一航戦赤城 




ようお前ら、トラ猫の宮部だ。いつもはよく多聞丸とつるんでいるが、今日は別だ。というかかなりこの状況に困っている。なぜなら、



赤城「~♪」モグモグ



加賀「赤城さん、なぜ頭の上に猫を?」ミヤベヲミナガラ



宮部「ニィ・・・」



赤城っていう女性の頭の上に乗せられてるからだ。何故か降りようにも降りられないんだよ・・・なんでだろうな?



赤城「ゴクン、えーと、この猫ちゃんを頭にのせてると、なぜか安心できるんですよ。加賀さんも試してみます?」



加賀「いえ、私は遠慮しておくわ」



赤城「そうですか・・・」



落ち込むなよ。つーか猫を頭の上に乗せるなよ・・・なんだよ俺乗せてると落ち着くって。



加賀「そして赤城さん、頭の上に乗っている猫も困ってますよ」



よーしよくやった加賀さんとやら。早く赤城をどうにかしてくれ。



赤城「ですけど・・・本当にこの猫ちゃんを乗せてると、なんというか・・・私を守ってくれるような感じがするんです」



なんじゃそりゃ?いや、まて、俺は妖精みたいに艦戦とか操縦できねえぞ?あと対空砲とかも撃てねえからな?俺猫だからな?



加賀「そうであっても、その猫のためになりませんでしょうしやめておいたほうがよろしいかと思いますけど・・・」



赤城「ふむぅ・・・そうですか・・・あっ!」



・・・嫌な予感がするでござる。



加賀「どうしたの赤城さん?」



赤城「頭が駄目なら・・・こうです!」ヒョイ



宮部「ニャ?」



ポフン



加賀「!?」ブブッ!



赤城「胸の間に入れればいいんですよ!」バァァァァァン!



ぎゃぁぁぁぁぁ!?柔らけえけど!柔らかいけど!意外に快適だけれども!それは駄目だろ!見ろよ!加賀さんも何故か鼻血出してんぞ・・・って加賀さん何で小さく親指立ててんの!?助けろよ!?



加賀(猫GJ!)グッ



赤城「ん?加賀さん、何で鼻血を出しているのですか?」



加賀「大丈夫です」キリッ!



赤城「それならよかった」



おいぃぃぃぃ!傷つけるわけにもいかないから暴れないけど!加賀さん、そこは親指立てるんじゃなくて助けてよ!



提督「おーい、あかgブフッ!な、なんで谷間に猫いれてんの?」



赤城「あ、提督おはようございます。後、この子を抱いてたら落ち着くんです」



提督「いや、まぁそうならいいんだが・・・コホン、でも猫が可哀想だろ?だからわたs「変な気を起したら覚悟してくださいよ?」ボソッ

・・・なんでもない」



赤城「?ならいいですけど・・・」ポヨン



宮部「ニィ・・・」タニマ



加賀「・・・提督、こちらに来てください」



提督「アッハイ」



加賀「赤城さん、すこし席をはずします」



赤城「あ、分かりました」



スコーン! アーッ!!



・・・あの提督も大変なもんだなぁ。



宮部「ニャー・・・」



赤城「・・・名前何にしようかしら?」ナデナデ



宮部にしてくださいお願いします。・・・無理だろうな。



赤城「そうだ!宮部にしましょう」ナデナデ



宮部「ニャ!?」



・・・奇跡が起きただと!?凄いぞコレは!よし、拘束が解けた後多聞丸に自慢してこよう!・・・の前に、しばらく寝よう。



宮部「ニャァ・・・」グゥ



赤城「よーし、宮・・・寝ちゃってる・・・可愛いなぁ」ナデナデニヤニヤ




ーー



物陰.....



加賀「・・・眼福です。やりました」グッ



提督「加賀さん、矢はやめてください死んでしまいます」サスリサスリ



加賀「生きているのだから大丈夫です」ゲシッ



提督「蹴らないでください。というか上官に対してこの態度ってどうなんですか?」



加賀「部下にセクハラしようとしてる人を上官としては見れませんね」



提督「ふ、不可抗力ってやつですよ(震え声)」



加賀「声が震えてますよ」



提督「ウグッ・・・それにしても赤城があんなに猫を可愛がるなんて初めて見ましたね」



加賀「確かにそうですね」



提督「あぁ・・・あの猫になりたい」



加賀「まだ反省されていないようですね」キリリ



提督「え?ちょ、加賀さんなんで弓構えてんの!?」ダッ



加賀「逃がしません」パシュ!



イ”エ”エ”ァ”ア”ア”ァ”!!



ーー




赤城「~♪」ナデナデ



宮部「ニィ」ゴロゴロ



・・・案外、ここ快適だな・・・しばらくは赤城のところにいようかね。



宮部「ニャァ」ゴロゴロ



赤城「上々ね」ニコニコ






需要があればちょくちょく書いてくよ。





[ちょっとキャラ紹介]



宮部  野良のトラ猫 多分丸と仲がいい 赤城に懐いている この宮部って名前は永遠の0知ってたらかなりのキャラの違いに落胆すると思う






おまけ及び宮部の性格について




多分《・・・・ただの変態に成り下がったか宮部殿》ニャー・・・



宮部《ちげーよ。無理やり入れられたんたぞ》ニィ



多分《それでも、数時間ほど寝てたのだろう?》



宮部《そりゃあんた、勝手に出ていったら赤城が悲しむだろう?》



多分《ふむ・・・宮部殿、私はつくづく思うが君は実に人間染みている。何故そんなに他人第一な性格なんだ?私たちは猫だぞ?》



宮部《うるせぇ、あんたみてえに一人語りしながら変な詩を考える奴よりかはマシだろ》



多分《痛い所をついてほしくないのだが・・・・そういうことならこれはどうだ?”どっちもどっち”というのは》



宮部《・・・・そうだな。それがいい》



多分《だろう?それに最近思い始めたのだが、宮部殿とは喧嘩をしてはいけないと思い始めたんだ》



宮部《俺も同感だ。つーかそろそろ鳳翔さんのところ行かねえか?腹減ってきた》



多分《そうだな。そうしよう》チリン



ニャー ニィー



トラ猫宮部に三毛猫多分丸、二匹は少し不思議な猫である。今宵も猫が二匹鳳翔という女性のところへ行くのだった。






宮部の性格について




どうも、ネタを探し求めているワッフルです。


コメ欄にて宮部が俺の知っている宮部じゃないと言われたので、宮部の性格について少し捕捉します。


宮部はとある熟練の搭乗員が猫に生まれ変わった姿です。その搭乗員の生前は礼儀正しくきっちりで、かなり命を大事にする性格でしたが猫になると、口調が荒く、少しテンションがいつも高い性格になってます。ですが、他人想いな性格は残ってます。



まぁ、結論を言えば、生まれ変わったら性格が一部を残し正反対な感じになってます。トラ猫にしたのは格闘戦が強そうに見えたのでしました。



反省はしてないし後悔もしてない。



しかし・・・宮部はなんとなく出したのに意外や意外に宮部の絡みをリクエストされたのは予想外でした。


そして、このssが意外に好評なのも予想外でした!評価及び応援をして下さった皆さん励みになります!ありがとうございます!


これからもこんな感じでぼそぼそ書いてきますが、今後ともよろしくお願いします!









観察対象 其の陸 駆逐艦 夕立





鎮守府内中庭



夕立「・・・」ポケー



多分「ニャー」タスタス



吾輩は多聞丸である。このくだりは前もしたが別にいいだろう?


今日も憲兵がいないから、今は夕立という少女の髪の毛で”たま”をとっている。ふむ・・・楽しいな。



夕立「多分丸ぅ~、あまり私の髪で遊ばないでほしいっぽい~」ツマミアゲ



む、すまない。どうもこれで遊ぶのが楽しくてな・・・ってまて、なぜ首根っこを掴むのだ?痛いじゃないか。



夕立「私の膝の上でおとなしくしてっぽい」ポフン



多分「ニャ?」



夕立「はぁ~、可愛いっぽい~」ナデナデ



可愛い・・・か、嗚呼・・・虎になりたい。



多分「ニャー・・・」



夕立「夕立も猫になってあの人に構ってほしいっぽい・・・」



・・・・全く、あのウォッカ野郎はつくづくこの鎮守府の少女たちに懐かれているものだ。


それにしても・・・この夕立という少女はなんというか・・・何かに似ているような・・・


決まった人物に従順で・・・さらに甘えたがりで・・・しっぽをつけたらちぎれんばかりに振ってそうな・・・そうか!



                    犬だ!!!       



そしてこの特徴というのは時津風も何かと似ているところもある!そしてもしかしたら、夕立もいつか髪型が犬のようになるのではないか?


何故か気になるぞ!っと、少々熱くなりすぎたな・・・夕立、別に猫になる必要はない。ウォッカ野郎が一人の時をねらってみろ、たいてい構ってくれると思うぞ。



夕立「あの人が一人の時狙おうとしても・・・夜は隼鷹さんとかがいるし、昼は響ちゃんとか時津風ちゃんがいたり・・・朝は朝であの人はトイレで籠りっきりだし・・・どうすればいいと思うっぽい?多分丸」



多分「ニャー」



厠で籠りっきり・・・ウォッカ野郎もやはり男か。そして思うのだがあのウォッカ野郎はどこかのエロゲーの主人公か?女性の多い所ではあるが・・・・当たり前なのだろうか?・・・島風の連装砲殿にでも聞いてみようか。



夕立「猫に分かるわけないよね・・・あ、そうだ、夜這いでもしてみたらいいっぽい?」



それはやめておけ。多分、かなりの反感を買うと思うぞ。そしてその言葉はどこで覚えてきたんだ?言ってみなさい、怒らないから。



夕立「やっぱりやめたほうがいいっぽい?」



多分「ニャー」



やめておいたほうがいい、というよりやめろ。子供がしたらいけない行為だそれは。やっていいのはせいぜい高雄殿ぐらいの年齢だ。


・・・夜這いで思い出したのだが金剛が提督殿の寝室に入っていったところを見たことがあるな・・・その朝に金剛がツヤツヤしてたが・・・・・考えないでおこう。



夕立「はぁ・・・あの人とお話したいっぽい」



・・・仕方がない、少し待っていろ。



多分「ニャ」タッ



夕立「あ、多分丸どこに行くっぽい?」



多分「ニャー」トテトテ



夕立「・・・まぁいいっぽい。日向ぼっこするっぽい」ポケー



ーーーーー

ーーー



工廠



多分「ニャー」



確かあのウォッカ野郎はここにいたよな?・・・お、いたな。



「えーと、紫電改のレシピは・・・」ピッピッ



ふむ・・・開発をしているようだな。呼ぶか。



多分「ニャー!!」



「おっし・・・って多分丸?なんだぁ?」



多分「ニャー!!」トテトテ



「着いてこいってか?まぁいいか」スタスタ



全く持ってこの男をみていると不愉快になる、何故か虫が好かん。だが・・・これは夕立のためだ。



ーーーーー

ーーー



再び鎮守府内中庭



夕立「・・・」ポケー



多分「ニャー!!」



夕立「ん・・・多分ま・・・ってわぁ!!!」ガタッ



「ゆ、夕立、なんでそんなハイになってんだよ?」



夕立「ねぇねぇねぇ!!お話聞かせて!!私、ご無沙汰すぎて暇っぽい!!」



「え、あ、そうだったな、最近お前に昔話聞かせてなかったし、いいぜ」



夕立「やった!!!聞かせて聞かせて!!」



「おう、ありゃぁ確か俺がーーーーー」



・・・久々に人のために働いた気がするな。眠くなってきたな・・・寝ようか。



多分「ニャ」ゴロン



「で、俺がこう言ったんだ、”そんな装備で大丈夫か?”ってね・・・夕立、どうしたんだ?」



夕立「えぇっと・・・今日の夜、あなたのところ行っていいっぽい?」



ん・・・?何か不穏な声が聞こえたが・・・。



「ん?夜に俺の部屋来てどうすんだよ?」



夕立「夜もお話聞きたいっぽい・・・駄目っぽい?」ウワメツカイ



「・・・あー別にいいけど・・・なんだよ、別になんもないのだが」



夕立「本当!?だったら、今日の夜あなたのところに行くっぽい!!」



・・・・何も起こらなければいいが。まぁいいか、猫の私には関係ないことだ。寝る!



多分「ニャァ・・・」グゥ






続く





観察対象 其の陀 二航戦 飛龍








ーーーーー私は山口多聞、またの名を多聞丸、かの大戦にてミッドウェー沖である空母とともに沈んだ------





ーーーーー船員や艦長とのやり取りをしていたりしたが内容は覚えていないーーーーー




ーーーーーそして、しばらくしその空母が左舷に傾きつつ艦首から沈んでいき、私は海に投げ出されたーーーーー





ーーーーーこの時だけ海の中は暖かいものだと思いながら沈んでいき、ただ静かに死後の世界はどうなっているのかーーーーー





ーーーーーそして妻は泣かないだろうかと考えながら意識を手放したーーーーーーー





ーーーーーだが、それもつかの間。気が付けば驚いたことに三毛猫として生を受けたーーーーー





ーーーーー猫として不便なところもあったが着々と慣れていき、いつの間にかどこかの野良猫たちの首領になっていたーーーーー





ーーーーーだが私はまた一人になり、色々な場所を放浪したーーーーーー





ーーーーーそして、私がどこかの鎮守府を偶々歩いていたらある帽子をかぶった外国人の男に拾われたーーーーー





ーーーーーその男の名などは言う気にもならないが、その男に拾われたことをきっかけとしてこの鎮守府に住み着いたーーーーー





ーーーーーこの鎮守府は変わったことに女性や少女がかなり多いーーーーー





ーーーーーそして驚いたのが人外並の身体能力や面妖な術の類が蔓延っていることであるーーーーー





ーーーーー瓦を300枚も割る者、一飛びで屋根の上に飛び乗る者、弓から放った矢が戦闘機や艦攻、艦爆になる術-----





ーーーーーそして極めつけは妖精と呼ばれるさまざまな”もの”を作る化物などだーーーーー





ーーーーー私はなぜこんなことがありえるのか気になってしょうがないーーーーー





ーーーーーだから私は少女たちを観察することにしたーーーーー





ーーーーーさて今日はどんなことがあるのだろう、楽しみだーーーーー













ーーーーー

ーーー





チュンチュン・・・ アサナノデス!テメーラオキルノデス!!




多分「・・・ニャ」ムクリ




少し・・・不思議な夢を見たな。どんな夢だったか思い出せん。


しかし何故か頭が痛いものだ、なぜなのだ?


まぁいい。今日も憲兵のところにでも行こうか。



多分「ニャー」チリン



また提督に怒られていないか心配なものだ。



ーーーーーー

ーーーー

ーー




憲兵「」プラーン



ふむ、予想を超えたことが起きたな、木に吊るされている。誰にやられたものか?


仕方がない、また別の機会に憲兵のところに行くとしよう。



多分「ニャー」チリリン



んんー、どこに行こうか?隼鷹?駄目だ、あれは酒臭すぎる。夕張?駄目だ駄目だ、あの少女のところに行くと何をされるかたまったもんじゃない。・・・そうだーーーーーー








~空母寮 飛龍の部屋~



飛龍「ふんふふんふ~ん♪」サッサッ



むむ、やってきたのはいいものの・・・掃除中か。


天からの命令を受信した。この和服らしきものを着ている女性は、飛龍という名前らしい。


性格は少しだらけ気味だが根は生真面目な模様。あと酒が入るとあの男がかなりの確率で絡まれている。あのフラグ建築士め


そして、彼女の膝上は憲兵の膝上と同じくらいお気に入りの場所でもある。


で、人間関係はかなり良好、蒼龍と呼ばれる女性とよくいるところを見る。


そして下世話な話だが胸が大きい、さらに美人である。


っと、こんな話をしている間に掃除が終わっているな。どれ、一声鳴いてみよう。



多分「ニャー」



飛龍「ん?多分丸か、こっちおいでー」チチチチチ



言われなくても行ってやるさ、憲兵が吊るされて構ってくれる人が居ないしな。



多分「ニャー」トテトテ



飛龍「ふー、猫を見てると落ち着くなぁ」ナデナデ



多分「・・・」ゴロゴロ



この女性のそばにいると何故か懐かしい気持ちになるな・・・



飛龍「あ~・・・本当、深海凄艦がいなかったらいいのになぁ」



深海凄艦・・・?あぁ、あの葉巻野郎が食っていたゲテモノか。


そういえば妖精の一人が私に色々話をしてくれた時もあったな、深海凄艦は人型とかもいて、噂だとかの大戦にて沈められた艦やどこかの基地の怨念が実体化した姿とかなんとか。本当なのだろうか?



飛龍「・・・でもねぇ・・・こんなことが起きたから私みたいな艦娘が生まれたんだし、蒼龍にも会えなかったしなぁ・・・多分丸、どう思う?」



多分「ニャァ?」



どう思うと言われても・・・そんなにこの状況が気に入らないのならさっさとこの戦いを終わらせればいいじゃないか。


あの矢から艦戦や艦爆を出す力を使ったり、それこそあの葉巻野郎のように食うかとかして。



飛龍「猫には分かんないか・・・あー羨ましい」ナデナデ



多分「ニャ」ゴロゴロ



羨ましい・・・大体の人は私みたいな猫に〔お前は楽できて羨ましいもんだ〕と言ってきたりするが・・・どこが羨ましいのだ?どちらかといえば猫より人間のほうが便利なものだぞ?猫みたいに餌を狩る必要性はなく、更に暖かい寝床まであり、尚且つ楽ができる、これほど素晴らしい物があるのか?



