2015-08-17 16:58:12 更新

概要

いろは「家族旅行?」のちょっとした続編みたいなものです


前書き

正直続編っぽくないです。初っ端から八幡視点の過去編的な何かで始まります…。
あとは小ネタを一つだけ。
少しでも楽しんでいただければ幸いです


いろは「家族旅行?」



↑前作です。こちらを先に読まないとわけわからないかもです






その日は、なんの前触れもなく突然やってきた





バタンッ!!!!





八幡「おい、なんか今、大きな音したけど大丈夫か?」


いろは「んぐっ…はぁはぁ…あぐぅ…」


八幡「いろは?なんで倒れ………………………………………………お、おい!いろは!どうしたんだ!」


いろは「あぅぐ…せ、せんぱっ…」


八幡「どうした!?く、苦しいのか!?な、なんでこんな!ど、どうすれば、えっとえっと…」


ドア ガチャ


小町「お兄ちゃーん!いろはさんとの新婚生活はどーうですかー♫…ってどうしたの!?」


八幡「こ、小町!いろはが急に倒れて!ど、どうすれば」


小町「なにやってるの!お兄ちゃんのバカ!産まれそうなんだよ!早くタクシー呼んできて!病院行くよ!!」


八幡「そ、そんな、でもまだ!」


小町「早くっ!」


八幡「わ、わかった!」


予定より早かった

急な出来事に俺はただただ動揺してしまっていた

男として人生の中でも最上級に情けなかったな

あの時の俺は








いろははすぐに病院に運ばれた


いろは「ぐぅううううううう!ハアッハアッ!んううううううう!」


あと少しですよ!

はい、力入れないで…ゆっくり、フゥー、フゥー


いろは「フ、フゥー…フゥー…んぐぅううう!!」


力まないで!はい、フゥー…フゥー…




八幡「くそっ!まだなのか!」ドンッ


小町「壁を叩かないで。落ち着いてお兄ちゃん」


八幡「だって!長すぎるだろ!もしかして、あいつの体調が悪くなったとか!」


小町「気持ちはわかるけど落ち着いて。信じて待ってあげてよ。お兄ちゃんはいろはさんの夫でしょ」


八幡「………くそおっ!!!!」


静寂の中で、待つことしかできない自分に苛立ちを覚えた。

あの時は、時間がもう何十時間にも感じられた。

待っても待っても待っても終わらない。

ただ、信じるしかなかった。いろはを。






そして、その永遠のように思えた静寂の中で


1人の声が、俺の耳に、心臓に、響いてきた




ォ…オギャアアアアッ!!オギャアア!!



八幡「っ!?」


小町「っ!?……お、お兄ちゃん!」


先生「比企谷さん!」


小町「先生!今、赤ちゃんの声が」


先生「はい…比企谷さん。無事、終わりました。おめでとうございます。元気な…女の子です」


八幡「あっ…えっ…」


小町「やったあああっ!お兄ちゃん!やったんだよ!産まれたんだよ!お兄ちゃんの子供が!」


八幡「おっ、おれの?………俺の……った……や、やった!やったああああああああああ!!!うわぁああああああああああああああ!!!!ああああああああ!!」


小町「お、お兄ちゃん、泣きすぎだって!」



オギャ、オギャアアアア!オギャァアアアア!



