人間?人外?正解はCMの後で
・書き方や投稿の仕方が間違っているかもしれません。
・公開した状態で物語を更新するたびに「新作SS」に上がっているかもしれません。悪意や閲覧数を稼ぐためでは決してありませんので悪しからず。
・誤字脱字は大目にみてやって下さると助かります。校正はしているつもりです。
・他にも注意事項はありますが、言っているときりが無いので、寛大な心で閲覧して下さい。
・実は性的描写があります。
・短編です。
・それではどうぞ。
・・・。
・・。
・。
高校終わりの放課後。
今日も眠そうな表情の友が教室にやってくる。
こいつと知り合って、かれこれ十年以上。
小学校でも、中学校でも、ましてや高校でもほとんど代わり映えのない日常を繰り返してきた。
親友と言えば聞こえは良いが、親友と呼ぶのはお互い抵抗があるだろう。
だから腐れ縁とでも言っておこうか。
それとも悪友とでも言っておこうか。
切っても切れない鎖縁。
ゆるやかで代わり映えのない日常。
これからもずっと続くと思ってたんだけれど・・・。
・・・。
・・。
・。
男「友さー。もんむすって知ってるか?」
友人に唐突な問い掛けをしながらも、男の目はテレビ画面から外されない。喋りながらも動かされるゲームのコントローラーは、男がさほど真剣にゲームに集中していない意味を持つ。
友「は?てんむす?」
男「そりゃ名古屋名物だ」
一方の問われた友も友で、この男にしてこの友である。まるで部屋主のようにベットに寝転がったまま漫画を読んでいた。
青春の一ページとはかけ離れている野郎二人の悲しい空間。
何かが変わるとしたら、自堕落な二人の居場所が男の部屋か友の部屋の違いぐらいだろう。
友「美味いの?」
男「食い物じゃねぇよ」
息を吐くようなボケと息を吸うようなツッコミは長年連れ添った友人同士だからこその技とも言える。
しかし二人は相変わらずゲームと漫画に視線を送っており、会話にすら集中していないようだ。
友「もんむす・・・?なんだそりゃ」
男「吸血鬼の女の子とか、ケンタウロスの女の子とか」
友「正気かよ・・・。おばさん悲しむぞ」
当然と言えば当然の反応と共に漫画が閉じられる。ベットから降りた友は大して関心なさげにテーブルへと移動し、携帯を操作し始めた。
男「親を出すのはやめろ・・・。そこそこ流行ってるんだってマジで。お前が好きなあのゲームのサキュバスいるじゃん?アレだってジャンルはもんむすよ?」
友「・・・あー。モンスター娘の略なのな。うぇ蜘蛛とかいるじゃん」
男「最近それにハマってるわけよ。ネットの簡易小説みたいなのも読んでいてさ」
友「まじかよ・・・。三次元で全くもてないからってついに二次元か?ペロペロ〜みたいな?」
男「やらねぇよ死ね」
友「おばさんに何て説明すりゃいいんだ・・・。二人とも温泉旅行だろう?帰ってきた二人に心労かけさせたくないんだけど――」
男「だから親には言うな。ぶっとばすぞ」
友「アブノーマルな自覚はあるのな」
男がコントローラーのスタートボタンを押すとゲームは一度停止させられる。
ゲームに飽きたらしい男がコントローラーを置き、テーブルに置かれた飲み物を口に含んだ。ここでようやく合わされる男達の目。ちなみに野郎同士の目が合ったのは二人が男家に帰宅してから初めての出来事である。
男「エロもあんだぜ」
友「ほう・・・」
男「例えばサキュバスはー・・・言わなくても分かるか。スライムなんてオナホみたいな感じするじゃん?」
友「オナホ?お前の机の四段目のアレか」
男「いつ調べたんだよ死ね」
友が情報を貰いながら携帯に打ち込んで行く。ネットで画像を調べているらしい友は、ある程度画面と睨み合いをし「ほうほう」と納得したようだ。
友「新ジャンルだな。抜けるのか?」
男「俺はいけた。モンスターの種類によっての特集プレイが魅力的らしい」
友「・・・ハーピーとかいるけど特殊プレイあるのか?」
男「ハーピーは・・・ハーピーって何だろうな?蜘蛛ならガチガチに拘束されて搾精されるとか」
友「くだらねぇ・・・。が、男のオススメは?」
くだらねぇと言いつつも食いついてくるのは分かっていた。なぜなら付き合いが長いから。
ちょろい奴め。
しかし、あえてオススメを教えてやらない。だってモンスター娘の魅力は、元のモンスターを調べて自分で探すものだから。
男「そいつぁ自分で見つけな!」
友「趣味じゃねーから遠慮しとくわ」
男「あれ!?」
友「あん?」
男「お、お前なら絶対に食いつくと思ったのに・・・」
友「だってお前・・・人間が魔物に――」
男「もんむす」
友「・・・魔――」
男「もんむす」
友「・・・。常識的に考えて、人間がモンスターに欲情するとか引くわ」
つまらなそうに携帯画面を閉じた友がコップの水を一口飲んでベットに戻ろうとする。
すると散々な言われ方をしていた男はさして意味のない含み笑いを浮かべた。ちなみにこの笑みの中には「ごもっともですよね」の意味が含まれている。
男「食わず嫌いか?男の名が廃るぜ」
友「んなこと言ってるから童貞なんだよ」
男「おめーも童貞だろうが!」
友「いんや?」
男「は・・・?」
しれっと聞かされた友の真実。
つるむようになってもう十年以上が経っているが、今日程の衝撃を受けたことはない。
そんなハズがないだろう?お前に彼女がいた話なんて聞いたことがないぞ!
