姉妹百合(仮称)
私は姉のことが好きだ。それもう、この日記に書き起こすことがはばかられるぐらいのことをしたいぐらいには好きだ。おねえのことはこの地球上の誰より好きな自信があるしおねえ自身よりも理解してる自負がある。そんな私は今日もおねえとの愛を育む。
登場人物
ー主人公sー
星宮釉愛(ほしみや ゆあ)
14歳、中学二年生。双子の姉で妹の心釉が大好き(家族愛的な意味で)。性癖を狂わせて人生を狂わされたほう。
星宮心釉(ほしみやみゆう)
14歳、中学二年生。双子の妹で姉の釉愛が大好き(恋愛的な意味で)。性癖を狂わされて人生を狂わしたほう。
ーサブー
母
色々察してる。心釉がゆがみだした頃からもともとやってたパートの時間を増やして姉妹の時間を作っている。
父
何もわかってなかったのを妻に教えられすべてを知る。通訳をやっている影響であんまり家に帰ってこれない。
不知火暁乃(しらぬいあきの)
15歳。中学3年生。色々と察しが良かったり不思議な経験がある子。常識人枠。きっとそのうちこの子が主人公の話を書く。
不知火紗霧(しらぬいさぎり)
13歳。中学2年生。暁乃ちゃんの妹で転校生。釉愛のクラス。不思議ちゃん枠。
見慣れた天井。いつもの時間。今日も朝が来た。さて、私、星宮心釉の一日は姉の寝顔を見るところから始まる。もう中2になるのに小学生、なんなら幼稚園から変わらないかわいい姉の寝顔。いつもと変わらない寝顔を見て私は本格的に起きる。おねぇが起きてくるまでに朝食の準備を済ませなくっちゃ。
[chapter1:side姉 朝 ]
「おねぇー、朝だよ〜」
「zzz」
「おねぇ~、おーきーてー」
「、、、ぅん〜」
「おねぇ!」
「ぅんぅ?」パチ
「おはよ。朝ご飯できてるよ」
「んぅー」ウトウト
まだねむいよぅ
「ほーら、遅れるよ!」ガバ
「ひぅ〜おふとんかえして〜」
「だーめ、せっかく朝ご飯作ったのに食べないの?」
「、、、たべう」
「じゃあ降りよ」
「、、、うん」
ふぁーあ、うーん。うん。
「おはよ、みーちゃん」
「おはよ、おねぇ。」
「それじゃ、いただきまーす」
「いただきます」
「「mgmg」」
「今日は英語のテストがあるね」
「!?ってゴホゴホ」
テスト!?わ、なんにもやってなかったかも、、、!やばい、成績はいるやつだっけ、、、
「大丈夫?おちついて?」サスサス
「、、うん、ありがと、大丈夫」
テストはダメだけどね、、、
「、、で、その反応ってことはテストは大丈夫じゃないの?」
「うぐ」
昨日寝る前にみーちゃんとやればよかったなぁ、、
「ちゃんとやんないとだめだよって言ったじゃん」
「けど昨日眠かったもん、、、」
「そっかぁ」
「うん、、」
「じゃあ行くまでにちょっとやろっか」
「、、うん」
早くご飯食べて支度しないと
ー数分後ー
「ここでのこの単語はこういう意味」
「え、けどさっき違う意味で出てきたじゃん?」
「そう、だからここが難しいの」
自分のことながら、できた妹を持ったなと思う。私よりも頭も良くって、運動神経もいい。おまけにめっちゃ可愛いから絶対彼氏とか作ろうと思ったら作れるだろうに、なかなか姉離れできない娘ね、、。もうちょっと男の子に優しくしてもいいのに。
「、、、おねぇ、話聞いてる?」
「んぅ?こことここの意味が違うって話でしょ?」
「、、ちょっときいてなかったね?」
「え、そんなことないと思うもん」
「だってあたし今解説してたのここだよ?」
「、、、ホントだ、、」
「聞いてなかったね」
「、、、だってみーちゃんが可愛いから」
「そんなことでごまかしてもだーめ」
「だってー」
「だってーじゃないの、もう一回教えてあげるからちゃんと聞いててね?」
「ありがとー、みーちゃん大好きー」
