2015-06-20 22:16:19 更新

概要

初投稿の思いつきを書くSSです


前書き

このSSには以下の内容が含まれます、それでもよろしい方のみご覧下さい。

文才のない本文
擬人化
迷走ストーリー


ゴジラ怪獣擬人化の短編集です

では第一話、


第一話 黒い翼との再会


ここはとある居酒屋

アメリカでゴジラが知り合ったらしいMUTOという怪獣(の擬人化)夫婦が経営している。

料理の腕もなかなかだし、お酒も美味しい。

夫婦の仲は大変よろしいようでお客さんがいても惚気が入るのが玉に傷だが、それもこの店の良いところだろう。

今日は歴代ゴジラ怪獣の皆で宴会を開いている。


ゴジラ「うし、全員酒回ったな、それじゃゴジラ2014公開記念と2018にラドン、モスラ、キングギドラ出演決定、そして日本での2016公開決定を祝しまして、一同、」


一同「かんぱーい!」


そう、私はハリウッド制作の2018ゴジラへの出演が決まった。

久しぶりに映画に出れる。そう思うと嬉しかったが、一番祝って貰いたい彼はここにはいなかった。


回想


バトラ「邪魔すんな、モスラ!」


モスラ「バトラ、やめてよ!」


あの時は意見食い違いで喧嘩したんだったっけ。懐かしいなー。


地に伏せるモスラに観覧車が倒れかかる。


モスラ「あ、」


死んだと思ったその時、


バトラ「全くどん臭いな、お前。」


モスラ「バトラ・・・・・」


彼は私を助けてくれた。とてつもなく嬉しいって思ったのを覚えている。


二人でゴジラを追い詰めて海へ運ぶってなったとき、


モスラ「私ならりん粉で熱線反射できるから、私が頭側を持つよ。」


バトラ「お前さ、こんなもふもふであいつに噛まれたらどうすんだよ。ゴジラも馬鹿じゃないし、絶対首噛み付いて来るって。俺は頑丈だから俺が頭側を持つ。」


モスラ「・・・・・わかった。」


止めればよかった。何故あの時私は彼を止めなかったのだろう。


バトラ「グフッ、俺ももうダメか・・・・・」


モスラ「バトラ!」


バトラ「いいかよく聞け、この地球に巨大隕石が迫ってる。俺はそれを破壊するために復活した。」


モスラ「バトラ!もう・・・・・もうこれ以上喋らないで!」


バトラ「俺はもう時間がない!隕石をお前に任せるから、ゴジラを・・・・・俺ごと封印しろ!」


モスラ「そんな・・・・・できないよ!」


バトラ「早くしろ!」


モスラ「っ・・・・・!」


私はゴジラと彼を空中で手放した。


バトラ「じゃあな、モスラ・・・・・俺は・・・・・お前のこと」ドボン!


