朱夏「特別な日」
朱夏「あっ!すわわ!」
すわわ「んっ、どうしたの?」
朱夏「あのね、すわわに相談があって」
すわわ「杏樹のことかな」
朱夏「えっ!?なんで分かったの」
すわわ「顔に書いてあるよ」クスッ
朱夏「えぇ!?」
すわわ「それで、なんの相談なの?」
朱夏「えーと、ほらもうすぐ杏樹の誕生日じゃん」
すわわ「もしかしてプレゼント?」
朱夏「うん‥」
すわわ「うーん、朱夏があげるものだったら何でも嬉しいんじゃないかな」
朱夏「そうかな」
すわわ「私はそう思うよ」
朱夏「うーん」
すわわ「というか私に相談していいの?」
朱夏「えっ」
すわわ「自分で言うのも何だけど、一応私元恋人だし」
すわわ「元恋人からアドバイス貰うのって嫌とかじゃないの?」
朱夏「ちょっと複雑かな」
朱夏「私と杏樹はまだ付き合ってそんなに長く無いからさ」
朱夏「すわわはきっと私の知らない杏樹を知ってると思う」
朱夏「それは悔しいし、羨ましいと思う」
朱夏「でも、だからすわわからも色んな杏樹の話を聞きたいんだ」
朱夏「杏樹のことは、何でも知りたいから」
すわわ「そっか、それなら良いよ」
朱夏「ありがとう」
朱夏「でもやっぱりすわわは話すの嫌かな?」
すわわ「うーん」
すわわ「少し前までだったら嫌だったかな」
朱夏「うっ」
すわわ「でも、今は大丈夫」
すわわ「杏樹とのことは大切な思い出として受け止めたから」
すわわ「それに今は‥」
朱夏「んっ?」
すわわ「何でもない!ほら杏樹へのプレゼントのことじゃないの?」
朱夏「そうだった!どーしよう」
すわわ「そうだな、それじゃプレゼントの他に」
朱夏「他に?」
すわわ「何かしてあげるとか」
朱夏「な、何を?」
すわわ「ふふっ、例えば」
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杏樹「うー」
杏樹「仕事が忙しくて全然朱夏に会えなかった」
杏樹「明日は私の誕生日デートする約束だけど」
杏樹「今すぐ会いたいな」
ピンポーン
杏樹「誰だろう」
杏樹「はーい」ガチャ
朱夏「ど、ども」
杏樹「朱夏!」
朱夏「あ、明日デートだけどさ今日泊まれたりしないかなーって」
杏樹「えっ」
朱夏「ご、ごめん!いきなりで迷惑だったよね」
杏樹「ううん!そんなことない!嬉しいよ」ダキッ
朱夏「うわっ」
杏樹「私も朱夏に会いたかった」ギュゥ
朱夏「えへへ///それなら良かった」
杏樹「寒いよね!中入ろう」
朱夏「うん!おじゃまします」
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杏樹「そんなこともあったね」
朱夏「だね♪」
杏樹「(あれ?めずらしく朱夏が誘ってこない)」
杏樹「(今日は気分じゃないのかな)」
朱夏「(うぅ///変な緊張してきたよ///)」
朱夏「(あっ、日付が変わった)」
朱夏「(よーし!)」
杏樹「朱夏?」
朱夏「杏樹!」
杏樹「は、はい!」
朱夏「お誕生日おめでとう!!」
朱夏「これ私からのプレゼント!」
杏樹「ありがとう!開けていい?」
朱夏「うん!」
杏樹「これって」
朱夏「デジタルフォトフレームってやつだよ」
朱夏「私たちの思い出の写真とかをこれ保存したりできるの!」
杏樹「嬉しい、ありがとう朱夏」グスッ
朱夏「えっ!泣かないで!」
杏樹「だって嬉しいんだもん」
杏樹「初めての朱夏からの誕生日プレゼントだから」
杏樹「凄く嬉しいよ」
朱夏「えへへ///喜んでもらえて良かった//」
杏樹「朱夏」スっ
朱夏「杏樹」チュッ
杏樹「んっ///」
杏樹「朱夏ぁ///」うるっ
朱夏「あっ///(やばい///)」ドキッ
朱夏「こうなったらやるしかないよね」ボソッ
杏樹「んっ?」
朱夏「杏樹!」ドン
杏樹「きゃっ!?朱夏?」ドサッ
朱夏「もう1つプレゼントがあるんだ」スっ
杏樹「んっ///」
朱夏「今日は私がリードして」
朱夏「杏樹をいっぱい気持ちよくさせるね」クチュ
杏樹「やっ//」ビクッ
朱夏「もう濡れてるよ」クチュクチュ
杏樹「はぁはぁ///だって///久々だから///」
朱夏「私が欲しかった?」
杏樹「うん///」
朱夏「ふふっ♪素直な杏樹好きだよ」チュッ
杏樹「んっ///」
朱夏「杏樹///」レロチュパ
杏樹「んぷっ///朱夏‥激しいよ//
朱夏「私も杏樹が欲しい」
杏樹「朱夏///」
朱夏「激しくするね」クチュクチュ
杏樹「やっ///いきなりそんな///」ビクッ
朱夏「気持ちい?」
杏樹「う‥うん//気持ちい//」
朱夏「ならもっとするね」グチュ
杏樹「あぁん///だめこれ以上しちゃうと///」
朱夏「イっていいよ」ボソッ
杏樹「んん〜っ///」ビクッビクッ
朱夏「ふふっ♪可愛い」スっ
杏樹「朱夏ぁ///」
朱夏「まだ疲れちゃだめ」チュッ
杏樹「んっ//」
朱夏「今日はいっぱい気持ちよくさせるから」
朱夏「もう1つのプレゼントは」
朱夏「杏樹の年の数だけイかせてあげる」
杏樹「ふぇ!」ゾッ
杏樹「ちょっとまって朱夏!」
朱夏「またない」スっ
杏樹「んっ//私の体力がもたない//」ビクッ
朱夏「大丈夫、私がもたせてあげるから♪」
杏樹「ひっ!?ちょっ//まっ//」
朱夏「待たないよ、杏樹」
ーーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーー
おまけ
すわわ「朱夏、冗談でいったけど本気でやったのかな」
愛「何が?」
すわわ「ちょっとね」
愛「ん?」
すわわ「さ、お昼食べよう♪」
愛「お、おう」
すわわ「今日は愛の弁当楽しみにしてたからさ」
愛「ふふん♪今日は自信作だよ!」
すわわ「おお!早く食べたい」
杏樹「幸せそうだね、すわわ」
すわわ「そりゃね、愛の弁当‥」
愛「杏ちゃんどしたの?」
杏樹「あいあい、ちょっとだけすわわ借りていいかな」
愛「えっ、うん」
すわわ「愛!」ガシッ
愛「ちょっ//すわわ!?」ドキッ
すわわ「逃げるよ」ダッ
愛「えぇ!?ちょー」
杏樹「あっ!まてー!」ダッ
すわわ「(まさか朱夏本当にやったの!?)」
杏樹「すわわ!!朱夏に変なアドバイスしたでしょ!!」
すわわ「(しかも私が言ったってバラしてるしー)」
すわわ「(こうなったら)」
すわわ「何のことかなん?」
杏樹「とぼけるなーーー!!!」
梨香子「朱夏何かニヤけてるけどいいことあったの?」
朱夏「えへへ//ちょっとね」
朱夏「(来年の誕生日も楽しみだなぁ)」
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