某鎮守府　　

提督「腹へった…」

提督「なんか食いたいけど生憎執務室のストック切れちまったしな…」

提督「食堂も火落としたって間宮さんいってたしどーすっかなー…」

提督「…ん？何かあの部屋ぼんやりと灯りがついてるな…しゃーない、注意してくるか」

灯りのついた部屋の前

コンコン

提督「うおーい、そろそろ寝ろよー」

がたっ！！……どっどっど…がちゃっ

瑞鳳「て、提督！？何でいるの！？」

提督「何でって…そりゃ俺の鎮守府だし」

瑞鳳「そういうことじゃなくて！」

提督「お？レクスじゃん！みしてみして」ずいっ

瑞鳳「も～！！そういうことじゃなくて！！」

提督「まあまあ、立ち話もなんだし…」がぢゃ

瑞鳳「それ私のセリフ！！ってもう！勝手に入らないでよ！」

瑞鳳の部屋

瑞鳳「そ、それでなんで提督がこ、こんな時間に///」

提督「すっげーー！全快のときと最終形態まで作ったのか、これ自分で改造しなきゃ無理なんだよな…」

瑞鳳「…はあ、まあ、そんなことないとは思ってたけど」

提督「あっ、瑞鳳腹へってね？」

瑞鳳「え？提督まさか私をご飯に誘うためにここに？え、へへ…///こんな時間たけどお供しますよ！」

提督「いや、こんな田舎にこの時間帯までやってる店があるわけないだろ？」

瑞鳳「確かに…じゃあなんでここに？」

提督「瑞鳳、何か食わせて」

瑞鳳「あんたは夜中に帰ってきたサラリーマンか！！」ぶんっ

提督「おっと、あぶね」

瑞鳳「夜中お腹すいてるからって部下にたからないでください！！」

提督「そっか…瑞鳳は何もないのか…悪いな、つきあわせちまって。はよ寝ろよ」がちゃ

瑞鳳「…。」

瑞鳳「私、悪いことしちゃったかな…。えっと、確かここに…うん！あった！」だっ

執務室

提督「…もうすぐか」

コンコン…

提督「ん」

瑞鳳「あの…さっきは言い過ぎてごめんなさい」

提督「ああ、俺の方も悪かったな」

瑞鳳「その…ね、作り終わったら食べようと思ってたやつがあるんだけと…た、たべりゅ？」

提督「もちろんたべりゅさ！！」がしっ

瑞鳳「ひゃう///その、えっと…も、もしかして私も…？う、うん、いいよ…初めてだけと、提督となら///」

提督「ん？どうした？たべないのか？結構うまいなこれ」ガツガツ

瑞鳳「なっ…わ、私のお菓子一人でたべないでくださいよ！！」

提督「おまえがずっとハレンチな妄想ばっかしてるのが悪いんだろ？」

瑞鳳「き、気づいていたなら止めてくださいよ！」

提督「あーうめ、やっぱ夜中にソース味はとまんねえな」ガツガツムシャムシャ

瑞鳳「高いところで食べないでよ！私がたべれないじゃん！」

提督「そうか、じゃあ、残りやる」

瑞鳳「わあ、提督ありが…って！もうないじゃないですか！！」

提督「よく見ろ、ソースの粉が残ってる」

瑞鳳「あーーーん！！提督の馬鹿！！全機体発艦よーい！！」

提督「おい馬鹿やめ…」

瑞鳳「食べ物の恨みはすごいんですから！！」ぱしゅーん

加賀「それで、提督とふざけていたと？」

提督.瑞鳳「申し訳ありませんでした」

加賀「敵襲だと思って起きたこが何人いると思ってるんですか」

提督.瑞鳳「反論の余地もございません」

加賀「まったく…あなたたちはいつもいつも…」ぶつぶつ

提督「ったく、あれぐらいでキレるか普通？」

瑞鳳「提督が大人げないから私まで怒られてるじゃん」

提督「いいや、あれはおまえの沸点が低いせいで！」

瑞鳳「提督が夜食用のお菓子買い忘れるからでしょ！」

加賀「どうやら反省が足りないようですね…」イラッ

提督.瑞鳳「ひいっ…！！ご、ごめんなさい！！」

今日も鎮守府は平和なり