2020-06-29 21:33:53 更新

概要

ひょんなことから艦息型九十九番艦「提督」になった提督。
南一号作戦を始めに、次々と深海棲艦たちを薙ぎ倒す(安心して下さい、沈めてません)!
コメディありのIFストーリー!


前書き

毎度どうも。ぺすとますくです。
今回は「もし提督が艦息だったら」がテーマ。
どうぞお楽しみください。



提督「よし、行くか」


大淀「ほ、本当に行かれるのですか?」


提督「大丈夫だ。明石の作った刀があるし」


ちらり。


提督「鈴谷もいるしな」


大淀「そうですか……くれぐれも気をつけてくださいね」


提督「実験型九十九番艦、「提督」抜錨するぜ!」バシューン


鈴谷「鈴谷、抜錨します」バシューン


リ級「」バシャーン


提督「お、ようやく敵か!相手はリ級…刀で突っ込むぞ!」ビューン


鈴谷「後ろで援護するわ!」ドカーンドカーン


提督「うおおおおおおお!!!!」


勢い良く近づく。リ級に気付かれる前に。誰よりも早く。


リ級「!?」


提督「おせー…」


提督「よ!!!」スパーン


リ級「~~~ッッ!!!!」


チッ…少しズレたか…


鈴谷「提督、後ろ!!!」


後ろ!?


いつの間に…!


イ級「」バーン


提督「!」


これは…


見える、見えるぞ!弾丸の軌道が!


これは…


提督「避ける!」


提督「おらあああああ!!!」スパーン


イ級「」


よし…まずは一匹…。


左はイ級+ホきゅ…う?


鈴谷「遅いわね提督!こっちはイ級だけよ!」


提督「嬉しい誤算だな、そりゃあ!こっちもリ級で終わりだ!」


リ級「…」ピタッ


ん…?急に止まった?


リ級「…」ニチャア…


提督「笑っ…て…?」


ボカーンドカーンドドドドド


鈴谷「何…?」


提督「あれは…ヲ級だ!」


クソッ、迂闊だった…


こっちには空母に対して有効な手段がない…!


提督「撤退するぞ!」


ヲ級「…」ブーン


ドドドドド


提督「…っ…と…」


こいつ…逃がしてくれねえ…


刀…か。


提督「一か八か…いけっ!!!」シュッ


おもいっきり刀を投げた。


…が、


ポチャン


提督「…」


提督「やべっ、届いてねえわ☆」


鈴谷「あほおおおおおお!!!」


どーしよう。


武器ねえわ。


なんとか刀を取らなければ…


提督「なんか間違えて手榴弾とか入ってないかなー(笑)」


鈴谷「寝ぼけてないでさっさと拾え!」


…ごめん鈴谷。


提督「鈴谷ー」


鈴谷「何!?」


提督「手榴弾あったわー(笑)」


鈴谷「何回言えばいいの!そんなものな…い…」


鈴谷「…」


鈴谷「…今すぐ投げて」


提督「よっと」ポーイ


ヲ級「…?」


ボカーン


ヲ級「!?…!?」


提督「はい隙見せたね、おらあああああああ!!!!」ザシュ


ヲ級「…!」


ヲ級、大破!


してやったりぃ!


鈴谷「…なんか、提督の力というより兵器の力ね…」


提督「こまけえことはいいんだ、帰ろ帰ろ」


鈴谷「スッキリしないわー」


ヲ級「!?…???」


提督「ああ、ヲ級ちゃん。俺ら、轟沈させない主義なんで」キリッ


鈴谷「さっきの子たちも応急修理委員が治してるから轟沈してないよ~」


ヲ級「…!」ペコペコ


提督「いいのいいの。かわいこちゃんを見捨てるなんて男じゃねえし」


提督「どう?うち来る?(笑)」


鈴谷「私というものがありながら提督は…」ハァ


提督「悪い悪い(笑)」


後書き

おかえり。ぺすとますくです。
いかがでしたか?戦闘シーンを書くのも難しいですが、表情(?)のない深海棲艦の動きが難しかったです。
また自作でお会いしましょう。


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