2015-07-15 23:11:16 更新

概要

名護「深海棲艦、その命神に返しなさい!」の続編です

オリジナルのカードも出るのでご注意を

バトライドウォーの設定あり


前書き

指摘などあればお願いします   効果音がめちゃくちゃです

いまさらですが世界観もめちゃくちゃです 



前回の仮面ライダーは


名護「艦むす?」


金剛「あなたが提督なんて絶対に認めないネー!」


武蔵「変身!」


レ級「お前らは絶対に殺してやる」


王蛇「祭りの場所はここか」


名護「別の世界の仮面ライダーが来たと言う事はある仮面ライダーが来たからだ」


武蔵「誰なんだ。その仮面ライダーは!?」


名護「仮面ライダー・・・ディケイド」





士「まぁ、いい。どっちにしろ戦わなくちゃいけないんだろうな。・・・変身」カメンライド ディケイド



ディケイド「・・・・こい」






ディケイド「はあっ!」 キィン



重巡リ級「!」



ディケイド「くそっ!数が多いな!」ドゥゥン


     「一気に決めてやる。変身!」カメンライド ファイズ  フォームライド ファイズ アクセル



重巡リ級「姿ガ変ワッタ!?速イ!」



ディケイド(ファイズ)「これで終わりだ」 ファイナルアタックライド ファファファファイズ



重巡リ級「ナッ!ウワァァァ!」ドォーン


  リ級「キャアアアッ」ドォーン


  リ級「ウワァァァァァ!」ドォーン



ディケイド「片ずいたか。・・・・ん?」



大和「いない・・・」



武蔵「発見した奴の見間違いじゃないのか」



矢矧「いえ、確かに見たと言っていましたし見間違いではないかと」



ディケイド「おい、お前ら」



大和「!誰!」



ディケイド「もしかして、黒い奴らを捜してるのか」



武蔵「・・・そうだが」



ディケイド「悪いな、そいつらさっき倒した」



武蔵「なんだと!」



矢矧「あなたは」



ディケイド「ただの通りすがりの仮面ライダーだ」



大和「・・・」



武蔵「・・・」



矢矧「・・・」



ディケイド「どうした?」



大和「申し訳ありませんがあなたはここで死んでもらいます」



ディケイド「なんだと?うおっ!」



武蔵「・・・変身」レ・ディ・ー フィ・ス・ト・オ・ン



ディケイド「なっ!おい!そこにいる奴も仮面ライダーだぞ!」



矢矧「仲間なので問題ありません」ドオーン



ディケイド「不条理だろ!」ザシュ



ひゅんひゅんひゅん



ディケイド「今度はなんだ!」



大和「浮遊要塞!?なんでこんな所に」ドオーンドオーン



???「こっちよ!」



ディケイド「誰だか知らないが助かるぜ!」



艦イクサ「待て!くっ、邪魔をするな!」



矢矧「大和さん、撤退したほうがいいのでは」ドオーン



大和「・・・そうね、武蔵!撤退するわよ」



武蔵「・・・わかった」





ディケイド「助かったか。ありがとな」



???「それよりあなた仮面ライダーなの?」



ディケイド「そうだが・・・なにかあるのか」



???「そうね。・・・ここじゃあ安全が確保できない付いて来て」



ディケイド「ああ、わかった」






無様に荒れた鎮守府



士「なんだ、ここは?」



???「さっきあなたに襲い掛かってきた奴らの・・・古巣って所かしら」



士「おいおい。危ないんじゃないのか?」



???「大丈夫よ。今は私達の場所だから」



士「そういえば、あんたは何者だ」



飛行場姫「飛行場姫よ」



士「なんだその名前」



飛行場姫「最初あなたが倒した奴らの女王だからこの名前よ」



士「まさか、復讐するために移動したのか」



飛行場姫「まさか、それは彼らが弱かっただけ。助けたのは艦むす達にやられそうだったからよ」



士「なんだ?その艦むすって」



飛行場姫「あー詳しい事は南方棲鬼聞いて。南ちゃーん」



南方棲鬼「呼んだ?姫ちゃん。・・・誰よあなた」



飛行場姫「紹介するわ、私達の仲間を倒したあげく艦むす達に殺されそうになった。哀れな仮面ライダーの門矢士君」



士「ちょっと待て、なんで俺の名前知ってるんだ?」



飛行場姫「だって世界の破壊者って聞いてたから」



士「はぁー、鳴滝の奴こんな世界まで来てたのか」



飛行場姫「むしろ、こっちは大歓迎なんだけどね。じゃあ南ちゃん頼んだよ」





士「なるほど、大体わかった」



南方棲鬼「さっき話したけど六年前に私が変身ベルトを奪ってきたの」



士「それで、その世界の仮面ライダーが取り返しにこの世界に来たってわけか」



 「だが変じゃないか、何故仮面ライダーをあいつらが恨んでるんだ」



南方棲鬼「わからないわよ。第一私達が驚いたのは別にあったから」



士「なんだそれ?」



南方棲鬼「攻撃したのよ。艦むす達が護るべき人間を殺し始めたのよ」



士「つまり、反乱か」



南方棲鬼「そうねまさか、仮面ライダーがいる鎮守府から反乱が起きるなんてね」



士「なんだと?」



南方棲鬼「だってここがそうだし、間違いないわよ。ほらこれ」



士「なんだこれ?・・・名護 啓介大尉(こいつこの世界に来てたのか)」



南方棲鬼「まさか、仮面ライダーだった提督を殺すなんて」



士「なんだと?こいつ死んだのか」



南方棲鬼「ええ、私達がここ来たときそれらしき死体があったし」



士「そいつら、その提督に従ってたのか?」



南方棲鬼「ええ、艦むすは提督には逆らえないようにできてるから」



士「誰かに洗脳されたって訳か」



南方棲鬼「可能性としてはゼロではないわね。だけど洗脳した人間も殺すなんてできないわよ」



士「それもそうか。人間を殺し始めたんだからな」



南方棲鬼「それでも、私達に攻撃は続いたけどね」



士「そうか・・・ん?なんだあれ」



南方棲鬼「あれは・・・不味い!艦むす達が来た」



士「おいおい、さっき大丈夫って言わなかったか」



南方棲鬼「流石に仮面ライダーをかくまった深海棲艦は目付けられるでしょ!」



士「なら、あいつらは俺が相手する」



南方棲鬼「はぁ!?」



士「あいつらにも聞きたいことがあるしな」



飛行場姫「じゃあ、頼んだわよ」



南方棲鬼「ちょ!姫ちゃん!?」



飛行場姫「大丈夫わよ、彼なら」



士「なら、期待に応えますかね」





金剛「おそらく、あの場所にいるネー」



榛名「でも、驚きましたね。まさかあの鎮守府にいるなんて」



比叡「そうですね。始まりの場所にいるなんて」



霧島「・・・・」



北上「まぁ~速く終らせよう」



大井「そうですね北上さん」



金剛「さぁって、どこにいるネー」



士「捜してるのは俺か?」



榛名「いつの間に後ろに!」



士「お前らに聞きたい。この世界にきた名護啓介をどうして殺した」



比叡「今から死ぬ奴に教えるわけないでしょ!」



士「なら、戦って聞き出すまでだ。変身」カメンライド ディケイド



ディケイド「さぁ、かかって来い」



金剛「これでも喰らうネー!」ドオーン



ディケイド「・・・」ザシュ



比叡&榛名「もらった!(もらいいました!)」



ディケイド「しまった。くっ」



霧島「そこです!」ドオーン



ディケイド「ぐはっ」



北上「これでも喰らって」



大井「粉々になっちゃいなさい」ドボン



ディケイド「魚雷だと!?」ドオーン



金剛「やったネー」



榛名「いえ!まだ生きてます」



ディケイド「まったく、いくらなんでも数多すぎだろ」 カチャ


     「海東からもらった物を試してみるか」 カメンライド ファイズ カメンライド カイザ カメンライド デルタ



金剛「増えた!?」



ファイズ「」ブォン



榛名「きゃあああ!」



カイザ「」ザシュ



比叡「こいつら、強すぎです!」



デルタ「」ババババッ



霧島「艤装に深刻なダメージ・・・」



ディケイド「終らせてやるぜ」 アタックライド トリプルアタック  

ファイズ「」Exceed Charge



カイザ「」Exceed Charge



デルタ「チェック」Exceed Charge



榛名「うっ、動けません!?」



比叡「くっ・・・」



霧島「まず・・・い」



ファイズ「はぁあああああっ」クリムゾンスマッシュ



カイザ「はぁあああっ」カイザスラッシュ



デルタ「うぉおおおおっ」ルシファーズハンマー



榛名「・・・」ばしゃ ボッ



比叡「・・・」ドシャーン



霧島「・・・」バタッ ドオーン



金剛「榛名!比叡!霧島!」



ディケイド「よそ見してる場合か?」ファイナルアタックライド ディディディディケイド



金剛「はっ!」



ディケイド「はぁあああああっ」



金剛「きゃあああっ」 ドオーン



北上「金剛達がやられた!?大井っち逃げるよ!」



大井「わ、わかりました!」



ディケイド「逃がすか」 アタックライド ブラスト  ババババッ



北上「うわっ!」



大井「足の艦装に直撃!?」



ディケイド「さて、話を聞かせてもらおうか」






北上「だから~私達に聞いてもわからないって」



大井「そうよ、当時いた人達しか知らないわよ」



士「はずれか。どうするこいつら」



飛行場姫「返すしかないわ」



士「そんな事したらここにお前らがいる事がばれるぞ」



飛行場姫「大丈夫よ。こうするから」



北上「なっなに?」



大井「あなたなにするの!?」



飛行場姫「帰ッタラアナタ達ハ、私達以外ハ奇襲ニ会イ全滅シタト言イナサイ。ソシテ、コノ場所ノ事ハ忘レナサイ」



北上「はい・・・わかりました」



大井「はい・・・わかりました」



士「ほぅ、一時的な洗脳か」



飛行場姫「えぇ、と言っても少ししたら正気に戻るけど命令したことは必ず守るわ」



士「そうか、この建物、資料とか残ってるのか?」



南方棲鬼「えぇ、あるわ。ここの提督は熱心だったみたいで艦むすや他の資料がごっそりと」



士「わかった、しばらくの間調べてるから声かけないでくれ」



飛行場姫「ごゆっくり~」



南方棲鬼「・・・姫ちゃんさっきの艦むすに別の命令加えたでしょ」



飛行場姫「やっぱり、南ちゃんにはわかっちゃうか。そうよ、あなた達の拠点の位置を教えなさいって」



南方棲鬼「やっぱり攻撃するのか」



飛行場姫「一つでも潰しなきゃこっちもやばいからね」



南方棲鬼「でも、戦力はどうする?いくら残ってる兵でも無理がありますよ」



飛行場姫「そこは、士ちゃんに」



南方棲鬼「やっぱり利用する為に連れて来たのか」



飛行場姫「でも、そうしないと艦むす達にやられるだけだし結果的にはOKでしょ」



士「やっぱりそういう訳か」



飛行場姫「こうして聞いてた訳だし」



士「いいぜ、別に。世界の破壊者って言われた俺を利用しても」



飛行場姫「・・・・」



士「ただし、自分がこの世界でやる事がわかって、お前らと敵対するようになってもいいならな」



飛行場姫「それでも、あなたを利用するわ。通りすがりの仮面ライダーさん」






基地


戦艦代表大和「なるほど偵察強襲部隊はほぼ壊滅ですか」



重巡代表那智「まったくやくにたたないな」



軽巡代表神通「まぁ、あの仮面ライダーの事です。当たり前だと思いますよ」



駆逐代表吹雪「(こいつら、死んだ奴らの事も考えないのか)」



潜水代表大鯨「で、どうします?これから」



大和「北上が見た三人の仮面ライダーのデータを参考に完全なコピー、量産機を明石に頼んでいます」



那智「流石に速いな」



神通「こっちは残りの人間達を捜します」



吹雪「大和さん、仮面ライダーの模造品。できたら私に与えてくれませんか」



大和「いいでしょう」



大鯨「敵の動きに変化があったらまた連絡します」





鎮守府


暁「・・・なんでこうなっちゃったのかしら」



???「変えたい?」



暁「え?あなたは一体?」



???「この世界を変えたい?」



暁「・・・変えたいわよ。あの頃の・・・みんなの笑顔があふれてた時みたいに」



???「なら、君に力を託そう」 シュウウウウン



暁「え?んっ・・・」スッ バタッ





雷「暁姉、起きてる?」



暁「ん~?なに雷」



雷「いやさっきまで寝てたから起きてるかな~って」



暁「あっ、そう。ありがとね雷。・・・さっきのは夢?」





響「・・・やっぱりここは落ち着くな」 ドーンドーン


 「なんだろう?この音・・・太鼓?」


 「もしかして人間かな。確かめてみるか」



人間「・・・・・」ドーンドーンドーン



響「いた・・・・いい音色だ」



人間「・・・・・」ドドドドドドドドンッ



  「どうだった?君?」



響「!気づいてたのか」



人間「当たり前さ、森に入ったときからわかっていたよ」



響「まさか!?(ありえない、人間にはありえない事だ)」



人間「まぁ、今日の所はこれでお開き。またいつか逢おう」



響「なっ、まて!うっ(なんだ急に眠気が・・・襲っ・・て)」バタッ




響「うっ、うーんあの人間は一体?ん?これは?」チャキ


 「あの人間が落としていったのかな・・・記念にもらっておこう」







川内「・・・いい夜だな。星も綺麗だし」



???「お前、星が好きなのか!」



川内「なっ!?誰!?」



???「俺か?俺はただの宇宙好きな人間だ」



川内「宇、宇宙?」



???「あぁ!あの星があるのが宇宙だ!」



川内「へぇー行って見たいな」



???「行けるさ!お前なら!」



川内「ありがとう」



???「よかったら俺と、ダチになろうぜ!」



川内「ダチ?」



???「ああ!」



川内「うん、いいよ」



???「よっしゃあ!今日からお前と俺はダチだ!」



川内「(不思議な・・・人・・・だ・・・な)」バタッ





川内「ん?あれ?私なんで寝てたんだ?ん?」チャキ


  「なんだこれ、バックルとなんかのスイッチ?」






荒れた鎮守府


士「・・・・ん?三枚のカードが消えてる・・・」


 「なにかありそうだな」



飛行場姫「おーいちょっといいかしら」



士「なんだ?」



飛行場姫「襲撃する場所わかったから知らせに来ただけ。なにかわかった?」



士「ああ、ここに居た提督は、初めてレ級を撃沈した事が功績だったらしい」



飛行場姫「レ級?なにそれ」



士「は?お前らの仲間じゃないのか?」



飛行場姫「いや、長年深海棲艦の長やってるけどそんなの聞いたことないわよ」



士「なんだと・・・・なるほど。どうやら俺がこの世界でやる事がわかってきたぜ」



飛行場姫「え?」



士「俺がやるべき事は艦むすと深海棲艦の他にいる正体不明の第三勢力を叩けって事みたいだ」



飛行場姫「正体不明の勢力?」



士「それなら、お前らがこのレ級を知らないのが頷ける」



飛行場姫「でも、仮にその勢力は今どこにいるかもわからないのよ」



士「おそらくいざって時に艦むすとお前らを一緒に潰す気なんだろ。その方があちらさんにとっては都合がいいって事だ」



飛行場姫「まさか、艦むす達に人間を殺し始めるように仕向けたのもそいつら?」



士「可能性はあるかもな。まっ、今する事は艦むす達の制圧だ」



飛行場姫「そうね、今はそれに専念するわ」



士「(・・・こいつが殺される事になったのも計画を知ったからなんだろうな)」






???


???「例の計画は?」



???「順調です。あとは深海棲艦と艦むすが互いに潰しあい、勢力が小さくなれば決まったと言ってもいいでしょう」



???「しかし、また仮面ライダーが出てくるなんてね」



???「レ級はいい働きをしてくれました。おかげで奴らの・・・人間達が護っている物がわかりましたし」



???「あとは、イレギュラーが出ない事を祈りましょう」



???「そうですね。我々はもう後には退けませんから」



???「人間達が護る物さえ奪い取ればもう用済みだ」



???「私達の計画の成功を祈って乾杯!」






鎮守府


暁「・・・・・」



響「・・・・・」



電「(いったいどうしたのですか?暁ちゃんと響ちゃん)」



雷「(わからないわよ、昨日からこうなんだから)」






川内「・・・・」



那珂「(神通ちゃん、川内ちゃんの様子変じゃない?)」



神通「(昨日夜遅くまで星を見てたそうなんです)」



那珂「(それだけでああなるかな)」




暁「(一体なんだったのかしらあの夢は『変えたい?力を託そう』なんなのよそれ)」



響「(不思議な人だったな。今、艦むすなんて人間を殺す化け物になったから。あんな人は初めてだ)」



川内「(宇宙、それにダチか・・・悪くないかな)」







荒れた鎮守府


飛行場姫「えーではこれから鎮守府攻撃作戦の内容を話します。ヲ級達は艦載機で先制攻撃。その後鎮守府から出てきた艦むす達は戦艦タ級達で迎え撃って」


    「その間、士ちゃんが鎮守府を制圧して終わり以上だけどなにか質問は?」



タ級「制圧するなら破壊して方がいいのでは?」



飛行場姫「設備や資材を無傷で手に入れたいからね。それに電波障害を起こす機械で敵の増援を呼ばせないようにするから二時間でけりを付ける様にしたいし」



タ級「わかりました」



飛行場姫「よーし、皆がんばってきてね!」



深海棲艦s「オオーッ!!!」







鎮守府


加賀「ん?あれは・・・敵艦載機!?こちら加賀。敵艦載機を発見したわ・・・あれ?繋がらない。まさか通信障害!?」




ヒュウウウウウン



五月雨「ん?なんの音?艦載機!?」



ババババババババババババッ



艦娘s「きゃああああああっ!?」



スゥンンンンンンン



放送「敵発見!迎撃せよ!」




士「おっ出てきやがった。こっちも動くか」





士「さてと、ここの司令官をぶっ潰して終らせるか」 チュン


 「・・・やっぱり残ってたか」



榛名「動かないで下さい」



士「ん?お前あの時やられたはず」



金剛「それは別の私達ネー。私達は永遠に不滅ネー!」



士「まぁいい、同じ事をするまでだ。変身」 カメンライド ディケイド



ディケイド「さっさと終らせるか」



金剛「その余裕これを見たら、なくなるネー」チャキ



ディケイド「それは!」



金剛「変身ネー!」Complete



榛名「・・・・」Complete



比叡「・・・・」Complete



霧島「・・・・」Complete




ディケイド「おいおい、ライオトルーパーにサイガ、オーガのベルトまで再現したのか」



オーガ「さぁ!覚悟するネー!」



サイガ「榛名全力で行きます!」



ディケイド「来い!」



オーガ「はぁああああっ!」ブゥン



ディケイド「くっ!」キィン



榛名「喰らいなさい!」バババババババッ



ディケイド「ぐうっ!うわっ」 ガンッ



オーガ「凄いネー!この力ならどんな敵でも倒せるネー!」 ギィン



ディケイド「ぐうっ!」



オーガ「これで決めてやるネー!いくよ、榛名!」Ready Exceed Charge



サイガ「わかりました!」Ready Exceed Charge



ディケイド「これは・・・まずい!」



オーガ「はぁあああああっ!」オーガストラッシュ



サイガ「はぁああああああっ!」サイガスラッシュ



ディケイド「くっ、うわぁああああああっ」 ピッュンンンンンン ドサッ



士「くっ・・・がはっ」



オーガ「どうデース?立場が逆転された気分は」グッ



士「悪いな・・・そんな事は・・慣れてる」



オーガ「そうデスか」バキィ



士「うっ!」




雷「どうやら、決まりみたいね」



暁「・・・・」




名護「暁、レディなら困った人でも助けてあげなさい。それが本来目指すレディです」




暁「・・・・」バッ



雷「ちょっ、暁姉!」




オーガ「ここでFinishデース」



暁「やめて!」



サイガ「何してるんですかそこを退いて下さい」



暁「もう、いいでしょ!この人はもう戦えない。これ以上の攻撃はやめて!」



オーガ「言ったはずデース。仮面ライダーは危険なんデース。殺さないといけないんデス」



響「悪いけど私からもお願いする」



暁「響・・・」



サイガ「なんで止めるんです」



響「私達は人間を護るために生まれてきた。そして私は人間、助ける人も人間。ただそれだけのことさ」



オーガ「・・・そうデスか。なら三人まとめて死ぬデース!」 ブォン



暁「!」



響「!」



士「危ない!」カバッ



キィン



暁「・・・あれ?」



響「ん?・・・・」



士「・・・・・」



オーガ「なんであなたも邪魔するデスか?・・・・川内!」



川内「悪いね~、仲間、いや友達を傷つけられる所は見たくないんでね」



サイガ「なら、死になさい」



川内「そうはいかないんだよね」チャキ



響「・・・(ん?これは・・・戦えって事か。いいだろう)」チャキ



暁「・・・(あれ?ここは?)」



???「もう一度聞くよ。世界を変えたい?)」



暁「(・・・えぇ!もう迷わないわ!)」スッ キィイイイイン



川内「変身!」



響「・・・」キィィィィン ボォウッ



暁「変身!」 ブゥオオオオオオン



フォーゼ「はあっ!宇宙キター!!!!」



響鬼「はあっ!さぁ始めようか」



アギト「さぁ!かかってきなさい!」



士「おいおいマジかよ」




サイガ「なっ!三人とも仮面ライダーに!」



オーガ「関係ないネ!全員倒すネー!」





フォーゼ「どうしたの?攻撃があたってないよ」 



オーガ「ちょこまかと!」




響鬼「くっ」キィン



ライオトルーパー1「はぁあああっ!」 ブゥン


ライオトルーパー2「やぁあああっ!」



響鬼「はぁああっ!」ドコッ



ライオトルーパー1「うっ」


ライオトルーパー2「くっ!」



響鬼「爆裂強打の型!」


  「はぁああああっ!」 ドドドドドドドドドドッドンッ



ライオトルーパー1「また・・・」


ライオトルーパー2「やられるなん・・・・て・・・」ドオーーン




サイガ「あなた達は私達と同じ艦むすです!なぜこんな事を!」



アギト「違うわ!私達は人間よ!」ドッ バッ


   「・・・はぁああああああっ、はあっ!」シャイン キィイイイイン バッ ドォッ



榛名「きゃあああっ!・・・・くっ!」 ダッ





オーガ「一気に決めてやるデース!」 Exceed Charge



フォーゼ「ならこっちも決めようか!」 ロケット ドリルon  リミットブレイク!



