みずき「えっ、先輩がもうあまりながくはない?」
みずきのssを書きたい一心でかきました、最近はSSを読むことが少なくなってしまったのであまり自信はないです(-∀- )
パワプロ君が認知症に!余命宣告も受けてしまい、みずきに告白することになるが…
みずき「えっ、先輩の命が長くない ですって!?」
パワプロ「…うん。」
みずき「…つくならもう少しまともな嘘を付くのね」
パワプロ「…ごめん、みずきちゃんこれは嘘ではないんだ」
みずき「嘘よ!だって先輩はこんなにゴキブリのようにピンピンしてるじゃない!」
パワプロ「…う、うんでも本当なんだ…」(ご、ゴキブリ?)
みずき「なら!診断書見せて見なさい!そんなヤブ医者の診断なんて当てになら無いわ!」
ピラッ
みずき「医者の名前は…ダイジョーブ博士…?聞いたこともないわね?で、病名は…」
みずき「アルツハイマー症候群?そんなのうちの橘財団のお抱えの医者がなんとか…」
パワプロ「治らないんだよ!みずきちゃん!!アルツハイマー症候群は現代医療を持ってしてもダメなんだ!」
ビクッ
みずき「そ、そんな…」
みずき「…で、余命は?」
パワプロ「…1年半」
みずき「一年半って!すぐじゃない!!」ガスッ
パワプロ「ぐふぅ。み…みずきちゃん!い、いちおう病人なんだからあまり乱暴にしないで…」
みずき「あ!ごめんなさい…」
みずき「…で、どんな病気なの?それ」
パワプロ(有名なのにしらないのか…さすがはみずきちゃん…)
パワプロ「この病気はね、みずきちゃん、新しい記憶からどんどん忘れて行く…いや、失われていって最後には死んでしまう病気なんだよ…」
みずき「そ、そんな!ムチャクチャな病気があるわけ…」
パワプロ「残念だけど…あるんだよ、みずきちゃん…」
みずき「…」
パワプロ「今は薬で安定しているけどいつ、忘れ始めてもおかしく無いんだ…だから…だから…」
みずき「忘れるってなによ…!私や聖、あおいやチームメイトの友情まで忘れるっていうの!?」
パワプロ「…俺だって、俺だって!みんなのこと忘れたくないさ…でも、でも…」
みずき「もう覆らないのね?」
パワプロ「…」コクッ
みずき「…?でもなんで私にだけそんなことを教えてくれるの?まず、チームメイトに教えるべきでしょ?」
パワプロ「…みんなにはあまり心配かけたくなくて…」
みずき「だからって!私には心配かけていいって理由にはならないでしょ!?なんで私なの?それなら知らない方が良かった!!」ポロポロ
パワプロ「聞いてくれ!みずきちゃん!」
みずき「嫌!そんな話ききたくない!先輩のバカ!!」
ダッダッダ
パワプロ「あ!みずきちゃん!!」
パワプロ「行っちゃった…」
パワプロ(まだ、なにも伝えられてないのに…)
パワプロ(…また言いそびれちゃったな…)
ガチャッ
パワプロ「!!」
聖「…今の話は本当なのか?先輩、冗談が過ぎるぞ…」
パワプロ「聖ちゃん…きいていたのか…」
聖「…うむ。」
矢部「ごめんでやんす。オイラが教えたでやんす」
パワプロ「!!矢部君!?だれにも言わないでくれといったのに!!」
矢部君は一緒に具合悪いから二人で診断を受けに行っている…そして結果を彼は知っていた
矢部「ごめんでやんすでも…」
矢部「伝えなきゃいけない相手だと思ったんでやんす…」
パワプロ「どういうことだ…?」
聖「先輩!」
ダキーー
パワプロ「…」
矢部「オイラはここらで失礼するでやんす」
聖「先輩…!私は先輩にいつまでも生きていて欲しいぞ…」ポロポロ
パワプロ「…聖ちゃん…」
聖「私とバッテリーとしてプロに行きたいとまえに話していたあれは嘘だったのか?」
パワプロ「俺もそうありたいよ…でも本当なんだ…もう変わらない…」
聖「うそだ!うそだ!うそだ!うそだ!うそだ!!そんなの嘘だ!ぱわぷろ先輩はいつもの先輩でいてくれ!」
聖「私の知っているいつもマウンドで威風堂々といつも全力でプレイしてるぱわぷろ先輩に戻ってくれ!じゃないと私は…私は…」エッグ、エッグ…
パワプロ「…ごめんね、聖ちゃん…」
聖「嫌だぞっ!!先輩!!今だから言うが、私は先輩のことがずっと好きだったんだ!そんな先輩をこのまま死なせたくない!もっと話したい!」
聖「まだ話してないこと!したいことまだたくさんあるのにこんなところでお別れなんて嫌だ!」
パワプロ「聖ちゃん!」
聖「せめて!せめてパワプロ先輩の支えにならせてれ!先輩の最後まで付き添える付き人にしてくれ!」
パワプロ「…聖ちゃん、ごめん、それはできない…俺は聖ちゃんの気持ちに答えられない…ごめん…」
聖「…そうか、そうだよな、私ではダメだ、先輩の力にはなれない」
聖「私はもう生きる資格なぞ…」エッグ
パワプロ「それは違う!聖ちゃんは今でもこうしてバッテリーとしてちゃんと今まで俺を支えてくれたじゃないか!恋人としては難しいけど、バッテリーとしてならだれにも負けない絆が聖ちゃんとにはある!
