2015-08-29 20:27:39 更新

概要

とある鎮守府を描く物語です


前書き

一応言っておくと、艦これ未プレイです!
他の人のSSとか見てキャラ覚えてるので原作に比べるとキャラ崩壊してると思いますがご許しください
登場人物
工藤審司提督
鎮守府に着任した新人提督。
得意なことは架空の兵器や完全にオリジナルの武器を作ること。

時雨
ご存知白露型2番艦
姉妹と西村艦隊の仲間を前任者のせいで失っていたため他の艦娘より大人びている。

長門
前任者の秘書艦だった。が意見を言えないことを歯がゆく思っていた。


前任者が選んだ最初の艦娘。薬の被害は無かったが身体的なダメージは一番受けていた。

扶桑
西村艦隊の戦艦。前任者の解任後、翌日に薬や様々な要因が重なり衰弱死。その後工藤提督により建造された。

西村艦隊の面々
扶桑と同じく一度死亡後工藤提督が建造した。

設定
世界観は現実によく似たパラレルワールド。

鎮守府
やたら広い敷地を持つ海軍の前線基地。艦娘や提督の拠点。

轟天号
工藤提督の開発した万能戦艦。ファイナルウォーズ版。

ウルトラヒーローブレスレット
同じく工藤提督の開発したブレスレット。装着者の思いに呼応して使えるようになる。歴代ウルトラヒーロー全員の技が使える。

その他他作品の要素

ウルトラマン系の要素(主にウルトランス)は使うつもりです。


本営、


元帥「はあ…」


秘書「どうしました?ため息なんかつかれて。」


元帥「ある鎮守府の提督なんじゃが、最近通報があってな。」


秘書「通報?」


元帥「近くを通りかかった釣り人が偶然提督の艦娘に対する暴行を目撃したのじゃ。」


秘書「まじですか。」


元帥「当然軍規違反で解任したんじゃが、後任をどうするか決めてなくての、適任者も見つからんし、はあ…」


秘書「それなら私に心当たりが、」


元帥「どんな奴だ?」


秘書「一言で言うなら変人です。しかし軍学校を首席卒業した男でもあります。」


元帥「なるほど、」


秘書「人間性も問題ないので適任かと。」


元帥「其奴の名は?」


秘書「工藤審司、本人曰く審判を司る人だそうです。」


元帥「中二病か?」


秘書「いえ、親がそういう意味でつけたそうです。」


元帥「任せてみるか。」



一週間後


工藤「本日からこの鎮守府を運営する工藤だ。よろしくたのむ。」


一話 提督が鎮守府に着任しました


長門「君が新しい提督だな。」


工藤「いかにも、」


長門「今度は無能でないことを祈るぞ。」


工藤「なんのために元帥直々に派遣されたと思っている。早速だが誰かこの無駄に広い敷地を案内してくれ。」


時雨「僕が案内するよ。」


工藤「頼むぞ。」


2分後入渠用ドッグ前


時雨「ここがお風呂だよ。」


工藤「男湯は?」


時雨「隣、」


工藤「執務室もそうだが、なんで提督が使う場所はこんなに広いんだ。」


時雨「前任者が階級どうこうとかで広くしたんだよ。」


工藤「ドッグの方が狭いし、部屋はそんなに狭くなかったけどこれはな…お前ら今日からこっち使っていいぞ。広い風呂は嫌いだ。」


時雨「ありがとう。」


数分後工廠前


時雨「ここが工廠だよ。」


工藤「設備がすごいな、まるで未来の工場だ。」


時雨「夕張と明石のこだわりの結果だよ。」


工藤「ここならあれが作れるかもな。」


時雨「?」


工藤「なんでもない。次行くぞ。」


食堂前


工藤「提督と艦娘でメニューが…」


時雨「前任者が以下略」


工藤「階級なんて知るか!メニューは統一!提督のメニューを全員共通のメニューに変更!」


時雨「いいのかい?」


工藤「飯がまずいとやる気出ないからな(実体験)」


時雨「君は、どうやら前任者の彼とは違うみたいだ。」


工藤「前任者はいくつか犯罪に手を出してたらしいな。」


時雨「うん、それに逆らったら当然のように暴力が飛んできた。心が壊れた子も」


工藤「どこにいる?」


時雨「え?」


工藤「その心が壊れた艦娘ってのはどこにいる?」


時雨「前任者が作った地下牢に…」


工藤「案内してくれ!」



二話 心の傷


時雨「ここだよ。」


工藤「地下牢なんてもの作るもんじゃないんだがなって?なんか栽培してるのか?」


時雨「これのせいでみんな壊れてしまった。」


あたり一面、食堂くらいの広さで栽培されているのは、


工藤「大麻草…だと…」


時雨「逆らったらこれを吸わされて、みんな壊れてしまった…扶桑も、山城も…壊れて死んじゃった…」


涙を流す時雨。


工藤「こんなもの栽培するなんて軍規なんてレベルじゃない!国の法に反する行為だ!」携帯取り出し


工藤「もしもし元帥?前任者のクソ野郎、鎮守府の地下で大麻草の栽培してた…何人も壊れて死んだって、すぐに撤去したいからその道の専門家をたのむ。」プチ


工藤「で、他の子は?」


時雨「この奥だよ…」


更に奥へ。


工藤「なんだこれは…」


不知火「薬を…ください…」


陸奥「助けて…助けて…」


木曽「やめろ!嫌だ!来るな!」


時雨「落ち着いて木曽!何もいないよ!」


工藤「こいつらみんな、中毒なのか?」


時雨「ある人は提督に進言してここに、ある人は戦闘での結果が悪くて、ある人は提督の恨みを持って攻撃しようとして、理由は違っても前任者の統制下ではみんなこうだった。」


工藤「薬で心が逝ってやがる。もはや治療が困難なレベルだぞ!」


工藤「?この牢はからだな。」


時雨「五日前、前任者が逮捕された翌日に、扶桑と山城が、ここ…で…」


大粒の涙を流す時雨


工藤「すまなかった、もっと早く、ここに来てるべきだった。」


時雨「君のせいじゃないよ。」


工藤「そういえば、ここにいる奴らは牢から出さないのか?」


長門「出さないんじゃない。出せないんだ。」


工藤「長門…出せない?」


長門「薬の中毒症状で精神が不安定、ほっとけば暴走してだれかれ構わず攻撃する。」


長門「他の艦娘の安全のために、出すわけにはいかないんだ。」


工藤「末期というわけか。」


長門「これがここの真実だ。」


工藤「…」


時雨「どうしたんだい?」


工藤「ふざけるなよ…こいつらにはそれぞれの夢があったはず、それを、こんな形で!許さん!時雨、長門、少し本営に電話してくる。それまで待っててくれ!」


執務室


元帥『なんじゃ?』


工藤「腕の良い医者をこっちに回してくれ…」


元帥『どうした、そんな切羽詰まったような声で、まさか。』


工藤「艦娘のだいたい10人くらいが薬物中毒だ。鎮守府に設備と技術だけじゃ無理だ。」


元帥『どのくらいの症状だ?』


工藤「ほぼ全員末期だ。」


元帥『わかった、知り合いに腕の良い医者がいるから、彼に頼むよ。』


工藤「早めに頼むぜ。」


ガチャン


工藤「聞いてたのか。」


?「君が新しい提督だね。」


工藤「そうだ。君は?」


北上「北上、木曽の姉だよ。」


工藤「木曽、あいつか…」


北上「木曽は治るのかい?」


工藤「確証はない。薬の進行度がひどすぎる。」


北上「お願いだから治してよ。じゃないと私、一人だから、他の姉妹はみんな、」


工藤「薬か?」


北上「うん」


この時彼は誓った。


工藤「絶対助ける。そんでもって、二カ月でここを復興する!」


三話 三カ月後


あれから三カ月、


工藤「二カ月って宣言したが、なんやかんやで三カ月かかったな。」


大淀「それでも、あの状態から三カ月、早い方ですよ。」


あの後、鎮守府内での艦娘に対する違法薬物の使用が他の鎮守府でも見つかり軍は一時期機能停止に違い状態だった。


工藤「今日からようやく鎮守府として活動できる。早速建造するか。」


溜まっていた資材で、


工藤「戦艦レシピ×2!」


電「なのです」


結果は


扶桑「扶桑です。」


山城「山城です。」


工藤「電、ダッシュで時雨連れてこい!」


電「了解です!」


扶桑「あなたがここの提督?」


山城「知ってますか?同じ鎮守府で同じ艦娘が建造され、なおかつ前の艦娘が轟沈、もしくは死亡していた場合…」


工藤「記憶は引き継がれる。知ってるよ。だからこそはじめっから戦艦レシピ×2なんてやったんだ。」


扶桑「時雨は元気かしら?私たちみたいに…」


工藤「薬の栽培施設は破壊したし、彼女も大丈夫だ。」


山城「よかった、」


ガチャ


電「司令官!時雨さんを連れてきたのです。」


時雨「どうした…の…」


扶桑「時雨!」


山城「久しぶりね。」


時雨「扶桑…山城…会いたかったよ!」


電「感動の再会なのです。」


抱きしめ合う三人


工藤「ようやく始まるんだ。俺たちの鎮守府が、」


四話 工藤提督の技術力


更に一週間後、この間に建造をたくさんやった


大淀「おはようございます、ってあれ?提督は?」


時雨「昨日の夜から工廠で何か作ってるよ。」


大淀「何作ってるんですか…」


電「ちょっと設計図見せて貰ったけどカッコよかったのです!」


大淀「問い詰めてきます、資材を無駄遣いしないで欲しいのですが…」


工廠


大淀「提督?入りますよ!」


工藤「お、大淀よく来たな!ちょうど完成したんだ!」


大淀「何ですか?これは?」


横たわる巨大兵器


工藤「巨大ドリル兼レーザー砲、対空ミサイル、レーザー完備、多目的陸海空万能戦艦!轟天号だ!」


大淀「なんで架空の兵器作ってるんですか!」


工藤「作れたんだもん!技術的な意味で!」


大淀「はあ、どうやらこういうの作るのが好きなんですね。」


工藤「ああ、軍学校時代にシグアドベンチャーを作ったことがある。」


大淀「専用の工房作った方が良さそうですね。」


五話 守る心に与える光


数日後、工藤提督着任後初めての出撃、


工藤「メンバーは旗艦扶桑、山城、時雨、満潮、最上、と夕立で、時雨は話があるから少し残って。他はいつでも出撃できるよう待機。」


みんながいなくなって、


時雨「話ってなんだい?」


工藤「西村艦隊のメンバーは前任者のせいでお前を除いて一度死んでいる。練度もまだ低い。だからあるものを渡しておく。」


時雨「これは…?ブレスレット?」


工藤「俺が開発した。お前があいつらを守りたいと思った時、力を貸してくれる。」


時雨「ありがとう、行ってくるよ。」


工藤「時雨、全員で必ず帰ってこい!」


時雨「了解!」


とある海域


扶桑「敵の数が多いわね。」


最上「僕たちだとまだきついよ。」


時雨「撤退しよう!」


山城「そうね…きゃっ!」


扶桑「山城!」


満潮「上!艦載機が!」


扶桑(また、終わるの?)


時雨「終わらせない!ぼくは、みんなを守りたい!」


左腕のブレスレットが光る!そして変わる!


時雨「これは?」


工藤『時雨、聞こえるか?』


時雨「提督?通信?」


工藤『ああ、今からそのブレスレットの使い方を教える。回転テーブルみたいなのがあるだろ。』


時雨「うん、」


工藤『回して、好きなところで止めろ。そうすれば好きな力が使える。』


時雨「回す?」


ブレスレットの回転テーブルが回り出す。


時雨「ここだ!」


止めた途端に頭の中で声と動きが再生される。


提督『そうだ!そのブレスレットの名前は、ウルトラヒーローブレスレット!』


時雨「ウルトラヒーローブレスレット…」


最上「爆撃5秒前!」


提督『叫べ!力を!』


時雨「ウルトラマンパワードの力よ!メガスペシウム光線!」


腕を十字に組むと青い光が艦載機に向かう。


ドォォォン!


提督『上出来だな!』


山城「なんなんですか!あのブレスレット!」


提督『ウルトラヒーローブレスレット…歴代ウルトラ戦士の技が使えるブレスレットだよ。』


扶桑「なんでそんなもの作れたんですか…」


提督『子供の頃からの夢だから、現実に存在しないもの作るの。』


時雨「空母は、あそこか!ウルトラマンギンガの力よ!ギンガファイアーボール!」


ヲ級「ちょっと!タンマ!待って!ぎゃー!」


ピチューン!


敵を一掃しました。


帰投後、


提督「時雨、あのブレスレットの調子はどうだ?」


時雨「調子はいいけど、これ自由に使えないのかい?」


提督「お前が何かを守りたいと思った時のみ使える。」


時雨「それも強く思った時だけか。」


提督「がんばれよ。」


時雨「うん、」


オリジナル装備解説


ウルトラヒーローブレスレット

ウルトラマン好きな作者がなんとかしてウルトラ要素を入れようとした結果の産物。ストリウムブレスやウルトラフュージョンブレスの全ウルトラマンバージョンです。時雨の感情に対応していて、時雨が誰かを守りたいと強く思った時のみ使用可能です。(自由使用だとこの戦争がぬるげーになるので)


第六話 艦娘が先か深海棲艦が先か


工藤「うーーん?」


霞「さっきからうんうんうるさいわよ!何をそんなに考えてるのよ!」


工藤「いやな、深海棲艦の出自について考えてるんだ。」


霞「は?そんなの上層部がすでに発表してるじゃない!奴らは沈んだ艦娘の慣れ果てだって!」


工藤「その説には矛盾がある!」


霞「は?」


工藤「奴らの初出現は2024年の5月、それに対して、軍が艦娘の使用を始めたのが同年の12月、実に7ヶ月ものタイムラグがあるんだ。」


霞「確かに…」


工藤「それを踏まえると『沈んだ艦娘の慣れ果て』というのは無理がある。艦娘が現れる前から存在するんだからな。」


霞「じゃあ奴らはなんなのか、あんたには考えがあるの?」


工藤「奴らはなんなのか、か…帰りたいと思う意思かな?」


霞「え?」


工藤「第二次大戦、多くの兵士が死んだ。陸で、海で、空で、そんな兵士や轟沈した当時の軍艦…君たちの魂の元になる軍艦たちの意思。祖国へ帰りたいと思う意思が歪み、深海棲艦として現れたのではないだろうか?」


霞「あの大戦は国民がみんな戦争に向けて頑張っていた!戦地で死ぬことは名誉だったのよ!」


工藤「本当にそうか?」


霞「そうよ!」


工藤「俺はそうは思わない。どんな奴にだって親がいて、愛する人がいる限り、死ぬことが名誉だなんて思わない。昔、永遠の0という映画があった。」


霞「急に何よ!」


工藤「敗戦が色濃くなった大戦末期が時代背景の映画でな、俺は実際に見たわけじゃなくて調べた程度の知識だからあまり詳しくはないが、生き残ることにこだわった特攻隊員の話だった。彼には奥さんがいて、生まれたばかりの子供もいた。それでも彼は特攻隊員として死なねばならなかった。映画を見た友人は一人残らず涙を流したらしい。」


霞「生き残ることに…」


工藤「特攻隊員の人だけじゃない。戦地に赴いた奴らがみんな、望んでいたんだ。家に帰ることを。そしてそれが叶わなかった兵士たちの魂が深海棲艦として現れたんじゃないのか。」


霞「…」


工藤「…ところで、君は自分についてどう思う。」


霞「自分について?」


工藤「そうだ。」


霞「私は…いや私たちはただの兵器よ。それ以上でもそれ以下でもない。」


工藤「君はそう言うと思っていた。」


霞「なんの質問よ。」


工藤「二つ目の質問だ、もし、君の姉妹、仲間、そして私の中の誰かが裏切り、深海棲艦に味方したらどう思う?」


霞「…困惑と許せないっていう怒りで頭ん中埋まるわ。」


工藤「君は怒ることができる。」


霞「それがどうかしたのよ」


工藤「怒るということは実に非効率的だ、イライラすれば集中できなくなり、普段なら当たる攻撃が当たらなくなるだろう。」


霞「確かに…」


工藤「怒ることは感情の一種だ、兵器に感情は必要か否か。」


霞「そんなのいらな…」


工藤「感情を持ち人の形をしてる時点で君たちは兵器ではなく、人間なんだよ。」


霞「…」


工藤「人間は悩み苦しむ生き物だ、そしてそれを乗り越え成長する。」


霞「…」


工藤「君がもし、何かで苦しんでいるのなら俺は全力で力になる。」


霞「…初めてね、私たちのことを人間として見てくれたの、前任者は私たちのことを兵器だって、」


霞「あなたがそういうのなら私は兵器ではないかもしれない。」


工藤「あの前任者は忘れろ。」


霞「…頼らせてもらうわよ。提督。」


工藤「お前たちを死なせはしないさ。」


霞「約束よ。」


工藤「ああ。」


翌日、


金剛「提督のハートをつかむのはワタシデース!」


霞「負けないわよ!」


工藤「どうしてこうなった…」


第七話 鎮守府内カラオケ大会


工藤「カラオケ大会?」


金剛「イエース!せっかく提督がカラオケマシーン買ってくれたんですからヤリマショー!」


工藤「まあ今日は休日だしな、大淀さん参加者を集めてください。」


30分後


工藤「結構集まったな、それではこれより、鎮守府内カラオケ大会が開催する!優勝者、および上位者には賞品があるから楽しんでくれ!俺も参加するけどな、」


一番


那珂「那珂ちゃん歌いまーす!」


カーン


那珂「歌う前に解体音!?」


気を取り直して


那珂「残酷な天使のテーゼ♪窓辺からやがて飛び立つ♪」


94点


那珂「おお!結構良かった!」


時雨「今度は僕だね。」


時雨「君にまだ♪言葉にして♪伝えてないことがあるんだ♪それはずっと♪出会った日から♪君を愛しているということ♪」


工藤「小田和正のたしかなこと、か」


青葉「卒業式の定番ですね。」


92点


時雨「まあまあかな。」


吹雪「えーと、」


吹雪「たとえ♪世界の全てが海色に溶けても♪(海色の歌詞ど忘れしたのでここまで)」


82点


吹雪「まあ、こんくらいで」


扶桑「私は…これにしましょう。」


扶桑「夢を追いかけて全てが変わる♪いつだって君を心は見ている♪愛はどこにある♪気づいたときに♪君だけにできるなにかが探し出せるさ♪」


長門「この曲は?」


工藤「ウルトラマンコスモス〜君にできるなにか〜だな、また名曲を、」


90点


天龍「俺は…」


天龍「男なら誰かのために強くなれ♪歯をくいしばって思いっきり守り抜け♪転んでもいいよ♪また立ち上がればいい♪ただそれさえできれば英雄さ♪」


陸奥「この曲、よく動画サイトのmad動画で聞くんだけど、なんの曲なのかしら?」


龍田「英雄(doa)ウルトラマンネクサスのopの曲よ〜。」


吹雪「ウルトラマンの曲なんですか⁉︎」


英雄は初見だとウルトラマンの曲とは思えないと思う。


工藤「あれ?採点は?」


天龍「棄権させてもらうよ。この曲は点取りにくいしな。」


工藤「最後は俺か…」


工藤「誰よりも何よりも君だけを守りたい♪いつまでもどこまでも♪君だけを守りたい♪wowwow叫ぼう♪世界は終わらない♪」


91点


日向「採点の結果、一位は那珂だ。」


大淀「賞品は提督の開発したオリジナル装備です。」


那珂「どんな装備?」


工藤「ウルトランサーだ。ウルトランスが自由に使えるぞ。」


おしまい


第八話 大喧嘩


大井「北上さんが大破…簡単な海域のはずですよね?」


工藤「すまない。」


大井「許しませんよ。戦略が悪かったんですよ!」


工藤「確かに俺はまだ未熟だ。」


大井「自覚してるならさっさと勉強でもしててください。それでは失礼しました。」


バタン


大井「まったく、北上さんを大破させるなんて信じられ…あら?北上さん?入渠中では?」


北上「大井っち…とりあえず、歯食いしばってね。」


ドブシッ!


