2019-11-11 21:09:04 更新

概要

ArkResonaのifストーリー 二次創作

ナルコは男嫌いの克服を試みるがうまくいかずある双子に助けを求める…が


side ナルコ 前編


星の島 ホワイトコースト 船着場


ーーー ナルコ「本っっ当にごめんなさい!!!」


カイ「いいって、誰も怪我人がでなくてよかった」


ノア「結局男嫌いは克服できなかったけどね…」


ナルコ「うぅ…」


クロナ「みんな私が黒焦げにされたこと忘れてない?」


アリア「あはは…」


カイ「あんま力になれなくてごめん、ナルコ」


ナルコ「いいんですカイちゃん…全部私が悪いんです」


カイ「そ、そんなことは…」


ナルコ「今度から本気出します!」


ノア「治す気ないだろ…」


ナルコ「ノアちゃんひどい!わ、私だってできるんです!…多分」


ノア「まぁどの道僕たちはもう行かなきゃならない、後は頑張ってくれ」


ナルコ「はい!今日はありがとうございました!」


カイ「あぁ!またいつでも頼ってきてくれ」


クロナ「いつでもいくからね!」


ナルコ「はい!クロナちゃんもまた会いましょー!」


ナルコ「皆さん、お気をつけてー!」



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ホワイトコースト バルドラッドの森


ナルコの家


ナルコ「つ、疲れました…」


ナルコ「(やっぱり私には男嫌いを治すのは無理なのかな…カイちゃんたちはああ言ってくれたけど迷惑かけちゃったのは事実だし…)」


ナルコ「(私このままじゃ…)」


ナルコ「……」


ナルコ「(…逆に男をみんな爆発させちゃえば)」


ナルコ「…はっ、私は何を考えて」


ナルコ「(いくら男が害悪だとしても私そんなことしません!)」


ナルコ「(でも1人じゃ怖くて克服どころじゃ…)」


ナルコ「…あっ」


ナルコ「(スピカちゃんに相談しようかな)」


ナルコ「(うん、そうしよう!)」


ナルコ「ナルコは思い立ったら行動するんです!」


ーーーーー

ーーーーー

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ホワイトコースト シュテルホルムの街


フィラデル星占いの館


バタンッ!!


