愛と貧乏があふれる鎮守府 第2章
貧乏が絶えない鎮守府には提督とその妻扶桑の愛も絶えない日々が続いています。
あの砂糖を吐くほど甘い甘々ラブコメ第二弾!!
どうもこっぺです。
Twitterのアカウントになぜかログインできなくなったので、こっちでやることにしました。
このお話は第一章を見なくても分かりますので、お気軽に読んでください。
あと、甘すぎるので閲覧注意です!
扶桑「提督、今日は天気がいいですね」
提督「そうですね、雲一つない綺麗な日本晴れですね」
扶桑「ええ、ですから今日は一緒にお部屋の掃除をしませんか?いい気分転換になりますよ」
提督「そうですね、いつも扶桑さんに任せっぱなしなのも悪いですし、今日は私も手伝いますよ」
扶桑「そうしてくれると助かります」
提督「・・・遠慮しないんですか?提督は気を使わないでくださいって」
扶桑「ふふっ・・・提督は私を困らせたいんですか?もしそうでしたらそんな挑発では私は乗りませんよ。だって・・・」
扶桑「私は提督と一緒のことがしたいんです」
提督「私・・・冗談のつもりだったんですが・・・//////」
扶桑「あら・・・そ、そうだったんですか・・・やだ、私ったら//////」
提督「・・・//////」
扶桑「・・・//////」
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15分後
扶桑「んっ・・・!そ、そろそろ掃除をしないと日が暮れちゃいます//////」
提督「あっ、はいそうですね//////」
扶桑「では提督はまずお洗濯ものを干してください、私はお布団を干しちゃいますから」
提督「いいですよそれくらい、私が洗濯物のついでに干しますから」
扶桑「駄目です!あれは私が干します!」びしっ
提督「わ、わかりました」(何で扶桑さんはあんなに布団干しがしたいんでしょう・・・?)
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提督「よいしょっと!・・・ふぅ~洗濯物を持つのも結構大変ですね。これを毎日扶桑さんはやってるなんて・・・これからは手伝わないといけないですね」
提督「これは私の下着で、これは扶桑さんのブラ・・・やっぱり大きいですね//////」
提督「・・・・はっ!駄目だダメだ、今昨日のことを思い出すんじゃない!」
提督「・・・・す、少しくらいならいいですよね//////」
提督「・・・//////」もんもん
提督「・・・・はっ!私は一体何を・・・・い、いかん、少し頭を冷やさないと//////」
提督「・・・そういえば扶桑さんがお布団を干すって言ってからしばらくたちますけどどこまで干しにいったんでしょうか?」
提督「悪い人に絡まれていたら大変ですね・・・ちょっと見に行ってみましょうか」
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扶桑「・・・」じっ
提督「あっ、いましたね・・・って何をしてるんでしょうか?布団をずっと抱いていますけど」
扶桑「ふぉわ・・・//////」トロン
提督「なんだか幸せそうですが・・・とりあえず近づいてみますか。もしかしたら何をしているのかわかるかもしれませんし」
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扶桑「あぁ・・・提督のいい匂い・・・少し汗のにおいがして、男の人って感じがします//////」クンクン
扶桑「それに、こうやってお布団をぎゅ・・・ってしていると、提督に抱かれている気がして幸せに・・・・ひゃん!?」ぎゅっ
提督「・・・」ぎゅっ
扶桑「あ、え、ちょ、て、提督!?もしかして今の・・・//////」かぁぁぁぁ
提督「・・・ずっとこうしてたんですか?」
扶桑「・・・はい//////」
提督「そうですか」
扶桑「ひいちゃいました・・・よね?」
提督「なぜです?」
扶桑「私がお布団を干したかったのは、提督の匂いがかぎたいためでその・・・へ、変態みたいじゃないですか」
提督「まあ、変態なことは否定できませんが・・・」
扶桑「やっぱり・・・」ガーン
提督「ですが、私は引きませんよ」
扶桑「え・・・」
提督「わたしだってその・・・ふ、扶桑さんのブ、ブラジャーでその・・・思い出してしまったし//////」
扶桑「確かにそれは変態ですね」
提督「やっぱり・・・」ガーン
扶桑「ですが、そんな提督でも私は大大大大好きですよ」ふふっ
提督「扶桑さん//////私も大大大大好きですよ」
扶桑「なら私はその倍は好きです」
提督「だったら私は・・・」