そういう支えも俺には必要だ!」
パワプロ「だから…自分が必要ない、生きる資格なんてないなんて言わないでくれ!」
聖「…!!?」
聖「…先輩はずるいぞ」
聖(そんなこと言われて諦められる女子なんていないぞ…)
聖(でも、きっとこの先パワプロ先輩を本当の意味でささえられるのは私ではないのであろう。ならば、私にできる範囲でできるだけの先輩の支えになりたい…)
聖「…わかった、先輩は自分の信じるもののために病気と闘ってくれ、このことはチームメイトには伝えないでおく…」
パワプロ「ありがとう、聖ちゃん」
聖「じゃぁ、また明日だ先輩、明日になって今日のことを忘れたなど言わせないからな?」
パワプロ「…あぁ、ずっと大切に覚えておくよ」
パワプロ(1日に2人も女の子を泣かすなんて最低だな…)
みずき「そして時は経ち、私は仲間には言わなかったが、先輩は野球の技術ですら、徐々に忘れて行ってしまった」
みずき「そして彼は自分の置かれている立場を話した」
みずき「この年の夏がおそらく彼にとっての最後の時で有ることを」
みずき「あおい先輩はなにも知らなかったので勿論、色々怒っていたが何処か寂しそうだった」
みずき「そして彼はついに高校での記憶を忘れ始めた、今ではお隣さんの矢部君が一緒じゃないと通学もままならないらしい」
みずき「問題は毎日自分の書いたメモに自分の置かれている状況を諭されてきっと、多大なストレスを感じているはずなのにいつも変わらず、名前も思い出せない仲間と野球をする彼だ」
みずき「私たちは中学から同じだったがもはや忘れられるのも時間の問題で有ることを」
パワプロ(このままだと死んじゃうのだろうか?それなら最後にみずきちゃんに思いを告げるべきかな?いや、もう振られたんだ、俺にはなにもする資格はないだろう…)
あおい「…?どうしたのパワプロ君…悲しい顔して…」
パワプロ「ん…いや…ちょっと考え事を…」
あおい「まさかまた、病気のことを…」
パワプロ「違う違う!!そうじゃなくて、もっと大切で、言葉にできないけど、こう、一緒にいたい人がいたらなーって」
あおい「…そんなものとうの間にいるじゃない!ここに!みんなパワプロ君に勇気をもらって同じ目標目指し苦楽をともにした」
あおい「そんな仲間がいつでもあなたのそばにいるんだよ?パワプロ君は幸せ者だとボクは思うけどなー」
パワプロ「…そうだね、本当にそうだ…」
パワプロ「でも、違うんだ…もっといつも、そばにいてくれる、残りわずかな時間を、その人といたい…そんな、感じの何かなんだ…」
あおい「…それはつまり最後を付き合ってくれる恋人とみたいなもの?」
パワプロ「…そう…かも、しれない……いやそうだな」
あおい「…そっか、そんなこと考えてたんだ、きっと優しい君は、いつも毎日忘れる記憶を繰り返して、自分のメモした現実に苛まれても、ずっと堪えて決してだれにも、悟られまいとしていた…」
あおい「でも、どうせもう長くはないのなら、その最後の時間くらいたとえ忘れても好きな人にそばにいて欲しいってことなのね…」
パワプロ「…」コクッ
あおい「…そっか、 まぁそうだよね…ボクもきっときみと同じ立場ならきっとそうしたと思う」
