ライ「自爆するしかない!」俺「!?」
まだ魔法のある世界「オララ」その世界は魔王が支配しており、以外と安定をたもっていた。だがしかし、天使と人間のハーフである勇者がそんなこととはいず知らず、王国がわにそそのかされ安定をぶち壊しにやってきた。そんなぶち壊された側にいた主人公「旗海州」と、相方「ライ」がおりなすネタと魔法のお話…
どうもこっぺです。
もうすぐ受験なんですが、余裕をかまして投稿しております。
さて、いつもは艦これSSばかりあげてるんですが今はやってる異世界ものを試してみようとつくってみました。オルガも一位でしたし…
登場人物
旗海 州(はたかい しゅう)…主人公、突っ込み体質、ライとは幼馴染み
ライラ ライ…州の幼馴染み、ゾンビ、自爆するしかない
砦が壊滅した…
いや、違うんだ、俺は悪くない。ただ暇だしなんか来ねえかなぁ…なんていったら勇者が攻めてきただけであってなにも悪くない。
俺「だから勇者さん御一行様方、俺はここの砦の主に連れ去れただけで魔王軍ではないんです。だからこの縄ほどいてくれませんかね…」
勇者「うむ…たしかに魔物にも見えないし武器を持ってるわけではないしな。」
俺「ではさっそくこの縄を…」
勇者の仲間「なあ勇者、砦にいた生き残りつれてきたぞ。」
???「ふゆぅ……」きゅー
勇者「ん?女か。悪くないな…よし、こいつはあとで奴隷にするから縛っとけよ…ってどうした?顔色が、悪いぞ。」
俺「あ、いや、なんでも…」
あった。なんでもあるのだ。今捕まって奴隷になること確定のあいつは俺の幼馴染みなんだ。
生まれてここにすんでから今の今までずっと一緒にいたやつの唯一の生き残りなんだ。捨てられた俺を拾って育ててくれたサーモン、俺が小隊長になったときに喜んでくれたサーモン、誕生日にいつもお祝いしてくれたサーモン…くそ、友達いなくて悪かったなちくしょう!!
勇者「どうした?縄ほどけたぞ?逃げないのか?」
幸い俺は種族が人間なお陰で殺されなかったが、あいつはゾンビだ、このまま奴隷市場に出されてひんむかれたらゾンビだってばれちまって殺されちまう…だから今俺が助けにいったら俺も確実に死ぬ…
勇者「おい、そっちは町じゃないぞ。どこいってんだ?」
でもよ…
勇者の仲間「ん?どうした?俺の顔にあべしっ!!??」ぼこっ!
俺「ここで生きても仲間を助けない俺は死んだもどうぜんだ!!」
勇者「っ!!あいつ、やっぱり魔王側だったか…」
俺「逃げるぞライ!」
ライ「きゅー…」
俺「くっ、気絶しちまってる…しかたない」がしっ
勇者「ほう、私相手に手負いを抱えて逃げようとするなんてなめられたものですね」
俺「生憎、逃げ足だけは早いんで…っ!!」
勇者「ほう、逃げ足がどうかしましたかね?」
こいつ…辺り一面に地雷を埋め込みやががってる!
俺「ちっ、役職のわりには嫌らしいことしてくるなあんたら」
勇者「世界の安定を崩してるお前らを排除するためなら手段は選ばないさ」
俺「は?どの口がいってっ!?」ごすっ!
どさっ…
勇者「ふっ、まさか人間が魔王側についてるとはな…おい、こいつらを奴隷市場に持っていけ」
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