2018-02-04 13:19:40 更新

概要

パート2からの続きです、宜しければお付き合い願います


前書き

これまでのあらすじ

鎮守府を目指す翔太とオヤカタは小学校で休息中に野犬のボスの少女に出会う。

初めは敵意をむき出しにしてきた少女は何故か翔太の事を気に入ってしまった。

一方着任先の妹之浜鎮守府からも捜索が始まり、先任艦娘の足柄とその妹羽黒が小学校にたどり着いて翔太の自転車を見つけ、翔太を捜索中に少女が足柄に襲いかかる。

一方羽黒は学校に入り翔太を見つけ、先に車に乗って逃げてしまった。果たして羽黒の思惑は何か?そして戦いの最中に提督の車にひかれた少女の安否は?


始動!新生妹之浜鎮守府その1


妹之浜鎮守府医務室


翔太「……(スー、スー)」


羽黒「………」


潮「……」


潮「こ、この子が例の新人の」


羽黒「はい、翔太君です」


潮(…細い体つきだなぁ…顔もかなり女の子よりだし、言われなければ確かに男の子に見えない…ハッ!駄目駄目!本人が気にしてたらどうするの?)


羽黒「潮ちゃん?」


潮「は、はい、なんでしょうか?」


羽黒「今この鎮守府には私達しかいません」


潮「はい」


羽黒「そして翔太君はまだ寝ていますね?」


潮「はい」


羽黒「そして朝から翔太君は自転車で走りっぱなしでした」


潮「はい」


羽黒「乾いているとは言え汗まみれになって汚れているこの現状は無視できません」


潮「はい」


羽黒「しかし、今翔太君の荷物は置いてきてしまい、替えの服がありません」


潮「は、はい」


羽黒「そこで…潮ちゃん」


潮「は、はい…(ガクガクブルブル)」


羽黒「ちょっと…協力してもらいたいんですけど…良いですよねぇ(ニヤリ)」<●><●>


潮「は、はひ…(さ、逆らったら、こ、殺される!)」




ーーー


ブォォォォォン!


足柄「ちょっと!もっとスピードでないの!?」


提督「無茶ゆーな!全員回収した上にお前とそこのお荷物乗っけてんだからヨォ!」


那珂「ふぇぇぇん!この子かなり獣くさーい!」


若葉「この匂い…悪くない(キリッ)」


雷「全く…鎮守府に着いたらちゃんと洗ってあげないとね!(キラキラ!)」


叢雲「ギャーギャーうるっさいわよあんた達!少しは静かにしてよ!」


足柄「ならアンタこっちに座ってみなさいよ!臭くて声でもはりあげて誤魔化さなきゃやってらんないわよ!」


叢雲「嫌よ、匂いがうつるから(シレッ)」


足柄「いい度胸してんじゃない、鎮守府着いたらちょっとお話しましょ♪(ビキビキ!)」


叢雲「生憎そんなヒマは無いわよ。それに解らない事だらけだし」


提督「解らない事?」


叢雲「まず何で艦娘が野生化?ドロップ艦にしたって日常会話位は話せるのに?それにドロップ艦だとしたらどこで?海軍の規定ではドロップ艦は見つけた鎮守府が保護してそのまま所属か転属、または解体して資源を得る事が義務付けられてるから放置はまずあり得ないわ」


足柄「そういえばそうね。あっ、後『艤装』をつけてないわ。艤装は基本的に鎮守府でしか脱着できないはずだし」


提督「え?そうなのか?てっきり緊急時にパージできるもんだとばかり」


叢雲「それが出来たら轟沈する艦娘なんていないわよ」


足柄「艤装は私達の命を守るものでもあるけど、その代わり私達の肉体と魂は普通では取れないくらい艤装と深く繋がっているの。私達艦娘はそれを『艤装の見えない枷』と呼んでいるわ」


叢雲「だからこそ、提督たるアンタに課せられた責任は重いのよ」


提督「……解ってるさ、『沈ませない』とは保証できないが、『沈ませない』為の努力はするさ」


叢雲「頼りないわね。そこは『沈ませない!』位の見栄は張りなさいよ!」


提督「な、何も言えねぇ…」


足柄「まぁ落武者の事は通常運行だからほっといていいとして」


提督「お願いほっとかないで!僕泣いちゃう!」


足柄(問題は羽黒よ、さっき私を置いて行った時、目が据わっていたわ。翔太君に何かしてなきゃいいけど)


ーーーー


潮「あ、あの…」


潮「い、言われた通りわ、私の制服の予備を持ってきました」


羽黒「ありがとう、潮ちゃん」


羽黒「じゃあ…さっそく…」


羽黒『お着替えしましょうね♪翔太君♪』


バサッ!


