2023-03-20 00:08:13 更新

概要

龍之介という男が、ただただ高校生活を彼なりに送る物語(楽しんでるのかは謎)。初めに前書きの注意事項を見てください。


前書き

注意事項。このssには、以下の内容が含まれています。


・艦これ要素はゼロ。

・面白くもないネタ。

・下手くそな文章。

・下手くそな会話シーン。

・グダグダ

・更新はやや遅め

・ジョーズは恋愛ものを書くのが下手

これらが大丈夫な方は、楽しんでいってね。






桜が散る今日…。この俺、坂海 龍之介(さかうみ りゅうのすけ)は…



龍之介「…はぁ…着いた…」



こ↑こ↓霧平高校の二年生に進級したーーーー!!!!やったーーーーー!!!!


開幕早々ちょっと汚いって?気にするな。



龍之介「とにかく俺は!今日から高校2年生ダァーーーー!!!」


??「うるっせぇ!校門の前で叫ぶなバァーカ!」バシン!


龍之介「あふん…」


叩かれた…


龍之介「いっ…いってぇなー…」サスリサスリ


??「お前が校門の前で叫んでいたのが悪い」


龍之介「だってよ…俺、なんとか2年に上がれたんだぜ?」


??「お前成績は中の下くらいだったな?確か?」


龍之介「そうだよ」


??「でもそれくらいで落第を言うほどここ厳しくねぇぞ?」


龍之介「・・・」


??「なんでお前叫んでたん?」


龍之介「2年生に上がれたのが嬉しかったから」


??「…あっそ…まあ、気持ちは分からんでもないな」


龍之介「よし、じゃあ一緒に…」


??「やるわけねぇだろバァーカ」


龍之介「ノリ悪ー」


??「はぁ…さっさと教室行くぞ」


龍之介「へーい」


…おっと、まだ言ってなかったな。

    

こいつは大蕗 仁(おおふき じん)。俺のたった一人の友人だ。


俺と違って、成績は常に上位で、顔も俺よりは良く、何でもこなし、関わりやすい性格から、同級生どころか先輩にまでモテているやつだ。


女子「仁くん、おはよう//」


仁「ん?ああ、おはよう」


女子(やった…返してくれた…//)


龍之介「相変わらずモテてんな〜w」


仁「そうか?」


龍之介「うらやますぃ〜」


仁「嘘つけ」


実際、嘘だ。俺はこいつに何も嫉妬していない。別にこいつが人からモテようが、俺は何とも思わない。


仁「お前、人付き合い苦手だもんな」


全くその通りである


龍之介「やっぱり俺の友はよく分かってるな〜w」


仁「お前ともう何年一緒にいると思ってるんだ…」


龍之介「5年くらいか?」


仁「…もうそんなに経つのか…」


仁とは中学からの付き合いだ。今は高二だから、5年になる。


仁「…と…組分け表が見えて来たぞ」




玄関前




玄関前に、組分け表が貼ってある。


龍之介「…マジか…」


俺は2組だった。そして…


仁「今年はお前と一緒か…」


仁も、2組だった。


龍之介「クラスが一緒になったのって…中ニ以来だな」


仁「いや、中三……いや、中二か」


龍之介「おいおい、ちゃんとそこは覚えといてくれよ…」


仁「すまん」


龍之介「許す」


仁「ありがと」


そんなたわいもない話をしていると…


??「仁く〜ん」


仁・龍之介「ん?」


同じ組の女子「同じ組だね。私嬉しい!」


仁「あ、ああ。そうだな」


すると、仁の周りに女子達が集まって来た。


俺は邪魔にならないよう、少し離れる


同じ組の女子「ねぇ、一緒に教室まで行こ?」


仁「分かった」


そう言って、仁は女子達と教室へ向かって行く。俺にすまなそうな顔をして…


それを見て、俺は気にするなと言わんばかりに笑顔で返した。


…ただ、そんな仁の様子を見て、明らかに敵意を持っている男子がちらほらといるようなのは、否めなかった。


仁も大変だなぁ…




教室




あれから、始業式も終わり、俺は教室で座ってぼーっとしていた。


そんな中


担任「おーい、座れー」


担任から、座るよう促される。


少々時間がかかったが、みんな座った。


担任「全員座ったか?今日からここ、2年2組の担任になった……」


カットさせてもらう。

担任「ゑゑゑ⁉︎」







担任「…今日はもう放課だ。明日は新入生の入学式だから、準備しておくように」


と言われても、特に準備する物はあまりないんだが…


担任「あ、あと、生徒会の人はこのあと会議室に来るように」


仁「…やっぱりか…」


因みにだが、仁は生徒会に入っっている。


龍之介「頑張ってこい。先に帰っとく」


仁「おう」




帰り道




龍之介「…帰ったら5時まで何しよう…」


龍之介「5時にバイト行かなきゃなぁ…」


龍之介「…今は?」


腕時計「ジュウイチジサンジュップンダヨ」


龍之介「…ゲームしよ…」



家で時間潰し中…



龍之介「5時…か…」


龍之介「バイト行かなきゃ…」


怠い。これからは学校に帰って来たら前みたいに行かなきゃならねぇのか……


さらば、愛しきの楽園よ…。夏休みでまた会おう。




コンビニ




店長「やれやれ、君が来始めてからもう一年たつのか…」


龍之介「そうっすね」


店長「ま、君はよく働いてくれているから、いつも助かってるよ」


店長「これからも、よろしくね」


龍之介「少なくとも、高校を卒業するまでお世話になりそうっすね」


店長「はっはっは、そうか。ところで…」


龍之介「?」


店長「彼女はできたのか?」


龍之介「はぁ〜?彼女〜?」


龍之介「てんちょ〜…彼女いない歴=年齢の俺にできるわけないじゃないっすかw」


店長「そうかのう?」


龍之介「?」


店長「君の性格じゃあ、絶対にモテると思うんだが…」


龍之介「いつも隣には俺よりも眩しい奴がいるから、それは無理でしょうなw」


仁のことである。


店長「そ、そうか」


大体、俺は仁がいなくてもモテない自信しかない。俺は男としての魅力なんて一欠片もないことは、とうの昔に自覚済みだ。


それに俺自信、彼女とかには正直、興味がない。


一生童貞でも俺はいいのだ。


店長「…まぁ、いい出会いがあることを祈るよ」


龍之介「?」


店長(そろそろこいつに彼女の一人や二人つくらせてあげてもいいんじゃないのかな?神様)


店長(…いや、二人はダメかw)




6時間後…




龍之介「…眠…」


店長「もう9時だから、あがってもいいぞ〜」


龍之介「ありがとうございます」


店長「ほんじゃ、また明日な」


龍之介「はーい」


そんな簡単な会話を交わして、俺は帰路についた。





家に着くころには、もう11時半を回っていた。


龍之介「…明日入学式だから、早く寝ないと…」


その後は、普通に風呂に入った後に、ベッドに入って、すぐ眠りについた。







ピピピピピ!ピピピピピ!ピピピピピ!