大井「え…?」


北上に殴られ倒れこむ大井


北上「提督は悪くないよ。作戦中にアクシデントが起きただけ。それなのに。」


北上「戦場では何が起きるかわからない。艦娘の大破も割とよくあることだよね。」


北上「私のミスで大破したからさー。私を責める分には良いよ。だけど、」


大井「あの…北上さん?」


北上「提督を馬鹿にするのだけは許せないんだ!」


もう一度拳を振り上げる北上


バシッ!


工藤「やめろ北上。命令だ。」


北上「提督…チェッ、わかりましたよー。」


工藤「大井、何が原因でこうなったか知らんが喧嘩するなよ。」


工藤はその場を立ち去る。


大井「北上さん?なんでそんなに…」


北上「大井っちはさー。提督のことどう思う?」


大井「提督ですか?正直良いイメージが…」


北上「それは前任者でしょ。前任者のせいで球磨型は私と木曽以外…提督は大井っちも含めて私の姉妹に合わせてくれた大切な人なんだよ。」


大井「ですが、」


北上「大井っちはさー、私のこと好きみたいだけど、提督がいなかったら今こうして会えてないんだよ。」


大井「…!」


北上「それだけ覚えときなよ〜。あと最後に一つ。」


大井「はい!」


北上「部屋、離れてくれないかな?」


大井「…え?なんでですか?」


北上「大井っちさー、正直いうとね、知ってるんだよ。私のこと隠し撮りしたりしてるの。さすがにうざいしキモイからね。」


大井「…そんなぁ〜!」


※作者は大井が嫌いなわけではありません。


数日後


工藤「北上。」


北上「どうしたのー?」


工藤「お前の要請で大井を別の部屋に移したが…どうだ?」


北上「ちょうどいいかな。正直最近大井っち結構うざかったし。」


工藤「代わりの相部屋は阿武隈だが…大丈夫か?」


北上「平気だよ。」


工藤「そうか。そろそろ許してやれよ。」


北上「そうしよっかな?」


その頃


大井「はあー北上さん…」


木曽「それは大井姉さんが悪いよ。」


大井「北上さんがあんな人をかばうなんて、ありえない。」


木曽「そんなこといつまでも言ってるから北上姉さんに怒られたんだろ。」


大井「木曽は不満は無いの?」


木曽「あるわけないだろ。俺をあの地獄から救ってくれた人だからな。」


大井「そんな」


木曽「話は終わりだな、言っとくけど姉妹の中で提督に対して不満があるのは大井姉さんだけだぞ。」


大井「えーー!」


木曽「それと…あんまり提督の悪口言うと北上姉さんよりも強い相手がいるからな。」


大井「誰よそれ。」


木曽「時雨。」


大井「あの駆逐艦が?」


時雨「読んだかい?」


木曽「噂をすれば…」


大井(こいつが北上さんより…)


時雨「今心の中でだいぶ失礼なこと思ったでしょ。それより大井に話があるんだけど、」


大井「何かしら?」


時雨「簡単な話だよ。もし、」


時雨「次提督を悪く言ったら僕が相手になるよ。」


大井「なんでみんなあいつを…」


時雨「みんなを助けようとしてくれたからだよ。」


木曽(いつの間にかヒーローブレスレットが戦闘モードになってるけど黙っとこう。)


大井「言っておきますけどあなたくらいの主砲では沈みませんよ。」


時雨「メビュームシュート」


チュドーン⁉︎


窓の外の木が真っ二つ


大井「……」


時雨「大井さんは提督のことをマイナスの感情で見てるからダメなんだよ。見方を変えないと。それじゃあね。」


大井「見方を変えないとダメみたいです…」


木曽「時雨を怒らすなよ。」


この後北上と大井は仲直りしたらしい。


第九話 アニメの第3話の展開で如月が死ぬと思ってるならそのふざけた幻想をぶち殺す


注意 滅茶苦茶短い


w島海域にて


如月「やだ、髪が傷んじゃう。」


戦場では一瞬の油断が命取りとなる。


迫る敵艦載機!


目の前には爆弾が…


チュドーン!


如月「如月のこと忘れないでね…」


目を閉じた次の瞬間、自分の体が浮かび上がるのを感じた


如月「あれ?生きてる?」


?「なんとか助けられたな。まったく、戦場で髪気にする奴がいるか?」


如月「すいません!って誰?どこから?」


?「お前の左腕。」


如月「ブレスレット?」


?「俺はお前のことを助けて、このブレスレットを介してお前の中にいる。」


如月「私の中に?あなたの名前は?」


?「俺の名は…」


?「ウルトラマンゼロだ。」


第十話 光の巨人が着任しました


工藤「まさか本物のウルトラマンに会えるとは…」


ちなみに鎮守府に帰ってすぐ分離しました


ゼロ「今回限りだからな。俺も結構忙しいし!」


如月「忙しい中ありがとうございます!」


ゼロ「おう、お前今度はあんな感じでやられるなよ!」


如月「あはははは、わかりました。」


ゼロ「それじゃまたな!」


工藤「その前に!」


ゼロ「なんだよ。」


工藤「ウルティメイトイージスを見せてくれ。」


結局ゼロが元の世界に帰ったのは丸一日経ってからだそうです。


番外編第九話の展開で最後まで迷ってボツにしたやつ


轟沈シーン


如月「如月のこと忘れないでね。」


沈んでいく如月


時雨「如月!」


如月「時雨ちゃん?」


時雨「如月!約束したんだろ!睦月と!だから・・・・・」


時雨「諦めるなぁ!」


手を伸ばす時雨


bgm英雄


1時間後


如月「う、うーん、ここ・・・・・は・・・・・」


工藤「医療室だ、全く髪を気にして轟沈とか笑いのネタにもならんぞ。」


如月「提督・・・・・」


この先の会話がまとまらなくてボツになりました


第十一話 悪い人ってなかなか捕まらないよね


?「よし、今のうちだ。」


前任者「済まないな。出してもらって。」


?「お安い御用だ。それで鎮守府に帰るのか?」


前任者「ああ、何やら若い奴が俺の鎮守府に後任として配属されたらしいからそいつを倒して、俺が再び指揮を執る。」


?「まあ頑張れよ、」


前任者「よし行くか。」


その頃工藤提督は・・・・・


工藤「それじゃ、俺は本営で会議があるから、時雨、頼むぞ。」


時雨「行ってらっしゃい。」


しばらくして、


電「誰か来たのです。あれは・・・・・」ビクッ


時雨「電?どうした?」


電「前任者がいるのです」ガタガタ


時雨「なん・・・・・だと・・・・・」


鎮守府正門


木曽「てめぇ!今更何しに来やがった!」


前任者「ここは俺の鎮守府だぞ。帰ってきたのに歓迎も迎えもなしとは・・・・・」


天龍「誰がてめえなんか歓迎するか!」


前任者「相変わらずだな木曽、天龍、お仕置きが必要かな。」


時雨「あの地下室はもうないよ。埋めてしまったからね。」


前任者「時雨か・・・・・扶桑と山城は元気かな?」


時雨「お前の居場所はここではない。わからせてやる!」


その頃


工藤「それをなんで連絡くれないっすか?」


元帥「繋がらなかったんだよ!」


工藤「帰ります。」


元帥「許可する。」


第十二話 奏でろ!勝利のメロディーを!


時雨「はぁ!」


前任者「ほう、面白いブレスレットだな。」


時雨「強い・・・・・だったら!」


キュイーン!


時雨「ウルトラマンゼロの力よ!ワイドゼロショット!」


前任者「ふん!」ガシッ


満潮「きゃあああ!」


時雨「満潮!」


木曽「あのやろう満潮を盾に!」


天龍「木曽、お前は右だ!俺は左から!」


前任者「大声で叫ぶと相手に作戦が筒抜けだぞ。」ボグシッ


木曽「ガ・・・・・ハ・・・・・」


天龍「木曽!」


時雨「大丈夫?満潮!」


満潮「何とか・・・・・」


時雨「くそ!」


天龍も伏せられる。


天龍「コノヤロー!」


前任者「さて、今歯向かってきた奴は後で殺すとして・・・・・?」


那珂「みんな!」


前任者「那珂・・・・・お前か。」


那珂「絶対!許さない!」


ウルトランス!ウルトラマンヒカリ、ナイトティンバー!


ナイトティンバーを空にかざすと那珂の服は青へ染まる。


「放て!聖なる力!」


前任者「あれは・・・・・剣?いや、なんだ?」


那珂「ティンバーモード!」


笛の音が光となり


前任者「ぐおっ!なんだと!」


時雨「あの光・・・・・ダメージがあるのか・・・・・」


那珂「ソードモード!」


青い剣線が無数に舞う


前任者「が・・・・・貴様!」


カシャカシャ


「2!ナイトビクトリウムブレイク!」


那珂「はぁ!」


前任者「あ・・・・・待て!貴様の行いは上官への反逆だぞ!」


那珂「上官?ここにいるみんなはあんたのことなんか上官とは思ってない!」


カシャカシャカシャ


「3!ナイトビクトリウムシュート!」


那珂「これで決める!ゼアッ!」


前任者「グおおおおお!」


チュドーン


時雨「那珂さん!」


那珂「時雨ちゃん!ケガ無い?」


時雨「私はあまり・・・・・他のみんなが!」


キキーッ!


工藤「お前ら!無事か?」


2人「提督!」


事情説明・・・・・


工藤「そういう時は、ギンガの力、ギンガコンフォートを使え。」


時雨「ギンガコンフォート!」


那珂あれは・・・・・?」


工藤「治療や浄化を行う技だ。」


憲兵「工藤提督、憲兵です。前任者は・・・・・?」


工藤「あの木の下。」


憲兵「ありがとうございます。」


天龍「ふうっ、一件落着だな。」


工藤「あのやろう。次来たら容赦しねえぞ、」


第十三話 禁断の兵器


大本営、特別会議室(エヴァンゲリオンのゼーレの会議室イメージ)


米国大統領「深海棲艦は今だ侵略を続けている。もはや核を使うことも!」


元帥「それだけはいかん!仮に殲滅できたとしても、周囲は汚染される。何より、爆弾を落とす前に撃墜される可能性が高い!」


米国大統領「それについては心配ない。我々は核のエネルギーをレーザーとして発射する巨大大砲の開発に成功した!」


元帥「・・・・・使っていい筈がない。」


数日後、


「次のニュースです。アメリカは先日、核のエネルギーをレーザーとして発射することができるウラニウム砲の開発に成功したことを発表しました。これは着弾地点に核爆発を引き起こすレーザーを放つとされ国際社会では使用に慎重な意見も出ています。」


雪風「しれぇ!核爆発って何ですか?」


工藤「文字通り核兵器を使って起こす爆発なんだが、尋常じゃない威力と放射能を周囲に撒き散らす。決して使っていいものではないよ。」


さらに数日後、沖縄戦線


「隊長!深海棲艦は現在、海岸にて陸軍部隊と交戦中!」


隊長「絶対に海岸でくい止めろ!」


「了解!それと米軍に不振な動きが・・・・・」


隊長「何?」


「巨大大砲を装備した艦が沖合で確認されています。」


隊長「まさか・・・・・すぐに米軍に連絡を繋げ!」


連絡兵「向こうからかかってきました。」


米兵「ヘーイ、隊長さん、」


隊長「何用だ!」


米兵「戦争にはさ、犠牲がつきものだよな。新しい兵器の開発にも。」


隊長「やはり、やめろ!」


米兵「もうチャージ始めてるよ。発射!」


沖合


キューン!チュドーン!


海岸


日本兵「あれは・・・・・まずい!退避・・・・・ぐああああ!」


大本営、


元帥「アメリカに抗議の電話と賠償を求めろ!今すぐだ!くそ!なんてことだ!」


秘書「海岸線から半径二十五キロは壊滅的です。すぐさまアメリカに・・・・・」


元帥「頼むぞ。」


続く


第十四話 ウラニウム砲強奪作戦!轟天号浮上せず!


工藤「ウラニウム砲が沖縄で使用された。本営はアメリカに連絡を送っているが応答がない。我々はこれよりウラニウム砲強奪作戦を行う!」


一同「了解!」


工藤「俺も轟天号で出撃する、何人かは一緒に来てくれ!」


1時間後


大淀「轟天号全エネルギー充填完了!」


明石「第一から第三ロック解除、システムオールグリーン!」


夕張「これでよし!いつでも出れます!」


工藤「轟天号出撃!」


ゴジラfinal warsの時の轟天号出撃シーンbgm


天龍「俺たちも行くぜ!全艦出撃!」


その頃アメリカ軍沖縄部隊


艦長「電磁パルスを用意しろ!」


「了解!」


艦長「奴らが来たら電磁パルスで海底に沈めてやる。」


「ここの水深は30m、潜水兵で轟天号を占拠します。」


そして


工藤「あれがウラニウム砲か・・・・・」


時雨「大きい・・・・・」


「ハーイ、日本の提督さんよ、聞こえてるかい?」


工藤「そっちからかけてくるとはな、何のようだ?」


「今からその船沈むよー!」


工藤「何を言って・・・・・」ガタン!


大淀「強力な電磁パルス!システムがやられました!水没します!」


工藤「この轟天号は潜水機能も搭載している!なんとかなる!」


明石「ダメです!電磁パルスが強すぎてシステムが復旧できません!」


夕張「レーダーはかろうじて・・・・・敵の潜水兵が轟天号に接近しています!」


工藤「なるほど、轟天号を乗っ取ろうということか。」


時雨「僕が相手をするよ。」


工藤「頼むぞ、時雨!俺はこいつらとシステムを復旧させる!」


敵潜水兵「すごいな、扉を開ければ中に入れるのに水が入らないようになってるとは・・・・・」


「確かにすごい、誰だ!」


時雨「三十人・・・・・少し多いな。悪いけど轟天号を乗っ取られるわけにはいかないんだ。」


「艦娘か・・・・・手荒な真似はしたくない。大人しく明け渡してくれ、」


時雨「断る。」


「そうか・・・・・撃てー!」


ガチャ!


時雨「ウルトラマングレートの力よ!マグナムシュート!」


「ぐわぁ!」


「何!?なんだそれは!」


時雨「敵に自分の武器の性能を教えるわけ無いだろ!ウルトラマンネクサスの力よ!アローレイシュトローム!」


その頃海上


長門「バリアだと?!」


霞「これじゃ届かない!」


那珂「任せて!」


ウルトランス!シェパードン、セイバー!


那珂「はぁ!」


ガキン!


那珂「固!」


ウルトランス!ハイパーゼットン、シザース!


那珂「これでー!」


ガキン!ピシッ!


陸奥「どうやら、いくら固くても絶対破れないわけではないみたいね。」


鳳翔「硬いものは1箇所ヒビがあればそこが脆くなります!」


長門「良し、あのヒビを集中攻撃してバリアを破るぞ!」


その頃、轟天号コックピット


工藤「やはり電磁パルスの影響が強い・・・・・」


明石「うんともすんとも言いません。」


大淀「それより・・・・・艦内の酸素が・・・・・今はまだ大丈夫ですけど、いつまで持つか。」


再び場面は変わり・・・・・


時雨「マクシウムカノン!」


時雨「数が多い・・・・・」


「どうやら、そっちも消耗してきたみたいだな。」


敵の潜水兵は次々と送り込まれ倒しても減らない。


時雨「絶対ここで食い止める・・・・・」


海上


那珂「これでー!」


「3!ナイトビクトリウムシュート!」


那珂「はぁ!」


ピシッピシッ!バリーン!


長門「バリアが砕けた!」


さらにその衝撃で・・・・・


「艦長!電磁パルス放射装置に異常発生!電磁パルス低下!」


轟天号コックピット


大淀「電磁パルスが低下!システム復旧しました!」


工藤「よし!轟天号浮上!」


時雨side


「揺れてる・・・・・」


時雨「どうやら、轟天号のシステムが復旧したみたいだ。」


時雨「僕も決める!ウルトラマンコスモスの力よ!コズミューム光線!」


敵の潜水兵全員撃破!


「艦長!轟天号上昇中!ぶつかる!」


ドゴーン!


ギュィィィン!ガガガ!


艦長「何の音だ・・・・・」


バキッ!


