提督「正規空母が可愛いすぎる!」
名前通り主に正規空母達との日常の話を書きます
史実をもとにした話や艦娘同士の絡みもあります
正規空母は後々必ず全員登場させます
そして、翔鶴姉が可愛すぎて辛い日々
翔鶴姉の正妻空母力…綺麗だな翔鶴
提督「プリンがない!冷蔵庫に入れて三時のおやつにとっておいたプリンが!」
赤城「どうしました!提督!」
提督「よくぞ聞いてくれた。実は俺のプリンがないんだ」
赤城「一体誰の仕業でしょうか。許せません!」
提督「犯人は俺の名推理によって判明してるんだが、白状すれば見逃すことも考えてやる。赤城、お前はどう思う」
赤城「…名推理」プププ
提督「なっ!お前笑ってられるのも今のうちだぞ。なぜなら犯人はお前だからだ赤城!」
赤城「さすが私の提督ですね。それで私をどうするつもりですか」
提督「そうだな、今夜の夕飯は赤城スペシャルを禁止し駆逐艦と同じ量にしてやる」
赤城「どうやって?」
提督「どうやってって俺が鳳翔さんに伝えればかんた…!?」
赤城「どうやって伝えるんですか?あなたは口も腕も脚も椅子に縛り付けられているというのに」
提督「〜!〜〜〜!!!」ガタガタ
赤城「悪いとは思ってますよ。ですが食事に関しては譲れません」
赤城「それでは私は自室に戻ります」
提督「………」
〜数十分後〜
翔鶴「提督失礼します」ガチャ
提督「〜!、!!!」
翔鶴「っ!提督どうしたんですか!?一体誰にこんなことを…今解きますね」
提督「だぁー、助かった。ありがとう翔鶴。赤城のやろう…今度やったら夕飯抜きにしてやる」
翔鶴「?何か言いました」
提督「いや、なんでもないよ。相変わらず俺の秘書艦は可愛いなぁって思っただけ」
翔鶴「…可愛い…」
提督「さて、プリン喰われたから間宮にでも行くか。翔鶴一緒に間宮行かない?」
翔鶴「いいですよ。私も丁度甘い物食べたかったんです」
提督「おいおい甘い物ばっか食べてると太るぞ〜」
翔鶴「提督!女の子にその話はNGです!」
提督「ハハッわかってるよ。冗談だよ」
翔鶴「もうっ…でも…提督になら言われても構いません///」
提督「?それってどういう意味」
翔鶴「なっ!なんでもないです!さあ早く間宮さんのところに行きましょう」
提督「おい、待ってくれよ翔鶴ー翔鶴ー待ってー!」
翔鶴は大和型をも越える馬力を持つ高速正規空母。
そして美人かわいい
提督「だ・か・ら執務室にヒノキ風呂設置して翔鶴と一緒に入りたいの!」
明石「それって単に翔鶴さんの裸が見たいだけじゃ」
提督「んなわけあるか!単純に翔鶴と二人きりで落ち着いた場所で話がしたいだけだ!」
明石「ならそこまで風呂にこだわらなくてもいいじゃないですか。とりあえず提督の頭修理します?」
提督「なんでだよ!むしろお前の頭を修理しろよ!」
提督「お!翔鶴、丁度いいところに来た。今、明石に執務室のヒノキ風呂の重要性を説明してるんだが協力してくれ」
翔鶴「執務室にヒノキ風呂?」
提督「ああ、だって執務室に風呂作れば誰にも邪魔されずに裸が見れ…ゴホン今日は喉の調子が悪いなー帰って寝るか」
明石「やっばりそういう目的だったんだ…」
翔鶴「明石さん提督のお相手ありがとうございました。この人は私が修理しておきます」フフフ
提督「え?修理?待って翔鶴…目に光がない」
翔鶴「さあ、執務室に帰って修理ですよ提督♥︎」
提督「えー翔鶴さん?落ち着こう。話せばわかるから!まずはお話を…」ガクガク
翔鶴「では明石さんさようなら」
提督「いやだー!痛い!引きずらないで!お尻が擦れて痛い!あぁぁぁぁ!」
明石「…提督…どうかご無事で」
その夜皆が寝静まる中一人の男の悲痛に満ちた叫び声が鎮守府中に響き渡ったのは言うまでもない
提督「だぁぁぁやっと今日の仕事終わった」
翔鶴「まだ17時ですけどこれから何か予定でもあるんですか?」
提督「よくぞ聞いてくれました。これからはダラダラします」
翔鶴「と言いますと?」
提督「俺は提督であり艦娘に指示を与える立場である。俺の方が階級が上だ。それは翔鶴ももちろんわかっているはずだ」
提督「でもな、俺はそんなことはどうでもいい。もっとみんなのことを知りたい!もっと仲良くなりたい!なぜなら君たち艦娘は家族だと思っているから」キリッ
翔鶴「ではこれから艦娘たちとスキンシップをとりに行くんですね」
提督「いや、それはまた今度。言ったろ。ダラダラするって」
提督「だからこれから夕飯まで翔鶴の膝枕で寝ます」
翔鶴「私ですか?膝枕くらいならいいですよ。いつも瑞鶴にもやってあげてますし」
提督(はぁ!?いつも?瑞鶴のやろう、羨ましいな。そこ俺と変われ。いや変わってくださいお願いします)
提督「それではお願いします」ドキドキ
翔鶴「いつでもどうぞ」
提督「あぁ〜癒される。その名の通り鶴のごとくスラリと長い脚。程よい張りと柔らかさ。完璧だ。あぁ〜もうずっとこのままでいたい」
翔鶴「…褒めても何も出ませんよ///」
提督「隣に天使がいるじゃないか。あぁ〜やっばり翔鶴は………」ウットリ
翔鶴「翔鶴は?」
提督「…」スヤスヤ
翔鶴「提督?提督?あら、寝てしまいましたか」
翔鶴「最近は渾作戦で忙しいですからね。おっとそんな私もなんだか…眠くなってしまいました」
翔鶴「私も少し仮眠を、おやすみなさい提督」スヤスヤ
赤城「提督ー夕ご飯ですよ」コンコン
提督「…」
赤城「提督?」ガチャ
赤城「まあ!提督と翔鶴ラブラブね。二人ともとても幸せそうな顔してるわ」
赤城「このことは皆には内緒にしておきますからこの前のプリンの話、チャラにしてくださいね提督」
赤城「それでは良い夢を。おやすみなさい」パタン
瑞鶴「それで私に大切な話ってなに?作戦?」
提督「単刀直入に言おう。」
提督「お前は翔鶴にどんなことされてるんだ!」
瑞鶴「どゆこと?別に嫌なことはされてないよ」
提督「翔鶴から聞いたぞ!いつも膝枕してもらってるんだってな!お前だけずるいだろ!なんで今まで俺を誘ってくれなかったんだよ!!!」バン!
瑞鶴「だって私は翔鶴姉の妹だもん。膝枕くらいなんてことないでしょ」
提督「それはわかっている。ただ納得いかないのが何故あれほどの快楽を知っていながら俺に教えてくれなかったのか、だ」
瑞鶴「別に教える必要ないじゃん。提督さん、翔鶴姉のことになるとすごい必死になるね」
提督「当たり前だろ!だって俺は翔鶴のことが…」
瑞鶴「翔鶴姉のことが?」
提督「うぅぅ…///」
瑞鶴「もしかして好きなの?」
提督「///」コクン
瑞鶴「へえ〜提督さん翔鶴姉のこと好きなんだ」ニヤニヤ
提督「べ、別にいいだろ!」
瑞鶴「そういえば瑞鶴最近新しい髪留め欲しいんだよね〜」
提督「だからどうしたんだ」
瑞鶴「提督さんが新しいやつ買ってくれたら翔鶴姉のいろんなこと教えてあげてもいいんだけどな〜」ニヤニヤ
提督「…!喜んで買わさせていただきます!」
瑞鶴「よろしい。ではまず翔鶴姉の趣味について話そうか」
提督「お願いします!」ドゲサ
瑞鶴「翔鶴姉は〜…」
提督「なるほど!…」
提督「はぁぁぁぁぁん!」
提督「ダイソンに!会ってぇ!完全勝利して!途中までは!順調だったんですぅ!」
提督「でもぉ!ラストダンスから!何故か!三連続T字不利引いて!夜戦では北上がスナイプされ! 削れないんですぅ!うぅぅぅぅ…」
提督「はぁぁぁぁぁん!」
提督「おまけに道中でもぉ!制空権も取れてぇ!三重キラ付けもしてぇ!対空カットインも発動してぇ!レベルも皆75はあるのにぃ!大破させられて撤退してぇ!ラストダンスから倒せないんですぅ!!!」
翔鶴「提督!落ち着いてください。焦ってばかりでは勝てる戦いも勝てなくなってしまいます。もしかしたらさっきゲージ破壊したんじゃないですか?」
提督「はっ!そうだよな。破壊できないのが当たり前になってたから破壊できてもどうせ無理だと思い込んでるだけかもしれないな」
提督「よし。確認するか」
翔鶴「…」ゴクリ
提督「………ゲージは…」
翔鶴「…」
提督「…あります」
翔鶴(あっ…もうダメだ)
提督「はぁぁぁぁぁん!はぁ!はぁ!はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
提督「@gjodaj#.'tj?jpwmag!」
翔鶴「…これは鳳翔さんしか止められませんね」
翔鶴「提督、今鳳翔さんを呼んで来ます!もう少し耐えてください」ダッ!
これは作者の実話です。
提督「ただいま」
翔鶴「おかえりなさい。お目当てのアイスはありましたか?」
提督「いや、売り切れてたから明治エッセルスーパー○ップを買って来たよ」
提督「はい。翔鶴の分」ガサガサ
翔鶴「私の分もあるんですか?ありがとうございます」
提督「ああ。気にすんな。礼を言われるようなことじゃない」
翔鶴「あれ?でも提督の分は?」
提督「実は…帰って来てから赤城とかいう食料専用ダイソンに出くわしてな。なんとか追っ払ったんだが今度は瑞鶴とかいうめちゃくちゃ可愛い美少女に出くわしてな」
提督「ちょうだい!って満面の笑みで言うからあげちゃったんだよ」
翔鶴「瑞鶴ったら…戻ったら叱っておきます」プンスカ
提督「いいんだ。俺が好きであげたんだから」
翔鶴「それだと提督は何のためにアイス買いに行ったのかわからなくなっちゃいます!私のをあげます」
提督「翔鶴…俺が目の前に翔鶴がいるのに一人だけアイス食べれると思うか」
翔鶴「うーん…?どういうことですか」
提督「つまりだ。俺は翔鶴がアイス食べてるの見てるだけで幸せなんだ。いや、翔鶴を見てるだけで幸せなんだ!」
翔鶴「えぇ!?それは!えーと、あの、その…」
提督「だから俺のことは気にせず食べてくれ」
翔鶴「なんかよくわかりませんけど 私だけ食べるのは私自身が嫌なので提督にもあげます」
翔鶴「今、フタ取るのでちょっと待っててください」パカッ
提督「あげるってどうやって?」
翔鶴「はい提督、あーん///」
提督「っ!!!」ドキッ!
提督(待て待て待て。冷静になるんだ俺。この前だって膝枕してもらったじゃないか。あーん♥︎の一つや二つくらいなんだ!)
提督「っ!あ、あーん///」パクッ
翔鶴「お味はどうですか?」
提督(どうですか?って…味なんかわかるわけないだろ!頭の中翔鶴のことだらけなんだよ!)
提督「…翔鶴の味がします…」ボソッ
提督「と、とりあえずもう一口頼む///」
翔鶴「いいですよ///はい、あーん♥︎」
提督「あーん///」
?「ピピッ、カシャッ!」
提督・翔鶴「!?」
青葉「青葉見ちゃいましたー!お二人の熱い恋愛!これは新聞の大目玉記事ですよ!」
提督「…」
提督「…翔鶴…いくぞ」
翔鶴「…おまかせください。まさか鎮守府内で艤装を使う日がくるとは思ってませんでした」
青葉「あれ?二人ともどうしちゃったんですか?ほら!さっきみたいにスマイル!スマイル!」
青葉「あと目に光が宿ってないんですけど具合でも悪いんですか?それとも目の前に流星改が見える青葉の具合が悪いのかしら」ガクガク
提督・翔鶴「青葉・青葉さん」
提督・翔鶴「いくぞ!・いきますよ!」
青葉「あぁー!!!あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ!!!!」チュドーン
青葉「…」Critical Hit!大破
翔鶴「ただいま」ガチャ
瑞鶴「おつかれ翔鶴姉。布団敷いてあるからいつでも寝れるよ」
翔鶴「ありがとう瑞鶴。そういえば瑞鶴、あなた今日提督のアイス貰ったそうじゃない」
瑞鶴「ゲッ…まさか翔鶴姉にバレるとは」
翔鶴「あの後大変だったのよ。提督が、自分はいいから翔鶴にあげる〜とか言い出して」
瑞鶴「それでその後どうしたの?」
翔鶴「私だけ食べるのは気が引けるから提督と一緒に食べたのよ」
瑞鶴「もしかして翔鶴姉、提督さんに、はい。あーん♥︎とかやってあげたの?」ニヤニヤ
翔鶴「………」
瑞鶴「翔鶴姉?」
翔鶴「…」コクン
瑞鶴「え!?まさか本当に食べさせてあげたの?翔鶴姉もなかなか大胆なことするね〜」ホッペツンツン
翔鶴「うぅ…だってそれしか方法がなかったんだからしょうがないじゃない///」
翔鶴「もしかして嫌だったかしら…」シュン
瑞鶴「まさか〜提督さんはなんて言ってたの?」
翔鶴「翔鶴の味がするって言ってたわ…」
瑞鶴(うわぁ。提督さん嬉しすぎて混乱してたんだろうな)
翔鶴「ねえ、瑞鶴。これってどういう意味なの?提督は嫌だったの?それとも嫌じゃなかったの?」
瑞鶴(ここで提督さんが翔鶴姉のこと好きってこと伝えるのもいいけど、それは翔鶴姉と提督さんの問題だから私からは口出さない方がいいよね)
瑞鶴「私にも良く分からないけど絶対に嫌じゃなかったと思うよ」
翔鶴「本当に?」
瑞鶴「ホント。ホント。嘘だと思うなら明日提督さんに聞いてみれば?」
翔鶴「そ、それはさすがに恥ずかしいから///」
瑞鶴(自分からあーんしてあげたくせに何言ってんだこの人)
瑞鶴「今更だけどさ。翔鶴姉って提督さんのこと好きだよね」
翔鶴「えぇ!?どうしてそれを…」
瑞鶴「だって翔鶴姉、いつもこの部屋に戻って来てから提督さんの話するし、あーんもやってあげたし。そんなの聞いてる方からすればすぐわかるよ」
翔鶴「私そんなに提督の話してたかしら?」
瑞鶴「自分でも気付かないくらい提督さんのことが自然と口に出てるって、翔鶴姉ホントに提督さんのこと好きなんだね」
翔鶴「たしかに提督のことは好きだけど///それで瑞鶴に相談があるの。私、恋愛のことはよくわからないから …」
瑞鶴「提督さんが翔鶴姉のことどう思ってるか知りたいと」
瑞鶴「それは翔鶴姉が自分で確かめないと。これは翔鶴姉自身の問題なんだから。こうした方がいいんじゃない?とか提案したりはできるけど、提督さんがどう思ってるかまではさすがにわからないな」
瑞鶴(良かったね提督さん。翔鶴姉が好きだって。翔鶴姉みたいな美人に好かれるなんて幸せ者だね)
翔鶴「…そうよね。瑞鶴が聞いて私に知らせるもいいけど、やっぱりそういう大事なことは自分で聞かないとね!」
瑞鶴「お!翔鶴姉やる気だね〜」ニヤニヤ
翔鶴「もうっ!瑞鶴ったら!からかわいでよ」
瑞鶴「いいじゃん、いいじゃん。もっと提督さんとの話聞かせてよ」
翔鶴「もう夜も遅いし寝るわよ!」
瑞鶴「えぇ〜布団に入って話せばいいじゃん。翔鶴姉お願い!」
翔鶴「………まぁ瑞鶴がそこまで言うなら仕方ないわね」
瑞鶴(ちょろいな)
翔鶴「あれはたしか一昨日のことだったかしら…」
瑞鶴「うんうん。なるほど…」
ホントに提督は幸せ者ですね
提督「えーマイクテスト。マイクテスト。よし。全正規空母に通達する。直ちに執務室に集合せよ。なお、瑞鶴はフタヒトマルマルに来るべし。以上!」ピッ
提督「にしても久しぶりに鎮守府内全域放送使ったな」
提督「よし。俺も準備するか」
瑞鶴「提督さーん。入っていい?」コンコン
提督「ず、瑞鶴!?待て!待て!今行くから!絶対に扉開けるなよ」
瑞鶴「?わかった」
提督「さて、どうした?」バタン
瑞鶴「さっきの放送なんだけど、なんで私だけ仲間外れなのさ」
提督「!まあ待て。ちゃんと時間になったらわかるからさ。そう焦るな」
瑞鶴「もしかして瑞鶴に知られたら困ることしてるの?」ジトー
提督「い、いや。その、まあなんだ。困ると言えば困る。とても困る。だがフタヒトマルマルには絶対に教えるから」
瑞鶴「ホントに?教えてくれなかったらこの間食べたいって言ったケーキ屋さんに連れてってね!」
提督「もちろんさ。そんなもんいくらでも連れてってやる」
瑞鶴「…わかった。じゃあ時間になったらまた来るね」スタスタ
提督「おう。待ってるよ」
提督「…ふぅー。危なかったな。それじゃあ正規空母の皆、始めるぞ!」
正規空母達「はい!」
〜フタヒトマルマル〜
瑞鶴「提督さーん。入るよ」コンコン
提督「皆、クラッカーの準備はいいな?」
正規空母達「大丈夫です!」
瑞鶴「おじゃましまーす」
提督「せーの!」
正規空母達・提督「瑞鶴進水日おめでとう!」
パン!パパパ!パパパパ!パーン!
瑞鶴「…皆…これ…」
そこには大きな板が飾られておりこのように書いてあった「瑞鶴、進水日おめでとう!全艦娘・提督より」
また、数々の食事・部屋の飾り付けまでしてあった
提督「言ったろ?ちゃんと教えるって。ただ祝うってのもいいけどサプライズにして驚かせたかったんだ」
瑞鶴「…」
提督「瑞鶴?」
瑞鶴「………みんな…みんな…ずいかく…うぅ…ひとりの…ために…準備してくれて…食べたかったケーキも…たくさん…用意してくれて…うぅ…」グスン
瑞鶴「へやも…こんなきれいに…うぅ…かざりつけしてくれて…加賀さんも手伝ってくれて…うぅ…」グスン
瑞鶴「瑞鶴ひとりのために…」
提督「…」
加賀「まったくもう。主役のあなたが泣いてどうするの。これだから五航戦の子は。これくらいのことは仲間として当然です。それにあなたには期待してるから尚更です」
加賀「…あと…ごめんなさいね。私、不器用だから普段からもっとちゃんと褒めてあげたいのだけど、どうしても上手く言えなくて…」
加賀「こういう時にしか言えないのよ」
加賀「…」
加賀「あなたはもう七面鳥じゃないわ。そんなこと言う人がいたら私が殴りかかりにいってあげる。胸を張って、自信を持ちなさい。瑞鶴。あなたはもうこの鎮守府を支える立派な正規空母なのよ」
瑞鶴「かがざぁん…うぅ…かがざぁん!!!」ダキッ
加賀「いいのよ。思う存分泣きなさい。あなたがスッキリするまで抱きしめてあげるから」ナデナデ
瑞鶴「かがさん…かがさん!」グスン
提督「あれ?おかしいな何度目をこすっても視界がぼやけるぞ」ゴシゴシ
翔鶴「あの子、加賀さんに褒めてもらいたくていつも鍛錬が終わった後ひとりで自主練してて…やっと加賀さんに褒めてもらえて嬉しいんでしょうね」
提督「うん、うん!瑞鶴は頑張り屋さんだもんな!」
提督「これからもよろしくな。瑞鶴!」
瑞鶴「うん!艦載機がある限り負けないわ!」ニコッ
瑞鶴進水日おめでとう!
提督「今日は年に一回の健康診断の日だがうちの鎮守府では医師は人間でなく、医療妖精さんがやってくれるらしい」
提督「小学生の頃から注射が苦手で大人になった今も叫びたいほど痛いがみっともないからなんとか我慢してるんだがなぁ」
提督「嫌なもんは嫌だよなぁ…」
翔鶴「提督ー健康診断の時間です」ガチャ
提督「し、ししし、翔鶴さん!?なんですか!その格好!なんでナース服着てるんですか!?」ブホッ
翔鶴「これですか?妖精さんが今、手を離せないらしくて代役を任されたので着てみました」ニコッ
翔鶴「あぁ!提督、鼻血が出てます!ティッシュどうぞ」
提督「おぉありがとう」
提督(ナース服を着た翔鶴があまりにも似合いすぎて思わず鼻血が出てしまったぜ)フキフキ
翔鶴「私は注射を任されましたので腕をまくって下さい」
提督(注射?注射って艦娘みたいな素人でもできるのか?でも妖精さんが頼むくらいだからなんとかなるか)
翔鶴「それではいきますよー」
提督「おう。いつでもこい!」
提督(翔鶴に打たれるならもはや痛みではなく快感だな。しかもナース服を着てるあたりポイント高い!)
提督「針が…近づいて…くるぞ、くるぞ、くるぞ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
提督「注射!?」ガバッ
提督「翔鶴がいない…」
提督「夢…夢なのか…」
提督「ちくしょう!あと少しだったのに!妖精さんも可愛いけど、けど!やっぱり翔鶴がいいんだよぉ!」
医療妖精「呼んだ?」ニュッ
提督「おわっ!?いつからそこに?」
医療妖精「提督がぶつぶつ言ってた辺りから」
医療妖精「それより注射始めるよ。腕出して」
提督「いやだ!いやだ!翔鶴にやってもらうんだ!」ジタバタ
医療妖精「こら!暴れるな」
提督「いーやーだー!翔鶴!翔鶴に変わって!翔鶴ならできるから!」
医療妖精「提督、あんた医療舐めてんのか?」
提督「アッスイマセン」
医療妖精「いまだ!てぇー!」ブスッ
提督「ぎゃあああああああ!いってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
医療妖精「あ…刺すとこずれちゃった。テヘペロ///」
提督「テヘペロじゃねえよ!あんた医療妖精だろ!なんで間違えるんだよ!」
医療妖精「それじゃあ気を取り直してもう一回。エイッ!」ブスッ
提督「あいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
提督「…ハァハァ。もう終わりだよな?」
医療妖精「あれ?おっかしいな?なんで上手く狙った所に刺さらないの?」
提督「おまえなんなんだよぉ!本当に翔鶴に変わってくれよ!」
医療妖精「まあまあ、そう言わずに。それ!もう一回!」ブスッ
提督「!!!!!!!!!」
注射は苦手なんです…
整備員「発動機回せー!」
提督「よし。一番機出ます!」
整備員「帽振れー!帽!」ワアアアア!
零戦「ブルルルルル!ガクン」
提督「よし。発艦成功」
提督「!敵編隊!空母の電探と見張り員は何をやってるんだ!とにかく墜とさないと!」
提督「ぶーん、ばるばるばる!」
提督「よし!艦爆1機を撃墜したぞ!もう一回攻撃をかけないと…っ!」
提督「しまった!後ろを猫戦闘機に取られた!」
猫戦闘機「ゼロ、オチロ!」ダダダダダ
提督「やれるものなら…やってみろ!」
提督「急上昇だ!」
猫戦闘機「ゼロガ、キエタ…ドコニイッタ?」キョロキョロ
猫戦闘機「!イツノマニ…ウシロニ…サッキマデ、メノマエニイタ」
提督「喰らえ!20ミリ!」ダダダダダ
提督「見たか!これが大日本帝国海軍お家芸の、木の葉落としだ!」
翔鶴「………」
提督「さーて、他の敵機も墜とすぞ。今度は後方も注意しないと」キョロキョロ
翔鶴「………」
提督「…」
翔鶴「…」
提督「…本当に後ろは気を付けるべきだな」
翔鶴「…プラモデルで遊んでいる提督が楽しそうだったのでなかなか声を掛けられなくて」
提督「翔鶴…このことは皆には内緒に…」
翔鶴「ぶーん、ばるばるばる!」
提督「やめて!お願いだからやめて!」
翔鶴「じゃあ私の質問に一つだけ答えて下さい」
提督「おう、なんでもこい!」
翔鶴「今、好きな人はいるんですか?」ドキドキ
提督「え!?それって…あの、その…」
提督「これは勘弁してくれないか?」
翔鶴「ぶーん、ばるばるばる!」
提督「わかった!わかったから!やめて!」
翔鶴(この前瑞鶴と相談した時からずっと気になってたこと。今しかチャンスはない。ここで聞かなくていつ聞くの!私!)
提督「その人は今、俺の目の前にいる人だが///」カアアアア
翔鶴「え…それって…私…ですか?」カアアアア
提督「あ…その、あの、なんだ…まあ、そうなるな」
提督「し、翔鶴。こういうのはこう、もっとちゃんとした時に伝えるから…その…」
翔鶴「はい…私もまだ///」
瑞鶴(この二人いつになったら告白する気だ?見てるこっちはイライラしてきたよ!)
瑞鶴!覗き見はいけません!
〜宴会場〜
那珂「それでは〜今回新たに着任した艦娘を紹介するよ☆」
那珂「まずはこの方!」
秋月「防空駆逐艦秋月です。艦隊の空は私が護ります!」
提督「ほぅ〜。君が防空駆逐艦秋月か」
秋月「はい!指令!よろしくお願いします」ビシッ!
提督「よろしく。たしか艦隊随一の対空能力らしいが敵は航空機ないしは水上艦だけではないぞ」
提督「例えば潜水艦だ。俺が今から潜水艦の役をやるから秋月ならどう対応するか見せてくれ」
秋月(たしかソナーで潜水艦の位置を捉えて爆雷を投下するばず…)
秋月「きゃっ///指令…脚触るのやめてください」
提督「何を言うか。潜水艦は魚雷を放って攻撃してくることもあるが直接艦娘を深海に引きずりこむ戦術をとる場合もある」スリスリ
提督「普段ならソナーで索敵し爆雷を投下する。これでいいが至近距離に近づかれた場合、秋月ならどうするか俺に見せてくれ」スリスリ
58「そんなことしないでち!潜水艦は力がないからそんなことはできないでち!」
58「だから必殺の魚雷を使って戦艦や正規空母を攻撃するでち!」
提督「まあまあまあ。落ち着けゴーヤ。敵が常に同じ戦法を使ってくるとは限らないだろ」
提督「今まで経験がなくてもその場でどう対応するか、これが大切なんだ」
提督「?なんか爆音が聞こえないか?」
鎮守府スピーカー「ウゥゥゥゥ!カンカンカン!空襲警報発令!繰り返す。空襲警報発令!敵機約1000!全機、艦爆ないし艦攻!目標は提督!」
提督「おい!まて!スカートはめくってないしセーフだろ!脚スリスリしただけだろ!」
空母達「いや、脚スリスリしただけっていう考え自体がアウト」
提督「!秋月!今だ!今こそ艦隊防空の力を見せてくれ!」
翔鶴「駄目ですよー秋月さん。こんな変態提督には罰が必要ですから」ジトー
提督「翔鶴のジト目いただきました!」
提督「………刻々と飛行機が近づき自分が爆撃させられる。しかしそれと代償に翔鶴のジト目と秋月の太ももスリスリできた」
提督「俺はそういうことに幸せを感じるんだ」
chapter: 初めて見る料理です ]
秋月「お肉やお魚。スポンジ状の生地に白いクリームが覆われて苺がのっている、けーき?とかいう食べ物…」
秋月「どれも初めて見る料理ばかりです。こんなに種類があるなんて…一体どれを食べてよいのかしら」
秋月「それに銀しゃりなんて久しぶりにみました。私が生まれた頃は何回か見たことあったけど戦局が悪化するに連れ、麦飯に変わっていきましたから…」
秋月「食事と言ったら麦飯と沢庵ばかりで奮発して牛缶を食べていたあの頃…」
秋月「懐かしいですね」
瑞鶴「そうね。私は日本が勝った戦いを知っているしあの頃はまだ戦局も優勢だった。でもあなたはミッドウェー以後の生まれ」
瑞鶴「真珠湾からエンガノ岬まで戦ったからその食事はよくわかるわ」
秋月「…!瑞鶴さん!お久しぶりです!」
瑞鶴「ええ、久しぶり。ところで食事についてだけど、あれはバイキングと言って好きなものを好きなだけとっていいのよ」
秋月「好きなものを好きなだけ!?そんな贅沢な食事なんですか!」
瑞鶴「今日は着任祝いだからね。特別だよ。ほら、提督さんの顔見てごらん」
秋月「…涙を流しながら財布を見つめています。やっぱりバイキング?とかいうのは贅沢なのでお金がかかるのでしょうか?」
瑞鶴「うーん、バイキング自体はそれほど高いわけじゃないけどうちはすごい人たちがいるからね」
秋月「すごい人たち?」
瑞鶴「そう。吸引力の変わらない世界でただ一つの食事掃除機」
瑞鶴「つまり赤城先輩や加賀さんのことよ」
秋月「!赤城さん!加賀さん!?あの世界一と言われた最強一航戦コンビの方々ですか!?」
瑞鶴「ええ、だけど食事中の二人に話しかけても会話にならないから挨拶は明日のほうがいいわよ」
秋月「…たしかにものすごいスピードで料理がお皿から消えていきます」
瑞鶴「さ!私がいろいろ教えてあげるから料理取りにいこう!」
秋月「はい!秋月また瑞鶴さんのお世話になります!」ニコッ
秋月はミッドウェー海戦の数日後に竣工。翔鶴や瑞鶴の護衛をし、機動部隊最期の戦い。また、秋月自身の最期の戦いでもあったエンガノ岬海戦まで艦隊防空の役目を全うしました。
秋月「バイキングはいいですね!いろんな料理が楽しめます!」
秋月「そしてさっきから気になってたんですが、あの二人は何を揉めてるのでしょうか?」
瑞鶴「提督さんと翔鶴姉?二人が揉めるなんて珍しいな」
瑞鶴「どうしたんだろう」
提督「だから、翔鶴は可愛いだろ!この世の中で何よりも美しくて可愛いだろ!」
翔鶴「いいえ。そんなことありません。私より可愛い人なんてこの世には五万といます」
翔鶴「提督こそいつも皆のこと気遣ってくれて今だってバイキングで皆楽しんでます!」
翔鶴「そういう気遣いできる提督はかっこいいです!」
提督「はぁ?俺のどこがかっこいいんだよ!そんなことは提督として当たり前だろ。いや、一人の人間として当たり前だろ!」
翔鶴「当たり前のことを当たり前にやるのが難しいんです!それを当たり前のようにこなす提督がかっこいいって言ってるんです!!!」
提督「はぁ…わからないやつだな」
提督「もういい。こうなったら皆ここにいることだし皆の意見を聞いてみようじゃないか」
翔鶴「望むところです!皆提督がかっこいいと思ってます!」
提督「よーし。それじゃあ皆に聞くぞ」
提督「翔鶴が可愛いと思う艦娘は手を挙げて」
全艦娘(挙手)
提督「ほら見ろ!皆翔鶴のことが可愛いって思ってるぞ!」
翔鶴「///皆さんありがとうございます…」
翔鶴「それじゃあ次は提督がかっこいいと思う艦娘は挙手してください」
数名の艦娘(挙手)
提督「ほらな。やっぱり俺のことかっこいいと思ってるのは少ないじゃないか。むしろいたことに驚きだな」
夕立「はい!はーい!」
翔鶴「夕立どうしたの?」
夕立「提督さんはかっこいいっていうよりもお父さんっぽい!」
夕立「私達といつも一緒に遊んでくれてたまにお菓子も買ってきてくれるっぽい!」
夕立「提督さんと一緒にいるととっても楽しいっぽい!!!」
夕立「ぽい!ぽい!」
提督「おぉ!ありがとう夕立」
翔鶴「ほら!やっぱり提督はいつも皆のこと気遣ってくれてるじゃないですか!」
翔鶴「どうして認めようとしないんですか!」
提督「あれは単に俺が遊びたくて遊んでるだけでお菓子も食べたいから食べてるだけだ!」
提督「そんなことより翔鶴は皆から可愛いと思われてるじゃないか。翔鶴こそ認めたらどうなんだ!」
翔鶴「ですから私は!…」
提督「〜!〜〜〜」
翔鶴「!!!〜///〜〜」
全艦娘「おまえら早くケッコンしろよ!!!」
早くケッコンしろよ!
