提督「大切な人は…」五月雨「私!」時雨「僕!」
提督と五月雨、時雨のssです。
糖分過多
多少のキャラ崩壊
初投稿 などに気を付けて視聴(?)して下さい。
多分かなり長くなってる(限界近い)
時間ある方のみの視聴お願いします。
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これは提督と五月雨のお話
※五月雨と提督はケッコン済み
~執務室~
提督「五月雨~」
五月雨「なんですか?」
提督「書類どこだっけ」
五月雨「これですか?」書類ワタシ
提督「そうそうこれこれ ありがとう」パラパラ
五月雨「ふふ どういたしまして」
提督「え~と五月雨は午後から出撃か」
五月雨「はい」
提督「じゃあそろそろ昼飯食べるか」
五月雨「はい! じゃあ食堂に…」パアツ
提督「書類書き終わってからな」
五月雨「はい…」シュン
~食堂~
五月雨「何食べますか?」
提督「普通の定食にしようかな」
五月雨「じゃあ私が取ってきます!」
提督「おう 任せた」イススワリ
五月雨「はい! 間宮さ~ん!」
間宮「何にしますか?」
五月雨「特盛定食を!」
提督「で、こうなったのか」デーン
五月雨「はい…」シュン
提督「まあ一つだったし 分けて食べよう」
五月雨「すみません」シュン
~5時間後~
提督「多いなあ」
~10時間後~
提督「食べ終わった」オナカパンパン
提督「五月雨は出撃行っちゃったし」
提督「書類片付けるか」
~執務室途中の廊下~
提督「ん? あれは…」
時雨「やあ提督」
提督「なんだ、時雨か」
時雨「なんだって?」
提督「ちょっと見えなかった」
時雨「ひどいよ!」プンスカ
提督「ごめん」
時雨「まあいいよ ところで何か用?」
提督「用があるのは時雨じゃないのか?」
時雨「まあそうだね」
提督「何の用だ?」クビカシゲ
時雨「五月雨いないから書類手伝おうかなって」
提督「助かるよ」
時雨「じゃあ執務室に行こっか」
提督「おう」
~執務室~
提督「…」カリカリ
時雨「…」カリカリ
提督「…」カリカリ
時雨「提督はさ…」
提督「ん?」
時雨「五月雨のことどう思ってる?」
提督「どうって?」
時雨「好きか嫌いかってことさ」
提督「好きだぞ?」
時雨「それって【仲間】に対する好きかい?」
提督「どういうことだ?」
時雨「提督が五月雨を【仲間】として好きなのか【ケッコン相手】として好きなのかどっちかってこと」
提督「っ!?///」カアア
提督「…」
時雨「どっちなんだい?」
提督「わからない…」
時雨「?」
提督「確かに【仲間】としても好きだけど【嫁】としても好きなんだ…」
提督「けどその境界がわからない…」
時雨「?」
提督「【仲間】として接するか【嫁】として接するか…」
時雨「…」
提督「確かに一人の女性としての魅力もある。」
時雨「じゃあ…」
提督「けどな」
時雨「?」
提督「初期艦として選んだ以上【仲間】としても魅力もあるんだ…」
時雨「…」
提督「俺にはその境界が…どうやって接したらいいのかがわからない…」
提督「っと…ごめんな変な話に…」時雨「提督!」
提督「なんだ?」
時雨「この話をしたのはね…五月雨に相談されたんだ…」
提督「…何をだ?」
時雨「五月雨が「自分は提督に好かれているのかわからない。もしかしたら嫌いなんじゃないのか」って」
時雨「自分はよりもいい相手がいるんじゃないのか」って」
提督「…」
時雨「五月雨…最近寝れてないらしいよ」
時雨「もしかしたら…もしも…って考えたら寝れないって」
時雨「だから…」
提督「わかった。 ありがとうな」アタマポンポン
時雨「っ!?///」カアア
提督「もし教えられてなかったら五月雨を知らないうちに傷つけてたよ」ナデナデ
時雨「提督…」
提督「ありがとうな。 あとは五月雨に聞いてみるよ」ナデナデ
時雨「///」
~五月雨帰還後~
五月雨「ただいま戻りました~」
時雨「おかえり」
五月雨「あれ?時雨? 提督は?」
時雨「提督なら工廠に行ったよ」
五月雨「そう…ですか…」シュン
提督「ただいま~」ガチャ