ウラニウム砲を載せた船体前方が


艦長「船が、割れた・・・・・?」


時雨「ウルトラマンタロウの力よ!ストリウム光線!」


那珂「ゼア!」


ハイパーゼットンシザース!


光線と火球が迫りウラニウム砲は破壊された


数日後、


「アメリカ軍の沖縄へのウラニウム砲使用により世界的にアメリカへの批判が高まっています。またアメリカ本国ないでもウラニウム砲使用を非難する声もあります。ここで専門家の方に意見を・・・・・」


工藤「これで一件落着か・・・・・」


長門「あんなもの二度と使わせてはならない。」


第十五話 異世界に住まいし転生者〜歴史と愛の記録〜


吹雪「おかしい・・・・・」


吹雪は1人工藤提督の来歴を調べていた。


吹雪(今から何十年も前・・・・・それこそ、第二次世界大戦の頃の記録にも名前が出てくる・・・・・あんなに若いのに・・・・・)


さらに別の資料


吹雪(江戸時代!?なんでこんな時代に・・・・・未来から来た?)


吹雪が彼のことを調べるのには理由があった


一つは彼の技術、現代テクノロジーでは実現困難、もしくは不可能な兵器や設備を難なく作り出すその技術。果たしてそれはいったいどうしてか。


もう一つは彼の寝言が原因だった。偶然昼寝を目撃した吹雪は奇妙な寝言を聞いた。


工藤「稗田・・・・・その運命を俺が変えてやる・・・・・)


吹雪は勉強が苦手ではなく、特に古典は好きだった。だからこそ稗田という名前に疑問を持った。古事記に書かれた内容をほとんど覚えていたという稗田阿礼、なぜその男の名前が出るのか?


吹雪(仮に稗田阿礼と面識があるとすれば数千の年を生きてきたはず・・・・・)


工藤「気になってるようだな。」


吹雪「し、司令官!?」


工藤「無理もない。なんせ、江戸時代以降の歴史上に俺は存在するからな・・・・・」


吹雪「なぜ・・・・・」


工藤「簡単に言おう。俺は肉体の時間が止まっている。」


吹雪「それって不老不死じゃ・・・・・!」


工藤「初めからそうだったわけではないが、この体になったのはちょうど江戸時代のはじめ頃だな。」


そこから彼は語り出す。


工藤「俺は当時、どこにでもいるような商人の家に生まれた。だが生まれつき、俺の頭の中にはオーバーテクノロジーとでも言うべき知識があった。そのせいで気味悪がられ捨てられた。」


工藤「山々をさまよい俺はある場所へたどり着いた。」


工藤「神々や妖精、妖怪、そして人間の住む世界、幻想郷に・・・・・」


吹雪「幻想郷?」


工藤「ある妖怪によれば、忘れ去られたモノたちのたどり着く場所だそうだ。」


工藤「俺はそこである家で世話になった。稗田家、阿礼の時代に幻想郷に移り住み、代々幻想郷の歴史を記してきた一族だそうだ。」


吹雪「稗田阿礼!」


工藤「稗田にはある特徴があった。稗田家には百年ほどに一度、主である阿礼の子孫が転生する、前世の記憶を持って。」


吹雪「転生・・・・・」


工藤「これにより、正確に幻想郷の歴史を記していたのだが、転生者は総じて短命、長くは生きられなかった。」


吹雪「短命なんですか。」


工藤「俺が幻想郷に行ったときは、稗田阿七という少女がその転生者だった。どうやら阿礼も女性だったらしくてな。転生者は代々女だそうだ。俺はそいつに、恋をした。俺より五つくらい上だったんだけどな。」


工藤「それから十年くらいそこですごした、俺は15、あいつは、20だったな。その時が来た。あいつは自身の運命の通り、その命を消した。」


工藤「俺は最後の時、死に際のあいつの隣で誓った。稗田の転生者は記憶を引き継ぐ。だったら俺は次の、そのまた次の転生者が現れるまで生きて、いつかその転生者の宿命、短命という鎖を壊してやるってな。ちょうど、幻想郷には不死の薬を持った薬師がいたからな、俺は不死になって短命の呪いを解く方法を探してる。」


吹雪「そんなことが、」


にわかに信じられない。しかし嘘ではない話がそこにあった。


工藤「今は稗田は九代目、阿求が当主だから、なんとしても今のうちに見つけたい。」


吹雪「私も!手伝います!」


工藤「なに・・・・・」


吹雪「歴史を記録する代わりに長くは生きれないなんて可愛そうです。きっと阿求さんも苦しんでる。だったらそれを変えてやりましょう!」


工藤「吹雪・・・・・ありがとう。」


その頃幻想郷


阿求「へっくしゅん!」


霊夢「どうしたのよ。風邪でも引いた?」


阿求「いえ・・・・・誰かが噂してるのでしょ、きっと彼が、」


霊夢「?」


阿求(会いたいな、工藤君!)


第十六話 異世界に住まいし転生者〜ウルトラの奇跡〜


日本のとある山奥


吹雪「ここは?」


工藤「あいつがここで待ってろって言ってたからな。」


紫「久しぶりね。外に住まいし不死の人。」


吹雪「うわぁ!」


工藤「八雲紫・・・・・目的はわかってるんだろ。」


紫「ええ、ただ時間が無いわ。」


吹雪「どういうことですか?」


紫「四季映姫、閻魔大王が彼女の転生手続きを始めた、おそらくあと数日後には彼女は死んでしまう。」


工藤「早く連れてけ、幻想郷に!」


幻想郷、人間の里、稗田の屋敷


工藤「阿求!」


阿求「工藤・・・・・君・・・・・」


工藤「しっかりしろ!」


吹雪「この人が、稗田阿求・・・・・」


紫「そう、彼女が今代の稗田の転生者。」


工藤「もう少しなんだ!もう少しで助けられる!だから逝くな!」


阿求「工藤君・・・・・最後に・・・・・君の顔見れて・・・・・よかった・・・・・」


工藤「阿求!」


返る声はもうない。


工藤は彼女を抱き抱え外に出た。


工藤「神よ!これが運命なのか!なぜ彼女達を苦しめる!」


吹雪「司令官・・・・・」


その時、


キラーン!ヒュゥゥン!謎の赤い玉が空から飛来した。


飲み込まれる工藤、


工藤「これは?」


「君の望みを叶えに来た。」


工藤「誰だ!」


「私の名はウルトラマンヒカリ、ウルトラの星の科学者だ。」


工藤「ウルトラマン・・・・・ヒカリ・・・・・」


ヒカリ「これを、私が開発した命の固形化技術だ。」


工藤「固形化・・・・・」


ヒカリ「私の分析で彼女の転生されるべき部分は転生されている。後はまだ彼女自身の部分、魂の本質は転生されていない。今なら彼女を救える!」


工藤「!ありがとう!ウルトラマンヒカリ!」


固形化命が稗田阿求に入り込む。


阿求「・・・・・工藤君・・・・・」


工藤「よかった・・・・・」


その頃四季映姫


映姫「稗田阿求が来ない!?」


小町「はい、転生されるべき記憶などは流れ着いたのですが、それ以外が、魂管理局に確認したところ、転生の術の効果対象外になっていて生きてるんです。」


映姫「そうですか・・・・・仕方ありません。記憶だけ転生させましょう。大方彼の仕業でしょうし。」


数日後、鎮守府にて


阿求「へぇーここが君の今の拠点なんだ!」


工藤「走り回るなよー。」


工藤の不老不死はヒカリが良く分からない能力で解除した。彼曰く愛する人が先に居なくなる苦しみは耐えられるものじゃないとのことだ。


工藤「俺もあいつもやっと普通の人間か・・・・・」


阿求「おーい、早く!」


工藤「わかったって、」


その様子を見守るスキマ妖怪


紫「さようなら、歴史と愛の記録者」



その後、幻想郷に新たな稗田の転生者が現れた、しかし彼女はそれから80まで生きた

幻想郷の創設者の1人、八雲紫は語る。転生の本質が変わってる。短命という宿命は消え去ったと。


第十七話 小さな脅威!


工藤提督の鎮守府では一週間に一度所属メンバー全員で大掃除をする。

今回はそんな大掃除の際に起きた出来事。

あ、あと稗田阿求が鎮守府に着任しています。


天龍「ふうー、やっぱ大変だな、さてと・・・・・後は天井裏・・・・・ここ2ヶ月くらい全く手つけてないからな〜。」


天井裏に行ってみるとそこにあったのは・・・・・


天龍「ぎゃあああああ!」


龍田「天龍ちゃん!?どうしたの!?」


龍田も天井裏を除くと


龍田「あらあら・・・・・どうしましょ(汗)」


野生動物による被害で陸上や海上で最も死亡件数の多い生物は、


熊でも、鮫でもない


『蜂』である!


日本原産!『オオスズメバチ』!

TERRA FORMARS風、


工藤「また、でっかい巣ができてるな!」


小型探査機で様子見


天龍「どうすんだよ、これじゃ俺たちいつか襲われるぜ!」


工藤「うーん、業者に頼むのが一番安全だが・・・・・金がかかるからな・・・・・仕方無い、あれを使うか。」


龍田「あれ?」


工藤「昆虫誘導フェロモン発生装置・・・・・元々は蝗害対策として開発した物だが、まだ実験段階なんだ、ほぼ完成してるが。」


スイッチオン


天龍「お、蜂が移動してく!」


蜂を1箇所に集めて


那珂「ナイトビクトリウムシュート!」


移動してきた巣もろとも爆殺!


工藤「かわいそうだが・・・・・みんなの安全のためだ。」


龍田「そうねえー。」


しかし、彼らは知らなかった、装置の特殊な電波で鎮守府内のある生き物が進化していたことを・・・・・


工藤「はあ疲れた、さてと・・・・・残りの掃除終わらすか。」


自室の扉を開くと


「じょうじ!」


工藤「ぎゃああああ!」


ガバッ


工藤「・・・・・夢かよ・・・・・」


夢でした!


第十八話 護れなかった護衛艦〜もう一度、護るために〜


夢を見る。


前世の、軍艦だった頃の記憶を、


私は、華々しい戦果とは無縁だった。


八つ当たりのはけ口、非難の集中、


いつしか私は権力が嫌いになっていた。


そんな夢を見たとある朝の出来事。


工藤「えーと、今回はキス島に行ってもらう。旗艦時雨で他は夕立、電、ヴェールヌイ、吹雪、そして曙。」


時雨「キス島に行く理由は?」


工藤「上層部の馬鹿どもが前線視察に行って帰ってこれなくなったそうだ。」


夕立「おバカさんっぽい?」


工藤「おおバカさんだよ。」


曙「なんでそんなおバカさんたちの救出に行かなきゃならないのよ。」


工藤「そいつらは大体政治家とかの家の連中でな。行かないといろいろと面倒なことになりかねない。」


そして出撃・・・・・なのだが、現在曙行方不明


時雨「曙〜どこ行ったのー?」


工藤「いねえな・・・・・迷子にでもなったか?」


電「流石にそれはないと思うのです。」


探し回って


鎮守府裏・・・・・


工藤「やっと見つけたぞ、どうしたんだよ。」


曙「私は行かない!」


工藤「そう言われても困るって。」


曙「なんでバカな連中の救助に行かなきゃいけないの?」


工藤「はぁー、お前の言い分はごもっともだが・・・・・さっきも言ったがそう言ってられるほどの案件じゃないんだよ。」


曙「救助任務ならクソ提督が一人で行ってきなさいよ!」


工藤「深海棲艦の大群の中に轟天号一機で行けと?」


曙「行ってらっしゃい。」


工藤「・・・・・お前の権力嫌いはわからないでもないが、」


曙「何がわかるのよ。」


工藤「第二次大戦の曙は度々理不尽な目にあってきた。ある任務での、たった一回の護衛任務失敗のせいで、」


曙「・・・・・」


工藤「それの影響で権力が嫌いなのはわかるが、お前はかつて救助任務も失敗している。最上の救助をな、正確には曳航か。」


曙「それがどうしたのよ、」


工藤「最上も救えず、そして今回、お前が行けば救えるかもしれない命を見殺しにするのか?」


曙「・・・・・っ」


工藤「お前が行かないことにより任務が失敗した場合、お前に非難は集中する。上層部の家族、国民、軍本部、それに耐えれるのか?」


曙「・・・・・」


工藤「曙。お前は俺に対してどう思っている。」


曙「?嫌なことなんてなさそうな・・・・・」


工藤「俺は聖人じゃねえよ、嫌なことだってある。でもな、それを我慢して、仕事をするのが大人だ。一人のわがままで渡って行けるほど社会は甘くない。」


曙「・・・・・どうすればいいのよ。」


工藤「・・・・・これを持ってけ。」


手紙を渡す


曙「・・・・・?」


工藤「おバカさんたちへの文句の手紙・・・・・お前も書いていいぞ、元帥に許可はとってある。」


工藤「他の奴らも書き終わったし。」


曙「・・・・・え、」


工藤「なんたってうちの艦娘が危険な目にあってまで救出作戦やってるんだからな、こんぐらいやらねえと、」


工藤「欲しいものも書いていいぞ。上層部の連中から報酬は無理矢理でも絞りとるから。ただし書いたら行けよ。」


曙「・・・・・わかった、行くわよ、あんた本当にクソ提督ね。」


工藤「伊達に四百年近く生きてねえよ、人の醜い部分は理解してる。」


曙「ちょっと待っててね、書いてくるから。」


工藤「・・・・・行ったか。あいつもトラウマを持つような奴だし、香取にカウンセリングでも頼もっかな?」


その後、キス島作戦は大成功、上層部から報酬をたっぷり絞りとったとか


第十九話 深海の協力者


深海棲艦本拠地、


戦艦棲姫「あなたが協力してくれるのは感謝する。しかし、本当に見返りはいらないのか?」


?「私もここを滅ぼしたいだけですし、利害の一致ですよ。」


戦艦棲姫「そうか、よし、早速いくぞ。」


ヲ級「頼みますよ、エクセラー!」


エクセラー「グレイト!ゲームを始めよう!」


そして鎮守府、


大淀「沖合より深海棲艦の大艦隊が接近!」


工藤「出撃可能な艦娘は全員出動!防衛線を維持しろ!」


沖合


時雨「あれは?」


ヲ級「行きますよ、」


工藤「あれは、チブルスパーク?!」


モンスライブ!インペライザー!


工藤「インペライザーの大群だと!?それに、あれはモンスライブ!」


大淀「防衛線崩壊!このままでは・・・・・」


吹雪「きゃあ!」中破


電「吹雪ちゃん!」


電「絶対、死なせないのです!」


その時、電を空から舞い降りた光が包んだ


「君のような人間を待っていた。」


電「私は・・・・・何かを守ったりできる、強さが欲しいのです!」


光の中で手を伸ばす。


「ゼァッ!」


現れたのは青き慈しみの巨人


工藤「ウルトラマンコスモス・・・・・」


コロナモード


「ネイバスター光線!」


インペライザーを次々と撃破していく。


戦艦棲姫「どういうことだエクセラー!この世界にモンスライブの驚異になる存在はいないのではなかったのか!」


エクセラー「おかしい・・・・・何者だ!」


そうこうしているあいだにインペライザー残り三機


「エクリプスモード!」


エクリプスモードになったコスモスのコズミューム光線によりインペライザーは全て撃破された。


1時間後、報告


元帥「ウルトラマンコスモス・・・・・そうか、ウルトラマンが現れたか。」


工藤「彼が僕らの危機を救ってくれました。それよりも・・・・・」


元帥「深海棲艦のモンスライブ、おそらくチブル星人エクセラーの仕業だろうな。」


工藤「他の鎮守府でも警戒を、」


元帥「わかった!」


ウルトラマンコスモスが着任しました。


第二十話 彗星の二大怪獣


アメリカ、NASA


「まずいです!このままではあの彗星は地球に衝突します!」


地球に迫る危機、それは直径10キロの巨大彗星の衝突だった。


日本、鎮守府


工藤「彗星の衝突・・・・・轟天号で出撃するぞ!」


大和「破壊できるんですか?」


工藤「彗星の正体は宇宙のゴミやら氷やらの塊、すなわち高温の熱線砲を撃ち込む!」


時雨「つまり、宇宙空間で溶かしてしまおうと。」


工藤「そういうことだ。轟天号は宇宙にも行けるからな。よし、出撃準備!」


二時間後


工藤「轟天号、出撃!」


彗星の近くまでたどり着き、


工藤「熱線砲発射!」


熱線砲が彗星を少しずつ溶かし・・・・・


夕張「彗星の軌道が変わりました!月面に落ちます!」


工藤「ふぅー、ひとまず安心か・・・・・」


明石「え・・・・・着弾点に二つの生命反応!」


工藤「は?ってあれは、彗星怪獣ガイガレード!」


月面で暴れるガイガレード


電「あれがなんかの拍子に地球に行くとまずいのです!コスモス!」


コスモスはスペースコロナモードに変身!


「ゼァッ!ハァァ!」


スペースコロナモードの特徴は宇宙空間での戦闘、そして、エクリプスを除いたモードの中で最高クラスの力を持つことである。

お得意の飛び蹴り(映画でグローカー一体倒したあれ)を繰り出しながらガイガレードと戦うコスモス・・・・・しかしその背後に別の怪獣が!


工藤「まずい!あれはドラコだ!」


同じく彗星怪獣ドラコ!


流石のコスモスも二対一では分が悪い。


工藤「コスモスを援護する。ミサイル発射!」


轟天号もミサイルなどで応戦する。


その頃轟天号艦内、とある窓際


鳳翔「コスモス・・・・・私も手助けいたしますよ、」


鳳翔が取り出したのはどこか短剣にも見える不思議なアイテム、その名も。


工藤「エボルトラスター、なぜ君が?」


鳳翔「提督・・・・・選ばれたからですね。」


鳳翔がそれをかざすとき、月面に新たな巨人が現れた、その名もウルトラマンネクサス!


「ジュネッス!」


ボディが赤く染まる!