飛龍「はぁ・・・この頃出撃もしてないしほぼニート生活なのよねぇ・・・明石さんや夕張みたいに趣味なんかもないし」



飛龍「うー・・・暇だー」グデー



多分「ニャ?」



・・・胸が邪魔だ。息ができん・・・あまり移動などしたくないが動くか。



多分「ニャー」トテトテ



飛龍「あ、もー多分丸ー逃げないでよー」グデー



多分「ニャー」ポフン



飛龍「んー・・・移動しただけか」ナデナデ



多分「・・・」ゴロゴロ



本当に懐かしい気持ちになる・・・あぁ寝てしまいそうだ。



多分「・・・」スゥスゥ



飛龍「うむぅ・・・」ナデナデ




ーーーーーー

ーーーー

ーー



私は飛龍とともに沈む。



「なぁ飛龍よ」


「もし俺が死んじまったら家内は泣いちまうのかねぇ?」


「そうだったらかなり悲しいもんだ」


ドォォォォン!


「っとと、お前もそろそろ沈んじまうのか」


「なぁ、もしお前が来世、人として生まれて来たとしたらどんな奴になってるんだろうな?」


「もしもだが・・・もしもお前が人として生まれて、俺の来世の姿と出会えたなら俺のことをよろしく頼むぜ。もちろん、家内とは来世も結婚するつもりだがな」ハハハ



だがそれも悪くはない。



「さて、今までありがとうな飛龍」


「そして」


「最後の頼みだ。泣くんじゃねえぞ、わが愛しの妻よ」






来世はどうなってるのか楽しみなものだ。






ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




多分「ニャ」ムクリ



曖昧な夢を見たな、なんというか・・・私が人になっている夢を。

ええと、飛龍は・・・



飛龍「うみゅぅ・・・多聞丸ぅ」スヤスヤ



寝ているな。しかもかなりだらけた格好で。しかし、さっき私の名前を言っていたが・・・?



多分「ニャー」チリンチリン



まぁいいか、そろそろ宮部殿を誘って鳳翔殿のところにでも行こうじゃないか。



多分「ニャー」トテトテ






今宵の多分丸は少し哀愁を帯び、宮部にからかわれたりするのだった。





続く






作者の後書き



どうも、後から艦これを始めた友人にもうレベルと資材量を超えられたワッフルです。

なんというかシリアスっぽい感じ?に出来上がっちゃいました。

二航戦組と来ていましたし蒼龍もやったほうがいいのかな・・・?


そろそろおいとまします。アディオス



武蔵さんが見つかったそうですね。見つけてくれた方に感謝です。ダンケダンケ








観察対象 其の仈 駆逐艦 朝潮


蒼龍なんて知らない(血涙





~鎮守府~





憲兵「」プラーン



多分「ニャー」



憲兵め・・・また吊るされよったか。いつになったらこいつはサボり癖が抜けきるのだろうか?


くそ、またほかの構ってくれそうな奴を探さなくてはならないのか。


うむむむむ・・・ん?



朝潮「・・・」ウトウト



朝潮「!」ハッ!



朝潮「ね、寝てた・・・早く司令官のところ行かなきゃ!」スクッ!



ふむ、あそこにいるのは確か、近くの訓練兵学校の研修生の朝潮という子だったな。追いかけるか。



多分「ニャー」タッタッタッ



ーーーー

ーー








朝潮「司令官、朝潮です。入ってよろしいでしょうか?」コンコン



提督『いいよー』



こいつを追いかけていたら提督殿がいるところに来てしまったな。


それにしても、やはりこの鎮守府は不思議だ。こんな小さな少女も兵士になっているなんて普通では有り得ないはずだ。


っと、早く入らなければ。



朝潮「朝潮、入ります」



多分「ニャ」ススススス



提督「ん、今日は秘書艦よろしくな。っと、朝潮、多分丸に懐かれたか?」



朝潮「多分丸?」



提督「ほら、そこにいる」ユビサシ



多分「ニャァ」チョコン



朝潮「あ、いつの間に・・・?」ダキアゲ



ふむ、提督殿ありがとう。いい具合に見つかった。



提督「その猫最近ここに棲み付きはじめたんだよ。今はここの艦娘たちに癒しを提供してくれる大事な存在なんだ」



朝潮「そうなん・・・ですか?」ナデナデ



多分「・・・」ゴロゴロ



凄いな。朝潮め、私が気持ちいいところを的確に撫でてくれているな。



提督「ああ。ま、いいから椅子に座って。秘書艦がやる仕事の内容教えるから」



朝潮「分かりました」イスニコシカケ



提督「ええと、秘書艦がやる仕事はーーーー」



・・・朝潮はさっきの言動とかを見ていると、かなり真面目なようだな。言葉遣いといい、上官に対する礼儀といい、かなり出来ている。



提督「---ってな感じ。分かったか?」



朝潮「ありがとうございます。では早速やってみます」



提督「よし任せた」



朝潮「はい!」



・・・ふむ、ぱそこんというものを使ってするのか。近くで見てみるか。



多分「ニャ」トテトテ



朝潮「・・・」カタカタ



多分「・・・」ジー



朝潮「・・・」カタカタ



多分「ニャー」



朝潮「・・・」ナデナデ



多分「・・・」ゴロゴロ



提督「可愛いだろ?」



朝潮「ハッ!す、すみません!仕事中なのに!」



提督「ははは、いいっていいって、艦娘ったって君は子供じゃないか。素直が一番だよ」



朝潮「は、はあ」



多分「ニャ」ジュウバコスワリ



提督殿の言うとおりだ。子供なんだからもっと撫でるといい(願望



朝潮「・・・確かに可愛いかも」ボソッ



提督「んー?どうした朝潮ー?」



朝潮「い、いえ!何でもありません!」カカタッ!



朝潮「あっ!!」ガッ!



バターン!



・・・盛大にこけたな。あーあーあー、鼻頭が赤くなってるなぁ・・・・



提督「あ、朝潮!?大丈夫か!?」ガタッ!



朝潮「だ、大丈夫です。それより仕事しないと」タラー



提督「いやまて!鼻血でてる!!まず医務室だ!行くぞ!!」ガシッ!



朝潮「いえ大丈夫です!!司令かぁああぁぁあーーーーーーー」



バタン!!!



多分「・・・ニャー?」



締め切られた、出れないぞこれは。完全に詰んだな・・・・



多分「ニャー・・・」



仕方がない、少し寝るか。




ーーーー

ーー


~鎮守府 中庭~



朝潮「あぁぁぁあぁ・・・・・・司令官に恥ずかしい所見られたぁぁぁぁああぁあぁ・・・・」ズーン



多分「ニャァー」



気にすることはないぞ朝潮よ。人というのは誰しも間違いを犯すものだ、だからそんな落ち込むな。←(一応こいつが原因)



朝潮「うぅ・・・慰めてありがとうね」ナデナデ



多分「ニャァ」ゴロゴロ



朝潮「はぁ、ほんと可愛いなぁ」ナデナデ



多分「ニャー」ゴロゴロ




今日は少し騒動が起きたが、まあいいか。明日は絶対憲兵が木に吊るされてないことを祈ろうか。











続く








観察対象 其の伋 駆逐艦 陽炎



なんか最近、駆逐艦との絡みが多い気がする。





~鎮守府 甘味処 間宮~





多分「ニャー」チリン



今日も憲兵は提督殿に怒られていたから私は今間宮殿のところに来ている。彼女はどうやらどこかに出掛けてるようだ。


まぁいい、しばらく日に当たろうか。



多分「ニャーフ」ゴロン



ーーーーー

ーーー




陽炎「ん~~はぁ!今日は間宮さんの所で何食べようかなあ?」スタスタ



陽炎「あれ?間宮さんがいないわね」



陽炎「どこ行ったのかしら?」



陽炎「ま、いっか。座って待っときましょ」



陽炎「多分丸、横座るわよ」ストン



多分「ニャ?」ムクリ



陽炎「あ、起きたわね。ごめんね多分丸」シッポナデナデ



多分「・・・」



いきなり座らないでいただきたかったな陽炎。眠気が吹っ飛んじまった


あと尻尾撫でても気持ちよくない、やめろ。



陽炎「んぅぅ、最近北方海域の攻略に駆り出されまくりだからどうしても疲れが取れないわねぇ」ノビー



多分「ニャー」



陽炎「ん?多分丸、お話したいの?」



いきなりそんなこと猫に聞くかね?人間の感性というのは本当に分からないものだ。



陽炎「な訳無いか、猫に私達の言葉が通じる訳無いわよね」フゥ



言葉が通じてないのはお前らのほうじゃないか。


前に摩耶だったか長門だったかが読んでたが、なんだというのだ猫の言葉辞典って、あんなもの読んでて何の意味があるのやら全く分からなかったぞ。


んーーーー、あ、間宮殿が来たな。



間宮「~~♪あら、陽炎ちゃん、いらっしゃいませ」ニコッ



陽炎「こんにちは間宮さん、買い物の帰りですか?」



間宮「そうよー♪新作のデザート作ってみようと思ってね」ニコニコ



陽炎「本当ですか!?なら、味見とかしてみてもいいですか?」



間宮「いいわよ~、ちょっと待っててね~」ガラガラ



陽炎「はい!」



多分「ニャー」



陽炎「ん?多分丸も楽しみなの?」



別にそういう訳じゃ無い。まぁ、饅頭ならいくらでも貰いたいな・・・後で胃もたれが酷くなりそうだが。



陽炎「んっふふ、どんなものなのかなあ?」ワクワク



・・・餌ねだるの忘れていたな、後でねだるかね。



ーーーー

ーー




間宮「はぁい!間宮の新作デザートよ♪」ゴトッ←大体アニメで出てきたパフェの大きさ



陽炎「わぁっ!!すごくおいしそうですね!」キラキラ



多聞「ニャー・・・」タジッ



なんだこのえげつない量は!?まて、中学生ぐらいの陽炎が食べれるのか!?大の大人だって食えるかわからない量だぞ!?


何か忘れてる気がするが今はどうでもいい!間宮殿よ!なぜこんな少女にこの量を食べさせるのだ!?


その真意を教えてもらいたい!!



多分「ニャー!ニャーニャー!!」ニャー!



間宮「そんなに焦らなくてもちゃぁんとあなたにも作ってあげてるわよ♪」ゴトッ



多分「ニャッ!?」



まてぇぇぇぇい!!その量は私の腹には入らんぞ!?旨そうなマグロじゃあるが!!というかマグロとかあったのか!?


くそっ!!頭がこんがらがってきたぞ!?



陽炎「ぷはー!間宮さん!すごくおいしかったです!」



間宮「よかった♪これならちゃんとお品書きの中に加えれるわね」



多分「ニャァー・・・」モグモグ



本当にこの鎮守府はどうなっているのやら・・・


あの量を完食する陽炎やその量を普通に出す間宮殿・・・




本当は何かの研究所とかじゃないのか・・・?




多分「ニャー・・・」チリン







続く






リクエスト ある人の夢の中


こっちのほうが難易度高いので、先にやらせていただきます(期待通りには書けそうにないし艦娘登場しない)


自分の偏見で書いていきます、悪しからず。






ーーーだぁれが風を見たでしょう?




ーーー僕も貴女も見やしない。




ーーーけれど木の葉を震わせて、風は通り抜けていく。




ーーー風を翼を震わせて、貴女の元へ届きませ。





宮部(んぅ・・・誰かが歌っている・・・・?)



宮部「というかここはどこだ?誰かの夢の中の様だが・・・・」



宮部「本当にどこなんだ・・・?」



「すみません」



宮部「ん・・・何でしょうか?」



「貴方は・・・誰ですか?」



宮部「私ですか?えぇーと・・・宮部といいます」



「宮部さん・・・ですか、私は堀越といいます。しかし驚いた、私の夢の中に他人が出てくるなんて」



宮部「堀越・・・もしかして、貴方は零戦を作った方・・・でしょうか?」



堀越「ぜろせん?なんですかそれ?一応私は軍から戦闘機の設計を任され、それを作りましたが・・・貴方は私を知っているのですか?」



宮部「いえ、そういうわけではないのですが・・・」



堀越「少し怪しいですね。まぁいいか、一つお尋ねしたいのですが」



宮部「何でしょうか?」



堀越「なぜ搭乗員の格好をしているのですか?」



宮部「え?えーとーーーー」



ーーーーー

ーーー




宮部「という感じで、こんな格好なんです」



堀越「・・・凄いですね、私の作った戦闘機がこんなに活躍するとは・・・」



宮部「・・・確かに凄いです。ですけど、かなり致命的な問題があるんです」



堀越「装甲の薄さと発動機の馬力の弱さ・・・でしょう?」



宮部「その通りですね」



堀越「やはりそうでしたか、ふぅむ・・・もう少し考えなければいけないのか・・・」



宮部「もう少し考えないといけない?」



堀越「ん、ええ、十二試艦上戦闘機という名前でいま新しく作っているところなんです。九六式艦戦はちょっと旧式化し始めてますし」



宮部「そうなんですか!?それを早く言ってくださいよ!!」



堀越「えっ?えぇっ?」アタフタ



宮部「今すぐ考え直しましょう!!さぁ!!」ガシッ



堀越「うおっ!?いやちょ宮部さん!?」ガッ



サァハヤク!! ミヤベサァァァン!?



ーーーーー

ーーー




宮部「ふぅ・・・こんな感じですかね?」



堀越「お、おぉ・・・・・巧い具合に設計されてる・・・・・というより、この紙どこから出してきたんですか?」



宮部「あー・・・・たまたま見つかりましてね」



堀越「そうなんですか。ですが・・・この設計となると技術面でかなり問題が有りますね・・・・」



宮部「・・・・・あっ」



堀越「え、いや・・・・どうしたんですかそんな、そうだったって感じな顔して?」



宮部「い、いやすみません。私としたことが技術面のこと考えてませんでした」



堀越「は、ははは・・・。ですけど、これは本当に凄いですよ。私の知り合いでこんなに凄い設計図を書ける人なんていませんよ」



宮部「は、はあ、ありがとうございます」



堀越「ただ、これが夢の中なので設計図を持ち帰ることができないのが凄く惜しいですね・・・・覚えなければ!」ババッ



堀越「・・・・ほぉぉ、こうなっているのか・・・・」ジーーー



宮部(・・・・お邪魔するのも悪いし・・・・どうしようか)



宮部「・・・・・そこら歩いてみよう」




ーーーーーー

ーーーー

ーーー




~居酒屋 鳳翔~



宮部「ニィ」ムクリ



んー、なんか変な夢見たな。というか多分丸どこ行きやがった?


・・・・まぁいいか。さあてまあ、ちょっと赤城のとこまで行くかね。



宮部「ニィ」トテトテ









終わり


本当に難しかった。








観察対象 其の拾 軽空母 龍驤


よくよく考えたけど、龍驤って胸あるんじゃないかな(錯乱)







多分「ニャ」トテトテ



今日も今日とて何もなく、暇で暇で仕方がない。そして憲兵は休日をとっていやがった、ふざけるな。


はぁ・・・いい暇つぶし相手は居ないものか・・・・・そういえば妖精の室野が軽空母の龍驤さんは話すと面白いと言っていたな、彼女のところへ行ってみようか。



多分「ニャー」チリン




ーーーーー

ーーー





龍驤「・・・・・・・・・・ほんま何なんやろうなぁ」



多分「ニャー」



龍驤「おー、多分丸かいな。なんや?室野あたりに暇つぶしとかにはちょうどいいとか言われたんか?」ハァ




御名答、その通りだ龍驤殿。しかし随分とお疲れのように見える、愚痴ならいくらでも聞いてやろうぞ。




龍驤「はぁ、こんなこと猫に言うのもアレなんやけどこの際どうでもええか。聞いてぇな多分丸」



多分「ニャー」




うむ、いくらでも聞いてやろう。なんせ暇なんでな。




龍驤「この前新しく矢矧っちゅう子がこの鎮守府に来たんやけどーーーーー」



ーーーーー回想ーーーーーーー



龍驤「うちが龍驤や、よろしく」



矢矧「・・・・えっと、駆逐艦の子?」



龍驤「・・・・・・は?」



矢矧「えっ?違うの?」



龍驤「違うも何もうち軽空母やで?」



矢矧「えっ?」



龍驤「えっ?」



ーーーーー回想終------



龍驤「なして間違えるんやねん!!!!!!」バキィ!




りゅ、龍驤殿!?一旦落ち着け!!ベンチが!!ベンチが大破したぞ!?




龍驤「なんや・・・・!この独特なシルエットと背の低さががいけへんのか・・・・・!?確かにうちはほかの軽空母よりもちっさいけど・・・・!」メキメキメキィ!




う、うわあああ!?松の木が折れてる!!??龍驤殿ォォォォ!!落ち着くんだ!!意味のない怒りを近くの物にぶちまけても意味はないぞ!?




龍驤「ちっさいで思い出したけどなぁ・・・・!この前改二になった時だって提督がーーーーー」




ーーーーー回想ーーーーーー



提督「ん?戦場でもっと活躍したい?」



龍驤「せやせや、だから改造を・・・・ね?」



提督「おうわかった、さっそく工廠にいこう(改二・・・ねぇ、もしかしたら胸が大きくなったりってな)」






龍驤(改二)「提督ー改造終わったでー」ペターン



提督「・・・・ふぅむ」



龍驤「なんや?えらい残念そうやな?」



提督「いや、胸が大きくなってn・・・・あっ」ヤッチマッタ



龍驤「」ピキィ!



龍驤「ちょっち君ぃ、飛行甲板まで面貸せや」ニッコリ



提督「ア、ハイ」ガタガタ




ーーーーー回想終------



龍驤「そんなに巨乳が好きなんか!!!!!!ぶっ転がすで!!!!」バキバキバキィ!



多分「ニャ!?」ビックゥゥゥ!!




落ち着けぇえ!!龍驤殿ォォォォ!!憎しみは悲しみを呼び寄せるだけだぞ!?