私はゴジラを封印し宇宙へと旅立った。


彼はあの日死んだ。


多くの怪獣が人間として生きている今、何故か彼にだけ私は会えていない。他の皆もあったことがないそうだ。


ゴジラ「よう、モスラ。飲んでるか?」


ゴジラが話しかけてくる。


モスラ「飲んでるよ、ただちょっと考え事してた。


ゴジラ「そっか・・・・・あいつか?」


どうやらゴジラにはバレてるみたいだ。


ゴジラ「すまなかった。俺があの時、大人しく運ばれてれば・・・・・」


モスラ「君のせいじゃないよ。」


ゴジラ「どう考えても俺のせいだろ・・・・・しかし、なんであいつだけいないんだ?メガギラスとかはいるのに・・・・・」


そう、ゴジラと戦って死んだ怪獣は多いのに、何故か彼だけがいない。


モスラ「ちょっと具合悪いから今日は帰るね。」


そうゴジラに伝えて私は自宅に帰った。


10分ほど歩いて自宅にたどり着くと何やら見たことない少年が家の前にいた。

暗がりで顔は見えない。月明かりも今は雲に隠れている。


モスラ「あの・・・・・どちら様でしょうか?」


私が声をかけると少年がこちらを見る。ちょうど雲の隙間から月が顔をだし、月明かりが青年の顔と私の顔を照らす。


?「やっと会えたな・・・・・」


少年はぽつりとつぶやく。

その声には聞き覚えがあった。


モスラ「嘘・・・・・まさか・・・・・」


?「信じられねーよな、死んだ奴が人間として会いに来たなんて。まあこの世界ではみんなそうみたいだが・・・・・」


私は彼に抱きついた。


モスラ「グスッ会いたかった。会いたかったよ、バトラ!」


だいぶ長い時間、私は彼の腕の中で泣いていた。


ひとまず家に入り、


バトラ「まずなんで俺だけ今まで会えなかったのか説明しないとな。」


そこから彼はいろいろと語り出した、が正直頭に入っていない。彼と再会できて嬉しいという感情が私の心を占めていた。


バトラ「という訳で、俺が人間として復活するのは遅くなったのだが・・・・・聞いてるか?」


モスラ「え、あ〜ごめん、」


バトラ「だろうな、まあいいけど。」


モスラ「そう言えばバトラ、私聞きたいことがあるんだけど!」


バトラ「オウ、何が聞きたい。」


モスラ「あの時の最後・・・・・なんて言おうとしたの?」


嘘だ・・・・・聞かなくてもだいたいわかる。それでも私は彼の口からその言葉を聞きたかった。


バトラ「あの時か・・・・・ よし!覚悟を決めた!」


彼は私に近づき向かい合って肩に手を掛けると、


バトラ「俺はお前のことが好きだ!」


予想していたのに、いざ言われると恥ずかしさと嬉しさで顔が真っ赤になり涙がこぼれ落ちる。


バトラ「嫌・・・・・か?」


モスラ「ううん。嫌なんかじゃない。私も・・・・・バトラのことだーーい好き!」


いつの間にかお互いの顔が近くて、私達は、初めてのキスをした。


モスラ「ずっと一緒だよ!」


バトラ「ああ、当たり前だ。」


あの日から何度自分を責めただろう。会いたかった彼が今、目の前にいる。

それだけでとてつもなく幸せだった。


Fin


登場怪獣紹介


ゴジラ♂

22歳

言わずとしれた怪獣王。

人間としての見た目は黒髪長髪の青年(イケメン)