オーガ「はぁあああっ・・・はあっ!」 ビィイイイイイイン



フォーゼ「ライダーロケットドリルキッーク!」 ゴオオオオオオオオッ



オーガ「くっううううううっ!」 ジジジジジジジジジッ



フォーゼ「はぁあああああああっ!」ピキッパキッ バキッ



オーガ「!きゃああああっ!うぐっ・・・」



フォーゼ「よし!決まった!」



金剛「まだ・・・まだ終って・・・ない・・・ネ・・・」



榛名「姉さん!ここは撤退しましょう!」



金剛「・・・・」コクッ



榛名「悪いですけどあなた達に、」ここは渡しませんよ」ピッ ポイッ



士「なんだこれ?タイマー?・・・まさか!おいお前らここから離れるぞ!急げ!」



アギト「え!?電、雷!来なさい!」



響鬼「あれ?いない」



フォーゼ「どうやら、もう皆、逃げたみたいだね。レーダー見るともう千kmは離れてるよ」



アギト「ならもう行きましょう!」







ドオ―――――――ン




荒れた鎮守府



士「まさか、あいつら拠点ごと破壊するなんてな」



暁「・・・・あなたこの世界にいた仮面ライダーは知ってる?」



士「知ってる」



暁「なら、その鎮守府であった出来事は?」



士「知っているのか」



暁「えぇ、六年前提督が着任した二日後レ級が襲撃。提督は武蔵と一緒に難無く撃退」


 「でもその瞬間、別の世界の仮面ライダーが襲ってきた」



響「これも、提督は撤退まで追い込んだ。その後に鎮守府いや世界に異変が起きた」



士「それが人間狩りの始まりか」



響「ああ。なぜか僕達の仲間は人間達を殺し始めた。まるでゾンビにかまれてまたゾンビが生まれるようにね」



川内「でも、私達はその時なんともなかったんだよ。なにもされてもいないのに」



暁「いや、一人だけいるわ。私達にそうさせた人物が」



響「え?」



川内「誰が?」



暁「青葉よ、提督が襲われる前日に姿を消してた。これってなにかあると思わない?」



響「確かに青葉だけいなかった」



士「誰なんだ。その青葉って奴は?」



川内「簡単にいえば艦娘のジャーナリストだよ」



暁「もし、青葉が誰かと通じてたのなら全鎮守府がおかしくなったのも頷けるわ」



響「確かに青葉は全鎮守府に行ける権限があった」



飛行場姫「なら、その青葉って子を捜せばいいのね」



川内「そうそう・・・あれ?・・・!」



飛行場姫「こんばんわ、艦むすの皆さん」



士「紹介するの忘れてたな。こいつ深海棲艦の女王らしい」



飛行場姫「らしいじゃなくて、そうなの!飛行場姫よ。よろしく」



響「よろしく」



川内「よろしく~」



暁「よろしく(レディの理想とする体してる!凄い!)」



士「で?捜せるのか?」



飛行場姫「艦載機の偵察ついでにやらせて見るわ」



士「そうか、頼む」


 「と言う訳だこれからよろしく頼む」



暁「えぇ!レディに任せなさい」



響「よろしく」



川内「うん!よろしく」












榛名「お姉さま大丈夫ですか?」



金剛「大丈夫ネー」


ザッ



???「みっともないね〜。金剛姉妹が聞いて呆れるな」



金剛「その声は、日向・・・」



榛名「迎えに来てくれたんですか?」



日向「いや、お前らを始末しに来た」 ピッピッピッ Standing by



榛名「え?」



日向「変身」Complete



カイザ「まぁおとなしく死んでくれ」



榛名「!お姉さまここは任せて逃げてください!」Standing by Complete



金剛「そんな!妹を見捨てていくなんてできないネー!」



サイガ「いつか、会えます。だから今は逃げてください」



金剛「・・・すまないネー」



サイガ「・・・・」



カイザ「余所見してる場合かな?」Ready Exceed Charge



サイガ「!くっ!」バババババババッ



カイザ「はぁああああああっ!」 ゴルドスマッシュ



サイガ「うっ・・・」 ピチュウウウウウン



榛名「お姉・・・さま・・・逃・・げ・・・・て・・・」ボッ



カイザ「呆気ない」






金剛「はあっ、はあっ、はあっ(榛名ごめんなさい)」



吹雪「金剛さんこっちです!」



金剛「ブッキー!?なんでここに?」



吹雪「金剛さんを消すって言われて助けに来たんです!」



金剛「ありがとう、ブッキー」



吹雪「ここなら安全です・・・ところで皆さんは?」



金剛「榛名はわたしを庇って・・・」



吹雪「そうですか・・・それはよかった」



金剛「え?」



吹雪「金剛さんよかったですね。わたしに殺されてもらうなんて」 ピッピッピッ Standing by



金剛「!」Standing by



吹雪「変身」Complete



金剛「変身!」Complete



ファイズ「さぁ、やられちゃって下さい」



オーガ「ブッキー!!!」 バキッ ギィン



ファイズ「これで終らせてあげます」 Ready Exceed Charge バシュ



オーガ「!」



ファイズ「はぁああああああっ!」



オーガ「・・・・」 ピチュウウウウウウン



金剛「榛・・・・名・・・・ごめん・・・な・・・さ・・・い・・・・・」ズシャアアアアッ






吹雪「こちら吹雪目標を達成」



日向「そうか帰投しろ」



ザァアアアアアアアアアアアッ



吹雪「金剛さん・・・なんで・・・なんでこんな事になったの?信頼していたあなたを殺すなんて・・・」


「うっ、うわああああああああああああああああああああああああ!」




この時、吹雪は泣いた。友達を殺めた事に その場には雨だけが降り注いでいた








士「・・・三枚戻ってきたが今度は四枚の力が消えた」


 「一体何なんだ?この世界に来てから、こんな事が続いてる。また世界がおかしくなってるのか?」



鳴滝「その通りだ、ディケイド」



士「鳴滝」



鳴滝「だが、これはお前が来たせいじゃない。キバの世界から来た名護啓介が艦むすにライダーシステムを教えた時から変わり始めた」



士「なるほど、本来、艦むすにはない力だからな。そうなるか」



鳴滝「流石に私にも手に負えない。ディケイド、お前の力でどうにかしろ」



士「お前からそんな言葉聞けるなんてな。変えてやるさこの俺、門矢士がな」



鳴滝「頼んだぞ」 シュウウウウウウン



士「・・・消えたのは、ファイズ、ブレイド、カブト、キバか、次の作戦の時会えればいいんだが」








夕立「暇っぽい~」



???「そうだな~夕立」



夕立「そうだよね、キバット。夕立ここから逃げ出したいっぽい」



キバット「でもよ~俺はすんなり出て行けるんだがお前は牢屋に入れられてるもんな。助けようがないぜ」



夕立「せめて、なにか騒動が起きてくれればいいんだけど」








木曾「・・・変わってしまったなここも・・・」


  「皆で夏の日カブト採りに来てたが、木が全部なくなってしまった。・・・・帰るか」



???「・・・・」





時雨「(夕立が捕まってるのになんでみんな、何事もなかったような顔してるんだ)」


  「(わからない、どうして・・・)」



???「変えればいいんじゃないかな」



時雨「え?あなたは?」



???「俺は・・・だ」



時雨「?(名前の部分だけ聞こえない)」



???「君の力で変えればいい」



時雨「でも、どうやって?」



???「これを使ってくれ」 スッ



時雨「・・・・これは?」



???「俺が昔使っていた物だ。君にこれを託す」



時雨「え?そんな・・・あれ?いない」







吹雪「(もう、迷わない。私は・・・・)」











飛行場姫「え~第二回鎮守府強襲作戦。前回の作戦と同じだけど新メンバーが来たので多分迅速に終ると思う。以上!」



深海勢「(絶対説明、めんどくなったな。姫)」



士「お前らはどうする?仲間と戦う事になると思うが」



響「それぐらい覚悟している」



暁「捕まえて、正気に戻せばいいだけだし大丈夫よ」



川内「その前に司令官倒せばいいだけだし大丈夫だよ」



士「そういえば、司令官わかるのか?」



響「ああ、日向って言う戦艦の艦むすだ」



士「そうか・・・俺から言う事は二つある。一つはお前たちと同じように仮面ライダーになってる奴がいるかもしれない」


 「二つ目は正体不明な奴がいたらきょうつけろ」








鎮守府 牢屋


夕立「・・・・敵がきたっぽい」



キバット「マジかよ!なら早くここから出ないと!」



夕立「無駄っぽい。ここは司令室にある鍵がないと開かない。それに司令官が来るわけないっぽい」



時雨「なら、ここから逃げよう夕立」



夕立「時雨!どうしてここに」



時雨「僕が妹を見捨てるわけないだろう?・・・よし開いた」ガチャン



夕立「ありがとう時雨」



時雨「速く行こう。ここはもう危険だ」



夕立「うん!」





時雨「!姉さん!」



白露「わたしがあなた達を逃がすと思ってるの?時雨、あなたは一番先に殺してあげるから」 Complete



村雨「・・・・・」Complete



春雨「・・・・・」Complete



五月雨「・・・・・・」Complete



涼風「・・・・・・」Complete



キバット「こうなったら戦うしかないぜ!夕立!」



夕立「そうしかないっぽい!キバット!」



キバット「よっしゃー!キバって行くぜ!ガブッ」



夕立「変身」



キバ「時雨隠れて!」



時雨「・・・妹だけ戦わせる訳にはいかないよ」 スチャ シュルシュルシュルシュル


  「変身」ターンアップ



ブレイド「さぁ、始めようか」



ライオトルーパー「やっぱりあの人の言う通りね」



ライオトルーパー2「片付けますか」



キバ「はぁああっ!」 ドッパンッドッ



ライオトルーパー2「くっ!攻撃が速い」



キバット「夕立!ガルルフエッスルを使え!」



キバ「なにそれ?」



キバット「腰に付いてる青い奴だ!」



キバ「これっぽい?」 サッドッ カチャ



キバット「ガルルセイバー!」





キャッスルドラン内


ガルル「ん?呼ばれたみたいだ」



バッシャー「いってらっしゃーい」







キバ(ガルルフォーム)「おおっ!いいじゃないこれ!」 シュン



ライオトルーパー2「なっ!姿が変わった!?」



キバ「はらほら、避けなきゃいたいっぽい!」ブォン キィンキィンキィン



ライオトルーパー2「しまっ!きゃあああっ」 バチィバチィ



村雨「ベルトが!」




ブレイド「数は速さで埋める」マッハ スラッシュ キィン キィン キィン キィン




ライオトルーパー「速い!きゃあっ!」



ライオトルーパー3「うわっ!」



ライオトルーパー4「きゃああっ!」



ライオトルーパー5「くっ!」



白露「ベルトだけ・・・狙うなんて」




ブレイド「目を覚ましてくれ姉さん!こんなことをする為に生まれたわけじゃないだろう!」



キバ「そうっぽい!」



ドキュン ドキュン



ブレイド「うわっ!」



キバ「きゃあああっ!」




日向「いけないな~裏切り者が懐柔しちゃあ~」



吹雪「・・・・」



ブレイド「ひ、日向と吹雪!」



キバ「吹雪ちゃん・・・」



日向「そんな奴らにはお仕置きと言う死が必要だよな」 Standing by 


  「変身」Complete



吹雪「・・・変身」Standing by Complete



カイザ「さぁ、死んでもらおうかな」Ready ブゥオン



ファイズ「・・・・」Ready ブゥオン



キバ「吹雪ちゃん・・・」



ブレイド「くっ!」



ファイズ「・・・・」キィン



カイザ「なっ!?うわっ!・・・吹雪何をする!」



ファイズ「ごめんなさい。これ以上友達を失いたくないので」



キバ「吹雪ちゃん!」



カイザ「裏切るつもりか・・・なら」ピッ



ブレイド「なんだそれは!」



カイザ「ファイズの自爆スイッチだ。大和が念のためにファイズに付けた機能だ。さぁ死ね!吹雪!」





カイザ「・・・・なぜだ!?なぜ爆発しない!?」



ファイズ「ごめんなさい、わたし調べてみないと気がすまないので」



カイザ「解除してたって訳か・・・」



ディケイド「どうやら、チェックメイトみたいだな」



カイザ「貴様ら!いつの間に」



響鬼「君達が戦ってる間に、この基地に侵入させてもらった」



アギト「あなたの負けよ!観念しなさい!」



カイザ「負け?ふざけるなこっちには奥の手がある!」 3821 Coming on Jet Sriger



キィイイイイイイイン



フォーゼ「なに?この音」



ブレイド「上だ!」



カイザ「はっ!」バッ ピッピッピッ


   「お前らを基地ごと吹っ飛ばしてやる!」 ウィイン バババババババババババッ



キバ「やばいっぽい!」



響鬼「皆伏せろ!」



ブレイド「くっ!(まずい、喰らう!)え?」サッ




ドドドドドドドドドッドオーン



アギト「み、皆大丈夫?」



キバ「大丈夫っぽい」



響鬼「なんとか・・・」



ブレイド「白露姉さん!しっかりしてくれ!」



白露「・・・時雨・・・」



ブレイド「なんだい?・・・姉さん・・・」



白露「強く・・・強くなりなさい・・・あなた・・なら・・・なれ・・る・・・」



ブレイド「わかったから・・・死なないで・・・お願いだ・・・」



白露「あり・・・が・・と・・う・・・・時・・雨・・・・」



ブレイド「姉さん?起きてよねぇ、起きてよ!姉さん、姉さ――――ん!」



キバ「そんな・・・」



アギト「くっ!」



ファイズ「・・・・」ピッピッピッ



キバ「吹雪ちゃんなにやってるの?仲間が死んだんだよ!携帯なんていじらないで!」



ファイズ「・・・・夕立ちゃん、私、もう友達を殺しちゃったから、もう泣き方忘れちゃった」



キバ「・・・・え?」



ファイズ「それに仇はとってあげるから安心して」



フォーゼ「どうするつもり?」



ファイズ「さっきの奴が呼び出されたなら恐らく量産されてるはず、なら答えは一つ」 3821


    「同じ物が呼び出せるって事」Coming on Jet Sriger



キィイイイイイイイン



アギト「本当に来た・・・」



ファイズ「はぁ!」バッ グッ キィイイイイイン ドォオオオオオン



カイザ「私と同じのを!だが訓練しないと扱えない物をあいつが扱えるわけがない!返り討ちにしてやる!」 キィイイイイイン




ドォオオオオオン ガンッ



ファイズ「はあっ!」Burst Mode ババババババッ



カイザ「くっ!はあっ!」Burst Mode バババババッ



ファイズ「(こいつの弱点は確かジェット噴射部分!)そこ!」 ババババッ ピッガシャン ババババババババッ



カイザ「しまった!噴射口に直撃した!くっ!」バッ  ドドドドドッ ドオーン



ファイズ「よっと、どうやら後が無いみたいですね」



カイザ「なめるなー!」Ready Exceed Charge



響鬼「吹雪!」ポイッ



ファイズ「・・・」パシッ Ready ビィイイイン



カイザ「はぁあああああっ!」ブォン



ファイズ「・・・・」ジジジジジジジジッ ジュウウウッ



カイザ「ぐはっ!」



ファイズ「これで決まりです」 Exceed Charge キィイイイイイン  ズバッ



カイザ「・・・・はぁ、なさけない」 ドオーン ズシャアアアアアッ





ディケイド「・・・終ったみたいだな」



木曾「いや、まだ俺が残ってる」



ブレイド「木曾さん、もうやめましょうよ。これ以上戦っても無駄です!」



木曾「いや、そこにいる破壊者と戦いたい」



アギト「破壊者?・・・まさか!?」



ディケイド「・・・俺の事か」



木曾「名護さんは言っていた。ディケイドが世界を狂わせた元凶だとな」



フォーゼ「でもそれは六年も前の事なんだよ!今、この人を倒してもなにもかわらない」



木曾「・・・・そうかもな」



響鬼「なら・・・」



木曾「でもな、強い奴と戦いたいそれが俺だ」 ジジジジジジジジジッ パシィ



キバ「まさか、木曾さんも!?」



木曾「変身」Henshin



カブト「さぁ、始めようか」



ディケイド「いいぜ、かかって来い」



カブト「はぁああああああっ!」 ブォン ブォン



ディケイド「どうした?動きが遅いぞ」 スッスッ ドッ



カブト「そうかよ!」キィイイイイン バッバッバッバッ


   「キャストオフ」Cast Off Change Beetle



ディケイド「本気で来い」



カブト「あぁ!」キィンキィンキィン ドッ



ディケイド「くっ!うわっ!」 バタッ



カブト「クロックアップ!」Clock Up



響鬼「消えた!?」



アギト「いや、違うわ!高速で移動してるから消えるように見えるだけよ!」




ディケイド「くっ!うわっ!」



カブト「これで決めてやるよ」Clock Over 1,2,3, Rider kick



ディケイド「そうか・・・なら俺も決めてやる」 ファイナルアタックライド ディディディディケイド バッバッバッバッバッ


     「はぁああっ・・・はぁああああっ!」 



カブト「うぉおおおおおおおおっ!」ギュウウウウウウウン ドオーン




ディケイド「くっ!・・・・・・・まだだ!」 キィイイイイン




カブト「ぐはっ!・・・・・・・次で本当に決める!」  バチバチバチッ




「「はぁあああああああっ」」 ドカッ バキッ




カブト「・・・・・・・・・・」



ディケイド「・・・・・・・・・・・」



カブト「うっ・・・・・」バタッ シュウウウウウウウン



ディケイド「はあっ、はあっ、はあっ。手こずらせやがって」 ピチュウウウン バァアアアッ



木曾「これで、やっとあいつが言ってた事わかった気がする」



士「あいつ?名護の事か?」



木曾「あぁ、「たとえ相手が強くても立ち向かいなさいそれがわたしが仮面ライダーになった覚悟です」ってね」


  「あの時、おかしいって思った。だけど今はわかる。弱い者を助けるそれが仮面ライダーって事がね」



士「・・・そうかよ」



木曾「悪いが手貸してくれないか?疲れて立てない」



士「あぁ」



木曾「そしてこれからよろしく頼む」



士「こちらこそ」 ガシッ














基地



大和「なんですって!吹雪が!」



那智「あぁ、裏切ったみたいだ。しかも自爆システムも解除されていた!」



神通「こっちも川内姉さまが仮面ライダーになって裏切りました」



大和「・・・・仕方ありません。駆逐艦代表は天津風になってもらいましょう」



大鯨「こうも簡単に裏切りが続出なんて、仮面ライダー侮れない」



大和「(吹雪ちゃん、なんで?)」









鎮守府


朝潮「すみません、ここに派遣された朝潮ですけど入ってもいいですか?」



曙「朝潮?ねぇ、今日受け入れあった?」



潮「いえ、ないはずです」



曙「どうやら、あなた派遣先間違ってるわよ」



朝潮「いいえ、ここであってますよ」 バッ シュオオオオオオオオッ



曙「!潮!こいつ仮面ライダーよ!」



潮「え!」



スッ カチャ ビィカァン



仮面ライダー一号(FIRSTバージョン)「・・・・・・」 ブォン



曙「きゃあああっ!がはっ」



潮「ひぃい!こちら門番!仮面ライダーです!だれか!ひぃ、誰か助けて!キャアアアアアアアアッ!」



一号「・・・・・・・」












士「なんだ・・・・これは」



暁「酷い・・・・」



木曾「・・・・駄目だ死んでる」



時雨「どうしてこんなことに」

 


士「俺達が来る前に誰かがやったそれしかないだろ」



響「でも何のために」



夕立「・・・これ全員を相手にできるなら仮面ライダーしかいないっぽい」



士「・・・・・そうかもしれないな」









???


???「よくやった、朝潮。初めてにしてはいい結果だ」



朝潮「・・・・・・」



???「改造艦むす実験は成功と言った所かしら」



???「目には目を、仮面ライダーには仮面ライダー。そして今回得た結果。まさに我々の技術が上回っている証拠です」



???「これでプロトタイプ・・・・凄いな」



???「これからも、よろしく頼むぞ。朝潮」



朝潮「・・・・・はっ」



???「どうします?このまま仮面ライダーと戦わせますか?」



???「・・・そうだな、これ以上奴等に仲間を増やされては困る。そうしろ」



???「では奴らの襲撃場所が判り次第。至急、朝潮を向わせます」











士「・・・・(消えたカードはあと七枚残ってる。そしてあの惨事を惹き起こした仮面ライダー・・・この世界が変わり始めている)」


 「そしてまた出撃・・・疲れるぞ。これ」



暁「文句言わないの、資材が枯渇寸前なんだから!」



士「あいつら、食い過ぎなんだよ。どうにかできないのか?」



響「大丈夫だよ、今度の場所は仮面ライダーがいないって吹雪が言ってるし」



吹雪「えぇ、今度行く場所はライダーシステムが配備していません。恐らく速めに決着が尽きますよ」



士「そう言えば、お前、あっちの味方の幹部だったな。良いのか?俺達に協力して」



吹雪「もう、金剛さんみたいな人達は見たくありませんから」



夕立「吹雪ちゃん・・・・」



士「そうか・・・悪かったな、こんな事聞いて」



時雨「あっ、動き始めた」



士「よーし、行くか!」










ディケイド「よし、制圧完了」



キバ「あっけないっぽい」



アギト「(なに?この嫌な感じ・・・)」



ブレイド「!」



朝潮「・・・・・・」



ファイズ「朝潮?」



朝潮「あなた達が仮面ライダーですか」 バッ



フォーゼ「なっ!?危ない!」



朝潮「・・・・」スタッ  バキィ



カブト「地面にヒビが!」



響鬼「朝潮・・・君は一体!」



ブレイド「どうやら、僕らが知ってる。朝潮とは違うみたいだ」



キバ「なら、先手必勝っぽい!」



朝潮「・・・・・」フッ シュッ シュン バキッシュッ ドオォン



キバ「くっ・・・・なにこの力!?」



朝潮「・・・・・」バッ シュオオオオオオオオッ



スッ カチャ  ビィカァン



一号「・・・・・」



ディケイド「仮面ライダー・・・一号?」



ブレイド「知っているのかい?」



ディケイド「あぁ、だが俺が知ってる一号ではなさそうだ」



一号「・・・・・」 バッ



ファイズ「くっ!」パシッ フッ シュッ



一号「・・・・・」 シュッ シュッ ブォン ドカッ



ファイズ「・・・・・・・」 バタッ



一号「一人・・・・」



響鬼「はぁああああっ!」



一号「・・・・・」クルクルクル バキィ



響「がはっ!」バタッ



一号「二人・・・・」



キバ「よくも!」 シュッ パシィ バキッ



一号「・・・・・・」フッ シュッ 



キバ「一撃入ったっぽい!このまま!」



一号「・・・・なめるな」 ガシィイ



キバ「え?」 ブォン



一号「はぁああああっ!」 ドッ



キバ「きゃあああああっ!」 ドカーン ピシッ パシッ



夕立「ううっ」 ドサッ 



キバット「おい夕立!しっかりしろ!」



一号「三人・・・・」 フッ



ブレイド「よくも夕立を!」 ブォン キィンキィン ズバッ



一号「・・・・・・くっ」



ブレイド「はぁああああああっ!」



一号「・・・・・」バッ



ブレイド「飛んだ!?しまった!」



一号「・・・・・」 バキィ



ブレイド「かはっ・・・・」



一号「四人目・・・・」 ギィン


  「!なんだ・・・・」



カブト「(クロックアップならどうにかなる)」



一号「速いな・・・・だがそれだけだ」 ブォオオン 



カブト「!がはっ(バカな、この速さも・・・・)」 



一号「五人目・・・!」 バッ チュイイイイイイイン



フォーゼ「な!チェンソーを片手で止めた!?」



一号「邪魔だ・・・消えろ!」 スッ ドカッ



フォーゼ「・・・・無理か」ドサッ



一号「六人目・・・・」



ディケイド「おいおい、強すぎるだろ」



一号「安心してください、殺せなんて言われてきてませんので」



ディケイド「そうかよ!」 バババババババッ



一号「・・・・・」フッ フッ フッ フッ フッ



ディケイド「全部よけただと!しまった!」



一号「・・・・・」 ドンッ



ディケイド「ぐはっ・・・・暁・・・逃げろ」



一号「ラストはあなたですか」



アギト「(勝てるの?私が?)」シュッ シュツ



一号「遅いですね」 パシィ



アギト「くっ!まだまだ!」ガシィ



一号「!」ブォン



アギト「はぁああああっ・・・はぁっ!」シャィン キィイイイイン バッ ドォッ



一号「ライダーキックか・・・おもしろい!」 タッタッタッタッ バッ



アギト「はぁああああああっ!」 バチバチバチ



一号「うぉおおおおおおっ!」 バチバチバチ


  「はぁあああっ!」ドカッ



アギト「かはっ・・・・」 バタッ



一号「楽しませてもらいましたよ・・・・では」



アギト「待ちなさい・・・・」



一号「ほぅ、まだやられたりないのですか」



アギト「まだ・・・・終ってない!」 ボォオオオオオオオッ



一号「!姿が変わった!?」



アギト(バーニング)「はぁはぁはぁ・・・来なさい!」



一号「いいだろう、全力で行ってやる」



アギト「・・・・・」バッバッバッ バキィ



一号「がはっ!バカな・・・この私が!ありえない・・・あってたまるか!」



アギト「今度こそ・・・・決めてやるわ」 キィイイイイイン バッ



一号「うぉおおおおおおっ!」バッ



「「はぁああああああっ!」」



一号「がはっ・・・・バカな・・・」ドサッ



アギト「・・・・・」キィイイイイイン ドサッ



響「暁!」



川内「・・・・大丈夫、疲れて気絶しているだけだ」



時雨「よ、よかったー」



夕立「・・・この朝潮は一体・・・」



木曾「連れて帰って調べて見るしかないだろ」



士「そうだな」











荒れた鎮守府



士「どうだ?何かわかったか?」



ル級「ああ、こいつのDNAを調べたら半分、深海棲艦特有のものがあった」



士「なるほど、こいつは半分艦むす、半分深海棲艦って訳か」



夕立「でも、そんなことしたら体が」



ル級「ああ、体が崩壊し、死ぬ。だがこいつは生きている」



時雨「まさか改造されてるのかい?」



ル級「そうだ、おそらく我々の技術と艦むすの技術が融合して出来たのがこいつだ」



響「朝潮は・・・誰かに命令されて私達を襲ったんだ」



川内「そうだだね。あの時、士に言った言葉がそれを頷けさせる」



吹雪「問題は、誰が命令したかだね」



時雨「士は何か知ってるかい?」



士「命令した奴は正体不明の第三の勢力だと思うがまだ確証がない」



時雨「そっか」



士「こいつが目覚めたら、聞いてみるしかないだろ」











???



???「なに!朝潮が奴らの手に!」



???「えぇ、反応が消えたので間違いありません」



???「まずい事になりましたね。もし朝潮が奴ら側につくと我々にとってまずい事に」



???「・・・仕方ない。裏切り者には裏切り者で始末するしかない」



???「正気ですか!?まだ裏切った確証もないんですよ!」



???「奴が我々の情報を喋った可能性がある限りそうするしかない!」



???「・・・・わかりました。至急、二号を向かわせます」



???「・・・すまない朝潮」











荒れた鎮守府


朝潮「ん・・・・ここは・・・・」



士「どうやら目を覚ましたみたいだな」



響「朝潮・・・・」



朝潮「響か・・・・」



響「教えてくれ君は一体・・・」



士「・・・・俺はあいつらを呼んでくる」





士「さぁ、教えてもらおうか。おまえは一体何者だ?」



朝潮「わたしは艦むすであると同時に仮面ライダーになった」



士「だが、お前は俺が知ってる仮面ライダーじゃない。どう言う事だ」



朝潮「組織は仮面ライダーの歴史の闇に葬られた仮面ライダーを再現した。そのプロトタイプが私」



川内「仮面ライダーの歴史の闇?」



士「・・・・・・」



朝潮「その仮面ライダーは私を含めて三人いると言われた。だが、他の仮面ライダーは知らない」



響「その組織の名前は?」



朝潮「わからない・・・だが幹部の名前だけは知っている」



時雨「だれなんだい?」



朝潮「ビックセブンの長門だ」



夕立「・・・長門」



吹雪「これはまた凄い人が・・・」



暁「私達が捜すべき人は青葉と長門か・・・」



士「・・・お前、こんな情報喋ってもいいのか?」



朝潮「別に・・・お前達に助けられた。ならもう私は裏切り者扱いだ」



時雨「そんな・・・・」



朝潮「刺客も来るだろうな。・・・もう私はどこにも居場所がない」



川内「なに言ってるの?君の居場所はあるよ」



朝潮「どこにあるのよ・・・私はもう!組織に追われ、艦むす達には仮面ライダーとして災厄の存在になった!そんな私にどこに居場所があるのよ!」



士「あるじゃないか、ここだ」



朝潮「ここが?」



士「・・・すこし話をしようか。お前とよく似た奴の話だ」



朝潮「・・・・」



士「ある所に男と女がいた。そいつら、いや、人類は深海棲艦のような怪物と戦わなければいけなかった」


 「女は怪物と戦うための力を造った、男はその力を使い怪物と戦った。だが男は戦ってる中ある力を手にする」


 「その力は、怪物達に恐れられまた人間にはあってはいけない力だった。そしてそいつは怪物に追われた。その力を持った男は思った。」


 「この力は近くにいる大切な人を危険な目に巻き込むかもしれない・・・と。その後男は行方をくらませた。大切な人を怪物から護るためにな」


 「だが女は違った。造った力をより強くしていった。男を護るために」



暁「・・・・その後どうなったの?」



士「その男はある男にそれを教えられ、男は持っていた力を覚醒させ、女と一緒に怪物と戦いましたとさ。めでたしめでたし」



川内「なんか、聞いてると実際に見た事があるような言い方だね」



朝潮「・・・・」



士「お前はその男と一緒だ。自分の力がある限り他人を傷つけるかもしれない。そんなの余計なお世話だ」


 「もっと俺達を頼れ。俺達はお前と同じ仮面ライダーなんだからな」



朝潮「ぐすっ・・・・うん・・・」



時雨「朝潮これからよろしく!」



朝潮「うん!これからよろしくお願いします!」



暁「(・・・・・・・)」






暁「士さん、聞きたいことがあるんだけど」



士「なんだ?」



暁「さっきの話に出てた男って、私と同じアギトの力を持った人だったの?」



士「あぁ、そいつは最初アギトになれなかった。だがさっき話したとおりそいつはお前と同じアギトになった」



暁「その人と私、似てる?」



士「まるっきり似てない」



暁「ひどっ!」



士「だが、弱い奴を助ける。それだけは似ている」



暁「・・・ありがとう」



士「お礼を言うならこっちの方だ」



暁「え?」



士「あの時、お前が助けてくれなければ俺は死んでいた。ありがとう」



暁「どういたしまして、そしてこれからもよろしく」








鎮守府


龍田「いたいた、やっぱりここにいたのね。天龍ちゃん」



天龍「・・・・」



龍田「天龍ちゃん?」



天龍「なんだこのババア!どっかいってろ!」



龍田「・・・・(え?なに?いやいやいや天龍ちゃんがこんな事言うはずがないわ!そっそうよ。幻聴よ幻聴!)天龍ちゃん?」



天龍「おやっ、きみかわいいね。これから僕とデートにいかない?」



龍田「・・・・(いやいやいや天龍ちゃんがイケメンなはずがないわ。耳だけじゃなく目も悪くなったかしら)・・・天龍ちゃん」



天龍「なんや、筋トレでもしたいんか?」



龍田「・・・・(違う!天龍ちゃんはこんな脳筋じゃない!)・・・あの天龍ちゃん?」



天龍「何か用~お姉ちゃん?」



龍田「・・・・(お姉ちゃん!?・・・いい響き・・・って違う違う!)天龍ちゃんどうしたの!?」 ガシッ



天龍「?なんだよ龍田。血相抱えて」



龍田「よかった~普通そう」



天龍「はぁー!?ひどい言い方だな」



龍田「ごめんなさいね~」



天龍「で?何のようだ?」



龍田「夕食ができたから呼びに来たのよ」



天龍「そうか、なら行かないとな」







大鳳「はぁ、皆の目には絶望しかない。どうにかしたいけど私には何も出来ない」



???「落ち込むなよ」



大鳳「!誰!」



???「誰って・・・魔法使いかな」



大鳳「ま、魔法使い?」



???「そうそう、君に力を与えにね」



大鳳「え?(なに?睡魔が・・・いきなり・・・)」



???「俺がお前の最後の希望だ」





大鳳「はっ!ゆ、夢か。ん?」キラッ


  「なにこれ、指輪?・・・まさかね」






羽黒「はぁ――――(きついです、いくら皆が戦わないといけないのはわかりますが殺気があって嫌になる)」


  「(こうなったら、彼らと組んで謀反でも起こす・・・そんな事したら皆が・・・・)」



???「手を伸ばさないと後悔する事になるかもしれないよ」



羽黒「え?あなたは・・・・」バタッ








瑞鶴「これ、拾ってきたけど、なんなんだろ。メモリとドライバー?」



加賀「仮面ライダーのベルトだと思って付けていろいろ試したけど、今、持ってるメモリだけじゃいけないのかしら」











襲撃時間前


暁「あれ?朝潮は?」



士「あいつは、真正面から行くってよ」



響「朝潮らしいやり方だな」



木曾「・・・あいつ刺客がどうとか言ってなかったか?」



吹雪「まさか、一人で!」



川内「士、それを知っていてそうさせたのか?」



士「・・・そうだ」



夕立「なに考えてるっぽい!?」



士「あいつ、自分の問題だからって言ったから行かせた」



時雨「そんな・・・・」



士「大丈夫だ。あいつを信じろ。それに俺達が全滅したらあいつが帰る場所がなくなる」



木曾「・・・時間だ」



士「よし、行くか」










朝潮「・・・・・・」ブォオオオオオオオオン  キィイイイッ


  「やはり来ましたか、荒潮」



荒潮「うふふっ、わかってたんだ」



朝潮「えぇ、私と同じ姉妹艦の中で戦闘能力が高かったのは貴女しかいませんから」



荒潮「なら、わかるでしょ。組織を裏切った貴女に抹殺命令が出た。朝潮、悪いけど死んでもらうわよ」



スッ カチャン 



二号「・・・・・・」 ビィカァン



朝潮「・・・・・・」 バッ シュオオオオオオオオッ



スッ カチャン



一号「・・・・・・・」 ビィカァン




「「・・・・・・・・」」 バッ







士「なんだ?ああ・・・・なんだと!」



時雨「どうしたの?」



士「ヲ級の艦載機情報で、今行く鎮守府が怪物に襲撃されているらしい」



吹雪「え?」



士「急ぐぞ!」






鎮守府



「きゃああああっ」



「うわぁああああああ」



羽黒「皆!こっちです!」



瑞鶴「こいつら、一体何処から!」



加賀「喋ってる暇があるなら敵を倒す事に集中しなさい五抗戦」



瑞鶴「わかってるわよ!」



大鳳「しかし、こいつら本当にどこから!」




天龍「くっ!早く行け!」 ギィン



龍田「天龍ちゃん!」ブォン



スパイダー「ふん!そんな遅い攻撃効かぬわ!」



天龍「ちっ!気持ち悪い仮面だな!」



???「天龍!俺に代われ!」



天龍「しかたねぇな」



天龍?「よっしゃあ!行くぜ!」 ギィイン ソードフォーム



電王「俺!参上!」



龍田「天龍ちゃんが仮面ライダーに!?」



スパイダー「貴様、仮面ライダーだったのか!」



電王「行くぜ!行くぜ!行くぜ!」








ビーストドーパント「どうした?もう終わりか?」



加賀「くっ!僅かな希望にすがるしかないか」 ガチャン ジョーカー!


