提督「だが働かん!!」如月「あら?パンツがどうなってもいいのかしら?」パート3
艦娘の正体があまり正確にわからなかった頃に鎮守府になってしまった妻早苗がある日深海棲艦という謎の敵に襲撃されて逃げ出したと言われてそれを探しに提督になった提督は、主夫思考の中、愛する妻を探し出せるのか!?
※コメディー要素がほとんどです
どうもこっぺです。
まさかのパート2が1万文字行かずにパート3に行ってしまいましたが、その事情はマイページに乗せているのでお確認ください。
さて、このお話はパート1,2を見て頂かないと分からないのでそちらを読んだからでお願いします。
提督「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
叢雲「朝から長いため息ついてこっち見ないでくれる、気が散るわよ」
提督「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
吹雪「司令官どうしたんです?ため息しながら私を見て」
提督「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
如月「あら?司令官お疲れ?だったら私が膝枕してあげましょうか?」
提督「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
朝潮「これは・・・私に対する新たな特訓なのでしょうか」ごくり
提督「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
叢雲「だ・か・ら、何だってのよさっきから!」
提督「・・・無理だ」
叢雲「は?」
提督「無理なんだーーーーー!!!!!」
叢雲「うるさいわね!そんなに大きな声じゃなくても分かるわよ!」
吹雪「いったい何が無理なんです?」
提督「この前、本部から給料出たんだ・・・」
叢雲「それが何よ、嬉しいことじゃない」
提督「ほぅ、じゃあ叢雲はこの額でひと月暮らせるってのか?」ぴらっ
叢雲「えっといち、じゅう、ひゃく、せん、まん・・・は?何よこれ、1万600円でどうやって暮らせってゆうの?」
提督「ははっ・・・笑えるよな・・・」
吹雪「それは逆に笑えないような・・・」
提督「はぁ・・・誰か金持ってないかな・・・」
叢雲「あんたね・・・・部下ってゆうより養ってる側がお金を養ってもらってる側から借りてどうすんのよ・・・」
提督「仕方ないだろ!実績を上げないと給料少ないんだし、お前たちの中で海に浮けて戦えるの吹雪と叢雲しかいないんだし」
叢雲「だったら私たちを出せばいいじゃない」
提督「駄目だ、いくら鎮守府近海といってもお前たちだけじゃ危ない」
吹雪「まあ、本当に浮いて撃てるだけですしね」
提督「だから訓練をするための燃料と弾薬が欲しいんだが・・・」
叢雲「それを買うお金もなくってわけね」
如月「お金なら私が持ってるけど」
提督「そうだよな、お金は持ってるんだけど・・・ってえぇーーー!何で!?」
如月「前のお店で私おこずかい貰ってたから」
叢雲「ひぃ、ふぅ、みぃ・・・いや、これ以上はアンタが可哀そうになるからやめとくわ」
提督「欲しい・・・だけどそれは・・・」
如月「使って司令官」
提督「だがそれはお前の体を触ったやつが・・・」
如月「いいのよそれくらい。それに、このお金は大好きな司令官に使ってほしいから」
提督「如月・・・ありがとう」ぎゅっ
如月以外「なっ・・・・・!!」
如月「やーん司令官たら、嬉しいわ//////」
提督「よし、じゃあこれで燃料と弾薬を買うぞ。えっと、一、十、百、千、万、十万・・・うっ」バタンッ