羽黒はかけていた布団をめくり、翔太が身に付けている作業服(ツナギタイプ)を脱がし始めた。


カチャカチャ、ジーッ!


羽黒「♪~♪♪♪~♪♪♪」


潮(ま、まるでプレゼントの包みをあけるような嬉しそうな顔になってる。あっ前が全開になって)


シュルシュル


羽黒「よい…しょっと」


グイッ!


羽黒はツナギの前を全開にすると、翔太を軽く起こして肩の方から脱がし始めた。


羽黒「!?こ、これは…」


潮「!?」


羽黒「し、白のランシャツに」


グイッ!


潮(ああっ、ついに服が全部!)


羽黒「し、白のブリーフ///」


潮「あ、あう…///」


羽黒(可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い…)


潮(股関に、ふ、膨らみが…あ、あれが、お、男の人の///)


翔太「ん、んん…(ブルッ!)」


羽黒&潮(ビクッ!)


潮「は、羽黒さん」


羽黒「な、なあに?潮ちゃん」


潮「汗だらけの身体は…『拭いて』あげなきゃ駄目ですよね?(ニッコリ)」


羽黒「……!!そうですね、だから『仕方ない事なんです』よねぇ(ニヤリ)」


潮「(ハアハア)ちょうどタオルもお湯もありますから、早く拭いてあげましょう。このままでは風をひいてしまいますし、(スマホでパシャパシャ!)」


羽黒「(ハアハア)そうですね、じゃあさっそく(スマホでパシャパシャ!)」


フキフキ、フキフキ…


羽黒「……(ハアハア)」


潮「……(ハアハア)」


潮(どうしたんだろう///ドキドキして止まらない///)


翔太「スースー…」


潮「し、シャツを脱がせて…っと」


シュルシュル


潮(うわあ…きれいな肌だなぁ///それに…」


ツンツン


翔太「んんっ!(ビクン!)」


潮(この感度のいい乳首…もっといじったらどうなっちゃうのかな///?)


羽黒「……(ハアハア)」


フキフキ


翔太「ん!んんっ!(ビクンビクン!)」


羽黒(ウフフフ、しょーうたくーん♪反応が良いなあ~♪さて)


羽黒「じゃあいよいよ…」


潮「残りは…」


羽黒&潮「「デリケートゾーン(という名のお楽しみ)タイム♪」


羽黒「潮ちゃん、まずは前からだとショックが大きいから///後ろからやりましょう///」


潮「そ、そうですね///」


羽黒「じゃあ…」


潮「うつ伏せにして…」





羽黒&潮「「せーの///」


ズリッ!


羽黒「な、なんて…」


潮「か、可愛い…お尻」


プリン♪


羽黒&潮「「正に小桃尻!!」」


フキフキ……


羽黒「な、なんてプルプルなお尻。いつまでさわってても飽きがこないです(モミモミ)」


潮「(モミモミモミモミ)た、楽しいです!(キラキラ!)」


羽黒「潮ちゃんも解ってきたみたいで嬉しいです(ニコッ)」


羽黒「ではいよいよ…」


スルスル……


潮(ブ、ブリーフが、完全に取り払われて…)


パサッ


潮(うつ伏せのまま靴下残しで裸スタイル…アリです!)


羽黒「正面の息子さんと…」


潮(ドキドキ!)


羽黒「ご対面です!(クルッ!)」



























ガラガラッ!


霞「待たせたわね、新人の替えの服持ってきたわよ、さっさと起こして着替え……」


羽黒「…………」


潮「……………」


霞「………………」






翔太「ん、んん…(ムクリ)」


翔太「…おトイレ…(スタスタ)」


霞「……」


羽黒「……///」


潮「……///(か、可愛い息子さんです///)」


翔太「……あれ?ここどこ?確か…あれ?」


翔太「え!何で僕裸…」


ガラガラッ!


