輝子「な、なあエリンギ…」P「え?」
ー東京・346本社
輝子「キーノコーキーノコー…霧吹きの時間ー♪」
輝子「…ん?あれ、植えた覚えがない椎茸が…」
輝子「…」
輝子「…いい形だ」
輝子「…」ジュルリ
ガチャ
ちひろ「あら?輝子ちゃん?」
輝子「あ、はい。…ここに」
ちひろ「輝子ちゃん、今夜から福岡入りですよね。準備は出来てますか?」
輝子「フヒ…ば、ばっちりだ」
輝子「…ちひろさん」
ちひろ「はい?」
輝子「弁当…作りたいから、調理室借りてもいい、か?」
ちひろ「ええ、時間はまだあるのでいいですよ」
輝子「フヒヒ…あ、ありがとう」
ー福岡・九州支部
P「もう食べられん…」zzz
珠美「P殿、おはようございます!」ガチャ
珠美「…あ、お休み中でしたか」
P「むにゃ…こら、珠美ぃ」zzz
珠美「はい?…あれ、寝言?」
P「やめろぉ…珠美、突きは反則だぞぉ…」zzz
珠美「それは中学剣道では」
P「むぅ…せめて面を付けるまで待ってくれ…」zzz
珠美「何をしてるんですか夢の中の珠美は!?」
P「んがっ…あれ、珠美来てたのか」スッ
珠美「おはようございます、なんで首元を隠すんですか」
P「あれ…なんでやろ無意識に」
珠美「ところでP殿、今日のお仕事ですが」
P「ん?ああ、確か輝子達と一緒だったよな?」スッ
乃々「こ、こっちに聞かないでください…」
珠美「うわぁびっくりした!いつから机の下に!?」
乃々「『輝子「キーノコーキーノコー…霧吹きの時間ー♪」』くらいから…」
P「最初じゃねぇか」
珠美「…………ん?」
P「てかお前も仕事だぞ森久保ォ」ムンズ
乃々「あうぅ…首根っこ掴まれちゃいました…」プラーン
P「えっと他の面子は…美玲は昨日入りだし、輝子待ちか」プラプラ
乃々「あぅあぅ…揺らさないでほしいんですけどぉ…」プランプラン
P「おっと悪い」フォン
乃々「あーれー」ヒューストン
珠美「綺麗な放物線を描いてソファへ…」
P「そろそろ着くだろうから、2人とも準備しとけー」
珠美「あ、はい。珠美着替えてきますね」トテトテ
乃々「あぅあぅ」モゾモゾ
P「いてらー…んー少し遅いか?ちょっと連絡取ってみるか」ピコン
ガチャ
P「お、噂をすれば」
輝子「よ、よう…久しぶりだ、な…フヒ」
P「よー輝子、おひさ」
輝子「フヒヒ…元気そうだな、エリンギ」
P「まあ、変わりはないな。輝子も元気そうじゃないか」
輝子「シメジも変わらず、だ…フヒヒ、エリンギは変わらないな」
P「ん…?」
輝子「あれ…?」
P「…」
輝子「…」
輝子「な、なあ、エリンギ」
輝子「!?」
P「え?やっぱそれ俺の事なん」
輝子「な、なんでだ…キクラゲの事をエリンギと呼ぼうとしたら…え?」
P「なんて?」
輝子「あー、えー…エリンギ」
輝子「あわあわ」
ガチャ
珠美「ただいま戻りましたー」
P「おかえり珠美」
輝子「お、おかえりタマゴタケ」
珠美「タマゴタケ?」
P「…まさか」
P「輝子、『私は星輝子です』と言ってみろ」
輝子「…シメジはホンシメジです」
P「」
輝子「」
珠美「」
P「えらいこっちゃ」
ー東京
ちひろ「あれ、志希ちゃんどうしたんですか?」
志希「んー…ちょっと捜し物ー」
ちひろ「手伝いましょうか、何を無くしたんです?」
志希「食べると名詞がキノコに変換される椎茸」
ちひろ「なんですかその毒キノコ」プルルル
ちひろ「おっと電話…」ガチャ
ちひろ「はいもしもし…ああPさん、え?志希ちゃんですか?」
ちひろ「はい、え?」
ちひろ「…」
ちひろ「えらいこっちゃ」
志希「えっ」
ー福岡
輝子「椎茸なら食べたぞ、焼き椎茸美味しかった…え、まさか」
P「お前がキノコを拾い食いするとは…」
輝子「へ…だって他のと一緒に…確かに、植えた覚えは無かったが…サマツモドキの椎茸だったのか」