八幡「うぉおおおおおおっ!!おぐっ!うう!やった!やった!やったぁあぁあぁあぁ!!ばんざあああああああい!!!」


先生「ひ、比企谷さん!気持ちはわかりますがちょっとお静かに!!!」


全力でキャラ崩壊してたなあの時の俺

でも仕方ないだろ

間違いなく、俺の人生の中で、最高の瞬間だった

こんなに嬉しくて泣いたのは初めてだっただろう






八幡「調子はどうだ。いろは」


いろは「絶好調ですよ。先輩」


八幡「お疲れ様。本当に。本当に…ありがとう。いろは」


いろは「もう…また泣きそうになってますよ」



すぅー…すぅー…



いろは「ふふっ…よく眠ってますね」


八幡「俺たちの…子なんだな」


いろは「はい…。私と先輩の子です。私がママで…先輩がパパです」


八幡「指、小さいな」



自分の指を近づけ、その小さな小さな指に触れると、俺の指をギュッと…力は弱いけど確かな温かみを持って握ってきた



八幡「さとは」


いろは「え?」


八幡「この子の名前だ。さとは。どうだ?」


いろは「比企谷さとは…ふふっ…素敵な名前です」


八幡「なあ、いろは………」


いろは「なんですか?…先輩、また泣いてますよ…」


八幡「お、俺、絶対…絶対!守ってみせるから。俺が!俺が絶対…!」


いろは「先輩……。はい。頼りにしてます。私の旦那様」


八幡「ああ…ああ…!俺…不器用だし…不甲斐ない奴だけど、これからもよろしく頼む…いろは」


いろは「はい。よろしくお願いします。……あなた」


俺は、あの日、

これから何があろうとも、妻と子供だけは絶対に守ると


そう、誓った






いろはの出産には

多くの人達が祝福してくれた

余計な奴らも多かっけどな



戸部「べっー!マジやばいっしょコレ〜!ヒキタニくんといろはすの赤ちゃんマジでかわいゆすすぎっしょ〜!」


三浦「チッ…ちょっと静かにして。起きたらどうすんの!……ねぇ〜、よしよし」ニヘラ


海老名「優美子、頰が緩みきってるよ」


戸部「ちょ!俺にも抱っこさせてくれよ〜」


三浦「さわんなし!」


いろは「いや戸部先輩はマジでさわらないでください」


戸部「」


海老名「とぉころで比企谷くん!!!!やっぱり子供を寝かしつけるには絵本が1番だと思うのよ!!!!だから今日は私の秘蔵の同人誌をいっぱい持ってき…」


八幡「擬態してくださいお願いします。やめてください。娘を引きずり込まないでください」






川崎「か、かわいい…」


戸塚「ほっぺたプニプニだね〜!かわいいなあ」


八幡「お前も可愛いぞ!戸塚!」


戸塚「えっ///」


いろは「あなた…そろそろ本気で気持ち悪いですよ」


川崎「あんたもう親なんだから、子供守ってやんなよ。あと妻も泣かせんじゃないよ。大事にしなよ」


八幡「ああ。わかってるよ」


戸塚「八幡!本当におめでとう!幸せにね!」


八幡「お前のことも俺が幸せにするぞ!戸塚!」


いろは「あなた…」






折本「何この子かっわいい〜!けどww比企谷に子供とかwwwマジwwウwwwwwwwケwwwwwwるwwwwwwおwwwwwwめwwwwwwでwwwとww」


八幡「いや草生やしすぎだろ」


玉縄「キュュュュートで!超エキサイティング!なベイビーだね!Mr.比企谷!!どうだい?奥さんもご一緒にお祝いパーティーとイコウジャナイカ!これってビジネスチャンスだと思うんだ!きっとそこからシナジー効果がなんちゃらかんちゃら!でも、大々的にしたいからまずはしっかり会議して計画を練ろう!レッツ!ブレインストーミング!」クネクネクネクネ