提督「秋月以外にもプリンツ・オイゲン、野分が着任した」
提督「しかも能代、清霜、401も仲間に加わった。更に賑やかな鎮守府になるな」
提督「…着任祝いの後に一人で寝るのはすごい寂しいな」
提督「この鎮守府には何百という艦娘がいることはわかっている。けど寝室には俺一人…」
提督「いつもはなんとも思わず寝てるんだが、着任祝い終わって一気に静かになったからな」
提督「しかも酒をかなり飲んだから酔いも加わって眠いんだがどうしても一人だと寝れない」
提督「…ちょっと恥ずかしいけど鶴姉妹の部屋で寝させてもらおう」
〜鶴姉妹部屋〜
瑞鶴「翔鶴姉おやすみ♪」
翔鶴「おやすみ瑞鶴」コンコン
翔鶴「誰かしら?」
翔鶴「今開けます」ガチャ
提督「あー翔鶴?なんか急に一人になっちゃって寂しくてな。一緒に寝させてくれないか」
翔鶴「私ならいいですよ。瑞鶴いい?」
瑞鶴「私も構わないよ。でも布団はどうするの?」
提督「あー翔鶴だ♪」スリスリ
瑞鶴「ちょっと!提督さん顔擦り付けないで!くすぐったい!それと私は翔鶴姉じゃない!」
提督「そんなこと言うなよ翔鶴〜あ、眠くなってきた…」
提督「…zzz」
瑞鶴「提督さん!私は瑞鶴!提督さんの大好きな翔鶴姉は向こう!」
提督「…zzzん〜翔鶴♪」スリスリ
翔鶴「…」
瑞鶴「し、翔鶴姉どうしよう!提督さんが私を翔鶴姉だと勘違いして離れないよ!」
翔鶴「…」
瑞鶴「翔鶴姉…」
翔鶴「とりあえず今日はそのまま一緒に寝てあげなさい瑞鶴。詳しいことは明日提督に聞くから」
瑞鶴「う、うん…わかった。翔鶴姉?提督さんは翔鶴姉がいるから安心して眠ってるわけで瑞鶴は関係よね…?」
翔鶴「提督は瑞鶴のことを私だと勘違いしてるようだけど、瑞鶴の温もりに安心しているのじゃないかしら!」
翔鶴「おやすみ瑞鶴!」プンスカ
瑞鶴「…おやすみ翔鶴姉」
瑞鶴(これって私が悪いの!?)
〜翌日〜
提督「本当にすいませんでした!」ドゲザ
翔鶴「…」
翔鶴「提督は瑞鶴のことが好きなんですからしょうがないですよね」
提督「…いや、俺が好きなのは翔鶴だけで…」
提督「酔っていたせいもあるけど、本当にすいませんでした!」ドゲザ
翔鶴「なんで扉開けた時は私を翔鶴と正しく呼べたのにその後は勘違いしちゃうんですか!」
翔鶴「もう今日一日は口きいてあげません!」プンスカ
提督「なっ…翔鶴と今日一日会話できないだと…」
提督「おい…嘘だろ翔鶴?翔鶴と一日中話せないなんて…」
提督「そんなの…そんなのって!」
提督「うわぁぁぁぁぁぁ!」
提督「あぁぁぁぁぁ!」
翔鶴「泣いても叫んでも駄目です」
提督「あぁ…終わった。俺の人生終わった。翔鶴と会話できない人生なんて生きる価値がない」ズーン
翔鶴「なにもそこまで悲観的にならなくても」
翔鶴「一日耐えて反省すれば許してあげますから」
提督「頼むからそれだけは勘弁してください!他の罰なら喜んで受けますから」ドゲザ
翔鶴「…しょうがないですね。では今日一日猫耳着用して語尾に必ず、にゃん♪とつけて話してください」
提督「そ、それはあまりにも恥ずかしいので他のに…」
翔鶴「これが嫌なら今日会話無しですよ?」
提督「ぅう…わかった」
翔鶴「わかった?わかったにゃん♪ですよ」
提督「…わ、わかったにゃん…」
翔鶴「違います!両腕を胸の前に持って来て招き猫みたいにするんです!あと、最後はもっと可愛く!」
翔鶴「はい!どうぞ」
提督(もうどうにでもなれ!)
提督「わかったにゃん♪」
翔鶴「よくできました!ではこの調子で今日は頑張ってください」プププ
提督(めっちゃ恥ずかしい///)
この後公開処刑として皆の前で披露し、鎮守府は笑い声に包まれた。
〜大本営海軍部会議in鹿屋基地〜
元帥A「であるからして〜」
元帥B「いやしかし〜」
元帥C「〜といのはどうだろうか」
提督(めんどくせえ。早く決めろよ。何日も翔鶴に会ってないから頭おかしくなってきてるんだよ)ハナホジー
提督(てか、なんで鹿屋なんだよ。てっきり東京でやるかと思って横須賀から近くて喜んでたのによ)
元帥A「それでは今回の会議を終了とする。皆ご苦労だった」
提督「!会議終わったみたいだな。さて、早く帰って翔鶴に会わないとな」
〜鹿屋基地滑走路〜
提督「おーい!零戦あるか?」
整備妖精「零戦?ありますけど何に使うんですか?」
提督「いやー、これから横須賀にある鎮守府に帰ろうと思って」
整備妖精「あなた提督でしたよね?零戦の操縦できるんですか?」
提督「ああ…それなら大丈夫。昔この零戦を使って縦横無尽に空を駆け回ってたからな」
整備妖精「昔はパイロットだったのですか。珍しいですね」
提督「まあな。ところであったか零戦?」
整備妖精「ああ、ありましたよ。零戦52型です」
提督「52型?21型はないのか?」
*21型は52型に比べて航続距離が長い
整備妖精「21型ですか。一機だけあります」
提督「よし。じゃあそれで頼む」
整備妖精「了解しました!」
整備妖精「発動機回せー!」
零戦21型「」プシュー、ブルルルルル
整備妖精「滑走路、誘導灯点灯よーし!」
整備妖精「あと少しで陽が沈みます。夜間飛行になるので気をつけて」
提督「ああ。わかってるよ。整備ありがとう」
提督「出ます!」
整備妖精「帽振れ!帽!」ワァァァァァ
零戦「」ブルルルルル、ウゥーン、スッ
提督「よし。離陸成功。機体異常なし」
提督「さて全速で飛ばすぞ!」
整備妖精「提督の離陸綺麗だったなー。昔零戦に乗ってたって言ってたけど、なんで乗るの辞めちゃったんだろう」
整備妖精「あそこまで綺麗に離陸するのには相当練習と実戦をこなしてきたはず」
整備妖精「一体何があったんだろ…」
見張り妖精「おーい!見たかあの零戦の離陸!」
整備妖精「見た!見た!すごい綺麗だったよね!」
見張り妖精「それなんだがな、少し噂を聞いたことがあるんだよ」
整備妖精「噂?」
見張り妖精「ああ。昔、私達妖精が少なかった頃何人かの人間がパイロットをやっていて新任操縦員の教官も兼任してたらしい」
見張り妖精「その中でも撃墜王の中の撃墜王と呼ばれるずば抜けた操縦技術を持った二人の人間がいた」
見張り妖精「しかし、そのうちの一人は戦死。もう一人はパイロットを辞め今は何をしてるかわからない」
整備妖精「それってつまり…」
見張り妖精「そう。この時代人間であそこまで綺麗に離陸できる者はいない。」
見張り妖精「けれどさっき見たからね。提督がその一人かもしれないね」
整備妖精「…」
〜横須賀鎮守府滑走路〜
見張り妖精「!一機着陸態勢で向かってきますー!」
見張り妖精「提督に知らせてー!」
整備妖精「提督は今、出張でしょ!」
見張り妖精「あ、そうか!着陸しまーす!機種は…暗闇なので見えませんが、バンク振ってるので友軍機です!」
提督「脚よし!フラップよし!発動機も絞ったぞ!昔みたいに三点着陸を!」
零戦21型「」スー、ガコン、ブルルルルルル
提督「発動機停止!着陸完了!」
整備妖精「どちらさまで…!提督でしたか。お帰りなさい」トタタタタタ
提督「ただいま。皆は?」
整備妖精「もう夜遅いですし寝てると思います。それより、提督は飛行機操縦できたのですか!?」
提督「…」
整備妖精「提督?」
提督「すまん…ちょっと考え事をな。それじゃあ俺は執務室に戻るから整備頼むよ」
整備妖精「了解しました!」
久しぶりの更新。明日からは今まで通りいきます。
鹿屋の見張り、整備妖精と横須賀の見張り、整備妖精は別人です
提督「はぁ〜。元帥の奴らはどうでもいいことをダラダラ話しやがって肝心なことは適当だからな」カツカツ
提督「よくあんなクソジジイ達が元帥になれたな」カツカツ
提督「もう夜遅いし風呂は朝でいいだろ」
提督「久しぶりの鎮守府。落ち着くな〜」
提督「ただいま。…って誰もいるわけない!?」ガチャ
翔鶴「…zzz」
提督「なになになに!?何で翔鶴が俺のベッドで寝てるの!?」
提督「おい待て、落ち着け俺。まずは深呼吸だ」スーッハァー
提督「よし!…やっぱり翔鶴が寝てる」
提督「翔鶴が俺のベッドで寝てる。俺は寝れない。つまり俺は翔鶴の部屋で寝ていい!」
提督「いやいやいや、待て。俺にとって翔鶴が俺のベッドで寝るというのはご褒美だ」
提督「次寝る時、翔鶴の良い匂いを感じながら寝れるからな!」
提督「今、これを読んで変態だと思ったキミ!私は決して変態ではない!そこんとこよろしく!」
提督「だが、翔鶴はどうだろう。俺は今日風呂に入っていない。もし俺が翔鶴の布団で寝たら汗臭くなって洗わないといけなくなるかもしれない」
提督「それは翔鶴が可哀想だ。つまり残された選択肢は一つ!」
提督「例え翔鶴が寝ていようともそれは俺のベッドだから俺は俺のベッドで寝るべきだ!」
提督「ということで翔鶴、隣失礼するぞ」モゾモゾ
翔鶴「…zzzていとく〜早く帰ってきてください…zzz」ムニャムニャ
提督「寝言か?」
提督「帰ってきたぞ翔鶴。3日間翔鶴がいない生活してたから頭おかしくなって危うく倒れるところだったんだよ」ナデナデ
翔鶴「…うーん…あ、ていとく〜一緒におふろですか?いいですよ。ふふふ…zzz」
提督「!?一緒にお風呂!?なんでや!なにしとんね俺!」
提督「明日の朝一緒にお風呂入ってもらおう。翔鶴がいいって言ったんだからな!寝言だからっていう言い訳は通用しないぞ!」
翔鶴も提督に会えなくて寂しかったんです!
翔鶴「…うぅん…もう朝ですか」
翔鶴「たしか提督は今日帰ってくるはず。楽しみです!」
翔鶴「?何か布団の中が温かい?」
翔鶴「!提督!いつ帰られたのですか!?私が寝た時にはいなかったから昨日の夜?」
提督「…あ〜翔鶴〜俺のパンツ返してくれよ。風呂から出られないだろ…zzz」ムニャムニャ
翔鶴「寝言!?何やってるの私!提督のパンツとって何をするのでしょうか」
翔鶴「今すぐ提督と会話したいですけど、疲れているでしょうし起こすのは悪いですね」
翔鶴「その代わり再会の挨拶してもいいですよね。提督?」
提督「…zzzだーかーらー翔鶴が好きなの!ね?わかった?…zzz」ムニャムニャ
翔鶴「ではやらせていただきます」
翔鶴「んっ♥︎」チュッ
翔鶴「唇はまた今度起きてる時に。今はほっぺで我慢します」
翔鶴「では提督。私は朝食を食べてきます。おやすみなさい」
翔鶴姉とキスしたい♥︎
翔鶴「〜♪〜」フンフフーン
瑞鶴「翔鶴姉おはよう」
翔鶴「おはよう瑞鶴」
翔鶴「そういえばね昨日提督が帰ってきたのよ」
瑞鶴「提督?昨日はいなかったはずじゃない?」
翔鶴「そうなんだけどね、皆が寝た後に着いたらしくて今朝起きたら私の布団の中で一緒に寝てたの!」
瑞鶴「へえ〜だから鼻唄歌って機嫌良いんだ」
瑞鶴(そもそも翔鶴姉が提督さんの布団に勝手に入ってるだけだけどね)
翔鶴「その通りです!」ビシッ!
翔鶴「あ、あとキスも少しだけ…///」ボソッ
瑞鶴「キス!?翔鶴姉も大胆だねえ」
瑞鶴「で、どんな感じだったの?」
翔鶴「待って瑞鶴。これには続きがあって」
瑞鶴「ええ〜いいじゃん。どんな感じ?どんな感じ?」
翔鶴「だからキスはしたけど、ちゃんとしたキスじゃなくて…その…なんというか」
瑞鶴「ま、いいか!それより早く食堂行かないとお味噌汁冷めちゃうよ」
瑞鶴「行こう、翔鶴姉!」トタタタタ
翔鶴「あ!待ちなさい瑞鶴!まだ最後まで言ってなくて、話を聞いて!」
瑞鶴「わかってるよ翔鶴姉。誰にでも恥ずかしいことはあるからね。大丈夫だよ。だって瑞鶴は翔鶴姉の妹だもん」トタタタタ
翔鶴「まったくあの娘は…」
翔鶴「口にしたわけじゃないのに。でも、その時は近いはずだからいいですかね♪」
蒼龍了解しました
提督「うぅっ…最近やけに寒くなってきたな」
翔鶴「そうですね〜名古屋では20センチ積雪したそうですよ」
提督「へえ。名古屋ってどれくらい雪降るのか知らないけど、大都市で20センチ積もるとなると影響がでそうだな」
翔鶴「やはり自宅の車が動けかせなくてタクシーで帰る人もたくさんいたようです」
提督「それくらい今の日本は寒いってことだな」
明石「さぁーて!そんなあなたにはこちら!」バコーン!
提督「うぉ!?いきなり入ってくるな!びっくりするだろ」
提督「あぁ!扉!おい、大丈夫か、しっかりしろ!とびらぁぁぁぁ!」
翔鶴「扉さん!しっかりしてください!後で直しますから!」
扉「…」ピクピク
明石「なんで扉に話しかけてるんですか?そんなことよりお二人にはこちら!」デデン
提督「ばっかやろう!この扉はなぁ、俺がまだ新米だった頃からの友なんだよ!」
明石「わかった。わかりました。後で直しますから」
明石「今度こそ、こちらをごらんください!」デデン
明石「ザ・コタツ!」
提督・翔鶴「おぉ!」
明石「二人ともただのコタツだと思ったら大間違いですよ」
明石「普通のコタツは4人で入りますよね。ですがこのコタツは一つだけ穴のサイズを大きくしました!」
明石「つまり、翔鶴さん。このコタツを買えば提督と密接しながらコタツに入り温まることができます!いかがでしょうか?」ゴニョゴニョ
翔鶴「とってもいいです!是非買います!」ゴニョゴニョ
提督「おまえら聞こえてるぞ」
明石「それでは提督。倉庫にある家具コインから今回の料金分引いておきますね」
明石「明日の朝には家具職人さんによる設置が終わってると思いますので」
明石「それではまた」バタン
提督「いつの間に扉直したんだ。あいつは」
翔鶴「提督!コタツです!これなら温まりながらお仕事ができます!」
提督「そうだな。しかも隣には翔鶴がいるからな。はかどるに違いない」
翔鶴「はい!私もお手伝い頑張ります」
このコタツ欲しいな
瑞鶴「やっぱり日本の冬はコタツよね〜」ヌクヌク
翔鶴「そうね〜」ヌクヌク
提督「あれ?みかんの数足りなくね?」
翔鶴「そうですか?最初から6個でしたよ」
提督「いや、確実に4つ足りない」
瑞鶴「提督さん、最初から6個だったよ」
提督「おまえたちには見えないのか?たしかに容器には6つしかない。しかし、この部屋にはあと4つのみかんがある」
提督「しかもそれは、温かく、とても熟れて柔らかい肌色をしている」
翔鶴「でもこのみかん、さっき食堂に行って貰ってきたのもですよね。」
翔鶴「もともと部屋に1つもなくて6つ貰ってきたのであと4つあるのはおかしいです」
提督「うーん…実はその4つは出たり入ったりしてて、あったり無かったりなんだ」
瑞鶴「あったり無かったり?そんなことあるわけないじゃん。みかんは自分では動けないもん」
提督「そうは言ってもあるんだよ」
翔鶴「う〜ん…」
翔鶴「…」
翔鶴「…わかりません。答えを教えてください」
提督「絶対に怒らないか?絶対に軽蔑しないか?絶対に爆撃しないか?」
提督「返答次第で教えるか教えないかは決まるが」
翔鶴「瑞鶴いい?」
瑞鶴「私はいいけど」
翔鶴「提督教えてください!」
提督「うむ。答えは…」
提督「…」
提督「し、翔鶴と瑞鶴の…」
提督「………」
提督「おっ○い!!!」
翔鶴・瑞鶴「第一次攻撃隊発艦始め!」
提督「ほらな!だから言っただろ!」
提督「ちょっとしたジョークだよ!ジョークなんだよ!ねえ!」
瑞鶴のは小ぶりでちょうど手にフィットするので大好きです
赤城「私ばっかり大食いだの赤城給食だの言われて」
赤城「誇り高き一航戦で序盤から終盤まで大活躍の正規空母なのに…」
赤城「しかも同じ一航戦の加賀の方が少し多く食べるし、大鳳に関しては小柄なボディからか私より食べるってことが認識されてないし…」
赤城「なんで私ばっかりこんな目に合わなきゃいけないんですか!」バン!
提督「なんでだろうな」
提督「俺が思うに、加賀は他の艦の追随を許さない46スロがあるし大鳳は装甲空母で中破からでも発艦可能という強さがあるから大食いでも仕方ないというか、納得できるんじゃないか」
提督「いや、別に赤城が弱いって言ってるわけじゃないんだ」
提督「加賀なんてクールビューティーだから大食いなんて言ったら命が危ないからな」
提督「それに比べ赤城は優秀な一航戦でみんなから良きお姉さんと思われてるけど少し茶目っ気があるほうが可愛いだろ」
提督「だからじゃないか」
赤城「提督は…私のこと可愛いと思ってるんですか…?」
提督「そりゃもちろん」
赤城「…」
提督「まあ、あれだな。そんなに気にするな。むしろお前はそんなに食べてるのに痩せすぎじゃないか?」
赤城「…」
提督「よし!今日の昼はラーメン!ラーメンにしよう!赤城行くぞ!出かける準備しろ」
赤城「!」
赤城「はい!」パァァァァァ
赤城「一航戦赤城、出ます!」
提督「それでこそ赤城だ」
この「なんで私ばっかりシリーズ」は翔鶴ver、瑞鶴ver、加賀verなど色々用意してます。
翔鶴「妖精さんから聞いたんですけど、この前の鹿屋での会議が終わった後提督は零戦で帰ってきたそうですね」
翔鶴「提督が飛行機操縦できるなんて知りませんでした」
提督「…」
翔鶴「やっぱり昔乗ってたことがあるんですか?」
提督「…」
翔鶴「提督…?」
提督「翔鶴。その話は皆の前では絶対にするな」
翔鶴「わかりました?」
提督「わかったか!」
翔鶴「は、はい!」ビシッ!
提督「いずれ話すことになる。それまでは我慢してくれ。少し知りたければ赤城と加賀に聞けば教えてくれるかもしれない」
提督「すまんな、怒鳴ってしまって」
提督「それじゃあな」スタスタ
翔鶴「提督…」
〜一航戦部屋〜
翔鶴「〜ということがありまして…」
加賀「提督はなんて言ってたの?」
翔鶴「いずれ話すことになる、と」
加賀「それならその時を待ちなさい」
赤城「ただ、私たちから言えるのは」
赤城「あまり面白い話ではないということだけ」
翔鶴「…」
翔鶴に対して怒鳴った提督。提督と零戦はどういう関係なのか!
一体、彼の過去に何があったのか!
こちらも乞うご期待!
本日は2本立て投稿です!
〜鎮守府露天風呂〜
瑞鶴「はあぁ〜。きもちいい」チャプン
瑞鶴「深夜に一人で入るっていうのもたまにはいいものね」
瑞鶴「星がたくさん見えて綺麗だな〜」
瑞鶴「あれはオリオン座?それともカシオペア座?」
瑞鶴「私、星座全くわからないけど、たくさんの星を眺めながら湯に浸かるのも風情があるというかなんというか」
瑞鶴「それで、一人だからこそ言える悩みだけど私ってなんで控えめな胸なのかしら」
瑞鶴「別に今より大きくなってほしいとかそういう願望はないけれどせめて翔鶴姉みたいに人並みには欲しいかなーって」
瑞鶴「正規空母の中でもいつも私ばっかりネタにされるし。そもそも私より大鳳の方がないでしょ」
瑞鶴「最近は浜風や潮みたいに駆逐艦とは思えないモノを持っている娘もいるし」
瑞鶴「不思議だな〜」
提督「そうだよな。駆逐艦であのサイズだともはや触ってくれって言ってるようなもんだよな」チャプン
瑞鶴「ねー。一体どんな物食べたらああなるのか聞いてみようかしら。なんちゃって」
瑞鶴「…」
瑞鶴「…?」
瑞鶴「ところで…」
瑞鶴「なんで提督さんがここにいるのよーーー!!!」
瑞鶴「なになに!?提督さん、まさか翔鶴姉という人がいながら裸覗きに来たの!?」
提督「違う!違う!俺も瑞鶴みたいに深夜なら誰もいないと思って浸かりに来たの!」
提督「夕食の前後だと艦娘達がたくさんいるから俺がいるとお互いに困るだろ」
提督「あと、翔鶴姉という人がいながらって!翔鶴の裸なら見てるみたいな言い方はやめろよ!変な誤解生むだろ!」
提督「それなのに瑞鶴が入って来て出るにも出れず存在感を消してやり過ごそうと思っていたら、つい瑞鶴の意見に賛同しちゃって声出しちゃったわけだ」
瑞鶴「まあ…それなら仕方ないわね」
提督「瑞鶴、いいかよく聞け」
提督「何がとは言わないが、皆違ってみんないい!」ニマー
提督「以上!」
提督「それじゃあ俺は出るからごゆっくり」ザバッ
瑞鶴「提督さんのバカ!エッチ!変態!翔鶴姉に言いつけてやる」
提督「ははは、別に構わないさ。だって言いつけたら翔鶴に爆撃されるんだろ?」
提督「つまり翔鶴に怒られるってことだろ。そんなのただのご褒美じゃないか」
提督「まあ、翔鶴だけじゃなく瑞鶴いてこその俺と翔鶴だからな」
提督「なんだかんだ今、俺と翔鶴が仲良くやれてるのも瑞鶴のおかげだし」
提督「とりあえず悩みがあるなら気軽に言えよ?本気で悩んでるなら真面目に相談にのるから」
提督「じゃあな」ガラガラー
瑞鶴「もう、あんなこと言っておきながら最後はかっこ良く決めちゃって…」
瑞鶴「ホント、ずるい人だな///」
その後しっかり爆撃されました(やったね☆)
提督「うーん…」
提督「うーん」
提督「うーん!」
提督「あぁぁぁぁぁ!」
翔鶴「どうしたんですか?お悩みですか?」
提督「あぁ…これは今日の中で一番大切な件だからな。慎重に考えてたんだが、決められなくてな」
翔鶴「私で良ければ力になりますよ?」
提督「ありがとう。ちょうど翔鶴達のことについて考えてたんだ」
翔鶴「私達?私と他に誰かいるんですか」
提督「瑞鶴だ」
提督「実は今日の夜、翔鶴か瑞鶴。どっちの布団で寝るか考えてたんだ」
提督「瑞鶴は俺が入るとそっぽ向いてお互い背中を合わせる形になるんだが、夜中になると袖引っ張って提督さんって呼んだ後に近くに寄ってくるんだよ」
提督「な?これやばいだろ?可愛すぎて俺どうにかなっちゃうだろ」
翔鶴「たしかに我が妹ながら可愛いですね」
提督「翔鶴は言うまでもなくその優しい雰囲気で包み込んでくれてまさに姉という感じがしてとても落ち着くんだよなぁ」
提督「さて、今日はどちらにするべきか」
翔鶴「あの…意見具申いいですか」
翔鶴「提督が私達どちらかを選ぶのではなくて私達が提督の布団に入ればいいのでは?」
提督「」
提督「…」
提督「は?」
提督「え?えぇぇぇぇ!?」
提督「え?二人がいいなら嬉しいが無理しなくていいんだぞ」
提督「もともとは俺が一人で寝ると寂しいから二人に協力してもらってるわけであって…」
翔鶴「あら、私は構いませんよ。むしろなんかワクワクします!」
翔鶴「そういえば今度正規空母の皆さんで一航戦の先輩方の部屋でお泊り会をやるんです」
翔鶴「そんな感じでワクワクします。提督のお布団!」
提督「よし!じゃあ決まりだな。後は瑞鶴がどうするかだな。後で聞きに行くか」
翔鶴「はい!」
翔鶴と秋月了解しました。蒼龍と飛龍の話も現在執筆中です
遅くなりまして申し訳ないです
提督「今日はクリスマスイヴか。明日のクリスマスプレゼント楽しみにしてるだろうな」
提督「正直、プレゼントの出費は痛いがそんなのはどうでもいい。俺は皆の笑顔が見られるならそれでいいんだ」
提督「特に買いたい物もないしな。だったら人の為に使おうじゃないか!」
提督「そして万が一俺が皆に配っているのがバレてしまった時の為にわざわざ横浜のドン・キ○ホーテまで行ってサンタコスを買ってきた」
提督「完璧だ!よし行くぞ!」
〜作戦遂行中〜
提督「ふぅー。残すは鶴姉妹だな。駆逐艦、軽巡、潜水艦達は間宮の食べ放題券とか娯楽系のプレゼントが多かった」
提督「重巡、戦艦、空母は実戦に向けた装備とかの要望が多かったな。これは夕張、明石、工廠の妖精さんと相談だな」
提督「さて、行きますか」
〜鶴姉妹部屋〜
提督「ん?やけにでかい靴下だな。二人ともそんなに欲張りな性格だったか?まあいいか。まずは瑞鶴から」
提督「なになに…「
提督「翔鶴姉と同じ物を下さい、か」
提督「瑞鶴らしいっちゃ瑞鶴らしいな。翔鶴なら変な物頼まないだろうし」
提督「んで、翔鶴はというと」
提督「」
提督「…」
提督「これどうするの…」
提督「提督を下さい、って」
提督「しかも瑞鶴も同じか…」
提督「欲しい物は俺。そしてやけにでかい靴下。残された方法はあと一つ!」
提督「頭から靴下を被り、もう一つは足から履く!そして寝る!」
提督「二人とも明日どんな反応するか楽しみだな」
提督「どうせ笑われるんだろうけど」
じゃあ私は翔鶴と瑞鶴を下さい
今日は8月6日、MI作戦発動まであと2日です
ちょうど2か月前の6月6日、相方の飛龍が正規空母初となる改二改造を受けました。
この6月6日というのは忘れもしないミッドウェー海戦の日です。
ミッドウェー海戦では私を含む日本の主力正規空母4隻を一気に失った。幸い搭乗員の戦死者は少なかったが飛龍は友永さんを自爆で失っている。
ミッドウェー海戦の日にミッドウェー海戦で戦った飛龍の改二改造。私もミッドウェーで戦ったし、常に飛龍と共に二航戦として行動していたから少しは改二改造を期待していた。
けれども提督からその知らせは来なかった。そりゃそうだよ。だって飛龍はミッドウェーでアメリカ正規空母ヨークタウンに大打撃を与え、「日本空母3隻失うも、飛龍は健在なり」を証明したからね。
なんか飛龍がだいぶ遠い存在になっちゃった気がする。
どうやら改二改造で火力、回避が大幅に上がり一航戦とほぼ同等、ないしはそれ以上になったらしい。
しかも飛龍は最初は戦艦として建造され空母に改造された赤城さんや加賀さんと違って34.5ノットも出せる高速空母。
その高速性を活かした回避、自慢の友永隊による更なる火力の向上。
だけど、私はどうだろう。
赤城さんや加賀さんみたいに搭載機数も多くない。鶴姉妹みたいに新鋭艦でもない。
装甲も薄いからすぐ中破して艦載機発艦不能になって足手まといになる。
かといって搭載機数多くないから攻撃力も中途半端。
いったい私の大破で何回撤退を余儀無くされたことか…
私、こんなだから皆の前ではニコニコしてるけど本当は怖いんだ。
飛龍に見捨てられたらどうしよう、皆に見捨てられたらどうしよう、
私はもう必要ないのかもしれない…!
