進撃の巨人×東京03コント6「部屋にいた友人」

〜ライナー宅〜

ガチャッ

ライナー、エレン入室

ライナー「狭いけど、まぁあがってくれよ」

エレン「おう」

ライナー「ゆっくりしてってくれ」

スタスタ・・・

部屋にはベルトルト

ライナー「うぉっ！」ビクゥッ‼︎

ベルトルト「よっ」

ライナー「・・・え？何してんの？」

ベルトルト「何が？」

ライナー「いや人ん家勝手にあがって何してんの？つーかどーやって入った？」汗

ベルトルト「別に」

ライナー「いや別にじゃねぇだろ⁉︎」

エレン「え、知り合い？」

ライナー「おぉ、大学からの友達なんだけど・・・」

ベルトルト「ベルトルトです」

エレン「あ、エレンですえっと、ライナーの会社の同僚です」

ベルトルト「あぁ、どうも」

ライナー「いや今いいんだよそんな事、何してんの？」

ベルトルト「まぁね」

ライナー「まぁなじゃねぇだろお前⁉︎え、鍵閉まってたよな⁉︎どうやって入ったんだよ⁉︎」

ベルトルト「まぁ、入れたけどね」

ライナー「えぇ・・・⁉︎」

エレン「いやライナー、ちょっとちょっと」チョイチョイ

エレライ「」スタスタ・・・

エレン「いや俺、今全く状況が飲み込めないんだけど、え？一緒に住んでるわけじゃ・・・」

ヒソヒソ

ライナー「いや、住んでねぇよ」ヒソヒソ

エレン「え、じゃあなんで居んの？」ヒソヒソ

ライナー「いや知らねえよぉ、別に何の約束もしてないし、勝手に家に入り込まれてた！」

ヒソヒソ

エレン「・・・何それ超怖ぇじゃん⁉︎」ヒソヒソ

ライナー「超怖ぇよ！」ヒソヒソ

ベルトルト「んじゃ僕帰るね」

ライナー「いやいやいや、え？帰んの⁉︎」

ベルトルト「帰るよ」

ライナー「おま・・・あ、無い‼︎」

ベルトルト「何が？」

ライナー「そこの棚の上にあった有名アイドルＫＴＫ（駆逐）４８のセンターのクリスタの限定フィギュアがない、金髪が特徴で、50万くらいするやつなんだけど、お前知らない？」