叢雲「はぁ・・・だから言ったじゃない、アンタが可哀そうになるって・・・」
提督「あははは・・・・俺の仕事って何だっけ・・・」
如月「もちろん私たちの家族よ司令官♡」
今日も、平和な?鎮守府だった・・・
提督「なあ、弾薬と燃料は買ったが・・・どうやって入れるんだ?」
叢雲「へ!?//////そりゃ・・・まあ・・・艤装に・・・」
提督「さっき見たんだけど入れると来ないぞ」
吹雪「それは・・・・まあ、何と言いますか・・・」
叢雲「ってゆうより、何でアンタがそんなこと知りたがるのよ!/////」
提督「いや、だってな、お前たちのことを知ってたら万が一のことがあっても助けられるかもしれないだろ?」
叢雲「うっ・・・案外まともな理由だったわね・・・・」
吹雪「でも司令官にあれを教えるのはちょっと・・・//////」
提督「ん?どうしたんだ?知らないのか?」
叢雲「し、知らないわけないじゃない!//////」
提督「だったらさっさと教えてくれ」
吹雪「いえあの・・・それはちょっと提督には見せられないというか・・・」
叢雲「とにかくあんたには見せらんないからね!ほら、如月、朝潮行くわよ!」
如月「吹雪ちゃんや叢雲ちゃんがあんなこと言うなんてよっぽどなのね」
朝潮「わ、私、耐えられるでしょうか・・・」
吹雪「では司令官、今から装填しますのでしばらく部屋から出ないようにお願いしますね」
提督「はいはい、いってら」
叢雲「私たちがいないからってさぼんじゃないわよ」
提督「俺がさぼる人間に見えるか?」
叢雲「さぼってんだから言うんでしょうが!!」ガシャン
提督「・・・あんなに言わんでもいいのに」
提督「まあいっか。しばらくは帰ってこないと思うし、今のうちにお菓子でも焼いとくか」
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食堂
提督「ふぅ~、あとはこれを焼けばクッキーができるな」
提督「ところであいつらはいつまで装填してんだ?20分はかかってるぞ」
提督「ちょっと確認に・・・いや、やめとくか。あいつら嫌がってるし」
提督「・・・ま、焼けるの待ってから執務室に帰るか」
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執務室
提督「あー・・・暇だ。仕事しかすることねえけどしたくねぇし」
ガチャリ・・・
叢雲「いま・・・もどったわよ・・・//////」
提督「遅かったな・・・ってどうしたんだ?顔真っ赤だぞ」
叢雲「う、うるさいわね//////しょうがないじゃない//////」ピクピク
吹雪「やっぱり何回しても慣れないしね//////」ピクピク
如月「吹雪ちゃんも叢雲ちゃんもなかなかテクニシャンなのね//////」ピクピク
朝潮「ほ、へへへへ・・・//////」ピクピク
提督「若干一名言葉にならないような顔をしている奴がいるがまあ、お疲れさん」
叢雲「そ、それで仕事はしたんでしょうね//////」
提督「ご想像にお任せします」
叢雲「してないんかい!」
提督「まあ落ち着けって、ほらクッキー焼いたから」
叢雲「アンタね・・・仕事しないでクッキー焼いてたなんてほいひぃははいほ!」もっもっ
提督「焼きたてだからな、ほらみんなも食べろ」
吹雪「あ~・・・久しぶりに甘いもの食べた気がします」ポリポリ
如月「確か最近食べたのって水増ししたおかゆだけよね」もぐもぐ
朝潮「失礼ですがこれを作るのに買ったお金は・・・」ぱくぱく
提督「安心しな、ちゃんと俺の給料で買ってやったぞ」
叢雲「でもこんなにたくさん作ってどうすんのよ!」
