2015-12-07 18:14:21 更新

概要

このssはアメリカからやってきた空軍パイロットが提督や艦娘たちと色々エンジョイするssです。
☆完結しました☆続編のURL設置しました!!
たまにちょくちょく修正してます




前書き

注意書き

・キャラ崩壊、口調が変だったりします

・基本的に日常ものなので、バトルシーンは少ないです

・このssは作者の妄想が爆発した結果です

・地の文注意です。





このssの続編です!







キャラ紹介



主人公

ジョン・マーカス    ノースカロライナ州出身 アメリカ空軍大尉  猫好きでたまに餌付けしたりしてる

            深海凄艦を撃沈させたりしたことがある このssの主人公 葉巻が大好きでよく吸っている 車両全般、又は

            航空機はたいてい運転できる 年齢不詳 女性や子供には弱い


準主人公

呉提督         広島県出身 新人提督 釣り好きで仕事をよくほったらかして釣りに行っている なぜかよくいじられる

            釣り運はよく、たまに50cm越えをとってきたりしてる 広島のお好み焼きを作るのがうまい                   (作者の本音はお好み焼き作るの上手くても結局はソースで味が決まると思ってる)甘い物好き 



暁型四番艦 電     このssだとドジっ子 ロリコン製造機 辛い物好きで、例えば麻婆豆腐に豆板醤を入れ、さらにタバスコ、七味唐            辛子を入れるほど辛党 身体的なコンプレックス(特に胸)をもっており、毎日朝昼晩と、牛乳を飲んでいる

            ぷらずま化したらヤヴァイ 



暁型二番艦 響     theフリーダム マーカスを案内することをきっかけによくマーカスと遊ぶ、もとい一方的に振り回してる子

            甘い物好き マーカスにおんぶされるのが好きらしい たまに発音がよくないロシア語を言ったりしてるが、

            後々発音はよくなってくる けっこう痛い所を言ってきたりと、Sなところもある 



軽巡洋艦 大淀     眼鏡をかけた人 けっこう謎の多い人 すこしアグレッシブなところがあり、天井から出てきたりと、忍者さなが            らである 最近呉提督以外の提督が任務娘としか呼ばないことが多くて困ってる ちゃんと名前で言ってよォー  


工作艦 明石      妖精とよくいる人 マーカスとはよく兵器の開発や設計図を作ったりしている 大淀にたまにいじられたりする

            マーカスによってフラグが建てられたかもしれない人



白露型四番艦 夕立   ぽいぽい 見かけによらず戦闘狂 ドーナツが好き マーカスを見るたびに彼の武勇伝を聞きたがる マーカスフ            ラグ予備軍



白露型二番艦 時雨   僕っ娘 常に落ち着いている 夕立とよくつるんでいる マーカスといるとよく微妙に不幸なことが起きたりする

            幸運艦のはずなのにこのssだと微妙に運が悪い



     

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


                          

プロローグ


太平洋上空ーーー

雲一つない青空に、1機の飛行機ーーーいや、A-10というロゴが付いた攻撃機が飛んでいた。



?「今の日本ってどうなってんだろうな・・・」



その攻撃機を操縦しているパイロットの名前は、ジョン・マーカスというアメリカ空軍大尉である。

なぜ彼がこんなところを飛行しているのかというと、任務という名の休暇である。



マ「いやー、よくもまあ上層部はこんなサボりとしか言いようのない任務を許してくれたんだろうなあ・・・」



ちなみに、彼が上層部に提案した任務は、


「日本及び世界国々の状況を記録し、そちらに提出する」


という任務である。マーカスは日本以外の国の情報は記録済みなので、現在日本に向かっている途中である。



マ「それしても、やっぱ無線とかネット使えないってのはきついよなぁ・・・・くそう、深海棲艦め」



マーカスの口から出た深海棲艦というのは、突如地球に現れ、人類を存亡の危機まで追い込んだ化け物である。

この深海棲艦が現れ始めてから、通信手段であるネットや電話などが使えなくなり、ほかの国の状況もわからない状態に陥っている。



マ「ま、こんな状態だからあの任務通るのかな・・・・」



そうマーカスが一人で納得していると、いきなり無線が入ってきた。



?「こちら、呉鎮守府提督だ、未確認機に告ぐ、今すぐ返答しなければ撃ち落とす、貴様は何者だ?」



すこし震えているような声で、呉鎮守府提督という名の者が無線を飛ばしてきた。



マ「お?もう着いたのか・・・呉って確か広島だったよな・・・って撃ち落とすって日本も物騒になってきたな・・・英語で話したろ」ボソッ



提督「もう一度言う、貴様は何者だ?今すぐ答えろ」



マ「あーすまない。こちらホッグ0-1、私はアメリカから任務として、そちらの状況を知るためにやってきた、着陸許可を願う」←英語



提督「うえっ・・・英語って・・・俺英語わかんねえんだよなぁ・・・え、えーと、どぅ、どぅーゆーのーじゃぱにーず?」



マ「ブフォッ・・・す、すまない、日本語で言おう、こちらはそちらの状況を知るためにアメリカからやってきたジョン・マーカス空軍大尉  だ。燃料がもう持たない着陸許可を願う」



提督「あ、日本語しゃべれるのか・・・わかった、着陸を許可する」



マ「ありがとう、提督。それで、俺は着陸した後どこに行けばいいんだ?」



提督「えーと、格納庫に機体を入れた後に秘書艦を呼ぶからその秘書艦について行ってくれ」



マ「了解した。アウト」プツッ


マ(うーん、秘書官ねぇ・・・・どんな美人さんなんだろうな)


マーカスはそんなことを思いながら格納庫へと機体を運ぶのだった・・・この先に驚きが待っているということも知らずに・・・。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アンタが秘書官?



格納庫にて・・・



マ「ふー、確か秘書官が迎えに来るんだよなあ・・・・グヘヘ」



欲望に満ちた笑みを浮かべながらA-10から降りたマーカスは、秘書官がいるかどうか見回してみたが秘書官らしき姿は見えなかった。



マ「あれ?どこにいるんだよ秘書官さんは・・・・あの提督「す、すみません」おうっ?誰だ!?」グルッ



マーカスはいきなり声をかけられ後ろを向いたが、そこには誰もいなかった。



マ「・・・誰もいない・・・?」



?「ううっ、下なのです・・・」



マ「あ?下?」



マーカスが下を向くと、気弱そうな茶髪でさらに涙目の少女が立っていた。



マ「・・・・まさかたぁ思うが、嬢ちゃんが提督の言っていた”秘書官”って人かい?」



マーカスが泣かせないように優しく質問してみると、少女は何か安心したような顔で



?「はっ、はいっ!そうなのです!私は暁型駆逐艦4番艦電なのです!!」ニパァァ!



電という少女は太陽と見間違えんほどの満面の笑顔で自己紹介をしてくれた。想像してみよう、笑っていなくてもかわいい少女、しかも子供が満面の笑みをしてくれたのだ。この笑顔に、男ばかりの軍隊の中で生活してきた、さらに子供を持ったことないマーカスに耐えることができるのだろうか?

答えは・・・



マ(・・・・・・可愛過ぎんだろ!!!!)



                    無 理 で あ る !



マ(なんだよこれ?ただでさえ守ってやりたい感じなのに!・・・はっ!!だっ、駄目だ!!新しい何かに目覚めたらだめだ!!落ち着け・・・!ジョン・マーカス・・・!!お前は、ノーマルだ!!!ノーマルなんだ!!)



そんな葛藤をしているマーカスに、さらなる追撃がやってきた。



電「え、えーと・・・大丈夫・・・ですか?」オロオロ



マ「ふぐっっっ!!!」



電が心配してきたのである。マーカスはロリコンではない。だが、女には慣れていないため、女性、しかも少女であってもこんなに心配されたらダメージを受けるのも必然であるッッ!!



マ「だ、大丈夫だ、えーと電ちゃん」



電「は、はい!なんでしょうか?」ニコッ



マ「ウグッ・・・えーと、提督のところに案内してくれないか?」



幾らかの葛藤があったが、何とか立ち直ったマーカスは電に案内を催促したが、



電「あっ、そうだったのです!!提督のところに案内しないとっ!!は、早く来るのです!はわわ!!」アセアセ



完全に忘れていたようである。電は急ぐようにマーカスを置いて走っていった・・・・



マ「・・・・置いてかれたけども・・・・・まぁ可愛いから問題ないか」




問題大有りである。この後、電がまた戻ってきてマーカスに謝りまくったことはまた別のお話。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






改めてようこそ、この鎮守府へ




執務室前



電「司令官、電なのです。マーカスさんをお連れしたのです」



提督『あー、わかった。入っていいよ』



電「電、入ります」ガチャ



マ(・・・・ここに来るまでに電が道間違えすぎて50分ぐらいかかったのは秘密だ、まぁ電からいろいろ聞き出せたからいいけど)ジョ  ン・マーカス、入ります」トッ



マーカスが執務室に入るとそこには電と同じくらいの背丈の子や、和服らしきものを着て頭にアンテナが付いてる少女などと、まさに十人十色な感じで、提督の近くやソファに座りながらこちらを見ていた。当の提督は何もないような感じで、



提督「いや、そんなに硬くしなくていいんだけど・・・・ってどうしたんだ、そんな手で顔をおさえて?」クビカシゲ



マ「いや、まぁいろいろ突っ込みたいところがありすぎてだな・・・・(今確信したがこいつはやべぇ、俺の知ってる海軍とかじゃねぇ)」



提督「突っ込みたいところ?まぁいいや、みんな、この人が俺の言っていた軍人さんだ。マーカスさん、自己紹介頼むよ」



マ「マーカスでいいんだが・・・・まあいい、俺はアメリカ空軍所属、ジョン・マーカス大尉だ。この鎮守府にはちょっとした任務により着任することとなった。大本営のほうには後日許可をもらう。あとは・・・あっ、そうだった。えーと、提督」



提督「ん?なんだ?質問なら聞くけど」



マ「えーと、日本は初めて人と会うときはこうするんだよな?」スッ



提督「?」



マーカスはそういうとおもむろに正座をして、



マ「フツツカモノですが、よろしくお願いします」ドゲザッ



と、女性が恋人の母によくいうようなセリフを言いながら日本の神秘、DO☆GE☆ZAをした。



提督&艦娘’s「「「「「「・・・・・・・」」」」」」ポカーン



数分の静寂が訪れた。



マ「おい、俺何かしたか?」スクッ



すこし不安になったマーカスが立ち上がると、誰かが、



?「プッ・・クックククク・・・・」プルプル



と笑い出し、それが火種になって



?「フグッ・・・グググ」プルプル


?「アヒッ、ヒヒヒヒ」プルプル


?「チョ・・・コレハ・・・・フフッ」


まわりが、笑いをかみ殺しはじめてきた。当のマーカスは



マ(え?・・・・・え?メッチャ笑いかみ殺してんすけどォオォォォオオォォ!!!???)アセアセ



    かなり混乱していた



マーカスはどうしていいのかわからず、とりあえず提督に話しかけてみることにした。



マ「お、おい提督、こいつぁ何が起こってるってんだ?」



提督「・・・・そりゃあそんなことされたら、なぁ?」



マ「え?へ?は?why?what?」アセアセ



焦るマーカスを無視して提督はちょっと投げやり気味で



提督「えーと、まぁ改めてようこそこの呉鎮守府へ。歓迎するよマーカスさん」



マ「え?は?お、おうよ、ドンと歓迎してくれや」アセアセ



提督「フグッ・・・・」プププ




・・・・こうして、すこし釈然としない鎮守府生活のスタートを切ることとなったマーカスであった。このあとさらに、提督たちを笑わしたのは別のお話。けっして書くのが面倒なわけではない。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




鎮守府案内& 各国の状況報告





鎮守府敷地内




?「ここが入渠所で、私たち艦娘が被弾した際に入るところだよ。いわば休憩所だね」スタスタ



マ「ほうほう」スタスタ



?「それで、窓から見えるのは艦娘たちの寮だよ」ビシッ



マ「はいはい」カキカキ



前に色々あったマーカスだったが、今は帽子をかぶった銀髪の少女に鎮守府を案内されていた。だが、マーカスは何故か釈然としない様子で歩いていた。何故かというと



マ「なぁ響」



響「なんだい?」



マ「なんで、俺お前をおんぶしながら案内されている訳?」



響(おんぶ状態)「そこに背中があったからだよ、君の背中には謎の魅力があるんだ」



銀髪の少女、もとい暁型2番艦 響 をおんぶしながら彼女に案内されているからだ。  羨ましい



マ「何言ってんだよお前・・・・つーかなんだよ、謎の魅力って」



響「ハラショー」



マ「誤魔化すな、というか俺、傍から見たら犯罪者だからな?即通報されるぞコレ。あとそのロシア語もうちょい上手く発音しやがれ」



響「別にいいじゃないか。あぁちょっと止まってくれないかい?行きたいところがあるんだ」ユビサシ



マ「行きたいところ?」ユビヲササレタホウコウニ



響が指をさしたところには、’甘味処 間宮’と書かれた看板がある店があった。



マ「・・・・・いかねぇぞ?」



響「いやいや、最近甘い物を食べていなくてね。だからすごく、す ご く甘い物が食べたいんだ。頼むよ」キリキリ



マ「おいやめろ、別に苦しくはないが、首を絞めてくるんじゃない」グググ



響「私はっ、君がっ、諦めるまでっ、絞めるのをっ、やめない・・・・!」ギリギリ



マ「本気でやめてくれ、絞まってる、絞まってるから!・・・あぁもう、わかった、わかったからそんなに行きたいならまず絞めるのやめて 降りてくれ」



響「計画通り(やった)」パッ



マ「おい、本音と建前が逆だぞコラ」ケホケホ



どうやらマーカスが諦めたらしく、二人は’甘味処 間宮’に行くこととなった。



甘味処 間宮内.....



甘味処 間宮 それは全鎮守府にあり、艦娘たちの癒しの場であり、この呉鎮守府でも例外ではない。その間宮の店内にある一つのテーブルの場所に、大盛りのデザートを食べてるキラキラ状態の響と彼女の目の前に座り、財布の中身を確認しながらため息をついてる疲労ゲージの溜まったマーカスがいた。



響「~♪」キラキラパクパク



マ「まさか俺のポケットマネーから金を出すこととなるとは・・・・くそう」トホホ



響「男性が女性のためにお金を出してあげるのが当たり前だと思うんだけどね」ムグムグ



マ「お前はladyといえるほどの容姿じゃねぇだろ・・・・」ハァ



響「私の姉は、自分のことを一人前のレディって言ってるけどね」



鎮守府のどこか



響の姉「へくしゅっ」


提督「なんだ?風邪か?」


響の姉「大丈夫よ!私はれっきとした一人前のレディなんだから!」フンスッ!


提督「ならいいけど・・・」



再び間宮



マ「あっそ・・・・そういえば響、さっきから気になっていたんだが」



響「なんだい?いま食べるのに夢中なんだ、早く言ってくれると助かるよ」モグモグ



マ「食べることに夢中って・・・まぁいいや、えーとお前の言う’艦娘’って何なんだ?」



響「・・・」ピタッ



響の手が止まった。さらに目つきも変わった。



マ「・・・おい、大丈夫か?」



響「・・・まさかとは思うけど、何も知らずにこんなところに来たのかい?」ギロッ



マ「お、おう。わからねぇから聞いてるんだよ」タジッ



数十秒ほど沈黙が続いた。響はしばらくマーカスを睨んでいたが、もうどうでもよくなったらしく、



響「・・・・まぁどうせ、後々司令官が説明するだろうし先に話すのも別にいいか」パクパク



残っているデザートを食べ始めた。



マ「お?なんだよ・・・教えてくれるんじゃねぇのかよ・・・・」ガクッ



響「まぁね、実際説明するのも面倒だし、今食べてる途中だしね」パクパクパクパク



数分後・・・



響「さぁ行こうか」オンブー



マ「結局この状態で行くのか・・・・」



響「当たり前だよ?さっき言ったじゃないか、君の背中には謎の魅力があるって」



マ「へーへーわぁーたよ」スタスタ



マ(・・・・あの響の尋常じゃない目つきは何だったんだろうかな?・・・まさか、人体実験がらみってわけじゃねぇよな・・・?)



マーカスの予想はかなりあっていた。だが、今のマーカスは止めることはできないし、止めようとしない。なぜなら、マーカスは「人体実験」というものを日常茶飯事のように見てきたのだから。



マ(どこの国もやることは同じってやつか・・・・まぁ、俺は今の現状を記録して提出するだけだしな)スタスタ







鎮守府内執務室前



大淀「大淀です。入ります」ガチャ



マ(・・・・眼鏡っ娘って最高だよな!)ジョン・マーカス、入る」



マーカスは響に道案内してもらったあとしばらくぼーっとしていたが、いきなり大淀と呼ばれる眼鏡をかけた女性に、「提督からお呼びです」と声をかけられ、執務室前まで連れてこられていた。



提督「お、マーカスさん来たか。大淀さん、下がっていいですよ」



大淀「はい、わかりました。失礼しました」ガチャ...ドン



マ「んで?何の用だ?提督」



大淀が執務室から出ていき、しばらく沈黙が続いたが、マーカスが口を開いた。



提督「えーと、大本営に許可を申請してみたんだが、許可が下りた」



マ「ふーん、それだけか?」



提督「いや、もうひとつある。これは私が興味本位で聞きたいことなんだが」



マ「なんだ?」



提督「ほかの国の状況はどうなってるんだ?」



マ「・・・なんだよ、そんなことかよ」



提督「あぁそうだ。頼む、教えてくれ」



マ「・・・まぁ話は長くなるがいいか」



ここからはマーカスの語りで行きます 読みにくさ警報発令



マ「えーと、まずは俺の母国アメリカだが、現在は経済はほぼ崩壊に近い。なぜかって?そりゃあお前わかるだろ?深海凄艦の襲撃?あとも

う一つのほうが大きいぞ?そう、そうだ、第三次世界大戦だ。アメリカ、中国、ロシア、EU諸国を巻き込んだ後にもないだろうっていうくらいの犠牲者が出た戦争だ。

なんだよ?当たり前だろ、俺も出兵してたさ。たしか日本は本土防衛のために自衛隊とか日本中にフル配備してたんだよな。まぁいいや。まぁ、予想通りアメリカが勝ったよ。でもこの戦争のせいで大多数の犠牲者が出たんだ。批判が集まりまくったもんさ。俺みたいな一概の軍人や、軍上層部、

さらに大統領にもね。もちろん大統領は辞任、軍の上層部もポンポンやめていったよ。そして、さらに国内ではなぜだか知らんが暴動が起き始め、経済はほとんど崩壊。そこにまぁ、深海凄艦の襲撃があったんだよ。もちろんやばかった。この戦争じゃ俺が部隊長勤めてた部隊は何とか全員生き残ったがほかが酷かった、特に海軍がな。え?この時の俺どこにいたか?空軍だよ2番目に被害が酷かったところだが。そして、いまのところハワイが占領され、アメリカの太平洋側の沿岸部あたりが最前線だよ。は?なんだよ、誰が軍を指導してるって?副大統領だよ

あの人も恐ろしいもんだ、表では清廉潔白って言ってるけど裏じゃあ汚職に賄賂はたまた人体実験って相当の屑だよ。え?なんで知ってるか?俺にも独自のルートがあるってもんだよ。HAHAHA・・・胡散臭そうな顔するなよ。


おっと話が脱線したな。もうしゃべんのも面倒だし次はあんたら日本のお隣戦争に大敗した中国だよ。中国は比較的安定してる。まぁ内部分裂してんだけど。ん?どんな勢力に分かれてるのか?3つに分かれているよ。1つは一番勢力の大きい三合会(トライアド)よーするにマフィアだ。2つ目は勢力は小さいとはいってもかなりの統率力のある国民党。リーダーはたしかリャマってニックネームで呼ばれてる女だ。最後に3つ目の勢力は中国共産党だよ。リーダーは知らん。んで、深海凄艦が襲撃してきたときのことだが、どうやら中国の国民どもは深海凄艦の来れない山のところに移住してたよ。ん?じゃあ沿岸部あたりはどうしたのか?察してほしいんだが、まぁいい、激戦地になっちまってたよ。いまは、深海凄艦の勝利になっているが。流石にあそこはひどかった。人の死体がゴロゴロ転がってたよ。なぜが深海凄艦の姿が見当たらなかったがどうやらあいつらは地上に長時間いるのが無理らしい。人型は知らんが。あ?人型なんているのかだって?いるいる。人型はかなり賢いよ。たしか、俺がたまたま出くわしたときはいきなり襲ってこずに「オマエハ、アンゼンダナ」って言ってきたんだよ。いやーびびった、びびった。なんせ意思疎通が可能っていうね。?どうした頭抱えて?へ?そのことをさっさと教えてくれればよかったのに?教える時間なんてなかったわ。まあいい次だ次


えーとロシアなんだが、アメリカとは和平条約結んだのは知ってるよな?知ってんだったらいい。んで、凄いことに深海凄艦くるのあらかじめ予知してたらしくて深海凄艦専用の兵器作って対応してた。つまり経済は安定してるってことだ。ん?新兵器の詳細?残念だが教えちゃいけないものだよ。あんたらの艦娘と同じようなものだ。ただ違うのは、ロシアは人体実験なんてせずに、ただ純粋の兵器を作っただけだな。うん、そうだ、つまり人を兵器にしてないだけだよ。あ?なんだよ、なんで俺が艦娘の秘話みたいなもの知ってるかって?予想みたいなもんだ。つーかあんな笑ったり怒ったりとできる兵器なんて見たことねぇわ。ある意味日本はすごいもんだ。・・・・・また話が脱線してたな。すまんすまん。えーと、ロシア現大統領?たしか、プー○ンだったな。今度は何だよ?え?どうやってロシアとか中国に入れたか?そりゃまぁ、内通者が結構多いもんでね。まぁこの話は置いといて、もう全部ひっくるめて言うぞ、中東あたりはほぼ全滅、EU諸国はロシアと同盟組んでる。それだけだ。これで現状報告は終わりだ」




マーカスが語り終えた時には、もう夕方になりかけていた時だった。提督はすこし深刻そうな表情でこう言った。



提督「まさか、国外ではすごいことが起きていたりしていたんだな・・・」



マ「ふー、まぁ驚くのも無理もねぇよ。で、どうすんだ?この話」



提督「一応、録音もしといたしなぁ、大本営にこのこと提出してもいいか?」



マ「駄目だ」



提督「え?なんで?」



マ「こんなこと大本営に報告してみろ、この戦いが終わったころに調子に乗って世界を支配するとか世迷い言言い出すぞ」



提督「・・・・た、確かにそうだよな・・・」



マ「まぁ、だからその録音機どっか大事なところに保管しとけ」



提督「お、おう。わかった」



マ「俺はもう少し鎮守府を周りたいからここを離れるぞ。じゃあ、また夕飯時に」



提督「あいよ、またな」



ガチャ....バタン



提督「・・・・・大淀さん、聞いてたでしょ」



大淀「おや、見つかっちゃいましたか」ヒョッタッ



提督「そりゃあ、ねぇ、天井のタイルが少しずれてたし。あれ、マーカスさんも気付いてましたよ」



大淀「うーん、もうちょっと見つからないようにしないといけないですねぇ」



提督「・・・あの話どうする気です?」



大淀「・・・流石に大本営に出したら私あの人に殺されちゃいますよね」



提督「・・・・出さないんですね?」



大淀「ええ、命のほうが大事ですので」ニコッ



提督「そういってくれると助かります」



大淀「ふふっ、では、そろそろ戻ります。私も用事があるので」



提督「ええ、ではまた」



ガチャ....バタン



提督(マーカスさんってどれだけの戦場を駆け抜けたんだろうな・・・そしてどうやったら、あんな胆の座った人になれるんだろうか)



提督がマーカスにちょっとしたあこがれを持つ瞬間だった。



その頃の、マーカス



響「ほら、あーん」スイー



マ「・・・・やめてくれよ、恥ずかしいし男としての威厳が・・・・」



響「君に男としての威厳なんかないさ、あるのはお金と背中の謎の魅力だよ。ほら、あーん」



マ「勘弁してくれよ・・・・・」



ご褒・・・ゲフンゲフン公開処刑の最中だった。



続くよ





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


[ちょっとした捕捉 ]




ワッフル「どうも、作者です」シュタッ



ワッフル「第4話なんとなく読み返してたのですが自分でもわかるくらい読みにくかったので、捕捉的なものさせていただきます」ビシィッ!




世界観について



ワッフル「世界観は、マーカスが言ったように、第三次世界大戦があった後に深海凄艦の襲撃がきたものだから世界は崩壊してます」



ワッフル「この世界の西暦は2020年。ちょうど東京オリンピックが開催される年ですね」



ワッフル「日本の年号は平成のままです」



ワッフル「そして、深海凄艦のことですがどうやら湾岸戦争の時には確認されているらしく、アメリカは極秘としてこの事実を隠してました

     まぁある意味この行動が仇を生んだんだと思います」



ワッフル「深海凄艦の生態ですが、この時間軸ではまだあまり解明されておらず、謎に包まれています。そして今確認されている深海凄艦で     すが、エリート、フラッグシップ、人型はアメリカが確認しており、日本は、まだ駆逐艦と軽巡、軽母までしか確認されていませ     ん。余談ですが、イ級や、ロ級は食べられます。エビみたいな味らしいです(マーカス談)」



ワッフル「それで、次はマーカスがあまりしゃべってなかったEU諸国と中東、まったく触れてない北朝鮮、韓国について触れます。EUは比     較的、戦争での被害が少なく、さらに、ロシアがバックにいたので一番この世界では安全なところです」



ワッフル「次に中東ですが、ここは某過激派宗教国が牛耳ってました。ですが、未知の敵による襲来、つまり深海凄艦が来たことによって国     は滅亡、民は散り散りとなりました」



ワッフル「最後に、朝鮮半島の国々ですが、韓国が北朝鮮吸収して領土拡張してました。それでも国力は著しく下がってますが」



ワッフル「これで、世界観についての説明は終わりです。つぎは、各国の深海凄艦の対応についてです」




各国の対応(アメリカ、ロシア、日本、中国)



ワッフル「まず、アメリカですが、簡単に言えば火力にモノを言わせたゴリ押しで深海凄艦を退けてます。オリジナル設定ですが、どうや      ら、重機関銃あたりの火力なら、五千発くらいで倒せるようです」



ワッフル「つぎにロシアですが、新兵器の開発によって、普通に深海凄艦を倒してます。アメリカは力、ロシアは頭脳といったところです。

     ちなみに、ロシアの新兵器についてですが、歩兵用に、レールガンとか持たせてます」



ワッフル「そして、日本ですが普通に対応して、負けちゃってます。つまり、制海権はとられてます。瀬戸内海はどうやら襲撃されなかった     らしく瀬戸内海では、釣りをする人が多くみられるようです。余談ですが日本の最大の敗因は実戦経験が少ないため、焦って焦っ     て命中が30%切ってしまってたようです」



ワッフル「最後に中国ですが、襲撃がある前に内部分裂してしまったので、なにも手を打てない状況に陥り、仕方なく内陸のほうに移住した     ようです」



ワッフル「これで、捕捉になってないような捕捉的なものを終わります。なにかほかに知りたいことがあるのなら、コメ欄にて答えます。

     では、次話ご期待ください。アディオス!!」ドロンッ




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




間宮券は不幸を呼ぶチケット(特にマーカス)







ーーーーーーー


「Good night....」パシュッ


「おい、フロスト、そのセリフ言う必要あんのか?」


「べつにいいだろ?それにこのセリフかっこいいじゃねえか」


「あっそ・・・おいバーンズ、無線繋がりそうか?」


「いや、まったくだめです、中尉」


「shit・・・おい、スケアクロウにオゾン、二人でどっかに村がないか探してこい。そして、あわよくば泊めてくれるか聞いてこい」


「了解した、おいオゾン、行くぞ」


「あいよ。んじゃ行ってくるわ、マーカス中尉」


「おう。気ぃ付けろよ」


「・・・・・」



「ネェ、オジチャン」



「あ?っておまえ、あんときのガキじゃねえか」


「ガ、ガキジャナイモン・・・・」ウルッ


「あ」


「あーあー、ジョンが子供泣かしやがったぞ」ケラケラ


「人として最低ですね」プークスクス


「おい手前ら、任務終わった後覚えてろよ・・・おい・・・・えーと嬢ちゃん」


「ナ、ナニ?」ウルウル


「ウゴッ・・・・えぇと、名前はなんていうんだよ?」


「「ロリコンだー」」


「手前ら、カーネスに頼んで減給さ「○○・・・」ん?」


「○○ッテイウノ」


「そうか、○○か。親はどうしたんだ?」


「居ルンダケド、今ハオジチャンタチニツイテ行ク」


「・・・・どうします?中尉」


「特に支障も出ねえし、この戦火の中だ、こいつの親も最悪アレだろうし、連れてくほうがいいんじゃないか?」


「即答ということはお前、ホンモノのロ「お前減給な」すいませんしたぁっ!」


「ヤッタ」


「ふー、多分もうそろそろ二人が帰ってくるだろうし、移動の準備すんぞ」


「「了解」」





ーーーーーーーーーー




鎮守府内、空き部屋




マ「チェスト!!」ガバ!!



