杏「あまりにも言葉を省略しすぎてたまにわかりづらい」

蘭子「妖精」

杏「これはまだわかりやすいね。杏は妖精って言われてるから、杏の事を呼んでいるんだ」

蘭子「導き」

杏「これは今蘭子が宿題をやっていて、難しい問題があるからヒントをくださいって意味だね」

蘭子「18」

杏「あー、これは難しいね。年齢とか答えの数字だと思うでしょ？違うんだなぁ。わかる人はわかるんだけど、18時にアニメが始まるからそれまでに終わらせたいって意味なんだよね。杏も最初はわからなかったよ」

杏「まぁ、蘭子とは結構長い付き合いだからね。もうわからない言葉はないかなぁ」

蘭子「死」

杏「ごめんちょっとそれはわからないなぁ」

杏「死ってアニメが見れなくて死んじゃうとかじゃないんだね。しまったのしだったんだね。言葉って難しいや」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「妖精」

杏「んー？どったの？」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「戦」

杏「戦うの？杏力ないし面倒だから負けでいいよ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「戦」

杏「ん？違う？んじゃなんだろう……ゲーム？」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「戦」

杏「お腹が空いてるの？別に戦わなくてもお菓子ならあっちに」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「……しりとり」ｸﾞｽﾝ

杏「ごめんごめんちょっとからかっただけなんだ待って泣かないで」

杏「りんごー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「豪」

杏「テーブルー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「流」

杏「えーと、し、し、獅子ー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ？

蘭子「死」

杏「あー、アロエ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ！

蘭子「絵……じゃなくて、得……でもなくて……」

杏「がんばれー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

蘭子「……」

杏「お？降参かな？」ｺﾞﾛｺﾞﾛﾃﾞｺﾞｾﾞｰﾏｽ

蘭子「え……エルフェンリート！」

杏「やめて」

杏「あの後蘭子にトラウマ物を連発されるとは思わなかった。恐るべし」

杏「というか随分古い物の名前も出てきたけど、あれも熊本弁を調べる為のものなのかね」

蘭子「妖精」

杏「なんでもないよ。それより蘭子、そろそろレッスンの時間じゃない？」

蘭子「魂」

杏「攻撃力上げてマストレでも倒しに行くの？いってらっしゃい」

蘭子「……」

杏「ん？どったの？」

蘭子「……えと、いつも遊んでくれて、ありがとうございます」

杏「」

蘭子「闇」ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

杏「」

杏「え？」

杏「まさかの不意打ちだったね……いや、というか……」

杏「ああいう場面こそ言葉濁して欲しかったかなぁ」ｶｵﾏｯｶ

モバp「さらっといい感じに終わらせようとしてるが誤魔化されんぞ杏！レッスン行くぞ！！」

杏「ちょ、待って待ってマジで恥ずかしいからうわぁぁぁぁぁぁ」