提督「ああ、言い忘れてたがこれ晩御飯な」
吹雪「えーーー!!」
提督「大丈夫、焼き物だから明日の朝も持つぞ」
叢雲「そういう問題じゃないわよ!栄養面を考えなさいよ!」
提督「そうだよな・・・・そうだ、牛乳飲むか?」
叢雲「アンタ今私の胸見ながら言ったでしょ!少なくとも吹雪と朝潮よりはあるわよ!//////」
提督「いや、そもそも二人も基準にした時点で・・・なあ」
吹雪「そうだよ、叢雲ちゃん。私とそんなに変わんないよ」
朝潮「私はその・・・胸部装甲には自信がなくて・・・・//////」
如月「あら3人とも、女は胸じゃないのよ」ドンっ
叢雲・吹雪・朝潮「「「アンタが言うな!!!」」」
如月「あら、私もそんなにないわよ」
叢雲「ねえ如月、あんたの言ってることは金持ちが金なんて要らねえって貧民に言うのと同じなのよ」
吹雪「そうだよ如月ちゃん、そんなにいいもの持ってるのに・・・」
提督「まあまあ、ほら、クッキーでも食べて」
叢雲「もともとはアンタが原因でしょうがーーー!!!」
今日も平和な鎮守府でした。
提督「なあ、朝潮」
朝潮「なんでしょうか司令官」
提督「人ってものはな、間違えるたびに成長するんだと俺は思うんだが違うか?」
朝潮「確かにそのような気がします」
提督「で、その間違えたらとりあえず何かをしないといけないんだと思うんだが俺の気のせいか?」
朝潮「はい、そうです」
提督「そうか・・・・ってちげーだろ!普通ごめんなさいだろ!」
朝潮「ですが私はわざとではなくて・・・」
提督「いくらわざとじゃないからってお茶と一緒にグラスとお茶ととび膝蹴り食らわしといて謝らないはないだろ!」
朝潮「はあ・・・・」
提督「何で他人事みたいな顔すんだよ!もしかして謝り方知らないのか?だったら先輩たちに聞け!」
朝潮「分かりました、では行ってきます」
ガチャリ・・・
提督「はぁ・・・・誰に聞いてくんだろうか?吹雪だといいけど・・・・」
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提督「ふ~・・・・よし何とか染み抜き終わったな、さて、風呂にでも入るかな」
朝潮「あの、司令官」
提督「ああ、朝潮か。で、何かわかったか」
朝潮「はい、先輩からちゃんと教わりました」
提督「よし、じゃあ謝ってみろ」
朝潮「では、先ほどはすみませんでした!」ぺこり
提督(ふむ、謝りすぎな気がするけどまあいいか。どうやら吹雪に教わったい・・・・)
朝潮「先ほどの失礼は私の体で返しますので、どうぞ堪能してください」しゅる…
提督「如月ぃ!!!!!教えたのはてめえだな!!!!!」
如月「あら?どうしてばれたのかしら?」
提督「当たり前だ!と言うより何で脱がした!」
如月「おかしいわね・・・・私がミスしたらこれでお客さんみんな許してくれたけど・・・・」
提督「如月、ここは鎮守府だ。そして相手も俺だ」
如月「はっ・・・まさか提督ってロリコンなんじゃ・・・・」ぐっ
提督「俺はロリコンじゃねえ!!!てか何でいまガッツポーズしたんだ?」
如月「まあまあ、ひとまず落ち着てね」
提督「俺は冷静なんだが・・・・」
如月「まあいいわ、とりあえず謝れたんだしもういいんじゃないかしら?」
提督「はぁ~・・・・なんだか俺も疲れたし、もういいや。朝潮、今度から気を付けてミスしたらちゃんと謝れよ」
朝潮「はい、わかりました」
如月「ところで提督」
提督「なんだ?」
如月「朝潮ちゃんはいつまで服を脱いでおけばいいのかしら?」
提督「まだきてなかったのかよ!さっさと着ろ!もしこんなとこ叢雲にばれたら・・・・」