龍驤「貧乳ってぇのはなぁ!!かの偉い人が言っとったんやけど、貧乳はステータスやで!!希少価値なんやで!!」



龍驤「それなのに提督は巨乳巨乳巨乳と!!おっぱい星人か!!!!」バン!!



龍驤「巨乳ばっかりがすべてじゃないんやで!!!多分丸!分かるやろ!?」




い、いや、無いよりはあったほうがよろしいかと・・・・・




龍驤「・・・・・はぁ、あースッキリした。なんやろうな、愚痴ぶちまけたら心のつっかえが取れたわ」



龍驤「ありがとうな多分丸、うちの下らん愚痴話聞いてくれて」



多分「ニャ、ニャー」タジタジ




お、恐ろしや・・・・・世の中にこんな女性がいるとは・・・・この鎮守府は十分異常ではあるがベンチや松の幹を余裕でへし折る彼女はもっと恐ろしい・・・・敵に回すと確実に殺されるぞ・・・・




龍驤「さーて、間宮さんの所にでも行ってデザートでも食べてこよ」



龍驤「さいなら、多分丸~」スタスタ




・・・・きょうのりゅうじょうさんは、とってもおそろしかったです(大並感)


本当に命の危機を感じた。ちょっと今日は飛龍か蒼龍の近くで寝よう。




多分「ニャー・・・・」チリリン






続きますよ





番外編 北方棲姫と多分丸たち


多分、零戦妖精さんとほっぽちゃんメインになるかも(多分丸と宮部の猫語は零戦妖精しか分かってません)







多分《なぁ宮部殿》



宮部《なんだよ多分丸》



多分《私の上に乗っている坂井殿をどうにかしてくれ》



坂井「おいおい多分さんよ、あまり揺らすなよ?零戦が落ちちまう」



多分《無理なことを言うんじゃない、兎に角、宮部殿この人を降ろしてくれ》



宮部《無理だな、坂井はやばいほど零戦好きだぜ?こいつ降ろそうとして手伸ばしたら零戦に当たって零戦落としちまって壊したら確実に殴られるね》



多分《・・・・・・坂井殿、頼むから降りてくれ。歩きにくくてかなわん》



坂井「歩けないってわけじゃないんだ、頑張れよ」



多分《・・・・猫使いの荒いh「ゼロ・・・・・置イテケ」ん?》



北方「ゼロ・・・・」ジー



坂井「なんだこの白いのは?」



宮部《迷子じゃね?》ニィ



北方「白イノジャナイ、ホッポ」



坂井「ほっぽ?変な名前だな、で、俺の零戦がどうしたんだ?」



北方「ソレ・・・・ゼロナノ?」



坂井「そうだが?あげねえぞ?貰いたいんなら龍驤とか鳳翔さんのとこにいってもらって来い」



北方「ソレチョウダイ」



坂井「嫌だ」



北方「ナンデ?」



坂井「この零戦は俺が使ってんだ、もし欲しけりゃ工廠とかにでも行って開発するんだな」



北方「ウーン.......ワカッタ。工廠ッテドコ?」



坂井「あ?分かんないのか?しゃあねえ、多分さんに宮部、案内するぞ」



多分《降りて坂井殿が案内すればよかろうに》



坂井「俺ぁ整備で忙しいんだ。あ、後落とさないようにな」



多分《・・・・・全く、猫使いの荒いことだ》



宮部《そういや、開発ってどうやんの?》



坂井「着いた時教える、だからまず案内して来い」



宮部《了解》



北方「早ク行コ、サカイ」



坂井「分かってるよ。ほら多分さん急いで」



多分《報酬はたんまり貰うぞ坂井殿》ニャー!



坂井「はいはい」



北方(サカイッテ猫トシャベレルノカナ?)トテトテ




ーーーー

ーー





~工廠~



坂井「ここが工廠だ」



北方「スゴク大ッキイネ」



坂井「まぁな、おい多分さんあっちだ。そっちじゃない」



多分《了解だ。宮部はどうする?》ニャー



坂井「宮部?」




宮部《すげぇ!!鰹節量産できる機械作るとかすげぇ!!》ニィ!



工廠妖精「ふっふーん、私にかかればざっとこんなもんよ!」ドヤァ



宮部《じゃあ、鮪の切り身とかも量産できるようにこれ改造してくれよ!!》



工妖「あ、資材がアレなんでこれ以上は無理」



宮部《えー・・・・》ニィ




坂井「ほっとけ、後で来るだろうし」



多分《了解》



北方(ヤッパリサカイハ猫トシャベレテル?)トテトテ



坂井「さぁ行くぞほっぽ」



北方「ウン」








坂井「さぁやるぞ」



北方「オー」



坂井「まずはレシピ通りに行ってみよう」



北方「レシピッテナニ?」



坂井「あ?そんなことも知らないのか、レシピってのは兵器を作る際にお手本になるもんだよ」



北方「ソノレシピッテヤツヲ使ッタラ絶対デテクルノ?」



坂井「そういうわけじゃないが、まぁ物はやり様だ。取り敢えず基本的な20/60/10/110でやるぞ。それっ!」ポチッ



バシュウゥ! ポン!



<紫電改二を開発できました>



坂井「紫電改二・・・・ハズレだな」



北方「ハズレナノ?」



坂井「一応当たりっちゃ当たりだが、もう一回だ」ポチッ



多分(あのポン!という音は何だろうか?)



パシュウゥ! ポン!



<流星改が開発できました>



坂井「流星は友永達にでも渡しとこう。次だ」ポチッ



北方「次私モヤラセテ」



坂井「いいぜ」



パシュウゥ! ポン!



<零式艦戦62型爆戦が開発できました>



北方「コレモゼロ?」



坂井「まぁな、これにするか?」



北方「ナンカカッコ悪イ。イヤダ」



坂井「おう、そうか」



北方「ヨシッ!ヤルゾ!」ポチッ



パシュウゥ! ポン!



<九六式艦戦が開発できました>



北方「コレハ?」



坂井「大外れ、次いけ次」



北方「ウン」ポチッ



パシュウゥ! ポン!



<烈風を開発しました!!おめでとうございます!!>パンパカパーン!



北方「レップウ?」



坂井「チッ・・・・一番いいのだが、お前は零戦がほしいんだろ?」



北方「ウン」



坂井「このままじゃ埒が明かない、多分さんあんたがやってみてくれ」



多分《私がか!?》ニャー!



坂井「そうだ、頼むよ多分さん」



多分《むむむ、仕方ない、やってみよう》トテトテ



多分《南無三!》ポチッ



パシュウゥ! ポン!



<彗星一二型甲が開発できました>



坂井「・・・・・おいおい、そりゃねえぜ多分さん」



多分《坂井殿が頼んで来たんだろうに、仕方がないだろう?》ニャー



坂井「責任転嫁とはひでえもんだな多分さん」



多分《そんなに不満なら坂井殿がすればいいだろう?》



坂井「分かった。俺がやってやろうじゃねえか」ポチッ



北方(早クゼロ出ナイカナ?)




パシュウゥ! ポン!

パシュウゥ! ポン!

パシュウゥ! ポン!

............................

..........................

........................

ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




バシュウゥ! ポン!



<零戦五二型を開発できました>



坂井「っしゃぁ!」グッ



多分《おぉ》ニャー



北方「ゼロダ!」



坂井「さあほっぽ!お前が待ちに待った零戦だ!」



北方「ヤッタ!」



北方「サカイアリガトネ、ゼロ作ッテクレテ」ニコニコ



坂井「おう、お安い御用だ!」



北方「ジャア、帰ルネ」



坂井「ん?帰るのか?」



北方「早ク帰ラナイトオ姉チャンニ怒ラレル」



坂井「そうか、気ぃ付けて帰れよ」



北方「ウン、ジャアネ、サカイトネコチャン」



多分《ネコちゃんじゃない、多門丸だ》ニャー



坂井「多分さんって銀○の桂みたいだな」



多分《うるさいぞ》



坂井「はいはい、そろそろ宮部呼んで鳳翔さんのところ行くぞ」ポスッ



多分《あい、了解した。また背中に乗るのか》



坂井「当たり前だ、零戦は落とすなよ?」



多分《分かっているとも》ニャー



トテトテトテ・・・・・・



ガチャ



提督「さって開発かいは・・・・・・え?」



ドォォォォン



提督「なんだよこの艦載機の山・・・・・・雲龍が開発でもしたのか?って烈風めっちゃあるじゃないか!!ラッキー!」ヒャッハー!



提督「早速大鳳とか雲龍たちに渡してくるか!!」



ヒーハー!!













〔おまけ〕

どこかの海域の深海





北方「タダイマー」



港湾「おかえりホッポ。あら、どうしたの?すごく嬉しそうじゃない」



北方「ゼロ!!作ッテモラッタノ!」



港湾「ふぅん、誰に作ってもらったの?」



北方「サカイ!!!」



港湾「サカイ?どんな人?」



北方「妖精!」



港湾「妖精?どこにいる妖精なの?」



北方「呉鎮守府!」



港湾「!?」



北方「ドウシタノ?オ姉チャン?」



港湾「な、なんでもないわよほっぽ。ささ、リコリスと遊んでらっしゃい」



北方「フウン・・・・マァイイヤ、飛行オ姉チャーン!遊ボー!」



オワァア!ホッポイキナリトビコンデコナイデ! イイジャーン!



港湾「・・・・・・・」



港湾「艦載機に菓子折り搭載して配達させとこうかしら・・・・・」








数日後、呉鎮守府に菓子折りが大量に降ってきたのだった。

そして、その菓子折りの大体のあて先がサカイ様と書かれていた。







続くよ!!!







観察対象 其の拾壱 駆逐艦 満潮



~鎮守府 艦娘寮裏~



私は今、宿舎の裏にいる。なぜならある少女を待っているからだ。




満潮「多分丸ー、いるでしょー」



多分「ニャー」



満潮「あ、いた。ご飯持ってきたわよ」ゴトッ



多分「ニャー」モグモグ



満潮「・・・・可愛い」ナデナデ




この私に飯をくれた少女は満潮という朝潮によく似た名前の少女なんだが、性格は朝潮とは正反対で提督殿に暴言ばかりを吐いている。


だが、その暴言は所謂照れ隠しというものなので提督殿は随分と緩んだ顔をしながら彼女の頭を撫でている。当然、殴られるが。


満潮も素直じゃないものだ、これが女性というものなのだろうが。




満潮「この前の作戦でね、私偶々MVPを取ったのよのね」



多分「ニャ?」



満潮「で、その作戦の後司令官が褒めて、頭を撫でてくれたんだけど・・・・・・」



満潮「思わず鳩尾殴っちゃったのよ・・・・・・」ズーン



満潮「はぁ・・・・・・嬉しいのにどうしても恥ずかしくて殴っちゃうのよね・・・・・・どうすればいいのかしら多分丸?」



多分「ニャー」




お決まりの照れ隠しか?満潮は子供なのだろう?暁とかにも言えるのだが子供は背伸びしないでそのままのほうが一番いいと思うが・・・・・?




満潮「ま、多分丸に愚痴っても意味ないわよね。自分がどうにかしなきゃいけない問題だし」



多分「ニャー」




全くその通りである。ツンデレは最高だが、行き過ぎると逆によろしくない。




満潮「はぁ、それにしても多分丸ってのも変な名前よね。どうしてそんな名前なのかしら?」




知らぬ、この名前を命名したものにでも聞いてこい。




満潮「ふう、まだ朝潮たちとかには見つからなさそうだし暫くここに居ましょ」ナデナデ



多分「ニ”ャ”ー」ゴロゴロ



満潮「ふふっ♪」




朝潮たちに見つからない・・・・・?別に見つかってもいいと思うのだが、そんなに気にすることかねぇ。


まぁいいか、私は今この至福の時を愉しむとしよう。



多分「ニィ」ゴロゴロ



満潮「~♪」ナデナデ



ーーーーーー

ーーーー

ーー




30分後.....



満潮「ふぅ、いい感じに癒されたし、そろそろ戻るわね」スクッ



ん、帰るのか。また明日な満潮、次はもっと撫でてくれよ。



満潮「じゃあね多分ま・・・・・・・・」フリーズ




どうしたのだ満潮、何を固まっt・・・・・・提督殿か、バレてしまったようだな。




提督「ははは、随分と楽しんでたじゃないか満潮」ニコニコ



満潮「し、司令官、いつから見てたの・・・・・?」



提督「ん?えーと大体5分前で満潮が多分丸をクンカクンカスーハースーハーしてたところからかな」



満潮「な・・・・・えっ・・・・・・ちょ」ゴゴゴ.....



提督「いやーそれにしても満潮があんなに恍惚とした顔で猫を触ってたしなぁ、いい経験をした」ハハハ



満潮「・・・・・・・れろ」



提督「ん?どうした?」



満潮「忘れろってんのよこの変態!!!」ドゴォ!!



提督「ゴホォア!!??」バキィ!!



ドサッ.....



満潮「ふんっ!!」ズカズカズカ




おおう、嫌な音を出しながら提督が倒れたな。これはちょっとやりすぎではないのか?提督も相当苦s・・・・・んん!?




提督「ヒュ、ヒュゥ・・・・・!さすが満潮・・・・!!最高の快感だ・・・・・!!」ビクンビクン!



・・・・・あぁ、ただのドMか。


提督殿は満潮に殴られたいがためにこんなことをしてるのか・・・・・これは満潮が可哀想だな・・・・




多分「ニャ、ニャー・・・・・」




大丈夫なのかこの男は・・・・・・




提督「痛みって最高・・・・・!!」ビクンビクン!









続きまっす







観察対象 其の拾弐 軽空母 鳳翔


今更言うのも何だけどこのss観察日記じゃn(ここから書き込みは途絶えている

後、妖精さんの名前は大体旧日本海軍のエースパイロットの名前です。






~居酒屋 鳳翔~



ワイワイ ワッチャワッチャ ヒャッハー! ヤメロヲォ!



多分「ニャーオ」ムグムグ




今宵はどうやら無礼講のようだ。静かに飯が食えぬ。




鳳翔「はい祥鳳さん、お通しですよ」ゴトッ



祥鳳「ありがとうございます鳳翔さん」フゥ




ふぅむ、鳳翔殿はこんなに忙しくなりそうな感じでも全くもって涼しい顔をしていらっしゃる、流石だな。


っと、妖精たちも随分と飲んでいるな。




坂井「ゴクゴクゴク・・・・・・っぷはぁっ!!いやぁ、いいねぇ作戦後の酒ってのは!!」



赤松「いいぞ坂井!!もっと飲め飲め!!」ガハハハハ!!



笹井「大丈夫なのかねぇ?こんなに飲んで」



西沢「大丈夫だ笹井!おーい鳳翔さん!もっとお酒持って来てくれよ!!」



鳳翔「分かりましたー。あまり飲みすぎるとお体に悪いですよー?」



西沢「分かってるよおふくろ・・・・って間違えた」



坂井「ぎゃはははは!!西沢さんが鳳翔さんのことおふくろって!!間違えてやんのー!」ゲラゲラ



西沢「ぐっ、う、うるせぇ!すみません鳳翔さん、うちの坂井が迷惑かけて」



鳳翔「ふふふ、大丈夫ですよ西沢さん。別におふくろって呼んでも」ニコニコ



西沢「んなっ!?鳳翔さんまで俺からかうんですか!?勘弁してくださいよぉ」



ギャハハハハハ! サカイチョットダマレ! フフフ



多分「ニャー」




鳳翔殿はこういう妖精の扱いも心得てるのか?凄い物だな。


ん、もうご飯が無くなったな。鳳翔殿にまたねだろうか。




多分「ニャーオ!」スリスリ



鳳翔「あら多分丸、どうしたの?」



多分「ニャー!」



鳳翔「構ってほしいのかしら・・・・?」



赤松「はっはっは!鳳翔さん、多聞はどうやら飯が食いたいようだ。それもたんまりとな!」



鳳翔「あら、そうなんですか。ちょっと待っててね多分丸」



多分「ニャー」



ありがとう松ちゃん、だが、たんまりは余計だぞ?



赤松「ん?そうなのか、すまねぇすまねぇ」ハハハ!



全く、それに酒はあまり飲みすぎないほうがいいと思うぞ?二日酔いどころか二十日酔いになるぞ。



赤松「大丈夫だって、隼鷹だってがぶ飲みしてんのにぴんぴんしてるだろ?」



それもそうだが・・・・・・っと、鳳翔殿がご飯を持って来てくれたな。



鳳翔「はい、多分丸。今度は貴女の大好きなマグロを切ってあげたわよ♪」



赤松「うおぉ!!マグロじゃないか!多聞!!羨ましすぎるぞ!」



鳳翔「大丈夫ですよ赤松さん、後で皆さんのぶんも切りますから」



ウオォーーー!! ヤッタァァァァア! マグロヨリカツオジャネ? イウンジャナイササイ



多分「ニャーム?」ムグムグ




この鎮守府はマグロが大人気なのか?まぁいいか、美味い物が食べれることは最高の至福だしな。




ーーーーー

ーーー




提督「うひぃ・・・・・・」グゥ



鳳翔「提督、そんなところで寝ると風邪を引きますよ?」



提督「ふぇぇ、鳳翔さんまだ待ってぇ・・・・・」



鳳翔「はいはい、早く寝室に行きましょうね」




ふむ、提督殿は酔いつぶれたようだ。しかし、鳳翔殿の顔が少し黒いような・・・・?