…こんな気持ちでMI作戦に臨むのは嫌だけど既に編成は決まっていて一航戦と二航戦はMI作戦、五航戦は万が一に備え待機となっている。
…はぁ、もう飛龍とペア組むこと出来ないのかな
今の飛龍と私だと戦力差があり過ぎて飛龍は全力出せないから…
楽しかったな。飛龍とのニ航戦での戦い。恐らく今回のMI作戦が最後のペアだろう。
飛龍は最前線の戦いへ、私は後方の戦線へ送られるだろうから。
あれ?おかしいな…なんで私泣いてなんかいるんだろう…
グスッ…こんなことわかりきっていた…
むしろ今までペア組めていたのが不思議なくらいだ…
ハハッ…飛龍はいなくなるわけじゃないのにね
おかしな人だよなぁ。私って…
「ほんと、蒼龍はおかしな人だよ」
笑いながら彼女は言う。ずっとずっと聞いてきた安心感のある声。
今、一番聞きたくて、でも聞きたくない声だった
「だいだいさ、私は蒼龍と一緒の二航戦じゃないとどんな作戦でも参加しないからね」
改二になり日の丸の鉢巻を巻いた飛龍はかっこよかった。
戦意に満ち溢ふれ、「72年前の仇を取る!」
そんな感じだった。
「飛龍はさ、私のことどう思ってるの?正直に言ってよ。だいたい予想はついてるからさ…」
「じゃあ言わせてもらうよ」
「蒼龍はさ、ペアであると同時に私の姉でもあるんだよ。
私は蒼龍型改とも言われてるし飛龍型とも言われるけどさ、ほとんど変わらないじゃん。せいぜい飛行甲板が1m広いくらい」
「きっと蒼龍は今、私が飛龍の足引っ張ってる、とか考えてるでしょ?」
なんでわかっちゃうんだろう。正にその通りだけどさ…
「うん…」
「やっぱりね。そして今、なんでわかるの?、って思ってるでしょ?」
「そんなのわかるよ。だって私達は
生まれこそ違うけどそれ以外は最後の最後、ミッドウェーまで一緒だったじゃん」
「蒼龍がいたから私が生まれて、蒼龍がいたから頑張れて、蒼龍がいたから最後、皆の想いを込めてヨークタウンに一撃浴びせられたんだよ」
「蒼龍じゃなきゃ駄目なんだよ。上手く言えないけどさ…
私は蒼龍のことが好き!蒼龍のことが世界で一番好きでずっと一緒にいたい!何があっても離れたくない!ただそれだけなんだよ」
「だからこそ私も蒼龍にそう思われたい」
「これが私の思い。逆に聞くけど蒼龍は私のことどう思ってるの?」
…そんなこと言われたらさ…答えは一つに決まってるじゃない
「まぁ言わなくてもわかるよ。私も飛龍が一番好き!、でしょ?」
飛龍には全部お見通しなんだ…
やっぱり…
私は…
飛龍と…
いつまでも…
「ねえ?聞いてる?で、結局どうなのさ?」
「いいじゃん、そんなの。それより久しぶりに間宮行こっか!今日は私が奢ってあげる」
「お!ありがとう蒼龍!元気でた?ねえねえ元気でた?私のおかげ?」
「う、うるさいな///私だって悩む時もあるのよ」
「そっかー。じゃあさっきの世界で一番好きはやっぱり多聞丸だな。二番目は友永さんで三番目に蒼龍かな」
「ええ!?なにそれ!やっぱ奢りやーめた。自分で払ってね」
「ああ!蒼龍のケチ!バカ!せっかく慰めてあげたのに!」
やっぱり私も飛龍と一緒にいたい。能力云々とか関係ない。ただ飛龍と一緒にいて私にできる最善のことをしよう。
飛龍が私の考えがわかるみたいに私も飛龍の考えがわかるようにならなくちゃね。
ありがとう、飛龍。
リクエストのあった蒼龍と飛龍です。この8月6日というのは蒼龍の改二実装日なので選びました。
番外編ということになってますが日常の蒼龍と飛龍はこの話あっての彼女らなのでこの設定は引き継がれます。
もちろん日常編の蒼龍と飛龍も書きます!
提督「えーと、艦爆はもう十分あるから戦闘機に変更して」
蒼龍「やだやだやだ!なんでなんで!もっと九九艦爆積みたい!」
提督「やだって言ったっておまえ、4スロ中3スロまで艦爆いれてるじゃんか」
蒼龍「でもやだぁ!もっと積みたい!」
提督「いや、だから制空権取ってこその攻撃隊だろ」
蒼龍「やだぁ!やだぁ!やだぁ!」
提督「はぁ…どうするかなあ、飛龍はどう思う?」
飛龍「提督、蒼龍をいじめちゃ、めっ!ですよ」
提督「え?いじめてるつもりはないんだが…」
提督「まず制空権を取って攻撃隊が敵艦隊に突入するという俺の考えは間違ってるのか?」
飛龍「それでも、めっ!です!」
飛龍「私だって艦攻もっと積みたいです!」
蒼龍「ねぇ提督!艦爆!艦爆!」
飛龍「私も艦攻を!」
提督「いいかお前たちまずは制空権を取らなきゃ瞬く間に撃ち落とされ…!」
蒼龍「やだぁ!やだぁ!もっと艦爆積みたいの!」ポカポカ
飛龍「私も艦攻!」ポカポカ
提督「あぁー!わかったから。わかったから叩くな」
蒼龍「艦爆!」ポカポカポカポカ
飛龍「艦攻!」ポカポカポカポカ
提督「誰か助けてくれー!」
蒼龍は艦爆を飛龍は艦攻を。がうちの鎮守府の決まりで江草隊や友永隊は他の艦には乗せません
提督「この鎮守府に着任してから随分経つけど、俺って艦娘からしたらどういうイメージなんだろう?」
翔鶴「そうですね、私!気になります!」
提督「ん?今、千反田えるがいなかったか?」
翔鶴「千反田さん?誰ですか?」
提督「いや、なんでもない。とりあえず青葉に協力してもらおう」
〜翌朝〜
提督「お、来てるな青葉新聞。たしかここに取材結果が掲載されてるはず」
提督「あったぞ!なになに…」
提督「3位は、”お父さん”か。」
提督「どうやら駆逐艦の多くがこう答えたらしいな。たしか夕立もこの前言ってたな。正直嬉しいけどお父さんっていうほど歳取ってないんだよな」
翔鶴「ほら、よく駆逐艦の子達と遊んでるじゃないですか。あれが人気を集めたんでしょうね」
提督(本当は仕事サボってるだけ。とか言えない!)
提督「次!2位は…」
提督「”変態”」
提督「おい、ちょっと待て。これどういうことだよ」
翔鶴「…」
提督「いやいやいや。たしかに俺は変態だよ?この前も”大鳳の腋ペロペロしたい”とか考えて危うく実行しそうになったけど」
提督「ちゃんと止まったからセーフだろ。そういうのはお互いの気持ちをちゃんと確かめてからじゃないと良くないと思うんだ」ドヤァ
翔鶴「かっこいいこと言ったと思ってるかもしれませんけど何もかっこよくないですよ」
翔鶴「それにそんなことしなくても…」
翔鶴「私に言ってくれればやらせてあげるのに…」ボソッ
提督「?何か言ったか?」
翔鶴「なんでもないです!次行きますよ!///」
提督(どうしたんだいきなり?でも顔を赤らめてる翔鶴も可愛いなぁ)
提督「第一位は!…」
提督「”翔鶴”?」
翔鶴「私ですか?」
提督「解説は…翔鶴がいないと何もできない。いつも翔鶴といる。いつも翔鶴とイチャイチャしてる。そして最後に皆からひとこと…」
翔鶴「みんなからひとこと?」
”おまえらいつになったらケッコンするんだよ!”
提督(この前も言われたな)
提督「…」
翔鶴「…」
提督「ケ、ケケケ、ケッコンなんて!そういうのこそやはりお互いの気持ちを確かめるというのが大事であって///」
翔鶴「そうですよね///ケッコンほど重要なことはもっと慎重に決めないと…あ!でもお相手は提督ですよ?」
提督「え?」←嬉しい
翔鶴「え?」←ちょっと困惑
イチャイチャしやがって!
羨ましいな、おい
提督「今年もあと2日で終わりだな」
翔鶴「そうですね。今年はいろんなことがありましたね」
翔鶴「提督がどさくさに紛れて秋月さんの太ももスリスリしたり、瑞鶴を私と勘違いしたり」ジトー
提督「まだ覚えてたか…」
提督「それに今年はなんといっても翔鶴と仲良くなれた。っていうのが俺は嬉しかったな」
翔鶴「たしか前の秘書艦は鳳翔さんでしたっけ?」
提督「うん。彼女、後方支援といえど毎日3食献立考えて作って洗濯もして駆逐艦の面倒も見て…」
提督「なんだかんだ出撃してる艦娘と同じくらい、もしくはそれ以上忙しかったから変えたいと思ってたんだ」
翔鶴「なんかそれだと私が暇してるみたいじゃないですか…」
提督「そこで俺は考えた。どうすれば秘書艦の仕事を減らせるかを。そして俺が辿り着いた結論は…」
提督「”好きな艦娘を秘書艦にする”だ」
提督「男ってもんはな、好きな子の前だとかっこつけたくなったり、いつもより頑張れるんだ」
提督「が、これは建前で本当は翔鶴と仲良くなりたいからだ」
提督「秘書艦の仕事については終わったと嘘をつき俺がやることにした」
翔鶴「じゃあ今も私が帰った後も夜中やってるんですか?」
提督「え?あ、いや…それは…その、時と場合によりまして……」
翔鶴「やってるんですか!」ギロッ
提督「は…はい」
翔鶴「もう!だから昼間あんなに眠たそうにしてるんですね!」
翔鶴「なんで昼間ちゃんとやらないんですか!」
提督「昼間は翔鶴と一緒にいれる時間だから少しでも翔鶴と話したくて…」
提督「仕事なんて夜でもできる。けど翔鶴とは昼間しか話せない。だから?」
翔鶴「あ…あぅぅ///それはその…私と一緒にいたいと考えていいんですね」
提督「あったりまえだろ。翔鶴がいない生活なんて考えられないからな」
提督(よし。このままごまかるぞ)
翔鶴「はっ!そうじゃなくて!」
提督(ちっ、しぶといな。まあ俺はドMだから翔鶴に怒られるのも実はご褒美だったりする)
提督(今、”うわMかよ。気持ち悪”とか思った諸君は想像してみると良い。翔鶴という絶世の美女に怒られることがどれほどのことか。さぁ!わかっただろ?)
翔鶴「聞いてるんですか!」バン!
提督「ひいっ!?」
提督「あの…翔鶴さん?」
提督(翔鶴なんか今日機嫌悪いな。どうしたんだ?)
翔鶴「今度からはちゃんと私に言ってくださいね!私だって提督と話せるのは嬉しいですけどそれで身体壊されては元も子もないですから!」
翔鶴「私は提督の身体が心配なんです…///」
提督「翔鶴!」パァァァァ
皆さんも来年は身体に気をつけてくださいね
〜宴会場〜
提督「よーしお前ら!今日は年末だ!好きなだけ食って好きなだけ語りまくれ!」
艦娘「いえーい!」
赤城「鳳翔さん!唐揚げ50人前お願いします!」
加賀「私も赤城さんと同じのをお願いします」
提督「いいぞ!一航戦!お前らの本気見せてみろ!」
那珂「それじゃあここら辺でアレいくよー☆」
那珂「青葉さんお願いします!」
青葉「青葉です!今年は鎮守府での一年の面白おかしい映像をまとめたのをご用しました!」
艦娘「ワァァァァァ!」
青葉「6時間近くやるのでどうぞよろしくお願いします」
青葉「それでは”絶対に笑っちゃう鎮守府24時間”どうぞ!」
〜進行中〜
大型モニター「ダダーン、提督タイキック!」
提督「ファッ!?」
提督「おい青葉どういうことだ!?」
青葉「青葉頑張っちゃいました。わざわざタイキック専門の方をお呼びいたしました!」
提督「おい!聞いてないぞそんなの!」
翔鶴「あ!てぃとくぅ、にがしませんよぉ!」
提督「離せ翔鶴!ここで逃げないと俺の尻が!尻が!」
翔鶴「だぁ〜めですよ///てぃとくぅは普段お仕事さぼっているので罰が必要なんですぅ///」
提督「誰か!この酔っ払いをなんとかしてくれ!」
タイキック専門家「オイ、オマエ、ニゲルト、イタイゾ」
提督「くっ!しょうがない。年末だ。最後に大きな悲鳴でも残しとくか」
タイキック専門家「イクゾ」
提督「こい!」
タイキック専門家「フッ!」ドス!
提督「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
提督「いってえ!いってえぇぇぇ!ひいっ!くっ!ふぁぁぁ!」ジタバタ
艦娘「アハハハハ!」
提督「やばい…やばい…痛い、痛い…」
青葉「やりましたね提督!みんなの笑いをとれましたよ!」
提督「俺は芸人じゃねえ!」
今年はこのSSを応援、読んで頂きありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます。作者です。
いきなりですがお知らせがあります。
2015年1月1日の23時から23時30分くらいにこのSSを閲覧した方はわかるかと思いますが「秋月着任ス」より以後の話が消えるというアクシデントがございました。
ご迷惑をおかけしました。
それでは2015年第一号どうぞ!
提督「あけましておめでとう翔鶴」
翔鶴「あけましておめでとうございます提督。今年度もよろしくお願いします」
提督「よろしく。ところで…今年もとは言わずに一生世話になっていいか///」
翔鶴「そ、それは一生ということはつまり///」
瑞鶴「はい、そこ皆の前でイチャイチャしない」
艦娘「イイゾモットヤレ!」
瑞鶴「あれ?と、とにかく新年も年末同様パーティして新年の景気づけといきましょう」
提督「瑞鶴の言う通りだ。今日も食いたいだけ食って新年の良いスタートを切るぞ!」
赤城「ふふ、ふふふ。この一航戦赤城。昨年とは違います。鳳翔さん唐揚げ100人分お願いします!」
加賀「駄目よ赤城さん。120人分くらい食べれるようじゃないと一航戦の名が腐ります」
赤城「なるほど。さすが加賀さん!頼りになります!」
加賀「やりました!」キラキラ
提督「…たしかに食いたいだけ食べろとは言ったけどさ…」
翔鶴「あれ?てぃとくぅ、なに暗い顔してるんですかぁ?」ヒック
翔鶴「もっとたのしいこと考えましょうよ///」
翔鶴「ほら、提督もお酒どうぞ!」
提督「いや、もうお酒は大丈夫だ」
提督「!?おい翔鶴!やめ!やめろって!?」
瑞鶴「はぁ…翔鶴姉はお酒弱いからな…提督さん、なんとかしてよ」
瑞鶴「今の提督さんなら私より翔鶴姉のこと詳しいし」
提督「え?えへへ///翔鶴の事を誰よりも詳しくて夫にふさわしいなんて///」ヒック
提督「褒めても何も出ないぞぉ!」
瑞鶴「ホントにこの二人にはお酒飲ませないで!」
今年度もよろしくお願いします!
大鳳了解しました。
新年でキリがいいので主な登場人物の紹介
提督…横須賀鎮守府の提督。翔鶴が好き過ぎて「翔鶴がいないと生きる価値が無い」とまで言うほど翔鶴が好き。
翔鶴が着任するまでは鳳翔が秘書艦だったが着任するとその美しさに一目惚れし変更した。
昔、数少ない人間の零戦パイロットであり「撃墜王の中の撃墜王」と呼ばれていたが、”ある事件”をきっかけにパイロットを辞め提督になった。
その”ある事件”は時が来たら翔鶴に話すらしい。
駆逐艦と良く遊ぶことから「お父さん」と呼ばれて慕われている。
そして最近は変態になりつつある。
あとお酒に弱い。
翔鶴…翔鶴型航空母艦1番艦。提督が好き。実は提督とは両想いということがわかっており皆からはよく「いつケッコンするの?」と聞かれては顔を赤らめている。
提督が出張で鎮守府を留守にしてる間わざわざ提督のベッドで寝たり、
寝ている提督のホッペにキスをしたりするなど積極的な一面もある。
こちらも提督同様お酒に弱い。
瑞鶴…翔鶴型航空母艦2番艦。彼女のお陰で提督と翔鶴が仲良くなれたと言っても過言ではない。
昔は提督から「翔鶴の事を教えてほしい」と頼まれ翔鶴からは「提督のことを教えてほしい」と頼まれ、二人が両想いだということを知っている唯一の人物だった。
加賀によく「練度が〜練度が〜」と言われ見返したいと思い鍛錬の後に一人弓道場や飛行場に残りこっそり自主練してた。
その後瑞鶴の進水日に加賀にその実力を認められ今では加賀のことが大好きである。(ここら辺、感動するところなんだらねっ!)
加賀…加賀型航空母艦1番艦。翔鶴、瑞鶴の実力を認めており特に瑞鶴には期待している。
提督のいう”ある事件”を知っている。
赤城…赤城型航空母艦1番艦。昨年は唐揚げ50人分が限界だったが加賀の助言もあり”一航戦の誇り”に更にみがきをかけようと今年は120人分に挑戦する。
こちらも提督の”ある事件”を知っている。
蒼龍…蒼龍型航空母艦1番艦。正規空母の中で自分は役立たず。と自覚し自信を無くしていたが飛龍の助言により復活。改ニにもなり自慢の江草隊で敵艦隊を次々に破壊している。
飛龍…飛龍型航空母艦1番艦。蒼龍が自信を無くしていることに気付きなんとか蒼龍を立ち直らせた。
友永隊で蒼龍の江草隊と共に敵艦隊を攻撃する。その連携は鎮守府一とも言われる。
秋月…秋月型駆逐艦1番艦。着任パーティの際はたくさんの料理が並ぶバイキングに動揺したが今では毎日3食しっかり食べれることに感謝しているとってもいい娘。
史実からか鶴姉妹と仲が良い。提督によく太ももスリスリされる。
これは2015年1月2日時点のものであり今後話が進むに連れていくつかの要素が追加されます。
夕立「っぽい!」
58「でち!」
提督「」
提督「でち…」
58「でち、でーち、でち!」
夕立「ぽい、ぽい、ぽい!」
提督「でち…と見せかけての、っぽい!」
夕立「ぽい!ぽい!ぽいっぽい!ぽい?」
提督「ぽいぽいぽいからのでちからの切り返しで、でち、でっち!」
夕立「さすが提督っぽい!」
58「ゴーヤの提督さんはお利口さんでち!」
提督(何言ってるのか全然わかんねえ…)
翔鶴「提督…もしかして」
提督「っ!わかってる!わかってるから!」
提督「さぁ夕立、ゴーヤ。外で遊ぼう外で」
翔鶴「あの…私も一緒に行ってもいいですか?」
提督「いや…翔鶴、俺が理解できてないことバラさないか?」
翔鶴「が、頑張ります」
提督「よし、頼むぞ。彼女らの言葉がわからないようでは提督として、いや。父として失格だからな」
翔鶴「提督ってそんなにレベル高いことを要求されるんですか…」
提督「と、とにかく!頼むぞ!」
提督「よーし、お前ら。今日は翔鶴も一緒に遊んでくれるぞ!」
夕立「夕立ちょっと嬉しいっぽい!」
58「翔鶴さんは優しいでち!」
遊び(意味深)
〜中庭〜
夕立「鬼ごっこしたいっぽい!」
提督「よし。じゃあ俺が鬼やるから10数える間に逃げろ」
提督「じゅーう…」
提督「ごー…」
提督「さーん…にー…いーち…」
提督「行くぞ!」
提督「あ!ゴーヤ…まずはお前からだ!」
58「ゴーヤでちか!オリョクルで鍛えたゴーヤの実力を見るでち!」
提督(オリョクルで鍛えたっつても潜水艦はもともと低速だからな。まぁ、手加減してやるか)
提督「ま、待ってくれゴーヤ!くそっ!速いなゴーヤ!」
提督「ハァハァハァ…くそ!ゴーヤは速くて追いつけない次は夕立だ!」
夕立「ぽい?提督さんには夕立、捕まらないっぽい!」タタタタ
提督(くっ…さすが駆逐艦。こればっかりは手加減無しでも速くてなかなかキツイ)
提督「ハァハァハァ…ハァハァハァ…オォゥ…」
提督「くっそ…ハァハァハァ…みんな…速いな」←体力使い果たした
翔鶴「あの、提督?大丈夫ですか?なんなら私が交代しましょうか?」
提督「翔鶴…その気持ちはありがたいが俺はお前をこの手でタッチし鬼にするまで負けるわけにはいかないんだ」
提督「35ノットがなんだ!お前ホントに正規空母か!?駆逐艦だろ!速過ぎだろ!」
提督「翔鶴型速過ぎだろ!」
翔鶴「あの…提督?」
提督「行くぞ…」ボソッ
妖精「…On your mark」
提督「…」スッ
妖精「…Set!」
提督「…」クイッ
妖精「!」バーン!
提督「っ!」ガチャン
提督「うぉぉぉぉ!!!待て!翔鶴!」ダダダダダ
鬼ごっこでクラウチングスタートとスターティングブロックを使う提督
響、了解です。
翔鶴と秋月、大鳳、響の順番になりますのでしばしお待ちを。
提督「そろそろ夕飯だな。三人とも食堂行くぞー」
58・夕立・翔鶴「はーい」
〜食堂〜
提督「瑞鶴、隣いいか?」
瑞鶴「いいよ。さっき執務室行ったらいなかったけど、翔鶴姉と提督はなにしてたの?」
提督「あぁ、それなら遊んで…!」
提督「べ、別に!翔鶴とナニなんかしてないんだからねっ!ホント瑞鶴には困っちゃう!///」
瑞鶴「そういうことは聞いてないから!」
提督「夕立と58と中庭で遊んでた」
瑞鶴「その答えを待ってたの。勝手に変なこと言わないでよ」
提督「ハハハ。すまん。ところで今日の夕飯は親子丼か」
提督「こりゃあ卵がふわふわしてて肉も柔らかくてジューシーでうまそうだな」
提督「けれども…」
提督「俺は…」
提督「鳳翔さーん!俺の親子丼は姉妹丼に変更してもらえませんか!」
提督「ちなみに五航戦の姉妹丼でお願いしまーす!」
提督「ふぅ。これで体力も回復し明日はバリバリ仕事できるぞ!」
提督「」
提督「返事がないな。鳳翔さん厨房にいるから調理してて聞こえないのかな?」
提督「でも頼んだ時こっち向いて笑ってたからな。聞こえてないわけないんだよな」
翔鶴「鳳翔さーん!ちょっと急用が入りましたので私たち3人の分は残しておいてください」
瑞鶴「お願いしまーす!」
提督「ん、3人?翔鶴と瑞鶴と…俺!?」
鳳翔「はい。わかりました。少しは手加減してあげるのよ」
瑞鶴「たまにはきつーくやっておかないと駄目なんでそれは無理ですね」ニコッ
鳳翔「そうですね。では後ほど」クスッ
翔鶴「さぁ提督!夕飯前にかるーい運動です」ニコッ
提督「運動ならさっき中庭で…」
翔鶴・瑞鶴「」ニコッ
提督「中庭で…」
翔鶴・瑞鶴「」ニコッ
提督「な、ななな、中庭で…」ガタガタ
提督「俺、なんかやばいことした?」ガタガタ
翔鶴「提督お望みの五航戦サンドをやりにいくんですよ?」
瑞鶴「私もだいぶ練度上げたし自信あるんだー♪」
提督「練度?フェッ!?」
青葉「さーあ!これは大変なことになってきました。どうやら提督はこれから五航戦サンドを受けるようです」
青葉「実況は私、青葉と、解説は鎮守府の空母のエース的存在。一航戦の加賀さんです!」
青葉「よろしくお願いします!」
加賀「よろしくお願いします」
青葉「さて加賀さん。早速ですがこの状況どう見ますか?」
加賀「そうですね。現在提督は五航戦の二人に引きづられていて、抗おうとしてるけれど大和型を越える馬力を持つあの二人には抗えませんね」
加賀「恐らく向かう先は滑走路ね。瑞鶴も言っていたけれどあの娘たちの練度はたしかに上がっていますからね」
加賀「提督がどのようにして正面と後ろから急降下してくる彗星艦爆の爆撃を回避するのかが見ものですね」
青葉「なるほど!そういうことだったんですね!」
青葉「てっきりオフトゥンでするサンドかと思っちゃいました!」
青葉「お!どうやら滑走路に到着したようです!さて、提督どうする!?」
オフトゥンでのサンドを私は希望します
提督「…」ドキドキ
提督「…」ドキドキ
時計「24:55」カッチコッチ
提督「…」ドキドキ
翔鶴「テレビの前で正座してなにしてるんですか?」
提督「アニメが…」
提督「遂にアニメが…」
提督「艦これのアニメが…!」ドキドキ
提督「艦これのアニメが始めるんだ!」
提督「あと5分!一部では昨日から放送されたらしいがここは今日からの放送だからな!」
提督「昨日なんて楽しみ過ぎて寝れなかったZE★」
翔鶴「艦これ?一体なんですか?」
提督「さぁ?俺もよくわからないんだがとにかく巷で大人気でものすごく期待されてるアニメがあと…1分!」
提督「あと1分だ!」
提督「翔鶴はどうする?もう遅いし仕事も終わってる。無理に俺に付き合うことはないぞ」
翔鶴「そうですね…さっき部屋に行ったら瑞鶴もう寝てたので私もご一緒させていただきます」
提督「そうか!これは何故か知らんが夕張がめちゃくちゃ勧めしてきたから相当の出来らしいしな」
提督「夕張はアニメに詳しいのか?」
提督「まぁいいや。さぁ始まるぞ!」
アニメ楽しみ過ぎて寝れなかったZE★
いや、まじで。
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@n1k3_a
提督「始まったぞ」ワクワク
TVナレーション「駆逐艦級から超弩級大型戦艦まで多彩な種類をもつ深海棲艦」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
TV榛名「勝手は榛名が許しません!」
TV霧島「全門斉射!」
提督「おお!砲撃シーンかっこいいな」
TVナレーション「その活躍により制海権奪還に向けた反抗作戦が開始されようとしていた」
TV「ザザザザザ」
提督「ん?この艤装どこがで見たことがあるような」
TV翔鶴「行くわよ。第二次攻撃隊…」
TV翔鶴「発進!」ヒュン
提督「うぉぉ!翔鶴だ!翔鶴だー!」
提督「かっこいいな!これは翔鶴の華やかさとかっこよさが入り混じっていて良いな!」
提督「作画担当は優秀だな!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
TVエンドロール「作画担当:秋雲。CG、演出:秋雲、夕張、明石」
提督「ファッ!?なにやってんのあいつら!」
提督「どうりで本物の艦娘と似てたわけか」
祝!アニメ出演
提督「ハァハァハァ」ダダダダダ
提督「あ!見つけぞ秋月!」
秋月「指令?秋月にご用でしょうか?」
提督「日課の秋月の太ももスリスリしにきた」
秋月「いつから日課になったんですか!」
提督「ここは譲れません」
一航戦の青いほう「ヘックション。あー…風邪かしら」
秋月「その…触るなら廊下じゃなくて二人きりのとこで…」
提督「なら秋月の部屋に行こう。執務室は今、ちょっと使えなくてな」
提督「さあ、行くぞ!秋月!急げ!」グイ
秋月「え!?そんなに急がなくても!」
翔鶴「見つけましたよ提督」
翔鶴「私から逃げられるとでも思いましたか?空母の索敵能力を侮りましたね」
提督「くそっ!逃げるぞ秋月!」ダダダダダ
秋月「ちょっ!?指令!?」
翔鶴「」ヒュン
翔鶴「翔鶴型の速力も侮りましたね。さて、どうしますか。降参しますか?それともまだ抵抗しますか」
提督「…好きにしろ」
翔鶴「では好きにさせていただきます」
翔鶴「秋月さん。今のことは忘れてくださいね」
秋月「は、はぁ…」
翔鶴「ほら!立ってください!行きますよ提督」
提督「秋月!明日だ!今日は日課を果たせなかったが明日こそは絶対にスリスリするからな!」
翔鶴「はいはい。バカなこと言ってないで執務室戻って仕事の続きやりますよ」ズルズル
提督「痛い!この前も引きずられたけど、これけっこう痛いんだよ!」
翔鶴「ならちゃんと仕事しましょう」
これが毎日繰り返される我が鎮守府
大鳳「ふぅ。運動した後の風は気持ちいいわ」
提督「大鳳おはよう。朝からランニングか。頑張ってるな」
大鳳「おはようございます提督。私も一航戦の先輩のように強くなりたいので!」
提督「そうか。頑張れよ」
提督「ところで、これからシャワー浴びにいく?」
大鳳「ええ。まあ、行きますけど」
提督「そうか。ちょっとお願いがあるんだが聞いてくれるか」
提督「大鳳の腋を…その」
提督「prprさせてください!」
大鳳「?ピーアールピーアールってなんですか?」
提督「あ、あの…それはつまりピーアールピーアールというのは、あれでして…」
提督「運動後のちょっと汗ばんでるのがまたそそられると言いますか…その…」
翔鶴「誰の腋をprprしたいんですか?」
提督「そりゃもちろん大鳳に決まってんだろ!」
提督「」
提督「?」
提督「!?なんで翔鶴がいるの!?」
翔鶴「さっき起こしに行ったら珍しく先に起きてたので、これは何か企んでるな。と思いまして探しにきました」
提督「何もたくらんでないだろ!別にたまに早起きするくらいいいだろ」
翔鶴「早起きするのはとても良いことだと思いますが私さっきの会話全部聞こえてたので」
提督「大鳳、お前からも言ってやってくれよ。別に俺は何もへんなことしようとしてないよな?」
大鳳「prprというのが何かわからないと答えられないので教えてください」
提督「それはちょっと…」
翔鶴「昨日の秋月さんで懲りたかと思いきや…」
翔鶴「とにかく私たちは先に朝ご飯済ませちゃいましょう」
翔鶴「それでは大鳳さん。提督がご迷惑をおかけしました」
翔鶴「さあ、行きますよ提督」
提督「待って!引きずらないで!昨日引きずられたせいで服新しくしたばっかりなの!服代、俺のポケットマネーなの!」
翔鶴「なら引きずられるようなことしなければいいじゃないですか」
提督「ごもっともです」
最近、時間がとれず毎日更新はきつい状況です。ご了承ください。
あと、翔鶴姉と秋月の話は現在執筆中です。今週の週末には投稿できそうです
提督「〜というわけで第一艦隊にはこの作戦に参加してもらう。第一艦隊メンバーは」
提督「旗艦、翔鶴。瑞鶴、〜、〜、〜、そして」
提督「秋月だ」
秋月「指令!私、これが初陣なのですけどもう少し訓練を積んでからの方がいいと思います」
提督「たしかに訓練は大事だ。しかし太平洋戦争で戦ったエースパイロットの多くは『内地で猛訓練しようが、実戦経験がない奴らはまともに戦えない。実戦こそが最大の訓練だ』と語っている」
提督「これは何もパイロットだけに言えることではない。秋月の長10cm高角砲も本物の深海棲艦の飛行機を見て撃たなければならない」
提督「なに、大丈夫だ。この艦隊は練度が高い奴がいるから。いっぱい皆から学
んでこい」
秋月「なるほど…それなら、わかりました!」
秋月「秋月推参します!」
提督「よし。それでは第一艦隊は準備出来次第出撃」
第一艦隊「了解」
〜某海域〜
翔鶴「瑞鶴、そろそろ索敵機を出しましょう」
瑞鶴「わかった。準備するね」
翔鶴「二式艦上偵察機発艦始め!」ヒュン
瑞鶴「発艦始めっ!」ヒュン
翔鶴「秋月さん。今回の出撃は新機材、二式艦上偵察機、彗星艦爆のテストであると共にあなたの練度向上が目的です」
翔鶴「おそらく敵には空母が含まれている可能性が高いので空母戦になると思われます」
翔鶴「そこであなたは、私たちに降り注ぐ敵機をその長10cm高角砲で撃ち落としてください」
秋月「了解です。秋月、皆さんの足を引っ張らないよう頑張ります!」
〜1時間後〜
翔鶴「…!」
翔鶴「翔鶴所属二式艦上偵察機2号機より入電!」
翔鶴「我レ、敵艦隊発見ス。」
翔鶴「正規空母2、軽空母1、駆逐艦3!」
翔鶴「これより第一次攻撃隊の発艦準備に入ります。各艦、対空戦闘用意!」
翔鶴「瑞鶴いい?」
瑞鶴「うん。いつでもいけるよ」
翔鶴「それなら…いきましょう!」
翔鶴「全航空隊、発艦始め!」ヒュン
瑞鶴「アウトレンジで決めたいわね!」ヒュン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翔鶴「第一次攻撃隊より入電。駆逐艦1隻、軽空母1隻撃沈。駆逐艦2隻大破!」
翔鶴「なお、軽空母、正規空母とも甲板には飛行機がなく既に発艦済みと思われる」
翔鶴「とのことです。各艦依然として対空戦闘を厳としてください」
秋月「!?対空電探に感あり!」
秋月「敵機約180!来ます!」
翔鶴「…」ジー
瑞鶴「…」ジー
翔鶴「捉えた!」
瑞鶴「私も!」
瑞鶴「見た感じほぼ全機いるわね」
翔鶴「けど少し足りないような…」
翔鶴「直掩隊、下方の敵機に対して突撃せよ」
直掩隊零戦21型妖精「了解!」
翔鶴「あの中には雷撃機、護衛の戦闘機はもちろん反跳爆撃を狙っている艦爆もいるわね」
秋月「反跳爆撃?なんですかそれは?」
翔鶴「反跳爆撃とは、急降下による爆撃ではなく攻撃目標手前、高度60m程度で爆弾を投下し海面に反発させて目標に到達し攻撃する方法よ」
秋月「なるほど!一つ勉強になりました!」
パパパ!パパ!ボォン!トタタタタタ!
