いろは「…」 八幡「なに怒ってんの…?」
めっちゃ短編です
※キャラ崩壊にご注意ください
いろは「…」ムス
八幡「おい」
いろは「ふーん」プイ
八幡「おいったら」
いろは「話しかけないでください」
八幡「ええ…」
ここは奉仕部の部室
今日も今日とて雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣と共に活動を行っていた
のんび〜りお茶を飲みながら過ごしていると
突然、一色がやってきた
まあわりとよくあることなんだが
今日はなぜか…
俺にだけものすっごい不機嫌な彼女であった
八幡「いっしk…」
いろは「雪ノ下先輩!紅茶おかわりしていいですか?」
雪乃「え、ええ。今淹れるわ」
いろは「ありがとうございます!!」
八幡「…」
結衣「あ、あの。いろはちゃん」
いろは「なんですか?」
結衣「なにか…あったの?」
いろは「なにかとは?」
結衣「だからその……」チラ
八幡「…」
雪乃「はぁ……比企谷くん。謝ったほうがいいわよ」
八幡「え?」
雪乃「一色さんの様子からして、あなたが何かしたのでしょう」
八幡「いや何かって言われましても…」
雪乃「そうね…例えば、涎をダラダラと出し息を荒げながら獣のように一色さんを無理矢理襲ったとか」
八幡「ひっでー例えだな。なに俺そんなことしそうなイメージなの?」
結衣「ヒ、ヒッキー…最低…」
八幡「やってないから。断じてやってないから」
結衣「じゃあなんでいろはちゃんはこんな感じなの?」
八幡「なんでって…俺に聞かれてもな……おい一色」
いろは「別に怒ってませんもーん」プイ
八幡「いや怒ってるだろ…」
いろは「怒ってませーん」
八幡「じゃあこっち見てくれ」
いろは「いやです。腐ります」
八幡「腐らねえよ。失礼だな」
いろは「ふーんだ」
八幡「一体なんなんだよ…」
八幡「なあ、頼むから教えてくれ。本当に覚えがないしわからないんだよ」
八幡「俺なんかお前に悪いことしたのか?」
八幡「したなら謝るからよ」
いろは「………」
いろは「先輩」
八幡「なんだ?」
いろは「4月16日って何の日か知ってますか?」
雪乃「!」
結衣「!」
八幡「…16日?って先週の土曜か」
八幡「いや…知らねえな。なんかあったっけ?」
雪乃「そういうことね…」
結衣「あ〜それはないよ〜ヒッキー」
八幡「は?え、お前らわかったの?そしてやっぱ俺が悪いの?」
八幡「えーと…16日…16日…わからん…。その日は小町と買い物して小町と昼寝して小町と鍋食べて小町とTSU○YAで借りてきた映画を観た記憶しかないぞ…」
雪乃「全部小町さんね…」
結衣「シスコン…」
八幡「すまん…一色…。マジでわからん…」
いろは「はぁ…」
いろは「………日です」
八幡「え?」
いろは「誕生日です!!!」
八幡「は?誕生日?…誰の……って、あっ…4月…」
いろは「思い出しましたか」
八幡「…もしかして…一色の誕生日か…?」
いろは「はい」ムス
八幡「あ、ああ…」
いろは「忘れてましたよね」
八幡「…うっ」
いろは「忘れてましたよね!」
八幡「……は………はい」
いろは「ひどいです!結衣先輩や雪ノ下先輩にはお祝いメールいただきましたのに!さらに結衣先輩には朝プレゼントいただきましたし!」
※いろはと奉仕部3人はメアド交換してます
八幡「そ、そうだったのか」
雪乃「あ、そのことなのだけれど。一色さん」
いろは「なんですか?」
雪乃「これ、その…誕生日プレゼントよ」
いろは「えっ!?私にですか?雪ノ下先輩が!?」
雪乃「え、ええ…おかしいかしら?」
いろは「いえいえいえいえいえいえ!全然!すっごく嬉しいです!ありがとうございます!」
雪乃「そう…ならよかったわ///」
いろは「…」チラ
八幡「…」
いろは「はぁぁぁぁ…」ヤレヤレ
八幡「悪かったよ……」
いろは「覚えてなかったってことはやっぱりあのメールも適当に流してたんですね」
八幡「メール?」
ーーーーーー
せんぱぁーい!(≧∇≦)
暇ですか?暇ですよね?せっかくメアド交換したんですからお話しましょう!(`・ω・´)
ーーーーーー
暇じゃない
ーーーーーー
そういえばもうすぐ4月16日ですね!(=゚∇゚)
何の日か覚えてます?