八幡「お前マジで何しに来たんだよ。帰れよ」






大志「おめでとうございます!お兄さん」


八幡「誰がお兄さんだ。帰れ小僧」


大志「赤ちゃん、可愛いですね。俺も子供欲しいな〜」


八幡「おい、誰との子だ。相手によっちゃあこの病室の窓から突き落とすぞ」


小町「いろはさん。お兄ちゃんがバカなことしたらすぐ言ってくださいね?ホントお兄ちゃんゴミだから。いろはさんが困ってたら私、すぐ飛んで行きますから」


八幡「おーい。小町ちゃん?ちょっとお兄ちゃんに厳しすぎない?バカなことなんかしねえよ」


いろは「うん。すぐ言うね。例えば、この前上司に誘われて、キャバクラ行って名刺もらってきたとか」


八幡「なっ!?」


小町「お、お兄ちゃん!!!!」


八幡「あ、あれは部長に無理矢理…!す、すみませんでした!!!!!」ドゲザ






結衣「きゃあああ!もう可愛すぎいい!」ギュウ


八幡「おい、やめろ。さとは潰れてるから。お前の豊満なアレにムギュムギュされてるから。さとは、そこ変われ」


いろは「あなた?」


雪乃「コホンッ…あー比企谷くんの子供にしては…かわいいほうね。奥さんの血を多く継いだのね。いろはさんが9.9で比企谷くんが0.1ぐらいの割合ね」


八幡「ほぼ俺の血ねえじゃねえか」


葉山「ははっ…いやいや比企谷の血もあるさ。目元とか将来君に似そうだよ」


八幡「それだとさとはの目が腐ることになるだろうが…」


葉山「比企谷、今度、お祝いもかねて飲みに行かないか?」


八幡「絶対嫌だ」


葉山「奢るぞ」


八幡「いつ行くんだ?」


いろは「私の旦那かっこわるい…」


雪乃「結衣さん、わ、私にも抱っこさせてもらえるかしら?」


葉山「その次は、俺もいいかな?」


八幡「お前はダメだ。穢れる」


葉山「さすがに傷つくぞ…」


いろは「雪乃先輩も…そろそろですよね」


雪乃「ええ…。いろはさんは学校では私が先輩だったけど、育児に関してはあなたが私の先輩ね。今度、いろいろ教えてもらえるかしら?」


いろは「そ、そんな!私が雪乃先輩に、お、教えるなんてそんな恐れ多いことを!できないでございます!」


八幡「口調変だぞ…」


結衣「あ〜私も早く子供欲しい!」






陽乃「可愛いわね〜イジメたくなるわ〜」


八幡「あなたが言うと冗談に聞こえないです…」


陽乃「比企谷くんの子とは思えないほど綺麗な子だね。……本当に君の子?実はいろはちゃん他の男と…」


いろは「いやいや!私と先輩の子に決まってるじゃないですか!」


八幡「はぁ…変わりませんね…」


陽乃「本当におめでとう。比企谷くん」


八幡「……はい」


陽乃「私としてはやっぱり雪乃ちゃんと結婚して欲しかったけど…。君の選択は、間違ってないと思うよ」


八幡「雪ノ下さん、改めていろいろ本当にありがとうございました」


陽乃「君にここまで素直にお礼を言われたのは初めてだね」


八幡「マジで2度と会いたくないほど嫌な人でしたけど。感謝しています」


陽乃「ふふっ…そういうところは変わらないね。今の比企谷くん。私すごく好きだな。……あっそうだ、愛人にどうかな私?ちょーっと歳重ねちゃったけど、熟女なりに、いろはちゃんができないこといっぱいしてあげるよ?」ズイ