心の中で悲鳴にも似た叫び声を放つ男だが、友の態度に嘘は感じられない。
男「ふ・・・風俗に・・・行ったんだよな?」
友「従姉妹と・・・な」
こんなに誰かを憎んだのは生まれて初めてだった。
従姉妹と筆下ろし?バカも休み休み言え。
俺は何と言った?もんむす?もんむすと言ったんだ!なのに貴様は従姉妹で筆下ろし完了?
もはや万死に値する。
男「仲良しごっこはここまでだ!地獄に落ちろ!」
友「やっかむなよ童貞」
男「貴様を殺す!」
友「はっはっは!先週冬休みの話さ!刺激が強いと思って童貞に教えなかっただけありがたいと思えよ!」
完全に勝者と敗者は決まってしまった。
俺とこいつはいつまでも友達なんじゃないかと、そう思った日も少なからずあった。
気の合う奴だ。
面倒臭がりに見えて宿題を写させてくれたりもするし、金がない時に奢ってくれたりもする面倒見のいい奴だ。
しかし全ては幻想だったらしい。
まさかこんな形で裏切られるなんて――。
男「死ねよマジで・・・何がモンスター娘だ・・・」
友「そう不貞腐れんなって。な?」
男「お前に俺の気持ちの何が分かる・・・エロ本みたいな真似しやがって」
友「最高だったぜ年上のお姉さん」
男「お前の晩飯は死んでも出さねぇ。飢えて死ね」
友「まぁまぁ、聞いてやるから許せよ。な?そんでモンスター娘がどうした?」
完全に見下されていた。
奴はそんなつもりが無いとしても、態度は間違いなく精神的優位に立っている。
こんなに惨めな思いは御免こうむる。
男「もう寝る」
友「悪かったって〜。もんむすの話を教えろよ〜」
鬱陶しいくらいしつこい友が、にやけた瞳を見せてくれる。
男「お前が死んだら、墓石に魅力を彫り込んでおいてやるよ」
友「先祖にまで迷惑かけんなって。んでよ?」
湧き上がるのは悲しい気持ちと惨めな気持ち。加えて小さじ一杯程度の怒り。
冗談めいたやりとりこそしてはいるが、少し頭に来るのは本音だ。
男「仕方ない・・・そこまで聞きたいなら教えてやろう」
友「おーおー。もしかしたらもんむす信者が増えるかもだぜ?正直に答えろよ」
男「任せておけ」
友「ほんで最初は?」
男「まず神秘的だろ。謎深き存在で、実は知り合いが・・・なんてパターンもあるらしい」
あれ?こいつ胸板大きくなったか?
