語りは少な目で、行きます。

提督「あれ？昨日まで何もなかったのに、ガソリンスタンドが出来てるな。…興奮してきたな、ガソリン切れそうだし、丁度良いや、入ってみようか」ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ～…

憲兵改めスタッフ「ハイイラッシャーセー！！！ーオラーイ！オラーイ！オラーイ！オラーイ！」

提督「………」

スタッフ「オラーイ！アブナーイ！アブナイ！アブナイ！」

提督「お前、危ないって言ってんだろ！」

提督「最初オーライって言ったそこまで、危ないって言ってんだろ、なぁ」

スタッフ「…ｲﾗｯｼｬｲﾏｾ…」

提督「何急にテンション下がってんだよ、飛ばすんじゃねぇ最初から。レギュラー満タンで」

スタッフ「え？デブなら何だって？」

提督「言ってねぇだろ、間違えすぎだろ何だそのデブなら何だってって。レギュラー満タンだよ」

スタッフ「レギュラー満タンで？」

提督「あぁ」

スタッフ「お持ち帰りですか？」

提督「当たり前だろうが。何でこちらで召し上がるんだよ。持ち帰るってか入れてくれよ」

スタッフ「ご一緒にハイオクは如何ですか？」

提督「ハンバーガー屋のポテトみたいに言うなよ。レギュラー満タンで良いんだよ」

スタッフ「分かりました～、それでは給油口お願いしま～す」

提督「あいよっ、ちょっと待ってな…」ｶﾞﾁｬｯ

スタッフ「アハハハハッ！」

提督「え？何々！？」

スタッフ「スイマセンお客さん、トランク空いちゃいました」ｸｽｸｽｸｽ…

提督「あぁ～ゴメンゴメン！新車だからまだ操作慣れてないんだよね、ゴメンな～」

スタッフ「はいレギュラー満タン入りま～す」

提督「おいおい待てよ！何トランクに入れようとしてんだよ！？」

スタッフ「入れないんですか？」

提督「何でトランクに入れるんだよ俺特攻隊か？」

スタッフ「あじゃあ片道のガソリンだけ積んどきますね～」

提督「特攻隊じゃねぇか完全に、ちょっと待ってろ今開けるから…よいしょっと」ｶﾁｬﾝｯ

スタッフ「あ…レギュラー満タン入りま～す！」

提督「おぉ開いた開いた…ったく、特攻隊って俺は零戦のパイロットかよって話だよ全く…」

スタッフ「あ、お客さ～ん」

提督「はいはい？」

スタッフ「灰皿御座いますか？」

提督「灰皿使ってないんだよ、吸わないからさ」

スタッフ「そしたらゴミ箱の方はどうなさいますか？」

提督「じゃあゴミ箱頼もうかな…っはい、これ宜しくね」

スタッフ「はいスミマセン。はいゴミ満タン入りま～す」

提督「いやだから何でゴミ満タンだよ、捨ててくれよ何で満タンに突っ込むんだよ…おいゴミ箱返せよ全く…あそうだ兄ちゃん」

スタッフ「はい何でしょうか？」

提督「窓中から拭きたいからさ、タオル貸してもらえる？」

スタッフ「じゃあこちらお使い下さい」つタオル

提督「悪いね…ホコリとか気になってさ」

スタッフ「あぁホコリですね」

提督「そうそう、新車だから気になってさ…」

スタッフ「…」

提督「…」お互い窓を同じ動きで拭いてる

提督「…鏡じゃねぇよ！何で同じ動きするんだよ気持ち悪いなお前は！」

スタッフ「あお客さ～ん」

提督「何だよ？」

スタッフ「エンジンルームの点検如何ですか？」

提督「エンジンルーム？まあ新車だけどオイル見てもらおうかな」

スタッフ「はいじゃあ確認しますね～…ジュルジュルジュルッ！」

提督「おい何やッてんだよお前！」

スタッフ「オイルOK～！」

提督「OKじゃねぇよお前、何でジュルジュル吸ってんだよ大丈夫か？お前の体点検しとけ、別に油が燃料じゃないんだからよ」

スタッフ「あ、洗車の方どうしますか？」

提督「洗車良いよ別にピカピカだろ」

スタッフ「じゃあ戦車乗ったことあります？」

提督「乗ったこと無いよ、て言うか何ださっきから特攻隊とか戦車とか、なぁ？」

スタッフ ｽﾀｽﾀｽﾀ…

提督「おい話を聞けよ！あれだろ洗車と戦車掛けたんだろ？面白くないからな、馬鹿じゃないのお前」

スタッフ「スイマセン5000円になります」

提督「んで話聞かないんだ…5000円な、はい丁度」

スタッフ「2000円のお返しですね」

提督「3000円かよ、何で多目に2000円取るんだよバカたれ」

提督「あそうだ兄ちゃん」

スタッフ「はい？」

提督「俺今から憲兵のとこ行くんだよ、道教えてくれるか？」

スタッフ「自首ですか？」

提督「自首じゃねぇよ、落とし物拾ったから届けに行くんだよ、だから教えてって言ってんの」

スタッフ「あじゃあ地図持ってきますね～」

提督「あぁ頼むよ…駄目だなアイツ…」

スタッフ「ジャパン…」つ地球儀

提督「何で地球儀なんだよ、ジャパンがじゃないよお前、日本こんな小さいじゃねえかよ、大体東京が見えないよ、もう良いよカーナビで調べるから」

スタッフ「カーナビ持ってたのかよ」ｯﾊﾞﾁﾝｯ!

提督「痛って何やってんの？何やッてんだよ！どこの世界に客叩く店員が居るんだよ！てか俺車の中で立ってるんだぞ、状況分かってんのか？いい加減にしろよ帰るからな！」

スタッフ「あぁちょっと待ってください！」

提督「何だよ！？」

スタッフ「今キャンペーンやってまして」

提督「キャンペーン？」

スタッフ「スピードくじ引いてもらってるんですよ、是非やっていってください」

提督「それ何が当たるの？」

スタッフ「一等が、何と？タイヤ3本！」

提督「何で3本なんだよ、4本にしとけお前ミゼットに乗ってねぇよ俺」

スタッフ「じゃあいきますね…」

提督「はいよ」

スタッフ「スッ！スッ！あ残念でした～」

提督「バカじゃないの？バカじゃないのお前、引いてないよ」

スタッフ「フフッ、″スピードくじ″です」

提督「そのスピードなの！？ねぇ！？」

スタッフ「このスピードです」縦にシャカシャカ振る動作

提督「やってないだろその動き、良いから引かせてくれよ全く…これで良いよ、言っておくけど俺くじ運強いから」

スタッフ「本当ですか？」

提督「当たり前だ男だこのヤロウ」

スタッフ「お！？二等ですおめでとうございます！」

提督「おぉマジで！？二等何貰えるの！？」

スタッフ「二等の地球儀でーす」

提督「地球儀は要らねぇよ！」

まあ何だかんだでスタッフから箱ティッシュと食べ放題のチケット四人前貰って帰った提督であった。