足柄「ちょっと羽黒!あんた…」


叢雲「ノックぐらいしなさ…」


提督「ん?どうし…」
































翔太「き…キャアアアアアアアアアアアアアアアア!」


一同((アンタがキャー言うんか!))




ーーー鎮守府執務室


提督「えー…まずは無事でな、何よりだ、し、翔太君」


翔太(霞が持ってきた牛さん柄フードつきパジャマ着用)「は、はい…ありがとうございます。この度はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした(ドヨーン)」


提督「あ、いや、き、気にしないでくれ」


全員((((空気が重い!!))))


提督「あー、それでだな、今君のお姉さ…いや、長内提督から連絡がきている。これから繋ぐから…腹を決めておけ、メチャクチャキレてたぞあの人(汗)」


翔太「ああ…やっぱりですか…」


提督「いくぞ…もしもし、先輩ですか?お待たせしました、今スピーカーに繋いでますんでそのままど」


長内提督『もしもし、翔太!大丈夫なの!』


翔太「は、はい!皆さんのおか」


長内提督『…こおんの、お馬鹿アアア!ーーーーーーーーーーーーーッ!!!』


翔太「ヒイッ!(ビクッ!)」


提督「うおっ!」


長内『私いつも口すっぱくして言ってたわよね!『最後の確認は慎重にやりなさい』って!アンタって子は整備じゃあミスしないくせに、日常であり得ないほどの凡ミスかますんだから!』


翔太「ご、ごめんなさい…」


長内『それにさっきまであの三馬鹿龍(翔太くん大好きっ子、雲龍・飛龍・蒼龍の3人)が『探しに行く!』って暴れて止めるの大変だったんだからね!』


翔太「す、すみません…」


長内提督『あといつも……(ガミガミ!)』


提督(……そういや先輩のお説教ってかなり長いんだよなぁ~。昔は良く俺がされてたの忘れてた)


ーーー数時間後


翔太「ヒック…エグッ…ごべんなざい」


提督(……俺もよく泣かされてたの思い出したわ(涙)


長内提督『…フゥ。まぁ今回はこれくらいにしてあげるけど、これからは自分の責任が大きい事を自覚しなさい!わかったわね!』


翔太「ぶぁい!」


長内提督『後、オヤカタにも言わなきゃ、オヤカタはそこにいる?』


翔太「?あれ?そういえば…」


提督「オヤカタ?ああウチにくる妖精さんか。そういや居ないな。どっか行ってんのかな?」


翔太「……(考え中)?あっ!?学校に置きっぱなしだ!」


提督「えっ!?まじで!?」


翔太「ど、どうしよう…(オロオロ!)」


提督「先輩、これに関しては翔太も気を失ってて、こちらに伝える事が出来なかったんで、ノーカンでオナシャス!」


長内提督『ハア!?…まぁ、仕方ないわ、アイツは朝までほっときなさい。少し頭冷やさせといて』


提督「ウィッス!」


長内提督『じゃあ通信を終わるけど、これからはちゃんと1人でやるのよ、わかった?』


翔太「はい!」


長内提督『よろしい、じゃあ』


提督「あっ、そうだ先輩!ちょっと相談があるんですけど」


長内提督『え?何?』


提督「実は…」



ーーーーー


長内提督『野生化した艦娘ねぇ…普段だったら冗談かと思うけど、翔太まで言ってるなら本当のようね』


提督「ウチも立ち上げてまだ間もないので、戦力は1人でも多く欲しいとこなんですけど、こちらの指揮を聞かないのでは話にならないので何か策があるでしょうか?」


長内提督『生憎私では専門外だわ。どうにもならないわよ』


提督「そうですか…」


長内提督『でも、そういう“普通じゃない艦娘が在籍する鎮守府”なら知ってるから、連絡をとってみてくれるかしら?翔太の事も知ってるから話は早いはずよ』


翔太「ねえさ…提督!それって!(キラキラ!)」


長内提督『ええ、戦功ランキング第2位にして船着山に次ぐ武闘派の鎮守府、八点葉鎮守府の提督ならわかるかもしれないわ』


翔太「あ、兄貴に連絡してもいいの!?(キラキラ♪)」


長内提督『翔太…アンタ本当にあの人が好きね』


翔太「それはそうだよ!あこがれの人だもん!」


長内提督『ハア…あの人みたいにはなって欲しくないけど、仕方ないわね、私から連絡してそちらに連絡してもらうようにするから、失礼の無いようにね』


翔太「はい♪」


長内提督『じゃあ頑張るのよ、翔太、西条君、翔太の事くれぐれも頼むわよ』


提督「了解!」


長内提督『じゃあね』


ブツッ!