この歳だが息子がいる。

気配りができるタイプ。モスラに対しては普段は対等だが、極まれに下手になる。


モスラ♀

年齢17歳

数多くいる怪獣メンバーの中で数少ない未成年。バトラのことが好きだが彼に会えず寂しい思いをしてきた。

見た目はオレンジ色のショートヘアに青い瞳の美少女。


バトラ♂

年齢17


かつてゴジラと共に海に沈んだ。

それ以降とある理由でこの世界への転生が遅れてしまい、最近やっとモスラと再開した。

見た目は黒髪で紫の目をした美少年。

現在ではモスラと恋人どうし。


第二話 この世界も悪くない


デストロイアは1人で飲んでいた。というのも彼は他人と関わることを嫌うためだいたい一人なのだが。


MUTO「デストロイアはいつも1人ね。寂しくないの?」


店主であるMUTOの奥さんが話しかけてきた。


デストロイア「俺は破壊の化身だぞ、他人とつるんでどうすんだよ。」


MUTO「けどちょっとさみしそうよ。」


デストロイア「俺が?」


MUTOの奥さんは自他共に認める読心術(表情や仕草から思考を読み取る)達人である。


MUTO「あなたも彼女とか作れば変わるのかしらね。」


デストロイア「誰がいるんだよ・・・・・モスラか?」


MUTO「彼女、最近彼氏できたよ。」


デストロイア「え、まじかよ。」


MUTO「バトラって言ったわね。」


デストロイア「あいつか・・・・・やっとか。」


MUTO「知り合い?」


デストロイア「直接あったことはない。同じVSシリーズの怪獣だからってことで話を聞いたり写真見たことあるくらいだ。」


MUTO「モスラ・・・・・あの子すっごく変わって、髪伸ばすって。」


デストロイア「なんで?」


MUTO「バトラ君は長い髪が好きなんだって。」


デストロイア「あいつらあんたらと同じくらい惚気そうだな。」


そう言って彼は再びグラスに口を付ける。


バトラ「こんちわー、ってえーとデストロイア・・・・・だっけ?」


MUTO「あらいらっしゃいませ。モスラは?」


バトラ「今日はなんかバーゲンだかで買うものが多いから先行って席取っといて、と頼まれた。」


デストロイア「お前がバトラか・・・・・なるほど。」


バトラを見て彼はあることを思った。


バトラ「なんだ?俺の顔になんかついてるか?」


デストロイア「いや、あいつが惚れるわけだって思っただけさ。」


MUTO「モスラのこと?」


デストロイア「ああ」


バトラ「恥ずかしいな、なんか。」


MUTO「初々しいわね。」


モスラ「ごめんバトラ!待った?ってデストロイア来てたんだ!」


デストロイア「ちょっと飲みくてな、それよりお前ら未成年だろ。居酒屋入って大丈夫なのか?」


バトラ「酒は飲まない、せいぜいコーラだな。」


MUTO「たまーに弱いお酒出すけどね。」


モスラ「お酒は確かに美味しいけど私は勘弁・・・・・すぐ頭痛くなる。」


雑談を始める怪獣たち。


MUTO♂「1人が好きとか言っときながらまんざらでもないね。デストロイア君。」


デストロイア「そうかもな。」


甘ったるい世界は嫌いだ。しかし彼はこう思う。


デストロイア「この世界も悪くない」


Fin


デストロイア♂

年齢23歳

見た目は赤い髪の青年。

自称1人が好き。しかし他の怪獣とも仲が悪いわけではなく、むしろ会話のきっかけになることが多い。

最近電車で痴漢をボコボコにしたら助けた女の子に惚れられた。


第三話 とある被害者たちの会話


ゴジラ「へぇー、終戦後同じ場所の核実験で・・・・・。」


長門「私は直接沈んだわけではないが、それでもあの光は恐ろしいな。」


酒匂「私なんか一回目の爆発で中心ずれたせいで真上で爆発したんですよ。」


ゴジラ「それは・・・・・ひどいな・・・・・」


モスラ「これはどういう状況なの?」


提督「ゴジラとあいつらが意気投合しちまったな。」


陸奥「同じ場所の核実験の被害者たちだからかしら?」


モスラ「ていうか、酒匂ちゃん話しながらものすごくお酒飲んでるけど大丈夫?」


提督「・・・・・」メソラシ


酒匂「うっ・・・・・」バタン


ゴジラ「飲みすぎだな。」


長門「普段飲まないのに無茶するからだ。」


酒匂「むにゃむにゃ、もう嫌だ・・・・・その光はやめて・・・・・」


バトラ「どうやら精神状態は結構悪いらしい。」


矢矧「よくこんなふうにうなされているんだよ・・・・・。」


ゴジラ「・・・・・あんなもん使うのはやっぱりダメだな。」


長門「まったくだ・・・・・。」


その後、二人は再び酒を飲み出した。


Fin


艦これよりゲスト出演


戦艦長門


戦艦陸奥


軽巡洋艦酒匂


軽巡洋艦矢矧


提督


第四話 模造品~コピー~


彼は夜の公園で1人うつむいていた。

ゴジラ怪獣の中でもかなり異質な彼は自分が何かわからないでいて、いつもこうして公園で夜を過ごしていた。

例え一度ゴジラの名を冠したとしても自分はゴジラではない。

かつて自身の出た映画は最低リメイク賞なるあまりにも不名誉な賞を頂いたらしい。


ジラ「俺って一体、」


最早名前で呼ばれることもなく、偽物、イグアナと呼ばれるのが日常である。

自分はどうしてこんなふうに生まれたのか、いつもそればかり考えていた。


ジラ「疲れたな・・・・・酒でも飲みに行くか?」


居酒屋に入り酒を飲む。

昔はマグロが好きだったが、ある一件以来苦手になっていた。

そのせいでつまみに困ることも、まあどうでもいいが。

酒でも気は紛れないが、飲み続けて眠ることは出来る。

そして飲み過ぎで潰れた時に近くに誰かいるのに気づいた。


目が覚めると、そこは見慣れぬ天井だった。しかし病院ではない。


メガギラス「あ、気がつきました?」


ジラ「メガギラス・・・・・そっか、ここはお前の・・・・・」


メガギラス「はい、なんか居酒屋行ったらジラさんが潰れてたのでとりあえず家に。」


こいつは自分が女だという自覚があるのだろうか?


ジラ「すまんな、」


メガギラス「大丈夫ですよ、」


違和感を感じた。名前で呼ばれることに。


ジラ「お前は俺のことをあだ名じゃなく名前で呼ぶのか。」


メガギラス「だって名前って親がつけてくれる大切な物、その人がその人である証じゃないですか。」


ジラ「俺はゴジラの模造品だけどな。」


メガギラス「それでも、あなたはジラという一人の個人なんです。ゴジラさんがどうであろうと、あなたがどうでなければいけないという決まりはありませんし。何より、そんな考えだと心が枯れますよ。」


