2019-05-20 02:46:43 更新

概要

前回の続きです。今回も評価、コメントいただけると幸いです。


前書き

相変わらずの読みづらさです。 いつになったら読みやすいモノを書けるようになるんだろう...。
あと、本編にいく前に一つ。 登場人物はほとんど小学5年生です!! 
それでは本編へどうぞー。


俺たちはリビングから場所を移し、茜と優香の部屋へと移動した。部屋割りを決めるためだ。だが、5部屋に対し、俺らは11人だ。どう考えても、俺の部屋に誰かが入ってくる。しかも、1部屋だけ3人部屋だ。


優斗「さて、どうしますかねぇ…」


茜 「じゃあ、私がゆーくんと同じ部屋で!」


優香「じゃ、決まりだね。じゃあ次は、3人部屋に行く人決めようか」


優斗「待て待て! 何勝手に決めてんだ!」


優香「別にいいじゃないか。お二人はラブラブカップルさんなんだから」


優斗「ちょ、待て! しれっと、こいつらの前でとんでもないこと言ってんじゃねえ!」


七海、里奈、愛香、鈴奈「ラブラブカップルさん?」


咲 「あ、言い忘れてたっぽい。優斗と茜はキスしちゃうほどアツアツのカップルさんっぽい」


優斗「やめろぉぉぉ!!! これ以上口を開くんじゃねえぇぇぇ!!!」


咲 「でも、事実だから仕方ないっぽい。教えておいてあげないと、ね。お姉ちゃん」


茜 「だからといって、今言う事じゃないでしょ...」


由衣「あのー。部屋割りの話はどこいったの...」


優香「そうだった。部屋割りの話に戻らないとね。じゃあ、3人部屋に入るのは誰にする?」


優香以外「…」


優香「まあ、そう簡単にには決まらないよね...。じゃあ、先に今決まってるところだけ書いていこうか」


そう言うと、優香は机の上にあった部屋割り表に名前を書いていった。もちろん、俺の部屋のところには大きく『茜と優斗』と書いてあった。けれども、優香の部屋から茜が抜けるため1人分開いてしまう。けれども、優香はその部屋には『優香と咲』と書き込んだ。


咲 「ちょ、何で私が優香と同じ部屋にされてるっぽい!」


優香「由衣がいっつも『咲を別部屋にしろ』って言ってたからね。仕方ないよ」


咲 「ゆ、由衣お姉ちゃん! ど、どうしてっぽい!」


由衣「だって、私のもの壊したりするじゃない…。先週はぬいぐるみ、先々週は...」


優斗「これは仕方ないな。うん」


茜 「でも、由衣の部屋には誰が入るの?」


春香「じゃあ、私が入りたいです! お姉ちゃんと一緒の部屋がいいです!」


優斗「春香は本当に由衣と仲いいよなぁ…。 じゃあ、春香が由衣と同部屋な。んで、次は愛海の部屋か…。誰が入るんだ?」


鈴奈「じゃあ、あたいが入るぜ!」


優斗「いいけど、何でだ?」


鈴奈「何か似てるから、話合うだろ!」


優斗「なんつー考え方だよ…。まあ、それでいいなら、いいんじゃね?」


優香「それだと、3人部屋に入るのは、残った3人になるんだけれども...。3人はそれでいい?」


七海「私は大丈夫ですよ。妹と同じ部屋の方が妹達も落ち着くだろうし...」


里奈「私も、3人部屋でいい...」


愛香「私はどこだっていいぜ! 寝れれば問題なし!」


優香「じゃあ、決まりだね。名前は僕が書いておくよ」


優香は部屋割り表に名前を書き込んでいく。だが、書き終えたあと、部屋割り表を優斗へ渡した。


優斗「何で、俺に渡したんだよ」


優香「いや、暇そうだったし。どうせなら、お姉ちゃんと2人で行ってくれば?」


茜 「まあ、いいじゃん。ほら、ゆーくん行くよ!」


優斗「お、おう」


優斗は優香から部屋割り表を受け取り、茜と一緒に両親の所へ持っていった。茜は割と笑顔だったが、優斗は見るからにめんどくさそうな顔をしながら持っていった。


(数分後)