珠美「サマツモドキ」
P「こいつあ重症だな」
P「どうしたものか…志希の解毒薬が間に合うといいけど」
珠美「今から作るんですか!?」
P「あいつは今度『世界の果てまでイッテ輿水』のロケさせるとして、ある程度解読出来るようにしときたいな…」
輝子「エリンギ…」
珠美「珠美たちが分かればロケは滞りなく進むという事ですな!それならお任せあれ!」
輝子「タマゴタケ…」
P「そうと決まればとにかく情報収集だ。変わるのが名刺だけなら対応する言葉が分かればいいからな…お、誰か来る気配」
ガチャ
蘭子「闇に飲まれよ!」バァン
P「ややこしい人だぁ」
蘭子「えっ?」
輝子「キツネノロウソク」
蘭子「えっ???」
珠美「混沌ですか?」
カクカクシカジカヤミノマヤミノマ
蘭子「なんと業が深き事案だろうか(お仕事大丈夫なんですか?)」アワアワ
P「なんとかするしかないからなぁ」
輝子「だ、大丈夫だキツネノロウソク、頑張る…フヒヒ」
蘭子「キツネノロウソク…うひひ」
珠美「…なんか嬉しそうじゃないですか?」
P「キツネノロウソクって響きが、ね」
珠美「あー…」
輝子「あれは…悪臭が強くて観るにも食べるにも向かない…」ヒソ
珠美「やめたげてください」
ー蘭子は意気揚々と仕事へ向かいました
P「ともかくもうすぐ残りのメンバーが揃う。揃ったら解読訓練だな」
珠美「が、頑張ります…!」
ガチャ
小梅「こ、こんにちはー」
P「よー小梅、お疲れ様」
珠美「さぁ輝子殿、珠美が覚えますから…小梅ちゃんを呼んでみてください!」
輝子「お、おお…えっと」
珠美「っ…」
小梅「…?」
輝子「…」
輝子「…コンイロイッポンシメジ」
珠美「長いぃ!!」ガラカッシャーン
P「珠美ー!」
珠美「P殿…珠美は燃え尽きました…」
P「しっかりしろ珠美ー!」
小梅「…?」
あの子「コンイロイッポンシメジは黒みがかった青色をした無毒なキノコで夏から秋にかけてアカマツなどの茂った針葉樹林や針葉樹と広葉樹の混じった混成林の地上に発生する。毒々しい色のせいかあまり食用にはされない」
ー只今説明中
小梅「なるほど…それは、大変だったね、輝子ちゃん」
輝子「い、いや…大変なのはシメジより、エリンギのほうだから…シメジは大丈夫だ…コンイロイッポンシメジ」
小梅「エヘヘ…コンイロイッポンシメジ♪」
珠美「気に入ったんですか…?」
ガチャ
美玲「輝子が大変だと聞いたが!?」バァン
輝子「おう…び、びっくり」
美玲「ん?なんだ、元気そうじゃないか」
輝子「あ、ああ、体調不良はないぞ、ジャイアントパフボール」
珠美「ジャイアントパフボール!?」
P「ジャイアントパフボール!?」
美玲「ジャイアントパフボール!?!?!?!?!?!?!?!?」
あの子「ジャイアントパフボールはオニフスベとも呼ばれる、卵型に近いものやゴルフボールのような球型をしており、大きいものでは50cmを越える事もある大型の無毒なキノコである。内部が白い幼菌時には食用が出来、ヨーロッパではスライスしたものをバターで焼き、パンに挟んで食べることもある」
小梅「わぁ…美味しそう」
ー少女説明中
美玲「…また厄介なことに巻き込まれたな」
輝子「す、すまんな…ジャイアントパフボール」
P「あまり責めるなよジャイアントパフボール」
小梅「可愛いよ?ジャイアントパフボール」
珠美「可愛いですか?ジャイアントパフボール」
あの子「やーいジャイアントパフボールー」
美玲「うるさい!!!!」
P「すまんすまん、語感が良くてな」
珠美「なんか癖になる語感です」
美玲「タマミ!ボケに回るんじゃない戻ってこい!」
珠美「はっ」
P「しかしあれだな…段々次が楽しみになってきたな」
珠美「奇遇ですね、珠美もです」