提督「ハア…とりあえずは山一つ越えたってとこか」


翔太「はい!」


提督「ところで八点葉の提督と知り合いなのか?」


翔太「なんでも船着山鎮守府の提督直々に指導を授けられて研修を終えられたのが僕の姉さんと八点葉の兄貴だけだそうで、八点葉の兄貴は姉さんの先輩にあたるそうです。昔からよく姉護島に来てくれて、僕もよく遊んでもらいました♪」


提督「そうか…何か緊張してきたな。俺みたいなペーペーの提督がランキング2位の方と話するなんて」


翔太「大丈夫ですよ♪仕事には厳しいけど、根は優しい人ですから」


ジリリリリン!ジリリリリン!


提督「はい、執務室」


潮「あ、あの、八点葉鎮守府の提督から連絡が…」


提督「すぐに繋いでくれ」


潮「は、はい!」


ブツッ!


提督「もしもし、私、妹之浜鎮守府の提督を勤めております、西条と申します」





八点葉鎮守府提督『どうも、八点葉鎮守府提督、細井と申します』


ーーーー


細井「なるほど…野生化した艦娘ねぇ…」


提督「何か策はあるでしょうか?」


細井「ウチには変わった奴らがゴロゴロいるが、流石に野生化した奴はいねぇな」


提督「そ、そうですか…」


細井「本来ならウチに連れてきてもらって調べてみるべきなんだが…今ウチの連中に資料を調べさせているから結果待ちってとこだな」


提督「お手数をおかけして申し訳ありません、細井提督…」


細井「なあに、翔太は俺達の弟みたいなもんだし、お前さんだって長内の後輩なんだから気にすんなって!(アハハハ!)」


提督「あ、ありがとうございます!細井提督!」


細井「ところで翔太?いるか?」


翔太「はい!お久しぶりです!兄貴!」


細井「アハハハハハ!元気そうでなによりだ!」


翔太「ちゃんと兄貴に言われたようにトレーニングもやってます!今度また指導をお願いします♪」


細井「わかったわかった、だが翔太!お前さんの本分を疎かにする事がないようにしろよ!」


翔太「押忍!」


細井「あ、そうだ西条君!」


提督「お、押忍!」


細井「ちょっと頼みたい事があるんだけどいいか?」


提督「?何でしょう?」


細井「実は来月に俺と船着山の先輩と長内の3人で元帥のじいさんのサプライズ誕生日パーティーやるんで、その時に翔太を連れてきて欲しいんだが、頼めるか?」


提督「え?それは大丈夫ですが…」


細井「なら、よろしく頼むよ。元帥のじいさん、子どもがいなくて翔太を一目見た時から孫みたいに可愛がっててさ、翔太が赤ん坊の時なんか長内のところから大本営に連れていこうとして危うく姉護島の連中がクーデター起こしかけたくらいだぜ!(アハハハハハ)」


妹之浜一同((((わ、笑えねー!))))


細井「まぁ、先代の七尾元帥から今の元帥に代わって10年、海軍も大分風通しが良くなってきたからな、たまには元帥の労を労ってやりたいんだ」


提督「了解しました、そういう事なら協力させて下さい!」


細井「すまない、頼むよ…っと、ようやくきたか…」


細井「……ウチに昔いた奴の中に、似たような例があったらしい、それによると…」



ーーーーかつて八点葉鎮守府に艤装を身につけていない、所属不明の艦娘が海上で保護された時、まるで廃人のような状態で会話が成り立たず、仕方なしに解体したと記録されており、予想としては深海の連中に捕まった際に艤装を無理矢理はがされた結果、廃人のようになったのではないか?と追記されていた。