ジラ「そっか・・・・・ありがとな」


少しだけこいつとの会話で救われた気がした。


メガギラス「さあ、気晴らしにDVDでも見ましょう!」


ジラ「そうだな。」


そうして俺たちはメガギラスの用意したDVDをみるのだ・・・・・が。タイトルは

「クライマックスシリーズ、ウルトラマンネクサス」


ジラ「重たくね?」


メガギラス「でも面白いですよ!」


その後二人はしっかり見終わった。


Fin


アイデア纏まったので投稿・・・・・の前にジラとメガギラスの解説


ジラ♂

年齢21歳

見た目は細身のイケメン、なのだが暗い雰囲気を漂わせてるためモテない。

暗い雰囲気の原因は主にオリジナルとの関係について。

最近ちょっとだけど自分に自信が持てたらしい。


メガギラス♀

年齢21歳

黒髪ポニーテールのどこか抜けた雰囲気の女性。

誰に対してもその人の名前で呼ぶことを心がけており、人の名前を馬鹿にすることを嫌う。

最近結婚を真面目に考えだした。


第五話世界に一つだけの花


薔薇、恋人に送る花としておそらく一番選ばれるであろう花だ。そして私は薔薇の細胞から生まれた。

今でも仲間に綺麗だと言われる。

だけど・・・・・


「気味悪いんだよ!」


「近づくな!」


学校では私はいわゆるのけ者だ。

クラスには私以上の美人がいる。

その彼女は私がこの学校に転入してきた時にあることを言った。


「不細工、豚の方がましな顔してるわ。」


そこからはもう連鎖的に豚以下と罵られ、次第に気味悪がられた。

それももう限界、兄に相談した。


ゴジラ「誰だ?お前のことそんな風に言った奴は!」


兄は学校に出向き担任や校長と話をしていた。

私は1人屋上へと向かった。ここが学校で一番落ち着く。

だがどうやら先客がいるようだ。


「♪1人1人違うのにその中で一番になりたがる。そうさ僕らは、世界に一つだけの花、1人1人違う種を持つ、その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい。小さい花や大きな花、一つとして同じものは無いから。No.1にならなくてもいい元々特別なonly1。」


上手な歌だった。知らず知らずのうちに手を叩いていた。


「ありがとう、君隣のクラスのえーと、ランちゃんだよね。」


ビオランテ「う、うん。」


「やっぱり、うーんみんなが言うほど不細工に見えない。むしろ綺麗な顔立ちしてるね。」


ビオランテ「ありがとう、でもクラスの子に・・・・・。」


「あんなの気にしない方がいいよ。彼女転校生とか新しいクラスになった時とか、いつも可愛い女の子に同じこと言ってるから。」


ビオランテ「え?」


「ひどいよね、自分がモテるの利用してクラスに可愛い女の子いると男子にその子いじめるようにお願いしてるんだよ。」


ビオランテ「そうなんだ。」


「多分自分が一番男の子に人気ないと耐えられないんだと思う。彼女プライドだけは高いから。一番になんてならなくてもいいのに。」


ビオランテ「それ、さっきの歌にも。」


「うん、人間みんな違うのは当たり前なんだから、くらなくたっていいって意味、私はこの考えでやってる。」


ビオランテ「素敵ね。」


彼女と話してるうちに色々と知れたが、私は彼女のことが好きになった。


ビオランテ「ねえ、その・・・・・私と、友達になってくれる?」


躊躇いながら尋ねると


「何言ってんの?もう友達だよ!」


そう言って彼女は笑い出した。


つられて私も笑う。


その後、兄が迎えに来るまでわたし達は話をした。歌も教えてくれた。


翌日


私はクラスで本を読んでいた。


「あら?あなたが私よりも早くいるなんて・・・・・豚以下のクセに足は早いのね。」


いつもの罵倒・・・・・だけど、昨日の彼女アドバイス


(「プライドが高いから言い返されると逆ギレしてそこからは適当に相手してれば自爆するよ。」)