マ「・・・・かなり懐かしい記憶の夢だったな、えーと時間は」



マーカスが時計を見てみると、ちょうど針が六時を指していた



マ「・・・・6時か、たしか食堂は7時に開くんだったよな」



マ「暇だし、A-10の点検でもするか」



ーーーーーーーーーーー



格納庫



マーカスは点検をしている。だが、すこし落ち着かない様子であった。何故かというと、



マ「・・・」カチャカチャ



明石&妖精「・・・」マジマジ



一人の艦娘らしき女性と、二頭身の謎生物に作業を見られているからだ。



マ「・・・」エンジンイジョーナシ!



明石&妖精「・・・」オォー



マ「・・・」タッタッタッ



明石&妖精「・・・」ソローリソローリ



マ「・・・」ガタッギュイーン



明石&妖精「・・・」スゴイ...



マ「・・・」チラッ



明石&妖精「・・・」アーイソガシーナー



マ「・・・」タッタッタッ



明石&妖精「・・・」ソローリソローリ



マ「・・・おい」ピタッ



明石&妖精「「「「あ」」」」



マ「あ、ってなんだよ、あ、って、つーかなんで俺の点検作業見てるんだよ」



明石「えーと、あはは、なんというか手際よく点検してるからすごいなぁって思って」



マ「・・・あっそ。まぁいいや、えーと、」



明石「工作艦、明石です。修理や兵器の改装は私に任せてください」



マ「明石さんね・・・んで、そこにいる二頭身のやつらは」



明石「妖精さんです。彼女たちは艦娘の建造や、兵器の開発を行ってます」



マ「へぇ~、こんなちっちぇのによく作れるもんだなぁ」ツマミアゲ



妖精「ちょっと、やめて!服が伸びる!」ジタバタ



マ「うおう!喋った!」パッ



妖精「そりゃ、喋るよ!喋れなきゃ結果とかも報告できないし!」プンスカ!



マ「す、すまん」



妖精「あーもう!すまんっていうくらいなら何か頂戴!!」デデーン



マ(!?最初からこれが狙いか!?野郎・・・やりやがるぜ・・・!だが!)ゴゴゴゴ



マーカスはおもむろに財布を取り出し、その財布の中から「甘味処 間宮 一週間無料券」と書かれたチケットをその妖精に渡した。



マ(ここは大人の対応ってやつだ)あーすまんすまん、お詫びにこれやるよ」スッ



明石&妖精「「え?」」



マ「あん?どうしたんだよ二人そろっていきなり」キョトン



すると、渡された妖精だけでなく、そのチケットを見た明石も固まった。



明石「え?これってまさか・・・?」オドオド



妖精「たしか、間宮さんのところにあるなかなか当たらないくじ引きの一等賞だった・・・よね?」



マ「たしかにそうだけど・・・そんなにすごいのか?」



明石「いや、すごいどころかやばいですよ!どうやって当てたんですか!?」



マ「いや、普通に引いただけなんだけど・・・」



明石「運良すぎじゃないですか!」



マ「えーと、まぁ欲しいんだったらもう一枚あげようか?」ピラッ



マーカスがなんとなく冗談交じりに言ってみると、明石は待ってましたと言わんばかりに、



明石「本当ですか!」キラキラ



マ「お、おう(ま、眩しい・・・)」



と、かなりのキラキラ状態で迫ってきた。当然マーカスはあげるしか選択権は無い状態なので仕方なくあげることにした。



マ(とくにいるってわけじゃないけども・・・なんか惜しいなぁ)ほらよ」



明石「やったぁ!!」ピョーンピョーン



マ「か、かなり喜ぶなぁあんた・・・」タジタジ



明石「」ハッ



マーカスがすこし引き気味で明石の行動に反応していると、明石はそのことに気づいたらしく耳まで真っ赤にさせ、



明石「すっすすすすすみましぇん/////!!」カァー



マ(あ、噛んだ)



明石「とっ、とりあえずありがとうございました!ま、ままたいつか!!」ピュー!



マ「え?あ、おい?明石?」



一目散に逃げて行った。     可愛いいなぁっチクショー!・・・ハッ!?



マ「いったい何だってんだよ・・・」



妖精「そりゃぁあんなはしゃぎ方を見られたらねぇ」ウンウン



マ「おまえ、まだいたのかよ・・・」



妖精「うん。まぁもうとくにすることもないし工廠に戻るよ」



マ「あぁそう・・・じゃあな」



妖精「あぁ、あと格納庫の入口あたりに気を付けてね~」



マ「はぁ?入口って・・・ファッ!?」



マーカスが妖精の言った通りの方向に向いてみると、そこには!



提督「<●><●>」ジー


響「・・・・」ジュルリ


ぷらずま「羨ましいのです・・・」シャコンッ



獣の目をした艦娘二人と一人が立っていた。



マ「お、おい・・・おま・・えら?」



提督「いやー、まさか、マーカスさんが間宮さんのあのチケットを持っていたとは・・・ねえ?」ジリジリ


響「スパスィーバ、そのチケットは私のために残してくれたんだろ?さぁはやく渡すんだ」ジリジリ


ぷらずま「魚雷装填完了・・・殺られたくなければ早くチケットを渡すのです」ジリジリ



マ「・・・・・」ダラダラ



マーカスは戦慄した、世の中にはもっと恐ろしい物があるのだと。だが、マーカスには一つの手段があった。それは・・・



マ「にーげるんだよォォォォォオォオオォォ!!!!」ダッ



逃☆走である。



提督「おい!逃げたぞ!追え!」ダッ


響「ハラショー、マーカス、君はこの私を怒らせた」ダッ!


ぷらずま「いなづまの本気を見るのDEATH!」ダッ!



マ「うおおおおおおおおおおお!!!絶対に生きてやんぞゴラアアアアアアアア!!」ダダダダダダ



鎮守府にマーカスの悲鳴にも似た雄叫びが響き続けるのだった・・・・



おまけ

マーカスと別れた後の明石さん



明石「はぁ、恥ずかしい所見られちゃったなぁ」トボトボ



明石「もらえたのは嬉しかったけど、恥ずかしかったなぁ・・・しかも若干引き気味だったよね・・・」ズーン



明石「あー・・・明日マーカスさんと鉢合わせしちゃったらどうしようかなぁ・・・」



明石「それにしても、マーカスさんのあの点検してる時の手捌き凄かったなぁ・・・」ニヤニヤ



明石「ハッ、駄目駄目、何考えてんのよ私は!」



明石「ちゃんとしないと・・・よー「あーかしさん」ひゃぁっ!」



明石「だ、誰?」クルッ



大淀「私ですよ、お・お・よ・ど」キラッ☆



明石「なんだぁ、大淀さんかぁ、びっくりさせないで下さいよもう・・・」



大淀(さっきのお・お・よ・どはスルー・・・スキルが上がってきてますね)別にいいじゃないですか」



明石「こっちは、寿命が縮むかと・・・ところで、何か用でしょうか?」



大淀「いえ、偶々通りかかったので、ところで、どうして明石さんはそおんなにお口がニヤついていたのですか?」ニヤニヤ



明石「んなっ!そ、そそそそんな訳///って見てたんですか!?」カァー///



大淀「おや?カマをかけたつもりでしたが、まさかの当たりですか」ニヤニヤ



明石「な、なななななな////////」プシュー



大淀「おや?すこしやりすぎましたね」



明石「」シュー



大淀「・・・まぁ、いいかな」



タッタッタッ.....



今日の鎮守府も平和です(?)



おまけおわり


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



[甘味処 間宮の設定について]


鎮守府のどこか


ワッフル「どうも、インフルエンザから復帰したワッフルです。まだ休まなきゃいけませんが」ムクリ



ワッフル「設定のことですが、後付け設定のようにも見えたりするかもしれないところもあるかもしれませんが気にしたら負けです」



ワッフル「甘味処 間宮についてですが、皆さんがご存じの通り間宮さんが営んでいます」



ワッフル「そして、外見といえば、艦これのアニメの間宮みたいな感じです。違うのはそれが屋内にあることだけです」



ワッフル「本編でも触れていたのですが、間宮券というのはいわゆる無料券みたいなものです。で、なぜ、提督が管理してるのではなく、くじでしか獲得できないというシステムなのかといいますと、呉鎮守府だけなんですが、提督が「面白そうだから」というノリでそうしたからです」



ワッフル「そうした経緯によって、まぁいろいろあってかなり当たりにくい間宮くじの完成となりました」



ワッフル「ちなみに、間宮のメニューにはハバネロの粉末を混ぜ込んだアイスクリームに、さまざまな香辛料をブレンドしたソースをかけた

”激辛アイスクリン”というメニューがあります。誰が注文するかはお察しです」



ワッフル「では、設定のことは話し終えたので、さっさと退散します。アディオス!!」バタン






マーカスに銃の話をさせたらいけない(戒め)




食堂にて.....


ーーーーーーー


「おい!やべぇぞ!敵のハヴォックが飛んできやがった!!!」ダダダダダ


「Shiiiiiiiit!!!!スティンガーはねえのか!?」タァンタァン!


「SMAWならあるぜ!」スチャ


「それでもいい!!さっさとあのクソ野郎を撃ち落とせ!!」


「了解!くらえ!fire!」ズドン!


ヒュー......ドガン!!


「Foooooooooo!!!汚ねえ花火だぜ!!」


「おっしゃあ!そろそろ支援部隊が来るはずだ!!それまでここ守るぞ!!!」


「「「アイ・アイ・サー!!!!」」」


ーーーーーーー



マ「えーと、これが俺が覚えてる防衛任務の時に一緒になったレッカー、パック、アイリッシュとのやり取り」ムグムグ



夕立「すごいっぽい!かなりハイテンションで楽しそうなパーティーっぽい!!」キラキラ



マーカスは、白露型4番艦 夕立に武勇伝にも似た話を語っていた。夕立も興味津々なようでキラキラしながら聞いていた。



マ「ハッハッハ、そうかそうか!たしかにすごく楽しかったよ!いやー、いつだったかな、弾速の安定しないRPG-7でロシアの戦闘機撃ち落としたのは」



夕立「なになに!?それも聞きたいっぽい!」キラキラ



マ「おお!そうか!ええと、あれは確か______」ペラペラ




時雨「・・・凄く嬉しそうに話しているよね、マーカスさん」



提督「夕立も凄い楽しそうに聞いてるしな、それだけ嬉しいんだと思うよ」モグモグ



時雨「提督、食べながら喋らない」



提督「む、いや、別にいいじゃん」ムグムグ



時雨「・・・」ハァ



魚雷装填....  うわなにするやめ(ry  アッー!!



マ「--っと、すまん夕立、俺用事があるからお話はここまでだ」



夕立「えー!?もっと聞きたいっぽい~」ブー



マ「大丈夫だ、夕立。夕飯の時にまた話してやるからよ」HAHAHA



夕立「本当!?約束だよ!」ポイポイ



マ「当ったり前よ!」ドドーン!



ーーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




マ「おい、提督・・・ってなんでケツ押さえてんだよ?ゲイビッチに掘られたか?」



提督「ほ、ホゴォ・・・だ、大丈夫・・・だ・・・マーカス・・・さん・・・」ガクッ



マ「提督!?提督ゥーーーーーッ!!!???」アタフタ



時雨「大丈夫だよ、提督はそんなことでダウンするほどヤワじゃないよ」スッ



マ「し、時雨!?やべぇぞ!提督がやられた!shit!クソッタレが!犯人はどこだ!?今すぐ撃ち殺してやる!」カチャ



時雨「話を聞こうか。というかそのハンドガンどこから出したんだい?」



マ「え?いや・・・腰のホルスターからだけど・・・というか、本当に大丈夫なのかよ?」



時雨「まぁね。・・・ほら、提督起きるんだ」ゲシッ



提督「ウグッ・・・はっ!?いままで俺は何を!?」ガバッ!



時雨「大丈夫だよ、ちょっとお灸を添えられただけさ。それより、マーカスさんが提督に用があるみたいだよ」



提督「え、そうなのか・・・?ええと、マーカスさん用件をいってくれ」キリッ



マ(・・・さっきの醜態が嘘の様だぜ)んあ、あーちょっと弓道場に連れてってくれないか?」



提督「弓道場?」



マ「そうだが?」



提督「いや、何のために弓道場に行くの?」



マ「ん~、まぁ射撃の腕が落ちてないかどうか試すためだが、駄目か?」



提督「いや、いいけど・・・マーカスさん銃持ってるの?たしか、初めて来たときは銃らしきもの見えなかったけど・・・」



マ「ん?それは大丈夫だよ、A-10の荷台に積んでるからな」



提督「え?A-10って、そんなものあったっけ?」クビカシゲ



マ「いや、改造しただけだよ。銃のほかにもレーションやグレネード、嗜好品の葉巻とかが積んである」



提督「へぇー」



マ「それよりも、さっさと弓道場に連れてってくれよ」



提督「あぁ、うんわかった、時雨、おまえはついてくるか?」



時雨「うーん、特に予定もないしついていこうかな」



提督「よしわかった、行こう」



ーーーーーー

ーーーー

ーー


弓道場....



弓道場、この鎮守府では空母たちの練習の場となっている。いつもは空母たちが練習を行っているのだが、今日は珍しく人がいないため、がらんとしていた。マーカスは銃の整備を行っており、その横で時雨がマーカスの銃などを触っていた。



提督「そういや、マーカスさん、なんで弓道場で射撃演習とかするんだ?演習場ですればいいのに」



マ「あーなんつーかな、演習場は的が遠いから当たったかどうかわからねえんだよ」カチャカチャ



提督「あーそういう理由ね・・・」



時雨「うーん、最近の銃ってすごく細かいんだね」カチカチ



マ「時雨ーあんまり弄るなよー」スチャッ



時雨「あ、ごめん」トッ



マ「・・・っと、こんなもんか。よーしやってみますか」カチャ



ダァン!ダァン!ダァン!バキッ!



提督「・・・・は?」アゼン



時雨「わあお」パチパチ



マ「ふー、こんなもんかな」



提督「ちょっと待って意味が分からない」



マ「あ?なんだよ、意味が分からないって」



提督「いやだって、的がぶっ壊れるってどういう意味だよ?ふざけてんのか?意外と的って高いんだぜ!?」



マ「いや、まぁすまん」タジタジ



提督「すまんじゃねえよ!?どうしてくれんだ!?あぁくそ!これの修理費って俺の給料から引かれるんだぞ!?どうしt「うるさい」ガッ

へぶっ!!!!」バタン



時雨「まったく、提督は困ったものだね。そういえばマーカスさん、マーカスさんの持ってるその銃ってなんていう銃なんだい?」



マ「」キラーン



時雨(あ、目の色が変わった)



マ「おうおう、そうかそうか、そんなに知りたいか。いいか?この銃の名前はバレットM82A3っていう対物スナイパーだ、因みに対物っていうのはーーーー」ペラペラ



時雨(・・・これは・・・・覚悟しないとね・・・)セイザッ



1時間後.....



マ「---というわけだ、どうだ時雨?凄いだろ?」ドヤッ



時雨「うん、凄いね。すごくすごい(正座したのが駄目だったかな・・・)」プルプル



マ「どうしたんだ、そんなに足プルプルさせて?」



時雨「いや、うんまぁ、とりあえず提督を医務室まで運ぼうか」プルプル



マ「はっ!!そうだった、提督は!?」



提督「」死ーん



マ「ぎゃああああああああああ!!提督ゥーーーーーーーーーッッッ!!!」



時雨(・・・今更だけど、この人大丈夫なのかなぁ・・・)





この後、提督を医務室に連れて行ったあと、偶々通りかかった夕立がまたマーカスに話をせびり、マーカスがまた長ーい話をして、時雨がとばっちりをうけたのは別のお話。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ちんじゅふのけんぺいにしょうぶをいどまれた!(だがバトルシーンは少ない模様)





鎮守府 艦娘用広場内



鎮守府にある艦娘用広場で、ただならぬオーラを放った一人の憲兵と少し面倒臭そうな顔をしたマーカスがお互い構えながら向かい合っていた。


マ「・・・」ジリジリ



憲兵「・・・」ゴゴゴゴ



提督&艦娘’s「・・・」ドキドキ



マ(どうしてこうなった)



遡ること1時間ほど前、マーカスは執務室にて提督の仕事を片付けていた。なぜマーカスが提督がやるべき仕事をやっているのかというと、



提督「ちょいと、釣りいってくる」ダッ



マ「は?えっ、おい!」



提督が仕事をほったらかして釣りに行ったからである。



マ「・・・ハァ。なんで提督は仕事ほっぽりだして逃げるんだよ」ガガガガガガガ!



コンコンコン



マ「どうぞー」ガガガガガガ!



響「司令官、入るよ、ってマーカス?どうして君が司令官の仕事をしているんだい?」



マ「あいつ、仕事ほっぽりだして釣りに行きやがった」ガガガガガガ!



響「ふーん、ま、いいけどね」ヨジヨジ



マ「おいこら、なに自然に俺の背中によじ登ってんだ」ピタッ



響「いいじゃないか、君の背中は落ち着くんだから」フゥ



マ「あっそ」







マ「・・・」カキカキ



響「・・・」トントントントンヒノノニトン



マ「なぁ響」



響「なんだい?」トントンヒノノニトン



マ「肩を叩いてくれるのは有り難いが、その、なんだ」カリカリ



響「?」トントンヒノノニトン



マ「かなり犯罪臭のする状態になってるから離れてくれないか?」←なぜか向かい合って肩を叩かれている



響「ん?別に問題はないと思うけど」←マーカスの膝の上に乗り、向かい合って肩を叩いてる



マ「問題大有りだ。いますぐ降りろ、もし他人が入ってk「憲兵です、失礼します」あ」



憲兵「・・・」



マ「・・・」ダラダラ



マーカスは思った。俺の人生終わったな、と。そして、この状態の中で響はすこし不満げな感じで憲兵を見据えながらマーカスの肩を叩いていた。



憲兵「・・・えーと、ご同行願「誤解だあああああ!!!!」うるさいですね、犯罪者は黙ってください」



マ「まて!とりあえず話を聞け!」



憲兵「?社会のゴミは黙ってくださいよ。あなたにs「ちょっといいかい?」なんだい、響ちゃん?」



響「この状況については私から話すよ」スタッ



憲兵「へぇ、言ってごらん?」



~響説明中~



憲兵「すみませんでした!!!!」ドゲザッ



マ「いや、いいよ。もう、これはある意味俺も悪いしさ・・・」ヒキヒキ



憲兵「いえ!これは、私の落ち度ゆえ!なにかお詫びしなければ!!」ドゲザッ



マ「おい、響、これはどうすりゃいいんだ?」コゴエ



響「ハラショー」メソラシ



マ「おい」



憲兵「こうなればっ!私の体でお詫びを!!!」ヌギヌギ



マ「ちょっとまった!俺は野郎の裸なんざ見たかねぇ!!!いますぐ服を着ろ!!!」



憲兵「で、ですが!」スッポンポン



マ「いいから!いますぐにその股間のマグナムしまえっ!響に悪い影響しかねぇぞ!」ヒビキヲメカクシシナガラ



響「ちょっと、マーカス目が見えない」メオサエー



ーーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




マ「ハァ・・・ハァ・・・(こいつの暴走止めるまで数分かかりやがった)」



憲兵「本当に・・・すみませんでした」セイザ



マ「うん、うん。許すけどさ、なんで裸になったんだよ・・・」



憲兵「えっと・・・それしか思いつかなったものでして・・・」



マ(こいつ馬鹿だ・・・)



響「ふーん、それで、なんで執務室に来たんだい?」オンブー



マ(響に関してはもう突っ込まないようにしよう・・・)



憲兵「ええと、提督に今月の釣り雑誌を借りようかと思いまして」



マ「釣り雑誌?ええと・・・これだろ?」



憲兵「はい、ありがとうございます。ええと」



マ「マーカスだ、最近この鎮守府に着任した、なんていえばいいか、ええと「軍人だよ、伝説の傭兵並にCQCがすごいよ」おい響」



憲兵「・・・ほう、ス○ーク並に凄い・・・と」キラーン



憲兵の目の色が変わった。マーカスは直感的にやべえ・・・と思った。



憲兵「時にマーカスさん、すこーし、すこぉ~しお手合わせ願いたいですねえ」ニヤァ~



マ「いや、すまんが仕事があるから・・・な?・・・な?」ダラダラ



憲兵「え?OK?さあすがマーカスさんだ!ささっ!いますぐ広場まで!!」ガシッ



マ「えっ?ちょ!おまぁああああああぁぁあ!!!」ガガガガガガ!



ギャァアアァァァアア.....



響「・・・ダスビダーニャ、マーカス。どうか御無事で」スッ



ーーーーーーー




マ(そうだ、そうだったんだ。無理やりここに連れてこられてずっと向かい合ってたらいつの間にかこんなにギャラリーが増えたんだよ)



憲兵「・・・・マーカスさん、そろそろ行きますよ」ダッ!



マ「ッ!いきなりかよ!だがっ!」



マーカスが少し状況整理し終わった瞬間、憲兵はすぐに襲い掛かってきた、だが、当のマーカスはもう自然に体が動いていた。



マ「よっ!」ガチッ



憲兵「なっ!?」



マ「なに投げやすいストレートしてきてんだ!せいやっ!!」ブン!



憲兵「がっ!」ドッ!



綺麗な一本背負いがきまり、憲兵が地に伏した。周りのギャラリーたちは、



「おぉー!」



「綺麗な一本背負いだなぁ!」



「ハラショー」



「あぁ!電の間宮券が・・・・」



と、それぞれの歓声をあげていた。



マ「ふー、んでどうする?まだやるか?」



憲兵「まだ・・まだです!」ダッ



マ「おっと、くるのか。しゃあねえ、一撃で終わらせる!」グッ



憲兵「はああああぁっ!!!」ブン!



マ「よっと、隙がありすぎだ」スッ



憲兵「くっ!」グ



マ「遅い、斜め四十五度のチョップ!」ガッ!



憲兵「グハッ・・・」バタン



マ「うい、じゃぁ俺の勝ちっと」スタスタ



勝負の決まったマーカスがこの場所を立ち去ろうとしようとした矢先、一人の少女がマーカスに立ちはだかった。




「いなづまの本気を見るのです.....」シャキン




そう、電、いや、ぷらずまである。



マ「・・・」ダラダラ



マ「・・・電、とりあえず落ち着こうか「食べ物の恨みは怖いのですっ!」ブンッうおぉぉ!!あぶねえ!!!」サッ!



ぷらずま「チッ、外してしまったのです」



マ「おい電、おまえそんなキャラだったか!?」ダッ!



ぷらずま「っ!!!逃がさないのです!!!」ダッ!



チョッ!ココデシュホウツカウンジャネェ!!! ウルサイノデス!!!シズメテヤルノデス!!! ウオォォォオオ!!



響「どうするんだい?あの状況」



提督「えーと、取り敢えず金剛たちに任せとこう」トオイメ



響「ふーん、あ、あと、大淀さんから伝言なんだけど」



提督「ん?伝言?」



響「『仕事をさぼった罰として3ヶ月減給です』だって」



提督「」



このあと、マーカスは戦艦組に助けられなんとか生き延びたらしく、この体験をマーカスは「たぶん電から逃げる時ウサイン・ボルトより早かったと思う」と後々語ったりするのだった。そして、提督は減給のショックのあまり三日ぐらい執務室から出てこなかった。




ーーーーーーーーーーーーーー




提督の階級






午後2時、執務室



提督「・・・」カリカリ



大淀「・・・」カキカキ



マ「・・・」カチャカチャ



明石「・・・」カチャカチャ



鎮守府内の艦娘たちは出撃や遠征に行っているため、マーカスたちは執務室に集まり、思い思いに自分がやるべきことややりたいことををしていた。



提督「・・・なぁマーカスさん」カリカリ



マ「ん?なんだ?」カチャカチャ



提督「マーカスさんって恋人とかいるの?」カリカリ



大淀「」ピクッ



明石「」ピタッ!



マ「恋人?」



提督「うん」



大淀「」ニヤニヤ



明石「」ドキドキ



マ「ん~、いねえな」



提督「いないのか・・・」



大淀「」チェッ



明石「」ホッ...



マ「つーか、さっさと仕事しろよ、さらに減給されるぞ」



提督「減給はいやだ!!」ガガガガガガ!!!



マ「まったく・・・」カチャカチャ



五分後...



提督「・・・」フゥ



マ「・・・」ウォッカドコオイタッケ?



大淀「・・・」ステトキマシタ



マ「・・・」エッ?



明石(・・・手のジェスチャーだけで会話してる・・・)



更に五分後....