スピカ「いらっしゃ…」


ナルコ「スピカちゃん!シャウラちゃん!!」


スピカ「え?ナルコじゃない、どうしたのよ」


シャウラ「こんばんわ」


ナルコ「こんばんわ〜…じゃなくて!」


スピカ「なにそんな切羽詰まってるのよ」


ナルコ「スピカちゃんたちにお願いしたいことがあるの!」


スピカ「なによ、調合の素材の場所でも占ってほしいの?」


ナルコ「そ、それもしてほしいけど…今日は違うの」


スピカ「ふーん、まぁいいわ。話してみなさい」


ナルコ「えっとね、実は...」



ナルコ「私の男嫌いの克服を手伝ってほしいんです!!」



スピカ「無理ね」


シャウラ「無理だね…」


ナルコ「即答っ!?ひどい!!」


スピカ「昔からあなたを知ってる私だから言うけど、絶対無理よ」


シャウラ「私も同感」


ナルコ「ううっ、何も言えない…」


スピカ「大体なんでいきなりそんな話に?ここ数年はそんな話しなかったじゃない」


スピカ「私、森に引きこもります!って言って」


ナルコ「えっと、今日カイちゃんたちに男嫌いの克服を手伝ってもらったんだけど…」


スピカ「もうオチはわかったわ、カイたちが可哀想でならないわね」


ナルコ「まだ最後まで言ってないよ!?」


スピカ「どーせ失敗したんでしょ?」


ナルコ「そうだけどぉ…」


シャウラ「よしよし、慰めてあげる」ナデナデ


ナルコ「シャウラちゃん…!」パァァァ


スピカ「やめなさいシャウラ、そうやって甘やかすからいけないのよ」


ナルコ「そんなぁ…」シュン…


シャウラ「でもお姉ちゃん、ナルコ頑張るって…」


ナルコ「そ、そうです!ナルコ頑張ります!」


スピカ「じゃあ外に出てそこらにいる男に話しかけてきなさいよ」


ナルコ「絶対嫌です!」


スピカ「これのどこがやる気あるのよ…」


シャウラ「……」


ナルコ「違うの!!それはちょっとハードル高いし、街爆発させちゃうと大変だから…」


スピカ「爆発させる前提なのやめなさい」


ナルコ「うぅ…スピカちゃん…」ウルウル


スピカ「そんな目してもダメ!」


シャウラ「お姉ちゃん、手伝おう?」


スピカ「なによシャウラまで」


シャウラ「リゲルの件の時、助けてもらったんでしょ…?次は私たちが助けなきゃ」


スピカ「うぐっ、それを言われると…」


ナルコ「……」ショボーン


スピカ「……」


ナルコ「いいんです…どうせ私なんて…」


スピカ「…あぁもう!わかったわよ!」


ナルコ「スピカちゃん…?」


スピカ「手伝ってあげるからめそめそしないで!」


ナルコ「ほんと…?」


スピカ「えぇ、遺跡で助けてもらったのは事実だし…なにより」


ナルコ「??」


スピカ「…大事な友達だしね」


ナルコ「〜〜〜っっ!!」パァァァ


ナルコ「ありがとうスピカちゃん!シャウラちゃん!」


スピカ「ふ、ふん、仕方なくだからね」


シャウラ「ナルコ、頑張ろうね」


ナルコ「はい!ナルコ、がんばります!!」


スピカ「はいはい、とりあえず今日はもう帰って」


ナルコ「えぇ!?なんでぇ〜!?」


スピカ「色々準備があるのよ、明日ナルコの家に行くから待ってて」


ナルコ「わ、わかりました…」トボトボ…



バタンッ



スピカ「はぁ…ナルコはほんと仕方がないわね」


シャウラ「でもお姉ちゃん、ちょっと嬉しそう」


スピカ「そ、そそそんなわけないじゃない!めんどくさいに決まってるわ!!」


シャウラ「ふふ…」


スピカ「ぐぬぬ…」


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翌日


バルドラッドの森 ナルコの家


コンコンッ


ナルコ「?」


ナルコ「スピカちゃんとシャウラちゃん、もう来たのかな?」



ガチャ



???「やぁ、ナルコ。元気かい?」


???「や、やぁナルコ…」


ナルコ「」


ナルコ「お、おおおおとk...」


ナルコ「…ってあれ?スピカちゃんとシャウラちゃん?」


スピカ「今の不意打ちでよく魔法撃たなかったわね、やるじゃない」


シャウラ「……」


ナルコ「えっと、なに?その格好…」


スピカ「ふふ、男装してみたのよ。似合う?」


シャウラ「…恥ずかしい」


ナルコ「……」


スピカ「な、ナルコ?」


スピカ「(もしかして男装もダメなのかしら…)」


ナルコ「…か」


スピカ「か?」


ナルコ「かわいいぃぃぃ!!!」ギュッ!!


スピカ「んひゃぁ!?急になにすんのよ!!」


シャウラ「苦しい…」


ナルコ「だってだって!2人ともすごくかわいいんだもん!」


ナルコ「ボーイッシュって言うの?いつもと違ってとってもかわいい!」


ナルコ「もうもう!やっぱり女の子が1番です!!」


スピカ「ちょっとナルコ、離れなさ…いや」


スピカ『離れろ、ナルコ』


ナルコ「ひぃっ…スピカ…ちゃん?」バッ!


ナルコ「(今スピカちゃんの声がすごく低かったような…)」


スピカ『この声、わかるだろ?』


ナルコ「お、おおお男の声!?」


スピカ「こほん、ばっちりみたいね」


ナルコ「な、なななんですか今のおぞましい声は!?」


スピカ「あーさっきのね、これはね」カチャ


スピカ『声の質を変えるマキナだ』


ナルコ「ひぃ!嫌です!スピカちゃんの顔でそんな汚い声で喋らないでください!!」


スピカ「ひどいわね…声質変えてるとはいえ元は私の声なんだけど」


ナルコ「ご、ごめんねスピカちゃん…」


スピカ『いいや、許さない』


ナルコ「」


スピカ『今日は徹底的に矯正してやる、覚悟しろ』


シャウラ『か、覚悟しろ…』


ナルコ「い、いいい……」


ナルコ「嫌ぁぁぁぁ〜〜〜!!!!」シュゥゥン…


スピカ「あれ、これちょっとやば…」


シャウラ「あ…」




       ドカーーーン!!!



            . -‐ニ ̄ニ‐- .

       _/           \_

 =二 ̄ /               ',  ̄二=

     ̄7'' ―― ___ ―― 戈 ̄

――― 从,,i ;         `. 、 .尢r、―ーー

      /\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ

       ``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^



                    


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ナルコの家?



スピカ「ひどい目にあったわね…」


シャウラ「服こげこげ…」


ナルコ「ご、ごめんなさぁぁいい!!」


スピカ「はぁ、あんたカイたちが来た時も家吹き飛ばしたわよね?これ見なさいよ」


家だったもの「」


ナルコ「だ、だってぇ…ぐすん」


スピカ「だってじゃないわよもう…また家建てるしかないわね」


ナルコ「あ、あ"り"がどおぉぉ!!」


スピカ「あぁもういい加減泣き止みなさいよ!」


シャウラ「よしよし、泣かないで」ナデナデ


ナルコ「うぐ、ずびびっ…」


スピカ「まぁ私たちも悪ノリしちゃったし、おあいこってことでいいでしょ?」


ナルコ「う、うん…」


スピカ「それじゃ早速取り掛かりたいけど」


スピカ「まずは材料集めないとね」


シャウラ「木でいいんじゃない…?」


スピカ「それはそうだけど、誰が運んでくるかってことよね」


ナルコ「……」


シャウラ「……」


スピカ「……」


スピカ「…男手が必要ね」


ナルコ「お、男…」プルプル


スピカ「まぁこうなるわよね…誰かいいやついないかしら」


スピカ「…あっ」


スピカ「いるじゃない、あいつが!」


シャウラ「誰…?」


スピカ「ほら、あいつよ。雪山の小屋にいるあいつ」


シャウラ「あぁ…」


スピカ「まだ占ってなかったし、あいつならナルコも大丈夫そうだし、なにより私たちのこと待ってるはずよ」


スピカ「早速会いに行きましょう」


シャウラ「でも占いの件じゃないのに協力してくれるかな…?」


スピカ「そこはごり押すわ」


ナルコ&シャウラ「「(ごり押しちゃうんだ…)」」


スピカ「善は急げよ、ついでにナルコの克服も手伝ってもらいましょ」


スピカ「さぁいくわよ!」


ナルコ「ま、待ってよスピカちゃーん!!」



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