五月雨「!」
提督「なんだ、五月雨戻ってたのか」
五月雨「はい!ただいまです!」
提督「おかえり」
五月雨「工廠で何してたんですか?」
提督「ん?ああ少し装備をな」
時雨「何ができたの?」
提督「秘密だ」
時雨「え~ 教えてよ~」
提督「ダ~メ!」
時雨「…」プク~
提督「上から46cm砲を作れと命令されたから作ってきた」
五月雨「!?」
時雨「よ、46cm砲!?」
五月雨「そんなの何に使うんですか!?」
提督「上は『大和型ができたときの装備』とか言ってたな」
時雨「ふ~ん」
提督「ただ初期装備で46cm砲をだな…」
五月雨「あ~…どうするんですか?」
提督「倉庫に置いとくしかないよな…」
時雨「…」
五月雨.提督「ワイワイ」
時雨「提督」
提督「ん? なんだ?」
時雨「あのこと…ちゃんと五月雨に言うんだよ」
五月雨「?」
提督「…ああわかってる、任せてくれ」
時雨「じゃあね」ガチャ バタン
五月雨「?」
提督「…」
五月雨「て、提督? どうしたんですか?」
提督(このことを言ったら五月雨を傷つけるかもしれない)
提督(でも言わなかったら解決にならない)
提督(どうしたら…)
五月雨「提督?」
提督「五月雨…」
五月雨「はい?」
提督「話がある」
五月雨「はい…」
提督「最近…寝れてないんだってな」
五月雨「!?」
五月雨「そのこと…誰から…」
提督「時雨からだ」
五月雨「…」
提督「それは本当か?」
五月雨「はい…」
五月雨「あの…理由とかは…」
提督「一応聞いたが…」
提督「話したい時でいいぞ」
五月雨「…」
五月雨「…」
五月雨「…」ギュッ
提督「さ、五月雨?」
五月雨「最近…提督が私から距離を離している様な気がしてるんです…」ギュー
提督「…!」
五月雨「もっと提督と近づきたくて…」ギュッ
五月雨「仲良くなりたくて…」ギュッ
五月雨「でも最近…提督が私から離れている様な気がして…」ポロッ
提督「五月雨…」
五月雨「でも…提督のご迷惑にならない様に、私のせいでこれ以上疲れない様にって思ったら…」ポロポロ
五月雨「部屋で一人で悲しむしか…」ポロポロギュー
提督「ごめんな五月雨…」ナデナデ
五月雨「いえ、私の勝手なので…」ポロポロパッ
提督「五月雨」ギュッ
五月雨「てい、とく…」
提督「俺は大丈夫だから、苦しい時は無理しないで言ってほしい」ギュー
提督「甘えたい時はたくさん甘えてほしい」ナデナデギュー
提督「辛い時は正直に言ってほしい」ナデナデギュー
提督「泣きたい時はいくらでも泣いていい」ナデナデ
提督「だから一人で無理しないでほしい」 ギュー
五月雨「…」
五月雨「うっうっ」ポロっ
提督「五月雨、おいで」
五月雨「…はい!」ポフツ
提督「…」ナデナデ
五月雨「うっうっ」ポロポロ
五月雨「うわあああああああん」ポロポロギュー
提督「…」ナデナデ
提督(五月雨は泣いた。俺も見たことがないくらいに。)
提督(俺の胸の中で安心しながら…)
五月雨(よかった。提督に嫌われてなかった。)
五月雨(安心したら眠くなってきたな…)
~1時間後~
五月雨「」スウスウ
五月雨「ん…提督…」スウスウ ギュー
提督「五月雨…ごめんな…」ナデナデ
ガチャ
提督「誰だ?」
時雨「僕さ」
提督「時雨か」
時雨「話…出来たのかい?」
提督「ああ」
時雨「よかったね」フイッ
提督「…どうしたんだ?」
時雨「別に…なんでもないよ」
時雨(いいなあ)
提督「…時雨も甘えたいのか?」
時雨「…」コクコク
五月雨「ん…提督?」
提督「悪い、起こしちゃったか?」
五月雨「いえ…もう大丈夫です」ムクリ
五月雨「ん…」ゴシゴシ
提督「まだ眠いのか?」
五月雨「…はい」
提督「…ならまだ寝てていいぞ」
時雨「…」
五月雨「あれ?時雨?」ノビー
時雨「そうだよ」
五月雨「お話中でしたか」
提督「あ~うん少し時雨と話があるから散歩にでも行ってきたらどうだ?」
五月雨「わかりました、少し中庭に行ってきます。」
提督「わかった、10分位で終わるからその位で戻ってきて欲しい…」
五月雨「はい!ではまた後で」ガチャ バタン!