  「変身」



「・・・・・・・・・」



ビースト「ふっ、はっははははははっ!おもしれぇ!変身?マジでうけるぜ!」



瑞鶴「そうでもないみたいよ」 チャキ



ビースト「なんだと」



加賀「それは」



瑞鶴「加賀さんそのメモリ。一回抜いて」 サイクロン! シュウウウウン



加賀「嫌な組み合わせですが、足は引っ張らないで下さいね。瑞鶴」



瑞鶴「そっちこそ」



加賀「変身」 サイクロン!ジョーカー!



W「さぁ!あなたの罪を数えなさい」










サメヤミー「ウゥウウウウウウ」



深雪「誰か助けて!」



羽黒「深雪ちゃん!(助けなきゃ、私が!)」 ガチャン ガチャ タカ・トラ・バッタ タ・ト・バ タ・ト・バ タ・ト・バ!



オーズ「はぁあああああっ!はあっ!」ドッ



深雪「仮面・・・ライダー?」



オーズ「速く逃げて!」



深雪「はっ、はいっ!」



オーズ「あなたの相手は私です!」







ミノタウロス「絶望しながら死んでいけ!」



大鳳「させない!」バンッ ババババババババッ



ミノタウロス「邪魔をするな!」



大鳳「これ以上、皆を絶望させない!」 ドライバーオン 


  「変身!」フレイム ヒィヒィヒィヒィヒィ!



ウィザード「さぁ、ショータイムです!」










一号「くっ!流石ですね荒潮」



二号「褒めてくれるのなら死んでくれればうれしいのだけど」



一号「それは、出来ません・・・私には帰る場所があり、そして仲間がそこで待っている・・・だから死ねない、負けられない!」



二号「なら、その願いバラバラに打ち砕いてあげる!」 バッ  ライダーキック



一号「はぁああああっ!」バッ  ライダーキック    バチィ



二号「・・・・・・・・・」



一号「はぁ、はぁ、はぁ」



二号「ううっ・・・・・」バタッ


「なぜ・・・貴女より性能が上なのに・・私は・・負けたの・・・」



一号「荒潮、貴女は力だけで戦った。だけど私は仲間の為に戦った」



二号「気持ちの問題・・・って事ね・・・・」



一号「・・・・」 ガシッ



二号「ふふっ・・・止めを・・・さす気?」



一号「いえ、あなたも一緒に来てもらいます。後ろに乗ってください」



二号「いいの?まだあなたを殺すかもしれないのよ」



一号「その時は、その時です」 ブォン ブォオオオオオオン



二号「(まったく・・・貴女って人は・・・)」








鎮守府




スパイダー「ぐわぁああ!」 バタバタッ



電王「おいおい、そんな程度か?」



スパイダー「貴様っ!」



電王「そろそろ、決めさせて貰うぜ!」 フルチャージ


  「俺の必殺技part2!」 キィイイン



スパイダー「ヤバい!逃げろ!」



電王「逃がすか!」ギィイン



スパイダー「なに!?ぐわぁあ!」 



電王「おらぁ!」  ズシャアアアアッ



スパイダー「マリンズに・・・・栄光あれ!」ドオ――――ン



電王「よっしゃ!決まったぜ!」








ビースト「くっ!うううっ、がああああああああっ!」



W(瑞鶴)「そろそろ決めますか!」



W(加賀)「そうね」 ジョーカー マキシマムドライブ!



W「ジョーカーエクストリーム!」



ビースト「うわぁあああああっ!」 ドオ―――――――ン



赤城「うううっ・・・・」 バタッ ピシッ



W「あ、赤城さん!?」 シュオオオオオオッ



加賀「赤城さん!しっかりして」



瑞鶴「これは・・・加賀さん。どうやらこれのせいで赤城さんは怪物になったみたいです」 



加賀「私達と同じメモリの破片?」



瑞鶴「誰かがこれを赤城さんに渡した。それしかありませんよ」









サメヤミー「シャアアアアアッ」



オーズ「きゃああっ!はっ、しまった!」



ドドドドドドドドッ



サメヤミー「ガァアアアアアッ!」 



オーズ「!?」



ディケイド「大丈夫か?オーズ?」



サメヤミー「グゥウウウウ・・・・・」



ディケイド「決めてやれ」



オーズ「はいっ!」 スキャニングチャージ!


   「セイヤー!」 タトバキック



サメヤミー「ガァアアアアアアッ!」 ドオーン









ウィザード「はぁあああっ!」シャインシャインシャイン キィン



ミノタウロス「うぐぅ!小癪な」



ウィザード「堅いですね・・・あなた・・・」




Ready Exceed Charge



ミノタウロス「なっ!」



ファイズ「はぁあああああっ!」 クリムゾンスマッシュ



ミノタウロス「うぐっ!はぁ!」パリィ 



ファイズ「ちっ外しましたか」



ウィザード「吹雪さん?」



ファイズ「その声は・・・・大鳳さん!?」



ミノタウロス「うぉおおおおお!」



ウィザード「困った暴れん坊牛ですね!」 バインド プリーズ



ミノタウロス「なっ!?動けん!」



ウィザード「今です!」



ファイズ「ありがとう。大鳳さん」 Ready Exceed Charge  グランドインパクト



ミノタウロス「ぐふっ・・・・」 ドオーン








龍田「天龍ちゃん・・・」



天龍「ごめんな、龍田。これが俺なんだ」



龍田「いいのよ、そんな事。」



モモ「ほぉーいい奴じゃねえか」



士「お前はモモタロス!」



モモ「ああ!お前はディケイド!」



暁「うわっ!砂の怪物が喋った!」



モモ「だーれが、砂の怪物だ!」



士「皆、喜べ!過去を変えられるぞ」



川内「過去を変えられる?」



士「ああ、デンライナーでな」



モモ「あーそれなんだが・・・」



士「なんだ?なにか問題でもあるのか?」



モモ「デンライナーはあるんだが・・・時を行き来できなくなっちまって」



士「なんだと!」



モモ「詳しくはオーナーに聞いてくれ」





デンライナー内



オーナー「ひさしぶりですねぇー、ディケイド」



士「あいさつはいい、それよりなぜ時を移動できない!」



ウラタロス「それがこの時間に来たとたん、移動ができなくなっちゃって」



オーナー「私も、この列車に乗って長いですがこんな事は、初めてです」



キンタロス「しっかし、この時に記憶があった子。不思議やったな~」



モモタロス「そうそう、見た目はがきの癖にこんなとこまで跳ばされて、おまけにデンライナーも故障。あいつ厄病神だぜ」



リュウタロス「ねぇねぇ!この子、あの娘にそっくり!」



暁「え?私!?」



ウラタロス「ああ、本当だそっくり」



キンタロス「服も声もそっくりや!」



モモタロス「こいつー・・・お前のせいで!」



暁「し、知らないわよ!私!」


バキィ


コハナ「やめなさい!怖がってるでしょ!」



モモタロス「言う前に手ぇだすかよ。普通・・・」



士「時を移動できないか・・・振り出しに戻ったな」








暁「え!?羽黒さんと大鳳さんも!」



羽黒「うん、私は誰かの声が聞こえて」



大鳳「私は目の前に男の人が語りかけてきて、気が付いたらこれが」



時雨「仮面ライダーになる人は必ずある現象になったね」



瑞鶴「私達は拾ったけどね」



加賀「まさか、五抗戦も拾ってるとは思わなかったわ・・・・ところであなたの肩に載っている動物?はなに?」



瑞鶴「え?この子ですか?この子はメモリを拾ったとき。いつの間にかついてきちゃって」



ファング「・・・・・」



加賀「そう・・・・」








響「荒潮」



荒潮「あら~、響じゃない」



響「朝潮に聞いたよ。君も仮面ライダーになったんだね」



荒潮「と言っても、仮面ライダーを殺すためになったんだけどね」



響「かまわないさ、君がどんな理由でも今は僕達の仲間なんだから」



荒潮「・・・本当、甘いわねあなた達は」



響「それが、仮面ライダーなんだと思うよ」



荒潮「なら、私が知っている事、全部あなた達に話したほうが良さそうね」







士「マリンズ・・・それが第三勢力か」



天龍「そういえば、あの時倒した相手も」



スパイダー「マリンズに・・・栄光あれ!」



モモタロス「言ってたな」



士「おそらく、奴らが怪物やメモリを作り出したんだろうな」



時雨「でもどうやって、その組織は怪物やメモリを作り出したんだろう」



夕立「確かに疑問っぽい」



荒潮「組織にいた私にもわかないわ」



川内「組織の裏に巨大な力を持つ奴がいるって事なんじゃない?」



士「(ショッカーはありえないな。こんな世界、利用価値が無い)」


 「そうかもな、だが俺達にはまだ仮面ライダーが三人見つかってない。まずはそいつ等に逢わないとな」















マリンズ本部



???「くそ!荒潮までもが!」



???「怪人も仮面ライダーにやられました」



???「ですが、怪人およびメモリの運用試験は合格です」



???「そうか・・・しかし裏切り者だけは絶対に許されない」



???「その件は大丈夫です。仮面ライダーに復讐を誓う艦むすを用意してあります。そしてライダー量産計画も」



???「そうか・・・我々には失敗は許されない。怪人たちを送り込み奴らを根絶やしにするのだ!」



???「は!」














基地


那智「羽黒が!?」



天津風「ええ、仮面ライダーになったわ」



大和「・・・・・こうなった以上、私が行きます」



大鯨「大将みずから!?」



那智「待て!今、仮面ライダーだけじゃなく怪物も出ている中、お前がやられたら士気が大幅に下がる!」



大鯨「そうですよ!」



大和「これ以上の彼らの狼藉は許せません。それに私にも力がありますから」



那智「・・・・仕方ない、だが私達も一緒に連れて行け!」



大和「なんですって?」



大鯨「私達は、あなたを信じてついて来たんです!最後までお供させてください!」



天津風「それに貴女が思ってるほど私達は弱くないわよ」



大和「・・・まったくあなた達は」



那智「言っておくがお前がなんと言おうともついて行くからな」



大和「・・・好きにしなさい」



那智「そうさせてもらうさ」



天津風「あなた達、これを」



大鯨「これは?」



天津風「仮面ライダーのデータを基に造った物よ。付ければ戦闘力が格段に上がるわ」



那智「これはまた凄い物を」



天津風「奴らに勝つために作ったんだから有効に使いなさい」



大和「ありがとう天津風、使わせてもらいます」


  「では、行きましょう」



「「おお!(はい!)」」














鎮守府



矢矧「(全員、怯えてる・・・仕方が無いわよね。仮面ライダーはともかく、怪物に命を狙われる事になったんだから)」


  「(なさけない、これじゃあ撃沈寸前の時の私達じゃない。せめて怪物と戦える力があればこの子達は少しだけだけど笑顔が取り戻せるかもしれない)」



???「なら、俺の力を君に貸そう」



矢矧「!?人間!?」



???「君は皆の笑顔を護りたいんだろう?ならこの力は必要になる時がきっと来る」 パァアアアッ



矢矧「うっ・・・」



阿賀野「矢矧、矢矧!起きなさい!」



矢矧「は!ゆ、夢?」



阿賀野「よ、よかった~、死んだかと思ったよ」



矢矧「阿賀野姉、どうしたの?」



阿賀野「どうしたの?じゃないわよ!あなた歩いてる途中でいきなり気失ったのよ」



矢矧「そうなの?」



阿賀野「まったく、心配したんだからね!」



矢矧「ご、ごめんなさい」



阿賀野「わかればよろしい。でも今は休みなさい。あなた昨日から寝てないんだから」



矢矧「わかったわ・・・・・あの夢は一体?」










鈴谷「熊野~遊びにきたよ~ってあれ?いない・・・熊野の部屋にしては少しきたないわね」


  「まぁ来たんだし、掃除しときますか」



掃除中



鈴谷「これで最後っと」カチャン


  「ん?なにこれ・・・カードデッキ?熊野にしては珍しい物を」 ガチャ



熊野「あら?鈴谷なんで私の部屋に?」



鈴谷「遊びに来たんだけど、来たときいなくて。そうそう部屋、ちらかってたからかたずけたわよ」



熊野「ありがとう・・・・その手に持ってるものは?」



鈴谷「掃除中に見つけたんだけど熊野の物でしょ?」



熊野「いえ、私の物ではありませんよ」



鈴谷「そうなの?じゃあこれ、もらってもいい?」



熊野「ええ、構いませんわ」



鈴谷「ありがと、見た瞬間気に入ったから欲しかったんだ」



熊野「それが?・・・私には理解できませんわ」



鈴谷「あれ?」



熊野「どうしました?」



鈴谷「いや、さっき中身空っぽだったのに、カードが入ってる」 シュッ



熊野「へぇー、カードの絵はドラゴンみたいな生き物ですわね」



鈴谷「かっこいいわね」



熊野「でも、何に使って遊ぶかわかりませんね」



鈴谷「そうだね、でもいつか使うかもしれないから取っとくわよ」











荒れた鎮守府



士「お前ら、今回は待機組みと攻略組みを決めていくぞ」



川内「なんで?全員で行った方がいいじゃん」



士「念のための保険だ。怪人がここに来て暴れたら困るからな」



朝潮「確かに奴らが攻めてきたら深海棲艦でも厄介ですからね」



荒潮「で~?どうするの?」



士「俺は必ず行くとして、・・・そうだな行きたい奴は挙手しろ」



木曾「俺が行く」



吹雪「私も」



夕立「私も行くっぽい」



時雨「なら、僕も」



士「あとは・・・いないか。それじゃあお前ら頼んだぞ」







朝潮「・・・・・・・・」



荒潮「あの人の事、心配?」



朝潮「え?誰の事ですか?」



荒潮「士さんよ。あなた士さんの事、好きでしょう」



朝潮「な!?そんなわけないじゃないですか!」



荒潮「そう。なら、わたしがもらうわ~」



朝潮「それは駄目!」



荒潮「なら、もっと自分に自信を持ちなさい。そうしないと盗られるわよ」



朝潮「でも、自信がないのよ・・・私は仮面ライダーだけど体は改造されてるから」



荒潮「そんな事、あの人は気にしないわよ」



朝潮「根拠は?」



荒潮「士さんの目よ、あの人たまに、過去に悲しいことをしたような目をする事があるのよ」



朝潮「悲しいこと?」



荒潮「そう、まるで自分以外が敵みたいなそんな目」



朝潮「・・・・・・・」



荒潮「?なにか、心当たりがあるの?」



朝潮「いえ、なにも(あの時の例え話・・・まさかね)」








鎮守府



熊野「今日は平和ですわね」



鈴谷「そうね~」 キィィン


  「うっ・・・」



熊野「どうかなさいました?」



鈴谷「いや、なにもないわ熊野。すこし頭痛がしただけ」



熊野「そうですか」



鈴谷「(今のは一体?)」



きゃああああ!



鈴谷「!熊野!?」



熊野「は、離しなさいな!」



ボルキャンサー「・・・・・・」  シュン



鈴谷「鏡の中に入っていった!?どうしよう!?熊野が怪物に殺されちゃう!」



???「カードデッキを鏡に向けろ!」



鈴谷「誰!?」



???「あの子を助けたいんだろ!速く!」



鈴谷「こ、こう?」 シュウウウン


  「ベルトが!?」



???「変身って言ってカードデッキをベルトに挿すんだ!」



鈴谷「へ、変身!」 ピィカーン



龍騎「か、変わった!?」



???「その姿なら鏡の中に入れる。あの子を救える」



龍騎「・・・わかったわ、教えてくれてあり・・・いない?今はそれどころじゃない!」 シュイン




ミラーワールド



ボルキャンサー「・・・・・」



熊野「は、離しなさい!」



龍騎「はぁああああ!」 キック



ボルキャンサー「!」 



龍騎「熊野!?大丈夫?」



熊野「その声、鈴谷ですの!?」



龍騎「熊野隠れて!すぐかたずけるから」  ソードベント


  「さぁ、行くわよ!」



???「あ~ぁ、邪魔者が来ちゃった。まぁいいや隙見せた後ろから斬りつければいいんだし、うちの為にやられてもらうで」



龍騎「はぁああっ!」 ギィン キィンキィン



ボルキャンサー「!」 



龍騎「よし!これで・・・」 ストライクベント


  「焼き蟹にしてあげるわ!」 ボォオオオ!



 ドオー――――――――ン



龍騎「よし!」



熊野「鈴谷!後ろ!」



ギィン


龍騎「え?きやぁあああ!」


  「な、なに!?」



???「ちっ、外してもうたか」



龍騎「だ、誰!?」



タイガ「今から殺す相手に言うと思う?」



熊野「その声・・・まさか黒潮ですの!?」



タイガ「あれ?熊野さんいたんやな」



鈴谷「知ってるの?熊野」



熊野「ええ、でもあなたは二週間前に陽炎と共に行方がわからなくなっていた・・・あなた今まで何処にいたのですの!?」



タイガ「ああ、そのことか。それなら陽炎姉さんにはちょっと犠牲になってもらったわ」



龍騎「犠牲?」



タイガ「そうや、うちの契約モンスターを強うするために喰われてもらったわ」


   「このデストワイルダーにな」 アドベント 



デストワイルダー「ウォオオオオオッ!」



熊野「そんな・・・・」



龍騎「許さない・・・あなたは私が倒す!」



タイガ「できるかな?うちを倒すことは」ストライクベント


   「難しいで!」 ジャキン



龍騎「やってみなくちゃ・・・」アドベント ソードベント


  「わからないでしょ!」



ドラグレッダー「ゴォアアアアアアアア!」



タイガ「!そのドラゴンは・・・おもしろい!」



龍騎「はぁああああ!」キィン



タイガ「やぁああああ!」ギィン



ドラグレッダー「ゴォアアアアアアアア!」



デストワイルダー「ウォオオオオオッ!」






その頃 鎮守府




「「きゃあああああ!」」



阿賀野「皆!こっちよ、速く!」



矢矧「非難状況は!?」



阿賀野「これで全員よ」



矢矧「そう、なら睦月さんの援護に行きましょう」





阿賀野「でも驚いたよね。あの睦月ちゃんが仮面ライダーと戦う事を望むなんて」



矢矧「そうね、でも友達の吹雪、夕立が仮面ライダーになって裏切ったんだから仕方ないかもしれないわ」



阿賀野「そうかな?わたしは、友達を止めるためになったと思うんだけど」



矢矧「どっちにしろ、彼女は戦うしかない。それだけよ」






レンゲル(睦月)「やぁあああ!」 キィン



バットイマジン「グゥウウウッ!」



レンゲル「これで!」 バイト ブリザード ブリザードクラッシュ


    「はぁあああ!」



バット「ウグゥウウウ!」 ピシッ



レンゲル「やぁああああ!」 ブォンブォンブォン パリィン!


    「はぁ、はぁ、はぁ、あと四体・・・」




スパイダーファンガイア「シャアアアアッ」



マンティスファンガイア「・・・・・・」



タランテスワーム・パープラ「シャアアアアアア」



オクトパスオルフェノク「・・・・・・・・」




レンゲル「私ががんばらないと、皆が・・・」



タランテスワーム「シャアアアアアア!」



レンゲル「くっ!」



ドオ――ン

 


タランテスワーム「ギャアアアア」



阿賀野「大丈夫!?睦月ちゃん!」



レンゲル「阿賀野さん、矢矧さん。ありがとうございます!」



矢矧「でも、陸上で扱う艤装でどこまでやれるか」



レンゲル「大丈夫です。援護だけでも助かります!」



タランテスワーム「シャアアア」 クロックアップ



レンゲル「え?きゃあああ!」 バシィ



阿賀野「は、速い!うわぁあああ!」



矢矧「阿賀野!きゃあああ!」 ドサッ ガシィ



タランテスワーム「シャアアアア」



矢矧「(死ぬ・・・こんな所で?いやだ、なにもできないまま死ぬのは嫌だ!)」 バキィ



タランテスワーム「!」



矢矧「変わった!?まさか」ドッ バキィ ドカッ  キィイイイン



クウガ「これなら戦える!」



レンゲル「矢矧さん、あなたは」



クウガ「睦月さん、共に戦いましょう」



レンゲル「はい!」



ブレイド「それなら、僕達も」 ライトニングソニック



キバ「戦うっぽい!」 ダークネスムーンブレイク



オクトパス「ギャアアアアア!」ドオ―――ン




スパイダー「ギャアアアアア!」 パリィン



クウガ「あなた達は!」



ブレイド「たとえ裏切り者でも、護りたいものは一緒だからね」



キバ「そうっぽい」



レンゲル「なら、一緒に戦いましょう!」



クウガ「護りたいものを護るために」





ミラーワールド


龍騎「やぁああああ!」ギィンキィンギィン



タイガ「うぐ!やるね」



龍騎「あなたはここで倒す、絶対に!」 ファイナルベント


  「はぁあああああ・・・やぁああああああ!」 ドオォン



タイガ「・・・・」ドオ――――ン



龍騎「・・・・・」



熊野「や、やりましたの?」



龍騎「いや、手応えはあったけど逃げられた」



黒潮『流石やね~鈴谷さん』



龍騎「黒潮・・・」



黒潮『またいつか逢える日、楽しみにしてるで』



龍騎「・・・熊野ここをでるよ」



熊野「ええ」



龍騎「多分わたしにつかまれば出られると思うから」



熊野「わかりましたわ」 ギュッ



龍騎「じゃあ、行くよ」 ギィィン








鎮守府



レンゲル「これで!」ブリザード


    「今です!矢矧さん!」



クウガ「ええ、やぁああああ!」 マイティキック  ドッ



マンティス「ウグゥウウウ!」 ギィュイン  ドオ―――ン



タランテス「シャアアアア」クロックアップ



レンゲル「また、速くなった!」



キバ「大丈夫っぽい!木曾さん!」



カブト「わかってる」Clock Up  ドッバッ ギィンキィンギィン



タランテス「ウグゥ」



カブト「終わりだ」 1,2,3, Rider kick  ギィイイイイン



タランテス「ギャアアアアアアア!」  ドオ―――ン



ディケイド「おー、終ったみたいだな」



キバ「士さん!遅いっぽい!」



ディケイド「仕方ないだろ、お前らが・・・危ない!」ガバッ



キバ「え?」



ドオ―――ン



ディケイド「・・・・がはっ」 ピッチュウウン



キバ「士さん!大丈夫っぽい!?」



アクセル「ほぅ、身を挺して庇うとは」



大和「敵にも仲間を想う人もいるんですね」



ギャレン「それでも敵だけどね」



メテオ「早く終らせましょう」



キバ「大和さん!あなたいい人だと想っていたのになんで!」



大和「裏切り者には慈悲はありませんよ。それに安心してください、あなたもすぐそばに送ってあげますよ」 キュイイイイイン


  「変身」Change Beetle



コーカサス「このバラに彩をくわえましょう。裏切り者の赤い血と屈辱の涙を」



カブト「来たか、黄金の仮面ライダー!」Clock Up



コーカサス「・・・・・」Hyper Clock Up  シュン



ファイズ「うわっ!」 バシィ



キバ「きゃああああっ!」 ドカッ



ブレイド「うわぁああああ!」 バシィ



クウガ「うわぁああああ!」 バシィ



レンゲル「きゃあああああ!」ドカッ



カブト「ぐはっ!」 バキィ



Hyper Clock Over



コーカサス「どうです?わたしの力は?」



ブレイド「クロックアップより・・・速いなんて」



カブト「想像以上・・・だな」



コーカサス「木曾さん、あなたの目的はこのハイパーゼクターですよね」



カブト「!わかっていたか」



コーカサス「あなたは私がこの力を持ってると聞き、裏切り者達と同行し私が出てくるのを待っていたんでしょう?」



ファイズ「そうなんですか・・・木曾さん」



カブト「そうだ。俺はあの力がどうしても必要だった、俺が知ってる球磨や多摩を生き返らせる為に」



ブレイド「な、なんだって」



キバ「それより過去に行けるの?」



コーカサス「ええ、このゼクターは未来、過去にも行ける程の力を持ちます。ですがゼクターは一つ一つに意思を持つ、故にゼクターは選ばれし者しか力を与えない。それに・・・」



アクセル「我々も行くぞ!」



ギャレン「わかってるわよ」



メテオ「行きますよ!」



コーカサス「彼女達もいるので勝つことも難しいでしょうね」





アクセル「ふん!」キィン



クウガ「ぐうっ!(一撃が重い!)なら!」 コォオオオオオッ



アクセル「姿が変わった!?」



クウガ(タイタン)「剣貰うわよ!」 ガシィ ドッ キュイイイイン キィン



アクセル「ぐっ、剣そのものを変えるとは・・・ならこっちも速めにお前を倒させてもらう」 トライアル! ピッピッピッピィー



クウガ「変わった?」



アクセル(トライアル)「さぁ・・・振り切るぞ!」 ギュン ドドドドドドドドドッ ドンッ



クウガ「かはっ・・・速い・・・」



アクセル「流石、天津風が作った強化アイテム、力は格段に上がってるがアクセルの問題点のスピードが別格だ」



クウガ「・・・・・・・」



アクセル「どうした?怖気ずいたか?」



クウガ「いいえ、あなたが強いならこっちも強くなればいいはなしです」 キィインキィインキィイン



アクセル「(なんだ?こいつの周りに黒いオーラが)」



クウガ(アルティメット)「はぁああああああ、はぁあああ!・・・・行きますよ」



アクセル「そんなこけおどしで!」ギュン



クウガ「遅い」 バキィ



アクセル「くぅううう!・・・バカな!お前は私の速さについて来れなかったはず」



クウガ「・・・分かるんですよ、あなたの動きが手に取るように・・・・それにあなた次の一撃で死にますよ」



アクセル「なんだと」



クウガ「パイロキネシスを知っていますか?」



アクセル「パイロキネシス?」



クウガ「ええ、超心理学の超能力の一種、能力は火です」



アクセル「火だと?なら私はどんな熱さだろうとも耐えられる!」



クウガ「そうですか・・・じゃあ喰らってください」 ボォオオオオッ



アクセル「!?あ、熱い!熱いぃいいいいいいいい!」



クウガ「これで終わりです」 キィイイイイン  ドオ――――ン








キバ「爆発!?」



ギャレン「余所見している場合!」 ドキュドキュン



キバ「うっ、わぁあああああ」ドタッ


  「あーもう!隠れ撃ちなんて卑怯っぽい!」



ギャレン「そうかしら、これも戦術よ」



キバ「だったら・・・」 



キバット「バッシャーマグナム!」



キバ(バッシャー)「感覚に委ねてみるっぽい・・・・・そこ!」 バシュバシュン



ギャレン「なっ!?うわぁああああ」



キバ「よし、当たったっぽい!」



ギャレン「ちっ、だったら・・・」 アブソーブクィーン 


    「本気で行くわよ!」 フュージョンジャック



キバ「な!?空飛ぶなんて余計卑怯っぽい!」



ギャレン(ジャック)「そう?だったら早くやられて!」 ドドドドドンッ



キバ「わわっ!・・・だったら一か八か!」 バッ



ギャレン「なっ、ジャンプして突っ込んできた!?なんて無謀な!」 ドキュドキュドキュン



キバ「くぅううう!」ギィン ギィン ギィン  ガシィ



ギャレン「な!」



キバ「この距離ならあなたを確実に落とせるっぽい!」 バシュバシュバシュバシュバシュン



ドオ――――ン



キバ「よっと」



天津風「・・・・・」



キバ「悪いけどこれもらってくっぽい」






ブレイド「くっ、やぁあああ!」 キィン



メテオ「甘いですよ!」 パシィ ドッ



ブレイド「手強い、なら!」サンダー バチバチィ

 

    「はぁ!」 ドォオオッ


メテオ「!」 メテオストーム! メテオ・オン・レディ?