扶桑「でしたら・・・」
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提督「はぁ・・・はぁ・・・この話はいつまで続くんでしょうか」
扶桑「あっ、いつの間にか日が暮れちゃってます・・・」
提督「・・・帰りましょうか」
扶桑「そうですね・・・結局お布団干せませんでしたね」
提督「私はそれでもかまいませんよ、だって、扶桑さんがずっと持っていたので扶桑さんの匂いが移っているんですから」
扶桑「え、それじゃあもっとダメです!」
提督「えぇ・・・」
扶桑「だ、だって・・・その・・・提督にはお布団ではなく、わ、私を見てもらいたいので//////」
提督「扶桑さん・・・//////」ぎゅっ
扶桑「提督・・・あっ//////駄目です//////ここはまだ外で・・・ひゃんっ//////」
この後めちゃくちゃ・・・・
提督「・・・・っと、ふ~やっと終わりましたよ」
扶桑「お疲れ様です提督、はい、お湯です」
提督「ありがとうございます、・・・・ふ~あったまりますね」
扶桑「今日は雨で寒かったですからね、今日はしっかりあったまってお休みになってください」
提督「まあ、毛布ほとんど押収されましたけどね・・・・」
扶桑「・・・・ほかに温まる方法ありますよね」そわそわ
提督「ほかには・・・・あ、では一緒に寝ましょうか」
扶桑「はいっ//////」パァァァァ
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扶桑「えっと・・・その、私は枕は無くても平気なんですけど、提督は手は痺れませんか?」
提督「大丈夫ですよ、それに・・・」ぎゅっ
扶桑「きゃぁ//////」
提督「こうした方がもっとあったかいですから」
扶桑「提督//////私もその・・・・温まってもよろしいでしょうか」
提督「もちろんですよ」
扶桑「では・・・・・えいっ・・・・・ん・・・提督あったかいです」
提督「私もあったかいですよ」
扶桑「それにいい匂いがします、提督の匂いが・・・・」スンスン
提督「どんな匂いなんですか・・・・と言うよりあまりかがないでください、その・・・・少しくさいかもしれませんし」
扶桑「そんなことはないですよ、提督に匂いはいつもかっこよくて、ずっとくっついていたいくらいいい匂いです」
提督「そ、そんなに事細かく説明しないでもいいです//////わかりましたから」
扶桑「分かってくれて何よりです」ふふっ
提督「なら、今度はこっちの番ですね」
扶桑「え?」
提督「それはそうですよ、こんなに恥ずかしい思いまでしたんですから、扶桑さんにもたっぷり恥ずかしがってもらいますよ」
扶桑「あっえっと・・・・提督ならいいですよ//////」ぴらっ
提督「・・・・で、では」クンクン
扶桑「ひゃぁ//////」ビクッ
提督「・・・・・扶桑さんの匂いなんだかその・・・・すごくいやらしいですです//////」
扶桑「わ、私そんないやらしくありません!//////」
提督「ですがその・・・・・夜は激しいというか//////」
扶桑「それは提督だからです!ほかの人ではだめなんです//////」
提督「・・・・ありがとうございます//////」
扶桑「ど、どど、どういたしまして・・・・//////」
提督「・・・」
扶桑「・・・」
提督「・・・・扶桑さん」
扶桑「なんです・・・・あっ・・・・」押し倒し
提督「今日もその・・・・大好きです」
扶桑「私もです、提督//////」
この後めちゃくちゃ・・・・
公園のベンチ
男「なあ、好きだしいいだろキスくらい?」
女「えぇ~、でもみんな見てるし~」
男「大丈夫だって。それに俺たちの愛の大きさをみんなに見せてやろうぜ」
女「きゃぁーレンくんかっこいい~、じゃあいいよ。ん・・・」
男「ん・・・」
提督「あっ、隣良いですか?」
男「んだよ!せっかくいいとこなのによ!」
提督「すみません、ですが確認しておかないと・・・」
男「けっ、おら座んな」
提督「ありがとうございます」
男「ふんっ!ほら、さっきの続きを・・・」ピタっ
女「どうしたのレンくん?」
提督「さ、扶桑さんどうぞ」
扶桑「いえ、提督がそっちに座ってください」
提督「駄目ですよ、こっちだと日が当たってしまいますよ」
扶桑「それならなおさらこっちに座ってもらわないとだめです。昨日から寝らずにお仕事した上に今日もじゃないですか。それこそ体に毒です」
提督「それを言うなら扶桑さんだって、今日私が帰ってきた4時にはすでに起きてたじゃないですか。それに仕事の量はほとんど同じくらいですよ」
扶桑「ですが!」
提督「でも!」
がやがや・・・・