提督「鳳翔さぁん」



鳳翔「どうしました?」



提督「もし俺が一人前の提督になったらお嫁さんとして来ておくれよぉ」ヒック



鳳翔「・・・・!い、いきなり何を冗談言ってるんですか?」



提督「ん~冗談じゃないさぁ、鳳翔さんは俺の着任当初から支えてくれたし、いいかなって」



鳳翔「そうなんですか・・・・・えっと、ふ、不束者ですがよろしくお願いしますね、提督♪」



提督「うんうん、こっちこそねー」ヒック



ササ、ハヤクネマショウ ウン~



多分「・・・・・ニャー」




これが既成事実という奴なのか?それより、提督殿は酔っているから確実にこのことを忘れるぞ・・・・・シュラバカッコガチになりそうだな。




多分「ニャー」チリン



青葉「青葉、聞いちゃいました・・・・・!?」




次の日にこのことがある重巡パパラッチによって鎮守府中に広まり、執務室がガチの修羅場になったのは言うまでもない。


そして、提督は全治数ヶ月の重傷を負ったのは別のお話。














観察対象 其の拾参 軽空母 隼鷹


隼鷹はよ改二にしなきゃいけんなぁ・・・・


※汚物表現注意




~鎮守府近郊 桜の多い河川敷~



隼鷹「ひゃっはー!!!!!酒だーーーーー!!」グビグビ



ワイワイ ガヤガヤ



多分「・・・・・」ケヅクロイ




ふむ、今年の桜もまだ咲ききってはいないが見事なものだ。


それにしても向こうの酔っ払いどもはもうちょっと静かに桜を楽しめないのかね。


困ったものだ。




多分「ニャー」トテトテ



隼鷹「グビッ・・・・・ん?多分丸じゃん」ガシッ



多分「ニャ!?」ジダバタ



隼鷹「あぁこら、暴れるなって!」ググッ



多分「ニャ、ニャー!!!」グエッ




や、やめろォッ!!貴様の服はどうも酒臭いんだ!!もしかしてだが服を酒で洗ってるんではなかろうな!?


うおぇっ、吐き気が・・・・・!ぐ、ぐぅ!!ここは我慢だ!多聞よ!精神を無にするんだ!




多分「ニャ、ニャァ.....」



隼鷹「よおし、おとなしくなった」ナデナデ



多分「グエッ」




おぐ、そ、そこは喉仏だ。えずくからやめてくれぇっ・・・・・・!ガフッ!?




多分「ニャ”ァグ」シロメ



隼鷹「あれぇ?多分丸どうしたのさー?」グリグリ



飛鷹「隼鷹、多分丸が白目向いてるわよ。やめてあげなさい」



隼鷹「ん?あ、おわぁっ!?多分丸!!大丈夫か!?」パッ



多分「ガフッ・・・・フシャァァァアアァ!!」




だ、大丈夫なわけないだろ!!このウワバミめ!!危うく三途の川を渡るところだったぞ!?


ふざけているのか!?ふざけるのはその世紀末な髪型だけにしろ!!馬鹿者が!!


・・・んっん”ん”!済まない飛鷹、助かった。



隼鷹「あっちゃ~やっちゃったかなぁ?」ポリポリ



飛鷹「当たり前よ。まったく、あんたはお酒が入ると本当に駄目なんだから」



隼鷹「ははは、ごめんごめん」ゴクゴク




全くその通りである。絡み酒は勘弁だ。そして何事もなかったように酒を飲むな隼鷹。




飛鷹「それに、猫っていうのはこう抱き上げるのよ」スッ



多分「ニャ?」



飛鷹「こういう風にね」



隼鷹「ブフッ!」




んん!?少し待とう、飛鷹よ、何故私を赤子を抱くかのように抱き上げてるんだ?んん?


というか降ろせ、居心地はいいが隼鷹が悶えている。恥ずかしい。




隼鷹「ぐ、ぐふふ・・・・・!」プルプル



飛鷹「・・・・なに笑いを堪えてるのよ?」ジトー



隼鷹「い、いやだって、飛鷹の抱き上げ方が完っ全に子供あやす時の母親みたいでさ。あ、あひひっ・・・・!」プルプル



飛鷹「う、五月蠅いわね。別にいいじゃないこんな抱き上げ方だって」



隼鷹「そうだけどさぁ、まぁなんつーか・・・・ブフッ!駄目だ!笑っちまう!」ハハハハハ!



飛鷹「殴るわよ?」ググッ



隼鷹「サーセンwwww」ヒャハハハ!



飛鷹「」ピキッ!



ドゴォッ!......ドサッ



飛鷹「ふんっ!ちょっとそこで頭冷やしときなさい隼鷹!」ズカズカ



隼鷹「」チーン




軽く2、3mくらい飛んだな、恐ろしや。まぁ、隼鷹の自業自得だから仕方がないとしか言えんな。




多分「ニャー」チリン



隼鷹「痛っつつ・・・・飛鷹め、何も殴るのは無いっしょ。なぁ多分丸」ムクリ



多分「ナァアアァオ!!」



隼鷹「ってあれぇ!?あたし、多分丸に嫌われた!?」




当 た り 前 だ ! この馬鹿者が!!能天気なのもいい加減にしろ隼鷹。


貴様のせいで抜け毛が酷くなるんだ!やめろ(迫真




隼鷹「嫌われちゃったかぁ・・・・・」ズーン



隼鷹「嫌われちゃったのかぁ・・・・・」ズーン



多分「・・・・・」




なんだその落ち込み様は(困惑)


いやまて、なんで嫌われたぐらいで落ち込むんだ?これはお前の自業自得じゃ・・・・?




隼鷹「しょうがないよなぁ・・・・酒が入ったら本当に迷惑かけちゃうし・・・・・」ズーン



多分「ニャ、ニャー」ポフポフ



隼鷹「ん・・・・多分丸、あたしを許してくれるのかい?」




なんかその、正直すまなかった、私も頭に血が上りすぎたな。


だから隼鷹、そんなに落ち込むのは(私も含めて)精神衛生上よろしくない。




隼鷹「・・・・・まぁ、落ち込んでも意味無いし、ここはぱーっと行こうか!!」イッショウビンヨウイ!



多分「ニャ!?」



隼鷹「ひゃっはぁぁぁぁああぁあぁ!!!」グビグビグビ!!




やばい(確信)いや、本当に思うが隼鷹はあんなに飲んで何故肝臓をやられないんだ?


まぁいいか、いつもの隼鷹に戻ったし、一件落着(?)ということでいいか。




隼鷹「ひゃっはぁぁぁあ・・・・・ウプッ!」



多分「!!??」







ニャ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”..........









この後無茶苦茶汚いことになった。


そのせいで隼鷹がしばらく禁酒されたのは別のお話。











番外編 妖精たちの悪戯事

とある名無しさんのコメから思いついたネタです。どうぞ暖かい目で見守ってください。

あと自分は猫耳大好きです。妖精は何人か名前付きです。

多分丸妖精化注意


~工廠~




工精A(後、A)「で、出来たぞ!!ついに猫耳をはやす薬を作れたぞぉぉおお!!」ウオォォオオ!



工精B(後、B)「本当か、A!?」ガタッ!



A「あぁそうだとも相棒!こいつぁ傑作だぜ!!」グッ!



B「そうか!!ならその薬誰かに試そうぜ!!」



A「いやいや相棒よ、そこは食堂の汁物に混ぜ込んで全員に実験させりゃいいんじゃね?」



B「おおっ!いい考えだな!こいつぁ楽園ができそうだな!!」



A「あぁ!!そうだな!」



A&B「「猫耳美少女だらけの鎮守府・・・・・・」」



A&B「「デュフフフフフフフ.......」」ニタニタ



A「よーし!!善は急げだ!行くぜ相棒!!」



B「おう!!」



ダッダッダッダッ..... ヒョコリ



夕張「まーた変なことしようとしてるわねあのコンビ」ハァ



夕張「まいっか、面白そうだし。さぁて、私に容疑がかからないようにクスリ入りの朝御飯でも食べに行きますか」トテトテ



ーーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー





~食堂~




多分《おい甲木殿、流石に汁物を猫に食わせようとするな》ニャー!!



甲木「い、いやね多分さん、そこは許してさ?ね?ね?」



多分《許すもあるか。猫に塩分が高い物を食べさせようなど愚の骨頂だ》ニャー



甲木「それでもさぁ!何故か嫌な予感がするんだって!頼むよ!」



多分《私に毒見をさせる気か?第一貴様は妖精だろう、腹は壊さない筈だ》ニャー



甲木「そ、そうだけどさぁ!」



多分《往生際が悪いぞ甲木殿。そんなにいらないのなら捨ててくるか、私以外の者に食べてもらえ》



甲木「う・・・・・分かったよ。おーい笹井、この味噌汁飲んでくんね?」



笹井「え?嫌だけど」



甲木「えっ、ちょ酷くね!?」



ベツニイイダロー? ヨクネェヨ!





多分「ニャー」



全く、甲木殿はどうも好き嫌いが激しい物だ。どうにかならないのかね?


あれじゃあ不健康そのものだな・・・・・・ん?あそこにいるのは・・・・・・




A「よし、作戦は完了したな相棒」ソソクサ



B「そうだなA。あとは経過を見るだけだ」



A「これで念願の・・・・・」



B「ウェヒヒヒヒヒヒヒヒ」ニヤニヤ




何をやっとんだあの変態どもは・・・・・あれは多分何かを仕込んだな。


まあさわらぬ神になんとやらだ、無視を決め込もう。




多分「・・・・・」トテトテ



A(おい、あれ多分さんじゃん)ヒソヒソ



B(ん、あの人がどうしたんだ?)ヒソヒソ



A(薬)ヒソヒソ



B(あー・・・・やろうぜ)ニタァ



A「ちょぉっと多分さんいいかい?」ニヤニヤ



多分《・・・・・済まないが急いでいるんでな。お前たちに構ってやれる時間はない》ニャー



B「いやいや、そんな事言わずにねぇ?」ニヨニヨ



多分《・・・・・・・・顔があくどいぞ。本当に急いでいるんだ、すまない》ダッ



A「ああっ!ちょ多分さん!!」



B「・・・・・・チッ、逃げられたな」



A「いや、まぁいい、多分さんがご飯を食べる時にまた混ぜ込もう」



B「了解」





~正午 甘味処間宮~



間宮「さぁ多分丸、たんと食べてね」ゴトッ



多分「ニャー」ガツガツ




あの二人組は居ないな、よし。しかしまぁ間宮殿の出す飯の量は半端ではないな。


まぁいいっ・・・・!!何か盛られたなこれは・・・・・誰がやったかは見当はつくが・・・・・頭が痛くなったな。




多分「ニャー・・・・・・」トテトテ



間宮「ん?どこ行くの多分丸?」




ゲフ・・・・・・少し厠に行ってくる。




多分「ニャ、ニャーオ・・・・・」フラフラ




あー駄目だなこれは、確実に倒れっ・・・・・!



パタン......



今度あの二人組を見つけたら必ず殺す。クソッ・・・・・





ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




ーーーきろ!



多分(・・・・なんだ?)



ーーーおい!



多分(誰かが私を呼んでいる?)



ーーー起きろって!



多分(言われなくても分k・・・・・体に違和感があるな)



俺に任せろ え、いや松ちゃんなにすーーーー



多分(いやまあいい、起きーーーー)



赤松「早く起きろってんだコラァ!」バゴッ!



多分「ぐはぁっ!!??」ドッ!



赤松「おう、起きたか士官さんよ」ゴクゴク



西澤「松ちゃん!流石にそりゃやりすぎだぜ!?」



赤松「うっせぇ!こちらとら前世で士官どもにゃあ恨みがあんだよ!」



西澤「いや、それでもさあ!」



赤松「うーだぱーだ言ってんじゃねえよ西ざwッッッ!??」ゾクッ!



西澤「ヒッ!?」ゾクゾクッ!



多分「・・・・・随分と手荒い起こし方だな松ちゃんよぉ?」ゴゴゴゴゴゴ



赤松「なっ・・・・あ、あんた俺のこと知ってるのか?」



西澤(あ、あの酔ってる松ちゃんがビビってる・・・・・?何者だよあの人)



多分「何・・・・・!知ってるも何もいつも貴様とよく話してたじゃあないか」



赤松「え、いやおい、俺ぁあんたとは初対面なんだが・・・・?」



多分「酷い言いようだな、忘れたのか?多聞だよ多・聞・丸」



赤松&西澤「「多聞丸?」」



多分「”何を言ってるんだこいつは”という顔をするな」



赤松「・・・・・多分丸?」



多分「その名前で呼ぶな」



赤松「・・・・ちょっと待ってくれ、もう一回聞くが”あの”猫の多聞丸か?」



多分「あのとはなんだあのとは・・・・大体、ここに耳があるは・・・・ず?」



多分「・・・・・」ポフポフ



赤松「お、おいどうした多聞?」



多分「・・・・つらめ」ゴゴゴ.....



赤松「つらめ?」



多分「あのクソ工廠妖精どもがぁぁあああ!!」



赤松「!?」ビクッ!



多分「徹底的に追い詰めてくれるわ!!!」ダダダダダダ!



赤松「あ!おい多聞!?」



西澤「・・・・凄い剣幕で走っていったな」



赤松「そうだな・・・・なあ西澤」



西澤「何、松ちゃん?」



赤松「生まれて初めて小便漏らした」



西澤「えっ?」



赤松「何か拭くものくれない?」



西澤「えっ・・・ちょ、ええっ!?」




ーーーー

ーー



~工廠~



夕張「にしてもこの薬凄いわね、ストックとかあるの?」ネコミミー



A「ありますよー、タダじゃないですがね」



夕張「おいくら?」サイフジュンビー



B「今なら一箱200円ですよ夕張の姉貴!お得でしょう?」



夕張「まぁ確かにお得ね、一箱頂戴」チャリン



A「へっへっへ、毎度あ「貴様らァアアアァアアァア!!!」んん!?誰だアンーーーー



ガシガシッ!



A&B「「!!??」」



多分「いったい!」グッ!



多分「この私に!!」ズサァッ!



多分「何を!!」ブォン!



多分「盛ったァァアアアアァアア!!!!」バゴォッ!



A&B「「あべしっ!!??」」ドゴォォォォ!!




パラ....パラ.....パラ......




A&B「「」」チーン



夕張「・・・・・わ、わーお」アゼン



多分「フーッ!フーッ!・・・・・ん”ん”!夕張、その箱を貸せ」



夕張「え、ちょ、何するの?って貴方誰?」



多分「い い か ら 貸 せ」ギロリ



夕張「っ!」ゾワッ!



夕張「分かったわよ・・・・・(な、何なのよあの殺気、絶対何人か殺してそうな感じがしたわよ・・・・)」スッ



多分「よろしい」スッ



夕張(え・・・・軍刀?まさか!!)



スパァッ!



夕張「やっぱりぃ!!」



多分「フンッ!全く・・・・・」



夕張「な、何してんのよ貴方!」



多分「・・・・何だ?」ジッ!



夕張「ヒッ!?」



多分「少しこいつらを借りる。あと夕張、あまりそういうものに手を付けるなよ。分かったな?」



夕張「は、はいぃ・・・・」タジタジ



多分「クソッタレめ・・・・・」ズルズル



A&B「「」」ズルズル



テッテイテキニシボル......!!



夕張「な、何なのよアレェ・・・・・」



西澤「多分丸さんだよ」



夕張「え?多分丸?というかいつの間に」



西澤「あの人多分、あの二人に薬盛られたんだろうね」



夕張「えっ?んん?えっ?」



西澤「あの二人絶対死ぬだろうなぁ・・・・・」ウンウン



夕張「ん?ん?え?えっ?は?」←状況が飲み込めてない



西澤「はぁ、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」ガッショウ(ー人ー)



夕張「・・・・・夢でも見てるのかなぁ」トオイメ



ーーーー

ーー





~鎮守府 中央広場~



多分「オラァッ!!気合が足りんぞ気合がぁ!!もっと走れェェェッッ!!」ゴゴゴゴゴゴ



A「ひ、ひいいいい!!」タッタッタッ



B「死ぬっ!!ヤバイィ」タッタッタッ



甲木「何で俺までぇえええ!!??」



坂井「うはー!!多分丸の奴妖精になった途端くっそ変わりや「その名で呼ぶなァッ!」グヘッ!!?」ドンガラガッシャーン!



甲木「坂井ィイイィィイィイ!!!」ファッ!?



多分「あぁ、あと、甲木殿、後で江草達と友永達を呼んできてくれ」



甲木「へ、へ?あ、いや分かったよたb・・・・じゃなくて多聞さん」タッタッタッ



多分「別に多分でいいぞ?」タッタッタッ



甲木「へっ?い、いや坂井は駄目なのか?」



多分「あいつはもうちょっと節度というのを覚えなければならん。だからさっきのはわざとだ」



甲木「お、おう?」



A「も、もう無理・・・・・」



B「いい人生だった・・・・」



多分「このくらいでへこたれるな貴様ら!!まだ60周にも到達して無いぞ!!」



A「お、鬼だ!!鬼がいる!!」



B「ヒュゥー!!鬼畜ゥ!!」



多分「貴様らぁ!!!さらに追加させるぞコラァァァァァ!!」



A&B「「カンベンしてーーー!!」」




ウワァアァアァア!!




