2019-10-16 21:57:22 更新

概要

これは仕事が嫌になった提督が自由を求めて逃げる物語。果たして彼は逃げ切れるのか?
(一部安価制です)なお、僕は安価初心者です。間違っていたらコメントで教えて下さい。(誹謗中傷コメント、腐コメント、批判するようなコメントはやめてください。そのようなコメントが投稿された場合削除します。)


前書き

これは『飛鳥の如く』シリーズとは、関係ないです。これからもどちらもお願いします。
(一部安価があります)


鎮守府、それは多くの艦娘が生活する場所である。この世界は妖精や深海棲艦などがいる現実とは違う。


提督業は誰もが羨む仕事だと思うが俺はそうは思わない。実際、この仕事はストレスの方が大きい。うちの艦娘は過保護が過ぎている。鎮守府に着任してからまともに外に出たことがない。歩けるのは鎮守府の中のみ、車や電車なんてもってのほか。


提督「ふー。疲れたー」

部屋の中に入ってコンセントを調べる。

提督「…やっぱり盗聴器か、青葉だな。こんなことをすることは」

俺のプライバシーなんてない。部屋は監視カメラで見張られている。毎回外しても翌日には何故か増えている。多分見えないだけでそこらじゅうに隠しカメラが隠されているだろう。正直こんな生活は嫌だ。今すぐ辞めたい。でも監視されている。こんな窮屈な生活はうんざりだ。


朝7時

大淀「では、今日の業務を開始します」

提督「…あいよ」カキカキ

大淀「逃げたらおしおきですからね」ニコす


正午

萩風「司令、今日のご飯です」コト

運ばれてきたのはまるで病院食のように栄養だけが重視された不味い飯、味は一切ない。

提督「あのな、好きな物ぐらい食わせてくれよ!」ダン!

萩風「ダメです!司令には長生きしてもらわないと。それともお仕置きされたいんですか?」

萩風は鞭を持って近づいてくる。

提督「…わかった、食べるよ」ガツガツ

食事は栄養を摂る作業に過ぎない。


午後9時

提督「やっと終わった…」

大淀「それでは10時に寝てください。夜更かししたら…」

提督「お仕置きだろ、わかったよ」

俺は艦娘のロボットに過ぎないのか…。


でも味方がいた。それは初期艦の吹雪だった。吹雪は何があっても俺を支えてくれた。キス島や沖ノ島で活躍してくれた。唯一の結婚艦娘でこんな生活の中の唯一の救いだった。まるで雑草の中に咲く一輪の花のようだった。でも俺はこの生活に嫌気がさした。そして遂に俺はこの鎮守府を去ることを決めた。


ー第一章脱走ー

俺は吹雪の待つ私室に帰った。

吹雪「おかえりなさい、司令官!」ニコ

提督「ああ、ただいま」

そして2人で風呂に入った。


ー風呂ー

吹雪「ふー。温まりますね」

提督「ああ、そうだな」

俺は周りを注意深く見渡しシャワーを流した。これは盗聴の予防の為だ。

提督「…今から話があるがいいか?」

吹雪はその言い方に気づき、慎重にこちらを向いた。

提督「俺と別れてくれないか?」

吹雪「な、何でそんな事言うのですか?私の事が嫌いになったからですか?」

珍しく吹雪は動揺していた。彼女の目は潤んでいた。

提督「…別にそんな事では無い」

吹雪「だったらどうして!」

提督「この鎮守府を抜けるからだ。お前は鎮守府に仲間も多く、鎮守府の中で最も練度が高い。だからだ」


そう話した時、不覚にも俺は涙をこぼした。本心では、吹雪と別れたくなかった。実際、俺は自殺を図った事がある。それでも艦娘に見つかり、毎回お仕置きされた。そんな中でも俺を支えてくれた吹雪には頭が上がらない。万が一見つかって捕まっても殺されるのに吹雪を巻き込みたくない。そう思って決めた苦渋の決断だった。


すると吹雪は俺の体を小さな手で俺を抱きしめた。

吹雪「大丈夫ですよ、私もついていきます。だって私は司令官の妻ですよ」

そう言いながら彼女の手を見つめた。彼女の小さくて、白い手は少し震えていた。

提督「俺はいい嫁を持ったな…」

そう言って吹雪の小さな体をそっと抱きしめた。満月が2人をみているようだった。


翌日、俺は脱出の為の仲間を探した。理由は2つ。1つ目はサポート、もうひとつは鎮守府内の情報を送って貰うからだ。脱出に成功しても、艦娘の行動が分からないと長く逃げることは難しい。俺が考えている計画には少なくとも3人は必要だ。これは裏切り者やばれた場合の可能性を考えると1人や二人は少ないと考えたからだ。俺には心当たりがある。今からその人物に会いに行こうとしている。


ー工廠ー

明石「あ、提督!お疲れ様です!」

彼女は明石。工廠を担当している艦娘だ。建造や改修に世話になっている。俺には建造、開発、改修、廃棄は一任されていた。よく話をする仲だ。

提督「よう、スマンが話がしたい。部屋に上がってもいいか?」

明石「いいですよ、すぐお茶入れますね」


ー明石私室ー

明石「お茶です、今日は何の用ですか?もしかして浮気ですか?」ニヤ

提督「馬鹿言え、俺は吹雪一筋だ」ズズ

明石「ふふ、提督に振られちゃいました」

そんな事を話していると明石は楽しそうに笑いながら言ってくれた。

明石「それで今日の用件ってなんですか?」

明石は初期の頃から俺を支えてくれた艦娘だ。大淀とも仲がいいが仲間に入れたい人物だ。

提督「…ここって盗聴機とかないよな…」

明石「?。ありませんが、どうしました?」

提督「…今から言うことを他の艦娘には黙ってて貰えるか?特に大淀や青葉辺りには絶対に話さないでくれ」

明石「大丈夫ですよ、こう見えても口は固いので」

慎重に話す提督を見て、明石は重大なことを話すことがわかった。

提督「俺は軍を辞める。吹雪と一緒にな」

想像していた話より重くて明石はびっくりした。

明石「…冗談ですか?」

提督「この目を見てもそれが言えるか?」

真剣な顔で明石を見ている提督を見て、明石は冗談では無いことを悟った。

提督「俺の計画に加担して欲しい。この通りだ」

上司が部下に頭を下げている。普通の軍なら有り得ないことである。それを見て明石は、

明石「…分かりました。提督、貴方に協力しましょう」

提督「本当か!ありがとう」

提督は心から安堵した。大淀や青葉と親しい明石が協力を約束してくれたのだ。また明石は、工作が得意で逃走用の道具も作ってくれるだろう。

明石「いえいえ、いつもお世話になっているお礼ですよ。これからも何かあれば協力しますよ」ニコ


こうして提督は、頼もしい仲間を得た提督だった。

明石「あっ、それと完成しましたよ、例のやつ」

提督「そうか、ありがとう」

明石が持ってきたのは小さな箱のようなものだった。

明石「電波妨害機です。それで盗聴器やカメラを無効に出来ますよ。でも使い過ぎないで下さいね。長い時間発動させていると艦娘にバレるので…」

提督「わかった、気を付けて使うよ」

機械を受け取ると提督は明石の部屋を出た。


部屋を出て明石はこう呟いた。

明石「提督は戦えない私を大切に育ててくれてくれました。提督、何かあれば手伝わせて下さい。それが私の恩返しです」

彼女は提督の後ろ姿を見て小さく、でも力強くそう答えた。


ー提督私室ー

再び私室に戻った提督は吹雪に話をした。

吹雪「おかえりなさい、司令官。また盗聴器は全部外しました」

提督「ありがとう、早速だが…」



吹雪「明石さんが協力を決めたんですか!」

提督「ああ、自分から願い出てくれたよ。あと頼まれたこれも作ってくれた」

吹雪「なんですか、これ?」

提督「電波妨害機と言ってな、盗聴器やカメラを無効にできるらしい。これでいちいちシャワーを流さなくても良くなる」

吹雪「そうなんですか、それにしてもてっきり明石さんは協力してくれないと思いました」

提督「なんだかんだあいつとの仲も古いからな。快く協力を決めてくれたよ」


ー翌日ー

提督は鎮守府の廊下を歩いていた。

提督(明石は協力を約束してくれたが、これだけでは心もとない。あと数人は必要だ)

そう思って廊下を歩いていると1人の艦娘が歩いてきた。彼女は日本の艦娘では無い。海外艦娘だ。


リシュリュー「ボンジュール、アドミラル。今日もいい天気ね」

提督「こんにちは、リシュリュー」

リシュリュー「ねぇ、アドミラル。今から一緒にお茶しない?いいお菓子が入ったの」


彼女はリシュリュー。3ヶ月前、この横須賀鎮守府に自由の国フランスからやってきた艦娘だ。今の自分には、リシュリューの国は天と地の格差があると思ってしまう。普通、日本にいるなら自由はあるはずなのに自分にはない。

提督(所詮、俺は籠の鳥だ)

籠という鎮守府を出れば大空を飛び回れるのに籠から出れない。廊下から外で飛び回っている鳥を見た。自分にはない自由が羨ましかった。


提督「それじゃあお言葉に甘えるよ」

リシュリュー「メルシー!早速私の部屋に行きましょう!」


ーリシュリューの部屋ー

リシュリュー「お茶が入ったわ」コト

提督「ダージリンティーか。頂くよ」ゴク

提督「うん、美味しいよ」

リシュリュー「そう?良かったわ」

提督「そういや、日本に来て3ヶ月になるがどうだ?」

リシュリュー「別に困った事はないわ。ご飯は美味しいし、貴方の指揮もしっかりしている。でも一つだけ心配している事があるの」

提督「それはなんだい、言ってくれ」

リシュリュー「それはね、アドミラル。貴方のことよ」

リシュリューの部屋に静寂が走る。二人は暫く口を開かなかったがやがて…

リシュリュー「私がここに着任して貴方を外で見た事はないわ 、食堂ですらまともに来ない。この鎮守府は変よ!」ダン!

リシュリューは机を叩いた。


リシュリューに言われたことを聞いて俺は驚いた。確かに俺は2年程前から食堂に行っていない。艦娘に食事を制限させられているからだ。反対しているのは吹雪、鳳翔、間宮、明石など意外に少ない。多分俺の身を心配していると思うがあんな栄養だけが重視された不味い飯を毎日出されるのは内心きつかった。吹雪の聞いた話では間宮さんや鳳翔さんは俺の食事を作らせて貰えないらしい。運んでいく際、チェックが入り二人が作ったものは弾かれてしまうようなのだ。


リシュリュー「アドミラル、教えて。私も力になるから」

その瞳は真剣そのもので、一点の曇りもない目だった。俺はリシュリューに真実を教えることを決めた。

提督「…わかった、話すよ」


それから俺はリシュリューに本当のことを話した。リシュリューは黙っててそれを聞いてくれた。話を進めていくにつれて彼女の白い顔がみるみる朱色に染まっていった。全てを話し終えた時彼女の手はまるで血が出てきそうなぐらい強く握りしめていた。


リシュリュー「許せないわ!」ドン!!

リシュリューは激怒した。提督を束縛する艦娘達に怒りを隠せなかった。リシュリューは最近来たばかりで、鎮守府の内情はあまり知らない。自由の国フランスで育った艦娘である。でもそこまでして提督を束縛するのはおかしいと思った。怒りの余り、リシュリューは我を忘れそうになった。

リシュリュー「それはそうとアドミラル、貴方よく今まで耐えてきたわね」

提督「…そういう仕事さ」

リシュリュー「ねぇアドミラル、何か手伝えることがあったら言って。こんな私でもできることはやるわ」

提督(…リシュリューは信用できるな)


提督「リシュリュー、今から話すことを誰にも言わないでくれ」

リシュリューは何かを悟ってドアに鍵をかけ、カーテンで窓を覆った。

リシュリュー「アドミラル、準備は出来たわ」

提督「ありがとう。それとこの話は吹雪と明石以外は他言無用にしてくれ。特に大淀や青葉には話さないでくれ」

リシュリューは静かにうなづいた。

提督「ありがとう、本題だか俺は軍を辞めるよ」

リシュリュー「…そう。で私に何ができる?」

提督「俺の計画を手伝って欲しい。頼む、この通りだ」

提督はリシュリューに向かって頭を下げた。リシュリューは頭を上げるように言うと、

リシュリュー「喜んで協力するわ、是非協力させて」ニコ

と、優しく微笑んでくれた。

提督「本当か!助かる」

リシュリュー「貴方に受けた恩はこれ以上だわ。これは私の恩返しよ」

そのあと、1時間ほどして提督はリシュリューの部屋を後にした。


リシュリュー「あんな優しいアドミラルを束縛するなんて許せないわ。アドミラル、ここを去っても元気で過ごして下さいね」


ー提督私室ー


私室に戻った提督は脱出の計画を思案していた。隣には嫁の吹雪と明石がいた。

提督「妨害機も作動させたし、作戦を練ろう」

明石「私も微力ながら協力させていただきます」

吹雪「どうやって脱出するんですか?」

提督「考えたのは2通りだ」


1 海路から脱出。

2 陸路から脱出。


明石「これは2ですね。艦娘を舐めてはいけません」

吹雪「逃走路は陸路ですね」

提督「だな、それと脱出した後どうやって逃げるかだがこれも色々な方法がある」


1 電車

2 タクシー

3 バス

4 自動車

5 自宅(神奈川県内)


提督「散々考えた結果、どれも愚策だと分かった」

吹雪「どうしてですか?」

提督「理由はこうだ」


まず自宅はない。今から逃亡するのに自宅で待機するのがおかしいと思った。それではわざわざ捕まえて下さいと言っているものだ。


電車もない。確かに遠くに逃げるなら使えなくはないが、駅にはカメラが多い。カメラから行き先が特定される可能性もある。特にあの青葉ならカメラを乗っ取るくらい簡単な事だろう。


タクシーもない。カードから行き先が特定される可能性がある。それにタクシーだと資金がかかる。余り多用できない。


バスもいいが、艦娘が尾行してくる可能性がある。深夜バスなら遠くに逃げる事も可能だがバスの履歴からバレる事がある。


従って自動車がいいが、提督の自家用車はダメだ。ナンバーが特定される。だから移動は自動車がいいがレンタカーが好ましい。それに長い時間過ごすのでキャンピングカーがいい。だが大手はダメだ。小さい店がいい。


提督「と言うわけだ」

吹雪「な、なるほど…」

明石「でもそう簡単に成功しますかね?」

提督「確かに逃げてもいつかバレる。だから逃げる際に偽装工作をしておく」

吹雪「どんな事をするんですか?」

提督「それはな……」ごにょごにょ

明石「確かにそれなら成功するかも知れませんね」

提督「それと明石、お前にはこの計画に協力するために軍を辞めて貰う。俺のそばで力を発揮してくれ」

明石「…分かりました。こうなったらとことん提督に付き合いましょう。死なば諸共です」


明石の忠誠度98→100


提督「それとあとこの2人に協力してもらう事にした」

ドアが開いて2人の艦娘が姿を見せた。


吹雪「鳳翔さん、間宮さん…」

鳳翔「話は提督から聞きました。他の皆さんが提督を大切してないことや一生懸命作ったご飯を捨てられていることを聞きました」

間宮「私たちも是非協力させて下さい」

明石「提督、どうします?」

提督「勿論、協力してもらう。味方は1人でも多い方がいい」

提督(だが、味方が増えるということは中に間者が紛れ込みやすくなる。気を付けないと…)

明石「…分かりました。ではここにいる皆さんにこのバッチを付けてもらいます」スッ


そう言って明石が取り出したのは見た目は普通のバッチだった。

提督「なんだこれ?」

明石「これはセーフティーロックを掛けるバッチです。このバッチを付けると提督を裏切る事が出来なくなります。一度付けると外すことが出来ません。このバッチは全部で6個あります。今から私、吹雪さん、鳳翔さん、間宮さんが付けますので残りはあと二つです」

そう言って明石は胸元にバッチを付けた。他の艦娘も同じように付ける。

明石「これで私達は提督を裏切る事が出来なくなりました」

吹雪「本当だ。引っ張っても取れない」グイグイ

提督「では本題に入ろう」

鳳翔「私達はここに残って情報を送ります」

明石「分かりました、ではこのメガネを渡します」

提督「なんだそれ?」

明石「忠誠度測定器です。それをかけているとある程度艦娘の忠誠度が分かります」


※このメガネをは艦娘の忠誠度を測るアイテムです。登場させて欲しい艦娘はこのメガネで忠誠度を測られます。(出して欲しい艦娘はコメント欄で受け付けます)

※なおこの機械は必ずしも正しい数値が出るとは、限りません。あくまで参考にしてください(例えば忠誠度60だったとしても味方になるかは皆さんの安価次第です)


明石「それで仲間を増やしてください」

鳳翔「分かりました」

明石「あと記憶を消す機械も渡します。これで仲間から怪しい人を仲間の頃の記憶だけを消すことが出来ます」


※提督の仲間の数は10人から15人に増やしました。今後鳳翔、間宮は鎮守府側の動きの偵察と仲間を増やしていくことになります。ただし仲間になった艦娘は何時までも仲間であるわけではありません。裏切り者や間者が紛れ込んでいる事があります。その艦娘を仲間にするかは読者の皆さんが決めて頂きます。コメント欄で仲間にするかしないか決めてください。(ただし、セーフティーロック済みの艦娘は除く)なお、仲間になった艦娘は怪しいと思ったら追放できます。追放したい艦娘をコメント欄で書いてください。艦娘は記憶を仲間にいた頃の消してグループから離れます。(なお、コメント欄で書かれた艦娘や僕が選んだ艦娘が対象です)

※ご都合主義ですいません……


鳳翔「分かりました、微弱ですが提督の力になります」

提督「じゃあ今日は解散だ。そろそろバレる」

明石「そうですね、お疲れ様でした」

鳳翔「私達も帰りますね」

間宮「また私達も呼んでくださいね」


ー翌日ー

提督「それじゃあ、大本営に行ってくるよ」

大淀「いいですけどなんのようですか?」

提督「近々大規模作戦があるらしくてね、元帥に呼ばれたんだよ(嘘)」

大淀「…そんな事聞いていませんが?」

提督「昨日の夜、直々にね。何か急な事があっては行けないから行くんだよ。あと吹雪と明石も行くからな」

大淀「…分かりました。気をつけて下さいね」

提督「わかった。行ってくるよ」

大淀「……」

大淀(提督の動きが危ないですね。少し監視を強めますか)


ー大本営ー

提督(大淀が感づき始めたか。さっさと計画を実行しないと)

吹雪「司令官、いよいよですね…」

明石「ええ、軍を辞める辞表も持ってきました」スッ

提督「…覚悟はいいか?俺は出来ている」

吹雪「バッチリです」

明石「勿論です」

提督「よし、行くか!」


ー元帥の部屋ー


提督「ノックしてもし〜もし!」ガチャ

吹雪、明石(こんな挨拶で大丈夫なんだろうか…)

元帥「久しぶりじゃな、提督。今日はなんか用か?」

吹雪、明石(それでいいのかよ)

提督「お久しぶりです、元帥。すいません、今から大事な話をするので人払いをさせてもらって構いませんか?」

元帥「…わかった、すぐする」


ー5分後ー

元帥「わざわざ人払いをさせるくらいじゃから大事な話じゃろうな。なんの用じゃ」

提督「…元帥閣下。この度吹雪、明石と共に軍を辞める決意をしました。これが辞表です」

3人は机の上に辞表を差し出した。元帥は少し驚きながらも話を続けた。

元帥「…何故かと聞くのは止めておこう。だがお前はやめる事で敵前逃亡の汚名を被ることとなるぞ」

提督「私達は敵から逃亡する為に、はたまた裏切る為に辞めるわけではありません。一段落したらまた軍に戻ります」

吹雪と明石もうなづいた。

元帥「そうか…。かつて鉄底海峡やキス島で活躍したお前がな」

元帥は窓から空を見上げた。今にでも雨が降り出しそうな天気だった。そのうち1粒2粒と窓に雫が着いたと思うと雨が降ってきた。夕立である。元帥は机の上のコーヒーを一口飲んだ。苦いコーヒーがいつもより苦く感じた。


提督「それでは…」

元帥「ワシとお前の仲だ。理由は聞かないが受け取ろう」スッ

そう言うと元帥は3枚の辞表を懐にしまった。

提督「ありがとうございます。それとあと一点だけ」

元帥「ん?なんだ」

提督「俺が辞めたあと多分大淀から電話が来ると思います。ですが俺のことを聞いてきても話さないでください。そして大淀達に協力しないようにして貰えますか?」

元帥「…わかった、できるく限りお前達に協力するよ」

提督「では月一回でいいので軍の情報を伝えてください」

元帥「なんじゃそんな事か。まかせろ」

提督「ありがとうございます。そして今までありがとうございました」

そう言って3人は部屋をでた。

3人が出ていった後、

元帥「今まで軍の為に粉骨砕身してきた彼に何の罪があるんだ…。運命とは非情なものだ」

と言い、涙をこぼした。

部下「失礼します。何かありましたか?」

元帥「君、君にとって運命とは何なのかね」

部下「運命ですが…。私はあまり」

元帥「では一つ教えよう」

部下「なんですか?」

元帥「我々は運命の奴隷なんだよ。提督らの無事を祈ってはやれないが彼らが眠れる奴隷であることを祈ろう」

部下は?の顔をしていたが元帥は提督達の心配をしていた。

元帥「運命は避けては通れない。例え運命を変えたとしてもそれもまた運命。運命を逃れるにはあの世に行かないと行けない。いわゆる解脱と言うものだ。それをなしえたのは後にも先にもブッタだけだ。人間というものは運命から逃れられないのだよ」

そう話すと元帥はまた涙を流した。


ーその夜ー

明石は提督の私室に向かっていた。いよいよ脱出をするのだ。着替えと必要なものを持って提督と吹雪の待つ部屋にたどり着いた。

明石「失礼します」ガチャ

そこには提督や吹雪以外に鳳翔さんや間宮さんもいた。いよいよ脱出をする最終段階に着いて話すようだ。

提督「それでは、鳳翔さんと間宮さんは鎮守府で仲間を探すようにして下さい。仲間が出来たらその都度連絡をください」

鳳翔「分かりました」

間宮「お任せ下さい」

提督「明石、あの人とは、話が着いているか?」

明石「はい、すんなり受け入れてくれました」

鳳翔「では荷物をダンボールに詰めておきますね」

間宮「どうかご武運を」

提督「2人もな。明石、今から工廠に行けるか?」

明石「大丈夫です。でも何をするんですか?」

提督「脱出の最初の作戦だ」ニヤ

そう言って提督はニヤリと笑った。


空は満天の星が広がっていた。吹雪には鳳翔達の手伝いをしてもらっている。

明石「提督、これからどうするんですか?」

提督「艦娘から逃げる。例え逃げきれなくても俺は俺の意志を貫いて見せる」

明石「相変わらず説明が下手ですね。作戦の時も艦娘には分からないように2つの意味を持たせたり吹雪さんとの結婚の時も似合わないプロポーズをしたり」

提督「それはもういいだろう」

明石「でも私はそんな提督に恋をしてしまいました。吹雪さんがいるのに…」

提督「……」

明石「ごめんなさい、今のは忘れてください」

明石は走り出してしまった。頬から一筋の涙が見えた。

提督「…明石、酒保に行ったら指輪を用意してくれんか?」

明石「えっ?」

提督「この逃亡が終わったらお前に渡す。必ず吹雪には説明する。今まで支えてくれたせめてもの救いお礼だ」

明石「…本当ですか?」

提督「今まで、策略以外で俺が嘘着いたことあるか?」

明石「ふふ、提督は本当に馬鹿なんですから…」

提督「馬鹿野郎、俺は天才だ」

2人はまた歩き出す。夏の大三角形は2人を見下ろすさのようにゆっくりと夜空を少しづつ動いていった。


ー工廠ー

提督らは工廠に着いた。まだ工廠は明るく妖精が作業していた。

夕張「明石さんお疲れ様です。あっ提督!お久しぶりです」

明石「お疲れ様夕張。あとは私達がやるよ」

夕張「?分かりました」


ー5分後ー

提督「さぁ、始めようか」

明石「何をするんですか?」

提督「その前にここの資材っていくつぐらいある」

明石「大体どの資材も4万近くです」

提督「そうか。それなら大丈夫だな」

明石「だから何をするんですか?」

提督「明石、資材を一気に消す方法は何がある?」

明石「提督、まさか…」

提督「そうだ、大型建造で資材を一気に消す。その前にあることをするがな。明石、艦載機を全部持ってこい」

明石「…艦娘のもですか?」

提督「そうだ」

明石「分かりました」


ー1時間後ー

提督「これで全部か」

明石「はい、全部持って来ましたでも何するんです?」

提督「こいつを全部廃棄する」

明石「これを全部ですか」

提督「少しでも索敵能力を削いでおく。そして溶鉱炉で一部の資源を除いて全て溶かす。他は俺らが持っていく。安心しろ、元帥には許可を取っている」

明石「分かりました、早速作業を開始します」


ー30分後ー

明石「全部廃棄しました、全部で3000余ぐらいになりました」

提督「よし、2万ばかり残して全部溶鉱炉で溶かすぞ」

明石「はい!」

(ここから安価をします)

大型建造で建造する艦娘を決めてください。

>>1〜>>2

(コメント欄に書いてください。忠誠度は50とします。)


建造時間

6時間40分

8時間

提督「…これ当たりじゃないか?」

明石「ですね。私もこんな時間見た事ありませんでしたから」

提督「まじか…」

提督「…取り敢えずバーナーで焼いて」

明石「…分かりました」ボオオオオ!!