ブレイド「なっ!?分散された!?」



メテオストーム「さぁ、わたしの定めは嵐を呼びますよ!」 シャィン シャィン ドカッ



ブレイド「うぐっ・・・ならもう一度!」サンダー バチバチィ



メテオストーム「させない!メテオストームパニッシャー!」 ドギュゥウウウン



ブレイド「!?うわぁあああああ!」 バタッ



メテオストーム「もう一度、喰らいなさい!」


       「!くっ!」



キバ「時雨!これ使って!」 ブォン



ブレイド「これは?」 パシィ



キバ「さっき、天津風が使ってた物っぽい!クィーンとなにかをあわせて使えば強くなるっぽい!」



ブレイド「なにかって・・・でも使って見るよ!」 Absorb Queen


    「・・・・キングにするか」 EVOLUTION Evolution King  バチィ



キバ「!?」



ブレイド「うぐぅ、あぁああああああああああ!」 ギィンギィンギィンギィンギィン キィイン パシィ



ブレイド(キング)「はぁ、はぁ、はぁ」



メテオストーム「逆に弱ったみたいですね。終わりにしてあげますよ」



ブレイド「それは・・・どうかな?」 Spade Ten Jack Queen King Ace Royal Straight Flush



メテオストーム「メテオストームパニッシャー!」 ドギュウウウウウウウン



ブレイド「はぁあああああ!」 ドォオオオオオオオ



ジュッ



メテオストーム「え?きゃああああああ!」 ピッュウウウウウウン



大鯨「な、なんて威力・・・・」 バタッ



キバ「やったっぽい!時雨」



ブレイド「・・・・・」バキィ



キバ「うぐぅ!・・・時雨?」



ブレイド「ううっ、ああああああああああああ!」 ブォン



キバ「時雨!?」








コーカサス「どうしました、これで終わりですか?」



カブト「ううっ・・・・」



ファイズ「くぅ・・・・」



コーカサス「なら木曾からやられてください」Maximum Rider Power キィイイイイイイン


     「ライダー・・・・キック」 キィンキィンキィンキィン



カブト「くそ・・・・・」サッ


   「え?」



コーカサス「!」 ドゴォオオオ



ファイズ「・・・・・・」 バチィバチ  ピチュウウウウウン



カブト「吹雪!」



コーカサス「流石、吹雪ちゃんですね。こんな無様な事ができるなんて」



カブト「ふざけるな・・・・」



コーカサス「?」



カブト「お前は・・・俺が絶対に倒す!」



コーカサス「ほぅ、ではどうやって?」



カブト「ハイパーゼクター・・・お前に意思があるなら・・・俺に力を貸せ!」



ハイパーゼクター「」ビィイイイイイ



コーカサス「な!?バカな!」



カブト「・・・ハイパー・・・キャストオフ」Hyper Cast Off Change Hyper Beetle


   「ハイパー・・・クロックアップ」Hyper Clock Up



ギュウウウウウウウウン



コーカサス「クッキ・・・・-ダイラ」


     「ライダー・・・・キック」キィンキィンキィンキィン


パシィ!



コーカサス「なに!?」



カブト(ハイパー)「・・・・」 



コーカサス「!ハイパーゼクターがない!?まさか時間を巻き戻したのか!?うぐっ!」



ファイズ「木曾さん・・・・」



カブト「吹雪・・・すぐ終らせる」 Maximum Rider Power 


   「ハイパーキック!」Rider kick


   「はぁあああああああ!」ドギュウウウウウウン



コーカサス「うわぁあああああああ!」 ドタッ ビィイイイイイイン



大和「わたしの・・・力が・・・・・」 バタッ



カブト「吹雪・・・」



ファイズ「信じてました・・・木曾さんが後で助けに来てくれるって」



カブト「ありがとう」




レンゲル キバ「「きゃああああああ!」」



ファイズ「睦月ちゃん!夕立ちゃん!」



レンゲル「ううっ・・・」



キバ「あれ・・・強すぎるっぽい・・・・」



ファイズ「あれ?」



カブト「マジかよ・・・」




ブレイド「ああああああ!」キィンギィン



クウガ「はぁああああ!」ガキィン ドッバキィ



レンゲル「二人とも、別な姿に変身したら暴走して・・・・」



キバ「今、仲間同士で殺し合いし始めたの・・・」



カブト「・・・倒せば元に戻るか?」



レンゲル「わかりません・・・」



キバ「でも止めるにはそれしか方法がないっぽい」



ファイズ「・・・やろう、それしか方法がないならやるしかないよ!」




士「・・・・」



カブト「士?大丈夫なのか?」



士「・・・・どけ」



カブト「え?」



士「あいつらは俺が倒す・・・・変身」  カメンライド ディケイド




ディケイド「・・・・・・」 キィィン



ブレイド「あああああ!」ブォン



クウガ「はぁあああ!」 シュ



ディケイド「目障りだ・・・」 キィンキィンギィン



ブレイド「!」



クウガ「!」



ディケイド「まとめて倒してやる・・・」 ファイナルアタックライド  ディディディディケイド  ブォォン




ブレイド「!」Royal Straight Flush



クウガ「はぁあああああああ、はぁ!」ボォオオオオ



ディケイド「・・・・」 ズバァア ギィンキィン




ブレイド「・・・・ううっ」キィイイイイン



クウガ「うぐっ・・・・・・」キィイイイイン



キバ「!」コォオオオオオッ



夕立「時雨!しっかりするっぽい!」



睦月「矢矧さん!」



阿賀野「矢矧!」



ディケイド「・・・・・」ギィン パァアアアアアッ



士「大丈夫だ、急所は外しておいた」



木曾「・・・・士、お前大丈夫か?」



士「ああ、大丈夫だ」



木曾「そうか・・・・」




龍騎「よっとあれ?」



熊野「なんですかこの惨状は?」





鈴谷「なるほど、大体わかった」



熊野「私達が鏡の世界に行ってる間にそんなことが」



木曾「ちょっといいか?鏡の世界って何だ?」



士「正確にはミラーワールドって言うがな、龍騎はそこで戦う仮面ライダーだ」



ピピピピピピピピ



士「?なんだ?・・・こちら士なにか」



飛行場姫『士ちゃん帰ってきたら・・・きやぁあああああ!』



士「!?おいどうした!飛行場!応答しろ!」



???『Hey、仮面ライダー聞こえてる?』



士「その喋り方あの時の!」



金剛『そうデース、金剛デース」



士「お前死んだはずじゃあ」



金剛『私はしぶといんですヨー』



士「お前、他の奴らはどうした!」



金剛『彼らなら我々の新たな基地に送りました、助けに来たければそこにいる大和に聞いてくだサーイ!』 ブッ



吹雪「どうかしました?」



士「あいつらが捕まった」



木曾「なんだと!」



大和「ん?」ピピピピピピピピ


  「こちら大和・・・・あなただれ?」



???「酷いな~うちの事をそんな風に言うなんて」



大和「なにか、用でも?」



???「あ~そうそうあなたの基地、のっとったから」



大和「なんですって!」



???「仮面ライダーつれてきてな、ほな」 ブッ



大和「・・・そんな」



士「おい、お前の基地はどこだ!」



大和「・・・占領されたわ・・・もう私にはなにも残っていない・・・・」 パシン



士「・・・・」



大和「・・・・吹雪ちゃん・・・・・」



吹雪「しっかりしてください、あなたそれでも指揮官だったんですか!今のあなたがそんなんでいいんですか!今まであなたに付いて行った人達に失望させないでください!」



大和「・・・そうですよね・・・・天津風!」



天津風「はい!」



大和「あなたは基地のセキュリティーに携わった。あなたは基地に安全に侵入できるルートを考えて」



天津風「わかりました」



大和「那智と大鯨は他の支部に行き、ライダーシステムの装着者達を集めて」



那智「は!」



大鯨「わかりました!」



大和「これが今私ができる事です。・・・後は頼みます」



士「ああ、まかせろ・・・・お前ら必ずあいつらを助け出すぞ!」



「「はい!」」












占領された基地


黒潮「これでよしっと」



金剛「奴ら来ますかネー」



黒潮「来ると思うよ、仲間の為なら命は惜しくないと思うし」



金剛「・・・・それも仮面ライダーだからデスカ?」



黒潮「そうかもね」



???「それでも奴らは生贄になってもらわないといけません」



???「それに我々の目的の為だ。仕方ない犠牲だ」



金剛「翔鶴に球磨デスカ」



翔鶴「ひさしぶり・・・いや、始めましてですかね」



球磨「もともと死人だったお前を回収したんだからな。我々組織の為に働いてもらうぞ」



黒潮「で?回収した仮面ライダーは?」



翔鶴「それなら、丁寧に装置に貼り付けて来ました」



球磨「ほんと、あれはなんだ?鎖で縛り付けられたら全員石像になったが」



黒潮「さぁ?本部から送られてきた代物やからな。うちにはわからへん」



金剛「・・・・そういえばここにはあと13人来るって聞いたケド?」



翔鶴「あとで来るそうですよ」



黒潮「ま、うちらは命令どおりにしてればいいんやし、来るまでのんびりさせてもらうで」



金剛「・・・私は復讐できればそれでいいネー」









艦むすのリーダー大和を倒したつかのま、第三勢力、マリンズが宣戦布告をした


そして捕まった仲間達


仮面ライダーそして艦むす。彼らは捕まった仲間を助け出し、マリンズを倒せるのだろうか・・・・・・・・・・・・・・











武蔵「ああ、もう奴らの思惑通りに進んだ」



  「そうだな・・・・私や長門、青葉にも細心の注意をする。安心しろ」



  「提督」














占領基地より北から20km程



士「で、どうするんだ?」



大和「私達は北側の資材搬入ゲートに行き極秘通路で基地に侵入します」



吹雪「極秘ルート?」



天津風「わたしが作っていた強化アイテムを敵に奪われないように私が造った通路よ。まぁ、それ以前に敵が入らないようにいつも侵入者迎撃プログラムを作動しているんだけどね」



鈴谷「ちょ、ちょっと待って、それ今も起動してるの?」



天津風「もちろん、だけど私の指紋と網膜をセンサーで感知して解除されるから大丈夫よ」



木曾「・・・ちなみに聞くが全電力遮断されたらプログラム解除されないのか?」



天津風「その点もご心配なく。そうなった場合、基地全体に自爆シーケンスが移行され基地周辺は跡形も無く吹き飛ぶわ」



時雨「え!?」



夕立「うそだよね?」



大和「本当です。のっとられるぐらいなら自爆させた方がいいと私が発案しました」



矢矧「どおりで基地周辺だけ殺風景なわけですか」



士「だが、殺風景だからすぐ奴らに気づかれるぞ」



天津風「簡単に行けるので大丈夫ですよ・・・・皆さん隠れて!」




ブロロロロロロロロロロロッ



戦闘員「まったく資材搬入はいいねぇ~休憩時間は短いけど敵と戦わないし、ご飯が付くからってうわっ!」 キィイイイイイイ


   「なんだ?艦むすか?・・・・生きてるのか?」 ガシィ


   「え?」



ドキュン  バタッ



天津風「出てきて良いですよ」



士「なるほど、トラックの荷台に乗り込めば、ばれないってことか」



天津風「ええ、三日前からトラックが行き来していたので目をつけたんです。奴ら、荷台のチェックは一切してなかったので」



大和「でも誰が運転するの?」



士「・・・・俺がやる。お前らは荷台に乗れ」










検問


戦闘員(士)「資材搬入だ ゲートを開けてくれ」



監視員「了解 合言葉は?」



天津風「(そんな!合言葉なんてあったの!?)」



時雨「(ヤバイね。これは)」



戦闘員(士)「らりるれろ、だ」



夕立「(メタ○アはないっぽい!)」



木曾「(こうなったらクロックアップで・・・)」



監視員「OK、今開ける」



艦むす一同「「(ええええええええ!?)」」




資材搬入ゲート内


士「・・・・・敵はいないな、お前ら出て来て良いぞ」



天津風「・・・どうして合言葉分かったの?」



士「運転席の所にこれがあってな」 ピラッ



時雨「えーっと『メタ○アで愛国者の事を兵士に聞くとどうなる?』」



矢矧「クイズの答えが合言葉なんですね」



士「それより、早く行こうぜ」



天津風「こっちよ」



夕立「壁っぽい?」



天津風「よっと」カシャン  スッ ピィー  ウィイイイイン



時雨「カードキーで開くのか」



天津風「敵から逃げるためだからエスケープキーってね。行くわよ」




天津風「あった・・・・よしちゃんと機能してる」 ピッ



アナウンス「指紋および網膜パターンを照合・・・・・・・認証しました。警護システムLevel5からLevel2に移行」シュウウウウウウン



天津風「よし、後は・・・吹雪これを」 ポイ



吹雪「わっ!なんですかこれは?」



天津風「ファイズ専用の強化ツールその名もSB-555 T ファイズブラスターよ。説明書これだから行くまで読んどきなさい」



吹雪「はい!」



鈴谷「・・・・他に無いの?」



天津風「無いわよ」



鈴谷「さらっと言うね~」



大和「で、これからどうするの天津風」



天津風「ここからばれないようにハッキングして囚われた人を見つけます。もし見つかったとしても警護システムがLevel2なので入口はどんな攻撃でも開きませんよ」



士「ところで、他のライダーは?」



大和「先程、全員集めたと連絡がありました。今は指示があるまで待機しています」



士「そうか・・・お前はどうなんだ?」



大和「・・・・コーカサスゼクターはもう来ません。あのゼクターは最強の人しか選びませんから」



士「でも、お前は付いて来た。なぜだ?」



大和「こんな事態になったのは私の責任です。それに彼らは名護提督いや全ての人間を私達を使って殺そうとしました。私はそれが許せません」



吹雪「大和さん・・・・・」



士「・・・・・」スッ



大和「これは?」



士「俺が持ってるライダーカードの最後の消えた力だ。こいつは友達を殺し、親友には裏切られ、何度も死ぬ目にあった」


 「だがこいつは最後まで諦めず仲間も見捨てなかった。たとえどんな困難があってもな」



大和「・・・・・」



???「変えたいか?この状況、世界を」



大和「変えたい、元の皆が笑ってたあの時のように」



???「なら、君に力を貸そう」 




パァアアアアアアアアッ



時雨「うわっ!?」



木曾「なんだこの光!?」



夕立「眩しいっぽい!?」





大和「これは・・・・・」



士「お前の新しい力だ」



吹雪「や、やりましたね!大和さん!」



大和「そうね・・・皆これからお願いします」



天津風「・・・・・ん!?なにこれ!?」



大和「どうしました?」



天津風「監視カメラの映像でこんな物が」



士「これは・・・・!」



吹雪「暁ちゃん!響ちゃん!川内さん!皆!」



木曾「他の皆、ライダーのまま石像になっている!」



士「ここはどこの映像だ!」



天津風「・・・・・!?場所が特定できない!?」



時雨「そんな!」



夕立「・・・・待って、天津風。その監視カメラ、音拾える?」



天津風「え?ええ、出来るわよ」



夕立「もしかしたら、キバの力をもった私ならどこかわかるかも」



天津風「よし、音声良好、夕立!」



夕立「・・・・・・・・・・・・何かが動いてる音?そして電子音が聞こえる」



天津風「・・・・・・・・・・・・!わかった!地下資材搬入リフトよ!」



大和「そういえば、地下はまだ手付かずでしたね」



天津風「あそこは、まだ監視カメラの作動テストはまだやってなかった。だから位置がわからなかったんだ」



時雨「なら、急ごう!皆を助けに!」



大和「なら警備を分散させましょう。那智、大鯨聞こえる、攻撃開始!」









那智「了解した。撃ち方始め!」



大鯨「砲撃開始!」









占領基地


黒潮「砲撃音!うわっ!」



球磨「あいつら来たか」



金剛「どうするネー」



黒潮「警備の半分を向わせるんや、中に入ってきてもうちらでどうにかなる」








開発室


天津風「・・・・陽動は成功。警備の半分は別働隊に向ったみたいです」



大和「では、行きましょう。天津風はここで私達のバックアップを」



天津風「了解しました。ご武運を」



士「無理はするなよ」



天津風「わかってます」









士「で?どこに行けばリフトに着くんだ?」



大和「ここからだとそう遠くはありません。ついて来て下さい」



矢矧「しかし、あの映像で見た装置はなんでしょうか?」



木曾「さぁな、だが仲間が捕まってる事に変わりは無い」



大和「ここです」



士「やはり、リフトは下がったままか」 



大和「天津風、リフトは動かせる?」



天津風『流石にリフトはボタンを押して動くのでこちらでは対処できません』



ウィイイイイイイイン ガコン



吹雪「・・・・・来ましたね」



木曾「どうやらこの先に誰かいるみたいだな」



時雨「それでも行かないといけない」



士「・・・乗るぞ」 ピッ


ガコン  ウィイイイイイイイイイン







地下



ガコン



士「・・・・・・」



夕立「静かっぽい・・・・・」



鈴谷「油断はしないようにね」



金剛「やっと来ましたか、仮面ライダーの皆さん」



吹雪「金剛さん!?」



金剛「ブッキーですか、久しぶりですネー」



大和「なぜあなたが!?」



金剛「拾われたんですよ、マリンズにね。おかげで私はこうして生きていられます。そして」スッ カチャン ビィカン



V3「仮面ライダーを倒せる力をもらいマシタ」



士「やっぱりそうなるか」



V3「しかし、仮面ライダーを倒す力をもらったのにまさか捕まえて来いなんて聞いた時は組織が嫌になりましたよ」


 「ですが、あなた達が侵入しここにいるのは私しか知りません。だからあなた達はここで死んでもらいます」



時雨「・・・・なら戦うしかないか」



吹雪「時雨ちゃん」



夕立「私達は仲間を助けにここに来た。その邪魔はさせないっぽい!」



木曾「それに、マリンズは俺達が潰さないといけない」



鈴谷「その為には戦うしかない」



吹雪「・・・・そうだよね」



大和「あなたに恨みはありませんが倒させてもらいます」



士「一対七だが悪く思うなよ」



「それはどうでしょうか」



V3「・・・・・翔鶴と球磨ですか」



翔鶴「流石に独り占めはいけませんよ。金剛さん」 エターナル



球磨「お前が考えそうな事だと思ってた」 ビィイイイイイイイン パシィ



「「変身」」 エターナル! Henshin



エターナル「これで三対七です」



ダークカブト「とっとと始めよう」



士「そうするか」



「「変身!」」 



ディケイド「・・・・・」バッ



V3「来い!」



エターナル「遊んであげますよ。おちびさん達」



ブレイド「僕達をなめると」



キバ「痛い目を」



ファイズ「見ますよ!」



カブト「球磨姉さん・・・あなたを倒す!」



ダークカブト「やってみろ」



ビスマルク「へぇ、面白い事やってるじゃない、私も混ぜなさい」カモン! バナナオン! Knight of Spear



バロン「はぁああああ!」 ガァン



鎧武「邪魔はさせません」



バロン「いいわ、相手してあげる」



龍騎「助太刀します!うわっ!?」



黒潮「わるいけど、あなたの相手はうちや」 キィイイイイイン



リュウガ「あの時の借り返させてもらうで」



龍騎「帰り撃ちにしてあげるわ!」





ディケイド「なぜだ」



V3「?」



ディケイド「何故お前らは世界を破壊しようとする!?」



V3「そんなの簡単ネー。私達は元は戦艦、人間達に造られそして死んでいった。だから今度は逆に人間達を滅ぼしてやるネー!」ドガッ



ディケイド「くっ」



V3「はぁあああああああ!」V3ダブル反転キック



ディケイド「ぐゎあああああああ!」 シャイイイイン バタッ





ファイズ「士さん!」



エターナル「余所見している場合?」 シャィン



ブレイド「三人で戦ってるのになんて強さだ!」



キバ「こうなったら・・・・・・!タツロット!」



タツロット「わかりましたよ、夕立さん!」



ブレイド「僕達もやるしかない!」Absorb Queen Evolution King



ファイズ「そうだね・・・・・!」Awakening ピッピッピッ Standing by



タツロット「変身!」キィン キィン キィイン



エターナル「へぇー、まだそんな力があったんですね」



ブレイド(キング)「ここからが本当の戦いだ」



キバ(エンペラー)「覚悟するっぽい!」



ファイズ(ブラスター)「さぁ、行きますよ」



エターナル「たしかに今のあなた達には敵わないでしょうね。なら、私も本気をだすとしましょう」Zone マキシマムドライブ



ブレイド「メモリが!」



エターナル「あなた達とは力の差が違う!はぁあああ!」ブラッディヘルブレイド



「「うわぁあああああああ!」」



エターナル「さぁ、地獄を楽しみなさい」




ダークカブト「・・・・・ちっ、翔鶴の奴力出しすぎだろ」



カブト「球磨!」



ダークカブト「まったく、妹も血気さかんだ」



カブト「お前に妹呼ばわりされるつもりはない!」ガキィン



ダークカブト「そうか?お前は球磨型、その事に変わりは無い!」ドガッ



カブト「うぐぅ!」



ダークカブト「終らせてやる・・・ライダーキック・・・・はぁ!」 1,2,3, Rider kick ドオォン



カブト「くそ・・・・・」





鎧武「くっ!」 ガァンガァンガァン



バロン「どうしたその程度か!」シュシュシュシュ



龍騎「やぁあああ!」 ブォン



リュウガ「甘いんだよ!」ガキィン  キィンキィン



龍騎「うわぁああ!」



鎧武「くぅうううっ!」



バロン「終らせて挙げるわ」バナナスカッシュ!



リュウガ「さようなら」ファイナルベント



鎧武「まだです!」オレンジスカッシュ!



龍騎「これで決める!」ファイナルベント



バロン「はぁ!」ズシャアアアアア!



リュウガ「はぁあああ!」ドッ!



鎧武「やぁあああ!」ズバァアアア!



龍騎「はぁあああ!」ドッ!




ドォオオオオオン




鎧武「・・・・ううっ」



龍騎「うっ・・・・・」



バロン「ふん、あっけない」



リュウガ「これで役者はそろったな~」







ジャラジャラジャラジャラ



ディケイド(石像)「」



クウガ(石像)「」



ブレイド(石像)「」



キバ(石像)「」



ファイズ(石像)「」



龍騎(石像)「」



カブト(石像)「」



鎧武(石像)「」



V3「?一つだけ残っていますが」



エターナル「それはあなたの場所よ」



V3「え?うぐっ!」ズザザザッ



リュウガ「まさか、仮面ライダーを倒せば任務終了・・・なんてそんないい話ないで」



V3「!最初から利用するつもりだったんですネー!」



バロン「気づいてないなんて愚かね」



V3「おぼえて・・・なさい・・・必ず・・・あなた達を・・・・・・・・・」 石像化



黒潮「さてと、計画を最終段階に移行する。天津風、一人を連れてきてありがとな」



天津風「簡単な仕事だったわよ。信用されてたから普通に倒せたわ」



翔鶴「しかし、矢矧は何をしていたんでしょう」



球磨「さぁな、今考える事でもないだろ」



ビスマルク「さて、後は外にいる奴らを殲滅するだけね」












こうして全ての仮面ライダーは囚われ、この日世界は崩壊する・・・・・・














はずだった












メテオ「那智さん、大和さんから報告は!?」



アクセル「駄目だ。反応がない」



ガタック「大鯨さん、那智さん!」



アクセル「電か、どうした」



ガタック「南から移動してくる物体があります!」



アクセル「なんだと!?」





G3ーX「くぅ!数が多すぎです!」



G4「大井っちまだまだいけるよね!」



G3ーX「当たり前です!」




ブォオオオオオオオン



G4「!うわっ!?」



G3ーX「なにあれ、車!?」



タイヤフエール! ドドドドドドドッ



「「ギャアアアアアア!」」 ドオーン





???「このまま、突っ込むよ!」






黒潮「・・・なんやて!敵が基地に進入した!?至急、迎撃に迎え!」



翔鶴「どうしました?」



黒潮「敵が一人でこの基地に進入した。戦闘員を向わせたからどうにかなるやろ。うち達はこのままこいつらを復活させないように記憶の中に飛ばなきゃいけないからな」



ビスマルク「もし記憶の中でやられたら?」



黒潮「大丈夫や、一時的に干渉できなくなるだけや。安心して」









戦闘員「ぐわっ!」


   「ぎゃあ!」



???「こんな奴らにかまってる暇は無い!」


   「あった、リフト」




地下


???「・・・・一足遅かったか」



鳴滝「仮面ライダーを助けたいか?」



???「あなたは?」



鳴滝「わたしは鳴滝、全てのライダーの味方だ」



???「なら、早く彼らの元へ送って」



鳴滝「わかった。仮面ライダードライブ、君を彼らの元へ送ってやろう」



ドライブ「・・・・・・」シュイイイイイン










???