提督「ああ」ヒラヒラ
時雨「解決したみたいだね」
提督「ああ、よかったよ」
時雨「…」
提督「…」
時雨「…」
提督「理由…聞かないのか?」
時雨「そこまで二人のプライベートに踏み込まないさ」
提督「じゃあなんで来たんだ?」
時雨「…」ギュッ
提督「し、時雨?」
時雨「僕もこうやって五月雨みたいに甘えたいだけさ」ギュー
提督「時雨…」ナデナデ
時雨「あったかい…これもいいな」ギュー
提督「時雨」ナデナデ
時雨「なんだい?」ギュー
提督「さっき五月雨に言った事なんだけどな」
時雨「何?」
提督「甘えたい時はいつでも来ていいし、辛い時はいつでも泣いていいぞ」
時雨「わかったよ…じゃあ…」パッ
提督「もういいのか?」
時雨「うん、また辛い時があったら甘える事にするさ」
時雨「じゃあまたね。」ガチャ バタン!
提督(二人ともいくら大人ぶってても駆逐艦…甘えたい盛りなんだろう)
ガチャ!
五月雨「ただいまです!」♪~♪
提督「おかえり、何がいい事あったのか?」
五月雨「はい!」
提督「何があったんだ?」
五月雨「金剛さんにお茶会に誘われたんです!」
提督「ふ~ん それはいつなんだ?」
五月雨「明日です! あ、提督も一緒にどうぞって言ってました!」
提督「そうか じゃあ一緒に行くか」
提督「何時からだ?」
五月雨「0900です!」
提督「じゃあ今日は早く寝るか」
五月雨「…」モジモジ
提督「五月雨?」
五月雨「きょ、今日は一緒に寝たいです」///
五月雨「提督、あったかいので」///
提督「…」
五月雨「ご迷惑…ですよね…」シュン
提督「いや、いいぞ」
五月雨「…」パアツ
五月雨「提督!」ギュー
提督「おいおい、気が早いぞ…」
五月雨「♪~♪」
~夜 提督の部屋~
五月雨「♪~♪」
ガチャ!
五月雨「提督!」
提督「ん、来たか」
提督「五月雨、おいで」
五月雨「はい!」♪
五月雨「ん~」ギュー
五月雨「やっぱりあったかいです…」ギュッ
五月雨「んっ」ゴシゴシ
提督「おやすみ、五月雨」ナデナデ
五月雨「zzz…」スウスウギュー
提督(かわいいなあ)
提督(寝よう)
提督「zzz…」ギュッ
五月雨「ん…」
提督「zzz…」ギュッ
五月雨「…」
五月雨「えへへ」///
五月雨「おやすみなさい!提督!」ギュッ
五月雨「zzz…」スウスウ
~朝~
チュンチュン
提督「ん…?」
五月雨「zzz…」スウスウ
提督「…昨日は五月雨と寝たんだっけ…」
五月雨「ん…提督…」スウスウ
提督「ケッコンしてから初めて二人で寝たのか…」
五月雨「ん…」ギュッスウスウ
提督(かわいい)
時雨「提督、起きてるかい?」ガチャ
提督「ん…時雨か」
提督「何か用か?」
時雨「いや、五月雨を探しに来たんだよ」
提督「こんな朝早くから?」
時雨「夕立が『五月雨に髪結んでもらうっぽい!』って言ってたからさ」
提督「あいつ一人で髪結べないのか…」
時雨「夕立は『五月雨に結んでもらいたいぽい!』って言ってたよ」
提督「ふ~ん」
五月雨「…ん?提督?」
提督「おっと…起こしちゃったか?」
五月雨「いえ…大丈夫です…」ノビー
時雨「おはよう」
五月雨「あれ?時雨?」
時雨「そうだよ」
提督「夕立が呼んでるらしいぞ」
五月雨「またですか…あっおはようございます!提督!」
提督「おはよう」
五月雨「はい!」
五月雨~どこにいるっぽ~い
提督「夕立が呼んでるな」
時雨「早く行った方がいいかもね」
五月雨「じゃあ行ってきます!」
五月雨「また後で!」
提督「おう」
~提督の部屋→白露型の部屋の途中の廊下~
時雨「このあと何かあるのかい?」
五月雨「このあと金剛型の皆さんと提督とでお茶会に行くんです!」
時雨「ふ~ん」
五月雨「さて、急ぎましょう!」
時雨「あ、うん…」
時雨(なんかモヤモヤする…)
~執務室~
提督「…」カリカリ
提督「…」カリカリ
ガチャ!