大鳳「そう…わたしが大鳳。出迎えありがとうございます。提督、貴方と機動部隊に勝利を!」

武蔵「フッ、随分待たせてくれたようだな……。大和型戦艦2番目、武蔵。参る!」

提督(…まさかの大当たりだ……)

明石(提督、私そう思いました……)

提督(こいつ、脳内に直接!)

大鳳「どうしたんですか提督?」

武蔵「どうしたんだ相棒。提督なら腰をドシッとしてだな…」

提督「うちに大和いるよな?」

明石「はい、ヤンデレかは分かりませんが…」

武蔵「なんだ、大和がいるのか。早速会いたいのだが」

提督「その前にちょっと合わせたい人がいるんでな2人とも着いてきてくれ。明石は資材を指定の場所に」

明石「分かりました!」


ー提督私室ー

吹雪「おかえりなさい!司令か…」

鳳翔「どうしまし…」

提督「ただいま、工廠から帰ったよ」

大鳳「お、お邪魔します」

武蔵「失礼する」

吹雪「」

鳳翔「」

間宮「」

武蔵「どうしたんだ、そんな固まって?」

吹雪「司令官、なんで武蔵さんと大鳳さんがいるんですか?!」ヒソヒソ

提督「さっき工廠で大型建造やったら出たんだよ」ヒソヒソ

吹雪「なんで大型建造したんですか!?」ヒソヒソ

武蔵「おい、聞こえているぞ」

吹雪「す、すいません!」

大鳳「いえ、大丈夫ですよ」ニコ

鳳翔「提督、武蔵さんと大鳳さんを仲間に加えてもいいですか?」ヒソヒソ

提督「どうしてだ?」

間宮「武蔵さんと大鳳さんは今作られたんですよね?それなら大丈夫ですし、凄い戦力になると思います」ヒソヒソ

提督「なるほど…」

(ここで安価をとります)

大鳳と武蔵を仲間に加えますか?(返答はコメント欄に書いてください。尚仲間にする場合2人とも仲間になります。セーフティーロックは付けるかお任せします)

>>3

提督「そうだな。造られたばかりでこの鎮守府の事を知らないし、2人ともすごい戦力だしな。いいかもしれん」

大鳳「えーと、提督?」

武蔵「どうしたんだ?」

提督「2人とも、俺の話を聞いてくれ」


ー事情説明中ー

大鳳「そう、そんなことが…」

武蔵「全く、ここはどうなっているんだ…」

提督「頼む、俺に力を貸してくれ!」ズサ

大鳳「土下座なんてしないでください。私でよければ力を貸します」

武蔵「フッ、弱きものを助け悪を滅ぼすか…。よかろう、この武蔵、お前の力になろう!」

吹雪「大鳳さん、武蔵さん。ありがとうございます!」

武蔵「何、義経を守った武蔵坊弁慶のようにお前を守ろう!」

大鳳「私も力限り手伝います」

鳳翔「それではこれをつけてください」

大鳳「なんですか、これ?」

提督「これはな…(かくかくしかじか)」

大鳳「分かったわ、これを付ければいいのね」

武蔵「いいだろう」


大鳳 忠誠度50→100(セーフティーロック済み)

武蔵 忠誠度50→100(セーフティーロック済み)


提督「ありがとう、2人は鳳翔さんと間宮さんの手伝いをしてくれないか?」

大鳳、武蔵「分かりました(った)」

吹雪「良かったですね司令官♪」

提督「ああ、頼もしい仲間が増えたな」

鳳翔「提督、セーフティーロックバッチが切れてしまいました…」

提督「明石がいくつか持っていたから分けてもらおう」

明石「提督、終わりました」ガチャ

提督「お疲れ様、そろそろあいつも着いたかな?」

明石「あと数時間で来るそうです」

吹雪「それにしてもなんで大型建造したんですか?」

提督「それは大型建造で資材を溶かして暫くは追跡出来ないようにするためだ」

大鳳「それで出来たのが私達だったということですか」

提督「まぁそういう事だ、あと明石セーフティーロックバッチってまだあるか?」

明石「はい、予備であと2つありますよ」

提督「それを鳳翔達に渡してくれ」

明石「分かりました、どうぞ!」

鳳翔「ありがとうございます」ペコ


ー数時間後、午前1時ー

鎮守府の夜は静かだ。今日は夜戦バカ(川内)も珍しく静かだった。なんか体調がわるいとかいって艦隊勤務を休んでいたな…。大体の艦娘が寝静まった午前1時。草木も眠る丑三つ時だ。俺らが待っていた人はようやくやってきた。


明石「提督、お待ちかねの人が到着しました」

提督「やっとか、吹雪」

吹雪「はい!」

提督「いよいよだな」

吹雪「はい…」

吹雪は嬉し涙を流した。ここまでの計画を悟られず計画に協力してくれた鳳翔や間宮、明石。それと新しい仲間になった武蔵と大鳳には感謝しても感謝しきれなかった。感謝、圧倒的感謝!その男は鎮守府の門のところにいた。

友人「待たせたな!提督」

この男は提督の親友でこの鎮守府に物資を届けてくれていた。明石に酒保を任せていたので明石を味方にすれば彼と話が着くわけだ。(携帯では履歴が残るので)明石を一番最初に仲間にするのもこういう事を見越して計画されたのだ。

提督「資材はドラム缶にある、トラックの荷台に載せていってくれ」

友人「わかった!」

そして荷物が全て積み終わると自分達がトラックの荷台に乗った。


昔、ドイツの囚人が刑務所から抜け出すためにつかったやり方がある。それは刑務所から出るトラックに乗ることだった。でもそれではバレるので男はダンボールに入り脱出した。脱出は無事に成功した。(実話です)


そして提督、吹雪、明石が荷台に乗り鳳翔達は見送りに来た。

鳳翔「提督、無事を祈ります」

提督「ああ、鳳翔達も元気でな」

間宮「皆さん、食事はしっかり取って健康に過ごしてください」

大鳳「大変だとは思いますが頑張って下さい!


武蔵「明石、相棒を守るんだぞ」

明石「はい、微弱ながら頑張ります!」

友人「それじゃあ出発するぞ」

トラックは鎮守府の門を出ていった。荷台から3人が見たのは月光に光る海面と鎮守府の工廠のクレーンだった。こうして提督達は大淀などに知られず鎮守府を脱出したのだった。


暫くして吹雪と明石は眠ってしまった。提督は荷台に揺られながら次の小説の一文を読んだ。

提督「…2人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。1人は泥を見た。1人は星を見た…」

(ジョジョの奇妙な冒険1巻の冒頭)

提督「俺は星を見る。少しでも成功のチャンスがあれば例え蜘蛛の糸ような細くても水面に浮かぶ藁でも掴んでやる!」

そう固く誓った。海から離れて波の音や潮の香りが無くなってきた。

提督「…俺は本当に脱出したんだな」

提督は空を見上げた。月と星が輝いていた。

第1章~完~


ー第2章追跡ー


翌朝、大淀は提督の私室を尋ねた。現在午前8時。総員起こしはとっくに過ぎている。いつもなら吹雪と共に起きてくるんだかその様子もない。

大淀(またお仕置きされたいようですね)

鞭を持って廊下を歩いていると提督の私室に到着した。

大淀(青葉さんが言うには、盗聴器でいびきを聞き取ったから寝ているらしいですが…。まさかの吹雪さんと夜の営みをして寝坊したとか?これはますますお仕置きが必要ですね)イライラ

確かに中からいびきが聞こえる。大淀は提督私室のドアを開けようとしたが鍵がかかっている。その時…

時雨「あれ、大淀さん。どうしたの?」

大淀「あら時雨さん。提督を起こそうとしたんですが鍵がかかっていて開けられないの。手伝ってくれない?」

時雨「分かったよちょっと待っててね」

時雨は艤装を展開し7.7mm機銃を取り出した。

時雨「これでドアをぶち破るよ。ドアはまた直せばいいし」

大淀はしばらく考えていたがやがて…

大淀「いいでしょう。今回だけですよ」ニヤ

時雨「話が分かってくれて嬉しいよ」ニヤ ガシャ!

そう言って時雨は前方のドアに向かって機銃を構えて………撃った。

ドガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!

すざましい速さで弾が発射されドアは瞬く間に大穴が空いた。

大淀はドアを突き破って侵入した。時雨も続く。もちろん提督の姿はない。あったのは布団に隠されたぬいぐるみといびきを流していたカセットテープだけだった。積んであった兵法書の山や作戦書はなく残っていたのは机と椅子、ベッド、本棚だけだった。

大淀「いない。提督は何処へ…」ハッ

大淀は悟った。最近、明石が前は食事などに行っていたがこの頃めっきり無くなった。提督も私室に閉じこもってばかりだった。

大淀「提督は……脱出したんだ…………」

時雨「えっ?今なんて!」

大淀はまた走り出した。

時雨「大淀さん、待ってよ!」

時雨も後に続く。


ー明石私室ー

大淀は明石の私室に着いた。もちろん明石もいない。大淀は机の上にある物を発見した。それは

大淀「縁切り状……」

開いてみると提督と共に逃げること。大淀、青葉達とは一切の関係を断つことが書いてあった。

時雨「大淀さん!!」

時雨も追いついた。

時雨「提督が、提督がどうしたの!?」

動転しながら時雨は大淀に尋ねる。

大淀「提督が鎮守府から逃げたの…」

時雨「なんだって!僕らの愛しき提督が逃げた?!」

大淀「ええ…」

時雨「すぐ放送を掛けよう。提督を探すんだ!」

こうして鎮守府には提督逃亡の事が知らされた。艦娘の中にはすぐ探そうとする艦娘もいれば、心の中で提督を憐れむ艦娘もいた。艦娘達は捜索部隊を編成していく。しかしここで鎮守府側にとって予想外のことが起こる。

青葉「大変です大淀さん!!艦載機を全部廃棄されました!」

加賀「大淀さん。艦娘の装備だった艦載機を全部廃棄されました。私の彩雲や烈風も全部です」

大淀「くっ、提督。ここまで読んでいたとは…。すぐ艦載機を開発して!」

萩風「大淀さん!!資材が全くありません!どの資材も0です!!」

大淀「まさかここまで用意周到とは…。暫くは徒歩で探すしかないわね…」

※提督の策略により鎮守府側は艦載機、資材を全て失いました。これにより5ヶ月間(5ターン)は海からの捜索、空からの捜索が出来なくなりました。

リシュリュー(アドミラル、抜け出せたのね。ここからが本番よ)紅茶ゴクッ


ー一方提督達は…ー

提督は目が覚めた。もう空には朝日が登っていた。今は午前6時50分。大淀が異変に気づく1時間10分前だった。

提督「いつの間にか寝ていたのか」

ふと隣を見た。吹雪と明石はまだ眠っていた。吹雪の頬を指でつつく。

吹雪「へへへ〜司令官〜」ニヤニヤ

と寝言を言いながら寝てた。提督達は横須賀市を離れ、提督の家がある横浜市の中心部から離れた場所にいた。荷台から空を見上げた。澄んだ空だった。いつも空を見ていたがここまで綺麗な空を見たのは初めてだった。

明石「うーん。あ、提督。おはようございます」ノビー

提督「ああ、おはよう」

あくびをしながら挨拶した明石に対して提督は挨拶を返した。もうすぐ提督の家に着く。吹雪も起きてきて

吹雪「ふぁ〜。あっ、提督おはようございます」

と挨拶した。

友人「あー…めっちゃ眠い……」

友人「今までレッド◯ルーとかコーヒー飲みまくっているけどもう限界だ」

そう言って目を血ばらせたトラックを走らせた。

ー提督自宅ー

提督達は提督自宅に着いた。1つ目の目標は印鑑や通帳を取りに行くこと。もうひとつの目的は大淀達に罠を仕掛けるためだった。

提督「着いたな」

吹雪「ここが提督の家ですか」

明石「一軒家なんですね」

友人「おい、準備終わったら起こしてくれ。俺は少し眠る…ZzzZzz」

提督「ああ、夜どうしお疲れ様。ゆっくり休んでくれ」

ー2時間後ー

提督らは通帳と印鑑を手にして戻ってきた。そして入口を閉めてまたトラックの荷台に乗った。

提督「仮眠は取れたか?」

友人「ああ、少し回復したよ。どこまで送る?隣の県ぐらいなら行けるよ」

提督「そうだな……」

(安価を取ります)

どこに送ってもらう?(行けるのは隣の県のみです※この場合東名高速が繋がっている静岡か東京のどちらかになります。選んだ選択肢によりその後が変わります。ちなみにどちらかに艦娘が集中します。これは提督の逃げやすくなるか逃げにくくなるか決める第一のターニングポイントです。答え方は静岡or東京と答えて下さい)>>4


提督「それなら静岡にするよ」

友人「了解」

吹雪「なんで静岡なんですか?」

提督「大淀の思考を考えた結果だよ。まぁ一種の賭けだけどね」

明石「どういうことです?」

提督「人を隠すなら人口の多い方が隠れやすい。でも東京は都会でカメラとかも多いしバレる可能性もある。東京は多くの人が集まる場所だから田舎の方がいいと思ったんだ」

吹雪「そうだったんですか…」

明石「でも一種の賭けですね」

提督「ああ、何かあったら鳳翔が知らせてくれるからその時確認しよう」


ー横須賀鎮守府ー

大淀は鎮守府の艦娘を集めて会議を行った。その中には鳳翔や間宮の姿もあった。幸い提督が出てからそんなに時間は経っていない。でも予想外の事ばかり起こった。明石は提督と共に出ていき、資材は0、更には艦載機を全部廃棄されていた。大淀は全く想像していないことが連続して起きている事に大淀は動揺していた。

大淀「落ち着け…。素数を数えて落ち着くんだ。2、3、5、7、11、13、17、23…よし」

加賀「大淀さん、大丈夫ですか?」

大淀「ええ、何とか…」

時雨「早く提督を取り戻す方法を考えよう」

大淀「ええ、そうね…」

加賀「取り敢えず三部隊に分けたらいいんじゃないかしら。提督の家と駅、そして街に別れましょう」

時雨「提督の家は僕達が行くよ」

加賀「私たちは街を探します」

大淀「なら私は駅ですね。場合によっては県外に脱出している可能性もあるので他の街にも行きます」

その時、鳳翔と間宮に電流走る。提督は鎮守府を去って、静岡に行くことを知っているからだ。

大淀(木を隠すなら森の中、人を隠すなら人の中。人が多いということは、人混みに紛れやすくなる。私ならそうする)

大淀「主に関東地方を探してみようかしら」

鳳翔と間宮は胸を撫で下ろした。大淀は提督の第2の策に引っかかった。提督は賭けに勝ったのだ。(この策により大淀らは3ヶ月、関東地方から出れなくなりました)


ー静岡県静岡市ー

提督らは静岡県に着いた。静岡市は政令指定都市であり、人口も100万人近くいる。今川義元や徳川家康が居城を置いた歴史ある街だ。安倍川もちなどの名物も多い。提督らは暫くはここで身を隠すことにした。


友人「ここでお別れだな。逃走の成功を祈っているよ」

提督「ここまで送ってくれてありがとう。俺も頑張るよ」

吹雪「色々ありがとうございました」ペコ

明石「お世話になりました」ペコ

友人「いいよ、今まで世話になっていたお礼だ。じゃぁ俺は関東に帰るよ。じゃあな」バタン

そういうと友人はトラックに乗った。

友人「アリーベデルチ!(さよならだ!)提督!」

トラックは徐々に遠ざかって行った。

提督「それじゃあ、時間もあるしどこか行くか」

吹雪「えっ、いいんですか?今追われているのに…」

提督「安心しろ、大淀との賭けに勝った。鳳翔から連絡が来て大淀達は暫くは関東にいるそうだ」

明石「なら大丈夫ですね」

提督「だから少し街を散策しよう。行きたい場所はあるか?」

吹雪「それじゃあ…」

(ここで安価を取ります)

どこに行く?(行く所、やる事は3つとします)>>5

※簡単に・〜に行く(例えば海とか神社など簡潔でいいです)や・〜を食べる(こちらも安倍川もちとか寿司とか簡潔でいいです)と書いてもいいです。場所はこっちが勝手に決めます。(もちろん場所指定も大丈夫です!)

※実は選んだ場所によってイベントが起こります。(ラッキーかアンラッキーかは決まっています)提督達が強化されたり、逃走率が上がったり、アイテムを入試したり色々な事が起きます。

但し、艦娘に会うイベントもあるので選択が重要になってきます。

※今回は全てラッキーイベントです。

吹雪「じゃあ少し我儘を言ってもいいですか?」

提督「いいぞ」

吹雪「じゃあ皆さんでお寿司を食べに行きたいです」

明石「いいですね!脱出の記念にですね」

提督「そうだな、少し高い店にするか、まずは泊まるホテルに荷物を置いていこう」


ー1時間後、静岡市内寿司店ー

提督「じゃあ食べるか」

吹雪「ま、回っていないお寿司なんて初めてです」

明石「私も久しぶりだよ」

大将「ヘイ!何にします?」

提督「じゃあ大トロから頂くか」

吹雪「じ、じゃあ私はサーモンで」

明石「私はウニにします」

大将「ヘイまいど!」

提督「さすが大トロだ。脂がとろける」

吹雪「美味しいですね司令官〜」

明石「流石北海道産のウニはそこら辺のものと違いますね」

大将「次は何にします?」

提督「そうだなー」


ー2時間後ー

吹雪「美味しかったです!」

明石「提督、ご馳走様でした」

提督「いいよ、さて今日はホテルで休んで明日、キャンピングカーを買うか」

吹雪、明石「はい!」


ー提督自宅ー

遡ること3時間前、時雨達は横浜市内の提督自宅に着いた。

白露「ここに提督がいるのかな?」

時雨「そうだと思うよ。あそこに人影があるし」

指を指した方向には確かに人影らしき影があった。

村雨「よーし!提督を一番に捕まえるよ!」

白露「それ、私の台詞!」

春雨「でも提督は賢いから罠とか仕掛けてないかな?」

夕立「それなら心配ないっぽい!提督さんは結構ぼんやりしてるから罠とか仕掛けてないっぽい!」

時雨「確かにそうだけど念には念をだからね」

白露「もー、遅いよ。1番に突撃するよ、着いてきて!」ダッ

時雨「待ってよ!罠とかあるかもしれないよ!」ダッ

白露型の5人は玄関に入る。今ところ罠らしい罠はない。ドアは閉まっていた。

時雨「こんな事もあると思ってピッキングのセットを持ってきたよ」スッ

夕立「時雨、流石っぽい!」

時雨「夕立、少し静かにしてね」カチャカチャ


ー5分後ー

カチャ

時雨「うん、開いたよ!」

白露「1番に入るよ!いっちばーん!」

時雨「待って!危ない…」

その言葉が終わる前に白露は突然現れた丸太に吹っ飛ばされた。

白露「ぐはッ!」

時雨「大丈夫!?」

白露「大丈夫じゃ…な…い」ガクッ

村雨「意外にも罠は多いみたいだね」

春雨「はわわわ……」

夕立「春雨、電の口調が移ってるぽい」


ー横須賀鎮守府ー

電「へくちっ!」

雷「どうしたの?風邪?」

電「誰かが噂しているようなのです」

響「風邪には気をつけた方がいいよ」

暁「レディは風邪を引かないわよ」フンス!

雷「それは馬鹿じゃ…」

響「雷、それ以上いけない」


ー提督自宅ー

時雨「とにかく罠には気をつけた方がいいみたいだね」

村雨「そうみたいね。家の中に…」スタスタ

スポッ!

そう言って村雨が玄関に入ると玄関の一部が穴が開いた。深さは結構あって1人じゃ登れない。

村雨「えっ?えっ!何が起こったの!?」

時雨「…玄関から入るのはよそう。窓から入ろう」

村雨「ちょっと!出してよ〜!」

夕立「取り敢えず、助けるっぽい」


ー5分後ー

村雨「た、助かった…」

春雨「でもこれで玄関からは入らない方がいい事が分かりましたね」

村雨「私たちは囮!?」

時雨「いや、自分達ではまっていったじゃん…」

白露「お腹…痛い……」ガクガク

夕立「罠とかないと思って突撃するからっぽい」

時雨「それじゃあ窓から入ろう」

春雨「私は白露姉さんを看病します」

時雨「分かったよ」

ーリビング窓ー

時雨「ちょっと手荒だけど!」バリーン!!

夕立(不法侵入と器物破損だっぽい。間違いなく警察案件っぽい )ガクガク

時雨「よし、入るよ」

村雨「待って、それは流石にまずいんじゃない?」

時雨「何を言っているの?これは戦いだよ。提督と僕らの戦い」クル

夕立「で、でも…」

時雨「戦いは勝った方が正義なんだ。正義とは勝者のこと、悪とは敗者のこと。この世は結果が全て、過程など問題なく勝ったものが正義なんだ」

村雨「要は…」

時雨「勝てばよかろうなのだ!!」←この時点でもう負けている

夕立「時雨、最近ジョジョの奇妙な冒険の読みすぎだっぽい…」

村雨「この台詞も2部のカーズだしね」

夕立「まともなのは夕立だけっぽい!?」


ー提督自宅、リビングー

時雨達は窓から侵入した。電気は着いていなかった。

時雨「それじゃあ、お風呂場とか畳の下とかも探そう!」

夕立(まともになったっぽい)

村雨「分かったよ!」

ー1階押し入れー

村雨は1階の和室の押し入れを探していた。

村雨「提督、早く出てきて下さい!」ガラッ

その時、グローブパンチが出現し、村雨の顔面をヒットさせた。

村雨「ぐはッ!」バタン

村雨はその反動で後ろに飛ばされてしまった。

村雨「な…なんで私だけ……」ガクッ

ー1階、キッチン付近ー

夕立はキッチンに通じるドアを開けた。するとキッチンの方から三本の矢が夕立の方に向かって飛んできた。

夕立「まずいっぽい!」バタン! カッ!カッ!カッ!

矢はドアに突き刺さった。

夕立「たっ、助かったっぽい…」ヘナヘナ

夕立は近くの手すりに捕まった。カチッっと何かのスイッチを押してしまった。よく見ると裏側にスイッチが仕掛けてある。夕立は暫く観察していた。そのため上からタライが落ちてきたことに気づかなかった。

夕立「ぽベっ?!」ガーン!

これは提督が矢を受け止めた際、もうひとつ仕掛けた二弾仕掛けだった。

夕立「油断したっぽい…」バタン

夕立はその場に倒れた。

ー1階階段ー

時雨は2階へ通じる階段を登ろうとしていた。足元にスイッチがあるのに気づかなかったため作動させてしまった。

時雨「一体何が起こったんだ?!」

よく見ると階段から大岩が転がって来た。ここは玄関と一直線なので時雨は玄関に向かって走った。もちろん玄関には落とし穴がある。

時雨「やるしかないね!」バッ

時雨は落とし穴を飛び越した。お陰で岩は落とし穴に落ちた。しかし時雨は忘れていた。1番に初めに白露が引っかかった丸太の所にいたからだ。もちろん丸太は作動し、時雨は背中で丸太を受ける羽目になった。

時雨「タコス!?」ドガッ!