八幡「なっ///」


いろは「ちょちょ!妻の前でなんてこと言ってるんですか!あなたも何赤くなってるんですか!最低!」


八幡「ち、ちが!これは!」


陽乃「あははははっ!!!」






平塚「ふふっ…孫を抱いてる気分だよ。比企谷」


平塚「改めておめでとう。比企谷、一色。…おっと一色はもう比企谷だったな」


いろは「いいですよ。一色で。先生の前では先生の生徒ですから私は」


平塚「おいおい、卒業したのにいつまでも生徒でいられたら困るぞ」


八幡「先生、本当にありがとうござました。先生から学んできたこと、絶対忘れません」


いろは「私も、忘れません」


平塚「ああ。もうお前達は家族であり、父親と母親だ。子供も授かりむしろこれからが大変だぞ。挫けず支え合って生きていきなさい」


八幡・いろは「はい!」






その後も、俺やいろはのそれぞれの関係者、そしてもちろん俺の両親、いろはの両親も来てくれた

俺のオヤジも、いろはのお父さんも、俺もそうだが

いい歳して男どもは、さとはにデレデレだったな


俺はもう1人じゃない。

ここまで来れたのは決して俺1人の力じゃない


祝福してくれた人達に俺は、心から感謝した




それほど時も経たず、俺達は2人目の子を授かった

相変わらず俺は情けないばかりで、また泣いてしまった


それからの毎日は、本当に、本当に幸せの毎日だった


八幡「行ってくる!」


いろは「あなた!お弁当忘れてます!」


八幡「おお…すまん」


いろは「もう…。あと、もう一つ忘れてますよ。……んっ」


八幡「お、おい…子供達もいるんだぞ」


いろは「せんぱぁい」ウルウル


八幡「うっ…///あ〜もうわかったよ」


ちゅっ


いろは「ふふっ…ありがとうございます///…今日も頑張ってきてください。あなた♫」


八幡「ったく…うわっもうこんな時間!電車間に合わねえー!」ダダダ


いろは「いってらっしゃ〜い」ノシ


あ、あの時は死にたくなるほど恥ずかしいことばっかしてたな…

でも幸せだった。本当に。


でも…


俺たちも、そこらへんの家族と変わらなかった

普通の家族だった

その普通なりにすごく大変なことも多かったな



典型的な喧嘩もいっぱいしてしまった

会社で上手く行かず、今までないくらいムシャクシャしていた

度重なる失敗によるストレスにより俺は

それだけはやってはならないと思ってたことをやってしまった


さとは「うわあああああん!!おとはがさとはのオモチャこわしたぁああああ!!」


八幡「」イライラ


おとは「おとはのせいじゃないもん!おねーちゃんが悪いんだもん!おとは悪くないもん!」


いろは「もう、喧嘩しちゃダm


八幡「うるせえんだよッ!!!ちょっとは静かにできねえのか!!」


さとは「ひっ…」


おとは「わっ…」


いろは「あ、あなた!そんな怒鳴らなくてもいいじゃないですか!それに、少しお酒飲みすぎですよ!」


八幡「あーもう!うるせえな!いいだろ!ちょっとぐらい!こっちは疲れてんだよ!」


いろは「仕事が忙しいのはわかります!でもだからって子供達に当たらないでないでくださいよ!」


八幡「わかるだぁ!?いっつも家にいるお前に俺の何がわかるってんだ!」


いろは「なっ…!私が楽してるとでも思ってるんですか!?ふざけないでください!私だって…」


さとは「ぅ、うええええええん!!!」


おとは「うわぁああああああん!!!」



万年イチャラブ夫婦なんて夢のまた夢だ

お互いわかっていても

上手くいかない時は多かった



さとはが小学校に入学した



さとは「やぁああああああだあああああ!ママといるぅううううう!」


いろは「もう…この子は…。さとは、しっかりしなさい。小学校、きっと楽しいわよ?友達もいーっぱいできるかもよ?」


さとは「やだやだあ!やーだあ!うえええええええええん!!!」



最初はさとはを学校に連れて行くのには苦労したらしい。

なんとかして小学校に連れ出し、数日が経った


さとはは孤立していた


そんなある日



秋人「なあ、そんなところに1人でいないでボクとあそばない?」



友達というほどではないが、少しだけ心を許せる人に、さとはは出会った

あの忌まわしきイケメンリア充野郎によく似ていてイライラしたが、さとはに話しかけてくれたことには、少しだけ、感謝した


…てか、そのへんの遺伝は雪乃のコミュ障より葉山のコミュ力が勝ったのか…

あの学生時代の雪ノ下雪乃に似ていたらと思うと少し笑ってしまう

絶対笑わないけど。怖いから。


さとはもなんだかんだ慣れてきて

おとはも小学校に入学して


2人が小学生の頃は特に騒がしい毎日だった



さとは「パパ!私とお付き合いして!」グイグイ


おとは「おねえちゃんパパからはなれてよ〜!パパはおとはと結婚するの〜」グイグイ


八幡「だ〜もう暑苦しい!」


いろは「やめなさい!パパは私のものよ!」ムギュウ


八幡「お前まで何やってんの!?抱きつくなバカ///」



誰かが誕生日の日はいつもみんなでパーティーをした


ハッピバースデートゥーユー♫

ハッピバースデートゥーユー♫


いろは「おとはお誕生日おめでとお〜!!!」


さとは「ドンドンパフパフ〜!」


おとは「わーい!」


八幡「ほら、ロウソク消していいぞ」


おとは「ふぅー!あれ?…ふぅーー!ふぅー!……パパァ…最後の1個だけで消えないよぅ…」ウルウル


八幡「こらこらそんなことで泣きそうになるなよ。パパがいっしょに消してやる。いくぞ…せ〜の」


ふぅーーー!


おとは「わあ!消えた!」


さとは「おめでとう!」


いろは「おめでとう、おとは」


八幡「おめでとう」


おとは「みんなありがとお!!!」



本当に賑やかな毎日だった

これ以上の幸せはないんじゃないかってほど

幸せな毎日を過ごしていた




さとはとおとはが中学生になった



八幡「聞いたぞ、さとは。また国語と英語が学年1位だったらしいな」


おとは「あの…私も…」


八幡「すごいじゃないか!さすが俺の子だ!」ナデナデ


さとは「…///」



おとは「……。」




この時の俺は本当にバカで最低な父親だった




八幡「おい、おとは!今、何時だと思ってんだこのバカ娘が!連絡もせずにどこ行ってたんだ!」


いろは「心配したのよ…」


おとは「ちょっとカラオケ行ってたら遅くなっただけじゃん…大袈裟なんだよ2人とも。ウザすぎ」


八幡「ウザいだと!?親に向かってなんて態度だ!」


いろは「あなた…声をそんなに荒げないで…」


八幡「母さんは黙っててくれ!おとは!俺と母さんがどれだけ心配したと…」


おとは「だから、それがウザいって言ってんの」


八幡「なっ…!」


おとは「いいじゃん別に。私が遊んでてもパパ達には関係ないでしょ。勉強できないし私。ママとパパはさとはお姉ちゃんだけ可愛がってればいいじゃんか!勉強もできて!優秀なんだし!お姉ちゃんはいいよね〜生まれつき頭良くて!ちやほやされて!………お願いだから私のことはもうほっといてよ!!!」


いろは「お、おとは…」


八幡「お前…!いい加減に!」



パァンッ!!!!!!