叢雲「あたしを呼んだかしら?」
提督「まあな、お前がここにいたらもっとどえらいことに・・・・って、あれ?」
叢雲「とりあえず朝潮が裸な状態でアンタが汗まみれな理由を教えてもらいましょうか」ゴゴゴ
提督「こ、これは汗じゃなくて・・・・・って二人とも逃げんなおい!!」
今日も平和な鎮守府であった・・・。
提督の朝は早い
総員起こしの前に一人で起きて、朝ごはんを作らなければならない。
サラダ、オムレツ、ウインナーをさらに乗せ、食事をとるための机に運ぶ・・・・
ここまではいつもの朝とは同じだった。が、今回は白い封筒が入っていた。
提督「差出人は・・・・なんだ元帥からか。捨てるか」
叢雲「いや、ダメでしょ」
提督「そうだよな~、仕事が来たのに捨てると叢雲が怒るんだもんな・・・」
叢雲「自業自得よ」
提督「だよな~・・・・ん?」
叢雲「何?」
提督「・・・いつからそこに?」
叢雲「最初からよ」
提督「・・・」
叢雲「・・・」
提督「そうか・・・・じゃあな!」だっ
叢雲「逃がすか!!」
この後散々追いかけられたうちに、ボコされての朝食をとったのだ・・・・。
提督「というわけでお仕事きました、はい」ボロッ
吹雪「司令官なんだか仕事前につかれているような・・・」
叢雲「自業自得よ」
如月「それで、中身はなんて書いているのかしら?」
朝潮「お仕事・・・こんな司令官のもとにお仕事が来るなんて、夢みたいですね」
提督「おいごら、朝潮、こんなとはなんだこんなとは」
朝潮「はっ、こんなとは司令官が何の役にも立たないし働かないという意味が込められています」
提督「そうじゃねぇだろ!」
朝潮「いえ?そうですが・・・」
提督「ああもう・・・まあいい、とにかくこれを見ればわかるだろ」
叢雲「えっと、南西諸島海域 沖ノ島の攻略・・・はぁ?こんなの無理でしょ!」
吹雪「沖ノ島って言ったら、いま大本営が全力を注いで攻略中のところですよね」
提督「ああ、最前線だ」
叢雲「そこに駆逐4でどうやって攻略しろって言うのよ・・・」はぁ
如月「あら?指令書の端っこに何か書いてあるわ。えっと・・・この海域をクリアしたら褒美と給料をくれてやる・・・ですって」
叢雲「明らかに給料やる気ないわね」
吹雪「じゃ、じゃあ私たちこのまま・・・」
朝潮「飢え死にするしか道は・・・」
提督「おいおい、諦めるのはやすぎだろ」
叢雲「じゃあ何か勝てる方法があるの?」
提督「・・・・正直微妙だ。よくて5割って言ったとこか」
叢雲「なによ、もったいぶらずさっさと喋んなさいよ!」
提督「ん、まあいいだろ。とりあえずこれが沖ノ島の地図だ」
吹雪「あれ?司令官、その地図どこから出しましたか?封筒の中には入っていなかったんですけど・・・」
提督「ん?ああこれか、これは大本営のパソコンをちょっくらいじってデータを取ってきただけ」
如月「流石司令官ね、大本営のパソコンをハッキングしてデータを盗み出すなんて」
提督「そうだろ?、いや~意外と盗・・・借りるの大変でさ」
叢雲「ねえ今、盗むって言わなかった?てかハッキング!?」
提督「おいおい、俺を誰だと思ってんだ?これでも一応主席卒なんだぞ」
吹雪「だからって大本営のパソコンをハッキングしていいわけでは・・・」
提督「まあ細かいことは気にすんな、こんなことでもしないとしないと勝つ可能性すらないっつうの」
朝潮「それで・・・作戦とは・・・・」
提督「ああ、そうだな。そこにボスまでのルートがあるだろ?ほんでここがボスがいるところ。そしてこの近くに小島が見えるだろ?」
吹雪「ありますね・・・それで、この小島を使うんですか?」