スマホの目覚ましアラームが鳴り響く。


龍之介「…6時…か…」


龍之介「…飯作ろ…」


俺は毎朝、大体6時か5時半には起きる。


龍之介「…弁当つくらねぇと…」


だが、あることに気づく。


龍之介「あ、やべ。今日入学式だから午前中で終わりなんだった」


危うく作ってしまうところだった。


龍之介「…朝食作るか…」




七時三十分。




龍之介「…行って気圧…」


誰も居ないアパートの一室に、そう言い、俺は学校へ向かった。






その後、学校に行った俺は入学式も終え、あとは放課になるのを待った。


え?入学式中はどんなんだったって?


たまーに誰かが寝ている。それくらいだった。


あとは目立ったことは…無いな。


仁「なぁ」


仁が話しかけてきた。


龍之介「なんだ?」


仁「今年も部活動には入らないのか?」


龍之介「当たり前じゃん。俺、バイトがあるんだから」


仁「そ、そうか…」


当たり前である。俺がバイトを辞めたら、それは高校を中退すると言うことになる。せっかく2年まできたのに、そんなことは出来ない。


仁「……」


龍之介「ん?どした?」


仁「いや、何でも無い」


女子「仁くーん」


仁「なんだ?」


女子「こっちでお話ししましょうよ」


仁「ん、分かった。じゃ、また後でな」


龍之介「おう」


そう言って、仁は女子達のグループの中に入っていった。




校門前




龍之介「……」


俺は再び家に帰る。


仁は今日部活あるんだってよ。


ふと、俺は運動場に目をやる。


運動場で部活動をしている仁見たさに、女子が何人もいるのが見えた。


その中には、今日入学してきたばかりの新入生の奴らも居た。


龍之介「…ほんと、あいつは人気者だな」


そう小言を呟き、俺はあいつがいつか刺されでもしないことを祈った。


??「あの人がみんなが噂していた大蕗 仁さんか…確かにすごい…」


??「…ん?」


??「……⁉︎あ、あの人は…もしかして…」


??「…ううん、きっと人違い…」


??「……」







二周間後…




二週間も経てば、俺は早くもこの生活に慣れてしまっていた。


仁「おい、龍之介」


龍之介「なんじゃい」


仁「新しいクラスには慣れたか?」


龍之介「おう、相変わらず、お前以外に話す相手もいないがなw」


仁「そうか」


仁と話すのは、二日ぶりである。


龍之介「…なぁ、仁よ」


仁「なんだ?」


龍之介「今週末辺り、俺の家に来ねぇか?」


仁「悪い、俺は土日とも他のやつとの約束が有る」


断られた。まぁ、予想通りだったからなんとも思わなかった。


龍之介「大変だなぁ〜」


仁「まぁな…」


前にも言ったが、仁は学校の人気者だ。


龍之介「ラブレターもまだ来てるのか?」


仁「ああ…ほぼ毎日…」


龍之介「ということは、まだそれを一回一回断りに行ってるのか〜w」


仁「ああ…」


龍之介「大変だねぇ〜。いっそ一人くらい彼女作ったらどうなの?」


仁「いや、そのつもりは無い」


龍之介「ふーん」


仁は何故だか知らないが、彼女を作りたがらない。あいつのことだ。これにはちゃんとした理由があるんだろう。


仁「そういうお前こそ、俺以外に友達の一人や二人作ったらどうだ?」


龍之介「はぁ?俺が友達を作る?」


仁「ああ、お前にも友達くらい作れるだろ」


龍之介「…マジで言ってる?」


仁「ああ、大マジだ」


龍之介「……」


龍之介「友達…ねぇ…考えとく」


仁「そうかい」


まあ、気が向いたら、ね。




その夜…




龍之介「店長、先に帰りまっせー」


店長「ああ、また明日な」


そういつものように店長に言い、俺は家へ帰る。



言ってなかったが、バイト先のコンビニから家までの間に、山沿いの道がある。


夜になって通ると、いかにも何かが出そうな感じがぷんぷんしている道だ。


まぁ、慣れた俺には何も怖く無い。


ただ、街灯も少ないこの道は、ライトが無いと危ない道である。


俺はいつもの様にライトを照らしながら進む。



??「キャアアアア!!」


龍之介「⁉︎」


突然、道の先から女の人の悲鳴が聞こえた。


一瞬ビビったが、咄嗟に俺はその場に駆けつけた。



熊「グルルルル…」ノシ…ノシ…


女子生徒?「い…いや、来ないで…」


龍之介「!」


女子生徒か?暗くてよくわからないが、熊に襲われている。


恐らく、腰が抜けてしまったのだろう。立ち上がれずにいる様だ。早く助けなければ…


龍之介「…一か八か…」


そう決心した俺は、両手を挙げ…


龍之介「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


できる限り大きな声で叫んだ。あ、みんなは真似しちゃダメだよ。(大事)


熊「⁉︎」


龍之介「ウワアアア!!!」


熊「……」


熊「……」ノシ…ノシ…


龍之介「…ふぅ…去ったか…」


うまく行ったみたいだ。熊は大きな音で逃げるってどこかで聞いたことがあった。


女子生徒?「あ…あの…」


龍之介「お、大丈夫か?立てるか?」


女子生徒「は、はい。なんとか…」


龍之介「じゃ、大丈夫だな。気をつけて帰れよ」ダッ!


女子生徒「あ…ちょっと…」


何か言っていた様な気がするが、俺は構わずその場から去った。




翌日…

学校




俺が学校に来た時、クラスの男子がやけに騒がしかった。俺を見る目もちらほら…


一瞬、あいつらが俺に興味を持っているのかと思ったが、どうやら違う様だ。


仁「おい、龍之介」


仁が話しかけてきた。


龍之介「なんじゃ?仁…」爺さん声


仁「お前は爺さんか!」


龍之介「なんだ?仁」


仁「横のクラスに、岡国 神通っていう女子がいるよな?」


龍之介「知らん!」


仁「嘘つけ。知ってるだろ」


知っている。岡国 神通。成績優秀(仁とほぼ同レベル)で、真面目でなんでもこなし、とても優しい性格であることから、学校中の男子達からモテている奴だ。


一部の男子達の間では、彼女を女神として崇める宗教が出来ているほどだ。


龍之介「んで、お前の女子バージョンがどうしたんだ?」


仁「俺の女子バージョンって…」


龍之介「実際そうだろ」


仁「えぇ…そうか…?」


仁「…お前、神通さんに探されてるぞ」


龍之介「ふーん」


仁「反応うっす⁉︎」


龍之介「なんで探されてんの?」


仁「ああ…なんでも、昨日帰り道で熊に襲われているところを助けてもらったからとかなんとか…」


龍之介「ん?あいつ、うちの学校のやつだったのか!」


男子A「心当たりあるのか!」


仁・龍之介「うお⁉︎」


龍之介「急に話しかけないでクレメンス…」


男子B「いや俺たち気になってるから!」


龍之介「えぇ…」(困惑)