おとは「いっ…た………えっ…おね…えちゃん?」


さとは「私に文句があるなら、私に言いなさい。これ以上、お母さんとお父さんを困らせないで」


おとは「わ、私は…!」


さとは「謝りなさい。おとは」


おとは「…………らい」


さとは「おとは」


おとは「みんな大っ嫌い!!!!!」


いろは「おとは!待ちなさい!どこ行くの!」


八幡「……」



また怒鳴ってしまった。

父親ぶって娘のことはなんでもわかってると思い込んで、実際は娘のことをまったくわかってなかった

わからないことについイライラしてしまった


…昔の俺ならすぐわかってあげれていたのかもな

いつの間にか俺は…

俺は親としてまだまだ未熟だった

情けない情けない情けない

本当に情けなかった



さとは「お父さん。話があるの。おとはのことで…これ見てくれる?」


八幡「これは…成績表?」



あの時は…自分の未熟さを本当に反省したよ…



いろは「あのね、おとは。パパもあなたが嫌いだからあんなに厳しく怒ったわけじゃないの…」


おとは「…」


いろは「確かに、お父さん言い過ぎるところはあるわ。でもわかってあげて。本当にあの人は…あなたのことを」


おとは「わかってるよ…わかってるけど…パパと話すと…どうしても…私…パパが怖い…」


いろは「本当は優しい人なのよ…不器用なだけで…」


さとは「お母さん…お父さんって昔はどんな人だったの?」


おとは「……」チラ


いろは「根本的な物は今も昔も変わらないわ。あの人は。そうね…解決にはならないかもだけど、一つ、物語を話しましょうか」


いろは「ある、1人ぼっちだった捻くれた優しい男の物語」






それから数日が経った



おとは「ごめんなさい」


八幡「…」


おとは「パパにママに心配かけて、本当にごめんなさい」


八幡「まったくだ」


おとは「…っ」


八幡「どれだけ心配させれば気がすむんだお前は。もう絶対、ママを悲しませるようなことをするな」


おとは「…ごめん、なさい…ぐすっ」


八幡「………俺も悪かった」


おとは「…えっ?」


八幡「わかってるつもりでいた。だけど、実際はお前のことを全然わかってあげれてなかった。お前を知らぬ間に追い込んでしまった…本当にすまない…」


おとは「パパ…」


八幡「さとはから聞いたよ。最近…数学の成績が上がってるみたいだな」


おとは「っ!」


八幡「俺は数学が超〜苦手だった!だけどお前にはできた!おとは、すごいよ。よくやった…。娘として誇らしいよ俺は」ナデナデ


おとは「パパ…パパァ…うぇ、うえええええええええんパパァアアアアアアアア!!!パパ大好きぃいいいいいいい!!」ダキ


八幡「お、おい!抱きつくな!わかったから!離れろ!」



その日はみんなで焼肉行ったけな

数日ぶりに、みんなの、家族の笑顔が見れたよ




2人が高校に入る頃には、比企谷家に新しい家族が増えた



八幡「お、男の子だ!いろは!男の子だぞ!」


いろは「もう…落ち着いてください。あなた」


さとは「だ、抱っこしていい?」


おとは「わぁ〜!私もついにお姉ちゃんかあ〜!」




俺はどこまでも不器用で、失敗ばかりだけど

これだけは忘れてはいけない

この家族を守れるのは俺だけだ


いろは、さとは、おとは、八郎


お前達を俺はなんとしても守り抜く


まったく…高校時代の俺が聞いたら驚くどころじゃないな。漏らしちまうまである


でもそれが今の俺だ。俺の人生だ。


俺は、本当に幸せな男だ

いろはに、子供達に、感謝してもしきれない


だから、俺は愛する家族を


これからも守り続ける


……………


…………


………


……




おまけ


捻くれ親子の休日



〜朝〜


さとは「(( _ _ ))..zzzZZ」


八幡「(( _ _ ))..zzzZZ」


おとは「友達と遊んでくるねー!」


いろは「気をつけて行くのよ〜」


さとは「(( _ _ ))..zzzZZ」


八幡「(( _ _ ))..zzzZZ」


〜昼〜


いろは「さて、お買い物行こうかしら。八郎は…寝ちゃってるか。ん〜まあ任せますか。たまには」


さとは「(( _ _ ))..zzzZZ」


八幡「(( _ _ ))..zzzZZ」


いろは「行ってきま〜す」


さとは「(( _ _ ))..zzzZZ」


八幡「(( _ _ ))..zzzZZ」


さとは「(( _ _ ))..zzzZZ」


八幡「………( ゚д゚)ハッ」


八幡「んっ…今…何時だ…?」


時計「14時でーす」


八幡「ふむ…わりと早起きしたな…」


八幡「いろは〜。あれ、いないな。ああ、買い物か。おとはは遊ぶ約束があるって言ってたっけな」


八幡「とりあえず…マッ缶飲むか」


八幡「ふぃ〜寝起きの一杯最高だ…」


八幡「…」


八幡「もう一回寝ようかな」


八幡「…」


八幡「よし」






八幡「おい、起きろ。さとは」ユサユサ


さとは「むにゃ…はえ、なに?夜這い?いくらなんでも娘に手を出すなんて最悪だよお父さん」


八幡「もう、昼だバカ。てかお前俺のことどういう風に見てるの?」


さとは「なんだまだ昼か。おやすみ」


八幡「待て待て。もう昼だ。起きなさい」


さとは「昨日遅かったから眠いの…」


八幡「俺は知ってるぞ。遅いどころか寝たの今日の朝だろお前。生活リズム乱れすぎだぞ。パパ健康にはうるさいよ?」


さとは「……なんで知ってるの朝に寝たこと」


八幡「お前、寝る前は必ずトイレに行くからな」


さとは「……お父さんも起きてたんだね。朝まで。生活リズム乱れすぎだよ。もう若くないんだから健康的に生きなよパパ」


八幡「………ゆ、誘導尋問とはやるじゃないか。気持ち悪いとか言わないでくれ泣くから。あと、そのままこれからはパパ♫って呼んでくれていいぞ、そしたら泣き止む」


さとは「気持ち悪いからそれ以上喋らないでお父さん。おやすみ」


八幡「まあ、待てよ」


さとは「はあ…なに?」


八幡「暇だ」


さとは「じゃあ寝れば」


八幡「ゲームでもしようぜ」


さとは「寝かせて」


八幡「頼む」ドゲザ


さとは「こんなに軽い大人の土下座はじめてみたよ…。ああ、もう目が覚めちゃったじゃん」


八幡「よし、ゲームするか」


さとは「なんのゲームするの?」


八幡「ん〜…桃鉄なんてどうだ?1人コンピューター入れて、とりあえずそいつにいい思いをさせてあげる。リア充という設定にするんだ。そいつが幸せ絶頂になったら、あとは2人でボコる。そいつのリア充人生を無茶苦茶にするんだ。そうだな、コンピューターの名前は『葉山』にしよう」


さとは「なにそれ…………おもしろそう」


八幡「だろう?」






八幡「さとは、マッ缶飲むか?」⊃マッ缶


さとは「飲む」


八幡「俺も飲も」


ゲームスタート!