小梅「わく…わく…」ワクワク
P「さて次の獲物は誰だろう」
美玲「獲物て」
ガチャ
卯月「こんにちは!」
P「輝子、あれ誰?」
輝子「デストロイングエンジェル」
P「デストロイングエンジェル」
珠美「デストロイングエンジェル」
美玲「デストロイングエンジェル」
あの子「デストロイングエンジェルは和名をドクツルタケといい、針葉樹林などの地上に発生する。見た目は綺麗な白色をしているが食べると嘔吐、腹痛、下痢、肝機能や腎機能の障害を引き起こし、多量摂取すると死亡する可能性が非常に高くなる猛毒を持っている」
小梅「猛毒…」ワクワク
卯月「デストロイ…え?」
ー赫々然々
卯月「なるほどー…それでデストロイングエンジェルなんですね」
P「そういう事だデストロイングエンジェル」
珠美「凄い名前ですねデストロイングエンジェル」
輝子「可愛いキノコだぞ…?」
珠美「え?」
小梅「猛毒…エヘヘ」
卯月「!??」ゾクッ
P(しかし妙にしっくり来るなデストロイングエンジェル)
ーデストロイングエンジェルは空港へと向かいました
P「さて、そろそろ奴が来る時間だぞ」
美玲「奴?…ああ、奴か」
小梅「来るね…楽しみ…エヘヘ」
珠美「誰ですか?奴って」
ガチャ
幸子「ボクが来ましたよー!」バァン
珠美「ああ」
幸子「待ちましたか?待ちましたよね!カワイイボクの事を待ってましたよねぇ!」
輝子「ああ、待ってたぞベニテングタケ」
美玲「ブフォッ」
P「べっwwwwwwwwwwww」
珠美「ちょ…苦しい…」アハハハハハハ
あの子「てらわろす」
小梅「毒…♪」
幸子「え?え?な、なんですか?ベニテングタケ?」オロオロ
ー幸子理解中
幸子「なんでボクがベニテングタケなんですかーっ!」ガオー
あの子「ベニテングタケは見た目では童話に出てくるような可愛らしい印象だが、強い毒性を持っている。カサの大きさは成長すると直径10~20cmと大型で、幼菌の時は白いイボで覆われており、成長過程で地の色である赤が出てきて、半円球型となり、そこから時間が経つにつれてじょじょにカサが開いて平らになっていく。ベニテングタケは成熟し、古くなるとカサが反り返り、最終的には表面の鮮やかな赤色は退色していく。カサには幼菌の時から備えてるイボが見られるが、雨などで流れ落ちてしまう事もあり、ベニテングタケのカサの表面には必ず全体にイボがついている訳ではない。柄の色はヒダと同じ白色で柄の上部には布のように垂れ下がったツバがある。柄は根元付近になるとやや太くなり、基部には球根状に肥大したツボの名残がある。ベニテングタケの肉は白色で味や匂いは特にない。食べるとおう吐、下痢などの消化器系の中毒症状や筋肉の痙攣、一時的な精神の錯乱などが起こるとされており、昔はその強い毒性を活かし、ハエの捕殺にも使用された」
小梅「長い…」
あの子「引用元:きのこ図鑑」
輝子「お、落ち着けベニテングタケ…な、なあエリンギ、なんとか言ってくれ」
P「…ん?ああ、俺か」
P「幸子」
幸子「なんですか」
P「しっくりくるぞ」
幸子「どういう意味ですか!」
珠美「火に油」
輝子「あわわ…ど、どうしようタマゴタケ、ジャイアントパフボール」
美玲「まぁ、ほっといて良いんじゃないか?」
珠美「珠美もそう思いますね」
美玲「ノノもそう思うだろ?」グイ
乃々「ひっ、見つかったんですけど…」
輝子「おお、居たのか…トリュフ」
乃々「勘弁して欲しいんですけど!?!?!?!?!?」
美玲「よかったなーノノ」
珠美「トリュフですか…珠美にもいつか食べられる日が来るといいなぁ」
輝子「タマゴタケなら…すぐ食べられるさ…フヒヒ」
P「そうだぞタマゴタケ、すぐだすぐ」
珠美「…そうですよね!トリュフ目指してタマg…珠美は頑張ります!」