パワプロ「…でも、もうそれもダメだろう、多分もうそれもできない。まえに話してたらしいんだ…俺はそのことを本人に…でもそれは叶わなかった、メモにはそう書いてあったよ…」
あおい「…そんな……、な、ならパワプロ君はそれを毎日同時知っても尚、これ以上心配はかけないようにしていたってこと!?」
パワプロ「そう…なんだろうな…ごめん、こんなこと急に言ったりして…」
あおい「ううん!!ボクは全然大丈夫!!だけどパワプロ君はこのままでいいの?」
パワプロ「よく…ないさ、なにも知らないのに悔やみだけは有るんだから」
あおい「…その好きな人って教えてくれもいい?できればメモも」
パワプロ「…えっ?でも…」
あおい「…いいから、ボクにだけ、だれにも言わない!だからボクだけに教えて…」
パワプロ「…わかった俺の好きな人は…」
あおい「…それって本当なの?」
パワプロ「あおいちゃんに嘘はつかないよ」
あおい「そう…だよね、うん、そうだね…」
あおい「でも、多分そのメモを見た感じ、多分それ、みずきにちゃんと伝わってない!」
パワプロ「…えっ。」
あおい「だっていうまえにみずきがいなくなっちゃってるでしょ?それならまだ知らない可能性が高い!」
パワプロ「いやでもそんなのみずきちゃんが知らないだけでそれを了承してくれるなんて…」
あおい「あーもぅ!しゃっきりしてよ男でしょ?昔から鈍感なんだから!いいからみずきにあって自分の伝えたいこと全て伝えなさい!」
パワプロ「わ、わかった!俺、行ってくる」タッタッタ…
あおい「全く、、、」
あおい「…」
あおい「もぅ行ったよね…?もうこらえなくてもいいよね?」
あおい「ぅっ…ぇっぐ…行かないでよ…パワプロ君、ボクを選んでボクとそばにいてよ…」ポロポロ
あおい「こんなところでお別れなんてボク嫌だよ…」エッグ
ガチャ
聖「あおい先輩…」
あおい「ぅっ…ぅっ、ひじり…。」
聖「…今だけは胸を貸そう、今は…今だけは弱くなってもいいんだぞ先輩」
あおい「ぅん…ありがとう…じゃあ甘えるね…」
あおい「ぱわぶろぐぅ〜ん!!!」ウェーン!!」ギュッー
聖「…」ナデナデ…
あおい「嫌だよ!!!行がないでよ!!ずっと一緒にいでよぉ」
聖「ぅっ、ダメだな、私はもう泣かないって決めたのに…あおい先輩、ごめん私ももうダメだ…」
この日、部室には少しの間二人の少女の泣き声が鳴り響きましたが幸い、聞いた人はいませんでした
パワプロ「急がなきゃ、このことも忘れてしまう!!」タッタッタ
矢部「パワプロ君!」
パワプロ「矢部君!?どうしてここに?!」
矢部「さっきの場所にたまたま来てたでやんす!オイラも男でやんす!パワプロ君、第一みずきちゃんがどこにいるか知ってるでやんす?」
パワプロ「…知らない…!」
矢部「なら、オイラが連れて行ってあげるでやんす!」
パワプロ「!!ありがとう!矢部君!」
矢部「親友とし当然のことでやんす」(あれ、みずきちゃんどこにいたでやんすかね?)
パワプロ「ありがとう…きみだれだっけ?」
矢部「ひどいでやんす!」
矢部「とりあえずそんなことよりみずきちゃんのところへいくでやんす」(多分投球練習でやんすよね?)
