秋の夜長に
リクエストしていただいた作品となります
秋の夜長にお月見しませんか?
提督「ふぅ、今日の分は終わりっと・・・疲れたなぁ・・・」
隼鷹「提督、終わった?」
提督「おう、今終わったところ」
隼鷹「そっか、そういえばこれから予定ある?」
提督「ん?いや、特にないが」
隼鷹「やった」[ボソッ]
提督「ん?どうかしたか?」
隼鷹「い、いやっ、なんでもないなんでもない」
提督「そうか、ところでどこか行くのか?」
隼鷹「そ、そうだった。提督、いっぱいやらないかい?」
提督「良いねぇ、仕事終わりに美女と月見酒か、こりゃ酒が進みそうだ」
隼鷹「そう言ってもらえると誘いがいもあるね」
提督「さて、んじゃ、行くか」
隼鷹「そうだね」
ー鎮守府近くの浜辺ー
隼鷹「ここがいいかなって」
提督「おお、ここか」
隼鷹「あれ、知ってたの?」
提督「まぁなー、昔サボる時にここによく来てたんでな」
隼鷹「そっかぁ、それじゃ新鮮味はない感じかなぁ」
提督「ま、サボってた時には一人だったし、酒も一人じゃあんまうまくないからな・・・新鮮だよ」
隼鷹「そ、そうかい?ならいいんだけどさ」
提督「ま、そんなことより飲もうぜ、もう飲みたくて飲みたくて・・・」
隼鷹「提督、楽しみなのはわかったけどさ、私と酒、どっちがいいのさ」
提督「・・・当たり前なことだが隼鷹が一番だぜ!」
隼鷹「本当かなぁ」
提督「そんなことより飲もうぜ、ほれほれ」
隼鷹「むぅ、ま、良いよ、飲もう」
提督「月を見ながら、誰かと一緒に飲める酒はいいもんだな」
隼鷹「確かに、大好きな相手と飲めるのは良いよね」
提督「ああ、この時間の積み重ねが大事だよな・・・」
隼鷹「ねぇ、提督」
提督「んー」
隼鷹「今日の月見酒はどうだった?」
提督「楽しかったよ、それにー」
隼鷹「それに、なにさ」
提督「・・・いや、なんでもね」
隼鷹「えー、なにさ、教えてくれたっていいじゃーん」
提督「やだよー」
(だって、なぁ・・・月の光で輝いてる君に見とれてた、なんてことはずかしくて言えるわけないよな・・・)
隼鷹「ふーん、それじゃあ私も秘密を教えてあげるからさー」
提督「い、いや・・・それとこれとは・・・」
隼鷹「じゃあ聞きたくないの?」
提督「・・・わかった、言うよ」
隼鷹「それじゃあ、教えて?」
提督「その・・・月に照らされた、隼鷹がすごく素敵だったからさ・・・つい見とれてたんだよ・・・」
隼鷹「そ、そういってもらえると誘って良かったとおもえるよ」
提督「それでさ、隼鷹の秘密ってのはなんだ?」
隼鷹「え、と・・・今度でも良い?」
提督「いいと思うか?」
隼鷹「ダメだよねぇ・・・」
提督「俺だけ恥ずかしいのは不公平じゃないか」
隼鷹「むぅ、それじゃちょっと来てよ」
提督「おう」
隼鷹「私も、提督のことが大好きだよ」
提督「隼鷹・・・」
隼鷹「ま、そういうことだからこれからもよろしく頼むよ?」
提督「・・・おう、任せろ」
ー艦ー
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はリクエストしていただいた、隼鷹さんが主役のお話を書かせていただきました
リクエスト等がございましたらコメントしていただきますと嬉しいです。
それでは、また別の作品でお会いできることを楽しみにしております
書いてくれてありがとうございます!
どういたしまして、またリクエストがございましたら宜しくお願いします!