茜&優斗「ただいまー」


全員「お帰りー」


優斗「ったく、何で俺が持って行かなきゃなんねーんだよ」


優斗が不機嫌そうに優香たちの近くに座る。茜は靴を並べていた。


茜 「まあ、いいじゃん。どっちにしろ、誰かが持って行かなきゃならないんだし」


優香「それにしてもお姉ちゃん、優斗関連の事になると笑顔になるよね」


由衣「本当にそうよね…。今さっき、部屋割り表をもって行く時だって、満点の笑顔だったもんね…」


茜 「2人ともー、何の話してるのー?」


茜が優香たちの方へとかけて行く。しかし、足元にあったものに足を取られてしまった。


茜 「うわっととと…。ゆーくんどいてー!」


優斗「え?」


優斗はかわし切れずに、そのまま茜の突進をもろに喰らってしまった。しかも、倒れた後の体勢が悪かった。周りから見たら、優斗が茜に押し倒されているようにしか見えない。


優斗「ちょ、お前…。何やってんだよ…」


茜 「ご、ごめん!」


俺と茜の間に気まずい雰囲気が流れる。優香と由衣が怪しい目線を送っている気がするが、気のせいだろう。うん。…気のせいだよな?

とりあえず、どうにかしたいんだが茜がなかなかどいてくれない。


優斗「茜、どいてくれ。このままだと、変な誤解される」


茜 「え、あ、うん...」


茜を俺の上から動かすことはできた。けれども、茜が今さっきからずっと下を向いたままもじもじしている。どうしたんだ、アイツ。顔も真っ赤だし…。


茜 「ゆーくんの顔が目の前に来るのって…。やっぱり、恥ずかしい…。どうせなら、あの時キスしちゃえば…。って無理だよぉ…。そんなのぉ…」(小声)


優斗「アイツ、1人で何ブツブツ言ってんだ? 何か怖えーぞ...」


優香(気づいてあげようよ…)


由衣(そういうところはまだ足りてないのよね…)


優斗「そういや、もう少しで夕飯の時間じゃん。お前らー。飯食いに行くぞー」


咲 「やったー!ご飯っぽーい!早く食べにいくっぽい!」


愛香「ここの飯って上手いのか?」


優斗、茜、優香、由衣、咲、春香、愛海「もちろん!」


愛香「は、はあ...」


この後、始めてのこの施設でのご飯で、七海らが大変なことになるのだが、それは別の話。



(この日の夜)

優斗「はあぁぁぁ…」


俺は自室のベッドに寝そべっていた。まだ、部屋の移動は終わっていない。1日で全て終えるのは流石に無理がある。

それにしても、今日は本当に最悪の日だ。新しい家族が増えるのはいい事なんだが、その新しい家族の目の前で茜と俺の関係を暴露されるなんて…。何なんだ、本当に今日は。そんなことを考えていたら、ドアをノックする音が聞こえた。とりあえず、ドアを開けに行く。ドアを開けると、そこにはパジャマ姿の茜がいた。


優斗「茜? どうしたんだよ、眠れないとか?」


茜 「あははは...。まあ、それ以外にもあるんだけれどもね」


優斗「それ以外? まあ、いいや。立ち話するのも何か嫌だから、中入れよ」


茜 「じゃ、お言葉に甘えて...」


茜が俺の部屋に入ってくる。あ、そういえば昨日読んでたあの本(えっちな本)どこ置いたっけ...。 あ、そういえばベッドの下に置いたなぁー。 って、冷静に考えてる場合じゃねえ!! あの本が見つかっちまったら、茜に…。


茜 「ゆーくん、コレ、何?」(えっちな本を持ちつつ)


優斗(あ、俺、死んだわ)


茜 「はぁ…。まったく、えっちな本を読むのはもう禁止! 分かった!?」


優斗「あ、ハイ」


茜 「まったく…。ゆーくんが私を使ってくれればいいのに」(小声)


優斗「何か言ったかー?」


茜 「別に! 何にも言ってないよ!」


優斗「んでさぁ、部屋に入って来る前に、それ以外って、言ってたけども、何か俺に用でもあんのか?」


茜 「うん。ちょっとした事だけれどもね。朝の事、覚えてる?」


優斗「朝の事? あ、起きたら、キスするってやつか? ま、それは嘘なんだろ」


茜 「…。もし、嘘じゃないって言ったら、ゆーくんはどうするの?」


優斗「え?」


茜 「今なら、みんながいないから…。キスだって、し放題だよ?」


優斗「待て待て待て! え、朝のアレって本気で言ってたのかよ!」


茜 「私はゆーくんにウソなんてつかないよ。ゆーくん、ひどい…」


優斗「マジですいませんでした…」 


俺はとりあえず、謝っとく。これが原因で大喧嘩に発展。なんてことになったら、たまったもんじゃねえし…。


茜 「じゃあ、今回は特別に許してあげる。キスしてくれればね!」


優斗「ええ…」


とは言え、今回ばかりは茜を疑ってしまった俺が悪い。けれども、こんなにキスってしていいものなのか? まあ、茜とキスするのは嫌じゃないんだけどもな。しかし、そんな事を考えている最中に茜がとんでもない事を言いやがった。