翔鶴「どうやら直掩隊が攻撃を開始したようですね」
秋月「だいぶ堕ちていきますね」
翔鶴「いえ。今日は調子が悪いわ。いつもならもっと堕とせるのですが…」
翔鶴「敵機来ます!各艦回避ー!回避ー!」
ザザザザザザザザザザザザザザ
翔鶴「各艦被害状況を報告!」
翔鶴「…」
翔鶴「了解しました。私と秋月さんが小破。その他は無事ですね」
翔鶴「それでは第一次攻撃隊が戻り次第第二次攻撃隊の準備にかかります!」
瑞鶴「!?」
瑞鶴「翔鶴姉!敵機直上急降下!」
翔鶴「直上!?どうしてそんなところに…!そうか。さっきの海面スレスレを飛んでた群れの数が少し足りないと感じたのは、この12機!」
翔鶴「直掩隊は全て海面スレスレを飛行中。これじゃ間に合わない!12機全て私狙いですか」
翔鶴「これを回避するのは難しいですね…」
瑞鶴「翔鶴姉!来るよ!」
翔鶴「ですが、回避して見せます!」
ドン!ドン!ドドドドド!ボォン!
翔鶴「!敵が…堕とされていく。一体何が…」
翔鶴「はっ!」
秋月「ふぅー。全機撃墜。撃ち方辞め」
翔鶴「助かりました秋月さん」
秋月「いえ、これが私の役目ですから。お役に立てたのなら光栄です」
翔鶴「残存敵機離脱していきますね。第一次攻撃隊もあと少しで戻ってきます。
瑞鶴、第二次攻撃隊の発艦準備を」
瑞鶴「了解」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翔鶴「第二次攻撃隊発艦!」ヒュン
瑞鶴「発艦開始!」ヒュン
秋月「対空電探に再び感あり!敵機約120!」
翔鶴「直掩隊!今度も頼みます」
直掩隊零戦21型妖精「でやんでい。任せなさい」
翔鶴「敵機見えました!来ます!」
翔鶴「今度は高高度からも来てますね」
秋月「秋月の長10cm高角砲と高射装置。この力で艦隊をお守りします!」ドン!ドン!ドン!
秋月「ん?弾が!弾がでない!?どうして…!そうか砲塔か!急いで交換しないと!」カチカチ
瑞鶴「秋月!敵機直上!来るよ!」
秋月「くっ…砲塔の交換さえできれば堕とせるのに!時間が必要なのに…!」
秋月「艦隊の空を護ることが私の役目なのに…!」
翔鶴「直掩隊、頼みます」ボソッ
直掩隊零戦21型妖精「さっきの恩返しさ。必ず護ってみせる」
翔鶴「…」
直掩隊零戦21型妖精「うおぉぉぉぉぉ!マイナスGなんて知るかぁ!急降かぁぁぁぁ!!!」ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!
直掩隊零戦21型妖精「零戦は一撃離脱には適さないけど、今はやるしかない!秋月さんを…助ける!」
直掩隊零戦21型妖精「喰らえ!」ダダダダダダダ!
直掩隊零戦21型妖精「よし。何機か堕としたがまだいるな。秋月さんが砲塔を交換し終わるまでは私が空を護る!」
秋月「翔鶴さん!ありがとうございます!」ペコリ
翔鶴「そんなことより砲塔の交換を!」
直掩隊零戦21型妖精「もう一度仕掛ける!急降下!」
直掩隊零戦21型妖精「くっ…!主翼が…主翼が今にも吹き飛びそうだ。零戦の急降下制限速度は厳しいからなぁ」
直掩隊零戦21型妖精「だが、私は護る!いけー!20ミリ!」ダダダ
直掩隊零戦21型妖精「あと1機!撃てー!」
直掩隊零戦21型妖精「………まさか…弾がない」カチカチ
秋月「あと1機…けれどまだ砲塔の交換が…訓練では回避運動をしながら砲塔の交換をするなんてやってなかったから…」
秋月「どうすれば…」
直掩隊零戦21型妖精「弾がなくても…弾がなくてもここは艦隊直上!例え機体が壊れても帰れる!」
直掩隊零戦21型妖精「なら、私がやるべきことは一つ」
直掩隊零戦21型妖精「おまえで最後だ!秋月さんには爆弾を投下させんぞ!」
直掩隊零戦21型妖精「零戦妖精の意地と根性。そして魂をなめるなぁ!!!」
直掩隊零戦21型妖精「弾がないなら機体ごとぶつけてやる!」グワシャ!
秋月「あぁ…直掩隊の零戦が…左翼で敵に体当たりして…」
秋月「あ!落下傘が出ました!良かったです」
直掩隊零戦21型妖精「ふっ…。これでさっきの恩返しにはなっただろう」
翔鶴「第二次攻撃隊より入電。正規空母1隻、駆逐艦1隻撃沈。残りの正規空母1隻は中破。駆逐艦は大破とのこと」
翔鶴「これでおしまいね。第三次攻撃隊を編成してもいいけど今回の目的は新機材のテスト」
翔鶴「それに敵はもう戦う術を持っていません。日没も近いですし帰還しましょう」
翔鶴「第一艦隊、これより帰還します」
〜鎮守府〜
翔鶴「〜以上が作戦結果です」
提督「お疲れ様。翔鶴と秋月は入渠ドックへ。新機材のテストのまとめは俺がやっとくから翔鶴はゆっくりしてこい」
翔鶴「ありがとうございます。でもそんなこと言ってサボっちゃ駄目ですよ」
翔鶴「提督はいつも他人の目を盗んでサボり出しますから」
提督「わかってる、わかってるてば。この俺が本気を出せばこんなのすぐ終わらせられるさ」
翔鶴「最初から出して欲しいものです…」
提督「まあとにかく何だ。とりあえず入渠してこい」
〜入渠ドック〜
秋月「翔鶴さん。先ほどはありがとうございました」チャプン
翔鶴「いえ。私も助けられてますから恩返しをしただけです」チャプン
翔鶴「それに初陣でいきなり12機を堕とすなんてすごいですね」
秋月「ありがとうございます。ですが、いくら敵を倒しても被弾しては意味がありません」
秋月「今日は長10cm砲の砲塔交換がうまくいかず焦ってしまい結果、危険な状況になりました」
秋月「やはり実戦は訓練とは違う。ということを感じました」
翔鶴「誰でも初陣はうまくいかないものですよ。気になさらず次からも頑張りましょう」
秋月「はい!ありがとうございます」
提督「おーい秋月ー。日課の太ももスリスリしに来たぞ」
翔鶴「はぁ…注意しておいたのにあの人は…」
秋月「アハ、アハハハ…」
翔鶴「提督ー仕事はどうしたんですか?さっき本気出すっていいましたよね」
提督「やはり本気を出すにはモチベーションが大事だと思うんだ。艦娘だってキラキラ状態だと良い動きができるだろ?あれと同じだよ」
提督「とりあえず脱衣所入るぞー」
翔鶴「え?それはそれでまずい…」
瑞鶴「この声は提督さん?」
瑞鶴「ちょっ!提督さん。なに入渠ドック入ろうとしてるの!?」
提督「あぁ!離せ瑞鶴!これは大事な用件なんだ!」
瑞鶴「駄目に決まってるでしょ!翔鶴姉ヤっちゃっていいよね?」
翔鶴「いいわよ。今日くらいは加賀さんのところに連れていってあげなさい」
瑞鶴「はーい」
提督「なんでお前らは毎回、毎回こう、良いタイミングででてくるかな…」
瑞鶴「なんで毎回、毎回提督さんはそういうことしたがるかなぁ!」プンスカ
翔鶴と秋月のリクエスト作品です。
今後は大鳳と響を考えていきます。
秋月の砲塔交換は従来の12.7cm高角砲より秋月搭載の10cm高角砲は砲塔の命数が少ないのでそこを反映しました
これからも提督と艦娘をよろしくです!
提督「…」ボー
提督「…」ボー
瑞鶴「提督さん。廊下で仰向けに寝て何してるの?」
提督「ここ歩いてる時たまたま上を見たら穴が空いててな」
提督「よく見るためにこうしてるんだ」
瑞鶴「へ〜。瑞鶴のとこからじゃ見えないけど」
提督「なら俺の横来て見てみ?」
瑞鶴「うん」スタスタ
提督「どうだ見えるか?」
瑞鶴「ん〜。どこら辺?わかりづらいな」
提督(ふふふ。この作戦は俺が昨日の夜中徹夜で考案したスカートの中をばれずに覗く作戦)
提督(艦娘が俺の横に来て上を見上げることで下方への意識は皆無となる。)
提督(俺は最初から仰向けだから特に警戒されずにパンツが見れるわけだ)
提督(世の提督諸君。この作戦は非常に有効である。是非試して欲しい)
提督(えーと、瑞鶴は何色かな)
提督(!?)
提督(黒!黒ですか瑞鶴さん!黒はもう少し大人になってからのほうが!)
提督(いやでも、黒もありだな!もはや瑞鶴ならなんでもありだな!)
瑞鶴「提督さん。やっぱり見えないよ。空母で視力が良い私が見えないからやっぱり見間違いじゃない?」
提督「いいや。間違えてない。確かに黒色だった。そして俺はそこにできているわずなシミも見逃さなかった」
瑞鶴「提督さんすごい視力いいね。少しわけてよ。なんてね」
提督「駄目だ。これを分けたら、分けれないけど、貴重な安らぎが!」
瑞鶴「?よくわかんないけどいいや。提督さん。私これから演習だからじゃあね」スタスタ
提督「おう。じゃあな」
提督「作戦成功。今回はたまたま瑞鶴が来ただけであって誰が来るかは来てのお楽しみだったからな」
提督「なにせ翔鶴が入渠してるタイミングを狙ったからな」
提督「ふふふ。今の俺に敵なし」
是非試してください。
瑞鳳、了解です
赤城「うぅ…寒い。寒いです」
加賀「そうですか?私は大丈夫ですよ」
蒼龍「私も寒いです」
飛龍「私もー」
赤城「えいっ!」ダキッ
加賀「!?赤城さん、いきなり抱きついてどうしたの?」
赤城「加賀さんにくっつけば暖かくならかなーって」
蒼龍「私もやる!」ダキッ
飛龍「加賀さーん!」ダキッ
加賀「ちょっ…みんなやめなさい。さすがに3人だと身動きが…」←まんざらでもない
加賀「ところで、あそこの二人は何してるんですか?」
提督「翔鶴ー!おかえりー!」ダキッ
翔鶴「わっ!いきなり抱きつかないでくださいよ。今、帰ってきたばかりで硝煙の匂いとかついてますから」
提督「そんなのはどうでもいい。はぁ。翔鶴とくっついてると今までの疲労が抜けていく」
翔鶴「そ、そうなんですか?」
提督「そうなんです!」
赤城「加賀さん。あれはその…なんというか特別なのよ」
赤城「そう。特別…」
提督「翔鶴ー!」
翔鶴「今度はどうしたんですか?私これから入渠に」
提督の翔鶴愛
翔鶴「」ガチャ
提督「zzz…」
翔鶴「♪」ゴソゴソ
提督「うーん…しょうかく?」
翔鶴「はい。私です」
提督「俺の布団に入り込んで何してるの?」
翔鶴「瑞鶴が今日はエンガノ岬飲み会に参加していて…」
翔鶴「その…///」
翔鶴「一人だと寂しくてきちゃいましたっ///」
提督「俺も寂しかったんだよ。最近おまえたちの部屋行ってないしな」
提督「ほら、そんな端っこにいたら布団から出るぞ」
提督「もっと寄った方が暖かいだろ」グイッ
翔鶴「そうですね///」
翔鶴「提督の身体、あったかいです」
提督「翔鶴もあったかいぞ」
提督「幸せだなぁ」ボソッ
翔鶴「何か言いました?」
提督「いや!何も言ってないぞ」
翔鶴「私も…」
翔鶴「私も同じです!」
提督「!」
エンガノ岬飲み会とは文字通りエンガノ岬沖海戦で戦った艦隊が集まる飲み会です
提督「秋月どうだ、この鎮守府にはもう慣れたか?」
秋月「はい!翔鶴さんや瑞鶴さんがよく話しかけて下さって皆とも仲良くなることができました!」
提督「そうかそうか。それはよかった。本当によかった…」
提督「実は、秋月は駆逐艦といえども防空駆逐艦だろ?他の駆逐艦とはちょっと違うから仲良くやれるか不安だったんだ」
秋月「秋月は大丈夫です!」
秋月「あっ!そろそろ演習の時間です!」
提督「ん?演習まであと30分もあるぞ」
秋月「秋月は着任が遅くみなさんとは練度が違います。なので少しでも早く皆に追いつきたいんです!」
秋月「それに今日は一航戦のお二人と同じ艦隊なので緊張します」
提督「秋月…おまえ」
提督「演習の後は何か予定あるか?」
秋月「いえ、特にないですけど」
提督「…よし!演習が終わったら執務室に来てくれ。話がある」
秋月「了解しました!では演習に行って来ます!」
提督「おう。存分に戦ってこい!」
秋月は良い娘。いや、良すぎる娘
秋月「司令、演習終わりました」
提督「おう。おつかれさん」
提督「さて、さっそくだが秋月は何か欲しい物とかやりたいことないか?」
提督「なんでもいいぞ!」
秋月「うーん…特にないですね」
提督「ないってことはないだろう。なんでもいい。些細なことでもいいぞ」
秋月「そうですね…」
秋月「それなら…翔鶴さんと瑞鶴さんと司令でお鍋たべたいです」
提督「鍋?そんなのでいいのか」
秋月「はい。仲が良い人達と食べる鍋は格別だと先ほど赤城先輩が言ってました」
提督「赤城…あいつは演習中に何を考えてるんだ」
提督「しかし、いざ戦闘に入ると気合入れてきっちり戦果上げて帰ってくるからすごいんだよな」
提督「さすが一航戦」
提督「よし!今夜は鍋だ!翔鶴と瑞鶴に夜になったら執務室に来るよう伝えてくれ」
秋月「了解しました!」
〜夜〜
秋月「司令、連れて来ました」
瑞鶴「提督さん、今日鍋なんでしょ!鍋!」
提督「あぁ。妖精さんも手伝ってくれて作ったすき焼きだ」
瑞鶴「でもなんで急に4人で鍋?」
提督「秋月ってさ、いつも真面目で欲もないし愚痴も言わないだろ」
提督「だからこそ休息を取るというか、自分にご褒美とかやりたいことをやらせてあげたくなったんだよ」
提督「それで、聞いたらこの4人で鍋食べたいって」
秋月「3人とも秋月の我儘に付き合わせてしまってすいません」
提督「ほらなー。こういうとこ」
瑞鶴「なるほどね。秋月、そんなに気を使わなくていいのよ?」
瑞鶴「私達親友でしょ?ね、翔鶴姉、提督さん」
翔鶴「もちろんです」
提督「艦娘は家族。つまり秋月も俺の家族だから瑞鶴の言うとおりだ」
秋月「みなさん…ありがとうございます。秋月はこんなにも良き友と出会えて感激です…」
提督「さぁ座って座って!そろそろ食べ頃だ」
提督「それじゃあ、いただきます」
秋月・翔鶴・瑞鶴「いただきます」
提督「ほら秋月、肉だ肉。この肉はな国産黒毛和牛だぞ」
提督「かなりうまいやつだ。もっと取っていいぞ」
提督「最近、翔鶴はウエスト気にしてダイエット中らしいからな。翔鶴の分もとっていいぞ」
翔鶴「気にしてません!あとダイエットもしてません!艦娘は出撃するとかなりエネルギーを使うのでいっぱい食べても太らないんです!」プンスカ
翔鶴「秋月さん。提督の分のお肉取っちゃいましょう。提督は普段デスクワークなので提督が一番お肉食べちゃいけないんです」
秋月「司令、いいんですか?」
提督「いやいや、良くない良くない」
瑞鶴「ふぁんにんふぉも、はやくとらふぁいおにゃくにゃっちゃうよ?」パクパク(3人共早く取らないとなくなっちゃうよ?)
翔鶴「あぁ!瑞鶴、私にも!私にも分けてよ!」
秋月「秋月もお願いします!」
提督「俺も!俺も!」
瑞鶴「提督さんはだーめ」
提督「なんでだよ!いいもん!まだ冷蔵庫におかわり残ってるもん!」
提督「それ食べるからいいもん!」
・・・・
翔鶴「いつから冷蔵庫に残ってると錯覚してたんですか?」
提督「はっ!いつの間に…いつの間に翔鶴の手元に」
提督「くっそー。ひどい姉妹だよな秋月」
秋月「ははは…そうですね」
提督「お!秋月もそう思うか!この前なんかな、俺が執務中に寝てたら顔に落書きしてやんの」
提督「気付かずに食堂行ったら皆に笑われてびっくりしたんだよ」
秋月「ふふふ…あっははは!ははは!」
提督「おい!何がそんなにおかしいんだよ。なぁ秋月!」
こんなほのぼのした生活したい
翔鶴「瑞鶴ったらスカートあんまり触らないで…って提督?」
提督「♪」スリスリ
翔鶴「何してるんですか?」
提督「俺なりの愛情表現?」
提督「猫は懐いてる人に対して身を寄せてマーキングするらしい。たぶん」
提督「それと同じ感覚?猫飼ったことないからわからないけど」
翔鶴「本音は?」
提督「暇だから翔鶴をいじってみた」
翔鶴「暇?今日の仕事はもう終わったんですか?」
提督「あー。あれね。深夜アニメ見たついでに夜中のうちに終わらせた」
翔鶴「夜中?今、夜中って言いましたね」
提督「言ったよ。夜中に…」アッ!
提督「しまった…」
翔鶴「この前忠告しましたよね。夜中に仕事はしないでくださいって」
翔鶴「それなのに提督は夜中にやったと」
提督「アッハイ…。でも翔鶴と一緒に過ごす時間が俺には何よりも大切で生きがいだから…」
翔鶴「そんなことして体調崩したらどうするんですか!」
翔鶴「提督は私だけの提督ではありません。この何百といる艦娘の、みんなの提督なんです」
翔鶴「あなたが病気にかかりでもしたら全艦娘が普段の力を出せなくなります」
翔鶴「これは秘書艦として許せません!それと…」
翔鶴「それと…!」
翔鶴「好きな人の健康を気遣うのは当たり前のことです…///」ボソッ
提督「翔鶴!」
提督「翔鶴〜!」ダキッ
翔鶴「提督っ!だからスカート触るのやめてくださいよ、もうっ!」
翔鶴のスカートスリスリしたい(切実)
提督「どうしたんだよ大鳳。そんなに怒って」
大鳳「提督なんて知りませんっ」プイッ
提督「悪かったってば。その…悪気はなかったんだ」
提督「艦隊組んで見て初めて気づいたんだよ」
大鳳「いつもいつも正規空母では私ばっかり…!」
大鳳「瑞鶴さんはまだいいですよ。あの膨らみはきっと姉の翔鶴さんと同じくらいの大きさになる兆しですから」
大鳳「だから、もう一人の正規空母が瑞鶴さんだったらまだ許しますよ」
大鳳「でも、実際は誰でした?雲龍さんですよ!」
提督「あぁ…雲龍も最近加わったから練度向上のために入れたら…」
提督「いや、ほら。大鳳だってまだわからないだろ」
提督「それに俺は大きければ良くて小さければ駄目とは思ってないぞ?」
大鳳「…」
大鳳「…じゃあ、あれはまぐれだったんですね」
提督「そうさ!まぐれなんだよ!やっとわかってくれたか大鳳」
提督「まず、戦艦4、正規空母2ってのは決めてたんだ」
提督「つまり、金剛、比叡、榛名、霧島、雲龍。そして大鳳。これ完璧!」キリッ
大鳳「何が完璧なんですか!」
大きいほうと、小さいほう。どちらかといえば小さいほうが好きです。
何がとは言いませんよ?何がとはね
提督「お前らー。恵方巻き持ってきたぞ」
提督「って!いって!なんだ!?」
夕立「この豆全力で投げるっぽい!えい!えい!えーい!」
伊58「でち!でち!でーち!」
提督「あぁ今日は節分か。すっかり忘れてたな」
大鳳「鬼は〜外。福は〜内」ヒュン
大鳳「鬼は〜外。鬼は〜外。とにかく鬼は〜外」ヒュン
提督「いって!わかった、大鳳!昨日はすまんかったから!すまんかったからぁ!」
提督「お前ら俺を鬼だと思ってるようだが、俺が鬼ならこの鳳翔さんお手製の恵方巻き食べれないぞ?」
提督「さぁ、それでもいいのか!?」
大鳳「鬼は〜外。福は〜内。鬼を退治して福を呼びましょうみなさん!」ヒュン
夕立「さすが大鳳は頭良いっぽい!」
夕立「えい!えーい!」ヒュン
提督「…」コツンコツンコツン
提督「」
提督「あの…皆さんで恵方巻きたべませんか…」ボソッ
提督「…」コツン
赤城「あぁもう。じれったいですね!」
赤城「早くしてくださいよっ!」ヒュン!
ピピピピ、ピ!250キロ
提督「え…ほう…ま、き……」バタン
赤城「やりました!これで鬼を退治しましたよ!皆さん!恵方巻き食べましょう」
大鳳「さすが赤城先輩!」
艦娘達「はーい!」
提督「…」
提督「あぁ…あたりどころがわるかったのかな…意識が遠のいて…あぁ…みんな…」
提督「俺も…恵方巻き、みんなと…食べたかったな…」
提督「」
鬼は可愛い艦娘達じゃできないから仕方ないね
でも…提督ー!提督ー!目を覚ましてー!
提督「」スースー
提督「ん…うん?…」ムクッ
提督「あぁ…たしか俺、赤城が投げた豆のあたりどころが悪くて気絶したんだっけ」
提督「なにせ250キロだからな。いくら豆ともいえど痛いどころじゃない」
提督「みんなは…って、いるわけないか」
提督「まあ、みんなが食べられたならそれでいいか」
提督「けど、帰る時にせめて別の場所に運ぶとか起こすとかしてくれよ」
提督「何人もいて気付かないなんてことはないだろ…無視はひどいだろ…」
提督「てか、俺なんか変なことしたっけ?普通に恵方巻き持ってきて皆で食べようとしたたげだぞ?」
提督「俺も皆と一緒に食べたかったなぁ…恵方巻き」
提督「そういや、ここに着任する前もずっと一人だったな」
提督「また一人、『ぼっち』か。昔
流行ってた妖怪ウォッチにちなんで」
提督「『妖怪ぼっち』なんて呼ばれてたなぁ…」
提督「そりゃたしかにずっと本読んでたし明るい人柄じゃないし感情表現苦手だったけどさ、好きでぼっちやってたわけじゃねえんだよ」
提督「そもそも『ぼっち』の何が…何が…何がいけないんだよ!」
提督「俺は…!体育で二人組作る時も、修学旅行のグループ行動も、卒業式の後のお別れ会も…」
提督「ずっと!ずっと!ずっーーーーと!ぼっちだったんだよ!!!」バァン!
提督「誰にも頼らず一人で乗り越えてきたんだ!」バァン!
提督「ハァハァハァ…俺を馬鹿にしてた連中は所詮一人じゃ何もできないクズだからな」
提督「仲間と群れていないと不安でしょうがないやつらだからな」
提督「あんな奴等はほっとけばいいさ…」
提督「くそっ…いやなこと思い出しちまった…」
提督「けれど、そんな俺を救ってくれた奴が一人だけいたな…もうこの世にはいないが…」
提督「とりあえずコンビニ言って恵方巻き買ってくるか…」
『テイトク』
提督「ん?誰かに呼ばれた気がする」
提督「空耳か?」
『提督』
提督「やっぱり空耳じゃない」
提督「誰だ!?誰なんだ!」
翔鶴「提督」
提督「翔鶴…」
翔鶴「提督!一緒に恵方巻き食べましょうよ!」ニコッ
瑞鶴「私達まだ食べてないんだから早く食べようよー!」ズイッ
秋月「司令!私達手作りの恵方巻きです!秋月、頑張りました!」
提督「おまえら…」
提督「なんで…なんで!俺のこと…」
翔鶴「そんなの当たり前じゃないですか」
翔鶴「提督言ってましたよね、”艦娘は家族”って。けど、私達4人は家族よりもっと強い絆があると思うんです」
翔鶴「それは目に見えなくて、うまく言葉に表現できないけれどたしかに私達は繋がってるんです」
翔鶴「だから…だから、辛い時は頼って、頼られたら全力でそれに応える」
翔鶴「辛かったら辛そうにして、嬉しかった嬉しそうにして、悲しかったら悲しそうにする」
翔鶴「そうやって当たり前のことを当たり前にすればいいんです」
翔鶴「昔、辛いことがあったそうですが今は私達がいます。もう一人で抱え込む必要はないんです」
提督「…!そういえばあいつも」
?「俺たち友達だろ。お互い切磋琢磨し合って生きている。これからもよろしく頼む」
提督「あいつも似たような事言ってたな…けど、あいつが死んでから大事なこと忘れてた…」
瑞鶴「翔鶴姉の言う通り。だからこの四人で食べたいの」
提督「心の奥底にぽっかり空いた穴。俺がずっと求めていたもの」
提督「これだったんだな…」
提督「なんだかとても、あたたかいな」ジワッ
提督「」
秋月「司令?大丈夫ですか?」
提督「う…うぅ…うわぁぁぁん!」
提督「あぁ…あああ!わぁぁぁ!」
提督「じょうがく!ずい…ずいかく!あきづき!」
提督「ありがとう。ありがとう…ありがとう!」グスッ
翔鶴「いいんですよ提督。もう良いんです。今までの分、気が済むまで泣いていいんです」ダキッ
提督「うわぁぁぁ!わぁぁぁぁ!ぁぁぁ!あああ!」グスッ
瑞鶴「提督さん…」
秋月「司令…」
提督の過去の話。?の人物は後々、提督の更なる過去に触れる時に登場します。
四人の内の提督以外の三人がなぜ翔鶴、瑞鶴、秋月なのかは
翔鶴は言わずとしれた提督の嫁(まだケッコンはしてない)
瑞鶴は提督が翔鶴と関わる内に親しくなっていったから
秋月は翔鶴、瑞鶴と仲が良いことから日常的に提督と話す機会や一緒にいる時間が多いからです
瑞鶴「ん〜///やっぱり翔鶴姉の料理はおいしいな〜」モグモグ
提督「そうだな〜。純粋に美味しいのと、おふくろの味というか長年慣れ親しんだ味がするみたいで安心する」モグモグ
提督「あ、秋月醤油取って」
秋月「どうぞ。司令は目玉焼きは醤油派ですか?」
提督「俺は塩だな。たまには醤油にしてみようかなーって」
翔鶴「もう、瑞鶴ったら///褒めても何も出ないわよ?」
瑞鶴「私はただ翔鶴姉の料理が美味しいから素直に感想を言っただけよ」
瑞鶴「これ、鳳翔さんや間宮さんとは違うおいしさがある」
提督「わかる。すごくわかる」
提督「一生食べていたい」
提督「…にしても」
提督「こうして四人でちゃぶ台を囲みながら食事するのっていいな」
瑞鶴「提督さんはこういうの初めてなの?」
提督「初めてだよ。なんでって…そりゃあ…友達がいなかったからさ」
提督「いつも家で夕飯食べるから親に『たまには友達と食べて来たりしないの?』って聞かれた時はやばかったな」
提督「俺自身がぼっちなのはまだ良い。ただ、親にだけは…これ以上迷惑や心配をかけたくなくて…」
瑞鶴「そこまで聞いてないよ!」
翔鶴「瑞鶴…提督はね、もういいのよ。それは過去の話でね」
瑞鶴「わかってるよ!それに…今は私達がいるからね」ボソッ
秋月「秋月もいます!」
瑞鶴「よしよし。秋月はえらいぞー!」ナデナデ
提督「えらいぞー!」ナデナデ
翔鶴「むぅ…」
翔鶴「私だって料理頑張りました…///」
提督「美味しかったぞー」ナデナデ
瑞鶴「美味しかったわー」ナデナデ
秋月「美味しかったですねー」ナデナデ
翔鶴「なんで皆、私の時だけ棒読みなんですか!」
かなり間が空いてしまいました…それは艦これのイベントをやっていたからなのです!