マ「なぁ提督」スパー



提督「室内禁煙」



マ「すまん」ジュッ



提督「ええと、何?」



マ「あんたの階級って何なんだ?」



大淀「あ、それ私も気になりますね」ガタッ



明石「提督って着任当時のころから階級教えてくれませんでしたよね」ヌッ



どうやら提督はなぜか自分の階級を隠していたらしく、明石や大淀が珍しく食いついてきた。



提督「えっと・・・」



大淀「さぁ早く言ってください、他人の秘密はかなり美味しい物ですから」ヌヌッ



マ(・・・意外と大淀は性格がアレなのかねぇ)



明石「さあ!」



大淀「さあ!」



大淀&明石「「さぁ!!」」



かなりの食いつきようである。提督は観念したらしくようやく口を開いた。



提督「た、大将だけど・・・」タジタジ



マ大明「「「・・・え?」」」



少し沈黙が続いた。



提督「ど、どうしたんだよ三人とも?」



マ「ひとつ聞くが、盛ってないよな?」カチャ



マーカスがおもむろに拳銃を引き抜いた。



提督「盛ってないから!!本当のことだから!!!銃こっちに向けないで!!」アタフタ



大淀「え、えーと、提督って・・・何歳でしたっけ?」



提督「え、えっと25だけど・・・」



明石「25?軍曹になるのも難しくないですか?」スチャ



更に明石が釘打ち機を向けてきた。



提督「明石さん!?なんであの釘打つやつこっち向けてるの!?まて、話せばわかる!!」バタバタ



マ「・・・OKOK、できるだけ分かり易く、尚且つ俺たちが納得できるように説明しろ。出来なかったら・・・分かるな?」



提督「分かった!!分かったから!!みんな座って!!」アセアセ



マ大明「・・・」トスンッ



なんとか三人を座らせた提督はなぜ自分がこうなったかを話し始めた。



提督「フゥ、ええと、なんで俺が大将とかいうことになっているのかというと、深海凄艦の襲撃があった時に、大手柄をとったことと、今の元帥以外の自衛隊幹部達がなぜかどんどんやめていったことなんだ」



マ「ほう、そうか。ちなみに手柄は何をしてとったんだ?」



提督「深海凄艦のイ級を鹵獲したんだ」



明石「深海凄艦を鹵獲・・・?どうやってしたんですか?」



提督「えっと、細かく言えば今の舞鶴の提督と佐世保の提督とだけど、偶々深海凄艦が死んでる状態で海上を漂ってたんだ、あ、あと俺はイージス艦のこんごうに乗ってたんだ」



『デース!』



マ「なんか聞こえたぞ」



提督「気のせい。因みにそのこんごうの乗務員はほぼ地獄絵図状態で、動ける状態の奴が3人つまり、今の舞鶴提督、佐世保提督、そして俺だけだったんだよね、で、どうやってイ級を鹵獲したのかというと、なぜかあったワイヤーでイ級の歯に当たる部分とかに括り付けて、そのあと救援にきた別のイージス艦にこんごうを引っ張ってもらったんだ」



大淀「そういえば、イ級って大体3mぐらいしかありませんでしたよね?頑張れば引き上げることぐらいできたんじゃないですか?」



提督「あっ」



大淀「そんな、その手があったとかいう顔しないでくださいよ。それで、そのあとどうなったのですか?」



提督「もちろん、イ級は研究されて、俺たちはなぜか大尉に昇格。ちょっとした裏話だけど、このイ級の研究がきっかけで艦娘の開発も進み始めたんだ」



明石「へぇ、そうなんですか。それでそれで、なんで幹部達はやめたのでしょうか?」



提督「うーん、多分国外逃走だと思うよ、あの人たち旅客機に乗って飛んでってたし。でも幹部さんらは大変だろうなぁ、国外はここよりひどいのにね」



マ「正確にはヨーロッパ以外だけどな。あぁあとよ、その幹部どもを乗せた旅客機は墜落したぞ」



提督「え?なんで?」



マ「んー俺が中国にいたころだが(※第三話の各国の状況報告参照)沿岸部のところになんとなく来てみたら、目の前に火を噴いた旅客機が墜落してきた経験があるんだ、後で死体確認してみたらそこにあった死体の服に自衛隊のマークが刺繍されてたしな」



提督「あー・・・」



大淀「因果応報・・・でしょうか」



マ「まぁ、そうなるな」



『ソレハワタシノセリフダー!』



マ「・・・ここって霊でもいるのか?」



明石「いませんよ?気のせいです」



マ「ならいいが・・・んで、その幹部どもがいなくなって、空席ができちまったもんだからお前がスピード昇進とかしちまったのか?」



提督「ええと、まぁ確かにそうなるね。で、その後に艦娘の配備が進み、横須賀、呉、舞鶴、佐世保にそれぞれ鎮守府が造られ、それぞれに俺たちが配属されたんだ」



マ「ほうほう」



提督「ご、合格か?」



マ「・・・」チラッ



大淀「大丈夫ですよ」



明石「私もです」



マ「まぁ、合格だな」



提督「よっし!「あ、あとよ」な、なんでござんしょうか?」



マ「ほかの鎮守府の提督の秘書艦?だったか、教えてくれよ」



提督「え?えっと、横須賀の提督、もとい元帥は加賀っていう空母が秘書なんだ」



マ「ん?加賀っていうことは、ミッドウェーで沈んd「それ以上いけない」あ、すまん大淀」



提督「ちなみにうちは、飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴っていう空母がいるよ」



明石「そして、軽空母には鳳翔さん、千歳さん、隼鷹さん、祥鳳さん、瑞鳳ちゃんがいます」



マ「へえ、それじゃあ舞鶴は?」



提督「舞鶴は珍しく女性提督で階級は中将、秘書艦は不知火っていう目つきが戦艦並の駆逐艦だよ」



マ「ふーん、で、その提督はどんな奴なんだ?」



提督「・・・サボり魔」



マ「サボり魔?」



提督「あいつは昔からそうだったんだよ、訓練兵時代もかなりサボりまくってたからなぁ・・・よくもまぁあんなサボって首席をとれたもんだよなぁ・・・」



明石「提督の成績ってどうだったんですか?」



提督「え?卒業に必要な成績をギリギリ超えたぐらいの奴だけど」



マ「それなのにお前大将なのかよ・・・」



提督「うん。元帥が言うには土壇場だと俺が一番指揮力が凄いんだとよ」



大淀「あー確かにそうですよねー」



マ「まぁ、昔っからエリートっていうのはマニュアル通りじゃなかったらかなり弱いしな」



提督「えっと、次は佐世保だな、階級は少将で、訓練兵時代の時の成績は次席だったよ。秘書艦は吹雪っていう可もなく不可もない艦娘なんだよね」



マ「(さっきの無視か)そうか。じゃあその提督とはどういう関係だ?」



提督「ん~、舞鶴ともそうだけど、よくつるんでたよ。同級生たちからデコボコ三人組ってよく呼ばれてたよ」



マ「ほー」



<テェエエエエエェェェトクゥゥゥゥ!!!!



提督「おっ、もう金剛たちが帰ってきたのか」



マ「金剛って、俺が電に追っかけられてる時に助けてくれた子たちの中にいたな」



大淀「この後、私たちもお茶会に連れていかれるんですね分かります」トオイメ



明石「金剛さんの淹れる紅茶って美味しいし別にいいじゃないですか」



提督「よーし!さあ三人とも!どうせ金剛にお茶会に連れていかれるんだ!覚悟でもしようか!!」



三人「「「お、おー」」」マ(なにいってんだこいつ)



テ!イ!ト!クゥゥゥ! オオ!ドウダッタコンゴウ!! ナントナント!!ダイセイコウデース!! ヨッシャァアアァアァ!!



執務室前



響「・・・まったく、金剛さんはいつでもハイテンションだねぇ」



「ん~?響だってマーカスに褒めてもらいたいんでしょぉ?」ニヤニヤ



響「別にそういうわけではないよ、雷」



雷「えー、つまんないのー」ブーブー



響「はあ・・・暁も何か言ってよ」



暁「んー、別にいいと思うわよ?ね、電」



電「はいなのです。響ちゃんはああ見えてもマーカスにデレデレなのです」ニコニコ



響「・・・」ハァ







呉鎮守府は今日も平和です☆






[季節ネタについて ]


どっかの鎮守府地下室



ワッフル「どもども、ワッフルでーす」



ワッフル「今日は季節ネタについてです。とはいってもかなり短い話ですが」



ワッフル「2月なんで節分ネタをしようか、バレンタインデーネタをしようか迷ってます」



ワッフル「節分は節分で、キャラを動かしやすいですしバレンタイデーはバレンタインデーでネタ的には美味しいのですが、どうすりゃいいでしょうかね」



ワッフル「二つともやればいいじゃないという声が聞こえた気がしますが、私には無理です。二つともしたら、血反吐はいて死んじまいます」



ワッフル「ところで話は変わりますが、瑞鳳とか翔鶴型の子たちがほしいです。あと、2-4がクリアできないという詰みの状況になってます、やばいです」



ワッフル「やっぱり、不幸姉妹と陸奥さん入れて攻略するのが間違いだったかな・・・?」



ワッフル「愛だけじゃクリアできないってじっちゃがいってたしなぁ・・・」



ワッフル「えいクソぉ!!!こうなりゃヤケだ!!OLL666で回しまくってやる!!」



ワッフル「皆さん!!急用ができたのでそれじゃまた!!ダスビダーニャ!!」ダダダダダ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




小ネタ マーカスと猫


鎮守府廊下



マ「時に響」



響「なんだい?」



マ「俺はなんで駆逐艦たちに着いてこられてるんだ?」チラッ



夕立「ぽい?」


時雨「ははは・・・」←夕立に連れてこられた


暁「そわそわ」


雷「ん~」


電「マーカスは何を持っているのです?」



響「まぁ、多分マーカスが持ってるそれが原因だと思うけどね」



猫「ニャー(おい)」



マ「・・・だろうな」



夕立「さっき、にゃーって聞こえたっぽい!!」バッ



マ「うおっ、あぶね!!」サッ



猫「ニャー(やめれ)」



電「名前はどうするのですか?」



マ「名前は・・・えっと多分丸」



時雨「タブンマル?変わった名前だね」



猫「ニャー(俺はたもんまるだコラ)」グイグイ



マ「おん?なんだよ抱っこされんの嫌なのかよ」



猫「ニャー(ちがうそうじゃない)」ガブガブ



マ「噛むなよ・・・」イタクネェケド



雷「可愛いわね!!触らして!!」



マ「いいけども、引っ掻かれるなよ」スッ



多分「ニャー(無視かよ、ぶっ殺されてぇのかこら、つーかなんだよこのガキ、近づけるな!!聞こえてるのかマーカス)」



雷「大丈夫よ!!さぁ、多分丸、よしよし」ナデナデ



多分「ニャ・・・ニャフ(おうふ・・・き、気持ちい)」ゴロゴロ



マ「凄いな、もう恍惚顔だよ」



響「ハラショー、雷は聖母といっても過言でない」



多分「ニャ(眠い)」グゥグゥ



雷「あ、寝ちゃったわね」ナデナデ



暁「し、司令官に飼っていいか頼みましょう?」ソワソワ



雷「あれぇ?あれあれぇ?暁も触りたいの?」ニヤニヤ



暁「そっ、そんなこと・・・」



雷「ふーん、ならいいや」フイッ



暁「あっ・・・・・・らして」



雷「ん~?聞こえな~い」



暁「私にも触らして!」



雷「んふふーいいよー(可愛い)」ニコニコ



夕立(可愛いっぽい!)



時雨(お姉ちゃんなところもあるけどやっぱりこういうところもあるし可愛いな)



響(ギャップがあって可愛いな)



電(可愛いのです!)



マ(微笑ましいもんだ)ウンウン



この後、提督に許可を申請しにいき、当然提督は断ろうとしたが暁が少し涙目になってしまったので、仕方なく許可することとなったのだった。そして、多分丸という猫は後々鎮守府を闊歩するようになりいつの間にか鎮守府のマスコットみたいな存在になるのだった。






マーカスの初任務 前編





執務室




提督「なぁ、マーカスさん」カリカリ



マ「なんだよ」



提督「なんで、マーカスさんはそんなに駆逐艦の子たちに懐かれてんの?」



現在の状況、マーカスの周りに、響、雷、電、夕立、時雨、島風、時津風といった駆逐艦’sがマーカスの周りにいた。ただの楽園である。



マ「知らん、食堂からここに来るまでに集まってきただけだろ」



響「マーカス、私はウォッカを飲んでみたい」



電「私も飲んでみたいのです」



マ「やめなさい、ガキが飲むもんじゃないよあれは」



雷「ねねっ!マーカス!!何か手伝えることない!?」



マ「おう、じゃあ、この書類の処理頼む」カサッ



雷「うん!任せて!」



マ「ありがとうな」



雷「もーっと私に頼っていいのよ!!」フフン



夕立「ねぇねぇ、マーカスのお話聞きたいっぽいぃぃ」グイグイ



マ「まぁまて夕立。待つことも大事だ」



夕立「むぅ~、分かったっぽい」



時雨「マーカス、書類の処理終わったよ」



マ「うい、じゃあソレ提督に渡しとけ」



時雨「うん、分かったよ。はい、提督」



提督「あぁ、ありがと」カリカリ



島風「ねーマーカス、駆けっこしよー」グイグイ



マ「いや、すまん島風、見ての通り手が離せない」



島風「えー、いいじゃんそんなことー」



マ「後で駆けっこしてやるから」



島風「え!?本当!?約束だよ!!」



マ「はいはい」



時津風「ねぇ~」



マ「なんだよ、時津風」



時津風「構ってーマーカスー」ブンブン



マ「今忙しいんだから、提督にでも構ってもらえ」



提督「え!?俺!?」



時津風「えー?司令はいっつも構ってくれないからやだー」



マ「いいから、おい提督、構ってやってくれ」



提督「いや、俺しごt「提督、大淀です。入りますよ」どうぞー」



ガチャ



大淀「・・・マーカスさん、あなたロr「まて、誤解だ」・・・そうですか」



提督「えっと、大淀さんどうしたんだ?任務の話か?」



大淀「ええ、タンカー護衛任務の依頼が来てます」ドウゾ



提督「あぁ、ありがとう」パラッ



マ「おうおう、タンカー護衛ってことは、駆逐艦とかの出番か」



提督「あー、この任務重巡の子と軽空母の人たちに任せたほうがいいかな・・・」



マ「あん?なんでだよ?」



提督「いやぁ、どうやら護衛対象のタンカーの航路が新型深海凄艦の目撃が多いところでね、もしものこともあるし」



マ「ほーそうか」キラーン



提督「ん?どうしたのマーカスさん」



マ「その護衛任務俺にも行かせろよ」



提督「えっ?」ナンデ?



マ「いやよ、だって新型の深海凄艦がもしやばいくらい強かったらどうする?」



提督「そりゃあ・・・まぁ」



マ「やばいだろ?念のためってやつだ。大淀、別にいいだろ?」



大淀「まぁ、マーカスさんは深海凄艦を撃沈させたこともあるんですよね?」



マ「まぁな」



夕立「何何何!?マーカスって深海凄艦を倒したことあるの!?」ズズズ



マ「そうだけど、そのことを話すのはまた後だ」



夕立「えー・・・」シュン



マ「・・・まぁとりあえずOKか?」



提督「えっと、まぁいいか、マーカスさんがどれくらい強いのかも知りたいし」



マ「うっし!そうと決まればさっそくA-10の準備に取り掛かってくる!!」



提督「あ、マーカスさん、ヒトサンマルマルまでに執務室に来てくれよ!!」



アイヨー!!



提督「よし、じゃあ編成も考えないとね」



ーーーーーー

ーーーー

ーー




ヒトサンマルマル 執務室内



提督「おーし、みんな揃ったな?」



「隼鷹さんが来てませんが・・・」



提督「・・・マーカスさんも来てないな・・・高雄、探してきてくれ」



高雄「はい!お任せ下さ「すまん、遅れた」「なぁなぁ、少しだけでいいからさ?任務終わったら飲もうよ?」来ましたね」



高雄という女性が今探しに行こうとしたときに、マーカスと髪が最早世紀末な女性もとい飛鷹型2番艦隼鷹が入ってきた。マーカスは隼鷹に絡まれて(物理的)おり、かなりウザがっていた。



マ「だから隼鷹、そういう誘いは終わってからしろってんだ、つーかお前素面じゃないだろ、酒入ってんだろ」



隼鷹「え~素面だよ~?」グッグッ



マ「酒臭いんだよ、やめろ、離れろ」



隼鷹「うー、分かったよ」サッ



提督「・・・全員そろったよな?えっと、今日の任務はタンカー護衛任務だ。なぜこのメンバーでで編成しているのかというと、そのタンカーの航路がどうやら新型深海凄艦が多数目撃される海域を横断するらしいんだ。もしものことがあるかもしれないし、こういう編成にしたんだ。何か質問は?」



「提督~?質問があるのですが~」



提督「ん?どうした愛宕?」



愛宕と呼ばれた金髪の女性は少し困ったような顔を浮かべ、提督に質問を投げかけた。そして、



愛宕「どうして、マーカスさんも護衛任務に着いていくのかしら?」バインッ!



立派な胸部装甲である。



提督「ちょっと愛宕こっち来い」



愛宕「はいはーい、何でしょうか?」



提督「大きな声じゃ言えないけど、マーカスさんの戦力を測りたいんだ」ボソボソ



愛宕「へえー、何でですか」ヒソヒソ



提督「大本営からの命令ってやつ」ボソボソ



愛宕「あー、なんとなく分かりましたね~」ヒソヒソ



マ「おーい、提督ー」グググ



「ぐぬぬぬ」



提督「ん?どうした・・・ってなんで摩耶と腕相撲してるんだ?」



マ「いや、なんとなくだ」グググ



摩耶「だぁ~~、全く動かねぇ~!!」グググ



愛宕(マーカスさんって意外とコミュ力高いのかしら?)



提督「・・・とにかく、なんだよマーカスさん」



マ「いつになったら出撃なんだ?」グググ



提督「いや、マーカスさん、本当はもう出撃してるころだけども・・・」



マ「え!?まじかよ!!でぇい!!」グイッ



摩耶「おうっ!!??」バン!



マ「すまん提督!!いま出撃する!!」ダッ!



提督「えっ!!ちょ、マーカスさん!?高雄たちと一緒に行かなきゃ・・・ってもう遅いか・・・」



摩耶「う、腕が・・・!」



提督「大丈夫か摩耶・・・はぁ、鳥海、マーカスさんを連れ戻してきてくれ」



鳥海「はい、了解しました」



ーーーーーー

ーーー




鎮守府廊下



マ「いや、まぁ急ぎすぎた。すまん」スタスタ



鳥海「大丈夫ですよ、貴方が分かっているのなら」スタスタ



マ「えーと、名前は?」



鳥海「高雄型4番艦鳥海です。よろしくお願いします」



マ「鳥海ね、分かった。ええと、そういや、護衛艦隊って誰がいるんだ?」



鳥海「えっと、旗艦は高雄姉さんで、愛宕姉さん、摩耶ちゃん、私、隼鷹さん、瑞鳳ちゃんです」



マ「へぇ。あ、今更なんだがよ、瑞鳳って子はどんな感じの子で、なんでちゃん付けなんだよ」



鳥海「可愛いからです」



マ「可愛い?」



鳥海「そうです。あと外見的にも幼くて提督によく懐いてます。あと可愛い」



マ「二回も可愛いは要らんが、何で可愛いんだよ?」



鳥海「聞きたいですか?まぁいいでしょう、あれは確か瑞鳳ちゃんが提督に卵焼きを持って来たときのことでした」



マ(いきなり一人語りか)



鳥海「その卵焼きを持って来た瑞鳳ちゃんがこう言いました」



マ「なんて言ったんだ?」




『提督・・・卵焼き作ってみたの・・・えっと・・・もしよかったら・・・食べりゅ?』ニコッ




鳥海「多分、提督じゃなく私がそういわれてたら鼻血出して『食べりゅぅぅうう!!』って言いながら襲ってました」クイッ



マ「そ、そうか。で、提督はどういう反応だったんだよ?」



鳥海「案の定食べてましたよ。鼻血出しながら」



マ「お、おう」



鳥海「この話はもうやめにしましょう。遅くなったら提督に怒られますし」



マ「あいよ。そうだ鳥海」



鳥海「何でしょうか?」



マ「通信手段はどうなんだ?」



鳥海「モールス信号ですが・・・どうしたのですか?」



マ「そうか、じゃあこれ渡すよ」ポン



鳥海「・・・なんですかこれ?」



マ「無線」



鳥海「使い方分かりませんよ?」



マ「ん?えっと、使い方はここをこうしてーーーー」



数分後



マ「ってな感じだ、分かったか?」



鳥海「ありがとうございます。そういえば、なぜこんなものを私に?」



マ「あー、A-10にはモールス打てる機器とかねえんだよ、あともし敵艦隊とか見つけたらお前らに報告とかできねえじゃん」



鳥海「そうなんですか。えっと、じゃあこの無線は全員に渡すのですか?」



マ「え?お前だけだけど」



鳥海「私だけ?」



マ「偶々だ偶々」



鳥海「・・・微妙に責任重大ですね」



マ「そうなるな。任務終わったら俺のとこに持って来いよ」



鳥海「了解しました」




ーーーーーーー

ーーーー

ーー





執務室




提督「全く・・・マーカスさん、ちゃんと高雄たちと一緒に出撃してくれよ・・・」



マ「いやぁすまんすまん」ハハハ



提督「よろしい。んじゃあ、みんな頑張っていって来い!!」



「「「「了解!!」」」」



ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー





滑走路




ゴォーーーーー




マ「んー、よっし、こっちはいつでも出撃可能だ。そっちはどうだ鳥海?」



鳥海『こちらも出撃可能です。どうぞ』ガー



マ「了解した、そっちは先に行っててくれ、こっちは飛び立つにも時間がかかるんだ」



鳥海『分かりました。高雄姉さん、マーカスさんが先に行っててだって』



高雄『分かったわ、さぁ皆さん!出撃よ!!』



ハイ! オウ!バツビョウダ! ワカッタワ~ ヒャッハー! 



鳥海『それじゃあ、マーカスさん、私たちに追いついたらまた連絡ください』ガチャ



マ「あいよ」



鳥海『鳥海、切ります』ブツッ



マ「・・・ふー、おい、妖精さん!」



妖精「ん~?何~?」



マ「整備手伝ってくれてありがとうな!助かったよ!」



妖精「いいよいいよー、ただ間宮券くれなかったらその機体(子)解体するよー」



マ「お安い御用だよ、じゃあ、出撃してくる!」カポッ



妖精「いってらー」フリフリ



マ(さて、久々の任務だ、気合!入れて!行くぜ!!)ゴゥッ!



ゴォーーーーーーーー・・・・・・・




妖精「ん~、さてまーコーヒーでも飲もうかなぁ・・・ってあれ?明石さん?」



明石「」ボー



妖精「明石さーん?」チョイチョイ



明石「ふぇっ!?な、何でしょうか?」アタフタ



妖精「どったのー?マーカスの飛んでった方向見ちゃって?」



明石「え!?いやあの、えっと、その・・・///」カァー



妖精(あーね。なんか分かり易いねぇ)



妖精「んー、やっぱいいや」トテトテ



明石「え、あ、まっ・・・」



チョコン



明石「・・・」



明石「マーカスさん、かっこよかったなぁ・・・」ボソッ



ーーーーー

ーーー




太平洋上空



マ「ふぁぶしゅっ!!っぶねぇ!!」



マ(だれか俺のこと噂してんのかぁ?)



マ(まあいいか、さっさとあいつらと合流しなきゃな)



ゴォーーーーーー!!




後半に続く









かなり簡単に 新キャラ紹介




高雄型一番艦 高雄   真面目な人 服装がアレだけど真面目な人 胸部装甲が凄い 微妙に腐女子である 



高雄型二番艦 愛宕   金髪美人 意外に心配性でよくほかの艦娘たちにお守りを配っている こちらも胸部装甲が凄い



高雄型三番艦 摩耶   姉御肌 見かけによらず可愛い物好き マーカスとはよくつるむようになっていく



高雄型四番艦 鳥海   頭脳派少女&フリーダム 瑞鳳ちゃん大好き マーカスにコスプレをさせたりと、第二の響みたいな人



飛鷹型二番艦 隼鷹   ひゃっはーさん 呑兵衛 あの世紀末な髪は一時間くらいセットして仕立て上げたもの マーカスとは飲み仲間に



祥鳳型二番艦 瑞鳳   悩殺兵器 提督に懐いている 卵焼きが美味い 可愛い 満場一致で可愛い




駆逐艦’sは後々紹介していきます byワッフル





マーカスの初任務 後編






太平洋海上 



遮蔽物一つとして無い海上にて、タンカーとその周りに高雄を旗艦とする艦娘たち護衛部隊がいた。現在敵影もなく、艦娘たちは少し暇を持て余していた。



鳥海「マーカスさん、中々来ませんね・・・」スイー



鳥海がマーカスの心配をしているところに、なにかものほしそうな隼鷹が近寄ってきた。



隼鷹「大丈夫でしょー、それよりもさ、お酒飲んでもいいかなぁ?」



どうやらお酒が飲みたいようである。もちろん鳥海が許可するわけもなく、



鳥海「駄目に決まってるじゃないですか。もし飲んだら提督に言いつけますからね」



と、きっぱり言った。



隼鷹「えー・・・」ショボーン(´・ω・`)



鳥海「そんな顔しても駄目です」



隼鷹「うぐー、分かったよ・・・」



お酒を飲ませてもらえなかった隼鷹が鳥海から離れてすぐに旗艦の高雄が鳥海に近づいてきた。



高雄「鳥海、一応マーカスさんにあとどれくらいで着くか聞いてみたらどうかしら?」



鳥海「了解しました、高雄姉さん」



鳥海「マーカスさん、聞こえますか?」ピー



マ『なんだー?鳥海』ゴォー



鳥海「あとどれくらいで私たちと合流できますか?」



マ『んー、もうお前たちは見えてるぞ』



鳥海「えっと、どこにいるんですか?こっちからは見えませんけど・・・?」


ーーーーーー

ーーーー

ーー



タンカーから大体1km離れた場所にて



マ「あー、まぁしゃーないな、海面すれすれであとタンカーのちょうど真後ろで飛んでっからな」ゴォー



鳥海『タンカーのちょうど真後ろ・・・見えました、マーカスさんこっちも視認できました』



マ「あー、後気を付けろよ、5km先に未確認物体が6体ほどこっちに向かってきてる」



鳥海『了解しました、皆さんに戦闘準備を「その必要はねえよ」何でですか?』



マ「俺が倒してくる」



鳥海『え・・・本気ですか?』



マ「いやなに、ただの腕慣らしだよ。んじゃ、行ってくる、マーカスアウト」プツッ


ーーーーー


タンカーにて



鳥海「あっ!マーカスさん?マーカスさん!?」



瑞鳳「どうしたの?鳥海さん」



鳥海「え、えーとそうだ、ちょっと瑞鳳ちゃん、高雄姉さん呼んできて」



瑞鳳「え、あっ!はい、分かりました!」スイー



鳥海(可愛い)ハナジダラー



摩耶(・・・鳥海ってまさかロリコンのケがあるのか・・・?)ジー



鳥海「ん?どうしたの摩耶ちゃん?」ハナジダラー



摩耶「あ、いや、何でもない」フイッ



鳥海「?」



ーーーーーー



太平洋上空、敵艦隊から4km地点.....