それを思い出して私は


ビオランテ「ふふ、ならあなたの足は豚以下の私よりも遅い・・・・・亀並かしらね。」


「んなっ?なんですって!」


ビオランテ「あら?美人さんがそのくらいで怒るなんて、しかも顔歪めて、こんな醜い生き物いるかしら。」


「あなた!今すぐ取り消しなさい!」


ビオランテ「じゃあ美人というのを取り消します。」


「そっちじゃない!」


ビオランテ「そんなに慌てるなんて、醜い自覚があるのかしらね。」


そう言って私は席を立つ。


ビオランテ「知ってる?美しい花というのは自分を主張せず、ひっそりと草原に咲いてるものよ。あなたは他人を蹴落として、その人をからしてしまう。まるで雑草ね。」


「あなた!いい加減にしなさい!」


怒っているのがわかる、しかし


ビオランテ「弱い獣はよく吠える。プライドだけは高くても、心は弱く醜いわね。」


そう言って私は教室を出た。


すると昨日の彼女が話しかけてくる。


「大成功だね!」


ビオランテ「うん、ありがとう!」


あの美人さんは教室でキーキー叫んでいるが、誰も彼女を助けない。


「周りを蹴落としてばかりいたからね、自分を見てくれる男の子は多いけど友達は少ないんだよ。」


そんなことを彼女は呟く。


「私も去年、彼女に馬鹿にされたからね。」


私は彼女の手を握る。


ビオランテ「一番にならなくてもいい、でしょ。」


「そうだね!」


向かい合って笑う。


それまで嫌いだった学校が、彼女との出会いで少しずつ変わった。

あの美人さんは相変わらずだけど今はもう気にしない。このクラスで私は自分なりの花を咲かすことにした。


Fin


ビオランテ♀

年齢14歳(中学二年生)

緑色の髪をしたショートヘアの少女。かなり可愛いのだが自分の評価は低め。

友人曰くクラスの自称美人さんより可愛いとのこと。

転校早々心に傷ができたが友人との出会いで解消。自称美人さんに馬鹿にされても大丈夫になった上に最近では口喧嘩では負けないらしい。

ゴジラの妹。学校には薔薇野 ランという名前で通っている。


リン

ビオランテの初めての友達。天真爛漫という言葉が似合う女の子。本人曰く以前はビオランテと同じような状態だったらしい。


美紀

自称美人さん。

確かにルックスは綺麗だが性格は嫉妬深く、男子の目が自分以外の女性に向くことを嫌う。

男子にモテるが同性友達は皆無。

心が醜いとビオランテに図星をつかれ逆ギレしたもののあっさり言葉負けする。

良家のお嬢様のためプライドが高い。


後書き

ラインさんのリクエストでビオランテ回です。

なんかこんな話しか浮かばなかった・・・・・というか、ビオランテの話考えてる時にたまたま出かけた店で世界に一つだけの花が流れててそこからはトントン拍子に話が浮かびました。ラインさんこんなのでよかったですかね?


第六話 伝えてないことがあるんだ


ガイガン「転校?」


少年「ああ、親の都合でな。一週間後の今日、つまりは来週の火曜日に引っ越す。」


私はそこから先は聞こえていなかった。他の友達が彼に話を聞いたりしてる中、私は・・・・・私の頭は思考をやめていた。


少年「親は先に向こうに行ってて俺は後から電車で行くんだ。今度の日曜日と月曜日の文化祭には出たいからな。」


タイムリミットは後一週間、それまでに伝えなくてはいけない。


時間の流れは楽しかったり、流れて欲しくない時ほど早く感じる。気づけばあっという間に一週間がたっていた。


少年「さよならだな。みんな。」


少女「寂しくなるね。」


少年「だな・・・・・ところであいつは?」


少女「ちゃんと時間は伝えたのよね?」


少年「おう。」


アナウンス「間もなく列車が参ります。当駅において五分ほど待ち合わせを行います。」


少女(何やってんの!あと五分よ!)


ガイガン「間に合った!」


少年「お前!」


ガイガン「君にまだ、言葉にして伝えてないことがあるんだ。」


私は涙を流しながら語りかける。


少年「伝えてないこと?」


ガイガン「それはずっと、出会った日から君を・・・・・」


アナウンス「ドアがしまります。」


ちょうどアナウンスが入ってしまい、私の声はかき消された。


動き出す列車、追いかける私は叫ぶ、


ガイガン「初めて会ったあの日から、君のこと、大好きでした!」


大粒の涙を流しながら叫ぶ。


少年「あいつ・・・・・また会おうな!」


周りの人が私を見ている。だけど気にしない。気にしてる余裕がない。


ガイガン「届いたかな?」


少女「届いたわよ、きっと。」


震える携帯、


メールの着信、内容は


「絶対お前に見合う男になって帰ってくる!だから待ってろ!」


Fin


ガイガン♀

年齢16歳

黒髪ロングの女子高生。

少年に恋をしていたが思いを告げられずにいた。別れ際に思いを告げ両想いになった。

学校には伊賀カナミという名前で通っている。


後書き

電車を追いかける少女をやりたくて考えた話です。ちなみにタイトルと作中のセリフはたしかなことという曲の歌詞の一部です。この曲に出会ったのは小学生の頃ですが、最近になって艦これのmad動画「時雨の涙」に使われていて好きになりました。

にしても短かったな。さて、いい加減ゴジラ主役回書かないとな(すっとぼけ)


第七話 怪獣酒場を守れ!