提督「・・・・・・人殺し多聞丸・・・・か。その意味分かったかもしれん・・・・」



蒼龍「・・・・飛龍がいたら絶対多聞丸に抱き着きますよ」



提督「あぁ、そうだな。でも囮機動部隊作戦に行かせてるし、帰ってくるの明日だろうなあ。荒れるぞこれは」



蒼龍「・・・・というかとんだ偶然ですよね。猫である多分丸がまさかあの山口多聞だなんて」



提督「世の中ってのは不思議なものだよなぁ・・・・」



蒼龍「ですねぇ・・・・・」



大淀「・・・・二人ともサボってないで仕事してください」



提督&蒼龍「「はーい」」カリカリ





多分「後40周!!まだまだ行くぞぉ!!」



甲木(・・・・南無三)



A&B「「ひいいいぃい!!」」














観察対象 其の拾四 駆逐艦 三日月


注意 多分丸は多聞丸のままです。三日月はいまさらですが可愛いと思います。

あと番外編で盛られた薬の効力は抜けきってませんので、艦娘の皆さんは猫耳のままです(歓喜

ながもんが乱入するかも・・・・(そしてそのまま一発退場



~鎮守府 中庭~



三日月「王手」タスッ



多分「甘い」スッ



三日月「あっ・・・・」




前回、私がこの姿になったあとに、あの工廠妖精どもから薬が切れる時間を聞いてきたが分からないと答えたものだから友永殿たちにしごいてもらうことにした。


それより何故私にあんなものを盛ったのか訳が分からない。


にしても三日月、王手をとられたからと言ってその猫の耳を垂れさすな、どれだけ落ち込んでいるんだ?




三日月「むむむむ・・・・!」トスッ



多分「王手」トスッ



三日月「なっ・・・!?」



多分「王将の周りに護衛を置くべきだったな三日月」



三日月「ぐぅぅ・・・!まだまだです!」トスッ




おや?とられたな。だが、私の香車を見落としたな三日月。これで私の勝ちだ。




多分「詰めが甘いぞ」スゥッ!



三日月「あっ!とられた!」



多分「これで私が六勝二分二敗だな」フフン




我ながら大人げないとは思うがやるときは徹底的にやる性格ではあるのでな、許せ三日月。


あと不満げに尻尾を振り回すな、後ろでビックセブンが鼻血出してるぞ。




三日月「も、もう一回です!」ブンブン



多分「いや、まあ待て三日月、お前は何か私に用があってここに来たのだろう?」




流石にやりすぎたな、涙目になっている。・・・・決して面倒なわけではない、ましてや勝ち逃げというわけでもない。




三日月「あっ!そうでした!」




やっぱりそうだったか、まぁ彼女のことだし隼鷹や多摩とかみたいに適当なことなどは聞いてこないだろうな。




三日月「多聞さんに相談をしたくてここに来たんでした」



多分「ほう、そうか。一体どんな相談だ?」



三日月「実は・・・・・」



三日月「どうやったら多聞さんみたいに強くなれるのか知りたくて来ました」



多分「・・・・」




随分と難儀な相談を持ち掛けられたな。この少女はいったい何を思って私にそんなことを聞きに来たんだ?


しかし、強くなる・・・・・・か。どういった風に強くなりたいかで結構変わってくるが・・・・・うーむ?




多分「・・・・」ンー?



三日月「あ、あの、どうされました?」



多分「あいや、失敬。何故そんなことを私に聞きに来たのか不思議だと思ってな」



三日月「え、えっと夕張さんから聞いたのですけど、”多聞さんは何人か殺せる雰囲気もあって、更にその雰囲気に見合う強さを持ってる方だ”って言ってましたから、何か強くなるコツを掴めるかなと思いまして」



多分「(夕張め・・・・)もう一つ聞くが三日月、君はどんな風に強くなりたいのだ?」



三日月「どんな風にですか・・・・たとえるなら昼戦で戦艦を一発で沈めることが出来るくらいですね」



多分「・・・・・」




スケールが違いすぎる。というか戦艦?深海凄艦のことか?いや、何にしても無理だ。戦艦を倒したいのなら酸素魚雷を何本か使えばどうにかなるとは思うが三日月は確実に納得はしないだろうな。


むぅ・・・・困った・・・・どうすれば・・・・あっ。




長門「・・・・」ジー



多分(・・・・こいつがいた)



三日月「多聞さん、どうしました?」



多分「何でもないさ三日月。おーい、長門殿!こっちへ来てくれ!」



三日月「え?長門さん!?」



長門「な、なんだ?多聞殿」



多分(ちょっと頼みたいことがある)ボソッ



長門(頼みたいこと?)ボソボソ



多分(ああ。実はな、もう盗み聞きしてるとは思うが三日月に巧い具合に強くなる方法を教えてやってくれ)



長門(何故だ?)



多分(報酬はある)



長門(・・・・フッ。このビッグセブン、そんなもので釣られる訳ーーーー)



多分(暁たちに頼んで一緒に添い寝させてやる)



ながもん(分かった、やろう)



多分(よく言った)



三日月「えっと、どうされました二人とも・・・?」



長門「ん?なんでもないぞ三日月。それよりも多聞殿から聞いたが強くなりたいのか?」



三日月「え、はい、そうですが」



長門「そうか、ならこの私、長門が強くなる秘訣をおs「あ、長門さんはいいです」なっ!?何故だ?」



三日月「え、えぇと、申し上げにくいのですが・・・・・やっぱり長門さんは戦艦ですし、なんというか多聞さんよりーーーーーー




”頼りない”




というかなんというか・・・・お気持ちは嬉しいのですが、すみません」ペコリ



長門「・・・・・・・」



多分「・・・・・」



地雷を踏みぬいた・・・・というよりもう起爆させてしまったな。


長門殿の顔がみるみる悲観に満ちた顔になってきている。



長門「フフッ・・・・そうか」フラッ



三日月「あっ、えっと、大丈夫ですか?」



長門「あ、ああ大丈夫さ。済まない多聞殿、少し入渠してくるよ」フラフラ



多分「・・・・すまぬ」



長門「いや、いいさ。仕方がないんだ。それじゃあ」




三日月「えっと・・・・・何か悪いことしてしまいましたか?」



多分「大丈夫だ、三日月は何も悪いことなどしていない」



三日月「は、はあ・・・・?」



多分「まあそれに三日月、強くなりたいのなら私に相談をするのじゃなくまず努力だ」



三日月「努力ですか?」



多分「そう、努力。もしそれでも結果が出なかった場合は人に聞くんだ、最初から人に聞いても何も始まらない。兎に角、まず努力して、そして無理な時には人に相談をしろ。分かったな?」



三日月「ううむ、そうなんですか。ありがとうございます、参考にします」



多分「うむ。それじゃあ私はここでおいとまするよ」



三日月「はい。また明日」




ふう、あまり的確なことは言えなかったが何とか助言をすることはできた。


さぁて、松ちゃんか西澤と酒でも飲みにいこうかな?




「多ぁああぁあああぁああ聞んんぅぅううぅ丸ぅううううぅうぅうう!!!!!」ドドドドドド!



多分「ん?飛龍?」



飛龍「多聞丸ーーーー!!!」ダキィ!



多分「おわっ!?」



なっ!?飛龍、何故いきなり抱き着いてくるんだ!?


ちょ、うばっ?胸が!息ができない!



飛龍「多聞丸多聞丸多聞丸ぅ!!」スリスリ



多分「ひ、飛龍・・・・!い、息が出来ない・・・!離してくれ!」



飛龍「もう離さないよ・・・・!やっと、やっと多聞丸に会えたんだから・・・・・!」ギュウウウ!



多分「ぷはっ!え?どういう意味で」



飛龍「本当にっ・・・・グスッ寂しかったんだからぁっ・・・・グスッ」



多分「!!??」




泣いてる?どうしてだ!?なにか悪いことをしたのか私は?




飛龍「本当に良かった・・・・!多聞丸に再会できた・・・・!良かったよぉっ・・・・!!」



多分「・・・・・・・」ナデナデ



飛龍「!」ナデラレ



飛龍「え、えへへ、初めて多聞丸に撫でられた」ヘニャリ



多分「・・・・・飛龍」



飛龍「ん?なあに多聞丸」



多分「寂しい思いをさせてすまない」ナデナデ



飛龍「えへへ、大丈夫だよ、だって多聞丸が来てくれたんだから」



多分「ははは、そうか。ならよかった」



飛龍「うん!」ニコ




とは言ったものの、全く心当たりが無い。私が多聞丸という名前なのは知ってるが、飛龍と私は接点があったのか?


・・・・飛龍・・・・空母・・・・ミッドウェー・・・・っ!?ぐっ、あの頭痛か。くそっ、やはり何かあるのか?


・・・・いや、いいか。一々自分自身の前世を知ろうとしても意味はない。


まぁ、飛龍が離してくれる気配もないしこのままで居ようか。



多分「・・・・」ナデナデ



飛龍「えへぇ・・・」トロリ













観察対象 其の拾伍 駆逐艦 吹雪


駆逐艦のリクエストが多いのはなぜなのか

多摩には軽巡とか戦艦とかのリク下さい(切実)







~鎮守府 正門~



おはよう、多聞丸だ。周りから多分丸とは言われているが多聞丸だ。いいね?


前の騒動から何週間か過ぎ、私は元に戻った。だが色々と変わった事がある。例えば一部の妖精たちが私を避けたり、飛龍がよく私に抱き着いて来たり、夕張が私に謎の機械を取り付けようとよく追っかけてきたりし始めたことだ。


それにしても暑いな、さっき宮部が日陰で死んだように寝てたぞ・・・・・完全にバテてたなあれは。




憲兵「あ^~暇すぎてぴょんぴょんしたくなるんじゃあ^~」ノビー



提督「ふ~ん、暇なら事務仕事でもやるかい憲兵君?」



憲兵「ゲェッ!?提督!?」



提督「あぁそうだ。丁度ほかの憲兵が来てくれたからね、図書館で色々始末書という物をやってくれ。君は色々問題を起こしているから拒否権はないよ。分かったかい?」ニッコリ



憲兵「アッハイ」



提督「よく言ってくれた、さぁ行ってきなさい」




憲兵も平常運転だな。相変わらず提督殿に迷惑を掛けておられる。


そろそろ反省をしなければならないとは思うのだが、無理だろうな。




憲兵(・・・・まぁ比較的涼しい所でやらせてもらえるからいいか)多分丸ーついてこーい」チチチチチ



多分「ニャー」



あい分かった、ちゃんとやってくれるといいのだがな。



ーーーーーー

ーーーー

ーー




~鎮守府 図書館~



憲兵「アイエエエエエ!!!終わんねぇェエエェエェエェ!!」ギャリギャリギャリ!




・・・・・一応真面目にはやっとるがすごく五月蠅いな・・・・司書が苛ついてるぞ。




司書「憲兵さん・・・・館内ではお静かに・・・・ね?」



憲兵「だが断る!!」ギャリギャリ!



司書「・・・・フフッ」ニコッ



アベシッ!?



憲兵「」



司書「まったく、憲兵さんもうちょっと静かにできないのかな?なぁ多分丸」



多分「ニャー」




そうだな、あのテンションの高さをどうにかすればいいのだがな。


まあ、それはそうと何か食べ物をくれないか?腹が減って仕方がない。



司書「ははっ、そうか。さぁて、本の整理でもしようか。多分丸、ここに座っておいてくんね?」



多分「ニャー?」




どういう意味だそれは?いや、まぁ何かくれるのなら座ってやらんでもないが。




司書「ほら、後でカリカリじゃないほうのキャットフード食わせてやるからさ」



多分「ニャー」ポスン




了解した、一番いいのを頼むぞ。司書?




司書「うっし、人の言葉がわかる猫ってスゲェよな、お利口だし。・・・・・さっさと仕事するか」スタスタ



多分「ニャー」




ふむ、くれぐれも本に押しつぶされないようにな。


さて、どうせ特に誰も来ないだろうししばらくねーーーーーー




ガチャ   吹雪「司書さーん、居ますか?」



多分「ニャー」



吹雪「あれ?なんで多分丸がいるの?」




吹雪、タイミングが悪すぎだと思うのだが。


そして生憎だが司書は奥で仕事中だ、少々待つんだな。




吹雪「えっと、多分丸はお留守番?偉いねぇ」ナデナデ



多分「ニャー」




まぁ、奥にいるのだが・・・・・特に呼びに行く必要もないだろう。


・・・・・唐突に思ったのだが吹雪や金剛、時雨暁とこの鎮守府に居るがなんというかな、人様につけるような名前じゃないんだよな。


この娘たちを育てた親の顔を見てみたいものだ。・・・・・・特に金剛と暁。




吹雪「司書さんは居ないし、来るまで待っとこうかな」



吹雪「ちょっと隣座るね多分丸」ポスッ




うむ、気を付けろよ?


前に電だったか?誰かがそこで滑ってたからな。




吹雪「・・・・・ふぅー、ねえ多分丸」



多分「ニャ?」



吹雪「どうやったら改二になれるのかな?」



多分「?」




改二・・・・?あぁ確か前に金剛や夕立が改二というものになってはしゃいでたな。


ところで、前から思うのだが何故お前たちは私にそんなことを聞くんだ?別に暇にならないから嫌でもないが、もっとこう、別の者に聞けばいいんじゃないのか?




吹雪「うーん、猫には分かる訳無いよねー・・・・・・・はぁ・・・・・」



多分「・・・・・」(- ー;)




当たり前だとは思うがなぁ・・・・・・前回のように私が喋れるのなら助言はできたな。


ところで何故憲兵は起きないのかね・・・・・起こしてみるか。




多分「ニャ」トッ



吹雪「あ、多分丸?」



ドスッ!



憲兵「ホゴゥ!!??」



吹雪「え!?憲兵さん!?」



多分「ニャー!」フミフミ



憲兵「うぐぐぐ・・・・んあ?吹雪ちゃん?どしたのさ」



吹雪「い、いや、何で憲兵さんがここに居るのかなって・・・・それより何でそこで倒れてたんですか?」




ふぅ、起きたな。


吹雪ーそこまでお前が気にする必要はないぞ。こいつの自業自得だ。


ほら、さっさと始末書を書かんか。




多分「ニャー!」ダスダス



憲兵「痛っ。えぇと、騒いでたら司書に殴られたって感じ?」



吹雪「そ、そうなんですか」



憲兵「うん。あ、そういや始末書まだ書いてなかったからこれで。多分丸、俺先に帰るわ」



吹雪「あ、はい」



タッタッタッ.......




・・・・・・・あれは逃げたな。噛みついてでも止めるべきだったか?


だがどうせ提督殿に吊るされるのだろうなぁ......。




吹雪「うーん、改にはなれたんだけどなぁ・・・・・やっぱり演習?」ウムムム




こっちはこっちでまだ悩んでいる。普通に演習なり実戦なりすればいいと思うのだがね、それに気づかないのかそれとも周りがそれを止めるのか。


あぁそうだ。




吹雪「うーん・・・・・」



多分「・・・・・」



多分「ニャー!ニャー!」



吹雪「ん?どうしたの多分丸」



多分「ニャー!」トテトテ



吹雪「え?ついて来いってこと?」




そうだ。ぶっちゃけただ単に私の言葉を訳してもらうだけだがな。


それに、もしかしたらお前が改二とやらにもなれるかもしれん。



ーーーーー

ーーー





~鎮守府 工廠前~




工廠妖精A(後、A)「おーし、今日も色々発明するぞー!」ノビー



多分「ニャー!!」



A「うわぁああああああ!!!!!!!!!すみません何もしてないから!!!おれっち何もしてないから!!!」ドゲザッ




まてA、今日は別の用件で来ただけだ。別に取って食わん、安心しろ。




A「へ?そうなの?」



多分「ニャー」




まぁな、吹雪が向こうで待ってるからついてこい。拒否権はないぞ?




A「りょ、了解」



トテトテトテ.....



多分「ニャー!」



吹雪「あ、多分丸・・・・と工廠妖精さん?」



A「あー、どうも。多分さんに連れてこられました」



吹雪「え?なんでですか?」



多分「ニャー」



A「改二のことでちょっとしたご意見を言いたいそうで」



吹雪「・・・・・多分丸が?」



A「いや、まぁ適当に流していただければ」



吹雪「・・・・・聞いてみるだけ聞いてみましょう」




ふむ、よーし、今から言うことをちゃんと訳すんだぞ、A?




A「了解」



よーし、まz------

ーーーーー

ーーー




A「てな風に努力していただければいいかと」



吹雪「す、すごいハードワーク・・・・・」



A「まぁ飽くまでも参考ですからねぇ・・・・・そんな全部する必要はないですよ」



吹雪「あ、はい。ありがとうございます、参考にしますね」カキカキ



吹雪「それじゃぁ、演習があったはずなのでまた」タッタッタッ



A「じゃぁねー」フリフリ



A「ふ、ふぅ。多分さん、これで良かったの?」




・・・・・・・そうだな


及第点だ。




A「な、なんでそんなに機嫌悪そうなんですか?」




私の助言が割愛されたような気がしてならないからだ。


こんな有り難いことを言ってるのに何をやっとんだ・・・・・・・




A「え!?もしかして俺のせい!?」




いいや、お前は関係ないな。


ただ何というか何故かやるせないんだ。




A「あ、あぁそう・・・・・」




えーと、A、お前はそろそろ戻ってもいいぞ。




A「あ、うん。じゃあね」




くれぐれも変なものを作るなよ?




A「イ、イエッサー」




よろしい。私は少し寝るよ、最近は色々ありすぎてなかなか寝れなかったからな。




A「あぁ・・・・・うん、おやすみ」




おやすみ。






観察対象 其の拾陸 駆逐艦 舞風







~鎮守府 図書室~



最近はどうも日差しが強く暑い。だから私は今比較的涼しい図書館に居る。

外で誰かが踊りをしているそうだが暑くないのだろうか?




司書「・・・・なぁ多分丸」



多分「ニャー?」



司書「頼むからパソコンの上に座らないでくれよ」




ん、すまない。結構快適だったものだから座ってしまってたな。


失礼失礼、いま退けるよ。




多分「ニャォゥ」トッ



司書「よし、これで仕事ができる・・・・・・・」



舞風「司っっっ書さぁーーーーん!!おっはよーーーーーー!!」バァン



司書「・・・・・・・・」ジッ



舞風「んー?どしたのさ司書さん」



司書「舞風、館内ではお静かにな?」ニコリ



舞風「えー」



司書「文句言うんじゃない、多分丸も迷惑してるぜ?」



多分「ニャ?」




ん?私か?別に迷惑などしてないが・・・・・・?