ゴォーーー



マ「敵は・・・駆逐艦が2体に軽巡級が2体で、旗艦みたいなやつはあの重巡か?」ゴォー



現在、マーカスは腕慣らしのために、深海凄艦の編隊に近づいていた。敵艦隊はこちらに気づいてないらしく、全くこちらを見ていなかった。



ーーーーーーー

太平洋海上深海凄艦視点(茶番)



ロ級A(なぁ兄弟)



ロ級B(なんだ同志)



ロ級A(なんでうちの提督はヲ級とか建造しないんだろうな)



ロ級B(さぁ?資材が足りねえんじゃね?)



ロ級A(あー、確かにあり得るな。そうだそうだ兄弟)



ロ級B(なんだ?)



ロ級A(大体一週間くらい前だけど、第二艦隊のヌ級の奴が飛ばした偵察機からの情報だと、俺ら深海凄艦の間で有名なA-10を瀬戸内海あたりで目撃したらしいんだ)



ロ級B(おいマジかよ・・・もしこんなところでA-10とかに遭遇したら対空兵器持ってない俺らすぐ終わるじゃねえか)



ロ級A(訳分かんねえ兵器使ってくるロシアとか、航空機の大編成で来るアメリカよりまだマシだろ?たった一機だけだし、そこまで脅威にゃならねえよww)



ロ級B(おいおまえそれフラグじゃ・・・)



リ級(それが慢心を生むのサ・・・ロ級A・・・)



ーーーーー





マ「よし・・・取り敢えず30『マーカスさん!!』おわっ!?なんだよちょうk・・・じゃなく高雄さんか」



高雄『何をしているんですか!?鳥海から聞きましたよ!勝手に独断専行して!!ちゃんと私の指示を聞いてくださいよ!!』



マ「え、いや、えっとすいませんした」タジタジ



高雄『いまあなたのところに隼鷹さんと瑞鳳ちゃんの艦載機が援護に向かいましたから、くれぐれも、く・れ・ぐ・れ・も援護が来るまでに敵艦隊を攻撃しないでくださいよ!!分かりましたか!?』ブツッ



マ「わ、分かったから!大声出さないでくれよ!って高雄さん!?応答してくれ!高雄さん!」



マ「・・・向こうから切りやがったか。はぁ、護衛機来るまでまたにゃならんのか・・・」



マ(というか援護ってなんだよ援護って・・・多分だけど敵空母いるかもしれないから援護機飛ばしてきたのか?・・・敵の編成伝えとけばよかったな)



コツコツ



マ「ん?」



零戦妖精(よう)バッ←大体の零戦のプラモデルぐらいの大きさ



マ「!?」ビクッ!



マ「おい!鳥海!!応答しろ!!」ガー



鳥海『こちら鳥海。どうしたのですか?』ピー



マ「護衛機のことについてだが、あんなプラモデル並の大きさで勤まんのかよ!?」



鳥海『大丈夫ですよ?威力はそのままですから』



マ「Why!?どういう意味だよ!?説明しろ!」



鳥海『えっと、だからーーー』



~説明中~



鳥海『ーーーという感じですよ、分かりましたか?』ガー



マ「・・・スゲェな」ピー



鳥海『そうですかね?まぁ、護衛機が来たのならもう攻撃はしていいですよ』



マ「了解した。これより重巡級を旗艦とした敵艦隊を排除s『ちょっと待ってください』なんだよ」



鳥海『重巡級ってなんですか?』



マ「あん?そのことは後で話すしデータもちゃんととってやるから、先に排除させろ。このままじゃこっちが気付かれる」



鳥海『・・・了解しました』



マ「よし、マーカス、アウト」プツッ



コツコツ



マ「ん?」



零精(いつでも行けるぜ!)グッ!



マ「りょうk・・・じゃなくて何人護衛に来たんだ?」チョイチョイ



零精(五人)テノヒラバー



マ「へぇ」クルッ



彗星妖精(うい)ヒラヒラ



烈風妖精(行くのか?)バッバッ



九九妖精(急降下ならマカセロ!)グッ



彩雲妖精(俺のいる意味って何だろうな)カオヲオサエ



マ(護衛なのに艦爆と偵察機がいる・・・・・?まあいいか)



マ「了解、いくぞ」クイックイッ



妖精’s(((((了解)))))



ゴォーーーーー・・・



マ(現在の距離は大体1キロ当たりか?ギリギリアヴェンジャーが当たる距離だな)※実際のおおまかな有効射程距離は1.333m。詳しくは  Wikipedia



マ「えーと、彗星と99式は”艦爆”ってやつだったよな・・・よし」



マーカスは何を思いついたのか、すこし彗星と99式に近づき、手であるジェスチャーをした。



マ(お前たちは、敵艦隊の真上まで行ってこい。行ったあとはお前たちお得意の急降下爆撃をして来い)ミブリテブリ



彗星&99((了解!))ブゥーン



マ「よし(つーか、あの艦爆機ってあんなスピード出せたっけな?)」ハテ?



マ「まぁいい、俺も行くかね」ゴゥッ



マーカスはそういうと、機体の高度を海面から2mほどの高さに下げた。



マ「んー、よし。さあて、空対空ミサイルは・・・と、すげえな、深海凄艦とかもロックオンできんのか・・・今までアベンジャーかTV誘導ミサイルでしか撃沈させたことねえから驚いたわ・・・・・・発射!!」バシュゥン!



そして、空対空ミサイル”サイドワンダー”を深海凄艦に向かって発射した。




ーーーーー

深海凄艦視点(茶番ではない)



ロ級A(そういや、港湾凄姫さまとかいるじゃねえか兄弟)



ロ級B(そうだな、あの方がどうしたんだ?)



ロ級A(えっとまぁ、あの人は想い人がいるらしいんだ)



ロ級B(想い人?提督とかのことか?)



ロ級A(それがよ、あの人がまだちっさかったころ、戦火の中で助けてくれたアメリカの軍人らしい。よく遊んでもらってたらしいんだ)



ロ級B(あの方が小さな頃といえばまだ第三次世界大戦の時だったな。で、その軍人の名前は?)



ロ級A(えっとよ、名前がjホ級(正面!未確認飛行物体!!)なんだって!?)バッ



ロ級Aが正面をみると、先ほどマーカスが発射させたサイドワンダーがロ級Aに向かって飛んで来ていた。



ゴォォォォオオォォオォ!!



ロ級B(避けろ!!同志!!!)



ロ級A(え!?いやちょまっ)



ドォオオオオォォォオォン!!



ロ級A()タダノシカバネ



ロ級B(同志ィイイイィィイィィッッ!!!)



ホ級B(あー死亡フラグ回収しちゃったねぇー)



リ級(全員!輪形陣になって対空警戒!!)



ヒュゥウウウゥゥゥ



ホ級A(おう!?上空から艦爆ーーーー!!!)



ホ級B(あっ!!ロ級B!避けっーーー)



ズドン!!



ロ級B()同志ヨ・・・オレモアトヲオウ・・・



彗星&99式((ヒャッハーー!!))ブゥゥゥン!



ホ級A&B((うわああああああ!!ロ級Bもやられたぁあああ!!))



リ級(二人とも落ち着け!!まだ大丈夫だ!!)←フラグ



ゴォォォ・・・



リ級(!?)



バスバスバスッ



リ級(ガフッ!!)タイハ!



ギュィーーン!!



ホ級A&B((うわぁ!!旗艦もやられたぁぁあ!!撤退だぁぁぁ!!))



ーーーーー

ゴォォォォォオォ



マ「Yyyyyyyyyes!!!!後はあの軽巡級だけだぜ!!っと、重巡の写真も撮っとかねえと」パシャ



マ「よし・・・立つ鳥跡を濁さずだ!!あの軽巡どもも排除するぜ!」ゴォー



ホ級A&B(ひぃいいぃいい!!)バババババ



マ「うぉおおお!!」



マーカスがアヴェンジャーを撃とうとしたその瞬間、



ダダダッ!!



ホ級A&B(グフッ!!)ゴウチン!!



マ「え!?」



どこからともなく弾が飛んで来て、ホ級たちを轟沈させた。そのホ級たちを倒した犯人は、



コツコツ



マ「あ、お前らか」



烈精(俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!!)グッ



零精(機銃掃射ならやってやったぜ!エースパイロット!)ググッ



彩精(隼鷹さんは何で俺を出撃させたんだろ?酔ってたのか?)ウムム



マーカスが置いていった妖精たちである。一機だけなぜ自分が出撃させられたのかわからないのがいるが関係はない。



マ「おうおう、ありがとうな。おーい鳥海応答しろー」



鳥海『何ですか?』



マ「敵艦隊は無事全滅。重巡級の敵の写真も撮った。そっちはどうだ?」



鳥海『こちらはもうそろそろ目的地に着くようです。マーカスさん、燃料などの補給は呉鎮守府で行いますので、先に帰っててください』



マ「了解した」



鳥海「お疲れ様でした。鳥海、切ります」プツッ



マ「よーし、さぁ帰るか。おーい妖精さーん」フリフリ



妖精’s(((((何?)))))フリフリ



マ(あんた等もう戻っていいってさ)バババッ



妖精’s(((((了解!)))))グググッ!



ブゥーーーン・・・・



マ「じゃあなー」フリフリ



ゴォオォォ・・・・



ーーーーー

ーーー




呉鎮守府



提督「・・・資材消費が・・・弾薬、油どっちとも5000・・・?」



妖精「うん、でも、それに見合った性能でもあるよ?」



提督「いや、まぁ別にうちの資材すべて100万超えてっけど、500って・・・500って・・・!?」



マ「大丈夫だ、A-10を大きな作戦にしか出さなければいいんだ」ポン



提督「ん・・・あぁ、マーカスさん、助言ありがとう。そうするよ」トボトボ



マ「ん?どこいくんだ?」



提督「気分悪くなってきたから、自室で寝てくる・・・」トボトボ



マ「ああ、お休み」



提督「お休み・・・」



トボトボ テ、テイトク? アァ、ショウカクサンカ、キニシナイデクレ ソ、ソウデスカワカリマシタ



翔鶴「マーカスさん・・・あれは・・・?」



マ「あまり気しないでやってくれ。聞いちゃいけないものだあれは」



翔鶴「は、はあ・・・?」



マ「あ、翔鶴さん、今からこいつと間宮行くけど、一緒に行く?」



妖精「こいつゆうな」



翔鶴「いえ、私は少し弓道場で鍛錬をしてくるので・・・すみません」



マ「んー、そうか。ならいいや。おい、行くぞ」



妖精「わーい」



マ「それじゃあまた」



翔鶴「あ、はい」フリフリ



ーーーー



妖精「それにしてもさ」



マ「なんだよ」



妖精「マーカスって溶け込むの凄い早いね」



マ「よく言われるよ」



妖精「ふーん・・・」



マ「まぁそれより、俺この後かなりきついぞ」



妖精「なんで?」



マ「いや、駆逐艦たちとの約束とか、隼鷹との飲みとか明石んところでA-10のミサイルを作ってもらったりとか」



妖精「へえ。あ、A-10のミサイルとか弾薬、設計図さえあったら作ってあげれるけど」



マ「ん?マジで?じゃあ後で設計図書いて渡すわ」



妖精「はいはーい。その前に間宮だよー」



マ「あーそうだったな。行こう行こう」タッタッタッ



ーーーーー

ーーー




この後、マーカスは夕飯を食べ、いざ寝ようとしたときにいつの間にか帰ってきた酔った隼鷹と千歳という軽空母に絡まれ、朝まで飲まされるハメになった。



そして、深海凄艦の間では悪魔が再来したという変わった噂が流れ始めたのであった。







不幸少女とマーカス




甘味処間宮



?「はぁ・・・不幸だわ」



マ「いきなり不幸とか言うなよ山城、どうしたんだよ?」



山城「扶桑姉様かと思って声をかけたらマーカスだったなんて・・・不幸だわ・・・」



マ「まず、体格的にも似てない俺を扶桑さんと間違えるのはおかしい。ちょっと医務室でカウンセリング受けて来い」



山城「何言ってるの貴方?私がカウンセリング受けたってどうせ医者に原因が分かりませんとか言われるし意味ないわよ・・・」



マ「ネガティブすぎんだろお前・・・こっちもネガティブになってくるじゃねえか・・・」



山城「はぁ、不幸だわ・・・」



マ「無視かよ」



山城「この前だって朝御飯を食べに食堂に行ったら、途中で電ちゃんがぶつかってきてお味噌汁が顔にかかったし、いざ食べようとしたらお茶碗の中に蝿が落ちてきたりしたし・・・不幸だわ」ハァ



マ「・・・えっと、ご愁傷様で」



山城「あぁ・・・私マーカスに死んだことにされてしまった・・・不幸だわ・・・・・・こんな私を分かってくれる人なんて扶桑姉さましかいないのよ・・・嗚呼扶桑姉さま・・・」



マ(ネガティブでシスコンこじらせてるな・・・。黙ってれば美人なのになあ・・・」



山城「心の声が聞こえてきてるわよ。大体、私なんか美人なわけ・・・美人?」



マ「ど、どうしたんだよ山城・・・?(聞こえてたのか・・・?)



山城「・・・うふふ・・・」



マ「あ?」



山城「うふふふふふふふふふふ」ニヤッ



マ「」ゾワッ!



山城「うふふ、不幸だわ。私夢を見てるみたい・・・あのマーカスから美人なんて言葉が聞けるなんて・・・」



マ(やべぇ・・・なんかスイッチ入ったぞ)



山城「そうよ、これは夢なのよ。夢ならいつも私に突っかかってくるマーカスを存分に潰せるわね・・・」カシャン・・・



マ「OKOK、取り敢えず艤装を解除しようか山城。これは夢じゃないからな?な?」ダラダラ



山城「私の・・・不幸を・・・受け取りなさい!!」ズドォン!!



マ「うおっ!まっーーーーー




ドガアアァァアアァア・・・




山城「・・・やったわ・・・」



パラパラ・・・



バッ!!



山城「!?」



マ「すり替えておいたのs「沈みなさい!!」うおおおおっ!!??」ズドォン!!



マ「逃げる!!」ダッ!



山城「逃がさないわよ!!」ダッ!



ダダダダダ... オイマテ!オチツクンダ!ヤマシロ! ダマリナサイ!テッテイテキニツブス!! ズドォオォン ウォオオオオ!! ショウカクネェーー!!??



間宮「・・・修理代は提督さんに頼もうかしら・・・」



大淀「そうしたほうがよろしいかと」メガネパリーン!



ーーーーー

ーーー




鎮守府廊下



時雨「はあ、最近提督が僕たちに出撃させてくれないから凄く暇だなぁ・・・」



夕立「私もそう思うっぽい」



時雨「演習ばっかりじゃ錬度は上がるけど、経験は積めないからいやなんだよね」



夕立「激しく同意っぽい!」



時雨「夕立、その言葉どこで覚えたんだい?」



夕立「提督っぽい!」ニコー



時雨(提督には御灸を据えなきゃいけないね・・・)ハァ



夕立「時雨、どうしたの?」ポイ?



時雨「なんでもないよ」



夕立「ならいいっぽい」



「うおおおおおおお!!!」ダダダダ!



時雨「ん?あそこで走って来てるのは・・・」



夕立「マーカスっぽい!」



マ「うおおおおおお!!!声出してたら疲れるぅうううう!!」ダダダダ



時雨「その後ろに誰かい・・・ヒッ!?」



夕立「どうしたっぽ・・・ヒャァ!?」



山城「あははははははは!!」アクマノエミ!!



瑞鶴「よくも翔鶴姉ぇを・・・!」オニノギョウソウ!



マ「時雨ぇえぇえ!!夕立ぃぃいい!!逃げろぉおぉお!!」ガシガシッ!



時雨「うわっ!?」ガシッ!



夕立「ぽいぃい!?」ガシッ!



マ「だぁあああらっしゃぁあああ!!」ダダダダダ!!



山城「ツブスツブスツブスツブス!!」ズドォン!!



瑞鶴「全艦載機発艦!!目標!母港鎮守府のマーカス!」バシュゥッ!



ズドォン!!ダダダダダッ!ズドォン!



時雨「マ、マーカス!なんでこんなことになったんだい!?」



マ「話は後だぁ!!兎に角逃げる!!」



夕立「今日は厄日っぽいいい!!」



ダダダダダダ・・・・ ズドォン!! ウェーイ!! バババッ! ヤベェエエ!!



提督「な、なんだったんだ?」ガチャ



電「し、司令官!廊下が!」ハワワ!?



提督「え?」



ボロォ・・・



提督「」



ーーーーー

ーーー



鎮守府正面広場



マ「中々巻けねえええ!!」ダダダ



夕立「やばいっぽいぃぃ!!」



時雨(・・・不幸ってやつかなぁ)トオイメ



YMSR「潰す潰すつぶっーーー」ガッ!



ドコカラトモナクアラワレタキノミキ<アッ、ヤッチャッタ



山城「ふ、不幸だわ・・・」バタン



マ「や、やったぞ!山城の不幸が発動した!」



時雨「だけど、まだ瑞鶴さんが・・・」



瑞鶴「大破状態の翔鶴姉ぇを見れたけど、あんたのせいで翔鶴姉ぇが傷ついたじゃない!!」



夕立「本音がダダ漏れっぽい!!」



マ「兎に角逃げるぜぇえええぇ!!」



瑞鶴「待ちなさい!!」ダダダ



ウワァアアア!! マチナサァァァアイ!!



憲兵「王手」



扶桑「甘いですよ」パシュウ



憲兵「あ」トラレタ・・・



扶桑「王手です」トス・・・



憲兵「ぐぬぬ・・・」ウーム



ーーーーーー

ーーーー

ーー




鎮守府資材倉庫裏



瑞鶴「どこ行ったのよあのオッサン・・・」



茂み


マ(オッサンじゃねーよ!まだ20代だよ!)ヒソッ



時雨(でもマーカスは髭が濃いからどうもすこし歳を重ねてるように見えるんだよね)コソッ



夕立(私もそう思うっぽい)ポイッ



マ(うっせえ。とにかく、この状況をどうするかだ)



時雨(マーカスが瑞鶴さんを気絶させるのが一番手っ取り早いと思うけど)



マ(それだな)



夕立(即答っぽい!)



マ(よしやろう)コソコソ



瑞鶴「あーも!逃げ足が速いのよあのオッサンは!」ウガー



マ「俺はオッサンじゃねぇ!!」ゴッ!



瑞鶴「ウッ!」バタン



マ「よし!撤退だ!」ダッ



夕立「そうするっぽい!」ダッ



時雨「ごめん、瑞鶴さん」ダッ



瑞鶴「うーん・・・翔鶴姉ぇ・・・」チーン



ーーーーー

ーーー




提督「取り敢えず、説明してもらおうか」ゴゴゴゴゴ



マ「・・・」セイザ



山城「不幸だわ・・・」セイザ



瑞鶴「て、提督!これはマーカs「静かに」・・・」セイザ



提督「マーカスさん、なんでこんなことになったのかを説明してくれ」ゴゴゴゴ



マ「ええとーーーー



~マーカス説明中~



提督「大体把握したよ」



マ「じゃあおr「ただしだ」・・・おう」



提督「君たちに責任をとってもらう」



山城「はぁ、どうせ解体されるのよまったく・・・」



提督「解体はしない。君たちが受ける罰は・・・」



瑞鶴「・・・」ゴクリ



マ(空が蒼いな・・・)ゲンジツトウヒ



山城「・・・」ハァ



提督「入渠室の掃除を三日間してもらう」



三人「「「入渠室の掃除?」」」



提督「そうだ」



マ「そんな軽いのでいいのか?」



提督「今回はね」



提督「でも、もしまたこんなことしたら三日間食事抜きだからな」



三人「「「・・・はあい」」」



ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




入渠室



マ「かあ~、提督は優しいもんだなぁ」ゴシゴシ



瑞鶴「・・・確かにそうよね」ゴシゴシ



山城「・・・マーカス」フキフキ



マ「ん?なんだよ」クルッ



山城「ごめんなさい」ペコリ



マ「あ?・・・いいよ別に、気にするな」



山城「でも、「でもじゃない」・・・」



マ「もう過ぎたことだ。ネガティブになりすぎんなよ。せっかくの美人顔が台無しだ」



山城「・・・ふふ、そうね。・・・不幸ね全く」フフッ



マ「なんで不幸とかいうんだよ・・・」



山城「不幸よ。だって、貴方に美人って言われたもの」



マ「なんだよそれ・・・」ハハハ



瑞鶴「ねえねえマーカス私は?」



マ「お前は許さねえ」



瑞鶴「ちょ!何で!?」



ナンデジャネエ! ナニカワタシワルイコトイッタ!? イッタダロウガ! ナニヲ!?



山城「・・・ふふ、全くもって不幸ね。ほんとに」フフフ



ウッセェバーカバーカ! ナニッ!バカッテイッタホウガバカナノヨ!? ダマレダンガイゼッペキ! イッタワネ!!



アーダコーダ ワーワー



ーーーーー



入渠室前



時雨(・・・久しぶりに山城の笑顔を見たような・・・明日は雨でも降るのかなぁ?)



時雨(まあいいや。はやく食堂に行かないと、夕立が待ってるだろうし)タッタッタッ




鎮守府の夜は深まっていく。





続く





またもやキャラ紹介



扶桑型一番艦 扶桑 11話でちょっと出た人 後々出していく 黒髪美人で少しネガティブな人 一応呉鎮守府の主力の人 



扶桑型二番艦 山城 THEシスコン ネガティブ 黙ってれば美人とかマーカスによく言われる 実際性格がアレなだけで、実力は凄い



翔鶴型一番艦 翔鶴 白髪美人 雷と同じくらい女神 お胸は意外に大きい 響に懐かれている



翔鶴型二番艦 瑞鶴 ツインテール 姉比べてm(爆撃音  マーカスとは友達どうしみたいなものでよく摩耶みたいにつるんでいる 

          どちらかといえば提督派



なお駆逐艦’sはあt(ry byワッフル




それではアディオス!









提督会議とマーカス 前編






午前10:00 鎮守府敷地内中庭



艦娘たちが出撃などで出張らっている中、出撃命令のないマーカスは猫の多分丸と中庭を歩いていた。



マ「ふー、眠いな多分丸」



多「ニャー(飯)」



マ「そうか、眠くないのか」



多「ニャー(そうじゃねえよ)」



マ「というかお前って人語分かるんだな」



多「ニャー(テメーは猫語を分かってないがな)」



マ「そうかそうか、嬉しいのか」ニコニコ



多「フーッ!(違うわ!!)」ガブリ!



マ「はっはっは、愛い奴め」イタクネェ



多「ナアァァァァオゥ!(クソッ!俺がこいつと同じような大きさであれば・・・!)」



マ「おっとすまんすまん。ちょっとやりすぎたかね」



多「フシャァアァァ!(クソッタレが!!覚えてろ!)」ダッ!



マ「あ、逃げた」



マ「なぜかショックだな」ズーン



多分丸に逃げられたマーカスがすこし落ち込んでいると執務室あたりの窓が開き、そこから出てきた提督が声をかけてきた。



提督「おーい!マーカスさーん!」フリフリ



マ「ん?なんだー?提督ー」



提督「ちょっと来てくれー!」



マ「なんでだよ?」



提督「いいからー執務室まで来てくれー!」ヴォンヴォン



マ「なんだよ・・・全く」



ーーーーー

ーーー




執務室



マ「マーカスだ、入るぞ」ガチャ



提督「あ、来た」



「来ましたね」



マーカスが執務室に入ると、提督用の椅子に座った提督と、その横に巫女服のような服を着た眼鏡の女性、金剛型四番艦 霧島がいた。



マ「なんだよ一体?」



提督「いやー、明日横須賀の大本営で、呉、横須賀、舞鶴、佐世保の提督たちで会議するんだよ」



マ「それがどうしたんだよ」



霧島「つまり、マーカスさんにも着いて来てほしいという意味です」



マ「え?なんで?」



霧島「司令が呉だけの状況を記録しても意味がないから、この際マーカスさんも連れて行こうっていきなり言いだしたんです」



マ「あっそ・・・」



提督「さて、霧島の言った通りだ。マーカスさん、行く?」



マ「行くけども・・・明日ってことはついた後とかにどっかとまるのか?」



提督「まあね」



マ「そうか。で、ほかに誰が着いてくるんだ?」



提督「えーと、そろそろ準備終わってこっち来ると思うけど」



ガチャ「提督さーん準備できたわ・・・げ、マーカス?」



マ「おあ?瑞鶴か。(そういや、横須賀の秘書艦って加賀っていう一航戦だったような)」



瑞鶴「な、なんでアンタがいるのよ?」



マ「ん?俺も提督に着いていくんだよ。不満か?」



瑞鶴「不満も何も・・・提督、なんでマーカスが着いていくんですか?」



提督「え、ただ単にマーカスさんの任務のお手伝いみたいなものだけど」



瑞鶴「えー・・・そんなことマーカス一人でやらせればいいじゃない・・・」



提督「文句言わない。別に犬猿の仲っていうわけでもないんだから、我慢しなさい」



瑞鶴「うぐぅ・・・」



マ「まぁいいじゃねえか瑞鶴。んじゃあ提督、準備してくる」



提督「早めにねー」



ーーーーー

ーーー



マーカスの部屋



マ「着替えは・・・こんなもんか。あとは葉巻にウオッカとつまみ、念のためにハンドガンの弾倉も5つぐらい入れとくか」



響「なにしてるんだい、マーカス?」



マ「ん?響か、俺、今から提督と出かけるんだよ」



響「どこに行くんだい?」



マ「大本営だよ。提督から聞いてたりしてねえのか?」



響「うーん、聞いたような聞いてないような」



マ「まぁいいや。あぁあとよ、俺がいない間に勝手に俺の物弄ったりするなよ」



響「分かってるよ、マーカス」



マ「ほかの奴にも言っといてくれ」



響「了解(後で漁ってみよう)」



マ「んじゃ、行ってくる」



響「行ってらっしゃい」



ーーーーー

ーーー




執務室



マ「準備できたぞー」ガチャ



提督「おかえりー。んじゃ行こう」



瑞鶴「はーい・・・」



マ「Let’s Go!」fooo!!



提督「霧島ー俺がいない間任せたぞー」



霧島「任せてください司令。では、いってらっしゃい」



提督「いってきます」



ーーーーーー

ーーーー

ーー



午前11:00 某県高速道路



ブロロロロロ....