タッタッタ
パワプロ「いた!みずきちゃーん」
みずき「えっ?パワプロ先輩…?」
矢部「本当にいたでやんす!??」
パワプロ「っえ?」
みずき「…パワプロ先輩とそっちはだれだったかしら」
矢部「ひどいでやんす!オイラは…あれ。だれでやんしたっけ?」
矢部「まぁいいでやんすお邪魔虫はここいらでお暇するでやんす」
ビューコテッ…ピュ、ピュー…
みずき「結局だれだったのかしら、あいつ」
パワプロ「さぁ、、、」
みずき「で、私に何か用?練習あるからできるだけ早めに済ませてね」
田中(捕)「あれ、中断するのか?」
みずき「あら、田中くんあなたごときが私にくちごたえするのかしら」
田中(捕)「すみませんっしたー!!!すぐプリン買ってまいりますので御許しを!」
みずき「いい心がけね♪早く行きなさい?裂くわょ?」
田中(捕)「イエッサー!ボス!」
ビュー
みずき「…二人だけにしてあげたゎょ…ここまで私にさせたんだからつまんないないようだったらいくら先輩でもどつくわよ?」
パワプロ「その、みずきちゃん…実は…」
みずき「なによ、男ならシャキッとしなさいよ!」
パワプロ(そうだ…本当にそうだ…そのために聖ちゃんやあおいちゃんに勇気をもらったんだ、覚悟を決めたんだ…)
パワプロ「みずきちゃん、本気でいうからちゃんと聞いて欲しい」
みずき「な、なによ改まっちゃって…」
パワプロ「みずきちゃん!」ギュー
みずき「っな///ちょっ、いきなりなにすn…」
パワプロ「俺はずっと前から!多分始めてあったときからきみのことが好きだったんだ!」
みずき「…」
パワプロ「残り少ない俺の人生をみずきちゃんとの時間で過ごしたいんだ!この気持ちに嘘はない!みずきちゃん!お願いだ!俺と…俺と付き合ってくれ!!」
みずき「…本気なのね?」
パワプロ「あぁ、もちろん…」
みずき「……」
パワプロ「みずきちゃん?」
みずき「バカ…!いうのが遅いのよ…いつまで待ったと思ってんのよこのバカ!」ゲシッ
パワプロ「ぐふぅ…ご、ごめん…」
みずき「もう、わたしがあなたといられる時間も後少しなのよ?もぅ…ほん…とっぅ…に、遅ずぎるよー」ポロポロッ
パワプロ「ごめん…でも、これからはずっと、最後までいられるから…ね?」ナデナデ
みずき「ぅん……私にここまでさせたんだからあなたにはこの先毎日いやってほどこきつかうから覚悟なさい!」
パワプロ「あっ、待遇は今と変わらないんだ…」
みずき「…もちろん恋人として…よ」ボソッ
パワプロ「? 何か言った?」
みずき「なんでもない///さぁ、明日はデートだから!忘れたり遅刻したりしたら怒るからね!!?」
パワプロ「ぜ、善処します…」
みずき「じゃ、じゃぁね、またあし…」
パワプロ「みずきちゃん!!」
ギューッ
みずき「えっ///なn」
チュッ
みずき「!!!!」///////
みずき「…」
パワプロ「…いやだった?」
みずき「いや…なわけないじゃない!私のファーストキス奪ったんだから責任取りなさいよね!」
パワプロ「うっ、病気だから保証はできないけどがんb…」
チュッ
みずき「…だから、お返し…ね?」///////
パワプロ「…みずきちゃん////」
この後二人は実にマウンドのど真ん中に抱擁とキスを10分に渡り繰り返したものですから、周りからは冷やかしや罵詈雑言様々飛びましたが二人には意識に入らなかったようでした…
聖「…先輩、どうにかうまくやれたらしいな…」
あおい「うん…」グスッ
矢部「行ってあげないでやんすか?」
あおい「ぅうん、残念だけど今のボクたちに行く資格はないよ…」
聖「それに、こんな目を晴らして、合わせられる顔がないぞ…」
あおい「………で、なんで女子更衣室に矢部君がいるのよ!!」
矢部「あれ、ここ女子更衣室だったでやんすか?」
あおい「聖、汚物は消毒しなきゃね?」
聖「そうだな、部の風紀に関わる」
<ヤンス---
田中(捕)「あれ、今なんか聞こえたか?」
雑魚プロ「さぁ…」
次の日、某テーマパーク
みずき「さ、財布(こう書いてダーリンと読んだ)次はあっちに行こ♪」