というかおい舞風、良い物を見つけたという顔をするな。




舞風「多分丸だー!」トトト



多分「ニャ!?」



司書「話聞けよ・・・・」



舞風「一緒に踊ろー」ダキアゲ



多分「ニャー・・・・」




舞風、それは無理な要求だ。

猫が躍るなぞ冗談は司令部の慢心だけにしておけ。




舞風「そーれ、ワン!ツー!」シュッシュッ



多分「ニ”ャッ!?」



司書「舞風ーちゃんと静かにしないと出禁食らわしちゃうぞー?」ニコニコ



舞風「う”っ!それは困るなぁ」



多分「」ノビーン



司書「だろ?分かったなら静かに本を読め。あ、ダンス系の本は右手前の本棚の2段目な」



舞風「ん、ありがと」



多分「」ハッ!




あ、危なかった。

誰だか知らぬが艦長姿の男が手招きしていた。

ふ、ふぅ・・・・舞風、酷いじゃないか全く。




多分「ニャー」



舞風「あ、多分丸、そこに座ってて。本取ってくるから」



多分「ニャーオ」




ん?分かった、まぁどうせ私はやることはないし暫く付き合ってやってもいいか。




舞風「~♪ ~♫」スッ



舞風「よっし、これくらいかな?」



舞風「多分丸~」



多分「?」



ドンッ!



多分「!?」



舞風「この本の中から何か選んで」フフン




何だこの量は?というか舞風、これを一人で持って来たのか?

・・・・現実は時に物語を超えるがこれはやばい。

というかこの量から選べとな?まぁいいけど




多分「ニャッ」ポス



舞風「お、おお!ダンスの歴史の本じゃん!ナイス判断!多分丸ぅ!」ナデナデナデナデ!



多分「ニャァ」




ははは、やめぬか舞風。

そんな褒めても何もでないぞ?

満更でもないがな。




舞風「よぉし!さっそく読んじゃおー!」



司書「静かに・・・・・な?」



舞風「はーい」






~数十分後~



舞風「うみゅ・・・・・・・もう踊り疲れたよぉ・・・・・・」スゥスゥ



多分「・・・・・・」




寝るの早っ!

数十分しか経ってないぞ?どんだけ読書苦手なんだこの子は・・・・・




司書「あちゃ~・・・・・起こすのも悪いしなぁ、毛布掛けとこ」タッタッタッ




・・・・・・特に約束はないし、私も寝ようか。

ん~、ここらへんだな。




多分「ニャ」



舞風「駄目だよ提督~・・・・・そこは触っちゃダメ~・・・・・・」




一体どんな夢を見ているのやらな・・・・・

おやすみ舞風。

良い夢を




多分「ニャーオ」チリン!









番外編  その頃の宮部は

こういう突飛なリクエストって凄く捗ったり捗らなかったりする(褒め言葉)





久しぶりだな諸君、宮部だ。俺のこと忘れてないよな?

いまちょっととんだ騒動が起きてるっぽいんだ。

俺の目の前を通る奴全員猫の尻尾と耳が生えてやがる。

まぁ、どうせ工廠の奴らがなんかしでかしたんだろうけどな。

ハハハハハハハハ・・・・・・




宮部「ま、俺も一服盛られたけどな」ハハッ....




どうすりゃいいんだよこれは・・・・・

零戦に乗れってかよ・・・・・・・




~中庭 花壇前~




とりあえず中庭によくいる龍驤さんのところ行って色々話してみたが、龍驤さん曰く”その薬の効力が切れるまで我慢するしかない”って言われたよ・・・

にしても、龍驤さんも薬盛られてたのか、猫耳生えてら。

胸部は特に変わってないけど。

なんて言うのかな、




宮部「・・・・・・・かなりまな板だよコレ」



龍驤「誰がまな板やて?」ガシッ



宮部「ちょ!龍驤さんじゃないって!落ち着いて!」



龍驤「じゃぁなんでうちに対しての冒涜のようなセリフを言ったんや?言うてみぃ」ギリギリ



宮部「いだだだだだだだ!!!やめて!絞まってます!!俺の首が絞まってます!!」



龍驤「・・・・・・・フンッ!どうせうちなんてまな板や、こんなもんに興味がある奴なんておらへんわ・・・・」パッ!



宮部「ゲフッ!ゲフッ!・・・・そ、そういえば憲兵さんが貧乳最高って叫んでましたけど・・・・」



龍驤「・・・・・下手な慰めはさらに傷を深くするんやで、宮部」



宮部「あ、すみません」ペコリ



龍驤「ええよ。室野、宮部を妖精たちのところに連れてってやりぃや」パシュッ



シュン!  室野「ん、分かりました。宮部さん、行きますよ」



宮部「あ、はい」




うおぉ!?いきなり出てきやがった!

妖精ってスゲェ・・・・・

どうやったらあんな感じに粒子化みたいなことできるんだよ?




室野「ほら、早く」



宮部「っと、すみません」




・・・・・・つーか妖精たちにゃなんていわれるんだろうなぁ・・・・





~酒保~




室野「偶には囲碁でもしたいものですよ」スタスタ



宮部「は、はぁ」




ここが酒保か・・・・・・始めて来たけどかなり雑多としてんな・・・・・

もしかしたら結構プレミア物のもんとか置いてあったりしてな。




室野「おーい!みんないますかー?」



赤城「あ、室野さん、おはようございます」



・・・・・・!?

赤城!?



室野「おはようございます、赤城さん」



宮部「っ!」ササッ!



赤城「?室野さん、そこにいる人は・・・・?」




やべー!凄くややこしいことになりそうだわこれ!

室野!絶対俺ってばらすなよ!?




室野「ん、この人は宮部さんですよ」



赤城「宮部?」




おい!!何やってんだよォ!

赤城の奴凄い疑り深い目で俺見てんだけど!?




宮部「あ、あはははは・・・・・・・・」



室野「ん?どうしたんですかそんなバツの悪そうな顔をして」



宮部(ど、どうしたもこうしたもありませんよ!赤城が凄く俺のこと疑り深い目で見てるじゃないですか!)ヒソヒソ



室野(ん・・・・あっ!すみません!宮部さんなら大丈夫かと思いまして・・・・)ヒソヒソ



宮部(大丈夫じゃないですよ!貴方抜け目なさそうに見えてかなりの間抜けですか!?)



室野(返す言葉もありませんね)キリッ



宮部(ドヤ顔で言うかソレーーーーーーー!?)




赤城「あのー、宮部?」



宮部「はいぃ↑!?」ビックゥゥゥ!




うわぁあああああぁ(^p^)

声かけられちまったよ!!やばくね?これすっげぇやばいよね!?

詰んだだろこれ!絶対変なこと言われそうなんだけど!?

助けて!たぶえもん!!絶体絶命だ!




赤城「もしかしなくても・・・・・猫の宮部ですよね?」



宮部「・・・・・・はい?」




あれ?これセーフなパターン?




赤城「えぇっと、ですから”トラ猫”の宮部ですよね?」



宮部「そ、そうですけど、何故そのことを?」



赤城「確か・・・・・多分丸もそういう風になってましたし・・・・・・」



宮部「・・・・・」




た、多分丸ェ・・・・・お前も盛られたのかよあの薬。

なんつーか、あの工廠妖精たちは何がしたいんだろうか?いや、あいつらのことだし絶対”猫耳最高!”とか思いながらこんなもん作ったんだろうし、この鎮守府内の奴に薬盛ったんだろうなぁ・・・・・・迷惑な奴らだ。

まぁ、意外にこの体も便利っちゃ便利なんだが・・・・・・



赤城「宮部、どうしました?」



宮部「あ、すみません、ちょっと考え事を」



室野「・・・・・ふむ、宮部さん、ちょっと来てください」



宮部「え?室野さん、いきなりなんですか?」



室野「いいから」



室野「赤城さーん、ちょっと宮部さんお借りしますね」



赤城「あ、分かりました」




・・・・うん、室野さん絶対何か思いついたな。

零戦に乗せるとかやめろよ?・・・・やめろよ?





~十分後~



今俺は妖精たちに囲まれている。理由はわかるだろう?

なんつーかなぁ・・・・・・




坂井「零戦だ」



室野「紫電です」



西澤「震電だろ」



笹井「ここは烈風をだな」



甲木「いやいや瑞雲だろjk」



江草「彗星だな」



友永「天山!艦攻最高だぜ?」





宮部「・・・・・・・」




いや予想はしてたけどさ、あんたら自分が乗ってる機体に拘りすぎだろ。

俺に選ばせろよ。迷惑極まりねーぞオイ。




坂井「おい宮部!お前だったら絶対零戦に乗るよな!?」



宮部「え?えぇっと・・・・」



室野「いやいやいや、零戦みたいなワンショットライターより高性能で尚且つ高火力な紫電でしょう?」



坂井「何がワンショットライターだと!?」



宮部「お、落ち着いてくださいよ坂井さん・・・・・・」




ややこしいことになったなぁ・・・・・

絶対俺のこと考えてねぇよこの人たち。




西澤「いや、ここは高高度でも飛行可能で、30mm機関砲4門、更に高速度な震電だろう?」



笹井「待ってください西澤さん、震電は格闘戦はかなり弱いです。だからここは運動能力の最も高い烈風にすべきです」



甲木「いや、だから瑞雲だろ。水上機だと最高傑作だぜ?水さえあればどこでも着水できるんだぜ?」



江草「友永ァ、お前なぁ、あんなノッロいもん勧めてどうすんだよ?」



友永「あぁん?なら今からどっちが早いか演習場で試してみるか?」



江草「上等だ!泣いても知らねぇぞ?」ダッ!



友永「はっ!負け犬の遠吠えなんざ怖かねぇ!」ダッ!




宮部「・・・・・・・」




この鎮守府もうやだ。

赤城のところに行きたい。




坂井「おい宮部、早よ白黒はっきりつけろや!」



室野「そうですよ!あくしろよ!!」



宮部「え、えー・・・・・・」



西澤「そうだよ!お前が決めねぇと誰がこの賭けに勝ったか分かんねぇんだよ!」



笹井「さぁ、宮部さん。早く!」



甲木「瑞雲・・・・・・」




いや、まってその理屈はおかしい。

というか賭けてたのかよ。

・・・・・・うーん、どうすれば・・・・・いや、そういうわけでもないけど・・・そうだ。



宮部「えーと」



妖精’s「「「「「えーと?」」」」」



宮部「私は・・・・・・・」



宮部「零戦に乗らせていただきます」



妖精’s「「「「「・・・・・・・・」」」」」



宮部「・・・・・」




あれ?なんで皆黙るの?

もしかして地雷踏んだ?




坂井「ほ.....」



宮部「?」



坂井「ほい来たーーーーー!!」



宮部「!?」ビクッ



坂井「よぉーしよしよし!宮部ェ!早速だがこっちこい」ガシッ



宮部「えっ?ちょ坂井さあああああああぁぁああぁああ-----------」



イヤァアアアアァァア........



室野「・・・・・私たちも行きましょうか」



西澤「だな」



甲木「瑞雲・・・・・」ショボン



笹井「日向さんのとこにでも行けよ・・・・・」




拝啓 赤城様


どうやら私はとんだことに巻き込まれそうです。

助けてください、割とマジで。





~演習場 上空~



坂井『宮部、今からするのは模擬空戦だ。分かるな?』



宮部だ。いまは零戦に乗って空を飛んでいる。

いやぁ、なんというか不思議な気分だ、猫が空を飛ぶとはなぁ・・・・・いや、今は妖精ってやつか。

それにしても・・・・・




宮部「一ついいですか?」



坂井『ん?なんだ?』



宮部「どうして操縦も碌にできない私に模擬空戦をやらせようとお思いで?」



坂井『細かいことは気にしちゃ負けだゾ☆』キラリーン



宮部「・・・・」




こいつふざけてやがる・・・・・

久々にキレかけちまったよ。




宮部「坂井さん?」ニコリ



坂井『おぉっと、冗談だ。まぁ、こういうもんは慣れるが勝ちだぜ!』



ブゥゥン!



宮部「おぉぉう!?」ブゥゥゥン!



坂井『!?』



宮部「あ、危ないじゃないですか坂井さん!?」



坂井『・・・・おい宮部』



宮部「はい?」



坂井『お前いきなり俺の後ろ取るとはすげぇな』



宮部「えっ?」



あ、あれ?俺いつの間に坂井の後ろに付けたんだ?ほぼ咄嗟の判断だったから全く分からねぇ........



坂井『宮部、もう一度行くぞ』



宮部「えっ!?ちょうわぁあああ!?」



な、何でまた仕掛けてくるんだよ!?先に後ろについた方の勝ちじゃなかったのか?

クソッ!確か機首を上げるにはこのレバーを引いて......!!



宮部「宙返り.....だぁ!!」



坂井『チッ!!!』



宮部「くっ!?」



おいおい....!何でついてくるんだよ蛇かよやべぇよ。

ならこのまま右に旋回して逃げてやる.....!



坂井『逃がすかっ!』



宮部「!?」



ブゥゥゥゥン—————........




演習場:休憩所.....



赤城「.....宮部は操縦席にも座った事なんて無い筈なのに.......まるで熟練者同士の戦いを見ているようですね」



西澤「いや、坂井の方が一枚上手に見えるぞ?」



赤城「そうですか?私には宮部がどんどん坂井を追い詰めているようにも見えますが......」



村田「.....こういうのは静かに見ておくべきだろう」



西澤「うおぉっ!?村田少佐いつの間に!?」



村田「俺は最初からここに居たぞ西澤......」



西澤「す、すみません!」



赤城「なんにせよ、村田の言う通りにしておきましょう。どうなるか気になりますし」



西澤「.....そうするか」




—————————




坂井「くそ....宮部め.....中々後ろに付けれないな」



さっきまでフラフラだったアイツの操縦がかなりきっちりとしてきてる。コツでも掴んできたのか?

だがコツを掴んだとしても流石に上達が早すぎる......まさか潜在的な才能とか.....は無いな。

......一気に仕掛けてみるか



坂井「行くぞ宮部」



宮部『ちょ、待っくださ....』



坂井「待つわけないだろうが!!!」



ブオォゥゥン!!!



宮部『........!!!』



坂井「よぉし!!」



後ろに付いた!!これで..........



宮部『.......っ』スゥッ



坂井「消えた!?」



なっ!どこ行きやがったんだアイツ!?いきなり消えやがったぞ!!

何処だクソッ!..........!!!!



宮部『スゥ.......』



坂井「っっ!」



後ろ.....に付かれた。

完璧に油断しちまった、俺としたことがやっちまったな.....



宮部『坂井さん、どうしますかこの勝敗』



坂井「......あぁ、あろうことに俺が油断しちまったからな。負けでいい」



宮部『了解です、帰投しましょう』



坂井「分かった」



————————

—————

———




笹井「やりましたね宮部さぁん!!!」



宮部「あ、あぁ、ありがとうございます」



なんやかんやで模擬空戦で勝ってしまった俺は零戦から降りた瞬間妖精たちに連れさられて雑多とした酒保の一部で小宴会を開いてる

明石さんが諦めたような顔してこっち見てきてるんだけど......あいつら一体今まで何回ここ使ってんだよ.....



甲木「なぁ宮部、お前どうしてあんなに操縦が上手いって事黙ってたんだ?」



宮部「あ、いえ.....坂井さんに後ろ取られてたりしてたらいつの間にか....」



甲木「ほー.....気づいたら......ケツとってた.....え?」



宮部「?」



妖精ズ「「「「.........」」」」



......なんでまた黙りこくるんだろうなぁ.....あれは本当に俺でも訳が分からなかったんだが.........

というか坂井はどこ行ったんだろうな.......



笹井「宮部さん」



宮部「ん?なんですか?」



笹井「.....やっぱりなんというか、もったいない......」



宮部「え?」



西澤「確かにな、かなり勿体無い」



室野「....ですね」



宮部「ちょ、み、皆さんどうしたんですか?」



何だってんだよ.....なにかやっちまったか?

ええい....全く....坂井探しに行くか。



宮部「えぇと.....ちょっと席外しますねー」ピュー!



室野「うーん.....あ!宮部さん!?」



スミマセーン!!



_________

______

__




~鎮守府 庁舎裏~



坂井「..........」スゥ...ハァ......









宮部「.......何やってんだろう.....」(壁



坂井を探しにここまで来たが......胡坐かいて瞑想みたいなものしてるなぁ.......

どうやって声かけたらいいものか......



宮部「はぁ......」



赤城「....宮部、どうしたのですか?」



宮部「あ、赤城さん....いえ、坂井さんにどう声を掛ければいいのか....」



赤城「ん?あぁ、坂井のことなら心配は無用ですよ」



宮部「無用....ですか?」



赤城「えぇ、というより今声を掛けたら殴られますね」



宮部「殴られる!?」



赤城「静かに、見つかったら危険です」



宮部「.......」



あいつ.....なんであんな事やってんだよ....

しかも殴られるって......。



赤城「.....坂井も結構悔しがってるんです」



宮部「え?」



赤城「模擬空戦の時、貴方が坂井の後ろに付けた事」



宮部「....そうなんですか?」



赤城「そうじゃなきゃ、ああやって瞑想なんてやってませんって」



宮部「......」



まぁ.....そりゃ猫に負けるのは悔しいよなぁ....