マ「まさかの車かよ」



瑞鶴「てっきり新幹線っていうのに乗っていくのかと思ったわね」



提督「いやまぁ、すいません。お金がないもんで」ジョシュセキ



マ「資材は馬鹿みたいにあるけどな」



瑞鶴「全くね」



提督「で、でもちゃんと今日中には着くからな?」



マ「嘘つけ、広島から神奈川なんて何kあると思ってんだ?今日中になんかつかねえだろ」



提督「いや、大丈夫だから。ね?運転手さん?」



運「えぇまあ」



瑞鶴「えー、まさかそんな訳-----」



ーーーーーー

ーーーー

ーー


午後08:00 横須賀市




瑞鶴「あった・・・?」ボウゼン



マ「あ、あり得ねえ・・・」アゼン



提督「ほら、さっさとホテルに入った入った」



マ「え、えー・・・」スタスタ



ーーーーーー

ーーーー

ーー



ホテル内ロビー



マ「・・・うまそうだな、この料理」ジュルリ



瑞鶴「そ、そうね」



提督「受付終わったぞー」



マ「おう、分かった」



提督「ほい、部屋の鍵。401号室な」ジャラ



マ「提督、お前はどうするんだ?」



提督「ちょっとトイレに行ってくる、先に行っててくれ」タッタッタッ



マ「あ、おい・・・瑞鶴、行くぞ」



瑞鶴「え?あぁ、うん」



スタスタ



マ「ところで」



瑞鶴「何よ?」



マ「七面鳥っt痛い痛い、腕つねってくるな」



瑞鶴「次そんなこと言ったら爆撃するわよ」ツネリ



マ「I’m sorry~」



瑞鶴「全く・・・」



マ「瑞鶴さんよ」



瑞鶴「今度は何よ?」



マ「提督は何故か401号室としか言ってなかったな」



瑞鶴「ええ、確かにそ・・・あっ(察し)」



マ「そういうことだな」ガチャガチャ



瑞鶴「い、嫌よ私、あんたと同じところで寝るなんて」



マ「いや、大丈夫だろう。多分シングルベットが3つあるはーーーー」ガチャ



ダブルベッド×1<ハーイ



マ「」



瑞鶴「」



ーーーーーー

ーーーー

ーー




お手洗い



提督「ふー・・・すっきりした」



「あ、呉の司令官さんだ」



「え?マジで?」



提督「ん?・・・久しぶりだな徳永少将、いや、佐世保の提督」ハァ



少将「なんでそんな嫌そうな顔するんだよ?昔からの仲じゃねえか。松崎大将、いや、呉の提督殿」



提督「別に嫌そうな顔なんかしてねえよ。な?初雪」



初雪「知らない・・・」



提督「相変わらず、吹雪とは対照的にやる気なさげだなぁ・・・つーかなんで、この子連れてきたんだよ?」



少将「ん~、こいつが珍しく一緒に出掛けたいって言いだしたから、吹雪に鎮守府の切り盛り任せて連れてきた」



提督「あっそ。つーかまさかだとは思うが、舞鶴もここにいるのか?」



少将「いや?いないけど」



提督「ならよかった」



少将「ならよかったって・・・どんだけアイツ苦手なんだよ」



提督「なんか会うたびにボディタッチが多くなってきてる」



少将「逆セクハラか」



提督「まあな」



少将「そういや、お前は誰と来たんだ?」



提督「え?瑞鶴と例の外国人」



少将「ん?例の外国人って確かマーカスって奴だろ?なんでそんな奴が着いて来てんだ?」



提督「えっと、まぁ俺が連れてきただけだが」



少将「あ?そうなのかよ。・・・珍しい」



提督「珍しいってなんだよめずら「ゴルァァアア提督ーーーーー!」ん?なんだよマーカスさん?」



マ「手前ェ!ちょっと来い!!」ガシッ



提督「おわっ!おい、まっーーーー」



ギャァアアアアァ・・・



少将「・・・嵐のような奴だなオイ」



初雪「日本語ペラペラ・・・だった」








401号室



提督「・・・」セイザ



マ「・・・」ニジミデルオーラ!



瑞鶴「説明して貰おうかしら?なんで、だぶるべっどだけなのよ?」



提督「えっと・・・まぁこの部屋が安かったから・・・ベッドのことなんて考えてもなかった・・・」



瑞鶴「・・・マーカス、どうする?」



マ「吊るしとけ」



提督「えっ!?」



瑞鶴「了解」ロープトタオルモッテ



提督「いや、ちょまーーーー」



イ”エ”エ”エ”ア”!!



提督「」プラーン



マ「全く・・・おい瑞鶴、飯食いに行くぞ」



瑞鶴「えぇ、分かったわ」




ーーーーー

ーーー




ホテル内レストラン



ガヤガヤ ガヤガヤ ナカチャンダヨー!



マ「・・・すげえな、ビュッフェ形式かよ」チャリンチャリン



瑞鶴「びゅっふぇって何?」キョトン



マ「要するに食べ放題だ」



瑞鶴「へー」



「おーい、マーカスさーん」



マ「ん?誰だ?」



少将「おーい、こっちこっち」フリフリ



マ「なんだあいつ」



瑞鶴「あ、佐世保の少将さんね」



マ「あ?マジかよ、おい瑞鶴行こう」



瑞鶴「はーい」スタスタ







少将「いやー、あんたが最近呉の鎮守府に着任したっていうアメリカ空軍パイロットか。ほかの鎮守府じゃ結構噂が広まってるよ」



マ「ん、そんなに噂になってんのかよ」ムグムグ



初雪「・・・噂だと凄く殺気立って怖い人って聞いてたけど、全く怖くない」モグモグ



マ「心外だなオイ」ゴクン



少将「まぁいい。俺は佐世保鎮守府で提督をしてもらっている徳永という者だ、今俺の横で食べてるこいつは初雪っていう駆逐艦だ」



初雪「初雪・・・です」



マ「おう、よろしくな。ジョン・マーカスってんだ、気軽にジョンでもマーカスでも呼んでてくれ」



瑞鶴「失礼ですが、徳永提督はなぜ私たちと同じホテルを?」



少将「偶々だよ、偶々。俺も予想外だよアイツ・・・いや、呉の提督がこのホテルに泊まるなんざ思ってもみなかったが・・・大将はどこ行ったんだよ?」



マ「吊るしてる」



少将「え?なんで?」



瑞鶴「お仕置きです」



少将「あぁ、そうゆうね(つくづくあいつは部下とかには同僚のように接されたりしてんなぁ)」



マ「どうしたんだ?」



少将「何でもない。よし!初雪、そろそろ部屋に戻るぞ」



初雪「ん・・・分かった」ガタッ



少将「じゃ、また提督会議で」スタスタ



マ「おうよ」



瑞鶴「また明日ー」



マ「よし瑞鶴、食べるぞ」ガツガツ



瑞鶴「・・・よく食べるわね」



マ「当たり前だ、こちらとら腹が減って死にそうなんだよ」



瑞鶴「あっそ・・・あ、このケーキ美味しい」モグモグ



ーーーーー

ーーー


401号室


提督「」プラーン



マ「ふー、食った食った」



瑞鶴「この後どうするの?」



マ「んー提督下ろしてそのあと風呂に入ってくる」



瑞鶴「ふーん・・・あ、先にお風呂に入って来てもいい?」



マ「別にいいぞ」



瑞鶴「はーい」タッタッタッ



マ「・・・おい、提督起きろ」ゲシッ



提督「」チーン



マ「ハァ・・・あの頃は?」ボソッ



提督「はっ!」



マ「起きたか」



提督「あ、マーカスさん、俺何してたんだっけ?つーか飯は?」



マ「思い出すな。後、俺と瑞鶴はもう食事済ましたから」



提督「えー・・・マジかよ」



マ「金渡すから食って来い」オサツニマイ



提督「あ、サンキュ」



マ「俺は風呂入ってくるからな」



提督「分かった」




ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




大浴場(男湯)



カポーン



マ「ふぅ・・・やっぱ風呂はいいな」



少将「まったくだな」



マ「なぜあんたも居るんだよ」



少将「偶々だ」



マ「そうか」



少将「ところでマーカスさん」



マ「なんだ?」



少将「外国の状況はどうなんだ?」



マ「・・・教えねえよ」



少将「なんでだ?」



マ「また戦争が起きかねないからだ」



少将「・・・そこまで大本営は馬鹿じゃないぞ?」



マ「それでもだ。また戦争が起きてしまえば、それこそ世界が崩壊する。それを回避するためにも教えない」



少将「そうか」







マ「・・・」



少将「・・・」



マ「のぼせてきた。先に出るぞ」ザパァ



少将「ん、分かった(ふむ・・・でけぇな、どこがとは言わないが)」




ーーーーーー

ーーーー

ーー




マ「ふー・・・さっぱりしたな」



マ「部屋に戻るか」





401号室



マ「戻ったz「マァァァカスゥゥゥ~~」バッあぶねえ!」サッ



瑞鶴(酔)「なんでぇよけるのよぉ?不貞腐れるぞぉ~」ケラケラ



マーカスが部屋に入ろうとした瞬間、酔った瑞鶴がマーカスに飛びついてきた。もちろんマーカスは避けたが。



マ「おい瑞鶴、なんでそんなに酔ってるんだ?」



瑞鶴「ん~?えっとねぇ、あそこにある瓶に入ったお水のんだらねぇ、すっごくハイになっちゃってさぁ~あはははは!」ゲラゲラ



マ「はぁ?瓶・・・あっ・・・・・・ウォッカか!」



どうやら瑞鶴がこうなったのはマーカスが持って来たウォッカのせいの様である。



瑞鶴「今度は逃がさないわよぉ~!」ダッ



マ「っ!すまん瑞鶴!許せ!」ガシッ



瑞鶴「およ?」



マ「おりゃぁっ!!」ブン!



瑞鶴「きゃぁあ!?」ブォン!



そして、瑞鶴がまた襲ってきたので、マーカスは瑞鶴を投げた。だが、



マ「な、なんとか大丈夫だろう・・・」



瑞鶴「・・・」ムクリ



マ「!?」



瑞鶴「・・・でよ」



マ「は?」



瑞鶴「避けないでよぉ・・・もう・・・構ってよおぉ・・・うぇええん」グズグズ



マ「!!!???」ビクッ



投げられた瑞鶴はすぐに起き上り、そして泣き始めた。



マ(絡み上戸の次は泣き上戸かよ!?)



瑞鶴「うぇえええん・・・マーカスの馬鹿ぁ・・・不貞腐れるぞぉ・・・」ウワァアアン



マ「お、おい瑞鶴、落ち着け、いくらでも構ってやるから落ち着け」



瑞鶴「あほー・・・鬼ー・・・うぇええん」ウワァアアン



マ「瑞鶴!取り敢えず話を聞け、いくらでも構ってやるから!な?な?」アセアセ



瑞鶴「グスッ・・・本当?」ウルウル



マ「あぁ本当だ、だから泣くのをやめろ。分かったな?」



瑞鶴「・・・分かった・・・」



マ「ふう・・・」



マ(・・・こいつが寝るまで相手してやらねえといけねえな)



マ(はぁ・・・不幸だぜ)



ーーーーーー

ーーーー

ーー




瑞鶴「スゥ・・・スゥ・・・」



マ「やっと寝たよ・・・ベッドに運んどこうか(別にいかがわしいことはしていないからな)」ヨイショ



ボスッ



瑞鶴「んっ・・・翔鶴姉ぇ・・・」



マ「・・・Good night瑞鶴」



マ(絶対に瑞鶴に酒を飲ませたら駄目だな・・・)



瑞鶴をベットに運んだあと、マーカスはそう誓いながらソファで寝るのだった。






提督「あれ?俺の出番は?」



少将「何言ってんだお前?」



提督「あ、いや何でもない」




後半に続く








季節ネタ 響のチョコ作り



呉鎮守府内駆逐艦寮 響の部屋



響「うーん・・・」



マーカスたちが横須賀にいるその頃、呉鎮守府で留守番している響は考えていた。



響「マーカスはチョコを食べれるのかなぁ?」



電「食べると思うのです」



響「・・・いつの間に入ってきたんだい?」



電「さっきなのです」



電「それよりも、響ちゃんはマーカスにチョコを渡すつもりなのですか?」



響「・・・別に・・・そういうわけではないけど」メソラシ



電(素直じゃないのです)ヤレヤレ



響「でも・・・」



電「?」



響「暇だし、手作りチョコ渡してみようかな・・・」ボウシオサエ



電(なんというか、あざといのです。だけど、これはこれでチャンスなのです)



電「それならさっそくバレンタインデーチョコを作ってみるのです!」ガシッ



響「え、い、電!引っ張らないでk----」



ビューーーン ウワァァァ・・・



食堂 調理室



電「というわけで、食堂の調理室を借りたのです!」



響「・・・準備が早いね・・・」



電「さぁ!頑張りましょう!」オー!



響「・・・ダー」



五十分後・・・



電「できたのです!」



響「まぁ、溶かして型に入れて固めるだけだしね」



電「さぁ、これを食堂のおばさんにに食べてもらうのです!」



響「え?これを渡すのじゃないのかい?」



電「もしも失敗してたら困りますし、更に響ちゃんとは別に作るつもりなのでこれは試作品なのです!」



響「へ、へー・・・」



電「それでは行きましょう!」



響「私も?」



電「なのです!」



響「・・・ダー」



ーーーー

ーー




おば「・・・」モグモグ



電「ど、どうですか?」



響「・・・」ドキドキ



おば「んー、まぁ大丈夫だねぇ」



電「本当なのですか!?」



響「・・・」ホッ



おば「ホントホント、誰に渡すのかわからないけども誰でも食べれる味だし、いやぁ・・・最近はこんな子までチョコを作ったりと時代はかわってくねぇ・・・」



電「はぁー、良かったのです!よし、さっそく完成品を作ってくるのです!」ダッ



おば「うんうん、頑張ってねー」



響「・・・おばさん」



おば「ん?どうしたの響ちゃん?」



響「マーカスってどんな味のチョコが好きなのかな?」



おば「ん?マーカスさんが好きな味のチョコって・・・なんだい、まさか本命チョコでも渡すのかい?」



響「い、いや、別に本命というわけでは・・・」ウツムキ



おば(青春だねぇ)ウンウン



おば「まぁ、マーカスさんは前少しぼやいてたけど、ビターチョコ食いてぇとか言ってたねぇ」



響「本当?」



おば「嘘つく必要なんかないじゃない」



響「・・・分かった。ありがとうおばさん、さっそく作ってくるよ」タッタッタッ



おば「頑張ってねー」フリフリ



おば「・・・本当に若いっていいねえ・・・私もあの頃に戻りたいよ」







この後、おばさんに明石とか山城や夕立とかがマーカスがどんな味のチョコが好きなのかをを聞きに来たのは別のお話。




ーーーーーーーーーーーーーーーーー



ワッフルのキャラ解説 食堂のおばさんについて




どっかの鎮守府食堂にて



ワ「ハムッ!ハフハフッ!」ガツガツ



赤城「・・・」モグモグモグモグモグモグ



ワ「ゴックン・・・あ、どうもワッフルです」



赤城「ふう・・・一航戦赤城です。よろしくお願いします」ゴクリ



ワ「なんというか、何で赤城さんいつの間に来てんの?」



赤城「なんとなくです」



ワ「そうすか」



ワ「まぁいいや、今日は呉鎮守府の食堂を切り盛りしてるおばさんについてなんとなく紹介します」



赤城「なぜ季節ネタの味見役を間宮さんにしなかったのですかワッフルさん?」



ワ「えーと、今更ですけどマーカスは基本的に食堂ばかりに行っているので、ほとんど間宮さんのところに行かないんですよ。なので、こうしました」



赤城「つまり、後付け設定って感じですか?」



ワ「それは言ったらいけない。それで、マーカスが食堂のおばさんとよく話しているのは艦娘たちの間でも結構目撃されてたので、響とかがチョコの味見させに行った模様です」



赤城「ん、待ってください」



ワ「なんですか?」



赤城「響ちゃんとか山城さんとかなら分かりますが、なぜ電ちゃんもおばさんに味見をしてもらったのでしょうか?」



ワ「あー、おばさんはアレです、味に関するアドバイスが的確で、鳳翔さんとか間宮さんがよく新作料理とかの味見をしてもらってるからです。つまり、なんというかその、まぁアレです」



赤城「?なんというか有耶無耶な答えですね」



ワ「まぁ、色々あるんです。それよりも、間宮行きません?甘い物が食べたくなってきましたし」



赤城「いいですね、行きましょう」ジュルリ



ワ「それではみなさん、今日はなんとなく食堂のおばさんを紹介になってないような紹介を終わります、さぁ赤城さんご一緒に」



赤城「分かりました」スゥ



ワ&赤城「「アディオス!!」」



サァタベニイキマショウ! ジョウジョウネ!!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








提督会議とマーカス 後編



ーーーーーーー


「・・・○○」


「ドウシタノマーカスオジチャン?」


「お前は死後の世界とかなんなのかわかるか?」


「ンー、ワカラナイケド、マーカスオジチャンマサカ死ヌツモリナノ?」


「なわけねえだろ。ただ単に・・・常に死線に身を置いているもんだからな、いつ死ぬか分かったもんじゃねえし気になっただけだよ」


「ヘー、ソウイエバフロストオジチャンタチハ?」


「あいつらは別の部隊に配属されちまったよ。それより、お前の親がそろそろ迎えに来るはずだが」


オーイ!○○ー!


「ア、テイトクダ。ジャアネーマーカスオジチャン」


「おう、またな」


「ア、アトコレアゲル」スッ


「ん?サングラスか?」


「ウン、マーカスオジチャンノサングラス所々キズガアッタカラ、新シク買ッテアゲタノ」


「そうか、大事にするよ○○」


「ウン!ソレジャ!」タッタッタッ


「じゃあなー」


ーーーーーーーーーーーーー









某所ホテル 401号室 AM7:00



瑞鶴「スゥ・・・スゥ・・・」



提督「・・・よ、妖怪猫吊るし・・・」グゥグゥ



マ「あーたーらしーい朝が来たーきぼーのあーさーだ!」ガバリ!



マ「よし起きろ!手前ら朝だコラァ!」ゲシゲシ



提督「・・・痛い!ちょ、マーカスさん!蹴らないで!」



マ「起きたか」



提督「もうちょっとマシな起こし方してくれよ・・・」ムクリ



マ「うっせぇ。腐っても軍人なんだから今位にはもう起きとけよ」



提督「腐っても軍人って・・・」



マ「おい瑞鶴、お前も起きろ」ユサユサ



瑞鶴「スゥ・・・スゥ・・・」



マ「・・・七面t「誰が七面鳥ですって!?」ガバリ! 起きたか」



瑞鶴「あ、おはよう”っ・・・頭痛い」サスリサスリ



マ「そりゃしゃあねえな、昨日ウォッカをストレートで飲んだからな」



瑞鶴「えっ、そうなの?全く記憶がないんだけど・・・」



マ「だがまぁ、思い出さないほうがいい。おい提督、そろそろここ出ようぜ」



提督「ん、分かった」



ーーーーーー

ーーーー

ーー




ホテル前



提督「さて、ここからは歩いていきます」



瑞鶴&マ「「え?」」



提督「ここから歩いて十分程度だぜ?我慢しろ」スタスタ



マ「・・・瑞鶴、頭痛治ったか?」



瑞鶴「なんでそんなこと今聞くのよ・・・治ったけど」



マ「ならいい。行くぞ」スタスタ



瑞鶴「あ、待ってよ!」タッタッタッ



ーーーー

ーー




横須賀鎮守府兼大本営 正門前



提督「着いたぞー」



マ「おう、早いな」



瑞鶴「うーん・・・初めて見るけどやっぱり呉よりも大きいような」



提督「憲兵さーん、開けてくれー」



憲兵「どうぞ」ガタン



提督「ありがとう」スタスタ



瑞鶴「ありがとうございます」



憲兵「いえいえ(ヒュゥー!貧乳ツインテールって最高だぜ!)」



マ「Thank you」



憲兵「いえいえ」



スタスタスタ・・・



憲兵「おい憲兵B」



憲B「なんだよ?」



憲兵「あれが噂の外国人か?」



憲B「だろうな」



憲兵「なんつーか、声かけづらい感じ醸し出してたよな?」



憲B「そうか?呉の憲兵からはあの外国人、駆逐艦たちにに懐かれてるって聞いてたんだが」



憲兵「え、マジで?」



憲B「あぁ、マジだ。呉の憲兵によるとこの前は響っていう駆逐艦をおんぶしながら歩いていたらしい」



憲兵「おいおい、響ってあの銀髪幼女じゃねぇか!その子をおんぶしてるなんて羨ましいなオイ!」



憲B「ははは、お前の変態さ加減には負けるよ」



憲兵「うっせぇむっつり」



憲B「む、むっつりちゃうわ!」



ヤンノカコラー!? ジョウトウジャワレェ!



マ(なんつーか、普段の俺に変なイメージでも付いてんのか?)ミミヲスマシテ



マーカスサンイクヨー 



マ「あ、すまん提督!」タッタッタッ


ーーーーー

ーーー





横須賀鎮守府内



瑞鶴「提督さん」



提督「どうしたんだ瑞鶴」



瑞鶴「お婆ちゃん来てるかな?」



提督「・・・俺は来ないでほしいなぁ」



瑞鶴「えー、何で?」



マ「おい提督、お婆ちゃんって誰だよ?」



提督「え?・・・えーと、瑞鶴、教えてやってくれ」



瑞鶴「え、私が?まぁいいけど・・・えっと、私がさっき言ってたお婆ちゃんっていう人は、立澤美代っていう人で階級は中佐。私が艦娘になってから間もないころにお世話になった人なのよ」



マ「恩師ってやつか・・・(なぜか俺の教官を思い出した)」



瑞鶴「うん。で、その人はかなり物知りでね、わからないことがあったらよく聞きに行ったのよね」



マ「へぇー・・・そんで、なんで提督は苦手なんだよ?その立澤美代中佐に」



提督「い、いやまぁ、あのBB・・・じゃなくあの人のお節介焼きの酷さg「誰がババァだって?」うわぁ!どっから出てきやがったババァ!」



中佐「まったく・・・遅いよ松崎、あんたが一番最後だ」



提督「は?マジかよ・・・つーかマジでどこから出てきたんだよ」



中佐「お手洗いからだよ松崎。それより、瑞鶴、久しぶりだねぇ」ニコニコ



瑞鶴「お婆ちゃん!」ダキッ



中佐「あははは、全く元気がいい子だよ」ヨシヨシ



中佐「ところで、そこにいるアンタは誰だい?見ない顔だね」



マ「ん、Sorry madam、えー、私はジョン・マーカス大尉であります!諸事情により、呉提督の元で働いてもらっているのであります!」ビシィ!



提督(キャラが変わりやがった・・・・)



瑞鶴(なんというか、あきつ丸さん思い出した)ナンカキモチワルイ



中佐「ほう・・・あんたが噂の外国人かい・・・なんというか、えーと、CQCが上手い伝説の傭兵に似てるね。あと、別にそこまで硬くしなくてもいいよマーカス大尉」



マ「イエッサー!分かった、これからよろしくな婆さん(俺の顔って誰に似てるか昔知り合いに聞いたら何故か若いころのソリッドスネークに微妙に似てるって言われたが本当だったのか)」



中佐「よろしい」ニコニコ



提督(うん、いつものマーカスさんだ)



瑞鶴(いつものマーカスに戻ったわね)



中佐「さて松崎、さっさと行くよ。元帥が怒ってるかもしれないよ」



提督「あ、やべえ!おいマーカスさんに瑞鶴、急ぐぞ!」ダッ



瑞鶴「あ!提督さん待ってよー!」ダッ



マ「・・・中佐、おんぶして連れてってやったほうがいいか?」



中佐「助かるね。頼むよ」



マ「イエッサー」



ーーーーーー

ーーーー

ーー




会議室



ガチャ マ「おーい、提督、置いてくなんて酷いじゃ・・・ないか?」



中佐「・・・また始まってるね」ハァ



マーカスがドアを開けた先には膨れ面の瑞鶴と無表情だがただならない雰囲気をさらけ出した、正規空母 加賀が座っていた。周りの提督たちはかなり静かにしていた。



加賀「・・・」ゴゴゴゴゴ



瑞鶴「フンッ・・・」ゴゴゴゴゴ



少将「・・・(初雪、元帥が中々来ないな)」



初雪「(知らない・・・)」



「ねぇねぇマッツー、これが修羅場って奴?」



提督「知らんわ中将。おい陽炎、どうにかしろこの状況」



陽炎「え?む、無理ですよ・・・止めに行ったら絶対やばいことになりますって」アセアセ



中将「あーうー、マッツーが止めいったらどうなのさー?一応瑞鶴ちゃんの上司でしょー」グデー



提督「うぐ・・・分かったよ、おいz「私がどうにかする。引っ込んでな松崎」・・・あいよ」



中将「ひゅうー、さすが教官」



中佐「全く・・・いったい何喧嘩してんだい、瑞鶴に加賀」



瑞鶴「あ、お婆ちゃん!じ、実は」



加賀「おばあ様、なぜこの提督会議に一航戦より劣る五航戦の子が来ているのでしょうか?私は不満です」



瑞鶴「なっ!?なんですって!?私が貴女より劣ってるわけないでしょ!?言っとくけどね、錬度は貴女よりも上なのよ!?」



加賀「七面鳥が何を言ってるのでしょうか?一航戦が五航戦よりも優秀なのは当の昔から決まってますよ?」シレー



瑞鶴「だ、誰が七面鳥ですって!?」ウガー



中佐「落ち着きな二人とも、喧嘩なんて何も意味なんてないじゃないか。それに、周りの提督たちも困っているからね、さっさと座りな」



瑞鶴「・・・」トスン



加賀「・・・」ツーン



マ(・・・すげえなこの婆さん)ウンウン



中佐「マーカス大尉も悪いけどそこにパイプ椅子があるから座っときな、元帥がそろそろ来るよ」



マ「ん、あぁ分かった」トスン



ーーーーー

ーーー


五分後



ガチャ 元帥「いやぁ、遅れて済まない諸君」



中佐「珍しいねあんたが遅れるなんて」



元帥「すこし急用ができてしまったものでね」ハハハハ!



マ(見かけに反してかなりフランクな人だな)



提督「元帥殿、おはようございます」ビシッ



元帥「あぁ、おはよう大将」



中将「あー元帥さんおはよー」ぐでー



元帥「中将、仮にも女性なのだからちゃんとしなさい」



中将「あーい・・・」



少将「おいジジイ、今日の会議の内容は何だ?」



元帥「今日の内容かい?ええと加賀、資料を配ってくれ」



加賀「分かりました」



少将「・・・チッ、出撃任務かよ・・・」



マ(おうおう、なんか少将は元帥とは仲悪いのかよ?)ムムッ!



初雪(実際そうでもない・・・)



マ(あ、あいつ!直接脳内にっ!?)