八幡「桃鉄久しぶりだな…よくやったなあ…1人で


さとは「私は先週やったよ。1人で」


八幡「最近どうだ」


さとは「え、なにが」


八幡「学校」


さとは「普通」


八幡「クラスはどうなんだ?なんかいないのか?クソイラつくイケメンとかライオンみたいな怖ーい目をした姉御肌女子とか腐った女とかビッチとか重役出勤する黒のレースとか天使とか後、天使とか天使とかな」


さとは「なにその濃いクラス…。まあそのイケメンならいるけどさ。てか何で天使3回言ったの?どんだけ美少女だったの?」


八幡「いや、戸塚は男だ」


さとは「………………うわぁ」


八幡「引くなよ。マジで可愛かったんだよ…仕方ないだろ」


さとは「ちょっと見てみたいな。その戸塚って人」


八幡「結婚式の写メならあるぞ、ほれ」


さとは「…うわぁ…どっちも女じゃんこれ…ってか結婚したんだ戸塚って人」


八幡「ああ。残念なことに」


さとは「へー。相手の人綺麗な人だね」


八幡「戸塚の方が綺麗だがな。むしろ戸塚にウェディングドレス着せるべきだったまである」


さとは「……ちょっと共感してきた」


八幡「さすが俺の娘だな」


さとは「桃鉄、飽きてきちゃったね」


八幡「そうだな。『葉山』にも、もう100億以上借金させたし、そろそろ許してやるか」


さとは「メシウマだったね」


八幡「ゲーム疲れたな…マッ缶飲も。さとはも飲むか?」⊃マッ缶


さとは「飲む」






八郎「ォ、オギャ!オギャアアアア!」


八幡「え、お、おい!八郎が泣き出したぞ!てかいたのかよ!いろはの奴!なんで八郎置いてったんだ!」


さとは「私達がいるからでしょ」


八幡「どうした〜泣くなよ〜べろべろばあーべろべろばー」


八郎「ウギャアアアア!!」


さとは「キモいね…そら泣くわ」


八幡「う、うるせ。おい、全然泣き止まんぞ。どうすればいいんだよ…」


さとは「はぁ…オムツとかじゃないの」


八幡「おお!なるぼど!」





さとは「本当にオムツだったね」


八幡「オムツ取ったはいいが…どうやって着けるんだ?」


さとは「わかんないよ、そんなの」


八幡「お前女だろ?」


さとは「いや、私は子供産んだことないし」


八幡「当たり前だ!今、何歳だと思ってんだ!許さんぞ!相手は誰だ!」


さとは「落ち着いて。頭イカれすぎだよお父さん。ほら、マッ缶でも飲んで」⊃マッ缶


八幡「おう…すまん。オムツのやり方は調べてみるか…」


さとは「お腹すいた…」


八幡「マッ缶でも飲んどけ」⊃マッ缶


さとは「飲むんじゃなくて食べたいよ…飲むけど」


八幡「朝も昼も食ってないからな。よし、ここはいっちょ、パパが腕をふるおうか」


さとは「やめて、まだ死にたくないから。私が作るよ」


八幡「酷いなお前…てか料理できたのか」


さとは「簡単のならね」


八幡「じゃあ頼むわ。さてオムツオムツ…」






さとは「ハチローは?」


八幡「オムツ変えて、少し子守唄でも歌ってやったらまた寝たよ」


さとは「お、お父さんの子守唄…!?ハチローそれ本当に寝てるの?息してる?」


八幡「さっきから酷えぞお前……さて、いただきますか」


さとは「ど、どうぞ」


σ( ̄~ ̄)もぐもぐ


さとは「ど、どうかな」


八幡「ほーん。普通に美味いじゃないか」


さとは「そ、そう///(よかったぁ〜)」


八幡「母さん、お菓子作りは得意だったが家庭料理は最初全然だったからな。すごいじゃないか、さとは。いい嫁さんなれるぞ」


さとは「…あ、ありがと…(お父さんに褒められた〜///)」





八幡「ごちそうさま」


さとは「うん」


八幡「ふぅ…お腹いっぱいだ。…さとは。マッ缶飲むか?」⊃マッ缶


さとは「うん」


八幡「次は何をしようか」


さとは「ねえ、私、一日中お父さんに付き合わないといけないの?」


八幡「いいじゃねえか。どうせお前外でないだろ」


さとは「でないけどさ…。テレビゲームは飽きちゃったし、やることないでしょ」


八幡「んん〜ならゲームはやめて。ジェンガでもやるか」


さとは「ジェンガ?ジェンガって1人でやるものじゃないの?」


八幡「……………………………………………………………………そうだったな」






八幡「やることねえな」


さとは「じゃあ私、本読んでたいんだけど」


八幡「おお、本か。俺も本でも読むか」


さとは「お父さんって私に似て本好きだよね」


八幡「いやお前が俺に似たんだよ…。本を読みながら優雅にマッ缶を飲む。これぞ至高」


さとは「私も飲む」