草木も眠る丑三つ時、ここは怪獣酒場。


今宵の客はいつもと違う。纏うはただならぬ殺気。


「なんだいあいつらは?酒が不味くならあ!」


「店主のバルタンが雇った用心棒だと、なんでも近々、ウルトラ戦士の手入れがあるかもしれねえって大枚はたいてかき集めたらしいや。」


ヒソヒソ話す二人を睨む用心棒達、二人は店から出たが、代わりに店主が入って来た。


バルタン「頼みますよ先生方、事の進み方によってはこの店を閉めなきゃならなくなるんですからね。」


ワインを飲んでいた一人の男が答える。


バット「安心なさい、それより、払いの方は弾んでもらえるんでしょうね?」


冴える好計、バット星人!


マグマ「俺たちはただ暴れられればそれでいい。グヘヘヘヘヘ。」


狂気の二連星、マグマ兄弟!


ザムシャー「群れるのは好かん。我は勝手にやらせてもらう。」


大剣豪、ザムシャー!


ゴジラ「この店の料理旨いからな。守ってやるよ。」


怪獣王、ゴジラ!


スペースゴジラ「今度みんな連れてきたいし、バルタン店長も面白いし、何よりウルトラ怪獣のみんなに会える場所だしな!」


宇宙結晶怪獣、スペースゴジラ!


ザラブ「て、手入れだ〜!」


部屋に駆け込むザラブ星人!


ザラブ「あいつらが、ウルトラ戦士がやってきました〜!」


バルタン「ひぃ!先生方お願いします!」


それぞれの武器を構える用心棒達。


ザムシャー「今宵の星斬丸は血に飢えておるわ!」


ゴジラ「行きますか!」


スペース「結晶展開しますね。」


あまたの苦難を乗り越え!怪獣酒場、改め帰ってきた怪獣酒場、営業中!


Fin


後書き

すいません!完全に悪ふざけしました。円谷プロの帰ってきた怪獣酒場の動画が面白くてやりたくなりました。

次回こそ、ゴジラとスペースゴジラの主役回にします。スペースゴジラについてはその時に!


久しぶりの更新


第8話 質素な食事を改善せよ!


ゴジラ「福引券ゲット!早速引くか!」


買い物に来ていたゴジラはお買い上げボーナスで福引券を貰った。


店員「おめでとうございます!4名様用焼肉券です!」


ゴジラ「四人か。誰を誘うかな?ってスペースゴジラ‼︎」


スペース「どうした兄さん!」


ゴジラ「焼肉券当てたんだが行かないか?」


スペース「それは行かないやついないだろう!行くぜ。」


ゴジラ「あと2人…?あれはこの前の提督じゃねぇか。提督!」


偶然通りかかった提督(艦これの)と


スペース「君は?」


秋月「秋月がた駆逐艦1番艦の秋月です!」


ゴジラ「おれら福引で焼肉券手に入れたんだけど行くか?」


提督「いいですね!行きましょう!」


秋月「焼肉?それってなんですか?」


ゴジラ「え?」


スペース「知らないの?」


秋月「ほとんど外食したことないので、」


提督「戦闘食というか。彼女食事をあまり贅沢しないタイプなんですよ。だからたまには奢ろうと思って連れてきたんです。」


ゴジラ「ちなみに昨日の夕飯は?」


秋月「昨日はちょっと奮発しました!麦飯、沢庵、味噌汁、牛缶です!」


ゴジラ&スペース(奮発したの!?)