パワプロ「まっ、待ってよみずき!ちょっとは休もうよ〜」
みずき「だ〜め、先輩は私だけの先輩なんですから♪」
パワプロ「…ありがとうね、みずきちゃん…」
みずき「…いまちゃん付したでしょ」
パワプロ「………」
みずき「お詫びに帰りのパワ堂のお金もパワプロ君持ちで〜♪」
パワプロ「そ、そんな…」
みずき「さぁ!今日は遊び尽くすわよー!!」
パワプロ「ま、まぢですか…」
みずき「あったりまえでしょー?どっかの誰かさんがいてくれる時間は限られてるんだから!」
パワプロ「…お、お手柔らかに……」
みずき「先輩♪」
パワプロ「うん?」
みずき「好きですよ!せ・ん・ぱ・い♡」
パワプロ「…!うん!俺もだよ!みずきちゃん!」
この日二人はとことん遊び尽くしました、それはそれはだれもが羨むような、時間だったそうです。
あおい「ぅ〜パワプロくんたのしそうだなぁ〜」
聖「こら、あおい先輩、しっかりやってるか見に行っておいてそれはないと思うぞ?」
美代「そうですよ〜邪魔は良くないですよー?」
あおい「うー、だって〜」
美代「私をお二人のボディガードとして呼んだときはどういうことかと思いましたが、尾行のナンパ除けなら仕方なかったですけど、嫉妬女性の防衛まではミヨちゃん頼まれてませんよー?」
聖「そうだぞ、先輩、もぅ53人から守ってくれたんだぞ?流石にもぅ諦めよう」
あおい「うっ…」
美代「あーぁどうせこうなるんならミヨちゃんも、パワプロくんに、告白しておくべきでしたね〜」
あおい・聖「「えっ…」」
そして付き合い始めてわずか4日目、、、
パワプロ「…みずきちゃん、いつか話さなきゃいけないであろうから今、言うね…俺にはもう本当に時間がないんだ…先生の話では多分…後1ヶ月持てばいい方らしい」
みずき「……っえ?」
パワプロ「そこで、先生が提案してくれたんだ…。意識は残って忘れなくなるが、代償として植物人間になるらしい、もちろん言葉は話せない、これは俺の一存では決められない…みずきちゃん!俺はこの決断をみずきちゃんに任せたい!お願いだ!決めてくれ!」
みずき「なによ、それ…そんな残酷な決断を私に任せて先輩は逃げようっていうの!?私そんな先輩嫌だよ!?」
パワプロ「…ごめん…みずきちゃん…」
みずき「いやだけど…それでも先輩がいなくなるのはもっと!いや!でも、パワプロ先輩はそれでいいの!?1ヶ月あれば最後の夏の大会、出られるんでしょ?」
パワプロ「…そうだ、たしかにでられる…けど、みずきちゃんを残して死ぬよりはずっといい!お願いだ!わかったくれ!」
みずき「そんなこと…急に言われたって、私…わかんないよ…これは私だけでも決められないゎ…チームのみんなにも話していい…?」
パワプロ「…あぁ、わかった…」
そして、放課後部室でミーティングをすることになりました
あおい「えー今の感じでまえの試合での反省点を生かして練習を…」
みずき「…部長、ちょっといいですか?」
あおい「どうしたの?みずき?いつもミーティングなんてサボるか寝てるかしてないのに」
みずき「うっ、…ってそんなことよりみんなにどうしても伝えなきゃいけないことがあるんです…」
あおい「…わかったよ、じゃぁ話して」
みずき「ありがとうございます」
聖(?みずきらしくないな…そんなこと言うの…)
みずき「…パワプロ先輩がもう、長くないのはみんな知っていると思う…そこで先輩は私だけに、こう聞いてきました。植物人間になる代わりに生き残るかそれとも、後1ヶ月の命を、みんなとの大会で過ごすか」
みずき「…それを決めて欲しい、そう聞いてきました…しかし、そんなこと私だけでは決められない…これはチーム全体の問題だと…それでみんなにも聞きます」
みずき「植物人間になっても意識はあるらしいんですが話すことも動くこともできない先輩か、それとも、最後の苦楽をみんなと過ごす仲間か…」
パワプロ「どうか俺に教えて欲しい!逃げるみたいでかっこ悪いけど、どうか決めて欲しい!」
ザワザワ…