時雨は玄関に通じる道に吹っ飛ばされた。背中で受けたため、痛さが尋常じゃない。

時雨「提督…。痛いじゃないか……」ズキズキ

時雨の目は潤んでいた。こうして白露型の探索は失敗した。

春雨「皆、罠に引っかかってばかりです…」

?「どうしたんだよ。春雨の姉貴?」

春雨「江風!どうしたの?」

江風「いや、白露の姉貴達が帰ってくるのが遅いから加勢に来たんだよ」

そこには江風の他、五月雨、海風、山風、涼風がいた。

※何か出して欲しい罠とかがありましたらコメント欄に書き込んでいてください。

江風「ところで時雨の姉貴達は?」

春雨「多分、中で罠に引っかかっていると思います」

五月雨「わ、罠?!」

海風「流石司令官。私達の行動を読んでいましたね」

山風「いや…。そういう問題じゃ…ないと思うんだけど…」

江風「取り敢えず、中に入ればいいんだろう。玄関から入ろうぜ!」

春雨「待って!そこは…」

丸太(やあ、3度目の登場だよ)

江風「グベラッ!?」ドガッ!

五月雨「江風!」

江風「ゆ…油断した…ぜ…」

春雨「確かリビングの窓が開いている(正確には壊した)はずだからそこから入って」

江風「さ…先に…言ってくれ…」

涼風「いや、江風が勝手に突っ込んで行っただろ…」

白露「江風…。私と一緒だね…」

江風「白露の姉貴…お前もか…」

ガシッ!

山風「ねぇ…。そんなことより提督を探そうよ…」

五月雨「そうですね、さっさと探しましょう」

海風「倒れている時雨姉さんは無視ですか…」

時雨「皆…。少しは助けてよ…」

春雨「 白露姉さんと時雨姉さんと江風は私が見ていますので探してきて貰えませんか?」

五月雨「分かりました!私頑張ります!」

山風「提督…。どこかな…」

海風「でも提督、ここにいるのかな?」

時雨「多分いるよ…。人影あったし…。それに罠まで仕掛けて…るんだから…」

春雨「時雨姉さん!もう喋らないで下さい!」

涼風「じゃあ探しに行こうかい!」


ー1階階段ー

五月雨は時雨と同じく2階へ通じる階段を登ろうとしていた。岩が通ったあとが着いている。

五月雨「私、ドジっ子と言われますが、頑張ります!」

辺りも少し暗くなってきたので五月雨は階段の電気を付けようとした。しかしそれは提督と明石が仕掛けた巧妙な罠だった。そのボタンはスイッチだった。

五月雨「あれ?電気がつかない?」

少しずつ階段を登っていると足元が滑りやすくなっている。よく見ると足元に油が流れている。階段のスイッチは階段に油を流す装置だったのだ。

五月雨「うわー!滑る!」ツルッ

ちょうどその時、階段の下に回復したばかりの白露がいた。

白露「最初の罠で引っかかったけど今度は…。ん?何か聞こえる?」ウワーーー!

よく見ると五月雨が階段から落ちてきている。

白露「なんで私だけこんなオチーー!?」ドガッ!

白露は五月雨に当たってそのまま2人共気絶してしまった。

白露、五月雨衝突して再起不能(リタイア)!

ー1階提督寝室ー

山風は提督の寝室にいた。提督の寝室ならきっと証拠が残っているはずと踏んだからだ。

山風「ここならパパの証拠があるはず…」

山風は暫くは部屋を探していたがそのうち、提督のベットに潜り込んだ。

山風「…パパの匂いがする………」二ヘラ

そのまま1時間布団の中にいたが山風はそのまま寝てしまった。

山風「Zzz……Zzz……パパ……」

山風、提督のベットで寝てしまい再起不能(リタイア)!

ー1階和室ー

江風と涼風の2人は周囲を警戒しながら探索していた。

江風「何か変わったことあったか?」

涼風「いやー、ないね」

江風「ていうか、村雨の姉貴がここで伸びているんだけど…」

村雨「キュー……」気絶

涼風「そんなことより畳を剥がそうぜ。あたいの感だと防空壕みたいにして隠れているんじゃないかな?」

江風「流石っ!確かに畳の下に隠れていると思ったぜ!」

涼風「それじゃあ剥がすよ!」バリバリ

江風「このくらい、艦娘の力なら簡単だぜ!」

バリバリ

2人は次々に畳を剥がしていく。たちまち剥がれていった。結局、穴らしい穴は無かった。

江風「…無かったな」

涼風「それにしても何処にいるんだろう?」

その時、2人の上の天井が開き、網が落ちていた。畳が剥がされると作動する仕掛けだった。

江風「うわっ!なんだこれ?!」

涼風「これ、粘着性の網だ!取れない!」

2人は全く身動きが取れなくなってしまった。

江風「くそっ!司令、覚えとけよ!」

江風、涼風提督の罠に引っかかり再起不能(リタイア)!

ー1階キッチンー

海風はキッチンにいた。

海風「なんか夕立姉さんはタライが当たって気絶しているし、ドアには矢が刺さっていんるだけど何があったんだろう…」

そうと思ってキッチンのドアを開けた。別に矢は飛んで来なかった。

海風「し、失礼します…」

海風はキッチンを探した。提督がいるのか(正確にはいた)パイがキッチンに置いてあった。焼きたてのクリームパイだった。

海風「美味しそう…!お腹も減ってるし少しなら食べていいよね?」

そう思って海風はパイに近づいた。すると、クリームパイが持ち上がり、海風の顔に当たった。

海風「それも司令の罠でしたか…」ベトベト

見れば誰でもわかる罠だったが海風はホッとしていたため、罠に引っかかった。

海風「お風呂に入らなきゃ…」

海風は風呂場へと移動した。

ー1階、風呂場ー

海風は汚れた体を洗うため、風呂場に入った。

海風「うーん、ベトベトする…」(全裸です)

海風はシャワーを出すために蛇口をひねった。シャワーからお湯が出てきた。

海風「あ〜、気持ちいい!」

でもそれは提督の仕掛けた罠だった。海風は何か異変に気づいた。シャワーから出るお湯が黒いのだ。

海風「えっ、なにこれ?!」

よく見るとシャワーから墨汁が出ていた。これは蛇口をひねるとシャワーから墨汁が出る仕組みだった。

海風「きゃーー?!」

海風は全裸のまま、風呂場を飛び出した。

海風「何あれ?!何あれ?!」

廊下を走っているとまたカチッと音がした。海風はスイッチを押してしまったのだ。

海風「えっ!?何?!」

すると上から大量の墨汁が全裸の海風に降り注いだ。

海風「…なんで私だけ……」グズッ

海風、大量の墨汁を浴びて再起不能(リタイア)!

ー提督自宅、裏口ー

回復した時雨と世話をしていた春雨は正面からの突破は無理と悟って裏口に回った。

時雨「正面がダメならこう考えるんだ。逆に考えるんだ…。裏口から奇襲しちゃっていいさと」

春雨「わ、私も手伝います!」

時雨「攻城戦でも大手門からは攻めにくいから搦手(城の裏口)からせめるといいって本で読んだことある!」

春雨「鍵はどうかな」ガチャガチャ

時雨「閉まってるね。ならこれの出番かな」カチャカチャ ガチャ!

時雨がピッキングセットを取り出した。そして瞬く間にドアを開けた。

時雨「よし、入るよ!」

春雨「でもここに糸がありますよ。中に罠とか仕掛けてるんじゃないですか?」

時雨「そうだね。先に切っておこう」パチッ

その時、2階の窓からはみ出していた板が落ちて、そこに置いてあった小麦粉(米袋10個分、大体100キログラム以上)とダンベルが2人の上に落ちてきた。

時雨「うわ!」バサッ

春雨「きゃーー?!」バサッ

2人は全身小麦粉まみれになり、ダンベルと凄い量の小麦粉が降ってきて動けなくなってしまった。

時雨「ま、まさかの裏の裏をかいてくるなんて…」

春雨「ものすごく重いです…」

時雨、春雨小麦粉まみれになり再起不能(リタイア)!

※すみません、トロッコの部分を小麦粉に変更しました。

ー2階、客室前ー

村雨と夕立は油まみれになりながら2階へと上った。

村雨「うー、油まみれでベトベトする…帰ったらお風呂に入らないと…」

夕立「でももう罠はないっぽい?」

村雨「でも気をつけないと。さあーて提督、追い詰めましたよ!」

夕立「もう怒ったっぽい!捕まえたらいっぱい遊んで貰うっぽい!」

村雨「夕立はぶれないな…」ハハハ

ー客室ー

村雨「提督、ここにいるんでしょ!」バタン

夕立「チェックメイトっぽい!!」

だが置いてあったのは提督の人形と吹雪の人形と明石の人形。そして置き手紙だった。

ー艦娘へ

ここを制圧しようとしていたのは実に見事。でもそれは俺の計略だ。まんまとハマったな。俺は暫くは関東でお前らから逃げるよ。

そしてお前たちにはあと二つ罠を仕掛けているからそれを待っていてくれ 提督ー


村雨「えっ?提督は何処?」

夕立「どうやらここにはいなかったっぽい」

村雨「まんまと嵌められたわね…」

夕立「でもあと二つ罠を仕掛けているって何っぽい?」

その時、2人の後ろから大型の扇風機が出現した。この扇風機は通常の扇風機の10倍の風が出る超強力な扇風機だ。

村雨「なにこれ?!」

夕立「早く逃げるっぽい!」

しかし時すでに遅く2人が逃げる前にエンジンが掛かり、2人は凄い風圧で吹き飛ばされた。

(わからない人はジョジョの奇妙な冒険2部のワムウの神砂嵐を想像してください)

村雨「うわー!」べターン!!

夕立「ぽいー!」べターン!!

2人は壁に全身を打ち付け、大破した。

村雨「ふ…不覚…」ガクッ

夕立「提督さん…。酷いっぽい……」ガクッ

村雨、夕立大破した為再起不能(リタイア)!

ー午後5時ー

白露型の艦娘はほうほうの体で玄関に集まった。

白露「皆、どうだった?」←でっかいタンコブ

時雨「ダメだったよ…」←小麦粉まみれ

村雨「まさか提督に騙されていたとは…」←大破

夕立「悔しいっぽい…」←大破

春雨「やられました…」←小麦粉まみれ

五月雨「またドジやっちゃった…」←でっかいタンコブ

海風「墨まみれです…」←墨汁まみれ

山風「いつの間にか…寝てた…」←特に害なし

江風「粘着網でベトベトだせ…」←ベトベト

涼風「提督を甘く見ていたのかもな…」←ベトベト

村雨「そう言えばもうひとつ策略があるって言っていたわね」

白露「ならここを離れよう!」

正面の門をくぐろうとした時、門を開けた途端籠が白露達の上に降り注いだ。

白露「なにこれ?!」

時雨「これは鳥の餌?!」

江風「しかもこの時間は…」

その言葉が終わる前に異変は起きた。白露達に向かってカラスが一斉に襲いかかったのである。都会のカラスは凶暴だ。

海風「何?!ちょっとやめて!」

山風「カラス…嫌い…」

村雨「村雨さんは餌じゃないよ!」

涼風「提督、ここまで計算していたのか…」

夕立「夕立はご飯じゃないっぽい!」

五月雨「早く鎮守府に帰りましょう!」

春雨「今日は厄日です〜!」

白露達は鎮守府へと逃げ帰っていった。


ー翌日、静岡県静岡市ー

提督らは白露達の災難を知らず、静岡市を満喫していた。

明石「今日はキャンピングカーを買うんでしたっけ?」

提督「そうだ。キャンピングカーは寝る場所、移動、食材や武器の保管に優れている。逃走にはもってこいの乗り物だ」

吹雪「じゃあ早く買いに行きましょう」

ー静岡市街より少し離れた町ー

提督「ここで買おう」

吹雪「なんでここなんですか?」

明石「ここなら大淀達に見つかりませんね。買った履歴を残しても大手よりもマイナーの方が残しにくいです」

吹雪「なるほど」

提督「それじゃあ行くか」

店員「いらっしゃい!どんな車をお探しですか?」

提督「キャンピングカーを買いたいんだがいいものはあるか?」

店員「はい、それではこちらとかどうでしょうか?」

8人乗りキャンピングカー。後ろにもうひとつ車輌を付けられる。中は結構広い。運転席の他机、椅子、小型のキッチン、冷蔵庫がある。

※すいません、あくまで設定です。

提督(明石に頼んで改造してもらうか)

提督「これ、いくらだ?」

店員「はい、1260万円です」

提督「なら大丈夫だな。これください!」

店員「はい、分かりました。それでは手続きをしますのでこちらに来てください」


ー4時間後ー

提督「ではありがとうございます!」

店員「では行ってらっしゃいませ!」

明石「よくそんなお金持ってましたね」

提督「なに、提督の給料を舐めるなよ。1ヶ月の給料であれが1台帰るぞ」

吹雪「それは提督の給料じゃあないですか?」

提督「そうかもな。じゃあ浜松に行くか」

吹雪、明石「はーい!」


※キャンピングカーを手に入れたのでここからはキャンピングカーでの生活を詳しく説明します。キャンピングカーでの生活は吹雪、明石を除く合流した3人の艦娘と共に生活してもらいます。キャンピングカーでは開発、改修、鍛錬、伝授、移動、観光、廃棄、策略、改造などの行動が出来ます。

・開発…艦娘の武器、提督の武器、アイテムを作れます。

・改修…艦娘の武器、提督の武器、アイテムを改修します。

・鍛錬…艦娘、提督を強化します。

・伝授…提督や艦娘がほかの艦娘や提督に技を教えます。(艦娘によって受けられる技があります。特殊な艦娘によってできる技もあります

・移動…ほかの都市に移動出来ます。(例えば大阪府なら大阪市から高槻市に移動みたいな感じです。)(移動した際、再安価します)

廃棄…要らなくなったアイテム、武器を捨てます。

観光…その土地の名所を観光します。(1つの都市につき、三ヶ所とします)

策略…艦娘と共に鎮守府側の艦娘を撃退する策略を考えます。←追加です。

改造…明石に頼んで乗せる艦娘を増やしてもらいます。(最大12人〔捕虜艦娘を含まない〕まで増やせます)←追加です。

食事…同行する艦娘と共に食事をします。一緒にした艦娘は忠誠度+5になります。(行動には含まれませんがひと月につき1回です)


※1度仲間にした艦娘は下ろせませんのでよく考えてから乗せるようにしてください。

※あと二人乗せるスペースがあるのは鎮守府の艦娘を捕らえた際、捕虜として収容させることが出来ます。その艦娘は処刑、解放、説得の3つの行動が出来ます。

・処刑…捕虜の艦娘を処刑します。(処刑された艦娘は登場しません)

・解放…捕虜の艦娘を鎮守府に返します。(中には恩義を感じて仲間になる艦娘もいます)

・説得…捕虜の艦娘を説得します。ただし安価によっては失敗します。(失敗の場合、処刑か解放かを選択して下さい)


※これは簡単に説明したものです。『こんなものが欲しい』とか『もう少しこうしたらいいんじゃないか』とかがありましたがコメントに書いてください!


ー静岡市、駿府城公園ー

駿府城公園は戦国時代、今川氏館と呼ばれ駿河の戦国大名、今川氏によって統治されていた。小京都と呼ばれた駿府は文化が栄えた。義元の死後、今川氏館は武田氏が三国同盟を破り駿河に侵攻した際、攻め落とされた。その後武田、徳川、中村一氏(豊臣家臣、関ヶ原の戦いの際東軍についた)と移り徳川家康が晩年を過ごした。


提督「ここの駿府城は天守閣がないんだよ」

吹雪「天守閣ってなんですか?」

明石「お城の象徴である高い櫓です」

吹雪「ああ、あれですか。なんでなんですか?」

提督「1635年に火災で消失したんだ」


ちなみに静岡県にある天守閣のある城は浜松城(鉄筋コンクリート製)と掛川城(日本初の木造天守)が有名です。


提督「ここは家康が人質時代から関係ある所でね、ここの近くに臨済寺があってそこで今川氏の軍師である太原雪斎に兵法を学んだらしいよ」

吹雪「へー。徳川幕府の初代将軍に深く関係ある城なんですね!」

明石「最後の将軍、徳川慶喜も隠居はこの地でしたしね。家臣は職を失って牧之原台地を耕したのでお茶の産地としても有名です」

ー家康の銅像前ー

提督達は最後に徳川家康の銅像へと向かった。

提督「これが江戸幕府を開いた徳川家康の銅像だよ」

吹雪「かっこいいですね!」

明石「流石歴史上の人物、甲冑姿はなかなか見れませんよ」

もし……。

提督「ん?何か聞こえたような?」

吹雪「司令官?どうしたんですか?」

提督「いや、なんか声が聞こえたような気がしたんだが…」

明石「?なんともないですよ」

もし……!

3人「!?!?」ドキッ

提督「今、確かに聞こえたな?」

吹雪「は、はい!」

明石「なんなんですか!?」

ワシじゃよ。正面を向いてくれんか…。

3人は正面を向いた。そこには徳川家康の銅像があるだけである。

家康「ワシじゃよ。徳川家康じゃ…」

提督「うわっ!東照大権現様(家康の神名)だ!」

吹雪「な、何が起こったんですか?!」

家康「驚くことは無い。お前たちには用があってきたんじゃ」

明石「神様が私たちに?」

提督「一体なんですか?」

家康「その用はここでは出来ん。ある場所へ行ってくれるか?」

提督「ど、どこですか?」

家康「…わしの最初に葬られた場所じゃ。そこでお前たちを待っている…」スウッーー

暫くすると家康を名乗った声は無くなった。また普通の城の風景へと戻った。

吹雪「なんだったのでしょうか…」

明石「でも声は聞こえましたね。それと最初に葬られた場所に行けと言っていましたが…」

吹雪「家康さんの最初に葬られた場所ってどこですか?」

明石「私は家康公の墓と言ったら日光しか知らないわ」

提督「……あそこか」

※皆さんも何処か考えてみて下さい。

(ちなみに静岡県静岡市にありますよ)

※浜松に行く前に1ヶ所寄らせていただきます。面白くないと思う方は飛ばしてくれても構いません。


ー静岡市、日本平ー

久能山東照宮、1616年徳川家康が死去した際、造られた日本最古の東照宮である。もともとは『久能城』という城があり天然の要害だった。その後、一周忌の際に移されたのが日光東照宮だ。麓で取れる石垣いちごはあまくて名物としても有名だった。

吹雪「それにしても結構な階段ですね…。一体何段あるんですか…」

提督「階段の数は『いちいちご苦労さん』と言われているから1159段だね」

明石「こんな急な階段がまだ続くんですか!?」


※ちなみに日本平からロープウェイが繋がっていて、階段がきつい人は有料ですが東照宮の近くまで行けます。日本平の景色が見れて最高です!


ー久能山東照宮ー

長い階段を上った先に本殿があった。家康公の墓はこの本殿の裏側にある。

提督「まずは本殿でお参りしよう」

吹雪、明石「分かりました!」

賽銭を入れて鈴を鳴らしてお参りする。すると…

提督「ん?なんか今願いが叶ったような…」

吹雪「司令官?何言っているんですか?」

提督「いや、皆が逃げ切れるようにって願ったら天から『そなたの願いを叶えよう』って聞こえたんだ」

※これによって提督達の逃走率が安価の際+30となりました。(効果は6ヶ月)

明石「そうだったんですか!」

提督「ちなみに2人は何を願ったの?」

吹雪「私は司令官と幸せになりますようにと願いました!」

明石「私はこの逃走の成功です」

提督「そうか。最後に徳川家康公の墓を拝んでから帰るか」

ー本殿裏、徳川家康公の墓ー

1616年、駿府田中城で死去した家康は西に遺体を安置するように(一説には西国の大名に睨みを効かせるためとも)と言って死去した。その後、徳川秀忠が日光東照宮に遺体を移したと言われている。

家康「やっと来たか…」

提督「家康公…」

吹雪「司令官に何か用ですか?」

家康「何故かそなたに不思議な縁を感じてな…」

提督「縁ですか…」

家康「うむ、何故かそなたと同じ境遇を感じる。そなたと会うのが運命だった様に感じるんじゃ」

提督「……」

家康「わしは今は征夷大将軍となって讃えられているが、苦労の連続じゃった」

家康「三方ヶ原の戦いで信玄坊主にやられ、信長殿に息子の信康を殺せと言われて遠江二俣城(現浜松市二俣町)で殺し、妻も殺した。信長殿が本能寺で亡くなった時、命をかけて伊賀を越えたが秀吉殿に天下を取られた。小田原征伐の際には駿河や遠江などの納めていた土地も取り上げられ関東に移された…」

吹雪「……」

家康「たがわしは我慢を重ね、関ヶ原で勝ち、大坂の陣で秀頼に勝ったのじゃ」

明石「……」

家康「そなたはわしと何かが似ている。そう思うておる。お前も何か苦労しているのではないか?」

提督「…確かにおっしゃる通りです」

家康「じゃろ多くの人を見てきたわしには分かる」

提督「私は多くの海域で敵と戦い、勝ってきましたが部下が束縛するので逃げてきました」

家康「そうか…。そなたも苦労してきたんじゃな…。そなたにこれをやろう」

そう言って家康は腰の刀を抜き、提督に渡した。

家康「わしの愛刀、一期一振じゃ、そなたなら扱えるじゃろう」

家康の刀を受け取ると家康は消えかけていった。

提督「最後にいいですか、どうして見知らぬ私に刀を渡したのですか?」

家康「…わしは散々苦労してきた。だからそなたの力になりたい。そう思っただけじゃ……」

そう言うと家康の体は消えてなくなり辺りは家康公の墓と本殿の裏側が広がっていた。

提督(夢か幻か…)

そう思って手を見ると一期一振が手に残っている。

吹雪「司令官?」

明石「早く行きましょう!麓の苺を早く食べたいです!」

2人は階段の方へ向かって走り出す。提督もまた刀を腰に差すとゆっくりと階段の方へ向かって歩き出した。

提督(家康公、ありがとうございます…)


・提督は一期一振を手に入れた。(刀剣男士ではありません)

※この武器は明石の手によって改修出来ます。

・吹雪の戦闘能力が上がった。(効果は永続)

・明石の戦闘能力が上がった。(効果は永続)


ー横須賀鎮守府ー

居酒屋、鳳翔。提督が長く鎮守府に尽くしてくてたお礼に建てられた居酒屋である。全国の銘酒や鳳翔手作りのつまみが美味いと評判である。提督が去ったあとも鎮守府の艦娘で店内は満員状態だ。この店は間宮もたまに手伝いに来ていて、間宮の来る日はさらに艦娘でごった返す。


鳳翔(ここで提督の味方を探しましょうか)


ここの店は戦艦、巡洋艦はもちろん、駆逐艦、海防艦、潜水艦もジュースを飲みに来るのでほぼ全ての艦娘が集まる。情報、登用にはもってこいの場所だ。酒屋は多くの人が集まるので歴史でも多くの人物がここで主君や有名な家臣と会い、出世していった。有名なのは三国志の劉備、関羽、張飛だろう。


ガラッ

と店の扉が開いて、赤城と神風が姿を見せた。

鳳翔「来らっしゃいませ。珍しい組み合わせですね」

赤城「はい、提督探索の同じ組になったんです。それより鳳翔さん、眼鏡にしましたか?それはろうが…」ガシッ

鳳翔「赤城さん〜。なにかいいましたか?」ミシミシ

赤城「ごめんなさい!前言撤回しますからアイアンクローだけはやめてください?!?!」ミシミシ

神風(同じことを聞いていたらああなったのね…)汗

鳳翔「全く、少しは考えてみて下さいね」パッ

赤城「あのー?神風さん。私の顔どうなってますか?」

神風「…アイアンクローのあとがついているわ」

赤城「あんまりだ…」(T ^ T)