八幡「さとはは何読んでるんだ?」


さとは「どっきゅん!男の子を墜とす100のテクニック 大人の魅惑編」


八幡「」


さとは「…冗談だよ。そんな人生の終わりのような顔しないで。気持ち悪いよ」


八幡「し、心臓に悪いぞさすがに…」


さとは「今のは、おとはが読んでた本の名前だよ」


八幡「」






さとは「…ん?」


八幡「どうした?」


さとは「この漢字…読めない…」鞦韆


八幡「どれどれ」ズイ


さとは「お、お父さん。近いよ。臭いよ」


八幡「なあパパ、この場で首吊っていいかな?」


さとは「気持ち悪いからやめて」


八幡「…マジで泣きそうなんだが…。それとその漢字は「ブランコ」だな。お前すげえ本読んでるな」


さとは「カタカナでいいじゃんブランコ…」


八幡「さて、続き、続きっと」パラ


さとは「…」パラ


八幡「…」


さとは「…」


八幡「…」パラ


さとは「…ねえ」


八幡「なんだ?マッ缶のおかわりか?」


さとは「そうじゃなくて。なんでずっと近くにいるままなの?少し肩と肩当たってるんだけど。元の位置に戻ってよ。臭いから」


八幡「お願いだから臭いだけは言わないでもらえます?いいじゃねえか、ちょっとぐらい親子でスキンシップしようぜ。むしろ可愛い娘を抱きしめたいまであるんだぞ」


さとは「通報しなきゃ…!(震え声)」


八幡「やめなさい。冗談だから。震えるな怖くないから。パパ怖くないから。てか…嫌ならお前が離れればいいだろ」


さとは「………う、動くのがめんどくさいだけ///」


八幡「ならこのままでいいな」


さとは「……べつに…いいけど」フイ






八幡「ふぅ…だいぶ読んだな…そろそろ、いろはも帰ってくるかな。おい、さと…



すぅー…すぅー…



八幡「途中からやけに肩が重いと思ってたらいつの間に寝たんだこいつ…」


八幡「…寝顔、母さんにそっくりだな」ナデナデ


さとは「……っ」


八幡「こいつももっと素直になりゃあ可愛げあるのになあ…」


さとは「…」


八幡「俺が言えたことじゃないか…」


さとは「……」ウンウン


八幡「さとは…。俺はダメダメな父親だが、お前を愛してるよ。お前の味方だ。いつでも頼ってくれな」ナデナデ


さとは「…………」


八幡「って…なに言ってんだ俺は…。さとは寝ててよかった…聞かれてたら恥ずかしすぎて今度こそ泣くわ」


さとは「……」


八幡「ふわぁ…俺も…眠く…な…って…きた………な…」


八幡「…」


さとは「…」


八幡「…」


さとは「私も…いつも助けてくれるお父さんが大好きだよ」ボソ



…………


………


……




いろは「ただいま〜」


おとは「お!ママ!」


いろは「あら、おとはも今帰ってきたの?」


おとは「うん!」


いろは「パパに八郎任せたんだけど…大丈夫だったかしら」


おとは「そういえばお姉ちゃん今日は何してたのかな?」



〜リビング〜


ドア ガチャ


いろは「あなた〜ちゃんと八郎のお世話しました…か………あら」


おとは「なななっ!」



八幡「(( _ _ ))..zzzZZ」

さとは「(( _ _ ))..zzzZZ」


いろは「あらあら、本当に仲がいいわねこの2人は。妬けちゃうわ」


おとは「ぐぬぬ…パパと肩を寄り添い合って寝るなんてやるなお姉ちゃん。よし、じゃあ私は今夜パパのベッドに潜り込…」


いろは「張り合わなくていいから…。ほら、おとは。気持ちよさそうに寝てるけど2人を起こして。今日は焼肉よ」


おとは「焼肉!やった!!2人とも起きて起きて!!!」バンバン!


八幡「…んあ…なんだよ…」

さとは「んっ…んん〜……あっ///」サササッ


八幡「うおっ!?」バタン


さとは「近寄らないで。お父さん。比企谷菌がうつる」


八幡「お前も比企谷だろうが…いてて…」


おとは「もう!お姉ちゃんとばっかイチャイチャしてないでこっちきてよ」グイグイ


八幡「お、おい、引っ張るな!」


さとは「イ、イチャイチャなんかしてな…」


いろは「あなた!!!なんですかこのマックスコーヒーの缶の空の数!!あれほど飲みすぎないでくださいと言ったじゃありませんか!!入院したいんですか!?」


八幡「い、いやそれは、全部俺が飲んだわけじゃ…」


さとは「全部お父さんが飲んでたよ。「母さんいないからいいのいいの」とか言って」


八幡「さとはさん!?」


いろは「あ〜〜な〜〜た〜〜!!!!」


八幡「ヒィ!?」


八郎「オギャア!オギャアアア!!」オナカスイタ!