「もう、ほんとに調子いいんだから」
ー数分後ー
「大体わかった?」
「うん、とりあえずなんとかはなるかな」
「そう?良かった。あたしそろそろ準備するから、さき着替えておりとくね」
「はーい、毎朝ありがとうねぇ」
毎朝ほんとにありがたいわぁ、、。
「、ううん、いいの。おねぇもちゃんと準備するんだよ」
「は〜い」
うーん、まだ時間あるしもうちょっとお勉強してから準備しよ〜
〜十分後〜
「お姉ちゃんおりてきてー、いくよー!」
「えっ」
やば、めっちゃ集中してて全然時間見てなかった。行く準備した記憶ないけど遅刻は良くないからとりあえずいまだしてたものだけカバンに入れていかなきゃ。
「は〜い、今行きまーす」
「んじゃいこっか」
「行きましょ〜」
[chapter1:side妹 朝 ]
行く用意をすると良い姉の部屋のドアを締めてから私は一息つく。朝からおねぇにかわいいって言われて動揺してる心を落ち着けてそそくさと階段を降りる。学校から帰ってきてから片付けるのは面倒だし汚れも落ちにくくなるから先に朝ご飯の片付けをしておく。自分にそんな言い訳をしながらお姉ちゃんが使っていたスプーンを舐めたかっただけという本心が見え隠れする朝のルーティンをすます。朝ご飯というまだ歯を磨く前の一晩お姉ちゃんの口の中で熟成された唾液が、ヨーグルトを食べるので使ったスプーンを介して自分の唾液と混ざる。甘い。ヨーグルト自体はそこまで甘くないはずなのになぜかめちゃくちゃ甘い。毎度のことながら、いつも疑問に思うほど甘い。これがお姉ちゃんの口の中なのかぁ、とひとしきり堪能したところで流石に片付けを始める。何時間でも堪能していたいが普通にやりすぎると鉄の味ないし自分の味になるって不味くなるからこれぐらいがちょうどいい。お姉ちゃんにばれるわけにもいかないのでさっさと洗い物を済ませて着替える。あらかじめ昨日のうちにカバンの準備を再度確認してあとはさっき姉に教えていたところを復習しつつ朝の情報番組を見ながら時間を潰す。
〜数分後〜
そろそろ2階で準備している姉に声をかけて学校にいかなくてはならない。階段の一階から姉の部屋に向かって「お姉ちゃんおりてきてー、いくよー!」と呼びかけると「えっ」という声が聞こえた気がした。まぁおおよそ多分まだ勉強していたであろう姉が今から急いで準備するのでバタバタしてるのを聞きながら体操服をカバンに追加で入れる。姉とは同じ中学に通っているがクラスが違うので時間割が違い、確か今日は姉のクラスは体育があったはずだ。自分のクラスはないがこの感じで行くとおそらくお姉ちゃんは忘れているであろうからその保険で一応持っていく。数分して姉が「は〜い、今行きまーす」という声とともに降りてきた。玄関であらかじめ靴を履いている私は「んじゃいこっか」と声をかけ、姉ものんびりした様子で靴を履きながら「行きましょ〜」と返す。
[chapter2:side姉 学校 ]
釉愛「それでねー、紗霧ちゃん普段はおてんばさんなんだけどほんとにすごいスポーツできてすごかったの!」
心釉「へぇー、あの子そんなにスポーツできるんだ、ちょっと意外かも」
釉愛「あの子ならみーちゃんともいい勝負になるんじゃないかな?」
心釉「お姉ちゃんがそこまで言うの珍しいね、そこまで言われるとスポ大楽しみかも」
釉愛「うわー、そこの勝負みたいけどそしたら私もみーちゃんと違うチームになっちゃう、、、」
心釉「あ、あれ暁乃先輩と紗霧ちゃんじゃない?」
釉愛「あ、ほんとだー、紗霧ちゃーん、暁乃せんぱーい」
まだ書き途中です。オチとかはないので安心してください()
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