鳳翔「赤城さん、神風さん。どんな料理にしますか?」

赤城「私は冷酒と焼き鳥で…」シクシク

神風「私は烏龍茶とお腹に溜まる作ってくれるかしら」

鳳翔「かしこまりました」ニコ

ー20分後ー

鳳翔「お待たせしました。赤城さんは焼き鳥の盛り合わせと冷酒、神風さんは烏龍茶とオムライスをお持ちしました」

赤城「ありがとうございます、鳳翔さん」

神風「どうもありがとう」

赤城「ん〜。この炭火でこんがり焼いたお肉と塩のいい加減。最高ですね〜。」

焼き鳥の肉汁が口の中に広がる。それを冷酒で流し込む。銘酒と名高い灘の酒だ。

赤城「まさに至福の如し…」

神風「このオムライス、半熟で外はフワッと、中はトロリとしていて美味しい!それにケチャップライスが絡み合って美しいハーモニーを奏でている!」

鳳翔「美味しいですか?」

赤城、神風「美味しいです!」

鳳翔「ふふ、それは良かったわ」

鳳翔(今のうちに2人の忠誠度を測りましょう)ピッ


赤城→忠誠度100

神風→忠誠度100


赤城「それにしても提督はどこに行ったんでしょうか?そもそも関東にいないんじゃないですかね?」

神風「それは私も思いました。でも提督の家に行った白露達(何故かボロボロだったけど…)は確かに関東で逃げると書いてあったと言ってました」

赤城「提督は可愛そうですよ。散々苦労してきたのに、大淀さん達に色々束縛されてきて…。少しは自由があっても良かったんじゃないですかね」

神風「いくら司令官が心配だからといってそこまでする必要は無かったんじゃないんですかね…」

鳳翔(彼女達なら大丈夫でしょう…)

鳳翔「二人共、ちょっと裏に来てくれないかしら」

赤城「? いいですよ」

神風「私も構いませんよ」


ー居酒屋鳳翔、バックヤードー

赤城と神風は鳳翔に連れられてバックヤードに連れていかれた。そこで会ったのは…

大鳳「赤城さん、初めまして。大鳳です」

武蔵「誰だって顔してるんで自己紹介をさせてもらう、私はお節介焼きの武蔵だ。よろしく」

そこにいたのは鎮守府に着任していないはずの大鳳と武蔵だった。

赤城「なんで御二方がいるんですか?」

間宮「その話をするには覚悟が必要よ。この鎮守府の全員を敵にまわす覚悟が…」

暖簾をくぐって間宮が姿を見せた。

鳳翔「提督のことも話すわ。でも一つだけ約束してくれないかしら」

神風「なんですか、それは…?」ゴクッ

大鳳「ほかの艦娘には話さないで欲しいの」

武蔵「覚悟が無ければこのバックヤードから今すぐ出ていってくれないか」

4人は真剣な顔をして2人をみつめた。

赤城「…分かりました。私は艦娘になった時に覚悟が出来ています。話を聞かせてくれませんか」

神風「私の司令官の力になりたい。話を聞かせてくれませんか」

2人は決意した。仲の良い同僚や姉妹艦とも縁を切る覚悟があった。それほど提督の事を信頼していたし、感謝していた。

鳳翔「…分かりました。では話をしましょう」

居酒屋の扉に『閉店』の看板を掛け、中の電気を消して、6人の艦娘はバックヤード(休憩室)に集まって話し始めた。

鳳翔「では、2人にはこれをつけて貰えませんか?」

そう言って鳳翔が差し出したのはセーフティーロックバッチだった。

間宮「これを付けると提督の事を裏切れなくなります。話はそれからです」

2人は一つずつ取ってそれぞれの胸に付けた。

鳳翔「ありがとうございます。それでは話をしましょう」

赤城「ではなぜここに大鳳さんと武蔵さんがいるんですか」

大鳳「私達は提督が最後にした大型建造で造られたの」

武蔵「鎮守府の資材が一気に無くなったのはそういうことだ」

赤城「なくなった際、私が真っ先に疑われたんですが…」

神風「いつも資材庫から資材をギンバイしているからだと思います…」

赤城「あんまりだ…。あ〜んまりだー!」(T_T)

神風「それは赤城さんのせいだと思います」

鳳翔「赤城さん、早く泣き止んで下さい…」

赤城「フー。すっとしたぜ」キリッ

大鳳「一瞬で泣き止んだ…」

武蔵「なんなんだ今のは…」

赤城「私は激昴しやすい性格で気が乱れるとこうやって気持ちを治めるんです」

大鳳「す…凄いですね……」

赤城「いつでも平常心を保つ。それが一航戦ですから」キリッ

赤城「それにしても資材庫の資材を全部ギンバイするのは私でも無理がありますよ」

神風「でも加賀さんと大和さん、武蔵さん、大鳳さんがいれば一日でからにできるかも…」

赤城「その手は思いつきませんでした!こんどさっそ…」

鳳翔「赤城さん?」ピキピキ

赤城「じょ、冗談ですよ!」アセアセ

神風(その割には目が本気だったけど…)

鳳翔「まったく…。他に質問はありますか?」

神風「それじゃあ私がします。提督は今どちらに?」

鳳翔「今は静岡県にいますね」

赤城「やっぱり関東にいないじゃないですか!」

武蔵「赤城、声がでかい」

赤城「す、すみません…」

間宮「当たり前じゃないですか。誰が敵に場所を教えるんですか…」

鳳翔「孫子にも『兵は詭道なり』と書いてあるじゃないですか。人を騙すのが戦いですよ」

赤城「そうでした。すっかり忘れていました…」

武蔵「おいおい…。それはそうとして、お前たち2人に問いたい」

赤城「なんでしょうか?」

神風「なんです?」

武蔵「赤城は加賀やその他の同僚、神風は姉妹艦と縁を切る覚悟があるか?」

赤城「…大丈夫です。提督は私達を優しくしてくれました。今、その恩に報いる時だと思っています」

神風「大丈夫です。私も覚悟は出来ています」

武蔵「その意気やよし!二人共、これからもよろしく頼む」

赤城、神風「はい、こちらこそ!」

大鳳「あの、それともうひとつ。私と武蔵さんがここにいることは内緒にして下さい」

赤城、神風「分かりました」


・鳳翔は赤城、神風の登用に成功しました。(セーフティーロック済み)

※この2人は提督と同行が可能です。


ー翌日、居酒屋鳳翔ー

鳳翔(昨日は赤城さんと神風さんが仲間になりましたが今日は誰が来るのかしら…)

ガラッ

(ここで安価を取ります)

誰が店の中に入ってきた?

(尚、今回は大井、敷波、不知火、摩耶、古鷹、飛龍、夕雲、巻雲、長波の中から選んで貰います。勿論複数人選んでも構いません。最大5人とします)>>6


古鷹「お邪魔します」

摩耶「お邪魔するぜ!」

飛龍「鳳翔さん、久しぶりに飲みに来たよ!」

不知火「失礼します」

敷波「お邪魔します」

鳳翔「あら、珍しい組み合わせですね」

飛龍「提督捜索の部隊で一緒になってね。古鷹さんと摩耶さん、私と不知火ちゃんと敷波ちゃんの組み合わせなんだ」

古鷹「今日は奥多摩の方まで探しに行ったんだけど…」

摩耶「全然あいつの痕跡が捕まんないんだよな


不知火「司令はどこに行ったんでしょうか?」

敷波「まさかだと思うけどこの世の人じゃなくかなったんじゃ…」

摩耶「おい、不吉なこと言うんじゃない!」

古鷹「ただ単に探す場所が違うとかじゃないんじゃないかな?」

飛龍「それか探し方が足りないんじゃないかな?」

不知火「鳳翔さんはどう思います?」

鳳翔「えっ、私はどこに行ったか分かりませんが、早く見つかって欲しいですね」(皆さん、ごめんなさい…)

古鷹「そうですね。さて注文しましょ」

摩耶「そうだな!じゃ私はとりあえず生で、唐揚げもお願い致します」

古鷹「私も生で、あと枝豆を下さい」

飛龍「私は冷酒でいいかな。あと焼き鳥の皮を下さい!」

不知火「私達はお酒は駄目と言われているのでジュースでいいですか、厚焼き玉子もお願い致します」

敷波「私もジュースでいいですか?あとあとなんか料理を下さい」

鳳翔「かしこまりました!」


鳳翔「お待たせしました、生中2つと唐揚げと枝豆、冷酒と焼き鳥の皮のタレ、ジュース2つと厚焼き玉子、それとトルコライスです」コトッ

飛龍「ありがとうございます!」

古鷹「ありがとうございます、鳳翔さん」

摩耶「待っていました!」

不知火「ありがとうございます」

敷波「トルコライスって何ですか?」

鳳翔「長崎県のB級グルメです。間宮さんとこの前話していて思い出したんです」(僕が長崎に言った時に食べた料理です)

飛龍「じゃあ、今日の一日に感謝して乾杯!」

4人「「「「乾杯!!」」」」チン!

ー1時間後ー

不知火「そう言えば、姉妹艦の様子はどうですか?陽炎型は問題ないんですが…」

古鷹「そう言えば…」ほろ酔い

敷波「何かあったんですか?」

古鷹「加古がね、ここの所寝ないでなにか呟いてるの」


ー古鷹型の部屋ー

古鷹「加古、そろそろ寝ないと…」

加古「ブツブツブツブツ……」

古鷹「加古?」

加古「提督ていとくテイトクテイトク…」ブツブツ ハイライトオフ

古鷹「……」ガタガタ


ー居酒屋鳳翔ー

古鷹「って感じなのよ…」

敷波「軽いホラーですね…」

古鷹「加古…。どうしちゃったのよ……」グビッ

不知火「古鷹さん!ビール一気飲みしないで下さい!」

摩耶「そう言えばうちもよ…」


ー高雄型部屋ー

摩耶「鳥海?入るぞ!」ガチャ

鳥海「なんで…。私の計算じゃ……ありえない……」

摩耶「鳥海?どうしたんだよ?」

鳥海「司令官さんしれいかんさんシレイカンサン…」ブツブツ ハイライトオフ

愛宕「提督がいなくなってからずっとこうなのよ…」

高雄「ふふふ…怖い………」ガタガタ

摩耶「おい姉貴!天龍の口癖が移ってるぞ!」


ー居酒屋鳳翔ー

摩耶「って感じなんだ…」

敷波「もう狂ってるね…」

飛龍「うちもさ…」


ー飛龍、蒼龍の部屋ー

飛龍「蒼龍!何も食べないと死んじゃうよ!」

蒼龍「提督、どこにいくの?私はここだよ…」

飛龍「提督はここにいないよ!

蒼龍「あっ、提督!お疲れ様!」ハイライトオフ

飛龍「蒼龍、それ私!早く帰ってきて!!」


ー居酒屋鳳翔ー

飛龍「…もう地獄よ」

不知火「色々やばいですね…」

3人「提督…。早く帰ってきて……」

鳳翔(可愛そうですけど、今のうちに…)ピッ

(安価を取ります)

5人の安価を取ります。>>7

※ちなみに飛龍、古鷹、摩耶の3人は決定しています。今回は不知火と敷波の忠誠度を測ってください。90以上ないとバックヤードに連れて行けないので注意して下さい。


古鷹→忠誠度98

摩耶→忠誠度95

飛龍→忠誠度96

敷波→忠誠度94

不知火→忠誠度93

鳳翔(これなら大丈夫そうね)

鳳翔「皆さん、食事が終わったらバックヤードに来てくれないかしら」

飛龍「? 分かりました」


ー居酒屋鳳翔、バックヤードー

飛龍達5人の艦娘は鳳翔に連れられてバックヤードに入った。そこで会ったのは…

大鳳 バアァァァァン!(ジョジョ立ち)

武蔵 バアァァァァン!(ジョジョ立ち)

何故かやたらかっこいい格好でジョジョ立ちをする大鳳と武蔵だった。

飛龍「…何してるんですか」←酔いが覚めた

大鳳「あの…あまりにも待つ時間が長いのでジョジョ立ちの練習をしてたんです」

武蔵「私達は鎮守府にいない事になっているからな」

不知火「…なんかすみません」

摩耶「武蔵姉さん!いつ来たんですか?」

武蔵「おお、摩耶。久しいな、レイテ以来か」

大鳳「私達は提督が出ていく際に作ったの」

武蔵「だから鎮守府の資材が一気に無くなったのだ」

古鷹「そうだったんですか、てっきり赤城さんが資材を食い尽くしたのかと」

不知火「赤城さんが言っていたのは本当だったんですね」

大鳳「赤城さんの信頼がどれだけ低いか分かったわ…」

間宮さんも暖簾をくぐって出てきた。

間宮「貴方たち5人に聞くわ。今から言うことをほかの艦娘には話さないで欲しいの」

武蔵「無理ならこのバックヤードから出て言ってくれ。最悪の場合、お前らに46センチ砲をぶっぱなすことがあることを覚悟してくれ」

大鳳「その時は私も彗星で貴方たちを爆撃します」

鳳翔「それをやるとお店が吹っ飛ぶのでやめてください」威圧感

大鳳、武蔵「あっ、はい…」

5人(世界最強の戦艦と中破でも飛ばせる空母を鳳翔さんが説教した…)

鳳翔「それで貴方たちはどうするの?」

飛龍「…是非聞かせてくれませんか」

摩耶「提督が困っているならあたしは助けるよ」

古鷹「提督のためなら、私も頑張ります!」

敷波「司令官には恩があるし、私も力になりたい」

不知火「そうですね、私も司令には感謝してますし協力させてもらえませんか」

鳳翔「…皆さん、覚悟があるようですね。いいでしょう、貴方たちに話しましょう」

飛龍「では私から。提督は今どこにいるんですか?」

間宮「提督は今、静岡県にいます」

飛龍「古鷹さんの言う通りでしたね」

摩耶「それなら関東で見つからないわけだ…」

敷波「なんで鳳翔さんはさっき嘘をついたんですか?」

鳳翔「味方か分からないうちは話すわけには行きませんので」

敷波「そうですよね…」

不知火「このことを話しているのは?」

大鳳「私、武蔵さん、赤城さん、神風さんです」

不知火「赤城さんにも話していたんですね」

鳳翔「質問は以上ですね」

(安価を取ります)

5人を仲間にしますか?>>8

※セーフティーロックバッチはもうありません。慎重に選択することをおすすめします。仲間に入れる場合全員を仲間にします。

鳳翔「私からのお願いは一つ、赤城さん、神風さんには話してもいいですがほかの艦娘には話さないで下さい。 」

飛龍「大丈夫です」

摩耶「安心してくれ、あたしは口は固いから」

古鷹「分かりました」

敷波「分かったよ。綾波にも話さないよ」

不知火「分かりました。機密情報は守ります」

鳳翔「それでは…貴方たちを歓迎します」ニコ

・飛龍、摩耶、古鷹、不知火、敷波が仲間になりました。


ー静岡県、掛川市ー

静岡県西部にある人口11万4千人の町である。駅を真っ直ぐ行った場所にある掛川城は戦国時代、今川氏の終焉の地として有名である。天守閣は豊臣家臣、山内一豊(関ヶ原の戦いで東軍につき戦後、土佐に転封加増。鰹のたたきは一豊が鰹の刺身を食中毒を理由に禁止し、住民が表面を炙って食べたことからできたと言われている)が小田原征伐後、建てたものであったが地震で崩れ、平成7年に日本初の木造建築で建てられた。敷地内には、御殿があり、二条城、河越城、高知城と並んで現存している御殿がある城である。市名は平将門の首がこの地でかけられたことから「掛川」になったと言われている。

提督「ちょっとここで休憩するか」

吹雪「分かりました!」

明石「ここってお茶が有名ですよね!」

提督「ああ、深蒸し茶は隣の菊川市と並んで有名だ」

吹雪「司令官!ここにメロンがありますよ!」


※なお日本で一番高いメロン、クラウンメロンは隣の市、袋井市で作られています。この街は夏の花火大会が有名です!


提督「一つ一つが高いから買わないぞ…」

吹雪「わかってますよ」

明石「しかしなんでこんな所で止まったんですか?」

提督「それはお前に車を改造してもらいたくてな」

明石「改造ですか?」

提督「ああ、この車を改造して多くの物や艦娘を乗せたいんだ。そうすれば多くの物や捕らえた艦娘を乗せられるだろ」

明石「なるほど!早速しますね!」

カーンカーンカーン

明石「出来ました!これで艦娘二人分のスペースが増えました!」

※これにより、乗れられる艦娘が3人から5人に増えました。

提督「グッド、それじゃあ出発するか」

吹雪「その前にお茶を買っていきましょう。急須と湯のみも買いましょう!せっかく掛川に来たんですから」

提督「分かったよ」

明石「流石提督、私たちに出来ないことを平然とやってのける!」

吹雪「そこに痺れる憧れる!!」

提督「見え透いたお世辞はいいから」

吹雪、明石「へへへ、バレてましたか」てへぺろ

提督「まったく…」

提督らは浜松市へ向けて出発した。浜松市は静岡市と同じ政令指定都市であり、家康公のゆかりの深い町である。人口は79万8千人。家康公が長い間居城とした浜松城や武田信玄に惨敗した三方ヶ原古戦場、息子信康を切腹させた二俣城、日本で関所が唯一残っている新居関がある。ここは井伊谷がありおんな城主、井伊直虎ゆかりの場所でもある。


ー静岡県浜松市、浜松城ー

提督は浜松城に着いた。浜松城は曳馬城と呼ばれていたが徳川家康が改名。以後徳川家康が14年間この城を居城とした。徳川家康を始め、ここの城主は幕府の重役についていることから別名出世城ともいわれる。

提督「その近くに家康公が武田軍に負けた三方原古戦場があるよ」

吹雪「へー!静岡市と同じくらい家康公が有名なんですね」

明石「なんだかんだ言って家康公は静岡県が好きだったんですかね?」

提督「さぁな?ちなみにこの辺に「小豆餅」と「銭取り」っていう地名があるんだけどな家康公に関係するんだよ」

吹雪「家康公に関係が?」

明石「私も知りませんね」

提督「三方ヶ原の戦いで敗れた家康公が疲れて小豆餅を食べていた所、武田軍に見つかって逃げたんだけど、餅屋のお婆さんからは逃げられなくて銭を取りられたんだって」※諸説あります

明石「だから『小豆餅』と『銭取り』ですか」

吹雪「征夷大将軍になった人でも恥ずかしい思い出があったんですね…」苦笑い

明石「なんか赤城さんを思い出しますね」


ー横須賀鎮守府ー

赤城「はくしょん!…風邪かな?」

加賀「赤城さん、風邪ですか?」

赤城「風邪じゃないんですが…」

飛龍「誰かが噂してるんじゃないですか?」

赤城「そうかもしれませんね」

蒼龍「提督ていとくテイトクテイトクテイトク」

翔鶴「まだ治らないんですか、蒼龍さん?」ガクガク

瑞鶴「もうホラーで身震いがします…」ガクガク

飛龍(提督、今どこにいるんですか…)

赤城(提督が噂してるんじゃないですかね?)


ー浜松城ー

提督「なんか聞こえた気がしたんだが…」

吹雪「気のせいなんじゃないですかね?」

提督「そうだということを願おう…」

明石「それより、うなぎパイと三ケ日みかんを買いませんか?」

提督「…明石。お前最近赤城に似てきたな」

明石「そうですか?」

吹雪「なんか食べ物ばかり求めていて…」

明石「私としては旅行が久しぶり、で行った時はお土産として有名なものをかっておきたいんですが…」


ー横須賀鎮守府ー

赤城「ハックション!またですか…」

加賀「赤城さんって花粉症でしたっけ?」

赤城「いえ、特に持っていませんが」

蒼龍「テイトクドコ?」ハイライトオフ

飛龍「蒼龍…どうしちゃったのよ…」グスッ

翔鶴「なんか飛龍さんが哀れだわ…」

瑞鶴「飛龍さんも大変ね…」


ー浜松城ー

提督「そうか、なんかすまん」

吹雪「ごめんなさい…」

明石「いえ、わかって頂ければそれでいいですよ」

提督「そうか、じゃあ浜松市でなにかするか」

吹雪、明石「はい!」

(安価を取ります)

浜松市で何をする?>>9

※今回は観光する場所が決まっているので観光はなしとさせていただきます。選択肢はキャンピングカーを買った時の事、または176番目のコメントを確認してください。新たに加えたものあるので参考にして頂けたらと思います。選択は3つとします。

提督「じゃあ開発をお願いしてもいいか?」

明石「分かりました!何を開発します?」

提督「じゃあ取り敢えず、俺の道具をお願いできるか?」

明石「分かりました!しばらくお待ちください」

ー10分後ー

明石「出来ました!捕縛縄と手錠です」

提督「…何に使うんだ?」

明石「鎮守府側の艦娘を捕らえたり吹雪さんとのやせ…」ガシッ

吹雪「何言ってんですか?明石さん」威圧感

明石「すみません、おふざけが過ぎました」汗

提督「分かったよ、出来たものは仕方ない。使おうか…」

吹雪「し、司令官!?」

提督「いや、夜戦じゃなくて罠とかに使えそうだから」


・アイテム

捕縛縄…艦娘が暴れても解けたりちぎれない仕組みになっている。

・手錠…捕らえた艦娘を暴れないようにする物。これもちぎれない特注品。

※これにより鎮守府側の艦娘を捕らえること、罠を作る事が可能になりました。

提督「次に改修を頼みたい」

明石「分かりました」

吹雪「次は変なものを作らないでくださいね」

明石「分かってますよ。誰も物を改修しますか?」

(安価を取ります)>>10

誰のものを改修しますか?

※ここでできるのは提督の一期一振、捕縛縄、吹雪の12.7センチ連装砲B型改ニ、10センチ高角砲+高射装置です。答え方は提督or吹雪と答えてください。装備はランダムで決めます。

※この後、移動するので場所も一緒だと助かります。

提督「それじゃあ俺の一期一振を頼む」

明石「はい!分かりました」

カーンカーンカーン!

明石「出来ました!改修成功です!」

提督「何が違うんだ?」

明石「艦娘の銃弾を斬れる程度にはしました。機銃ぐらいですけど…」

提督「ありがたい。使わせて頂こう」

明石「いいんですか?」

提督「何、身を守る程度なら十分だ」

提督「て、提督…」

吹雪(あれ?私完全に空気ですよね?)