細井「う~ん…」


提督「……その資料から考えると、野生化からの復帰は…」


細井「絶望的、としか言いようがないな(ハア…)」






























??「ちょっと待った、ケツ論を出すにはまだ早いんじゃないの?」


提督「?誰だ?」


♪~♪♪~♪♪♪~♪♪♪


霞「?何?このミュージック?」


♪~♪♪♪♪~~~


那珂「た、確か10年位前にネットで流行った…『バラライカ』のはず」


♪~~♪♪♪♪


潮「み、見てください!て、天井に魔方陣みたいな光が!」


♪~~~ヤラナイカ!♪


叢雲「…何でかしら、とてつもなく嫌な予感しかしないんだけど…(汗)」


ウッホ!ウッホ!ウッホ!ウッホ!ウッホ!♪


足柄「私疲れてるのかしら?、青いツナギ着た男が踊りながら降りてきたんだけど」


ヤラナイカ♪


羽黒「姉さん…幻覚じゃなくて…現実です」


ウッホ!ウッホ!ウッホ!ウッホ!ウッホ!ウッホ!♪



雷「何だか楽しそうね!」


ヤラナイカ!♪


若葉「伝説の……いい男だ」


♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪♪♪~


翔太「あ…あれは!」


♪♪♪♪♪♪♪~♪♪


??「翔太、久しぶりじゃないの!」

















翔太「ア……アベさん!」


アベ「オゥよ、八点葉鎮守府上位妖精10ケツ衆の1人、『衝撃のアベさん』、見参だ!」



妹之浜一同((((なんか子供の教育上会わせちゃいけなさそうなのが来ちゃった!!!))))


翔太「お久しぶりです!」


アベ「おっ、元気そうじゃないの」


翔太「アベさんも相変わらずたくましい身体ですね♪」


アベ「うれしい事言ってくれるじゃないの、じゃあ再開記念に一発…」


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


アベ「ん?」


<●><●><●><●>…………


雷&若葉以外の全員(((((たとえ冗談でもそれから先で余計なことを言ってみろ、本当の地獄を見せてやるぞ!!!))))))


アベ「さ、再開記念に後で翔太のトレーニング指導とイこうじゃないの…」


翔太「やったあ♪ありがとうございます、アベさん!」


叢雲「足柄、解ってるわね?(ヒソヒソ)」


足柄「ええ、何があってもあれを翔太君と二人っきりにはさせないわ(ヒソヒソ)」


足柄(上位妖精か何かは知らないけど、私の『翔太君お婿さん計画』の邪魔になるなら…)


<●><●>(KO・RO・SU)


アベ(な、なんだか寒気が…)ガクブル…


翔太「そうだ、皆さんに紹介します、上位妖精のアベさんです!」


アベ「ご紹介にあずかったアベだ。普段は八点葉所属だが、兄貴から翔太の着任祝いに『艦隊が軌道に乗るまで面倒をみてやってくれ』って頼まれて来た、よろしくな!」


細井『アベさんは艦娘治療のエキスパートでもある、今度の事にはうってつけだから安心してくれ』


全員(((((いや、艦娘じゃなくて翔太と提督が危ない気がする!)))))



ーーー


アベ「さて、まずはクランケの状態を把握したいんだが…」


翔太「今は入渠中です。もうすぐ終わると思いますけど…」


アベ「そうか、長い野生化生活で身体も傷ついてたんだな。艦娘は入渠以外じゃ身体を治せないから余計辛かったろうに…」


提督&足柄((い、言えない!乱闘した挙げ句車で轢いちゃったなんて言える訳がない!))


若葉「ところでアベさん」


アベ「おっと、なんだいお嬢ちゃん?俺のスリーサイズが聞きたいのかい?」


若葉「いや、先ほど上位妖精と聞いたが、妖精にランクがあるのか?」


雷「確かに聞いた事ないわね?」


叢雲「それにさっきからウチの妖精さん達が落ちつかない様子なんだけど、アンタと何か関係あるの?」


アベ「まぁ仕方ないさ、俺達上位妖精は八点葉鎮守府にしかいないし、居るつもりもない」


アベ「今回は兄貴直々の頼みだし、翔太もいるからOkしたのさ」


那珂「ところで上位妖精って普通の妖精さんと何が違うの?」


アベ「普通の妖精は艦娘と提督にしか見えないんだが、俺達上位妖精は普通の人間にも見えるんだ」


アベ「さらに普通の妖精は生まれた鎮守府にしか居られないが、俺達は望めばどこの鎮守府にでも行けるのさ。ま、翔太の相棒のオヤカタは上位に近い中位妖精だから翔太の助けがあればどこでも行けるがな」


翔太「そういえば昔聞いた事があったような気が…」


アベ「覚えてなくても無理はないさ、何せ翔太に教えたのは5歳位の時だったからな」


ビーーーッ!ビーーーッ!