矢部「……そんなの決まってるでやんす、オイラは延命に一票でやんす」
パワプロ「ダメガネ…」
みずき「牛乳瓶底ダメガネ…」
矢部「 ∑(゚Д゚)」
雑魚プロA「そうだなクソメガネの言う通りだ」
聖「そうだぞまだ先輩には生きてもらわないと困る」
あおい「ボクはちょっと()」
ミヨちゃん「そうですよー、パワプロ君とみずきちゃんはまだ付き合い始めて日も浅いんですから〜」
雑魚プロ「リア充は早々に爆破させなきゃなw」
パワプロ「ありがとう…みんな…(矢部を除いた)」
あおい「…もう、仕方ないなー、ゆっくりプロに行って待っててあげるから早めに直して必ず…来るんだよ?」
あおい「植物人間になってもその状況でもきっときみなら帰ってくる、そう、信じてるからね?」
聖「帰ってこなかったらひどいぞ?先輩」
パワプロ「あぁ、そうだな…必ず帰ってくるよ!きっとみんなとまた野球をしに!」
みずき「じゃぁ、病院に、行きましょうか…他に来たい人はいる?」
みんな(ここは2人だけにしよう)
矢部「ならオイラもいくでやんす、パワプロ君とは親友でやんすから」
パワプロ「レインボークソメガネ…」
みずき「わかった、行きましょう!」
ダイジョーブ博士のダイジョーブ病院
ダイジョーブ「oh…君が例のぱわぷろ君デスネ?」
パワプロ「はい…」
ダイジョーブ「…ここに来たと言うことは覚悟を決めたんデスネ?」
パワプロ「そのために来たんですお願いします!先生」
ダイジョーブ「…ワカリマシタ私も全力で貴方ノ治療にあたりマショウ」
みずき「先輩…最後に意識の有るうちにお願い、していい?」
パワプロ「…いいよ、俺にできることなら」
みずき「キス、して…」
パワプロ「…わかった」
ダイジョーブ「oh…ふしだらデース、効果音なんて読者ニハ聞カセられナイデース」
みずき「ん、ありがと、先輩!頑張って!」
パワプロ「頑張るさ、みずきのためにも」
ダイジョーブ(oh…目ノ毒デス)
矢部「オカズでやんす」シコシコ
※普通のキスなのデスが二人が勝手に大袈裟に言っています
パワプロ「じゃぁお願いします!」
その言葉を最後にパワプロからの聞く声は途絶えた
施術自体は完全な成功だったがやはり、植物人間になってしまったらしい、しかし博士は妙な言葉を残していた
曰く、いまの彼ならきっとみんなが話しかけ続けたらもしかしたらその記憶や体が治るかもしれない…と
尚、話は変わるが矢部くんとみずきちゃんもこのとき健康診断を受け、みずきちゃんはなんともなかったのだが…矢部君は末期の肝臓ガンが見つかった、なんでも手遅れだそうなので余命は1年10ヶ月とのこと、割と長かったのでダイジョーブ博士は彼をゴキブリと称えた
みずき「この後、パワプロ先輩のお世話は私がすることになった車椅子に乗せ、よくグラウンドに連れてきた、もちろん1日でも早く治ってもらうためだ、私たちが練習している間はゴールデンクソメガネにボールの注意をさせて」
みずき「せんぱ〜い、私は貴方のために大会を約束する!だから先輩も早く治りなさいね!」
聖「こらみずき、先輩はいまご病体なのだぞ?たとえ言葉でも優しくするべきだ」
みずき「…わかってるわょ早く治ってね、先輩…」
聖「私も頑張るから必ず治るんだぞ?先輩」
あおい「ボクも頑張る!だから私の最後の大会!期待しててね!あと、早く…体直すんだよ?約束したんだからね?絶対だよ」
パワプロ「…」ニコッ
ヨミちゃん「あっ、いま笑いましたねー」
あおい「あ、私に笑ったんだよー?いま」
みずき「なにいってんわたしに決まってるでしょ?」
聖「なにをくだらないことで言い争っている二人とも、私に決まっている」
ワーッギャーッ
ヨミちゃん「おかしな人たちですね〜私に決まっているのにーねーパワプロくんー」チュッ
み・聖・あ「「「な//なーー///」」
みずき「な、何かってに人のダーリンにチューしてんのよみよちゃん!いくらミヨちゃんでもゆるさないよ!?」
ミヨちゃん「えー。いーじゃないですか減るものでもありませんしー」
聖「そうだぞ!まだ私でもしたことないのに!」