ネクサスはコスモスにエネルギーを分け与える。


「ありがとうございます!」


「礼を言うのはまだ早い、お前はガイガレードを、私はドラコをやる!」


「はい!」


「エクリプスモード!」


二人で二体の怪獣を相手するウルトラマン、次第に怪獣は1箇所に集められた、


「行くぞコスモス!」


「はい!コズミューム光線!」


「オーバーレイシュトローム!」


ギュゥゥゥン!チュドーン!


こうして、月面で起きた二体の彗星怪獣との戦いは幕をおろした、


後書き、戦闘シーンが難しい。なんかこう、上手な表現方法ってあるのかな?


第二十一話 ウルトラマン対ブラック鎮守府


とある鎮守府


加賀「くっ・・・・・あなたは・・・・・」


提督「口答えするな!」


蒼龍「赤城さんが沈んだんですよ!それなのに補給も入渠も無しに再出撃・・・・・きゃ!」バチン


提督「さっさと行け!」


瑞鶴「烈風・・・・・お願い、元帥に伝えて・・・・・」


バレないように烈風を発艦させる瑞鶴


瑞鶴「誰か・・・・・助けて!」


数日後、


元帥「工藤、お前ならやってくれるな。」


工藤「任せてくれ!」


工藤「陸奥、これを持ってけ。」


陸奥「あらあら?何かしらこれ?」


工藤「Xアーマーリーダーだ!俺が開発した、ウルトラマンのサイバーアーマーを装備できるぞ!」


いざ出撃!ちなみに工藤は


工藤「テックスピナー、テイクオフ!」


テックスピナーで出撃!


ブラック鎮守府近海


鳳翔「提督!海中に機雷を確認!」


工藤「回避は可能か?」


時雨「余裕だよ、随分とずさんな設置だね。」


難なく回避


工藤「ついたな・・・・・?通信が?」


黒提督「来たな!貴様らに俺は負けんぞ!」


工藤「お前を倒す!」


鳳翔「全機発艦!」


長門「全門斉射!」


伊168「魚雷装填!」


こちらが仕掛けると向こうの艦娘も出てくるが、


夕立「様子が変っぽい!」


その姿はまるで


島風「なんだかゾンビみたい・・・・・心がないっていうか・・・・・」


黒提督「兵器に人格などいらんからな!特殊な改造で戦闘マシンに改造した!」


那珂「そんな・・・・・許さんぞ、貴様!」


「放て!聖なる力!」


工藤「陸奥!」


陸奥「ええ!」


「サイバーゴモラ、アーマー、アクティブ!」


陸奥「ゴモラ震動波!」


電「絶対、許さないのです!コスモス!」


等身大コスモスに変身!


ルナモードでなんとかできないか試すも。


工藤「無駄か・・・・・コスモス!頼む、彼女たちを開放してあげてくれ!」


コスモス「セア!」


コロナモードに変身!


工藤「俺は空から!」


テックスピナーで鎮守府の執務室目掛けて攻撃を加える。


すると


ゴゴゴゴゴ!


天龍「地震?」


龍田「あれ!」


黒提督「ハーハッハッハ!これこそ、俺が開発した究極の兵器!その名もメカキングギドラ!」


工藤「メカキングギドラだと?」


サイズは流石に小さいし、3つの首や足など、全てがメカのキングギドラが現れた。(この世界にキングギドラはいないので)


コスモス「デュア!」


コスモス巨大化!


コスモス「ネイバスター光線!」


早速必殺光線、しかし効いていない!


黒提督「そんなもの、痛くも痒くもないわ!」


メカキングギドラ怒涛の電撃光線!


陸奥「きゃああ!」


長門「くっ・・・・・」


工藤「奴の弱点はおそらく背面!だが火力が・・・・・」


「ゼァッ!」


ビャーーー!チュドーン!


黒提督「グワッ!誰だ!」


時雨「あれは・・・・・」


胸につけてるマークは流星!

自慢のジェットで敵を討つ!

光の国から僕らのために!

来たぞ!我らのウルトラマン!


工藤「初代ウルトラマン!」


阿求「ボケっとしないで!てか私が後ろに乗ってるの忘れないで!」


工藤「おっと!すまない!」


黒提督「ウルトラマンだと!?」


「ストリウム光線!」


黒提督「ぎゃああ!」


タロウ!ウルトラマンNo.6


暁「ウルトラマンタロウ!」


三人のウルトラマンが集まり


コスモス「エクリプスモード!コズミューム光線!」


ウルトラマン「スペシウム光線!」


タロウ「ストリウム光線!」


黒提督「緊急脱出!」


戦闘機の脱出装置の要領、


工藤「捕獲ネット発射!」


黒提督捕獲完了!


コスモス「ありがとうございます!」


ウルトラマン「礼には及ばない。」


タロウ「あの男の非道は許されないことだった。」


二人のウルトラマンは宇宙に帰って行きました。


時雨「ところで、この子達どうするの?」


工藤「元帥に頼んでみるよ。」


後に彼女たちは心を取り戻しました。


後書き、執筆中は七月十日、ウルトラマンの日です!



第二十二話 艦隊のアイドル


前書き、寝ぼけながら那珂ちゃん可愛いよなーって思いながらネタ考えてたら思いついた話です。シリアス、若干(下手くそだから表現できるかわからないが)グロ注意、苦手な人はスクロールしてください。


艦隊のアイドル那珂ちゃんは忙しい。

艦娘とアイドルの両立、それはとても大変な事だ。

ライブ開催予定日に緊急作戦が入ることもある。

今回のライブはそんなこともなく、いよいよライブまであと二週間になった。そんなある日の出来事である。


大淀「緊急です!鎮守府近海に潜水艦部隊を確認!迎撃を!」


工藤「すまない!那珂、出れるか!」


那珂「おっけー!那珂ちゃん現場はいりまーす!」


鎮守府近海


那珂「ふうー、だいたい片付いたかな?」


工藤「お疲れ様、もう戻っていいぞ。」


那珂「おっけー!帰りまーす。」


その時、私は油断していた。軍艦のソナーの絶対的死角からの攻撃を予測できなかった。


ザバァ!


那珂「!真下!?」


真下から現れた駆逐イ級が私の右足に噛み付く。


那珂「このっ・・・・・!」


とっさに反撃しようとした時嫌な音が聞こえた。バランスを崩す身体・・・・・立ってられない。私の足は・・・・・


目が覚めるとそこは鎮守府の医務室だった。


工藤「目が覚めたか・・・・・三日間眠ってたぞ。」


那珂「提督・・・・・ハッ!私の足!」


信じたくなかった。そこにあるはずの足は・・・・・


工藤「お前の右足は駆逐イ級に・・・・・喰いちぎられた。」


那珂「嘘・・・・・だ!嘘だ!嘘だ!」


受け入れたくない現実・・・・・


那珂「やっとちゃんとにライブやれると思ってたのに・・・・・」


その日から私はふさぎこんだ。食事はとっているが。


それから更に三日後、


工藤「お前宛ての手紙だ。」


一通の手紙・・・・・ファンレターだ。


「拝啓那珂さんへ、いつもテレビに映る那珂さんの姿を楽しみにしています。前回のライブは直前に作戦が入って中止になってしまったようですが、今回は大丈夫そうなので、絶対見に行きます!例えどんな姿になっても、どんな状況でも私は那珂さんのファンです!とある一人のファンより」


涙が溢れる。


那珂「提督・・・・・私、ライブやるよ!」


ライブまで残り一週間のその日、私は新聞やテレビなど多くのマスコミが集まる中で自分の現状とライブを予定通り行うことを発表した。

賛否両論、当然だ。


私は義足をつけてライブに向かう。


当日、


やはり売れたチケットの枚数に比べて明らかに来場者は少ない・・・・・それでも構わない。


那珂「まず始めに!私がこんな状況になってもライブに来てくれてありがとうございます!私は・・・・・本当はライブをやめてアイドルも辞めようかと思ってました。それでも、届いたファンレターに勇気をもらって、私はここにいます!ファンレターを送ってくれた人への感謝をこめて!今日は盛り上がって行きます!」


その日私は合計で10曲を歌い終えた。アンコールが鳴り響く。


那珂「みんな・・・・・ありがとうございます!アンコールにお答えして、カバー曲ですが、私の好きな曲!blessingを私をいつも支えてくれる仲間たちと歌いたいと思いまーす!みんな!」


舞台に現れる仲間たち


那珂「blessings for your birthday」


時雨「blessings for your everyday」


工藤「最後の一秒まで前を向け」


川内「剥がしても何故だか増えてくタグと、ランク付けされてく理不尽な価値」


神通「そんなもので人を推し量らないでと、飛び交う言葉を手で多い隠した。」


雷電「oh it's time to get up」


暁響「灯火を消す前に」


雷電「oh it's time to get up」


暁響「足元を照らせ」


古鷹「ほらここをじっと見つめてみて」


加工「最高の味方が映ってるでしょ」


青葉衣笠「それは命の証」


「blessings for your birthday blessings for your everyday」


球磨「例え明日世界が滅んでも」


「blessings for your birthday blessings for your everyday」


多磨「最後の一秒まで前を向け」


「hip hip HOORAY これから先も」


「hip hip HOORAY 君に幸あれ」


扶桑「0から1を産むのは容易くないこと、肝心なものは見えないし障れないこと」


山城「不幸とは幸せだと気付けないこと、毎日が誕生日で命日なこと」


赤城「oh stand up take action」


加賀「泥沼を掻き分けて」


赤城「oh stand up take action」


加賀「蓮の花は咲く」


最上「ほらここに手を重ねてみて」


三隈「温もりが伝わってくるでしょ」


満潮「それが命の証」


「blessings for your birthday blessings for your everyday」


鈴谷「例え綺麗事だって構わない」


「blessings for your birthday blessings for your everyday」


熊野「この世に産まれてくれてありがとう」


「hip hip HOORAY これから先も」


「hip hip HOORAY君に幸あれ」


瑞鶴翔鶴「さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい」


龍田北上「ロックでいったらこんな風」


天龍木曽「like this like this yeah!」


鳳翔「アカペラでいったらこんな風」


龍驤「like this like this yeah」


夕張「ゲームでいったらこんな風」


蒼龍「知らないよ、どんな風!?」


飛龍「なんでわかんないの!」


野分「ダンスでいったらこんな風」


舞風「DA DA DA DA DA!」


吹雪「よく食べて」


白雪「よく眠って」


深雪「よく遊んで」


初雪「よく学んで」


叢雲「よく喋って」


磯波「よく喧嘩して」


「ごく普通な毎日を」


白露「泣けなくても」


白露「笑えなくても」


村雨「歌えなくても」


夕立「何も無くても」


五月雨「愛せなくても」


涼風「愛されなくても」


工藤「それでも生きて欲しい!」


「blessings for your birthday blessingsfor your everyday」


大鳳「たとえ明日世界が滅んでも」


「blessings for your birthday blessings foyour everyday」


雲龍「最後の一秒まで前を向け」


金剛「if you're alive」


比叡「あの子が振り向くかも」


榛名「if you're alive」


霧島「宝くじ当たるかも」


伊勢「if you're alive」


日向「再び始まるかも」


島風「生き抜くためなら!」


長門「棒に振れ」


陸奥「水をさせ」


大和「油を売れ」


武蔵「現を抜かせ」


葛城「そして来週も」


天城「来月も」


葛城「来年も」


天城「来世も」


那珂「一緒に祝おう!」


「blessings for your birthday blessings for your everyday」


大淀「たとえ綺麗事だって構わない」


「blessings for your birthday blessings for your everyday」


明石「ここに集えた奇跡にありがとう」


「hip hip HOORAY これから先も」


「hip hip HOORAY 君に幸あれ」


「hip hip HOORAY これから先も」


「hip hip HOORAY 君に幸あれ」


「hip hip HOORAY!」


那珂「応援ありがとう!そして、これからのみんなに祝福を!」


ワーッワーッ!


こうしてライブは大成功に終わった。

それ以降、私はこう呼ばれる。


「片足の艦隊のアイドル」と・・・・・


後書き、歌詞だけで馬鹿行数持ってかれたorz


追記、アポストロフィーマークが正常に表示されない・・・・・仕様なのかな?


第二十三話 食戟の艦娘


いつかやろうと思ってたアニメネタをいつやるか迷ってたらある漫画にはまったので今日やります。


島風「食戟ってのをやってみたい!」


工藤「絶対ソーマ読んだなお前!」


島風「いいじゃんやろーよ!」


工藤「うーん、まあ艦娘のみんながどれくらい料理できるか把握できるし、開催してみるか。ただし、一対一をやろうとすると時間(と文字数)がかかるから実質バトルロイヤルみたいにやるぞ!」


翌日!


工藤「というわけで料理対決を行う。それでは間宮さん!一発目のお題を!」


間宮「一つ目は、味噌汁です!」


工藤「なお、今回はルールというか評価基準として、食材の手に入れやすさをポイントに加算します。」


更に三日後


工藤「いよいよ決戦の日、出場者は一番島風、二番比叡、三番時雨、四番鳳翔、以上!」


間宮「それでは、調理開始!」


それぞれが自分が用意した出汁をとっていく。


工藤「島風は・・・・・鰹節か?」


間宮「鳳翔さんは昆布ですね。」


工藤「比叡は・・・・・」


比叡「気合い!入れて!行きます!」


工藤「あれは一体?」


間宮「さあ?」


工藤「ん?時雨は出汁を明かさないつもりか・・・・・面白いな。」


選手たちは・・・・・


島風「ただの鰹節じゃないよ!静岡県西伊豆の手火山式鰹節だよ!」


手火山式鰹節とは・・・・・鰹節の作り方の1つ、現在ではこの製法は少なくなってきている。鉄腕ダッシュのラーメン企画の出汁にも使われている。


鳳翔「少し奮発しました。北海道の昆布です。」


こちらも鉄腕ダッシュのラーメン企画の出汁の1つ。


比叡「これで出汁をとれば・・・・・」


何やらカオスな予感・・・・・


時雨「うん、出汁がいい味だしてる。」


時雨も順調みたいです。


やがて・・・・・


島風「一番!島風の油揚げ味噌汁だよ!」


工藤「へぇ、普通の鰹節より風味がすごいな。」


間宮「美味しいですね。」


比叡「二番!特製お味噌汁できました!」


まず風味を楽しもうとした工藤、しかし!


工藤「臭!お前何を出汁に使った!」


比叡「魚介からとりました!独特の風味でしょう!」


間宮「何ですかこの臭い・・・・・」


箸を入れる工藤は気づいた!


工藤「魚の白身?まさか!この臭い!」


比叡「くさやです!」


工藤「やっぱりか!この野郎!」


くさや・・・・・伊豆地方や伊豆諸島で作られる干物の一種、とても美味しいがとてもくさい!噂によれば焼いているだけで近所から苦情がくるレベル。


工藤「食べる食べない以前の問題だ。お前・・・・・くさやは確かにきちんと調理すればうまいが、味噌汁には向かんぞ!」


間宮「すいませんが、とても食べれる匂いでは・・・・・なんか色も黒いですし・・・・・変な煙でてますし・・・・・」


比叡「ひえええええ!」


比叡、脱落確定!


鳳翔「できました。昆布出汁の豆腐味噌汁です。」


工藤「いいですねー、昆布の旨みがでてます!」


間宮「お豆腐も美味しいですし。」


工藤「最後は時雨だな。」


時雨「できたよ、少しお椀が大きいけど。」


工藤「なぜ?」


時雨「ちょっとあるものを入れたから。」


蓋を開けると


工藤「これは・・・・・蟹!ショウジンガニか!」


ショウジンガニ・・・・・太平洋側の磯に生息する小型の蟹。甲殻の大きさは6センチほど。タモ網やイセエビ漁の網、果ては釣竿でも釣れる。素手だとトゲが痛いので注意(厚めのゴム手袋推奨)


間宮「一体どこで・・・・・」


時雨「昨日のうちに鎮守府の近くの磯でとってきたのさ。具は蟹の出汁を楽しんでもらうためにネギだけだよ。今回は一杯に蟹一匹だけど、普通に作るならお椀には足だけとかでもいいね。」


なお身は少ないのであまり期待しない方がいい。


工藤「これは・・・・・うまい!蟹の出汁がしっかりと出ている!」


間宮「おかわりください!」


一同「早い!」


さて優勝は・・・・・


工藤「今回は時雨だな。」


間宮「味もそうですが、何よりも蟹の調達が比較的簡単なのが決め手ですね。」


優勝は時雨でした。


後書き、ムラソイを釣りに行ったら餌のオキアミに何故かこいつが大量に食いつきました。味噌汁美味かったな〜。ちなみにその時釣ったムラソイは唐揚げと煮物になりました。


第二十四話 エクセラーの野望


深海鎮守府


エクセラーの部屋


エクセラー「新しいスパークドールを入手しました。これであの鎮守府を倒せます!」


ヲ級「なにこれ?」


エクセラー「見てなさいよウルトラマン!」


鎮守府


長門「沖合に敵だ!」


工藤「ちょっと待って!まだこれ完成してねえ!」組み立てなう


出撃


白露「なんか嫌な空気だな〜。」


ヲ級「来たな」


モンスライブ!シルバーブルーメ!


村雨「あれは・・・・・?」


夕立「クラゲっぽい?」


工藤「え?あれって・・・・・総員撤退!」


春雨「なんでですか!」


工藤「あれは鬱展開メーカーだ!それなりに強くないと!」


伊勢「よしっ一旦撤退、様子を見よう。」


そうこうしてるうちに触手の一本が伊勢に迫る。


日向「伊勢!」


「ナイトビクトリウムクラッシュ!」


ズバババ!


「よかった〜、間に合った!」


春雨「那珂さん!」


伊勢「那珂・・・・・あんた足は・・・・・」


那珂「義足だけどね、でも戦えるよ!」


巨体のシルバーブルーメを義足付きとは思えない機動力で翻弄する那珂・・・・・


シルバーブルーメの中・・・・・


ヲ級「早い!捕まえられない!」


那珂「まだまだ行くよー!」


「ウルトランス!キングジョーランチャー!」


ダダダダ!


しかし、シルバーブルーメが巨体であるためダメージは少ない。


那珂「どうしよっかな?」


工藤「待たせたな!」工藤提督の新兵器、それはメカキングギドラの破片を分析して作り出した、巨大ロボ!


巨大なカプセルが現場に届く!さあ皆さん御一緒に!