提督「おっ、入渠が完了したようだな」


霞「私が迎えに行くわ。後、悪いけど翔太も来てくれる?無意味に暴れられたら困るけどアンタがいるならそこまで無茶はしないでしょ」


翔太「はい!」


霞「じゃあ行ってくるわね」


提督「おぅ、頼むわ」






アベ「…………よし、ここからはちょっと全員に肝に命じて欲しい事がある」


一同「??」


アベ「翔太を狙っている連中についてだ」


足柄「翔太君を狙っているですって!(クワッ!)」


アベ「そんな怖い顔しないでくれよ、話しづらくなる」


足柄「いいからさっさと教えなさい!ハリーハリーハリー!」


アベ「(…一番ヤバいのはこの人じゃないか?)わ、解った…」


アベ「今翔太を狙っている奴らは大きく分けて3つの勢力がある」


アベ「『新世代派』と『旧元帥派』、そしてどちらにも属さない『中立派』だ」


アベ「その前に何故狙われるか?それは翔太が持つ『建造・開発率100%』能力の為だ」


提督「建造・開発100%?」


アベ「簡単に言えば翔太は現在知られている艦娘や装備なら何でも作れるんだ」


提督「ええ!じゃあ今やオーパーツと言われる『震電改』も!?」


アベ「姉護島の古参空母は翔太が開発したやつを全員が装備してる」


叢雲「特殊海域でしか出会えない娘達も!?」


アベ「ウチにいるのは皆工廠出身だ」


那珂「スッごーい!じゃあ私達の装備も新調してもらおうようよ!」








アベ「駄目だ」


那珂「ええーーー!何で!?」


アベ「簡単だ、早いうちから高性能の装備をしていると装備頼みの闘い方しかできなくなるし、何より翔太にとってマイナスにしかならないからだ」


若葉「その言い方だと何かあったように聞こえるが」


アベ「翔太が姉護島にいたころ、大本営から無茶な連戦要求があってな、皆身体も装備もボロボロだった」


アベ「その時に翔太が『皆を沈ませたくないから』と最高クラスの装備を全員分作ったんだが、その直後に意識不明の状態で倒れて、目が覚めても2ヶ月も眠れないほどの痛みに苛まれた」


アベ「理由が解らなかった姉護島の提督が俺を呼んで調べた結果、建造・開発の100%成功の代償に翔太は自分の肉体の成長を使っていたんだ」


アベ「翔太は今11歳だ。運動も食事も睡眠もちゃんとしてる、育ち盛りのはずなのに体が小学校1~2年並みの身長から一向に成長しないままだ」


アベ「もし今後また建造・開発をアイツにさせようものなら下手をすれば死に至る危険もある」


アベ「だから翔太には必ず整備だけをさせてくれ、もし何かあった場合は…」



<●><●>


アベ「船着山・八点葉・姉護島の戦功ランクトップ3を敵に回すと心得ておいてくれ」








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2018-01-07 17:04:24

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21件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2017-10-20 06:35:42 ID: LbNzziez

羽黒先輩。此はマズイですよ!

2: ムフロン 2017-10-20 13:30:38 ID: kwFag1Mr

1氏、ご覧いただきありがとうございます。

羽黒さんは素敵な女性です(白目)

頑張っていきますので、宜しくお願いします!

3: SS好きの名無しさん 2017-10-31 21:38:02 ID: xG3ofLIs

雲竜ねえちゃーん!たづけてー!
怖いなあお外は恐ろしいなあ。

4: SS好きの名無しさん 2017-11-01 11:37:18 ID: 72fr5CrK

やべーよ‥‥妙高型やべーよ‥‥!(他の姉妹への風評被害)

5: ムフロン 2017-11-04 22:38:00 ID: anP9m6Mf

3氏、ご覧いただきありがとうございます!