ーーーーーー
知らん
あと暇じゃない
ーーーーーー
そう!!私の誕生日です!(`・∀・´)
素敵なプレゼント待ってますね♫
ーーーーーー
それはおめでたいな
あげるあげる
ーーーーーー
え!?
本当にくれるんですか?期待していいんですか?
ーーーーーー
はいはい
寝かせてくれ
ーーーーーー
楽しみにしてますね!!(*^_^*)
ーーーーーー
結衣「うわぁ…」
雪乃「これで忘れるのは酷いわね」
結衣「てかヒッキー返事が雑すぎだし」
八幡「……」
八幡「(このとき昼寝しようとしてたから眠くて仕方なかったんだよな…確かに適当に返事してたわ…)」
いろは「私〜せんぱいがプレゼントくれるって言うからぁ〜すっごく楽しみにしてましたのに〜」グスグス
いろは「誕生日の日は特にメールくれないですし〜。まあ先輩からお祝いメールなんか期待してませんでしたけど。きたらきたで若干キモいですし」
八幡「おい」
いろは「プレゼントは土曜日だから会えませんし。きっと月曜日にくれるんだとずっとずっと楽しみにしてましたのに〜」
いろは「先輩は…先輩は…」
〜〜 今日の朝 〜〜
いろは「あ、やっときた…」ボソ
いろは「先輩!おはようございます!偶然ですね!朝から私に会えるなんてきっと先輩いいことありますよ♫」
八幡「朝からあざといなお前…なんかテンション高いし…ってか本当に偶然か?なんか待ち伏せてませんでした?」
いろは「そんなことはどーでもいいです!」
いろは「それよりそれより!」ワクワク
八幡「まあどうでもいいか…ふわぁ…眠い…。じゃあな一色。朝からお前と会うと疲れるわ…」
八幡「ねむ…」テクテク
いろは「…」
いろは「…」
いろは「( ノ゚Д゚)ノ」
〜〜〜〜
八幡「あーうん。はい。忘れてました。完全に」
いろは「ひどいですぅ〜ひ〜どいですぅ〜」
結衣「ヒッキー最低!」
雪乃「常日頃から最低な男だとは思っていたけれどここまでとは思わなかったわね」
八幡「常日頃から思ってたのかよ」
結衣「そりゃあいろはちゃん怒るよ」
八幡「…」
八幡「(まあ全面的に俺が悪いなこれは…)」
八幡「忘れてごめん。一色」
八幡「プレゼントも…用意してない。本当にごめん」
いろは「むぅ…もういいですよ」
いろは「べ、べつに、先輩のプレゼントなんか…そんなに欲しかったわけじゃないですし〜?」
いろは「いいですよーだ」プイ
八幡「(謝って終わりじゃダメだよな…どうしたものかこれは…)」
雪乃「何か埋め合わせをしたらどうかしら?」
結衣「そうそう!今からでもプレゼント渡せばいいよ!とびっきりすごいのを!」
いろは「…」チラチラ
八幡「そうは言ってもな…」
八幡「(今プレゼントできるような品物はないし…)」
八幡「(また後日ってのもなあ…。もうプンプンだし一色さん。てかめっちゃこっちチラチラ見てらっしゃる)」
八幡「…………」
八幡「(よし、今回は俺が完全に悪かったしな)」
八幡「一色」
いろは「……なんですか?」
八幡「今からなんでも一色の言うこと聞いてやるよ」
いろは「え?」
雪乃「え?」
結衣「ん?」
いろは「今…なんと?」
八幡「だからなんでも言うこと聞く」
結衣「ええ!?なんでもって!なんでも!?」
八幡「ああ」
いろは「マ、マジすか。マジすか先輩」
八幡「マジすよ」
雪乃「大きく出たわね」
八幡「本当に悪いと思ってるんだよ…」
いろは「……」ポカーン
八幡「おい、口開いてんぞ」
いろは「い、いえ、想像以上にすごいのきたのでちょっと思考が追いつかなくてですね」