※一期一振が強化されました。(機銃の弾を斬れるようになった)

提督「それじゃあ浜名湖に移動するか」

吹雪「分かりました!」


ー静岡県浜松市、浜名湖ー

静岡県西部にある湖、浜名湖。昔からうなぎの名所でうなぎの蒲焼などが有名だ。西の岸には新居関が置かれ、今もその姿を残している。この浜名湖沖で信濃が雷撃を受けた。

明石「うなぎの蒲焼美味しかったですね〜」

吹雪「はい!誰の旨みとうなぎの脂が乗っていて美味しかったです」

提督「最後にうなぎを食べたから愛知県に移動するか」

吹雪「そうですね、移動しましょう」

明石「また機会があれば来ましょう!」

3人は静岡県を後にして愛知県新城市に入った。新城市は長篠、設楽原の戦いが行われた土地である。今も馬防柵や鉄砲が保存されている。

東名高速を走っている時、2人は寝ていた。提督はそれをミラーで見ながら車を走らせていった。


ー横須賀鎮守府、居酒屋鳳翔バックヤードー

鳳翔「提督達が愛知県に入ったようですね」

赤城「らしいですね。私も浜名湖のうなぎの蒲焼が食べたかったです…」グ〜

飛龍「赤城さんはぶれないですね」ハハハ

間宮「愛知県と言えば味噌カツとかコロッケそばが有名ですね」

大鳳「愛知県ですか。戦国武将で有名な人が多いですよね」

不知火「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、柴田勝家、本多忠勝…。有名な武将が多いですね」

武蔵「三河武士は忠誠が高いからな」

鳳翔達は仲間になった艦娘とちょくちょく情報交換をしている。提督への逃亡の手助けとしての手段であった。飛龍達も姉妹艦や同僚が病んでいることもあり鳳翔達と話せる時間が1番の楽しみだった。

ガラッ

神風「誰か来たわ」

鳳翔「じゃあ帰ってきてから話をしましょう」

摩耶「そうだな!」

古鷹「お仕事頑張って下さい!」

(安価を取ります)

誰か来た?>>11

※今回のメンバーはリクエストにあった大井、夕雲、巻雲、長波、嵐、舞風、高雄、愛宕、アイオワ、神通の中から選んで貰います。今回は6人です。

アイオワ「ハーイ鳳翔、久しぶりに来たわ♪」

嵐「お邪魔するぜ!」

舞風「おっ邪魔しまーす!」

高雄「お邪魔します」

愛宕「こんばんは〜」

巻雲「こんばんは」

鳳翔「あら、こんばんは」

アイオワ「ふふ、久しぶりにbeer飲みに来たわ」

舞風「今日1日疲れたー!」

嵐「お腹空いたなー」

巻雲「鳳翔さんのご飯は美味しいので来ちゃいました」

高雄「私も久しぶりに飲みたくなって来ちゃいました」

愛宕「私も今日は飲みたいわね〜」

鳳翔「そうですか、それではご注文を受けさせていただきます」

アイオワ「私はhamburgerとbeerをお願いできるかしら」

高雄「私はビールとサラダを」

愛宕「私もビールともつ煮を頼めるかしら?」

嵐「俺はジュースと唐揚げ貰おうかな?あまり食べると萩がうるさいから…」

舞風「私もジュースとサラダを頼もうかな!」

巻雲「私もジュースとチャーハンをお願いします!」

鳳翔「かしこまりました!」ニコ

ー15分後ー

鳳翔「お待たせしました、生ビール3つとサラダ2つともつ煮と唐揚げ、ハンバーガーです」

アイオワ「 Oh、Thank you!」

高雄「ありがとうございます」

愛宕「ありがとうございます〜」

嵐「ありがとよ!」

舞風「ありがとうございます!」

巻雲「ありがとうございますー」

高雄「それじゃあ今日1日、お疲れ様!乾杯!」

5人「乾杯〜!」チン

ー1時間後ー

高雄「アイオワ、海外艦娘ってどんな感じ?」

アイオワ「うーん、よくリシュリューと話してるけどそこまでって言う感じね。提督がいなくなって心配している程度だわ」

愛宕「あら、仲がいいわね〜」

高雄「うちは鳥海がね…。他にも青葉は提督を嗅ぎ回ってるし、衣笠も…」


ー青葉型部屋ー

青葉「司令官、どこにいるんですか?」カタカタ

衣笠「どう?見つかった?」

青葉「いや、東京中のカメラをハッキングしたんですけどさっぱりで…。提督は何一つ手ががりを残さないので」

衣笠「なら神奈川にいるんじゃないかな」

青葉「なるほど!灯台もと暗しですか。探してみます!」カタカタ


ー居酒屋鳳翔ー

高雄「もう毎日パソコンを血走った目で探してるわ…」

巻雲「そ、それは怖いです…」

愛宕「そう言えば前に龍田さんが話しかけてきてね」

嵐「へー!あの龍田さんがねー」

舞風「どんな話だったの?」


ー天龍型の部屋ー

龍田「天龍ちゃ〜ん何してるの〜」

天龍「ブツブツブツブツ…」シャッシャッ…

龍田「て、天龍ちゃん〜?」

提督「提督ていとくテイトクテイトク…」シャッシャッ

龍田「天龍ちゃん、そんな顔して刀をとがなくても…」

天龍「提督ていとくテイトクテイトク…」シャッシャッ…

龍田「天龍ちゃん!しっかりして!」



ー居酒屋鳳翔ー

愛宕「もう末期の状態よ〜。聞いているだけで怖かったわ〜」うふふ

舞風「いや、全然怖そうに見えないよー」

嵐「うちも萩がよ…」


ー第四駆逐隊の部屋ー

萩風「テイトク、このご飯はどうですか?」

提督の人形「……」

萩風「美味しいって…。うふふ嬉しいな」

野分「萩風!いい加減目を覚まして…」グスッ

嵐「なあ、舞。もうこれやばいんじゃないか…」

舞風「…暗い雰囲気は苦手です……」

萩風「ふふふ、提督♡」ハイライトオフ


ー居酒屋鳳翔ー

嵐「もうやばいよ…」

舞風「のわっちも毎日泣いてるよ…」

嵐「のわっち、いつも泣いていて目が晴れてんだよ…」

巻雲「可哀想です…」

高雄「最上型は私達、重巡の中でも酷いわよ」


ー最上型の部屋ー

最上「提督、僕を置いてどこに行ったの?」ハイライトオフ

三隈「もがみんを困らせて、提督は悪い子ですわ」ハイライトオフ

鈴谷「提督…。会いたいな…」ハイライトオフ

熊野「提督…。わたくし寂しいですわ…」

4人「提督ていとくテイトクテイトクテイトク」ハイライトオフ


ー居酒屋鳳翔ー

高雄「止める姉妹艦がいないから部屋は荒れ放題。世紀末状態よ」ハァー

アイオワ「oh…。crazyね…」

舞風「私も軽空母が酷いとは聞いたことあるよ」


ー祥鳳型、龍驤の部屋ー

瑞鳳「ふふふ…。提督、私卵焼き沢山焼いたの。食べりゅ?」ハイライトオフ

提督の人形「……」

瑞鳳「へへへ、嬉しいな…」

瑞鳳が卵焼きを提督の人形に押し付けるがもちろん食べてくれない。

瑞鳳「もっとあるよ。まだまだ食べりゅ?」

提督の人形「……」

部屋の天井や壁には沢山の式神が貼ってある。それも一つ一つが提督の形をしている。

龍驤「きみ〜。どうしたねん。そんな黙りこくって…」ハイライトオフ

龍驤「なんでうちじゃダメやねん…」

祥鳳「もう嫌だこの空間…。気が狂いそうになる…。提督、助けて…」グスッ


ー居酒屋鳳翔ー

愛宕「うちの鎮守府も終わりかしら…」

嵐(愛宕さんのハイテンションが無くなった)

舞風(うっ、暗い雰囲気は嫌いです…)

アイオワ(色々やばいわね…)

巻雲(ここにいることが怖くなって来ました…)

鳳翔(可哀想ですが今のうちに…)

(安価を取ります)

6人の忠誠度は幾つ?

※今回はアイオワと高雄、愛宕の3人は決まっているので巻雲、嵐、舞風の3人でお願いします。忠誠度90以上ないとバックヤードに連れて行けないので注意してください。

高雄 忠誠度93

愛宕 忠誠度94

巻雲 忠誠度90

嵐 忠誠度90

舞風 忠誠度97

アイオワ 忠誠度95

鳳翔(これなら大丈夫そうだわ)

鳳翔「皆さん、食事が終わったらバックヤードに来てくれませんか?」

アイオワ「?OK!分かったわ」

嵐「鳳翔のバックヤードに入るのって初めてだな」

舞風「もしかして楽しい?」

高雄「それはどうかしら?」

愛宕「わかったわ〜」


ー居酒屋鳳翔、バックヤードー

6人は鳳翔に連れられてバックヤードに入った。そこで出会ったのは…

赤城「あら、嵐ちゃん舞風ちゃんこんばんは」ニコ

嵐「あ、赤城さん!?」

舞風「こんばんはー!」

飛龍「こんばんは、巻雲ちゃん」

巻雲「飛龍さんまで!?」

武蔵「久しいな高雄、愛宕」

愛宕「あら〜武蔵さん」

高雄「いつこちらに?」

大鳳「私と武蔵さんは提督が最後の大型建造で作られたんです」

アイオワ「ハーイ武蔵!これからよろしく」

武蔵「確かお前はアイオワだったか、レイテの時お前を見かけたぞ。これからよろしく頼む」

アイオワ「Me too!これからもよろしくネ!」

愛宕「そう言えば舞風ちゃんってアイオワさんにやられちゃったんだよね?今は仲がいいの?」

舞風「うん!仲直りして今は一緒にお茶するぐらいだよ!」

間宮「皆さん、こんばんは」

リシュリュー「ボンジュール、アイオワ」

暖簾をくぐって間宮とリシュリューが登場した。

神風(なんか間宮さん、いつもこの登場の仕方してない?)

アイオワ「ハロー、リシュリュー」

鳳翔「全員揃ったところで始めましょう、皆さん今から言うことは決して他の艦娘に喋ってはいけません」

6人が頷き鳳翔の方を見た。

リシュリュー 忠誠度89→93

鳳翔「分かりました。それでは話しましょう。提督のことについて」

ー話し合い割愛ー

アイオワ「hmm…。そんな事が…」

嵐「萩には悪いが司令が逃げるのもわかる気がするよ」

舞風「私達は提督のために何が出来るのかな?」

高雄「私も提督のために協力するわ」

愛宕「私と高雄は初期の頃から提督を支えていたからね〜。私も力になるわ」

巻雲「私もご主人様のために頑張ります!」

鳳翔「…分かりました。貴方達を歓迎します」ニコ

アイオワ「この国に来た時、アドミラルは私に優しく接してくれたわ。今こそアドミラルのちからになるわ」

舞風「赤城さんが一緒なら大丈夫そうです!」

嵐「これからもよろしくな、赤城さん!」

赤城「はい!こちらこそ」

巻雲「飛龍さんがいれば100人力です!」

飛龍「そう言ってもらって嬉しいな♪」

高雄「提督のために頑張るわ!」

愛宕「私もよ〜」

高雄 忠誠度93→100

愛宕 忠誠度94→100

アイオワ 忠誠度95→100

嵐 忠誠度90→97

巻雲 忠誠度90→96

舞風 忠誠度97→99

鳳翔「皆さん、これからよろしくお願いします」

6人「はい!(OK!)」

鳳翔「それと高雄さん、さっきの話を詳しく話してください」

高雄「?青葉のやつですか?分かりました」


ー翌日、青葉型の部屋ー

青葉「うーん、やっぱり神奈川の防犯カメラを探しても司令官の姿はないですね…」

衣笠「提督はどこにいるんだろう?」コンコン

突然ドアが叩かれた。

青葉「はーい!今行きます」

そこにいたのは…

憲兵「ドウモコンバンハ、アオバ=サン。憲兵隊デス」

青葉「アイエー!憲兵!憲兵ナンデ?!」

憲兵「青葉さんが町中の防犯カメラを乗っ取っていると匿名の通報がありましてあなたを逮捕します」ガチャリ!

青葉「待ってください!誰ですか、そんな通報したのは!?」

憲兵「匿名なので言えません。そして衣笠さんも青葉さんに加担したということで逮捕します」ガチャリ!

衣笠「衣笠さんも!?」

憲兵「話は憲兵詰所で聞きますから早く来てください。証拠は残ってますから」

青葉「畜生め!!国家権力の犬め!国家権力にジャーナリズムは屈しないぞ!」

憲兵「侮辱したのでまた罪が重くなりました」

青葉「待って!待ってってば!」ズルズル

衣笠「なんで私まで…」

ー隣の部屋ー

古鷹「…なんか青葉と衣笠が連れていかれたんだけど……」

※これにより、青葉と衣笠は4ヶ月間牢屋に閉じ込められました。(本当は何年という時間ですが、それだとこのSSが終わってしまうのでご了承ください)


ー居酒屋鳳翔ー

間宮「なんか青葉さんと衣笠さんが憲兵に連れて行かれたとみんなが騒いでいましたが?」

鳳翔「あれ連絡を入れたのは、私です。犯罪者を鎮守府に置いて置けませんから」

間宮「というのは建前で提督を守るためですか」

鳳翔「バレていましたか」フフ

ガラッ

大井「こんばんはぁ」

夕雲「鳳翔さん、間宮さんこんばんは」

長波「失礼するよ」

神通「こんばんは鳳翔さん」

叢雲「邪魔するわ」

?「こんばんは、飲みに来ました」

?「こんばんは」

(安価を取ります)

?の艦娘は誰?>>12

※この2人は誰でも構いません。ただし堕ちている艦娘や大淀などの鎮守府側の艦娘は再安価とします。

※数えていたら味方の艦娘が15人を超えていましたので味方に出来る艦娘を30人に増やします。


比叡「こんばんは、鳳翔さん!」

霧島「こんばんは、久しぶりに飲みに来ました」

鳳翔「こんばんは、皆さん。今晩は間宮さんもいるので少しはバリエーションが増えると思います」

間宮「何か食べたいものはありますか?」

大井「私はビールとサラダでいいかしら」

夕雲「私はジュースとサンドイッチを」

長波「私はジュースと焼きおにぎりをください」

叢雲「私はジュースと唐揚げを」

神通「私は冷酒と焼き鳥の軟骨を」

比叡「私はビールと焼き鳥のネギまをください!」

霧島「私はビールともつ煮をください」

鳳翔「かしこまりました」

間宮「ちょっとお待ちくださいね」

ー14分後ー

鳳翔「おまたせいました。ビール3つとサンドイッチと焼きおにぎり、唐揚げ、焼き鳥のネギま、軟骨、もつ煮、ジュース3つです」

霧島「では今日1日お疲れ様でした。乾杯!」

5人「乾杯!!」チンッ

ー1時間後ー

霧島「所で皆さん。姉妹の仲はどうですか?金剛型は特に問題なく司令を探していますが」

比叡「司令は優しかったので私も好きでしたよ!」

大井「私のところは北上さんが…」


ー球磨型の部屋ー

大井「北上さん〜!」バァン!

北上「提督〜。私はここだよ〜」ハイライトオフ

大井「あの…。北上さん?」

北上「あ〜、大井っち。提督知らない?」ハイライトオフ

大井「提督ですか、私は知りませんが…」

北上「そうだよね〜。提督ていとくテイトク」ブツブツ

球磨「く、狂ってるクマ…」

多摩「もう嫌にゃ…」

大井「北上さん!北上さん!!」

木曾「無駄だ大井姉、北上姉は提督がいなくなって狂っちまった…」

北上「提督ていとくテイトクテイトク…」ブツブツ


ー居酒屋鳳翔ー

大井「すっかり北上さんがおかしくなってしまったわ…」グスッ

叢雲「駆逐艦も大変よ…」


ー廊下ー

曙「あんた達がきつく当たったからクソ提督は出ていったんじゃないの!!」

満潮「うっさいわね!それならあんたも大概じゃないの!」

霞「私は悪くないわ!あんた達2人が悪いのよ!」

朝潮「2人とも!いい加減にしなさい!」

潮「曙ちゃんも謝って…」

曙「潮には関係ないわよ!」ドンッ!

満潮、霞「朝潮姉は黙っていて!」ドンッ!

朝潮「キャァ!」バタン

潮「キャァ!」バタン

曙「このままじゃ埒が明かないわ!表に出なさい。演習で決着を付けるわ」

満潮「望むところよ!せいぜい泣きべそ書かないでよね!」

霞「せいぜい楽しませなさいよね」


ー居酒屋鳳翔ー

叢雲「…って感じよ」

長波「それは大変だな」

夕雲「それなら叢雲さんも大概じゃないかしらぁ」

叢雲「失礼ね!私はあいつを認めていたし、あの3人に比べればいた時間は長いから付き合いは長いわよ」

霧島「そう言えば1番最初の建造で出たんでしたっけ?」

叢雲「そうよ、だから吹雪とも仲はいいしちょくちょく一緒に出かけていたわ。あいつと吹雪の結婚の時は1番祝っていた自信があるわ」

比叡「すごい姉思いですね」

叢雲「はい、この話は終わり!」パンッ///

神通「そう言えば、阿賀野型が大変なことになっているようです」


ー阿賀野型の部屋ー

能代「阿賀野姉がぐうたらしているから提督が出ていったんじゃないの!」

阿賀野「何よ、うるさいわね!」

能代「阿賀野姉の馬鹿!」バシッ!

阿賀野「な、殴ったわね!提督さんにも殴られたことないのに!」ヒリヒリ

矢矧「2人ともうるさい!」イライラ

阿賀野「こうなったら!久しぶりに本気出しちゃうんだから!震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!刻むぞ、血液のビート!!山吹色の波紋疾走!!!」どガガガ!!←ただのパンチ

能代「阿賀野姉には負けないんだけら!」オラオラオラオラ!!←ただのパンチ

矢矧「うるさいわね!黙りなさい!」

阿賀野、能代「矢矧は黙っていていて!」ドカッ!

矢矧「痛っ!もう怒ったわ!覚悟しなさい!」無駄無駄無駄無駄無駄!!←ただのパンチ

酒匂「みんなうるさい!」フタエノキワミェー!

←ただのパンチ


ー居酒屋鳳翔ー

神通「部屋が隣だからうるさいのですが巻き込まれたくないので止められないんです…」

夕雲「神通さんも大変ねぇ」

霧島「そう言えば、長良型も荒れてるわよ」


ー長良型の部屋ー

長良「由良?どうしたの」

由良は鏡をずっと見つめ続けてからもう1週間になる。

由良「提督さん…。私はどうして生きているのかな?生きていて意味はあるのかな」ハイライトオフ

鬼怒「名取、目を覚まして…」グスッ

名取「ふふふ、提督。私の今とても嬉しいの…」ハイライトオフ

提督の人形「……」

名取「へへへ…」

阿武隈「五十鈴ちゃん!!しっかりして!」

五十鈴「なんで提督は出ていったの?私に飽きたから?用済みだから?」ハイライトオフ

長良「もうどうしたらいいんだろう…。私……」グスッ


ー居酒屋鳳翔ー

霧島「もうあそこには近づきたくないわ…」

長波「なんか寒気がしてきたぜ…」ブルッ

比叡「川内型や夕雲型はどうです?」

神通「私たちは特にないですね」


ー川内型の部屋ー

川内「提督、まだ帰ってこないね」

神通「ええ、これだけ探しても見つからないということは東京にはいないんでしょう」

川内「そうだね、私は今度千葉に行こうかな」

神通「そういってディズニーランドで遊ぶんじゃないですか?」

川内「…ばれてた?」ヘヘッ

那珂「川内ちゃんは遊ぶことか夜戦のことしか考えてないね」キャハ

神通「那珂ちゃんは何をしてるの?」

那珂「ライブの練習だよ!提督よくライブ来てたし、戻ってきたらライブやるんだ!」

神通「そうですね、頑張ってね!」

那珂「うん!」


ー居酒屋鳳翔ー

神通「…っていう感じですね」

比叡「仲良いですね!」

夕雲「夕雲型もそこまでって言う感じかしら」

鳳翔(今のうちに)

安価を取ります

6人の忠誠度はいくつ?>>13

今回は比叡、霧島は決まっているので大井、夕雲、長波、神通、叢雲の5人の忠誠度を決めます。

※今回も忠誠度が90以上ないとバックヤードに連れて行けないので注意して下さい。

大井 忠誠度→100

夕雲 忠誠度→96

長波 忠誠度→95

叢雲 忠誠度→100

神通 忠誠度→98

霧島 忠誠度→94

比叡 忠誠度→92

鳳翔(これなら大丈夫そうね)

鳳翔「皆さん、この後バックヤードに来てくれませんか?」

大井「? 分かりました」

神通「承知しました」

叢雲「分かったわ」

霧島「私の計算だと重要な話かと」

比叡「わっかりました!」


ー居酒屋鳳翔、バックヤードー

大井たちが鳳翔に連れられてバックヤードに入った。そこであったのは…。

武蔵「こうして、こうだ!!」ドガッ

大鳳「こうですか!」ドガッ

武蔵「いいぞ!いいパンチだ」

中で栗田パンチを練習している武蔵と大鳳だった。

鳳翔「何してるんですか」(╬^∀^)ゴゴゴゴゴゴォ

武蔵「鳳翔、これはな…。なかなか鍛えられないからサンドバッグで鍛えていたんだ」汗

大鳳「このままだと筋肉が落ちてしまうので鍛錬してたんです…」

鳳翔「全く…。あなた達はこの鎮守府にいないことになっているのでしっかりしてください…」ハァ

叢雲(世界最強の戦艦と世界に誇る装甲空母が世界初の空母に怒られている…)

武蔵「済まなかった…」

鳳翔「今回は許しますが、今度からは許可を取ってくださいね」プンプン

大鳳「ごめんなさい…」

鳳翔「はい、この話は終わりにしましょう」

大井「武蔵さん…。何やってるんですか…」

武蔵「おお大井、久しいな」

夕雲「あらぁ、これは清霜も喜びそうね」

長波「すっげー、超弩級戦艦だ!」

武蔵「ハッハッハ!分かるかこの主砲の良さが」

鳳翔「武蔵さん…」

武蔵「おっと、すまなかった」

霧島「武蔵さん、お久しぶりです」

比叡「こんばんは!」

神通「はじめまして、川内型軽巡洋艦二番艦の神通です」

武蔵「私が戦艦武蔵だ。これからよろしく!」

大鳳(あれっ?私空気かな…)

間宮「皆さん、これから話すことは他の艦娘には話さないでください」

神通「親しい人もですか?」

鳳翔「はい、今から言うことは提督のことですから」

霧島「なら大淀さんたちには尚更ね」

比叡「鳳翔さん、司令のことを教えてくれませんか」

鳳翔「…いいでしょう。でもこれは誰にも話さないでくださいね」

7人はうなづいた。


ー説明割愛ー

霧島「なるほど…。司令にはそんな事が」

比叡「司令は、辛かったんでしょうね…」

神通「提督、気づけなくてすみませんでした…」

叢雲「あの馬鹿、なんで私に相談しなかったのよ…」

大井「北上さんのことも好きでしたが、提督も作戦の時や指揮の時はしっかりしていたので尊敬していましたが…。ここまでひどいとは…」

夕雲「まさか巻雲も参加してたなんてね」

長波「私も驚いたぜ」

鳳翔「皆さんを信じて仲間にしますが、この事は他言無用でお願いします」

7人「分かりました」

夕雲 忠誠度96→98

長波 忠誠度95→97

鳳翔「ではよろしくお願いします」


ー翌日、居酒屋鳳翔ー

鳳翔(昨日は比叡さん達が仲間になりましたが、提督が鎮守府を出てからそろそろ1ヶ月。何も起きていないといいですが…)

ガラッ

金剛「ヘーイ鳳翔!久しぶりに来たネ!」

榛名「今晩は、鳳翔さん」

?「こんばんは!」

?「お邪魔します」

?「こんばんは!」

?「こんばんは」

?「こんばんは」

(安価を取ります)

来たのは誰?>>14

※今回も自由です。今回は5人選んでください。ただし病んでいる艦娘や大淀などの鎮守府側の艦娘の場合は再安価とします。

大和「こんばんは!」

浦風「間宮はん、久しぶりに来たじゃけ」

夕張「こんばんは!鳳翔さん!」

利根「久しぶりじゃな、鳳翔」

妙高「こんばんは、飲みに来ました」

鳳翔「こんばんは、皆さん」

金剛「テートクの場所が分からないデース…」

榛名「金剛お姉様、仕方ないですよ。提督は簡単に手がかりを残しませんから」

浦風「今日も歩き回ってつかれたじゃけ…」

大和「提督は賢いから色々な策略を考えているんでしょう。この前も白露さん達が提督の家に行って傷だらけで帰ってきましたし」

夕張「あの明石さんがついてるんですよ。簡単にしっぽを掴ませてくれませんよ」

利根「孫子でも相手が罠を張っていることを常に気を付けろと書いて得るのにのう…」

妙高「戦いは一手だけでなく五手先、百手先まで読まないといけないと提督から学びましたからね。はるか先のことを考えないと負けますよ」

利根「うむ、罠があるなら避けるはもちろんその先の罠に気づかないといけないんじゃな」

鳳翔「注文はどうしますか?」

大和「私は冷酒と焼き鳥をください」

浦風「うちは広島のお好み焼きを」

金剛「ウィスキーとチーズの盛り合わせをくだサーイ」

榛名「私はビールとサラダを」

妙高「私は冷酒ともつ煮を」

夕張「私はジュースとサンドイッチでいいかな」

利根「吾輩はビールと枝豆を頼む」

鳳翔「わかりました」


ー15分後ー

鳳翔「お待たせしました、冷酒2つと焼き鳥、広島のお好み焼きにジュース2つとサラダともつ煮、サンドイッチ、ビールが2つと枝豆、あと達磨とチーズの盛り合わせです」

金剛「Thank youネ!」

榛名「ありがとうございます」

浦風「ぶっちええ匂いじゃの」

夕張「ありがとうございます」

利根「美味しそうじゃ!」

大和「ありがとうございます」

妙高「ありがとうございます」

大和「皆さん、今日1日お疲れ様でした。乾杯!」

6人「乾杯!」チンッ


ー1時間後ー

大和「最近、この鎮守府もおかしくなってきましたね…」

利根「まったくじゃ、提督がいた時はまとまっていたのにのう」

妙高「カリスマ性が高い人の跡を継ぐ人は苦労するものですよ」

利根「確かに武田家も信玄が強かったから勝頼は軽侮されて家臣が離れていったからのう。別に勝頼が弱い訳ではないのじゃが…」

榛名「提督の後を継ぐ人は苦労するでしょうね」

金剛「私はテートクじゃないと認めないデース!」

浦風「仕方ないじゃけ、うちらにも原因がある訳じゃし提督さんを責める訳にはいかん」

大和「最近どうですか?姉妹艦の様子は?」

妙高「私のところは大変よ…」


ー妙高型の部屋ー

那智「酒、飲まずにはいられない!!」ゴクゴク

妙高「那智!昼から酒はやめなさい!」

那智「貴様も飲まないか!何、今日は逃がさんぞ!」うぃ〜

妙高「那智!いい加減に…」

足柄「提督!カツカレー沢山作ったわよ!」

シーン…

足柄「そうだったわ…提督はもういなかったわね…」

足柄「ナンデテイトクハワタシタチヲステタノ…ナンデナンデナンデ…」ハイライトオフ

足柄「そうだ!私が料理を沢山作れば戻って来るのかも。またカツを揚げて来ないと」

妙高「足柄!もうカツを揚げなくていいわよ!」

ブシュッ!ブシュッ!