男子A「昨日、神通さんに何をした⁉︎言え!」


龍之介「はぁ…その神通ってやつかは知らねぇが、熊に襲われていた女子高生は助けたな」


男子B「…」エリクビガシッ


龍之介「うお⁉︎」


男子B「なんで俺を呼ばなかった⁉︎そんなチャンスが起きてたなんて…」


男子A「おい!テメェ何してんだ!一発殴らせろ!」


襟首を掴まれたまま質問攻めに合う。するとそこに


神通「失礼します。坂海さんは居るでしょうか?」


男子達「!」


その神通って奴が入ってきた。その途端に俺は解放された。


神通「えっと…坂海さん」


龍之介「なんや」


神通は俺に向き直ると…


神通「昨日は危ないところを助けてくださり、ありがとうございました」ペコリ


頭を下げられた。


俺は正直、なんと答えたらいいのか分からず、少しの間怯んだ。


そして俺はこう返した。


龍之介「…君が無事でよかったよ」


それ以外に何も思い浮かばなかった。


神通「…これ…」


そう言うと、神通は高い店に売ってそうなお菓子を紙袋に入れて渡して来た。恐らく、今日買ったのだろう。


龍之介「あー…うん、ありがとう」


神通「いえいえ、助けてもらったのはこちらの方です。お礼を言う必要はありません」


龍之介「ああ…そうか…」


やっぱりダメだ。人と話すとどうしてもしどろもどろになってしまう…


キーンコーンカーンコーン


神通「あ、もうこんな時間。では、これで失礼します」


そう言って、彼女は教室から出て行った。


仁「……」




昼休み




俺は一人で弁当を食っていた。


龍之介「……」モグモグ


チャラそうな男子「お願いだよ。付き合ってよ〜」


龍之介「ん?」


ふと、廊下を向く。


またか…


??「…嫌だ…」


チャラそうな男子「いいじゃん」


龍之介「……はぁ…」


あそこであのチャラそうな男子に言い寄られている女子は、塚本 響。家が結構なお金持ちらしい。四人姉妹の二番目なんだとか。


にしても、あいつって一年だったはず…なんで二年棟に…?


まぁ、なんやかんやあって来たんだろう。何故二年棟に来ているのか、俺はそう結論づけた。


龍之介「…あいつも大変だなぁ…」


この学校には意外と大変な人間が多いのかもしれない。俺はそう思った。




5時間目(体育)




いつもは女子が群がって、周りが賑やかな仁だが、体育の時間となると、周りが寂しくなっている。


今、仁は俺に対して背中を向けている。つまり、俺の姿は見えない。


…そうと分かれば、やることは一つ…


龍之介「くらえ!☆超必殺☆飛鳥文化アタックーーーーー!!!!」


男子「えい!」ボールヲナゲル


仁「ん?おっと」ヒョイ


龍之介「あ、避けられた」


ボール「クラエ!」ドゴッ!


龍之介「背中イタァーーー⁉︎⁉︎」


仁「ブフッw」


男子「あ…悪い…」


龍之介「いてぇよぉ…」ポロボロ


仁「男だろw泣くな」


龍之介「嘘泣きだよそんなこともわからねぇのか?」


仁「知ってた」


体育担任「おーい、全員集まれー」



体育担任「えー、今日からはソフトボールを……」


放課後までカット

体育担任「えぇ…」困惑


英語担任「知ってた\(^o^)/」


家庭科担任「うそん…」


担任「(´・ω・)」





放課後




仁「体育の時は面白いもん見させてもらったぜw」


龍之介「☆超必殺☆飛鳥文化アタック?」


仁「それもそうだが、一番はあれかな?」


仁「ソフトボールをやっている時に相手の打ったボールがお前の股間に命中したところw」


龍之介「ああ…あれか……」トオイメ


あれは……不慮の事故というやつだろう…


仁「あれは面白かったぞw」


龍之介「俺にとったら痛い記憶でしか無いがな…」


よく…耐えてくれた…俺の股間…


龍之介「…あ!やべ!俺5時からバイトがあるんだった!また明日な」


仁「おう、頑張れー」


龍之介「教室を出る時はムーンウォークで…」


仁「はよ行けw」




下駄箱




あーやべー忘れてたわ……遅れると店長に注意されるー…ん?


響「……」キョロキョロ


あいつは…塚本だな?何やってるんだ?


響「……」ササ!


わーお…帰るスピードはえぇ…


おっと、そんなゆうちょにしている暇、俺にはなかった。




コンビニ




龍之介「間に合った…」


店長「お、来たか」


龍之介「今日も頑張るぞい」


店長「ああ、よろしくな」



2時間半後…



ウィィィン


おっと、誰かが入ってきた様だ。


龍之介「いらっしゃいませー」


響「……」


わーお…誰かと思えば塚本じゃねぇか…


響「……」


響(あまり目立ちたく無い。ちょっとお菓子を買ったら早く帰ろう)


店長「おい、どうした?あのかわい子ちゃんに惚れでもしたのかw」


店長がからかう


龍之介「いや、あんな金持ちな人間もこんな小さなコンビニに物を買いに来るんだなぁ…って思いまして」


店長「日本語がちょっとおかしい上に“小さな”は余計だ」


その時


ウィィィン


龍之介「いらっしゃいませー」


クラスの男子「…」


oh…なんてタイミングの悪い…


クラスの男子「あ、響ちゃん!」


響「……」


響(誤算だった…そりゃそうだ、ここはコンビニだもの…)


クラスの男子「君もここで買い物かい?」


響「う…うん…」


クラスの男子「へぇ〜…あっ!このお菓子、俺も買おうとしてたんだ。お揃いだね」


嘘つけ…


クラスの男子「このお菓子も。あ、このお菓子も!結構気が合うね!」


響「そ、そうだね…」


明らかに引いてる。うん、俺もそんなに気が合ったら流石に気持ち悪すぎて引くわ…


クラスの男子「ねぇ、この後俺ん家に来ないか?ゲームとかいろいろあるよ」


響「い…いや…でも…」


ドン!