いろは「ほ、本当に。言うこと聞いてくれるんですか?なんでも?」
八幡「ああ。いやでもお前。毎日じゃないからな。今日だけだからな」
いろは「そ、そうですか…」シュン
八幡「なんで悲しそうなんですかね…」
結衣「ヒ、ヒッキー!な、ななななんでもは…ちょっとダメじゃないかな!ダメだよ!そんなの羨ましすぎ…ダメだよ!!」
八幡「いや別に今日1日ぐらいいいよ」
結衣「でもでも…」
いろは「わかりました。今日1日って言ってももう放課後ですしちょっと卑怯な気もしますけどそんなに言うんでしたらそれで許します!」ニヤニヤ
結衣「なにニヤてるのいろはちゃん!」
いろは「ニ、ニヤけてなんかないですよ〜」
雪乃「一件落着したようね」
結衣「してないよ!大問題だよ!」
八幡「騒がしいなお前。どうしたんだよ」
結衣「うー…ヒッキーのバカ…」
八幡「ええ…なんで貶されたの…」
いろは「先輩!本当に!本当になんでもですよね!なに言ってもやってくれるんですよね!マジで言いますよ」ハアハア
八幡「お前はなんでそんな息荒いんだよ。こえーよ。なんでもってできんことはできんからな?」
いろは「まずですね…」
八幡「聞いてないし…」
いろは「…」チラ
結衣「?」
雪乃「?」
いろは「ここじゃあれですから…生徒会室行きましょう!」
結衣「あ!いろはちゃん!なに2人っきりになろうとしてるのさ!」
いろは「い、いやだな〜結衣先輩、別に2人っきりになりたいわけじゃないですよ〜」
結衣「嘘だ!じゃあここでいいじゃん!2人っきりになってヒッキーに何やらせる気!?」
いろは「ナニって…そんな変なことは…///」
結衣「なんで頬染めるのさー!!!」
いろは「さ、さあ!早く行きましょう!先輩!」
八幡「え、あ、ああ」
結衣「まっ、待って!私たちも行こう!ゆきのん」
雪乃「な、なぜ私まで…」
いろは「生徒会室は一般生徒は立ち入り禁止なんでダメです!」
結衣「ええ!?いやいや!ヒッキーも一般生徒じゃ…」
いろは「ではでは、お2人共さよならでーす!」
ドア ガララ バタンッ
雪乃「行ってしまったわね」
結衣 _| ̄|○
………………
…………
………
……
…
ー 生徒会室 ー
八幡「(生徒会室…ってことは雑用、荷物持ちだな。まあそれぐらいで許してくれるならいくらでもやろう)」
八幡「(………なんで他の役員がいないんだろうか)」
いろは「さて」
八幡「おう、何やればいいんだ?書類の片付けとかか?」
いろは「まずは私のことを『いろは』と呼んでください」
八幡「はい?」
いろは「いろは」
八幡「いや一色、なに言って…」
いろは「い・ろ・は」
八幡「………い、いろは」
いろは「はぅ///」
いろは「もう一度お願いします」
八幡「…いろは」
いろは「も、もう少し感情込めて…ちょっと低い声で…あとあと…耳元でお願いします」
八幡「ええ…」
いろは「なんでも言うこと聞くんですよね?」
八幡「…」
八幡「………いろは……」ボソ
いろは「あっ…///」トロン
八幡「これでよかったか…?」
いろは「は、はい…。今のはなかなかにヤバかったです…///」
八幡「な、なあ。どういうつもりか知らんが、生徒会の仕事をやらせるんじゃないのか?」
いろは「へ?今日は生徒会ありませんよ?」
八幡「え…じゃあなんでここに…」
いろは「それより先輩!」
八幡「は、はい」
いろは「壁ドンお願いします」
八幡「はい?」
…
…
…
ドンッ!!!