おとは「ママー!ハチローが泣いちゃってるよ〜!どうすればいいの〜!」



喧嘩して、仲直りして、

また喧嘩して、仲直りして、


私達家族はそうやって絆を深めてきた


私はどんなことがあっても最後にはいつも笑顔溢れるこの賑やかな家族が大好きだ

お父さんとお母さんが大好きだ


お父さんは私の憧れだ

お父さんのように

私も人を守れる人間になりたい


お母さんは私の夢だ

お母さんのように

強くて優しい、そんな女性に私もなりたい




八幡「今を…楽しめよ。あと、おとはを頼む」




旅行の日にお父さんから言われた言葉がずっと頭に残っていた。

頼まれなくてもわかってるよ、お父さん。

私はお姉ちゃんなんだから、おとはは私が守る


私も…たぶんおとはも…まだわからないことだらけだけど

最近思うことがある



ちょっとは…前に進んでみようかな



お父さんたちが昔話してくれてもこれだけは全然教えてくれないけど

前に進めばわかる気がしたから


お父さんとお母さんがなにを欲しがり、手に入れたのか




ー完ー




ーーー


いろは「私が絶対、先輩を幸せにしてみせるから」


↑続編です


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このSSへのコメント

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1: SS好きの名無しさん 2015-07-18 21:43:39 ID: PJ4qfubb

お疲れ様でした。これで終わりなんですね。すごく面白かったです! さとはとおとはがほんと可愛かった!さとはの方が個人的には好きなんですけど。
葉山とさとはは、結ばれるのかな•••••?

2: 姫百合咲 2015-07-19 09:52:36 ID: fWn6_hwV

>>1
コメントありがとうございます!
面白いと言われると嬉しい限りです!
さとは自分の中でもメインヒロインです(笑)。もちろん、おとはも大好き!
さとはと葉山は…どうなるのかな…(笑

3: SS好きの名無しさん 2015-07-19 13:35:37 ID: ZmN8kyPg

八幡×いろは好きにはたまらないSSです!!!!
もっと続編というか別の日常も読んでみたいです!

4: 姫百合咲 2015-07-19 21:34:17 ID: HbgbODPS

>>3
コメントありがとうございます!
続編…今のところ予定はないですけど…もし時間があれば…
読んでいただいてありがとうございました!

5: SS好きの名無しさん 2015-07-21 02:15:54 ID: E4dbjmxG

今まで読んだSSの中で1位を争うぐらいによかったです!!もし続編を書いてくれるのならさとはかおとはのその後のエピソードが読みたいです!
いろは好きの自分にはたまらなく良かったです!!

6: SS好きの名無しさん 2015-07-21 19:39:08 ID: K34nKnnt

面白かったです。
ただ、年下に対して激甘の八幡がいろはや子供にキレたりするのかなと思いました。
自分子供いないんで分からないですが、親になったら変わるんですかね…

7: 姫百合咲 2015-07-21 19:58:51 ID: wHUXwIKJ

>>5
コメントありがとうございます!
予定はありませんが…こんなに続きを求めてもらえるとは…時間がある時に少し考えてみようかな…
読んでいただきありがとうございました!

8: 姫百合咲 2015-07-21 20:17:56 ID: wHUXwIKJ

>>6
コメントありがとうございます!
学生時代の八幡ならキレるなんてことはしないと自分も思います。でも、今や八幡は社会に出て、家族を持ち妻や子供達を守らなくちゃいけない。社会は理不尽なことばかりだろうし、八幡も人の子、必死に働いていくうちにいつの間にか自分を見失って子供達にまで当たってしまったんじゃないか…みたいな感じで書きました
わかりにくいですね(笑

9: SS好きの名無しさん 2015-07-22 00:58:38 ID: uZiRVbM_

続編お願いしますなんでもしますから

10: SS好きの名無しさん 2015-07-22 21:34:43 ID: bOb7LQsO

お疲れ様です!本当に面白いSSでした!
続編是非お願いします!
これからも頑張ってください!

11: 姫百合咲 2015-07-23 18:09:52 ID: HI8eaShh

>>9 >>10
コメントありがとうございます!
少し時間はかかりそうですが
書くことにしました
ご期待に沿えないこともあるかもですが頑張ってみようと思います!

12: SS好きの名無しさん 2015-07-25 19:05:06 ID: kagirOJh

そうだ、それでいいんだフッフッフ

13: SS好きの名無しさん 2015-07-30 19:41:06 ID: v_FPeVMb

お願いします続編を…


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1: SS好きの名無しさん 2015-07-18 21:44:50 ID: PJ4qfubb

いとをかし

2: SS好きの名無しさん 2015-07-19 07:35:11 ID: AFE0bBsK

これはおすすめ

3: SS好きの名無しさん 2015-07-19 22:39:00 ID: YleeZsKz

オススメ

4: SS好きの名無しさん 2015-07-20 00:31:31 ID: y8RKIFSq

読んでて心が温まります(^○^)
とても面白かった!
いろはSSでは間違いなくトップだな

5: SS好きの名無しさん 2015-07-23 01:01:49 ID: _IG0smVc

とてもおもしろかったです

6: SS好きの名無しさん 2015-07-30 20:29:11 ID: v_FPeVMb

おもしろい以外になにがある?

7: SS好きの名無しさん 2016-10-18 23:23:57 ID: pnrcJY7_

ちょーおもしろい


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