卯月「きゃ〜怪人です!
P「ただいま〜っと」ガチャ
P「って言っても誰もいないんだけどね」パラッ
P「ん?不在連絡票?俺なんか頼んでたっけ?まだ再配達の時間に間に合うし電話しよ」スッスッスッス
しばらくして
配達員「ありがとうございました」ガチャン
P「誰からだろう?送り主は書いてない。間違いかと思うが宛先は俺の名前と俺のアパート名と部屋番だし…」
P「開けたら爆発とかしないよな…」
P「いやいやいやいや、ないないないない!!恨まれるなんてな…い…」
P(でも、みんなの憧れのアイドルのプロデューサーって恨まれる対象じゃね?)
P「いやいやいやいや、ないないないない!」ベリベリベリガパッ
P「アタッシュケース?プレートにはSMART BRAIN?SMART BRAINって言えば大企業じゃないか!もしかしたら次のCMとかの資料かも!」カパッ
P「ナンジャコレ?懐中電灯とカメラと携帯とベルトかな?説明書を見る限りベルトに組み立てるのかな?」カチャカチャ
P「出来た!あとは腰に巻いて携帯に5・5・5っと」ポチポチポチ
P「あれ?……携帯の電池がない…仕方ない。今日は充電して事務所でイジるか。おやすみっと」Zzz
場所???
ドンッ!!
トラックの運転手「やっちまった!人を轢いちまった…。ちくしょう!捕まりたくねぇ!!逃げるしか…」ブーーン
千早「……あれ?私轢かれたはずじゃ…。なにこれ…?青い炎が私の中から一体どうなってるの……」
千早「痛みもなくなった…私の体に一体……」
???「こんなところで仲間の誕生に立ち会えるとは…。ようこそオルフェノクの世界に」
千早「あなたは一体…だれ?」
次の日事務所
P「おはようございま〜す」
春香「おはようございます!プロデューサーさん!」
P「おう、いつも元気だな春香は」
春香「はい!今日はプロデューサーさんは貴音ちゃんと
P「ヤバい…忘れてた。急いで行ってきます!」バタン
小鳥「間に合うのかしら…。あら?このアタッシュケース
オルフェノク「見つけたぞ!ファイズのベルト!よこせ!」
春香「な、なにを言ってるんですか?それにそんな怖い着ぐるみ着て」
オルフェノク「そのアタッシュケースを渡せば命は助けてやる!さあ渡せ!」
春香「嫌です!これはプロデューサーさんの物なので渡せません」
オルフェノク「ならば、力尽くで奪い取るまでだ!!」
P「春香!何やってるんだ!それにソイツは一体…?」
オルフェノク「邪魔をするな!」シュッ
春香「危ない!」バッ
P「うわっ」ドサ
P「なんだ?!槍みたいのが飛んできた!」
オルフェノク「外したか…。だが分かっただろう、死にたくないならアタッシュケースを渡せ」
P「分かった。でもこのアタッシュケースは一体なんなんだ?」
オルフェノク「人間の貴様らが知っても無駄だ。いいから早くよこせ!」
千早「プロデューサー!アタッシュケースを渡してはいけません!」
P「千早?どうしてここに?!」
千早「私が少し時間を稼ぎます!どちらでもいいですからアタッシュケースのベルトを腰に巻いてケータイを555と打ってエンターを押してベルトに差し込んで!」
オルフェノク「させるか!」シュッ
千早「プロデューサー危ない、くっ」ドスッ
P「千早!!大丈夫か?!」
千早「私のことはいいです!春香!早くベルトを!」
春香「分かったよ千早ちゃん!」
オルフェノク「……ふっ、良いだろう。人間が使える物でもない本物かどうかも確かめたい。やってみろ」
春香「良し!巻けた!5・5・5っと」ピッピッピ
春香「そしてベルトに差し込む」ガシャ
ベルト『error』
春香「きゃっ!」ドサッ
千早「なんで?たしかにあの人の言っていた使い方で合ってるはずなのに?」
オルフェノク「ハハハハハッ、やはり変身できなかったか!お前達に使う資格は無い!」
P「なら…」
オルフェノク「う〜ん?」
P「俺ならどうだよ?」
オルフェノク「馬鹿め!お前も同じだ!資格は無い!」
P「やってみなきゃ分からないだろ!」ピッピッピ
オルフェノク「無駄無駄」
P(たぶん、説明書には変身って言わないと使えないはず。春香は変身って言ってなかったから使えなかったんだ…なら!」
P「変身っ!」ガシャ
ベルト「complete」シュイーン
P「おー!!なんじゃこりゃー!!」
オルフェノク「ま、まさか!そんな馬鹿な!」
P「やっぱり
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