ドライブ「あれ?ここは・・・」



???「この先を進め、君の仲間がいる」



ドライブ「私の・・・仲間?」





ドォン



ドライブ「!」 バッ



ディケイド「ドライブ・・・お前もこの俺が破壊してやる」



ドライブ「こいつは!」



ディケイド「やぁああああ!」 ブォン



ドライブ「来て!ハンドル剣!」 キィン



ディケイド「はぁっ!」 ドカッ カチャ ドドドドンッ



ドライブ「くぅ!正確な射撃にはこれだ」 タイヤ交換! タイプテクニック!



ドライブ(テクニック)「・・・そこ!」ドキュンドキュン



ディケイド「うぐっ!これならどうだ」アタックライド クロックアップ



ドライブ「対抗策はある!」タイヤ交換! タイプフォーミュラ!



ドライブ(フォーミュラ)「はぁ!」ギュュュュン ドカッバキッドゴッ



ディケイド「バカな!?」



ドライブ「これで止め!」フルフルフォーミュラ大砲!



???「駄目だ!この人を倒してはいけない」



ドライブ「え・・・・・?」



???「思い出してくれ、君がその力を持つ者になった理由を」



ドライブ「私が力を持った理由?」











???「ここは鎮守府・・・・・?」



秋月「やっぱりここにいたんですね」



???「秋月ちゃん」



秋月「・・・・まだ自分を責めてるの島風ちゃん」



島風「・・・・わからない」



秋月「私が戦えなくなったのは、島風ちゃんのせいじゃないよ」



島風「ううん、秋月ちゃんがそうなったのは私のせいだよ。私が油断しなかったら秋月ちゃんはそんな体にならなかったから」



秋月「私は大丈夫だよ、明石さんもリハビリすれば直るって言ってたから」



島風「でも私は唯一の相棒を私のミスで傷つけたそれだけは事実だよ。・・・・・じゃあね」



秋月「島風ちゃん・・・・・・・・・」



島風「(・・・私は敵がまったくでない海域の哨戒任務中に浮かれていた。だけどそれが命取りになってしまった)」





哨戒任務中


島風「暇だね~」



秋月「それだけ平和だって事でしょう、早く帰って間宮にでも行きましょう」



島風「いいね、なら速く終らせよう」



ドーン



秋月「攻撃!?」



島風「秋月ちゃん!東に敵確認!」



秋月「こちら第二哨戒専門艦隊、本部応答せよ、敵を確認直ちに増援を送ってください」



『こちら本部了解、直ちに増援を送る。君達はその増援と合流せよ』



秋月「了解。島風聞いてた通りよ・・・・島風?」



島風「は、離して!」



潜水カ級「・・・・・・・」



秋月「島風!この!」ドーン



潜水カ級「」ドーン



秋月「大丈夫?」



島風「ありがとう・・・・・・え?」ビチャ



秋月「・・・・・」 バタ



島風「秋月ちゃん!しっかりして!秋月ちゃん!」










島風「あの時索敵を怠っていなければ・・・」



???「君は本当に仲間想いなんだな」



島風「ベルトさん・・・・」



ベルトさん「だが、君はいつまでそんな弱気になってるつもりだ?そんな状態では一生前に進めないぞ」



島風「・・・別にベルトさんの問題じゃないでしょ」



ベルトさん「・・・・すこし話を聞いてくれるか?わたしがここの世界に来る前、わたしとパートナーになってくれた人の話だ」


     「彼は警察官で君と同じくパートナーがいた。彼とパートナーは凶悪犯を追い詰めた最中、突然ある現象がおこった」



島風「ある現象?」



ベルトさん「その現象は後に重加速と呼ばれる現象だ。重加速中は動きがゆっくりになってしまう」


     「そんな事は誰も知らなかった。彼は突然起こった重加速中に間違えて拳銃を撃ってしまった」


     「その弾丸はタンクに当たってしまい、爆発した。パートナーは爆発に巻き込まれ重傷になった」



島風「そうなんだ・・・・・」



ベルトさん「その日を境に重加速は頻繁にみられるようになった。彼は重加速専門の課に配属されたそしてある事を境にロイミュードと呼ばれる怪物を倒す戦士になった」



島風「その人は?」



ベルトさん「すまない、わたしもこんな姿だからな。記憶があまり残されていないんだ。だがわたしはその彼と君は似ていると感じている」



島風「それでもわたしは・・・・・・うわっ!」ズゥウウウウウウウウン



ベルトさん「この世界にも重加速が!シフトカー!」



島風「あれ?普通に動ける?」



ベルトさん「シフトカーのおかげだ。それを身に付けると重加速を普段の速さで動ける。それよりこの重加速が起きたと言う事は・・・」



島風「さっき言ってたロイミュードがいるって事?」



ベルトさん「おそらくそうだろう速く見つけないと大変なことになる!」



島風「じゃあ、速く見つけないと!」



ベルトさん「島風、わたしも連れて行ってくれ。わたしも君のサポートぐらいはできる」



島風「わかった」







ドオーン



島風「爆発音!?この方向まさか!」


  「やっぱり病院!秋月ちゃん!」




秋月「くっ!火の手が広くなってきた」



島風「秋月ちゃん大丈夫!?」



秋月「島風!?どうしてここに」



島風「助けにきたに決まってるでしょ!ほら、手を貸すから立って」



秋月「ありがとう」






ドオーーン



島風「危なかった・・・・・」



秋月「一体誰がこんな事を・・・・・」



ロイミュード「派手にいったぜ!後は出てきた奴を殺すだけだ」



島風「あいつがロイミュード!?」



ベルトさん「そうだ!奴がロイミュードだ!奴を倒すにはドライブになるしかない」



島風「ドライブ?」



ベルトさん「そうだ、仮面ライダードライブに君がなるんだ」



秋月「仮面ライダー!?島風なっちゃ駄目!」



島風「でも、」



秋月「仮面ライダーは敵としてみなされてる!なったらあなたが一生狙われ続ける」



ロイミュード「おっ、あそこに避難した奴が一杯いるな」



島風「・・・・ごめん秋月ちゃん」



秋月「島風・・・・・」



島風「わたしはもう秋月ちゃんみたいな人をつくらせたくない・・・・だがら見てて、私の・・・トップギア! 変身!」 キュルルルルルル



ギュン ドライブ!タイプスピード!



ドライブ「行くよ!」










ドライブ「そうだ、わたしは人を護るためにこの力を手に入れたんだ!そしてわたしは、仮面ライダードライブ!」





ピシッパリィン



???



???「思い出してくれたようだな」



ドライブ「あなたは?」



???「私か?・・・・そうだな193とでも呼んでくれ」



ドライブ「ここは?」



193「ここは仮面ライダー達の閉ざされた記憶が眠る場所だ。ライダー達は石像の状態だが彼らは敵に支配されている。いきなりだが君には全ての仮面ライダーを救い出して欲しい」



キンタロス「お願いや!天龍達を救ってくれ!」



ドライブ「この人達は?」



193「ここに眠るライダーの記憶から出てきた仲間だ」



ウラタロス「僕からもお願いするよ」



リュウタロス「お願い!天龍を助けて!」



キンタロス「わいらも出来る限りのサポートはする」



ドライブ「わかった。やってみるよ!」








こうして仮面ライダードライブこと島風は全てのライダーを救い出せるのだろうか・・・・・・・





解放された仮面ライダーは  1人









閉ざされた記憶[クウガ編]



ドライブ「それじゃあこの仮面ライダーを助けに行ってくる」



193「きょうつけろ、君が最初にあった奴と同じように襲ってくるかもしれない」



ドライブ「わかった。じゃあ・・・行くよ」シュウン






雪山



ゴォオオオオオオオオッ



ドライブ「寒い!雪山、こんな所にいるの?」



ン・ダクバ・ゼバ「ふふっ君は僕を楽しませてくれるの?」



ドライブ「あれは・・・・?」



クウガ「0号・・・なんとかしないと」



ドライブ「クウガ・・・・・・でもなんだろうなにか・・・違う」



ベルトさん「なにか疑問があるのかい?」



ドライブ「うん、わたしが聞いてるクウガは矢矧って言う艦むすなんだけど、あのクウガはなにかが違う」



ン・ダクバ・ゼバ「ふふっ」ボォウ



クウガ「うぐっ!」



ン・ダクバ・ゼバ「どうしたの?もっと強くなって僕を笑顔にしてよ」



クウガ「くそっ」



ン・ダクバ・ゼバ「逃げたか・・・・君は楽しませてもらえるかな?」



ドライブ「楽しませるかどうかわからないけど相手してあげる!」







???「じゃあ見ててください・・・・俺の最後の変身」





ドライブ「ぐうっ!」ドサッ



ン・ダクバ・ゼバ「・・・・・・」



クウガ(アルティメット)「・・・・・・・・」



ドライブ「クウガ!?」



ン・ダクバ・ゼバ「なれたんだね・・・究極の力を持つものに」



アルティメットクウガ「・・・・・・」



ン・ダクバ・ゼバ「・・・・・・・」ボォウ



アルティメットクウガ「・・・・・・・」ドォッ ボォウ



ン・ダクバ・ゼバ「・・・・・」バッ



アルティメットクウガ「・・・・・」バッ



ドカッ



アルティメットクウガ「ぐぅ!」 ドサッ



ン・ダクバ・ゼバ「くっ!」ドサッ



ベルトさん「島風、どうやらここは君が言った矢矧が力を授けた者の記憶だ」



ドライブ「え?」



ベルトさん「君が違和感を覚えたのもなっとくできると思うが」



ドライブ「じゃあ、矢矧ちゃんはどこに?」



アルティメットクウガ「はぁあああああ・・・・はっ!」アルティメットキック



ン・ダクバ・ゼバ「ぐぅうううううっ!うわぁああああああ!」ギュウウウウウウウン ドオーン



アルティメットクウガ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・やった」



???「・・・・」バッ ドカッ



アルティメットクウガ「ぐわっ!」



ドライブ「!?なにが!?」



アルティメットクウガ「もう一人の・・・・・・・クウガ?」



クウガアルティメット(ブラックアイ)「・・・・・・」



ドライブ「クウガが・・・・・二人!?」



ベルトさん「不味いぞ島風!もしあのライダーが本物を倒したら大変なことになるぞ!」



ドライブ「大変な事?」



ベルトさん「仮面ライダークウガの世界がなくなり、その力を持ってる者は消える」



ドライブ「なら、本物を助ける!」





アルティメットクウガ「くっ!」



クウガアルティメット「・・・・・・・・・!」 ギィン



ドライブ「助太刀します」



アルティメットクウガ「ありがとう、誰だか知らないけど助かるよ」



クウガアルティメット「・・・・・・・」



アルティメットクウガ「だけど、俺の力だけでどうにかしてみせる」



ドライブ「だけど・・・・」



アルティメットクウガ「あの人もクウガなら俺と同じように護りたいものがあったはずだ」



クウガアルティメット「・・・・・・!」 バッ



アルティメットクウガ「思い出せ!君が護りたかったものを!」ガシッ



クウガアルティメット「私が・・・・護りたかったもの・・・・・・?」



アルティメットクウガ「そうだ、君が護りたかったものだ」



クウガ「そうだ・・・わたしは皆の笑顔を護りたかった・・・だからこの力を手に入れたんだ・・・・・!」



ベルトさん「どうやら、本来の意思が戻ったみたいだな」



クウガ「すみません、この力を授けたあなたに襲うなんて事をして」



アルティメットクウガ「いや、君がその意思があるだけで俺は満足だよ」



ドライブ「・・・・あれ?193さんから連絡が・・・・」



193「島風!早く矢矧を連れてその世界から出ろ!」



ドライブ「どうしたの?」



193「そこのゲートが閉じつつある、早くしないとその世界に閉じ込められるぞ!」



ドライブ「わかった!矢矧ちゃんここから出よう!」



クウガ「わかったわ、・・・・・あなたの名前は?」



アルティメットクウガ「俺は雄介、五代雄介」



クウガ「雄介さん、ありがとうございました」



アルティメットクウガ「・・・・君にまた会える日を楽しみに待ってるよ」



クウガ「・・・・・・はい!」 タッタッタッ



アルティメットクウガ「・・・・後は頼んだよ、193」



193「ああ、任せておきなさい」











ドライブ「よっと」



193「お疲れ様でした、島風」



ドライブ「ありがとう、あれ?矢矧ちゃんは?」



193「すぐ出てきますよ」



クウガ(石像)「」ピシッパキィン



クウガ「・・・・解放されたみたいね」



ドライブ「矢矧ちゃん!」



193「始めまして、矢矧さん。わたしは193と言います」



クウガ「始めまして193、わたしは矢矧と言います」



193「これで後、14人ですね」



ドライブ「この調子で他の人たちも解放させよう!」






???


黒潮「あれ?一人解放されてる!?」



球磨「どうした?」



黒潮「誰かが仮面ライダーを解放させた!」



翔鶴「どうします?」



黒潮「しかたない・・・全員、担当する所に行き、待ち伏せし迎撃するんや!」









解放された仮面ライダーは  2人










閉ざされた記憶[キバ編]




島風「今度は誰を助けようか」



矢矧「島風、今度は私が行きましょう」



島風「え?いいって二人で別々に行けば効率いいし」



ベルトさん「いや、矢矧の言うとおりだ。君は見た目以上に疲労している。矢矧にまかして君は休みたまえ」



193「そうだ。もしもの事態に備えて君は休んだほうがいい」



島風「・・・・わかった。じゃあ矢矧、頼んだよ」



矢矧「ええ、任して」



193「では誰を助ける?」



矢矧「キバ・・・いえ夕立を助けに行くわ」



193「わかった。では手を添えろ」



矢矧「・・・・・・・・・」スッ




シュイイイイイイン









矢矧「・・・・どうやら無事に入れたみたいですね」



ラットファンガイア軍団「「シャアアアアア!」」



193「矢矧、聞こえますか?今、調べたのですがどうやら敵が前の戦いで仮面ライダーが解放されたのがばれたようです」


  「敵の介入がこれからもあるかもしれません」



矢矧「わかったわ。ところで夕立の場所は?」



193「それが、敵の介入により位置が特定できません。敵がキバの目覚めを邪魔しているようです。ですから敵の指揮官を捜し出して倒してください」


  「指揮官の位置がわかりしだい、連絡します」



矢矧「わかりました。・・・・じゃあ行くわよ。変身!」キィンキィンキィンキィン ピィカーン



クウガ「はぁああああああ!」バッ





???「来たか・・・一番先に来るなんてついてるね」




クウガ「超変身!」ドンドンドンドン キィーン ビシバチッ



クウガ(ベガサスライジング)「はぁ!」ドォン



ラットファンガイア軍団「ギャアアアアアアッ!」ドオォーン



クウガ「よし、片付いた」



193『矢矧、聞こえますか?こちらで大きな反応がありました。恐らく敵の指揮官だと思います』



クウガ「わかりました。場所は?」



193『そこから北方向です。油断はしないで下さい、彼らは本気で潰しに来ますから』



クウガ「わかっています。では向います」ブォン!ブォオオオオオオオン







反応があった場所




キィイイイイッ



クウガ「こちら矢矧、反応があった場所に来ました。周囲には人影もありません」



193『わかりました。警戒を怠らないで下さい、いつ襲われてもおかしくないので』



クウガ「わかりました」




???「来てくれたんだ、仮面ライダークウガさん」



クウガ「!あなたは・・・・・」



???「いや、矢矧さんでしたっけ」



クウガ「白露・・・・・!」



白露「まさか一番にわたしの担当する場所に来てくれるなんてうれしいよ」



クウガ「あなたは死んだと聞かされました」



白露「そうだよ。だけどマリンズに死んだ私を受け入れてもらってこうやって生きてるわけ」



クウガ「・・・・なら戦うしかないみたいですね」



白露「ふふっ、そうこなくっちゃ」



バタッバタッ



キバットバットII世「ありがたく思え絶滅タイムだ!ガブリ!」



白露「変身」キィイイイイン ピィンピィンピィイン!



ダークキバ「さぁ、いきますよ」



クウガ「いいわ、来なさい!」





ダークキバ「ふっ、はぁあああ!」バキィ!



クウガ「うぐっ!・・・・ライジングになってるのになんてパワーなの」



ダークキバ「ふふっ、当たり前でしょ。闇のキバの力はあなたが考えてるより強いのよ」



クウガ「・・・・(白露を倒すにはアルティメットしかない・・・・・)」



ダークキバ「アルティメットになってもいいのかな?暴走してもいいなら止めないけど」



クウガ「たとえ暴走してもあなたを倒す!」



ダークキバ「じゃあ・・・夕立が死んでも?」



クウガ「・・・・どう言う事?」



ダークキバ「はぁ・・・・ここは言わばキバの記憶であり夕立の記憶でもある。だからもしここで派手に記憶を傷つけたら夕立が駆逐艦だった頃の記憶がなくなるかも」


     「そうなったら、夕立は艦娘ではなくなり消滅する」



クウガ「・・・・・」ウィルッウィルッウィルッ



ダークキバ「!?さっきの話聞いてた?あなたが暴走したら夕立が・・・・・」



クウガ「なら私がする事はひとつです・・・・・夕立もキバも護ってみせる。絶対に!」ピィイイイン



アルティメットクウガ(レッドアイ)「はぁあああああ・・・・・・・・」



ダークキバ「ふふっ!面白いね!なら・・・・・」



アルティメットクウガ「!逃げるのですか!?」



ダークキバ「正直言うとあなたと戦うのはめんどいんだよね。それにあなたがお目当ての夕立も洗脳しておいたし」



アルティメットクウガ「なんですって!?うわっ!」ズバッ



ダークキバ「目を覚まさせるには倒すしかないから・・・・・じゃあがんばってね。仮面ライダーさん」 シュン



エンペラーキバ「・・・・・・・」



アルティメットクウガ「夕立・・・・・・・・」



エンペラーキバ「・・・・・・・・・」チャキ



アルティメットクウガ「いいでしょう・・・・あなたの目・・・・私が覚まさせてあげます!」



エンペラーキバ「・・・・・・・」バッ ブォン



アルティメットクウガ「ふっ!やぁああ!」ガキィン シュ



エンペラーキバ「・・・・」フッ キィインキィインキィイン!



アルティメットクウガ「くうっ!」



エンペラーキバ「・・・・・?」ググッ



キバットⅢ世「ダメだ・・・・・夕立・・・・・・!」



タツロット「今です・・・・・!」



アルティメットクウガ「わかったわ・・・・はぁああああ・・・はぁあああ!」 アルティメットキック   ドオーン!



エンペラーキバ「ううっ・・・・・・・」 キィイイン バタリ



アルティメットクウガ「夕立!」



夕立「・・・・・すぴー・・・・むにゃむにゃ」



アルティメットクウガ「よかった・・・・・193、夕立を保護したわ」



193「わかりました。夕立を連れて戻ってきてください。・・・・お疲れ様でした」




ダークキバ「・・・・・・これで私の仕事は終わり、次の指示があるまで組織の命令に従ってますか・・・・」








ライダーの記憶が眠る場所



夕立「ありがとう、矢矧さん」



矢矧「お礼はいいです、誰かが必ずやらなくてはいけない事なので」



夕立「それにしても、島風ちゃんも仮面ライダーになってたんなんておどろいたっぽい」



島風「人生にはいろいろあるからね・・・・・・ところでさ二人って記憶が閉ざされる前に仮面ライダーと戦わなかった?」



夕立「誰と?」



島風「あの仮面ライダーと」 ディケイド



夕立「士さんと?いや戦ってないっぽい」



矢矧「・・・・私は戦ったわ」



島風「本当?」



矢矧「私は半分意識があった状態で囚われていたから、意識が戻った瞬間、士に逢って」



夕立「戦ったの?」



矢矧「ええ、なにか嫌な感じがしたからとっさに変身したんだけど、士も変身した直後わたしは地面に叩きつけられていて気を失ったわ」



夕立「じゃあ、今の士さんはあぶないっぽい?」



矢矧「そうかもしれないわ」



島風「なら士さんの解放は難しいから他の皆を解放しよう!」



193「・・・・・・・」






解放した仮面ライダーは  三人










閉ざされた記憶[アギト 響鬼編]



夕立「今度はわたしが行くっぽい!」



島風「まぁ、しかたないか。まだ体験してないしね」



矢矧「では、今回は二人に任せます」



島風「了解~」



夕立「そういえば、見ると二人や三人で一緒に囚われてる石像もあるよね」



193「それは一人で行くより二人で行ったほうがいいと思います」



島風「なんで?」



193「夕立さんのように洗脳されている可能性があるので二人の方が安全性がますかと思います」



夕立「なら、島風ちゃん一緒に行こう」



島風「いいよ、島風の実力みせてあげるから」




シュイイイイイイン






夕立「来たっぽい」



島風「あれ?夕立ちゃん、服どうしたの?」



夕立「あれ!?なにこれスーツ!?」 



島風「ふふっ、おもしろ~い」



夕立「そう言う島風ちゃんもその服はなにっぽい!」



島風「え?あれ!?私もスーツだ!?」



「夕立主任!、島風副主任!こんな所でなにやってるんですか!」



夕立「?大井さん!?」



大井「出撃命令が出たのにこんな所で油売ってないで行ってください!」



島風「出撃命令?なにそれ・・むぐぅ!」



夕立「あーごめんなさいすぐ行くっぽい」



島風「(なにするの!?)」



夕立「(ちょっと黙ってるっぽい)それで現在の情報は?」



大井「ええ、アンノウンが二体、魔化魍が一体です。先遣隊は既に配置ずみです。私もG3で北上さんの援護に向います」



夕立「わかったぽい。じゃあ現場にむかうっぽい」



島風「・・・・・・傍から聞いてたけどもしかして・・・・・」



夕立「どうやらここは・・・・アギトの世界と響鬼の世界が融合した世界っぽい」



島風「じゃあ、暁ちゃんと響ちゃんは戦ってるのかな」



夕立「わからない・・・・・でも今から向う場所にいるかもしれないっぽい」



島風「そうだね。ベルトさん、トライドロン呼び出せる?」



ベルトさん「ああ、呼び出せるぞ」



島風「じゃあ行こう」



バンッ ブォオオオオオオン






廃工場付近



G3-X「当たれ!」 ドンドンドンドンドン!