工藤「ガイガァァァン!起動ゥゥゥ!」


ガイガン「ギャァァァ!」


工藤提督アレンジのガイガン!


那珂「出た!最近作ってたやつ!」


工藤「アレンジガイガン!胸部ハッチ展開!ネオマキシマ砲発射!」


明らかなオーバーキル!


その様子を見ていたエクセラー、


エクセラー「やはりあまり使えませんね彼女たち・・・・・もっと強い部下が必要ですね。」


エクセラーの計画は続く・・・・・


第二十五話 君に会うために


前書き タイトルで察した人いるかな?最近那珂ちゃんネタが思いつきまくってヒロイン化してきてます。


六ヶ月前、工藤提督着任したばかりのころ


エクセラー「頼みますよ、」


?「わかりました。地球を制圧してきます。」


一人の宇宙人がエクセラーの命令で地球に潜入した。


「最近はアイドルというのがブームなのか・・・・・この那珂というアイドルのライブでこのケミカルライトを使えば・・・・・」


ライブ当日


「ケミカルライトは行き渡ったな・・・・・よし効果発動!」


しかし・・・・・


「あれ?なんも変わらない?」


人間が夢中になってるステージを見ると


那珂「艦隊のアイドル!那珂ちゃんだよー!」


この時彼は那珂ちゃんのファンになった。


時間は現在に戻る・・・・・今日は那珂ちゃんの握手会と深海棲艦の被害地での出張ライブの日である


那珂「あ!丹葉さん!いつもありがとう!」


丹葉「那珂さん!いやー自分は一人のファンとして当然のことをしただけです。」


那珂「いやー丹葉さんがファンの喧嘩止めてくれて良かったよ!それと・・・・・」


那珂「あの手紙、丹葉さんでしょ。」


丹葉「・・・・・」


那珂「ありがとう!」


「やっぱ丹葉さんはファンの鑑だよな。」


「礼儀正しいし、人望厚いし。」


「丹葉さん!今夜飲み行きません?」


丹葉「いいねえ、行こうか。」


すると、


「随分地球人らしくなったな!ジェイス!」


現れた男


「なんだこいつ!鳥人間?」


ボルスト「ガッツ星人のボルストだ!」な


那珂が人質にとられている。


工藤「てめえ!」


丹葉は自分のトレードマークのタンバリンを投げつけると変身を解いた。


時雨「メトロン星人・・・・・」


丹葉→ジェイス「ボルスト!彼女を離したまえ!」


ボルスト「やはりこの星で随分甘くなったな!」


時雨「ランバルト光弾!」


ボルスト「グボア!不意打ちとは卑怯だぞ!」


時雨「誘拐するような人に言われたくないなあ!」


那珂はなんとか開放された。


那珂「丹葉さん・・・・・」


ジェイス「すいません、正体隠してて・・・・・」


ボルスト「昔から貴様が気に入らなかった!ジェイス!今日こそぶっ殺してやる!」


モンスライブ!ゾアムルチ!


ジェイス「巨大化するしかないか・・・・・」


ジェイスは巨大化し、ゾアムルチと相対する。


電「怪獣対宇宙人なのです!」


しかし、その実力差は明らかでジェイスは押されてきている。


電「コスモス!」


鳳翔「ネクサス!」


二人のウルトラマンが駆けつける。


那珂「応援してあげなきゃ!」


那珂はかつて丹葉が好きだと言っていた恋の2-4-11を熱唱!


ジェイス「那珂さん・・・・・よし!」


ケミカルライトを取り出したジェイス!


その場でオタ芸を披露!内蔵している宇宙ケシの実効果でゾアムルチの動きが鈍る。


コスモス「ブレージングウェーブ!」


ネクサス「クロスレイシュトローム!」


ゾアムルチは爆散した。ボルスト「おのれジェイスーーー!」


数日後・・・・・


那珂ちゃんライブにて


そこにはいつもどおり、那珂ちゃんの応援をする丹葉さんの姿があった。


時々変身が解けるが誰も気にしない!


ジェイス「この地球で彼女のファンとして生きていこう。」


彼はそう誓うのだった。


第二十六話 戦艦タ級の困惑


きっかけは少し前のこと、


エクセラー「やはりあまり使えませんね彼女たち・・・・・」


エクセラーの独り言を偶然聞いてしまったタ級は悩んでいた。このままでは自分たちはエクセラーに切り落とされる。今はエクセラーに対して不信感を抱く仲間も少ない。

このままでは危険だ。


そしてもう一つ、夢を見るようになった。


知らない場所、知らない人たちの中で今と見た目の違う自分が笑っている夢。


この夢の意味が分からなかった。


彼女はある日、変装して人間たちの世界へと飛び込んだ。


タ級「やはり人間たちの街は賑やかだな・・・・・」


人気の少ない公園に行くタ級、するとそこには古臭いレコードで音楽を流す一人の老人がいた。その曲はとても綺麗だった。


タ級「いい曲だ。」


無意識に手を叩く。


老人「ありがとう、これは昔、バイオリンを弾いていた自分が演奏したものなんだよ。」


タ級「あんた音楽家だったのか?」


老人「そう誇れるほどでは無かったけどね。」


ふとレコードの横にある一枚の板に目が行く。


タ級「何だこれは?」


老人「それはね、雪の扉だよ。」


タ級「雪の・・・・・?」


老人「その扉の向こうにはグラルファンという生き物がいてね、過去に行くことができるようにしてくれるんだ。」


タ級「すごいな・・・・・」


老人「君は、しばらくこの街にいるのかい?」


タ級「・・・・・ああ、そのつもりだ。」


老人「グラルファンを見せてあげるよ。」


タ級「そう簡単に会えるのか?」


老人「もうすぐ会えそうなんだ。」


老人は扉を見る。


老人「グラルファンが現れるとき、季節に関係なく雪が降るんだ。そして時間が止まるんだよ。」


タ級「時間が・・・・・」


老人「今夜くらいかもね。」


老人は笑う。


タ級「見てみたいな。」


そして時間が過ぎ夜が来た。


タ級「雪が降ってきたな、今は七月だぞ。」


グラルファンが来た。タ級は確信した。


老人の言っていた場所まで走る。


老人の自宅があったという場所に行くとやはりそこにいた。そして見上げると。


タ級「あれがグラルファン・・・・・」


目の前に光が現れ、そこには見たこともない家が出現する。そこには老人の持つ写真の家族がいた。


タ級「あんたが戻りたかったのは・・・・・家族のいる時間か?」


老人「そうです・・・・・」


タ級「行ってこいよ、望みが叶うんだぞ。」


老人「・・・・・私は・・・・・あの中には行けません。」


タ級「!?なんでだ!あんたがグラルファンを呼んだのはあそこに行きたかったからだろう!」


老人「今やっと気づきました、あの時間は、あそこに生きる彼らのかけがえのない時間なのです。」


老人「過ぎた時間は取り戻せない。」


老人「どうかグラルファンを元の世界に返してあげてください。」


扉を預かるタ級


タ級「任せろ!」


少し離れた場所で


タ級「グラルファン!ここだ!扉はここだ!」


しかし・・・・・グラルファンはこちらに向かない

その時、

電「私がなんとかするのです!」


タ級(艦娘!?なぜここに!)


電「コスモス!」


コスモスは扉に光をあてる。すると扉は空中で巨大化しグラルファンが帰っていく。


タ級「グラルファン・・・・・そうだ。あいつは!」


老人の元へ戻るタ級・・・・・目の前の景色が消えていく。


老人「これでよかったのです。」


少し歩いてそして老人はタ級に向き直る。


老人「お別れです。」


タ級「お別れだと?」


老人「扉を開けた人間はこの世界の時間から消えなければなりません。」


タ級「・・・・・!?」


老人「覚えていてください。私が幸福だったということを。」


老人「なんの変哲もない、平凡な人生でしたけども・・・・・精一杯生きた。心から寂しいと思えるほど大切なものを持つことができたんです。」


タ級は手を出し


タ級「忘れない!」


老人「ありがとう・・・・・」


握手を交わした。


消えゆく老人


タ級「さようなら。」


老人の完全に消え去った橋の上


タ級「あー・・・・・深海棲艦辞めたい。」


ふと思った。


工藤「ならうちに来るか?」


タ級「うわああ!貴様・・・・・あの鎮守府の提督!」


工藤「うっす。」


タ級「どういうことだ・・・・・」


工藤「いやね、実は今日昼のうちから君のこと見つけてたんだけど、妙に人間臭いからさ、ほっといたわけ、そしたらこれだからさ・・・・・歓迎するよ。」


タ級「とか言って私を拷問にでもかけるのか?」


工藤「しないって・・・・・電!」


電「はい!」


工藤「こいつ連れて帰るぞ!」


タ級「ちょっと待て・・・・・どうしてこうなった・・・!」


戦艦タ級が着任しました。(困惑)



番外編 世界観とか


時雨「どうして今?」


ディル「書いとかないと忘れそうで・・・・・」


工藤「それじゃまずこの世界についてか。」


ディル「基本的には現実世界によく似た艦娘と深海棲艦のいるパラレルワールドです。」


吹雪「パラレルワールド?」


工藤「並行世界論とかなんとか。歴史上すべてのifの世界が存在するという考え方って言えばいいのかな?」


ディル「これは艦これの基本設定と同じですが、僕のはこれに東方project、つまりは幻想郷のある世界。そしてオリジナルのウルトラ宇宙を混ぜています。」


木曽「なんかあるのか。」


ディル「ウルトラマンシリーズを見たことある人ならわかるかと思いますが、本来コスモスのいる世界とネクサスのいる世界は全く別の世界。ついでにM78星雲世界ともつながりはありません。」


工藤「これをウルトラマンの世界では多次元宇宙論マルチバースという。大きな水槽の中に泡のように様々な世界観の宇宙があるという考えだ。」


ディル「この作品の宇宙はそんな、本来繋がりのない作品や宇宙が全て存在する宇宙なわけです。」


夕張「結構無茶苦茶ね。」


ディル「平成ウルトラマン世代なので世界観がバラバラなのをなんとかしたいと思った結果です。」


工藤「それ以外に語るべきことは?」


ディル「この世界の海軍についてですが、深海棲艦出現に対して装備を強化した自衛隊と思ってください。多分深海棲艦いなくなったら軍縮が始まります。」


大淀「つまりは、戦争が終わればわたし達は解体ですか。」


ディル「あくまで艤装をくっつけた女の子なので社会復帰は可能かと・・・・・いちおう鬱展開にはしません。」


明石「そう言えばこれ書いてる時に騒がれてるあの問題はどうなんですか?」


ディル「政治的な話は基本出したくないのですが、あえていうなら集団的自衛権が行使容認されなかった日本です。」


夕立「深海棲艦の初出現が2024年て前に言ってたけど作品の時間は何年なの?」


ディル「2034年、10年くらい戦争やってます。」


北上「長くない?」


ディル「某国間の百年戦争よりはましです。多分この作品内で決着が着きます。」


長門「近未来なのだな。」


ディル「そのせいで若干今の技術じゃ不可能な装備だったりします。ウラニウム砲とか。」


ディル「とまあこんなものかな?細かいところは後から作品内で説明します。それでは今後ともよろしくお願いいたします。」


第二十七話 深海棲艦のトップ


深海棲艦の拠点


エクセラー「なぜ今まで姿を見せなかったのですか?」


?「深海棲艦は次々と倒される。兵員補充のために建造していたらなかなかこちらに戻れなくてな。君のことは聞いているよ。」


?「宇宙最高の頭脳くん。」ニタァ


エクセラー「くくく、おもしろそうですね。」


?「さてと、まだ建造しないといけないからな。」


エクセラー「深海棲艦の建造・・・・・拝見しても?」


?「構わないよ。」


深海棲艦建造ドッグ


そこでは鎮守府と同じような仕組みで深海棲艦が作られていた。唯一違うのは・・・・・


エクセラー「あれは一体?」


エクセラーが目をつけたのは建造された深海棲艦がヘッドギアのようなものをつけている様子だった。


?「深海棲艦の本質は艦娘と同じだ・・・・・だからこそ、この俺の開発した洗脳プログラムで建造した瞬間に艦娘と人間は敵だという意識を強制的に埋め込む。」


エクセラー「それをしなかった場合は?」


?「ただの優しい少女が出来る。」


エクセラー「なるほど・・・・・」


?「んー、ある程度できてるな・・・・・良し前線に出てみるか。」


翌日鎮守府にて


工藤「えーと、今回はこの海域か・・・・・」


時雨「きっと大丈夫だよ。」


工藤「ここはまだ未知数だからなー、それと・・・・・」


扶桑「どうしました?」


工藤「ここに行った他の提督のとこの艦隊に聞いた話だが・・・・・人間を見たと報告がある。」


山城「人間を?」


工藤「ああ、遠くにいたから詳しくはわからないが、イージス艦に乗った人間が奥地に消えてくのを見たらしい。」


最上「イージス艦・・・・・」


工藤「内通者がいるのかもな・・・・・」


満潮「・・・・・大丈夫?」


工藤(おそらく以前前任者を手引きした奴らの仲間だろう。)


第十二話参照


工藤(仮に何か取引をしているとしたら・・・・・奴ら深海棲艦にもそれ相応のトップがいるのかもな)


工藤「良し、これより第一艦隊は出撃!」


とりあえず出撃


ある程度進むと・・・・・


最上「?誰かいる!」


満潮「艦娘・・・・・じゃない!男の人?」


?「よく来たな、艦娘諸君。」


時雨「一体何者だい?」


?「私は・・・・・そうだな深海棲艦の提督だからな、黒提督とでも名乗っておこう。」


工藤「黒提督・・・・・」


工藤はその顔に見覚えがあった・・・・・


工藤「なるほど・・・・・超獣操った後は深海棲艦を作ってたのか・・・・・」


工藤「なあ・・・・・異次元人ヤプール!」


ヤプール「ほお、お前か・・・・・まさか提督になっているとはな、意外だな。」


工藤「二十年前に幻想郷からいなくなったと思ってたら・・・・・今度は深海にいたとはな。」


山城「知り合い・・・・・でしょうか。」


工藤「因縁の相手だ・・・・・五十年前から幻想郷を狙ってて二十年前にどっか行ったと思ってたんだけどな・・・・・」


ヤプール「今回は去ろう・・・・・次合う時はおそらく、史上最大の決戦だ。」


工藤「望むところだ。」


ヤプールが去った後


時雨「・・・・・異次元人ヤプールか、?レーダーにイージス艦が映ってるよ?」


扶桑「本当ね!提督?どうします?」


工藤「錬度上げに島風連れといてよかったな・・・・・追っかけろ!」


島風「了解!追いつけるかな?」


工藤「この前渡した靴履いてるか?」


島風「うん!」


工藤「ドライブオン!と叫んでみろ!」


島風「ドライブオン!」


ドヒューン!キラーン!


扶桑「時速何キロですか?」


工藤「3百かな」


次回イージス艦捕獲!怪獣密輸!?お楽しみに!


第二十八話 イージス艦捕獲!怪獣密輸!?


前回のあらすじ・・・・・深海棲艦のトップにいたヤプール人と接触した工藤艦隊、ヤプールが去った後付近を謎のイージス艦が通りかかる。怪しさマックスのイージス艦を捕まえることにした。


島風「この靴はっやーい!」


工藤「どうだ?追いつけるか?」


島風「余裕!」


まもなく・・・・・


島風「捕まえた!」


ジャンプ力も強化されるこの靴・・・・・一気に操舵室まで飛び込みました。後は適当にボコって・・・・・


島風「あーマイクOK?この船はたった今より島風が占拠しました!」


時雨「悪ノリしてるね」


最上「いいんじゃないかな?」


山城「ていうか・・・・・マイクチェックは別の人の仕事じゃない?」


工藤「まあいっか、島風。そいつら全員に事情聴取、なんなら殴っても構わん。」


時雨たちもイージス艦に乗り込み、船内を漁ると・・・・・


扶桑「大きなトカゲね〜」


満潮「これって・・・・・バデータの子供じゃない!!」


バデータ・・・・・ウルトラマンコスモスに登場した怪獣。病原菌や薬などに対して即座に抗体を作ることができるが、その影響で特定の薬などに反応して様々な異常が起きることがある。


時雨「大変だよ。既に一体日本に持ち込まれてるって!」


工藤「こっちで探してみる!」


数時間後、


「海軍内部で外国産の生物を密輸しているグループがいたことが判明しました、なお現在工藤提督率いる部隊が密輸された生物を探しています。」


ペット・ショップにて


長門「このような男を見たことが無いだろうか?」


店主「いやーないですね〜」


陸奥「そうですか・・・・・ありがとうございました。」


店主「いやーこちらこそすいません。」


長門「次へ行こう。」


店主「うちはね、健全な商売をモットーにしてますからね、トカゲの化け物なんかいい迷惑ですよ!」


長門「トカゲの・・・・・」


陸奥「化け物?」


キラーン!


長門「あれ?密輸された生物がどんな姿かは・・・・・」


陸奥「新聞もテレビも報道してないはずよね・・・・・」


店主「え・・・・・そ、そうなの・・・・・」


長門「ハハ、なんでお前が知ってるんだ?」


長門「というわけで、ペット・ショップの店主がグルだった。同時に大量の成長抑止剤も押収した。」


工藤「マズイな・・・・・バデータは成長抑止剤を打ち込まれると、その効果が逆に発動する。」


青葉「つまり・・・・・急成長すると」


工藤「長門!なんとしてでもバデータを保護しろ!」


長門「了解!」


とある工場跡


「はぁー仲間も捕まったらしいし・・・・・こいつどこまで大きくなるんだ?捨てちまうか?とりあえずこれ打っておくか。」


薬を打ち込む。


「グァ、ガッ、ガハッ!」


「おいおい、どうした?やっぱりまずかったかな?」


「逃げよ・・・・・うわあ!」


長門「どこへ逃げるんだ?」


陸奥「バデータは?」


「バデータ・・・・・あのトカゲのことか?それなら向こうに薬打ったら苦しみだしたから捨ててきた。」


陸奥「なんですって?」


長門「様子を見てくる。こいつを頼むぞ」


しかし・・・・・


プシュー!