五月雨「戻りました~」
提督「…あ、おかえり」
五月雨「ただいまです!」
提督「え~と」
時計 0840
提督「やっべ」ダラダラ
五月雨「?」クビカシゲ
提督「あと20分でお茶会が始まる。」
五月雨「え~と」
時計0841
五月雨「急ぎましょうか」
提督「だな」
~金剛型の部屋~
提督「金剛~」
金剛「HEY!提督!今開けマース!」
ガチャ
金剛「welcomeネ~」
提督「ありがと」
五月雨「こんにちは」
金剛「そんなに緊張しなくて大丈夫ネ~」
比叡「そうですよ」
榛名「ええ!」
五月雨「で、でも…」
提督「そういうとこ五月雨の悪い癖だな」
五月雨「提督まで!ひどいです!」
提督「ごめんって…」
提督「ん?霧島は?」
比叡「霧島は鳥海とかと飲みに行ってますよ」
榛名「昨日の夜から」
提督「ほう、それならあんし…昨日の夜から!?」
比叡「はい」キョトン
榛名「霧島なら大丈夫じゃないですか?」キョトン
五月雨「絶対に大丈夫ではないと思います…」
提督「どこに行ったんだ?」
金剛「飲み放題のお店に」
比叡「メガネ艦で行って」
榛名「昨日の夜に出かけて
金剛・比叡・榛名
「まで帰ってきてないだけですが?」
提督「そこまでぴったりだとこわいわ」
金剛「まあ霧島なら大丈夫じゃないデスカ?」
提督(頭痛くなってきた)
五月雨「提督?」
提督「ん、まあいいかお茶会にしよう」
比叡「は~い!」
~ティータイム中~
提督・五月雨・金剛・比叡・榛名
「ワイワイ ガヤガヤ」
時雨(いいなあ)ノゾキコミ
~ティータイム後~
時雨「あれ…ていt…」バタン
提督「じゃあまたな」
五月雨「ありがとうございました!」
提督「じゃあ行こっか」
五月雨「はい!」
ガチャ
提督「うそ…だろ…」
五月雨「提督?」
提督「し、時雨が倒れてる!」
五月雨「ええっ!?」
提督「金剛!」
金剛「わかったネ!」ヨイショ
提督「俺の部屋のベットまで頼む!」
金剛「OK!」ダダダダダッ
五月雨「…」
~提督の部屋~
時雨「…」
提督「時雨…」
時雨「…」
ガチャ
五月雨「タオルを持ってきました」
提督「ありがとう」
五月雨「心配…なんですよね」
提督「…ああ」
提督「時雨はうちで2番目に着任した艦だからな…」
提督「心配にもなるさ」
五月雨「提督…」ギュッ
提督「五月雨?」
五月雨「無理だけは…しないで下さい…」ギュッ
提督「わかってるよ 五月雨は心配性だな」ナデナデ
五月雨「絶対に…約束ですよ…?」ギュー
提督「わかってるって」ナデナデ
五月雨「提督がいないと…私…」ポロッ
提督「五月雨…」
提督「ごめんな、心配させちゃったか」ナデナデ
五月雨「はい…」ポロポロ
提督「あ~あ泣くな泣くな可愛い顔がグチャグチャになっちゃうだろ」フキフキ
五月雨「はい…すいません」 ヒグツ エグツ
五月雨「どうしても心配になっちゃって…」
提督「大丈夫だよ。俺はいつでも五月雨のそばにいるから。な?」ナデナデ
五月雨「はい!」ニコッ
時雨「…ん…ここは?」
提督「し、時雨…」
時雨「あれ…?てい、とく?」
提督「時雨!よかったよ」ホッ
五月雨「よかった」ホッ
時雨「?」
提督「金剛たちとのティータイムが終った後金剛たちの部屋を出ようとしたら」
五月雨「あなたが倒れていたのよ」
提督「どうしたんだ?」