輝子「フヒヒ…」
幸子「ボクは空気ですか?」
P「いや?ベニテングタケだぞ」
幸子「だから!」ガオー
ー東京
志希「んにゃー…終わらないよー」
ガチャ
卯月「ただいま戻りました!デストロイングエンジェルこと島村卯月です!」
ちひろ「なんて?」
ー福岡
P「…さて」
P「タマゴタケ」
珠美「はい」
P「コンイロイッポンシメジ」
小梅「はぁい…」
P「ジャイアントパフボール」
美玲「おう」
P「ベニテングタケ」
幸子「はい」
P「トリュフ」
乃々「はぃ…」
P「で、俺がエリンギ」
輝子「その通りだキクラゲ」
P「なんで俺だけ二つあるん」
輝子「え…キクラゲの事をエリンギと呼ぼうとするとエリンギになるし、キクラゲと呼ぼうとするとキクラゲになるから」
幸子「ややこしすぎる」
輝子「シメジ自身、よくわかってないんだ…ただ、出来るだけ今はエリンギの事をキクラゲとは呼ばないようにする…ベニテングタケやジャイアントパフボールみたいに呼び方が統一されてれば…わけないんだが」
美玲「あ、もしかしてあれか?ショーコはPの事を親友って呼ぶことがあるよな」
珠美「あ、なるほど」
輝子「そ、その通りだ…エリンギを呼んだ時にキクラゲになるのは、エリンギの事をキクラゲと呼んだ時だからな」
幸子「傍から聞いたら小泉論法なんですよねぇ」
あの子「このままじゃいけない。だからこそこのままではいけないと思う」
珠美「しかし、やはりこちら側だけが理解出来たところで、収録に影響は出そうですね」
P「そうだな…「親友」にも反応するとなると、守備範囲も広そうだ」
輝子「そ、それなんだが、シメジが思いついた策があるんだ」
ーとある森
シメジ「はっ、思いついた!」ピーン
ー福岡
輝子「…どうだろう?」
P「なるほど、今の無意味なカットインの間に説明された事を要約すると…」
幸子「無意味なカットイン…?」
P「収録中、一切の名詞を排除した会話をするという事だな」
輝子「フヒヒ、さすがキクラゲ、理解が早くて助かる」
P「まぁな、なんてったってエリンギだからな」
美玲「じゃあ一回練習してみるか?そんなに簡単じゃないと思うし」
P「そうだな、じゃあ本番と同じ構成で」
珠美「九州のキノコ料理を紹介する番組でしたよね」
P「ああ、実際に食レポも交えてのな」
小梅「既に…少し嫌な予感が…」
P「これは今回紹介する内容だ」ペラッ
輝子「おお…ヌメリスギタケ…」
幸子「博多特産のキノコの味噌汁ですか…美味しそうですね」
P「本番3秒前、2、1、キュー」
珠美「はい!では今回はこちら!博多特産ヌメリスギタケをふんだんに使った味噌汁をご紹介です!」
幸子「フフーン!まるでボクのように可愛らしいキノコですね!」
P(プロや)
輝子「ヌメリスギタケは、えっと、とても少なくてな…」
小梅「巷じゃ「幻のキノコ」、なんて言われてるみたいだよ…マボロシ…とても幻想的で素敵…」
輝子「あ、うん…そうだな…コンイ」
珠美「あーっ!虫が!」
輝子「むぐぐ」
美玲「と、ところでどんな味なんだ?サチコ、食べてみてくれよ!」
P(はい、たまたまあった実物)スッ
輝子「フヒッ」ピク
幸子「これは美味しそうですね!では失礼して…」ズズ
幸子「おいしい!まるでナメコのような食感が癖になりますねぇ!」
輝子「フ、フヒヒ…そうだろ?ヌメリスギタケはナメコによく似ているんだが、ナメコに比べて…えっと…なんて言うか…」ワナワナ
小梅(頑張れ…輝子ちゃん)
幸子(嫌な予感がします…フォローしなくては)
幸子「た、確かに!ナメコよりもシャキシャキしていて、面白い食感ですね!初めての感覚です!」
珠美「ヌメリがあるのにシャキシャキとは!まさにいいとこ取りですね!」
輝子「あ…あの…あ…」ドギマギ
P(ちょっとマズイか?)