陸奥「長門!危ないわ!逃げるよ!」


長門「わかった!」


工場から出ると


ドゴォーン!


長門「提督すまない!バデータが巨大化してしまった。」


工藤「今電がそっちに向かってる。」


電「コスモス!」


コスモス「セアッ!」


工藤「問題はバデータのパワーはルナモードでどうにか出来るものではないということだ。」


エクリプスモードにチェンジしてなんとかしようとするも・・・・・ここで思わぬ妨害が・・・・・それは!


「ここで工藤提督の戦力を少しでも潰しておけば、戦争は長引く、そうすれば金になるからね・・・・・」


前任者「すごいなこれは・・・・・」


復讐ロボット!ザムリベンジャー!


工藤「また、前任者!」


二対一の戦闘、当然不利なのはコスモスで・・・・・


ピコーンピコーン


長門「マズイな・・・・・」


陸奥「こうなったら、これ使うしかないか!」


長門「陸奥!」


ウルトラタァッーチ!


長門「ギンガ!」


陸奥「ビクトリー!」


二人「ギンガビクトリー!」


「ギンガビクトリー!?」


前任者「なんだあれは!」


「あー前任者さん、逃げることをおすすめします。」


前任者「何を言う!このザムリベンジャーでぶっ殺してくれる!」


GV「メビュームシュート!」


ボガァーン!


前任者「馬鹿なーーーー!」


残すはバデータ一体!


二人「「コズミューム光線!」」


浄化されるバデータ。


その後バデータは・・・・・


工藤「怪獣カプセルでしばらく眠っててくれ。」


ウルトラセブンのカプセル怪獣のあれで元の場所に戻されました。


憲兵「全く!またコイツか!」


前任者も再逮捕され・・・・・」


工藤「お前も御用だ」


「あらら」


手引きした男、武器商人もとっ捕まりました。




番外編 更新速度低下についてのお知らせ


ディル「どうも皆さんこんにちは、作者のディルです。いつもこのSSをご覧いただき誠にありがとうございます。」


ディル「突然ですが、この夏のあいだ更新速度が低下する可能性があります。」


金剛「why?」


ディルの理由としては、自分は現在学生で明日から夏期休業・・・・・つまりは夏休みになるのですが、夏休みにアルバイトが結構入っています。そしてバイトの内容がなかなかハードなので・・・・・」


ディル「疲れて帰って来てから書いて変な文になるのは嫌なのでしばらく更新速度がゆっくりになります。」


ディル「なお、空いた時間で短めの話や一発ネタの番外編を少しずつ投稿します。ので完全に放置というわけではありません。」


時雨「こればかりは仕方ないね」


ディル「それでは、お知らせはこの辺で、これからも『オーバーテクノロジー提督の鎮守府日記』をよろしくお願いします。」


2015年7月23日


第二十九話 その名は悪魔


鎮守府にて・・・・・雨が降るある日、不穏な空気が流れていた。


時雨「なんだろう・・・・・嫌な予感がする・・・・・」


山城「どうしたの?」


時雨「山城・・・・・っ!?」


時雨(なんだろう・・・・・山城から嫌な雰囲気を感じる。)


山城「・・・・・気づいたのね、ええ、私は闇。」


姿が変わっていく。


時雨「それはっ!」


メフィスト「我が名はダークメフィスト、」


時雨「くっ、ウルトラマンコスモスの力よ!フルムーンレクト!」


なんとか浄化を試みる。しかし・・・・・


メフィスト「そんなものが通用すると思っているのか?」


時雨「そんな・・・・・」


近づいてくるダークメフィスト、とっさに攻撃の構えを取るが・・・・・


山城「やめて、」


山城の声で静止をされる。


時雨「まさか・・・・・お前!」


メフィスト「そうだ。俺は今山城という奴と同化している。つまり俺を倒せばこいつも消える。」


時雨(どうすれば・・・・・なんとかして、奴だけを倒す方法は?)


鳳翔「ここにいたのですね、ダークメフィスト。」


時雨「鳳翔さん!」


鳳翔「下がってなさい時雨、奴を倒します。」


時雨「!?待ってよ!あいつは今!」


鳳翔「存じています。」


時雨「だったら!」


鳳翔「誰も死なない戦争はありません。もう一度言います。下がってなさい。」


時雨「そんな・・・・・」


鳳翔「ネクサス!」


二人は巨大化し対峙する。


メフィスト「ネクサス!貴様を倒し、その光を頂く!」


ネクサス「負けはしない。」


激闘が始まる。


時雨「誰も死なない戦争はない・・・・・わかってる筈なのに・・・・・山城!」


何もできない時雨、思い返すのは大戦の記憶、自分だけを残して沈んだ西村艦隊、


そして前任者時代の悪しき記憶。


時雨「また・・・・・失うのか。」


やがて


ネクサス「オーバーレイシュトローム!」


メフィスト「はあっ!」


二つの光線のぶつかりあい。一進一退の攻防を制したのは。


コスモス「ブレージングウェーブ!」


コスモスの加勢したネクサスだった。


メフィスト「ぐおおおおおお!」


爆炎の中に消えるダークメフィスト。


時雨「山城ーーーー!」


決戦の後、鳳翔さんと電は全てを提督に伝えた。


電「コスモスの力では浄化できませんでした。」


鳳翔「他のみんなに被害が行く前に倒せたのは良かったと思いますが。」


工藤「そうか・・・・・下がれ。」


工藤「山城が、消えたのか・・・・・」


時雨「提督、」


工藤「時雨か・・・・・どうした?」


時雨「これ・・・・・かえすよ。」


ブレスレットを外す。


時雨「じゃあね。」


バタン


工藤「時雨・・・・・」


駆逐艦寮、白露型の部屋前


扶桑「時雨。」


時雨「扶桑・・・・・どうしたんだい?」


扶桑「山城のことは聞いたわ・・・・・」


時雨「・・・・・ごめんなさい。」


扶桑「・・・・・なんで謝るの?」


時雨「僕がもっと力があれば、山城を」グスッ


涙を流す時雨。それを扶桑は優しく抱きしめた。


扶桑「泣かないで・・・・・あなたが山城のぶんまで生きて。」


彼女も泣いている。


時雨「扶桑・・・・・うわぁぁぁ!」


数日後、


工藤「ほれ、」


時雨「提督?これ返したはずだよね?」


工藤「一度守れなかったからといってこれから守る力を捨てるな。」


工藤「お前にはそれが必要だ。」


時雨「提督、守れるかな?」


工藤「守れるさ、諦めない限り。」


鎮守府から少し離れた場所、森の中


山城「ここは・・・・・どこ?私は・・・・・誰?」


悪魔の物語は終わらない。


後書き バイトが早く終わったから投稿したら多分今までで一番問題作になりました。一応皆様に言っておくと山城はこれからも出ます。いつになるかはわかりませんが。


番外編 継承


鳳翔「ここは・・・・・夢でしょうか?」


目の前に立つネクサス


鳳翔「なるほど・・・・・私の役目は終わりですか。」


目が覚める。そこにエボルトラスターはない。


別の部屋、ある艦娘の夢


瑞鶴「ここは・・・・・これは棺?」


彼女に宿る光、


瑞鶴「私が、ネクサス!?」


光は絆、誰かに受け継がれ再び輝く。


瑞鶴「やるしかないか!」


光を受け継いだ彼女の戦いが始まる。


第三十話 大地の光


深海にて、


エクセラー「まさか根源的破滅招来体が力を貸してくれるとは・・・・・」


鎮守府付近


大淀「付近にゴッヴ出現!」


工藤「なんでまた・・・・・」


工藤「戦艦と空母は迎撃を!残りは住民の避難誘導を!」


一同「了解!」


睦月「出撃します!」


市街地、


如月「落ち着いて避難してください!」


睦月「如月ちゃん!上!」


如月「え?」


ゴッヴの攻撃で崩れたビル、


天龍「危ない!」


睦月「天龍さん!」


天龍「怪我無いか!?」


如月「はい・・・・・」


天龍「そうか・・・・・良し、ここで待ってろ、」


睦月「天龍さん、それは?」


天龍「見てな、ガイア!」


ドシィーン


現れた地球の赤き巨人、ウルトラマンガイア!


工藤「ウルトラマンガイア・・・・・」


ゴッヴと戦うガイア!


瑞鶴「ネクサス!」


新たなデュナミスト、瑞鶴がネクサスへと変身し加勢する。


時雨「ネクサス・・・・・」


複雑な心境の時雨。


そして、


ガイア「フォトンエッジ!」


ネクサス「クロスレイシュトローム!」


ゴッヴ「グギャアアア!」


ドゴォーン!


工藤「またウルトラマンか・・・・・」


睦月「天龍さんウルトラマンなんですね!」


天龍「おお!」


如月「ウルトラマンって素敵ね。」


時雨「そうでもないよ。」


天龍「時雨?」


時雨「ウルトラマン・・・・・よーく覚えておくといいよ。彼らは僕たち艦娘や人間とは違う生き物なんだ。」


時雨(だからあんな決断が出来たんだ!)


天龍「・・・・・少なくとも、俺はお前を失望させたりするつもりはない!」


様々な思いの交錯する今の鎮守府はどこか暗いような気がしました。

とある艦娘の日記から抜粋


第三十一話 闇から光へ!


鎮守府付近の森の中で・・・・・


最上「山城を見たって目撃者がいるんだよ。」


というわけで、西村艦隊プラス天龍で搜索に来ていた。


時雨「山城・・・・・どこに?」


ガサッ!


満潮「誰!?」


山城「ぁ・・・・・」


時雨「・・・・・山城!」


山城「時雨、みんな!」


バヒュン!


閃光と銃声、そして鮮血


戦艦棲姫「戦艦山城、そいつの役目は終わりだ。これからは私がやつに変わってこの世界を闇に塗り替える。」


巨大化するダークメフィスト


扶桑「ダークメフィスト!」


天龍「お前らは逃げてろ!ガイア!」


ガイア「デュア!」


激しい板野サーカスを繰り広げる両者、しかし!


ツヴァイ「やはり所詮旧式艦だな。その光、私が全て吸い取ってやる!」


ガイア「ぐぉぉぉ!」


最上「ガイアが!」


満潮「あれ・・・・・山城は?」


時雨「え!?山城!」


少し離れた場所


山城「ガイア・・・・・」


ピトォーン!シュイーン!シュイーン!


山城「うおおおお!」


ピキピキ!バリーン!


ドゴォ!


ツヴァイ「うぉ!」


扶桑「まさか・・・・・」


時雨「山城!」


ガイア「!」


メフィスト「・・・・・」


ツヴァイ「お前はもう変身できないはず!」


メフィスト「ハァ!」


一進一退の攻防!ダークメフィストとダークメフィストツヴァイ!



ツヴァイ「来い!ノスフェル!」


スペースビースト、ノスフェルを呼び出すツヴァイ、形勢はツヴァイに傾く。


ツヴァイの光線を受け止めつつ、ノスフェルを相手するメフィスト


メフィスト「ガイア!これが、私の光だ!受け取れ!」


メフィストから光を受け取るガイア!その体が少しずつ変化する。


ガイア「これが、お前の光・・・・・」


新たなガイアの力、ウルトラマンガイアVM(バージョンメフィスト)


スプリームにどこかメフィストに似た模様


ガイア「闇と光を合わせた力!カオスフォトンストリーム!」


吹っ飛ぶノスフェル!


ツヴァイ「なんだその姿は!」


メフィスト「ガイア・・・・・」


ツヴァイと格闘を続けていたメフィストはツヴァイを掴むと


メフィスト「今だ!私に構わず撃て!」


ガイア「何を!?」


ツヴァイ「離せ!」


メフィスト「何をしている。それが光に選ばれたお前の、お前の役目だ!」


ガイア「・・・・・クァンタムストリーム!」


ツヴァイ「ぐぉぉぉ!」


爆発した光の中・・・・・


山城「私は消えるのね。今度こそ・・・・・」


?「あなたは消えません・・・・・」


山城「誰!?」


ウルトラの母「あなたにはあなたを待ってる人がいます。」


山城「・・・・・」


ウルトラの母「行きなさい、あなたの戻るべき場所へ」


ウルトラの母「行きましたね、地球を頼みますよ・・・・・ウルトラマンメフィスト!」


再び森の中


時雨「山城!よかった。気がついた!」


山城「時雨、無事なのね。」


扶桑「山城!」


天龍「ウルトラマンメフィスト・・・・・か・・・・・」


戦艦山城・・・・・ウルトラマンメフィストが鎮守府に着任しました!


第三十二話 八月六日午前八時十五分


元帥「黙祷!」


しーん・・・・・


元帥「やめ・・・・・」


工藤「あれからだいぶたった・・・・・」


吹雪「提督はやはり・・・・・」


工藤「あの日俺は呉にいた。突然大きな音と空の光を見た。急いで広島に向かったよ・・・・・そこで見たのを俺は忘れない・・・・・あの地獄のような光景を。」


しばらく歩くと老人がアメリカ人と喧嘩していた。


老人「お前らアメリカ人の落とした爆弾で俺の親父が!おふくろが!妹が死んだんだ!それなのにあんた!今なんて言った!」


米人「原爆投下は戦争終結には必要だった、あの決断は多くのアメリカ兵の命を救ったのだ。」


老人「てめぇ!」


工藤「落ち着いてください。」


吹雪「暑さで冷静じゃない・・・・・ちょっと医療班のところに連れていきます。」


工藤「・・・・・」


老人「お前・・・・・工藤か?なんでそんなに・・・・・若い?」


工藤「おい、アメリカ人。ひとつだけ言っておく。あの戦争は確かに日本も悪い。けどな、後世にまで残るようなあの爆弾に関しては、あんたらが加害者だ!」


米人「なんだと・・・・・言わせておけば!あのまま上陸戦になれば多くの兵が死んだんだ!あれは必要なことなのだ!」


工藤「あの爆弾による犠牲者に大部分は民間人だぞ。軍に関係ない民間人を殺すことが本当に必要なのか!」


時雨「・・・・・」


米人「貴様!」


工藤「あんなものは正当化されるものではない」


親米人「ヘイ息子よ、どうした。」


米人「お父さん・・・・・」


事情説明・・・・・


ゴチン!


米人「痛い!いきなり何を!」


親米人「謝れ!今すぐこの老人に謝れ!お前は今!殺人犯を正当化してるようなことを言っているのだぞ!」


親米人「いいか!例えば俺が殺されて、それが何かのために必要なことだと言われたとき、お前ならどう思う!」


米人「え・・・・・それは・・・・・許せないけど・・・・・」


親米人「そうだろう!お前は今!この老人に対してそのようなことを言っていたんだ!」


親米人「馬鹿な息子がすいません!この非礼は必ずお詫びします。」


工藤「あんた・・・・・ジェームズ・ロードマンか?国際取引会社取締役の・・・・・」


ジェームズ「はい・・・・・本当に申しわけない!」


さっていく二人、


吹雪「あの人のことを知ってたんですね。」


工藤「彼の祖父は日本の広島で捕虜になっていた時に原爆投下で亡くなっている。彼もまた顔を知らないが、原爆で家族を失った人物だよ。」


長門「絶対に使ってはならない。」


執筆日八月六日

原爆や水爆を含めた核兵器がこの世からなくなることを心よりお祈りします。

そして核兵器の犠牲になられたすべての人達の冥福を心よりお祈りします。



第三十三話 決戦再び・・・・・


工藤「第二回!鎮守府内カラオケ大会!」


那珂「イェーーイ!」


工藤「というわけで今から参加者を募集する!」


1時間後。


鈴谷「一番鈴谷行きまーす。」


鈴谷「愛に銃爽くらいこの身が♪水面に沈んでも♪どうか君だけは♪微笑んでいて欲しいトラックバック願った♪」


工藤「銃爽・・・・・いいよなー。」


91点


鈴谷「微妙・・・・・」


山城「次私ね。」


山城「いつか大人になって♪思い出に変わったら♪またここで♪出会いましょう♪私は待ってるから♪」


一同「泣ける!」


工藤「霊々夢自体が感動作だからな、」


93点


山城「良し!」


如月「次ね。」


如月「夢の彼方に解き放て♪信じ合える心と♪力をクロスさせて♪」


睦月「ウルトラマンエックス!」


工藤「エクスデバイザー・・・・・作れるかな?」


89点


如月「あら・・・・・」


北上「私か・・・・・」


北上「風に揺らいで♪ひらり舞い散る♪君の肩ごしに紅一葉♪ただ寄り添えば分かり合えると♪悲しみは空に消えるだけ♪」


工藤「意外だ・・・・・」


北上「好きなんだよね。」


94点


工藤「今回は北上の優勝だ!景品はウルトライザーだぞ!」


北上「深海棲艦に効くのかな?」


第三十四話 最終章第一部 ヤプールの刺客


鎮守府に清掃員が派遣されました。


工藤「よろしく頼むよ、なにぶん広すぎて一日くらいで終わらないからね。」


女清掃員「任せてください。」


工藤「というわけでみんな、彼女と仲良くやってくれ!」


一同「はーい」


その日の夜、


女清掃員「はい・・・・・こちらの戦力については把握でき次第報告します。」


ガチャ


女清掃員「誰!?」


工藤「そんな気はしてたよ。ヤプール人の清掃員さん?」


女清掃員「何を言ってるんですか?」


工藤「とぼけるなよ。」


女清掃員「・・・・・無駄そうですね。よく気が付きましたね。」


工藤「今更清掃員の派遣なんておかしいと思ったんでね。」


工藤「ただ、気になるのは今の報告だ。」


女ヤプール「?」


工藤「お前、今日の掃除は工廠とか俺専用開発設備とかの掃除もやってたはずだ。それなのに戦力はわからない・・・・・どういうつもりだ?」


女ヤプール「・・・・・若いっていいですよね。」


工藤「?」


女ヤプール「私達ヤプール人は、ウルトラ戦士や人間たちへの怨念で生きながらえます。そして次第に途方もない時間を過ごしているのです。」


女ヤプール「ここに来た時、私は任務を全うすることを最優先にしようとしてました。だけど今日一日、艦娘たちと接していて、どこか懐かしい気分になりました。」


女ヤプール「家族を亡くし、エージェントとして育てられた私には眩しかった。家族のようだった。そんな若々しさを感じました。」


工藤「情でも湧いたか?」


女ヤプール「そうとってください。」


女ヤプール「多分今の私は彼女達を殺せない。」


ヤプール「それがお前の答えだな!」


工藤「出やがったな!」


女ヤプール「ボス・・・・・」


ヤプール「答えろ!返答によっては見逃してやる。」


女ヤプール「私は・・・・・」


工藤「・・・・・」


女ヤプール「私は・・・・・あなたの敵になる。」


ヤプール「そうか!ならば死ね!」


那珂「シェパードンセイバーフラッシュ!」


時雨「ザナディウム光線!」


ヤプール「グぉ!」


ヤプール「やりおったな、だがしかし我は死なぬ!今は退くが、また会おう!」


那珂「消えた。」


時雨「何なんだ奴は?」


女ヤプール「私達ヤプール人は宇宙のマイナスエネルギーから生まれる存在。たとえ今倒せていたとしても蘇る。」


工藤「それに今のは下っ端だ。」


時雨「ふーん、ところで清掃員さん。」


女ヤプール「なんでしょう?」


時雨「本当にヤプール人なの?」


女ヤプール「?私はヤプールのエージェントでしたよ。」


那珂「なんかさっきのヤプールと違う雰囲気よね。」


工藤「ここで取り出しますのはライフスキャナー、生物を一瞬で分析し分類を教えてくれる。」


「スキャン開始・・・・・完了、遺伝子構造100パーセント人間。その他体構造人間。」


女ヤプール「え?」


工藤「大方、やつが拉致った人間とかだろう。」


女ヤプール「・・・・・私は人間・・・・・」


時雨「名前が必要だね。」


工藤「風間涼子・・・・・」


那珂「いいんじゃないかな?」


風間「・・・・・ありがとうございます。」


清掃員さんが着任しました。


後書き、原作の女ヤプールとは根本的に色々違います。ご了承ください。

そして清掃員さんの名前には実は元ネタがあります。気づいた人いるかな?