羽黒「司令官さん、アイシテイマスアイシテイマス」ブシュッ!←リストカットをしている

妙高「羽黒!なにやってんの!」

羽黒「シレイカンサンハモドッテクルカナ」ブシュッ!ハイライトオフ

妙高「羽黒!もうやめて!」ポロポロ


ー居酒屋鳳翔ー

妙高「かつて海域を制覇してきた私の妹がなんであんなふうに…」グスッ

利根「それは辛かったのう」よしよし

妙高「ありがとうございます…」グスッ

榛名(利根さんがちゃんとお姉さんをしている)

金剛(榛名、それ言っちゃノーネ)

榛名(金剛姉様が脳に直接!)

浦風「うち、トイレ行ってくるわ…」

夕張「羽黒さんは何が変わってしまったのでしょうか…」

利根「うちの筑摩も変わってしまったのじゃ…」


ー利根型の部屋ー

筑摩「ブツブツ…」

利根「筑摩!どうしたのじゃ!」

筑摩「ワタシノテイトクテイトクテイトクテイトク…」ハイライトオフ

利根「ち、筑摩!!」


ー居酒屋鳳翔ー

利根「いつも提督の名前を部屋の隅で呟いておる」

夕張「うわぁ…」

浦風「ただいま戻ったじゃけ」

榛名「大丈夫なんでしょうか、この鎮守府…」

金剛「多くの艦娘が病んでいる今、まともなのは大淀と加賀、白露型だけなんじゃナイカネー」

夕張「時雨さん達は堕ちそうなイメージがあったんだけど…」

金剛「うちの艦娘の中では穏やかネ、そこまで闇堕ちしてないヨ」

榛名「私もそれは驚きました」

浦風「じゃぁ長門さんとかどう?」

榛名「長門さんは…」


ー長門型の部屋ー

長門「提督はまだか!!」

陸奥「落ち着いて、長門」

長門「放せ、陸奥。我々が提督を探しているのになぜ痕跡が掴めんのだ!」

陸奥「知らないわよ」

長門「とにかく提督の場所を根掘り葉掘りして探せ!」

陸奥「…なんだって?」

長門「どうした、陸奥?」

陸奥「根掘り葉掘りの言葉は根掘りは分かる。根は地面に生えるからな」

長門「む、陸奥?」

陸奥「だがよ、葉掘りはおかしいだろ!なんで地面に生えていない葉を掘るんだよ!」

長門「落ち着け、陸奥!!」


ー居酒屋鳳翔ー

榛名「っていう感じです」

夕張「もう色々壊れてるわね…」

妙高「提督がいなくなってからもうこの鎮守府はおかしくなってしまったのかも知れませんね…」

金剛「妙高、大丈夫デスカ」

妙高「はい、落ち着きました」

浦風「実は潜水艦も…」


ー潜水艦寮ー

伊168「司令官はなんで帰ってこないの…」

伊58「イムヤ落ちつくでち!」

伊168「オリョクルしてくればまた提督に会えんのかな?」ハイライトオフ

呂500「でっち、イムヤどうしちゃったの?」

伊401「提督はオリョクルしなかったししたら悲しむよ!」

伊26「落ち着いて!」

伊8「提督…早く帰ってきて…」

伊168「司令官…」


ー居酒屋鳳翔ー

浦風「っていうかんじじゃけ…」

大和「まともな人の方が少ないんじゃないですかね…」

鳳翔(測りますか…)

安価をとります。6人の忠誠度は?>>15

※今回は浦風のみとします。今回も90以上でないとバックヤードに連れて行けないので注意してください。

大和 忠誠度→99

金剛 忠誠度→99

榛名 忠誠度→99

浦風 忠誠度→90

妙高 忠誠度→91

利根 忠誠度→90

夕張 忠誠度→93

鳳翔(これなら大丈夫そうね)

鳳翔「皆さん、この後バックヤードに来てくれませんか?」

榛名「?はい、榛名は大丈夫です」

利根「?分かったぞ」

金剛「?分かったネ」

夕張「なんかの修理ですか?」

大和「そうじゃないかと…」

浦風「分かったじゃけ!」

妙高「わかりました」


ー居酒屋鳳翔、バックヤードー

大和達は鳳翔に連れられてバックヤードに入った。そこであったのは…。

大鳳「静かな優しい海へき〜っと届け〜♪」

武蔵「君へと〜届け〜♪」

何故か『吹雪』を熱唱している大鳳と武蔵だった。

鳳翔「何やってんですか」(╬^∀^)ゴゴゴゴゴゴォ

武蔵「表に漏れていたか?妖精を呼んで防音にしたんだか…」

鳳翔「音は漏れていませんが、ここはスナックではありません!しかもアニメにも登場してない武蔵さんが歌ってんですか」

武蔵「むっ、私だって歌いたかったのだ」

大鳳「すみませんでした」

鳳翔「一番最初は変なポーズ(ジョジョ立ち)してましたし、2回目はなんか鍛えてましたし、今回はカラオケですか!いい加減にしてください!」

武蔵「済まなかった…」

大鳳「ごめんなさい…」

妙高(なんか入ったら怒られている大鳳さんと武蔵さんがいるんですが…)

鳳翔「分かってるんですか?あなたたちは本来ここにいないんですよ」

大鳳、武蔵「ごめんなさい…」

鳳翔「全く…。妖精さんも呼んで。もうしないでくださいね」

※なんか登用する度にやっている武蔵と大鳳のボケをやって欲しい人はコメントに書いてください。出来る限り採用します。

鳳翔「この話は終わりにしましょう」

大和「武蔵、いつ来たの!?」

武蔵「大和か、久しいな」

大鳳「こんばんは、大和さん」

妙高「武蔵さん、こんばんは」

武蔵「妙高か、よろしくな」

大鳳「こんばんは、浦風ちゃん」

浦風「こんばんは⤴︎。大鳳さん」

金剛「久しぶりデース!武蔵、大鳳」

榛名「お久しぶりです」

大鳳「これからよろしく」

夕張「武蔵さん、こんばんは」

武蔵「夕張か、これからよろしくな」

間宮「こんばんは、皆さん」

暖簾をくぐって間宮が、登場した。

鳳翔「皆さん、揃いましたね。今から話すことは他の艦娘には絶対に離さないでくださいね」

7人が頷く。

鳳翔「…わかりました。では話しましょう。提督のことについて」

ー説明割愛ー

大和「そんなことがあったんですね…」

妙高「提督も苦しんでいたんですね…」

浦風「辛かったじゃろうな、提督さん…」

榛名「提督…可愛そうです…」

金剛「提督も苦しんでいたんですデースネ…」

夕張「提督も大変だったのね…」

利根「苦労したんじゃろうな」

鳳翔「あなたたちを信じて仲間にしますが、姉妹艦や大淀さんには話さないでくださいね」

7人は再び頷き、提督のために協力することを誓った。


ー愛知県岡崎市ー

幼き家康公が過ごした岡崎市。しかし幼い頃に織田家、今川氏の人質として過ごした徳川家康が再び岡崎に帰ってきたのは桶狭間の戦いが終わったあとであった。岡崎城に入る前に松平氏の菩提寺である大樹寺(たいじゅじ)に入った家康公は自害を覚悟したが寺の和尚に引き止められ岡崎城に入城した。その時に貰った言葉厭離穢土欣求浄土(えんりえどごんぐじょうど)は家康公の旗印になった。


ー岡崎城ー

岡崎城は家康公が誕生したお城である。近くにある矢作川は阿賀野型軽巡洋艦三番艦『矢矧』の由来となった。もうひとつ有名な話として幼き豊臣秀吉が蜂須賀小六と会った『矢作川の出会い』が有名である。※近年では嘘だという方が多い。

家康公が城を出たあと息子の徳川信康が治めていたが切腹させられたあと徳川の重臣が治めていた。現在も復元天守が残っている。ちなみに信康の介錯人は服部半蔵が務めたが主である信康を斬ることが出来ず検死係が首を落としたという。


提督「岡崎市に入ったな」

吹雪「また家康さんのゆかりのある土地ですか」

明石「天守閣が綺麗ですね」

提督「多くの城は明治時代に廃城令で取り壊されたからな…」

吹雪「あれから1ヶ月経ちましたが誰も追ってきてませんね」

提督「まぁ追ってきてないだけましだがな」

明石「見てください!どうですか?」←兜を被っている。

提督「うーん、似合ってるけどお前は作業服がしっくりくるかな…」

明石「そうですか…」

吹雪「私も被ってもいいですか?」

明石「どうぞ!」

吹雪「どうですか?」

提督「似合うんじゃないかな」

吹雪「本当ですか!」

提督「ああ、それじゃあ八丁味噌の味噌カツ食べて名古屋に行くか」

吹雪、明石「わかりました」プルルルル

提督「ん、鳳翔から連絡?」


ー居酒屋鳳翔ー

この日、ある特定の艦娘が居酒屋鳳翔に集まった。みんな提督の事情を知っている艦娘ばかりだ。店内は貸し切りにして話し合いが始まった。

赤城「なにが始まるんでしょうか」

神風「武蔵さん、大鳳さん。何か聞いていますか?」

武蔵「いや、特に聞いていないな」

大鳳「私もです」

飛龍「ここにいるのは提督の事情を知っている人ばかり」

叢雲「多分あいつの事で話すんでしょう」

古鷹「提督のことですか…」

夕張「何を話すんだろう?」

鳳翔「皆さん、集まりましたか?」

金剛「Yes!全員集まったネ!」

アイオワ「何を話すんデスカ?」

間宮「皆さん、お集まり頂きありがとうございます。今日集まってもらったのは提督のことです」

浦風「提督さんのこと?」

大和「提督に何かあったんですか!」

大井「提督は私と北上さんを会われてくれた恩人よ。何かあったらこの酸素魚雷で…」

鳳翔「落ち着いてください、提督は無事です。皆さんにはお話してますが提督は愛知県岡崎市にいます。これから名古屋に向かって出発するらしいです」

間宮「そこでこれから艦娘が計略に気づいて提督を追うでしょう。吹雪さんがいくら強くとも複数人を相手にするのは無理があります。明石さんはほぼ戦えませんし…」

鳳翔「そこであなたたちの中から提督と合流する5人を決めます」

間宮「ここにくじがあるので当たった方は明日、準備をしてここを出発して名古屋城で提督と合流してください」

敷波「また提督と会えるの?」

鳳翔「はい、ですが今度は守るという義務が出ます」

霧島「では、私たちで提督をサポートするんですね」

比叡「腕がなりますね!」

鳳翔「では皆さん、くじを引いてください」

※ここから提督と合流する艦娘を5人選んでください。1度選んだ艦娘は下ろせませんので注意してください。

※なお今回選ばれなかった艦娘は提督サイドで『改造』をすれば乗る人数を最大15人に増やせます。(捕虜、吹雪、明石、提督を除きます)

※今のところ襲ってくる艦娘は白露型、加賀、蒼龍で決定しています。編成は戦艦1空母2巡洋艦1

駆逐艦1がオススメですがこれじゃなくても構いません。

※コメント欄に仲間の艦娘を載せるので参考にしてください。

赤城「当たりました!」当たり

飛龍「どうよ!」当たり

夕張「当たった!」当たり

叢雲「まぁ、当然じゃないかしら」当たり

金剛「当たったデース!」当たり

鳳翔「では赤城さん、飛龍さん、夕張さん、叢雲さん、金剛さんに決定しました」

間宮「皆さん、必ず提督を守ってくださいね」

赤城「一航戦の誇りにかけて提督を守り通します!」

巻雲「飛龍さん、頑張ってください!」

飛龍「うん!約束するよ!」

夕張「また明石さんに会えるんだ…」

神風「叢雲さん、頑張ってください!」

叢雲「分かってるわ、今度こそ吹雪も提督も守り通すわ」

比叡「金剛姉様、頑張ってください!」

榛名「榛名も応援しています!」

霧島「金剛姉様ならできるかと」キラーン

金剛「mysister、Thank Youネ!私、頑張りマース!」

鳳翔「それでは皆さん、頑張ってくださいね」

5人「はい!提督を守り通します(マース)!」

※今いるメンバーの中にはスパイはいませんので安心してください!


こうして5人は仲間と別れの挨拶を過ごした後、横須賀から電車で小田原まで行き、新幹線に乗り換えた。

赤城「この景色とも少しの間、お別れですね」

飛龍「そうですね…」

叢雲「何悲しんでいるのよ。向こうでも楽しいことが待っているわ」

夕張「そうですね、早く新幹線に乗り込みましょう」

金剛「テートク!早く会いたいデース!」

そして5人は慣れ親しんだ神奈川を離れて提督のいる愛知県名古屋市へと移動したのだった。相模湾の波は穏やかで疲れた艦娘の心を癒している様だった。


第2章~完~


ー第3章希望ー

愛知県名古屋市、尾張の戦国大名織田信長が育った土地である。信長が生まれ育った城、那古野城は今の名古屋城の跡にある。日本三大都市の一つである名古屋市は地方政治で賑わう都市である。


ー名古屋城、本丸御殿ー

提督らは名古屋城にいた。名古屋城は徳川幕府が諸大名に築城を命じたという。だが、幕末になると御三家の一つである尾張徳川家は新政府に味方し、江戸攻城の前線基地となった。後に戦争によって焼失したが(名古屋空襲)1959年に再建され、今は天守には入れないが多くの人で賑わっている。

提督「さて、この辺に合流する艦娘がいるはずなんだが」

吹雪「あ、あれじゃないですか?」

明石「あ、本当だ!」

本丸御殿の所に赤城、飛龍、叢雲、夕張、金剛が荷物を持って待っていた。

提督「あれだな」

赤城「お久しぶりです、提督」

飛龍「こんにちは、提督」

叢雲「鳳翔さんから頼まれてきたわ。世話になるわ」

夕張「お久しぶりです!明石さん!」

明石「夕張!久しぶり!」

金剛「ヘーイ提督ぅ!お久しぶりデース!」

提督「お前達が鳳翔に頼まれたのか」

赤城「はい、提督を守って見せます」

提督「そうか、じゃあとりあえずキャンピングカーに移動するか」


ーキャンピングカーー

赤城「中は結構広いですね」

飛龍「ふー。疲れた…」

提督「飯は食べたか?」

叢雲「新幹線の中で食べたわ」

夕張「赤城さんは駅弁5個買って全部食べたけどね」

赤城「お腹がへったので…」

金剛「赤城は相変わらずネ」

提督「まあいつもの赤城で安心したよ」

吹雪「鎮守府の皆さんはどうですか?」

赤城「……みんな毎日提督のことを探しています。そして中には病んだ子も」

飛龍「これが鳳翔さんからの書簡」

提督「見せてくれ」ペラッ

提督「…色々大変な事になっているな」

明石「病み具合が酷い艦娘は自傷行為ですか…」

吹雪「…ちょっと哀れに感じます」

赤城「今鎮守府に戻るのは危険です。加賀さんや白露型はマシですが阿賀野型や妙高さんを除いた妙高型は会わない方がいいです」

提督「分かった。ところで行く時に二箇所罠を張ったんだがひとつは白露達が引っかかったようだな」

叢雲「そうよ。あんたの家に行って傷だらけで帰ってきたわ」

提督「じゃあ奥多摩の罠はまだか」

夕張「えっ、提督はもうひとつ家持っていたんですか?」

提督「ああ、元帥から貰ったんだがお前たちには知らせてなかったな」

明石「私と吹雪さんは行きましたね」

吹雪「はい、行きました」

提督「じゃあ鳳翔に頼んで流言を流すか」

艦娘(うわ…。提督(司令官)、容赦ないな)


ー横須賀鎮守府ー

大淀は焦っていた。1ヶ月を過ぎても提督は見つからない。それもそのはず、提督は愛知県にいるんだからいない関東を探しても見つかるわけがない。

大淀「提督は電車を使っていると見たけど違うのかしら…」

違う違う!提督は車移動。もし戦争でトップがこんなのだったら死屍累々の山!下手したら全滅!

そこに提督の流言が飛び込む。なんの情報もない今、その甘い蜜に自ら飛び込む。それが猛毒とも知らずに…。

古鷹「大淀さん!提督が奥多摩の別荘で暮らしていると大和さんから連絡が!」

もちろんこの2人は鳳翔の手先、提督の味方である。しかし大淀はそれに気づかない。

大淀「その情報は確かかしら?」

古鷹「はい!大和さんがこの目で見たと」

大淀「分かったわ!択捉型と白露型を提督の別荘に行かせて!」

こうして提督の第4の策略が発動された…。

古鷹(大淀さんの心の隙をついてせめるとは…。流石提督です)


ー名古屋市、キャンピングカーー

提督「そうか、ありがとう」ピッ

吹雪「どうでしたか?」

提督「うまい具合に引っかかったよ」

赤城「そんな簡単に引っかかっるんですね…」

提督「戦でも敵の心を読まないと勝てない。動揺している時とか怒っている時は冷静な判断が出来ないからそれに漬け込んでせめるんだ」

飛龍「計略に引っかかりにくくするためにはどうするんですか?」

提督「一手先、二手先より五手先あわば百手先を読まないと勝てない。先の読みがきかなくなった時、勝ちに奢った時に既にそいつは負けているんだ」

叢雲「あんたはいつもそうやって戦いを制して来たのね」

提督「まあな」


ー東京都、奥多摩ー

白露型と択捉型の艦娘は提督の別荘に着いた。予想以上に広い別荘はとても敷地が広かった。

白露「ここに提督がいるのかな?」

時雨「大和さんも言っていたから間違いないんじゃないかな?」

佐渡「この佐渡様が司令を捕まえてやるぜ!」

松輪「でもなんかお化け屋敷見たいです…」

夕立「今度こそ提督さんには負けないっぽい!」

海風「この前墨だらけにしたお返しです!」

江風「まあ怪我しない程度にな」

対馬「司令を捕まえたら……ふふふ」

福江「司令には負けないから!」

五月雨「今度はドジりません!」

山風「今度こそ…逃がさないよ…パバ」

※何かいい罠があればコメント欄に書いてください!

白露「よーし!1番に突っ込むよ!」

佐渡「突撃!」

村雨「そう言って前回、ダウンしてなかったっけ?」

14人は玄関にたどり着いた。白露がドアに手をかけようとした。

白露「お邪魔します!」ジュウウウウ

白露「あちちちちち!」

ドアノブは熱せられていて白露は火傷を負った。

時雨「そこに池があるから手を入れて!」ジュウウウウ

白露「あ〜。真っ赤だ…」手が火傷

村雨「今回も大変そうね…」

時雨「取り敢えずまた窓から入ろう」

夕立(なんか時雨がどんどん犯罪者っぽくなっているぽい…)

ーリビング、窓ー

時雨「割るよ!」バリーン!

佐渡「よっしゃあ!入るぜ!」

窓を開けた瞬間、佐渡と時雨の顔にパイが直撃した。提督特製激マズパイだ。

時雨「うわっ!なにこれ?!」

佐渡「しかもこれ、不味い!」

村雨「ここにも罠があったのね…」

涼風「…思ったんだけどペアで探さない?」

松輪「ペア…ですか…」

択捉「その方がいいかも知れませんね。司令を手っ取り早くさがせそうです」

白露「私は村雨と択捉ちゃんと組むよ」

時雨「僕は夕立と佐渡と組むよ。それにしてもこれ…不味いね…」←パイついたまま

海風「私は江風と山風、松輪ちゃんと」

五月雨「私は涼風と春雨姉さん、福江ちゃんと探します」

時雨「うん、それじゃあ探そうか」

夕立「時雨、その前にそれ落とした方がいいっぽい」

時雨「うん…そうだね…」


ー名古屋市、キャンピングカーー

明石「どうですか?」

赤城「パソコンですか?」

提督「そうだよ。これで家の様子を見ようか」

金剛「カメラが沢山あるデース」

夕張「用意いいですね」

吹雪「いつ、セットしたんですか…」

叢雲「もう引っかかった艦娘もいるわよ」

飛龍「ハハハッ、時雨ちゃんの顔がwww」

提督「それじゃ観察しようか」

赤城「ポテチ開けていいですか?」

提督「いいよ」


ー奥多摩、提督別荘ー

時雨「それじゃあ中に入るか」

松輪と山風以外の艦娘が、玄関に入った時、突然門がシャッターのように降りてきて2人を分断してしまった。

山風「何…これ…」

時雨「どうしたの!」

夕立「何この門!」

白露「なら今すぐ壊してあげる」ドガッ

白露が門に向かってパンチをすると電流が流れていたせいで白露は痺れた。

白露「あばばばば…」ビリビリ

時雨「まさか電流が流れているなんて…」

山風「私には構わずに…行って…」

松輪「こっちで…何とか…しますから…」

夕立「大丈夫っぽい?」

白露「…分かったよ。気をつけてね」

山風「うん…」


ー名古屋市、キャンピングカーー

赤城「なんか扉が閉まって分断されたんですけどあれはなんですか?」

提督「あれは今回明石に頼んで作った鉄門だ。明石、説明してくれ」

明石「はい、あれは提督が八門金鎖の陣をモデルに作った鉄門です」

飛龍「八門金鎖の陣ってなんですか?」

提督「三国志に出てくる陣形のひとつで入口が八つある陣形だ。それぞれ名前があって休、生、死、傷、杜、景、驚、開と名付けられている」

叢雲「それでどんな陣形よ」

提督「生、景、開から入ると侵攻側の有利、休、傷、驚から入ると侵攻側が傷つき、杜、死から入ると侵攻側は全滅する陣形だ。高い練度が必要でひとつの綻びが陣を崩す難易度の高い陣形だ」

吹雪「それがなんの関係があるんですか?」

提督「この陣形はな味方を分断するのに持ってこいでな、間違った門から入ると出れないわけだ」

明石「それがこの罠で、決まった人数(変動)が入ると門が自動で閉まるんです」

提督「つまりセルフ迷路という訳だ。来た道が塞がれていて、別の道が開いていたらそっちに行くだろ。それを利用した罠だ」

夕張「そしてその道には罠が待っていると…」

提督「そういうことだ」

金剛「解除するにはどうしたらいいデスカ?」

提督「インターホンを押せば解除できる」

赤城「えっ?それって簡単に解除されるんじゃ…」

提督「考えてみろ、インターホンを鳴らすのは家に入る前。それを過ぎたら誰も押さないだろ」

赤城「あっ、確かに」

提督「それに侵入するならインターホンは押さないだろ。それを利用したのさ」

吹雪「な、なるほど…」

提督「だからペアを作ってもそのうち迷路にはまって1人になるわけ」

艦娘(この人、どこまで考えてるんだろ…)


ー奥多摩、提督別荘ー

時雨「道が2つに別れている」

五月雨「じゃあわたしは右に行きます」

白露「私も右へ」

時雨「じゃあ僕は左だね」

海風「私も左に行きます」

五月雨と白露が右へ、時雨と海風が左へ進んだ時、また門が閉まった。

時雨「また閉まった」

夕立「これも電気が通ってるっぽい?」

村雨「そうね、迂闊に触らない方がいいわ」

択捉「今は主砲も持ってませんし…」

佐渡「取り敢えず司令を探そうぜ」

時雨「そうだね…。そうするしかないね」

五月雨「どっかで合流しましょう」


ー1階、リビング前廊下ー

時雨と夕立と択捉はリビングに行こうとしてリビングの方向に進んでいった。しかし鉄門が閉まり、時雨と夕立は択捉と別れてしまった。

時雨「択捉ちゃん、大丈夫?!」

択捉「な、何とか…」

夕立「また門が作動したっぽい」

時雨「また別れてしまった…」

択捉「私も自分で司令を探すので大丈夫です」

時雨「そう?ごめんね…」

択捉「いえ、時雨さんも夕立さんも頑張ってください」

夕立「時雨…先に進むっぽい」

時雨「仕方ないね…」


ー1階、リビングー

時雨と夕立はリビングに入った。上には火災の際、発動するスクリンプラーが着いている。時雨は鉄門の作動させる装置を探していた。

時雨「これかな?」

そこにはセキュリティ解除ボタンと書いてあった。

夕立「押すっぽい!」カチッ

夕立は特に考えずにそのボタンを押してしまった。

時雨「夕立!勝手に押しちゃ…」

その時、天井に着いているスクリンプラーが作動した。降ってきたのは風邪をひくくらい冷たい冷水(温度4度)であった。

時雨「冷たい!スクリンプラーから冷たい水が出ている!夕立、スイッチを早く切って!」

夕立「ハクション!分かったっぽい」ブルル

夕立は急いでスイッチを切った。水は止まったが、今度は催涙ガスがスクリンプラーから発射された。

時雨「目が〜!目が〜!」ジタバタ

夕立「なにこれ!目が痛いっぽい!」

時雨「催涙ガスだ!目にしみる!」

さらにトウガラシの汁まで発射されたのでもうたまらない。

時雨「避難しよう!」

そう言って廊下に出ると鉄門が閉まっていることを忘れて鉄門に突っ込んでしまった。

時雨「痛!アバババババアバ茶!!」ビリビリ

夕立「何これ!アバババババ!!」ビリビリ

2人はその場で倒れてしまった。ところで夕立の作動させたスクリンプラーは様々な場所で被害を出していた。

択捉「目にしみます!」

五月雨「なんか目が痛いです!」

白露「催涙ガスだよ!これ!」

福江「しかもトウガラシの汁まで飛んできました!」

その後、スクリンプラーは止まるまでの1時間、回り続けたのだった。

ー中庭ー

一方仲間と分断された山風と松輪は一緒に中庭から裏口を目指していた。

山風「パパ…待っていて…」←別に闇堕ちしてません

松輪「司令…何処?」←同上

もちろん、提督は中庭にも罠を仕掛けていた。山風が足を踏み入れたのはシートが張ってあって見えなかったが深い泥田。足を踏み入れたら上がることは困難である。山風と手をつないでいた松輪も釣られて落ちてしまった。

山風「何これ…!」

松輪「抜け出せない…!」

山風と松輪は助けを求めようとしたが他の艦娘は別荘に入っている。

山風「誰か…助けて……」グスッ

松輪「択捉ちゃん…」グスッ

しかし、中ではスクリンプラーのせいでそれでどころではなかった。

山風と松輪は出ようとしたが出れなかった。泥田と艦娘の合体したものとなりしばらくの間、泥田の中でもがき続けるのだ。そして脱出したくしても脱出出来ないのでそのうち山風と松輪は考えるのをやめた…。

山風、松輪泥田にはまって再起不能(リタイア)!