友「知り合いが魔物って・・・。本性を隠せるとかか?」
男「もんむすの魅力のもう一つに魔法があるわけだ。ファンタジー物にせよ現代物にせよ、彼女らは姿を人間に変えて獲物に近付いたりするわけよ。ばれたら記憶を消したりもできるとか」
男と友の目は合ったまま。
なのに友は見ている内に、見る見る髪が伸びて行く。
短髪だった髪は肩まで掛かり、立っていた髪は瞬く間に寝かされる。
まるで動画を早送りをするかのよう。
髪の成長が終わる頃には前髪で目が少し隠れ、横と後ろ髪が肩に掛かるほどのセミロングになった友人がいた。
友「ほーん・・・魔法ねぇ」
男「俺もそこまで詳しくはないんだがサキュバスならエロくなる魔法とか、メデューサなら石に変えられる魔法とかがあるらしい。他にも体液なんかも使われて一晩中搾取されるとか」
印象と呼ばれるものは髪型だけでも大きく変わるが、もはや眼前にいるのは友に類似した喋り方をしている「誰か」でしかない。
声のトーンはテノールからアルトに変わり、質は男から女の物に変化している。
長いまつ毛と、通った鼻筋。そして二重の瞼。
瞳の色は淡い茶色。
友「男ってM男だっけ?」
男「いや・・・Mではないけど、自分より強いもんむすに蹂躙されるのはアリ」
友「逐一発言がキモいな」
刹那、舌なめずりをしだす誰か。
誰かではない。友だ。
友のはずの者が機嫌よさそうにニイと笑えば、口内からはまるで吸血鬼のような牙が顔を覗かせる。
友「それで?」
男「それ・・・で・・・」
友「さっき正直に話せって言ったよね?」
男「あ、あぁ・・・。わりぃ――」
友「それで?」
男「男を誘惑する術に長けているらしい・・・」
友「魔物の女の子ってエロいんだ」
四つん這いで這い寄った友が男の隣りに並びクスクスと笑いだす。
艶めかしさと不敵さの混じった笑み。
動けずにいる男の手の平を自分の胸に乗せさせる友。
大きくはないにせよ、存在しているのは異性を確信させる双丘だった。インナーとワイシャツ、たった二枚の布ごしの柔らかな感触を貰い、男が動けないながらも顔を赤くさせてしまう。
友「童貞には刺激が強いかな?」
男「るせぇ・・・」
言いたい言葉は次々浮かぶのに、言葉は口から放たれる前に脳内で掻き消されてしまう。
そもそも現実なのか。
さては夢なのか。
友「んっ――!ねぇ痛いよ男・・・あまり強く揉まないで・・・?」
男「ご、ごめん!」
咄嗟に手を離そうとはするけれど、やっぱり体は動かない。
戸惑う男を嬉々として見ていた友が、握らせていた手に自身の手を乗せる。
男の指に伝えられる柔らかな感触と共に、友の口からは歓声の混じった吐息がこぼれた。
友「なんてね・・・ごめんだってふふふ。私を女の子として見てくれているんだ?嬉しいな・・・」
耳元で甘ったるく囁かれた声は、やはり友の声とは違う異性の声。
なのに喋り方は友と同じで、いつものように、からかうように――。
友「他には?後はもんむすのどんな所が好きなの?」
問われながらも友の指が男の下腹部に伸ばされた。
声に酔わされた男のモノは遠目に分かるほど強く自己主張をしており、そんなモノを愛おしそうに友が撫でてしまう。
男「ぐ・・・!」
友「教えて?」
男「・・・」
友「答えなさい男」
詰問にも似た強めの問い掛け。
しかし与えられる快楽は度を超え始め、男は耳の中に舌を入れられる。
挿入された長い舌がグチグチと水音を鳴らしながら男の耳のを蹂躙して行った。まるで鼓膜を舐めようとしているように荒々しく、それでいて痛めつけないように優しく。
男「答え、たくない――」
友「おー・・・まだ抵抗しちゃうんだ。どうして答えたくないの?私が怖いから?」
男「ち、違う・・・恥ずかしいだけだ」
もはや友との会話に駆け引きは成立しない。
懸命に隠そうとしても次々と放たれてしまう本音。我ながら何をやっているんだと苛立つぐらいなのに、どうしても友の命令通りに喋らされてしまう。
友「恥ずかしい・・・?怖くはないの?」
男「死ぬほど、恥ずかしい」
友「ふふふ。ほんとに物好きなんだ男は・・・変態」
途端に違和感を感じて男は視線を動かす。
答えはすぐに見つかった。
友の下半身・・・具体的には腰から下が、明らかに人とは違う異形のナニかに変えられている。
友「食べたくなるほど可愛いね」
男の耳から抜かれた舌がスライドさせられそのまま頬を舐め上げる。
同時に男の膨らみを撫でていた手は素早さを増し、感じたことのない快楽に取り付かれた男の息が漏れた。
男「やめ、で、出るから。頼むからやめ・・・頼む・・・!」
友「どうしようかな〜?男が素直に答えてくれれば考えるけれど・・・」
男「言う。言うから、言うから止めろ」
友「仕方ない・・・武士の情けだ止めてやろう」
怒張した膨らみから離される友の指は、信じられないほど細くて、長くて。
男の指とは違う白魚のような女の子の指。
心なしか爪も長いように見れる。
危うく暴発させられかけたモノを解放してもらったのも束の間、友は正面から男を抱き締めた。
友「次答えなかったらお漏らしさせちゃうよ」