ゴジラ「よし!今日は贅沢だ!俺らと焼肉行こう!」


スペース「よし行こう!」


こうして焼肉直行ルート確定し


店内にて


秋月「いいんでしょうか?こんな豪華な食事を食べて…。」


ゴジラ「せっかく人間の姿なのに食事を楽しまないのは損だろ!今日は食え!」


スペース「提督さん、ちょっとトイレ行きません?」


提督「…わかりました。」


トイレ


スペース「戦闘食ってだけじゃないよね。」


提督「そうですね。スペースさんは第二次世界大戦についてご存知ですか?」


スペース「彼女のぜんせの戦いですか。」


提督「彼女は日本が劣勢になった時期にいた艦の魂を継いでいる。つまり、」


スペース「欲しがりません、勝つまでは、とか贅沢は敵だ、って考え方が」


提督「そこまでひどくはありませんが、似たようなものです。終戦間際の艦の食事は酷かったらしいですし。」


スペース「今の時代くらい、贅沢をさせてあげたいですね。戻りましょ。」


提督「そうですね。」


戻ってみると


ゴジラ「おう、ちょうどタンが焼けるぜ!」


提督「ってことはまだ一発目ですか。」


秋月「おいしい!おいしいです!」


ゴジラ「まだまだ肉はあるからな!じゃんじゃん食べろよ!」


スペース「兄さん、レモン取ってくれ。」


ゴジラ「ほい。」


この後滅茶苦茶肉食った


そして…


店員「ありがとうございました!」


提督「焼肉券のおかげで安くすみましたね。」


秋月「お腹いっぱいです。ありがとうございました。」


ゴジラ「気にすんな!それと、食事を質素にしてもいいが、たまには贅沢しろよ!」


スペース「それに同じ味ばかりだと他のものが美味しく感じられなくなるからね。」


秋月「そうなんですか?」


ゴジラ「実体験だが、濃い味のもの食べ続けた結果、薄味嫌いになったことがある。今は大丈夫だが。」


提督「逆や別のパターンもありますしね。」


ピロロロロ


提督「もしもし、加賀さん?え?千歳と隼鷹が駆逐艦に?分かった、すぐに戻ります。」ピッ


ゴジラ「大変だな。」


提督「それでは、僕たちはこのあたりで失礼します。」


秋月「今日はありがとうございました。」


ゴジラ「またな!」


スペース「艦娘…大戦の記憶を持つ女の子か…。」


ゴジラ「みんなってわけではないと思うが、辛い過去を持つやつが多いんだろうな。」


fin


後書き

スペースゴジラとゴジラをメインにしました。

これからもちょくちょく艦これのキャラは出るかもしれません。

艦これ好きなので、


スペースゴジラ ♂

年齢20歳

ゴジラの弟。容姿はゴジラに似ている。

好きなものには熱中するタイプ。最近アイドルの「久野千草」を追っかけだした。(ウルトラマンギンガS登場のアイドル)


駆逐艦秋月

艦娘の一人で駆逐艦。見た目は軽巡に近いような気もする。

ゲームでの性能は対潜が他の駆逐艦に比べると若干低い…が対空の値は高い。防空駆逐艦であり、言うなれば今のイージス艦のプロトタイプ。

時報ボイスでわかるが食事が滅茶苦茶質素。そのためピクシブなどでは秋月に美味いものを食わす主旨のイラストも…。



番外編 告知


ゴジラ「オッス‼︎久しぶりだな、作者はアイデア不足と新たに書いてる艦これSSの執筆が忙しいらしい。」


モスラ「まだ下書き状態なので公開はしてないって、十話まで書いたら公開はするって言ってたよ。」


バトラ「作者は特撮作品が好きだからな、所々にゴジラやウルトラマンの要素を入れるらしい。」


デストロイア「ちなみに現在出てきてる他作品要素は轟天号とオリジナルの装備、ウルトラヒーローブレスレットだ。」


ジラ「ヒーローブレスレットは…ストリウムブレスとかの全ウルトラマンバージョンだとよ。」


メガギラス「近日公開予定『艦これ物語(仮題)』お楽しみに!」


ゴジラ「それじゃ、また会おう!俺たちの話も随時更新していくつもりらしいから、期待していてくれって言ってたぞ!」


作者「最後に以前書いたウルトラマンベリアル列伝ですが…戦闘シーンの表現が難しく下手くそになってしまいました。すいませんでした。艦これSSもおそらく戦闘シーンは下手くそ&グダグダになると思いますが許してください。それではさようなら。次回はガールズトークの話でも書こっかな?」


