2022-12-14 03:14:00 更新

概要

提督(猫)と航空戦艦「日向」の日常短編。


提督「いやあるよ。無いと提督になれないし。」

日向「それもそうか。・・・で、なんて名前なんだ?」

提督「こんにゃろ、秘書艦なのに知らないのか。」

日向「知らんな。まぁさっきので何となく察しはついたが。」

提督「ほう、当ててみ?」

日向「(黒猫の)タンゴ。」

提督「違う。そもそも黒くない。(←三毛猫)」



-提督「我輩は猫である」日向「ごはんはまだ無い」-

提督「いやあるよ。これでもちゃんとした士官だし。」

日向「フォークとナイフ…キャットフードかと思ったら洋食か。猫のくせに贅沢だな。」

提督「ふふん。それに今日は丸焼き付きだよ。」

日向「そのサイズの丸焼きって一体何の・・・いや、やっぱり言わなくていい。」



-提督「我輩は猫である」日向「寝床はまだ無い」-

提督「いやあるよ。ちゃんと布団で眠れるし。」

日向「布団っていうかベッドじゃないか。猫一匹に豪勢だな。」

提督「一緒に寝る?」

日向「冬になったらな。」


-提督「我輩は猫である」日向「戦果はまだ無い」-

提督「いやあるよ。無いと提督にはなれないし。」

日向「巷では妖精さんが見えるかどうかが重要な要素らしいな。」

提督「見えてないと思う?(←部屋の隅を見つめる)」

日向「それ本当に妖精さんだろうな?」


-日向「提督は猫である」提督「出撃はまだ無い」-

日向「いやあるぞ。無いと戦果が稼げないだろう。」

提督「戦果よりも平和だよ。休もうよぅ。」

日向「提督命令なら仕方ないな。今期のサンマ漁は打ち切りに…」

提督「第一機動部隊出撃準備。之より本鎮守府は第一種漁業態勢に移行する。」


-提督「我輩は猫である」日向「サンマはもう無い」-

提督「いやあるよ。無いと強い瑞雲貰えないし。」

日向「戦力増強は最優先事項だと思うが…一尾くらい余っていないのか?」

提督「ごちそうさまでした。」

赤城「………」

この日、物凄い勢いで猫(提督)吸いしている赤城とそれを宥める日向が目撃されました。


-提督「我輩は猫である」日向「サンマはもう無い(その2)」-

提督「いやあるよ。ほら、強い瑞雲貰えたよ。」

日向「それは重畳…ところで提督。」

提督「何?瑞雲の配置は検討中だよ?」

日向「サンマの漁獲はどのくらいだった?」

提督「確かxx匹だね、」

日向「瑞雲への改修にはどのくらいかかった?」

提督「zz匹だよ。ちゃんと覚えているとか優秀でしょ?」

鳳翔「そんな優秀な提督にお伺いします。…余ったサンマ、どうされました?」

提督「くすねて食べました。許してえ。」」

-猫殺し(ほっぺむにゅむにゅ)で許してもらえました。ー


-エピローグ-

-提督「我輩は猫である」日向「指輪はまだ無い」-

提督「いやあるよ。猫でも愛は覚えるし。」

日向「指輪というよりはドッグタグ…いや、猫から貰ったならキャットタグか?」

提督「こんにゃろ、指輪返せにゃ。」

日向「断る。キャットタグでも指輪は指輪だ。それに…」


種族を超えた愛というのも面白かろう?


提督「にゃー。」

日向「急に猫…いや、普通の猫のふりをするな。」

提督「愛、おぼえていますか?」

日向「現在進行形でおぼえているぞ。」

提督「…にゃー。」

日向「照れるくらいなら言うんじゃない。」


後書き

初投稿ですね。


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H.Curbler54さんから
2022-12-20 21:48:58

Feb_102さんから
2022-12-14 14:59:48

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2022-12-14 14:59:49

このSSへのコメント

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1: Feb_102 2022-12-14 15:06:31 ID: S:H36kUw

三毛猫ってことはメスかな?


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