2020-05-06 15:11:26 更新

概要

明石ぃ!


明石「みてください!このボタンを押すと!なんと!」

提督「おぉ!どうなるんだ!是非!是非押してくれ!」

明石「そんなに気になります?ふふん!仕方ないですねぇ!実はこのボタンを押すと!」ガシャコンガシャコン

提督「なんだこの音!」

明石「提督の足元に落とし穴があきます。」

提督「は?」

アァー!チョットマッテ!コレケッコウタッカイ!アアアアアアアア!!!

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提督「いてて...明石め...30メートルは落ちたぞ...しかも上るのもそこそこ辛いし...

深海棲艦を素手で倒す教育を受けてなければ即死だった...」

明石「あ、生きてたんですね。」

提督「お陰さまでな。

で?」

明石「はい?」

提督「なんでこんなことをしたんだ?」

明石「やだなぁ、事故に決まってるじゃないですかあ!もう!酷いこと言いますね!」

提督「解体するぞ」

明石「他の艦娘に頼まれました。」

提督「解体するぞ」

明石「言ったじゃないですか!?」

提督「解体するぞ」

明石「提督が壊れた!さすがにあの高さから落ちて無事なわけないですもんね!」

那珂「あ!提督だ!おーい!!」

提督「解体するぞ」

那珂「え?」

カーンカーンカーン

提督「ふぅ...落ち着いた...」

明石「あ、治った」

明石「那珂ちゃん死ぬほどとばっちりじゃないですか。」

提督「スパナでなぐって気絶させただけだよ...」

明石「十分鬼ですよ?」

提督「で?誰に頼まれてこんなことをしたんだ?」

明石「あ、スルーするんですね」

提督「卯月か?」

明石「いやぁ、そのぉ...」

提督「?」

明石「なんというか、あの...」

提督「今ならまだお父さん起こらないから。ほら。速く。」

明石「...んどです」

提督「?」

明石「ここの艦娘殆どに、同じ依頼を受けました」

提督「」

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提督「泣きたい...みんな俺のこと殺そうとしてる...」シクシク

提督「あまりに困惑して逃げ出してしまったが、どうしよう...」

???「あれ?提督さん?なに泣いてるっぽい?」

提督「夕立か...実は俺はここの鎮守府の艦娘に嫌われてるらしい...」

その時、提督にビビビと電流はしる!!

提督(まてよ...明石は『ほとんどの艦娘』といっていた...

つまり夕立も俺を殺そうとしている可能性が...)

夕立「あ!そうだ!

提督さん!夕立、MVPとったっぽい!ほめてほめてぇ~!」

提督「あぁ~こんな娘が俺のこと殺そうとしてるわけない~」

夕立「提督さん殺されるっぽい?」

提督「いや、なんでもないっぽいぞ。

そうだ、何かにごほうびは要らないか?

なんでもしてやるぞ!」

夕立「ほんと!?やったっぽい!」

提督(あぁ~癒されるんじゃあ~)

夕立「じゃあ提督さん!」

提督「なんだい?」

夕立「これ使わせて!」ポチッ

提督「え?」ガシャコンガシャコン

アアアアアアアア!!タッカイ!ワリトタッカイアアアアアアア!!!!

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提督「うーん...愛宕さん...僕の主砲でポッキーゲームしないで...」

提督「ハッ!夢か!」

提督「ていうかここどこ...ああ、夕立におとされたんだった...」

提督「夕立にも嫌われてた...辛い...辛すぎて唐辛子になりそう...」

シャアアアアア

提督「ん?なんか上から変な音が...」

夕立「あ!提督さん起きてるっぽい!」←カベツタイスベリオリ

時雨「あ、本当だ」←カベツタイスベリオリ

提督「」

提督(まずい!まさか止めを指しに...!

逃げるんだぁ...勝てるわけがないよ...)カベツカミノボリ

夕立「提督さんどこにいくつもりっぽい?」

時雨「少しの指の掛け場所もない壁をするすると...

これがレ級の尻尾を掴んで投げ飛ばしたという提督の力...」ゴクリ

提督「やばいばれた...」

時雨「なんでばれないと思ったの?」

提督「まぁ普通目の前で逃げたらばれるよね」

夕立「てーいとーくさーん!!」ガバッ

提督「ホグワーッ!」

提督(終わった...死んだ...

せめて死ぬまでに高雄さんとポッキーゲームがしたかった...)

夕立「提督さん!何してあそぶっぽい?」

提督「...え?」

夕立「?」

時雨「あれ?那珂さんから聞いてないの?」

提督「那珂とは会って...あっ」

カーンカーンカーン

提督(ごめんね那珂ちゃん)

時雨「提督に伝えるよう頼んだんだけどなぁ...」

夕立「それより提督さん!遊ぶっぽい!」

提督「その前にちょっと説明して...」

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提督「つまり、今回明石が作ったこのボタンは俺を殺すための発明じゃなくて

最近忙しくて遊んでくれなかった

俺と遊ぶための空間を作る道具だと。」

夕立「ぽい!」

時雨「うん。」

提督「明石ぃ!!遊ぶ前に俺が死ぬわ!あとで間宮奢らせてやる!」

このあとめちゃくちゃ遊んだ

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提督「やっぱり二人とも天使だった...