龍之介「…は?」


クラスの男子「いいじゃん」壁ドン


響「え…あ…え…」


おいおい…手つけてるところ商品棚なんだけど…


店長「…うーむ…」


店長、完全に困ってるな…よし、


龍之介「店長、ちょっとあの男に話つけてきあす」


店長「お、おう…」


クラスの男子「なぁ?いいじゃん?」


響「い…いや、それは…」


龍之介「アタック中申し訳ありませんがお客さん、店内でアタックされると迷惑なので、お引き取りください」


クラスの男子「うるっせぇ!外野は黙って…」


クラスの男子「…さ、坂海⁉︎」


龍之介「はい。坂海です」


クラスの男子「どうしてここに⁉︎」


龍之介「ここは俺のバイト先だからな」


クラスの男子「そ、そうなのか…」


龍之介「…んで、何も買わないなら帰って欲しいんだが」


クラスの男子「…っ…響ちゃん、行こう」


響「え…あ…いや…」


龍之介「おい」


クラスの男子「な、なんだよ!」


龍之介「明らかに嫌がってるぞ。そいつ」


クラスの男子「は、はぁ⁉︎そんなわけないだろ!」


龍之介「じゃあ、どうなんだ?お前」


響「え?」


龍之介「こいつの家まで行きたいか?」


響「え…えっと…」


龍之介「はいかいいえで答えろ」


クラスの男子「てめぇ!脅すんじゃ「いいえ」……え…」


響「…いいえ。私は自分の家に帰りたい…」


クラスの男子「え…じょ、冗談だよね!」


響「……」クビヲヨコニフル


龍之介「…というわけだ。とっとと帰れ」


クラスの男子「…チッ…」


龍之介「おっと、ちょい待ち」


クラスの男子「ああ⁉︎」


龍之介「お前の壁ドンのせいで潰れたおにぎり…買うよな?」


クラスの男子「……し、知るか!」


龍之介「買・う・よ・な?」(威圧)


クラスの男子「っ…」


龍之介「…もし買わないんだったら…「買う!分かった買う!」…」


クラスの男子「ほ、ほら!これで十分だろ!」っ小銭


龍之介「まいどあり〜」


クラスの男子「……」スタコラサッサー


龍之介「…行ったか…で?」


響「!」ビクッ


龍之介「そのお菓子は買うの?」ニコ


響「は…はい」


龍之介「じゃあ会計するからレジに持ってこいよ〜」


響「は、はい…」


その後、響はレジを通して帰って行った


店長(神対応とはこのことを言うの…か?)




翌朝




ピピピ!ピピピ!ピピピ!


龍之介「うん…」


龍之介「……」


龍之介「あぁ〜…今日も学校かぁ〜だる…ん?」


スマホ「キンヨウビダオ!」


龍之介「……やったぜ」




学校




龍之介「高校生あるあるその1」


龍之介「午後の授業は絶対に寝る」


仁「なんだろう…分かってしまう自分がいる…」


龍之介「俺は毎日5時間目寝てるわ」


仁「それを起こす先生の図は毎日の恒例行事になってるもんな…」


龍之介「飯食ったら眠気が襲ってくるの。分かる?」


仁「俺もたまに睡魔に襲われる時あるからな…分かるわ」


龍之介「ナカーマ」


仁「お前ほどじゃねぇよ…」


ま、昼飯以外にも、学校終わった後の6時間に及ぶバイトの疲労で寝ているってのもあるんだが…


と言うか今ものすっっっごく眠たい…


龍之介「ねみぃ…ふわぁ〜…」アクビ


仁「お前も大変だな…」


龍之介「本当だよ…」


俺の成績が悪いのも、バイトでろくに勉強する暇が無いと言うのが原因の一つである。


じゃあバイトをやめたらいいんじゃ無いかって?それは無理だ。


仁「おっと、3時間目だ」


龍之介「3時間目なにー…」ボケ~


仁「理科だ」


龍之介「えぇ……授業しながらラリホーマ唱えてくる奴…?」


仁「なぜにドラ○エ…。あと先生を奴って…」


龍之介「俺に寝ろと言うのか!」


仁「誰も言ってない…」




結局寝たのでカット


理科担任「ドラ○エかぁ…はぐ○メタル狩りをしていた頃が懐かしいよ」





放課後




やっと…帰れ……バイト…\(^o^)/


ああああもういやだぁぁぁ!バイトクッソだーるい!


俺の体はもう限界ダァぁぁ!


…って言ってた頃が懐かしいな〜


なんて一人で思い出に浸っていると、仁が話しかけてきた。


仁「よお」


龍之介「なんじゃい」


仁「お前、さっきのHRで担任が言ってたこと覚えてるか?」


龍之介「三週間後の中間テストだろ?」


仁「聞いてたか…」


龍之介「もちろん、俺はノー勉で行くぜ」


仁「だと思ったよ…」


ま、これは言うてしょうがない。バイトが忙しいから。


流石にバイトの後に勉強をしたら倒れる。


だからと言って、バイト中に勉強をするわけにも行かない。


まず、あそこの店員は俺と店長だけだ。それに、ここら辺は人口の多い市内だから、客も多い。休む暇なんてあまり無い。


二人でも、猫の手五匹くらい借りたい状態なのに、店長一人じゃあどうにもできないだろう…。


レジで教科書とか開けるわけにも行かないしな…。


休日にやればいいじゃないかって?土曜日は朝の9時から夜の11時までバイト(工事現場での)だよこんちきしょう…。(泣)


空いてるのは日曜日だけ。でも六日分の疲労でいつもベットからは出られない…。


龍之介「ちくしょー…俺はお前が羨ましいぜ」


仁「そうか。でも、俺からしてみれば、龍之介はすごいと思う。尊敬するくらいって言うかしてるよ」


龍之介「…そうかい…」


龍之介「…悪いけど、俺はこの後6時間ものバイトが…」


仁「おう、頑張れよ」


そう言葉を交わし、俺は教室から出ようとドアに向かって歩く。


神通「きゃ!?」


ドアから出た瞬間、かわいい女声が響く。


龍之介「ん?」


神通「し、失礼しました。急に出てきたものですから驚きまして…」


龍之介「そ、そうですか…」


龍之介「そ、それでは」ササササ


俺は足早にその場を去った。


仁(…もし神通さんとくっ付いたら面白くなりそうだなw)クスリ‥


神通「えっと…大蕗さん…?」


仁「何でしょうか?岡国さん」


神通「生徒会のことでお話が……」




夜11時




龍之介「あー疲れたクソだるまじ卍」


龍之介「中間テストなんてこんなにも忙しい俺に点なんて取れるわけないだろあーはっはっはっは!」


龍之介「……」


龍之介「…はぁ…なんだかなぁ…決して…どん底じゃないんだろうけど…」


龍之介「…辛いもんは辛いなぁ…」



そう俺は週末テンション?で言いたいこと言いながら帰った。周りからは変な目で見られたが…。


そして、時が過ぎるのは遅いようで早く、とうとう中間テストは終わってしまった。


そして、高校生活最大のビックイベントが迫ってきていた。


…そう…それは……



修学旅行だ。






教室




担任「えー、今回は修学旅行の班決めを行いたいと思います。では各自話し合って下さい」


担任がそう言い終わると、教室内は一気にガヤついた。


女子A「ねぇ、仁くん。こっちに来ない?」


女子E「いやいや、こっちに来てよ」


…予想通り、仁は取り合いになった。


男子C「…クソ!なんであいつばっかり…」


男子D「本当だよなー…」


男子H「面白くねー…」


男子F「おそば食べたい」


男子J「はぁ〜…あいつマジでムカつくな〜…」


男子G「なぁ、俺たちであいつ嵌めねぇか?」


男子T「お、さんせーい」


男子C「乗った」


男子F「おそばくれたらいいよ」


男子H「よし、そうと決まればどうしようか?」


…男子達も仁に何かするつもりでいるようだ。なんか対仁同盟みたいなのが出来てる…


龍之介「…よっと」イスニコシカケル


ま、俺には関係ねぇ話だがな。













龍之介「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」


ドア バン!