現在E-4まで来てます
そういえば、アニメでの部屋割は艦隊ごとですが、このSSでは基本姉妹艦ごとになります
提督「大鳳、いるか?」コンコン
大鳳「はい。なんでしょうか」ガチャ
提督「話があるんだが時間あるか?」
大鳳「はい。大丈夫ですよ」
提督「よし。なら一緒に滑走路に行くぞ」
大鳳「滑走路?話っていうのは?」
提督「来ればわかるさ。とりあえず行くぞ」
大鳳「は、はぁ…?わかりました」
〜滑走路〜
提督「うちの工廠で最近量産化になりつつある彗星なんだがどうも故障が多い」
提督「だから藤枝基地にいる芙蓉部隊にアドバイスを貰いに行くんだ」
大鳳 (…なるほどだから提督は私を)
提督「別に大鳳が一緒じゃないと駄目ではないが話すならこいつが一番いいかな。って思ってな」
提督「操縦は俺がするから大鳳は後部座席に座ってくれ」
提督「よーし。頼むぞアツタエンジン。不調にはならないでくれよ」
提督「ラダー、エルロン、エレベーター、フラップ、発動機よし!」
提督「出ます!」
彗星「」パラッパラッパパパパ
彗星「」プシュー、ブルルルルル
彗星「」ブルルルルル、スーッ
提督「主脚、フラップ格納よし。離陸完了」
大鳳「本当に操縦できるんですね。驚きました」
提督「まあな。けど彗星は初めて操縦するんだよなー」
提督「妖精さん達からはいろいろ聞いたし、整備もちゃんとしてあるから大丈夫だと思うがな」
提督「機体略号D4Y1、アツタ発動機ニ一型搭載、彗星一一型」
提督「大日本帝国では主流だった空冷エンジンではなくドイツのダイムラーベンツ社のエンジンをライセンス生産した液冷エンジン、それがこのアツタエンジン」
提督「発動機や電気系統の故障で前線では不評を買ったこの彗星だが、基本性能は高く芙蓉部隊では活躍した」
提督「そして、マリアナ沖海戦でも搭載されたが搭乗員の練度不足により米軍からは『マリアナの七面鳥焼き』と言われる」
提督「艦娘は鋼の船だった頃の記憶も持っていると聞くが、大鳳も覚えているか?」
大鳳「はい。覚えていますよ。なにせマリアナ沖海戦が私の初陣にして最後の戦いでしたから…」
大鳳「提督がなぜ私を呼んだのかはわかります」
大鳳「『あの彗星』のことですよね」
提督「…やっぱり覚えていたか」
大鳳「忘れもしません。日本の空母技術の集大成と呼ばれ飛行甲板にも装甲が張られ期待されていましたから」
大鳳「しかし潜水艦の雷撃を受け、格納庫内に燃料が充満。第一次攻撃隊の着艦が失敗し胴体着艦した直後に引火。大爆発…」
大鳳「敵攻撃隊の爆撃にも耐えられる程の装甲…これをお見せして期待に応えたかったのに…!」
大鳳「………第一次攻撃隊発艦の後に一機の彗星が編隊に加わろうとせず私の右に離脱していったんです」
大鳳「そしてその彗星は海面に突っ込みました」
大鳳「衝撃的でした。何もない場所へ突っ込んでいきましたから…見張り員からの報告により潜水艦から発射された魚雷だとわかりましたが命中してしまいました」
大鳳「私が沈んだ後の戦いでは上層部の人間は椅子に座って特攻を命令するだけで自分らは何もしない」
大鳳「というのを聞いたことがあります。特攻自体、人間性を無視した許せないものですが、」
大鳳「『あの彗星』小松幸男兵曹長、国次萬吉上飛曹の彗星は自らの意思で魚雷に突入しました…」
大鳳「特攻はあくまでも命令でした…しかし『あの彗星』は自らの…そう。自らの意思で…!」
大鳳「特攻は自ら一人が死ぬことで本土の何千人、何万人を守ることができるのなら構わない。という考えもあったそうですが、それは『あの彗星』も同じだったと思うんです!」
大鳳「私から発艦した第一次攻撃隊で私の所に戻ってきたのは零戦三機、偵察彗星一機でした」
大鳳「そもそも搭乗員は着艦もまともに出来ず、かろうじて発艦ができる程の練度でしたから攻撃しにいくのは実質特攻のようなものでした」
大鳳「それでもたった四機ですが戻ってきてくれました」
大鳳「けれど…!魚雷に自らの機体をぶつければ生還できる可能性は0です!」
大鳳「魚雷に当たれば爆発します!当たらなくても何百キロで海面に突っ込むわけですから機外に出られません!」
大鳳「…」
提督「…」
大鳳「…だから私は決めたんです」
大鳳「『あの彗星』ももちろん搭乗員妖精のみんな沢山練習して練度を高め今度は暴れさせてあげたい。と」
大鳳「妖精さんは母艦である私が沈まない限り何度でも復活できます」
大鳳「彼らに自らの手で掴み取った『勝利』というのを味合わせてあげたいんです」
大鳳「ほとんど帰れないとわかっている戦に行くのではなく、帰って仲間と勝利を味わう喜びを知ってほしい!」
大鳳「そう決めたんです」グッ
提督「…やっぱり大鳳はすごいな。俺がもし彗星を見たら思い出してメンタル崩壊しそうだな」
大鳳「はい!当然です!なんといっても私は…」
提督「私は?」
提督「…あぁ、そうか。そうだな!そうだよな!そうだよな大鳳!」
大鳳「はいっ!」
提督「せーの!」
大鳳・提督「装甲空母ですから!!!」ニコッ
以上。リクエストがあった大鳳です。また時間がかかってしまいました。毎回、毎回すいません…これ毎回言ってるような気がするぞ!?
当時空冷エンジンが主流だった日本では整備員に液冷エンジンの扱いの知識はほとんどありませんでした。
そのため各基地では満足な整備ができず彗星の稼働率が低下。厄介者の扱いでした。
しかし、美濃部正少佐がこれに目をつけ各基地に余っている彗星を回収。
現、静浜基地である藤枝飛行場に彗星主力の夜襲部隊を設立。それが芙蓉部隊です。
芙蓉部隊の人が愛知航空に出向き機体トラブルが多いことを言うと技術者は「誰が飛べない飛行機を作りますか!ちゃんと整備すれば飛びます!」というエピソードもあったそう。
しかし整備員も熟練整備員を集め、量産していた愛知航空から技術者を招き指導させるなどの努力で彗星の稼働率は8割から9割を保っていた。
芙蓉部隊の設立は戦争末期で、当時、比較的稼働率が良かった零戦の栄エンジンでさえ稼働率5割から6割ほどであったのに対して整備の難しい彗星のこの稼働率はすごい数値であるといえるでしょう。
注) 稼働率はその部隊や航空隊によって違います。また大鳳の轟沈の詳細も諸説あります
芙蓉部隊については「彗星夜襲隊」という本を読むことをオススメします。
私も読みました!
ちなみに私は坂井三郎さんの「大空のサムライ」や岩本徹三さんの「零戦撃墜王。空戦八年の記録」などなど…
色々と読んでおります
あと、最後の「装甲空母ですから!!!」は飛行甲板だけでなく大鳳自身の心も装甲で覆われていて困難や過去の辛い記憶にも砕けない!
というのが伝われば幸いです。
最後に、今まで名前は「zero and sam」でしたが改名して「カズサ」になりました
昔の名前の由来はzeroが零戦。samは米軍の烈風のコードネームです
カズサについては特に意味はありません
今後ともこのSSをよろしくです!
翔鶴「提督、これどうぞ」スッ
提督「ん?ラッピングまでして、これ何?」
翔鶴「今日は何の日かご存じないのですか?」
提督「今日か?ん〜。今日は2月14日だな。何かあったっけ」
翔鶴「やだもう…今日はバレンタインですよ」
提督「ばれんたいん?馬連タイン…バレンたいん…ばれんタイン…バレンティン…」
提督「はっ!バレンタインか!」
提督「ってことは、つまり!翔鶴がくれたこれはっ!」
翔鶴「はい。そうです」ニコッ
提督「!!!!!!!!!!!!」
提督「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
提督「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます」
提督「いや〜。嬉しいな〜。翔鶴が作った手作りチョコか」
提督「これは宝物にとっておこう」
翔鶴「それじゃあ食べれなくなっちゃいますよ。頑張って作ったんですから食べてください」
提督「もちのろんです!本当にありがとう!」
提督「〜♪うっれしいな!アソレッ!うっれしいな〜♪」
提督「さて、翔鶴からのプレゼントも貰ってやる気出てきた!仕事終わらせるぞ」
翔鶴「提督…あの実はまだあるんです」
提督「まだあるってチョコが?」
翔鶴「はい。ほら、瑞鶴」
瑞鶴「提督さん、あの…私からも…あのその…」モジモジ
瑞鶴「チョコあげるよ…」ボソッ
提督「瑞鶴…別に無理しなくていいんだぞ…なにも俺が今まで誰にも貰ったことないからって渡さなくても」
瑞鶴「…!提督さんは瑞鶴のこと嫌い?」シュン
提督「何言ってんだ?瑞鶴のこと嫌いなんて言う奴いたらぶん殴ってやる」
提督「瑞鶴は好きだよ」
瑞鶴「…!そっか〜えへへ///瑞鶴も提督さん好きだからチョコあげる!」
提督「お、おう。ありがとう///」
翔鶴「むぅ〜。なにニヤニヤしてるんですか」プンスカ
提督「あ、いや、ほらさ。瑞鶴可愛いじゃん?仕方ないじゃん?」
バレンタインの日に投稿できない痛恨のミス。
でも大丈夫。昨日誰からもチョコ貰えなかった人でもこの二人のどちらかがチョコくれるよ!
やったね!
瑞鳳のリクエスト、遅筆ですいません…
リクエストは順番にやっているので響が終わりましたら瑞鳳となります
TV那珂「五航戦の力を見せつけるためにやってきました!翔鶴さんと瑞鶴さん!」
TV翔鶴「一航戦の先輩に少しでも近づけるようなカレーを作ります」
TV瑞鶴「瑞鶴にはカレーの女神がついていてくれるんだからっ!」
提督「おいちょっとまて」
提督「カレーの女神ってなんだよ」
瑞鶴「カレーの女神はカレーの女神なのっ!」
提督「わからん…翔鶴どういうことだ?」
翔鶴「さぁ…?私もよくわからないですね」
瑞鶴「カレーの女神っていうのはカレーの神様なのよ」
瑞鶴「その神様が瑞鶴についていてくれるから私は神様が指導するおいしいカレーが作れるようになるのです!」エッヘン
提督「ほう。そこまで言うのなら食べたくなってきたな」
翔鶴「そうですね、カレーの女神」
翔鶴「私、気になります!」
提督「また千反田えるだ!前にも出てきたぞ!」
提督「どこかにいるんだろ!」
提督「それじゃあ明日の夕飯は瑞鶴カレーにしよう」
翔鶴「瑞鶴いいの?」
瑞鶴「任せて!おいしいカレー期待してね」
提督「瑞鶴の体液入りカレーか」ジュルリ
提督「瑞鶴エキスか…」ジュルリ
作者は氷菓大好きマンです。
響、瑞鳳共にただいま製作中ですが今週は忙しいので投稿は3月の頭になります
大鯨は作者の鎮守府にはいないのですが書けば出ると思うのでリクエストにお応えします
暁「もうっ!こんなのレディらしくないわ!」
電「そんなことより早く離脱するのです!」
雷「くっ…遠征資源を持っているから最大速が出せないわね」
響「回避行動もとれないな」
暁「鎮守府までもう少しよ!あと少し耐えれば」
雷「暁!4時方向発砲!来る!」
暁「えっ!?」
響「…」
響「くっ…」バァン!
暁「響!なんで私を庇って!」
響「気にするな。大したことはない。それより早く離脱するよ」ザァァァァァァ
〜執務室〜
提督「遠征から帰還中にはぐれた重巡リ級に遭遇」
提督「響が暁を庇って中破か」
響「すまない司令官」
提督「いや、いい。むしろよく資源を捨てず帰ってこられたな」
提督「今度からは資源を捨てでも離脱を優先しろよ第六駆逐隊?」
雷「わかったわ」
電「なのです!」
提督「響はちょっと話があるから残ってくれ。以上、解散!」
暁「司令官…響は私を庇って中破したの。だから響を怒らないで…」
提督「大丈夫だよ暁。怒りはしない。妹思いなんだな」ナデナデ
暁「とっ!当然よ!私はなんてったって〜」
提督「ほら雷と電、行っちゃったぞ」
暁「待ってよ二人とも〜」トタタタタ
響「それで話とはなんだい司令官」
提督「単刀直入に言おう。なぜお前はそんなに庇うんだ?」
響「そんなに庇っているかい?今日は私が一番身軽だったからね」
響「あのまま暁が砲撃を受けていたら大破して余計離脱が遅れたと思う」
提督「だとしてもだ。俺は毎回艦娘ごとに戦果や損傷をまとめているんだが、第六駆逐隊の中で一番損傷を受けているのが響。お前だ」
提督「しかもその損傷の多くは味方を庇っての損傷だ」
提督「なぜそこまでして仲間を庇う」
提督「たしかに仲間が傷つくのは嫌なことだ。だがそれは響以外も同じ気持ちなはず」
提督「何がお前をそこまで庇うことに突き動かすんだ…」
響「…第六の皆には言わないでくれないかな」
提督「わかった」
響「…キスカ島占領作戦。司令官も知っているよね」
響「あの時、敵機の爆撃で艦首切断の大事故になったんだ。それでも敵からの攻撃は止まない」
響「そんな時、暁が護衛して対空戦をしてくれてたんだ」
響「おかげで私は沈没を免れた。あの時の暁はかっこ良かったよ」
響「その後私が修理している間、暁たちはソロモン海に向かったらしくて」
響「それ以降暁が帰ってくることはなかった…」
響「電もそうだった。輸送船団護衛任務についている時、電と持ち場を交代したんだ」
響「そしたらその直後に電が米潜水艦によって撃沈されたんだ…」
響「雷も帰ってくることは無く私は一人になったんだ」
響「何故私だけ生き残ってしまったのか。もちろん生き残ることは嬉しいことだけどね…」
響「仲間が沈んで行く中、自分だけ残るというのは辛いものなんだ」
響「私はみんなによって生かされたんだ。だから…」
響「…」
響「今度は私が護る番なんだ。こんなことはただの自己満足でしかない」
響「けれどそうでもしないと私が納得できないんだ」
提督「…生き残った者の辛さ。か…それは俺もわかる。昔親友がな…」
提督「だが無茶はするな」
提督「お前がいくら庇おうと、それで第6の皆を心配させては意味ないぞ」
提督「そうだろお前達?」
暁「そ!そそそ!そうよ!」バァン!
暁「響は妹のくせにカッコつけて生意気なのよ!」
暁「そういうのは暁一人で充分なの!暁が一番お姉ちゃんなんだから!」
響「みんな…行ったんじゃなかったのか…」
電「はわわ!司令官さん盗み聞きしてごめんなさいなのです!」
提督「むしろ良く盗み聞きしてくれた。好判断だ」
暁「それにね!今こうやって四人揃ってまた第六駆逐隊は組めてるんだから昔のことなんていいのよ!」
暁「もうこれからは無理に庇わないこと。いい響!これはお姉ちゃん命令なんだからっ!」
響「暁…」
雷「なんで暁の命令なのよ!第六の決まりって言うんじゃなかったの?」
暁「あっ!しまった!」
響「ふふ。やっぱり暁はまだまだレディには程遠いな」
暁「なっ、そんなことよりわかった響!?これは第六みんなの決まりよ!」
提督「だそうだぞ響。いや、もう響じゃないか」
響「………わかった」
響「もう無茶なことはしない」
暁「その言葉信じていいの響?」
響「ああ。なにせ今の私の名前は」
Верный「Верный(信頼できる)だからな」
Верный「みんなСпасибо(ありがとう)」
リクエストの響です。
最後の響からВерныйになる場面ですがこれは元々Верныйに改装できるレベルであった響が第六みんなとの絆によって覚醒したことでВерныйになった。ということが伝えたいのですが…上手く表現できない…くそっ!
作者は艦これでは響をそれほど使わないのですがあと6レベでВерныйに改装できるので早くしたいですね
(駆逐艦多過ぎてレベリング忙しい)
うちの艦隊の場合史実やお互いの仲の良さなどを考慮して艦隊を組んでるので、駆逐艦が主体となる水雷戦では第二水雷戦隊。通称、華の二水戦が活躍してます。
個人的にも二水戦にはかなり愛着ありますし。
なので予告ですが二水戦のお話。つまり神通、天津風、初風、時津風、雪風は今後出てきます。
次のリクエストは瑞鳳です!瑞鳳が終わり次第、大鯨回です!
こんな遅筆の私ですがリクエストがあれば是非コメントしてください。
提督「は〜なの色は徒に〜♪」
提督「は〜せ〜て消え去るけど希望(あした)さえあ〜れば♪」
提督「あ〜な〜たが在るその隣で♪」
提督「いつか同じ時代(とき)を刻めるのなら〜♪」
瑞鶴「提督さん何やってんの?」
提督「ダダッダダッダダダッダン!」
提督「華の姿も移り往く〜♪」
瑞鶴「提督さん」
提督「い〜つ〜か違う?んん?」
瑞鶴「提督さん!」バァン!
提督「のわっし!」
提督「なんだ瑞鶴か。びっくりさせんなよ」
瑞鶴「さっきから呼んでたけどノリノリで歌ってたのはどこの誰ですかねえ」
提督「まぁ、そのなんだ。何か用か」
瑞鶴「翔鶴姉が『私が入渠してる間提督の見張りお願い』って」
提督「おいちょっと待て。いろいろおかしい」
提督「俺は犯罪者なのか?そんなにマークしとかないとヤバイ奴なのか!?」
瑞鶴「さあ?とにかく翔鶴姉に頼まれたからここにいるよ」
提督(くそっ!さすが翔鶴。俺が『入渠してる間はやりたいことやり放題だぜ!』とか思ってたのはお見通しか)
提督(なら仕方あるまい)
提督「瑞鶴、ここに一枚の券があります」
提督「さあなんでしょうか!」
瑞鶴「んー?なんだろうね」
提督「おいおい、そんなんでいいのか?聞いて驚くなよ。こいつはな…」
提督「間宮一日食べ放題券ー!!!」
瑞鶴「!!!???」ガタッ!
提督「俺の手元にはこの券が一枚あります。あー俺まだ仕事残ってるしなー」
提督「でもこのまま捨てるのももったいないしなー」
提督「これ今日の六時、あと二時間しか使えないんだけどなー」
提督「でも俺仕事あるしなー!捨てるのもったいないしなー!」
瑞鶴「はいっ!」
提督「そこでだ。これを瑞鶴にあげようと思う」
瑞鶴「ヤッター♪」
瑞鶴「さーんきゅっ!」
提督「おう。気にすんな。さぁ、早く行かないと六時になるぞ」
瑞鶴「うんっ!ありがとね」タタタタタ
提督「ふっ。残念だったな翔鶴。お前の負けだ」
提督「ところで、瑞鶴の『さーんきゅっ!』って『ずーいずいっ!』でも通じるんじゃないだろうか」
提督「例えばこう使う」
提督「いつもこのSS読んでくれて、ずーいずいっ!」
瑞鳳なんですが今までリクエストだと史実に基づいた話にしてました。
ですが瑞鳳だとどうしてもエンガノ岬沖海戦を出さずにはいられないんですね。
しかし作者は正規空母大好きマン。エンガノ岬沖海戦は真珠湾から機動部隊最後の時まで闘った正規空母、瑞鶴視点で書きたいと思ってます。
これはいずれ書くのですがもちろん瑞鳳も出ます。ただ瑞鳳が主役ではないです。
ですので史実とは別の路線で瑞鳳主役のお話にします。
大和ですかぁ…何回大型回しても出ないんですよね。武蔵はいるのですが。ですが書きます。大鯨同様書けば出ると信じて!
榛名はエースです。戦艦の中で一番好きで練度も一番です。
「はい!榛名は作者が遅筆でも大丈夫です!」
うちの榛名がこう言ってるので書きます。
順番としては瑞鳳→大鯨→大和→榛名となってます
瑞鶴「ふぅ〜。お腹いっぱい」
瑞鶴「でもちょっと食べ過ぎたかな」
瑞鶴「食べ放題だったから夕飯のことすっかり忘れてた」
瑞鶴「提督さんも今頃仕事してるだろうから呼びに行こう」
?「それで何してたんですか?」
瑞鶴「ん?誰だろう」
瑞鶴「提督さーん。夕飯だよ」ガチャ
翔鶴「私が入渠してる間もちろん仕事やってたんですよね?」ゴゴゴゴゴ
提督(瑞鶴!今入ってくるのはまずい!)
提督「お、おおお、をぅ!あったりまえだろ」
翔鶴「島風さんのモノマネなんかしてふざけてるんですか?」ゴゴゴゴゴ
提督「いや、違う違う。やったよやった。ほら」
翔鶴「たしかにやってありますね」
翔鶴「じゃなくて!」
翔鶴「なんですかこれ!報告書一枚書いただけじゃないですか!」
翔鶴「だいたい私がいつもこうやって怒るのも提督のことを思ってなんですからね!」
翔鶴「締め切り間近に慌ててやらないようにするためにこうしてるんですよ!」
翔鶴「それに瑞鶴を見張りにつけたはずですよね。瑞鶴は何してたんですか」
提督「瑞鶴は…」
提督(ここで本当のこというと瑞鶴まで怒られる可能性がなくもないな)
提督(秘書艦の命令も艦娘達にとっては提督の命令と同じだからな)
提督(守りたい。ずーいずいっ!の笑顔!)
提督「瑞鶴は…」
提督「頭が痛いらしくずっと席を外してた!そして俺は流星1/48プラモデルを組み立ててた!」
提督「以上だ!」
提督「あれ、目が乾いたな。今日は乾燥するな」
提督「おっかしいな〜やっぱ疲れてんのかな〜」パチパチ
提督「まばたき何回もしないときついな」パチパチ
提督(頼む。この思い伝われ!)
瑞鶴(あれは!)
瑞鶴(モールス信号!)
瑞鶴(『我ニ構ウナ。離脱セヨ』)
瑞鶴「…。提督さん。ありがとう」ダッ
翔鶴「仕事もしないで疲れるわけないじゃないですか!」
提督「まあ、まあ。ほら、もう夕飯だし、一時休憩ということで」
翔鶴「駄目です」
提督「え?あの翔鶴…さん?」
翔鶴「駄目なものは駄目です」
提督「ほらほらほら!アイアムハングリー!」
翔鶴「イラッ。後ろ向いて立ってください」
翔鶴「え?何を。何をするの?」
翔鶴「聞こえませんでした?」ゴゴゴゴゴゴ!
提督(今日の翔鶴は目が本気だ。やばいなこれは)
提督「こ、こうでいいか」
提督「え、あの翔鶴さん。なんで手と足縛るの?ねえ」
翔鶴「暴れないようにするためです」
翔鶴「いつまでたってもさぼりぐせが治らないので実力行使です」
提督「ほら!大事なのは締め切りまでに提出することであって途中の過程というのは〜」
翔鶴「ん!?」ゴゴゴゴゴ
提督「過程というのは…」
提督「か、か…かかかていというの、のは…」
〜食堂〜
瑞鶴「提督さん…」モグモグ
パァン! アー!!!!アーッ!!!!
蒼龍「ん?今何か音聞こえなかった?」
飛龍「さあ?私には聞こえなかったけど」
瑞鶴「うっ…ごめんね…。ごめんね…」ポロポロ
蒼龍「ちょっ!瑞鶴何で泣いてるの!?」
蒼龍「辛いことでもあったの?」
瑞鶴「そうじゃなくて。そうじゃないんですけど…」ポロポロ
飛龍「わかった!きっと今日のトンカツが泣くほどおいしいんだ!」
蒼龍「そんなわけないじゃん。もー。飛龍はおバカだなぁ」
蒼龍「だよね瑞鶴?」
瑞鶴「あ、いや…。その…そうです…」
普段優しくて温和な人ほど怒ると恐ろしいのです
不知火の件了解しました。しばしお待ちを。
翔鶴の最後の艦長さんについては知りませんでした。どうもです
コメントで「応援してします、楽しみにしています」という文字が目に入り書く側の人間にとってはとても嬉しいです
このSSは自分のやりたい風に、私の鎮守府で起こったことを文字に変換しているのですが共感してくれる方がいるというのは励みになります。
いつもずーいずいっ!
ということで明日は瑞鳳回です!
提督「突然だが翔鶴が風邪を引いてしまった」
提督「俺としては翔鶴のそばにいて仕事しなくて済むのかと思ったら瑞鶴が看病をし、俺は仕事をしろ」
提督「という妻から…おっと。まだケッコンしてなかった」テヘッ
提督「翔鶴からの命令で俺は今執務机の椅子に縛り付けられています」
提督「そして翔鶴の代わりに今日の秘書艦を務めてくれるのは…」
提督「軽空母の甲板胸二人組、まさぐられるほうのずいほーで」
スパァン
提督「あべしっ!」
瑞鳳「誰がまさぐられるほうよ!」
提督「ははは。冗談通じないな。これくらいで動揺してたら秘書艦は務まらんぞ」
瑞鳳「とにかく!翔鶴さんからだいたいの話は聞いたから仕事やるよ仕事!」
提督「え〜。仕事嫌い。昨日たくさんやったし今日はゆっくりしたいな〜」
瑞鳳「何一つ進んでない。って翔鶴さんから聞きましたけど」
瑞鳳「だから椅子に縛り付けられてるんですよ?」
提督「…はい」
提督「だが俺はまだ朝食を食べていない。『腹が減っては戦はできぬ』とあの武蔵も言っているんだぞ」
提督「それに朝食を食べないと集中力が低下するというデータもある」
提督「したがってまずは朝食を食べるべきだと思います!」
瑞鳳「現在時刻は…マルナナマルマル。提督、朝ご飯作って?」
提督「椅子に縛り付けられてるのに作れと?」
瑞鳳「うぅ〜。じゃあ食堂から持ってくるから」
提督「それでもいいけど、せっかくだし瑞鳳が作って」
瑞鳳「今からでもできるけど遅くなるからお昼でいい?」
提督「うむ。了解した」
〜お昼〜
提督「ヒトフタマルマル。ダァッー。やっと昼か」
提督「マルキュウマルマルからぶっ通しで仕事とか疲れすぎだろ」
提督「もう頭が限界…」
瑞鳳「お昼です!お弁当広げましょ?」
提督「おう!楽しみだな瑞鳳のお弁当」ガサゴソ
提督「こ…これは…!」
提督「卵焼き…だと!?」
提督「しかも形、色共に完璧…!」
提督「女の子からのお弁当、卵焼き、完璧な見た目、その女の子は美少女…」
提督「待て!待て…これはたしか…」
提督「うっ…そうだ。あれはあの時の…」
〜提督中学生時代〜
A「提督、お前のこと好きな奴が話があるってよ」
B「良かったな!お前C子に好かれるなんて羨ましいぜ!」
提督(ぼっちの俺のことを好きな奴?)
提督(あほかこいつら。そんな奴いるわけないだろ)
提督(でもC子って言ってたな。ぼっちの俺はクラスメイトのことはあまり知らないがC子は顔立ちが整っていて俺も好きだ)
提督(なによりC子は他の連中と違って俺のことを馬鹿にしてこない)
提督(この前の二人組作って英語で会話する授業でも声かけてくれたし)
提督(これはもしや…両想いってやつか!ついに俺にも青春の時代が来たのか!?)
提督(と、ととと、とりあえず話を聞いてみよう)
提督「あ、あの、何かな?」
C子「これ…私が作ってきた卵焼き。食べてくれる?」パカッ
提督「も、もち…もちろん」
提督「でで…でもなんでC子さんは俺なんかに?」
C子「それは…私が提督君のこと…」
C子「とりあえず先に食べてよ?」
提督「…わかった」
提督(すごい綺麗な形だな。美味しそう)
提督「そ、それじゃあいただきます」パク
提督(こ…これは!)
C子「私、実は提督君のこと今まで…!」
提督(しょっぺえええええええええ!!!)