番外編 ある囚人の証言


「俺はある鎮守府に着任した。」


「戦争に勝って故郷を安心させたい。そう思っていた。」


「艦娘たちは・・・・・初めはよくわからなかった。」


「こんな女の子たちが戦わなきゃならないのかと憤慨したこともある。」


「それでも俺は彼女達を送ることしか出来なかった。」


「次第に愛着が湧いてきた。」


「そんなある日だ。1人の艦娘が轟沈した。俺のミスだ。」


「自分を恨んだ。後悔した。」


「その時、あいつに出会った。胡散臭い男だ。」


「あいつは艦娘たちが沈んでしまっても苦しまなくてすむ方法を教えた。」


「それと同時に、あいつは艦娘たちを支配する方法として地下室と栽培用の地下畑を作った。」


「それから、俺も催眠のようなものをかけられたかもしれない。」


「次第にあいつらを殴ったりすることをなんとも思わなくなってしまった。」


「そして俺は捕まった。何度か元に戻ろうと脱獄したが、どうやらもう無理だ。」


「今の俺には脱獄する気力も、方法も無い。」


「・・・・・俺はどこで間違ってしまったのか。そんなことはわかってる。あいつと関わったあの日から俺は変わってしまった。」


「どんな罰でも受け入れる。それが俺の・・・・・償いだ。」


「最後に、あんなことをした俺が言うのもなんだが・・・・・」


「あいつらを、絶対死なせないでくれ。」


映像はここで終わっている。


青葉「以上が前任者の証言です。」


工藤「・・・・・1つ返事を彼に言いたい。録音してくれ。」


青葉「了解です。」


工藤「単刀直入に言うか・・・・・あんたも、守りたかっただけなんだ。方法は歪んでいたが。あんたの守りたかった国と艦隊は俺が守るよ。」


このメッセージは彼の元に届けられた。彼はそれを聞くとただ一言


「ありがとう。」


そう呟いた。


第三十五話 最終章第二部 深海棲艦本拠地破壊作戦


時雨「いよいよだね。」


数日前、大本営は深海棲艦本拠地を発見し、翌日本拠地破壊作戦を行うと発表した。


時雨「長かったよ。でもようやく終わるんだね。」


工藤「ああ、前にヤプールが言ってたことも考えると、この作戦が最後の戦いになるだろう。」


時雨「この作戦が終わったら、提督はどうするつもりだい?」


工藤「うーん、しばらく軍に残ろうと思う。戦争の後始末とかね。それが終わったら田舎でのんびり暮らそうかな?」


夕立「普通っぽい。」


工藤「いいんだよ。」


やがていろんな鎮守府の提督や艦娘が集まってくる。


提督「工藤提督。今日は頼むぞ!」


工藤「あんたらこそ!」


提督B「俺は絶対に勝って生き残ってやる!そして木曽と結婚(ガチ)するんだ!」


工藤(盛大にフラグ立ててんな!)


元帥「皆集まったな!諸君!これまでの戦いご苦労であった。これがおそらく最後の戦いになるであろう!諸君等に命令する!決して死なずに帰ってこい!」


一同「了解!」


元帥「総員!出撃!」


BGMウルトラマンコスモスの時のワンダバ!


赤城「第1艦隊出撃します!」


山城「西村艦隊、全艦出撃!」


夕張「轟天号発進!」


工藤「クラーコフ発進!アートデッセイ発進!」


暁「テックサンダー1~4号発進!」


海に出たり、工藤提督の開発した兵器で出撃したりする艦娘たちを見守る元帥。


元帥「必ず帰ってこい!」


その頃沖縄と鹿児島の間、とある海域


「良し!行くぞ!」


何かが発進していた。


前線にて


ル級「喰らえ!」ドォン


ヲ級「ヲー」ブゥーン!


明石「敵攻撃激化!」


工藤「この程度想定内だ!」


エクセラー「フフフ、さて、最後のスパークドールズですよ!」


「強制モンスライブ!べリュドラ!」


イ級「グギャァ!」


赤城「何あれ!?」


提督B「深海棲艦が強引に合体させられている?」


百体怪獣べリュドラ!


ベリアルの部分にはチブローダーに乗ったエクセラーがいる。


エクセラー「この日のためにたくさんの深海棲艦を作ってもらって正解でした!」


さらに激しさを増す攻撃。


一筋の光線が電に向かう!


深雪「電!」


その時!


ドゴォーン!


工藤「あれは・・・・・スーパーメカゴジラ!」


スーパーメカゴジラが電の前に立ち光線を防ぐ。


「大丈夫か?電・・・・・」


電「その声は・・・・・」


「ずいぶんと大きな化け物だな!俺がぶっ倒してやる!」


暁「司令官・・・・・今のって?」


工藤「前任者だな。あいつも・・・・・俺たちと共に戦う者だ!」


ヤプール「行け!超獣ども!」


ベロクロン「グゴァ!」


バキシム「ゴァァ!」


ドラゴリー「グギァ!」


電「コスモス!」


天龍「ガイア!」


瑞鶴「ネクサス!」


超獣たちと戦うウルトラマン


工藤「やはり深海棲艦を捨て駒にして超獣をメインか!」


戦艦棲姫「どういうことだエクセラー!」


エクセラー「どういうこと?こういうことですよ!最初からあなたたちはこのべリュドラのパーツにするつもりでした!」


戦艦棲姫「そんな・・・・・」


北方棲姫「お姉ちゃん!」


大淀「深海棲艦内部でもべリュドラの出現による混乱が起きています!」


工藤「おそらく、エクセラーを潰せばべリュドラはなんとかなる!頭部を狙え!」


轟天号では・・・・・


夕張「くっ!左舷大破!」


提督「・・・・・一時撤退する!」


轟天号やクラーコフ、アートデッセイは少し大きいぶん的になりやすい。


時雨「うわっ!危なかった!べリュドラ・・・・・あれをなんとかしないと・・・・・エメリウム光線!」


エクセラー「ウルトラマンの力を使う・・・・・面白い艦娘ですね・・・・・べリュドラインフェルノ!」


時雨「あ・・・・・」


チュドォン!


扶桑「時雨!」


沈んでいく身体・・・・・


時雨「・・・・・負け・・・・・たのかな?」


「諦めるな、」


時雨「君は・・・・・誰だい?」


「君たちをずっと見ていた!」


「君たちがこの世界の希望なんだ、だから諦めるな!」


時雨「でも僕にはもう・・・・・それにあの子たちみたいに僕はウルトラマンでも何でもないし・・・・・」


「大丈夫!君たちなら光になれる。人間は誰だって光になれるんだ!」


「さあ!一緒に戦おう!」


時雨「ティガーーーーーー!」


シュィーーン!


その頃海上・・・・・


扶桑「時雨!どこ?」


満潮「扶桑!上!」


迫る爆撃機


しかし


「デュア!」


現れた巨人、その名はウルトラマンティガ!!


後書きいよいよ最終章第二部突入・・・・・そして最終決戦ですね。ここまで長かった。なお最終決戦が終わったあとは後日談的なSSを書こうと思ってます・・・・・それでは、もう少しだけお付き合いください。


第三十六話 最終章第二部 光の戦士たち


時雨「僕が・・・・・ウルトラマンティガ・・・・・あれ?」


ティガの左腕・・・・・何かくっついている。


扶桑「あれは・・・・・時雨ウルトラヒーローブレスレット!」


満潮「てことは!時雨!」


時雨改めティガ「・・・・・よーし!カオスウルトラマンの力よ!カラミュームシュート!」


突き出した左腕から暗黒の光線が放たれる。


ティガ「前に提督が言ってたけど・・・・・闇の力まで入ってるんだね。」


エクセラー「ウルトラマンティガですと!?おのれ!」


その頃


曙「ユナイトよ!エックス!」


「良し!行くぞ!」


「ウルトラマンエックスとユナイトします。」


曙「エックスーーー!」


「デュアーー!」


「エックス!ユナイテッド!」


曙「行くわよ!」


エクセラー「また!ウルトラマンですと!」


エックス「行くぞ!」


ヤプール「おのれ!行け!ビクトリーキラー!」


工藤「ビクトリーキラー・・・・・」


ウルトラマンの力を持つビクトリーキラー・・・・・


「キラートランス!EXレッドキング!ナックル!」


エクセラー「最大パワーのべリュドラインフェルノ!受けてみろ!」


曙「来たわね!」


「サイバーベムスターロードします。」


エックス「なるほど!」


「サイバーベムスターアーマーアクティブ!」


インフェルノを受け止めるベムスターアーマー


曙「ベムスターの特性・・・・・光線を吸収して!」


エックス「反射する!」


ドゴォーン!


エクセラー「グギャァ!」


ティガ「ウルトラマンコスモスの力よ!」


コスモス「よーし!」


2人「フルムーンレクト!」


べリュドラ「グォォォン!」


夕張「合体している怪獣にライブしている深海棲艦たちが!」


タ級「おそらく、反抗しているんだろう!今なら奴を倒せる!」


山城「うぉぉぉ!」


ウルトラマンメフィスト!


ヤプール「おのれ!そうはさせんぞ!ウルトラマンなどに我らが負けるわけがない!」


たくさんの超獣どもを送り込むヤプール!しかし!


「メタリウム光線!」


「ストリウム光線!」


「「ダブルフラッシャー!」」


工藤「ウルトラ兄弟!」


ティガ「良し!」


エース「ティガを援護するぞ!」


工藤「俺たちも!持てる火力をたたき出す!」


工藤「クラーコフ!ネオマキシマ砲用意!」


夕張「轟天号!メーサー用意!」


メフィスト「ウルトラハリケーン!」


巨大ヤプールごとビクトリーキラーを投げ飛ばすメフィスト!投げ飛ばされた先には!


エクセラー「えー!こっち来ないでよ!」


エクセラーがいた!


ティガ「ヤプール!エクセラー!お前たちの野望もここまでだ!」


ヤプール「おのれ!ウルトラ戦士め!」


エクセラー「あなたたちを倒し!我々は!この世界を闇に!」


ティガ「無駄だ!どんなに世界を闇で覆うとしても!人々の・・・・・私たちの心の中から!光が消え去ることはない!」


戦場の兵士たちの心の中から光が溢れ出る。


ティガ「グリッターゼぺリオン光線!」


エックス「ザナディウム光線!」


コスモス「ブレージングウェーブ!」


ネクサス「オーバーアローレイシュトローム!」


ガイア「フォトンストリーム!」


メフィスト「ダークレイシュトローム!」


工藤「ネオマキシマ砲!撃てーーー!」


提督「轟天号!メーサー発射!」


夕張「うぉぉぉ!」


「スーパーメカゴジラ!全弾発射!」


キュィーン!ドゴォォォォォン!


エクセラー「NOーー!」


ヤプール「馬鹿なーーーー!」


チュドォン!


大淀「べリュドラ消滅!残った深海棲艦も次々に降伏しています。」


雷「べリュドラにライブさせられた深海棲艦はどうなったのかな?」


工藤「心配ない!あれを見ろ!


雷「あ、良かった。無事みたいね。」


大淀「彼女達も降伏しています。それに今の爆発で深海棲艦の本拠地も爆発したようです。」


工藤「彼女達を保護しろ!それが終わりしだい・・・・・総員!帰還する!」


ウルトラマンたちは・・・・・


ティガ「みんな・・・・・ありがとう。」


コスモス「勝ててよかったのです!」


ガイア「俺たちの勝利か・・・・・」


メフィスト「私たちの力だけじゃない・・・・・」


エース「そうだとも、ここにいるみんなが、力を合わせたから勝てたのだ。」


タロウ「みんなで掴みとった勝利だ。」


レオ「そのことを忘れるなよ。」


一同「ハイ!!」


後書き・・・・・最終決戦無事終わりました。しかし!最終話ではありません!あと一話続きます!


最終話 ハッピーエンド・・・・・?


あの日・・・・・ウルトラマンと人間と艦娘が力を合わせて深海棲艦を・・・・・ヤプールとエクセラーを撃破してから一週間、いよいよこの日が来た。


工藤「いよいよだな。本日付で君たち艦娘を解体する!これからは人間として生きてくれ!」


そう今日彼女達は解体され、艦娘の任を解かれた。


ちなみにあの戦いで保護された深海棲艦たちは観察下にはあるがきちんとした生活を送っている。


時雨「提督・・・・・ありがとう。」


工藤「急にどうした?」


時雨「もし提督がいなかったら、僕たちはあの地獄の中で永遠に過ごしていたかもしれない。だから・・・・・ありがとう。」


工藤「気にするな。全部俺がやりたくてやったことだし。」


扶桑「ふふ、本当にここのみんなが、提督には感謝してるんですよ。」


工藤「・・・・・ならいいけど。」


時雨「迎えが来たみたいだ。じゃあね。」


工藤「おう!幸せにな!」


時雨「本当にありがとう!」


ブロロ…


工藤「さてと、まだ俺にはやらなきゃならないことあるし、頑張りますか。」


happy ending・・・・・










とこれは日本の話・・・・・


諸外国は殆どは日本と同じように彼女達を大切に、人間としての生を与えていた。しかし・・・・・


ビキニ環礁・・・・・


「艦娘と廃棄艦、それと捕獲した深海棲艦定位置に配置完了!」


「良し!やれ!しかし・・・・・戦争が終わっていらなくなったものをこうやって一網打尽に廃棄出来る・・・・・いい機会じゃないか・・・・・」


「我が国に艦娘達を解体して養う予算はありませんしね。」


遠くの海・・・・・


漁師「久々に遠くで漁ができる!」


漁師B「ん?おい!向こうの空!爆発してるぞ!」


漁師C「きのこ雲じゃないか!」


漁師「これはあかん・・・・・逃げるで!」








人は罪を繰り返す。


工藤「どうやら、俺の仕事は終わらないみたいだな。」


まだ彼の・・・・・オーバーテクノロジー提督の物語は終わらない。


true ending・・・・・


後書き

とりあえずの完結としておきます。
ここまでご覧下さった皆様、本当にありがとうございました。
自分の書きたいことを無い文才で書いてきましたが評価してくれる人がいて嬉しかったです。
最後に自分は艦これは未プレイですが艦娘たちへの思いは艦これ提督の皆様と変わらないつもりです。この秋艦これを始めたいと思ってます。艦娘たちを大切にしていきたいです。
それでは、僕の大好きなあの人の言葉で占めたいと思います。
「優しさを失わないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い、何処の国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。それが私の最後の願いだ。」

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1: SS好きの名無しさん 2015-06-21 16:59:19 ID: IATcdy7y

こういうノリ嫌いじゃないww

2: ディル 2015-06-21 17:25:46 ID: EvOZEG5B

コメントありがとうございます。そう言ってもらえるとありがたいです。

3: SS好きの名無しさん 2015-06-22 09:28:33 ID: 7E-wPcbG

1番最初にパワードの技が出てきて興奮しました!グレートのマグナムシュートとかもお願いします!

4: ディル 2015-06-22 21:05:45 ID: axHOtvh6

コメントありがとうございます。パワードの技に決めたのはストリウムブレスとフュージョンブレスに無い技でマイナーなのを選びたかったからです。グレートのマグナムシュートは実は次回くらいで使用予定です。ご期待ください。

5: SS好きの名無しさん 2015-06-23 10:23:54 ID: hsZ6LD9t

ジャックのブレスレット量産して、全員に渡すというのはどうかな?

6: ディル 2015-06-23 16:50:00 ID: 2Z4pi50f

コメントありがとうございます。技術的には可能ですがそれやるとすべての海戦がS勝利になってしまうので・・・・・作るとしても一個くらいだと思います。

7: SS好きの名無しさん 2015-06-26 08:20:10 ID: hBsAE-so

ネクサスのストーンフリューゲルあったら、入渠より早く傷が治るんじゃないか?