龍之介「…!」


??「」首吊り


??「」首吊り


龍之介「ああ…そんな…」


龍之介「…クソ!」ドン!






「お…ろ」


「おき…」


「起きろ!」


龍之介「⁉︎」


仁「起きたか」


龍之介「あ…う…え…あ…?」


仁「大丈夫か?」


龍之介「…あ、ああ…」


仁「そうか」


夢…?





龍之介「さっきは嫌な夢を見た…」


仁「へぇ。どんな夢?」


龍之介「…思い出したくない…」


仁「お前がそこまで暗くなるってことは相当嫌な夢だったんだな」


龍之介「…そういえば、俺、班はどこになったんだ?」


仁「ああ、あいつらと一緒になった」ユビサシ


龍之介「…分かった」


仁「…お前…修学旅行の日はバイト休むんだよな?」


龍之介「……」


仁「…厳しいな…」


龍之介「…悪いが仁、俺は修学旅行には行かない」


仁「……」


龍之介「ま、俺の分も楽しんでくれw」


仁「…残念だよ…」


龍之介「気にするなwその代わり、ちゃんと楽しんでこいよ。でなきゃ…」


仁「?」


龍之介「俺の髪の毛が全部真っ白になるからw」


仁「はぁ?w」


龍之介「ぎゃぁはっはっはっはっは!」


仁「分かった。お前の分まで楽しんできてやる」


龍之介「おう、しっかりなw」




土曜日…




今日は朝9時から夜11時まで、計14時間(労働基準法ガン無視)の肉体労働の日である。


平日は学校の後6時間のコンビニバイト、そして土曜日は15時間もの工事現場での肉体労働…そこら辺にいる普通のサラリーマンよりも頑張ってると思う…。


最初は死にかけたが、一年も経つと意外と慣れてくるものである。親方曰く、お前のような奴は見たことが無いとのこと。


親方「おー来てくれたか」


龍之介「毎週土曜日は何があろうと来ますよ…」


親方「無理はするなよ。ただでさえ平日だけでも疲れてるだろうに…」


龍之介「そうですかね?一年も経つと慣れてきますよ?」


親方「…マジか…」


龍之介「それで…今日は何を…」


親方「ああ、今日やってもらうのは………」


工事現場は死と隣り合わせと言っても過言では無い。実際、少し前に、ここの従業員が高いところから転落し、救急搬送されたこともある。


今は元気に復帰して頑張られてる。


だが、いろいろ学ぶこともたくさんある。仕事はキツいが…


親方「オラ!もっと手ェ動かさんか!」


龍之介「は!はい!」


さっきの無理するなの言葉はどこへ行ったのやら…。


と、俺は思いながらも黙々と作業を続けるのだった。




夜11時




龍之介「ハァ〜疲れたも〜…」


親方「夜遅くまでご苦労様。はい、今日の給料」っ18,000円


龍之介「ありがとうございます」


給料を受け取り、俺は帰路につく。


毎週この日の光景。明日は待ちに待った日曜日だ。


やっと疲れを癒せる…。


一週間の疲れを癒すのは、やっぱり日曜日に限る。


少なくとも…俺にとっては。


龍之介「はぁ…」


まぁとりあえず、俺は帰って寝ることだけを考えていくことにしよう…。


そう思いながら歩いていると…


龍之介「ん?」


真っ暗な公園に人が倒れているのが見えた。


龍之介「?」


近づき、よく見てみると…


髭を生やしたおっさん「zzz」


おっさんが何も被らずに寝ている…多分、ホームレスなのだろう…


龍之介「…そうだ」


俺はさっきもらった給料袋から1000円札を取り出し、そっと手に握らせた。


龍之介「…さてうん?」


おっと、気付かなかった…


ベンチに傘を抱えた少女が横になって眠っているではないか。


龍之介「…しゃーねぇな…」


俺はその少女の手にも、1000円札を握らせ、起こさぬよう立ち去った。


これで少しは美味いもん食えるだろう…。




翌日…




太陽の光で目が覚める。スマホを見てみると、午前10時過ぎ。


俺はゆっくりとリビングに向かう。


狭い部屋だから、リビングまで行くのに時間はかからない。最高だ。


龍之介「……」


一週間の疲労で無気力なまま、俺は買っておいたパンを口に入れる。


龍之介「…うまい…」


菓子パンは良い。いつでも手頃に食べられるし、意外と美味い。


龍之介「……」


食い終わると、俺はベッドに戻り


龍之介「……zzZZZZ」


再び寝る。


これを二、三回繰り返すのがいつもの日曜日である。


龍之介「うへぇ…」ダラ~


一人で生きている俺にとっては、これが一番の形なのだろう…。


何も起きない…退屈だなぁ…。




今までの高校生活、何も面白いと言えることが無く、自分の好きなことすらも見つけられなかった。


体育祭?文化祭?そんなもんまともに楽しんだことが無いなw


とまぁ、そんな日常でも、日が経つのはあっという間。とうとう修学旅行の日になってしまった…。


俺は、適当な理由をつけて休んだ。




仁(…あいつはやっぱり来ねぇのか……)


神通「大蕗さん?」


仁「ん?」


神通「早く乗りましょう。出発しますよ」


仁「……そうだな…」


神通「?」










龍之介「あ〜…」ゴロゴロ


最高だ。バイトの時間までこうやって伸び伸びできるのは。


龍之介「寝るぽ……すピィーzzz」


俺は少ない休み時間を思いっきり楽しむ。


といってもこうやってゴロゴロ寝るだけだが…。


どこかに遊びに行く体力なんて残ってない。


日頃の疲れを癒すのはやっぱり寝ることなんだなってはっきりわかるんだね。





午後5時




龍之介「アアァァァ!!もうやぁぁだぁぁぁ!!」


時の流れはなんて残酷なんだ…。もっと寝かせてくれたって良いだろ…





コンビニ




龍之介「〜♩」


店長「なんだ?今日はやけに機嫌が良さそうだな?」


龍之介「いやだって……」



修学旅行休んだことを説明なう…



店長「…そうか…」


龍之介「いやぁ〜朝から寝れるって結構気持ち良いもんですよ!」


店長「そ、そうか…」(…可哀想としか言いようがないな…)


龍之介「〜♩」


今頃仁のやつ、どうしているかなー?


楽しんでるかな?