いろは「はわわわわわわわわわ…///」
八幡「な、なあこれなんの意味が…てか顔近くないですかね」
いろは「くぅ…これはやばい…足にきますね…」ガクガク
八幡「楽しそうだなお前は」
いろは「では次は合体技で行きましょう」
八幡「合体技とは」
…
…
…
ドンッ!!!!!
八幡「………いろは……」ボソ
いろは「はうあっ…///」
八幡「お、おい。大丈夫か」
いろは「ひゃ、ひゃい…ちょっと腰がくだけただけれす……///」ハアハア
八幡「いろいろと大丈夫かお前…」
八幡「な、なあもっと違うことにしてくれないか?…さっきからやるのすげえ恥ずかしいんだが。というかこれはなんの意味が…」
いろは「仕方ないですね。わかりました。ちょっとお願いを変えます」
八幡「おお、そうしてくれ…」
いろは「あ、今から一色呼びは禁止ですからね。いろはって呼んでくださいよ」
八幡「マジか…」
…
…
…
八幡「おい…これ明らかに難易度あがってるんだが…」
いろは「先輩〜まだですか〜?」
八幡「マ、マジでやるの?やって大丈夫なの?」
いろは「なんでも言うこと聞くって言ったじゃないですか〜」
八幡「そ、そうだが………」
八幡「………ふぅ…よし、わかった。いくぞ」
いろは「後ろからソーッとですよ〜」
八幡「あ、ああ」スッ
八幡「…」ダキッ
いろは「(後ろから抱きしめられるアレキタ───♪(≧∇≦)♪────!!)」
いろは「はふぅ…///」
いろは「そ、そのままギュッと…」
八幡「え?こ、こうか?」ギュウ
いろは「わっ…これやば…///」
八幡「も、もういいだろ///」バッ
いろは「あ、なんでやめちゃうですか〜」
八幡「恥ずかしいわこんなん!さっきからなんなんだよお前は。変な頼みごとばっか」
いろは「むぅ…ただのスキンシップですよ〜」
八幡「いやいや…こういうのはあれだろ。葉山とかと…」
いろは「あ、そういうの今いいんで。私は今、先輩にお願いしたいんです」
八幡「ええ…」
いろは「わかりましたよ。じゃあちょっと力仕事をお願いします」
八幡「おお、それだよ。そういうのでいいんだよ。んでどれ持てばいいんだ?あの重そうなダンボールとかか?」
いろは「私です」
八幡「えっ」
いろは「私です」
八幡「………え?」
…
…
…
八幡「……んっ………しょっと」
いろは「お、お、お、お、お、おっおっおっ」
いろは「(お姫様だっこキタ───♪(≧∇≦)♪────!!)」
八幡「うおっ、動くなバカ。おも…
いろは「重いとか言ったらこのまま先輩の頭にオーバーヘッドキックしますよ」
八幡「わ、わかった。恐ろしいこと言いますねいろはさん」
八幡「んで、これどうすんだ」
いろは「そうですね〜。とりあえずこのまま校内を一周しますか」
八幡「無理に決まってんだろ。いや無理だよ?」
いろは「え〜先輩の軟弱者〜」
八幡「誰かに見られたらヤバイだろいろいろと」
八幡「てか今も誰か生徒会室入ってきたらどうするんだ。もう下ろすぞ」
いろは「あ、この部屋は大丈夫ですよ」
八幡「なんでだよ?」
〜生徒会室の外〜
結衣「やっぱり見過ごせないー!いざ、生徒会室に突入ー!!」
ガチャガチャガチャッ!!
結衣「うえ!?なんで開かないの!?」
雪乃「鍵がかかってるわね…」
結衣「そんな!でも電気ついてるし!いろはちゃーん!ヒッキー!」
ドア ドンドンッ!