赤城「それに坂井だって普段はおちゃらけてますけどそれ以上に格闘技術や経験の多さというのには自信を持ってますからね、結構堪えるものです」



宮部「はぁ.....余りよくわからないですね....」



赤城「それは仕方のない事です。貴方は妖精になってまだ一日も経っていない、ただの猫だったものなんですから」



宮部「そうですね……あ、坂井さん動き始めましたね」



赤城「…酒保へ行きましょうか」



宮部「そうしますか。坂井さん後で誘いましょう」



赤城「そうしましょうか」



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宮部という猫と赤城という艦娘

一隻は人ならざるものから人なるものへ

一人は人なるものから人ならざるものへと

運命とは実に奇妙不可思議也










観察対象 其の拾陀 駆逐艦 望月



~鎮守府 庁舎内~



明石「はいはい、それはそこに片付けて。そして提督は逃げようとしない」ガシッ



提督「ぐぇっ」



明石「全く....金剛さーん、提督見張っててくださーい」



金剛「了解デース!」



提督「金剛!?」



金剛「HEY提督ゥー!もしサボりたいなら私とバーニングラヴするデース!」



提督「金剛ぅ~やっぱりお前は天使だよぉ....」



金剛「や、やめるデス提督ゥー....もっとラヴしたくなっちゃうネー////」



明石「金剛さーん?提督甘やかしちゃ駄目ですよー?」



ベツニイイジャナイデスカー? ダメデスヨ.....バカップルメ....




多分「.....」トテトテ



秋祭りを終え、それに続くかのようにハロウィンという祭事もやり、その後片付けに追われるこの頃。とても騒がしく、忙しそうだ。

.....そして提督殿と金剛は苦瓜が甘く感じてしまうくらい甘々な雰囲気を醸しだしている....猫の私でも耐えれないぞこれは.....。

あー、ダメだ。別の場所へ行こう。



多分「ニャーゴ」タッ



金剛「提督ゥ....」ウットリ



提督「金剛ぉ....」ウットリ



明石(こういう事はよそでやってほしいんですよねぇ.....末永く爆発しろ)



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~鎮守府 駆逐艦寮~



多分「.....」トテトテ



駆逐艦寮、それは禁断の花園。駆逐艦以外は立ち入りを許されない......というのは冗談として、駆逐艦たちのコミュニティが色々と堅剛なせいで気軽に入ることが出来ないだけらしいのだが(長門がそうぼやいていた)、私のようなただの猫は普通に楽々と入ることが出来る。

さて.....ここは誰の部屋か.....お邪魔致そう。



多分「....」ススス



望月「あー.....ダーク○ウルクリアできねぇ....五週目かなりキツイ....」カチャカチャ



おや....望月の部屋か....ゲームをしているな、面白そうだ。



多分「ニャー」スリスリ



望月「んあ?多分丸じゃん、どうしたのさ」



多分「ニャーオ」



望月「生憎だけどあたしゃ忙しーの、ほら帰った帰った」



む....ただ単にゲームをしているだけだろう.....仕方ない、膝に乗らせてもらうぞ。



多分「ニャ」トテトテ



望月「....あー、まぁいいかぁ」



ふぅ.....最近寒いし、こういう人肌という物は暖かいものだ.....落ち着くよ。



望月「んー...あっ、やられた。やっぱりバベル装備でゴリ押ししようかな....」



しかしまぁ、ここら辺の野良猫や鴉に聞いたことなんだがこの少女は鎮守府では結構古参らしいんだよな.....それにしてもそこまで砲や魚雷を持って海へ出ていくところは見たことがないな....何か怪我でもしたのだろうか?それともただ単に私が見たことがないだけなのか。



望月「どうしようかなぁ....」



コンコン



望月「トイレは右曲がってその向かいだよー」



.....望月よ、客人へのその対応は流石に駄目であろう。

それにしても誰だ?望月と相部屋の者はいたかな?



「望月さん、入っていいですか?」



望月「.....はぁまた来たよ....めんどくせぇ....いいよー」



ん?この声には聞き覚えが…….



吹雪「失礼します」



望月「ん、そこ座って」



吹雪「はい」



多分「….」



吹雪か…そういえばここ最近演習やら出撃やらで結構活躍していると聞いていたな…。

しかし何故望月のところへ来たんだ?こんな萌やしといっていいくらい引きこもってる者のところへ行っても意味が.....。



望月「で、今日は何の用?」



吹雪「えっと、対空戦闘についてもう少しアドバイスが欲しくて.....」



望月「対空ぅ?なんで今更そんなこと聞くのさ?」



吹雪「実は....ちょっと演習で相手の艦載機をうち漏らししたことがあって....」



望月「...吹雪、別にそれよくあることなんじゃないかな?」ハァ



吹雪「えっ?そうですかね、秋月さんとか一度もうち漏らしが無かった気がするんですけど」



望月「いや、秋月あたりと比較しても意味ないじゃん....」



ふむ、ただ単に相談しに来ただけか....望月はかなり面倒くさそうに対応してるがはてさてどう答えるのか。



吹雪「ですけどやっぱり負けていられないんです!」



吹雪「仲間を守るために!旗艦を守るために!」



吹雪「どうしても知りたいんです!!」



吹雪「望月さん!!」




吹雪「教えてください!!!!!!!!」




望月「う、うお、ふ、吹雪少し落ち着こう」



ほうほう....あの大抵の事は受け流す望月が珍しく狼狽えてるな。これは面白い。


















作者より

多分丸復活ナリ

生きてますよ!まだ生きてます!

望月ですから!ぇぇ!










今現在リクが来ている艦娘                      


山椒さんから

望月


56コメの名無しさんから

球磨 五十鈴 


63コメの名無しさんから

文月


ラインさんから

衣笠


70コメの名無しさんから

多聞丸と飛龍が月見酒



後書き

しおりを付けてもらえればありがたいと思い始めた今日この頃
一言の声援とアドバイスがすべての原動力です。



何かご質問あればどうぞ


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このSSへのコメント

104件コメントされています

1: らんぱく 2015-02-20 19:18:05 ID: Ybr9sELY

艦娘×猫
良いですね。
更新楽しみにしております。

2: ワッフル 2015-02-20 21:33:04 ID: oUJAAlRH

らんぱくさん

ありがとうございます!
家で飼っている猫を見てたら無性に書きたくなってきたので投稿させていただきました!

更新楽しみにしててください!

3: SS好きの名無しさん 2015-02-21 23:20:12 ID: H4fsy3lV

第六駆逐隊との絡み見たいです
もう一つの方もこれもとても面白いです
更新待ってます、頑張ってください!

4: ワッフル 2015-02-21 23:36:04 ID: 38AkzZCc

3コメの名無しさん


リクエストありがとうございます!
早めに更新できるよう頑張ります!

5: SS好きの名無しさん 2015-02-22 12:52:08 ID: -lu9q-2F

そらもう多摩ちゃんよ

6: ワッフル 2015-02-22 14:54:29 ID: rm3Br-9H

5コメの名無しさん


了解しました!

7: SS好きの名無しさん 2015-02-22 17:43:31 ID: 8aT7enKM

宮部は赤城との絡みが見てみたいですね

8: ワッフル 2015-02-22 18:46:19 ID: 3GAVmq-D

7コメの名無しさん


宮部はなんとなく出しただけですが、そう言われると書きたくなってきました!

リクエストありがとうございます!

9: SS好きの名無しさん 2015-02-22 23:13:01 ID: oUkBP_e0

犬系でぽいぬおねがいできればなと
ほのぼのしててすごくいいです

10: ワッフル 2015-02-22 23:30:34 ID: rm3Br-9H

9コメの名無しさん

了解しましたー(日本兵ボイス

ぽいぬも出していこうと思います!

リクエストありがとうございます!

11: SS好きの名無しさん 2015-02-25 11:21:07 ID: O3Uab2iA

おかしい。俺の知っている宮部じゃない.....

リクエストOKなら多分丸とニ航戦をお願いします

12: ワッフル 2015-02-25 13:50:32 ID: GvkJZ39f

11コメの名無しさん


ま、まさか後でやろうとしたネタを見抜かれるとは・・・・

了解です!

13: SS好きの名無しさん 2015-02-26 00:57:05 ID: rJVQ1ZDd

7です。リクエストで書いて頂き有難うございます。ちなみに永遠のゼロは漫画版を持っているので赤城との絡みをリクエストさせてもらいました。

14: ワッフル 2015-02-26 06:40:59 ID: LZd5Jk7f

13コメの名無しさん


永遠の0って漫画版とかあったんですね・・・・


ですけど、リクエストありがとうございます!また、何時でもリクエストしていってください!

15: SS好きの名無しさん 2015-02-26 08:36:45 ID: rJVQ1ZDd

13です。
作画須本壮一で双葉社という所から出てますよ。
須本壮一って人は5年程前に同じ双葉社から零戦少女という漫画も出してましたので零戦が好きなんでしょうね。一巻だけ持ってます。

16: ワッフル 2015-02-26 19:49:39 ID: LNEArMe-

15コメの名無しさん

ありがとうございます。

近くの本屋とかで探してみようと思います

17: SS好きの名無しさん 2015-02-28 20:27:42 ID: chMtE-b_

3コメの者です、遅くなりましたがリクエストのものを書いていただきありがとうございますm(_ _)m
次は真面目朝潮ちゃんとか……いえ、なんでもありません|ω・`)

18: ワッフル 2015-02-28 22:59:15 ID: aeE5QQJ3

17コメの名無しさん

いいですよ?正直に言っちゃって(ゲス顔

というかリクエストはどんどんしてください。お願いします(切実

真面目朝潮ちゃんですか・・・了解しました!

19: SS好きの名無しさん 2015-03-11 00:59:47 ID: nyXkK5AS

素晴らしい、驚異的なまで面白い!                 陽炎をリクしてもいいですか?

20: ワッフル 2015-03-11 07:27:23 ID: u1AubO5X

19コメの名無しさん


了解です。

任せてください!!

21: ライン 2015-03-14 23:18:43 ID: JZefUmoQ

多分丸のキャラが相変わらず好きですわw
艦これ版吾輩は猫であるみたいな感じでいつも楽しく読ませてもらってます

これからも頑張ってください!

22: ワッフル 2015-03-14 23:50:03 ID: 6Eknszyk

ラインさん

そういってもらえると凄く有り難いです(土下座で地面スリスリ)

つ、ついでにリクエストのほうも・・・|ω・`)

23: ライン 2015-03-15 16:57:45 ID: UaJDom9z

リクエストですか~。……それなら、龍驤でお願いしますw
何となく、愚痴をこぼしてそうな感じがするので・・・w

24: ワッフル 2015-03-15 17:21:12 ID: A9BUaIM9

ラインさん

リクエストありがとうございます!
龍驤...彼女の愚痴に対して多分丸はどう思うのでしょうね?頑張ってみます。

25: SS好きの名無しさん 2015-03-15 21:47:31 ID: opWbpO7A

たびたびリクエストしてすいません15です。
龍驤で思い付いたのですが出来ましたら北方棲姫と宮部、多分丸、零戦21妖精でお願いします。

26: ワッフル 2015-03-15 21:52:57 ID: Fpv0oeOd

25コメの名無しさん


ほっぽちゃん...いやあ、度々リクエストありがとうございます!

えぇ大丈夫です任せてください!!

27: コルベニク 2015-03-15 23:19:54 ID: Yv1jx39s

多分丸と宮部さんがいるなら慢心はないな(慢心

永遠の0は小説→映画→漫画の順で読みました、何度見ても泣ける作品っていいですよね!

リクエストは、永遠の0の中で宮部さんが言ってた「私は零戦を作った人を~」を聞いて思った『宮部さんと「風立ちぬ」の堀越二朗が出会ったら』とかでも大丈夫ですか?もしよかったらお願いします!

長コメすいません、これからも頑張ってください!

28: ワッフル 2015-03-16 07:05:11 ID: 2HCioPRq

コルベニクさん

キャラ崩壊が著しくなりそうですが...頑張ってみます!

29: SS好きの名無しさん 2015-03-17 08:20:55 ID: B5c_Iw27

19コメの者です、リクエストを書いていただきありがとうございますm(_ _)m 次は満潮とか |ω・`)チラッ

30: コルベニク 2015-03-17 11:28:46 ID: pJOO9KEz

ま、まさか書いてくれるとは((((;゜Д゜)))リクエスト拾って頂いてありがとうございます、そしてごめんなさい(´・ω・`)

無理そうなら途中で切り上げてもらっても構いませんので、ワッフルさんのお好きなように料理してくださいw

これからも応援してます!

31: ワッフル 2015-03-17 18:32:46 ID: 9PVHz3I5

22コメの名無しさん

いえいえw いくらでもOKですよ(ニヤリ 満潮もやってみようと思います!

コルベニクさん

結構面白いリクエストなので書かせてもらってますw

頑張ります!

32: たぬポン 2015-03-18 11:35:48 ID: hY9hRWO4

多分丸めっちゃかわいい

33: ワッフル 2015-03-18 23:47:49 ID: do9grEtc

たぬポンさん

そういってくれると嬉しい限りですw
今後ともこのssをよろしくお願いします!

34: ライン 2015-03-20 23:28:31 ID: ybpEbki7

リクを反映させてくれてありがとうございます!
イメージしたとおりの龍驤で、楽しませてもらいました!w

これからも頑張ってください!

35: ワッフル 2015-03-22 13:33:21 ID: rOWVNKY8

ラインさん

ありがとうございます

多分丸は大変だったでしょうねw

36: たぬポン 2015-03-27 13:22:27 ID: juv4EeM1

凄く残念な提督ですね…(笑)

嫌でなければ、鳳翔さんをリクエストしてもよろしいでしょうか?

37: ワッフル 2015-03-27 17:24:42 ID: 8iZmwtJ9

たぬポンさん

了解です。
リクエストとオススメをしていただきありがとうございます!


38: たぬポン 2015-03-27 20:18:47 ID: juv4EeM1

リクエスト拾っていただきありがとうございます!!

やっぱり鳳翔さんいいですねぇ…

39: SS好きの名無しさん 2015-03-31 04:29:54 ID: 03QEpwuz

酒飲み妖精共ww   なぜかこのSS見てたら思い付いたんですが 妖精たちが多分丸とかをカーニバルファ○タズムの猫?見たいな奴にする薬を作って多分丸とかを猫見たいな奴するってのを思い付いたww  (何を言ってるか分からない?私もです)  長文失礼しました

40: ワッフル 2015-04-01 01:18:28 ID: Dqb_6hOE

たぬポンさん

たしかにそうですよねぇ.....鳳翔さんに看取られて逝きたい、そんな人生が良かった(トオイメ

39コメの名無しさん

ふむ、猫にする薬.....閃いた!
後、酒飲み妖精たちは大体作戦後はこんな感じってイメージしてますw

41: SS好きの名無しさん 2015-04-01 04:31:56 ID: t_Is6AeW

み、三日月を・・・(血涙)

42: ワッフル 2015-04-01 08:06:16 ID: Dqb_6hOE

41コメの名無しさん

り、了解しました。
取り敢えずその涙を拭いてください、三日月が怯えてます。

43: ライン 2015-04-01 09:25:05 ID: tDEfqt54

た、多分丸大丈夫かww
いや、大丈夫じゃないよな....

リクで、吹雪をお願いしたいです!

44: ワッフル 2015-04-01 11:24:42 ID: Dqb_6hOE

ラインさん

多分丸はギリギリ回避出来たらしいですよw
吹雪ちゃんですか、リクエスト受け付けました!

45: SS好きの名無しさん 2015-04-01 21:15:00 ID: Ffa7l9xY

ま、舞風を・・・

46: ワッフル 2015-04-02 15:00:53 ID: citpA_-V

45コメの名無しさん


リクエスト受け付けましたぁっ!
頑張ります!

47: SS好きの名無しさん 2015-04-02 21:05:35 ID: TfAWbvPy

41です

大丈夫です。ケッコンしてますんで怯えてないです

48: ワッフル 2015-04-02 21:18:39 ID: 5_APfFEh

47コメの名無しさん

失礼、三日月提督の方でしたか。
そうでしたら大丈夫でしたね

49: SS好きの名無しさん 2015-04-05 21:28:36 ID: D9Z3z9f7

25です。リクエストで書いて頂き有難うございます。しかし高性能な艦載機の山とは羨ましい。

50: ワッフル 2015-04-06 01:19:29 ID: lI09nyDh

49コメの名無しさん

いえいえ、こちらこそリクエストありがとうございます!
書いてて何ですが確かにそうですよねぇ.....高性能な艦載機の山、一度は拝んでみたいものですw

51: SS好きの名無しさん 2015-04-06 01:56:24 ID: CAxrEnsw

41の三日月提督です
みんなにネコ耳生やすなら多分丸が接種したら人間になっちゃうんじゃないか?
って思ってたら大当たりだったw

で、この後偶然飛龍に会って突然の再会に嬉しくて号泣する飛龍とあたふたする多聞丸、でも話半ばで時間切れ

まで幻視した

52: SS好きの名無しさん 2015-04-06 02:44:55 ID: 615Q8gWY

多分丸が、多聞丸に進化した!ww  39の馬鹿です、リク?見てくれたようで···ありがとナス! A_10→現代戦闘機→F_22→F_22妖精、ここまで連想したあとは···分かるね? (ビールで酔った勢いで書いた結果)

53: ワッフル 2015-04-06 18:08:55 ID: lI09nyDh

三日月提督さん

見抜かれましたね・・・・ただ、ちょっと力量不足で次回の三日月まで持ち越しとしました。コメントありがとうございます。


52コメの名無しさん

・・・・その妖精を出せってことですか?(すっとぼけ
リクエスト受け付けました。少し後になりそうですが楽しみにしていてください。

54: ライン 2015-04-06 22:33:15 ID: M4ZUYyVz

ま、まさかの覚醒ですね。びっくりしちゃいましたよw
怖すぎる……w

人型多分丸、次回も楽しみにしてます!

55: ワッフル 2015-04-08 17:03:39 ID: HxM6uQE5

ラインさん

出来る限り怖く映るよう書きましたw
次は吹雪ちゃんを書きますので楽しみにしていてくださいね!