あおい「そうだよ!ボクだって!」チュー
聖・みずき「「なーー!なーーー!!!!」」///
聖「ええいこうなったら私も先輩に」チュ~~
みずき「なー!!あーもー!消毒よ!消毒!」チューーーーーーー
ミヨちゃん「えーズルいですー私は少しの間だけでしたのにみなさん長いんですもんーなら私はもう一回」
この後練習そっちのけでなぜかパワプロ君のチューの質量と回数でもめにもめてチュー大会に発展したんだとかしてないんだとか
ちなみにあおい先輩の最後の夏の大会ですが団結力が高まり優勝をあと一歩のところまでいったものの暁大付属に惜しくも敗退、聖タチバナ高校は惜しくも2位になった、
その後あおい先輩はドラフト4位でマリーンズに入った
しかしあおい先輩の最後までパワプロが体が治ることはついに叶わなかったが言葉をほんのわずかだか喋るようになった
みずき「今日は先輩の好きだった丘に来ましたよ?本当、ここってなんにもないけど落ち着くのよね…なんか不思議なところだね…」
パワプロ「…ぅ」コクッ
みずき「思い返せばここで一度だけくだらない理由で投球勝負なんてしましたね懐かしいなー、あんときはお互いむきになって投げてましたねー」
パワプロ「…」
みずき「あのときはわざと先輩が私のために負けてくれたんですよね?知ってましたよ?」
パワプロ「…ぅっ、」
みずき「やっぱりw変わらないなー先輩は、いつの間にか私なんか超えていたはずなのに私のためにわざと手を抜いて練習してでしょ、それにはなにクソって思って先輩より練習を多くして…」
みずき「いつしか先輩を超えることを夢にしてたのが、いつの間にか気づいたら好きになっている自分もいて…」
パワプロ「…」ポロポロ
みずき「…泣いてるの?先輩」
パワプロ「…」フルフル
ポロポロ
みずき「嘘なのわかってるんですよ?先輩」
みずき「………やっと思いが通じたと思ったらこんな形でまた、話せないんですもんね、こんなことなら、ずっとまえからもう少したくさん話すんだったゎ」
みずき「ほん…と……なんでこうなっちゃったのよ…先輩………」ポロポロ
パワプロ「…ナカ…なぃ…で」
みずき「…っえ?」
みずき「先輩、いまことばを…」
パワプロ「なか…ない…で…みずき」
みずき「!!?」
パワプロ「ぉレも…がん……ばる……から…」
パワプロ「だから……おね…がい…泣かないで…わらっ……て…ね…?」
みずき「…」
みずき「そうだよね、パワプロがこんなにも頑張ってるんですもん、私が負けちゃダメよね!頑張れ私!頑張れダーリン!」
あおい、卒業式
あおい「じゃぁ、先に行ってるよ?あんまり遅いと怒るからねパワプロ君」
パワプロ「ぅっ、……が…んば…るょ…」
あおい「ぅん!そのいきそのいき!じゃぁ…後のことは任せたよ?みずき、聖、ミヨちゃん、そして新しい後輩の雅君!」
みずき「任せておきなさい!余裕よこんなの!ねーダーリン」
パワプロ「ぅっ」フルッ
聖「私も頑張るぞ!先輩のために!だから一緒に甲子園の土を踏もう!先輩」
ミヨちゃん「えー私のダーリンにですよー?」
みずき「そんなわけないでしょいくら先輩でも怒りますよ?」
ミヨちゃん「むー」プクーッ
小山 雅「ぼ、僕はなにをすれば…」
あおい「頑張ればいいんだよ!期待の新人なんだから!」
雅「! が、頑張ります!」
あおい「そのいきそのいき」
あおい「じゃぁ、次の、部長よろしくね?ミヨちゃん!」
ミヨちゃん「ミヨちゃん了解デスー」
聖・みずき((不安だ…))
その年の春予定よりはやく矢部君が死にましたがだれも葬式に行かなけれはだれも葬式を開きませんでした。
そしてその年の8月パワプロ君は長い時間をへて言葉が完全に話せるようになり治ったのですが…
パワプロ「か、からだが動かない…」
みずき「頑張れ先輩!って…1年も動かなかったら筋肉が衰えるのも当たり前か…とりあえず経過の報告に博士のところに行かなきゃ…」
ダイジョーブ「oh…本当ニ治リヤガッチマイマシタカー」