C子「大っ嫌いでしたーーー!!!!」
A「ぎゃはははは!!!C子まじえげつないわー!」
B「これもう完全に好きな雰囲気なのにC子お前って奴は!ククク」
提督「…」
C子「今まで優しくしてたから好きだと思ってたでしょ?」
C子「残念!全てこの時のためでしたー!上げて落とす作戦でしたー!」
C子「しかも卵焼きには塩を大量に使った!」
A「ハッハッハッ!あーやべー。まじ腹いてえ」
B「C子お前最高!」
C子「ねえ、提督。今どんな気持ちどんな気持ち?」
提督「」
〜現在〜
提督「…それじゃあいただきます」パク
提督「…」
提督「すまん瑞鳳。俺を縛り付けてる紐ほどいてくれるか?」
提督「え?でも翔鶴さんがほどいたら駄目だっていっ」
提督「いいからほどけ!!!!!」
瑞鳳「…!」ビクッ
提督「聞こえなかっのか!!!」
提督「これは命令だ!!!」
瑞鳳「…わかりました」シュルシュル
提督「…急に怒鳴ったりしてすまん。しばらく一人にさせてくれ」
提督「ヒトヨンマルマルまでには戻ってくる。瑞鳳もそれまで休んでてくれ。あとお弁当ありがとう」ナデナデ
瑞鳳「…了解です」
提督「…」スタスタ
瑞鳳「お弁当持っていくんだ…」
〜滑走路〜
提督「なんだよこれ…」
提督「なんなんだよ…」ポロポロ
提督「見た目はC子と同じだけどめちゃくちゃ甘いし美味しいじゃんかよ…」ポロポロ
提督「…美味しいじゃんかよ…」ポロポロ
提督「うぅ…うっ…」ポロポロ
提督「あああああああああ!!!!!」ポロポロ
提督「うわあああああんん!!!!」ポロポロ
提督「あーーーー!!!!!あー!ああああああああああ!!!」ポロポロ
提督「…美味しい…じゃんかよ」ポロポロ
ブゥゥゥン
提督「…これは翔鶴のとこの妖精さんじゃないか。どうしたんだ」
提督「なになに、翔鶴からの伝言?」
提督「『今は私がついてます』」
提督「翔鶴…」
提督「妖精さん。翔鶴に伝えてくれ。『ありがとう』ってな」
提督「ほんと…翔鶴にはかなわないなぁ…」ポロポロ
〜〜〜
翔鶴「『ありがとう』ですか。妖精さんお疲れ様です」
瑞鶴「翔鶴姉なんて伝えたの?」
翔鶴「ヒ・ミ・ツ♪」
瑞鶴「えぇー!いいじゃん!」
〜〜〜
提督「さて、いつまでも泣いていられない。そろそろ戻るかな」
〜執務室〜
提督「すまん今戻った」
瑞鳳「あ、提督。今まで何してたんですか?」
提督「ちょっといろいろあってな」
提督「そんなことより、瑞鳳のお弁当めちゃくちゃ美味しいかったぞ!特に卵焼きが!」
瑞鳳「ホント?やったぁ!嬉しいなぁ」
提督「ああ!本当だぞ!」
瑞鳳「えへへ///」
提督「それじゃあ仕事するか!」
〜〜〜
瑞鳳「ヒトゴーマルマルよ。スイーツ食べたいなぁー…ねぇ?提督♪」
提督「しょうがないなー。さっきのお弁当のお礼だ。間宮行くぞ」
瑞鳳「うん!」
〜〜〜
瑞鳳「ん〜〜〜///」
瑞鳳「おいし〜い!」
瑞鳳「提督はい、ど〜ぞ!」
提督「ん?」
瑞鳳「そうじゃなくて!あ〜ん!」
提督「お、おう///」パク
瑞鳳「///」
提督「///」
〜〜〜
瑞鳳「フタヒトマルマルです。ん〜〜〜!今日はもうおしまいにしましょうか」
提督「そうだな。久しぶりに真面目にやったからかなり終わったな」
提督「今日一日ありがとうな瑞鳳」
瑞鳳「ううん。今日は私も出撃なくて暇だったし全然いいよ」
提督「それじゃあお礼に格納庫整備してあげよう」
提督「ほらこっちおいで?」
瑞鳳「提督、お酒入ってるからってそれはまずいから!」
提督「ふええい!なんのこれひき〜!」
瑞鳳「そういえば提督ってお酒弱いんだっけ…あちゃー…」
瑞鳳「ほら、布団敷いといてあげましたからもう寝ましょうよ」
提督「まぁもふ今日はふかれたひそろそろ寝てもいいか…な」
提督「…zzZ」
瑞鳳「お疲れ様。私も提督と一緒にいれて楽しかったです。またスイーツ行きましょう」
提督「ん〜zzz…もちろん…zzZ」
リクエストの瑞鳳です。
次は大鯨を書いていきます。
松原さんですか。縁ありますしいつか翔鶴と初霜の話も書きたいですね
瑞鶴「提督さーん。あーそーぼっ!」
提督「やあ瑞鶴クン。おはよう。今日も清々しい朝だね」
瑞鶴「だねー。寒すぎず暑すぎずで風も気持ちいいし」
提督「ところで、遊びに誘ってくれるのはとても嬉しいのだが、私には仕事があるので今日は遠慮させていただこう」
提督「ふん。ふん。なるほど」カキカキ
提督「翔鶴クン。この件なんだが君はどう思う?」
瑞鶴「提督…さん?」
瑞鶴「う…嘘だ。提督が遊びの誘いを断るなんて」
瑞鶴「それになにより…口調がおかしい!」ガタガタ
提督「そんなに青ざめてどうしたんだい?僕がそんなにおかしいかい?」
瑞鶴「おかしいよ!だって今までの提督なら」
瑞鶴「『おっしゃー!仕事なんて後だ後!何して遊ぶ?ナニする!?』とか言ってたもん!」
提督「それは人違いじゃないか?仕事を後回しにするなんて一体何を考えているんだその人は」
瑞鶴「あ…あ…あぁぁ…」
瑞鶴「翔鶴姉…この前のおしおき、強すぎたんじゃ…ない?」
翔鶴「ええ。もしかしたらそうかもしれないわね」
翔鶴「でも、仕事してくれることに越したことはないわ」
翔鶴「大丈夫よ。仕事終わったらまたおしおきすれば元通りになるだろうから」
瑞鶴「仕事終わらせたのにおしおきされるなんて…なんか提督可哀想だ」
提督「ん、何を話しているんだい二人とも。それよりこの件について意見を聞かせて欲しいのだが」
提督の過去編はリクエストの有無に関わらず書きます。この作品を書き始めた当初から考えていて既にほとんど完成しています。
だいぶ前に鹿屋の妖精が話してた「エース中のエース」についてもわかるかと。
松原さん、私、軽い気持ちで「wikiに載ってる人だろ」とか思ってたら載ってなくて情報が全くなかったのですが読者様により良い情報が得られました。感謝いたします。
翔鶴、初霜、阿賀野と経験があるようなのでこの3人を絡めた話も作りたい
提督「時刻はマルヒトマルマル」
提督「仕事も終わったし翔鶴も自室にもどっただろう」
提督「それではさっそく開封したいと思います」
提督「ついに」
提督「ついに来たぞ…」
提督「艦娘乃歌が…」
提督「俺の手元に…」
提督「よ、よよよ、良し。さっそく聴いてみるぞ」
〜視聴中〜
提督「ハハハッ!相変わらず金剛の三式弾!のとこは笑えるな」
提督「おぉ!これは響だけが歌うハラショーな歌だな」
提督「おいおいおい、これ夕立普通に、ぽいぽい連発してるな」
提督「んで次の歌が〜」
提督「こ、ここここここ、こここ、これは!」クワッ!
提督「『ニ羽鶴』だと…!?」クワッ!
提督「鶴…それも二羽。これは間違いなく瑞翔!」
提督「やべえ。やべえぞこれは。とりあえず聴いてみるか」
〜視聴中〜
提督「」
提督「………」
提督「うおおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
提督「なんてこった!なんてこったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
提督「鶴らしい和風なメロディー!そこに流れる鶴姉妹の声!」
提督「こいつはやべえ…」
提督「今日の疲労が一瞬で抜けたぜ…」
提督「あまりの名曲っぷりに脳をやられる人が続出する危険性があるな」
提督「こいつはやべえ…なんてこった…」
かなーーーり更新できませんでしたが今回は怒涛の大連発投稿です!
まだ買ってない人は是非!一瞬であなたを天国に導きます
提督「ふむふむ。これがハリケーンバウか」ペタペタ
提督「こっちが装甲甲板か」ペタペタ
提督「最後に密閉型格納庫、っと」ペタペタ
翔鶴「朝から何やってるんですか…」ハァ
提督「昨日の夜思ったんだけど、大鳳って可愛いじゃん?」
翔鶴「そうですね。大鳳さんは顔立ちも整っていて〜」
提督「いや、そうじゃなくて。そうだけども。これは個人で意見に差があるから理解してもらえるかわからんな」
提督「なんというかさ、ちょっと茶色がかったセミロングヘアーでさ毛先の、『ふわっ』っていう感じが可愛い」
提督「これは瑞鶴のツインテールにも言えるな」
提督「ストレーヘアは可愛いというより見てると綺麗って感じだな」
提督「どっちが好き。とかはないんだけどそれぞれで受け取る感情が違うんだよな」
提督「次に装甲空母なのにちっちゃい」
大鳳「ひどいです提督!」
提督「ただ小さいなら駆逐艦も小さい。しかし空母、しかも正規空母なのに小さいことに意味がある!」クワッ!
提督「小さいと何があるかといとだ」
提督「今みたいに膝に乗せることができる」
提督「膝に乗せても低すぎず、高すぎずちょうどいい。だから少し仕事したらなでなでして仕事して。の繰り返しができる」
翔鶴「だからさっきから我が子のように撫ででたんですね」
提督「ああ。おかげで仕事が捗りすぎて3日先の分まで終わっちまったぜ」
提督「FUFUFU KOWAIKA?」ドヤァ!
翔鶴「いえ、まったく」
提督「…」
提督「………最後に!」
提督「声 が す き ! ! !」
提督「この透き通るような声!いつまでも聞いていられる!」
大鳳「えへへ///ありがとうございます」
提督「はああああああ!!!」
提督「純粋でまっすぐ突き抜ける声!」
提督「声だけで癒されるなんて初めてだ」
大鳳の透き通る声に癒されて…この良さわかる人います???
秋月「瑞鶴さん」
瑞鶴「ん?どしたの」
秋月「私が着任した頃の翔鶴さんはいつもニコニコしてて、とても優しい方でした」
瑞鶴「んん?まぁそうだね」
秋月「ですが最近の翔鶴さんは…」
翔鶴「またやったんですか!」ペチン
提督「はいぃ…ごめんなさい」
翔鶴「何回言ったらわかるんですか!」ペチン
提督「ごべんなざぃ…!ごべんなざぃぃぃ!!」
翔鶴「この前も結局駄目だったじゃないですか!」ペチン
提督「きょ、今日は大丈夫だから…」
翔鶴「大丈夫じゃないです!」ペチン
翔鶴「アイスは一日に一個っていう決まりだったじゃないですか!」ペチン
翔鶴「今日は何個食べたんですか!」ペチン
提督「うぅ…。っ個…」
翔鶴「聞こえません!いくつですか!!」バッチーン!
提督「いっ!…。じっこでじゅ…じっこたべばしたぁ!」ポロポロ
翔鶴「十個!?十個も食べたんですか!?」バッチーン!
翔鶴「この前も同じくらい食べてお腹壊したじゃないですか!」バッチーン!
秋月「…提督のお尻たたくようになってしまって」
秋月「皆さんの前では今まで通り何事もなかったかのように振舞ってますけど…」
瑞鶴「あぁ、そんなことか。それなら大丈夫」
瑞鶴「提督さんと翔鶴姉の顔見てみ?」
秋月「司令は…涙と鼻水で顔ぐちゃぐちゃですけど笑ってますね」
秋月「翔鶴さんも…笑ってますね」
瑞鶴「でしょ?だから大丈夫」
瑞鶴「提督さんも好きでやってることだろうし」
秋月「そういうことなのでしょうか…?」
瑞鶴「世の中にはね、提督さんみたいにいじられて嬉しい人がいるのよ…」
瑞鶴「秋月は知らない方がいいわ。今まで通り純粋に生きなさい」
秋月「?」
提督「それは違うぞ瑞鶴!」
提督「翔鶴だから!翔鶴だから嬉しいの!ここ大事!」
翔鶴「誰の話聞いてるんですか!だから何度もおんなじことを繰り返して」バッチーン!
提督「ひっく…ゔぇっ…ごめんなざぁい!」
今明かされる普段のおしおきの正体!
大鯨「皆さんおかえりなさい」
伊19「ただいまなの〜」
伊168「今回も正規空母を撃沈したわよ!」
伊8「はっちゃんも協力したからシュトーレン作って?」
伊401「補給は大切!大切!侵食魚雷は?アクティブデコイもできれば欲しいな〜」
伊58「今日のオリョクルは終わりでち!」
提督「シオイ、それは違う。たしかに伊401だけどそれはイオナの方だ」
大鯨「皆さん戦果をあげてきたんですね」
大鯨「いっぺんに話されるとわからないのでまずはイムヤさんから」
伊168「あのね!あのね!敵の正規空母に密かに近づいてね!それで!それでね!〜〜〜」
伊8「はっちゃんもイムヤが頑張ってるの見えて助太刀してあげたの〜〜〜」
伊401「この前群像が教えてくれたんだけど〜〜〜」
提督「いやだからそれイオナの方だから!」
大鯨「あ、そういえば今日のおやつは皆さんの好きなシフォンケーキですよ」
潜水艦ズ「やったー!!!」
提督「にしても。潜水母艦、か」
提督「その名の通り潜水艦の母だな」
提督(大鯨ってたしか空母の改装も視野に入れて建造されたはず)
提督(案の定、太平洋戦争開戦とほぼ同時に軽空母になってるしな)
提督(改装によって艦種が変わる。っていうのは艦娘自身はどう思ってるのだろうか)
提督(やはり改装すべきなのだろうか)
提督(うーん…わからん)
大鯨「て・い・と・く、提督!」
提督「おぉう!どうした」
大鯨「提督もシフォンケーキ食べます?」
提督「じゃあ頂こうかな」
伊401「途切れた息の根を〜♪」
伊401「汚れた世界を繋ぎとめて〜♪」
提督「僕らの歯車を〜♪」
伊401・提督「it's time to Stop & Rewind〜♪」
提督「失った冀望を〜♪」
提督「はっ!」
提督「シオイまた俺のことはめたな!」
伊401「提督もノリノリだったじゃん!」
提督「こんにゃろ!」コチョコチョ
伊401「あっははは!!!あー!あーはっはははは!」
提督「ほら、おやつ食べる前には手を洗ってこい」
潜水艦ズ「はーい!」タタタ
提督「ふぅ。元気があって良いことだ」
提督「今度シオイには運河。行かせてあげたいな」
提督「…」
提督「大鯨、ちょっといいか?」
大鯨「なんでしょう?」
提督「大鯨は鋼の船だった頃、軽空母に改装されてるよな」
提督「そして大破しながらも終戦まで生き残った」
提督「この世界でも軽空母に改装して瑞鳳らと一緒に艦載機飛ばしたいか?」
大鯨「…提督が空母への改装が必要と判断するならその通りにします」
大鯨「ただ、もし、空母になっても部屋はこのままであの娘達と一緒にしてください」
大鯨「私が鋼の船だった頃は何年かはあの娘達と共に活動しました」
大鯨「けれど私は途中で改装されあの娘達とは離ればれになってしまい何人かは沈みました」
大鯨「今度は…この世界では最後まであの娘達と一緒にいたいんです」
大鯨「あの娘達がこの世界でも満足に役目を全うできるように力になりたいんです」
大鯨「それこそシオイちゃんの運河だってそうです」
大鯨「ですから私はできればこのまま潜水母艦のままでいたいです」
提督「なるほど…」
提督「お母さんだな…」
大鯨「?何か言いました」
提督「いや、なんでもない」
提督「今のところ航空戦力は特に問題ないから改装の予定はない」
提督「だからあいつらを頼んだぞ」
大鯨「はいっ!」
伊58「ゴーヤが一番乗りでち!」ダダダ
伊168「ああっ!待ちなさいよゴーヤ!」ダダダ
提督「ほらな?」クスッ
大鯨「そうですね」クスッ
リクエストの大鯨です。大鯨は持ってません。持ってない艦はボイス集やwiki見て特徴を調べるようにしてるんですが正直、よくわかりませんw
なので私が持ってる、よく使ってる艦と持ってない艦だと作品の長さや質がだいぶ違うということがあると思います
次のリクエストは大和ですね。
大和→榛名→提督の過去編
という順番でいきます。榛名で一旦区切りをつけて提督過去編をいれます
もちろん榛名以降のリクエストは提督過去編が終わり次第投稿します
飛龍、了解しました。あと提督と翔鶴は(何がとは言いませんが)まだやってないです
リクエスト是非どうぞ〜
翔鶴「提督、今日の予定は?」
提督「今日は遠征も出撃もなし。各自装備の手入れを行い、その後は自由とする」
翔鶴「本当ですか?」
提督「本当だぞ」
翔鶴「本当に本当ですか?」
提督「だから本当だって。どうしたそんなに警戒して」
翔鶴「いえ、なんでもないです」
翔鶴「それでは私も整備してきます。仕事ちゃんとやるんですよ」
提督「おう。いってら」
提督「さて、仕事やるかな」
カキカキ、メモメモ
提督「ふぅー。一度集中すればかなり捗るんだが、集中するまで長いのが俺の悪い癖だな」
提督「昼ご飯食べるか、っと!?」
提督「19時!?そんなに俺やってたのか?」
提督「たしかに途中小腹が空いたな。とは思ったが…」
提督「翔鶴もいなかったし駆逐の娘達も遊びにこなかったからその時間を仕事に当てられたなら結果オーライだな」
提督「仕事の方も月初めなのにかなり片付いたからな」
提督「今月はだいぶ余裕持ってできる」
提督「さて、夕飯だ夕飯」
テイトク in ショクドウ
提督「鳳翔さーん、今日の夕飯は…」
提督「あれ?いないのかな」
シーン
提督「というか夕飯の時間なのに誰もいないぞ」
提督「どうなってるんだ…」
提督「…」
提督「とりあえず翔鶴に相談しないと」
提督「翔鶴、今食堂に行ったんだが誰もいなくて」
提督「今日は何かあるのか?」
翔鶴「だって提督呼んだのに来なかったじゃないですか」
提督「え、呼んだ?いつだ?」
翔鶴「一時間程前ですよ。今日は夕飯の時間が一時間早まるから伝えにいったのに反応なかったじゃないですか」
提督「まじか…」
翔鶴「どうせまた遊んでたんでしょう?」
提督「いや、朝言われた通りずっと仕事を」
翔鶴「はいはい。わかりました。それでは私はまだやらなきゃいけないことがあるので失礼します」
提督「あっ、しょうかk…」
提督「…」
提督「まあ、呼んだのに反応しない俺が悪いな」
提督「普段遊びまくってるし仕事してないと思われても仕方ないか…」
提督「カップ麺食って寝るか…」
提督「おかしい。翔鶴はなんとなく怒ってるように見えた」ズルズル
提督「それに普段遊びに来る駆逐の娘達も誰一人来なかった」ズルズル
提督「何故だ…」
提督「今日は何かあるのか?四月一日。世間では入社式や入学式と新年度のスタートだな」
提督「鎮守府では特に変更点なんかないんだが…」
提督「…考えても仕方ない。もう遊ぶ気も失せたし風呂入って寝よう」
提督「おやすみなさい」パチン
提督「…zzZ」
提督「…zzZ」
提督「…ZZZ」
瑞鶴「ていとくさーん!夕飯持ってきたよ!」バーン!
瑞鶴「あれ?なんで部屋真っ暗なの?」
瑞鶴「ま…まさか」
提督「…ZZZ」
瑞鶴「あぁ…やっぱり」
翔鶴「提督寝ちゃったんですね」
瑞鶴「まだ夜8時だよ!?いつもこんなに早いの?」
翔鶴「いつもなら12時〜深夜2時くらいだけれど…」
瑞鶴「あぁもう!今日はエイプリルフールだからそのネタばらしをしようと思ったのに!」
翔鶴「瑞鶴…これ…」
瑞鶴「…すごい仕事してるじゃん」
瑞鶴「じゃあさっき言ってたことって本当に遊んでなくて…」
翔鶴「ええ。そうみたいね…」
翔鶴「なんか悪い事をしてしまった気がするわね」
瑞鶴「まぁ…そうだよね…」
瑞鶴「こんなに頑張ったのにね」
翔鶴「明日謝りましょう…」
瑞鶴「そうだね…」
赤城「…」
翔鶴「!」
翔鶴「赤城さんいつからそこに!」
赤城「いえ、提督に用事があったのですがもう寝てますので明日にします」
翔鶴「赤城さんも付き合わせてしまいお手数かけました」
赤城「いえ、構いませんよ。年に一度のエイプリルフールですし」
赤城「それでは私はこれで」スタスタ
赤城(先ほど、翔鶴さんの部屋に行くであろう提督を見つけた時…)
赤城(彼の目は普段とは違ったいた)
赤城(そう。あの時と少し似ていた…)
赤城(まだ彼がこの鎮守府に着任する前の頃)
赤城(まだ提督が飛行学生で『あの人』と出会う前の目に)
バレンタインでは当日に投稿できませんでしたが今回は無事できてなによりです
提督「…zzz」
提督「…」
提督「ん〜〜〜〜」
提督「…5時か。昨日早く寝たしいつもより早く起きるよな」
提督「…あそこ行くか」
提督「ここ横須賀鎮守府の隣には横須賀航空隊があり『海軍航空隊のメッカ』とも言われている」
提督「その任務も様々で新機材のテスト飛行、新戦法の研究、本土防空などだ」
提督「最後に挙げた本土防空だがここ数年は艦娘の活躍により敵勢力圏が狭まっているため、活躍の機会はない」
提督「しかし全国に配備されている航空隊の中でも一、二を争う練度であることは間違いない」
提督「その滑走路の傍には飛行機をしまう掩体壕や整備するための格納庫がある」
提督「その中でも一つだけ、常にシャッターが降ろされており数人しか入ったことがない格納庫がある」
提督「それがここだ」ガラララララ、ガシャン
提督「俺、誰に説明してるんだろ?まぁいいか」
提督「零式艦上戦闘機ニー型」
提督「機体番号AI-163」
提督「『あの戦い』以降一度も乗ってないこの機体だがしっかり整備はしてあるしいつでも飛べる」
提督「学生時代はこいつに乗りたくて毎日必死でワクワクしてたな。懐かしい」
提督「今でも忘れない。教官であった『あの人』を乗せず初めて一人で操縦した零戦の感覚」
提督「嬉しかったなぁ」
提督「思えば零戦と共に俺の人生はあった」
赤城「そうですね。私も覚えてますよ。あなたと初めて会った時のこと」
提督「!?…赤城か」
赤城「懐かしいですねこの零戦。私も久しぶりに見ました」
赤城「提督ったら何度着艦練習やってもワイヤーに引っ掛からずにトンボ釣りされてましたからね」クスッ
赤城「しかも最初なんかものすごい角度で突っ込んで来ましたからね。今でもあれは鮮明に覚えてます」クスッ
提督「うるさい///頭ではわかっていてもなかなか難しかったんだよ」
赤城「…」
提督「…」
提督「赤城、お前はどう思う?」
赤城「『あの人』ですか?」
提督「ああ。あいつは『必ず帰ってくる。だからその時にまた一緒に飛ぼう』って言った」
提督「けどまだ帰ってこない…」
提督「やっぱり、戦死したんじゃ…」
赤城「『あの人』は帰ってくる。と言っていました!」
赤城「『あの人』が嘘をつくような人だと思いますか?」
提督「!」
赤城「…ですから待つべきだと思います。私達にできるのはそれだです」
提督「…そうだよな。俺達は俺達ができることをやるしかないよな」
提督「早く帰ってきてお前の空き番号AI-162を埋めてもらわないと」
赤城「そうですね」
赤城「ほら、もう日が昇ってきましたよ」
赤城「そしていつもの娘達が来ましたよ」
提督「大鳳に秋月か。大鳳が朝のランニングが日課なのは知っていたが秋月も加わったのか」
提督「俺達もそろそろ戻るか」
赤城「そうですね。朝ご飯何かしら」ジュルリ
提督「なんだろなー」
提督過去編の予告です
翔鶴「提督…なんで私が怒ってるかわかります?」
提督「はい…」
翔鶴「一応言い訳を聞いておきます」
提督「…零式艦上戦闘機二一型のプラモデル作ってました」
翔鶴「知ってます…」
提督「胴体と主翼を付けたあたりから楽しくて、楽しくて」
提督「やめられませんでした!」
提督「調子乗って流星改まで作り始めました!」
翔鶴「はぁ…毎日更新してたあの頃の提督はどこに行ってしまったんでしょうね」
提督「ここにいるぞ?」
翔鶴「そうじゃなくて、」
提督「正直な話、ネタが思い浮かばない。っていうのもある」
翔鶴「ありがたいことに読者からリクエストが来てるのに?」
提督「うっ…」ギクッ
提督「たしかに嬉しいことにリクエストは来てる」
提督「しかし翔鶴クン、来るべき春イベントに向けてレベリングと遠征これくしょんもしなければならないのだよ」
翔鶴「遠征これくしょん?何ですかそれ」
提督「とにかく!」
提督「これが言い訳だ!」
翔鶴「皆さん、ほんとすいません…」
すいません!
ちなみに作者は単冠湾泊地(2013.12/2着任)です
あとプラモの話は実話です
瑞鶴「瑞鶴です。今日は少しイタズラを仕掛けてみようと思うズイ」
瑞鶴「この提督さんの歯ブラシと」
瑞鶴「この翔鶴姉の歯ブラシを」
瑞鶴「チェンジ!」
瑞鶴「二人とも気付くかな〜」ニヤニヤ
瑞鶴「ズイ(ง ˘ω˘ )วズイ」
--------------
提督「あぁぁぁ!やっと仕事終わった」
提督「それじゃあ翔鶴おやすみ、また明日」
翔鶴「おやすみなさい」ガチャ パタン
提督「歯磨き、歯磨きっと〜」
提督「こう見えても俺は今まで一度も虫歯になったことがない」
提督「ん?瑞鶴は自室に帰らないのか?翔鶴ならもう戻ったぞ」
瑞鶴「私はちょっと、ネ」
提督「ふ〜ん、まぁいいけど」
提督「あと俺は歯ブラシもこだわってて〜」
提督「オススメはディープ○リーンとかで」
提督「…?」
提督「この歯ブラシ俺のか?」
瑞鶴(気づいたかー!)
提督「これは…誰のだろう」
提督「ブラシもすごい綺麗だ」
提督「使った形跡もない」
提督「う〜ん………」
瑞鶴(さぁ、どうする!?)
提督「あぁ!そうか!昨日の夜ブラシがボサボサになってたから新しいのにしたんだった!」
瑞鶴(お?)
提督「そうか!そうか!いや〜、この歳で忘れるとは困ったもんだな」
提督「まだまだ若いのにな〜」
提督「たしか新しいメーカーの物も試してみよう、ってことにしたんだったな」シャカシャカ
瑞鶴(作戦成功…翔鶴姉はどうかな〜!)
--------------
瑞鶴「翔鶴姉もう歯磨きした?」
翔鶴「ええ、歯磨きがどうかしたの?」
瑞鶴「ううん!なんでもない!私もする」
瑞鶴(作戦成功ズイ!明日このことを伝えたらびっくりして顔真っ赤になるのが丸わかりだぞ〜!)
