ガンダム好き(にわか)が幻想入り:1
原作崩壊ありますね多分。
あと結構ネタあるかも。
これじゃタイトル詐欺も良いとこだぞ……。
短いです。初投稿です。ガンダムはそのうち出ます。
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?「へえ、貴方面白い能力を持っているわね。」
?「……ん?」
学校帰りに金髪ロリ美少女に良く分からない事を言われた。
?「私はゆかり。どう?私の世界に来てみない?」
……親はどこだろうか。見た目小学校中学年と言った所の子が、中々重度の厨二発言をしているこの事実。俺が親だったら泣くぞ。
まあ、とりあえず付き合ってあげるか……。
?「うん。君の世界に行ってみてもいいよ。ところで親は……」
ゆかり「決まりね。じゃあ……失礼♪」
そう言った少女の手が伸びてきて……………
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?「……それで、気がついたら倒れてたと。」
?「はい……そうっす。」
俺は神木透。しがない高校生だ。
そんな俺は今、神社で女の子と二人きりでいる……。
何故かって?
トオル「……俺にもさっぱりだぜ。」ヤレヤレ
?「突然何言ってるのよ……。」
怪訝そうな表情で言ってくるのは、ついさっき出会ったばかりの女の子。名前は……霊夢、のはずだ。
霊夢「何?人の顔をじっと見て。」
トオル「いや失敬。」
年は俺と同じか少し下くらいで、容姿はかなり整っており、巫女装束という服装も相俟って神秘的な雰囲気を醸し出している。(一応巫女さんらしい)
……若干コスプレっぽいのが気になるが。
霊夢「にしても、何でこんな奴が来たのかしら……。」ボソッ
――おい、聞こえてるぞ。
もちろん声には出さないが。
霊夢「……まあいいわ。とりあえずそこで待ってなさい。」
霊夢はそう言うと神社の境内へ入ってしまった。
……にしても、ここはどこなんだろう?
周りは自然ばっかだし、この神社はアホみたいに高いところにあるし、霊夢は……空飛んでたし。
トオル「訳が分からないよ……。」
いや、ホントに……。
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話は遡ること数時間
あの金髪ロリ少女事件(勝手に名付けた)のあと、突然土特有の匂いがして俺の意識が覚醒した。どうやら俺は地面に突っ伏しているみたいだ。
トオル「うっ……なんやねんほんま……。」
自分でも良く分からないが取り敢えず身体を起こすと、周りには木々が繁っていた。
……ナゾい。
某スタンド使いの気持ちが分かった様な気がする。マジで何が起こったか解んねえ。て言うかそもそもここどこ?
……うん、ナゾい。
教えてくれごひ。俺はどうすればいい?
という具合にテンパってる俺の所にタイミング良く現れたのが霊夢だった。
霊夢「……何してんの?」
トオル「……何してるんだろ?」
質問を質問で返すなァ!とは言われなかったようだ。因みに突然現れた美少女にキョドる、というスキルは俺は生憎持ち合わせていない。
そんなアホらしいことを考えていると、彼女は何故か悟ったような表情をしながらこう言った。
霊夢「あー……アンタ、名前は?」
トオル「名前?俺は神木透ってものですよ。」キリッ
霊夢「そ。私のことは霊夢で良いわ。」
霊夢……?珍しい名前だな。
トオル「霊夢ね……。それは君の名前ってことで良いのか?」
霊夢「ええ。それで、確認するけどアンタはどうやって此処に来たの?」
トオル「そりゃこっちが聞きたい位さ。」
霊夢「やっぱりね……。はぁ、仕方無いわね。」
――『やっぱりね』?
トオル「やっぱりね……ってのはどういうんだ?」
霊夢「とりあえず、付いてきなさい。話はそこからよ。」
霊夢はそう言って俺の方に歩いて来たかと思うと、そのまま通り過ぎて行った。
トオル「おいおい、ちょっと待て……って!?」
俺は霊夢の事を追いかけようと後ろを向くと、目の前に信じられないほど長い階段が現れた。
トオル「なんだこれは……。」
――なんだこれは。(大事な事なのでry
霊夢「何って、石段よ。知らないの?」
霊夢が不思議そうな顔で訪ねてくるが、そっちじゃねえから。俺そんなにアホに見える?
トオル「うんにゃ、知っとるよ。」
と、少し悔しかったのでなるべくすました顔でそう答えた。
あ、これは石段の事ね。
霊夢「………………。」
それに対する霊夢からの返事は無かった。しかしその表情は如何にも゛分かってんなら聞くな゛と言っている。
え、なにこれ、俺が悪いの……?
……解せぬ。
それにしても、長い階段だな~
………ん?
トオル「ありは……鳥居でせうか?」
霊夢「あら、アンタ目が良いのね?」
トオル「両目とも1.5っすよ!」
霊夢「良く解んない事言ってないでさっさと行くわよ。」
……いやそっちからフッてきたんやないかい!
にしても何であんなとこに鳥居が……。
つーか鳥居があるって事は、多分神社も……
ハッ……まさか……!?
トオル「もしかして……俺がこれから逝くところって……あれだったりする?」
霊夢「そうよ。さっさとしなさい。」
トオル「うえ……まぢですか……。」
これを登るのか……。
………まあしゃあない。むしろこんな長い階段だったら楽しんで登らなきゃ損だよな!こんな長さ初めてだし!
トオル「よし、逝くか!」
何か声に出してみるとさらにやる気出てきた。
これならいける!
………あれ、そう言えば霊夢は?
霊夢「先に行ってるわよー。」
おおー。何か霊夢浮いてんなー。
………霊夢浮いてんなー。
……霊夢地面から浮いてんなー。
……霊夢空飛んでんなー。
んっ?
トオル「んっ?霊夢?」
霊夢「じゃねっ。」
そう言うと霊夢はあっという間に頂上まで行ってしまった。
………………………んっ?
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トオル「はぁ……ぜー…ぜはぁ……はぁ……!」
霊夢「思ったより早かったわね。もうちょっとかかると思ってたけど。」
トオル「はぁ…っぜ……いや……あの……!」
霊夢「じゃあ息整ったら此方へ来なさい。」
トオル「いやっ……!……っはぁ……ぜー……あのっ!」
霊夢「あー……私が空を飛んでる事とかはあんまり気にしないd……。」
トオル「霊夢…パンツ……見えてた……ぞ……!」
霊夢「………死ね!」
トオル「……あべしっ!」ドコォッ‼
…………白か。悪くない。
続きは……その内。多分……。
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