輝子「あ、えっと…コンイロ…じゃなくて、ジャイアント…うぅ…タマ…ベニテ…う、うぅ…フヒ…フヒヒ…フヒヒヒヒ」ムズムズヒリヒリ
P「あ、マズイ」
輝子「ヒイィィィヤッッッハアアアアァァァァァァァ!!!!!!!!」ドガァーン
幸子「ぶほあっ!」
珠美「わわっ」
美玲「あー…」
小梅「わぁ…」
乃々「ひいぃ…」
輝子「キノコなんてぇ!関係ねぇぜえぇぇぇぇ!!ヌメリスギタケはぁ…ナメコと比べてオニフスベが高いんだァ!シメジも中々食べられないスーパーブナシメジだぜぇ!キヌガサタケにするならぁ…クロハツにはキソウメンタケとマメザヤを必ず入れろお!使うアワタケはアケボノアワタケの方が合うんだよォ!わかったかァァァ!!」
P「何一つわからんわい」
珠美「これは…」
美玲「とてもじゃないが本番は厳しいな」
輝子「ひゃはっ」
P「あ、戻った」
輝子「あ、いや…すまない。少し興奮してしまった…チチタケはないか?ベニテングタケ」
幸子「なんですか?乳?」
P「全員に刺さるからやめとけ」
珠美「P殿?どういう意味ですか」ビュンビュン
竹男「あー、ふーらーれーるー」
小梅「解説…は?」
あの子「多すぎて無理」
P「いやしかし…ほんとにどうしたものか….」プルルル
P「おっと…はいしもしも」
P「おお、やっと解毒薬出来たか。じゃあ早く持ってきてくれ」
P「え?無茶言うなって?大丈夫、今から言うようにしてみろ」
ー5分後
茄子「カコですよー」スッ
志希「??????????」
P「お、来たか」
志希「…?え?あれ?P?」
珠美「あの反応が懐かしいですね」
幸子「あれが普通ですよねぇ」
P「お、解毒薬サンキューな」スッ
志希「え?あ、うん…?」
輝子「ありがとな…サマツモドキ」
志希「え、志希ちゃんサマツモドキなの?」
小梅「解説…」
あの子「毒キノコだよ」
小梅「わぁ」ワクワク
茄子「輝子ちゃんお久しぶりですー」
輝子「お、おう…久しぶりだなナメコ」
茄子「カコですよー?」
P「もう早く飲め飲め」グイ
輝子「むぐぐっ」ゴクリ
輝子「…ご、強引だな親友。そういうのが、好きなのか?」ソワソワ
P「治るや否や誤解を煽るのやめんかい」
輝子「ん…あー、あー、私は星輝子です…おお」
珠美「よ、よかったです…これで今日の収録は大丈夫ですね!」
P「ああ…ホントに良かった。ありがとな茄子さん…ってもういねぇや」
幸子「ついさっき呆けたままの志希さんを連れて消えましたよ」
P「また誰かに呼ばれたのだろう」
美玲「ストロンガーかよ」
P「さて、じゃあそろそろ準備しないとなー。ほら、車出すから表に出ろー」
珠美「げ」
小梅「わぁ…Pさんの運転、ドキドキで大好き」ワクワク
輝子「フヒ、フヒヒ…」
ー東京
七海「たらいま戻りましたのれすー」
七海「…誰もいないれす?」
七海「お仕事でお腹空いたれすねー」ガチャ
七海「あ、冷蔵庫にお刺身…」
七海「」グウゥ
七海「このままじゃ悪くなりますし、私が調理しちゃいますねー♪」
ガチャ
志希「酷い目にあった…気づいたらほたるちゃん家にいるし…」
志希「あれ?七海ちゃん帰ってたんだ。何食べて…」
七海「あ、ノドグロさんお帰りなさいれすー」
七海「!?」
志希「…oh」
卯月「終わりです!」
未央「あ、デストロイングエンジェルおはよー」
このSSへのコメント