アントロード「ウグッ!」 ドドドドドッ



ジャガーロード「ウグゥウウウウウッ!」 バッ



G3-X「しまった!」



G3「はぁああああ!」ドロップキック



ジャガーロード「ガァアアア」 バタッ



G3「大丈夫ですか!北上さん!」



G3-X「助かったよ、大井っち」



G3「どういたしまして、それより魔化魍は?」



G3-X「もう倒した。あとはあの二体だけ」






夕立「どうやら、二人はいないっぽい」



島風「・・・・・・!夕立ちゃん!あれって!」



夕立「え?・・・間違いないっぽい!」





アギト「はぁああああ!」 ドオッ



アントロード「ギャアアアア!」 ドーン



G3-X「アギト!」



アギト「・・・・・・・」



バケネコ「ニャー!」



響鬼「はっ!」鬼棒術 烈火弾



バケネコ「ニャーーーーー!」ドオーン



G3「響鬼・・・・!」



ジャガーロード「アギト・・・・・!」



アギト「去りなさい、見逃してあげるから」



ジャガーロード「ウガァアアアア!」



アギト「警告はしたわよ」 ライダーパンチ ドッ



ジャガーロード「ウグッ・・・・・・・・ガァアアアアア!」 ドーン



響鬼「おつかれ」



アギト「そっちもね」



G3-X「アギト―――!」Eケルベロス ドドドドドドドドッ



アギト「!」 バッ チュインチュインチュイン



響鬼「!」 バッ チュインチュインチュイン



G3「デストロイヤーを使用します!」



オペレーター『了解、GSー03解除』



G3「やぁああああああ!」 キィイイイイイン



アギト「うわっ!」スッ



響鬼「あいからわず、酷いな。君たちは」



G3-X「黙ってくんない、人類の敵が」



G3「今度こそやられてもらうわよ!」



アギト「一体いつになったら話を聞いてくれるのよ」



響鬼「さぁ?まぁ早く活動停止にして撤退しよう」



アギト「そうね・・・・・・」 ザッ



G3-X「・・・・・・・・・・」 グッ



夕立「北上、大井、待て!」



G3-X「!夕立主任、なぜここに!?」



G3「さっき来る前に見つけたから現場に来るように催促したんです」



夕立「さっきの戦闘を近くで見させてもった。そこのアギトそして響鬼、君達と話がしたい」



G3-X「正気ですか!?こいつらは人類の敵なんですよ!」



夕立「北上・・・黙ってろ」



G3-X「・・・・・わかりました」



アギト「どうやら、話を聞いてくれる人が出てきてくれたみたいね」



響鬼「ああ、そうだね」



夕立「こちら夕立、現時刻をもって作戦は終了。持ち場にいる者達は全員戻れ」



G3「了解しました。北上さん戻りましょう」



G3-X「・・・わかったよ」










夕立「・・・・・ふうっ」



島風「おつかれさま」



夕立「本当疲れたっぽい~」



アギト「やっぽり私達が知ってる夕立だったのね」 シュイイイイン



暁「あーやっと知ってる人に逢えたわ」



響「まさか、夕立が主任なんてたいした出世だね」



夕立「どうやらそうみたいなんだよね」



暁「まさか、島風も来てるなんてね・・・・・・・あれ?なんで島風がいるのよ」



島風「ふふっ、今のわたしは仮面ライダーだよ」



暁「え!?」



響「ハラショー」



夕立「でも、二人に意識があってよかった。これで解放できる」



193『夕立さん聞こえますか?』



夕立「193さん?今、二人を確保したっぽい、今から戻るよ」



193『そのことなんですが・・・・落ちついて聞いてください。ゲートが消滅しました』



夕立「え!?」



193『なにか大きな力がありゲートが閉じてしまいました』



夕立「じゃあどうすればいいっぽい!?」



193『大きな力の元凶を断てばゲートは開きます』



島風「じゃあ、その反応はどこにあるの?」



193『それが先程から反応はあるのですが何かに遮られて場所が特定できないのです』



暁「えっと・・・・193だっけ、遮られてるって事は建物の中にあるの?」



193『可能性としては考えられます』



暁「なら、あれしかないわ」



響「GENERATION-4か」



島風「なにそれ?」



暁「さっき見たG3の上のバージョンよ。元はG3の発展した物だけどG3システムより危険性が高くて実戦に導入されなかったんだけど」



響「誰かが設計図を盗んで造りだしたらしい。市民からG3と同じような物を見たとG4と想われる目撃情報が多数ある」



夕立「あれ?さっきアギトは人類の敵って言われてたけど、どうやって情報を?」



暁「これでも、私達を匿ってくれるやさしい人達もいるのよ」



響「彼らには本当に感謝している」



夕立「でも、どうするのこれから」



暁「私達はこっちで調べてみるわ」



島風「なら、なにかわかったら連絡してね」



暁「ええ、じゃあまた」







???「ちっ、速めに生贄を探さないといけなくなったじゃないか」







警視庁 未確認生命体対策班SAUL


夕立「・・・・・今までのG3の戦闘映像をみさせてもらった」



「・・・・・・・・・・・・・・・・」



夕立「今までの報告書とまったく違う物がある!こんなのでよくアギトと響鬼を人類の敵に仕上げられたわね!」


   「そして北上、あなたは今後G3のサポートに移って貰います」



北上「!なんでですか!?」



夕立「今までの戦闘記録そして報告書に間違いがあったのは全てあなたが担当したものです。とうぜんでしょう」


   「そしてG3-Xの装着者はもう決めてあります」



ざわざわっ



夕立「大井、あなたがやりなさい」



大井「わたしですか!?」



夕立「戦闘記録および訓練のデータを見て考えました。正直、北上よりいいデータです」


   「G3は氷川 誠を」



氷川「僕がですか!?」



夕立「何か不安でも?」



氷川「いえ!頑張らせていただきます!」



夕立「他に聞きたいことは?・・・・・ないみたいね。なら皆、持ち場に戻って」



北上「・・・・・・・」 スタスタスタッ







北上「くそっ!」 ドンッ


   「なにが間違いだ!あいつらは、あいつらは!」



大井「北上さん・・・・・」



北上「大井っち、何か用?」



大井「北上さんの事はよくわかるわ、でも」



北上「情けか?」



大井「え?」



北上「いらないんだよそんな物!戦いの中、私は生きることすらあきらめてアンノウンと戦ってきた!それなのに・・・・!」



大井「北上さん・・・・」



北上「近づくな!」



大井「!」ビクゥ



北上「・・・・・・・・・・」 スタスタスタッ



大井「北上さん!」






島風「さっきの計らいはあれでいいの?」



夕立「正直、わからないっぽい。でもあの北上さんは嫌な感じがする」



島風「・・・・確かにあの執念は異常だね」



夕立「一体なにがあそこまで・・・・・・・・・・・」







警視庁前


北上「・・・・・・・・・・」



???「G3-X装着者、北上さんですか?」



北上「そうだけど・・・・あんた誰?」



夕張「申し遅れました。私、自衛隊技術課、夕張です」



北上「それで?私になにかよう?」



夕張「・・・・おめでとうございます!あなたはG4装着者に選ばれました!」



北上「・・・・・・G4?」



夕張「ええ、我々自衛隊がG3-Xより性能、装備が格段に上がっている物を造り上げたのです。ですが自衛隊にはG4の適合者がいなかったのです」



北上「そこで、わたしって事?」



夕張「G3装着者である、あなたにはうってつけでしょう?」



北上「・・・・・・わかった、だけど条件がある」



夕張「なんでしょう?」



北上「私の独断でG4を動かせてもらう。いいよね」



夕張「もちろん、ではこれからよろしくお願いします。北上さん」






翌日


民家


民家のお母さん「暁ちゃん、響ちゃん。ご飯よ~」



暁「ありがとう」



響「いつもすまないな」



おじいさん「何を言うんじゃ、二人はわしら家族を護ってくれたじゃないか」



おばあちゃん「そうですよ」



お父さん「おい、皆!テレビを見てくれ!」



お母さん「どうしたのよ、血相抱えて」



お父さん「いいから早く!」





テレビ「今日午後、警視庁未確認生命体対策班SAULの緊急記者会見を中継でお送りします」



副総監「えー今まで市民の皆様にアギト、響鬼はアンノウン、魔化魍の仲間と言ってきましたがその事を撤回させてもらいます」


    「アギト、響鬼は我々人類の味方であることがわかりました」



ざわざわざわざわ



記者「いつそれがわかったのですか?」



夕立「アンノウン、魔化魍が出始めた頃からです」



記者2「それって今まで隠していたことになりますが」



夕立「私もついさっき知ったばかりです」



記者3「どこで知ったのですか?」



夕立「わたしが未確認生命体対策班SAULに配属され現場を見に行ったときにアギト、響鬼がG3-Xに加勢しアンノウン、魔化魍を倒しました」


   「そこでわたしは今までのG3の戦闘映像を見たら同じようにアギト、響鬼がアンノウン、魔化魍を倒している映像ばかりでした」



記者「どうして嘘の情報を公表したのですか?」



夕立「G3およびG3-Xの装着者、北上がその情報を隠蔽しており先程前任の担当者に問い詰めたところ、北上から脅されデマを流したと供述しました」



記者2「その北上はどちらに」



夕立「先日、退職願を出され退役しました」



副総監「市民の皆様そしてこの放送を見ているかもしれない。アギト、響鬼、誠にもうしわけありませんでした」



カシャカシャカシャ




アナウンサー「〇〇アナウンサーありがとうございました。・・・・・いや、凄いことになりましたね」



アナウンサー2「実は、私は彼らに助けられたことがありましてね。おかしいとは思っていたんですよ」



アナウンサー「そうだったんですか、今の放送を聞いて視聴者の皆様のコメントがたくさん来ています」



コメント「やっぱり彼らは味方だったんだ!」



コメント2「僕は信じてました。彼らが味方だと」



コメント3「彼らはアギトと響鬼の姿しか見せない、例えて言うなら仮面の姿で怪物と戦っているから、仮面ライダーと命名しよう」



コメント4「いいね!仮面ライダーアギト!仮面ライダー響鬼!ありがとう!」



アナウンサー「この他にもコメントが着ていますが見る限り、アギト、響鬼は皆さんに愛されていることがわかります。では次のニュースです」





響「暁、これって」



暁「ええ・・・・私達が皆に認められたのよ!」



おばあちゃん「よかったね~暁ちゃん響ちゃん」



おかあさん「よーし!今日の夕食は御馳走よ!」








警視庁


島風「おつかれ」



夕立「これで、暁ちゃんと響ちゃんの市民の疑いが軽くなれば良いね」



島風「いや、もう効果覿面みたいだよ」



夕立「え?」



島風「結構、感謝の言葉があるんだよ。やっぱり市民はわかっていたんだよ」



夕立「そうなんだ」



ウーウーウーウー



アナウンス「港にアンノウン、魔化魍を確認!G3-X及びG3は出撃せよ!」



夕立「!行かないと!」



島風「そうだね!」









バケネコ軍団「「ニャーーーー!」」



アントロード軍団「「ウウウッ!」」



G3-X「何っ!この数は!」 ドドドドドドドドドドッ



G3「今までのとは比べ物になりませんよ!」ドンドンドンドンッ





作戦司令室(現場)


夕立「戦況は!?」



オペレーター「押されています。敵の数が多すぎます!」



島風「いままでこんなことはなかったのに、どうして」







???


夕張「G4出撃命令が出たわ、あなたの力を知らしめてきなさい」



G4「・・・・・・・」








アギト「とうっ! ふっ!はぁあああ!」ドカッ バキィ



響鬼「やぁあああ!」ドドドドドドドドッドン



アントロード「「ギャアアアアアア!」」 ドオーン



バケネコ「「ニャーーーーーーーーーーー!」」 ドオーン



アギト「大丈夫!?」







オペレーター「アギト、響鬼が来ました!」



夕立「少しは安心できるっぽい」



オペレーター2「戦闘エリアにヘリが向かっています!」



夕立「識別は?」



オペレーター「これは・・・・自衛隊です!」



夕立「自衛隊!?なぜこんな所に?」



オペレーター2「何かが投下されます!」









G4「とうっ!」シュウウウ ガシィッ



G3-X「あれは・・・・・・!」



G3「G4!?」



アギト「あれが・・・・・・・・・・!」



G4「作戦・・・・開始・・・・・!」E GM-01改四式 ドドドドドドッ



ドンドンドンドンドンドンッ!



G3「す、凄い。あの数をたった数発で正確に・・・・・・!」



G4オペレーター「ギガント投下」



G4「了解」 パシィ ガチャ



カチッ シュウウウウウウウウウウ ドカーン



G4「任務・・・・完了・・・・・・」



アギト「あれが・・・」



響鬼「G4・・・・・・・・」



G4「・・・・・これからアギト、響鬼を抹殺する」



アギト「!」



響鬼「なんだって!」



G3「おいあんた!アギトと響鬼は人類の味方だぞ!」



G4「しかし、いずれは殺さなくてはいけない存在だ。それに・・・・・・・」 カチャ


  「私の行動の邪魔だ。消えろ」ドンドンドンドンッ



G3「なっ!?うわぁあああああああ!」ドドドドドッ



オペレーター「G3、ダメージが限界値突破!」



夕立「G3を回収して!」



オペレーター2「また、アンノウン、魔化魍が出現!」



島風「数は!?」



オペレーター2「数は6!その中の二体は反応が大きいです!」



夕立「こんな時にボスか・・・・」



島風「どうする?私達が向かう?」



夕立「・・・・・・・いや、アギト、響鬼に向かわせる。G4は大井に任せる」

 

   「大井、聞こえる?」



G3-X『はい、なんですか?』



夕立「今アンノウン、魔化魍が出現したわ。アギト、響鬼に向かわせてあなたはG4を抑えて」



G3-X『私があれを・・・・・・・・・?』



夕立「あれはGENERATION-4つまりG3-Xと同等それ以上の力を持つ。だけどあなたなら大丈夫よ。必ず勝てる」



G3-X『・・・・・・・そこまで期待されると応えたくなりますね。わかりました』



夕立「ありがとう。必ず生きて帰還して」



G3-X『はい!』



夕立「・・・・・頼んだよ」



オペレーター「夕立主任、今GENERATION-4とおっしゃいましたか!?」



夕立「ええ」



オペレーター「だとしたらあのG4の装着者、命が危険です!」



島風「どう言う事?」








G4「はぁあああ!」ドカッ



アギト「くぅううう!」



響鬼「なんだこいつ・・・・・パワーが段違いだ」



G4「あたりまえだ、お前らは生きることに執着しているからだ」



アギト「なら・・・・あなたは一体何を・・・・・!」



G4「死だ」



響鬼「死ぬことを望んで強くなるのか・・・・ありえない」



G4「別にお前らに理解されようと思っていない。ここで死ぬんだからな」 チャキッ



G3-X「そんな事はさせない!」 バッ ガシッ ゴロロッ



G4「くっ・・・・・・・・・G3-X・・・」



G3-X「アギト、響鬼 ここは私に任せてアンノウン達を」



アギト「わかったわ」



響鬼「やられるなよ」




G4「大井か」



G3-X「・・・・やっぱり北上さんだったのね」



G4「なぜ私の邪魔をするの?私が対策課にいた時は賛同していたじゃないか」



G3-X「確かに私は北上さんに賛同していた。でもあなたに憧れていたから自分の意思じゃなかった」



G4「?私は大井っちの憧れだと思うけどな」



G3-X「違う、私の憧れていた北上さんは、たとえどんなことがあってもめげなく、諦めなかった」



G4「・・・・・・」



G3-X「あなたがG3のサポートに移った時、G3の装着者として戻れるかもしれなかったのに諦め、対策課から去った時点でもう憧れでもなくなった」



G4「そんなことで・・・・」



G3-X「もう一つありますよ」



G4「なに?」



G3-X「戦っているとき生きることを諦めて、死を背負って戦っていると聞いたときです」



G4「なるほど・・・・・・・・なら・・・・・私は死を背負いお前は生を背負っている・・・・どちらが正しいか・・・・今この場で・・・答えを出すか!」



G3-X「北上さん・・・・・・!」







響鬼「彼女だけで大丈夫かな?」



アギト「信じなさい、あの娘が私達を信じたように」



響鬼「そうだね・・・・いた」



乱れ童子「ウウッ」



クィーンアントロード「ハァアアアアアアッ・・・・・」



響鬼「暁・・・死なないでね」



アギト「あたりまえよ・・・響もね」



響鬼「ああ・・・・!」








G4「たぁあ!」バキィ



G3-X「くぅ!」



夕立『大井聞こえる!?』



G3-X「夕立さん?」



夕立『今すぐG4を離脱させなさい!』



G3-X「どう言う事ですか!?」



G4「誰かと喋ってる場合!」ガキィイ



G3-X「うわぁ!」



夕立『G4は装着者の命を奪っていくことで力を得る、呪われたシステムなの!そのまま戦い続けたら装着者は死ぬ!』



G3-X「!・・・北上さん、G4システムはいずれあなたの命を奪う呪われたシステムです、離脱してきださい!」



G4「大井っち・・・・・・私の答えはわかってるはずだよ!」



G3-X「北上さん・・・・・・・・・・・」



G4「死ぬ前にあいつらを殺せればこの命、捨ててもかまわない!」



G3-X「北上さん・・・あなたは死に近ずき過ぎています。生きることの意味を想いだして下さい」



G4「生きることか・・・・とんだ甘ちゃんだね!」バキィ



G3-X「ぐっ・・・・!」





オペレーター「G3-X、頭部損壊!」



島風「・・・・・もう、見てられない!」 ガシッ



夕立「駄目だよ、邪魔をしちゃ」



島風「でも・・・!」



夕立「大井を信じるっぽい、最後まで」







バーニングアギト「たぁあああ!」 バーニングボンバー



響鬼紅「やぁあああっ!」音撃打 爆裂真紅



クィーンアントロード「ウウッ!」



乱れ童子「ウグッ!」



バーニングアギト「まだ・・・倒れないの?」 



響鬼紅「そうだね・・・・タフだよ本当。でもあきらめないよね」



バーニングアギト「当たり前よ」 ピシッパキィイイイイイッ



シャイニングアギト「私達は正義の味方、仮面ライダーなんだから!」



響鬼紅「そうだよね・・・・響鬼、装甲!」



装甲響鬼「いくよ暁。音撃刃 鬼神覚声!」



シャイニングアギト「はあぁぁぁぁ・・・」シュウウウウン



装甲響鬼「はあぁっ!」ズバァア!



シャイニングアギト「はあぁああ!」ドッ!



クイーンアントロード「アァアアアアアア!」ドーン



乱れ童子「ガアァアアアアア!」ドーン



シャイニングアギト「やった・・・・」



装甲響鬼「そうだね・・・・・早くG3-Xのところに戻ろう」



シャイニングアギト「そうね」











G3-X「うわぁ!」



G4「どうした?これで終わり・・・・・・・・うっ!」



G3-X「北上さん!?」



G4「うあぁぁぁぁぁぁ」 シュウゥゥゥゥ



G3-X「北上さん!危険です!」 ガチャガチャ



G4「うああぁぁぁぁ・・・・・・。ああぁっ!」 バシィイ



G3-X「うわあぁ!」 ガキィイィ



G4「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・はっ・・・・・・・・あぁ・・・・・・」 ガキィイ



G3-X「はっ・・・・・・はっ・・・・・。北上さん・・・・・・」




ウイィィィッ



G3-X「・・・・・・」



G4「」ウイィィィィン



G3-X「もういい・・・・・もういいでしょう!」 バンッ



G4「」ガキィン バタッ



G3-X「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・・はぁ・・・・・・」


     「G4システム、活動停止しました」




夕立『そう・・・・お疲れ様』



G3-X「北上さん・・・・どうして・・・北上さん・・・・・!」


     「ううっ・・・・ああぁあああああ!」



夕張「あちゃあ、死んじゃったか」



G3-X「・・・あなたは?」



夕張「G4システムを完成させた、技術者の夕張です。またの名を・・・・・・・」


   「仮面ライダー歌舞伎」キィイイイイン



G3-X「仮面ライダーですって!?」



歌舞伎「悪いですがG4及び装着者はこちらで回収させてもらいますので」



G3-X「あなたに北上さんは渡さない!」



歌舞伎「そうですか・・・なら痛い目にあってもらいましょう」










アギト「大井さん!?」



響鬼「どうしたんだ!それにG4は!?」



G3-X「G4・・・北上さんは・・・連れて行かれた・・・・仮面ライダーに・・・・」



アギト「なんですって!」



響鬼「奴ら、仮面ライダーを集めて何を・・・・」



G3-X「護れなかった・・・・大切な人を・・・」



アギト「大丈夫、私達があなたの大切な人を助けるわ」



響鬼「だから、安心してくれ」



G3-X「・・・お願い・・・・・・・・」













夕立「これで出られるっぽい」



暁「あいつら、仮面ライダーを集めて何をするのかしら?」



響「わからないな・・・」



島風「でも、奴らがやろうとすることは危ないことにちがいないよ」



夕立「そうだよね・・・・じゃあもどるっぽい!」











ライダーの記憶が眠る場所


矢矧「おかえりなさい」



193「今回は疲れたでしょう」



夕立「いや、今回は変身しなかったから疲れてないっぽい」



島風「あれ?矢矧ちゃん。他のライダーを解放させたの?」



矢矧「ええ、貴女方が行っている間に」



時雨「夕立無事だったかい!?」



夕立「大丈夫っぽい」



響「無事だったか荒潮」



荒潮「そっちもね~」



天龍「たっく、ほら出て来いよ」



朝潮「先に解決しないとこれからが大変ですから」



金剛「でも・・・・」



川内「大丈夫だって、皆許してくれるから」



夕立「金剛も捕らえられてたの?」



大鳳「どうやら、最後までマリンズに利用されたみたいなんです」



吹雪「でも、金剛さんは私達を助けてくれたんです」



響「そうなのかい?」



金剛「・・・・そうデース。私はあなた達、仮面ライダーを殺せればそれでいいと考えていました。でも、組織に裏切られたとき目が覚めマシター」


   「私は仮面ライダー。皆を護る戦士だってことを・・・・・別に許してもらうために助けたのではありません。それで私の罪が消えるわけではないデスから」



島風「なーんだそんな事かー」



暁「たとえ貴女が敵だったとしても許すわよ。なんたって私達は仮面ライダーなんだから」



木曾「言ったろう?お前は後ろばかり見なくてもいいって」



金剛「・・・はい・・・・ありがとうございマース!」



瑞鶴「あとは・・・・」



大和「士さんを助ければいいだけですね」



鈴谷「でも、この数で勝てるのかな?」



193「大丈夫だ、仮面ライダーの力に選ばれた君達なら勝てるはずです」



吹雪「じゃあ・・・・行きましょう!」











解放された仮面ライダー  15人











閉ざされた記憶[ディケイド編]




シュウウウウン



吹雪「着きましたね」



木曾「着いたのはいいがどこだここ?」



天龍「見た感じセメント工場みてぇだが」



大和「!皆さん隠れてください!」



矢矧「どうしました?」



大和「誰か来ます」






カブト「・・・・・・」



スーパー1「気をつけろ・・・悪魔だ」



時雨「木曾さんと同じカブト?」



木曾「でも、カブトゼクターは俺の手元にあるぞ」



ドーン!


「「!?」」



スーパー1「スカイライダー!」



シュウウウウウッ ドオーン



暁「あ、あれは・・・・!」




アタックライド クロックアップ



スーパー1「うわぁ!」



バンッドッバンバン



カブト「くっ!」Clock Up



ザッ



アタックライド インビジブル



カブト「はぁああ!ん!?」



シャアアアアアアアアア



「でやぁあああああああっ!」



スーパー1「うわぁあああああああ!」



カブト「うわぁああああ!」



ドオーン!






カチャン・・・・




矢矧「なんて強さなの・・・・・」



響「あれが本当のディケイド・・・・」






士「・・・・・」




朝潮「士さ・・・むぐうっ!」



「「!?」」



雄介「しー、少し静かにしてて」



士「・・・・・・」シュウウウウン



雄介「・・・・・行ったか」パッ



朝潮「な、なにをするんですか!せっかく士さんに逢えたのに!」



雄介「君達、士の知り合いなのか?」



川内「まぁ、そうだけど」



雄介「なら、あいつには係わるな」



鈴谷「なんで、初対面の人に係わるなって言われなくちゃいけないの。そんなの私達の勝手でしょ」



雄介「あいつは世界の破壊者だ。近ずくものは全て破壊する奴なんだ」



響「どうしてそうなったの?」



雄介「奴が存在しているせいで全ての世界が融合し破壊された。全ての世界を戻すには奴を倒さないといけないんだ」



天龍「・・・・話はそれだけか」



木曾「俺達は行かせてもらうぜ」



雄介「おい、俺の話を聞いてなかったのか!?あいつは」



荒潮「大丈夫よ~私達強いから~」



大和「それに私達は、彼に助けられましたから」



大鳳「今度は私達が助けます」



雄介「・・・・・・そうか、そんなに意志が強いなら何も言わない。だけどこれだけは憶えておいてくれ」


   「もし、君達がディケイドの仲間になるなら・・・・・容赦はしない」



吹雪「・・・・憶えておきます」









響「・・・・矢矧、さっきの人」



矢矧「ええ、クウガに間違いないでしょう。ですが私があったクウガとはまた別の人でしょうね」



天龍「で?どうするこれから」



加賀「流石に消えた士さんを見つけるのには、まとまって動くのは効率が悪いです。そこで一度チームを作って分かれて捜すのはどうでしょう」



羽黒「そうですね。それにもしかしたら士さんを調べる事もできますしね」



木曾「それなら加賀と瑞鶴は二人で一人だから5・6・6か」



大和「どう決めます?」



瑞鶴「クジで決めましょう。もう作っておきましたから」

  

   「取りましたね。番号が一緒の人となってください」




チーム 羽黒 木曾 朝潮 加賀 瑞鶴 矢矧 暁



チーム 島風 時雨 夕立 荒潮 響 川内



チーム 吹雪 大和 金剛 大鳳 天龍 鈴谷



大和「こうなりましたか」



川内「じゃあ、いったん別れようか」



羽黒「もし何かあったら、知らせてください。直ぐに駆けつけますから」



吹雪「皆さん、必ず士さんを連れて帰りましょう!」



「「おおー!」」









193「・・・・・おや?来ましたか」



???「・・・・・・」



193「なるほど・・・黒幕が動き出しましたか・・・」



???「・・・・・・・」



193「なら、私もこの姿でいられるのも今日で最後ですね」










木曾「・・・・人の気配がまったくないな」



羽黒「そうですね・・・皆さんと別れてから結構経つのに人影もありませんね」



瑞鶴「隠れているのか、それとも元からいないのかわからないわね」



矢矧「それとも、士さんに・・」



朝潮「やめてください!そんな話は!」



暁「落ち着きなさい朝潮。あくまで可能性の話よ」



朝潮「・・・・すみません。取り乱してしまい」



矢矧「いいえ、私こそ不用意に言ってしまい申し訳ありません」



加賀「・・・・・」



羽黒「どうかしましたか?加賀さん」



加賀「さっき程から私達の跡をついて来ている人出てきなさい」



暁「え?」



???「まさか、ばれてるなんて思わなかったな」



朝潮「あなた何者ですか?」



???「戦ってみればわかるんじゃないかな?」カメンライド キィュルキィュルキィュル



加賀「いいでしょう・・・」



瑞鶴「加賀さん悪いけど私にやらせてもらえる?」ファング!



加賀「・・・・わかったわ、存分に戦いなさい」ジョーカー! ディイン シュウウウン



瑞鶴「変身」ディイン ディイン ファング!ジョーカー!



???「変身」 ディエンド!  シャシャシャシャ キュイイイン ドキュウン



暁「変身した!?」



朝潮「私達も!」



W(ファングジョーカー)「手を出さないで」



羽黒「で、でも」



W「この人は一度、会ってることがある。だから私が戦う」



ディエンド「悪いけど君が誰だか憶えていないな」



W「無理にでも思い出させてあげるわよ!」



ディエンド「でも、僕と戦うのはこいつを倒してからかな」 カメンライド キィュルキィュルキィュル

 

      「牙には牙だ」ガオウ  ビュウウウン シュウウウウウン



ガオウ「・・・・・・」チャキィ



矢矧「仮面ライダーを」



暁「召喚した!?」



W「どんな相手が来ても同じよ!」ガション アームファング! バッ



ガオウ「・・・・」ガキィン キィン ドカッ



W「くっ、やぁああああ!」 ガキィンキィンギィン



ガオウ「・・・・・」ヨロッ



W「これで!」ガショガショガション ファング!マキシマムドライブ!



ガオウ「・・・・」フルチャージ



W「ファングストライザー!」ガキィィィィ ドッ



ガオウ「・・・・・」ドオーン



ディエンド「おみごと」



W「あとはあなただけよ!」



ディエンド「・・・・」シュウウウウウン



???「悪いけど、今はそういう気分じゃない」



W「あんたねぇ!」



暁「ちょっと待って!あなた士さんの仲間?」



???「・・・・ここじゃ、安心して話せない。ついてきてくれ」



W「・・・・・・」シュオオオオオゥ



瑞鶴「そこで詳しく話してもらうからね」








暁「なにここ・・・・・・光写真館、?」



矢矧「ただの写真館のようね」



???「ただの写真館じゃない、世界を移動する魔法の写真館さ」



朝潮「世界を移動する?」



???「詳しくは中に入ってから説明するよ」 ガチャ



???「士さん!?・・・・海東さんでしたか」



海東「夏海ちゃん、お客さんを連れてきたんだけどいいかな?」



夏海「ええ、どうぞ」



栄次郎「おや、海東君が女の子のお友達を連れてくるなんて珍しいね」



暁「お、おじゃまします」



海東「いえ、僕の友達ではなく士の友達です」



夏海「士君の!?」



栄次郎「ほぅ、士君もすみにおけなかったようだね」



暁「友達というよりは」



加賀「命の恩人の方が正しいかもしれないわ」



夏海「命の恩人ですか?まぁ、士君はいろいろな世界を救ってきましたからね。けど・・・・」



矢矧「?けど?」



栄次郎「まぁ、せっかく来てもらったんだしゆっくりしていきなさい。ちょうどプリンを作っておいたんだ」



朝潮「すみません、突然おじゃましたのに」



栄次郎「いやいや、最近ここもお客さんがこなくなっていたから、歓迎しないとね」



バタン!