瑞鶴「さて、私も歯磨き、歯磨きっと」
瑞鶴「あれ…あれれ…あれれれれ???」
瑞鶴「翔鶴姉私の歯ブラシ知らない?」
翔鶴「さぁ、知らないわよ。私いじってないし」
瑞鶴「そっかぁ、わかった」
翔鶴「無くなったなら提督のとこ行けば新しいの貰えるわよ」
瑞鶴「う、うん」
瑞鶴「私の歯ブラシがない。何故?翔鶴姉と提督のを入れ替えたからここには提督と私のがないとおかしい」
瑞鶴「!?!!!!????」
瑞鶴「違う!ここにあるのは翔鶴姉のと」
瑞鶴「提督のだ!」
瑞鶴「つまり、翔鶴姉のじゃなくて私のやつを入れ替えちゃったってこと!?!?!?」
瑞鶴「そ、それって!」
瑞鶴「提督さん、瑞鶴の歯ブラシで歯磨いちゃったってこと!?」
瑞鶴「そ、そそ、それ、それって!」
瑞鶴「提督さんと瑞鶴が…間接キス…///」ボソッ
瑞鶴「〜〜〜〜〜/////////////////」
瑞鶴「///////////////////////」カァァァァ///
瑞鶴「提督さんのばーーーーかぁぁぁーーーーーー!!!!!!」
瑞鶴の使用済み歯ブラシ?いくらでも出すからください
提督「うへぇ…あっちい」
秋月「まだ4月なのに暑いですね」
提督「あーもう!こんな服着てたら暑くて集中できない!」
提督「こんなものこうだ!」ポイッ
秋月「ちょっ!?司令、服!服着てください」
提督「いや、これ服よ?」
提督「シルキー○ライに半ズボン。これ機動性抜群なのよ」
秋月「しるきー○らい?」
提督「あーっ、秋月は知らないか。というより知ってるわけないか」
提督「シルキー○ライってのはな、世界に誇る日本の衣服メーカー、ユニ○ロが開発した下着だ」
提督「汗を吸収し外に放出する。通気性抜群な上に肌触りサラサラという素晴らしいものだ」
提督「お肌サラサラだぞ?サラサラ。その上通気性抜群だ!」
提督「秋月も対空射撃する時汗かくだろ?これを着れば暑さを気にせず戦えるかもしれないぞ?」
秋月「日本はすごいですね!そんなものを開発するなんて!」
提督「そうだ。だから秋月も試しに着てみるといい。ここに新品のやつがあるから」
秋月「秋月も着ていいんですか?」
提督「おう。なんなら上げるよ。気に入ったらいくらでも買ってくるからさ」
秋月「ありがとうございます司令!」
提督「よし、まずは試着だ」
提督「最初に装備を外します」
秋月「はい!」ヌギヌギ
提督「次に上着を脱ぎます」
秋月「はい!」ヌギヌギ
提督「そして、ソックスを脱ぎます」
秋月「はい!」ヌギヌギ
提督「最後に、残りの服を全部脱gi!?」
ガシッ
提督「!?!?!?!?」
翔鶴「また馬鹿な真似をしようとしましたね?」
提督「あ…あああ…その声は」
提督「まただ!またお前だ翔鶴!」
翔鶴「またとはなんですか、またとは!」
提督「なんでお前はいつもいつもこう、あとちょっとで見える!って時に来るんだ!」
提督「あれか?お前わざとだろ?あとちょっとで秋月のハdaka見れるとこだったのに!」
提督「変に期待させといて最後の最後で出てくるとかひどい仕打ちだ!まったく!」
翔鶴「提督のことは全てお見通しですからね〜」ニコニコ
提督「ヒィィィィィ!怖い!ニコニコしてる翔鶴さん怖い!」
提督「俺はな、ただ秋月にシルキー○ライの素晴らしさを知ってもらおうとしただけなんだよ」
提督「秋月にシルキー○ライ着させてあげたかっただけなんだよ」
翔鶴「秋月さん?」
秋月「はい!司令がシルキー○ライを絶賛してたので秋月も是非!と思いまして」
翔鶴「なるほど。ですが提督?わざわざここで脱がせる必要はないんじゃないですか?」
提督「うっ…」
翔鶴「秋月さん、いいですか?この人は変態ですからいつ、どこで仕掛けてくるかわからないので注意してください」
翔鶴「あとちょっとでこの人に裸体晒すとこでしたよ?」
秋月「裸?秋月はシルキー○ライを着るだけで…」
秋月「………」
秋月「………///」
秋月「…司令はエッチな方ですね///」
提督「なんでや!素直に服脱ぎ始めたの秋月やろ!」
提督「あれだ!秋月は素直すぎて可愛いんだ!だから俺も最後は止めようと思ったんだ!」
提督「こんな純粋な娘にこんなことさせる俺は人間として終わりだと思ったんだ!」
翔鶴「ほんとですか?」ジトー
提督「当たり前だ!俺はセクハラするがちゃんと抑えるとこは抑える」
提督「しっかり加減はしないとな」
提督「それに…そんな変態を好きな翔鶴もなかなかエッチだな」
翔鶴「なっ…!それは…その///」
提督「ほらほら、頬赤らめる翔鶴可愛い」ツンツン
翔鶴「もっー!」
提督「ははっ」
大和、榛名のリクエストは同時に投稿します。2〜3日後に投稿しますので。しばしお待ちを
提督「くっ…もう駄目だ」
提督「まだたくさんやり残したことはある…しかし現実は非情でどうすることもできない時もある」
提督「しょ、しょうかく…」
提督「行け…行くんだ!」
提督「俺に構わず行くんだ…」
提督「でないとお前も、お前も!」
翔鶴「そんな…提督を見捨てるなんて…」
翔鶴「私にはそんなことできません!」
提督「行け!今行かないとお前まで…」
提督「翔鶴だけは…翔鶴だけはなんとしても守り抜きたい」
提督「だから…行くんだ」
提督「俺の最後のお願い、聞いてくれるな?」
翔鶴「…」
翔鶴「…わかり…ました」
提督「そうだ、さぁ、行くんだ!時間がない!」
提督「くっ…そろそろのようだ…」
提督「じゃあな翔鶴、また会える日を楽しみにしてるよ」
翔鶴「提督ー!提督ーーーー!!!!」
提督「ふぅ」
提督「さて、寝よっと」
翔鶴「寝させませんよ?」
翔鶴「つまらない芝居に付き合ってあげたんですからさっさと仕事してください」
提督「いや、だってほら、俺、眠いし?超眠いし!」
翔鶴「私だって眠いですよ、今こそ寝ちゃいそうで怖いですけど私が寝たら提督も寝るでしょ?」
提督「俺たちを襲う強大な敵、睡魔!奴を倒す方法はないのか!」
提督「次回、『提督VS睡魔!後編!』」
翔鶴「はいはい、馬鹿やってないで仕事やりましょうね〜」
提督「ふぇぇ…」
ふぇぇ…
雪風「しれぇ!何してるんですか?」
提督「んー?さっき大型建造してきたんだがな、今のところ26回連続失敗なんだよ」
提督「それでもうすぐ結果が出るから待機」
雪風「なるほど〜。大型建造はたくさん資材使うからね〜」
雪風「大変だね」ヨイショヨイショ
提督「ところで雪風?」
雪風「なんでしょうか!」ヨイショヨイショ
提督「君は俺の頭によじ登って何がしたいんだ?」
雪風「しれぇが暇そうだったのでしれぇの頭に登ります!」
提督「肩車してほしいと言いなさい」
提督「よいしょっと!」
雪風「わわっ!?」
雪風「ほう、ほう、いつもと見える世界が違います!」
提督「そりゃあな。俺と雪風の身長差だしな」
工廠妖精「提督、先ほどの大型建造が終了しました。工廠へどうぞ」
提督「よっしゃ行くか!今日は幸運の女神もついてるしな!」
雪風「はいっ!」
瑞鶴「クシュン!あれ?今誰か私のこと?」
〜工廠〜
提督「今回はかつかつの資源にも関わらず大型建造の許可が出たのは、今回以降の大型建造はしばらく控えると約束したからだ」
雪風「翔鶴さんとですか?」
提督「うん。翔鶴はね、怒ると怖いんだよ。もう何も言えない…」
提督「でもね、怒ってる翔鶴も普段とは違った可愛さがあってそれはそれでいいんだけど…俺は完全に尻に敷かれたな」ハハッ
翔鶴「クシュン!はぁ〜…え、瑞鶴も?」
提督「さぁ、今回の大型建造の結果はいかに!?」
雪風「いかに!?」
?「大和型戦艦一番艦大和、推して参ります」
提督・雪風「」
大和「あれ?提督?そちらの男性は提督ですよね?」
提督「…」
提督「雪風…今夜は大和ホテルに招待だ」
雪風「はい…大和さん、ですか…」
大和「ホテルじゃありません!」
提督「わかってるって、ちょっと場を和まそうと思ってな」
提督「それにしてもやっと成功か。ここまで長かった」
大和「私としては、初めて見る提督が少女を肩車してるだけでだいぶ和みましたが」
提督「お、そうか。ならいいや」
雪風「…」
大和「そしてその方が雪風さんですね」
雪風「はい…」
大和「ああ!やっぱり!雪風さんですか!お久しぶりです」
雪風「お久しぶり…です」
大和「?」
雪風「大和さん…いきなりですがお話があります」
雪風「あの時は最後まで護衛できずすいませんでした…」
大和「………?…!!!例え護衛し沖縄に辿り着いたとしても私は陸上砲台となりどのみち沈む運命でした」
大和「雪風さんは悪くありません。むしろあの作戦に参加させてしまった私こそ…」
大和「そういえば私が沈んだ後、艦隊の皆は日本はどうなりました?」
提督「…」
雪風「…」
大和「その様子だと…」
提督「雪風、辛いだろうが頼む。それがあの作戦から最後まで戦い抜いた、生き残った艦の役目だ」
雪風「はい…」
雪風「あの作戦、『坊ノ岬沖海戦』では大和さんを始め矢矧さん、浜風さん、磯風さん、朝霜さん、霞さんが沈没」
雪風「中には航行不能となり自沈処分した艦もあります」
雪風「その他の艦は中破、大破を負うもなんとか本土に辿り着きました…」
大和「では雪風さんも辿り着いたんですね?」
雪風「はい…」
雪風「その後、本土決戦に備え訓練に励みましたがその時は遂に来なく、降伏しました…」
大和「そう、なら良かったです。私のせいで幾多の死線を乗り越えた武勲艦のあなたが沈まなくて済んで」ニッコリ
雪風「…!」
雪風「雪風はそんなのじゃありません…。何隻もの仲間を見殺しにした死神です」
雪風「たしかに雪風は皆さんから見れば無事生き残った幸運艦かもしれません」
雪風「しかし、雪風が作戦に参加する度仲間が深い闇の中に没し胸が痛くなるんです」
雪風「『どうして自分だけ生きてるんだ』と」
雪風「どうして皆、雪風の前からいなくなるんですか…なんで仲間を見殺しにした雪風を責めないんですか!!!」ポロポロ
雪風「ゆきかぜは…うっ…ゆ…ゆきかぜは!」ポロポロ
雪風「ゆきかぜは…ゆきかぜは…!」
雪風「比叡さんを看取り、日本最後の切り札、大和さんを護衛した最後の海戦でさえ!」
雪風「また、また!助けられなかった」
雪風「今度こそ助ける、護り抜くと決めたのに!」
雪風「ほっ…!ほんとうに!うっ…ううう…」ポロポロ
提督(俺は戦場にいたわけじゃない。戦場のことは戦場にいた艦同士にしかわからない)
提督(人の心を持ち、鋼の船だった頃の記憶を持つというのは難しいものだな)
提督(こればっかりは艦娘自身で解決するしかないし俺は手助けしかできない)
提督(この小さな身体にここまで重荷を負わせるなんてあまりにも酷だ…)
提督(雪風だけでなく大和も。いや、全ての艦娘も…)
大和「雪風さん顔を上げてください」
大和「いいですか、開戦時最新鋭だった陽炎型、夕雲型で最後まで生き残ったのは雪風さん以外いましたか?」
雪風「いえ…」
大和「ミッドウェー、ソロモン、東京急行、ガ島撤退作戦、コロンバンガラ島沖夜戦、マリアナ、レイテ、そして坊ノ岬」
大和「これほど主要な戦いを最後まで生き抜いたのは誇らしいことです」
大和「私みたいにいくら世界最強の戦艦と言われども、実戦に出なければ意味がありません」
大和「あの時はこれから死にに行くのにあなたと会えて嬉しかったですよ『あぁ、これが歴戦の武勲艦雪風か』と」
大和「雪風さんは多くの仲間を失いました。それは紛れもない事実です」
大和「けど何故雪風さんが最後に残ったかわかりますか?」
大和「皆、『雪風なら後の日本を任せられる』そう思ったからですよ」
大和「きっと比叡さんも、いえ、あなたの側で沈んでいった艦はみんなこう思ったはずです」
大和「実力あってこその幸運です。私はちゃんと知っています。あなたのこと」
大和「その小さな身体に襲いかかる敵機に応戦した対空機銃、必殺の九三式酸素魚雷での戦果、神通さん直伝の次発装填の速さ、昼間なのに探照灯照射し敵機の目をくらましたこと、お髭の豪傑艦長寺内艦長の回避行動など」
大和「だから決して自分を責めないで」
大和「あなたの実力は誰もが認めるものだから」
大和「坊ノ岬でもちゃんと生き残ったじゃない!」
大和「胸を張りましょう!過去のことは過去のこと。クヨクヨしていても仕方ありません」
雪風「…そうですか」
雪風「………」
雪風「大和さんがそう言ってくれるなら雪風は救われました」
雪風「ずっと胸の奥にあった『痛み』が少し和らいだ気がします」
雪風「今度は、この世界では大和さんが存分に戦えるよう雪風、全力でお護りします!」
雪風「雪風は沈みません!幸運の女神がついているからです!」
大和「ふふっ。頼もしいですね。ありがとうございます」
提督「よし!雪風!大和にこの鎮守府を案内してやってくれないか?」
提督「皆には後に大和着任を正式に知らせる」
雪風「はい!がんばります!」ニコッ
雪風「行きましょう大和さん!ここにはいろんなものがありますよ!」グイッ
大和「わっ!ちょっ!雪風さん!速いです!」タタタタ
提督「雪風と大和か」
提督「大和自身も葛藤があるだろう。だが、雪風を笑顔にすることができるなら大丈夫だな」
提督「それに、その時は雪風もお返ししないとな!」
リクエストの大和です。大和ということで大和本人の葛藤を書こうとも思ったのですが大和の話をする時、切り離せないのが坊ノ岬沖海戦。
雪風もこの作戦に参加しておりこの後は本土で待機となりますので最後の海戦です。この時も雪風は仲間を失ったわけですがそれが日本の切り札であり、『大和』。
幾多もの仲間を失った雪風を救えるのは比叡でもありますが雪風×比叡は割と有名なので雪風×大和にしてみました。
なので大和の「皆、雪風なら後の日本を任せられる」という言葉は戦争前半もしくは中頃で沈んだ比叡には言えない言葉です。
大勢の艦を失い、「今度こそは護り抜く」そう誓った坊ノ岬でも沈んでしまい雪風は深い傷を負う。それを治せるのは大和しかいないと思うんです。
今回は大和のリクエストですが雪風メインになってしまいました。すいませんペコリ
大和リテイクいつかやるかも!?やらないかも!?
かもかも!(秋津洲)
ちなみに作者は甲クリアしローマ、高波共に入手しました!
提督「改めてよろしく大和」
大和「よろしくお願いします」
提督「どうだこの鎮守府は?」
大和「皆さん優しそうですし娯楽施設もたくさんあり上手くやっていけそうです」
提督「そうか。それなら良かった」
提督「ただな、変に食い意地をはって赤城と勝負なんてしないでくれよ?」
大和「もうっ!しませんよ!そんなこと!」
翔鶴「後は提督にも注意してくださいね?」
大和「と、いいますと?」
提督「ところで大和!君は着任したわけだが身体に異常がないか調べさせて欲しいんだ」
提督「無理をさせるわけにはいかないし艦娘のケアも大事なことだ」
提督「じゃあ、さっそく脱いDE!?」
提督「アガガガ!」
翔鶴「」
提督「冗談だよ!冗談だってば!」
翔鶴「わかりました?」
大和「わかりました。気をつけます」
提督「まあ待て大和。お前もな翔鶴に逆らったら痛い目に遭うぞ。くれぐれも気をつけるように」
翔鶴「へぇ〜。提督そんなこと言っちゃていいんですかね?」
提督「おう。たまには尻に敷かれなくてもいいだろ」
翔鶴「じゃあ私明日執務室来ません」
提督「え…今なんと?」
翔鶴「明日は提督と会いません」
提督「??????」
提督「………………!!!???」
提督「うわあああああああ!!!!!どうしよう!どうしよう大和!」
大和「どうしようと言われても…私こういう話はサッパリでして」
提督「頼むよ翔鶴。俺、翔鶴がいないと死んじゃうんだよ。翔鶴がいないと俺の翔鶴エネルギーが0になっちゃうんだよ」
翔鶴「へえ、そうですか」
翔鶴(まぁ、もしそうなれば私も提督と会えないので寂しいですけどね)
翔鶴(やだっ!何思ってるの私!なんだかんだいって私も提督大好きだから困ったものよね)
ギャー! ギャー!
大和「あの〜二人とも?」
瑞鶴「ああ、あなたが大和ね。私は瑞鶴。よろしく」
大和「よろしくお願いします。ところであの二人はどうすれば」
瑞鶴「あれはいつものこと。だからほっといていいよ。そんなことより大和も一緒に間宮行かない?まだ行ったことないんでしょ?」
大和「そうですね。雪風さんに紹介はしてもらいましたがまだ入ったことは無いですね」
瑞鶴「なら決まり!行こっか!」
大和「はい!お願いします」
まず一言。すいませんでした!!!!
最終更新日から2.3日後に更新するとか言っておきながらかなり間空け読者の皆様に心配をかけました。作者は健在です。
毎日の朝、晩の電車の中でちまちま書いてた大和がようやく完成したのでとりあえず大和だけ投稿します。
あと、少なくとも来週の水曜日までは更新できません。その後の更新の最初にリクエスト榛名投稿します
提督「ごちそうさまでち!」
秋月「ごちそうさまです」
瑞鶴「ん〜」
翔鶴「洗い物してきますね」
提督「いや、俺がやるよ。ご飯作ってもらって洗い物もさせる訳にはいかない」
提督「これくらいさせてくれよ」
瑞鶴「ひゅう〜提督さんかっこいい!」
秋月「です!です!」
提督「ばっか!お前ら茶化すんじゃねえ!」
翔鶴「それではお言葉に甘えさせていただきます」
提督「そうだぞ。本当は今日くらいはもっとゆっくりさせてあげたかったんだが、すまん」
翔鶴「?」
翔鶴「構いませんよ?」
提督「さぁ向こういったいった」グイグイ
瑞鶴「翔鶴姉〜いい夫を持ったねぇ」ニヤニヤ
秋月「秋月も司令のような方は素敵な方だとおもいます」
翔鶴「私たちまだ結婚していないのだけれど…」
秋月「でも近いうちにするんでしょう?」
翔鶴「まぁ…そうですけど」
翔鶴「でもあまり具体的なことは提督からは何も…」
瑞鶴「それはさぁ、恥ずかしがってるんだよ」
瑞鶴「いくら変態の提督さんでも翔鶴姉にプロポーズするのは大変だよ」
翔鶴「そう…」
秋月「それに今日は特別な日ですから何か言われるかもしれませんよ?」
翔鶴「特別?今日って何かありましたっけ」
提督「あるぞ!」
提督「今日はな…」
瑞鶴・秋月「♪」
提督「翔鶴の進水日です!」
提督「そしてこれがお祝いのケーキです!間宮さんに最高の食材を渡して作ってもらったケーキです!」
翔鶴「提督…」ウルッ
翔鶴「その、あの…」
翔鶴「ありがとう…ございます」
提督「おっと!泣くのはNGだぞ」
提督「今日は翔鶴、お前のお祝いなんだ。今日は翔鶴が主役だ」
提督「瑞鶴、秋月準備はいいか?」
瑞鶴・秋月「はい!」
提督「せーの!」
提督・瑞鶴・秋月「翔鶴おめでとうーーー!」
翔鶴おめでとう!
榛名はあと少しなんです。2日には投稿します。ただ、翔鶴は今日でないと駄目なんです。今日しかないんです!
提督「今回の作戦目標は敵機動部隊の殲滅だ」
提督「目標は敵空母。次も空母。最後も空母だ」
提督「そこで我々の編成だが」
提督「旗艦は翔鶴。瑞鶴、大鳳、雪風、天津風、ぜかまし。の機動部隊とする」
提督「各自それぞれ体調を整え、装備の手入れもするように。作戦決行はマルゴーマルマル。日の出前に出撃し奇襲する。今日は早めに寝るように」
島風「え〜!明日?おっそ〜い!今日がいい!今日がいい!」
提督「まぁ慌てるな、ぜかまし。今日一日しっかりと身体を休ませて万全の状態で行くべきだ。これは急を要するものでもないしな」
島風「しょうがないな〜!じゃあ天津風かけっこしよう!かけっこ!」
天津風「あなた!話聞いてたの!?」
翔鶴「あの…提督?」
提督「どうした?何か疑問か?」
翔鶴「その…私がいない間誰が秘書艦やるのかな。って思いまして」
提督「秘書艦か…誰もつけないよ?」
提督「心配するなって。お前らが出撃してる間自分だけ仕事サボるなんてことしないからさ」
翔鶴「そうじゃなくて…!逆です、逆!」
翔鶴「私が早く寝るのをいいことにまた夜中まで仕事する気でしょう?」
翔鶴「提督は私が出撃してる間はずっと仕事してるって皆から聞きましたよ?」
翔鶴「まったく!変なとこで真面目なんですから」
提督「まっ、まさかそんなことするわけないだろ〜」
提督「オレ、シッカリ、ネル。ネルネルネルネー!」
翔鶴「ほらやっぱり!私から誰かに秘書艦頼んでおきますから」
提督「イヤ、オレハ、ダイジョブ」
翔鶴「だ め で す」
提督「はい!」ビシッ
-------------------
コンコン
提督「どうぞー」
榛名「こんばんは、提督。今夜は榛名が提督のお相手させていただきます」
提督「ちょっ!?榛名!?その言い方は誤解があるから!誤解されちゃうから!」
榛名「何のことですか?」
提督「と、とにかく!話は翔鶴から聞いてると思うがよろしくな」
榛名「はい!よろしくお願いします!榛名全力で参ります!」
提督(本人は無意識なんだろうな)
榛名「それで提督。榛名は何をすればいいですか?」
提督「そうだな…まだ日跨いでないし榛名は何やりたい?」
榛名「榛名…ですか?」
榛名「翔鶴さんに『仕事やりすぎないよう注意して早く寝させるように。でも今日の分は終わらせてください』と言われたので…」
榛名「早く仕事終わらせましょう!」
提督「…そうだ榛名!その、なんだ!金剛型以外の艦娘とはどうだ。上手くやってるか?」
提督(せっかかの機会だ。聞いてみるか)
榛名「お姉様や霧島以外ですと、伊勢さんや日向さんには良くしてもらってます」
榛名「この前、日向さんからプラモデルの瑞雲をもらいました。急降下制動板(ダイブブレーキ)も再現されててすごかったです」
提督「あいつは相変わらずだなー。俺もさ『瑞雲の改修はまだできないのか』って催促されちゃってな」
提督「改修で思い出したけど、榛名のダズル迷彩主砲、あれすごくかっこいいと思ってたんだ!」
榛名「あれですか?あれは敵の目を誤魔化すための迷彩ですよ」
提督「たしか改二になってから装備し始めたんだよな。改二になってから何か変わったこととかないか?」
提督「不安なことや悩みごと。なんでも遠慮せずに話してみ?」
提督「榛名は自分の中に溜め込んで人に話さないからな。それ、俺もわかるよ」
提督「俺も昔そうでさ。他人に迷惑かけないように。とか、俺の気持ちなんてわかるやついない。とか思っててな」
提督「でも俺なんかでいいならさ、話してくれよ。もちろんその事は誰にも言わない。約束だ」
榛名「榛名は大丈夫です」
提督「ほんとに?」
榛名「はい。榛名は大丈夫です」
提督「いいや大丈夫じゃないな。誤魔化そうたってそうはいかないぞ」
提督「俺にはわかる。榛名が何か心につっかえるものがあるってこと」
榛名「…」
榛名「大丈夫です…」
提督「……じゃあ榛名。一回でいい。俺からのお願いだ」
提督「『榛名は大丈夫じゃないです』って言って欲しい。一回でいい」
榛名「榛名は…」
榛名「榛名は…大丈夫」ギュウウウウ
榛名「じゃ…ないです…」ギュウウウウ
榛名「榛名は大丈夫じゃ…ないです…」
提督「…」
提督(動け!動けよ俺!俺が翔鶴に助けてもらったみたいに!)
提督(俺が動かなくてどうする!今度は俺の番だ!)
提督「…」ダキッ
榛名「ふぇっ…提督?」
提督「よく言えたな。榛名は榛名なりの考えがあって今まで大丈夫って言い続けてたんだろ?」ナデナデ
提督「それを自らが否定するのはとても難しいことなんだ」
提督「でも、榛名は言えた。だから榛名は変われるかもしれない」
提督「話すだけでも楽になるもんだぜ」
榛名「………」
榛名「誰にも言わないって約束ですよ?」ウワメヅカイ
提督「ももも、もちろん///」
榛名「では…」
榛名「改二になってから同じ夢を見るようになりました」
榛名「暗闇で何も見えない中、爆弾が落ちてきて爆発する音」
榛名「それに対する対空射撃の音。曳光弾も見えずただ、闇の中で音だけが聞こえるんです」
榛名「しばらくすると今までにないほど大きい音がしてズシンと身体が沈む感じがします」
榛名「その後、爆撃は止むのですが急に目も開けられないほど眩しい光が闇を切り裂き、そこで起きるんです」
榛名「金剛お姉様や伊勢さんにも相談しようとしたのですが、やっぱり心配かけたくないと思って…」
榛名「このことを話したのは提督が初めてです…」
提督(話聞く限りだと鋼の船だった頃の歴史と一致するな)
榛名「たったこれだけですが頻繁に見るんです。この夢での出来事は榛名の歴史に非常に似ているんです」
榛名「そうするとあの戦争のような結末がこの世界でも起こりそうで怖くて…ずっと悩んでたんです…」
提督「たったこれだけ、ではないさ。榛名にとってそれは重要なことだよ」
提督「他の艦娘もそうだが、あの戦争の頃について悩んでる艦娘は割と多いんだ。決して榛名だけではない。そこは安心して欲しい」
提督「具体的な解決方法とかはまだわかってないが俺が今から話すことは絶対に覚えて欲しいし信じて欲しい」
提督「コホン」
提督「どんなことがあろうとも必ず全員、鎮守府(ここ)に帰らせる。例えあと少しで敵旗艦を倒せようともそれによって轟沈するリスクが増えるなら撤退だ」
提督「榛名ももしかしたら知ってるかもしれないがキス島撤退作戦の際、木村少将が言った『帰ろう。帰れば、また来られるからな』俺もこの方針に従っている」
提督「だからこの世界ではあの戦争みたいに仲間を失ったりはさせないし、そん事態が発生したなら俺が身体を張ってでも艦娘(お前ら)を護る」
提督「榛名が不安を持って海に出てるならこのことをよく覚えて安心して戦って欲しい」
提督「あと、榛名はもっとわがままになるべき!もっと色々自分のやりたい事とか言っていいぞ、いや、言いなさい!」
提督「これは命令である」ニコッ
提督「俺から言えることはこれだけだ…すまんな。榛名の役に立てなくて」
榛名「とんでもないです!たしかに榛名は不安な気持ちで戦闘してました」
榛名「でも、提督がそう仰ってくれるならこれからは安心して海に出れます」
榛名「提督がいるから榛名は怖いものなしですね!」
提督「そうだぞ。仲間を想う気持ちも大事だがあいつらもそう簡単に沈むような奴じゃない。もちろんそんなヤワに育てた覚えもないけどな!」
提督「ということで榛名、さっそくだが榛名のしたいことはなんだ?」
提督「なんでもこい!」
榛名「そうですね…それもいいですけど」
榛名「まずは残りのお仕事片付けちゃいましょう」
提督「ゲッ…覚えてたか」
榛名「もちろんです!榛名と一緒にお仕事するのも重要な任務です♪」
提督「ぐはっ!!!」Critical Hit!
提督「あっぶねえ…なんだ今の…可愛すぎて倒れるとこだった」
提督「しかもこれ、無意識にやってるだろうから尚更やばい」
榛名「どうかしました?」
提督「いや、なんでもない。仕事やるか」
榛名「はい!」
----------
マルゴーマルマル
翔鶴「皆さん準備はいいですか?機動部隊出撃!」
提督「おーーーーーい!」ガララ
翔鶴「?」
翔鶴「あ、提督!」
翔鶴「わざわざ自室の窓から…」
提督「いってらっしゃい!」
翔鶴「寝てくださいって言ったじゃないですか!」
提督「この時間に目覚ましかけたから寝てたもんね〜」
翔鶴「ぐぬぬ…とにかくこの後もしっかり休眠とってくださいよ?」
提督「もちろん。それじゃあ任せたぞ」
翔鶴「はい!」ズザザザザー
提督「…」
提督「行ったか…ん〜〜〜!また寝るか」
コンコン
提督「あ、大声出したから迷惑かけちゃったな」
榛名「提督…」
提督「榛名、すまんなでかい声だしちゃって。それともまたあの夢か」
榛名「いえ、そうじゃなくて…」
榛名「先程提督に抱かれた時、とても心が安らぐというか///暖かったので///」
榛名「榛名も一緒に寝ていいですか?」
榛名「榛名の初めてのわがままです///」
榛名「よろしいですか?」
提督「まったくお前は…」クスッ
提督「いいに決まってるだろ」
提督「おいで?」
榛名「男の人と一緒に寝るのって初めてです///」モゾモゾ
提督(むしろ初めてじゃなかったらそいつをぶん殴りにいくがな)
榛名「ほっ…」
榛名「やっぱり提督は暖かいです」
提督「それはよかった。俺も榛名の暖かさ感じるぞ」
榛名「人といると身体だけでなく心も暖かいということを榛名は初めて知りました」
榛名「榛名も提督のように誰かを暖められる人になりたいです…」
榛名「提督、昨日といい今日といい榛名の…はるなの…悩みやわがまま…を聞いていただきありがとうございました」
榛名「また………また…来てもいい、です、か…」
提督「もちろん。いつでもこい。俺も悲しんでる榛名より笑ってる榛名のほうが好きだし綺麗だと思うし」
提督「だから…」
提督「………」
榛名「zzZ」スヤスヤ
提督「まぁいっか…」
提督「安心してぐっすり寝てくれよ榛名。榛名が起きるまで俺は離れないからさ」
提督「おやすみ、榛名」
よし。俺の腕時計ではまだ2日だ!間に合ったな!
実を言うと2日は駆逐艦の遊び相手。3日は工廠に行って明石や夕張の手伝いしてたから仕方ないネー。
冗談はさておき、遅れました。すいません…
今回はリクエストの榛名。作者が戦艦の中で一番好きでかつ、全艦娘の中でもかなーり好きな榛名です。
最初の機動部隊の編成については特に意味はないですが、マルゴーマルマルに設定したのは榛名に時報ボイスの5時のセリフを言わせたかったからです。
榛名の夢の内容は終戦間際、呉に停泊し伊勢、日向などと対空砲台となり奮戦していたが被害を受けた呉空襲、光は原爆の光です。
作中で榛名のセリフがだいぶ危ない、意味深なこと言ってますがまったく関係ないです。榛名はそんな娘じゃありません!純粋な娘です!
次のリクエストの不知火なのですが…作者、コメントにあった陽炎、黒潮、ヌイヌイについては全くと言っていいほど無知なので厳しいです。
ただ、従来の毎話完結の短いのなら書けるかもしれないので、頑張ります。あと大和はリテイクではなく、リメイクですね。修正です。
その次は提督過去編なのですが、既にある程度完成した段階でかなり文字数が多く長い内容になりそうなので「正規空母が可愛いすぎる!Part2」の最初に投稿したいと思います。
なので次のリクエストは飛龍(2回目)です。ちなみに私は江草隊、友永隊とも蒼龍、飛龍からは外さずに常に固定してます
提督「〜〜〜」
提督「〜以上。今日の任務通達は終わり。最後に、本日予定されてた空母機動部隊による敵基地への空襲は取りやめとする。これは命令である」
赤城「そんな!どうしてですか!?」
赤城「みんな準備は万全なんですよ?」
提督「…駄目だ」
加賀「そこの基地を叩いておかないと後々やっかいなことになるのではなくて?」
加賀「私たちが駄目だというのなら五航戦の娘(こ)達に行かせるのはどうなの?動かない目標ならあの娘達でも十分な打撃を与えられると思うのだけれど」
提督「一、二航戦以外の空母は皆鍛錬だ。これも俺が命令した」
蒼龍「なんでよ!そんなに私達を出したくないの!?」
提督「違う…そうじゃないんだ」
蒼龍「じゃあ何…今日の提督なんか変だよ」
提督「すまんな…」
提督「でもこれは譲れない」
提督「だから命令なんだ」
飛龍「…そういうことか」ボソッ
提督「そういうことだ飛龍。俺はお前達が二度も同じ事を繰り返すやつだとは思ってないがやっぱり怖い」
赤城「もしかして…」
赤城「六月五日…」
加賀「そういうことなのね…」
蒼龍「…まぁ、私たちもそれは意識してないわけじゃないけど…」
蒼龍「でも提督!今回の作戦は比較的容易な作戦なはず!もちろん慢心は駄目だけど今の私たちならやり遂げられる!」
蒼龍「それでも駄目なの…?」
提督「駄目だ…俺は酷く臆病でな。お前達を信じてないわけではないが何があるかわからない」
提督「何もわざわざこの日を選ばなくてもいいと思うんだ」
提督「だから今日一日は四人で好きな事しなさい」
蒼龍「でも!」
飛龍「蒼龍…もうやめようよ。多聞丸もきっと同じこと言うと思う」
飛龍「それに今日くらい休んで自分達のあるべき姿、について考えるのもいいと思うんだ」
飛龍「赤城さんはどう思います?」
赤城「今まで提督が命令を取り消したことなんてないし取り消すとも思えない」
赤城「素直に指示に従うべきだと思うわ」
提督「旗艦もこう言ってることだし、そういうことだ。じゃあ俺は用事があるからこれで」スタスタ
加賀「内心…心のどかで怖がっていた…」
加賀「もう大丈夫。そう誓ったけどやっぱり不安だったわ」
加賀「あなた達もそうでしょ?」
蒼龍「まぁ…たしかに」
蒼龍「もしまたあの時みたいになったらどうなるんだろう。とは思っでした」
飛龍「私もだなぁ。もう最後の一艦は嫌だし…」
赤城「やっぱり皆考えることは同じなのね…」
セーフ!まだ六日!ミッドウェーのお話です。
瑞鶴「あーもうっ!暑い!」
瑞鶴「提督さんクーラーつけよ?」
提督「俺もつけたいが今つけたら夏本番の時身体がもたないぞ…」
提督「あっちい…」
提督「今は扇風機で我慢しなきゃ」
提督「はっ!プールは?プールに入るのはどうだろうか!?」
瑞鶴「プール?まぁいいんじゃない?」
提督「よっしゃ任せろ!たしかこの前買ったプールがあったはず」ガサゴソ
瑞鶴「え?提督さんプール買ったの!?ほんと!」
提督「あぁ。去年買ったけど数回しか使ってないからまだ大丈夫なはずだ」
瑞鶴「提督さんやっぱりお金持ちなんだね」
提督「ん?プールなんて誰でも買えるだろ」
瑞鶴「?」
瑞鶴「いや、プールって高いじゃん」
提督「あった!」
瑞鶴「…」
瑞鶴「」
提督「よっしゃできた!」
提督「妖精さん特製ビニールプール!これ、執務室でも使えるコンパクトサイズだからなかなか便利でな」
提督「ん?瑞鶴どうした?遠慮するなって」
提督「あ、わかった。水着着るのが恥ずかしいんだな〜」
提督「心配するなって!俺は加賀と違って別にお前の身体、貧相だなんて思わないからさ!」
提督「むしろそれがいい!育ちきってないのがいい!」
提督「フッ…またこの世に名言を生んでしまったな」キリッ
瑞鶴「冷蔵庫の中に隠してある提督のアイス…。食べるからいいや」
提督「あっ…!?」
提督「お前…なんでそれを知って…」
瑞鶴「んじゃアイス貰って帰るから」
提督「まて瑞鶴早まるなぁぁぁぁ!」
瑞鶴とビニールプールとか…ブハッ!?鼻血だ!誰か止めてくれ!