初雪(ファミチキください)



元帥「それで、そこの君は確か、アメリカ空軍大尉のマーカスくんだね?」



マ「ん?あぁ、私はアメリカ空軍、空軍大尉のジョン・マーカスであります!元帥殿、お会いできて光栄です!」ビッ



少将、中将、提督(((イメージに合わないな(ねぇ))))



元帥「ははは、楽にしてもかまわないよ。それに、こちらも君にお会いできて光栄だよ。私は弥上清元帥だ。よろしく」スッ



マ「なら遠慮なく、改めてよろしく元帥さん」アクシュ



加賀「元帥殿、資料を配り終えました」



マ(早い・・・そして資料意外と薄いな)



元帥「あぁ、ありがとう。それでは今日の会議内容は、最近新しく確認された敵潜水艦艦隊の拠点掃討作戦だ」



少将「あん?敵潜水艦ってことはうちの駆逐艦たちの出番か?」



元帥「ふむ、まぁ確かに君のところの駆逐艦たちは優秀だ。だが、あちらは数が多く、更に赤いオーラを纏った深海凄艦も確認されていて人型も居るようだ。君だけの戦力では危ないかもしれない」



少将「・・・・人型・・・重巡か何かか」



マ(・・・赤いオーラ・・・)エリートクラスか」



中佐「ん?エリートクラス?なんだいそれは」



元帥「マーカス大尉、詳しく頼む」



マ「ん、聞こえてたのか。まあいいか、エリートクラスってのは深海凄艦の強化版ってやつだ、普通の奴と違い、オーラを纏っていて、火力や装甲も強化されているんだ。で、その上にもフラッグシップクラスってのもいるが、こいつはエリートよりもかたくて、バ火力だ。ま、中々お目にかかれんがな」



元帥「ほう・・・ちなみにマーカス大尉、君の母国アメリカではどこまで深海凄艦について研究が進んでいるのかね?」



マ「あー・・・実は日本ほど進んでないんだよ」



元帥「どうしてなのかね?」



マ「いやぁ・・・あまり言いたかないけどここ最近アメリカじゃあ歩兵装備でも十分倒せる弱さの奴しか来ねえし、さらに倒したら敵は何故か爆発するんだよ」



元帥「十分倒せるほどの弱さ?」



マ「そうだ。なぜか深海凄艦が駆逐級とか軽巡級だけしか攻めてこねえんだよ、しかもやけに柔らけえし」



元帥「そうなのか・・・それで、なぜ爆発するんだ?」



マ「それはわからずじまいでよ。そういうこともあって、日本の艦娘みたいな兵器は作れないし、深海凄艦の生態なんかも全く分かってないんだ」



元帥「ふむむ・・・そうなのか。ありがとうマーカス大尉」



マ「お安い御用で」



中将「元帥ーというかどこの海域行くのさー教えてよー」



元帥「あ、あぁ済まない。作戦海域は南西諸島東シナ海だ」



少将「東シナ海?結構な遠出だな」



元帥「まぁまぁ、どうせ後でまた攻略する予定の海域なんだ。偵察部隊も一応出撃させてくれ」



少将「もうそこまで決まってんのかよ・・・」



中将「めんどっちぃねー、初雪ちゃんに陽炎ちゃん」



初雪「ぐぅ・・・」スヤァ



陽炎「うーん、そうかなぁ?」



提督「・・・偵察部隊・・・」



瑞鶴「マーカス出撃させたら?」ボソッ



提督「はっ・・・出撃・・・資材消費量・・・うっ頭が・・・!?」



瑞鶴「あ、ごめん提督さん」



マ「・・・普通に軽母たちとか出撃させろよ」ハァ



提督「そ、それはそれでボーキサイトが・・・」



マ「お前、前に各資材全部五十万越えしてるって言ってなかったか?」



提督「い、いや、もったいなくて仕方がないんだ」



マ「・・・おい」



中佐「・・・元帥、話はもう終わりかい?」



元帥「ん、あぁそうだね。君たちも長々と話すのは嫌いだろうし、そろそろ終わるよ。で、作戦決行日だが、三日後の二月十七日のマルナナマルマルに作戦を開始する。分かったかな?」



中将「りょ-かーい」



少将「分かった」



提督「了解しました」



元帥「よろしい、それでは解散!」バン



マ(終わるの早いな・・・うちの軍司令部とは大違いだなオイ)

ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




某県高速道路 提督専用車両内



瑞鶴「スゥ・・・スゥ・・・」



マ「おい提督」



提督「んーなんだよマーカスさん?」



マ「編成はどうするんだ?」



提督「んー、水雷戦隊だしなぁ・・・旗艦は由良っていう軽巡にして、五十鈴っていう軽巡、時雨、夕立、暁、雷で行こうと思う」



マ「おう、そうか。で、偵察部隊は?」



提督「それはもう決めてるよ、鳳翔を旗艦に、そこから祥鳳、護衛として島風、時津風で行く」



マ「鳳翔さんか、一応大丈夫だな」



提督「まあね。で、マーカスさん」



マ「ん?なんだ?」



提督「マーカスさんも念のために出撃していてくれ」



マ「ん、おう分かった」



運転手「さーてそろそろつきますよ提督さん」



提督「ん、ありがとう運転手さん」



ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




呉鎮守府



マ「ふぃー、やっと戻れたな」



提督「うん、だな「ヘェエエエエエェェイ!テイトクゥー!お帰りなサーイ!!」ダキィ! ぐほぉおあぁ!?」バキバキバキ!



金剛「提督のためにチョコ作ってきたヨー!」



提督「こ、金剛!!胸が!!胸が当たってるぅう!?」



バァァァァニングヴァレンタイィィィン!! ギャァアァァァ!!



マ「相変わらずってやつか?」



響「マーカス」モジモジ



マ「ん?どうした響」



響「・・・これあげる」スッ



マ「?」パシ



響「じゃぁ、また」ダッ!



マ「えっ、あ、おい響!?なんだよ全く」カサカサ



マ「・・・! チョコか」モグリ



マ「・・・・・ビターだな、響も粋なことしやがる」ウメー



ーーーーーー

ーーーー

ーー




響「どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう」ブツブツ



雷「・・・なにあれ?」



暁「マーカスにチョコ渡したんだけどまずいって言われたらどうしようって思ってるのよ。一人前のレディなら置いといてあげなさい」



雷「・・・うん、分かった」



響(不安だ不安だ不安だ不安だ不安だ不安だ)ブツブツ






今日も今日とて呉鎮守府は平和です。誰か忘れてるような気がするが気のせい。






適当にキャラ紹介とマーカスのA-10の性能



駆逐艦 雷  聖母 お節介焼きな子 基本的に遠征任務をしているが、古参の艦娘なので実力はそれなり。 



駆逐艦 暁  お姉さん 暁型は全員古参であるため結構強い たまに子供っぽい時もあるが、そこがまたいい。



駆逐艦 時津風 犬っぽい子 マーカスによく突っかかっている 新参ではあるものの、凄く強い



駆逐艦 島風  おうっ!? マーカスと駆けっこしている ぼっちとか言われるけどうちではよくほかの子と遊んだりもしている



徳永少将  佐世保鎮守府の提督 呉の提督とは古い友人 口が悪いが艦娘たちのことを大切に思っている なので、たまにツンデレ提督と      か呼ばれている 艦娘がいなかった頃に起きた深海凄艦の襲撃の際は呉と舞鶴の提督とイージス艦 こんごうに乗艦していた



谷澤中将  舞鶴鎮守府の提督 残念美人 いつもグダグダとしている 彼女の執務室はかなり散らかっているため、呉と佐世保の提督には      ゴミ屋敷とか言われている。



三河中佐  頼れるおばあさん 「五秒で支度しなっ!」とか言いそうな人 呉、佐世保、舞鶴の提督たちが訓練兵だったころに教官をして      いた 会議とかでもかなりの発言力を持った人 



弥上元帥  厳格そうな風貌とは裏腹にかなりフランクな感じの人 唯一自衛隊での最古参の人 








マーカスのA-10の性能



基本的に従来のA-10と同じではあるが、装甲が強化されており、25mm砲に耐えれる風防以外の部分はすべて30mmに耐えることができる。

長距離飛行ができるようにするために機体が少し大型化されており、弾薬、燃料も大量にいれることができ、エンジンの馬力も大きくなって、最高速度も900km/hと速くなっている。

そして、装備は


固定 GAU-8 Avenger


爆弾 JDAM ペイブウェイ


ミサイル AGM-65 AIM-9


ロケット 127mm ズーニー


これをすべて武装することができ、マーカスがちょっと弄ってロケットポッドをつけることができるようにしている。

運動性能は少なからずとも他のジェット戦闘機よりも上。そして、GAU-8の弾薬は劣化ウラン弾ではなく、タングステン弾および、特殊榴弾を使っている。


さらに、機体の真ん中あたりに荷物置きのようなものがあり、葉巻やウォッカ、レーションや銃などと色々入ってる。


因みに、余談だがこのA-10を設計した人は


「A-10C muppet」 


と名付けている。





こんな感じです。何か他に知りたいことがある場合、コメ欄にて言ってください。



それでは次話ご期待ください!





任務 敵地ヲ偵察セヨ




執務室・・・



提督「よーし、偵察部隊は全員あつまったな?」



鳳翔「はい」



マ「・・・(今日寒いな・・・一応ウォッカでも少し飲むか)」



祥鳳「ふぅ・・・よし!」



島風「おっそーい!」



時津風「眠いなぁ・・・でも頑張らなとねぇ」フゥァァ



現在執務室にて、新海域 南西諸島 を偵察するための偵察部隊が提督が作戦内容を話し始めようとしていた。



提督「今日の出撃任務は敵地の偵察だ。敵潜水艦掃討作戦で同海域に出撃している水雷戦隊たちは別に気にしなくてもいい、あっちはどうやら随伴として横須賀の軽空母がいてくれるらしい。くれぐれも敵に見つからないように、分かったな?」



「「了解しました!」」 「「りょうかーい!」」



提督「よし!出撃だ!」



鳳翔「祥鳳さん、頑張りましょう!」



祥鳳「はい!」



島風「時津風ちゃーん、鳳翔さんたちをちゃんと護衛しないとねー!」



時津風「うん!」



バタン...



マ「んんー提督、俺も行ってくる」



提督「行ってらっしゃい・・・ってマーカスさん、通信手段は?」



マ「たしか、誰かに無線渡しといた」



提督「誰かにって・・・」



提督「いやまあいいか。マーカスさん、死なないでおくれよ?」



マ「冗談にならないことはやめてくれ。ジョン・マーカス出撃する」ビッ



タッタッタッ・・・・








滑走路 A-10パイロット席



マ(・・・しかしまぁ偵察任務なんざ海兵隊所属だった時以来だぞ・・・つーか無線誰に渡したっけなぁ?)



マ(いや・・・まあいいか。別にその無線の周波数は分かってるし)ゴォー!



マ「・・・よし、出撃だ!」ゴォォォォォ!




ーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーーー

ーー



南西諸島 東シナ海海上 偵察部隊



鳳翔「・・・」ヒュオォォォ....



祥鳳「・・・敵影らしきものは無し・・・」



島風「・・・あ、なんか飛んでる」



時津風「んー?」フリムキ





敵艦載機<ヒィィーハァァァ!!> ゴォォォォ





時津風「!!鳳翔さん!敵艦載機が一機こっち来てる!!」



鳳翔「!?分かりました!皆さん!輪形陣になってください!」




敵艦載機<ヲ級様のためnバスバスッ!!グワァアアァア!!??>ドガァァン!




ギュイィィン!




鳳翔「っ!?何が起きたの!?」



祥鳳「鳳翔さん!あれを見て下さい!」



鳳翔「えっ?」



ビュゥゥゥゥン!



鳳翔「マーカスさんが来たのね・・・」



ガー 『誰か聞こえるかー?敵の戦闘機見えたもんだから30mm撃ったが・・・被弾とかしてないよな?』



鳳翔「マーカスさん、聞こえてますよ。あと、誰も被弾はしていないので大丈夫です」



マ『了解した。あー、すまないが何機か直庵機出してくれ。数マイル先で反応があったから見てくる』



鳳翔「分かりました。お気をつけて」バシュウッ!



島風「あのヒコーキはっやーい!」オゥッ!



ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




A-10マーカス機



マ「・・・葉巻吸いてぇ。つーか、直庵機に合わせて速度落としとくか」



コツコツ



マ「おっ?来たか」



震電妖精《よう。うわさは聞いてるぜ》



マ「・・・声が聞こえた?」



紫電妖精《これは直接脳内に話しかけてるだけです》ブゥウン



マ「・・・wow・・・Very...veryamazing」



マ「つかまて、前の護衛任務の時は烈風とかこんなことしてなかったぞ?」



紫電《彼らは少し恥ずかしがり屋なので基本的に身振り手振りとかですよ?》



マ「そうなのか・・?」



震電《こまけぇこたぁいいんだよ!(AA略 さっさと行くぞ大尉》



マ「・・・あぁ、分かった」ゴォゥッ!



ゴォォォォォォォ!!



ーーーーーー


数キロ先 深海凄艦 空母機動部隊




ヲ級「・・・おかしいですね」



ル級「どったのヲーちゃん?」



ヲ級「私が出した偵察機が戻ってこないんですよ」



ル級「んー?敵機に撃墜されたとか?」



ヲ級「そうかもしれませんね。皆さん、輪形陣となって対空警戒を」



深海凄艦’s「「「「りょ-かーい」」」」」ザザァ



ル級「そういや、聞いたヲっちゃん?」



ヲ級「何をですか?」



ル級「太平洋沖でリ級を旗艦とした艦隊がデーモンにやられたこと」



ヲ級「デーモン?あぁA-10のことですか。聞きましたよ、一回の攻撃で全滅でしたよね?」



ル級「そうそう。でね、そのデーモンなんだけどアメリカ襲撃作戦で一番こっちに被害与えたA-10と同じ煙草のマークが入ったA-10らしいんだよね」



ヲ級「それがどうしたのですか?」



ル級「やばくない?」



ヲ級「ハァ・・・ル級、私たちはそんな話をするためにここに来たのではないのですよ?」



ル級「そうだけどさ、もしこの任務であのA-10が現れちゃったらどうする?」



ヲ級「・・・戦術的撤退ですかね?」



ル級「ンモー、ヲっちゃん、チミは現実的だねぇ!そこはサ、艦載機飛ばして撃墜するとか言っちゃえヨー!!」ベシベシ



ヲ級「主砲で叩かないでください。それに、そのA-10は25mmを打ち込んでも墜ちなかったと聞いてます。ならば勝ち目はないでしょう?」



ル級「そうだけど・・・・もうちょっと夢を持とうよ」



ヲ級「・・・一応艦載機は飛ばしておきます」グワッ



バシュッ!バシュッ!バシュッ!



ル級「わぁお。一応覚悟はあるんだねー」



ヲ級「当たり前です。いつ死ぬのかも分からないんですよ?第一あなたはーーーーーー」



ハ級「対空電探ニ反応アリ!!敵機3機!」



ヲ級「なっ!?いつの間に!?ヌ級!あなたも艦載機を出して下さい!!」



ヌ級「ほいはっはー」バシュッ!バシュゥッ!



ーーーーーーー


東シナ海上空 マーカス機




マ「そういや、こうやって脳内で直接話せるってことは報告とかもそうしてるのか?」



震電《いや?報告とかはモールス信号だけど?》



マ「は?何でモールスなんだ?不便じゃね?」



紫電《こうやって脳内に直接話しかけるのは範囲に限度があるんですよ》



マ「へぇーそうなのか」



震電《・・・!敵艦載機がこっちきてるぞ!》



マ「あ!?マジかよ!総員!戦闘態勢に入れ!」ゴォォォォ!



震電《了解!室野!いっちょ暴れてやろうぜ!》



紫電《了解しました》





ーーーーーーー敵航空隊見ユ!!--------



ーーーーーーー我、コレヨリ航空戦ヲ開始スル!!ーーーーーー




室野《西沢さん頑張りましょう》



西沢《おまえもな!墜ちんじゃねぇぞ室野!》



室野《分かってます!》



ブゥゥゥウン!!



ーーーー


同時刻 敵航空隊



敵艦載機A〈隊長、敵機まであとどのくらいですか?〉



隊長〈多分・・・数キロ・・・〉



A〈了解しました〉



隊長〈総員、敵機の中にはデーモンがいるぞ。気を付けろ〉



A〈了k・・・!!!隊長!数百ほど先に敵機確認!〉



隊長〈なにぃ!?総員、迎撃態勢にはいr---------〉



ババババババ!



隊長〈っ!?クソッ!右翼がぶっ壊れやがった!!なんてとこから撃ってきてんだ!?〉



A〈隊長!!大丈夫ですか!?〉



隊長〈メーデーメーデー!!大丈夫じゃねぇ!!俺のことはいい!!今は迎撃に移れ!!〉



A〈りょ、了解!!〉



ーーーーーー



マ「シャァッ!!敵部隊長らしき機体の撃墜を確認!!この調子でどんどん墜としていくぞ!」



西沢《撃墜じゃなくて被弾じゃないのか?》



マ「ん?右翼を破壊したんだ。大丈夫だろ」



室野《慢心、ダメ、ゼッタイって言葉知ってます?》



マ「Ummm.....I’m sorry」



西沢《あと、英語はあまり使わないでくれ。なんというか調子が狂う》



マ「・・・すまん」



室野《分かったのならいいですよ。それより、こっち向かってきてますよ!》



マ「おいおい!?よく見たら10機ぐらいいるぞ!?」



西沢《大丈夫だ大尉!俺らに任せとけ!!》ブゥゥゥン!



室野《あ!西沢さん待ってくださいよー!》ブゥゥウン!



マ「・・・・ちょっと観戦してみるか」



ーーーーーー

ーーーー

ーー




西沢「行くぜ・・・!」ブゥゥゥン!



敵機D〈来たぞぉ!隊長の仇をとるぞ!!〉ゴォォォォ!



西沢「正面から来るってことは死にたいってわけだな!!くらえ!」ドドドド!



D〈ぎゃっ!?〉ドガァ!



西沢「っしゃー!」



B〈死ねぇ!このFerixめが!!!〉ババババ!



西沢「あぶねぇ!!」ブゥゥゥン!



B〈逃がすかぁぁぁぁあ!!〉ゴォォォ!



西沢「やべっ!後ろ付かれた!?」ブゥゥウン!



B〈墜ちろぉぉぉーーーーー〉



ババババ!



B〈ぐほぉぁあぁあ!?〉バガァアァァン!



西沢「ヒュゥ!ありがとよ室野!」



室野《全く・・・慢心はダメですよ?ラバウルの魔王がそんなことしちゃったらいけないですからね》



西沢「分かってるって。んじゃ!まだ敵は残ってるしやっちまうぞ」



室野《了解》



ブゥゥウウン!!

ーーーーーーーーー



マ(少し危ないところもあったが一糸乱れぬ動き・・・いいセンスだ)



マ「なんつーか・・・ホーキンスとリーパーの奴思い出したな・・・・ん?レーダーの反応が真下・・・ははっ、見 つ け た !」



ゴォォォォォオ!!



ーーーーー

ーーー




深海凄艦 空母機動部隊



ヲ級「・・・現在、敵機二機に苦戦中・・・増援を求む・・・・」



ル級「・・・もしかしちゃって制空権劣勢?」



ヲ級「でしょうね。ヌ級、もうちょっと艦載機を出してやってください」



ヌ級「了解」バシュシュシュ!



ヒュゥゥゥウウ.....



ヲ級「?・・・何の音でしょうか?」ミアゲ



ヲ級「!!!!!」



ヲ級「皆さん!今すぐここをはなーーーーーーーー」バッ



ル級「えっ!ちょ、ヲっちゃん危ない!!」



ヲ級「っ!?」



ドゴァァアアン!!



ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




マ「マーカスから鳳翔さんへ、敵の旗艦らしき深海凄艦に被弾を確認。相手の編成は空母1軽母1戦艦1雷巡1駆逐2の編成だ。新型についてはデータはとっておく」ゴォォォオオ



鳳翔『ありがとうございます。引き続き攻撃をしてください』ガー



マ「分かった。そういや、艦攻とか艦爆って鳳翔さん積んでないのか?」



鳳翔『一応積んではありますが・・・艦載量が・・・』



マ「あー分かった。また敵艦隊とぶつかる可能性もあるからな、この空母機動部隊は俺だけでやる」



鳳翔『はい、お願いしますね』



マ「イエッサー。マーカス、アウト」プツッ



マ「さて・・・やっちまうか」カチッ



ババババババババババ!!!!



ーーーーーーー



ル級「うわぁ!!ヲっちゃん大丈夫!?」



ヲ級「ぐぅうう!わ、私を舐めないでください。ですが、中破してしまいました」



ヌ級「ヲ級さん!また来ますよ!!」



ヲ級「総員!!!対空砲準備!!」



ハ級「リョカイ!!」ウィーン!



ヲ級「ってーーー!!」ガチャーー



ババババババババババ!



ギュイーン!!!



チ級「ギャァアアァア!?」ドガァァ!



ヌ級「ウボァアァァアア!!!」ゲキチン!!



ヲ級「なっ!?チ級!ヌ級!!」



ル級「くっ!!三式弾用意!!!撃-----」



ズドォン!!



ル級「なにぃぃぃ!?爆弾!?」



ヲ級「て、撤退です!!任務失敗!!逃げますよ!!」バシュッ!



ル級「りょ、了解!!ハ級A、B逃げるよ!!」



A「ウェーイ!」



B「リョカイ!」



ーーーーーー



マ「うっし。アベンジャーとズーニーの組み合わせって最強だな」



西沢《おーい》



マ「おん?あーお前らか」



室野《勝手に単独行動はやめてください》



マ「いやぁすまん。でも、敵機動部隊は撤退していくぞ」



西沢《ほぅ・・・凄いな大尉。あと室野、敵の泊地と思われる場所を発見したって祥鳳に伝えてくれ》



室野《了解。攻撃はできませんよね?》



西沢《当たり前だ。大尉、お前もそう思うだろ?》



マ「ん?弾は結構残ってるが・・・まぁしなくていいか。戻ろうぜ」



西沢《了解》



室野《おっと・・・彩雲たちが先に報告してくれてましたよ》



西沢《おうそうか》



マ(・・・帰ったら一杯しようかなぁ)



ゴォォォォォオ! ブィイイィィン!



ーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーーー

ーーー



鎮守府 居酒屋 鳳翔



隼鷹「ひゃっはー!!任務大成功祝いだーーー!!」グビグビ



マ「・・・お前がやったわけじゃねぇんだからもう少し控えろよ・・・」グビッ



千歳「そぉーですよぉー、隼鷹さん控えてくださいよぉー」ガブガブ



マ「うわっ!?千歳おまっ酒臭っ!!」



千歳「素面ですよぉ?」グビグビ



マ「素面じゃねぇだろ!つーかてめーら俺に寄ってくるな!酒臭いし色々当たってる!!」ギャー!




祥鳳「両手に花・・・ですかね?」ゴクッ



西沢「どちらかといえば両手におっさんだな」クイッ



室野「鳳翔さん、貴方が活躍したんですから休んでくださいよ」



鳳翔「あらあら、お気遣いありがとうございます。ですがこのお店を閉めるわけにもいきませんしね。ね、夕風」



夕風「ニャァ(私も困るねそんなことされたら)」



室野「そうですか・・・」



マ「だぁ!!くそ!鳳翔さん、このおっさん二人どうにかしてくれぇぇえ!!」



隼鷹「おらおらーもっと飲めよー」グイグイ



千歳「私のお酒が飲めないんですかぁー?」グイグイ



鳳翔「あらあら」フフフ



ウワァアアアァア!! ヒャッハー!! ウフフフフ!








ーーーーーーーーーーーーーーーー




[キャラ紹介 ]



軽空母 鳳翔  いわずもがなみんなのお艦  一応呉鎮守府の最古参 鎮守府の一角で居酒屋を経営している お艦じゃなくってお姉さ         んって呼ばれたいらしい



軽空母 祥鳳  露出狂です本当n(爆撃音  鳳翔さんと同じくらい古参 自分としては瑞鳳より祥鳳のほうが可愛いとおm(銃声



西沢      妖精の中では珍しい第二次世界大戦時の記憶を持った妖精 震電に乗っている



室野      西沢とよくいる妖精 礼儀正しい たまに西沢のことを【ラバウルの魔王】って言ったりする 紫電改二に乗っている




余談   文中に出てきた「Ferix(フェリックス」とは第二次世界大戦に連合国側が震電につけたコードネームのこと。因みに紫電は「George(ジョージ)」烈風は「Sam(サム)」零戦は「Zeke(ジーク)」といったコードネームを付けられていた。


そういや震電って局地戦闘機であって艦上戦闘機じゃねぇよな?って言われそうですけど気にしたら負けだと思います。







季節ネタ ひな祭り





マ「・・・Very beautiful・・・」oh....



{雛壇}バァァァァアン!!



提督「・・・そんな珍しいのかい?マーカスさん」



マ「当たり前だ。ひな祭りなんざうちじゃ全くしなかったしそんなこと知ってるやつもいなかった」



マ「というかスゲェな、なんだよこの五人組?全員魚雷もってっぞ!」キラキラ



提督(雛壇の前でキラキラ状態の男、しかもオッサン。これほどシュールな画があるのだろうか?)



マ「なぁなぁ!この五人組ってなんていうんだ!?教えてくれよ!」foooo!!



提督「え?えーとこの五人組は五人囃子という所謂能を奏でる楽人みたいな感じ」



マ「ガクジン?どういう意味だそりゃ?」



提督「んー、演奏者みたいな感じだな」



マ「へぇー!そうなのか!じゃぁ何で、このゴニンバヤシは魚雷なんて持ってんだ?」



提督「え、えーと確か・・・「一応艦娘をモデルにしているからね」・・・説明ありがとう響っ!?」



マ「どうしたんだよ・・・What!?」ビクッ



鍋被り響「どうしたんだい?二人とも驚いた顔をして」



マ「とりあえずなぜ鍋をかぶっているのか説明して貰おう」



鍋響「ん?ひな祭りで作る吸い物を作るために使う鍋を運んでる途中だったけど・・・何か問題があったのかい?」



提督「いや、何で鍋かぶってるの?」



鍋響「あ、そっちか。ただ単に運びやすいからだよ」



マ「使うときちゃんと洗えよ?」



鍋響「ダー。分かってるよ」



鍋響「それじゃあ、私はそろそろ鳳翔さんのところへ行ってくるよ」バタム



コノカブリゴコチハイイモノダ、ハラショー



マ「今更だが、響はフリーダムだよな」



提督「だな」



マ「そういや、艦娘をモデルにしているって、誰をモデルにしてんだこれら?」



提督「んん?えぇと、まず、この五人囃子は伊号型潜水艦の子たちをモデルにしている」



マ「そうか。あれ?この鎮守府って潜水艦居たっけ?」



提督「いや?潜水艦たちは舞鶴の提督のところだよ?」



マ「そうなのか。で、この三人組はなんていうやつで、なんていう艦娘をモデルにしているんだ?」



提督「えっと、これは三人官女で、宮中につかえるいわゆるメイドって奴。で、モデルが川内型で右から川内、那珂、神通だった気がする」



マ「ほうほう。じゃぁこの弓を持った二人組とその間にあるcolorfulな物は何だ?」



提督「この二人組は右大臣と左大臣、政治家みたいな感じで、モデルは一航戦の加賀と赤城。で、その間にあるのは菱餅、ひな祭りでよく食べられるものだよ」



マ「この飾ってあるのは食えるのか?」ジュルリ



提督「食べられないよ」



マ「そうなのか・・・(´・ω・`)」



提督(オッサンのショボン顔・・・)で、一番上にある二人組はお内裏様とお雛様、簡単に言えば天皇陛下と皇后陛下。で、モデルが


  戦艦長門と陸奥。これで全部」



マ「Thank you.いい感じで勉強になった。いやぁ~日本の文化って奴ぁ凄いもんだぁ、こんな美しいもんを作ったりするからねぇ」ウンウン



提督「そんなもんかなぁ?あ、マーカスさん、良かったらお酒でも飲まないかい?」



マ「Yes!いいねぇ、粋だねぇ。さっそく飲もうぜ」スッ



提督「あぁ、いいとも」トクトク




ゴクゴクゴク ワハハハハハ!!