時雨「二人ともぴったりだね。仲良いようで良かったよ」
五月雨「!?///」カアア
提督「そりゃあケッコンしてるからな」ハハッ
五月雨「もう!///」
提督「で、だ なんで倒れてたんだ?」
五月雨「そうよ!」
時雨「言わなきゃダメ?」ウワメヅカイ
提督「ダメです。」
五月雨「ちゃんと言いなさい」
時雨「疲れてました」
提督「何故」
時雨「…」
時雨「…」ギュッ
提督「…時雨?」
時雨「僕…羨ましかったんだ…」
提督「…金剛と仲良くしてるのが、か?」
時雨「95点」
提督「…五月雨と、か」
時雨「…」コクコク
五月雨「…」
時雨「僕も一緒に寝たり、仲良く仕事したりしたかったんだよ」
五月雨「…」
時雨「僕…最近提督に嫌われてるんじゃないかって思っちゃうんだ…」
提督「…」
時雨「もちろん提督がそんなことしないってわかってるよ…」
五月雨・提督「…」
時雨「でもこないだの五月雨のように…」
五月雨・提督「…」
時雨「そう考えたら…僕も全然寝れなくて…」
時雨「もうこんな僕なんて…かいt」提督「時雨!」ギュッ
時雨「てい、とく?」
提督「悪いな、五月雨 少し席を外して貰えるか?」
五月雨「…はい」
ガチャ
提督「時雨…」
時雨「なに?」
提督「自分を解体して欲しいなんて」
提督「二度と言うなよ」
時雨「でも…」
提督「それにな」
時雨「?」
提督「俺はいつも時雨に助けられてるし」
提督「必要ないなんて感じた事は一度も考えた事はないぞ」
時雨「提督…」ギュッ
提督「だからな」
時雨「?」
時雨「昨日言っただろ?」
提督「甘えたい時は甘えていいし辛い時は泣いていいぞって」ナデナデ
時雨「提督…」ポロッ
提督「時雨…おいで」
時雨「うん!」ポフッ
提督「…」ナデナデ
時雨「うっうっ」ポロポロ
提督「…」ナデナデ
時雨「うわあああああん!」ポロポロ
提督(昨日の五月雨と同じように時雨は泣き続けた。)
提督(時雨は2番艦で五月雨は6番艦。姉妹同士同じところがあるのだろう)
時雨(よかった…提督が僕を嫌ってなくて…)
時雨(安心した…あれ…眠い…な…)
時雨「zzz…」スウスウ
時雨「zz…ん…てい、とく、こっち、きてよお…zzz」
提督「はいはい、俺はここにいるぞ」ナデナデ
時雨「zz…えへへ…zzz」ギュー
提督(かわいいなあ)
ガチャ
五月雨「しぐ…寝ちゃいましたか」
提督「ああ」
五月雨「幸せそうですね」フイッ
提督「…ヤキモチ妬いてるのか?」
五月雨「別に」
提督「嘘つけ」
五月雨「むー」
提督「はあ、なんだ?浮気するとでも思ったか?」
五月雨「誰が見てもそう思いますよ」
提督「うぐっ」
五月雨「…」ツーン
提督「ごめんって」
五月雨「…フフツ」
提督「五月雨?」
五月雨「冗談です。そこまで怒ってませんよ」
提督「なんだかんだ言って五月雨は優しいなあ」ナデナデ
五月雨「んっ…急にナデナデしないでくださいよ!」
提督「こんなかわいい子を前にそれは無理だなあ」ナデナデ
五月雨「もう…」
時雨「zz…んあ?提督?」
提督「ん…ああおはよう」
提督「起こしちゃったか?」
時雨「そんなことないさ」
時雨「僕は…大丈夫だよ」
五月雨「…」プクー
時雨「あれ?五月雨?」
五月雨「ええそうですよ」
提督「さっき来たばっかだがな」
RRRRR!