茜 「どうせなら、この本に載ってるようなキス、しちゃう?」


茜はえっちな本のキスシーンをこっちに見せながら言った。いわゆる、ディープキスってやつだ。


優斗「なっ…。お前、何考えてんだ! いくらなんでもそれだけはしねぇぞ!」


茜 「じゃあ、許してあーげない」


優斗「ぐっ…」


確かに、茜とそういうコトをしたいのは事実だ。けれども、そんなことして大丈夫なのか…? 


茜 「どうするのー? するの? しないの?」


優斗「...分かったよ。やってやろうじゃねえか!」


茜 「えへへっ。やっぱり、ゆーくんならそうすると思ってた。じゃあ、こっち、きて…?」


茜が笑顔で俺を呼ぶ。俺ももう覚悟を決めた。しかし、初めてのキスの次がディープキスだなんて…。


茜 (ゆーくんとキスできるのはいいけど、調子に乗りすぎちゃった…。こんなキスするなんて、恥ずかしいよ…。 で、でも、相手がゆーくんだし、大丈夫だよね!)


優斗(ヤバい、心拍数が…。茜と、ディ、ディープキスするなんて…。)


俺はあの時と同じように、茜の目の前に座る。茜の顔は真っ赤に染まっていた。恥ずかしいのは、こっちも一緒だっつーの!


優斗「じゃ、じゃあ、キスするぞ...」


茜 「う、うん…」


俺は、少しづつ、茜の顔に自分の唇を近付けていく。少しづつ、少しづつ。そして、茜の唇に俺の唇が重なる。

唇が重なったあと、俺はゆっくりと舌を茜の口の中に入れていく。


茜 (ゆーくんの舌が…。私の口の中に…。口の中、なめられてるよぉ…。で、でも、このままやられっぱなしなんて…。反撃しちゃえ!)


優斗(ちょ、茜の舌が…。俺の舌に絡みついてきた…。あ、コレ、ヤバい!)


優斗は、咄嗟に茜から唇を離す。茜が物足りなそうな顔をしている気がするが、気のせいだろう。


茜 「ど、どうしたの? 急に唇、離して?」


優斗「い、いや…。流石にこれ以上は俺がヤバいなーって思って」


茜 「何がヤバいの?」


茜が優斗のとある部分を見ながら、言う。完全にこれは分かってるやつである。


優斗「いや、やっぱり、なんでもないです」


茜 「ふーん。まあいいや。じゃあ、そろそろ私は部屋に戻るよ。優香が起きたら、マズイしね。じゃあ、明日ね」


優斗「お、おう」


(部屋の外にて)

茜 「ど、どうしよー! ゆーくんと大人のキスしちゃった...。でも、ゆーくんとキスしてる時のゆーくん…」


(部屋の中にて)

優斗「どーすればいーいんだ! 茜とディープキスしちまった! 心臓がヤバいことになってる! で、でも…。茜とキスしてる時の茜の顔…」


茜&優斗「かわいかったなぁ…。」


こうして、俺と茜の夜の物語は幕を閉じる。まあ、このことは後にばれることになるのだが、それはまた、別の話。


次回「俺とサヨナラ」へ続く。


後書き

投稿予定より1日遅れてしまいました。 誠に申し訳ありません。来週こそは守れるようにしたいです。
次の投稿予定は、5月19日(日)を予定しています。
次回は、少し時間が飛びます。次回は全員、小学校を卒業するぐらいになってます。 
え、タイトルが何か変だって? 俺は何も知らないよ。

最後に一言。 

深夜テンションって怖い! 


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SS好きの名無しさんから
2021-11-26 23:40:04

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2021-11-26 23:40:02

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-05-13 04:45:44 ID: S:VqVfqa

長女ちゃん性格と裏腹に内心しおらしいぽいからなぁ。
しかしここから別れるのか

2: 白露型提督になりたい 2019-05-13 09:50:38 ID: S:-YKJ-d

※1さん、コメントありがとうございます!

悲しいけれども、お別れしないと話が進まないので…。このまま、イチャイチャさせてたいのが本音なんですけどもね…。


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