夏海「!?」



天龍(モモ)「プリンのにおいだー!・・・・あれ?ここ、いつぞやの写真館じゃねぇか」



夏海「その喋り方・・・まさかモモタロス!?」



天龍(モモ)「おお、元気そうじゃねぇか、姉ちゃん」



海東「なんで君がここに?電王はもう倒されたはずだが。というかその姿はなんだい?」



天龍(モモ)「良太郎が倒されたとしてもイマジンは残っちまうんだよ」



暁「ところでモモタロスだっけ・・・・あなたが憑依したとき一緒にいた人達は?」



天龍(モモ)「あいつらならそろそろ・・・・」



ガチャ


大鳳「すみません、ここに女性が飛び込んで来たと思うんですけど」



朝潮「いますよ、ここに」



大鳳「あれ?皆さんここでなにをしているんですか?」



矢矧「すこし、瑞鶴さんがそこにいる海東さんに話があってついっていったらここに」



瑞鶴「そうだった!あんた、あれ返しなさい!」



海東「聞いても返す気はないけどなにを?」



瑞鶴「私の最強艤装盗んでいったでしょう。返してよ!」



夏海「海東さん・・・・あなたこんな女の子の物を盗んだんですか」



海東「お宝はお宝だからね。僕がもらってあげたんだ。光栄に思いたまえ」



瑞鶴「泥棒を光栄に思いたくないわよ!いいから返しなさい!」



ドオォオン ドオォオン



瑞鶴「なにこの音?」



海東「まさか雄介が士を見つけたのか」



夏海「え?士くんを?」



海東「それにこの音からしてそう遠くはない」



夏海「」 ガチャン



海東「まったく、士のことになると・・・・君達もついて来るかい?士に逢えるかもしれないよ」



朝潮「行きます!」



木曾「行くに決まってるだろ!」













少し前



ブォオオオオオン キィイイッ



士「おい、邪魔だ道を開けろ」



???「・・・・・・」



士「おい、聞いているのか?」



???「あなたは死ぬ」



士「あ?」



???「あなたを想う人達に倒されてね・・・・」 シュウウウウン



士「なんだ・・・あいつは・・・」



ドキュンドキュン



士「!・・・・・」



ライオトルーパー軍団「」タタタタタタッ



シュウウウウン



雄介「士、今度こそ逃がすわけにはいけない」



士「逃げるつもりは無い」



雄介「お前とは戦いたくなかったが・・・世界を破壊から護るためだ・・・・・・覚悟しろ」



士「能書きはいい・・・・かかって来い!」カメンライド ディケイド シャシャシャ ピィカーン シャッ



ディケイド(激情態)「・・・・・」



ライオトルーパー軍団「うぉおおおおっ!」



雄介「士・・・・・」



ドオォオン ドオォオン









大鳳「なんですかあの巨大な仮面ライダーは!」



海東「あれは仮面ライダーJ、ライダー達のなかで唯一巨大化できる仮面ライダーだ。それにしても雄介、焦ってるな」



暁「どういうこと?」



海東「体の大きさで勝敗が決まる程、やわじゃない相手ってことさ」









ディケイド「・・・・」 ブオォン



J「ハァアアアア!」ズシャアアアアアアア



ディケイド「・・・・・」アタックライド ギガント ブオォオオン


      「てやぁ!」 ドドドッ



J「ウワァアアア!」ドンドンドンドン



ディケイド「」ブオォン シャキィン アタックライド サイドバッシャー



J「ヤァアアアア!」ブォン



ディケイド「やぁああああ!」ドドド ドドド シュウシュウシュウ



J「ウァアアアアアア!」ドドドドドドッ ドオーン



シュウウウウウウッ パシィ  ライダーカードJ



ディケイド「ふっ」








海東「終ったみたいだね」



矢矧「遅かった・・・」



暁「やっぱり地道に捜すしか・・・・」



朝潮「・・・・・・」



木曾「おい、どこに行く!」



朝潮「これから先、私は単独でいかせてもらいます」



大鳳「それは危険です!」



朝潮「大丈夫ですよ。では」



加賀「あの子、一体何を考えているのかしら」









士「・・・・・・・」



ライオトルーパー「待てぇ!」



士「こりない奴らだ」



ユリコ「士!」



士「またお前か、どけ!」



ユリコ「」ニコッ



ユリコ「電波人間タックル!」シュルルルル



タックル「はぁあああ」


     「はっ、やぁ、たぁあああ」


     「電波投げ!はぁ!」ビュウウウウウウル



ライオトルーパー軍団「うわぁあああ!」



タックル「ふふ、やったー」



ライオトルーパー軍団「」バタバタバタ



士「まだきやがるか」



タックル「何人来たって返り討ちにしてあげるから」



士「ん?」



ライオトルーパー「おいお前、そこをどけ」



朝潮「悪いですが、あなた達の指示には従いません」 スッ カチャン



ライオトルーパー「なに!?」



一号「・・・・・」ビィカァン



タックル「一号・・・・・?」



士「バカな・・・・一号のライダーカードは持っているはずなのに」




一号「やぁあああ!」 バキッ



ライオトルーパー「ぐはっ」



ライオトルーパー2「てっ、撤退しろ!」



一号「・・・・ふうっ」



士「お前、何者だ?」



一号「初めて逢ったというわけではありませんよ。士さん」



士「悪いがお前に逢ったのは今日が初めてだ」



一号「・・・・・・」



士「助けてもらった事は感謝する。だがライダーである以上お前を倒す」



ユリコ「士・・・ねぇあなたも一緒に来ない?」



士「おい!」



ユリコ「いいじゃん、旅は道連れ世は情けだよ」



士「・・・・・勝手にしろ」



ユリコ「ねぇ、あなた名前は?」



朝潮「朝潮です。あの、ありがとうございます」



ユリコ「うん、これからよろしくね。朝潮ちゃん」



士「おい、おいてくぞ」



ユリコ「待ってよー」











光写真館


吹雪「朝潮ちゃん、行っちゃったんですか」



木曾「ああ」



夕立「でも、ひとりで大丈夫なのかな」



荒潮「大丈夫よ~あの子の事だから心当たりがあったんじゃないの~」



時雨「やっぱり捜しに行った方が」



ガチャン



栄次郎「おや、雄介君ひさしぶりだね」



雄介「ひさしぶりです。栄次郎さん」



暁「誰か来ましたか・・・・・あっ」



雄介「やっぱりここにいたか」




ドタンガチャン



大和「なに!?」



暁「は、離しなさいよ!」



雄介「捜したぞ、破壊者の仲間!」



鈴谷「何の話?」



雄介「とぼけるな!お前らの仲間が士を助けたと報告があった。よって君達の身柄を拘束させてもらう!」



ライオトルーパー「」ゾロゾロゾロ



響「なっ、離せ!」



鈴谷「痛い、痛いってば!」



大和「離しなさい!」










ユリコ「士、何度もそれ見てるけどなんで?」



士「ライダーを倒した後はカードしか残らない。だから倒したライダーの名前を憶えて置こうと思ってな」



朝潮「あの、士さんはさまざまな世界を旅して、そして救ってきたんですよね」



士「ああ」



朝潮「じゃあ何で世界を破壊しようと?」



士「・・・・俺が存在する理由がそれしかないからだ」



朝潮「どうして、あなたには仲間がいるのに」



士「俺に仲間はいない。それにいたとしても俺は拒む」



海東「それにしては二人も仲間をつくってるじゃないか」



士「海東・・・・・盗みに来たのか」



海東「そう・・・・って言いたいとこだけど話があるんだ」



士「破壊者に話だと」



海東「君に関連したね。朝潮ちゃんだっけ、きみの仲間達が捕まった」



朝潮「えっ!」



海東「助けて欲しかったら破壊者を連れて来い。全てのライダーを集めて待っている。だってさ」



士「・・・・それだけか?」



海東「ああ」



士「いいだろうその挑戦、受けてたってやる」



朝潮「ごめんなさい、私のせいで」



士「いや、ライダーを全て倒すチャンスだ。お前の仲間はそのついでに助けてやる」



朝潮「海東さんはどうするんですか?」



海東「僕は他人の人生に興味は無い。好きにやってくるといい」



士「そうさせてもらうさ」








???「なんて事だ・・・・歴史が狂い始めてきている。はやく黒幕を見つけなければ」










約束の場所




金剛「あー!この鎖硬すぎるネー!」



荒潮「本当よね~ビクともしないわ~」



時雨「それより士、本当に来てくれるのかな」



雄介「必ず来る。絶対にな」



鈴谷「って言うか、これ外してよ!」



大和「これが仮面ライダーのする事ですか!」



雄介「士を倒すためならどんな手をつかってやる。たとえどんな非道な事でもな」



ブオォオオ



雄介「来たか」



士「約束通り来てやったぞ」



朝潮「皆さん大丈夫ですか!?」



吹雪「大丈夫です。それよりきょうつけて下さい!」



雄介「士、今度こそお前を倒す」キィインキィインキィイン



剣崎「・・・・・・」ターンアップ



真司「・・・・・・・」 キュルルルルル ピィカァン



アルティメットクウガ(ダークアイ)「・・・・・・」



ブレイドキング「・・・・・・」



龍騎サバイブ「・・・・・・・・」



士「最強だかアルティメットやらなんだか知らねぇが俺はすでに・・・・究極を超えている」カメンライド ディケイド


  「・・・・・来い」





ギィンガキィン





響「(凄い・・・最強のフォームになっているのに対等に戦っている)」



夕立「(あれが破壊者としての士さんの強さ・・・・・)」



川内「(・・・・雄介さんが危険だと言う理由がわかった気がする)」



大鳳「(もし士さんが全ての世界を破壊してしまったら・・・・)」



朝潮「(私達の帰るべき場所が・・・・)」



艦娘「「(破壊されてしまう)」」







ディケイド「これで終わりだ」アタックライド イリュージョン   ファイナルアタックライド ディディディディケイド


      「たぁああああああ!」



アルティメットクウガ「あぁあああああ!」 ドオーン



ブレイドキング「うわぁあああああ!」ドオーン



龍騎サバイブ「うわぁあああああ!」ドオーン



シュウウウウウッ ヒュンヒュン パシィ



ディケイド「これで・・・・終わりか」



朝潮「士さん」



ディケイド「朝潮、お前の仲間は助け出したか?」



朝潮「ええ、士さんのおかげで」



ディケイド「そうか・・・・・なら後はお前らだけか」



朝潮「・・・・・・」



ディケイド「お前を最初に見て思った。お前やお前の仲間は俺が知らない世界から来た仮面ライダーだとな」


      「それに俺を見る目が逢ったときなかった殺気がある」



朝潮「士さんこれ以上世界を破壊させません・・・・私達があなたを止めます!」



艦娘達「「変身!」」



ディケイド「やってみろ。お前らに止められるか俺を」



鎧武極「倒してみせます」



インフィニティーウィザード「たとえ、一人になっても倒します!」



ディケイド「行くぞ・・・!」



電王ライナー「おらぁ!」ブォン



ハイパーカブト「てぇやぁあ!」ブォン



ディケイド「やぁあああ!」キィン ギィン! ギィン! 



電王ライナー「うわぁあああ!」シュウウウウウン



ハイパーカブト「ぐわぁあああ!」シュウウウウン



ドライブ(フォーミュラ)「消えた!?」



ファイズブラスター「あの時193が言ってた事が現実に・・・・・」







193「もし記憶の中で倒されたら・・・・現実世界では死を意味します」







インフィニティーウィザード「くっ」インフィニティー プリーズ 



ディケイド「遅い!」ギィン!ドドドドドン



インフィニティーウィザード「きゃああああ!」シュウウウウウウン



ディケイド「お前らもだ!」ドドドドドドドドン



W(エクストリーム)「わぁあああああ!」シュウウウウウン



エンペラーキバ「きゃああああ!」シュウウウウウン



ブレイドキング「うわぁあああああ!」シュウウウウウン



ファイズブラスター「夕立ちゃん時雨ちゃん!」



アルティメットクウガ「やぁああああ!」



シャイニングアギト「はぁああああ!」



アルティメットクウガ「ふっはっやぁあああ!」ドッバッドッ



シャイングアギト「てゃあああ!」ブォンギィン



ディケイド「ぐっ!ちょうどいいお前ら、先輩ライダーの力を見せてやる」カメンライド


      「変身」一号



一号「ライダーキック!」ドッ



シャイニングアギト「なっ!」



アルティメットクウガ「暁ちゃん!きゃああああ!」バッ シュウウウウウン



シャイニングアギト「矢矧さん!」



一号「まだ行くぜ」カメンライド V3



V3「V3フル回転キック!」



シャイニングアギト「きゃあああ!」シュウウウウン



龍騎サバイブ「この!」ファイナルベント



カメンライド Xライダー



Xライダー「ライドルスティック!ライドル風車火炎返し!」ブォンブォンブォン ボォオオオオッ



龍騎サバイブ「う、嘘・・・・・」シュウウウウン



装甲響鬼「音撃刃 鬼神覚声!」ボォオオオオオッ ダッ



オーズ(スパータトバ)「これで!」スキャニングチャージ!



カメンライド RX フォームライド バイオライダー



装甲響鬼「もらった!」



オーズ「せいやー!」



バイオライダー「」ゲル化



装甲響鬼「なっ!?うわぁあああ!」シュウウウウウン



オーズ「響ちゃん!」



RX「よそ見してる場合か?リボルケン!でぇやぁあああ」リボルクラッシュ ジジジジジジィ



オーズ「そんな・・・・・」シュウウウウウン



フォーゼ(コズミック)「てぇやぁあああ!」ブォン ギィン ググググッ



ディケイド「次はお前らの力だ」ファイナルアタックライド カカカカブト ドッ



フォーゼ「ぐっ!」ヨロッ



シュンシュンシュン



フォーゼ「速い!」



ディケイド「でぇやぁああああ!」ギュウンンンン 



フォーゼ「うわぁあああ!」ドオーン シュウウウウウウン



ファイズブラスター「川内さーん!」



鎧武極「吹雪ちゃん島風ちゃん、合体技で!」オレンジ!ロックオン!



ファイズブラスター「わかりました!」Exceed Charge



ドライブ「了解!」フルフルフォーミュラ大砲!



ディケイド「なら力比べといくか」ファイナルアタックライド ディディディディエンド ババババババッ



「「はぁ!」」ドキュウウウウウウウウン 



鎧武極「くぅうううううっ」 バチッ



ファイズブラスター「うううううっ」バチバチッ



ドライブ「うううううっ」バチバチバチッ



ディケイド「はぁあああああ、ああああ!」ギュウウウウン



「「きやぁあああああ!」」 シュウウウウウン



ディケイド「残るはお前らだけだ」



V3「こ、こんな奴に勝てるのデスカー」



2号「あらぁ~怖気ついたのかしらぁ~」



一号「どっちにしても倒さなくてはやられるだけです」



V3「・・・・・そうですよネー。なら気合いれて行きますよ」



ディケイド「来い・・・・・・!」



一号「・・・・たぁあああ!」バッ ドッ



ディケイド「・・・・・」パシィ



二号 V3「「てぇやぁあああ!」」ドッ



ディケイド「ぐぅうううっ!」ズザザザザザッ



一号「はっやぁあああ!」シュッシュッドッ



ディケイド「くっぐわっ」


ガシィ


ディケイド「なに!?」



二号「行くわよぉ~」



V3「やぁあああ!」ブォン



ディケイド「うわぁああ!」



一号 二号 V3「「とぉう、やぁああああああ!」」トリプルライダーキック ドッ




ディケイド「ぐわぁあああああ!」



ディケイドドライバー「」ピシッバチィ ドンッ



V3「や、やった勝ったネー」



一号「・・・・なぜです士さん」



二号「どうしたの~」



一号「なぜあなたはわざとやられたんですか」



士「・・・・お前は・・・いやお前らは・・・・まだ死ぬわけには・・・・いかないんだろう?」


  「だから・・・・お前らを・・・倒すふりをして・・・次元の狭間に・・・・お前らの・・・・仲間を・・・送っていた」



シュウウウウウン


「「士(さん)!」」



一号「皆・・・・」



士「俺が死んだら・・・・世界は・・・・元に・・・戻る・・・だから・・・・そうしたんだ」スッ



朝潮「これは?」



士「お前が・・・・ライダーの事を・・・憶えて置いて・・・・くれ・・・・本当は・・・・夏海に・・・渡したかったが・・・・」


 「お前に・・・渡すのも・・・悪くない・・・・・」



「「士(さん)!」」



士「ありが・・・とうな・・・・朝・・・潮・・・・・・」



海東「士!死ぬな!」



士「・・・・・・・・」バタッ



朝潮「士・・・さん?・・・士さーーん!」




ザッザッザッ





???「ふふふっまさかこうもうまくいくとは思わなかったわ」



暁「あなたは・・・・」



川内「飛行場姫と」



時雨「一緒にいた」



朝潮「南方棲鬼・・・・!」



夕立「なんであなたがここにいるっぽい!」



南方棲鬼「なーんだまだ気づかないの?甘イナ!オ前ラニコノ世界ニ来サセタノハコノ私ダ!」



暁「な、なんですって!?」



南方棲鬼「ソシテ!オ前ラ艦娘ニ暴動を起コサセタノモ、私ダ!」



艦娘「「なっ、なんだって!」」



南方棲鬼「ドウヤッテ、オ前ラを操ッタノカ知リタクナイカ?」



金剛「ど、どうやって」



南方棲鬼「オ前ラハ私ノ実験生物イワバ、モルモットダッタカラダ」



朝潮「じ、実験動物・・・・・」



南方棲鬼「私モ驚イタサ、マサカ駄作カラ生マレタノガ、オ前ラ艦娘ダッタトハ・・・・・嬉シイ誤算ダッタ」



木曾「嬉しい誤算だと!?」



南方棲鬼「ソウサ!オ前ラガ、私ガ造ッタ一体カラ虫ノヨウニ増殖シテイッタガ操レル事ニ変ワリハナカッタ」


      「シカシ、操ル機会ガアマリナカッタ、ダガコレガコノ世界ニ来タ事ニヨリ、クーデターを起コサセタ」 イクサドライバー



大和「それはイクサドライバー!」



南方棲鬼「コイツを異世界カラ奪ッテ分析シタラ、大陸ニモ同ジ反応ガアッタ、シカシ大陸ハ人間達ニ支配サレテイル。ダカラ」



鈴谷「私達を使った・・・・・」



南方棲鬼「オカゲデ、目当テノ物を得ル事ガデキタ。礼を言ウワ、ディケイドを倒シテクレテ、コレデ私ノ計画ガ最終段階に移行スル!」



???「そうはさせん!」



南方棲鬼「・・・・何者ダ?」



名護「魑魅魍魎跋扈する、この地獄変、名護啓介はここにいる」



大和「な、名護提督!」



名護「君達は早く逃げなさい。あいつは私が倒します」



南方棲鬼「名護啓介ナゼ生キテイル!」



名護「死んだのは私のダミーです。あなたの計画をレ級から全て聞きました」



南方棲鬼「レ、レ級ガ!?」









クーデター発生から一週間前



名護「・・・・・」



コンコン



名護「(窓から音が・・・・誰だ?)」 ガラララッ



レ級「ヨォ」



名護「・・・・深海凄艦が何のようだ」



レ級「イヤ、話ガアッテ来タ。担当直入ニ言ウ、逃げろ」



名護「・・・・どう言う事だ?」



レ級「こっちの動きが妙な事になっているからな、もしかしたら大きな事が起こるみたいだ」



名護「それと私が逃げるのはどう関係がある?」



レ級「盗み聞きしたんだよ。曖昧だけど艦娘を操るとか言ってたからね。もし本当ならお前の命が危ない」



名護「なぜそれを俺に教える。俺とお前は敵対関係のはずだ」



レ級「・・・・嫌なんだよ、僕を殺せる人間が死ぬのは」



名護「・・・・・・」



レ級「じゃあ用件は伝えたから、次は本当の殺し合いをしようねー」バッ



名護「待ちなさい!・・・君は・・・・」












名護「・・・・・レ級はその後の戦いで私に倒されました」



南方棲鬼「チッ!アノ、キメラめ!余計ナ事を!」



名護「今度はあなたの番だ・・・・南方棲鬼その命神に返しなさい!」



南方棲鬼「命を返シナサイ?フザケルナ!出テ来イ!我ガ僕達ヨ!」



ダークライダー「「」」シュン



南方棲鬼「サァ、ヤレ!奴らを皆殺シニシロ!」



ダークカブト「・・・・・」ドキュン



南方棲鬼「!?貴様何ノ、ツモリダ!」



ダークキバ「気づいてないの?私達の洗脳はもう解かれてる事に!」



南方棲鬼「ナ、ナンダト!」



G4「洗脳されたフリするのは滅茶苦茶しんどかったよ」



名護「わかったでしょう、あなたの退路は断たれた。命は獲らないかわりにおとなしく降参しなさい」



南方棲鬼「・・・・・シカタナイ、降参ダ」



名護「賢明な判断です。白露、青葉、拘束しなさい」



ダークキバ「了解」



ソーサラー(青葉)「わかりました~」



南方棲鬼「・・・・ナァーンチャッテwww」ガシッ



ソーサラー「えっ・・・・・・・」バタッ



ダークキバ「!?抵抗するな!」



南方棲鬼「邪魔ダ!」ドカッ



ダークキバ「ぐふっ・・・・・・」バタッ



南方棲鬼「出来レバ、ヤリタクナカッタガ・・・・・・」パチィン



ギュウウウン



「「!?」」



南方棲鬼「オ前ラを元ノ世界ニ帰シテヤル!タダシ、今マデノ記憶、出来事を失ッタ状態デナ!」


      「ソシテ、記憶を消ス前ニ教エテヤロウ。私ガ手ニ入レタノハ世界を塗リ替エル力を持ッタ装置ダ!」



時雨「なんだって」



南方棲鬼「オ前ラノ世界ハ元ニ戻シテヤル。ダガ他ノ世界を改変シ、ソノ後デ変エテヤル!」


      


「「う、うわぁああああああああ!」」シュンシュンシュンシュン











???


???「・・・・嫌な海風だな・・・・・どこかで異変でも起きたかな?」



???「(見つけた・・・・あの人が世界を救ってくれる人だわ)」













睦月「吹雪ちゃん~!」



吹雪「睦月ちゃんどうしたの?」



睦月「夕立ちゃん見なかった?夜遅くに帰ってきてるんだけど、昼間になるとどこかに行ちゃって。また足柄さんに宿題で怒られちゃう」



吹雪「そうなの?じゃあ見かけたら声かけておくよ」



睦月「ありがとう、じゃあ私はこれで。如月ちゃん行こう」



如月「ええ」



吹雪「(如月ちゃん?轟沈したはず・・・・うっ、頭が)」ヒラッ


   「ん?なにこれカード?こんなの持ってたかな?」






夕立「・・・・・・・」



時雨「どうしたんだい?思いつめた顔して、夕立ぽくないよ」



夕立「むぅー私だって悩むっぽい」



時雨「じゃあ、何に?」



夕立「・・・・信じてくれるかわからないけど、大切な人の事を忘れてるみたいで、もやもやするっぽい」



時雨「・・・・考えてる事は一緒だったみたいだね」



夕立「?」



時雨「僕もなんだよ・・・誰かを忘れてる。そんな感じがするんだ」



夕立「一体誰を忘れているのかしら?」






トラック島


大和「・・・・・これは一体・・・それに、この15枚のカードがばら撒かれていた・・・・何かありますね」



世界を繋ぐ扉「」












鎮守府


大淀「トラック島の大和から入電、トラック島に異変あり。直ちに捜査を行う者を求む。だそうです」



長門「異変?詳しく聞かせてくれ」



大淀「オーロラの様なものが地上に現れたと言う報告だけです」



陸奥「どうするの?」



長門「あまり関係ないものだと思いたいが深海凄艦の新たな兵器かもしれん。即急に行ったほうがいいかもしれん」






教室 


ザワザワッ


長門「・・・・以上だ。今回の任務は研究者の護衛そして深海凄艦が現れた時の迎撃を想定した任務だ」


   「なにか質問は?」



吹雪「誰が行くのですか?」



長門「提督に相談したところ、第五遊撃部隊そしてこの任務だけの護衛部隊を編成すると仰っていた」


   「その護衛部隊は後で呼ぶので必ず来るように、以上、解散!」








護衛任務当日


出撃ドック



吹雪「え、別の鎮守府から来る人も?」



加賀「ええ、途中で合流するみたいよ」



金剛「と言っても研究資材の一部をトラック島に輸送する艦隊ですケドネ」



吹雪「へぇー、早くあってみたいですね」



北上「ところでさ、吹雪それはなに?」



吹雪「え?これですか?」ライダーカード



大井「なにそのカード?」



吹雪「拾ったんですこれ、でも誰に聞いても知らないみたいで持っているんです」



金剛「持ち主見つかるいいデスネー」



吹雪「はい!」



大淀『第五遊撃部隊、護衛部隊出撃してください』



吹雪「第五遊撃部隊出撃します!」









トラック島



大和「お待ちしておりました」



研究員「例のオーロラは?」



大和「まだ、発生しています。こちらです」





世界を繋ぐ扉「」



研究員2「これか・・・・・」



研究員3「資材はもう運ばれていますか?」



大和「ええ、先程に」



研究員「そうですか、後は私達に任せて、あなた達は休んでいてください」



大和「わかりました。あとこれを」



研究員「なんですか、これは?」



大和「これが周辺に、ばら撒かれていました」



研究員「お預かりしても?」



大和「ええ、どうぞ」



研究員「よし、お前ら作業にかかるぞ!」



研究員2 3「「はい!」」







旅館



天龍「天龍だ、よろしくな」



木曾「木曾だ、よろしく頼む」



朝潮「朝潮です、よろしくお願いします」



荒潮「荒潮よぉ~よろしくねぇ~」



鈴谷「鈴谷だよ、よろしくね」



矢矧「矢矧です、よろしく」


省略




吹雪「六人で護衛したんですか?」



朝潮「ええ、トラック島と私達がいる鎮守府は近いので」



荒潮「敵なんて出てくる前に私達で倒しちゃうもの~誰も損害は出さないわぁ~」



朝潮「まぁ、少しの間ですがよろしくお願いしますね、吹雪さん」



吹雪「こちらこそよろしくね、朝潮ちゃん」








研究員「どうだ、なにかわかったか?」



研究員2「駄目ですね、本部から支給された研究用資材でも測定ができません」



研究員3「このカードも・・・あれ?」



研究員「どうした?」



研究員3「今、一瞬ですがカードに輝きが・・・気のせいかな」



研究員「・・・一体何なんだこれとこのオーロラは・・・・・?」



ピィイピィイ


研究員「どうした!?」



研究員2「オーロラから熱源です!」



研究員「なんだと!?」



ギュウン



武神鎧武「ちっ、あの女めこんな世界を破壊しろとは、まぁいい」ギロッ



研究員3「ひっ」



武神鎧武「せっかく、蘇らしてもらったのだ。存分に暴れさせてもらおう!」キュイイイン ドキュン







旅館


ぎやぁああああああああ!




天龍「なんだ今の悲鳴!?」



木曾「研究員達の方から聞こえたな!」







研究員「た、た、助けて!」



武神鎧武「逃げろ逃げろ、無様にな・・・・!」ガキィン



天龍「ちっ!当たらなかったか」シュルシュル パシッ



武神鎧武「女、我の邪魔をするか」



木曾「人を殺そうとする奴には」ブォン



武神鎧武「!」ガギィン



天龍「邪魔するだろ」



武神鎧武「・・・・いい攻撃だ」キィン

   

      「だが、我に挑むには到底及ばん!」ギィン



木曾「くっ!」ズザザザッ



天龍「ぐうっ!」ズザザザッ



武神鎧武「さて、どれだけ我を楽しませてくれるのか?」



木曾「おい!お前らは速く逃げろ!」



研究員「立て、速く逃げるぞ。・・・・直ぐ仲間を呼んでくるからな!」



武神鎧武「助けを呼ぶまでも無い、直ぐに倒してやろう」









旅館


吹雪「今の悲鳴はなんですか!?」



金剛「研究員がいる方から聞こえたネー!」



朝潮「それに天龍さんと木曾さんがいません!」



大和「皆さん落ち着いてください、慌てるのもわかりますが落ち着いて」



バンッ



大鳳「!大丈夫ですか!?」



研究員「私は大丈夫だ。それよりこいつを・・・・」



研究員3「ううっ・・・・・・」



大和「酷いケガ・・・救急妖精さん!」



妖精「こいつはヤバイな早く手術しないと。お前らオペの準備だ!」



妖精s「「了解!」」



研究員「あと早く二人を助けに行ってくれ!」



朝潮「二人って眼帯を着けた人ですか?」



研究員「ああ、早く助けに行かないと死んでしまう!」



朝潮「荒潮!」



荒潮「わかってるわよ~」ガシャン



吹雪「これって艤装?」



朝潮「もしものの為に艤装の予備を手元に置いているんです」



荒潮「うちの提督は用意周到なのよ~」



矢矧「私達は先に行っていますので、早く来てください」



大和「わかりました。皆さん戦闘準備を!」



艦娘s「「了解(デース)」」









天龍「おらぁ!」ブォン



武神鎧武「ふん!」キィン



木曾「懐ががら空きだぞ!」 ブォン



武神鎧武「そんな物!」ガシッ



木曾「俺の刀を掴んだだと!」



武神鎧武「なまくらで我の相手が務まると思っていたのか?」パキィ ドカッ



木曾「ぐはっ」



天龍「木曾!」



武神鎧武「油断したな!」キィン



天龍「!」サッ  ガキィン


   「俺の刀が!」



武神鎧武「はっ!」ドカッ



天龍「うっ」



武神鎧武「ふん、我に挑んだことを後悔しながら死んでいけ」キュイイイイイン



朝潮「不味い!間に合わない!」




ドキュン



木曾「・・・・・?」



天龍「・・・・・・・・・!?」



武神鎧武「・・・・・」グググッ



???「悪いがこいつ等が死ぬにはまだ早すぎる」



武神鎧武「貴様・・・・何者だ」



???「・・・・ただの亡霊だ。見守る事か破壊する事しかできない・・・・亡霊だ」



武神鎧武「亡霊なら、いるべき場所に帰るがいい!」ブォン



???「そうはいかない」フッ

  

  「まだ、やるべき事が残っているからな!」シュイン  ソード ヨーソロー! ギィン



武神鎧武「ふんっ!」キィン



???「おい、お前らここから離れてろ!」ググッ キィン



木曾「・・・そうさせてもらう」



武神鎧武「ふん!でぇやぁあ!」キィン ギィン ドカッ



???「くっ・・・ん?ライダーカード、何故こんな世界にあるんだ?」



武神鎧武「これで終らせてやる」ガション ロックオン!