それにしてもまさかポッキーにあんな使い方が...」

???「見つけました、提督。」

提督「加賀さんじゃん。なにしてんの?」

加賀「いえ、先程の演習でMVPを取ったので、報告を...」

提督「嫌な予感がする」

加賀「というわけで、なにかご褒美が欲しいのですが...」

提督(ほらやっぱり)

加賀「...?提督?聞いていますか?」

提督「わかった!わかったから!なんでもするから!

頼むからボタンを押す前に合図をちょうだい!」

加賀「あら、ボタンのことは知っているのね。

話が速くて助かるわ。」

提督(よし!合図さえもらえれば後ろに飛ぶなりして落下を防げる!)

加賀「提督、いかせてもらいますよ。」

提督「よし!こい!」

加賀「3」

提督(後ろか...)

加賀「2」

提督(前に飛ぶか...)

加賀「1」

提督(いや、後ろだ!)

ポチッ

ガシャコンガシャコン

提督「よし!避けられ...あれ?」←着地地点に穴

提督「なんでだああああああああ!!!」

アアアアアアアア!!ソロソロナレタ!ナレタゾアアアアアア!!!

__________________________________

提督「うーん...大和やめて...

大和のホテルに僕の主砲をいれようとしないで...」

提督「ハッ!」

提督「夢か...

ていうかまた気絶してたのか...」

加賀「提督、お目覚めですか。」

提督「イヤアァァア!やめて!大和のホテルはもう満喫したから!マンキツしたから!」

加賀「提督...?何の話を...?」

提督「なんだ加賀さんか...」

加賀「なんだとはなんですか。頭にきました。」

提督「ごめんって。

で?加賀さんも遊びたいの?」

加賀「遊び...?いえ。そんなものに興味はありません。」

提督「あれ...話が違うぞ...」

加賀「おかしいわね...那珂に伝えるよう頼んだのだけれど...」

提督(アッ)

加賀「まぁいいわ。私はご褒美が欲しいんです。提督。」

提督「おう、なんでもいいぞ。

言ってみろ。」

加賀「ええ、では...」

加賀「私は子供が欲しいです」

提督「...」

加賀「...」

提督「ん?もう一回言ってもらえる?」ニッコリ

加賀「あんまり繰り返させないで欲しいのだけれど...

私は子供が欲しいです」

提督「...駆逐艦のことかな?

いいよ!今からでも建造しよう!」

加賀「いえ、私が欲しいのはあなたの子よ。」

提督「...」

加賀「私のドッグにあなたの建造資材をいれて欲しいの。」

提督「...」

加賀「...?」

提督「イヤアァァア!俺の知ってる加賀はあんなおっさんみたいなこといわなぃぃぃぃ!!

助けて!加賀さんに犯される!はめられる!奪われるぅぅぅぅ!!!」

加賀「奪うなんて...人聞きの悪い...」

提督「だって君今から俺の貞操奪うよね?」

加賀「ええ。もちろん」

貞操「イヤアアアアアアアアアア!!!」

提督「やめてえええ!ズボンを脱がさないで!」

加賀「あなたは『なんでもする』と言いました。

今さら止めるなんて男らしくないです。」

提督「男じゃなくていいから!むしろ女になりたいくらいだよイヤアァァア!」

加賀「提督...その...あなたが女性だったとしても愛せる自信はあるけど...」

提督「違う!そうじゃない!ちょっといい話風にしないで!

頬を染めながらパンツに手を掛けないで!

アッ!アッ!イヤアァァア!」

アッー!!!

__________________________________

おまけ

扶桑「明石さんに提督との既成事実を作りたいと頼んだらよくわからないボタンを渡されたわ...」

扶桑「でもこれで提督との既成事実が...フフフ」

提督「やめて!加賀さん追いかけてこないで!」

加賀「チッまさかあの状況から地面を掘って逃げるなんて...

ヲ級をデコピンで沈めただけあるわね...」

扶桑(提督だわ...!ふふ、なんて幸運なんでしょう...)

提督「あっ扶桑!ちょうど良いところに!

助けて!加賀さんを大破させて!」

扶桑(フフフ...しかも提督さんはパンツ一丁...

これは誘ってるとしか思えない...!)

提督「扶桑!扶桑聞いてる!?」

扶桑「提督...いっしょに気持ちよくなりましょうね...」ポチッ

提督「え?」ガシャコンガシャコン

扶桑「ふふ...これで私も...あら?」ウィーン

扶桑「」←自分の足元に穴が空く

扶桑「」←艤装の幅が広いため穴に落ちずにひっかかる。

加賀「」←穴の隙間に落ちていく

提督「」←ギリギリでよける

近くを通りかかった龍驤「...」

龍驤「コントか!」


このSSへの評価

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DELTA ONEさんから
2020-05-06 01:18:44

チックーさんから
2020-05-06 00:10:14

SS好きの名無しさんから
2020-05-06 00:05:07

このSSへの応援

2件応援されています


チックーさんから
2020-05-06 13:41:09

DELTA ONEさんから
2020-05-06 01:18:36

このSSへのコメント

3件コメントされています

-: - 2020-05-05 18:13:37 ID: -

このコメントは削除されました

2: SS好きの名無しさん 2020-05-05 18:36:02 ID: S:SrmTOU

この提督は男なのか女なのか・・・

3: DELTA ONE 2020-05-06 01:18:33 ID: S:GqmIil

面白いですが、那珂ちゃん解体をネタで実行するのはマイナスだと思いました。


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