八幡「………」
いろは「鍵がかけときました♫」
八幡「はぁ…」
結衣「いろはちゃーん!ヒッキー!いるんでしょー!」ドンドン
雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん。借金取りみたいになってるわよ」
結衣「あ、この隙間から中覗ける!」
いろは「!」
結衣「いろはちゃん…ヒッキーとなにを…」ノゾキ
いろは「」ニヤ
いろは「せーんぱい」ギュウ
八幡「お、おい。バランス崩れるだろうが」
結衣「ガハマァッ!!!!」
雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん!」
結衣「お、おおおおお姫様だっこ……だと…!?しかもギュウって…ギュウって…おのれ羨ましい…」
雪乃「お、落ち着いて、なんかすごい顔になってるわよあなた」
結衣「ううっ…もう帰る。帰るー!!」ダダダ
雪乃「あっ……」
雪乃「はぁ……今日は一段と疲れる日ね…」
…
…
…
いろは「お2人共帰ったみたいですね〜」
八幡「そうみたいだな」プルプル
いろは「どうしたんですか?プルプルして?キモいですよ」
八幡「いっし…いろはをずっと持ってるからだ!長すぎだろ!もういいだろ!」
いろは「仕方ないですね…ソッと下ろしてくださいね」
八幡「おう」
いろは「ふぅ…」
八幡「ああ…腕いって…まだプルプルしてるわ」
いろは「そろそろ私たちも帰らないとですね…」
八幡「よし、帰ろう。今すぐ帰ろう。もういいだろ」
いろは「うーん。なんかまだ物足りませんね。最後になんかしたいですね」
八幡「マジかよ…」
八幡「なんでも言うこと聞く言ったしスキンシップでもなんでもいいけどもうちょっと控えめなので頼む」
いろは「控えめって…例えばどんなです?」
八幡「えっ…そうだな…えーと…例えば…」
…
…
…
いろは「……」
八幡「……」
いろは「……」
八幡「……」
いろは「せ、せんぱい。なんかヌルッとしてますよ。気持ち悪いです」
八幡「わ、悪かったな」
いろは「先輩が提案したんじゃないですか。しっかりしてください」
八幡「そうだが…」
いろは「…」ニギ
八幡「っ……急に握ってくるなよ。びっくりするだろ」
いろは「先輩の……大きいですね」ニギニギ
八幡「そんな手を動かさないでくれ…///」
いろは「とか言って興奮してるんじゃないですか?ちょっと息荒いですし」
八幡「デ、デタラメ言うんじゃありません」
いろは「でもなんかさっきよりもヌルヌルしてきましたよ」
八幡「いやもう、すごい恥ずかしいわ…」
いろは「……そうですね…私もこれが今までで1番恥ずかしいかもです…」
いろは「こうやって…向き合って…」
いろは「手を繋ぐのは…///」
八幡「そうだな…」
いろは「もう先輩。汗どうにかしてくださいよ私の手がヌルヌルじゃないですか」
八幡「すまん…」
いろは「まあ、いいですけど。それにしても本当に先輩の手って大きいですね〜」
八幡「そりゃあお前よりかはデカイだろうな」
八幡「というかお前の手が小さすぎじゃ…」ニギ
いろは「ひゃあっ///」
八幡「あ、悪い」
いろは「いきなり握ってこないでくださいよ!変態!」
八幡「お前もさっきやってきただろ…」
いろは「うう…///」
いろは「(なんでだろう…今までの方が十分すごかったはずなのに…こうやって手を繋いでるだけなのに…)」
いろは「(すっごいドキドキする…)」
いろは「(はぁ…もう…幸せすぎる…)」
いろは「えへへ…///」
八幡「…」
八幡「なあ…いっし…いろは」
いろは「なんですか?」
八幡「今日のは…その…どういうことだったんだ?なんで…あんなことを俺に…」
いろは「…それは」
八幡「俺だって男なんだ。あんなことしてたら嫌でも意識してしまう。勘違い…してしまう」
いろは「先輩…」
八幡「なあ?ただちょっとからかってただけなんだろ?それだけなんだろ?」
いろは「…」ダキ
八幡「お、おいっ。なんで抱きつくんだ。だからやめてくれもうそういうのは」
いろは「…」ギュウ
いろは「ごめんなさいです。少し調子に乗りすぎちゃいました」
いろは「先輩」スッ
八幡「な、なんだよ…」
八幡「(か、顔が近い…というか一色の唇が…)」ドキドキ
いろは「目、瞑ってもらえますか」
八幡「なんで…」
いろは「はやく」
八幡「……」
八幡「……」ス…
八幡「…」
八幡「…」
八幡「…」
八幡「お、おい。いったいなにを…」
いろは「えい!」
ペチッ!