この後無茶苦茶艦娘たちに怒られた。











書き忘れてた設定 各鎮守府について



呉鎮守府   マーカスが今いるところ。

       

艦娘育成の拠点となっており、育成学校が呉鎮守府の隣にある。因みにマーカスはこのことを知らない。研修として、育成学校から艦娘たちが来たり来なかったり。

場所が瀬戸内海という安全な海域にあるため、さまざまな兵器開発の拠点にもなっている。呉鎮守府の規模は横須賀鎮守府より少し規模が小さい。



横須賀鎮守府  大本営でもある。


一番規模が大きく、設備も整っており、多くの艦娘や憲兵の憧れの場所となっている。大体の大型作戦やその他の会議はここで決まる。カレーが凄く美味い。

場所が場所なので、防衛機能はかなり半端じゃない。簡単に言えば大和砲を生身の人間に直撃させるくらい凄い。



舞鶴鎮守府   あの残念美人が提督やっているところ


潜水艦が多く、深海凄艦の輸送集団を叩く作戦が多い。各鎮守府の中で、一番出撃に手間がかかる場所。

意外に街中にあったりする。



佐世保鎮守府  東シナ海などの南西諸島海域の攻略拠点。マーカスは行かない。


軽巡、駆逐艦が多い。駆逐艦の練度が高く、よく戦艦をワンパンで中破させている。うわさで大和型がいるとかなんとか。

そして、兵士を育成をする兵学校が隣接されており、基本的にこの兵学校から新米提督や兵士が輩出されている。




鎮守府に滑走路や格納庫がある理由



空輸で物資輸送をする実験が行われたりしていたらしく、撤去するのに時間もお金もかかり、それどころでもないためずっと残っているかららしい。

マーカスさん運良かったんだね。







マーカスの艦娘育成学校見学




マーカスの部屋にて....



マ「これで良し・・・」カタカタッターン!



鳥海「何してるんですか?」ガチャ



マ「っ!?だれっ・・・なんだ鳥海か、驚かさないでくれよ」



鳥海「すみません。で、マーカスさん何してたんですか?」



マ「ん、ああ、インターネット使えるようにしてみただけだ」



鳥海「インターネット?それって使えなかったんじゃないんですか?」



マ「んー、工廠の妖精たちに頼んで作ってもらったんだ」



鳥海「設計図をですか?」



マ「いや、最初から作ってもらった。つーかお前俺がこんなもん作れるわけねえだろ」



鳥海「そうなんですか。ちょっと使わせてください」ズイッ



マ「ん?いいけど変なもん開くなよ」



鳥海「分かってますよ。あぁ、後司令官がお呼びでしたよ」カタカタ



マ「ん、そうか。行ってくる」



ーーーーー

ーーー



~執務室~



提督「やぁ・・・マーカスさん」ゲッソリ



マ「て、提督、お前どうしたんだよ?」



千歳「ただの仕事疲れですよ」フゥ・・



マ「・・・その割には酒瓶がスゲェ散らばってんだが?」



千歳「気のせいです」



マ(こりゃぁ朝まで酒を飲まされたっぽいな)まぁいいか、で、俺を何のために呼んだんだ?」



提督「ウプッ・・・えーと、マーカスさんはこの鎮守府に隣接されてる艦娘育成学校を知ってるかい?」



マ「いや?知らねぇな、というかそんなもんあったのかよ」



提督「あれ?マーカスさん滑走路に着陸するときとかに見えるはずなんだけど・・・」



マ「そうか?離陸するときとか着陸するときは余所見したことないから分かんねぇわ」



提督「ならいいか、えーとマーカスさん、要件を言うけどその艦娘育成学校へ見学に行ってくれないか?」 



マ「え、なんで?」



提督「任務のお手伝いってやつ」



マ「そうか・・・っておいおい、南西諸島の攻略はどうするんだ?」



提督「そっちの攻略部隊はもう南西諸島攻略拠点の佐世保に行かせてるし、大丈夫だよ」



マ「仕事早えなオイ、つーか俺行かせたほうがすぐ終わるんじゃないのか?」



提督「資材がぶっ飛ぶ。よって却下」



マ「減るっつったって、500程度じゃねえか」



提督「ほかの子の補給を考えたらやばいんだって、だから我慢してくれよマーカスさん」



マ「ぐ・・・分かった」



提督「よろしい。じゃぁ行ってらっしゃい」



マ「ええ?案内役はどうするんだよ?」



提督「案内役はもう待ってるから、はい地図」



マ「お、おう、分かった行ってくる」ガチャ



バタム



ーーーーー

ーーー



呉鎮守府 中庭



マ「Damn it!!・・・この地図分かり辛っ!?」



マ「なんだよこれ・・・ちゃんとした地図渡せよな・・・えーと、このまま右に直線?」



マ「・・・・あれか?」




正門<やぁ、でかいだろう?




マ(下手したら、鎮守府の正門よりでけえぞ・・・)



「すみませーん!マーカスさんですかー?」タッタッタッ



マ「ん?」



「ふぅ・・・やっと見つけた・・・」



マ「えーと・・・案内役の人か?」



夕張「はい、夕張型一番艦夕張です!よろしくお願いしますね」



マ「おう、よろしく。さっそく聞きたいのだけどあんた呉鎮守府では見かけなかったんだが、この育成学校の艦娘なのか?」



夕張「そうだけど?」



マ「ん、そうか、ならいい。んじゃあ案内頼む」



夕張「お任せ下さい!後で感想聞かせてねっ!」ニコッ



マ(・・・Very innocent(凄い無邪気だなぁ)ウンウン









~教室~



夕張「ここが、艦娘たちに必要な知識を教えるための教室よ。ちなみに、軽巡組、駆逐艦組と、艦種によって教室は違うのよ」



マ「ほぉ・・・今授業やっているところはあるのか?」



夕張「授業をやっているところ?いまは・・・駆逐艦のところがやってるわよ」



マ「そうか、教室の外なら見ていてもいいよな?」



夕張「いいわよ」



マ「よっし、ならさっそく見てみるか」







~駆逐艦組教室前~




大淀「---であるからーーーーーー」カッカッカッ



朝潮「・・・」カリカリ


浜風「・・・!」カリカリ


望月「・・・」グゥ


駆逐艦’s(((((((外に見知らぬおじさんがいる・・・)))))))



マ「大淀が先生やってるのか?」



夕張「ええ、大淀さんってば凄く分かり易い授業だから提督にも好評なのよ?」



マ「ほほう・・・鎮守府の時とは大違いだな」



夕張「そういえば、大淀さんは鎮守府だとどんな感じなの?」



マ「どんな感じか?そりゃぁ日々高雄とhパリーン!! 痛ってぇ!?」チョークガトンデキタ!?



大淀「マーカスさん、あまり私のプライベートを話さないでください」



マ「ア、I’m sorry.....」



夕張(ふ?ふから始まるもの・・・腐女子?いやまさかね)ウーム



ーーーーー

ーーー




~廊下~



マ「なぁ夕張」



夕張「何?」



マ「艦娘って同じ名前の奴が複数存在したりするのか?」



夕張「する可能性はあるけど?」



マ「マジかよ、何でだ?」



夕張「艦娘適性試験」



マ「なんだそりゃ?」



夕張「艦娘になるにはやらないといけない試験よ」



マ「あっ、そういうね。じゃあ、同じ鎮守府に同じ名前の奴とかがいる可能性もあるのか?」



夕張「それはないわよ?」



マ「なんで?」



夕張「今のところ艦娘の枠はもう締め切られたの」



マ「期間限定とかそういうのか」



夕張「そう考えたほうがいいかもね」



マ「おうそうか」



夕張「そろそろ、訓練場につくわよ」



マ「OK」





~訓練場 グラウンド~



神通「ほらー!もっとペースを上げてー!」



ヒィィィィ! カンベンシテェェェェ!! シ、シヌ・・・



マ「阿鼻叫喚だな」



夕張「よね」



マ「あの艦娘の教官見てると知り合いの教官思い出すわ。あの人名前なんて言うんだ?」



夕張「神通さんよ。たまーに鬼教官とか呼ばれたりしてるわ」



マ「そうか」



夕張「あなたも走ってみる?」



マ「NO」



夕張「分かったわ、神通さんに頼んでみる」タッ



マ「やめろ」ガシッ



ーーーー

ーー





~訓練場 射撃場~



ズドォーン! ズドォーン!



マ「あれって実弾入ってんの?」



夕張「鎮守府だと実弾使うけど、これは煙幕弾よ」



マ「ほぉ~」



夕張「私の射撃の腕前見てみる?」



マ「ん、よろしく」



夕張「分かったわ」シュゥン!



マ(艤装ってどんな原理でああいう風に召喚されるんだろうな)



夕張「さぁ行くわよ!!」バシュッ!



ーーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー




夕張「」チーン



マ「おうおうおうおう、張り切って行ったのはいいが全弾命中せずに終わったなぁ?ん?」ツンツン



夕張「ただでさえ精神ダメージがカンストしてるのにこれ以上の追撃はやめて・・・」ウグゥ



マ「腰が逃げてるんだよ、もうちょっと腰をズン!ってな感じで撃てよ。そうしなきゃ当たるモンも当たんねぇぞ?」



夕張「分かってるわよ・・・」



マ「後で、神通とか大淀にでも教えてもらって来いよ」



夕張「分かってるわよぉ・・・あーもう!!食堂行くわよマーカス!!」ダダダダ!



マ「自棄食いは太るぜ夕張!」ダッ!



夕張「うるさい!!」ダダダ!







~食堂~



夕張「おばちゃん!天麩羅蕎麦!」バン!



おば「はいはい、自棄食いしないようにね」ハァ



マ「ん?おばさん、あんた鎮守府にも居なかったか?」ン?



おば「鎮守府にいるのは私の姉。はよ食券出しな、ジョン君」スッ



マ(ジョン君・・・)えーと、生姜焼き定食」スッ



おば「おや珍しいね、外国人がこんなもの頼むなんて」パシッ



マ「一度アメリカで食ったことがあるからな」



おば「ふぅん、了解」



夕張「早く席とるわよマーカス」



マ「Roger」



ーーーーーー

ーーーー

ーー


~食堂 席~



夕張「おぐぅぅ・・・」グデー



マ「いきなり蛙が潰れたような声出すな」



夕張「だってぇ・・・全く当たらないのよぉ?」グデェー



マ「はぁ・・・そろそろできた頃だろ。取ってくる」ガタッ



夕張「ありがとう・・・」グデー



スタスタ・・・



夕張「あー・・・兵器開発だったらお手の物なのに」



「相席よろしいかしら?」



夕張「ん、あれぇー?雲龍じゃん、久しぶり」



雲龍「久しぶり」



夕張「どんな感じ?艦載機運用は」



雲龍「まあまあ・・・かな」



夕張「隼鷹さんの教え方って分かり易い?」



雲龍「一応」



夕張「ところで、私が開発した兵器乗っけてみない?」



雲龍「お断りするわ」



夕張「えぇー、そこは承諾してよ雲龍」



雲龍「あなたの作った兵器ってどれもこれも産廃じゃない」



夕張「産廃とは失礼ね。一応それなりに使えるのよ?」



マ「それなりじゃあ使えるとは言えんな」ゴトッ



夕張「あ、マーカスおかえり」



マ「ただいま。そっちにいるのは?」



雲龍「雲龍型航空母艦の長女、雲龍よ」



マ「おう、よろしく。ジョン・マーカスだ」



雲龍「ジョン・マーカス・・・隼鷹さんがよく話していたわね」



マ「ん?そうなのか」



雲龍「お酒が強いとか、絡んでくる自分を口では嫌とか言うのに絶対構ってくれるとか」



マ「ふーん、そうなのか」



夕張「早く食べたほうがいいわよ、冷めるし」



マ「あっ、そうだな。さっさと食べ・・・雲龍お前それで足りるのか?」



雲龍「私はこれで十分よ・・・」モグリ



マ「お、おう」



マ(おい、夕張)ヒソッ



夕張「んくっ、何?」



マ(雲龍の食事ってあんな質素なのか?)



夕張「まぁねぇ、雲龍って普通の食事でご馳走って言っちゃうくらいあの食事ばかり食べてるのよね」



マ(悲しすぎやしねぇか?)



夕張「米帝様には分からないわよ」



マ「誰が米帝だコラ」



雲龍(沢庵美味しい・・・)ポリポリ

ーーーーー

ーーー



~育成学校 正門~



夕張「んーーー、はぁ!大体案内は終わったわ」



マ「おう、ありがとうなメロン」



夕張「・・・食堂で言ったこと怒ってるの?」



マ「怒ってはいない」



夕張「ならいいんだけど・・・あ、マーカス」



マ「なんだ?」



夕張「時間があるときでもいいからA-10見学させて」



マ「・・・まぁ、案内してもらった礼もあるしな、別にいいぞ」



夕張「ありがとねー。じゃぁ、また」



マ「おう、またな」




ーーーーーー

ーーーー

ーー




~鎮守府 執務室~



マ「帰ってきたぞ」ガチャ



提督「おかえりー、どうだった?」



マ「普通に育成学校だったよ」



提督「ならよかった、もう戻ってもいいよ」



マ「分かった」







~マーカスの部屋~



マ「ただいま~っと、鳥海はいないか」



マ「さて・・・PCのメールでも見るか」カチッ



マ「・・・ほう」



マ「よし、予定が決まった、リフィトーフェンめ。変なことしやがるぜ」




マーカスが何を思ったのかは知らない。ただ、メールの内容はドイツ語で、



「ある兵器を引き取ってもらいたい」



と書かれているだけであった。









マーカスの休日






~執務室~



提督「南西諸島海域の攻略が終わった」



マ「だな」



提督「そして今は艦娘たちに休暇を与えている」



マ「そうだな」



提督「だから俺にも休暇がほしい」



マ「駄目だ」



提督&マ「・・・・・・・・・・・・・・・」



提督「なんでっ!!!???」バン!



マ「お前は書類が残ってるだろ?」



提督「そうだけどさぁ!!そうだけども!!なんか不公平じゃん!!」



マ「不公平もクソもあるか、仕事残してるお前が悪い」



提督「うっせぇバーカバーカ!!仕事よりも釣りが楽しいのがいけないんだよ!!」



提督「それに!!!大本営のお偉方さんはなんでこんな仕事の量増やしてんだよ!?パワハラで訴えんぞゴラァ!!」バンバン!!



提督「しかも!!南西諸島に新しく泊地とか建設するのに俺の給料から天引きとか何考えとんじゃ!?あのパープーが!!」※パープーとは広


島弁で馬鹿野郎のこと



提督「クッソタレェェェェーーーーーー」



ピシュンッ!



提督「」タラー・・・



マ「提督、さっさと仕事しねぇとそのポンコツの頭に風穴ができるぞ?」カチャ



提督「ハイ、スミマセンデシタ、マーカス=サン」



マ「・・・散歩してくる」



提督「あ、いってらっしゃい」



マ「書類終わってなかったら明石あたりに頼んでお前の体を魔改造するからな?」



提督「ワカリマシタ」カリカリ



ーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーーー

ーー




マ「・・・」スパー



山城「不幸だわ・・・」



マ「折角久々の葉巻吸ってんのにいきなり不幸とかつぶやくな」スパー



山城「いい天気だと思って外に出たのはいいもののいきなり足を挫いてさらにそのせいでこけて顔面強打・・・不幸だわ」



マ「医務室行ってこい」ジュッ



山城「医務室は行ったわよ・・・だけど使用中だったのよ。あぁ・・・不幸だわ」



マ「・・・つーか、お前も休暇貰ったんじゃないのか?」



山城「えぇ、貰ったわよ。まったく、ま っ た く することなんかないけれど」バキバキ!



マ「お、おい、手すりが壊れるぞ?」



山城「ちょっと扶桑姉さまのところに行ってくるわ」ユラリ



マ「・・・行ってらっしゃい」



山城「扶桑姉さまーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」ダダダダダダダダ!!!



マ「はあ、どうやったらあんな重度のシスコンが出来上がるのやら・・・」スパー



マ「・・・・」スパー



島風「マーカスー!」タッタッタッ



マ「おん?島風か、どうした?」ジュッ



島風「駆けっこしよー!」



マ「・・・何か企んでないかお前?」



島風「ぎくっ!」



島風「そ、そんなことあるわけないじゃん。ただ単にマーカスと駆けっこしたいだけだもん」アセアセ



マ「バレてんぞ。・・・まあ、暇だし付き合ってやるよ」



島風「本当!?やったー!」



マ「やれやれだぜ・・・」スッ



マ「食堂まで競走な!!」ダダダダ!



島風「あっ!ずっるーい!!」ダダダダ!



マ「ヒャッハー!!勝った者勝ちなんだよこれは!!」ドドドドド!



島風「大人げ無ーい!!でも、負けないんだから!!」ドドドドド!



ダダダダダダ・・・・



ーーーーーー

ーーーー

ーー




~食堂~



島風「~♪」モグモグ



マ「」チーン



マ「く、くそ・・・負けるとは」



島風「甘いよマーカス、私に駆けっこで勝とうと思うなんて」モグモグ



マ「ぐぬぬ・・・」



島風「で、マーカス」



マ「なんだよ・・・?」



島風「お願いがあるんだけど」



マ「?」




ーーーーーー

ーーーー

ーー





~甘味処 間宮~




島風「~~~~~~♪」キラキラキパクパク



時津風「~~~♪」キラキラパクパク



マ「」ヌケガラ



マ(あぁ神よ、私が何をしたというのだ?つーか、日本に来たとき用に銀行の口座作っといてよかった)



マ「というか時津風、お前どさくさに紛れて何注文してるんだオイ」



時津風「んひゅ~?ゴクン、だって島風ちゃんが注文していいって言ってたんだもん」



マ「・・・島風、マジなのか?」



島風「んー、そうだけど?」



マ「shit.........」



島風「別にいいじゃーん、マーカスちゃんとお金払ってくれるんだから」ブー



マ「いやまぁ、払うけど」



時津風「ゴチになります!」ゴクン



マ(・・・・・不幸だ)ズーン



ーーーー

ーー


~鎮守府 滑走路 格納庫裏~



マ「はぁ・・・財布がスッカラカンだよクソ」スパー



チョッ!!ウンリュウ!サスガニソレハヤバイ! ダイジョウブヨ



マ「・・・」カチャ



マ「誰かが俺のA-10に何かしようとしてやがるな」ソローリソローリ



マ「・・・」スススッ



マ(いったい誰なのやら)チラッ






雲龍「これ・・・しゅごい・・・」ハァハァ



夕張「雲龍!?落ち着いて!!キャラぶっ飛んでるわよ!?」



雲龍「だってぇ・・・こんなに逞しい航空機見たことないのよぉ?」ハァハァ



夕張「雲龍!?なんでそんな恍惚としてるの!?あなたが艦載機フェチなのはいいけど!正気に戻って!?」



ワタシハショウキヨォ? ウンリューーーッ!!??





マ「」アゼン



マ(俺は何も見ていない俺は何も見ていない俺は何も見ていない俺は何も見ていない)スススス



多分「ニャー(そこをのけ葉巻)」バシッ



マ「フォォオッ!?」ビックゥゥゥ!!



夕張「ん?そこに誰かいるの?」スタスタ



夕張「あ、マーカスか」



マ「よ、よう夕張。なんで、ここに居るんだ?」



夕張「ちょっと休暇申請しただけよ」



マ「そ、そうなのか」



雲龍「マーカスさん、お久しぶりです」ペコリ



マ「お、おう久しぶりだな雲龍」



雲龍「?どうしたの?」



マ「ちょっとまってろ、夕張こっち来い」クイクイ



夕張「どうしたの?」スタスタ



マ(・・・物陰で見てしまったんだが、雲龍のあれって一種の性癖なのか?)ヒソヒソ



夕張(あー、見てたのね。えーと、雲龍って何故か艦載機とかの航空機が大好きなのよ)ヒソヒソ



マ(Why?なんで大好きなんだ?)



夕張(さあ?まあ、色々あるんでしょ)



マ(そうか)



マ(そして、もうひとつ聞きたいが、雲龍はなんであんなに開放的な服装してんだよ?)



夕張(知らないわよ、ただ一つ言えるとなら・・・)ジー



雲龍「どうしたの二人とも?」キョトン



夕張(エロいわね)



マ(それは俺も同感だな)



雲龍「・・・マーカスさん、一つお願いがあるんだけど」



マ「ん?お、おうなんだ?」



雲龍「あの航空機もっと触っていいかしら?」



マ「・・・壊さないようにな」



雲龍「ええ・・・ありがとう」



マ「夕張ー、雲龍の面倒任せた」



夕張「ん、分かったわ」



マ「じゃあなー」タッタッタッ



雲龍「あぁ・・・これぇ・・・・イイ」ハァハァ



夕張「また!?」ビクッ




ーーーーー

ーーー





~マーカスの部屋~




マ「・・・」カタカタ





ーーーーーーーー(jがマーカス、rがリフィトーフェンです)



チャットルームにjohnさんが入室しました


現在、チャットルームには2名います



jーーおいリフィトーフェン



rーーなんだ?



jーーなんで俺がPC使えるようになったこと知ってんだ?



rーードイツの科学力は世界一ィィィィィィィッ!!



jーー大体把握した



jーーそして、メールで見たがある兵器って何なんだ?



rーーRüstung Tochter



jーールストントフター・・・装甲娘?



rーーそうだ。君が今いる日本の艦娘と同じようなものだ。この兵器を君に受け取ってもらいたい



jーーなんだ?あれか?ロシアの兵器が高性能すぎて無用の長物にでもなったのか?



rーーそういうわけではない、資材という物がどこに有るか分からんのだ



jーー無用の長物になってるじゃねえか



rーーうるさいぞジョン。兎に角だ、いつでもいいがドイツまで飛んで来てくれ



jーー了解。ところで、どうやって運ぶんだ?A-10じゃあ運べねぇぞ?



rーーそのことについては手を打っている。気にするな。



jーーあっそ、まあ、細かいことは何も聞かないよ



rーーそう言ってくれると助かる



jーーlol



rーーF○ck



jーーそこだけ英語かよ




Rihitoさんが退室しました


現在、チャットルームには1名います


johnさんが退室しました


現在、チャットルームには誰も居ません




ーーーーーーーーーー



マ「リフィトーフェン・・・面倒事俺に押し付けやがったな」



マ「・・・仕方がない。取り敢えずさっさとドイツに遠征することを提督に伝えとかなきゃな」



マ「ふぅ・・・大変なことになりそうだぜ」













[キャラ紹介 ]



正規空母 雲龍  仙人のような人 いつも食べる食事が沢庵にお握りという質素すぎる食事なのに、発育がy(エラーが発生しました

         艦載機フェチで、夕張とは友人



軽巡 夕張    メロンさん マーカスのA-10をいつか弄りたいと思っている 蕎麦が大好き ときたまに自分が作ってみた兵器を

         誰かに乗せて、実験したりしてる 結果は五分五分








改造と演習


(摩耶様改二おめでとう!!)





~マーカスの部屋~




マ「・・・ふむ、日本の官能本も中々だな」パラパラ



マ「提督が大事にしていたのも頷ける」パラパラ



アイエェエエェエエ!?



マ「叫び声!?執務室から聞こえたぞ!?」ダッ!



タッタッタッ・・・




~執務室~



摩耶「な、なんだこれ?」パァァァ



提督「ナンデ!?マヤ=サンナンデ!?」アワアワ




マ「何が起きたぁ!?提督!!!!!!」バァン!




摩耶「マ、マーカス!何故か光っちまった!」



マ「What!?どういう意味だ!?経緯を話せコラ!」



摩耶「えぇ!?えっと・・・演習で偶々大活躍できて補給した後ここに来たらいきなり光ったんだよ!」ピカァァァ



マ「ますます意味分かんねぇ!!提督、混乱して無えでこの状況説明しろ!!」



提督「まさか・・・まさか摩耶にこの時が来るとは・・・!」アワアワ



マ「この時?」



提督「か、改二だよ、改二」



摩耶「改二!?んだよ?あたしそんなに錬度高かったっけ?」ピカァァァ



マ「お、おい提督、改二ってなんだよ?」



提督「摩耶!ちょっと工廠に行こう!」ダッ!



摩耶「うぇっ!?お、おう!」ダッ!



マ「お、おいお前ら!改二ってなんだよ!?おーい!!」



       バタン



マ「・・・置いてかれた」



マ「改二って本当に何なんだろうな・・・」



大淀「そのことについては私が詳しく教えましょう!」ガタッ



マ「うおぉぉ!?どっから出てきやがった大淀!?」



大淀「床下の専用通路からです!」キリッ



マ「おまっ!?ニンジャか!?」



大淀「軽巡大淀です!」



マ「つーか改二について知ってんのか?」



大淀「えぇ、多分マーカスさんは改二について知らないだろうですし、お教えしましょう」



マ「お、おう、Thank you」



大淀「改二の大まかな意味としては、改造してそれをさらに改造するといった感じです」



マ「そうなのか?つーこたぁA-10とか室野が乗ってる紫電もこれに該当するのか?」



大淀「そんな感じですね。あ、後改二になると全体的に性能が上がり、更に外見もかなり変わったりします」



マ「どんな感じに外見は変わるんだ?」



大淀「うーん、大人っぽくなったり、服装が変わったり、・・・体の一部が成長したりですね」



マ「ほぉー・・・ちなみに改二とかはどんな奴が成れるんだ?」



大淀「そりゃあ十分な錬度のh「違うそっちじゃない」じゃあ何ですか?」



マ「誰が成れるんだっつーか、改二に成れることが確認されてる奴」



大淀「あー、えっとうちでは響ちゃんや夕立ちゃん、金剛型の皆さんとか結構いますね」



マ「響と夕立・・・?あいつらもそんなもんに成れる可能性があるのか?」



大淀「飽くまで確認ですからね?錬度がある程度高くないといけませんし」



マ「ふーん、まぁありがとうな大淀」



大淀「お安い御用です。それでは!」バッ!



大淀「アディオス!」バリーン!



キャァァァ!?オオヨドサンナニヤッテンノー!? ゲェ!?アカシサン!?



マ「・・・すげぇacrobaticな奴だよな大淀って」



マ「さてと、さっさと工廠行こうかね」タッタッタッ




ーーーーー

ーーー




~工廠~



キュイーン! カーンカーン! ドゴォォォ! シッパイシターッ!?



マ「うーん?摩耶様は何処にいるのやら」



妖精「あ、マーカスじゃん」キュイーン!



マ「ん、よう妖精」



妖精「久しぶりかな?」シュルルルルル....



マ「だな。ところで、摩耶知らねぇか?」



妖精「ん?摩耶ちゃんならあっちの改装部屋にいるよ」



マ「改装部屋?なんだそりゃ?」



妖精「装備とか改造するところ。摩耶ちゃんに会いたいならさっさと行った行った」ゲシゲシ



マ「おい蹴るな馬鹿。分かったよ」スタスタ





スタスタ ンダヨコレ・・・? ピタッ





マ「えっと・・・・ここか?」シャッ!