提督「そうだ、この小島に今うちにある資材を全部つぎ込んでボスだけを叩く作戦だ」
叢雲「はぁ!?そんなの無理よ!」
吹雪「そこに行くまでで戦闘は1・・・2・・・3回は最低でも挟みますし」
提督「いや、最低で1回だ」
提督「遠回りになるがあそこには小さな海峡がある。そこに重巡を含めた水雷戦隊がいる。そこさえ抜ければあとは直線で行ける」
叢雲「じゃあその水雷戦隊をどうすんのよ」
提督「今日は確か威力偵察かなんかで4つの鎮守府が攻略に行くんだが、そのうちの一つに海峡のことを伝えておいた。そこが撃破してくれたらそこの海峡には1日造園が来ない。これは俺が確認したから間違いない」
吹雪「すごい・・・司令官がここまで仕事について考えてるなんて・・・」
提督「あのな、俺だってほんとは仕事しないでゆっくりしたいんだぞ。けどな・・・」
提督「もう二度と、大切な人をを俺の前から手放したくねえんだよ・・・」
叢雲「あんた・・・」
如月「司令官たら・・・あたしのことが大好きなんて・・・私も大好きよ・・・・きゃっ、言っちゃった//////」
吹雪「いや如月ちゃん、司令官そんなこと言ってないよ・・・」
朝潮「大切な人・・・」
提督「というわけでみんな、この作戦に協力してくれ!」
叢雲「まあ、そんなこと言われて・・・・」
吹雪「協力しない娘なんていませんよ」
如月「私はそんなこと言われなくてもいくわよ。だって私はあなたが・・・」
朝潮「これで暮らしが楽になるならしますけど・・・」
提督「よし、じゃあとりあえずこれ運んでくれ」ドッサリ
吹雪「え・・・作戦って今日から何ですか!?」
提督「当たり前だろ、もうすぐあの海峡を抜ける艦隊がいるから、急げよ」
叢雲「これって10回は往復するわね・・・」
吹雪「それに補充用の魚雷と燃料・・・・これを今日中って・・・・」
如月「それにパンツも運ばなきゃいけないわ・・・・」
提督「いや、パンツはいらんだろ・・・」
朝潮「とにかく!これ全部を運べばいいんですよね」
叢雲「はぁ・・・まあ、仕方ないわよね。これ自体が無茶な任務だものね。これくらいしないと成功しないわよね」
吹雪「よし、じゃあみんな頑張りましょう!打倒、沖ノ島のボス!!」
みんな「「「「おーーーー!!!」」」」
叢雲「さぁ・・・・あと7回よ、行くわよ・・・・」
みんな「「「お~・・・・・・」」」
提督「はいはい頑張れー(棒)」
叢雲「・・・・もう、つっこむ気にもなれないからスルーでいいわよね?」
吹雪「司令官・・・少しは私たちのこと考えてくださいよ・・・・」
朝潮「そんなことだからあなたは万年少佐なんですよ」
如月「パンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツ・・・・・」
提督「ああもう、冗談だ!ほら、これ食って少し休め」
叢雲「これって・・・・間宮アイス!?」
吹雪「間宮アイスってあの超が付くほど高級なはず・・・・」
提督「流石に人数分は買えなかったがまあ、食ってくれ」
朝潮「まさか貴方が私たちに黙って食べてないなんて考えもしませんでした・・・」
提督「おい、朝潮お前俺のことなんだと思ってるんだ?」
朝潮「それは何処まで言っていいんですか?」
提督「・・・・・サーセン」
叢雲「それにしてもやっぱりおいしいわね・・・さっきまでの疲れが嘘みたいだわ!」
吹雪「私も食べるの研修の時以来か~・・・・みんなどうしてるのかなぁ・・・・」
朝潮「はむ・・・・・おいしい・・・・」
提督「そうか、それは何よりで」
吹雪「あの、司令官」
提督「どうした?」
吹雪「さっきから如月ちゃんがパンツパンツとしか言ってないんですが・・・」