ー1階、廊下ー

1時間後、スクリンプラーが停止したのを確認して白露達は提督を探すのを再開した。1階に廊下を探索してるとまた分かれ道があった。白露型が進むと門が閉じ、佐渡と福江と対馬は白露達と別れてしまった。

白露「2人とも、無事!」

佐渡「何とか大丈夫だ」

対馬「一様無事です」

海風「この門の仕組みを解かないと探すのは苦労しそうですね…」

江風「村雨の姉貴、この仕組み分かるか?」

村雨「私にも分からないわ…」

五月雨「どっかにスイッチがあるはずです、手分けして探しましょう!」

春雨「そうですね、この仕組みを理解しないと探すのに苦労しそうですね。とっととこの仕組みを解除しましょう」

佐渡「俺達も探すよ」

対馬「頑張ります…ふふふ」

福江「頑張ります!」

涼風「それじゃよろしく頼むよ」

白露「私達も探すか」

涼風「しかし本当に迷路みたいだ…」

江風「ああ、鉄門が降りてきて通路を制限している。司令官の自宅とは違う意味で難しいな…」

村雨「鉄門が閉まって行ける所が制限されていて探すのも一苦労だよ…」

五月雨「とにかく提督を探しながら、装置の解除のスイッチを探しましょう」

白露「うん、そうだね」


ー1階、キッチンー

村雨は提督の家のキッチンにいた。キッチンは前回海風が罠に嵌ったので村雨は警戒しながら進んだ。ふと見るといかにも証拠が捨ててありそうなごみ箱がある。

村雨「ふふふ、それで村雨を騙したつもり?」パカッ

その時、村雨の顔に目掛けて激マズパイが発射された。見事直撃し、村雨の顔はパイのクリームだらけになった。

村雨「やられたわ…。取りあえず顔を洗わないと…」

今度は洗い場の蛇口を捻ったが出てきたのは60度の熱湯。

村雨「あちちちちち!!火傷しちゃったわ…。そう言えば冷水機があったわね…」

冷水機から水を出して、顔を洗おうとするとそれは唐辛子の汁であった。

村雨「目がぁ、目がぁ〜〜あ゛あ゛あ゛ぁ゛~~~」ジタバタ

さらによろけた際に机の上に置いてあったネズミ捕りに手を乗せてしまい、ネズミ捕りが作動した。

村雨「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーーー!!!今回罠にかかりすぎだわ…」グスッ


ー1階、廊下ー

白露と五月雨は1階の廊下を歩いていた。廊下は鉄門が閉じてしまうので2人は注意しながら進んだ。

白露「今のところ、罠らしい罠はないね」←フラグ

五月雨「そうですね、とにかく注意しながら進まないと」

しばらくいると廊下の行き止まりに着いた。そこには解除ボタンらしいボタンがあった。

五月雨「これですかね?」

白露「とにかく押してみよう」ポチッ

すると後ろから音が聞こえて鉄門が廊下を塞いでしまった。しかも何か上から音がする。

白露「な、何?!」

上から(2階)からタンスが何か音を出しながら白露と五月雨の上に落ちてきた。逃げ道は塞がれていて逃げられない。

DIOの声(タンスに着いているスピーカー)「ロードローラーだ!!」

五月雨「そもそもロードローラーじゃないです!」

白露「突っ込むのそこじゃないよ!」

白露、五月雨「うわーーー!!!」ドスン!

白露と五月雨はタンスに押しつぶされてしまった。

白露「なにこれ!すごく重い!」

五月雨「まずはこれをどかさないと…」

さらに上からペンキの缶が降ってきて2人はペンキだらけになった。

白露「なんでこんなことに…」

ちなみに鉄門はタンスが落ちてきた時に開いた。


ー1階、廊下ー

時雨と夕立から別れた択捉は廊下を歩いていた。

択捉「お化けが出てきそうで怖いです…」ビクッ

択捉達はお化けや妖怪が怖くてホラー映画などを見ると1人でトイレに行けなかった。

ギィーッ

択捉「なっ、何?」ビクッ!

択捉の後ろから何かが近づいてくる。それもゆっくりと…。

択捉「だ、誰ですか?」

姿を現したのはゾンビの人形。しかも自立して歩ける人形だ。(東方のアリスの上海みたいだな…)

択捉「き、きゃあああああ!!!」ダッシュ

しかも択捉が走り出すとその人形も速度を上げて択捉に迫ってくる。

択捉「怖い怖い怖い!司令、助けて!!」大泣き

択捉はひたすら走り続けてたが、突然首を吊った人形が天井から登場した。血糊も使ってあってとてもリアルだ。

択捉「う、わわわわわ…」ブクブク

択捉はそのまま気絶してしまった。

佐渡「択捉、何こんなところで寝てるんだ?お前の下着(パンツ)覗くぞ」ニシシ

佐渡「…今日のパンツは白のリボンか。ん?」チラッ

そこにゾンビの人形が佐渡に向かって近づいてきた。

佐渡「な、なんだあれ!??!」ダッシュ

しばらく廊下を走っているとラップに接着剤がついている罠に引っかかった。

佐渡「なんだこれ?!」ベタッ

すると巨大扇風機が現れて突然作動した。勿論そこには鳥の羽があり、扇風機の風に乗せられて佐渡に襲いかかった。

佐渡「…羽だらけだぜ……」

しかもそこに首がない人形が壁から現れた。

佐渡「あ、あわわわわわ…」ブクブク

佐渡もそれに驚いて羽だらけのまま気絶してしまった。


ー1階廊下ー

春雨は五月雨と別れて1人廊下を進んでいた。

春雨「見た感じ地下室や3階まであるので探すのに時間がかかりそうですね…」

そう言いながら歩いていると洗面所に着いた。

ー1階、洗面所ー

春雨「いないとは思いますが…。念には念をということで探しましょう」ガチャ

そう言ってドアを開け、中を探索する春雨。少し洗面所は暗かったので電気を付けようと電灯のスイッチを入れる紐を引っ張った。しかしそれは提督が仕掛けた罠だった。ドアの上のバナーが作動し、春雨の帽子を焼いた。

春雨「?なんか熱いですね…」

そう言って鏡を見ると自分の頭の帽子が焼けているではないか。

春雨「えっ!?燃えてる!早く水を…」キュッ

そう言って蛇口をひねったが水は出ない。

春雨「なんで出ないの!」

春雨は近くのトイレに駆け込んだ。トイレの壁には『待て、慌てるな。これは孔明の罠だ』という司馬懿の張り紙が貼ってあったが春雨は気づかずトイレの便器に頭を突っ込もうとしていた。

春雨「やりたくないけど…。やるしかないね…」

春雨は頭から便器に頭を突っ込んだ。すると別荘中が一瞬明るくなったかと思うと爆発した。

春雨「なんでこんな目に……」グズッ

春雨は奇跡的に帽子だけが燃えたが髪の毛は全焼せずに済んだ。その代わり春雨自身はすすまみれになった。

春雨「…後でお風呂に入らないと……」ゲホッ


ー1階、廊下ー

海風も江風達と別れて廊下を進んでいた。

海風「前回、墨だらけになったので注意しないと…」

そう言っているとひとつの部屋に着いた。海風はそこに入った。

ー1階、空き部屋ー

海風「し、失礼します」ガチャ

そう言ってドアを開けると、何かが海風の顔面に直撃した。

海風「なんですか!?これ?!」

海風の顔面に当たったのはシュールストレミング、にしんを発酵させたスエーデンの缶詰で、臭いは世界一臭く、味は不味い(?)料理である。その臭いは蓋を開けた瞬間広がり、吐きそうな臭いが充満するのである。

海風「うぇっ……なんですかこの臭い……」←涙が出ている

その臭いの臭さはくさやの約6倍と言われている。尋常じゃない臭さが海風を襲った。

海風「この臭いを取らないと…」ヴェッ

そう言って海風は風呂場へと向かった。

ー1階、風呂場ー

海風がそこに行くと春雨もそこにいた。春雨は全身すすだらけ、海風はシュールストレミングの臭いというなんともカオスな状況だった。

海風「春雨姉さん、今から入るんですか?」

春雨「はい、すすだらけになったので…。海風、凄い臭いですね……」ウップ

海風「はい…。提督の罠にかかってしまったので……」

春雨「なら一緒に入らない?」

海風「いいんですか?」

春雨「いいよ」ニコッ

そうして2人は服を脱ぎ、風呂場に入っていった(2人は全裸です)

海風「あ〜。いいお湯ですね…」

春雨「早く体を洗いましょう」ザバー

春雨はそう言ってシャワーに手をかけた。お湯を出し、自分の体にかけ始めた。

春雨「?何か臭う?」

臭いの元をたどれば春雨が持っているシャワーだった。

海風「ウップッ……またこの臭い…」

2人はシュールストレミングの臭いの着いた水を浴びていたのだ。

春雨「早く出ましょう!」

海風「はい!」

2人は着替えとせず全裸で浴室を飛び出した。

春雨「なんであんな罠が……」スポッ

海風「とにかく…」スポッ

2人が落ちたのは廊下に作ってあった落とし穴、それも中はヘドロだらけ。

春雨「さっき洗ったばかりなのに…」

海風「また汚くなっちゃった…」

さらに上から大量の墨汁が全裸の2人の上に降り注いだ。

春雨「もういや……」グスッ

海風「また墨だらけになっちゃった…」グスッ


ー1階、東階段ー

時雨と夕立はスプリンプラーの件から復活して提督を探していた。鉄門に行き先を制限されながらようやく階段に着いた。

時雨「ようやく2階を探索できる…」

夕立「疲れたっぽい…」

時雨「これからは勝手にスイッチを押さないでよ、夕立」

夕立「ごめんっぽい…」

時雨「もういいよ。さあ提督を探そう」

夕立「わかったっぽい!」

時雨「ここを開ければ2階だよ」

そう言って時雨がドアノブを回して開けようとした。しかしドアノブは何故か取れてしまった。それに階段から何か音が聞こえる。

夕立「なんか音が聞こえるっぽい?」

時雨「なんの音だろう?」

2人はドアに耳を当ててその音を聞いていた。音はどんどん大きくなってきた。

夕立「なんか嫌な予感がするっぽい…」

時雨「離れよう!」

しかし時すでに遅く、ドアから離れる前に階段から下ってきた工具箱(移動式)がドアに当たり、2人はドアごと飛ばされた。

時雨「うわっ!」べターン!

夕立「ぽいー!」べターン!

そして背後の壁に激突した。

時雨「フグゥ!」

夕立「ボベラ!」

そのドアがぶつかった衝撃で壁の上にあった工具箱が時雨と夕立の上に降ってきた。

時雨「いたた…。グエッ!!」ガッシャン!

夕立「痛いっぽい…。へぼっ!!」ガッシャン!

レンチやスパナが上から降ってきたので時雨と夕立はタンコブだらけになった。

時雨「やるじゃないか…」涙目

夕立「提督さん…酷いっぽい……」涙目

ー1階、西階段ー

同じ頃、白露と五月雨は西階段に着いた。

白露「一番に2階に行くよ」

五月雨「罠には気をつけないと行けませんね」

白露達はドアを開け、階段を登った。特に罠らしい罠はなかった。

白露「このまま行ける!」

そう言って階段の頂上に近づいたとき、罠が発動した。鉄棒が振り子のように振れていて白露と五月雨の腹部を直撃した。

白露「ぐはッ!」ドカッ!

五月雨「ドゴッ!」ドカッ!

そのまま2人は階段の一番下まで落ちてしまった。一番下には落とし穴があり、その穴にはスライムが入っていた。

白露「うわーー!」ベチャ!

五月雨「きゃぁぁ!」ベチャ!

2人はスライムだらけになった。何とか落とし穴から脱出して再び階段を登り始めた。

白露「すごい滑る!」ツルっ

五月雨「登りにくいです…」

スライム(お前の体から摩擦を奪った)

それでも艦娘である。何とか頂上にたどり着こうとした時、階段の段差が斜面に変わった。白露と五月雨はそのまま階段の斜面を下っていった。

白露「またあの落とし穴ー!」

五月雨「もう嫌ー!」涙目

そのまま2人はまた落とし穴に吸い込まれていった。

白露「まただ…」

五月雨「もう帰りたい…」

さらに仕掛けが2人を襲う。先程2人を吹っ飛ばした鉄棒が糸が切れて、階段の斜面を下ったのだ。そしてそのまま落とし穴に吸い込まれていった。

白露「もうやめて…」泣き

五月雨「悪夢です…」泣き

2人「ぐふっ!」

2人は鉄棒の下敷きになったのだった。


ー1階、廊下ー

江風と涼風は廊下を進んでいた。しばらく歩くとドアがあった。

江風「ここってまだだよな」

涼風「そうだね。ここも探すか」

そう言ってドアを開けようとしたが何故か開けられない。

江風「なんだ?この紐?」

涼風「引っ張ってみよう」

江風はその紐を力強く引っ張った。しかし紐は取れない。

江風「もっと強く引っ張るか」グイッ!

お尻をドアに向けてその紐を引っ張った瞬間、江風のお尻に釘が刺さった。

江風「あ゛ーーー!♂」

涼風「どうしたんだ!」グイッ!

涼風もそれを強く引っ張ったので正面の下腹部に釘が刺さった。

涼風「ぎゃああああ!!」

江風「痛った!こんなドア、壊してやる!」ドガッ!

しかしドアを壊した瞬間、また釘が発射し、今度は江風の下腹部を直撃した。

江風「あ゛あ゛あ゛ーーー!!!」

さらに追い討ちで頭上から巨大な石が降ってきた。

江風「痛たたた!何すんだよ!」

涼風「逃げた方がいいな!」

2人は逃げたが前方に壁があるのを忘れて突っ込んでいった。もちろん釘が刺さったままなので下腹部にさらに深く刺さることとなった。

2人「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ーーーー!」

2人は倒れてしまった。


ー一方、別荘外ではー

最上「フフフ、やっと見つけたよ。テイトク♡」

三隈「もがみんを悲しませないようにしてあげます♡」

鈴谷「マッテイテネテイトク♡」

熊野「いま会いに行きますわ、テイトク♡」

大淀の許可を頂いていないのにやって来た最上型が、別荘に着いた。


ー名古屋市、キャンピングカーー

提督「…なんか招かれざる客が来たんだが……」

吹雪「皆さん、ハイライトがないです…」

赤城「最上型も鎮守府で1位2位を争うやばい集団ですから…」

明石「それよりあの4人も中に入るようですね」

叢雲「そのようね」

飛龍「~~~www」

夕張「飛龍さんの腹筋が大破してるんですが…」

金剛「白露達の行動が面白すぎてツボにはまったんデスネ」

飛龍「フフフwww。お腹痛いwww」


ー別荘外ー

最上「失礼するよ、テイトク」ガチャ

最上達は玄関から入った。しかし、白露達が入った時にはなかった落とし穴があった。

最上「フフフ、テイトク。そんなのには引っかからないよ!」

すると背後から丸太が振り子のように現れて、4人を落とし穴に落とした。

最上「うわーー!」

三隈「もがみんー!」

鈴谷「きゃああああああ!!」

熊野「とおおおおおおおおおおお!!」

こうして4人は開幕落とし穴にハマってしまった。

最上「やるねテイトク。でも僕らを止めることはデキナイヨ♡」涙目


ー1階、中央エレベーターー

右に行った時雨と夕立は白露と村雨と五月雨に出会った。

時雨「どう?見つかった?」

白露「全く。あるのは罠ばっかり…」

夕立「白露も五月雨もスライムだらけっぽい…」.

村雨「私はトウガラシの汁で顔が痛いわ…」

五月雨「ここにエレベーターがありますよ!これで上に登れば、罠は少なくなるんじゃないですか?」

白露「そうしようか」

5人はエレベーターのボタンを押した。エレベーターはすぐ来た。

白露「とりあえず、2階でいいか」ポチッ

エレベーターの扉が閉まった時、異変が起きた。エレベーターの上から液体がシャワーのように出始めたのだ。

白露「何この液体?!」

村雨「外に出れないよ!」

時雨「よく見ると服が少しずつ溶けてる?!」

エレベーターの上から流れてきた液体、それは服の繊維を溶かす液体だった。

夕立「もう下着になっちゃったぽい?!」

五月雨「これ、止まりません!」

もちろんエレベーターのボタンを押したが液体は一向に増えるだけだ。

白露「もうこれ裸だよ!」

時雨「これは…少し恥ずかしいな…」

夕立「恥ずかしいっぽい!」

村雨「む、胸が…」

五月雨「パンツが溶けてあ、アソコが…」隠し

ー2階、中央エレベーター前ー

白露「皆、急いででるよ!」ダッ!

時雨「そうだね!」ダッ!

白露達は全裸になって、エレベーターから1歩踏み出した。そこには落とし穴があった。中には蛍光塗料が入っている。

白露「うわーー!?」ドボン!

時雨「なにこれ?!」ドボン!

村雨「きゃぁぁぁ!?」ドボン!

夕立「ぽぃぃぃぃイイ?!」ドボン!

五月雨「嫌ーーー?!」ドボン!

さらに上からトウガラシの粉が大量に降ってきた。

白露「痛い痛い!?」泣き

時雨「僕は明太子じゃないのに…」泣き

村雨「蛍光塗料とトウガラシだらけでいたいわ…」泣き

夕立「不幸っぽい……」グズッ

五月雨「鎮守府に帰らせて……」泣き


ー1階、玄関ー

最上たちは落とし穴の上から垂れている紐を掴んだ。

最上「フフフ、これで君の世界へ共に行けそうだよ。テイトク♡」

最上は引っ張って耐久性を確かめた。

最上「テイトク、待っていてね!」

そう言って縄を引っ張っると縄はどんどん下に落ちてくる。

鈴谷「何か来るのかな?」見上げ

上を見上げると米袋とともに大量の小麦粉が落ちてきた。

三隈「あらま…」

4人は小麦粉だらけになった。

鈴谷「マッテイテネテイトク。カナラズツカマエルカラ♡」涙目


ー2階、客室ー

福江と対馬は先に2階で探索していた。

福江「暗くなってきて、怖くなってきました…」

対馬「ふふふ、福江は怖いの?」

福江「怖いですよ!ん?」

そこには虹色に光って動いている生物がいた。

福江「あ、あわわわ…」ガクガク

対馬「どうしたの?」チラッ

?「やぁ、対馬に福江。提督は見つかった?」

対馬「…お、お化け!?」ダッシュ

福江「待って!?」ダッシュ

時雨「待ってよ?!」追いかけ

夕立「待ってほしいっぽい!」

白露「待ってよ?!」

五月雨「待ってください!」

村雨「もー、待ってよ?!」

それもそのはず、裸で、蛍光塗料を被って全身赤い(トウガラシ)人間に追いかけられたら怖いだろう。

福江「こ、来ないでください!」

対馬「に、逃げるんだよー。福江?!」←口調が変わってる

こうして対馬と福江は白露達をお化けと勘違いして逃げてしまった。


ー1階、倉庫ー

ようやく落とし穴からはい出た最上型はそれぞれ別れて(最上と三隈、鈴谷と熊野)探し始めた。最上と三隈は倉庫に着いた。

三隈「テイトク、ドコカシラ?」

提督はここにいないのだかとにかく探していく2人。そのうち、ペンキが置いてあるところに着いた。

三隈「どこかしら?おわっ!」ツルっ

最上「三隈、うわーー!?」ツルっ

どうやら床が濡れていたようで2人は氷の上を滑っていくように床を滑っていった。

床(地面の摩擦を奪っておいた)

2人の行先にはペンキの積まれた棚が置いてある。

最上「うわーー!?」ドガッ!

三隈「きゃぁぁぁ!?」ドガッ!

2人は棚に当たって勢いは止まった。しかしその衝撃で棚が倒れて2人はペンキまみれになった。

最上「少しはやるね…」

三隈「待っていてくださいね♡」


ー1階、空き部屋ー

鈴谷と熊野は鉄門に邪魔されながら空き部屋に入った。

鈴谷「ココニイルノカナ?」

熊野「デテキナサイ!」

もちろんいるわけが無い。

鈴谷「うーん、どこにいるんだろう?」

熊野「ちょっと、鈴谷。服が引っかかってますわよ」

鈴谷「ほんとだ、外さないと…」グイッ

鈴谷が紐を引っ張った時、罠が作動して鈴谷と熊野は冷水(水温2度)が頭から降り注いだ。

鈴谷「冷たい冷たい!」

熊野「早くとめますわ!」

熊野はスイッチを押した。しかし水はさらに強まった。

鈴谷「これじゃない?!」ポチッと

鈴谷がボタンを押すと水は止まった。しかし今度は鈴谷と熊野の真下から冷水が発射された。

鈴谷「すごい水流…あっ♡」

熊野「早くとめないと…いやっ♡」

冷水が大事なところに当たっていて気持ちよくなってきてしまった。

鈴谷「早く止めよう」

熊野「そうね…」

鈴谷はスイッチを押してなんとか止めた。今度は頭上から溶けたチョコレートがかけられてい、全身チョコレートだらけになった。

鈴谷「チョコレートは好きだけどこんなのは嫌だ…」

熊野「パンツまで濡れてしまいました…」


ー2階トレーニングルームー

江風と涼風はなんとか2階に上がり、トレーニングルームを探索していた。トレーニングルームにはサンドバッグやランニングマシンなど多くの機器があった。

江風「いないと思うけど、探すか」

涼風「そうだね、それにしても下腹部の釘は痛かったな…」

2人はしばらく探索していたが急にトレーニングマシーンに捕まってしまう。このトレーニングマシーンは自立型のボクシングマシーンで人間と同じ動きが出来る。

江風「な、何すんだよ!」

涼風「これ、拘束が強くて取れない!」

するとトレーニングマシーンはこっちに近づいてきて、胸にあるテレビが映った。

江風「な、何が始まるんだ?!」

涼風「ゆ、許して…」ガクガク

数秒後のことを悟った涼風はマシーンに向かって謝った。

承太郎『許すか許さねぇかは俺の心に聞いたらどうだ』

承太郎の心『No!No!No!No!No!」

江風「ヒィーー」ガクガク

承太郎『今からどっちの手で殴るか予想しな」

涼風「ひ、一思いに右でやってくれ…」ガクガク

承太郎の心『No!No!No!No!No!』

江風「ひ、左?」ホッ

承太郎の心『No!No!No!No!No!』

江風、涼風「も、もしかして両方ですか!?」

承太郎の心『Yes!Yes!Yes!Yes!YES!!」

江風、涼風「もしかしてオラオラですか!?」

ジョセフ「Yes、Yes、Yes、Yes…。オーマイガー…」

そこでテレビの電源を切れ、拘束が外れたかと思ったその時…トレーニングマシーンが動き出した。

トレーニングマシーン『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」ドガガガガ!!