パワプロ「これからどうすればいいですか?先生俺はもう野球はできないんですか?」
ダイジョーブ「んー、それはナイデスが、高校生のトキハ諦めた方が良さソウデスネー」
みずき「そ、そんな!」
パワプロ「…」
ダイジョーブ「タダ方法が0というワケデモないデースデモ成功率はさほど高くハナイデスよ?」
みずき「できる!パワプロ君ならきっと、アルツハイマーすら打ち破った私自慢の彼氏だもん!」
パワプロ「みずき…」
パワプロ「…わかりました、その手術、受けます!」
ダイジョーブ「…キミナラそう必ズ言ってクレルと思っテタデース」
ダイジョーブ「では、今すぐやるデース」
みずき「えっ、今?」
ダイジョーブ「そうデース他に患者もいないデスし、」
みずき(…それってお客が来ないってことよね?死んだからとかでなく…)
パワプロ「大丈夫、必ず戻ってくるよ」
みずき「先輩…」
ダイジョーブ「呼びマシタ?」
パ・み「「呼んでない!」」
…この後無事手術を終え、練習にも戻れるようになったパワプロは特別に2年にして留年をしたが、理事長の意向により部活動への存続は許された
パワプロ「…まさかみずきや聖ちゃんミヨちゃんと同じクラスになるとはね…オマケに雅ちゃんは飛び級してくるしミヨちゃんは俺と同じく(頭脳的に)留年だし…」
みずき「…うちのおじいちゃんが勝手にね…なんでも面白そうだからとか言ってたゎ…」
聖「先輩、お帰りなさいだぞ!」
ミヨちゃん「お帰りなさいだぞーダーリーンー♪」ギューッ
パワプロ「」
聖「なーー!!」
みずき「うちのダーリンになにしてんのよミヨちゃん先輩ー!」
聖「なら私も!」ギューッ
みずき「聖まで!?いいからはなれな・さ・いー」
ミヨちゃん「そうですよーはなれてくださいーひじりんちゃんー」
聖「なにいってるんだ先輩、先輩こそ私のだーりんから離れるのだ」
パワプロ「正直、俺の記憶が消えて行っていたときになにが起きたのだろう今になって不安だが、これはこれで楽しいのでとりあえずみんなとは今のまんまだ」
この後パワプロたちは甲子園優勝を収め、ドラフトを1位と2位でパワプロとみずきちゃんが目ハムへ、
4位と6位でミヨちゃんと聖がマリーンズへいったのだった…
ちなみにパワプロとみずきは入団8年で入籍した
パワプロ能力
156kh
スタB
コンC
スラープ4
ドロップ5
マリンボール5
クレセットムーン7
スプリット2
フォーシームストレート「サイドスロー」
ツーシームストレート
不屈の魂、強心臓、ノビ◎、驚異の切れ味、リリース○、クイック◎、牽制○超尻上がり、奪三振、低め、バント封じ、内角、球持ち、クロスファイアー、緩急、調子安定、怪物球威、勝利の星
となった
バッター能力は
弾道4
ミートC
パワーB
走力D
肩力S
守備C
捕球C
チャンス○広角打法、ローボールヒッター、アーチスト、レーザービーム、プルーヒッター、バント職人、鉄人
センス○
いいやつ
モテモテ…
オマケ。矢部が早く死んだ理由
矢部「オイラ、もうあと何年も生きられないでやんす」
矢部「どうせ死ぬなら気持ちを伝えるでやんす!」
矢部「あおいちゃーん」
あおい「? なに?」(だれだっけこのメガネ)
矢部「オイラあともうすぐ死んでしまうでやんす」
矢部「だから死ぬまえに、あおいちゃんと最後をともにした…」
あおい「死ね」
矢部「えっ?」
あおい「死ね」
矢部「だか…」
あおい「死ね」
矢部「オイr」
あおい「死ね」
矢部「といっ…」
あおい「死ね」
矢部「やらせ…」
あおい「近寄るな汚物」
バコーン
(矢部君の玉が入れ替わりました…)
お疲れ様です、過去最大の文字数になってしまったデス(-∀- )まとめとかに入らないかなーと野望を募らせてるですw
矢部www
>>1
彼の運命です…あきらめましょう…笑
イイハナシダッタノニナー(´;ω;`)
さらば 矢部···
ちなみに矢部くんが早く死んだ本当の理由は単に、書いてて飽きたからです
矢部くん(笑) 君のことは きっと 忘れるまで 忘れない
矢部くん推しキャラなのに (:~:)