男「も、もんむすは性欲が強いらしい。だから一度捕まったらひたすらエロい事をしてもらえるらしくて――」
友「へぇ・・・。ラミアなんかも?」
まるで悪戯をする子供のような友の表情。
気づけば男の腰に巻き付けられたのは鱗が生えた太い何か。
もはや答えは友が言ってくれている。
男の体を一周、二週と締め上げた友は心底楽しそうに笑っていた。
男「ら、ラミアはな・・・凶暴で、嫉妬深くて、嬲った相手を殺して食ったり――」
素直に言いかけている途中、露骨に不機嫌になった友が男を締め上げる。
伸ばされた手が男の頬をつねって引っ張った。
友「男の知識には偏りがあるんじゃないの?蛇イコール凶暴とか安直すぎない?おかしいよね?」
男「い、いや・・・でもラミアは大概凶暴らしくて・・・」
友「ふーん・・・。あっそ!」
大して興味なさげでいても不服そうな友の下半身はギリギリと男を締め上げた。
骨がきしんで悲鳴をあげる最中、男は腹を圧迫されすぎて呼吸が乱れさせられてしまう。
男「ぐふ!?」
軽く男を痛めつけた友だが、すぐに男から下半身を解放してやった。
そっぽを向いた友は蛇の尾をくねらせてテーブルの反対側へと向かってしまう。
全貌は明らかにされたが、座っているのは友の面影もない女の子。性別はおろか人間とも呼べない下半身が蛇の魔物。
友「こっちを見ろ男」
怒った様子の友に促されて瞳を重ねれば、パチンと鳴らされた指と同時に体が動くようになる。
微睡みにいたような感覚も無くなり脳内もクリアにさせられた。
男「あ・・・え・・・?」
自由にされた思考と体。
改めて向かいに座っている友を目にするが、やっぱり彼女は女の子で下半身は蛇のそれ。
友「どうだった男?魔物なんかロクなものじゃないでしょう?」
男「ど、どう・・・なんだろうな」
友「特にさぁーラミアは凶暴で!嫉妬深くて!人殺しらしいし!ね!」
男「お、俺が決めた設定じゃないんだから仕方ないだろ・・・。もんむすの設定だと、そんな感じのが多いってだけで――」
友「失礼だよね勝手なイメージ植え付けてさ!人間は全員乱暴者とか言われても構わないわけ?」
男「だから俺に言われてもな・・・」
友「なら男はどう思っているのさ。色々読んだり調べたりしたんでしょう?」
ジト目で睨む友は相変わらずの不機嫌で、男はつい「気難しい性格をしてそう」と言いそうになる。とは言え男も空気の読めない子供ではない。
じゃあ空気を読んだ大人がどうするか?と考える中、思い出したように友が喋り出す。
友「あ・・・でも嫉妬深いのは正解かも」
それこそ友人がラミアだった話よりも信じられない話だ。友が嫉妬深いなんて初めて聞かされたし、到底嫉妬するような性格だとも思えない。
男「お前嫉妬なんてすんの?」
友「するよ。だからこうやって男を独占して来たんじゃない。近付こうとしている女の子にはご退場頂いてね」
男「それ・・・聞き流してやらねーぞ」
冗談なら冗談の方がありがたい。
高校に入ってからの今日までを、女の子とのイベントもなく突っ走ってきた。
小学校、中学校、そして高校。
周りにいたのは友を含めた男友達との思い出ばかり。
親からしか貰えぬバレンタイン。
キャッキャもウフフも存在しない下校時間。
全てがこいつのせいだと?
男「この野郎・・・アルコール漬けにしてやろうか・・・」
友「私ハブ酒好きじゃないから遠慮しとく。匂いもクセも強いし」
男「飲んだのか・・・」
友「うわばみだもん。・・・てかさー身長もソコソコ。体型も引き締まってる。客観的に・・・まぁソコソコの顔立ち。ソコソコ優しくて、誰隔てなく差別しない男がモテない理由もないでしょうに」
男「ソコソコすぎんだろ。どうして中途半端な評価しかねーんだよ」
友「逆に不思議に思わなかったの?どうして自分がこんなにもてないのか」
男「思ったに決まってんだろ!義理チョコ一つ貰えない人生とか、俺は何のために男に生まれてきたんだ!」
友「私が全部シャットアウトしていたのです。残念賞」
つまりは青春が灰色だった原因は、一番信頼していた友人に裏切られたせいである。
最悪少しでも悪びれているならまだ救う価値もあろう。だがこいつは「ドンマイ」とでも言いたげな態度で言っているのだ。
許せん。
男「お前どうして――!」
友「好きな男を独占したかった。他に理由なんか無いよ」
なら許した。
まてまて。
男「す、好きな人?だってお前さっきまで俺の事を童貞だのなんのと・・・それに従姉妹どうとか言ってたじゃねーの・・・」
友「従姉妹の下りは男をからかうための冗談だよ。焦った?童貞じゃないのは本当だけど・・・だって私は女の子ですもん」
挑発的な瞳を向けられ、たまらず男の目が友の下腹部へと向けられた。
続きます。
続き!!
うおぉおぉ!!ギャグもいいし人外最高!!うおおおお!!
個人的には逆転はなしがいいかな…お任せしますんで続きできれば尾根餓死します!
コメントの勢いに笑ってしまったw
そんなに長くない話なので、ぱぱっと頑張ります(*´Д`)
最高
はよ
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