翔太には外も内もヤバいショタコンだらけなので、さらにヤバくしていく予定です!頑張っていきます!

6: ムフロン 2017-11-04 22:40:39 ID: anP9m6Mf

4氏、ご覧いただきありがとうございます。

妙高型は素敵な姉妹です(白眼)

餓えた狼さんもいるのでこれからますますカオスになる予定ですので、よろしくお願いします!

7: SS好きの名無しさん 2017-11-05 08:29:36 ID: yu4yCYqo

ママが母が。姉として転生した瞬間である!
真女神転生!

8: ムフロン 2017-11-05 13:21:38 ID: IH3VG2xu

7氏、ご覧いただきありがとうございます。

まだまだこれからが本番です(ゲス顔)頑張っていきますので、よろしくお願いします!

9: SS好きの名無しさん 2017-11-05 13:34:42 ID: iNIqwhLr

霞「屋上へ行こうぜ‥‥久々にキレちまったよ‥‥(金太郎)」
これはギルティパターン‥‥!?

10: ムフロン 2017-11-06 07:19:23 ID: qp2hm9NA

9氏、ご覧いただき、ありがとうございます。

さあて、どうなるかなあ~?

頑張っていきますのでよろしくお願いいたします!

11: SS好きの名無しさん 2017-11-10 21:26:02 ID: yneQ75s_

oh……こ……この鎮守府に異常はないな。(白目)
ムフロンさん続き頑張って下さい。

12: ムフロン 2017-11-10 23:35:26 ID: EUnpnYdu

11氏、ご覧いただきありがとうございます。

…平和な世界ですね(白眼)

頑張っていきますので、宜しくお願いします!

13: SS好きの名無しさん 2017-11-25 13:54:09 ID: C2CQ0SsY

誇り高い獣は自らが認めた主だけに忠義を尽くす。夕立は彼にしか飼いこなせないだろうね。

14: SS好きの名無しさん 2017-11-25 14:52:20 ID: C2CQ0SsY

可愛いゾウサンだろう?こいつな本気出したら如意棒になるねんw

15: ムフロン 2017-11-26 14:42:31 ID: q9EsysdH

13氏、ご覧いただきありがとうございます。

このSSの夕立は一筋縄ではいかないので、書く方も探り探りです(苦笑)

16: ムフロン 2017-11-26 14:45:15 ID: q9EsysdH

14氏、ご覧いただきありがとうございます。

その如意棒を狙う(登場予定の)娘が多すぎて、誰から出していいやら…

とりあえず某有明の女王(笑)は出す予定です。お楽しみに!

17: SS好きの名無しさん 2017-11-29 12:57:50 ID: nqxnI1Ec

ア、アニキー!!!アニアニ!アニキー!!(怪文)

翔太くんがあっち側に行かず、細井兄貴みたいに性格イケメンになる事を祈るのみ…。
祈るのみ…。
…なりますよね?(震え声)

18: ムフロン 2017-11-30 15:07:09 ID: 4P9C5u-C

17氏、ご覧いただきありがとうございます。

ご安心ください!ヤバくなるその前に止めてくれる人だらけですから(笑)

19: SS好きの名無しさん 2018-01-07 12:00:11 ID: A1TtQpCY

大丈夫だ!アベさんは子供には優しい味方だからw

20: SS好きの名無しさん 2018-01-07 17:05:57 ID: gv-MJEec

あれ、百合から薔薇に変わりつつある?(白目)

21: ムフロン 2018-01-08 09:37:04 ID: 0kBrr8CR

19氏、ご覧いただきありがとうございます。

アベさんも流石に手は出さないと思います(笑)

20氏、ご覧いただきありがとうございます。

薔薇も百合も咲き乱れるのがこの鎮守府です!(白目)





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1: SS好きの名無しさん 2017-11-01 11:38:31 ID: 72fr5CrK

桃!少年!sex!(アーッ!ケンペイサマ!オユルシヲ!)

2: SS好きの名無しさん 2018-01-07 12:01:34 ID: A1TtQpCY

狩られる者の意地を魅せてくれ!


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