ベルトルト「知らない」

ライナー「本当に？」

ベルトルト「うん、じゃあ帰るね」

エレン「いやいや‼︎ちょ、ちょっと」チョイチョイチョイ！

スタスタ・・・

エレン「いや俺まずそのアイドルよく分かんねぇよ？分かんねぇんだけど、これだけは言える」ヒソヒソ

ライナー「何だよ？」ヒソヒソ

エレン「・・・盗ってるよ？」ヒソヒソ

ライナー「いやいや、疑えっていうのか⁉︎一応友達だぞ⁉︎」ヒソヒソ

エレン「俺だってやだよ‼︎でもそこの棚の上にあったんだろ、そのブリスタは⁉︎」ヒソヒソ

ライナー「クリスタだよ‼︎覚えろ‼︎いや、うん確かにあったんだよ‼︎それは確かだ‼︎」ヒソヒソ

エレン「じゃあ調べた方いいよ」ヒソヒソ

ライナー「・・・わかった」

スタスタ・・・

ライナー「なぁ、ベルトルト」

ベルトルト「何だい？」

ライナー「そのカバン、ちょっと見せてもらってもいいか？」

ベルトルト「どうして？」

ライナー「いや変な意味じゃないぞ？変な意味じゃないんだけど、ちょっと一回見せてくれないかなぁと・・・」

ベルトルト「いいよ」

ライナー「あ、いいのか⁉︎良かった〜、悪いな」

ベルトルト「はい」

カバンの中を見せる

ライナー「ふぅ、ありがとうな」

エレン「」ホッ・・・

スタスタ・・・

ライナー「入ってたよ」汗

エレン「えぇぇぇぇぇぇ⁉︎えぇ⁉︎もう無理もう無理もう無理‼︎やだやだやだやだやだ‼︎巻き込まれたくない巻き込まれたくない‼︎」

ライナー「いやお前そんな事言うなよぉ」

エレン「だって泥棒じゃん⁉︎俺初めて見たよ生の泥棒⁉︎」

ライナー「なんかアイツ普通にカバンの中見せてきたぞ⁉︎」

エレン「どういうつもりなんだよぉ？」

ライナー「えぇ、返してくれっかなぁ⁉︎」

エレン「知らねえよぉ、震えが止まらないよぉ・・・」ガタガタッ・・・

ライナー「ちょっと行ってくるわ」

エレン「うん、気をつけてぇ？」ガタガタッ・・・

スタスタ・・・

ライナー「あの」

ベルトルト「おう」

ライナー「お、おう、あのさ、そのカバンの中にあったフィギュアもう一回見せてくんないかな？あのあそこにあったヤツなんじゃないかなぁって思うんだよね」

ベルトルト「これ？」スッ

ライナー「あぁ、やっぱりそうだ！その棚の上にあったヤツだ」

ベルトルト「そうなんだ、はい」グイッ

フィギュアを返す

ライナー「ウオォッ⁉︎」ビクゥッ‼︎

ベルトルト「じゃあ、帰るね」

ライナー「あぁ・・・」

スタスタ・・・

バタン

エレン「えぇ、いいの⁉︎お前いいの⁉︎」汗

ライナー「いやだってしょうがないだろう⁉︎」

エレン「けどお前他にも盗られてるかもしれないじゃん⁉︎」汗

ライナー「そんな事言うなよお前ぇ⁉︎」

ガチャッ

エレライ「「⁉︎」」

ベルトルト「」スタスタ・・・

エレライ「・・・」

奥へ進む

エレン「え・・・⁉︎あっち何⁉︎」汗

ライナー「ベランダ・・・！」

スタスタ・・・

ベルトルト「」靴を持っている

エレライ「・・・」

ベルトルト「おやすみ」

スタス・・・

エレン「わぁぁぁぁぁ‼︎」ベルトルトガシィッ‼︎

ライナー「エレェェン⁉︎」

エレン「ライナーカバン‼︎早く‼︎」

ライナー「あ、あぁ‼︎」カバンをとる

エレン「早くしてくれ、怖ぇよ‼︎早く‼︎」

ライナー「すぅげぇぇ入ってるよぉぉぉ‼︎何だコイツぅぅぅぅ⁉︎あっ通帳入ってた、通帳ぉぉぉぉ‼︎」

エレン「どうする⁉︎警察呼ぶか⁉︎」

ライナー「警察ぅ⁉︎でも友達だからなぁ・・・⁉︎」

ベルトルト「・・・」

エレン「じゃあ早くどうにかしてくれよ‼︎殺されるぅぅぅぅ‼︎」

ライナー「エレン！一旦離せぇ‼︎俺が話し合ってみるから離せぇ‼︎」

エレン「いいのか⁉︎」

ライナー「あぁ、離せぇ‼︎」

エレン「うぅ・・・わぁ‼︎」離す

エレン「ぶう、ううええええええ‼︎」

ライナー「エレェェン‼︎」バッ

ベルトルト「大騒ぎだったね〜」

ライナー「お前の所為だろうが⁉︎え、なんなのお前⁉︎泥棒なの⁉︎」

ベルトルト「まぁ、泥棒だねぇ」

ライナー「だよな⁉︎そうだよな⁉︎え、なんでこんな事するの⁉︎」

ベルトルト「お金無くてさ」

ライナー「いやだからってお前・・・なんで友達の家来ちゃうんだよ？」

ベルトルト「知らない人の家怖いじゃん」

ライナー「・・・おぉ、そうか」

ベルトルト「じゃあ、おやすみ」

ライナー「あぁ・・・」

スタスタ・・・

バタン

エレライ「・・・」

エレン「・・・え、お前納得したの？」

ライナー「いやしてねぇよ」

エレン「通報は？」

ライナー「する」

ー完ー