56: SS好きの名無しさん 2015-04-09 23:12:14 ID: FMdmJO92

軽巡希望ならクマとか五十鈴はいかがでしょうか?

57: ワッフル 2015-04-10 00:15:53 ID: QLw2x7Ie

56コメの名無しさん

ありがとうございます!!
球磨ちゃんちょっとしか出てなかったので使わせていただきます!
あと五十鈴は色々妄想が捗りそうな気もするのでそちらも使わせていただきます!
ネタの提供ありがとうございます!!

58: 山椒 2015-04-10 00:36:59 ID: lJItJrOp

元史実人物ネタは面白いですねー

もっちーキボンヌします
睦月型は天使ってはっきりわかんだね

更新期待です

59: ワッフル 2015-04-10 01:06:16 ID: QLw2x7Ie

山椒さん


リクエストありがとうございます!史実ネタは意外においしいので書きましたw
実は望月は気に入ってます(小声

60: SS好きの名無しさん 2015-04-10 01:07:45 ID: CacJ8ASY

睦月型で思い出しまたが文月って出ましたっけ?

61: ワッフル 2015-04-10 01:18:24 ID: QLw2x7Ie

60コメの名無しさん

文月は出ていませんが...
ふむ、リクエストとして受け取ってもよろしいでしょうか?
そうじゃなかったらすみません

62: SS好きの名無しさん 2015-04-10 01:19:52 ID: ld-046WI

41の三日月提督です

三日月編、盛大なる感謝を・・・っ!(感涙)
三日月らしい真面目過ぎてどうしようもないレベルの悩みに陥る様は平常運転な感じもしてホッコリしました
しかし長門への対応で腹筋を持ってかれましたw(訴訟)

63: SS好きの名無しさん 2015-04-10 02:59:31 ID: 4SfQrDYx

リク追加でお願いします
あ〜ほのぼのとした絵図がうかぶんじゃ〜

64: ワッフル 2015-04-10 19:49:47 ID: QLw2x7Ie

三日月提督さん

ありがとうございます!
そう言っていただくと嬉しい限りです!長門は精神的に大破してますw

63コメの名無しさん

了解しました!
楽しみにしてて下さい!

65: コルベニク 2015-04-13 00:51:10 ID: ApLlt_8r

久々に見に来たら結構進んでましたねw
猫耳・猫尻尾の艦娘とか…欲しいわぁ…

リクは、多分丸が薬で多聞丸化してた時の宮部の話とかでお願いします。絡める艦娘は赤城さんとかで…リク細かくてすみません

これからも頑張ってください(*´ω`*)

66: ワッフル 2015-04-14 21:38:51 ID: 05aEeSFd

コルベニクさん

猫耳と猫尻尾は正義(迫真)

リクエスト了解しました!
あとリクは細かいほうが書きやすくて助かりますw

楽しみにしててくださいね!

67: ライン 2015-04-19 23:15:56 ID: CJ280vl7

リクありがとうございました~!!
頑張れ吹雪ちゃん!!!

リクなんですけど……。地味に他のSSとかでも出番が少ない気がする衣笠さんをお願いしますw

68: ワッフル 2015-04-20 00:21:02 ID: yvXSJd-T

ラインさん

吹雪ちゃんは改二になるのかなぁ.....?

リクエスト受け付けました、ガッサさんは何故かメタいネタが合いそうなイメージなので色々やっていこうかと。
あと、ここで言うのも何ですがそちらのss楽しみにしてますよ。

更新楽しみにしててください!!

69: SS好きの名無しさん 2015-04-20 02:25:10 ID: z2kdLP8P

39コメの酒飲みって打つの面倒だからビール野郎でいいや(^p^)
マーカスが居たらの話なら思いついた、Fー22妖精とマーカスが喧嘩して戦闘機で勝負することになった、これ以上は思い付かないしこの5ビット位しかない頭じゃ考えられない。
    ビール飲みながら芋焼酎作ろうと思って焼酎にじゃがいも入れたからコメ打ちに来た、異論しか認めない。

70: SS好きの名無しさん 2015-04-20 02:46:54 ID: OUcH_tOS

艦長姿の男。加来艦長ですかね。?というわけでリクエストなんですが飛竜と多分丸が一緒に月見そして記憶が戻り始め次は逆に妖精に頼んで薬で妖精化して飛竜と月見酒でお願いします。

71: ワッフル 2015-04-21 05:55:56 ID: j0J0TXQ-

ビール野郎さん

ちょっとだけでもアイデアとか言ってくれると結構助かってますw
マーカスですか....あの人最初あたりは出てましたけど今のところあまり出してませんし出してみようかと思います(因みにこのssはパラレルワールドです)


70コメの名無しさん

さあ?誰なんでしょうね(すっとぼけ)
リクエスト了解しましたー。
ですけどそれやったら最終回的な感じになりそうで怖いw
(もしそうなったら続きは新しく作って書きますが)

72: コルベニク 2015-04-24 01:17:25 ID: W-us0gIF

乙彼です!(  ̄▽ ̄)

龍驤はまな板とか貧乳とかじゃなくて胸が小さいだけだろいい加減にしろ!あ、嫁は白露型なんで駆逐艦モドキはちょっと(爆撃

宮部がF-22と戦うのか、なら烈風改か震電改あたりに乗せてやらなきゃな…左捻り込みで後ろに回り込むんだよぉ!(永遠の0感

これからも頑張ってくださいね(*´ω`*)

73: SS好きの名無しさん 2015-04-24 22:53:36 ID: p7nPhMDO

F-22と言ったらエースコンバットアサルトホライゾンだよね!と言いながらインフィニティでB-2のアンロックを進めるビール野郎です。
F-22妖精と宮野が戦うんなら宮野が乗る戦闘機にはミサイル撃てるようにしてあげてください(どうせならファンネルでも···?)

スーパーで売ってるウォッカが中々良いと思ったビール野郎でした。

74: ワッフル 2015-04-25 10:52:36 ID: _tLbr0n7

コルベニクさん

宮部さんを烈風とか震電に乗せたらやばい(確信)
動く防空要塞になるじゃないですかやだー!
あと龍驤さんは絶対まないt(爆撃音(鈍い音


ビール野郎さん

最近エスコン始めてみましたがWTより操作が難しいです(汗

え.....宮部さんの乗る戦闘機にそんなもの付けたらチートになるんじゃ.....
あと生きてた時代が時代なので使い方がわからないかと

ところで飲んだことないんですがウォッカってどんくらいやばいんですか(小声


75: コルベニク 2015-04-25 14:52:01 ID: VeN5uEd_

大鳳がうちの鎮守府に配属されるのはいつですか(レイポゥ目

フミカネさんの絵は良いよ、たくさんの魅力が詰まってる。スト魔女見たり武装神姫やってたりした身としては、「艦これにフミカネ艦だと…!?手に入れるしかない!」ってなったけど実質はドイツばっかりじゃないですか手に入んないよ(´・ω・`)

熱くなってゴメンナサイ、フミカネさんの絵が可愛いから仕方ないね(´∀`)

赤城さん、そいつ手放すなよ?絶対だぞ?守ってもらえよ?(過保護

今回もコメント長くなってゴメンナサイ、更新乙彼です!

76: ワッフル 2015-04-25 23:25:39 ID: Lmvrw745

コルベニクさん

貴方とはいい酒(ジュース)が飲めそうだ。
フミカネさんの絵は可愛いんですよ、本当。

まぁ、多分、赤城さんは手放さないかと

(言えない....一発で大鳳が出たなんて言えない.....)

更新頑張ります!

77: コルベニク 2015-04-26 00:16:00 ID: 3NKbND-O

大鳳一発、だと…大鳳手に入れようと空母レシピ回したら、あきつ丸が来たときのあの気持ちをどうぶつけてくれようか(# ゜Д゜)

くそぅ、イベント近いから大型建造は回したくない…かと言ってイベント完走できるほど資材があるわけでもない…資材が十万以上ある人ってどうやってんのかね、やっぱレベル平均的に高くしないと遠征キツいのかなぁ…

関係ないこと長くなりましてすみません。更新応援してます、でも大鳳一発はゆ"る"さ"ん"ん"ん"!(血涙

78: ワッフル 2015-04-27 21:35:30 ID: CB9sTUoE

コルベニクさん

ちなみに瑞鶴も一発で出ました(ゲス顔).....すみません調子に乗りました
イベント完全に間近ですよね.....もちろん丙で行きますけど。

更新はちゃんと頑張りますよ!楽しみにしててくださいね!

79: コルベニク 2015-04-27 22:58:08 ID: ltbQkZFf

更新乙彼です!あ、瑞鶴と飛龍はレシピ回したら一発だったんで(^p^)
レア駆逐・軽巡レシピを回したら連続で阿武隈だったこともあったよ…雪風さんはいつ配属ですか(´・ω・`)
長門も瑞鳳もいないし…金枠戦艦のドロップはもう勘弁してください(/ω\)

あ、関係ないけど3-5は残して5-2まで進みました。1ヶ月でなんとかなるもんですね(  ̄▽ ̄)それでは、明日からのイベント頑張りまっしょい!新しい艦はフミカネ艦がいいなぁ…(ボソッ

80: ワッフル 2015-04-27 23:45:35 ID: CB9sTUoE

コルベニクさん

いつもありがとうございます~
うちの鎮守府は長門、瑞鳳どちらともいます(小声

それにしても早いですねw自分なんかまだキス島攻略できてませんよ(´・ω・`)
.....イベントは最後までしたいものです(2015冬イベでE2止まりだった人感)

81: SS好きの名無しさん 2015-04-28 12:16:25 ID: iO5RZrCn

あぁ···終わった·····まだイベントの準備終わってないのに···レベリングも終わってない··· しかも週一でしかやれないからレベルが28だよ···
            オワタ\(^o^)/

82: ワッフル 2015-04-29 00:41:40 ID: eoWrpPJ2

81コメの名無しさん

だ、大丈夫ですよ......
自分だってそこまでできないんですから(血涙
お互い頑張りましょう?ね?

83: コルベニク 2015-04-29 00:53:36 ID: 6JDd7ckM

わっふるわっふる((o(^∇^)o))お疲れです
鯖がエラー爆撃で禿げそうですはい。

リットリオ…欲しい、欲しくない?
俺は手に入れられるかどうか分かりません、だって弱いんだもの…(/ω\)(目も当てられない

ま、なんとか頑張っていきましょう!

84: ワッフル 2015-04-29 22:11:30 ID: D-vTKBFU

コルベニク主任さん

(まさか貴方私の名前の由来とか知っちゃってます?)
海外艦はssに出す予定なのでどうしても欲しいです。
因みに資材はぶっ飛ぶでしょうけど基本的にボス支援出しながら行ってます
(大破撤退した時なんか地獄絵図です)

えぇ、頑張りましょう(虚ろな目

85: コルベニク@主任 2015-05-01 22:37:50 ID: aNhJriuM

更新乙乙!

やっぱ何に乗せるか揉めるよねー(棒
???「共にJu87C改で戦わないか?」
某魔王は座ってろくださいお願いします(懇願

何に乗せるかって?そりゃもちろん現代兵器を超えた未来兵器でしょ!(つ YF-29 デュランダル)

イベント?あぁ、頑張ってますよ(白目
ゴールデンウィークを楽しみまっしょい!

86: 葉っぱの妖怪 2015-05-02 05:02:51 ID: 2JuOusid

乙です。
何に乗せるって!?
そりゃあ特攻の機能が全て無くなったジェット戦闘機桜花でも・・・

87: コルベニク@主任 2015-05-02 08:00:21 ID: H2iN_NHo

そういえば、艦これに出てる艦娘との名前繋がりでの戦闘機といえばアレがあったのを忘れていた…
つ 戦闘妖精雪風(オイバカヤメロ

関係ないけど改二にするなら誰からがいいかな?(夕立、時雨、衣笠は既に改二)、改装設計図が必要な艦は出来れば除外でお願いします。イベント攻略?何のお話ですか?(;゜ω゜)

88: SS好きの名無しさん 2015-05-02 08:13:36 ID: M3V_Ab8r

更新乙です。
楽しく読ませて貰ってます。

F-22妖精ってことは「リボンつき」
なんですかね?(エスコン並感)

エスコンの妖精って言えば
片羽さんもいますが、
出してもいいのよ(チラチラ

89: ワッフル 2015-05-02 21:14:17 ID: y1fFabs_

コルベニク主任さんと葉っぱの妖怪さん

宮部さんにそんなもの乗せたらいけない(戒め 絶対操縦するのに数年くらいかかります(確信
それに桜花よりも橘花がいいかと......
(改二にするのなら妙高型とか重巡版秋月の摩耶改二、燃費重視なら睦月如月あたりが良いかと(勝手な偏見)


88コメの名無しさん

ありがとうございます!

リボン付き?誰ですかそれ(すっとぼけ
.....片羽さん出したら宮部さんが危ない(確信

90: SS好きの名無しさん 2015-05-03 14:41:46 ID: z9tjX1HQ

上にもありましたが、
メイヴ雪風いいな。

基本傍観でなにもしないけど、
自分が攻撃されたら
敵機のコントロール奪ったり、
極超音速でミサイルぶち込んだり、
敵をフルボッコにして
シレっと帰っていく感じですかね?

91: ワッフル 2015-05-10 21:12:58 ID: HLcvKzfZ

90コメの名無しさん

そんなもの投下したら色々と、色々とぉ...(gkbr
そしてすみません、ジェット機じゃなく零戦に乗ってもらいました。いや、まあ、私のこと煮るなり焼くなり好きにしてください(土下座

92: コルベニク@主任 2015-05-10 23:08:16 ID: kIJBF98l

E-5に出撃するも鈴谷と熊野が育っておらず、ル級にワンパン大破撤退を連続でやられてる丙提督です

攻略する前に鈴熊育てろってことですか、残念ながら三式弾の開発した為に資材がカツカツなんですよ(;´・ω・`)
燃料はあるけど弾薬・鋼材・ボーキのどれも足りてないし、バケツも時間も足りない…あれ?これってE-6までやるの無理じゃね?(;゜ω゜)

ローマ欲しい…けどE-5クリアできないし、何より掘る資材が足りない…せめて秋津洲までは手に入れてやるぅ!(*`Д´)

零戦に乗るなら62型かな?そこへ更に宮部専用の改良を加えていったら…あっ(察し

93: ワッフル 2015-05-12 21:26:08 ID: 7BBBNby3

コルベニク主任さん

そんなあなたにオリョクルをs(カクゴスルデチ!ナノネ!アハトアハト!

私もローマ欲しいんですが如何せん、泊地さんが固い物でしてなぁ......
最近はもう大淀掘りに徹しようかと迷ってますw

六二型を宮部専用機に.....ならば変態レシプロ機で有名なスカイレイダーみたいな感じにしましょう(提案

94: コルベニク@主任 2015-05-12 23:22:25 ID: 3zpGhjg7

宮部が左捻り込みすると聞いて(・ω・)

E-5終わった丙提督です、E-6の連合艦隊?やれる気力がないです…ん?

ゆーちゃん「ユー…寂しい、です…」

迎えに行かなきゃ(使命感
イベントも後少し…頑張っていくにゃしぃ!(痛い

95: SS好きの名無しさん 2015-10-31 06:05:28 ID: rFBMvork

面白いです(≧∀≦)リクエストで、すごーくデレデレのぼのをお願いしやす(o_ _)oドゲザ

96: SS好きの名無しさん 2015-11-12 17:15:18 ID: pSnWIJc7

41の三日月提督です

この更新を待っていた!

97: ワッフル 2015-11-15 23:46:51 ID: raZ0sjtC

95の名無しさん
ありがとうございます!ありがとうございます!
デレぼの了解です!!

三日月提督さん

更新出来てなくてスミマセン.....(((
一週間ぐらいの感覚で更新する予定なのでよろしくです

98: † jap pepper † 2015-11-21 12:43:09 ID: LBIBCCMu

やっぱりもっちーはゲーマーなんやなって

5周目とかかなりの手練れですね...

裸グレクラで雀付けてケツ掘りまくるのが最善だと思います(適当)

もっちーかわいい
    かわいい

続き待ってます

99: ワッフル 2015-11-21 19:24:35 ID: p0eV5Akr

山椒さん
もっちーはゲーム好きなんや....
そして私は無印は二週目で詰んでます()
2は何故か四周目とかいう
さてもっちーはどんなことを多分丸に見せてくれるのか....
乞うご期待を(

100: SS好きの名無しさん 2015-11-21 21:50:06 ID: teTUaEEU

とても面白いです!!一気に読んでしまいました。
恐縮ですが、初コメントでリクエストさせていただきます。扶桑お姉様お願いします!!

101: SS好きの名無しさん 2015-11-22 00:59:43 ID: 67TXqAVA

もっちーがやってるゲームてなんですか????(?_?;

102: ワッフル 2015-11-23 10:05:44 ID: hGlJz-pj

100コメの名無しさん
ありがとうございます!!とても励みになります!!!
扶桑姉さま了解しました!!!


101コメの名無しさん
もっちーがやっているゲームはダークソウルというゲームです。
結構初見殺しの多いゲームでおもしろいですよ。

103: matu 2016-02-29 17:27:53 ID: nmm-RIgN

とっても面白いです

ゆうしぐがいいな

104: SS好きの名無しさん 2016-03-07 21:39:01 ID: gDsbox7I

青年から


このSSへのオススメ

3件オススメされています

1: ライン 2015-02-22 17:14:09 ID: 8cnCHYSd

言うなれば艦これ版「吾輩は猫である」
読めばこの世界観にはハマってしまうのでオススメ

2: SS好きの名無しさん 2015-02-23 00:07:24 ID: fJT9eGk1

これは延びなければおかしい

3: たぬポン 2015-03-27 13:12:50 ID: juv4EeM1

凄くかわいい、しかも面白い作品ですね


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