第九話 ガールズトーク


モスラ「お待たせー」


メガギラス「モスラさんが最後ですね。」


ビオランテ「モスラさん、おっそーい!」


モスラ「・・・・・島風?」


ビオランテ「うん。」


ガイガン「それじゃ乾杯しましょ。」


一同「( ゚∀゚)ノБ□ カンパーイ」


モスラ「とりあえず近況報告しない?」


メガギラス「そうですね。それでは私から、この度ジラさんと結婚することになりました。」


その他「・・・・・アイエエエ\( 'ω')/アイエエエマジで!?」


メガギラス「はい」ニコ


ガイガン「幸せそうな笑顔」


モスラ「ジラさんか・・・・・結構お似合いかも」


ビオランテ「ジラさんはいい人だよ、かっこいいし」


モスラ「結婚か・・・・・」


ガイガン「しないの?」


モスラ「私は出来る歳なんだけどバトラが・・・・・」


日本では民法で女性は16歳、男性は18歳で結婚できるようになります。


ビオランテ「そうなんだ。」


メガギラス「まだ法律は勉強してないんですか?」


ビオランテ「うん。」


モスラ「そう言えば、ガイガンは彼氏とかいるの?」


ガイガン「私は・・・・・」


ビオランテ「いないはず」


ガイガン「失礼な!いますよ!」


ビオランテ「彼氏さんとあってるの見たことない。」


モスラ「でどうなの?」


ガイガン「だからいますって!ただこの前転校しちゃって、遠距離恋愛中です。」


メガギラス「いいですねー遠距離恋愛、中学の時に少し憧れたんですよね。」


ガイガン「実際すると大変ですよ。」


モスラ「なかなか会えないもんねー、でも会えるときに会った方がいいよ。」


ビオランテ「モスラさん?」


モスラ「会いたいのに会えない、そんな思いはして欲しくないかなー。」


ビオランテ「何かみんな彼氏さんがいるね。」


メガギラス「ビオちゃんはどうですか?」


ビオランテ「私はいないけど・・・・・でも大好きな友達がいるからそれで十分幸せ。」


ガイガン「ふぅーん。あ、そうだ。モスラさん。」


モスラ「何?」


ガイガン「ズバリ、バトラさんと夜の方はどうですゲフッ」


MUTO「お店の中でR指定つけなきゃいけない話しないでね。」


ガイガン「はぁーい」


モスラ「えーっと、あえていうなら激しい・・・・・かな?」


ビオランテ「?」


メガギラス「ビオちゃんはまだわからなくていいですよー。」


その後二時間くらい話をして、家に帰りました


モスラ「ただいまー。」


バトラ「お帰り、飯作っといたぞ。」


モスラ「ありがとう!」


ガイガンの家


ガイガン(お元気ですか?私は元気です。あなたが転校してから三ヶ月、寂しいけど頑張っています。あと一月もすれば夏休みです。その時に会えたらいいなと思います。)


ガイガン「メガギラスさんのアドバイスで手紙にしてみたけど・・・・・難しいわね。」


LINEとかTwitterとか色々ある時代だからこそ手紙の美しさが伝わると思う。


メガギラスの家


メガギラス「式場はどうしましょうか?」


ジラ「お前の好きなところでいいよ。お金は何とかするから。」


メガギラス「ありがとうございます。愛してますよ。」


ジラ「俺もだよ」


ゴジラ家


ビオランテ「カップルで夜ってどういうこと?」


ゴジラ「・・・・・誰に聞いた?」


fin


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2016-10-23 16:30:35

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1: ライン 2015-04-05 21:33:15 ID: BqOe5kNn

ゴジラ結構好きだったので、期待です!
ビオランテとかも出るのかな……?

2: ディル 2015-04-13 17:10:19 ID: x4VRzPt-

ラインさん、コメントありがとうございます!返信遅れてすいません!ビオランテはゴジラ細胞から生まれた怪獣の一体なのでそのうち妹とかそんな感じで出すつもりです。

3: ディル 2015-04-13 17:15:23 ID: x4VRzPt-

登場怪獣のリクエストはコメント欄にお願いします。

4: ワッフル 2015-04-27 00:04:17 ID: EYrqviv8

ゴジラ怪獣のss.....中々そういう系見ないので期待です。
東宝怪獣映画つながりでガメラ.....は無しか。
良かったらリクエストでゴジラとバカを言い合えるような仲間みたいな感じでスぺゴジお願いします。

5: ディル 2015-04-27 16:31:14 ID: CPyReb5-

ワッフルさん、コメントとリクエストありがとうございます。ガメラは実は見たことないんですよね・・・・・東映ですし。
スペースゴジラ・・・・・バカ言い合えるというか、同じ細胞を持つ怪獣なので兄弟みたいになりそうです。とりあえず頑張ってみます。

6: SS好きの名無しさん 2016-09-09 17:28:21 ID: rpOPG4Ro

いえい

7: SS好きの名無しさん 2017-05-19 22:50:07 ID: cBRBfFBd

へドラ出してほしい。

8: SS好きの名無しさん 2017-06-02 16:41:57 ID: iHQWb00G

ヘドラは好きな怪獣の1体なので入れて欲しいです。

9: SS好きの名無しさん 2017-07-25 18:47:14 ID: L1XN6K4R

この作品の第二弾製作する予定はないですか?もしよろしければ第二弾を書いてください!リクエストその2ですが今度は原作ネタが振り込まれたギャグ短編にしてください!あと、(hyワガママスギィ!!


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