提督「ふぅ〜」チャプン
提督「皆がもう就寝の準備をし始めたこの時間に露天風呂に来ると艦娘がいないから俺でも入れる」
提督「そういえば前にも同じことしてて瑞鶴とばったり会ったな」
提督「あの時は晴れてて星座がよく見えたけど今日は曇りか」
提督「星座は見れなくても夜風が気持ちいい…極楽極楽〜」
提督「ふぅ」
カラララ
提督「!?」
提督(なんで!なんでこのタイミングで翔鶴と瑞鶴が入ってくるんだ!)
瑞鶴「それでね〜そん時加賀さんが〜」スタスタ
翔鶴「あら…でもね、加賀さんはきっと瑞鶴に期待して〜」スタスタ
瑞鶴「本当かな〜」スタスタ
瑞鶴「そういえばさ、この前もこの時間に一人で入りに来た時」チャプン
瑞鶴「提督さんも一人で入りにきてて一緒に入ったんだけど」
瑞鶴「やっぱり提督さんも『この夜風に当たりながら入る露天風呂は最高だ』って言ってた」
翔鶴「提督もなの?この時間の露天風呂が特別なのを知ってるのは私たちだけでしょうね」
翔鶴「人も少なくてゆっくりできるし」
翔鶴「提督今頃何してるかしら」
瑞鶴「提督さんは翔鶴姉といる時はほとんど仕事しないくせにいなくなった途端やり始めるからよくわかんないんだよなあ」
翔鶴「そうなのよね…秘書艦らしいことなに一つできてない気がして…」
翔鶴「提督に申し訳ない…なんてたまに思ったりもするの…」
提督「そんなわけあるもんか!」ザバァ!
瑞鶴「ちょっ!?提督さん!前!前!」
提督「翔鶴が俺の隣にいる。それだけでどれだけ俺が幸せになれるか!」
提督「それにだ。外洋に出て戦闘してくるような艦娘に俺の仕事を手伝わせるのは気が引けるんだ」
提督「ただでさえ戦闘で疲弊してるのに事務作業もやるなんてどこのブラック企業だ!」
提督「なら秘書艦という制度を廃止すればいいと思うだろ?」
瑞鶴「………///」
提督「そうじゃないんだよ。もし秘書艦がいなくなる、つまり翔鶴が身近にいなくなったら俺は…」
提督「恐らく何もできないし何もやる気が起きない」
提督「それに…そうすると執務室で俺は一人だろ…。一人だと『学生時代』を思い出しそうで怖いんだ…」
提督「翔鶴がいれば…翔鶴がいて、くだらないことでも話せればその後は仕事のことだけを考えられるから仕事を一気にやるようにしてるんだ」
提督「だから役に立てないなんておもわないでくれよ、翔鶴。翔鶴にしか出来ないことがあるんだから」
翔鶴「提督…」
翔鶴「提督が言ってることはわかりました。しかし」
翔鶴「その…///」
提督「ん?」
翔鶴「前を…///」
提督「前?んんん?どういうことだ?」
翔鶴「……提督の…立派なものが見えちゃってます///」
提督「………」
提督「……………………」
提督「うわあああああああああああ!!!!!」
提督「すまん!こんな汚いもの見せちゃって!」
瑞鶴「だからさっき注意したのに!」
提督「え!?まじかよ!すまん瑞鶴!気づかなかった」
瑞鶴「いいから早くその立派なもの!なんとかしてよ!」
提督「二人とも本当にすまん!今出るから!」タタタタタ
翔鶴「走ると危ないですよ!」
提督「でも早く出ないと!タオル持ってきてないし!」タタタタタ
提督「うおっ!?」ツルッ
ゴンッ!
提督「〜〜〜!!!」
提督「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
提督「痛い!痛いよぉぉぉ!」
翔鶴「だから言ったのに…」
お知らせです。皆さん数々のコメント、リクエスト、評価、応援などありがとうございます。
リクエストを募集した時は自分のSSがこんなにもたくさんの方々に見ていただけるとは思ってませんでした。感謝です!
しかし作者の遅筆っぷりに磨きがかかってるのかリクエストから3ヶ月後に投稿という事態を招いており、このSSももうすぐ文字数限界に近いですし一旦リクエスト募集を中止いたします。
中止はしますがそれまでにリクエストしてくださった艦娘、
不知火→提督過去編(part2で投稿予定)→飛龍(2回目)→鈴谷→雲龍→金剛→天城は執筆します。
なお、提督過去編はリクエスト以前に作者がこのSSを書き始めてから同時並行でゆっくりと書いていたので作者が投稿するタイミングを判断します。
その他の艦娘も上記の順番で投稿していきますので飛龍から後ろはpart2になるかと思われます。
一旦は中止するリクエストですが上記の艦娘の執筆が終わり次第再開いたします。作者は遅筆なので長い目で見てあげてください!お願いします!
提督「んんん~!」
提督「ひとまず休憩っと」
翔鶴「そう言うと思って先に作ってました。どうぞ」コトン
提督「ありがとう翔鶴」
提督「はぁ~。暖かいお茶はやっぱりいいな」ズズズ
翔鶴「ですね~」ズズズ
提督「ん、翔鶴これは?」
翔鶴「それは先ほど駆逐艦の皆さんと鳳翔さんで作った大福です」
翔鶴「私も鳳翔さんのお手伝いしてきました」
提督「あぁ、昼飯食い終わった時なんかいつもより騒ついてると思ったらそうだったのか」
翔鶴「はい。ちなみに提督が今持ってるのは誰が作ったやつかわかります?」
提督「うーん…形は綺麗だけどそれだけじゃわからないな」
提督「天津風かな?」
翔鶴「違います」
提督「じゃあ望月か初雪かな?あいつらだらけてるけどなんだかんだ器用そうだし」
翔鶴「ち、違います」
提督「うーん…あ!鳳翔さんだろ!やーっとわかった!」
翔鶴「違います!」
提督「じゃあヒントちょうだい!ヒント!」
翔鶴「んもぅ…」
翔鶴「これを作ったのは駆逐艦の娘じゃありません」
提督「駆逐艦じゃない?でも鳳翔さんも違うんだろ?」
提督「じゃあ後は誰が残るんだ?」
翔鶴「~~~///」
翔鶴「提督なんてもう知りませんっ!」プイッ
提督「ごめんよ、ごめんってば翔鶴ー」
提督「最初から翔鶴が作ったってことくらいわかってたよ」
提督「翔鶴がどんな反応するかな~って試したくなったんだ」
提督「実際拗ねてる翔鶴可愛かったし」
翔鶴「かわ…!可愛い…」
提督「ほらほら~ほっぺ赤くなってるぞ~」ツンツン
翔鶴「もうっ!」
提督「ははは!」
提督「やっぱり俺はこういう何気ない時間を翔鶴と一緒に過ごせて嬉しいよ」
翔鶴「それは私も同じですよ。提督///」
甘いお話でエネルギーを!
提督「今日の昼ご飯は~親子丼~♪」コトン
提督「いっただきまーす!」
提督「うまいっ!この口に入れた瞬間にとろける卵と肉の柔らかさ!」
提督「うまいっ!」
榛名「提督、お隣いいですか?」
提督「おっ!榛名か!いいぞ」
提督「榛名は何頼んだんだ?」
榛名「上州太田焼きそばです」
提督「なんだそれ、初めて聞いたぞ」
提督「あれだな、見た感じけっこう太麺なんだな」
榛名「そうなんです!この上州太田焼きそばは榛名の名前の由来である榛名山がある群馬県のB級グルメなんです!」ズイッ
提督「うおっ…」
提督(近い…)
榛名「群馬の太田市のグルメらしくて、各店舗ごとに異なる秘伝のソースとキャベツの甘みが絶妙です!」ズイッズイッ
提督(近い…!顔が近い!)
榛名「今回は鳳翔さんに特別に頼んで作ってもらいました!」
榛名「いつか現地で食べ歩きもしてみたいものです」
提督「お、おう…」
提督「ところで榛名?」
榛名「なんでしょうか」
提督「顔が…その、近いかなーって思ったり思わなかったり///」
榛名「あ…す、すいませんっ///」
榛名「つい興奮してしまって///」
提督「いや、いいんだ。気にしないでくれ」
提督(あっぶねー!シャンプーの良い香りはするし、正面向いたら榛名だし、下向いてもその、胸が…)
提督(落ち着け、俺の心臓…)
提督「その、今度一緒に行くか…」
提督「太田焼きそば食べに」
榛名「いいんですか!」パアアア!
提督「あぁ。行こう」
榛名「ありがとうございます。榛名、とっても楽しみです!」キラキラ
私も食べてみたいです。上州太田焼きそば
提督(いつ榛名と出かけようか)
提督(週末は混むから平日がいいな)
提督(横須賀から群馬って遠いしな)
提督「あ、加賀さん。隣いいですか?」
加賀「構わないけれど」
提督「じゃあ遠慮なく」コトン
提督「加賀さんは何頼んだんですか?」
加賀「肉じゃが定食よ」
加賀「あなたは何を頼んだの?」
提督「俺は焼き鮭定食です」
提督「昨日、肉食べたから今日は魚にしようかなって」
加賀「そう、意外だわ。提督は何も考えないで好きな物頼んでるかと思ってたわ。案外バランス考えてるのね」
提督「いや~、バランスっていうより身体が魚を求めてるというか」
提督「まぁ、魚も好きだし。要するにその時食いたいもの食ってる!」
加賀「…そう」
提督「そういえば、最近の翔鶴や瑞鶴はどう?前より練度上がった?」
加賀「この前、うちの子と翔鶴の子で模擬空戦をやったのだけれどまだまだですね」
加賀「艦爆、艦攻も命中精度が今ひとつかしら」
提督「そうか。まぁ時間があいてる時でいいから今まで通り指導頼む」
提督「あいつらも一人前になろうと必死だからさ」
提督「それに、加賀さん空母の中で一番練度高いし皆、『目標は加賀さんを越すこと!』って言ってるよ」
加賀「私を越す…ですか」
加賀「あの娘たちは良い素質を持ってます。いずれ越えられるでしょう」
加賀「その時を楽しみにしてます」
瑞鶴「あの…」ムニュ
瑞鶴「だから…」ムニュ
瑞鶴「…」ムニュ
瑞鶴「胸で挟むのやめてください!」
蒼龍「えー!いいじゃんちょっとくらい」
飛龍「これくらい耐えられないとヲ級の攻撃には耐えられよ?」
瑞鶴「ヲ級そんなことしませんし、あいつ胸ないですよ!」
蒼龍「あ!飛龍!もっとこう、ぐりぐりってやると面白いかも」
飛龍「こう?おぉ~!効果は抜群だ!」
瑞鶴「ちょっ!?飛龍先輩それ、ポケ○ン」
瑞鶴「うぐぐぐんがぁぁぁぁむごぁぁぁ!!!!」ムニュムニュグリグリグリグリ
瑞鶴「ぷはぁ…苦しかった…」
..
瑞鶴「いきなり何すふんですか!」
蒼龍「あ、噛んだ」
飛龍「可愛いな~瑞鶴は」ムニュ
瑞鶴「だから何なんですかー!」
蒼龍「ほら、瑞鶴ってさ加賀さんとか赤城さんとばっかり話してるじゃん?」
飛龍「私たちも瑞鶴と話したいなーって思って」
飛龍「蒼龍なんかね、この前真剣な顔して加賀さんに『瑞鶴と仲良くなりたいんですけどアドバイスお願いします』って」
蒼龍「ちょっ!?飛龍それは!」
飛龍「まぁ、私もそうなんだけどね」
飛龍「別に先輩後輩だからどうこうじゃなくて同じ正規空母からさ、仲良くなりたいなーって思って」
瑞鶴「別に一航戦の先輩とばっか話してるわけじゃ…」
蒼龍「でもほら、この前さ加賀さんが瑞鶴を撫でてるとこ見ちゃってさ」
蒼龍「その時の瑞鶴の顔といったら!」
飛龍「可愛いくて一目惚れしちゃったわけよ!」
瑞鶴「あれは…!」
瑞鶴「…まぁ、少しだけ!少しだけ嬉しかったから…///」
飛龍「素直じゃないね。そんな娘には先輩からおしおきだぞ!」ムニュ
蒼龍「あはははは!瑞鶴また挟まれてる!」
瑞鶴「蒼龍先輩見てないで助けt」
瑞鶴「うぐぐぐんがぁぁぁぁむごぁぁぁ!!!!」
ザアアアア
翔鶴「もうそろそろ梅雨明けてもいい頃ですけどね」
翔鶴「でも時雨さんみたいに雨が好きな娘からしたらこれはこれで良いのかしら?」
ザアアアア
翔鶴「提督、遅いですね。御手洗いに行っているはずなのに」
翔鶴「お腹下してるのでしょうか?」
アハハハ!
翔鶴「?」
時津風「みてみてー!しれぇー!」
時津風「こーやってね、思いっきり水溜りを踏んでー」
時津風「バッシャーン!って!」バッシャーン
雪風「バッシャーン!」バッシャーン
提督「バッシャーン!」バッシャーン
提督「あれか?雨だけどヤケクソになってずぶ濡れになってるのと、今までの鬱憤を晴らすかのように水溜りを踏むのが見事にマッチしてるのか!?」
提督「えいっ!」バッシャーン
提督「いつもいつもわけわからん書類ばっか送って来やがって!」
提督「大本営のバッカヤロー!」バッシャーン
時津風「しれぇーのバカバカ!」バッシャーン
提督「え!?俺!?」
雪風「そうです!しれぇはこの前一緒に遊ぶ約束してたのにあそんでくれませんでした!」バッシャーン
時津風「でした!」バッシャーン
提督「そんな約束しt…」
提督(思い出した…あれはたしか工廠で明石と夕張とデータ確認の打ち合わせしてたんだ…)
提督「あ、あれは急な要件でな」
時津風「でも約束してたのに!」バッシャーン
雪風「楽しみにしてたんですよ」バッシャーン
提督「すまん!すまんから二人で水飛ばすのやめてくれ!顔まで来てる!」
時津風「しれぇーには罰が必要だからだよ?」
時津風「いい?雪風ー?せーのっ!」
雪風「せーのっ!」
バッシャーン
提督「…」ザアアアア
提督「……」ザアアアア
提督「……こんにゃろ!やりやがったな!」
提督「それっ!おかえしだ!」バッシャーン
雪風「しれぇがその気ならもう一度やるまでです!」
時津風「そうだぞー!しれぇー後悔してもしらないよ?」
提督「はっはっは!やれるものならやってみな?俺だって対抗してみせる」
雪風「いきますよ?せーのっ!」
提督「せーのっ!」
バッシャーン
提督「…」
時津風「…」
雪風「…」
アハハハハハ!
時津風「えいっ!えいっ!」ザアアアア
雪風「えいっ!えいっ!」ザアアアア
提督「ちょっ!?もういいじゃん!まだやるのかよ!」
ザアアアア
翔鶴「まったく…駆逐艦の娘達と一緒に遊んであげる良い人なのか仕事サボる人なのかよくわからないですね、私の殿方は」
翔鶴「あ…///」
大雨降ってると童心に帰るというかヤケクソになってずぶ濡れになって自然を感じたい時がたまにあります
そんな大雨の中、外で遊ぶ提督、雪風、時津風を翔鶴が執務室の窓から見ている感じです
翔鶴が「提督」と言わずにわざわざ「殿方」といった理由は…
みなさんの想像に任せます
提督「お前ら夕飯前には風呂だ!こんな泥んこで食堂行くわけにはいかないからな」
時津風「あー!楽しかった!」
雪風「雪風も楽しかったです!」
提督「俺はほとんど水浴びせられてただけだけどな」
提督「ん、あれは翔鶴。どうしてここ(風呂)に?」
翔鶴「二人とも水だらけですね」
翔鶴「それじゃあ服脱いでお風呂入りましょうね」
翔鶴「はい、ばんざーい」
時津風「ばんざーい!」ヌギヌギ
雪風「ばんざーい!」ヌギヌギ
提督「すまんな翔鶴。なんか手伝わせたみたいで」
翔鶴「いえ、これくらい構いませんよ」
提督「でもどうしてここがわかったんだ?」
翔鶴「先ほど外で遊んでいる提督達が見えまして、それでここに来るかなーと思いまして」
提督「なるほど」
提督「それじゃあ俺も風呂入るから先に夕飯食べててくれ」
翔鶴「わかりました」
時津風「しれぇー!まだー?」
雪風「遅いですよしれぇ!」
提督「わかったわかった今行くから」ヌギヌギ
翔鶴「提督はこっち(男性用)ですよ」ズルズル
提督「あらー…やっぱりそうなるかー」
自分のためだけにある男性用風呂はもったいないから娯楽部屋かなにかに改装すべきで自分も艦娘と同じ風呂にはいればいいのではないだろうか!?
と翔鶴に提案したらデコピンくらいました。僕はなにか間違ったこと言ってますかね?
アダダダダ、ショウカク、ゴメンッテバ
提督「七夕、か」
提督「もっと速くなりたい、戦艦になりたい、レディになりたい…とみんな様々だな」
提督「ん?これは」
『もっとお腹いっぱい食べられますように』
提督「…うん。誰のかはすぐにわかった。これは見なかったことにしよう」
提督「それでこれが…」
『加賀さんのとなりに立つに相応しい自分になってますように。瑞鶴」
提督「素直でよろしい!」
提督「さっき蒼龍と飛龍で瑞鶴とジャレてたけど何してたんだろ」
提督「まぁいいか」
提督「俺も書かなきゃな」カキカキ
提督「これでよし」
翔鶴「あら、提督」
提督「翔鶴か。翔鶴はもう短冊、飾ったのか?」
翔鶴「もちろんです。瑞鶴と一緒に先ほど」
提督「そっか。ちなみに何て書いたんだ?」
翔鶴「内緒です」
提督「そこをなんとか」
翔鶴「内緒は内緒です」
翔鶴「でも、提督も教えてくれたらいいですよ」
提督「俺のも内緒」
翔鶴「むー。じゃあ私のも内緒です」
提督「えー!いいじゃんか」
翔鶴「駄目です」フフ
提督「そこをなんとか!」
翔鶴「だーめです」
…
……
………
…………
『みんなの願いが叶いますように。提督』
『提督の願いが叶いますように。翔鶴』
瑞鶴は蒼龍と飛龍によって今日だけは素直になったようです
翔鶴「提督、入りますね」コンコン ガチャ
提督「…」
翔鶴「この資料について明石さんから相談を受けたのですが、」
提督「…」
翔鶴「ていと、く?」
提督(あと少し。ここが一つの山場だ!集中しろ。さすればきっと成功する)
翔鶴(珍しい。提督がこれほどまでに仕事に熱心に取り組んでるなんて)
翔鶴(明石さんも急ぎではない。と仰ってたので後にしますか)
翔鶴(ふふ。頑張ってくださいね提督)
ガチャ パタン
提督(慎重に…慎重にだ。よし、いいぞそのまま、そのままゆっくり下ろして)
提督(!!!)
提督(できたぞ!ついにできた!)
提督(これでだいぶ見栄えよくなったな!)
提督(やっぱり零戦はかっこいいぜ!)
提督(この零戦二一型プラモデル、コツコツ作ってやーっと外見完成した。後は塗装だな)
提督(よしっ!頑張るぞ!)
私自身、買ったはいいが溜め込んであるプラモデルがいくつかあります
烈風、雷電、紫電改、疾風…作らねば
翔鶴「提督、あんなに熱心に仕事してたってことは空き時間できるかしら」
翔鶴「もし、できたなら一緒にお出かけに誘ってみようかな」
翔鶴「私たちまだ一度も二人で外出したことないし」
翔鶴「はっ!もしかして、これって…デート!?」
翔鶴「いやいやいや、ご飯食べたり、綺麗な景色見たり、お買い物したりするのはデートなんかじゃ…」
翔鶴「で、でもそういうのをデートっていうんじゃ…///」
翔鶴「うぅ///それに提督だってあんなに真面目にやってたってことは何かやりたいことあるだろうし…」
翔鶴「なにより、誘わなきゃ何も始まらないないわよ、私!」
翔鶴「提督と…デート…?」
翔鶴「デート、デートかぁ…♪」
瑞鶴(翔鶴姉、部屋の前で立ち止まって何呟いてるんだろ?)
瑞鶴(なんかニコニコしだしたし)
瑞鶴(先輩に褒められたのかな?)
普段は一緒にいるのに外に出るとちょっぴり緊張しちゃう翔鶴さん
ミーンミンミンミーン
提督「くっ…」カキカキ
翔鶴「はぁ…」カキカキ
ミーンミンミンミーン
瑞鶴「あ、あっつい…」パタパタ
瑞鶴「てぇいとくさん…あっつい」
提督「俺だって暑いよ。最近雨ばっかだなと思ってたらこの暑さだよ」
提督「それにね、瑞鶴?」
提督「俺の隣で、ただでさえ薄い服の胸元をパタパタするのはやめようね」
提督「おっ◯いが見えそうで見えない。非常にじれったいがそこがまたいい!」
提督「もしかして誘ってるのか?」
提督「それならお兄さんが触っちゃう☆ZO☆」
瑞鶴「提督さん、暑さで頭おかしくなっちゃったかー」
翔鶴「大丈夫よ瑞鶴。いつも通りだから」
提督「HAHAHA!翔鶴、俺がいつもこんな変態おやじみたいなこと言うわけないじゃないか!」
提督「冗談はよしてくれよー」
翔鶴「提督が変態おやじかどうかは別としても変態なのは間違いないですけどね」
翔鶴「話を戻してとにかく私も暑いです…」
提督「そういってもなぁ。扇風機だとこれが限界だし」
瑞鶴「ッ!」
瑞鶴「提督さん!クーラー!クーラー買おうよ!」
提督「うん。それは俺も考えた」
提督「でもクーラー代は大本営負担してくれないんだよね」
瑞鶴「そんなこと言っても提督さんは提督だからお金いっぱいもらってるじゃん!」
提督「それがそうでもないんだな。まぁたしかにそれなりには貰ってる」
提督「ところがどっこい。この前全員にハーゲン◯ッツ2個ずつ配っただろ?」
瑞鶴「うん。あれ凄く美味しかった」
提督「でしょ?あれ、全部俺のポケットマネーなんだよ」
提督「500円とかのアイスを100以上いる艦娘に配るとな…」
提督「残りの金も食堂の新メニュー開発費だったり明石やバリさん(夕張)たちがいる工廠に回しちゃったから手元にないんだよ」
翔鶴「提督、自分のお金なのに私たちのために使っちゃっていいんですか?」
提督「自分の金っていっても俺は大した趣味ないしどこか出掛けるわけでもない」
提督「だったらお前ら(家族)のために使ったほうが気持ちいい。それに俺はなにより今の生活が一番好きだから」
翔鶴「私たちのためにそんなことまで…」
瑞鶴「じゃあさ提督さんの貯金は?銀行行こうよ」
提督「えー!銀行やだ!遠い」
提督「瑞鶴が一緒に来てくれるならいいよ」
瑞鶴「外暑いから出たくない」
提督「これが艦娘の言葉なのか信じがたいものである」
提督「じゃあクーラーの件はなしだな」
瑞鶴「ぐぬぬぬぬ」
瑞鶴「わかったよ!瑞鶴も行くよ!もうっ!」
提督「よし。じゃあ着替えてこい。そんな服で外歩くわけにはいかんしな」
瑞鶴「はーい」
翔鶴「それじゃあ私は残りの仕事少してもかたずけておきますね」
提督「別に俺が留守の間はやらなくていいぞ」
提督「自分の仕事を翔鶴にやってもらうのは気が引けるんだ。自分の仕事だから…」
翔鶴「私なら大丈夫ですから」
提督「駄目だ。もしここ(執務室)で熱中症で倒れでもしたら他の奴らが来るまで誰も気付かないだろ」
提督「熱中症っていうのはな自覚がなくて、気づいたらやばい状況になってるものなんだ」
提督「だから、な?」
翔鶴「提督がそこまでいうなら…それじゃあ工廠のお手伝いしてきます。それならいいですよね」
提督「まぁ、あそこは明石もバリさんもいるし…それならいいか」
翔鶴「提督もお気をつけてくださいね」
提督「おう」
あっつい…そういえばもう梅雨あけたんですかね?
突然ですがこの作品も後少しで文字数上限です。
投稿し始めた頃はまさかここまで多くの皆様に読んでもらえるとは思ってなかったので嬉しい限りです。また、この作品がここまで長続きするとは思いませんでした
ですがまだ続きます!続きはPart2で。
下にURL貼っておくので宜しければどうぞ
http://sstokosokuho.com/ss/read/2868
part2で投稿したのが果たして何文字に相当するかわからなくて新しく作ったけど、予想より字数とってなくてここに投稿しても実は収まるというのは内助だ!
登場させて欲しい艦娘がいたらコメントしていただければ可能な限りその艦娘が登場するお話を執筆します
決定したら毎話の終わりの一言にて発表します
*リクエストの艦娘につきましては時間がかかる場合がございます。ご了承くださいペコリ
*現在リクエスト中止中です。再開は次のpart2での再開を予定してます
正規空母がどれだけ出るかわからないが楽しみにしてます。
個人的には翔鶴より瑞鶴、瑞鶴より飛龍なので、メイン翔鶴のままでも、そこら辺のシチュも書いてもらえたら嬉しいデス!
これ読んだら何故か翔鶴が出たわ
翔鶴大好きです。
期待してます!!
蒼龍お願いします
この翔鶴姉イイネ!翔鶴姉がきっかけで艦これ始めて、今もずっとお世話になってます。翔鶴が登場するssとか結構見るのですが、結構な割合で口調とかがイメージと違うことがあります。ですからこのssの翔鶴さんには感動しました。続きも期待してます!
長文になって申し訳ないのですが、希望としては翔鶴姉と秋月との絡みが見たいです。(wikiなどを見ると翔鶴姉の轟沈(?)ボイスに秋月が登場するほどだそうですので)
大鳳をお願いします!
響をおねがいします。
内容はおまかせします。
>>DVD3xonpさん
指摘ありがとうございます
たしか珊瑚海海戦で潮が離脱する翔鶴の速度を40ノットと言っていただけで実際は違ったんですよね
そこのところは修正しました。
秋月に大鳳・・・イイナ・・・
秋月をリクエストした者です。
執筆していただきありがとうございました。
個人的に秋月と翔鶴の作中での絡みが無かったことが寂しかったので、このように文章の巧い方に書いて頂けてとても嬉しいです。
では、翔鶴と一緒に秋月に美味しいものを食べさせてきます。
>LKh4demWさん
秋月はとても良い娘なのでこれからも翔鶴と一緒に可愛いがってあげてくださいニコッ
軽空母にも手を出すなら是非とも瑞鳳を出してあげてください…!!
秋月のスカートはいつ捲られるのか…
これからもがんばってください、期待してます
加賀がずいずいずっころばーし♪とか歌いながら瑞鶴を蹴っ飛ばして転ばせる鎮守府じゃなくてよかった
瑞鳳は…いつになれば出るのでしょうか…楽しみにしてるのですが…
瑞鶴がかわいくてひじょーによろしい
大鯨を出すことはできますか……?
ハラショー!!!
五航戦はやっぱり可愛いですね~
二人のつくったカレーを是非食べてみたいです・・・
毎回楽しみに読んでます!
もし良ければ大和さんを書いてもらえませんか?
神SSに出会ってしまった......
これからも更新期待してます!!
頑張ってください!!!!
それと、榛名さんを書いてもらいませんか?
めちゃくちゃ楽しみにしてみてますよ〜
リクエストなのですが、不知火しばらく翔鶴達の部屋で生活させるのはどうですか?
同室の陽炎と黒潮が野球かなにかのイベントに長期で出かけて、しばらく寂しそうにしてたのを翔鶴や提督が気付いて……みたいな
すごく良いSSですね! 尊敬します!
僕自身、翔鶴&瑞鶴が好きというのもあって、好みどストライクです!
これを読んで秋月に興味が湧いてきました!
これからも頑張って書き続けて下さい! 陰からずっと応援しています
そう言えば小ネタなのですが、翔鶴さんの最後の艦長さんは初霜ちゃんの艦長もしてたそうですよ。
どうやら翔鶴さんの最後の艦長、松原さんは1934年に初代初霜艦長だったみたいです。ウィキペディアで翔鶴さんの最後の艦長と、初霜ちゃんの初代艦長が同じでしたし、恐らく同一人物だとおもいます。
提督さん、苦労したんだなぁ……艦娘は基本的にいい子たちが多いし、殆ど嫁さんといってもいい女性もいるので、本当にハッピーエンドになってほしいですね……
また、松原さん?について私も調べましたが、阿賀野の艦長もしてたみたいですね。
提督の過去編を書いてください。
飛龍お願いします
翔鶴さんと提督は……やっちゃってます?
五航戦最高です!
これからも期待しています!
瑞鶴可愛いなー
応援してます!頑張ってください!
鈴谷を出してください!!!!!
早く更新して下さい。
急かされているということは、それだけ待ち望まれているということです。
応援させていただきますので、どうぞお好きなように書いていって下さい。
私も楽しみに待っています。
どうも、あの時大和をリクエストした者です!本当に想像以上のssになってくれて嬉しいです
陸上砲台の話をいれてくれる所とかに丁寧さやこのssの深さがあると思います。これからも頑張って下さい(≧∇≦)
>>34さん
リクエストから2ヶ月以上かかりましたが、この時まで待っていてくれて嬉しいです。
もっと大和の戦闘詳細を入れたかったのですが書いているうちにこうなってしまいました。リテイクでは大和主体で書いていきたいと思うので期待しててください!(いつになるかわからないですが…)
もっと提督と翔鶴のデレデレを増やして欲しいです。
榛名をリクエストした人です!
とても自分の想像してたのとほとんど同じでよかったです!これからの更新も頑張ってください!
雲龍お願いします
いつも、更新されて見ています、できれば金剛お願いします!
天城さん書いてくださいm(_ _)m
>>37さん
こちらも大和同様遅筆失礼しました。
榛名は可愛い。護ってあげたいような何かを持っている艦娘だと作者は感じます。
お、うちの榛名もようやくワガママを言ってくれるようになったのでちょっと行ってきますね!
天城と提督が仲良くしているところに翔鶴が来て修羅場になるとか面白そう
いいねぇ。
こういう一・五航戦の状態。
本来こんな風が「艦これ」の中での立ち位置に思う。
わけもなく気嫌いするところも見られず、殴るとか無くってさ。
お互いに心のないコラや、二次創作が横行する中こんな物を見ることができて良かったわ。
期待してまずぞ。
しょーかく姉可愛すぎだろォ(迫真)
応援してまーす
これの何が面白いの?
話は見え見えだし日本語は稚拙だし中学生ぐらいの文章だろう?
>>45
とりあえず、あなたがこの話よりもつまらない人だということは解りました。
どうぞ、このまま恥をさらし続けてください。
あ、応援してます。
翔鶴ゼッタイ翔鶴とにかく翔鶴大好き
翔鶴とキスしてください
瑞鶴かわえぇぇぇぇぇぇズイ (ง˘ω˘)วズイ