摩耶「ん?あっ」シタギスガタ




マ「・・・・・Sorry,I'm sorry」シャッ!



摩耶「~~~~~~~~~ッッッ!!!???」カァー///



マ「すまん摩耶。声かけるぐらいすりゃあ良かったな」カーテンノソト



摩耶『あ、当たり前だ馬鹿っ!!』



マ「というかスゲェな、こんな日本のアニメみてえなことが起きるとか」



摩耶『う、うるせぇ!クソが!』



マ「・・・・もう着替えたかー?」



摩耶『お、おう』



マ「開けるぞ?つーか提督どこ行ったんだよ」シャッ!



マ「・・・・wow」



摩耶「な、なんだよ、文句あっか?」カイニノフクソウ



マ「文句っつーか何でお前提督踏みつけてんだ?」



摩耶「あん?・・・・あっ」サッ



提督「」チーン



マ「まぁいいや。艤装はどんな感じなんだ?」



摩耶「ん?体感としては前より重くなったような感じだな」



マ「へぇ、これから演習場行くのか?」



摩耶「おう!どんな感じかさっさと知りたいからな!マーカスも来るか?」



マ「分かった。後で俺も行くから先に行っててくれ」



摩耶「おう!」






ーーーーー

ーーー





~演習場~




摩耶「っらぁっ!!」ドドドド!



ブゥーン! ババババ!



飛龍「はーい、もう一回行くよー」



摩耶「おう!いくらでも来いってんだ!」



バシュッ! ブゥーン!



提督「いやー、覗き見してたら殺されかけたよ」



マ「なんつーか、お前馬鹿なんだな」



提督「変態という名の紳士です」キリッ



マ「・・・・・・・」ハァ



提督「ほぉぉ・・・やっぱり防空巡洋艦はすごいなあ」



マ「防空巡洋艦?摩耶って重巡洋艦級じゃないのか?」



提督「ん?えーと、まあなんとなく防空巡洋艦って呼んでるだけ」



マ「ふぅん・・・・そうなのか」



マ「それよりも、あんな艦載機飛ばしまくって資材は大丈夫なのか?」



提督「演習用の艦載機だから大丈夫さ。マーカスさんも演習とかしてみたら?」



マ「えぇ・・・・まぁ腕が鈍るのもいけないしな、ちょっと摩耶に演習付き合ってくれるか聞いてみる」



提督「えっ!?な、なにするの?」



マ「あいつがどんだけ凄いかトレーニングがてら確かめてくる」



提督「え、あ、うん、頑張って」








マ「おーい、摩耶ー」



摩耶「ん?なんだーマーカス?」



マ「んー、演習に付き合ってくれよ」



摩耶「ああ?何で?」



マ「別にいいだろ?いいから付き合え」



摩耶「・・・・・・・分かったよ」



マ「うっし、これ渡しとくからちょっと待ってろ」ポイッ



摩耶「おお!?無線?」



チョットマッテロヨー!



摩耶「お、おう分かった」



摩耶「んだよ、何するんだろうなぁ?」



飛龍「A-10とか使うんじゃない?マーカスのことだし」



摩耶「あー、そうかもしれないっすね」



マ『アーアー、聞こえるか?こちらマーカス、摩耶聞こえるか?』ガー



摩耶「聞こえる」



マ『OK、ならよかった、今から演習の内容を教える』



摩耶「なんだよ?」



マ『俺を撃ち落とせ』



摩耶「・・・・は?」



マ『撃ち落とせって言ってるんだ』



摩耶「え、いやお前何言ってんだ?」



マ『演習弾使えるんだろ?』



摩耶「使えるけど・・・・撃ち落とせってどういう意味だよ?」



マ「そのままの意味だ。俺はお前が対空砲火して来たときに回避行動をする、頼んだぞ。マーカスアウト』



摩耶「お、おい!マーカス!?あぁっもう!飛龍さん、演習弾に変えてくる!」



飛龍「んー行ってらっしゃい」



提督「飛龍ー蒼龍がなんか呼んでたぞー」



飛龍「あ、はーい、分かりましたー」タッタッタッ




ーーーー

ーー





摩耶「演習弾に変えたぜマーカス」



マ『了解。ルールは簡単、大体何発か俺に当てたらお前の勝ち、そして、お前が撃ちそびれたりして、俺が急降下爆撃の体勢を3回ほど成功したら俺の勝ちだ。分かったな?」



摩耶「おう」



マ『それじゃあ、行くぞ』



摩耶「いくらでも来いってんだ!」



マ『あと、無線は常時点けたままで行くからな。あと、お前が攻撃を避けた場合は俺の点数には入らないからどんどん避けて行けよ』



摩耶「分あーったよ」



マ『それじゃ、上空にご注意を』




ゴォォォォォ!!



マ『距離、大体500ぐらいだ。もう接触するぜ』ガー



摩耶「摩耶様の実力、見せてやるぜ!」カチャ



摩耶「全機銃斉射ーーーッ!!」バババババ



ギュゥウウン!  ガガガ



マ『ヒュウッ!!あぶねぇなオイ!今何発か被弾したな』



摩耶「そういや、どのくらい当てたらいいんだ?」



マ『おおん!?大体10回ほど当てりゃあそれでいい』



摩耶「分かった!」



マ『さあて、行くぜこの野郎!』



ブゥウウゥン! ババババ!







提督「どっちが勝つと思うか瑞鶴?」



瑞鶴「さぁ?ま、私は摩耶ちゃんに賭けるけどね」



提督「外れたら間宮な」



瑞鶴「私の運舐めたらいけないわよ?」



提督「上等だ」







摩耶「おわっ!?」ブゥゥン!



マ「だらっしゃぁ!後一回だぜ!?Ah han?』ガー



摩耶(ぐぬぬ、後一回当てたら私の勝ちだけど・・・・・それを外しちまったら私の負け・・・・・!こうなったら!)



マ『Hurray hurray hurraaaaaaay!!!! 俺の勝ちだぁあああぁ!!』



ブゥウン!



摩耶「この一発に賭ける!!!」ドン!



ドガァァア!



マ『Oh,shit!!!マジかよ!?負けた!?』ゴォオゥッ!



摩耶「や、やった!?当たったぞ!マーカス、あたいの勝ちだな!」



マ『Holy shit!!仕方がねえな、俺の負けだ。なんか奢ろう』



摩耶「マジで!?だったら間宮でデザート奢って!」



マ『分かった。んじゃあ、先に間宮に行っといてくれ』



摩耶「おう!」



摩耶「・・・・・・・・はぁ~!すっげぇなぁ、まさかマーカスに勝てるとは」スイー



摩耶「ん?提督ー、なんで瑞鶴に土下座なんてしてるんだぁ?」



瑞鶴「賭けで負けちゃったのよ、気にしなくていいわよ」



提督「」ドゲザッ!



摩耶「自業自得か」



瑞鶴「そんな感じ」



提督「」ドゲザァ!





ーーーーーー

ーーーー

ーー




~甘味処 間宮~




マ「流石だな、的が大きかったとはいっても命中率が9割超えてたから驚いたよ」



摩耶「だろ?この摩耶様をもっと褒めてもいいんだぜ?」



マ「HAHAHA!いくらでも褒めてやるよ。あぁ後よ、ちょっと話したいことがあるんだがいいか?」



摩耶「んお?なんだ?」



マ「提督にはもう伝えてあるんだが、俺ドイツにしばらく遠征をしてくる」



摩耶「え?マジ?」



マ「嘘いってどうする?まぁ、たった半年程度だ。すぐに帰ってくる」



摩耶「そうなのか・・・・」



マ「やけに寂しそうだな?俺がいないと暇なのか?」



摩耶「ん、まあな。マーカスっていい暇つぶし相手じゃん」



マ「まぁそうだな。因みに出発は4日後だ、帰ってきたときはなんか連れて来てるかもな」



摩耶「こっそり行くのか?」



マ「うん。ちょっと一騒動ありそうだが大丈夫だろ。お土産は任せろよ」



摩耶「ん、おう!」



マ「さって、金は置いとくから俺は先に帰る、じゃな」ガタッ



摩耶「おう、またなー」





サッテ、ドウシヨウカナ アァー、マーカスジャン! ゲェ!?ジュンヨウ!? ノモウゼー! ギャァァ!




摩耶「なんか連れてくるって何なんだろうな・・・・」モグモグ








次で終わりの可能性が(続くけど!)






アメリカ人っぽくないおっさん?知らねえよ

自虐ネタの予感.....!そしてマーカスさんドイツへ旅立つ!(ガチ目のネタバレ)





~鎮守府 中庭~




マ「・・・・・・帽子ってずっとかぶってたら禿げるんだな」



鳥海「藪から棒に何言い出してるんですか」



マ「いや、前ネットで色々見てたらたまたまな・・・・・」



鳥海「今更ですけどネットワークって使えるんですね」



マ「まぁな、だけど今のところ正常に使えるのはヨーロッパだけだけどな」



鳥海「そうなんですか。話が変わりますがマーカスさんってアメリカ人らしくないですよね」



マ「話変わりすぎだろ・・・・・まぁ、世界中周ってたら嫌でもこうなると思うのだが・・・・鳥海は何を基準にアメリカ人らしくないと決めたんだよ?」



鳥海「何を基準にと言われましても、大体アメリカ人は陽気でジョークが大好きじゃないですか?」



マ「知らん、いきなり俺にそんなことを聞くんじゃない」



鳥海「でもマーカスさんってジョークとか言わないし陽気かどうかと言われたら陽気ではないですし」



マ「じゃあ何だってんだ?」



鳥海「ラノベの主人公って感じですね」



マ「ラノベ?なんだそりゃ?」



鳥海「簡単に言えば小説です。マーカスさんって道行く女性にポンポンフラグ立てるような感じなんですよ、某幻想殺しみたいに」



マ「俺ってそんなたらしか?」



鳥海「別にそういうわけでもないんですが、なんというか似てるなあって」



マ「あっそ・・・・ちょっとした愚痴だが」



鳥海「愚痴?なにかお悩みでもあるんですか?」



マ「いや、別にないんだが。俺の乗ってるA-10ってあるじゃねえか」



鳥海「えっと、何か変な顔のマークと煙草のマークが入ってましたよね?」



マ「俺の自信作貶すなよ・・・・・まぁそれは置いといて、A-10ってかなりの欠点があるんだよなぁ」



鳥海「欠点ですか?私には欠点という物は見当たらないと思いますが」



マ「そりゃあWWⅡの場合は無敵だろうけど現代戦で考えたらかなりやばいんだわ」



鳥海「どこがやばいんですか?」



マ「まずはステルス性のなさだな。現代じゃあレーダーも高性能だし歩兵の携行SAMとかも高性能になってて低空飛んでるA-10にとってはかなり脅威だし」



鳥海「それって飽くまで正規軍同士の場合ですよね?テロ組織などの場合はどうなんですか?」



マ「テロ組織はテロ組織でA-10出すより地上部隊出したほうが早いしヘリとかでも十分なんだよなぁ・・・・・」



鳥海「なら紛争地域は?」



マ「んー、使えるっちゃ使えるが・・・・・基本的にゃアメリカは足の速い戦闘機とかでの空爆ばっかだし足の遅いA-10は出番がないんだよな」ハァ



鳥海「救いようがないですね。ですけど何でマーカスさんはA-10に乗ってるんですか?」



マ「整備が簡単なのと、バ火力と重装甲」



鳥海「あー・・・・マーカスさんって火力信者なんですか?」



マ「いや、そういうわけでもないんだが。あぁ後、戦闘機よりも操縦がし易い」



鳥海「ええ!?マーカスさんジェット戦闘機操縦したことあるんですか!?」



マ「一応な。そして、墜落させたことが何度かある」



鳥海「うわぁ、勿体無いですね・・・・・・」



マ「あぁ、一回大尉からに少尉に降格させられたよ。ま、あとの深海凄艦の襲撃の時にまた大尉に戻ったがな」



鳥海「そういえば深海凄艦の襲撃の時、A-10って使われたんですか?」



マ「あいつ等が出てき始めたときは使われなかったけど数が増え始めてきたら凄く使われ始めた」



鳥海「どうしてですか?」



マ「なんつーか、空軍が敵の数が多すぎてミサイルとかで殲滅しきることができねぇから金は吹っ飛ぶけどA-10使っちまえってなった」



鳥海「やけくそですかね」



マ「多分な。だけど今度はA-10パイロットが足りねぇ!ってなって、急遽即席パイロットが作られた」



鳥海「本末転倒ですね、ちなみにマーカスさんはその即席パイロットだったんですか?」



マ「ん、まぁな」



鳥海「で、初めての実戦はどんな感じでした?」



マ「即席っつったって一応訓練は十分させてもらったからな、まちまちだ。ところで、今何時だ?」



鳥海「え?えーと、大体ヒトサンマルマルぐらいかと」



マ「了解。鳥海、俺ちょっとA-10の整備してくる」



鳥海「あ、はい。分かりました」




ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー






~A-10格納庫~



ドサドサッ!



マ「あとはウォッカと葉巻をどこかに積むだけだな」フゥ



提督「マーカスさん、やっぱり誰にも言わないのかい?」



マ「ん?摩耶とか響とかにはもう言ってるよ」



提督「あ、そうなのか」



マ「まぁ、俺が半年ぐらい居なくても平気だろ」



提督「だといいんだけどなぁ・・・・」



マ「そうなったときはそうなった時だ。お前がどうにかしてくれ」カポッ



提督「あー、了解。気を付けてな」



マ「分かってるよ、大将。んじゃぁ、暫しの別れだ。ジョン・マーカス、出撃する」ガチャ



提督「・・・」無言の敬礼



マ「言い忘れるところだった。一応無線とパソコンは俺の部屋に置いているから、いつでも連絡は取れる」



提督「え、あぁうん。分かった」



マ「ただ、連絡を取る際はばれない様にな」



提督「了解」



マ「そんじゃあ、またな”マツザキ”」ビッ!



提督「・・・・・!あぁ、またな”マーカス”」ビッ!














ゴォオォォオーーーーーーーーーーー.........




マ「あっ、ウォッカ積むの忘れた。まあいいや」




ゴォォォォォ!!

















次回に続く


I continue to the next.......






パート2できました



続編



後書き

第17話投下しました!
結構短めです。文字数まだあるのにここで切る理由は一応キリがいいのでそうさせていただきました。
そして最後の最後で謎の自虐ネタでさらに圧倒的無理矢理感な終わり方というorz
まぁ、何はともあれこのssを読んでいただきありがとうございます。皆様の応援及び評価のおかげでここまで頑張れました。
このssはまだ続きますが(当たり前)もし続編が出た場合はそっちのほうもお願いします。ありがとうございました!!
(続編がこれ読んでないと分からなくなる可能性があるかもしれないので気を付けます)

それでは皆さん!!アディオス!!





このSSへの評価

23件評価されています


SS好きの名無しさんから
2021-03-02 22:24:30

2019-05-15 12:53:53

Admiralさんから
2015-05-14 01:30:19

ぜかましさんから
2015-03-19 23:49:50

SS好きの名無しさんから
2015-03-11 21:13:22

SS好きの名無しさんから
2015-03-09 09:53:32

000さんから
2015-02-16 23:58:27

Kikizoyさんから
2015-02-14 22:02:03

SS好きの名無しさんから
2015-02-14 09:16:23

ラインさんから
2015-02-13 19:11:15

小烏丸さんから
2015-02-08 22:48:35

うさまるさんから
2015-03-20 11:57:42

SS好きの名無しさんから
2015-02-04 00:02:22

鉄鋼人さんから
2015-02-01 20:00:11

長瀬 明さんから
2015-02-01 13:48:13

SS好きの名無しさんから
2015-01-26 22:03:02

SS好きの名無しさんから
2015-01-17 03:18:47

Yorktownさんから
2015-01-16 23:57:42

山椒さんから
2015-01-16 21:00:55

せれねさんから
2015-01-12 21:51:46

SS好きの名無しさんから
2015-01-12 00:52:23

SS好きの名無しさんから
2015-01-09 04:06:32

kasashiさんから
2015-01-12 17:36:09

このSSへの応援

31件応援されています


SS好きの名無しさんから
2024-01-11 20:46:27

2019-05-15 12:53:55

SS好きの名無しさんから
2015-12-11 17:27:42

SS好きの名無しさんから
2015-10-19 00:14:03

SS好きの名無しさんから
2015-08-27 08:11:29

Admiralさんから
2015-05-14 01:30:22

ぜかましさんから
2015-03-19 23:49:47

SS好きの名無しさんから
2015-03-01 19:44:34

000さんから
2015-02-16 23:58:20

Kikizoyさんから
2015-02-14 22:02:05

SS好きの名無しさんから
2015-02-14 09:16:31

ラインさんから
2015-02-13 19:11:20

小烏丸さんから
2015-02-08 22:48:38

うさまるさんから
2015-02-08 17:32:46

SS好きの名無しさんから
2015-02-04 00:02:27

SS好きの名無しさんから
2015-02-03 01:15:34

yuki72npoさんから
2015-02-02 23:53:59

鉄鋼人さんから
2015-02-01 20:00:27

長瀬 明さんから
2015-02-01 13:48:17

SS好きの名無しさんから
2015-01-31 00:44:07

山椒さんから
2015-01-16 21:00:58

SS好きの名無しさんから
2015-01-14 02:11:37

せれねさんから
2015-01-12 21:51:48

SS好きの名無しさんから
2015-01-12 09:17:09

SS好きの名無しさんから
2015-01-12 00:52:19

Yorktownさんから
2015-01-11 21:52:32

SS好きの名無しさんから
2015-01-11 04:03:40

SS好きの名無しさんから
2015-01-11 02:07:16

SS好きの名無しさんから
2015-01-09 04:06:27

SS好きの名無しさんから
2015-01-03 22:18:30

kasashiさんから
2015-01-02 21:53:28

このSSへのコメント

46件コメントされています

1: kasashi 2015-01-02 21:54:27 ID: K5swY2VF

呉提督いい。めっちゃいじりたい。

2: ワッフル 2015-01-03 15:52:47 ID: pB2StQJ-

評価ありがとうございます!
たしかにそうですよねw

3: SS好きの名無しさん 2015-01-09 20:42:06 ID: aicbLANY

これからもがんばって!!

4: ワッフル 2015-01-10 23:13:06 ID: nun_K5k0

はい!がんばります!

5: Yorktown 2015-01-11 21:29:18 ID: 88vwpw4z

更新楽しみに待ってます(´・ω・`b)

6: ワッフル 2015-01-12 00:17:21 ID: 9J3Jxfa2

ありがとうございます!さっき更新しました

7: SS好きの名無しさん 2015-01-12 00:52:12 ID: MSVGpcO9

フリーダム響がここにも…

8: kasashi 2015-01-12 17:42:58 ID: devI9tLO

マーカスさん面白すぎて腹筋が割れた。…ところで

響 をおんぶしながら彼女に案内されているからだ。「羨ましい」

これワッフル氏の心の声…ですか?

9: せれね 2015-01-12 21:52:49 ID: oaEDnaQQ

おもしろいです
頑張ってください

10: ワッフル 2015-01-13 16:00:28 ID: QoSMxv-u

kasashiさん
その通りですw

せれねさん
はい!頑張ります!

11: SS好きの名無しさん 2015-01-16 02:42:10 ID: oDy0cHWh

提督なんだから間宮チケットぐらいどうにかできないのかい提督よ…

12: せれね 2015-01-16 19:09:23 ID: CXa4_M1w

はしゃいでる明石さん可愛い

13: ワッフル 2015-01-16 19:18:09 ID: R36XNDKY

ですよねww

14: SS好きの名無しさん 2015-01-20 20:31:28 ID: ar2Yr5Bk

俺も提督やりながらエスコンとWar Thunderやってるけど エスコンでA-10thunderboltは必ず使うよ、良いセンスだ!

15: ワッフル 2015-01-22 00:40:02 ID: rRyyFjSp

↑ありがとうございます!

16: SS好きの名無しさん 2015-01-24 12:28:37 ID: LBMYG6GK

レッカー、パック、アイリッシュw
面白いです頑張ってください

17: SS好きの名無しさん 2015-01-24 13:25:29 ID: vPBckQQD

唐突なBF4ネタで草

18: SS好きの名無しさん 2015-01-25 21:45:06 ID: S9HKYNyk

面白い!

19: ワッフル 2015-01-27 06:26:30 ID: 2aY7hzGj

↑ありがとうございます!

20: SS好きの名無しさん 2015-01-29 23:46:59 ID: EIpJ8gLG

面白いです!
できればA-10のGAU-8とAGM-65で深海棲艦を無双するマーカスさんも見たいです。

21: ワッフル 2015-01-30 23:32:44 ID: UdiUT2Ux

はい!近々バトルシーンも入れようと思っているので、楽しみにしててください!

22: 山椒 2015-01-31 23:49:41 ID: bhR623s2

暁がお姉さんや...
はらしょー

炒り豆にチョコ掛けた食品をマーカスが貰って困るとか
合わさってて合理的かと(鼻ホジ

2-4は戦艦3に空母1軽空母1駆逐1でクリアしました
ましてや扶桑姉妹に陸奥が居るなら全員改にして辛抱強く回っていれば十分に突破できると思います

執筆と攻略頑張って下さい!

23: せれね 2015-02-01 00:38:42 ID: bK4KWAHV

2-4はもう我慢するしかないですね。
上の方が言っている編成で頑張ってください。制空権はとった方がいいですよ。

これからも頑張ってください!

24: ワッフル 2015-02-01 11:00:34 ID: mroUM1Ax

山椒さん
ネタの提供と攻略に関しての助言ありがとうございます!

せれねさん
助言ありがとうございます!頑張っていきます!

25: 鉄鋼人 2015-02-01 20:01:50 ID: SzylhzdF

面白いです!お気に入り速攻でしたよ。

26: ワッフル 2015-02-01 21:29:04 ID: L-kOa1FA

鉄鋼人さん
お気に入りありがとうございます!

27: Yorktown 2015-02-20 21:20:15 ID: xmg3fC8G

久しぶりに見ましたが響が良いキャラしてますねхорошо。
執筆頑張って下さいな pray for ones life

28: ワッフル 2015-02-20 21:30:22 ID: f-9UKjOv

Yorktownさん

Thank you!


応援ありがとうございます!頑張ります!

29: 悪い流れ?認められないわぁ 2015-02-21 22:34:25 ID: sjfXebz8

マーカスがいいキャラしててすごく面白い!
いろいろな艦これキャラとの絡みにこれからも期待しています
(俺もこれくらい面白いものができたらなぁ)

更新頑張ってください!
応援してます!

30: ワッフル 2015-02-21 22:52:59 ID: eFBhnEqU

悪い流れさん

そ、そんな期待されると少し困ります・・・


ですけど、ありがとうございます!頑張ります!

31: あほ 2015-02-21 23:18:49 ID: CyhilelB

バレンタインネタの響がとてもいいとおもいいです!

32: ワッフル 2015-02-21 23:39:03 ID: 38AkzZCc

あほさん

ありがとうございます!
可愛いは正義です!

33: ライン 2015-03-07 19:38:20 ID: DzGIV3lL

いや~、いつ見ても安定して面白いです!
日常系やりとりが割と苦手なんで、参考になります……。

これからも頑張ってください!

34: ワッフル 2015-03-07 19:48:06 ID: t4u362rk

ラインさん

ありがとうございます!

いえいえ、ラインさんの作品もいい参考になります!

35: SS好きの名無しさん 2015-03-08 22:24:15 ID: 81iXp5cc

いつ見ても面白いですね(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾多分丸の方もしっかりとチェックさせてもらってます!

36: ワッフル 2015-03-08 23:02:01 ID: CELUvti1

35コメの名無しさん


そういわれると有り難いです!

どうせなら多分丸のssのリクエスt・・・いえ何でもありません

37: ぜかまし 2015-03-11 23:20:35 ID: 9PuHp24n

やっと見たって?五月蠅いぞw
流石です。これからもリアルを放置せず頑張ってね~

38: ワッフル 2015-03-11 23:56:07 ID: u1AubO5X

ぜかましさん

ありがとうございます!

コメントとかは良い燃料になります!

39: SS好きの名無しさん 2015-03-15 01:14:43 ID: vvi0QJGQ

35コメのものです、多分丸リクエスト過去に2回させてもらいました、読みながら1人で高揚してましたwどちらの作品も今後も期待です
もっとリクエストしたいけd…なんでもありません…

40: ワッフル 2015-03-15 07:34:44 ID: pCpvuULa

39コメの名無しさん


リクエストは、いつでもOKですよ。

今後も楽しみにしていてください!

41: Yorktown 2015-03-16 14:13:20 ID: f5HCHTUP

俺が夢見ている日常の話・・・、書けそうにないな(´;ω;`)

装甲娘ちゃん達か、ティーゲルとかティーゲルとかパンターとかさ

あと・・・、T-34とか? (チハたん出してとは言えない・・・)

42: ワッフル 2015-03-16 14:36:39 ID: 2HCioPRq

yorktownさん


ヨ、ヨークさん、これ以上オリキャラ出したらちょっとヤバい(キャラが動かせ難くなる)のでドイツ艦の子達を出していく予定なんです。

期待に応えれなくて本当にすみませんでしたァ!!(焼き土下座

43: SS好きの名無しさん 2015-03-21 14:17:59 ID: 3wT7i1iT

面白いです!!
けど...せっかく主人公がアメリカ人って設定なのにアメリカ人ぽっさもあんまりなく、ラノベの主人公みたいなのがちょっと残念。
私が洋画好きだからかもだけど、もっと洋画の主人公みたいな性格とか口調を期待してしまった。

44: ワッフル 2015-03-21 14:45:45 ID: 1u3L0IrG

43コメの名無しさん


いやぁ、期待に応えれなくてすみません...

もしキャラの性格とかのアドバイスとかがあるならください。すみませんm(_ _)m

45: SS好きの名無しさん 2015-05-28 06:34:50 ID: iJH1Gkuj

艦これでアメリカ人主人公って言うから艦娘的に葛藤とか何かあると思ったら本当にアメリカ人である意味ないねこれ

46: ウラァー!!ハラショー!! 2019-05-15 12:54:18 ID: S:kXjaN-

いや内容は面白いんだけど読みずらいw


このSSへのオススメ

4件オススメされています

1: Yorktown 2015-02-21 13:54:47 ID: 3t973duh

理由はただおもしろいからデース!

2: ライン 2015-03-01 22:42:16 ID: StYzCYFR

面白いという言葉以外が逆に見つからないほどに面白い。

3: SS好きの名無しさん 2015-06-01 17:11:02 ID: sNo1eHVH

神ssがこんな身近にあったとは・・・。

4: SS好きの名無しさん 2018-12-27 02:51:59 ID: S:vHO2Vq

サンダーボルト A-10の巡航速度、戦闘行動距離、使用されているエンジンなどを詳細な情報が欲しいです(´・-・` )
その方が、これを見ている人も戦闘機のことを学ぶいいきっかけになると思います。
最後に、このSSを書いていただきありがとうございます(´∇`) なかなか面白かったです


オススメ度を★で指定してください