夜11時




店長「お疲れー」


龍之介「お疲れっす」


店長「ほい、今日の給料」っ4200円


龍之介「あざっす」


店長「気を付けて帰れよ」


龍之介「了解っす」







龍之介「ぬわあああん疲れたもぉう…」


龍之介「明日は…」チラ


スマホ「キンヨウビダオ!」


つまり土曜日


龍之介「うへぇ…」


さっさと寝よう…




翌日

昼を過ぎた頃…




龍之介「あ〜……暑い…」


おかしくね?いくらなんでもこの暑さは…今5月の中旬だぞ…。


龍之介「…クソ!これが地球温暖化か…」


そう言いながら、作業を黙々と続ける…。すると、


??「あれ?」


後ろから女の声がした


龍之介「ん?」


振り返ってみるとそこには…


一年の響が居た。


響「…君…霧平高校の二年生じゃなかったっけ…」


龍之介「ああ、そうだが?」


作業をしながら返事を返す。


作業員A「なんだ?龍之介、知り合いか?」


龍之介「うちの学校の一年のやつだよ」


作業員A「ふーん」


龍之介「悪いが、こっちは手が離せないんだ。話すのはまた今度にしてや」


そう俺は言うと、


響「今日は二年は修学旅行に行っているはず…なんで君がここにいるの?」


龍之介「……」


少しの沈黙の後、俺は答えた。


龍之介「…いろいろあるんだよ…いろいろとな」


そう返した。


響「…ふーん…」


響は、そっけない返事をした。


龍之介「さぁ、さっさとどこかに行ってくれ。こっちに集中できん」


響「…分かった」


そう言うと、響はどこかへ去って行った。


親方「……龍之介」


龍之介「!は、はい!」


不意に、親方に声をかけられる。


親方「…さっきの娘…」


龍之介「え、えーと…俺と同じ学校に通っている一年生です」


親方「いやそうじゃなくてな…」


龍之介「?」


親方「…いや、やっぱりいい。悪かったな。続けてくれ」


龍之介「?はい」


親方(さっきの娘はこの仕事の依頼主である塚本財閥の社長の娘さんだったよな…?確か?)




夜11時




親方「ほい」っ16,800円


龍之介「ありがとうございます!」


親方「来週も頼んだぞ」


龍之介「はい!」


給料を受け取ると、俺はいつも通り家に帰る………


……………


響「終わった?」


龍之介「…え?」



そこには塚本が居たのだ。



龍之介「…どうしてここに?」


響「この前のお礼を言おうかと…」


龍之介「礼?」


ん?こいつになんか感謝されるような事したか?


響「この前のコンビニの件だよ」


龍之介「あー!あれか!いやでも大した事してねぇぞ?」


響「それでもありがたかったんだよ。それに、あれから自信がついたと言うか何と言うか…」


龍之介「???」


響「あれから言いたい事がスパスパ言えるようになったんだ」


龍之介「へぇ〜良かったじゃねぇか」


響「ま、そう言うわけで、はいこれ。お礼」っ高そうなお菓子


いやいや、そんな高そうなものもらうほどのことしてねぇよ…。ただ、当たり前のことをしただけなのに…。


…まあでも、ここはありがたく受け取っておくか…


龍之介「ありがとう。おいしく食べさせてもらうな」


響「…じゃあ…」


龍之介「おう、帰り道気を付けろよ」


響「分かってる」


そう言い、塚本は去っていった。


…だが、俺は気付いてしまった…


??「……」


何者かが、塚本をつけていたのを…


龍之介「…チッ…」


俺はその何者かの居るところへ走った。


??「⁉︎」サッ!


どうやら、気付いたようだ。


龍之介「待ちやがれ!」ダッ!


そうして、俺と何者かの追いかけっこが始まった。


街の中を長時間、まるでアサシンクリードでたまにある逃走する者を捕まえろ!的な感じで追いかける。



…ということは無く、二十秒と掛からずにあっさりとそいつを捕まえる事ができたw。


??「クソォー!」ジタバタ


龍之介「はいはい暴れない」


これでも一年間、親方の下で頑張ってきた。これくらいの相手、どうってことない。


??「放せ!学校に訴えるぞ!」


龍之介「じゃあ俺はお前を盗撮で訴えても良いんだぞ?」


??「クッ!」


龍之介「良いか?さっき俺と塚本が話していた所、写真撮ってただろ?」


??「……」


龍之介「それ消してくれたら、俺は何もしない。だが、」


龍之介「もしちゃんと消さずに世間に写真を公表してみろ、そうなったら俺は肖像権の侵害なり何なりで会社ごと訴えるぞ?お?」


もちろんハッタリである。


??「……」


龍之介「嫌だったらカメラ見せろや」


??「……」っカメラ


龍之介「よしよし…」



隅から隅まで消去中…



龍之介「準備が良いな。カメラ5台もあるなんてなw」


龍之介「さすがはマスゴミwと言ったところかw」


記者「ああ…とくダネがぁ…」クズレル


龍之介「何であいつをつけて雑誌に載せるのか…」


記者「君は分からないのか?塚本 響はあのとてつもなく可愛い容姿で、おまけに塚本財閥の社長令嬢。だから全国にファンが何十万、何百万といるんだぞ!」


龍之介「だから?」


記者「だから金になるんだ!雑誌はファンに売れるからな」


龍之介「…全ては金のためか…」


記者「ああ⁉︎」


龍之介「…もう良い、とっととどっかに消えろ。雑誌とかにさっきの事載せると容赦しねーぞ?」


記者「さっき君が消したからもう残ってないよ!あ〜もう!」


龍之介「うるっせぇ!とっととどっか行け!このマスゴミが!」


マスゴミかどうかは正直よく分からないけど…


そんなわけで、記者はぐちぐち言いながら去っていった。








龍之介「づかれた…」


今日は一段として疲れた…もう寝よう…


おやしゅみ…


zzz…



三日後

教室



仁「よお…」


龍之介「ん?なんだ?なんか暗いぞw」


仁「いや…何でも無い。変わらず元気そうで何よりだ」


龍之介「…?」


仁「気にするな」


龍之介(…探らないでおこう…)


仁「…ほい、土産だ」っカステラ


龍之介「oh、カステラ!」


仁「長崎港で買ったものだから美味いんだぞ」


そういや、修学旅行先に長崎入ってたっけか…


龍之介「わざわざありがとうな」


仁「いいってことよ」


キーンコーンカーンコーン…


龍之介「お、HRが始まる!また後で」


仁「おう」




3時間目…



龍之介「グゥゥゥ……」zzz


数学担任「……」


クスクス…


数学担任「……」デコピン


龍之介「いって⁉︎」


アハハハハハハwwww


龍之介「っ……」


数学担任「……」


……いてぇ…


男子A「あいつw何でいつも寝てるんだよww」


男子B「さあ?w夜遅くまでゲームしてるからじゃね?w」


男子C「絶対そうだwあいつ、頭悪いからなw」


女子A「え〜wどれくらい?」


男子C「この前のテスト、176人中167らしいぞw」


女子B「マジ?悪すぎw」


女子C「どうやったらそんなに落ちるんだろうねw」


女子A「いやあんた(女子C)あいつより下でしょ…」


龍之介「……」


確かに、前のテストは赤があった。


仁「……」


数学担任「そこ、静かにしなさい」




休み時間




仁「…龍之介…」


龍之介「なんだい仁くん」


仁「…おまえ…辛くないのか…」


龍之介「…辛くないって言ったら嘘になるなぁ…正直辛いけど、これが俺に与えられた試練と思ったら、少しは楽になるな」


仁「…そうか…」




放課後…

生徒会室




仁「……」


神通「大蕗さん…また考え事ですか…?」


仁「…ああ…ちょっとな…」


神通「…もしかして…坂海さんのことですか…?」


仁「……」


神通「……図星ですか…?」


仁「…ああ…」


神通「…今日も授業中寝ていたそうですね…」


仁「…ぐっすりな…」


神通「…寝不足になるほど、夜遊んでいるのでしょうか…」


仁「…違うな…」


神通「…ではどうして…」


仁「……今この場では話さないでおく」


神通「?どうしてですか?知っているんですよね…?」


仁「あいつのことを話すには、あいつ自身からの許可を得てからだ。あいつだって、話してほしくないことだってあるんだから…」


神通「…そうですか…」


仁「…だが、これだけは言っとく。あいつは、凄いやつだ。君の想像する以上に。そんなあいつを俺は凄いと思っている」


神通「……」


仁「そんじゃ、俺は先に帰る」キィ…


バタン


神通「……」


神通(私の想像する以上に頑張っている…ですか…)