???「ちっ、いちかばちかだ!」シュイン アビリティ カブト クロックアップ ヨーソロー!  ギュゥン



武神鎧武「なに!?ぐわっ」



???「これで終わりだ!」シュイン 必殺! レイス ヨーソロー! シュウン



幽霊船「」ガコンガコンガコン



武神鎧武「!」



幽霊船「」ドンドンドン



武神鎧武「ぐわぁ!」



???「でぇやぁああああ!」ギュウウウウウウン ドッ



武神鎧武「ぐふっ・・・・・」



???「さぁお前が殺めた者達の声を聞け」



武神鎧武「なんだと・・・ん?・・・・・!」ガシガシッ



武神アギト「鎧武・・・・!」



武神オーズ「こっちに来い・・・・・!」



武神鎧武「な、なんだ!離れろ!」ガシガシッ



武神W「おまえだけは・・・・!」



武神フォーゼ「許さない・・・・・!」



武神鎧武「止めろ・・・・・嫌だ!あの世に戻りたくない!」ズルズルズルッ



???「お前は俺より先に地獄で待っていろ」



武神鎧武「うわぁああああアアアアアアアアア!!!!」ドプン



???「・・・・終ったか」




鈴谷「な、なんなのあいつ・・・・」

  


朝潮「気を緩めないで下さい。まだ味方ときまったわけではありませんから」



???「おいおい、助けたのにそれはないだろ」



荒潮「でも、あなたの事なんかまったくわからないのに味方と断定するなんて無理よ~」



???「・・・・はぁ・・・本当、この世界でも疑い深いよな。荒潮は・・・」ボソリ



朝潮「(この人荒潮の事を知ってるの?)とりあえず変身を解いて下さい。そうすれば少しは信じられますから」



???「了解」解体~ シュゥン



朝潮「今からする質問に答えてください。いいですね」



???「どうぞ」



朝潮「あなたの名前は?」



???「レイだ」



朝潮「では、レイさんあなたが先程戦っていたあの戦士はなんですか?」



レイ「あいつは武神鎧武、異世界にいる武神ライダーの一人だ」



朝潮「・・・なんですかそのライダーは?」



レイ「仮面ライダー 人々の平和を守る正義の戦士だ」



朝潮「その仮面ライダーは何故私達の世界に来たのですか」



レイ「本来なら、ライダー達は世界を移動せず自分達の世界を護る。ただ仲間がピンチの時だけ世界を移動する」


   「ただし、例外はいるけどね」



木曾「なら、あの仮面ライダーは何故俺達を襲った?正義の味方じゃないのか?」



レイ「正義があれば悪があるように、仮面ライダーにも正義の道から外れ悪の道に落ちる奴もいる。あの武神鎧武みたいにな」


  「ただ、あいつは一度死んでいる」



天龍「はぁ!?なんで死んだ奴が生き返ってるんだよ」



レイ「お前らが知っている・・・いや、敵対している奴らの一人が復活させた。全ての世界を手に入れる為に」



大和「深海凄艦・・・・!」



レイ「俺がこの世界に来てそこの二人を護ったのは、二人を含めた君達がそれを止めるための力だからだ」



矢矧「?どう言う事?」



レイ「今は記憶を失っているが、君達は仮面ライダーの力を持っていたんだ」



時雨「僕達が?」



レイ「この世界に来て、そしてこのライダーカードを見たことで、あの子が俺に頼んだ事の意味がわかった」


  「俺がこの世界でやるべき事は、君達の本当の記憶そしてライダーの力を再び与えること」



朝潮「でも、どうやって」



レイ「このライダーカードはライダーの力が宿ってる。俺のレイスの能力に、人に力を与える能力があるから大丈夫だ」



暁「ちょっと待って、力を手に入れたら元の自分に戻れるの?」



レイ「ああ」



朝潮「力を取り戻したら、私達は何をすればいいのですか?」



レイ「俺にはわからない。自分で考えるんだ」 エナジー ライダー



シュウウウウン



朝潮「・・・・思い出しましたよ、やるべき事が」



吹雪「でもどうやって止めるんです?あれほどの力を持った敵をどうやって・・・」



大和「せめて士さんがいれば・・・」



川内「それだ・・・それだよ!」



夕立「どういう事っぽい?」



川内「全てのライダーを倒せる程の力を持った士さんなら南方棲鬼を倒せるかもしれない」



時雨「でも、どうやって?士さんを生き帰させるの?士さんは僕達のせいで・・・」



レイ「過去に行けばいいんじゃないか?」



時雨「過去に?」



レイ「過去に行って時間を変える。そうすれば君達が求める事が出来るんじゃないか?」



天龍「そうか、モモタロス聞こえてるか!」



モモタロス『やっと思い出したか天龍!』



天龍「悪かったな・・・・忘れちまってて」



モモタロス『謝ることはないぜ。それより過去に行きたいんだな?』



天龍「ああ、行けるか?」



モモタロス『デンライナーならもう直った!すぐにでも行けるぜ!』



プワァアアアアアアアアン シャアアアアア



木曾「直ったのか?」



瑞鶴「理由詳しく聞いてみる必要があるわね」



モモタロス「お前ら早く乗れ!」



天龍「どうした?」



モモタロス「ここに来る途中、大群が見えた。恐らく敵だ!」



加賀「こんな時に・・・・」



レイ「・・・・どうやら、俺達の出番だな」



響「俺達?」



レイ「そこに隠れている奴出て来いよ」



飛行場姫「あらら、ばれてたか」



鈴谷「し、深海棲艦の姫級!?」



飛行場姫「早く行きなさい。私達が、くい止めるわ」



荒潮「姫級なら戦わなくてもいいんじゃないのかしら~?」



飛行場姫「それが私達でも知らない子達だから説得しても無駄だと思うわ」

  

      「それにそろそろ暴れたいしね」



レイ「だそうだ。ここは俺達に任せて行け」



朝潮「・・・恩にきります!」



モモタロス「乗ったか?よし、行くぞ!」



シャアアアア プワァアアアアアアアアン




レイ「行ったか・・・」



飛行場姫「それじゃあ私達も行きますか」



レイ「お前陸上しか動けないから援護頼むぜ」



飛行場姫「悪いけど戦えるから」チャキッ



レイ「なら・・・行くぜ!」ブォオオオン



飛行場姫「ええ」キィュルキィュルキィュル



レイ 飛行場姫「「変身!」」建造 レイス! ディエンド!



レイス「さぁ、砲撃戦としゃれこもうか!」



ディエンド「水底に沈みたいのは誰かしら?」








デンライナー


朝潮「(・・・・無事でいてください。お二人さん)」



電王『お前らこれから突っ込むぞ!しっかり摑まってろよ!』



バチバチバチバチッ!



鈴谷「きゃっ!」



木曾「うおっ!」




プワァアアアアアアアアン




電王「おっしゃあ!抜けたー!」




夕立「皆無事っぽい?」



「「だ、大丈夫」」



木曾「そ、それよりこのデンライナー過去に行けなかったんじゃ?」



オーナー「ええ、ですが改めて調べたところ、デンライナーの内部にこんな物が」



大鳳「なんですかこれは?」



オーナー「一種のジャミング装置みたいな物です」



木曾「あいつ、こんな物まで」



オーナー「偶然でしたよ。調べてる最中、リュウタロスが滑ってコーヒーを壁にかけてしまった時、壁に違和感があったので調べたら見つけたんです」


      「恐らくあなた達の世界に来る前に乗客に変装して仕掛けていたのでしょうね~」


ドンッ! グラッ



時雨「な、なんだい?」



ウラタロス「!あれは!」



電王「なんであいつも復活してんだよ!」



オーナー「あれは・・・神の列車」





ガオウ「今度こそ時間に喰われてもらう」



電王「牙王!」




ガオウライナー「ガォオオオオオオオン!」ドン



電王「くうっ!やっかいな物まで復活させやがって!」



ガオウ「従うのは気に食わないが、暴れられるなら悪くはない」


ドンッ


鈴谷「痛っ!」



木曾「このままだとデンライナーが持たないぞ!」



オーナー「そろそろ、来てもいい頃ですねー」




ドンッ



ガオウ「ぐうっ!?なんだ!」



シャアアアアアアッ



電王「NEWデンライナー?なんでこんな所に」



NEW電王『聞こえる?モモタロス』



電王「幸太郎、なんでここに?」



NEW電王『話は後、あいつは俺に任せて逃げろ。デンライナーの武装が機能してないんだから無理しないでくれ』



電王「そうさせてもらうぜ」



ガオウ「まぁいい、お前から喰ってやる」



NEW電王「悪いけど俺の強さ、本物だから」



ガオウライナー「ガォオオオオオオオオオオン!」ドンッ ズザザザザザッ



NEW電王「流石に神の列車って言われるほどだな。だけど」ピッ



NEWデンライナー「」ドドドドドドッ



ガオウライナー「ギィャヤヤヤヤヤァ!」ドンドドドドドドッ



ガオウ「ちぃっ!目障りな、なら」



NEW電王「ん?突っ込んでくる気か、止めた方がいいのに」



ガオウ「終わりだ」



NEW電王「・・・・・」グンッ



ガオウ「何!直前でかわされただと !?」



ゼロナイナー「ウォンウォオオオオオオオン」ギュルルルルル



ガオウライナー「」ドォオオオオオオン









ガオウ「ぐわっ!くっ」



NEW電王「さてと終らせるか」



テディ「カウントは?」



NEW電王「15、いや10でいいや」



ガオウ「おもしれぇ・・・やってみろ」フルチャージ


10 9 8


NEW電王「」ガァン キィン ズバッ


7 6 5


ガオウ「ぐっ!」


4 3 2 1


NEW電王「たああああっ!」 ズバァ


0


ガオウ「・・・また、時間に喰われるのか・・・・」ザアアアアアッ



NEW電王「ふうっ」



テディ「やったな、幸太郎」



NEW電王「ああ、後はあいつらに協力してもらわないとな」






デンライナー


オーナー「待っていましたよ。幸太郎君」



幸太郎「いえ、こちらこそ遅くなってすみません・・・・この子達が仮面ライダーの力を持ってしまった素人か」



暁「し、素人ですって!」



幸太郎「だってそうだろ。勝手に力を持って、おまけに世界を狂わせた。これのどこが素人じゃないって言えんの?」


  

暁「うぐぐぐっ」



幸太郎「まっ、これからやる事に足引っ張んないでくれよ」



吹雪「これからやる事ってなんです?」



侑斗「お前らには、俺達と共にディケイドいや門矢士の時間の修復を手伝ってもらう」



モモタロス「時間の修復?あいつがやられたのはライダー大戦の時だけだぞ。なんで時の列車三編成も必要なんだよ」



侑斗「それがお前らが破壊した時間は元に戻っていたんだ」



モモタロス「はぁ!?どういう事だ!」



幸太郎「逆にこっちが聞きたいよ」



侑斗「だが修復しなきゃいけない時間があるのは確かだ。それは三つ」



幸太郎「一つはディケイドが始めて力を手に入れた時間、二つ目は新たな力を手に入れた時間、三つ目は昭和ライダー平成ライダー達の戦いの三つだ」



侑斗「お前らにはその手助けをしてもらいたい。できるか?」



朝潮「もちろんです!」



モモタロス「というか、もともとこいつらはその為に来たんだからな」



侑斗「そうか、モモタロスこれを」



モモタロス「インフィニティチケットか」



侑斗「これで過去に自由に行き来できる」



幸太郎「早く行こうぜ、早くしないとじいちゃんがやられちゃうかもしれないし」



朝潮「皆さん必ず士さんを蘇らせましょう!」



艦娘s「「おー!」」









2009年3月10日



ギイィイ


幸太郎「よし着いた」



朝潮「見たところ平和ですけど、この時間のどこを修復するんですか?」



幸太郎「ディケイドはライダーカードで変身するのは知ってるよな」



大鳳「ええ」



幸太郎「そのライダーカードで重要なディケイドカードがなかった。そのせいで門矢士は変身できずに死んだ」



吹雪「じゃあこれを渡せば」



幸太郎「渡してもなんだこれ?ってことになるから変身する前に時雨ちゃんのスカラベタイムを使ってカードを戻す。簡単だろ?」



矢矧「もし、失敗するとどうなるのです?」



幸太郎「もう一回時間を戻せばやり直せるから大丈夫。よし、まだ時間がある事だし自由に行動してもいいよ」



羽黒「え?いいんですか?」



幸太郎「どうせ、時間になるまで結構あるし大丈夫だよ。ただし正午にはここに戻ってきてくれよ」






朝潮「(本当に信じられませんね。こんな平和な世界が崩れるなんて)」



チンピラ「おい、なんだこの写真!俺の全てを撮ってやるってそれがこのとんでる写真か!」



朝潮「(喧嘩かな?)」



???「やっぱり駄目か」



朝潮「!」



???「あの、すみません!士君がご迷惑をかけて」



士「なんだ夏海カンか」



朝潮「あれが、仮面ライダーになる前の士さん・・・・」






夏海「まったくいい加減にしてください!」



士「はいはい、わかったわかった」



朝潮「あのすみません」



士「ん?なんだ?」



朝潮「写真撮ってもらえますか?」



夏海「すみません、この人の写真は変に写るのでやめといたほうが」



朝潮「いえ、かまいませんから」



士「だ、そうだ。撮ってもいいか?」



夏海「・・・どうぞ」


パシャ


士「・・・・お前、一度俺に会った事でもあるのか?」



朝潮「いえ、でもいつか逢えますよ。写真を撮ってくれてありがとうございました」



夏海「あ、待って写真の受け取り場所・・・・行っちゃいました」



士「いつか逢えますよ・・・か」







幸太郎「よし、異常はないみたいだな。時雨ちゃん頼んだよ」



ブレイド「はい」Time Scarab




ブレイド「少し借りるよ・・・ありがとう、また僕達に力を貸してね」




士「変身!」カメンライド ディケイド




幸太郎「よし、成功だ」



時雨「これで時間は修復されたのかい?」



幸太郎「ああ、後はモモタロス達がこの後に続いて時間を修復すれば・・・」ピィピィピィ


     「ああ、修復できた。簡単な作業だったから、で?そっちは・・・修復できてたから侑斗と合流した・・・わかったじゃあこっちも戻る」ピッ


     「聞いてた通りだ、もうディケイドの時間は直った。俺達はこれからモモタロス達と合流するぞ」



「「はい!」」


シャアアアア プワァアアアアアアアアン



???「行かせん・・・」


ドドドドン


???「!?」チュインチュイン



レイス「悪いけど邪魔させてもらうよ」



マルス「この私にたてつく気か」



レイス「俺はお前の事を大体知っている。黄金の果実いや、失敗作さん」



マルス「貴様・・・いいだろう、すぐに殺してやる」



レイス「悪いけどまだあいつらのサポートが残ってるからな。死ぬわけにはいかない」アームズチェンジ 鎧武 極アームズ! ヨーソロー


    「・・・・はぁっ!」











吹雪「で、これからどうします?」



瑞鶴「あの二人帰っちゃったもんね」




幸太郎『じゃあ、俺達は元の世界に戻る』



暁『えっ!帰っちゃうの』



侑斗『流石に野上だけに任せっきりにはできないからな』



島風『じゃあ、私達これからどうしたらいいの?』



侑斗『・・・時期にわかる』





夕立「って言ってたけどわからないっぽ、い!?」



加賀「うっ!」



大鳳「頭が・・・」



南方棲鬼『』



加賀「あなたは」



南方棲鬼『まったく、おとなしく世界を書き換えさせてくれないかな。こっちも手駒が尽きちゃうんだけど』



瑞鶴「私達の事を甘く見ているからよ!」



南方棲鬼『・・・仕方ないか、こうなったら決着つけましょうか。全ての世界の命運を賭けた戦いを』



天龍「な!どう言う事だ!」



南方棲鬼『異論は認めないわ。それじゃあ決戦の地で待ってるわ』 シュウウウウン



木曾「じょうとうだ・・・!決着つけてやる」



吹雪「でも、もし私達が負けたら全ての世界が・・・」



士「それでもやらなきゃいけないだろ」



朝潮「士さん!」



士「仮面ライダーは人々のいや、世界の味方だからな」







決戦の地


南方棲鬼「・・・・来たか」



ディケイド「お望みどうり来てやったぜ」



南方棲鬼「どう思う?この場所は決戦の舞台には相応しいとは思わない?」



カブト「一体お前は何がしたかったんだ!」



南方棲鬼「言ったでしょう、世界の改変よ・・・いや、人間の心かしら」



ブレイド「人の心・・・?」



南方棲鬼「人間の心には必ず悪が生まれる。なら人間を、自動に動き命令には必ず従う機械人形のような物にすれば争いごとは全部なくなる」



鎧武「そんな世界は破滅しかありません!」



南方棲鬼「そうかな?破滅じゃなくて永遠の平和が来ると思うけど・・・・まぁ、理解して欲しいなんて言わないけど・・・・」


      「この戦いに勝利したらその世界が訪れる・・・始めましょう世界の命運を賭けた戦いを!いでよ!シャドウライダー!」



シャドウライダー勢(最強形態)「」



南方棲鬼「私も・・・変身」キュルルルルッ ギュルイン ドライブ タイプダークスピード



ダークドライブ「さぁ、最高で最後の戦いを始めよう!」





ダークドライブ「はぁ!」ブォン



ドライブ「くっやぁああ!」ギィン 



ダークドライブ「流石にコピーした物だけど私のほうが適合率が高いようね」



ドライブ「自慢?あいにく、そんな事聞いてる程時間が無いよ」



ダークドライブ「それは余裕が無いと言う事?」



ドライブ「いいや、速く終らせたいからだよ!」 タイヤ交換! タイプワイルド



ダークドライブ「力押しでどうにかなると思わないほうがいいわよ」 タイヤ交換 タイプダークテクニック



ドライブ「やぁ!」ブォン



ダークドライブ「・・・・」ピィピィ サッ ドキュン



ドライブ「うわっ!」



ダークドライブ「兎ちゃん次はこれよ」タイヤ交換 タイプダークデットヒート



ドライブ「ならこっちも!」タイヤ交換! タイプフォーミュラ



ダークドライブ「ふっ!」シュシュ



ドライブ「(なんで?私のほうが速いのに攻撃を当てられるの!?)」



ダークドライブ「でぇやぁああ!」スパァン!



ドライブ「うわぁ!」



ダークトドライブ「あーあ、こんなもんか。失望するねぇ」



ドライブ「どうして・・・私より速く攻撃できるの?」



ダークドライブ「簡単よ。あなたはスピードに頭がいき過ぎて動きが読みやすいのよ」タイヤ交換 タイプダークフォーミュラ 必殺



ベルトさん「(くそう、せめてシフトトライドロンがあれば・・・!)」



ダークドライブ「まずは一人、チェックメイトよ」 フルフルフォーミュラ大砲



ブラスターファイズ「島風ちゃん!」




ギャオオオオオオン!



ダークドライブ「!?うわっ!・・・なんだ?」



ディケイド「あれはシンケンジャーの」



ウェポン キョウリュウマル ヨーソロー!



レイス「危機一髪だった・・・・」



ダークドライブ「あなた、何者?」



レイス「仮面ライダーレイス これからお前を倒す名だ・・・て言いたいところだけど俺にはもう時間が無い。ドライブ、クリム!」



ベルトさん「君、なぜ私の名を」



レイス「お前の相棒、泊 進ノ介の贈り物だ。そしてドライブの新たな力だ!受け取れ!」



ダークドライブ「させるか!」ドキュンドキュン



ウィザード(インフィニティードラゴン)「させない!」ディフェンド・プリーズ



ダークドライブ「ちぃ!」



ドライブ「獲った!」



ベルトさん「行くぞ島風!」



ドライブ「うん!」ファイア! オールエンジン! キュイン ドライブ!タイプトライドロン!!  



ドライブ(タイプトライドロン)「これが新しい力・・・!」



ダークドライブ「なんなの!その姿は!?」



ドライブ「悪いけど私も知らない。これから初乗り。南方棲鬼、ひとっ走り付き合ってよ!」



ダークドライブ「付き合うより振り切ってあげるわ!」ドキュン



ドライブ「遅いよ」フッ ギュオオオオオウ



ダークドライブ「クソ!」ブォン



ドライブ「やぁああ!」キィン ギィンギィン



ダークドライブ「ぐぅ!・・・・凄まじい戦闘能力ね。だけど」ヒッサーツ フルスロットルフォーミュラ


         「これで終わりにして上げる!」



ドライブ「なら、こっちも」カモン!フレア スパイク シャドー タイヤカキマゼール アタック1.2.3 ヒッサーツ!フルスロットル! アタック1.2.3  



「「やぁあああああ!」」





ダークドライブ「・・・・・」



ドライブ「・・・・・ううっ」ガクッ



ダークドライブ「勝つのは私のよう・・・・」ピシィ


         「えっ・・・・?」



ダークドライブドライバー「」バキィン 



南方棲鬼「そん・・・・な・・・・・」ドサァア



シャドウライダー「」シュウウウン



島風「か・・・勝った」



ベルトさん「ナイスファイトだったな。島風」



ビィービィー


島風「!?なに?」



管理アナウンス『メインシステムニ異常アリ、メインシステムニ異常アリ』


          『クイーンノ応答無シ、クイーンノ応答無シ、クイーンハ死亡シタト推測。プログラムニ則リ、世界改竄装置作動』



士「バカな、倒したのに何故起動した!?」



???「もう、あなた達の活躍は必要なくなったからですよ」



吹雪「え?」



響「暁が二人・・・・?」



暁?「あなた達のおかげで未来が変わった。だから最後にお礼をしに来たんです」



暁「お礼って、その前にあなた何者なの?」



暁?「私は南方棲鬼が作り出した世界の一部。つまり未来から来たイレギュラーです。この体はそのデータの一部にしかすぎません」



時雨「待って、それじゃあ南方棲鬼は君の過去に世界を改竄していたのかい?」



暁?「ええ。私の過去ではあなた達、艦娘は深海棲艦と手を組み彼女を倒そうと試みたのですが・・・・結果は失敗に終わり世界は改竄されました」


   「改竄された世界は酷いものでした。全ての人達は表情ひとつ変えず生活し、道端に死体があってもそれを踏みつけていく」


   「しかし、ある時管理AIはトラブルを起こし暴走。暴走したせいで誤った命令が出されました。それは人間同士の殺戮」


   「人間達は互いに殺し合い、死に絶えました。事態を重く見た南方棲鬼は、私に体を与え自分の抹殺を命じました」



木曾「過去の自分を殺す・・・・嫌な決断だな」



暁?「私自身では勝てないと判断し、世界を回り噂で聞いた仮面ライダーの力を頼る事にしました」



士「キバの世界のイクサシステムを深海棲艦に盗ませたのはお前が元凶だったのか」



暁?「ええ、事はうまくいきました。名護啓介による仮面ライダーの存在、そしてその後に起こる洗脳された艦娘達の反乱、そして全ての仮面ライダーの


頂点にたつ、門矢士の出現」


   「そして、選ばれし者達の仮面ライダーとしての覚醒」



朝潮「待ってください、あのレイスと言う仮面ライダーは?」



暁?「彼は、表にも裏にも属さないライダーです。存在もまだ世界に知られていないのです」


   「・・・・・・どうやらもう私はこれ以上いられないようです」



川内「あっ・・・・体が」



暁?「皆さんには感謝しかありません・・・・・ありがとう」シュウウウウン




士「・・・・どうやら、俺もが来たみたいだ」



朝潮「え?そんな・・・士さん!」



ベルトさん「私達もいるべき世界に戻るようだね」



島風「そんな!まだ話したい事がいっぱいあるのに」



士「そんな顔をするな、俺達はいつかまた会える時が来る。それにお前らがピンチになった時、必ず駆けつけてやる」



朝潮「約束してくれるんですか?」



士「ああ、必ずな・・・・・じゃあなお前ら」シュウウウン



ベルトさん「グッバイ、島風いつか逢おう」シュウウウン



変身ドライバー「」シュウウウン




吹雪「・・・・戻りましょう皆さん。私達の世界へ」





その後、私達は無事にトラック島に戻れた。深海棲艦の飛行場姫は、私達が戻ってくるのを待っていたらしく、私達にこんな提案を持ち掛けた


 「私達の戦争今日で終わらせない?」


その後は大変だった。なにせ深海棲艦の姫級を連れて帰ってきたのだから鎮守府の皆は驚いていた


深海棲艦の代表達と国の代表達の会談により締結し、私達と深海棲艦の戦争は終った


この戦いを終らせたのはやっぱり士さんだと思う。あの人がいなかったらこんな終戦はしなかったはずだと私は思う


彼が作った絆がこの戦いを終らせたのだと私は思いたい。・・・・いや、私達か



朝潮「士さん・・・今もあなたは旅を続けているんでしょうね。あなたという絆を繋げる旅を・・・私はいつでも待っています。あなたがまたこの世界に来ることを・・・」






                             「今度の世界はなんの世界だろうな」



























作者からこの作品を見てくださった皆様へ


今までこの作品を見てくださった皆様、本当にありがとうございました


この作品は自分が今まで作った物より長い話になりました。しかし、そのせいか話が変になってしまったと自覚しております


それに戦闘シーンの場面では効果音だけでやるのは無理がありすぎたため、この部分も改善していかなくてはいけなくなりました


皆様から頂いたコメントなどを見ると皆様に応援されてるような気持ちになり、心から感謝しました


次回作は現在作成中なのでこの作品も見ていただいてくだされば嬉しいです


最後にこの作品を見てくださった皆様、本当にありがとうございました


                                                                SS好きの一般人より





後書き

できるだけ早めにちまちま更新します

ちなみに変身したら本来の仮面ライダーと同じ身長になります


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2021-03-03 17:04:09

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このSSへのコメント

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1: SS好きの名無しさん 2015-04-10 01:32:15 ID: 3Ej4_9JE

面白い展開になってきた!
続き待ってます!

2: SS好きの名無しさん 2015-04-12 00:12:18 ID: nOCTHiCX

バトライドウォーみたいだなw.

3: SK 2015-04-14 02:27:21 ID: CVCRjvPo

すごいなww 何から何まで知ってるんだね。 

自分の知ってるクウガとアギトと龍騎が出てきてくれて嬉しいです!

4: SS好きの名無しさん 2015-05-10 10:45:03 ID: iIQgi-O6

とても面白いです。今回は恐らく海東ですね? 彼は僕にとってはかなり好きな人なのでどう戦うか、仲間になるのか、それも気になるところです

5: SS好きの名無しさん 2015-06-02 20:57:54 ID: uDVIxCUF

続きを早く!できるだけ早く

6: SS好きの名無しさん 2015-06-28 00:14:45 ID: KOTk-WHH

続きを出来るだけ早くお願い致します。

7: SS好きの名無しさん 2015-06-29 21:30:47 ID: EnpfuECa

タイミングが悪いのかな?いつも下書き中なのよね~

8: SS好きの名無しさん 2015-07-15 23:27:47 ID: GMeY0EmS

完結乙です!

9: マダオz 2015-07-17 22:59:28 ID: zVPOpCJF

完結お疲れ様でした。とてもいい作品でした。

10: SS好きの名無しさん 2019-02-23 17:02:15 ID: S:XVPd8h

とても面白かったです!
ジオウでディケイドドライバーがバージョンアップしてW~ビルドまでも変身できるようになり、ライダーカードも平成2期勢が出てきたので作者さんはある意味預言者ですね


このSSへのオススメ

3件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2015-06-03 22:47:05 ID: MxPlgjWT

おかし過ぎる
なんで仮面ライダーとコラボするの?
おかしいでしょ?
もっと別のと合わせろよ

2: SS好きの名無しさん 2015-07-28 17:11:54 ID: R1MMONAA

突っ込みどころありすぎる。世界観とかも
もっと合わせて欲しい

3: SS好きの名無しさん 2015-10-24 13:21:11 ID: 5YL_r00G

酷い


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