江風「ぐふっ!がはっ!」

涼風「おえっ!がはっ!」

トレーニングマシーン「オラー!!」ドカッ!

江風、涼風「きゃあああああ!」ガッシャーン!

2人は窓を突き破って外に投げ出された。外には池がある。

江風「うわーー!?」ドボーン!

涼風「テヤンデイバーローチクショー!!」ドボーン!

そして2人は岸に上がったあと気絶してしまった。

江風、涼風オラオララッシュでやられて再起不能(リタイア)!


ー2階、ホールー

時雨達と別れた村雨(全裸)は2階のホールにやってきた。ホールにはグランドピアノが置いてあったり、大テーブルがあったりした。

村雨「んー、早く隠すものを探さないと…」

そう言ってホールを歩いているとグランドピアノがあった。その前にはケーキが何故か置いてある。弦のはられている所にはUSBがあった。

村雨「なんだろう?」スッ

村雨はそのUSBに向かって手を伸ばして取ろうとした。するとピアノの弦に電気が通っていた。

村雨「アバババババババ!!」

弦から手を離した瞬間、つっかえ棒に手が当たってしまい、その衝撃で蓋が閉まった。

村雨「あ゛あ゛あ゛ぁ゛~~~!!」←トムとジェリーを考えてください

そしてその手取ろうとした弾みでケーキに顔をぶつけてしまった。

村雨「…今日は厄日だわ……」泣き


ー2階、寝室ー

時雨と夕立は村雨や白露達と別れて提督を探していた。

村雨『あ゛あ゛あ゛ぁ゛~~~!!』

時雨「…なんか聞こえた…」

夕立「そんなことより早く探すっぽい!」

寝室のテレビは何故かついていた。そこで流れていたのは…

吹雪『し、司令官…。や、優しくしてくださいね…』

提督との初夜を過ごした吹雪の映像が流れていた。

時雨「……提督、君には失望したよ!」バリーン!

そう言って時雨がテレビを割ると中からクラッカーが出現し、発射された。

時雨「痛た!なにこれ?!」

発射されたのはライスクラッカー。もちろん服を着てても痛いが今の時雨は全裸であるからとても痛い。さらに上からタライ(中にダンベル入り)が落ちてきた。

時雨「ヘボっ!」ガーン!

時雨はそのまま気絶してしまった。

時雨、タライに当たって再起不能(リタイア)!


ー2階、寝室ー

時雨『ヘボっ!』ガーン!

夕立「……時雨が何かあったっぽい」

夕立は隣の寝室を探していた。夕方になってきて部屋が暗くなってきた。

夕立「電気を付けるっぽい」

ここの電気はスイッチではなく、紐で引っ張る仕組みだった。

夕立「これっぽい?」グイッ!

夕立は紐を引っ張った。だが電気はつかない。それどころかどんどん紐が下に落ちてきている。

夕立「ポイッ?」見上げ

上を見上げていると上からアイロンが落ちてきているではないか。

夕立「ぽえーー!!」ガーン!

夕立はアイロンに当たって気絶してしまった。

夕立、アイロンに当たって再起不能(リタイア)!


ー地下室ー

春雨と海風は着替えて地下室にやってきた。(ただし全身墨だらけ)そして扉の前にやってきた。

春雨「あとはここだけですね」

海風「探しましょうか」

春雨は扉に手をかけた。しかし、何故かドアが開かないばかりか手が離れない。ドアには接着剤が着いていたからだ。

春雨「えっ!?どうなってるの?!」ガチャガチャ

海風「今助けます!」

海風も近づいてドアを壊そうとした。そして何とかドアを破壊したが、今度はドアが爆発した。壊された時にC4が起動する仕組みになっていたからた。(なんかメタルギアソリッドだな)2人は大破して、頭がアフロになった。

春雨「さっき直したばかりなのに…」グズッ

海風「また服が…」泣き


ー1階、地下階段ー

最上たちは春雨達とは別の方法で地下室へと進んだ。

最上「フフフ、ここにいるのかなテイトク♡」

階段を下っていると何故か靴が動かなくなった。それは階段に接着剤が着いていたからだ。

三隈「まだですわ、こんな程度では私たちを止められませんわ♡」

靴や靴下を脱いでも進んでいく2人。しかし、2人は気づいていなかった。その先の罠に…

最上「フフフ、おいつめた……よ」ブスッ!

三隈「見つけました……わ」ブスッ!

階段に仕掛けられていた罠、それは靴下や靴を脱がせて釘に足を刺さらせる罠だった。

最上、三隈「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ーー!!」

2人は倒れてしまった。しかも下り階段なので2人は接着剤を全身に付けてしまうという愚行をしてしまった。

最上「これじゃテイトクを探せない…」

三隈「悔しいですわ…」

最上、三隈全身接着剤だらけになり再起不能(リタイア)!


ー地下室ー

最上、三隈『あ゛あ゛あ゛ぁ゛ーー!!」

春雨「な、なんでしょうか…」

海風「…お化けですかね?」

春雨「…とにかく入りましょう」

海風「…はい」

大破した春雨と海風は地下室に入った。地下室は灯りを付けても暗い。

春雨「もう少し明るくならないかしら…」

海風「そうですね…」ガシャーン!

春雨「な、何?!」

見ると瓶が割れていた。床には砂糖らしき白いものが広がっている。

春雨「び、ひっくりした…」ホッ

しかししばらくすると炎が出現した。

海風「な、なんで!?ここは陽の光やライターや焚き火などそういうものは無いのに!」

実は瓶の中に入っていたのは硫酸、そして床にばらまいていたのは砂糖と塩素酸カリウムである。塩素酸カリウムとは個体の化合物である。劇薬である。これはマッチや花火などに使われる薬品である。これは有機物や硫黄、炭素と混ざると炎が発生し爆発する。キャンプファイヤーなどのマジック点火に利用される化学反応だ。その炎が導火線に引火し爆弾に引火した。

春雨「は、早く逃げ…」

海風「てっ、てった…」ピカッ!

2人は逃げようとしたがその前に爆発した。

春雨、海風「きゃああああ!」ドドドーーーン!!

人間なら確実に肉片一つ残らないだろうが艦娘なので奇跡的に大破で済んだ。

春雨「……な、なんで………」泣き、真っ黒

海風「て、提督……。ひ、酷いです……」泣き、真っ黒

春雨、海風爆発で大破して再起不能(リタイア)!


ー2階、東階段付近ー

白露と五月雨は2階で提督を探していた。白露は五月雨と別れて提督を探していた。

五月雨「提督はどこなんだろう?」

五月雨は廊下を歩いていたが、一段下がっている場所で罠にかかった。ローラーにバケツが乗せてある罠に足を入れてしまい、コントロールが出来なくなってしまった。

五月雨「と、止めて〜!」ガラガラ!

白露「どうしたの?五月雨…」

五月雨「うわー!白露姉さん、どいて!」

白露はびっくりした。バケツの乗ったローラーに足を突っ込んでいる全裸の五月雨がこちらに突っ込んでくるのだ。一瞬判断が遅れたせいで白露は五月雨と衝突してしまった。

白露「うわー!」

五月雨「きゃー!」ドン!

もちろん後ろには坂と化した階段がある。2人は底に進んでしまった。

五月雨「またこのパターンですか?!」

白露「なんでこんなことに?!」

2人は階段を転がり落ち、またスライム落とし穴に突っ込んだのだった。

白露「きゅー…」

五月雨「」

2人は気絶してしまった。

白露、五月雨スライムだらけになり(リタイア)!


ー名古屋市、キャンピングカーー

赤城「…提督。そろそろ許してあげませんか?」

吹雪「~~~~」←初夜を見せられて恥ずかしがっている

提督「……そうだな。あと一つで許してやるか、明石」

明石「分かりました、八門金鎖の陣の鉄門を解除します」ピッ

夕張「これで解除したんですね」

叢雲「あと一つって何をするのよ」

提督「それはお楽しみだ」

飛龍「…なんかここまで行くと哀れになってきた…」

金剛「飛龍が復活したデース」

提督「じゃあ別荘にマイクを繋げるか」

金剛「マイクチェックやんないんデスカ?」

提督「霧島じゃないんだから…」


ー奥多摩、別荘ー

時雨「うーん、僕は一体…」

提督『択捉型、白露型の皆、こんばんは。提督です』

時雨「て、提督?!本物?」

提督『ああ、まさか来るとは思っていたがここまでやるとは大したものだ』

時雨「…一体何の用だい?」

提督『お前達が侵入してきたから正当防衛をした、それはまちがいない』

時雨「くっ…」

提督『だが同時にやりすぎた。俺は直接あって話をしたい、だから裏口の小屋に来てくれないか?心配ない、鉄門は解除した。安心して進んでくれ』

時雨「…神や仏に誓えるかい?」

提督「もちろん、俺はそこまで酷くないよ」

時雨「…分かったよ。みんなを集め次第そっちに行くよ」

提督『ありがとう、それじゃあ裏口の小屋で待ってるよ』プチッ

時雨「…早くみんなを集めないと…」


鈴谷「提督と会えるんだって!」

熊野「それは早く会いたいですわ!」

そう言って2人が走り出すと地面の一部が開いて落とし穴が出現した。

鈴谷「な、なんでー!」スポッ!

熊野「不幸ですわーー!」スポッ!

そう言って2人は落とし穴の中に消えていった。


ー裏口の小屋前ー

時雨「ついに提督とご対面か…」←タオルを巻いている

白露「早く提督を連れ戻して、病んでいる子も回復するといいね…」←同上

山風「た、助かった…」←時雨達に助けて貰った

春雨「ようやく終わる…」←真っ黒、アフロ

五月雨「これで帰れます!」←タオルを巻いている

村雨「どっと疲れが…」←同上

江風「腹パンされて痛いぜ…」←お腹抑え

涼風「元々、あたいらが悪いけどね…」←同上

海風「ようやく会えます!」←真っ黒、アフロ

夕立「提督さんにまた遊んで貰えるっぽい!」←タオルを巻いている

択捉「ようやく司令と会えるんですね…」←特になし

佐渡「へへへ、少し嬉しいぜ!」←同上

対馬「ふふふ、また司令と…」←同上

松輪「司令と会える…へへへ」←泥だらけ

福江「また司令と会えるんですね」←特になし

白露「よーし!提督、今会いに行くよ!」

そう言って白露型と択捉型はドアを開けた。それが提督最後の罠だと知らずに…。


ー小屋の中ー

提督の人形(自立式)『待っていたぞ!』←マイク

吹雪の人形(同上)『お久しぶりです』←AI

明石の人形(同上)『こんにちは』←AI

白露「て、提督…」

時雨「やっと見つけたよ」

夕立「提督さんだ!」

提督『よくここが分かったな』

山風「大和さんが…見つけて…くれたから」

提督『そうか…。なんで俺が逃げたかわかるか?」

江風「仕事が嫌だったから?」

択捉「私たちのことが嫌いになったからですか?」

提督「…違う。俺が逃げた理由を教えてやる」

五月雨「教えてください!」

提督『俺が逃げた理由、それは自由がなかったからだ。食うもの、できる事、寝る時間まで制限されてうんざりしていたんだ』

時雨「……そうなんだ」

佐渡「司令も苦労してたんだな…」

松輪「私達が司令を追い詰めていたんですね…」

提督『すまんな、横須賀を出て1ヶ月、いつかは見つかるかと思ったがまさかここまで早いとは…』

涼風「さあ提督、鎮守府に帰ろう」

提督『…また戻ってもあの日々が戻ってくるだけだ。だから俺は勇気を持って爆発させる!自殺するんだ!」

白露達「?!?!?!」

時雨「考え直せ、提督!そんなことしても得はないよ!」

提督『もう準備は出来ている。電気を付けてみろ』

白露『電気?』パチッ

白露が電気を付けるとそこには大量の爆竹とダイナマイトが置いてあった。(死なない程度です)

福江「な、なんですかこれ!」

提督『ダイナマイトと爆竹だ。お前達は俺の場所を知った。だからお前たちも道連れだ」

村雨「で、出れない?!」ガンガン!

提督『遅かったな!そのドアは1度閉めたら二度と開けられないのだよ。艦娘の力でもな!』スッ

時雨「!提督、そのスイッチは!」

提督『気がついたか、これは起爆装置だ。止められるものなら止めてみろ!』

白露「なにこれ?!ガラス?!」

提督『そうだ、もっと追い詰めるがいい。近づいてこい、時を止めてみろ(?!)!限界で起爆装置を押してやる!』

時雨「誰か、提督を止めて!」

提督『いいや!限界だ押すね!今だッ!BITE THE DUST (負けて死ね)!!」カチッ!

そう言うと提督の人形場所ボタンを押した。すると導火線に火がついてどんどん爆薬に向かう。

白露「なにこれ?!止められない!」

その時、白露の頭の中には彼女自身の青春が…!

(潜水艦ソ級に大破させられる、遠征中に弁当を海に落とす、村雨に楽しみにしていた間宮アイスを食べられる…)

白露「ろくな思い出がないじゃん!」

時雨「…逆に考えるんだ、爆発しちゃってもいいさと」←諦め

村雨「良くない!」

夕立「うりりりりりりりぃい!!」←発狂

春雨「やめろー!死にたくない、死にたくなーい!」

五月雨「ば、馬鹿な…」

江風「この勝負はノーカン!ノーカン!」←発狂

涼風「んな事言ってる場合か!?」

海風「うそ…こんなことあってたまるかよ!!」←発狂

山風「私…死ぬの…」グズッ

夕立「Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いとも容易く行われるえげつない行為)」白目

択捉「なんでこんなことに…」

佐渡「司令、ここから出せ!」ガン!

松輪「嘘でしょ…」呆然

対馬「司令と一緒なら…いいかな」ニコッ

福江「もうすぐ着きますよ!」((((;゚Д゚)))))))

白露「最後に言わせてもらうよ。作者(多聞丸)、爆発オチなんてサイテー!!」

14人「うわーーーー!!!」ドゴーーン!!

小屋は一瞬光ったかと思うと爆発した。小屋の跡地には白露型と択捉型の大破した姿と提督と吹雪、明石の人形だけが残っていた。後で白露達は提督が死んでいないことを確認し、安堵した後鎮守府へと帰っていった。最上型はそれから三日後に鎮守府に帰還したが命令違反として営倉に閉じ込められた。


ー名古屋市、キャンピングカーー

提督「さて、終わったか…」

叢雲「いやいや、あれはないでしょ!」

夕張「場合によってはああなっていたんですね…」

飛龍「なんで最後、爆発オチにしたんですか?」

提督「だって面白そうだから」

吹雪(なんて言う理由だ…)

金剛「何人か吹っ飛んでいたケド(妙高中破のポーズ)大丈夫デスカネ?」

提督「大丈夫じゃないのかな?火薬の量抑えたし。それよりなんか自分が仕掛けておいて言うのもなんだが引っかかりすぎじゃない?」

明石「…ここまで行くとやばいような」

提督「だよな。今まで率いていたから少しがっかりなんだが…」

赤城「それよりこれからどうしますか?」

提督「そうだな…」

(安価をとります)

これからとる行動を安価を答えてください。>>14

※行動はコメント285を参考にしてください。食事を除いた3つを選んでください。観光の場合、どこに行くかも書いてください。

※艦娘の合流により、新たな開発、改修、伝授、鍛錬、策略(罠など)が増えました。新たに選べる行動が増えました。

提督「そうだな。今日は遅いし、明日ひつまぶしを食べて名古屋港水族館に行くか」

赤城「ひつまぶし!!」ガタッ!

叢雲「落ち着きなさい…」

吹雪「ひつまぶしってなんですか?」

明石「浜名湖で食べたうなぎの蒲焼みたいなものですよ」

赤城「正確には1度で三度食べられる魔法の食べ物ですよ!まず初めに普通に食べて、2度目に薬味を乗せて食べて、3度目に出汁をかけて食べるんです!」キラキラ

飛龍「赤城さん、新幹線の中でも楽しみにしていましたしね」

夕張「私は聞いたことあるけど食べたことないですね…」

金剛「Japanのfoodは美味しいデース!」

赤城「ふふふ、明日が楽しみです♪」


ー翌日、名古屋市内のひつまぶし店ー

吹雪「高そうですね…」

叢雲「まあ、頂けるなら頂くわ」パカッ

叢雲「あ〜、いい匂い…」

夕張「でもどうやって食べるの?」

赤城「はい、まずはお櫃のお米を4等分にしてください」

金剛「こうですカ?」

提督「そうだ」

赤城「そしたらうなぎを乗せて最初は普通に食べてください」パクッ

吹雪「うん、美味しい!」

飛龍「これだけでもいけるよ!」パクパク

赤城「食べ終わったら2杯目をよそって、今度は海苔や山葵、葱などの薬味を乗せて頂きます」パクッ

夕張「うん、山葵が聞いていて美味しい!」

提督「久しぶりに食ったがこの食べ方が1番だな」

赤城「最後に3杯目をよそって出汁をかけて食べます」パクッ

金剛「脂身と出汁がマッチしていマース!」

叢雲「サラッと食べられていいわね!」

赤城「そうしたら最後の1/4は好きな食べ方で食べてください」

吹雪「私は最初かな」

夕張「私は薬味をかけて」

叢雲「私は出汁をかけるわ」

赤城「これで完食です!」

吹雪「あー、美味しかった!」

夕張「提督、ありがとうございます!」

提督「何、喜んでくれたら良かったよ!」

飛龍 忠誠度96→100

夕張 忠誠度93→98

金剛 忠誠度99→100

赤城 忠誠度100

叢雲 忠誠度100

提督「さて、お腹も膨れたし水族館に行くか」

艦娘「やったー!」

ー名古屋港水族館ー

提督「それにしても人が多いな」

吹雪「仕方ないですよ、休日なんですから…」

赤城「そろそろ私たちの番ですね」

飛龍「楽しみだな♪」

夕張「ここってなんの生き物がいるんですか?」

提督「ペンギンやマイワシやウミガメがいるけど1番の目玉はイルカとシャチかな?」

叢雲「へー、それは楽しみね」

提督「やっと入れそうだ…」

明石「長かったですね…」

金剛「目いっぱい楽しみますショウ!」

吹雪「あれ?」

提督「どうした、吹雪?」

吹雪「あそこにいるの伊良湖さんじゃないですか?」

伊良湖「な、なんなんですか!」

男1「姉ちゃん、俺たちと一緒に周らない」

男2「どうせ暇なんだろ、俺たちと一緒に周った方が楽しいぜ」

伊良湖「嫌です!なんですあなた達と一緒に周らないといけないんですか!」

提督「本当だ…」

吹雪「どうします?」

(安価を取ります)

伊良湖を助ける?>>15

※ここで助けると忠誠度↑+伊良湖が仲間になります。助けなかった場合…この後バットイベントが起こります。

提督「…ちょっと助けてくる」

明石「何となく提督ならそうすると思いました」

吹雪「怪我をしないでくださいね」

提督「分かってる」スタスタ

男1「もう無理矢理連れていこうぜ!」

男2「そうだな、おい、ちょっと一緒にこい!」

伊良湖「嫌!誰か助けて!」

男1「そんなに騒ぐな…」パシッ

提督「うちの部下に何やってんだ」(怒)

男2「誰だお前!」

提督「伊良湖の上司ですよ」(怒)

伊良湖「て、提督?!なんでこんな所に!」

提督「話は後だ、まずはこいつらをぶっ飛ばす」

男2「お前、こいつを見ても驚かんか」ナイフ

観客「「「ナイフだ!、逃げろ!!」」」

伊良湖「な、ナイフなんて卑怯です!」

提督「それがどうした?」

男2「こいつをお前の腹に刺せばお前は死ぬぞ」

提督「試してみろ!近づいた瞬間、俺の丸太のような足が貴様の股間を潰す!」

男2「生意気だな!死ねー!」

提督「そんなものか」ドカッ!!

男2「うわぁー!こ、股間が…」

男1「き、貴様…」

提督「こんなやつ殺してしまえってことは自分も殺されていいわけだ。そうだろ、そういうことなんだろ」

男1「ひっ、他、助けて…」

提督「心配ない、一瞬で意識が飛ぶだけだから」

吹雪「司令官、もうやめてください!」

提督「…吹雪がそう言うならあとは警察に任せるか」

警察「ご協力感謝します!おい、立て!!」

男1「や、やめろよ!」

男2「は、離せ!」

伊良湖「た、助かりました…」ヘナ

提督「大丈夫だったか?」

伊良湖「はい、助かりました」

赤城「なんで伊良湖さんはこんな所にいるんですか?」

伊良湖「はい、長期休暇で名古屋の料理とかを学びたくて名古屋に来たんですがそのついでに観光をしたいと思いまして長年の夢だった名古屋港水族館に来たんですが、まさか絡まれるとは…」

赤城「そうだったんですか」

伊良湖「ところで皆さんは何故ここに?」

提督「いや、普通に艦娘から逃げているだけだけど」

伊良湖「…なるほど。だから関東地方を探しても提督が見つからないわけですね」

提督「このことは黙っててくれるか?」

伊良湖「いいですよ。助けてもらいましたし」

吹雪「私達、これから周るんですが、伊良湖さんもどうですか?」

伊良湖「いいんですか?」

飛龍「もちろん!」

提督「こっちは大丈夫だ」

伊良湖「それじゃあお言葉に甘えてお願いします」ペコ

伊良湖 忠誠度56→92

※伊良湖が仲間になりました。

ー名古屋港水族館ー

伊良湖「すみませんね、同行しちゃって…」

吹雪「大丈夫ですよ、司令官も許してくれましたし」

叢雲「それにしても綺麗ね」

夕張「ええ、私たちが戦っている下ではこんな綺麗な世界が広がっていたんですね」

金剛「verybeautifulデース!」

飛龍「マイワシの集団ですか」

赤城「イワシ…」(´º﹃º`)

提督「食べるんじゃない」

飛龍「なんでイワシってああやって集まるんですか?」

提督「一説には集団で、回ることで襲われないようにすると言われているが…」

飛龍「それじゃあ、シマウマが集まって何頭にも見せるのと同じですか」

提督「そういうこと」

アナウンス「まもなくイルカショーが始まります」

吹雪「私、イルカショーが見たいです!」

赤城「イルカって食べられるんですか?」( º﹃º )

提督「だから食べようとしないでくれ…」


※なお、縄文時代はイルカを食べていたという証拠があるそうです。(食べれないということはなさそうですね…)今も静岡県東部や三陸、千葉の銚子でも食べられているそうです。美味しいらしい…。



飛龍「私も見たいかな?」

伊良湖「私もご一緒していいですか?」

提督「勿論!」

伊良湖「ありがとうございます」ニコ

ーイルカショー会場ー

飼育員「お待たせしました!只今よりイルカショーを開催します!」

観客「「「わー!、楽しみ!」」」

吹雪「盛り上がってますね」

提督「なんせここ一番の人気スポットだからな」

飼育員「イルカの登場です!」