男「けっ、うるせえな・・・・」
女「何で譲っちゃうの?バカじゃないの?」
男「だよな・・・・ん、そろそろ時間か・・・・おい、行くぞ」
女「は~・・・」
男「ん?どうした?」
女「あれ・・・」プルプル
男「なっ・・・・」
提督「もう、扶桑さんまで日なたに来ることなかったのに・・・」
扶桑「一人で日陰にいるよりは提督と一緒がいいですもの」にこっ
提督「日に焼けて痛くなってもお薬買えませんよ」
扶桑「では、痛くなった分提督が優しくしてくれますか?」
提督「・・・・ふぅ、しょうがないですね。」
ちゅっ・・・・・
提督「ん・・・・ぷはぁ、これでいいですか」
扶桑「・・・・//////」フルフル
提督「ん?どうしたんですか?いつもより真っ赤ですけど・・・・」
扶桑「いえその・・・・周りの人が・・・・//////」
提督「あ・・・//////」
扶桑「もう・・・・提督なんて知りません//////」ぷいっ
提督「あっ、ちょ、扶桑さんまって・・・・」だっ
男「・・・・なあ、俺らがやろうとしてたのってあんなに甘いやつだったけか?」
女「違うと思う・・・・」
男「・・・・やめとくか」
女「・・・・そうね」
この後二人は常識を取り戻し、人目のない場所でイチャイチャするのだった。
勿論提督たちはかえってめちゃくちゃ・・・・
提督「・・・ついに水道止められてしまいましたね」
扶桑「ガスももう・・・」
提督「次のお給料日まであと3日・・・」
扶桑「冷蔵庫の中身もないですし・・・」
提督「・・・。」
扶桑「・・・。」
提督「断食ですね」
扶桑「3日・・・確かに3日なら生きていけますね」
提督「では今から3日しゃべるの禁止で行きましょうか」
扶桑「・・・っ!何故ですか!」
提督「え、いや流石に3日飲まず食わずだからなるべくカロリーの消費を減らさないと・・・」
扶桑「あ・・・そ、そうですね、ごめんなさい・・・」
提督「では分かっていただけたところで無言でお願いします」
扶桑「はい・・・」
1時間後
提督・扶桑(耐えられない!!!)
提督「・・・」(え?何なの?しゃべれないだけでこんなにさみしいの?俺なんてこと言ってしまったんだよ・・・)
扶桑「・・・」(さみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしい・・・)
提督「・・・」ちらっ
扶桑「・・・」ちらっ
提督「//////」
扶桑「//////」
提督・扶桑(って、照れてる場合じゃなぁぁぁぁぁい!!)
提督「・・・」(今は我慢だ、扶桑さんだってこんなに頑張ってくれてるのに俺が我慢しなくてどうするんだ!)
扶桑「・・・」(提督があんなにも我慢してるのに私が我慢になくてどうするの!)
提督「・・・」(よし、ここは)
扶桑「・・・」(しゃべられないなら)
提督・扶桑(このまま3日間扶桑(提督)を見つめ続けて気を紛らわせよう!!)
3日後
提督「やっと・・・お給料が入金されましたよ・・・」
扶桑「これでなんとかごはんが食べられますね」
提督「私はご飯よりも扶桑さんとしゃべれなくなる方が酷でしたけどね。自分で言っておいてなんですけど」
扶桑「え・・・提督もですか・・・」
提督「私持って・・・・扶桑さんもですか?」
扶桑「当たり前です、好きな人が頑張っているのに私から話しかけるなんてできませんでしたから」
提督「扶桑さん・・・」
扶桑「その、ですから提督・・・」
提督「どうしましたか?」
扶桑「その・・・3日間のご褒美というかその・・・」
提督「・・・そうですね、やっぱり3日はつらかったですよね」
扶桑「提督・・・・」
提督「では扶桑さん、このまま目を閉じて・・・そう、そのままで・・・」
この後いつもの倍砂糖が出そうなくらいめちゃくちゃ・・・・
さて、突然ですがネタが付きました!!
なのでどなたかリクエストがあればな~・・・なんて思いまして・・・
というわけで、皆さんからリクエスト、要望ください!!
あっ、勿論コメントも欲しいです!
扶桑が嫁艦の人にはたまらないっす やられてみてええ…
零人_改さんコメントありがとうございます。
そうですよね、提督になれるものなら私もなってみたいです・・・
ですがここまで甘々なことができるのはこの提督だけなので諦めます。
貧乏過ぎんよぉ...
鎮守府としての仕事成り立ってるのかな
3番さんコメントありがとうございます!
鎮守府はほとんどの部屋が差し押さえになっており、ほぼ普通の仕事はできていません。やれているのはほかの鎮守府の事務作業だったり、アルバイトで生計を立てています。
まあ、そのほとんどを借金の返済に充てていているから貧乏なんですけどね。