八幡「いっ……てえ。デ、デコピン!?」
いろは「あははははっ!騙されましたね先輩!」
八幡「なっ…」
八幡「はぁ…やっぱりただからかってただけか…」
いろは「はい、ここから先のことは、こんな形でやるのは嫌ですから」
八幡「え?」
いろは「先輩!これからもガンガン攻めていきますから!覚悟してくださいね!」
八幡「なんだよそれ…なんか怖いんだけど…」
八幡「…本当におかしなやつだな…一色は」
いろは「あっ!なに苗字で呼んでるんですか!」
八幡「うるせえ。もうなんでも言うこと聞くのは終わりだ」
いろは「ええ〜」
八幡「んじゃ帰るわ」
いろは「そこは一緒に帰りましょうよ〜」
八幡「じゃあはやく来い。さっき行ってるから」
いろは「え、ちょ!」
ドア ガララ バタン
いろは「もう、ちょっとぐらい待ってくれてもいいじゃないですか」
いろは「はぁ〜あ。なんで私、あんな人なんかを…好きに…」
ドア ガララ
八幡「おい」
いろは「わっ!先輩!」
八幡「なんだよそんな驚いて」
いろは「い、いえ。どうしたんですか?」
八幡「言うの忘れてたわ」
いろは「?」
八幡「……誕生日…おめでとう。一色」
いろは「せ、せんぱい…!」
八幡「じゃあな」
いろは「待ってくださいよ〜!」
八幡「嫌だ。やっぱ1人で帰る」
いろは「そんなこと言わずに!」
いろは「それよりさっき言う時にちょっと照れてましたよね?照れてましたよね?」ニヤニヤ
八幡「う、うるさい。照れてねえよ」
いろは「本当ですかね〜?」
八幡「照れてないわっ」
いろは「(あーあ。本当に)」
いろは「どっちがあざといんだか」
ー 完 ー
いろはす誕生日おめでとう\(^o^)/
どうも、いろはすの誕生日をすっかり忘れてた人です
即興で書いてみたけど短かったですね。とにかく八色イチャイチャさせたかっただけですすみません。
今更ですがゲームの発売日決まったらしいですね!楽しみですね!いろはすルート!いろはすルート!
そういえばずっと書こうか思いながらダラダラ書かずにいたネタが一つありまして。
あの家族覚えてますか?まったく続編ではないですけど番外編的なのをちょっと書こうかなって。なんか今更かもしれませんが…
内容はちょっと非現実的でして。ちょっと姉妹を過去にタイムスリップさせてみようかななんて。あの、八幡たちの時代に
あとどうにかあの赤ちゃんの成長した姿を書けたらなあ…とかとか
でもまだ本当に全然書けてないんですけどね…
書けるか全然わかんないですけど書けたらいいなってぐらいで今考えてます
あの家族!番外編でも構わないので楽しみにしてます!
続編期待してます!!
コメントありがとうございます!
家族のやつはまだまだ未定ですが頑張ってみます!
新しいお話楽しみにしてました!短編すごくよかったです!!
それとガハマァッ!!に吹きました笑
家族の続編是非読みたいです!!楽しみにしてます!
素敵な短編ありがとうございました^^
やっぱ作者様のいろはす最高ですね。
家族続編だと……!?
まさか、あの家族にまた会えるだと……!!!???
是非お願いします。是非是非お願いいたします。是非是非是非(以下略)。
コメントありがとうございます!
>>4
ガハマァッ!はなんか自分も気に入りました(笑)
家族の番外編ことですが
未定でしたがわりとだいぶ頭の中で固まってきました。タイムスリップとかいう非現実な設定でいくから日常系とはまた違う感じですね…大丈夫かな…
近々投稿できるよう頑張ります!
安定したいろはすハスハスでしたね!!
番外編是非やってください!!
めちゃくちゃ読みたいです!
久々に来たら新しいのが!最高です!