龍之介「ブェックション!」


店長「風邪か?」


龍之介「いや…多分だれかが噂してますね…これ…」


店長「噂?誰に?」


龍之介「さあ?」


店長「……」


龍之介「…はぁ…」


店長「…彼女は…」


龍之介「できてないに決まってるじゃないですか…。第一、俺、女苦手なんすよ…」


店長「え…⁉︎」


龍之介「言ってなかったですかね?」


店長「初耳だよ…」


龍之介「さいですか…」


店長「…じゃあ、この前あの娘を助けたのは?」


龍之介「目の前に困っている人がいたら、誰であろうと自然に助けてしまうんですよ…変でしょ?」


店長「…いや」


龍之介「へ?」


店長「変ではないと思う。むしろ、それは龍之介くんが優しい人間であるということだと思うぞ」


龍之介「優しい人間…俺が……どうでしょうかね〜ははw」


店長「……」


カサカサ


龍之介「ん?」


黒光するG「ヤア」


龍之介「……」



(成敗中…)

ゴ○ジェット「シュ〜〜〜」


黒光するG「解せぬ…」コロン



龍之介「あんなタイミングに奴が来るとは…」


店長「今度罠でも買っておくよ…」




その夜…

龍之介の家




龍之介「さっさと寝よ…」


龍之介「ふわぁ〜…」



ここで、俺の今の状況について話をしようと思う。


俺は、今はコンビニバイトを平日中、1日6時間(時給700円)。土曜日に工事現場で、親方の下で14時間(時給1,200円)働いている。


換算すると、一週間で37,800円だ。つまり、一ヶ月は最低四週間はあるから、月給は最低でも15万そこらは行く。年収は最低180万…。


だが、正直これでも足りない。


俺はもう、一人である。親の助けも無い。


今は格安のアパートで一人暮らしである。


家には、寝るために帰っているようなものなので、電気代やガス代とかも、あまりかからないのだが…


悩みは、アパート代もだが、それよりも学費。そして、返済金である…


…俺が高校に入る直前、両親が悪質な詐欺に遭った。


その詐欺により、俺の両親は数億もの負債を負った。


…こんなの、絶望するしか無いわな…どうにかお金を色んな所からかき集め、どうにかして数千万代まで小さくしたが、それ以上はどうにもならず、親父がそのタイミングでリストラされたのを皮切りに両親は心中してしまい、俺だけ残されてしまった。…まだ寒い、15歳の3月の日だった…。


おまけに葬式を皮切りに親戚一同から絶縁されてしまうという始末…。主な理由は、数千万の借金だった…。


遺産放棄は…やっても意味がなかった。どういう手を使ったのか知らないが、その数千万もの負債が、葬式時には既に、俺の負債となっていた…


俺は絶望した。正直俺も逝ってしまおうかと思った…。だが、それで奴らが喜ぶ顔が頭ん中に浮かぶと、死ねなかった。


だから、しぶとく生きている。高校を辞めないのも、そいつらに見せつけるためというのも一つの理由だ。


…高校を辞めないのは、両親にせめて高校は卒業して欲しいと願われていたためでもある。


元の数千万から、さらに利息までついてくるから、一体いつになったら返せるのかわからないが、とにかく今は、少しずつ返していくしか無いだろう…。




金曜日…




金曜日の学校…今は英語の時間だ。


そして、俺はと言うと、机の上に英語の教科書を開けて…




絶賛睡眠学習中である。


龍之介「日向めっちゃあったかい…」(*´ω`*)←窓際


これは完全に俺を眠りにつかせようとしている太陽の謀略に違いない。うん絶対そう。


そう思っていると…


英語担任「起きなさい!」チョップ


龍之介「あべし!」


アハハハハハハww


龍之介「いってー…」サスリサスリ


これも毎日の恒例行事。俺は必ず先生に起こされる。


それも、先生もウケるネタを考えてきているのか、起こし方が普通じゃなかったりする。


例えば…


数学担任「……」構えて…


龍之介「zzz」


数学担任「ほっ!」黒板消しを投げる


ボコッ!

龍之介「いってーー⁉︎」


とか


理科担任「……」ソロリソロリ…


龍之介「zzz」


理科担任「ふん!」横腹を掴む


龍之介「ひゃう⁉︎」


理科担任「…何今の女の子みたいな声…」


とか


国語担任「……」キュッキュッキュ


龍之介「…え?」


国語担任「はい」っ鏡


龍之介「…え…は…」←ナマケモノって書いてある


…言ったらきりがない…


寝不足なんだから寝させてくれよ…マジで…




英語の時間の後の休み時間




龍之介「アメリカの原住民の国〜」


仁「はいはいイロコイ連邦な」


龍之介「エチオピア帝国の軍閥の国〜」


仁「グンマ王国な」


龍之介「……デェェ「ソビエト社会主義共和国連邦ね」……」


龍之介「……ちょび髭」


仁「ヒトラーね、ドイツ第三帝国の」


龍之介「ナチスバンザ〜イ」


仁「お前急にどうした?」


龍之介「おやすみ」


仁「ちょ!おい!」


龍之介「zzz」


仁「…寝やがった…」



ちなみに次の時間は社会でした。


社会担任「坂海君は寝たので粛清(廊下送り)しました」




その日のバイト




龍之介「あ〜…だる〜い…」ダラーン


店長「もう夏も近づいてきているからね…」


龍之介「尚、リアルは真ふむぐ⁉︎」クチヲオサエラレ


店長「それは言ってはいけないお約束」


龍之介「えぇ…」(困惑)


店長「…彼女は?」


龍之介「いませんよ…」


店長「…本当は君が気づいてないだけで好意を持っている娘がいるんじゃないか…?」


龍之介「いやいやそんなわけ…」




響の家




響「むー…」←机に伏せている


??「どうしたの?そんな顔して…」


響「…お姉ちゃんには関係無い…」


??「関係無いって…そう言われると余計に心配になっちゃうじゃない…」


響「…なんでも無い…」


??「…何かいじめにでもあったの?」


響「…違う…」


??「じゃあ週刊誌に嫌なことでも載ってたの?」


響「…違う…」


??「…もしかして…」


響「……」


??「気になる人ができちゃった?」


響「!ち、違うよ!」///


??(分かりやすいわね…)