8: ディル 2015-06-26 18:50:27 ID: s07VUyRl

コメントありがとうございます。それもいいんですが、何分ネクサス見たのが本放送の時が最後な上に当時小学校低学年なもんであまり細かいところ覚えてないんですよね。最近調べたりとかで知識入れてるので(最終回とその前くらいは見直しました)

9: SS好きの名無しさん 2015-06-29 07:48:38 ID: RK5EPsXA

毎回面白いですね!見てて楽しいです!
カプセル怪獣は出せますか?あと、フュージョンブレスには、悪のウルトラマンも入っているんですか?
カオスウルトラマンのダーキングショットとかシャドーのシャドーメリケンパンチとか。

10: ディル 2015-06-29 19:14:33 ID: BI_vQrv_

コメントありがとうございます。そして自分の拙い文章を面白いと思ってくれてありがとうございます。カプセル怪獣はいつか出そうと思ってます。ヒーローブレスにはカオスとイーヴィルティガ、そしてファウスト、メフィスト、そして我らが紳士ダークザギ様のは入ってます。ただしいわゆる偽物ロボットは入ってません、のでロボットであるシャドーは入ってないです。(そもそも腕飛ばすとか生身でどう再現しろと)

11: ディル 2015-06-29 19:22:57 ID: BI_vQrv_

追加、カミーラとかファイナルオデッセイ組も入ってるのですが、何分うろ覚えなので出てくるかはわかりません。あとベリアル様の分も入ってます。

12: ディル 2015-06-29 20:01:56 ID: BI_vQrv_

ブルネイ泊地のメロウサさん、評価と応援ありがとうございます。

13: SS好きの名無しさん 2015-06-30 00:48:09 ID: hjCio1RL

9です。
ダーラムは「ファイアマグナム」、ヒュドラは腕の武器から撃ち出す「バルテスター」だったはずです。

14: ディル 2015-06-30 06:49:21 ID: CUTKRPHd

コメントありがとうございます。なるほど、自分でも確認してみて検討したいと思います。

15: SS好きの名無しさん 2015-07-01 15:36:53 ID: 0AC7GoS2

東方まででてくるのか。轟天号造れるなら、アートデッセイやクラーコフも出来るんだな。
浮上せずってあったから、でかいイカやカニが出るのかと思ったw
空母の艦載機をウルトラ防衛チームの戦闘機にするのは、どうだろうか?

16: SS好きの名無しさん 2015-07-01 15:53:26 ID: 0AC7GoS2

テックブースター造れば、宇宙に行けるな。

17: ディル 2015-07-01 17:10:08 ID: gfy362nB

コメントありがとうございます。諸事情により二つまとめて返信させていただきます。アートデッセイやクラーコフは登場予定です。タイトルはコメントの通りウルトラマンダイナのクラーコフ浮上せず、のパロですがでかい蟹やらイカやら出すと、色々大変なのでやめました、その代わりディゴンの代わりに潜水兵を出しました。空母の艦載機はそのうち変わってます。あと東方は僕の趣味です。このSSはなんでもありなので。
二つ目はテックブースターは現在工藤提督が制作中です。コスモスは全部見てたので必ず出します!

18: SS好きの名無しさん 2015-07-01 17:50:57 ID: 0AC7GoS2

前のコメで、ファウストやメフィストの力もあるらしいけど、ダークフィールドやメタフィールドも展開出来るのか?
その場合、時雨や他の艦娘の能力はどう上昇するんだ?

19: ディル 2015-07-01 19:27:09 ID: 1C0bCDIv

コメントありがとうございます。ダークフィールドは諸事情により無理ですが、メタフィールドは展開できます。展開した場合のみ時雨はチートラマンたちの力を使えるようになり、他の艦娘たちも強くなります。

20: ディル 2015-07-01 20:33:53 ID: 1C0bCDIv

オススメしてくれてる方々ありがとうございます。仮面ライダーはブレイドくらいまでしか見てない上にリアタイで見てたから知識が曖昧なので出るかはわかりません

21: ディル 2015-07-01 20:43:57 ID: 1C0bCDIv

オススメしてくれてる方々ありがとうございます。仮面ライダーはブレイドくらいまでしか見てない上にリアタイで見てたから知識が曖昧なので出るかはわかりません

22: ディル 2015-07-01 20:49:01 ID: 1C0bCDIv

やべぇ、コメント間違えて同じ内容二つ投稿してしまった/(^o^)\ナンテコッタイ

23: SS好きの名無しさん 2015-07-02 13:17:34 ID: yz3MLqtN

ギンガに出たジャンナインもそのうち出るのかな?

24: SS好きの名無しさん 2015-07-02 13:25:45 ID: yz3MLqtN

マニアックな話、ウルトラにゃんはブレスの中に入ってるのか?
あと、ガンツの武器は作れないのか?

25: ディル 2015-07-02 15:47:22 ID: jCSK5OFW

コメントありがとうございます。ジャンナインはいつか出します、

そして二つ目は・・・・・ウルトラにゃん?すいません知識不足です。調べて検討します。あとガンツって黒い球体のガンツですよね。実はガンツ見たことないので多分出ないかな?すいません

26: SS好きの名無しさん 2015-07-03 21:06:42 ID: 3oAGp1Iw

ハチはキライだ。というか、虫は全部キライだ。
カプセル怪獣やバトルナイザーは無理があるかな?

27: ディル 2015-07-03 23:13:16 ID: wz22BLcv

コメントありがとうございます。最近虫嫌いな人が多いような・・・・・(大丈夫な人)
オオスズメバチだったら逃げますけど。
カプセル怪獣は以前にも言いましたがいつか出します、ただ・・・・・バトルナイザー無理があるので出せないかもしれません。

28: SS好きの名無しさん 2015-07-05 01:48:18 ID: R94RB0iH

コスモス入ってるんなら、フルムーンレクト使わないと。
時雨のブレスに対抗して、ダークウルトラマンオンリーのブレス持った敵が出て来そうだな。前任を手引きした奴とか。

29: ディル 2015-07-05 08:55:04 ID: kacdeY_0

コメントありがとうございます。
フルムーンレクト使うとなると深海棲艦浄化するわけですが、ちょっとその先のこと考え中なので登場はもう少し先です。
あと時雨のヒーローブレスにはロボット系を除く悪トラ(偽物やイーヴィルさん含む)も入ってるのですが、悪役宇宙人のとかあってもおもしろそうですね。
前任を手引きしたのは・・・・・今は明かしません。あえて言うなら死を売る人です。

30: SS好きの名無しさん 2015-07-07 08:44:49 ID: l6AfeJsc

深海棲艦がダークライブしたりしないんですか?

31: ディル 2015-07-07 10:57:15 ID: Pct0PN73

コメントありがとうございます。
その手があったか!検討してみます!

32: SS好きの名無しさん 2015-07-08 18:42:40 ID: RQo030Ti

遂に本物が現れたか。宇宙でスペースコロナになって戦うのを期待してます。そのときは、ガイガレードを敵としてお願いいたします。

33: ディル 2015-07-08 18:47:00 ID: 4fZVXzHt

コメントありがとうございます。モンスライブ出したなら同じサイズがいないとダメかと思いまして。ただ昨日投稿しようと思ったら疲れて寝てしまったせいでコスモス14周年に乗り遅れましたけど。
ちなみにウルトラマン自体は既にゼロとヒカリが出てますよ。(ちょっとですけど)

34: ディル 2015-07-08 22:58:43 ID: 4fZVXzHt

リクエストにお答えして今日はもう一話、「彗星の二大怪獣」を投稿します。一体はガイガレードでもう一体はお楽しみに!

35: SS好きの名無しさん 2015-07-09 08:01:13 ID: e8B0fA1B

32です。
できれば、宇宙戦はテックブースターかアートデッセイを出してほしかったです。
確かにドラコも彗星怪獣だったな。
あとスペースコロナ出したなら、ガイガレードに吸収されてもいいから、『オーバーループ光線』はやってほしかったです。
戦闘描写は、これでいいと思います。細かいと読んでる方も分かりにくいですし。

36: ディル 2015-07-09 11:57:52 ID: LD3jr5hX

コメントありがとうございます。参考にさせてもらいます。なんでテックブースター忘れてたし・・・・・ガイガレードていうかダイナ見たのが随分前なので能力を若干忘れてました、今度ネオガイガレード出そうと思います。

37: SS好きの名無しさん 2015-07-09 13:44:09 ID: e8B0fA1B

ネクサスが出るなら、スペースビーストも出るのか?あとザギは艦娘の誰かに擬態していそう。

38: ディル 2015-07-09 16:29:58 ID: ZpRLV9fv

コメントありがとうございます。スペースビーストは正直かなり迷ってます。(存在が鬱フラグみたいなものなので)
ザギやメフィストの登場は一応考えてますが・・・・・いつになるかはわかりません。

39: SS好きの名無しさん 2015-07-11 10:53:12 ID: Qf6EfPPf

ウルトラマン放送から49年か〜。Xは俺も楽しみだ。工藤が破壊したキングギドラの破片から、ゲオザーグみたいなロボット怪獣を造るというのは、どうてしょう?

40: ディル 2015-07-11 11:41:31 ID: n5_krV_y

コメントありがとうございます。来年で50年、新ヒーローXはおもしろそうなので期待大です。
キングギドラの破片はしっかり工藤提督が回収してロボット制作に活用するらしいです。

41: SS好きの名無しさん 2015-07-14 08:47:50 ID: A6OExXn3

料理ときた時点で、「あ、比叡が飯テロするパターンだ」と読めましたw

メタルギアは出てこないんですか?

42: ディル 2015-07-14 14:20:20 ID: 22GMGKQD

コメントありがとうございます
飯テロ(ガチ)ですね。
そして実は自分メタルギアやったことないんです!(大乱闘でスネーク使ったくらい)
多分出ないかな?でもデザインかっこいいんですよね・・・・・検討します

43: SS好きの名無しさん 2015-07-16 07:23:21 ID: -RRbJ4FW

ネオマキシマ搭載ガイガンってすげー!

シルブル出てギョッとしたけど、たいしたことなかったな、よかった。

44: ディル 2015-07-16 15:50:57 ID: 9rRHQPgH

コメントありがとうございます。
昔からガイガンはレーザー系の武装が他に比べて貧弱に見えてたので(強いんですが見た目的に)なんか派手な武器搭載しようとした結果ネオマキシマ載っけました。
シルバーブルーメは初めは円盤生物無双しようかと思いましたが、鬱エンドが見えたので没にしてガイガンの噛ませにしました。

45: SS好きの名無しさん 2015-07-18 19:30:55 ID: 4TMn1D_N

ネクサスの光を受け継ぐのは、正規空母の誰かかな?
コスモス出すなら、怪獣保護の話が欲しいな。

46: ディル 2015-07-18 21:13:05 ID: hUJz63sM

コメントありがとうございます。
多分正規空母の誰かが引き継ぎますが、ひょっとしたら別の人が受け継ぐかもしれません。
コスモスの怪獣保護の話はいつかやりたいと思うのですが展開に迷います。
「雪の扉」と「怪獣密輸」、最終話「真の勇者」のどれかをやろうと思ってます。どれがいいですかね?

47: SS好きの名無しさん 2015-07-20 08:13:31 ID: bDTkUEmB

メトロンは、ちゃぶ台のイメージが強いんだが、これもいいな。
できれば、バデータもたのむ。
あと、潜水艦娘とカンデアとの戦いも見たいな。

48: ディル 2015-07-20 08:49:09 ID: sHP2L01p

コメントありがとうございます。
今回のメトロン星人はウルトラマン銀河Sに登場した個体と同じものだと思ってください。
バデータは今度やりますが・・・・・その前にやりたいネタがいくつかあるので・・・・・。
カンデア対潜水艦娘・・・・・面白くなりそうですね。やってみます。

49: ディル 2015-07-20 16:55:55 ID: sHP2L01p

コメント返信の時にウルトラマンギンガが漢字になってた・・・・・/(^o^)\ナンテコッタイ

50: SS好きの名無しさん 2015-07-22 07:45:36 ID: Ikc6_TzJ

ヤプールだったのか!人間態は、メビウスに出てきた姿ですか?

51: ディル 2015-07-22 10:06:35 ID: 6xKOsjye

コメントありがとうございます。
いちおうメビウスの時の姿のつもりですが、なにぶん同族はまだいるので・・・・・ひょっとしたら他にも出てくるかもしれません

52: SS好きの名無しさん 2015-07-22 17:56:39 ID: fIqxCfQS

おいおい、ザムリベンジャーって、ザム星人がネオスに復讐するための無人機だろ。どうやって手にいれたんだ?

女ヤプールなんかも出てくるのかな?

53: ディル 2015-07-22 18:09:22 ID: 6xKOsjye

コメントありがとうございます。
そこはまあ、以前のキングギドラのようにそれっぽく作ったものということで、ザムリベンジャーと名はついていますが、根本は違います。
女ヤプールは多分出てきます。ただ登場のさせ方に迷います。ぶっちゃけ展開進めれば、あと数話で戦争終わらせられるのですがそれだとつまらないので、多分女ヤプールなど含め今後の展開はゆっくりになると思います。

54: SS好きの名無しさん 2015-07-23 13:56:36 ID: MoV1hmm5

カンデアもいいけど、シルドロンもだしてくれよ。

あと、虹の怪獣魔境やクリオモス諸島みたいな所を捜索する話もお願いします。

55: ディル 2015-07-23 14:02:22 ID: UH5qSffy

コメントありがとうございます。
シルドロン・・・・・それに捜索系か・・・・・難しそうですがやってみたいと思います

56: SS好きの名無しさん 2015-07-24 08:39:25 ID: sAhGo7h-

自分のペースで、ダウンしない程度に頑張ってください。

57: ディル 2015-07-24 18:25:41 ID: 3Z5Y6jnq

コメントありがとうございます。
今日のバイトは朝8時から夕方18時・・・・・まさかの10時間労働でした。

58: いちごオレ 2015-07-26 23:17:51 ID: pYsuLihA

更新楽しみにしてます!
バイトされていたんですか!
体にきおつけてください!
最初辺りの時雨の感動の再開…あれすごい感動しました(*´-`)

59: ディル 2015-07-27 07:04:08 ID: iaCf9XuM

いちごオレさん、コメントありがとうございます。
拙い文なので、そう言ってもらえると嬉しいです。
時雨の今後にご期待ください。
P.S.バイトめちゃくちゃきついです。

60: SS好きの名無しさん 2015-07-27 07:43:50 ID: viGmLsNt

山城が溝呂木か、ツヴァイは誰になるのか

61: ディル 2015-07-27 08:03:32 ID: iaCf9XuM

コメントありがとうございます。
はてさて誰になるでしょう(決めてない)

62: SS好きの名無しさん 2015-07-29 08:51:20 ID: snvLYFWl

おいおい、これ山城、ツヴァイと戦ってネクサスにアローレイで倒されるパターンじゃねーか!

63: ディル 2015-07-29 12:51:02 ID: GAVvUolC

コメントありがとうございます。
まあぶっちゃけそのつもりで話進める予定です。なんとかして生存させますが

64: SS好きの名無しさん 2015-08-01 11:01:31 ID: 5RAY3bL9

アグルが龍田になるんか、これ?

65: ディル 2015-08-01 22:36:16 ID: veqhECq1

コメントありがとうございます。
実はアグルの登場予定がないんですよね・・・・・ガイアははじめからv2ですし、スプリームにもなれます。
実は山城編にて思いついたオリジナルのバージョンを出してみたいんですよね。
ただアグルもそのうち出るかもしれません。

66: SS好きの名無しさん 2015-08-06 09:45:59 ID: uEKq2Ara

さすがウルトラの母。やっぱりハッピーエンドでないとな!

67: ディル 2015-08-06 10:45:19 ID: SYdAMo_j

コメントありがとうございます。
メフィスト救済ルートはかなり苦労した結果のウルトラの母です。
ノアさんはネクサス出してるので無理ですしキングはなんか場違い感半端なかったので・・・・・これでよかったと思ってます

68: SS好きの名無しさん 2015-08-06 23:06:47 ID: -cWECaol

初めて読みました面白いですね。全くウルトラマンの内容知りませんが、、、(^.^;

69: ディル 2015-08-07 07:02:42 ID: yf-cWyX2

コメントありがとうございます。
これをきっかけにウルトラマンについて知ってもらえたら嬉しいです。

70: SS好きの名無しさん 2015-08-13 00:06:49 ID: ELiySB9b

銃爽も良いけど熊野の銃爆も良いですよ!ヾ(≧∇≦)

71: ディル 2015-08-13 12:12:43 ID: y-bG1uR4

コメントありがとうございます。
あの人の曲はどれも良い曲ですよね。だがしかし自分が一番好きなのはナイトメアーパーティーですw

72: SS好きの名無しさん 2015-08-22 00:09:04 ID: fPZ4i4BF

コメ70です、ナイトメアーパーティー確かに良いですよね。ところで清掃員の名前の元ネタがわかりません教えてください<(_ _)>
次の更新待ってます( ̄∇ ̄)

73: ディル 2015-08-22 04:38:05 ID: TTBJ-IcD

コメントありがとうございます。
清掃員の名前の元ネタはエリア88という漫画に出てくる主人公の名字とヒロイン(?)の名前をくっつけたものです。親が持ってた漫画なのでもう何十年も前の戦闘機漫画です。

74: SS好きの名無しさん 2015-08-29 21:02:16 ID: QEf6C3Jn

続きを書いてくださいお願いします<(_ _)>ドゲザ

75: ディル 2015-08-29 23:34:28 ID: CkDtFksY

コメントありがとうございます。
・・・・・書きます!じゃないと自分でも気が済まないので!
次回!「オーバーテクノロジー提督の鎮守府日記after story」(仮題)お楽しみに!


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7件オススメされています

1: メロウサ 2015-06-27 10:35:16 ID: mpOAtJSL

更新ファイトです

2: SS好きの名無しさん 2015-06-29 07:50:10 ID: RK5EPsXA

面白いです!続きが楽しみです!

3: SS好きの名無しさん 2015-06-30 15:15:01 ID: Z9wzeJkk

仮面ライダーのアイテムもお願いします。

4: SS好きの名無しさん 2015-07-01 17:46:26 ID: 0AC7GoS2

いいね〜、こういうの。嫌いじゃない。

5: SS好きの名無しさん 2015-07-02 13:26:31 ID: yz3MLqtN

コスモスいいよね!

6: いちごオレ 2015-07-26 23:18:33 ID: pYsuLihA

更新待ってます!

7: SS好きの名無しさん 2015-08-07 14:42:22 ID: z3VikjRY

更新待ってるぜ!!


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