提督「ん?電話か」
提督「はいこちら…って大本営ですか!?あっはい!お世話に…」
時雨「忙しそうだね」
五月雨「急にね」フフッ
提督「ええ!?急にそんな!いやそう…」
五月雨「なにがあったのかしら」
時雨「少なくとも提督の予想外みたいだ」
提督「はい、わかりました…受けさせて頂きます…はい失礼します。」ガチャン
時雨「お疲れ」
五月雨「お疲れ様です!」
提督「はあ…」ゲンナリ
時雨「どうしたんだい?」
五月雨「まさか二人目のケッコン相手を決めろなんて言われてないでしょうね」フフッ
提督「…そのまさかだ 大本営いわく『早くジュウコンして貴艦隊の戦力強化に努めよ』だとよ」
五月雨「ええっ!?」
時雨「…!?///」カアア
五月雨「な、なんで照れてんのよ~!!」
時雨「いや、僕以外に練度が99の子いないなって…」
提督「あっ」
五月雨「あっ」
時雨「ゆ、指輪は?」
提督「近々送られてくるらしい…」
時雨「…」
五月雨「…」
提督「…」
五月雨「いつまでにケッコンしろと?」
提督「…送られて来てから3日以内だって…」
提督「今練度が時雨の次に高い奴が60って事を考えると…」
時雨「そう言うことかい…」
提督「…そう言う事だな…」
五月雨「…どうするんですか?」
提督「…どうするもこうするも受けなかったら捕まるからなあ…」
五月雨「わ、私は…」
提督「…」
五月雨「いい…と思いますよ…」
提督「なんでた?」
五月雨「時雨にかける時間がこれまでより長くなるんですから。」
五月雨「姉の幸運を応援するのは妹の役目です!」ドーン
五月雨「あっでも正妻は私ですからね!」
提督「そこは譲らないのな」
提督「時雨は?」
時雨「聞く必要ある?」ニコニコ
提督「ないな」ニコニコ
時雨「そうだね」ニコニコ
五月雨「はい!」ニコニコ
提督「じゃあ…」
時雨「うん!」
提督「俺と…ケッコンしてくれるか?」
時雨「雨、止みそうにないね…提督、そこに居ると濡れるよ。もう少しこちらにおいでよ。雨が上がるまでこうしていようよ。」
時雨「大丈夫。雨は、いつか止むさ。」(ケッコンボイス)
時雨「フフッ提督…これからよろしくね」ユビワキラッ
提督「ああ!」
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提督「ん〜?」ゴシゴシ
五月雨「zzz…五月雨は…ここにいますよ…zzz…」ギュッ
時雨「zzz…ていとく~大好きだよ…zzz…」ギュッ
提督「フフッ二人ともかわいいなあ」ナデナデ
五月雨「zzz…」ギュッ
時雨「zzz…」ギュッ
提督「…」ナデナデ
五月雨「ん…おはようございます…」
時雨「ん…おはよう…」
提督「おはよう」ナデナデ
五月雨「んっえへへ…」
時雨「んっ…ありがと」
提督「二人とも考えることが一緒だな」
五月雨「そうですか?」
時雨「そうかな」
提督「見事にぴったりだ」
~執務室の外~
白露「いっちばーん!」
夕立「ぽーい!」
川内「夜戦!夜戦!」
那珂「艦隊のアイドル!那珂ちゃんだよ~! 」
霧島「マイク音量大丈夫? チェック1・2・3!」
艦娘s「ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ」
~再び執務室~
提督「あいつらは相変わらずだが」
五月雨「そうですね」
時雨「だね」
提督「まあでもここは静かでいいけど」
時雨「そうだね」
五月雨「間違いないですね」
提督「ハハッ」
時雨「フフッ」
五月雨「フフフ」
提督「なあ、二人とも」
五月雨「はい?」
時雨「なあに?」
提督「これから色々迷惑かけるだろうけど…」
提督「よろしくな!」
時雨「もちろんだよ!」
五月雨「はい!」
艦!
10,000程度でまとめられて良かった…
満足出来たので良かったです。
感想よろしくお願いします!
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