響「うー…///」マッカ


??「…図星ね」


響「…違うもん…」


??「はいはい」


??(…にしても…響の気になる人か…どんな人なんだろう…)


響(何でだろう…最近彼のことをよく目で追うようになったような気がする…)







龍之介「無いに決まってるじゃないですか」


店長「……」




翌日…

通学路で…




龍之介「はぁ…眠…ん?」


女記者「お願いします!今気になる人は誰ですか?教えてください!」っ録音機


響「い、居ない…」


龍之介「…ったく…」女記者「誤魔化さないでください!さっきから同じことしか言ってませんよ!」


龍之介「おいそこの記者」


女記者「ん…?」


響「あ…」


女記者「はい?私でしょうか?」


龍之介「お前以外に誰がいる?」


女記者「…何か御用ですか?」(何?この人…)


龍之介「朝っぱらからあんな大きな声出しやがって近所迷惑考えろよ」


女記者「はい?」


龍之介「五月蝿いって言ってんの。分かるか?」


女記者「あなたは黙っていてください」


龍之介「お前が黙ってろやボケ!」


女記者「あ?」イラ


龍之介「あ?」


女記者「あなたと私、今日初対面ですよね?初対面の人にそんな態度を取るのですか?貴方は」


龍之介「シンプルにお前声がでかい。迷惑」


女記者「お前ってなんですか!お前って!」


龍之介「あ?お前はお前だ。英語だとyouだ」


女記者「そんなの分かってます!貴方よりは脳みそあります!」


龍之介「俺より脳みそがある?お前が?逆だろw」


女記者「っーーーーーー!!!!」激怒


意外と沸点は低かったようだ…


ここで俺は塚本に今のうちに行けと記者にバレないようにジェスチャーをする


響「!…」コクン


塚本は頷くと、足早に学校へ向かって行った。


女記者「貴方は目上の人に向かっての態度がなっていませんね!それで私より」ウンヌンカンヌン…


…さて、この記者どうしようか…








キーンコーンカーンコーン…




龍之介「安定の遅刻だったZE☆」\(^o^)/


担任「廊下に立っとれ!」




1時間目の休み時間…




龍之介「うぃぃ…1時間ずっと廊下に立たされたんだけど…」ノビー


仁「初めて見たわそんな奴」


龍之介「て言うかなんで俺廊下に立たされたの?明らかに遅刻してきたからってだけで1時間も立たすのはどうかと思うんだけど…」


仁「…さぁ…」




それから昼休みまでカット


担任「え?坂海を1時間ずっと廊下に立たせた理由?あー……本人には内緒にしてくれよ?…単純に1時間ずっと忘れてた」




教室




龍之介(なんだろう…今ものすごく殺意湧いた…)


龍之介(…なんでだ?)


龍之介(……)


龍之介(まぁいっか)


そう心の中で呟きながら、俺は弁当を頬張る。


龍之介「…コンビニの弁当も、飽きるな…」


俺の弁当の中身はいつもコンビニで売れ残ったやつを詰め込んだものである。すぐにパッと作れるから俺としては助かるんだが…いい加減味に飽きている。


ピコーン!ピコーン!プシュープシュー!ピロロロン…


ん?


男子A「うわぁぁ!死んだ!」


男子B「嘘だろおいw」


龍之介「……」


なんだ、スマホでゲームしてるのか…というか今昼休みだぞ?先生に見つかったら没収間違いなしなのによくやれるなぁ…ってうん?


担任「……」←男子Bの後ろにいる


怖ぇぇ…先生背後霊かよ…っていうか気付けよ!ゲームコンビ!


あ、先生が手を伸ばしてる…


担任「……」ガシッ(Bの頭を掴む)


男子B「ゑ?」


なんで頭⁉︎いやそこはスマホだろ!普通


担任「学校でスマホをいじっては…いけませんよね…?」


ゲームコンビ「あ…はい…」\(^o^)/


そう言って、担任は二人のスマホを取り上げた。


容赦ねぇな…当たり前だけど。



5時間目(数学)



龍之介「クカーzzz」


数学担任「……」カチャ…(ピストルを取り出す)


周り<クスクスクス…


数学担任「位置について…よーい……」


バン!


龍之介「うお⁉︎」ビクッ!


数学担任「はいおはよう」


龍之介「……」


おいおい…授業にそんなもん持ってきてもいいの?


数学担任「坂海くん、」


龍之介「あ、はい!」


数学担任「この問題は解けるかな?」


龍之介「……」



休み時間…



龍之介「ハァ〜…」


仁「おつかれ」


龍之介「ん…」


仁「にしても、あの数学の先生も嫌なことするよなホント…」


龍之介「は?」


仁「お前が答えられなかった問題だよ」


龍之介「あれがどうしたんだ?」


仁「あの問題、まだ授業では習ってないやつだったぞ」


龍之介「ふーん…」


ゴロゴロゴロ…


龍之介「ん?」


ザーーーーーー


仁「oh…雨が降ってきたな…」


龍之介「……」


雨か…


龍之介「…なあ、仁」


仁「おう」


龍之介「雨は好きか?」


仁「唐突だな。嫌いじゃないが、好きでもないな」


龍之介「ふーん…」


龍之介「…俺は雨も好きやけど、一番好きなのは台風だな!」


仁「どうして?」


龍之介「決まってるだろ!台風が来ると、学校が休みになるからさ!」


仁「…なるほどね…」


きっと俺と同じ考えの人もいる……はず…


仁「天気予報は、まあまああてになる」←傘持ち


龍之介「それは言えてる」←傘持ち


関係ない男子クラスメイトB「ガーン…」(T-T)←(察してくれ)



数日後



龍之介「雨雨降れ降れそのまま洪水にして学校休みにしてくれ〜♩」


仁「そんなことになったらバイトもできなくなるぞ」


龍之介「あそっかぁー…」


すっかり季節はジメジメとした梅雨になってしまった。


仁「こうも雨が続くと、気分もどんよりとしてくるものだな…」


龍之介「分かる。俺もどんよりし過ぎて溶けちゃいそう」


仁「意外だな。お前は雨の日でも心の中は快晴だと思ったのに」


龍之介「んなわけないだろ、こう心がどんよりしてくるのは雨による謀略なんだから、人は自然の謀略にはどう足掻いたって逆らえないの」


仁「うーーーん?……分かる…いや分からない」


龍之介「分かれ」


仁「えぇ…」


中途半端ですが、今回はここまで。


後書き

この物語はフィクションです。実際のものとは一切関係ありません。また、二次創作です。
よければ応援よろしくお願いします。


好評でしたら、更新が早くなる…かも…


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2021-01-11 17:58:51

SS好きの名無しさんから
2021-01-02 01:22:19

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2020-12-26 10:05:56

S.L.KⅡさんから
2020-12-13 21:09:17

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