提督「極度の疲労によるパンツの欲求不満なんだろ。」
叢雲「いや、わかってるならあんた何とかしなさいよ」
提督「え?怖くね?」
叢雲「あんた毎日のように深海棲艦見てるでしょうが!」
提督「でもな叢雲、あれをよーく見てみろ」
如月「パンツパンツパンツパンツ・・・・・ふふっ・・・・提督のトランクスがあんなところに・・・・・」
叢雲「こわっ!?」
提督「な?」
吹雪「あっ、そうだ!なら如月ちゃんに司令官のパンツをあげたらどうでしょう?」
提督「ああ、俺も一度は考えたんだが・・・・・ものに依存してるときに目的のものを貰ったらお前らはどうする?」
叢雲「働かないわね・・・・」
提督「そういうことだ。」
吹雪「じゃあ如月ちゃんを置いていくんですか?」
提督「そうした場合お前らはさらに2回増えることになるぞ」
叢雲「考えただけで頭が痛くなるわ・・・・・朝潮、残りのアイス食べていいわよ」
朝潮「ありがとうございます・・・・・もっもっもっ・・・・・」
吹雪「じゃあどうやって・・・」
提督「とりあえず間宮アイスを食べさせる。」
如月「ぱん・・・・ぱん・・・・」もぐもぐ
提督「次に如月に資材と魚雷をできるだけ詰める」
提督「そして釣り竿をつければ完成だ」
叢雲「釣り竿?いったいなんに使うの?」
提督「まあ、みればわかるさ。それよりそろそろ行かないと終わるのが明日になるぞ」
叢雲「そうね。じゃあそろそろ行きましょうか。吹雪、朝潮、準備しなさい」
吹雪「はーい、じゃあいこ、朝潮ちゃん」
朝潮「あ、はい」シュタッ
提督「朝潮、顔にアイスついてるぞ」ふきふき
朝潮「・・・・・ありがとうございます」
叢雲「それで?どうやって如月を動かすのよ」
提督「それは出撃してからのお楽しみ」
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港
叢雲「みんな揃ったわね、じゃあ行くわよ」
吹雪「でも如月ちゃんが・・・」
提督「まあまあ、とりあえずこれを釣り竿の針に刺してくれ」
叢雲「何よこれ・・・・ってまさかあんたそれって//////」
提督「俺のパンツ」
叢雲「何でこんな真昼間からあんたのパンツをひっさげている奴と出撃しないといけないのよ!」
叢雲「それにパンツ位あんたがつけなさいよ!」
提督「確かに・・・・」
叢雲「確かにって・・・・少しは考えなさいよ!」
提督「ほいじゃいってらっしゃい」カシャン
叢雲「人な話を聞きなさいよ!」
如月「パンツ・・・・・する・・・・・目の前・・・・・・パンツ!!!!」ダッ
吹雪「如月ちゃん!?」
提督「ほう、これは思った以上に早いな」
叢雲「早過ぎよ!陣形崩しちゃうじゃない!」
提督「ドンマイ!」
叢雲「アンタ戻ったら絶対にコロス・・・・・ああもう、とにかく二人とも追うわよ!」
吹雪「まってー如月ちゃんー!」
朝潮「うっ・・・・早くてこけそう・・・・」
pi・・・・・
提督「・・・・ああ、おれだ。・・・・・そう、ああ、頼んだぞ」
如月「あははは・・・まって~私のパンツ~」
パンツ「はははは、捕まえてみなさ~い」
叢雲「とかなんとか思いながらあの娘は進んでるのよね・・・」はぁ
吹雪「あははは・・・でもすごいよね如月ちゃん。私たちの倍の荷物を持ってても追いつけない位速いし・・・」
叢雲「あいつどんだけパンツが好きなのよ・・・って、追い抜いちゃだめじゃない!何のための陣形よ!」
朝潮「でも今のところは敵は現れてないので大丈夫かと・・・」
叢雲「今はね。でもいつ深海棲艦が現れるかわからないじゃない」
吹雪「まあまあ、司令官も1日は出てこないっていってたし・・・」
叢雲「じゃあ吹雪、あいつの言ったこと100パーセント信じられる?」
吹雪「うぅ・・・それは・・・」
朝潮「大丈夫です吹雪さん」
吹雪「朝潮ちゃん・・・?朝潮ちゃんはもしかして司令官を・・・」
朝潮「はい!もちろんです!これっぽっちも信じてません!!」キラキラ
吹雪「がくっ・・・まあ、日ごろからあんまり仲良くないもんね・・・」
叢雲「とにかく、あいつを早く正気に戻さないと敵襲があった時にあいつ沈むわよ!」
吹雪「そうだよね、じゃあ私いって・・・」
朝潮「あっ!皆さん見てください!如月さんが・・・」
叢雲「くっ・・・遅かったわ・・・みんないったん荷物を私に頂戴!」
吹雪「でも叢雲ちゃんの機動力が・・・」
叢雲「私は後方で援護、指示をするわ。だから吹雪、貴方が助けるのよ!」
朝潮「私は何をすれば・・・」
叢雲「私と一緒に後方で援護お願い」
朝潮「ですがそれだと吹雪さんが・・・」
叢雲「あんた、戦闘経験ないのに他人の心配している場合?」
朝潮「でも今はそんなこと言っている場合では・・・」
叢雲「まあみてなさい、あんたが思ってるより吹雪は強いから・・・」
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ロ級「くじゃあぁぁーーー!!」
如月「あら?貴方もパンツが欲しいのかしら?でもごめんなさい、このパンツは私のだからあげられないわ・・・
イ級「ふじゃぁぁぁーーー!!」バンッ
如月「っ!・・・あなた・・・私のパンツに穴をあけようとしたわね・・・許さないわ!」ザっ
ロ級2「がうぅぅ・・・!」ガブン
如月「きゃぁ!、もお、何体いるのよ・・・」
イ級2「しゃぁぁーーー!」だっ
如月「もお、しつこい・・・わ!!」
そういって如月は右手の主砲を振り下ろし、イ級の目に直撃させた。
イ級2「ぐぉぉぉーーー!!」
如月「ふふふ・・・パンツを食べようとした罰よ。パンツになって悔い改めなさい・・・」ガスがス
イ級「あがががぁぁぁ・・・」ぶくぶく
叩き続けて30回、イ級はもはや鉄塊・・・いや、黒いパンツになっていた・・・
如月「さあ、パンツになりたいこは誰かしら?」
とその時、背後から大きな黒い影が現れ如月の体を包んだ・・・
如月「っ・・・!」
そして一閃、イ級の脇腹を複数の小型榴弾が突き刺さり爆破した。
吹雪「如月ちゃん!大丈夫?」
如月「あら吹雪ちゃん、どうしたの?みんなは?」
吹雪「もお、如月ちゃんが置いていった・・・」
と、言い終える前に背後から迫りくる敵影に気づきその場を離れた。
吹雪「3体か・・・」
如月「吹雪ちゃん何かいった?」
吹雪「ううん、何も言ってないよ。それよりも如月ちゃん、もう一人で先に行っちゃだめだよ、叢雲ちゃん怒ってたよ」
如月「はーい、わかったわ」
吹雪「よし!じゃあやろうか如月ちゃん。動ける?」
如月「んー、戦闘は無理ね。少し動くくらいしかできないわ」
吹雪「じゃあ向こうの叢雲ちゃんたちのところに行ってて、ここは私が何とかするから。」
如月「吹雪ちゃん・・・」
吹雪「大丈夫、私がきっと守って見せるから」
さあ、沖ノ島攻略作戦の準備が始まりました。
いくらでも書ける夏休みって最高ですね。まあ、イベント始まってしまったんであんまり書けなく寝るんですけどね・・・
さて提督は生き残れるのか!?次回『提督死す!?』お楽しみください。
中身に質問や感想がありましたらコメント宜しくお願いします。
あと、朝潮ちゃんの性格が定まってないので、オススメがあればコメントお願いします。
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